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2006年10月12日 (木)

『La Battaglia di Maratona』(『Giant of Marathon』1959年)

 

剣とサンダル映画ですが、ストーリーは割合まとも(笑)。ドラゴンも神様も出てこないのでその分素っ頓狂な面白さには欠けるのですが、たまにはこんなのもいいでしょ!

アテネで開催される古代オリンピック。槍投げ、レスリング、水泳、自転車(ねえよ!)、砲丸投げ、棒高跳び(ねえよ!)、そしてもちろん、古代オリンピックといえばマラソン。この全ての競技で並み居るライバルを打ち負かし優勝したのが本作の主人公フィリピデス(スティーブ・リーブス)でありました。表彰式で「あんたはエライ」と誉められて月桂樹の冠を授けられるフィリピデス。嬉しそうに笑っております。

 ここで文章によってギリシアの現況が説明されます。「紀元前490年のギリシアはアテネとスパルタの二つに分割されていた。アテネとスパルタはお互いを敵視し、またアテネ内部でも権力闘争が渦巻いていた。アテネが瓦解しないのはひとえにギリシア侵略を狙うペルシヤ王ダリオ(ダニエル・バーガス)の脅威があったからである」えー、オリンピックなんかやっている場合と違いますな(笑)。

 さて、オリンピックの表彰式の後、フィリピデスは高らかに宣言します。「ギリシアの政はクルーソス、守りはムタエティスに、そして私は「聖なる神」の一団を持ってアテネに尽くそうぞ」うわあと歓声を上げる大観衆。そんな中、ひとりだけこの騒ぎを冷ややかに見つめている男あり。アテネ議会の要人テオクリトスであります。彼はその心中に何かよからぬ企みを抱いているようです。

ちなみにフィリピデスの「聖なる神」とは彼直属の神殿守護隊のこと。半裸の青年たちで構成されているというちょっと怪しい一団であります。

 ここで登場したのが本作のヒロイン、アンドロメダ(ミレーヌ・ドモンジョ、ドロンジョ様じゃないっすよ)なにか病原体みたいな名前ですが(笑)、執政官クルーソスの娘で誰もが認めるアテネ第一等の美女。ひとたび彼女が外を歩けばその美しさに魅了された男達がぞろぞろついて歩くわ、犬はわんわん鳴くわ、猫はにゃーにゃーいうわで大変な騒ぎになるほどだったのです。しかし、彼女はあのテオクリトスの婚約者。彼女は彼を愛してはおらず近づく結婚の日を思って毎日憂鬱に過ごしていたのであります。クルーソスはテオクリトスを伴って帰宅。娘に「もうすぐ結婚だな」と空気の読めないことを言って彼女をますます落ち込ませるのでした。

 そのクルーソス、テオクリトスから「フィリピデスと彼の「聖なる神」を取り込もう」という企みを聞かされてびっくり仰天。さらにテオクリトス、ペルシャ王の軍勢を迎え入れアテネ市民によって追放された独裁者ヒッピアスの復権を目論んでいたのであります。クルーソス、「そんな企みに加担できるか!」とわめくのですが、まあ、娘のこととかいろいろあったんでしょうな、最終的に承知してしまったのです。

 そんな中、アンドロメダと劇的な出会いを果たすフィリピデス。アンドロメダと彼女の友達がボール遊びをしていたところに偶然行き当たったという調子の良さ。アンドロメダは筋骨たくましいフィリピデスに興味を持ったのか「ねー、あたし達とボール遊びをしない」と誘いかけてきます。「おう、やろう、やろう」フィリピデスも彼女の美貌にひとたまりもなくヤラれてしまったようです(笑)。アンドロメダは彼をボールが引っかかっている木の下に連れて行って「あのボールをとって頂戴」もうひとつのボールを手渡します。「これもゲームのうちよ」フィリピデス、手渡されたボールをちょっと見て「いらないや、こんなの」がっと木に取り付くと強力を持って揺さぶり始めたという・・・。ぽとりと落ちるボールって筋肉馬鹿はしょうがねえなあ(大笑い)。

 さらにフィリピデス、アンドロメダから「このボールを投げたりそれを受けとめたりして楽しむのよ」と言われたものだから、全身の力をこめてフルスイングでボールをびゅーっ。ボールは呆れるアンドロメダの頭上遥かを通り越し森の中へ消えていったのでありました。筋肉馬鹿は加減を知らねえなあ(大爆笑)。フィリピデス、アンドロメダをいたく気に入ったらしく突然、「そなたはそんじょそこらの女神より美しい」などと言い出します。これを冗談と受け取ったアンドロメダはムカーッ。「何、それ、いやらしい、あなた、もう帰って頂戴」フィリピデスは「私の名前はフィリピデス、そなたの名前は?」「ふん、教えてあげない」「もう一度会えるかな」「駄目、二度とあんたなんかには会いません」フィリピデス、しょぼーん(笑)。そんな彼を見かねたアンドロメダの友達がそっと「今夜、私たち神殿で踊るのよ、そこに来れば会えるわよ」

 「チャーンス」と呟いてその夜早速神殿に出かけるフィリピデス。しかし、何たることでしょう。彼は別の神殿に行ってしまったのです。しょうがねえなあ、筋肉馬鹿は方向音痴で(笑)しかもそこで老婆が彼を迎えて「あなたの望みの人はあちらで待っておられます」と言ったものですから、間違いに気がつかない。彼は素直にその老婆に従ってある部屋に通されるのです。そこで待っていたのはもちろんアンドロメダではなく妖艶な美女カーリス(ダニエラ・ロッカ)、彼はテオクリトスの情婦でこれも彼の企み。アンドロメダに会えると思って浮かれているフィリピデスをカーレスに誘惑させのっぴきならぬ関係にさせようとしたのです。そして後から「お前、わしの女に何すんねん、お前、わしの言うことなんでも聞かんかい」とやるつもりであったと。古代ギリシアの時代からすでに美人局が存在したのですなあ。

ギリシャ語風に「ツツモタッセ」とか言うのでしょうか。

 「あ、間違えた、オレ、別の場所に行かなくちゃ」とようやく気がついたフィリピデスをカリートス、そのお色気で引き止めます。「まあまあ、ゆっくりしていきなさいよ、ダンスもあるわよ、お酒もほらこんなにたっぷり」フィリピデス、たちまちヤラれて、どうもこの人はやたらにヤラれてしまいますな(笑)。彼女と一緒に酒を飲みながら芸人達が繰り広げるダンスや、レスリングに見入るのでした。その頃、別の神殿ではアンドロメダとその友達たちが神に捧げる踊りを踊っているとも知らずに・・・。

 ようやくフィリピデス、偶然山の向こうにある神殿に気がつきます。「あ、あそこでアンドロメダ踊ってんだ」彼は立ち上がるとひきとめようとするカーレスを押しのけて部屋を出ようとします。さっきまでレスリングやっていた男が行かせないぞと襲い掛かってくるのですが、そこはそれ、アテネで一番強い男ですからあっという間にレスリング男をのしてしまったのでありました。馬を駆って山の向こうの神殿に急ぐフィリピデス。しかし、間に合いませんでした。乙女達が燃やした焚き火のあとを見て呆然と立ち尽くすフィリピデスであります。

 カーレス、どうもフィリピデスに惚れてしまったようで、後からやってきたテオクリトスに「もう、こんなことやりたくない」と訴えるのですが、テオクリトス、「何をこの腐れアマ」と殴る蹴るの暴行。「フィリピデスを誘惑しないなら殺すぞ、こら」

 さて、フィリピデスのアンドロメダ狂いは止まりません。まだ名前も知らない女だというのに考えるのはアンドロメダのことばかり。飯食っていても便所に入っていてもぽわーんとアンドロメダの美しい姿が浮かんできます。友ムタエティスと剣術の練習をしていてもぽわーんとアンドロメダの姿。すると、訓練所の外を戦車に乗ったアンドロメダが通り過ぎていったではありませんか。フィリピデス、ムタエティスを放り出して「おーい、待ってくれー」彼は馬を走らせて戦車に追いつきます。そして降りてきたアンドロメダに「僕は君を愛してしまったのだ」アンドロメダは「何さ、私の名前も知らないのに図々しいわね」と素っ気無いのですがそんなことを斟酌するフィリピデスではありません。「だったら唇で分からせてやる」彼女を強引に抱きすくめてキス、ぶちゅぶちゅぶちゅちゅちゅー。うっとりとなりかかるアンドロメダでしたが、さすがに執政官の娘、一時の感情に流されることなく「ちょっと離して!」フィリピデスから逃れます。「キスなんかしたって駄目なんだから。もうあなたとは会わないんだから」戦車で走り去ってしまいます。がっかりするフィリピデス、「ああ、また名前を教えてくれなかった」

 アンドロメダってちょっとツンデレ?

 フィリピデスがアンドロメダに気があることを知って喜んだのはテオクリトス、さっそく彼をクルーソスの家に呼び出して、「君、アンドロメダ好きなんだってね。僕は彼女の婚約者なんだけど、子供の頃に決められたってやつでさ。正直あんまり嬉しくないんだ。だから君にその気があるなら、アンドロメダとのこと応援するよ」一瞬喜びかけたフィリピデスですが、まあ、こんなに美味い話がある訳がない。案の定、ムタエティスが「その代わりといっちゃなんだけど」要するにアンドロメダが欲しかったら例のたくらみに加担せよということだったのです。フィリピデスは「そんなことできるか、馬鹿」と叫んで席を立ってしまいます。門から帰ろうとするとアンドロメダが近寄ってきて「あの、私、本当はあなたのことが好きなの」と告白するのですが、フィリピデス、アンドロメダがテオクリトスのたくらみのために自分に接近してきたと思ってしまったのですなあ。アンドロメダに思いっきり「うるせえ、このドブス」と罵声を浴びせて故郷の田舎町に帰っちゃうのです。

 女に騙されたと思ってショックのあまり田舎に引きこもったのであります。

 しかし、ここで大事件が発生。ペルシャ王ダリオがそのギリシア侵略の意図を明らかにして、アテネ近くの海岸に大軍を上陸させたのです。しかもダリオの傍らには裏切り者ヒッピアスがついて「殿様、いやあ、凄い軍勢でございますな、これならばアテネもイチコロ、いやあ、わたくし、イッパチ、殿様の傍らに置いて頂いて本当に幸せでげす」こら、誰がイッパチか(笑)。このニュースにアテネは震撼。直ちに緊急会議が開かれて対策が話し合われます。ここで対立することになったのがテオクリトスとムタエティス。テオクリトスは彼の目論見どおり、戦力が段違い、さっさと降伏しようよ派、ムタエティスは徹底抗戦派。ひとしきり論争があった後、ムタエティスが最後の案を発表します。「スパルタに応援を求めるのです」「スパルタだと、わが国とは長年の仇敵ではないか、助けてくれる筈がない」テオクリトスの反論ににやりとしたムタエティス、「いや、一人だけスパルタを説得できる男がいる」

 これがフィリピデスという訳。彼はムタエティスの要望を受け入れて単身スパルタへ応援を請う使者となるのでした。えー、オリンピックの優勝者だから走っていくのかと思いきや、馬に乗ってやがる。冒頭のマラソン優勝は何のためだったんだ(笑)。彼にスパルタへ行かれては困るテオクリトス、刺客を差し向けるのですがあっさりと帰り討ち。怒り狂うテオクリトスです。

 ようやくのことでスパルタに到着したフィリピデス、最高会議の賢者たちの前でアテネ救援を訴えます。しかし賢者たちは渋い顔。「新月の晩までいかなる戦いをも避けよというのが神のお言葉じゃ、それに逆らう訳にはいかぬ。諦められよ、フィリピデス」カッとなったフィリピデスは「ならば神々の意思はギリシアを滅ぼすことなのだ!」彼のこの言葉で場内騒然となるのですが、ここで進み出てきたのがスパルタの勇者ユラス(セルジオ・チァーニ)でした。「私はオリンピックでフィリピデスと戦った。彼は紛れもない勇者だ。その言葉に嘘偽りはなかろう。私はアテネ救援に行くぞ」はい、これでとんとん拍子にスパルタのアテネ救援が決まっちゃった。

 さて、いよいよペルシャ・アテネ戦争の開戦であります。ペルシャの誇る騎馬部隊がダリスの命令でアテネの槍歩兵部隊に突撃を開始。歩兵部隊はよく戦うのですが、ダリスは騎馬部隊に続いて戦車部隊も投入。加えて弩による投石攻撃も開始します。この勢いにたまらず壊乱するアテネ歩兵部隊。指揮を執っていたムタエティス、「これはいかん、予備部隊を投入するのだ」戦争始まったばかりというのに早くもアテネ大ピーンチ!しかしここで単身スパルタから戻ってきたフィリピデスが現れて「おーい、みんな、スパルタが応援を約束してくれたぞ、だから頑張れ」これで元気づけられたアテネ軍、なんとかペルシャ軍をおし戻したのでありました。この結果戦線は膠着したまま夜となります。

ところで応援を約束したはずのスパルタ軍はまだやってこないのでしょうか。
 
 ペルシャ王、戦争を一気に決するべくテオクリトスを呼び出して「お前、ペルシャの精鋭戦艦部隊を預けるからこれでアテネを奇襲せい。失敗したらお前、殺すからな」殺されてはたまりませんからテオクリトス、ぱっと胸を叩いて「お任せください、きっと王の望みどおりにいたします」ところがこの会話を盗み聞きしていたものがいる。カーレスでした。彼女はそっと抜け出そうとするのですが、見張りに見つかって弓で撃たれてしまいます。背中に矢がぐっさり刺さって倒れるカーレス!テオクリトス、「ざまあみろ、裏切り女め」しかしカーレス、瀕死の体で立ち上がり、瀕死の体にしてはやけに力強く走って、瀕死の体にしては凄いスタミナでついにアテネ陣営に駆け込むのです。驚いて彼女を迎えたフィリピデスにカーレスは「テオクリトスが戦艦でアテネを襲うわ、アテネを守って」と言い残してがくっ。ついに死んでしまったのです。フィリピデスは「カーレス、よく知らせてくれた。あなたのことは忘れない」と呟くと「ムタエティス、後を頼む、私はアテネへ急行してテオクリトスを阻止する」馬でぱーっとアテネ目指して走り出すのです。

 しかし、急流を渡ろうとしたフィリピデス、馬が流されてしまってひひひーん(笑)。馬を失ったフィリピデス、アテネ目指して自分の足で走り出すのでした。ようやく冒頭のオリンピックの場面が生きてきたと。

 さて、戦艦部隊を率いてアテネ近くへ来たテオクリトス、まず少数の兵を伴ってボートで上陸。クルーセスの屋敷へ。そしてアンドロメダを捕らえるとクルーセスに「かねてから打ち合わせどおり、アテネ評議会に降伏するよう提言して貰いましょうか。その約束が果たされない時は」テオクリトス、ニヤーッとして「アンドロメダの命はないぞ」クルーセスは真っ青です。アンドロメダも父がそんな企みに加担していたことが分かって仰天。「お父様、なんということを」クルーセス、娘を返せとテオクリトスに飛び掛るのですが逆に殴り飛ばされて頭をがん。重傷を負ってしまったのであります。テオクリトス、そんなことをしたら彼に評議会に降伏を提言させることできないでしょ(笑)。アンドロメダを攫って船に戻ります。

 そんな中、フィリピデス、走っております。いつもより余計に走っております。

 フィリピデス、ようやくアテネに到着。驚いて駆け寄ってくる兵士たちに「至急、聖なる神軍団を召集するのだ。ペルシャ軍が海からくるぞ!」わらわらと聖なる神軍団の若者たちが集まってきます。フィリピデスは彼らに先を尖らせた丸太を持たせて「よーし、これを海底に突き立てるのだ」と命令。とここで、クルーセスからの呼び出しで屋敷へ急ぐフィリピデス。クルーセスはテオクリトスに殴られて打った頭の傷が悪化。もう危篤状態だったのであります。彼は苦しい息の下、フィリピデスに「アンドロメダがテオクリトスめに攫われた。私は奴の企みに心ならずも加担してしまったが娘は何も知らぬのだ。助けてやってくれ、ぐふっ」クルーセス、死んでしまいます。フィリピデス、そうか、アンドロメダは私を悪事に加担させようとして近づいてきた訳ではなかったのだ。本当に私を愛してくれていたのだ。フィリピデス、張り切るまいことか。

ところでスパルタ軍はまだかのう。

 さて、フィリピデスの指揮の下、ボートで海に漕ぎ出した聖なる神軍団の面々、丸太を抱えて海に飛び込みます。その丸太を命令されたとおりに海底に突き立てます。そんなこととは露知らずアテネに向かって進撃していくテオクリトスの戦艦部隊。「よし、ギリシア人どもは海上戦力を持っておらぬ。だから我々に対抗する方法がないのだ。こてんぱんにやっつけてしまえ」ってあんたもギリシア人でしょうが、一応(笑)。この時捕らえられていたアンドロメダが逃げ出そうとしますが、あっさりと捕まって船首に縛り付けられてしまいましたとさ。ますます調子に乗るテオクリトス、「我らの勝利はゼウスにだって止めることはできぬ!」しかし、威勢が良かったのはここまで。海底の丸太がガレー戦艦群の船底にぐさぐさ、ぐさぐさ!たちまち大混乱に陥るペルシャ戦艦部隊。

 この機に乗じたフィリピデスと聖なる神軍団、二隻ほど戦艦を奪ってテオクリトスの旗艦に戦いを挑むのです。テオクリトスも「何を小癪な。よし衝角戦用意だ」彼の旗艦の船首にはとげとげのついた物騒な衝角が装備されております。彼の命令でこれがぐーっと開いて体当たり。フィリピデスの乗っている戦艦を挟み込んでしまったのです。すると衝角がぎりぎりと閉まって船体を破壊してしまったのでした。「これはいかん、みんな海へ飛び込め」これでオシマイかと思いきやさすが精鋭の聖なる神の軍団、槍を持って飛び込み水中からテオクリトスの旗艦を突き突き(笑)。これで浸水させようというのですなあ。船上からはそうはさせじと弓矢や槍で攻撃。水中でぐさぐさと刺されてもがく聖なる神の軍団たち。このへん、私のSFシネクラシックスで取り上げるのが勿体無いような大迫力であります。

 フィリピデスは船首に縛り付けられているアンドロメダを発見。ロープを使って乗り移ります。そしてテオクリトスと一騎打ち。剣で戦ったり殴りあったり、しかしついにフィリピデス、「何時までもお前の好きにはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んでテオクリトスを船外へ投げ飛ばしてしまったのであります。テオクリトスはあの衝角のとげとげにぐっさりやられてギャーッ!死んでしまったのでありました。稀代の悪漢テオクリトス、ここに彼の野望は潰えたのです。

ところでスパルタ軍はまだかのう。

 しかし、ペルシャ側にはまだ多くの戦艦が残されている、たちまち包囲されてしまうフィリピデスたち。フィリピデスは叫びます。「上陸して向かえ撃て」包囲網を抜け出してなんとか海岸にたどり着いたのですが当初100名いた聖なる神の軍団今は十数名を残すのみ。再びペルシャ軍に取り囲まれてしまいます。「もはや、これまでか」アンドロメダと共に死を覚悟したフィリピデスでしたが、ここでようやくユラスたちのスパルタ軍、ダリス王を打ち破ったムタエティス軍が到着。ペルシャ軍をとうとう追い返してしまったのでした。

ところでスパルタ軍はまだかのうってもう来ましたよ!


 戦い済んで日が暮れて、アンドロメダと二人で仲むつまじくあるくフィリピデス。エンドマーク。

カラー・スタンダード。モノラル。画質は比較的良好。音質も聞き取りやすく結構、結構。『The Giant of Marathon (1962)、『The Last Glory of Troy (1962)のダブルフィーチャー。ピーターパンスタジオのDVD

エロの冒険者 

       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/

      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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