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2007年3月 8日 (木)

『The Creeper』(1977年)

 

平たく言うとカナダ・オンタリオ地区の大自然でキャンプをして魚釣りやトレッキングをして日頃の激務からリフレッシュ!しようとしていた5人の医者たちが怪しい人物に付けねらわれてあんなことやこんなことをされて「ヒーヒー」言わされるという、そんな物語です。画質・音質が最低で台詞も聞き取りづらく一部ストーリーが分からなくなってしまいました。まったく困ったものです、アハハハハ。

ハリー(ハル・ホルブルック)、ミッチィ(ローレンス・ダーン)、マーティン(ロビン・ガメル)、旅行の幹事役DJ(ゲイリー・レイネック)、アベル(ケン・ジェームス)は水上機でキャンプサイト近くの湖まで送ってもらいそこから野山をてくて。沼地や藪の中をと通らなければならないこともあって、大都会のお医者の先生さまたちである彼らはDJを除いてすぐに皆息絶え絶え。「休憩、休憩」とばかり言っています。

 ちなみにこの水上機、6日後に迎えにくる手はずになっています。

 ぜえぜえ言いながらようやく目的地に到着。さっそくキャンプを張ってその夜は楽しい楽しいキャンプファイヤー。酒をかっくらいながら「俺は1日に15回手術したことがあるぜ」「何、俺は心臓の移植を成功させたんだ」「そんなの大したことないぜ、俺は犬にもう一個頭をつけたんだ、双頭犬を作ったんだ」おいおい・・・(笑)。とここで突然「ギャーッ」という悲鳴。仰天して立ち上がる一同でしたが森のほうから出てきたのは腕をシャツの中に隠したDJ、「ううう、お、おれの腕をつけてくれぇぇぇ!」悪いけどDJ、このギャグあんまり面白くないわ。そんなこんなで夜も更けてみんな、おやすみなさい。

 森の中から一行を見張っている存在がいるらしいのですが、画質が極端に悪いので何者なのかさっぱり分かりません。

 さて、翌日、池で釣りや泳ぎを楽しむ一行です。しかしここで変事が発生。何者かがみんなの靴を盗んで行ってしまったのです。しかも呆れたことに幹事役のDJを除いてみんな予備の靴を持ってきていなかったという・・・。「うわーん、これじゃ足が痛くて歩けないよう、水上機が迎えにくる湖まで戻れなくなっちゃうよう」ということになってしまいました。DJは「もうみんな、何やっているんだ、ちゃんと予備の靴もってこいってファックスで知らせていただろ!お前らみたいな奴が小学校の遠足でバスに乗ったら必ず酔って吐くんだよ」それはあんまり関係ないと思うのですが(笑)。DJ、みんなを残して一人助けを呼びにいくことになります。

 うーん、君らこんな人里離れたところでキャンプするのに無線機の一つも持ってこなかったのか。歩けないようなけが人や病人が出たらどうするつもりだったんだ。DJも言うほどちゃんとした幹事ではなかったようで・・・。

 DJが助けを呼んでくるのをひたすらに待ち続ける残りの4人でしたがその夜早くも次の事件が起こりました。何者かが彼らを脅かすかのごとく鹿の死体を木に吊るしていったのです。何故か蛇も鹿の死体に巻きついていてみんな大びびり。「そういや、この辺にインディアンが」はっと気がつくハリー。「そいつらが俺たちを狙っているのか、まず靴を盗んで動けないようにして、それから・・・」ミッチィが暗い顔で続けます。「わあ、そんなこというな、おっかないじゃないか」ウィスキーをぐびりとやったのはアル中のマーティン。「そんなことより一人になったDJが危ないぞ、彼を見つけなきゃ」一人マトモなことを言うアベルでした(笑)。

医者のくせにアル中がいるのはまずいと思います。

 翌朝4人はキャンプを撤収、ありあわせの布を足に巻いて靴の代わりにして出発します。でもとてもそんな程度でハイキングブーツの代わりになるはずもなくたちまち、「ひー、イテテテ」「この岩肌が、岩肌が」「初めて健康サンダル履いた時より痛いよ」なんてことになっちゃいました。DJも当然見つからないし、早くも「休憩、休憩だ」ということになります。とここで第三の事件。何者かが車座になって休んでいる彼らの真ん中に蜂の巣を投げ込んだのです(笑)。たちまち無数の蜂が飛び出してきて4人に襲い掛かったのでした。ぶーん、ぶーん、ヒー、痛い痛い、ギャー、4人は逃げ出しますが蜂はしつこい。いつまでもいつまでも追ってきてぶすぶすぶすぶす刺しまくります。それでもハリー、マーティン、ミッチィーの三人は川に飛び込んで逃れることが出来たのですが、可哀想に逃げ遅れたアベル、刺し殺されちゃった。

 ハリー、「そう言えば人影を見たぞ、これは事故じゃない、何者かが俺たちを狙っているんだ」

 友人の死に悄然としながらも進む三人。川をどんどん遡っていきます。とその時ミッチィがロープを見つけた。どうも川を渡るためにDJが渡したらしい。「よし、これで彼を見つけることができるぞ」と大喜びした3人はこのロープを使って川を渡り始めるのですが水中になんとトラバサミが仕掛けてあったのです。運の悪いことにマーティンがこの罠に足を突っ込んでしまってがきぼきがりり、ギャーギャー悲鳴を上げるマーティンを抑えてなんとか罠を外したのですが、彼の足の骨はぐしゃぐしゃ。歩けなくなってしまったのでした。

 フツー、こんなの面倒臭いから放っておこうとか、いや、万が一救助されて俺たちのことを喋られたらやっかいだから石で頭をようく潰して止めを刺しておこうなんてことになりがちですが(ならん、ならん)、さすがは長年の親友、見捨てることはありません。小さな筏を作ってマーティンを乗せてまた川を進み始めるのです。いい人たちですなあと思っていたらあら、ハリーとミッチィーが些細なことで喧嘩を始めちゃった。一時的に放ったらかしになったマーティンの筏が流されて岩にあたって水没してしまったのです(笑)。はっと気がついたハリーとミッチィー、慌てて筏を引き上げるのですがマーティンは意識不明になっちゃったのであります。これはひどい。

 その日の夜野宿する一行。マーティンはようやく意識を回復したのですが、まともに喋れない(笑)。おまけに鼻血まで出しています。ハリーはそんな彼の様子を見て「毒物に中毒したのかも知れない」と意味深なことを言うのでした。

もっともこの毒物云々はここだけしか出てこないのでありますが(笑)。

 夜が明けて再び進みだす三人。川から離れて森の中へ入ります。もちろん動けないマーティンをえっちらおっちら引っ張って。頑張りますねえ。ところがいくらも進まないうちに山火事の後に行き着いちゃった。ハリーとミッチィーは頂に上って方向を確認します。その間放っておかれたマーティンに怪しい影が忍びよって・・・。戻ってきたハリーとミッチィーは愕然。いつの間にかマーティンの胸元にアメリカ軍の勲章、銀星章が置かれていたからです。「そういえばこいつ、第二次大戦で太平洋戦線にいたんだっけ」

 マーティンの経歴にも詳しい殺人鬼(笑)。一体この正体は何者なのでしょうか。それと靴を盗まれたら動けない、足が痛くなって歩けなくなるなんて言ってたくせに、ハリーとミッチィー、よく文句も言わず歩きますなあ。

 崖の上をマーティンを乗せた担架を持って歩くハリーとミッチィー。途中足を踏み外して転落しそうになります。ハリーとミッチィーは「お前、ちゃんと歩けよ、危ないだろ」「そんなこと言うならおまえが今度前を持て、前を持つ方が大変なんだ」と大ゲンカ。二人ともいらついています。そのいらつきのあまりミッチィー、「奴が狙っているのはマーティンなんだ、彼を置いていけば俺たちは安全になるぞ」「馬鹿、そんなことができるか」意外とハリー、いい奴であります。

 そんな中野宿して一夜が明けました。うーんと寝ぼけ眼を開いたミッチィーが見たものは木の棒に突き刺されたアベルの首。「うぇぇぇ」派手に嘔吐するミッチィー。騒ぎを聞きつけて起きだしてきたハリーは「くそー、なんだこんなもの」って木の棒ごと首を崖の下に放り投げちゃった(笑)。ショックなのは分かるけれども友達の首なんだから埋葬ぐらいしてやるがいいじゃないですかねえ。この時首の側に置いてあったレントゲン写真、どうやら1945年、太平洋戦争の時のものらしい。ハリーはそのレントゲン写真を見て「おお、なんてことだ」と呟くのですが私には何が何だかさっぱり分かりません。だって画質が悪くってレントゲン写真に何が写っているのか判然としないのですもん。

 さて、またよろよろと進む二人。しかし彼らの行く手は廃棄されたダムと川によって遮られてしまったのです。ショックのあまりばったり倒れて「ちくしょー、これじゃ進めないよー、うえーん」と泣き喚くミッチィー。おまけに助けを求めにいった筈のDJが死体で見つかった!これだけでもイヤなのにさらにショッキングな出来事が。なんとDJ、瀕死の状態でしたが生きていたのです。でももうすでにマーティンという足手まといがいるのです。このうえDJを連れていくなんてことが出来よう筈もありません。ハリーは悩みぬいた挙句「死なせてやろう」、DJの首をぐいぐい絞めて止めを刺してしまったのであります。ミッチィーはこの行為に驚愕して「お前はキチガイだ、これ以上一緒にいられるものか」逃げてしまいました。

 アベルのレントゲン写真と同じくDJにも診断書のようなものがつけられていました。でもやっぱり意味が分かりません。だって画質が悪くって何がかいてあるのか判然としないのですもの(笑)。

 一人になってしまったハリー、ついにマーティンを置いていくことを決断します。ダムの壊れた建物の中に彼を寝かせて「きっと戻ってくる、それまで頑張ってくれ」まあ、あの川で溺れていらいマーティン、一言も口をきいていないのですがね(笑)。ハリー、森へ入っていきます。そして夜になった。もう何度も言っているようですがこのDVD本当に画質がわやくちゃで暗い場面で何が起こっているのかさっぱり分かりません。ハリー一人になってしまって仲間との会話もないですからなおさら分かりません。あれ、ハリー、いつの間にか山小屋の中にいるぞ。ハリー、天上からぶら下がっているものを手にとってむしゃむしゃやり始めます。なんだ、あれは、ソーセージか。部屋の片隅にはああ、あれはマーティンの時と同じ勲章がおいてあるではありませんか。ということは謎の殺人鬼、この山小屋に住んでいるのでしょうか。

 ここでまた唐突に出てきたのが盲目のじいさんジェシー(ジャック・クリーレィ)であります。彼はハリーの声を聞くと「あんたは、医者か」「そうだ」とハリーが答えます。「他の奴らはどうなった」「みんな死んだよ」一人はあんたが殺したんだけどな(笑)。「私の弟がやったのだ、わしはなんとか奴を止めようとしたのだができなかった。あんた、はよう逃げんさい、殺されてしまうぞ」ここでジェシーの出番は終わり。この後また画面が暗くなって何が何だか分からなくなります。いつの間にかジェシーはいなくなり代わりにその殺人鬼の弟がやってきたらしい。ジェシーのものらしいライフルをかまえるハリーです。なにか「あ」「うっ」とか声がしております(笑)。で、次の瞬間太ももを切られてうずくまるハリー。本当に訳が分からないよ。

 ハリー、傷の痛みに耐えながらライフルを撃とうとするのですがどうやら装弾不良を起こしているらしい。必死で弾を装填しなおします。そうこうしているうちに向こうの方がぱっと明るくなってなんとミッチィーが吊るされていたと(笑)。彼はハリーの姿を認めるやいなや「ひー、助けて、ひー、奴は俺を焼き殺そうとしているんだ、ハリー、助けてー、助けてー」ようやく弾の装填が終わったハリー、ミッチィーを助けにいくかと思うとそうは問屋が卸さない。残った弾から火薬を抜いて太ももの傷口に振り掛けます。これに火をつけて傷口をじゅーっ。止血をしたのですな。しかしこの時ミッチィーにも火がつけられて「ギャー、ギャー、俺は八百屋お七じゃないっての、ギャー」焼き殺されてしまいました。

 いまやただ一人の生き残りとなったハリー、その彼の前に殺人鬼マシュー(マイケル・ゼノン)が姿を現します。その顔は醜く引き歪んでいました。実はマシュー、第二次大戦中太平洋戦線で負傷して手当てを受けたのですが、この時の医者の手術がいい加減でこんな顔になっちゃった。あのレントゲンや診断書はそのときのものだったのです。これをウラミに思ったマシューが医者を手当たりしだいに襲っていたのです。別にマーティンと特別な関係はなかったのです。医者だったら誰でも良かったのです。

 マシューは長年の怨念を晴らさんとハリーに襲い掛かるのですが、はい、あっさりライフルで撃ち殺されてしまったのでした。しかし、それにしてもジェシーはどこに行ったのかなあ。ぼろぼろになったハリー、何とか道路にたどり着きます。そこでへたり込んだところでエンドクレジット。

 何か最後まで意味のわからん物語でしたわい。だいたい1977年の映画なのだから第二次大戦を持ってくることはないじゃないですか。ベトナム戦争で負傷していい加減な治療をされたというのであれば問題はなかった?のですがねえ。

 カラー・スタンダード モノラル音声。すでに何回も述べておりますがとにかく画質・音質がムチャクチャ。夜の場面では本当に何が起こっているのかさっぱり分かりません。音質は歪みが酷くって聞き取れないし、こんな映画を真面目に見ている私は本当に偉いと思います。13枚組みのDVDボックスセット50 Movie Pack: Drive-In Movie Classics の一本。Digital 1 StopDVD

 エロの冒険者 

       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/

      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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