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2006年3月24日 (金)

『幽霊屋敷の蛇淫』 1964年

 

『幽霊屋敷の蛇淫』(『Danza Macabra』 『The Castle of Terror 1964年 オリジナル95分)

『地球最終戦争』『SOS地球を救え』『惑星からの侵略』等々のあまり芳しくない作品でSFファンに知られているアンソニー・ドーソン先生の代表作。かのスティーブン・キングもこの映画をホラー評論集のタイトルに使った(「死の舞踏」)に使っております。ドーソン先生、やるときゃやるのです。

これは今はなきディレクTVSFチャンネルで録画したものです。放映時間の関係で多少カットされております。そのため映画に矛盾が出ることもありますがまあ、あんまり気にしないでください。

陰鬱なロンドンの情景。とある街角に一台の馬車。降りてきた男は酒場に入っていきます。そしてテーブルに座って「そは半年前にみまかりしわがいとこなり。白き歯の輝きが我が目をうたん」と大声で自作の詩を朗読しているおじさんにご挨拶。じつはこのおじさん、かの有名なエドガー・アラン・ポー(モンゴメリー・グレン)だったのであります。男はアラン・フォスター(ジョルジュ・リヴィエール)といいましてなんだか映画のノヴェライズ書きそうな名前ですが(笑)、彼はタイムズ紙の記者。彼はロンドン滞在中のエドガー・アラン・ポーに単独インタヴューを申し込んだのであります。

 にこやかに了承するポー。彼はフォスターとしばらく話をするのですが、いきなりこんなことを言い出した。「私は巷間言われているような小説家ではない。いわば君と同じ、記者だ。私は本当の、実在する話を書いているのだよ」「は、はあ?」当然ながらアランは信じません。ポーはさらに「死など存在しない。墓に入るだけでそのまま実在し続けるのだ」「はあ、でもそれはないですよ。死の先には魂があるだけです。死者は死んだまま、そのまんまですよ」この実りのない論争に割って入ったのがじーっと沈黙と続けていたポーの友人、ブラックウッド伯爵でした。「あなた、私の城で一夜を過ごしませんか。100ポンド賭けますよ。私の城は一年前新婚夫婦、花嫁の方は私の妻のいとこだったのですが、が行方不明になっていらい無人となっているのです。私は何度か同じような賭けをしたのですが」ブラックウッド伯爵、ここで壮絶なる笑みを浮かべまして「みんな死んでしまいました。どうです、あなた、これに挑戦しませんか」

 さあ、こうなったらアラン、意地でも後には引けない。でも彼はあんまりお金を持っていなかったので「あのすみません、100ポンドはきついので10ポンドにしてください」まあ、負けちゃったら死んでしまうので(笑)あんまり掛け金のことは考えなくてもいいと思うのですが。さあ、賭けは成立しました。伯爵は言います。「じゃあ、さっそく今夜から城に入って貰いましょうか」「ええ、それは急ですな」「ふふふ、今夜は人呼んで死者の夜、死者が甦って過去の惨劇を繰り返すと言われる夜ですからな、どうしても今夜じゃなくちゃいけない」「おー、それは良い記事になりそうですな」アラン強がり言ってるけれども、もうこの時点でびびってる(笑)。

 馬車で2時間かけて伯爵の城へ。馬車の中でアランはさらにポーにインタビューをするのですが放送の都合上カットされているみたいです。だからあっという間に城に着いてしまいます。馬車から降りるアラン。伯爵は「考え直した方がいいですよ、まだ間に合いますよ」「そうしたら10ポンド取られちゃうじゃないですか」「そうですか、では明朝迎えに参ります」はい、馬車は走り去ってしまいました。アランは闇の中に聳え立ついかにもなんか出そうな城を見上げてため息(笑)。しょうがないので城に向うべく前庭に足を踏み入れます。びくびくおどおどと歩いておりますと、猫がしゃーっ、風で木の枝がぱきぱきぱき・・・、アラン、その度に飛び上がってもう涙目ですよ。おまけになにやらドレスが落ちているし、一体なんだここは。アラン、ようやく城にたどり着いて中に入ったのでした。

 あちこちで蝋燭や蜀台に火をつけて部屋を照らしほっと一息つくアランです。「よっしゃ、城の中を調べてみるか」いろいろ歩き回る訳ですよ。そうしたら今度は窓が風でがたーん、時計がごーんごーん、しまいには鏡に映った自分の姿を見て腰を抜かしそうになるアラン(大笑い)。こんなんで朝まで頑張れるんかいの。そうかと思ったら飾ってある美しい女性の肖像画がゆらゆらゆれて思わずアラン、目を擦ります。次に隣の部屋から聞こえてきたのがなんとも大時代なハープシコードの音色。なんだ、なんだと覗いてみたアランは仰天、なんとその部屋で舞踏会やっているではありませんか。またまた目をこするアラン、するとドアがばーんと大きな音を立てて閉まったのです。アラン、また飛び上がって「もー、勘弁して」おそる、おそるドアを開けてみると、舞踏会をやっていた人間はきれいさっぱり消えていてハープシコードがあるだけでした。

このへんはアレですな、何、アレと言われても分からない、アレ、スティーブン・キング原作の映画『シャイニング』ですよ。あのオーヴァールックホテルで夜な夜な開かれる怪しいパーティの元ネタはこの映画だったのですねえ。

 よせばいいのにそのハープシコードを弾いてみるアラン、するとその背後から手が、ばーん!びくっとして振り返ったアランが見たものは美しい妙齢の女性、エリザベス(バーバラ・スティール)だったのであります。「ふふふ、あなた、兄から言われてきたの?」「えっ、えっ、えっ?」アランはしどろもどろになって「いや、兄って、あなたブラックウッド伯爵の妹さんですか、あ、あの、誰もいないって聞いたから、おれ、アランっていいます」エリザベスは嫣然と微笑んで「私はエリザベスよ。兄は私が死んだと言っているのです。だって私は兄の世界から消えたから、庭師との結婚に反対された時から」どうも訳の分からないことをいう娘さんですが、まあ美人だからいいやと密かに考えるアランです(笑)。

 「で、あなたは兄との賭けでここにきたんでしょ、あの人、毎年やるのよねえ。いいわ、私とあなたで協力して兄を負かしてしまいましょう」ここでエリザベス、アランを寝室に案内します。途中、またまたあの女の肖像画がゆらり、ゆらり。「わあ、まただ。さっきもゆれていたぞ」びびりまくるアラン。しかしエリザベスは平然と「あれはね、ジュリアなの。すぐに会えるでしょう」また訳の分からんことを言ってけつかる。寝室に入ったらベッドに二人並んで仲良くお話。「ねえ、あなたのことを聞かせて」ぐいぐいエリザベス迫ってきます。アランは顔を上気させながら「あの、私はロンドンの記者で独身で孤独でーす」合コンやっとるんか、お前は(笑)。「そう、孤独なの」さらにエリザベスが迫ろうとしたとき、新たな登場人物が部屋に乱入。ジュリア(マルガリート・ロブサム)でした。彼女はアランを見て「あら、見慣れない顔ね」エリザベス、カッとなって「もう邪魔しないで!」

 しかし結局ジュリアの「彼を休ませてあげるのです」という鶴の一声でエリザベスは部屋をでていくのです。ジュリアはちょっと残念そうなアランに「ではまた」「朝にお会いしましょう」ジュリアはかぶりをふって「いいえ、もうあえないわ」「というと、出立なさるので」「違う、昼間は駄目なのよ」いよいよもってヘンなことを言う人たちだなあ。アラン、首をかしげるのでした。部屋の外ではジュリアとエリザベスが激しい言い争いを始めます。エリザベスは「私はあの人を愛しているの。そうしてあの人と一緒にここを出て行くの。幸せになるのよ」ジュリアは悲しげに「だめ、あなたはこの城に囚われているから出ていくことなんてできない。幸せになることもできないわ」「うそよ、うそよ」絶叫するエリザベス、はあはあ、だいたい彼女らの正体が分かってきましたな。

 女に逃げられて(笑)手持ち無沙汰となったアランは部屋を探り始めます。すると何時の物か分からないけれども「真夜中、庭の樫の木の下で待つ、パーパス」なんてメモが出てきた。カルマス著「医学療法の初歩」なんていう本も出てきた。分かりやすい伏線!この時密かにエリザベスが戻ってきた。「ああ、あたし、あななにどうしても会いたかったの、ダーリン」「僕もだよ、エリザベス」「ああ、私を抱いて」「ああ、君は綺麗だ、エリザベス」「ああ、キスしてダーリン」「ああ、××××××だ」「ああ、あなたこそ、あ××××よ」「ああ」「おお」ベッドイーン!しかし映画とはいえよくもこんないやらしいこと言えますな。私なぞ映画見ながら顔赤くしてしまいましたよ。

 この様子を伺っていたジュリア。ここに別の男が現れて「今エリザベスはどうしているんだ」と尋ねます。「男とヤッているわよ。こうしちゃいられないわ、パーパスに知らせなくちゃ」歩き去るジュリア。残されたこの男はなにやら考え込んでおります。一方、一回済ませたアランとエリザベス、ベッドの中で語り合っておりますな。ふとエリザベスの胸に頭を乗せたアラン、ぎょっとして飛び起きます。「エリザベス、君、心臓動いてないよ!」さあ、とうとう秘密がばれた。エリザベス、ついに観念。「実は私は10年前に死んでいるの」と言い出したのでありました。さらにいきなりドアが開いて「てめえ、エリザベス、何やってけつかる!」いきなり飛び込んできた男。エリザベスは「パーパス!」と叫びます。すると彼がさっきジュリアの言っていた・・・。と考えるまもなくパーパスはナイフ振り上げて「この売女!どうしてはじめて会った男と簡単にヤッちゃうんだ!」ぐさーっ、エリザベスをさしてしまうのです。「びわーっ」倒れ付すエリザベス。アランは彼女を守るべく懐から拳銃取り出して逃げ出したパーパスの後を追います。そして追いつめてから拳銃を乱射。パーパスも「びわーっ」と倒れるのでした。しかし、怪奇なことに彼の体はすっと消えてしまったのです。またまた目をこするアラン。でもやっぱりパーパスは消えたまま。おまけに部屋へ戻ってみるとエリザベスの死体まで消えていたという・・・。

はい、もう分かりましたね。要するにこの城で出てくるキャラクターはみーんな幽霊、幽的なんですねー。

 城の中を探し回るアラン。そしたらさっきジュリアにエリザベスのことを聞いた謎の男が現れた。「うわあ、またヘンな人が出てきた」アラン、うんざりの体です。男はそんなアランの態度にも動ずることなく「私はカルマス博士(ヘンリー・クルーガー)、この城を借りてある種の実験をしていました」と自己紹介。彼はさらに「エリザベスのことは忘れなさい。彼女の世界はあなたのそれとは違うのですから」まあ、こういうこの博士も死んだと伝えられている訳で・・・。しかし、納得できないアラン、「いや、そんなことはない、彼女は確かに実在した。あの感触は間違いない」あの感触ってどこの感触なんだよ、コノヤロー!博士は彼をなだめるように「人間というのは三つの要素で構成されておる。肉体、これが一番脆弱ですな。魂、これもたいした影響力を持たない。問題は三つ目の感覚ですよ。これは死んだ後でも残る。特に殺されたりした場合、その影響力は一層強くなる」

 カルマス博士は「実験で証明しよう」と言い出します。そしてどこからか取り出したのは本物の蛇。それを板の上に乗せると、わあ、本当に蛇の首跳ねちゃったぁ(大笑い)。ぴくぴくともがく蛇!しかしまもなく蛇は死んでしまいます。ここで博士、指をつーっと切断された蛇の頭に近づけて「でも感覚は死んでいない」ばっと蛇の頭が起き上がって博士の指に噛み付こうとするのです。「ほら、ごらんなさい、私の言ったとおりでしょう」これは蛇の生命力が強いだけじゃないすかねえ(笑)。

 カルマス博士はさらにアランを前庭に案内します。「ほら、エリザベスはあの墓の下に埋まってますよ。ジュリアだって同じだ」「信じられない」アラン首を振って「だからあの感触が死者のものだなんてとても思えない」だから、あの感触ってどこの感触なんだっての(笑)。カルマスはにやっとして「全ては運命の犠牲者。今宵は112日、死者の夜。死者は甦り運命の時を繰り返すのです」はあ、はあ、だんだん分かってきましたぞ。ぼーんと時計がなっていきなり眼前が明るくなった。ぎょっとするフォスター、すると彼の目の前がむやむやとゆがんでああ、舞踏会だ、これはエリザベスの夫ウィリアムの帰国を祝って開かれた舞踏会だ。そしてその夫の留守の間にエリザベスとよろしくやっていたのがあのパーパスだったのであります。パーパスはお客様の見送りで外に出てきたエリザベスを捕まえます。そして物置に連れ込むと「なんだよ、君は僕を愛していると言ったじゃないか」エリザベスは「だって、私はあの人の妻なのよ、あなたとどうなることもできないのよ」パーパス、うきーっと怒って「君はあいつとヤルなよ、もしヤリやがったら誓って殺してやるからな」

 でもエリザベス、夫とヤッちゃう。するとがばーんと寝室の扉が開いて飛び込んできたのがパーパス。「だからヤッたら殺すといっただろ」と叫ぶなりウィリアムの首をがっ。あっさり絞め殺してしまいます。エリザベス、あまりのことに「ドギャーッ」と悲鳴。怖いのは分かるけど、「ドギャーッ」って何だよ(笑)。パーパスはエリザベスの首をもしめようとするのですが、さっきの悲鳴を聞きつけたジュリアが飛び込んできて蜀台でパーパスの頭をぼかっ。殴り殺してしまいました。ジュリアはエリザベスを抱きしめて「いつか、こうなるのではないかと思っていたわ。でももう安心よ、私がパーパス殺したから」しかし、何を考えたかエリザベス、ジュリアをナイフで刺してしまうのですなあ。「びわーっ」あっさりと死んでしまうジュリア。エリザベスはもう一度、「ドギャーッ」と悲鳴を上げてふらふらとどこかへ去ってしまいました。「これは過去の出来事」カルマス博士の声が響きます。「死者は異次元に存在し、死者の夜に甦って惨劇を繰り返すのだ」

 この光景に目を奪われていたアラン、はっと気がつくとベッドの死体は消えていました。カルマス博士もどっかに行っちゃいました。彼はエリザベスを求めて城の中をさまよいます。もういい加減いやになっていたアランはよろよろ歩き回りながら「もうたくさんっす、賭けは僕の負けでいいっす。10フラン払うっすから勘弁してください」しかし、こんなことで済むはずがない。彼の前に再びカルマス博士が現れたのです。しかし、今度のカルマス博士、どうやらアランの姿が目に入らぬよう。声をかけても気がつきません。すると、今回の彼は過去の存在なのかしら。このカルマス博士、城の中をさまよいます。もう出てくる奴みんなさまようという・・・。そしてたどり着いたのが地下室。ここが廟堂になっておりまして、棺おけやらミイラがごろごろしている訳ですねえ。よせばいいのにカルマス博士、ある棺おけの蓋を開けちゃった。中に入っていたのはおお、あれはまごうことなきエリザベスのミイラ。ぎょっとして立ちすくむカルマス博士の前で棺おけからむくむくと白い煙が・・・。「こら、いかん」怯えた博士は地下室を出て自分の書斎となっている部屋へ戻るのでした。

 するとまたもパーパス出てきて、ナイフを振り上げます。アラン、思わず「博士、危ない」と声を掛けたのですがもちろん聞こえません。博士、あえなくパーパスに刺し殺されてしまいました。そして響き渡る博士の声。「これが私の運命だった」博士、消えてしまいました。もう何が何だか分からないフォスター。しかも彼はへんな紙切れを見つけるのです。その紙切れには「血こそ死せるものを復活させるものなり、生命の泉、我らの泉はこの城ならん」なんてへんなことが書いてある。そして読み終わったとたんに「ハハハハハ」響きわたる謎の声。

 へろへろのフォスターですが、さらにまた二人の男女がやってきた。「うわあ、素敵な城ね、私達の初夜に相応しいわ」なんて言ってやがる。あ、この二人はアレだ、一年前この城に入って行方不明になったというあの新婚夫婦だ。二人はアランの「やめろ、殺されるぞ、戻ってこい」という叫びにも関わらず、まあ、聞こえてませんからね(笑)。寝室に入っていちゃいちゃ。そして例によってパーパスによってどすぐさべしゃばりと殺されてしまったのでした。アラン、「いや、本当にシャレにならないから、勘弁して、ここから出して」

 彼の周りに死者達が集まります。カルマスが「運命を受け入れよ」、ジュリアが「今度はあなたの番よ」、あの新婚夫婦が「復活には血が必要なの」、ハーパス、無言でナイフを振り上げる(笑)。しかしここで彼を助けたのがエリザベスでした。彼女はアランの手を引っ張って「さ、こっちよ」と別の部屋に引っ張り込みます。アラン、夢中で逃げるのですが、いつの間にかあの地下廟堂に迷い込んでしまったのです。そしてカルマスの時と同じく棺おけから煙が!むやむやと現れたのがジュリアでした。また他の奴らもいつの間にか集まってきて「血をくれー」の大合唱。ここで再び彼を助けたのがエリザベスって繰り返すなよ(笑)。地下廟堂の隠し扉がクルリと回ってアランはエリザベスと一緒に地下通路に入ります。「さ、ここから逃げて」「君も一緒にいこう」「だめよ、私はあなたの世界には戻れない、だって死んでいるから」それでも無理やりエリザベスの手を引っ張って逃げようとするアラン。「だから駄目だったらー」外に出たとたん、エリザベスはばたりと倒れて、ああ、骸骨になっちゃった(大笑い)。アラン、目の前に「エリザベス・ブラックウッド」と記されている墓があるのを見て戦慄するのでした。

 しかし、死者たちはまだおってくる。むわんむわんと集まってきて「血をくれー」「逃げられないぞ」アラン、走って彼らを引き離し門を開けて脱出することに成功したのでした。しかし、ほっとしたのもつかの間、開け放たれた門が突然しまって飾りがアランの首筋にぐさーっ。アラン、立ったまま息絶えたのであります。

 さあ、朝になって約束どおりに馬車で迎えにきたポーとブラック・ウッド伯爵。「あ、アラン、門のところで私ら待っている。伯爵、賭けはあなたの負けですな」でもアランは死んでいた。門の飾りが突き刺さって立ったまま死んでいた。慄然とするポー。しかし、伯爵はアランの死体の懐をまさぐって財布を取り出します。「気の毒だが負けは負けだからな」10ポンド札を抜き取るせこさ(笑)。二人はアランをそのままにしてってひでぇ、馬車に乗り込み城を立ち去るのです。ラスト、ポーのモノローグ、「この話を書いても人は言うだろう、よくできたつくり話だね」と。さらにエリザベスの声が「アラン、ありがとう、私のために残ってくれたのね」「そうさ、エリザベス」と答えるアランの声でエンドマーク。

 公開当時このラストシーンで観客がいっせいに「ちゃうちゃう、残りたくて残ったのと違うで!」とツッコンだそうであります。

 それとポー、これは作り話にしか思われないって、別にあなたが城の中の出来事を知っている訳ではないですから、たんに男が事故死したというだけでしょ。これで作り話だねとは言われないと思うのですが。

 モノクロ・スタンダード、モノラル音声。例によって画質は駄目駄目。黒が浮いててノイズもひどい。それでいて暗い場面になると何やっているのか分からない。音質もぴーぴーというノイズが乗っていて台詞自体が酷く聞き取りずらいですなあ。日本語字幕つき。

 エロの冒険者
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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