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2006年3月28日 (火)

『サントと死のホテル』( 『Santo En el Hotel de la Muerte』1961年)

 

Santo En el Hotel de la Muerte』(『サントと死のホテル』 1961年)

サント映画でありながらエル・サントの登場は映画開始から50分を過ぎたあたり。それまではずっとメキシコ警察の警部、フェルナンドとコンラド、そしてヴァージニアのホテル殺人捜査が続くのであります。このあたり、きちんとミステリーになっていて感心させられるのですが、ラストで明かされる驚愕のオチにびっくり仰天。いきなりいつものサント映画に戻るのでありました。

冒頭メキシコ名物遺跡のピラミッド観光をしている暢気そうな観光客達。彼らにピラミッドの説明をしているのが引退した考古学者、コルベラ教授(ウォーリィ・バロン)であります。観光客の一人から「この遺跡に宝があるって本当ですの」と問われた教授、「まあ、いままでそんな宝が見つかった試しはありませんなあ。そんなことよりこれで遺跡観光は終わりです。ホテルへ戻ってゴハンにしましょう」観光客たちはぞろぞろとホテルへ戻ります。やり手のビジネスマン、アルマンド(ルイス・アラゴン)はフロントで「俺に客来なかった」と尋ねるのですがクラークの返事は「いません」「おかしいな、ビジネスの約束なのにな」と首をひねるアルマンド。そんな彼を怪しい男が見つめております。

 その夜レストランでダンスパーティ。ジャズバンドがロマンティックな音楽を奏でておりますな。そして女が出てきてドラムを叩きながら一曲披露。英語の字幕がつかないのでよく分からないのですが、「彼女と彼がチューをして、ああ、その先はベッドの中」とか、とにかくそういう歌なのでありましょう。そんな中一組の新婚カップルが「ねえ、外に出ましょうようん、あなた」外へ出ます。そしてキスしようとしたところでホテルの庭の小川にどんぶらこっこ、どんぶらこっこ、と女の死体が流れてきたぁ!ギャーッ、カップルの悲鳴にみんな飛び出してきます。、「ああ、川に死体が、女の死体が」しかし、死体はどこにもない。みんなが飛び出してくるまでのわずかな時間に消えてしまったのです。みんなはカップルを「幻覚でも見たのではないか」と非難するのですが、カップルの男のほうは憤然として「違う、確かにみた、あれはコロンビアから来た女だ!」ホテルの支配人も出てきて「ええ、それではミス・ラス・シニーガのお嬢さんが殺されたのですか」はい、謎の殺人事件となりました。

 この事件の捜査に派遣されてきたのがフェルナンド(フェルナンド・カサノバ)とコンラド(ベト・エル・ボリカリオ)。警察の署長さんがホテルの支配人の友達だったのですな。そして当然ながらヴァージニア(アンナ・ベルタ・ルペ)ももれなくついてくる(笑)。署長さんはフェルナンドに「お前の彼女な、新聞記者でうるさいから絶対この事件のこと教えるな」と釘を刺しておいたのですが、ヴァージニアがジャーナリストのカンとやらで勝手についてきてしまったのであります。彼女のルームメイトであるイリーナ・リペルト(ルチア・プラド)もなぜか一緒。こういう場合、こんな女は絶対殺されるに決まっておりますな。

 しかし三人が到着する前に大きく動き出すこの事件。あの若い男がプールサイドでくつろぐアルマンドの隣にやってきてこんなことを言い始めた。「いや、私の読んでいる小説なんですがね、若い女と結婚した男がおりましてね、それ自体はいいんですけど、男の方が三人の子持ちの未亡人に惚れちゃいまして、何しろ未亡人が金持ちなんですよ」アルマンドがぎくっ(笑)。「それで男は若い女を捨てて未亡人の下に走った。若い女と正式に離婚せずね」アルマンド、ぎくぎくっ(笑)。「そんな過去を持った男の話なんですけど」はい、アルマンド降参です。この人は未亡人の遺産目当てに重婚していたらしい。彼は若い男に「分かった、分かった、金は払う、それで秘密を守ってくれ」あの男はアルマンドを脅迫したのであります。ちなみにお金の額は10万ドル、現金で72時間以内に用意しろということになりました。

 ようやく到着してホテルの支配人から事件の状況を聞きだすフェルナンドとコンラド。「ホテルからの出口はピラミッド側だけです。あの夜出口からは誰も出ていなかった。従業員がそう言っております」ぬぬ、すると犯人はお客の中にいるということか。そして支配人はお客達の身元を説明しはじめるのでした。彼はプールサイドのお客達を順番に指差して「あれは、ヴァスケスさん、化学者です」「なに化学とな」コンラドが勢いづいて「だったら毒薬を調達できますな!」フェルナンドと支配人に無視されます(笑)。続いて「あれはアルマンドさん、ビジネスマンですね。そして周りにいるのが彼の三人の娘さん、グロリア、リサ、アンジェラです」ははあ、あの三人が未亡人の娘ってことですね。「そしてあそこにいるのがコルベラ教授、考古学者です。以前は大学で教えていたのですが、引退されまして、ここで観光客のガイドをやって貰っています」

 お客さんたちの説明を聞いた後、殺されたというコロンビア人観光客の部屋を調べるフェルナンドとコンラド。すると窓に怪しい人影が現れたではありませんか。フェルナンド、窓をばっと開けて外に飛び出しその怪しい人物を追っかけたのですが、すぐに見失ってしまいます。しかし彼は残されていた足跡を見つけ、泥を回収することに成功します。また窓枠に手紙がナイフで止められていました。読んでみると「やい、まだ間に合うからとっとと出て行け」支配人憮然として「前にもこんな脅迫を受けたんですよ。どうやら私を追い出したがっている奴がいるようで。そういえばホテルを売ってくれという奴もいたなあ」観光客が殺され死体が消える、支配人はへんな脅迫を受けているという、外見は華やかですが、どうも困ったホテルであります。

 で、ヴァージニアが連れてきたイリーナ嬢も当然ながら訳ありです(笑)。彼女は前のボーイフレンドに付きまとわれていたのであります。彼からもう何度も「殺してやる」と脅されているそうで、本当にこの映画は脅迫されてばっかりだ。そのことを知ったヴァージニア、「フェルナンドに相談したら?」というのですがイリーナは「いや、いいわ、自分で解決するから」はい、これで解決する訳がない(笑)。思ったとおり夕食の時にコンラドが誘いにいくとイリーナ嬢がバスタブの中で血まみれになって死んでいたという。そして仰天したコンラドがフェルナンドたちを呼びに行く間に彼女の死体もまた消えてしまったのです。残されていたのはわずかな血痕と前と同じ足跡。フェルナンド、考え込みます。「どうもこの事件は証拠がありすぎる。ひょっとしたらわれわれはこの証拠に騙されているんじゃないか」

 そんなフェルナンドを心配したヴァージニア、「サントに連絡してみたら」とアドヴァイス。そら、そらそらそらそら、出ましたよ(大笑い)。しかし、フェルナンドは「いや、この事件は僕が自分の力で解決したいんだ」ヴァージニア、お前は関係ないから、黙っていろと言わんばかりのフェルナンドに怒ってビンタ一発。憤然として部屋に戻るのでした。ところが部屋に暴漢が隠れていて電灯のスイッチを切るなり襲い掛かってきた!さっき頬桁張り飛ばしたことなどすっかり忘れてヴァージニアは「助けてー、助けてー、フェルナンデス!」またフェルナンデスもぱっと駆けつけるのですな。そして男と戦い始めるのですが、ヴァージニアを庇った隙に椅子で殴られて昏倒しちゃいました。暴漢は逃げてしまいます。フェルナンドは自分でやるといったけど、もうこうしちゃいられない。ヴァージニアはフェルナンドが腕に嵌めている腕時計型通信機X-アルファを取って「サント、聞こえますか、サント」フェルナンドもねえ、サントに連絡したくなかったらX-アルファ、しまっちゃえば良かったのにねえ(笑)。この時点で映画が始まってから35分、今までのサント映画で一番遅いサントの登場ですね。

 「はい、もしもしこちらはサント」速攻で応答するサント。彼はヴァージニアのすぐ来てという言葉に「ようがす、及ばずながらお手伝いしやしょう。でもその前に」あれだろ、プロレスやってからだろ。「試合をひとつやりますんで」はい、やっぱりプロレスだ。ということで恒例のサントの試合。相手をあっという間にキャメルクラッチでギブアップさせ、勝利を収めます。

 失神から目覚めたフェルナンド、「なんで連絡したの」とヴァージニアを問い詰めるのですが、「だってあなたのことが心配だったのヨ」と言われて返す言葉なし。一方、アルマンド、若い男からいきなり「事態が変わった、72時間も待てない、明日金払え」と言われてしまいます。困ったアルマンドが部屋で悩んでおりますと床からがたごと言う音が。するとどうしたことかカメラが切り替わって洞窟を映し出すのです。そこでは二人の男がとんてんかんとんてんかんツルハシを振るっているという・・・。そして顔の見えない謎の男が「急げや急げ、暗号によると主墓室はもう直ぐだ、どんどん掘るのだ」とハッパをかけているのであります。ふーん、ということは宝がホテルの地下にある。だからこのホテルの存在が邪魔となっているいうことなのかな。あんまり突然に地下が出てきたのでなんだか良く分からなくなってしまいました(笑)。

 フェルナンド、ホテルの部屋で例の血と泥の分析を終えましてベッドでぐーぐー寝ているコンラドをたたき起こすと「おい、コンラド、今日はハードな1日になるぞ。ホテルの宿泊客の靴を調べるのだ」この後フェルナンドは一人ピラミッドの遺跡に行って土を調べます。途中、彼はX-アルファを使ってサントに連絡。「サント、どうぞ、こちらフェルナンド」サントはマティアスと共にサントカーでホテルへ向かっているところ。「フェルナンド、あっしは午後くらいにそっちにつかあ、捜査の具合はどうだね」「証拠はたくさんあるんだが、容疑者が絞り込めないんだ、サント、君の到着を待っているよ」「合点だい」サントの登場はここまで。本格的なサントの出番まで今しばらくお待ちください。

 ホテルではコンラドが宿泊客の靴を集めております。部屋に忍び込んで靴を取ってくるという乱暴な方法(笑)。無茶するなと思っていたら案の定、シャワー上がりのアルマンドの娘に見つかって「キャー、変態、どすけべ、出て行ってよ」ほうほうのていで退散するコンラドであります。仕方ないのでとりあえず部屋に戻り集められただけの靴の土を分析します。しかし該当するものはなし。「後はアルマンドとここのコックの靴だけだなあ」次に宿泊客をロビーに集めて筆跡鑑定。あの脅迫状を書いた人間を特定しようというのですが、やっぱり該当者はなし。ただ、メイドから「夜中に人を埋葬するような音が聞こえてきます」という証言が得られたのが唯一の収穫か。

 がっかりしながら部屋へ戻ったフェルナンドとコンラド、すると部屋の中がむちゃくちゃにあらされています。あの脅迫状も盗まれてしまいました。幸いなことに土のサンプルだけは残っていたのですが、誰の仕業なのか。謎は深まるばかり。そしてそうこうするうちに第三の犠牲者、アルマンドの三人娘の一人、グロリアがプールで殺されていたのであります。それを見た妹(リサかアンジェラ)があまりのショックに「ひーっ」ばったり倒れてしまいました。「大変だ、ブランデーを飲ませるのだ、いや、部屋に運んだ方がいいぞ」大騒ぎとなります。そしてその隙に三度死体が消えてしまったという・・・。

 ここでコンラド、ようやくコックの靴の確保に成功します。コックは靴を部屋に隠していたのです。むむ、これは怪しいということで早速検査してみますと、果たせるかな、靴についていた土がサンプルと同じであることが分かった。フェルナンド、拳銃を構えてコックが働いていると思われる倉庫らしき場所へ忍び込むのでした。そうしたらコックの奴、倉庫の片隅で無線機使って誰かと交信しているんですよ(大笑い)。もうちょっとこっそりやったらどうなんだ、お前は。「あの警察官の目的が分かったらお知らせします」なんて喋っているコックの背中に拳銃つきつけたフェルナンド、「よし、手をあげろ、ゆっくりとだぞ」さあ、後はこいつを尋問すれば事件の謎が解ける、しかしそうは問屋がおろしません。隠れていたコックの仲間たちがわっとフェルナンドに襲い掛かってきたのです。危うしフェルナンドと思いきや「おう、ちょっと待ちな、悪の所業、天は見逃してもこのサントさまはゆるさねえ!」そうです、サントの登場です、わー、パチパチパチ!サントは悪漢どもをぼっかんどっかん殴り倒します。味方を得て勇気百倍のフェルナンドもサントを助けて大活躍。ついに悪漢どもを捕らえてしまったのです。彼らを地元警察に引き渡すフェルナンド、彼らを尋問して・・・、あれ、じ、尋問しないの?悪漢どもはこれを最後に映画から消えてしまうのでありました。

 サントはどうしたかというと、地元警察がきたのをしおにひっそりと姿を隠すというまっこと正義の味方に相応しい謙虚さでございます。

 フェルナンドは再び宿泊客を集めて「これ以上危険を冒すことはできません。女性の皆さんは安全のためにこのホテルで一番大きな部屋、11号室に集まって夜をすごして頂きます」この言葉に怒ったのがコルベラ教授、「おい、そりゃ、わしの部屋じゃないか、勘弁してくれ、部屋には貴重な資料が山ほどあるんだぞ」しかし、非常時だからということでこの提案は却下。悔しそうに唇を噛む教授です。この後、またあの地下の洞窟が出てきて、「おい、急げ、急いで掘るんだ、お宝まであと5メートルだぞ」あ、部下を叱咤しているのはコルベラ教授ではないですか。あの謎の男はコルベラ教授だったのです。そんなあっさり正体見せていいんかいの(笑)。まあ、これでようやく彼のたくらみがわかってきましたな。教授は部下に指示します。「わしの部屋から電磁探知機を持ってくるのだ。それでお宝の場所を特定するぞ」

 その夜フェルナンドの指示通り11号室に集まる女達。もちろん、ヴァージニアもここに泊まります。ところがこの部屋には秘密の覗き窓や通路があった。あの地下の洞窟から直接繋がっていたのです。探知機を取ってこいといわれた部下が部屋の様子をひそかに覗いて「あ、女がいっぱい、こりゃ駄目だ!、探知機持ってこれないや」部下の報告を聞いた教授、「うがー」激怒しますって、探知機ぐらいあらかじめ持ち出すがよかろう。この後再び11号室に戻ってきた部下達、秘密の隠し通路を使って部屋へ潜入、探知機を持ち出します。その時、目を覚ましたヴァージニアが騒ぎそうになったので、一緒に拉致してしまったのであります。ヴァージニアを見た教授、なぜか大喜び。「よし、この女を次の犠牲者にしよう」彼はヴァージニアを石のベッドに縛り付けると顔のサイズを測ります。何するつもりなんだ、この人ァ。

 さて、もう皆様お忘れになったかも知れませんが、アルマンドと彼を脅迫していた若い男の件が残っております。若い男はアルマンドをバーに呼び出して「さあ、金を払って貰おうか」しかし、アルマンドは懐から拳銃を取り出して「金なんぞ、払わん、殺すぞ!」ここで風のごとく現れたサント、アルマンドの腕をがっとつかめて「おやめなせえ、こんな男相手に罪を犯すことはねえ」いきなり覆面レスラーが現れて腕つかまれたら驚くと思いますよ(笑)。若い男、この隙を見逃さず、ぱっと拳銃を奪って逃げ出します。彼を追うサント、若い男は拳銃を乱射してサントを追い払おうとするのですが、そんなことでひるむサントではありません。ついに彼を捕まえてプールに投げ込んだのであります。「わっぷ、わっぷ」溺れております。この騒ぎを聞いて駆けつけてきたフェルナンドに助けられてはい、御用となりました。アルマンド、若い男を指差して「こいつ、わしを脅迫していたんだ、こいつがグロリアを殺したのに違いない」「いや、殺してないって、俺はただドラマーの女と一儲けしようとたくらんだだけだ」ついでに共犯者のことも喋っちゃう若い男。はい、ドラマー女も御用となってしまいました。これにてこの一件はおしまい。

一応犯人探しのミスリーディングなのでしょうが、それにしてはあっさりとしすぎておりますな。

 後はヴァージニアを探すだけ。フェルナンドは11号室の壁を調べて隠し通路を見つけます。そこを通ってピラミッドの中へ。一方、奇妙なことにコンラドがサントにさらわれてしまいました。はて、何をするつもりなのかしら。ピラミッドの地下通路を調べるフェルナンドです。するとひとつの部屋に消えた三人の女の死体が、しかし、奇妙なことに死体は生前そのままの美しさを保っております。不審に思ったフェルナンドが指で触ってみますとべっとり塗料のようなものがついた。なんと、あの消えた死体は蝋人形だったのです!唖然として立ちすくむフェルナンド、ここで教授の部下に捕まってしまいました。


 フェルナンドは教授の下へ連行されます。部屋に入るなりベッドに縛り付けられているヴァージニア、おまけにこれも捕まったサントがいる。教授はフェルナンドに得意そうに説明するのでした。「ふふふ、あの死体はな、蝋人形だったのだ。つまり誰も死んではおらぬのだ」ここで連れてこられる死んだ筈の女達。「わしはここで宝を探している。その間ピラミッドからみんなの注意をそらすためにやったのよ!」うーん、余計なことしないでただ掘ってりゃ誰も気がつかないと思うんですけどね(笑)。メイドが人を埋葬するような音と表現した掘削音も昼間やれば目立たないし。

 「しかし、フェルナンドとサント、お前らには死んで貰うぞ、しかし、その前に」教授、にやっ。「サント、お前の素顔を見せて貰おう」やっぱりこのパターンですなあ(大笑い)。教授がばりっとマスクをはぐとああ、現れたのはコンラドの顔。なんとコンラドとサントが入れ替わっていたのでありました。素顔をさらした瞬間、体つきがだるんとするコンラドに私は呆れてものがいえません(笑)。そして響き渡るサントの声「おう、ちょっと待ちな、悪の所業、天は見逃してもこのサントさまはゆるさねえ!」サントは教授と部下達に襲い掛かる訳です。これにフェルナンドも加勢して、部下達みーんな伸しちゃった。そして一人逃げる教授、しかしあっという間に捕まってサントにボディスラム。「いててて」と立ち上がって逃げようとしたら、ああ、床が崩れて下の部屋に落ちちゃった。これがなんと宝の部屋。教授、あたりを見回して、「フハハハ、フハハハ、これは宝だ、ついに見つけた、みんな、俺のものだ、フハハハ」教授はすでに発狂していたというオチ。

 まあね、床が崩れるシーン、床の色がそこだけ違っていてね、落とし穴みたいになっているのがもろばれなんですけどね(笑)。

 すべての事件が解決しました。サント、ピラミッドから走り出てくるとマティアスが乗っているサントカーにジャンプ。ぶろろろーと走り出します。その彼を見送るのがヴァージニアとフェルナンド。「サントある限りメキシコの安寧は守られるのだわ」「凄い、さすがは銀色の仮面の男だ」そして二人でキス、ぶちゅぶちゅぶちゅちゅちゅー。エンドマーク。

娘さんが殺された、でも死体が消えてしまった、その死体は蝋人形だったという驚くべきミステリー三段活用。人形作って殺人事件を演出して娘さんたちさらって、おまけに宝も掘っていたコルベラ教授、ご苦労様でした。

モノクロ・スタンダード。画質は黒がきちんと沈んでいて立体感もあります。音はそこそこのレベル。このクオリティで英語字幕もついている、こんなDVDなら私は10万枚買いたい(ねえよ、そんなに)。COLECCION GRANDES CLASICOSシリーズのDVD

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   バックナンバーはこちらhttp://homepage3.nifty.com/housei/SFcineclassics.htm

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