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2006年5月 2日 (火)

『LOS CAMPEONES JUSTICIEROS』(『ミル・マスカラスの幻の美女とチャンピオン』 1970年)

 

LOS CAMPEONES JUSTICIEROS』(『ミル・マスカラスの幻の美女とチャンピオン』 1970年)

 ブルー・デーモン、ミル・マスカラスを始めとして人気の覆面レスラーが6名も出演。予算もそれなりに掛かってボート吹っ飛ばしたりとなかなか豪勢であります。それなのに戦う相手はミスコンテストの出場者を攫ってゾンビにしようとする悪の科学者といういつものノリなのが大笑い。

 私、この映画夕ゴハン食べてすぐ見ました。飯食ったばかりなのにこんなのよう見ますな。飯食ってすぐこんなの見ると、あんた、牛になりまっせ!

 ぐおーん、夜の街をバイクで疾走する覆面レスラー達。先頭からブルー・デーモン、飛鳥仮面 ミル・マスカラス、殺人医者メディコ・アセシーン、ソンブラ・ベンガドーラ、ティネブラス、ブラック・シャドウ、あ、このうちブラックシャドウだけは悪役です(笑)。このカッコいい(いや、実際にカッコいいんですわ、ほんと)オープニングが終わってお約束の6人タッグマッチ。ブルー・デーモン、ミル・マスカラス、メディコ・アセシーン組対死の三兄弟 エルマーノ・ムエルラス組の対決であります。メディコ・アセシーン、そのニックネーム殺人医者にふさわしく白衣を着ております。ごつい体に白衣ですから医者と言うより整体師の先生に見えてしまいますな(笑)。

 試合そのものはそりゃブルー・デーモンたちが勝つようになっている。しかし問題はその後。会場の階段の上からずっと試合を見張っていた二人の小人(ああ)。二人とも赤いコスチュームに身を包み、おまけにそのうちの一人は赤いマスクまで。死ぬほど怪しいのです(笑)。小人たちはブルー・デーモン組が勝利を収めた瞬間、懐から折りたたみ式の機関銃を取り出してずどどどどど!リングを掃射したのです。「うわあ、いきなり機関銃かよ」「いくらメキシコルチャ映画といったってこりゃ無茶だぜ」逃げ惑うブルーデーモン達(大笑い)。あっ、ミル・マスカラスが肩を撃たれてしまいました。しかしここで弾切れ、二人の小人はすばやく会場を抜け出し車で逃走するのです。

 控え室でミル・マスカラスの手当てをするブルー・デーモン達。といってもバンソーコー貼り付けるだけなのですが(笑)。ミル・マスカラス、「一体全体誰なんだ、こんな無茶をする奴は」するとブルーデーモンったら「そりゃ、マノ・ネグラに決まっている。5年前奴を捕まえた我々に復讐するつもりなんだ。インターポールに連絡したいところだが、とりあえず皆気をつけるのだ」すぐに犯人が分かっちゃうスピーディさが宜しいですな。ここでやってきたのがエルサ(エルサ・カルディナス)、彼女はソンブラの恋人でおまけにミスコンの出場者なのです(笑)。事件を聞いたという彼女は皆が無事だったことを知ってほっ。「じゃあ、明日のミス・コンテストには来てくれるわね」ブルー・デーモンは「うん、ミス・チワワと一緒に行くよ」

 ああ、なんということでしょう。このレスラー達にはそれぞれ恋人がいたのです。しかもその恋人たちはそろって美人、みんな明日のミス・コンテストに出場することになっていたのです!それにミス・チワワってなんだ、いやね、無学な私にだってこのチワワというのが地名だってこと知ってますよ。メキシコのチワワ市、そこの代表ということなのでしょうが、でも、やっぱりね、いきなりミス・チワワなんて言われたらね、アイフルか、お前はって思いますよね。

 場面変わってここはマノ・ネグラ(デヴィッド・シルバ)の秘密基地。たくさんの小人たちと二人の部下、そしてブラックシャドウという怪しい組み合わせの集団に向かってマノ・ネグラ博士は「馬鹿もん!失敗しおって、まったくなんて間抜けぞろいなんだ。いいか、今新たなスポンサーが金を出そうと言っているのだ、ブルー・デーモン達を殺せばな。だから金持ちになりたかったらブルー・デーモンたちをしっかりやっつけてこい」小人たちは今度はブルー・デーモンのバイクに爆弾を仕掛けます。しかし、会場の出口で「あの事件はいったいどういうことなんですか」と新聞記者に囲まれたブルー・デーモン、付き人に「おい、バイクのエンジンをかけておいてくれ!」はいと頷いた付き人ががろろーんとエンジンをかけるとずどーん!こういうお約束を堂々とやられるともうウレシクなっちゃいますね。

 「また、失敗か」再び怒り狂うマノ・ネグラ博士、「それじゃ部下じゃなくてバカですよ!ようし、こうなったらかまわない、お前達、ミスコンに出場する女達を攫ってくるのだ」どうしてそっちへ行くかね(大笑い)。「えー」世にも情けない声を上げたのは小人のリーダーであります。「そんなレスラー達が女を守っているんですよ、わたしらじゃ絶対適わないですよ」しかし、さすがはマノ・ネグラ博士、「ふふふふ、だったらお前達を強化してやる」こういって彼が見せたのは釣鐘型の怪しい装置。この釣鐘がボタン操作できゅーっと上がります。「さあ、中に入るのだ」しぶしぶ博士の言葉に従う小人のリーダー。するとがーっと釣鐘が下がってきて小人を閉じ込めちゃった。びびび電撃が走ってどかーん。みんなびっくりして後ずさり。どうでもいいけど絶対体に悪そうな装置だな、こりゃ(笑)。

 これで小人が強化されたと。博士は残りの小人たちに同様の処置を施して、「さあ、お前達、ブラックシャドウと戦ってみよ」するとなんとしたことでありましょうか。普段なら絶対適うはずのはいブラックシャドウを小人達は簡単にやっつけてしまったのです。「さあ、これで準備は完了だ、女達を攫ってこい!」

 早くも馬鹿馬鹿しくなって参りましたが(笑)とにかくミスコンの会場へ行ってみますか。折りしも会場ではリハーサルの真っ最中。本番同様女達が次々に舞台に登場します。ここで各レスラーの御ひいき(彼女)を紹介しておきましょうか。ブルー・デーモンはミス・チワワ、メディコ・アカシーンはミス・ソノラ、ミル・マスカラスはミス・ハリスコ、ソンブラはすでにおなじみエルサ、ティネブラスはミス・ヌエボ・レオン。リハーサル自体は滞りなく済んだのですが事件はその後の起こったのです。ブラック・シャドウと小人たちがレスラー達が帰ったのを見計らって(笑)会場に侵入。電気を消すなり楽屋に踊りこんでキャーキャー逃げ惑う女たちを三人ほど捕まえてしまったのです。そのまま秘密基地に拉致ってレスラーの護衛何の役にもたってねえ!

 さて、場面変わってバイクで疾走するミル・マスカラス、小人達と博士の部下が運転する車に追われております。どうやら会場で女を攫ったあとすぐさまミル・マスカラスを追いかけたのかな。どうもゴクローさんなことでありますが。車のナンバープレートがすっとスライドすると現れたのが機関銃。ずどどどど、ミル・マスカラスたくみにバイクを操って回避。これじゃ駄目だと思った小人たちはミル・マスカラスを追い越します。そうして車の後部からオイルを流したのです。「わあ、これはたまらん、すべる、すべる」ミル・マスカラス、バイクごと道路から放り出されてしまったのです。バイクは谷底に落ちて炎上、かろうじて木の幹に捕まったミル・マスカラスは必死に崖を登って道路の戻るのですが、小人軍団と部下が待っていた!たちまち巻き起こる大乱闘。しかし多勢に無勢、おまけに小人たちは強化されているから無闇に強い。たちまちボコボコにされるミル・マスカラス、大ピーンチです。

 しかしそこに駆けつけてきたのが我らがブルー・デーモン。彼はしゅたっと車から飛び降りると「大丈夫か、ミル・マスカラス」でもやっぱり小人たちは強くてぼこぼこにされちゃうの(笑)。こりゃあ二人ともやられるかと思っていたら変事が起きました。急に小人たちの力が弱くなったのです。彼らは失神しているミル・マスカラスとグロッキーのブルー・デーモンを放り出して逃げてしまいました。どうやらこれはあの装置の効力が切れてしまったかららしい。しかしさすがは悪の天才、マノ・ネグラ博士、小人たちに特殊な腕輪を渡して「さ、これをつければもう大丈夫だ。いつでもどこでもパワーを回復させてやれるぞ」そんなもんあるんだったら最初から渡しとけってーの(笑)。

 さあ、何回失敗してもこりないマノ・ネグラ博士、今度はいきなりブルー・デーモンに電話します。「女達を助けたくば明日、どこそこあそこに来い!」しかし、その女達、すでに秘密基地で冷凍睡眠の実験台にされております。カプセルの中に入れられて急速冷凍。「ああ、寒い」だって(笑)。凍りついた女達を見てマノ・ネグラ博士は哄笑します。「わはははは、これで女達は長い眠りについたのだ。その間に脳を作り変えてわしの思うがままになる奴隷にしてくれるわ、わはははは、あんなことや、こんなことをさせてやるのだ、わはははは、わは、わはははは、わはごほっ、げほ、げほ」

 翌日約束の場所に現れたブルー・デーモン、予想通りこれは罠だった。たちまち小人軍団、ブラックシャドウ、部下二人に襲われるのです。さあ、危うしブルー・デーモンと思いきや、他のレスラーたちも駆けつけてきちゃった。そのままワンパターンの大乱闘。本当に工夫がありませんなー(笑)この様子を秘密基地のモニターで見ているマノ・ネグラ博士。小人が持ってきたお茶をすすったりなんかしております。このまま延々と戦いが続きます。途中、また小人たちのエネルギーが切れてしまったのですが、そこはあの腕輪がありますからスイッチ一つで充電完了。また戦います。レスラー達大ピーンチか。

しかし、腕輪に気づいたミル・マスカラス、小人から腕輪を取り上げ踏み潰してしまいました。これで形勢逆転、また逃げ出す悪の軍団。レスラー達は彼らの車を追跡します。そして二台の車のうち、一台は谷底へ落下して大炎上。わあ、本当に車落としてる、本当に爆発させてる!しかしもう一台は例の仕掛け付の奴、機関銃とオイルでついにレスラーたちの追跡をふりきったのでありました。

 ここで幕間劇。ソンブラとエルサのラブシーン。「もうあなたがいないと生きていけない」「君はきっと守ってみせる」ぶちゅぶちゅぶちゅちゅちゅーとキス。なんだかな、もう。

 ベッドに寝ているソンブラ突然の電話でたたき起こされます。「わあ、なんだ、こんな夜中に」と電話を取ってみたらぷしゅーっ、受話器から麻酔ガスが噴射されたという・・・。あっさりと攫われてしまいましたとさ(笑)。彼から連絡がないので心配したブルー・デーモンたちが来てみると、ちゃんと置手紙が。「明晩12時、どこそこあそこの廃倉庫に来るのだ」またかよ(大笑い)。レスラー達、罠と知りつつもソンブラを救うために倉庫に向かうのです。倉庫に到着したレスラーたち、無謀にも正面からいきなり倉庫へ入ります。「おーい、ソンブラ、いないのかあ」って答える訳がない。その代わりに降ってきたのが網。レスラー達あっさりとこの網に絡められてしまうのです。そしてまたまた登場した小人たちとブラックシャドウ、身動きならないレスラー達をぼこぼこに・・・と思いきやレスラーたち、割合あっさりと網から脱出しましたとさ(笑)。あ、こりゃいけないってんで逃げ出す小人達とブラックシャドウ。何回同じこと繰り返せば気が済むのでしょうか。

 一応、この後倉庫の扉が閉められてレスラー達が閉じ込められる流れになるのですが、ミル・マスカラスが倉庫内部の配電盤をいじるとまたまた割合あっさりと開いちゃった。なんだかな、本当にもう。これをモニターで見ていたマノ・ネグラ博士悔しがるまいことか。その背後に鎖で吊るされていたソンブラがいかにもざまーみろという感じで笑っております。「ははは、お前は所詮彼らには適わないのだ」カッとなった博士は立ち上がってびびびとソンブラの頬桁張り飛ばして「やかましい、この糞レスラー」しかし博士はにやりと笑って「ふふふ、そうだ、いいことを思いついた。明日はお前にもチャンスをやろう。うまくいけば助けてやるぞ」はて、どういうことかしら。

 そのチャンスというのはどうやら黒人レスラーと戦うことであったらしい。ソンブラ、秘密基地の余ったスペースで、いやー、床がいかにもここで戦いますといわんばかりに空いているんですよ(笑)。博士や小人軍団が見守る中、黒人レスラーと戦うのです。黒人レスラーに苦戦するソンブラ。しかし彼はわずかなチャンスを逃さずばっと黒人レスラーの頭をわしづかみにするとがん、がん、がん、実験台に叩き付けた!頭蓋骨粉砕されて黒人レスラー即死です。ひでえなあ(笑)。マノ・ネグラ博士、激闘の疲労でまともに動けないソンブラを小人たちに抑えさせると、ぶすっと怪しげな注射をします。「わはははは、これでお前はわしの思うままに動く奴隷よ!」ん?博士、明日はお前にチャンスやるって言ってなかったですか。何か話が噛みあってませんけれども(笑)。次に博士は冷凍睡眠で凍らせた女達を棺桶に詰め込みます。「よーし、これで女達を運ぶのだ」何も棺桶なんて目立つものにいれなくったっていいと思うのですがねえ。

 さてブルー・デーモンとミルマスカラス、マノ・ネグラ博士の秘密基地を探索中。探索といってもあちこちの地図を引っ張り出しては眺めているだけ。お前ら、FBI超能力捜査官マクモニーグルかっての(大笑い)。そしてこれがまた、見つけちゃうんだ、ブルー・デーモンが。「分かったぞ、博士は以前に秘密の空港を使って密輸をしていた」彼は地図の一点を指差します。「ここだ、ここがその空港なのだ」なのだじゃねえよ!こんなにすぐに見つかって全然秘密じゃないっての。

二人は車でその空港へ急行します。一方、ソンブラの別荘に滞在しているエルサと彼女の護衛役のメディコ・アセシーンとティネブラス。エルサは突然「ねえ、退屈だから水上スキーしましょうよ」と言い出します。なんで水上スキーやねん。また「よーし、いいね、やろうか」と言ってしまうレスラーも言語道断。ブルー・デーモンとミル・マスカラスは必死に秘密基地を探そうとしているんだぞ、ソンブラは敵の捕虜になっているんだぞ、そんな時に水上スキーなんかやるんじゃねえ(笑)。

 さて空港へ到着したブルー・デーモンとミル・マスカラスって近いなあ空港(笑)。しかも彼らが到着してすぐ、棺桶積み込んだ車が到着。出てきたのはブラックシャドウとソンブラでしたってタイミングいいなあ(笑)。それに棺桶無理やり詰め込んだ車なんて目だって仕方ないと思うのですが。ソンブラ、なにやらイッちゃった目をしてふらふら歩いております。それを見たブルー・デーモン、「あいつは何か薬を打たれているぞ、ヤバイなあ」ミル・マスカラスも「薬で操られているんじゃないの。このままだと同士討ちだぜ」「どうしよう」「どうする?」こんなに二人が悩んでいる間、メディコ・アセシーンとティネブラスはモーターボートで水上スキーに乗ったエルサを引っ張っております、ぶー。

 ここで飛行機が飛んできます。着陸したらなぜかパラシュートを背負ったままのパイロットが降りてきて、ブラックシャドウとソンブラに合流。三人は棺桶をフツーのセスナに積み込み始めるのです。何しろフツーのセスナに棺桶ですからな、物凄く積みづらそう(笑)。この時ブルー・デーモン、「よし、あの飛行機に隠れよう」なぜかパラシュートを背負ったままのパイロットとブラックシャドウ、ソンブラが苦労して棺桶積み込んでいる隙をうかがってセスナに乗り込んでしまうのでした。そして二人は棺桶の蓋をこじ開けて「あー、女だ!」 夜中ならともかくセスナの後部座席に覆面レスラーが二人、絶対見つかるって!

 でもこれはルチャ映画。二人は見つかることなくパラシュートを背負ったままのパイロットが飛行機を離陸させるのでした。頃合よしと見たブルー・デーモン、パラシュートを背負ったままのパイロットの首を後ろから締め上げるのです。「やい、この飛行機をメキシコ市へやれ!」しかし、パラシュートを背負ったままのパイロットもさるもの。彼はブルー・デーモンの手を振りほどくやドアを開けてばっと空中に躍り出たのであります。そうか、このために最初っからパラシュート背負ってたんだ(笑)。さあ、パイロットを逃がしてしまうか、いやいや、そこはさすが我らがブルー・デーモン、彼もヤッと空中に飛び出してパイロットのパラシュートに飛びつくのです。そのまま地上へ降下。一方、機上に残されたミル・マスカラスも操縦かんを握ってたくみにセスナを操ってこちらも着陸します。そうしてブルー・デーモンと協力してパイロットをぼこぼこにするのでありました。

 一方、ミル・マスカラスとブルー・デーモンが苦労している間にもやっぱり水上スキーを楽しんでいるエルザ、メディコ・アセシーン、ティネブラス、いい気なもんですなと思ったら突然エルザが水上スキーを捨てて逃げ出した。なんだなんだと思ったらなんと、モーターボートに爆弾が仕掛けてあったのです。実はこのエルサ、マノ・ネグラ博士のスパイだったのであります。「うわあ、やばい」慌てて水へ飛び込むメディコ・アセシーンとティネブラス、間一髪でボートがどかーん、爆発します。「ウワー、ヤバかった」と思ったら今度は水中からアクアラング部隊が襲ってきた。水中銃を持っていて剣呑、剣呑。メディコ・アセシーン、ティネブラス、大ピーンチかと思われたのですが、ここでブルー・デーモン、ミル・マスカラスのセスナが飛んでくるのですねえ。セスナはそこらの空き地に着陸。ブルーデーモン、ミル・マスカラスは飛行機から降りるとだっと走って湖へ。そのまま飛び込んでメディコ・アセシーンとティネブラスを助けたのであります。アクアラング部隊もぼっこぼこにされてしまいましたとさ。

しかしこのセスナどこにでも着陸しますなあ(笑)。

 湖の死闘が済んでスパイのエルサ、もうパラシュートを背負ってないパイロット、ダイバー達をインターポールに引き渡して!後はマノ・ネグラ博士だけだ。アジトは分かったからこれからみんなで踏み込もうと力強く宣言するブルー・デーモンなのでありました。

 さて秘密基地のマノ・ネグラ博士、「エルザからの連絡が途切れた。嫌な予感がする」不安になったらしい博士は特殊な火炎放射銃というのを小人のリーダーに渡します。「いいか、これで撃つと動けなくなってしまうのだ。良く狙って使うんだぞ」ここでタイミングよくブルー・デーモン率いるレスラー軍団登場!小人軍団、部下二人、ブラックシャドウと操られたソンブラと戦いを開始するのでした。決して広くない秘密基地のセットで20人近くの人間がくんずほぐれつ戦うのでありますが、はっきり言って非常にうざい、見ずらい(笑)。小人は小さいからいいなんてアブナイこといってる場合じゃないのです。おまけにあちこちの機械が壊されて爆発したり火を噴いたりしております。

 ここまで来れば正義のレスラー軍団が勝つのに決まっている。ブラックシャドウはぼこぼこにされ、小人のリーダーは例の火炎放射銃でメディコ・アセシーンを撃ってその動きを止めるのですが他のレスラーにぶん殴られて昏倒(笑)。すぐメディコ・アセシーンも動けるようになるし、火炎放射銃まったく役にたちませんなあ。形勢不利と見たマノ・ネグラ博士は何だか良く分からない薬を服用してぼんっ、消えてしまいました。はあ?そしてソンブラはいつの間にか正気を取り戻して「ん、ん、何でみんないるの?」はい、大勝利であります。

 正義の覆面レスラー軍団の尽力によって無事ミスコンテストが開催されます。今年度のミス・メキシコがマリセラ・プロペラ嬢に決まったところでめでたし、めでたし。後はレスラーたちがそれぞれのお相手を乗せてバイクを走らせるエンディング。ロサ・ビアンカの主題歌「さらば愛しき人よ」が長々と流されてようやくエンドマーク。

一応レスラー軍団のリーダーはブルー・デーモンなのですがミル・マスカラスも場面ごとにマスクをチェンジ、上着まで代えたりして目だっております。もっともあんまり変えるので誰だか分からなくなる時がありましたけど。たしかにお洒落でカッコいいとは思うのですがねえ。

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            エロの冒険者 

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      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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