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2006年3月25日 (土)

『サント対ゾンビ軍団』(『Santo Contra Los Zombies』 1961年)

 

メキシコを恐怖のどん底に陥れるゾンビ軍団、我らがサント、これに完全と立ち向かわん!という映画ですが、この場合のゾンビとは、おっさんゆっくり歩かせるだけでゾンビの出来上がり、特殊なメイクや衣装がいらないから安上がりでできますわ、というぐらいの意味です。あまり期待してはいけません。

うわー、これは画質が綺麗なDVDだなあ。例によって冒頭からプロレスの試合なのですが(笑)会場の黒が浮くことなくまたへんなノイズも少ない。そりゃあ最新ハリウッド映画なんぞとは比べ物にならないけれども、サント映画にこのクオリティは十分すぎるほど。英語字幕だってちゃんとついているし、ああ、私は良いDVDを買った。

 てなことを述懐しているうちにですな、サントの試合(タッグマッチ)も佳境であります。しゃっと相手をマットに叩きつけすばやく覆いかぶさって見事なフォール。レフェリー、サントとパートナーの手を高々と上げる。ここでタイトルでます。そしてオープニングクレジット。さあ、いよいよ映画本編が始まるぞと思ったらああ、今度はサントのミドル級タイトルマッチだ、またプロレスかよ(大笑い)。相手はブラックシャドウ、彼もなかなかの実力者でサントとの戦いは一進一退の展開、観客の熱狂はいや増すばかりです。あっ、サントがブラックシャドウの一瞬の隙をついてキャメルクラッチ。ブラック・シャドウたまらずギブアップ!

 サントの戦いに異様に喜んでいる男が一人。「それ、サント、やっちまえ、さすがだ、強いぞ、サント」ここに二人の男女がやってきましてこの男を見つけます。「あ、あいつめ、やっぱりここにいたぞ。あいつはプロレスが三度の飯より好きだからなあ」実はプロレス好きの男はロドリゲス(ジェイミー・フェルナンデス)と言いまして泣く子も黙るメキシコ警察の警部さん。二人の男女はロドリゲスの同僚でサべージ(アルマンド・シルベストリ)、イザベル(イルマ・セラノ)、彼らは上司に言われてロドリゲスを呼びにきたのであります。ロドリゲス二人の顔をみてげっそり。「もう一番いいところなのに、行きますよ、行けばいいんでしょ」彼らが立ち去った後、サント、あっさりブラック・シャドウをフォール。勝利を収めます。

 さて、警察署に戻ってきたロドリゲス、上司アルマダ(デゴバルト・ロドリゲス)によってグロリア・ラザフォード(ロレーナ・ヴェラスケス)という妙齢のお嬢さんに引き合わされます。彼女の父であるラザフォード教授が突然失踪してしまったというのです。ロドリゲスは以前教授の教え子だったことがあり、その縁でグロリアが頼ってきたという訳。「彼はハイチから戻ってきたばかりでしたの。そして父は二週間前に次の本を書き上げたのですが、その原稿を持ったままいなくなってしまったのです」うわーっと泣き崩れるグロリア。ロドリゲスは「むむっ、ハイチ、ということは教授はゾンビについて研究していたのでは」はい、ハイチと来たらゾンビ、この短絡的なところがいかにもサント映画(笑)。とにかくロドリゲス、イザベル、サべージの三人は教授の自宅に行って手がかりを探すこととなりました。

 それから6時間、教授の書斎で書類をひっくり返して調べたのですが手がかりなし。さすがに疲れたロドリゲスたち、今日は帰って屁ェこいて寝よう、明日からまたがんばろうということになります。ここでまた新たな登場人物、教授の兄、つまりグロリアの叔父であるハーバート(カルロス・アゴスティ)。彼は数年前鉱山の落盤事故で盲目となっております。そんな彼に付き添うのが執事のロジャー(ラモン・バガリーニ)。ロドリゲス、何を考えたか弟を心配して眠れない様子のハーバートに「私たちは医学生です」そんなトウのたった医学生がいるかと思いますけれども(笑)。グロリアはびっくりするのですがロドリゲスはしゃあしゃあと「敵を欺くにはまず味方からと言いますからね」


 さあ、場面はいきなり変わって深夜の宝石店の前。怪しい車にこれまた怪しい三人の屈強な男が乗っております。すると車のダッシュボードに取り付けられたスピーカーから「行け、獲物は宝石だ!」という謎の声が。すると三人の男、車を降りて一列縦隊で宝石店に向かうのでした。まあ、フツー一列縦隊で強盗に向かう悪党はいませんからな、するとつまりこの三人はゾンビということなのでしょう。ゾンビ三人はゾンビのくせにガストーチを使い宝石店の裏口を焼ききります。同じくガストーチで金庫も破って持参のバックに宝石をざらざら流し込むのでした。ここで警備員が駆けつけてきます。彼は「お前ら、やめないと撃つぞ」当然やめないのでズドン。警備員は驚愕します。銃弾が一人の額に命中してぼっこり穴を開けたのにまるで倒れもしない。警備員はさらに拳銃を乱射するのですがやはり効果なし。ゾンビに殴り倒されてしまいました。さらに外部の警備会社から警備員二人が駆けつけてくるのですがやっぱり拳銃を乱射してもまったく効果なし。ゾンビたちは車に乗り込んでゆうゆうと逃走するのでした。

 この報告を聞いたアルマダ、「信じられん、そんなことがある筈がない」 そんなこと言っても事件が解決する訳じゃなし(笑)彼はイザベルとサべージに宝石強盗事件を担当させることにします。そして彼はなぜか部屋にどかんと置いてある無線機のスイッチを入れてアンテナをくるくる回し「サント、サント応答願います」来た、来た、来ましたよー(大笑い)。場面変わってここはサントのオフィス。アルマダの呼びかけに無線機のマイクを取ったサント、「はい、モシモシ、こちらサントでやんす」「おお、サント、大変な事件が起こったのだ」

 さて洞窟の階段をしずしずと降りてくる黒いフードを被った怪しすぎる男。彼は洞窟内にあつらえられた実験室に向かいます。むむ、あたりにあのゾンビたちがたむろしているし、ひょっとしたら、いやひょっとしなくても彼がゾンビを操っている首領なのでしょう。彼はおもむろにマイクを取り上げると、「101723号 直ちに出頭せよ」すると実験室にあの宝石店を襲った三人のゾンビたちが入ってくるのです。彼らからバックを受け取った首領、中を確かめてニヤーッ(笑)。分かりやすいですなー。

 この間も教授の行方を捜しているグロリアとロドリゲス。まあ、これはいいのですが、車の中でロドリゲス、まったく唐突に「僕は君を助けてくれる人を知っているよ」ええ、それはもしかしたら、「そうサントさ」グロリアびっくりします。「サントってあのプロレスラーの?」「彼はただのプロレスラーじゃない、弱きを助け強きをぼこぼこにする正義の人なのさ」あー、やっぱりそう来ましたか(笑)。そしてロドリゲスはグロリアを連れて試合場へ。客席からサントの試合に声援を送るという段取りになっております。この試合のサント、タッグマッチですがあっさり相手をやっつけて勝利を収めます。またまた大喜びのロドリゲス、でもちょっぴり不安そうなグロリアでした。

この無茶な展開がまさしくサント映画。好き者の私は大喜びです。

 一方セクシーなダンサーが踊るナイトクラブに姿を現したのはサべージとイザベルです。サべージはあわてて挨拶に出てきたこのクラブの主人ディノ・ポヴェッティ(ジュリアン・デ・マーシー)に「いやー、俺、実はこの女と結婚するんだ」とイザベルを紹介します。ポヴェッティは満面の笑みで揉み手しつつ「これはどうもおめでとうございます」「それでね、花嫁に宝石を送りたいんだよ。それもスッゲェの。でもスッゲェのは高いだろ、だから君に安く手に入れてもらおうとおもってさ」ポヴェッティは苦笑します。「旦那、そんな冗談はいいっこなしだ。あっしゃとうにその稼業からは足を洗ったんですぜ。今はまっとうなナイトクラブの経営者だ、宝石強盗なんか知らないよ」あ、余計なことを言っちゃった(笑)。あわてて口を押さえるポヴェッティ。彼は元宝石泥棒で、サべージは彼が今回の事件に関係しているのではないかと疑っていたのでした。

 「とりあえず君の言い分を信用しておこう」イザベルを促してテーブルから立ち上がるサべージ。「でももし事件に関係していたら酷い目にあわせてやるからな」二人は帰っていきます。深々と礼をして見送ったポヴェッティでしたが、彼らが見えなくなるやいなや、部下を呼び寄せて何事か耳打ち。けしからぬことを考えている様子。

悪のボス、またゾンビたちに命令を下します。「おい、孤児院へいって子供をさらって参れ。新しい実験材料にするのだ」出動する三人のゾンビ達。しかし、ここで私はびっくり仰天。この様子をサントが自分のオフィスのテレビモニターで見ているんですよ(大笑)。敵のアジトの様子が手に取るように分かってしまうという・・・。そんなことが分かるならサべージ達に知らせんかいと思うのです。さて、孤児院へ車で乗り付けたゾンビたち。金属の短い棒を持って孤児院へ乱入します。きゃあきゃあと怯え騒ぐ子供たち。警備員が一人駆けつけてきたのですが、ゾンビに棒で殴られあっけなく失神。なぜか孤児院の床が燃え出して子供たち大ピンチであります。しかし、これはサント映画だ、おお、なんのためもなくサントが孤児院に走りこんできたぞ!彼は三人のゾンビ達を外へ連れ出してどっすんばったんと殴り合いするのであります。

ここで無線連絡を受けて助けにやってきたのがイザベラとサべージ。サべージは「危ない、サント、加勢するぜ」ピストルをずどんずどんとゾンビに撃ち込むのですが当然ながら効果なし。逆にゾンビ達にぼっこぼこに殴られ失神。サントも衆寡敵せずこれまたぼっこぼこにされて伸びてしまいましたとさ(笑)。さらにロドリゲスまで駆けつけてくるのですが、やっぱりピストルが効かず彼もまたぼっこぼこに殴られ昏倒するのでありました。ごろんと転がる三人の男。なんじゃ、こりゃ。

 さあ、邪魔者はいなくなった。ゾンビ達は孤児院に戻って子供たちを・・・と思いきや彼らは車に乗り込んで逃走するのであります。もうみんな失神しているんだから、どうしてこの隙に子供さらわないかねえ。そして失神から目覚めたサントたち、ゾンビの車を追いかけてカーチェイスとなります。この成り行きを実験室のテレビモニターで見ている悪のボスって、サントもこいつも凄いモニター持ってるねえ(笑)。ボスは悔しそうに「うぬぬ、サントめ、しかし証拠は残さぬぞ」何やらボタンをカチッ。ずどーん、なんとゾンビの車が自爆してしまったのであります。ゾンビ、かわいそうにみーんな焼けちゃった。呆然として立ち尽くすサべージたち。そんな中サントはサべージにゾンビが持っていた金属棒を渡して「この指紋を調べてみてくだせぇ」と言い残すやいなや、車に飛び乗って走り去るのであります。

 サントの言葉に従って指紋を調べてみますと奇妙な事実が判明しました。この指紋の持ち主はルイ・マルコという犯罪者。ただ、この男は警察署にて11年前に獄死していたのです。アルマダ部長は「そんなことはありえない。私は奴の死体を見た。彼は解剖されたんだぞ」ロドリゲスは「ゾンビの研究をしていたラザフォード教授が失踪して、死者が蘇った。これは偶然じゃないですよ、ゾンビは間違いなく存在するんです」

 さて、今一度ポヴェッティの店へ出かけるサべージとイザベラ。開店前の閑散とした店内で「ポヴェッティ!」と呼ぶのですが誰も出てこない。おかしいと思って奥の部屋へ行ってみたらあっ、ポヴェッティ、ぶらーん(笑)。吊るされていたのです。サべージは「ウウーム、畜生、口封じで殺しやがったな」でも、結局ポヴェッティがどういう風にこの事件に関わっていたのか最後まで良く分からないの(笑)。がっかりするサべージとイザベラ。とりあえず今夜は疲れたから帰って屁ェこいて寝よう。サべージはイザベラを自宅まで送っていくのでした。ところがこのイザベラがゾンビ達に襲われるという・・・。しかもまたなんのためも前触れもなくサントが飛び込んでくるという・・・。またテレビモニターで見ていたのかしらん。

 さあ、しばらくどったんばったんと戦うサントとゾンビたち。この様子をまたまた悪のボスがテレビモニターで見ておりまして(笑)、旗色悪しとみたのかまた怪しいボタンをカチッ。するとどうしたことでしょう。ゾンビ達の姿がちかちか瞬いて消えてしまったではありませんか。サントは驚いて「一体全体どうした訳だ、世の中間違っとるよー」まあ、それでもイザベラを助けることができたということで、満足して帰っていくサントであります。ちなみにこの消えるゾンビの謎、これも結局最後まで明らかにされません。やったらやりっぱなし、犬の小便みたいなモンです。

 イザベラ襲撃も失敗して怒り心頭の悪のボス。あれ、いつの間にかボスと同じような黒いフードの男が一人増えてるぞ。ボスの部下なのでしょうが、この映画に出てきた登場人物でボスと部下一人という組み合わせは、ああ、彼らしかないじゃないですか。もうこの時点で敵が誰か丸わかりですよ。この黒フード二人組はいきなりプロレス雑誌取り出して(笑)、「中量級チャンピオン サント、ハリー・ドレルと対決!」という記事を見てにやにや。「これは絶好のチャンスだ」彼らはゾンビをハリー・ドレル(フェルナンド・オセス)の自宅に向かわせて彼を拉致させます。そうして彼を実験室の手術台に寝かせると怪しい薬をぶすりと注射。さらに二人がかりで入念なマッサージ!を施すと、ああ、あっという間にハリー・ドレル、ボスの命令を何でも聞くゾンビになっちゃった!うーん、だったら死んだ人間をそれも解剖されたような奴をわざわざ使わんでもいいのと違いますか(笑)。

 さあ、いよいよ始まるサント対ハリーの試合です。リングサイドにはちゃんとサべージ・イザベラ・ロドリゲスもいる。君達、プロレス見てないで仕事をしたらどうかね(笑)。ゴングがなって試合開始。最初はクリーンなファイトをしていたハリーですが、次第にゾンビの本性現してサントの首を閉めに掛かります。例によってこの試合もモニターで見ている悪のボス、「ほら、そこだ、いいぞ、やっつけろ」と応援しながらダイヤルをがちゃがちゃやっている。一応このダイヤルでゾンビを操作しているってことなんですかねえ。大ピンチのサントですが、ここでいきなりハリーのパンツの中が燃え出した(大爆笑)。どうやらゾンビを操作するためのベルト受信装置が壊れてしまったようです。ばちばちとアソコから白煙を噴出して苦悶するハリー。ついにばったり倒れて動かなくなってしまいました。サントはリング上に上がってきたロドリゲスたちに「あっしは、こいつの家を調べてきやす。あんたがたはこの死体を調べてくだせえ!」

いやー、役者さんたちも大変だ、本当にパンツから煙が出ているのですから(笑)。

 ハリーの自宅にいっていろいろ調べて回るサント。そしたらまたゾンビ達が襲ってくるという・・・、悪のボスが「サントをさらってくるのだ」と命令したのです。もういい加減おんなじことするのはよしなよと言いたくなりますな(笑)。またまたゾンビ達とどったんばったん戦うサント。マスクをはがされそうになって苦し紛れにゾンビの腹を蹴り上げますと、またばちばちばち、ベルトをぶっ壊したらしい。さあ、反撃開始と思ったらもう一人のゾンビに殴られてサント昏倒しちゃった(大爆笑)。ゾンビは動けなくなったもうひとりを抱えて逃げ出しますって、サント失神しているんだから、こっちを拉致すればいいじゃん!

 ここから話は急展開。唐突に再登場したグロリアがアルマダ部長に「私、父の書類を見つけたんですの」と電話したのであります。しかし不可解なことに「書類は父にしか分からない暗号で書かれているようです。でも走り書きの普通の文字でゾンビとか死体とかって書かれてますの。これってもしや私の父が・・・」グロリアは書類を持って車に乗り込み警察署を目指すのでした。この様子をやっぱりサントがモニターで見ております(笑)。車を走らせるグロリア、でも定石どおりゾンビ軍団が現れてあっという間に拉致されてしまいました。サントは乗り捨てられた彼女の車をたよりにあたりを捜索。ついに研究所のような普通のような、気がついたらいきなりサントが中にいたんだよ、だから外観見られなかったんで分からなかったんだよ(笑)。そんな建物の中を探索しはじめます。


 一方、さらわれてきたグロリア、速攻で手術台に縛り付けられてしまいます。悪のボスは「ワハハハハ、お前の父親に会わせてやろう」ダイヤルぐりぐり。するといかにも年寄りのゾンビがよろよろと出てきた。悲鳴を上げるグロリア、「きゃああ、お父様!」なんと教授、すでにゾンビにされていたのです。調子に乗る悪のボスは「ワハハハハ、お前もゾンビにしてやろう」部下に手伝わせてあの怪しい注射を用意します。一方その頃サントは何をやっていたのかというと、迷っていたと(笑)。建物の中でうろうろしているのがなんとも間抜け。しかしそれでもなんとか暖炉の隠し通路を見つけて中へ入り込みます。あ、サント、懐中電灯持ってやがる。どこから取り出したんだ、そんなもん。

 さあ、注射の用意ができた。「ワハハハハ、お前は最初の女ゾンビになるのだ」ボスは注射器をグロリアの首筋に近づけて「おおっと、その注射待ったァ!、その所業、天は見逃してもこのおいらが許さねえ!」サントがようやく飛び込んできます。最後の戦い、サントは悪のボスとその部下を相手に孤軍奮闘。あ、悪のボスがひっくり返したテーブル飛び越えようとしたサントがズッコケた。ああ、カッコ悪い(笑)。この時地上ではサントの後を追ってきていたサべージ達三人とアルマダ部長が、あれ、あっさりとゾンビに捕まっちゃった。そのまま地下へ連行されてしまいます。どうでもいいけど、とことん役に立たない人たちですな。

 ようやくクライマックス。サントは悪のボスをひっつかんでコンピューターに叩きつけます。ばちばちと火花が散ってボスは感電死。部下のほうも頭をカチ割られて絶命します。すると都合のいいことにゾンビたちのベルトがばちばち燃え出してみんな倒れて死んでしまうという・・・。そしてサントが悪のボスと部下のフードをはがすとはい、大方の予想通り、この大悪事をやっていたのは盲目のはずのハーバートとロジャーでありました。「ええ、なぜおじ様が!」と泣き崩れるグロリア。ここにのこのこサべージ達が姿を現すのがなんとも間抜けですが。

 一人立ち去るサント。アルマダ部長が「これからも正義とメキシコとわれわれのために戦ってくれる。だって彼は銀色の仮面の男なのだからな」とサントをヨイショしたところでエンドマーク。

意外と面白かった。ただせっかく苦労してゾンビ軍団を結成したのにやった悪事といえば宝石店から宝石盗んだだけ。孤児院を襲ってもみたけど結局サントに妨害されてしまいましたから、なんとも効率の悪い悪事ではあります。

モノクロ・スタンダード。前述の通り、画質・音質はこの手の映画としてすこぶる良し。英語字幕もついてこんなDVDなら私は一万枚買いたい(ねえよ、そんなに)。COLECCION GRANDES CLASICOSシリーズのDVD

エロの冒険者
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

   バックナンバーはこちらhttp://homepage3.nifty.com/housei/SFcineclassics.htm

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