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2007年9月 1日 (土)

『蝿男の呪い』(『Curse of the Fly』 1965)

 

『蝿男の呪い』(『Curse of the Fly』 1965

 『蝿男の恐怖』『蝿男の逆襲』に続く蝿男シリーズ第三弾。「今度は戦争だ!」奇怪な実験の失敗により街中の人間が蝿男に変身、逃げ遅れた主人公達に迫る…みたいな映画を想像していたのですが、実際の映画はまったく違っていたようで。

夜のフルニエ精神病院。一階の窓ガラスがいきなり砕け散ったかと思うと現れたのは下着姿の美女。下着姿の彼女は窓から抜け出すと、森に向って駆け出すのでした。ここでタイトルでます。オープニングクレジットの間、ずーっと走っている下着姿の女。どんどん走ってついに精神病院の門へ。持っていた鍵で開けた下着姿の女、外にでてなおも走ります。どうやら、この人、精神病院から脱走したみたいですね。

 オープニングクレジットが終わると同時に現れたのが本作の主人公、マーティン・ドランブル(ジョージ・ベーカー)の運転する車であります。彼は森からいきなり下着姿の女が出てきたのでびっくり仰天。車を降りて、「君、君、こんな夜中に下着姿でどこへ行くんだね」マーティンは自分の名を名乗り下着姿の女を車に乗せるのでした。下着姿の女はパトリシア・スタンレー(キャロル・グレイ)であると名乗り、家族も友達もいない、天涯孤独の身であると話します。天涯孤独がどうこの「夜中に下着姿で走り回っていること」に繋がるのかと思いますが(笑)、すっかり同情したマーティン。彼女を自分のホテルへ連れていくことになります。おっと、その前にいくらなんでも下着姿の女をホテルに連れて行くわけにはいかない。マーティン、近くの農家に干してあった女物の服を盗んでって、盗むなよ!パットに着せたのであります。

 フツー、こういう場合は「誰がただで車に乗せると言った、ん?ええやろ、賞味させんかい」「ヒーッ」という展開になりがちですが、さすが主人公、マーティン、何もせずに本当に彼女をホテルへ連れて行くのです。なんと紳士的なと思いましたが、考えたら紳士が服盗んだりしませんわな(笑)。

 このマーティン・ドランブルはパパのヘンリー(ドン・レヴィ)、兄のアルバート(マイケル・グラハム)とでなにやら怪しい実験を行っている様子。まあ、怪しいなどと言葉を濁さなくっても蝿男映画ですから、あれに決まってますよ、あれに。マーティンはあれに必要な部品を調達にモントリオールへ来て偶然、パットと出合った訳。彼はホテルからケベックの自宅へ電話。執事のタイ(バート・クゥオーク)に「ロンドンのパパ達に連絡してくれ。部品は水曜に手に入る。それから持って帰るからって。あと、パパの体の調子はどうかって聞いといて」

 タイはあれが鎮座ましましている実験室へ行き、ロンドンのヘンリーたちに無線連絡です。受けるヘンリーとアルバートも自宅と同じようなあれが鎮座ましましている実験室にいます。しかしヘンリーはベッドに寝ていていかにもしんどそう。無線に答えたアルバート、「よし、部品はもうすぐ手に入るのだな、マーティンにパパは元気だと伝えてくれ」交信終了、しかしアルバートは浮かない顔です。「パパ、もうこんな実験はやめよう。犠牲はジュディスとサミュエルズで十分じゃないか。僕は自分の人生が欲しい。結婚だってしたいんだ」ベッドのヘンリーは驚いて「今更何を言い出すのだ、お前達はケベックからロンドンまで私を転送することに成功したではないか。装置の完成はもう目の前なのだ」そう、ケベックとロンドンの二つの実験室に鎮座ましましているあれとは「転送器」だったのであります。え、もうそんなことはとうの昔に分かっていた?へへへ、そうでございましょうとも。

 「装置がもうすぐ完成って、パパ何を言っているんだ、こんな体になってまで」ヘンリーに歩み寄ったアルバート、うつぶせに寝ている彼のパジャマをぐいとめくります。現れたのは大きな火傷。どうやらこの転送器、今だ大きな欠陥があるようです。

 さて、部品の完成を待つ間、急速に仲良くなるマーティンとパット。ピクニックに出かけたりなんかしております。そしてマーティンはついに会ってから9日しかたっていないのに彼女に結婚を申し込んだのでした。「あなた、私のことを全然知らないのに」と困惑するパットに「ふふふ、愛に過去は関係ないさ」とカッコつけるマーティン。まあ、この二人とも精神病院だの怪しい実験だのろくでもない過去を抱えている訳ですが(笑)。パット、マーティンのプロポーズを承諾します。大喜びのマーティン、「ケベックの僕の屋敷に帰ろう。そして家族の皆に報告するんだ、僕達、結婚しましたって」ところがこの直後、体調を崩してばったり倒れるヘンリー。パットは彼をホテルの部屋へ運び込みます。

 何を考えたか鍵をかけて部屋にこもるマーティン。ベッドで呻いている彼の顔はおお、無残に溶け崩れているではありませんか。しかし数時間後にはすっかり回復しパットを安心させるのでした。一体、この不気味な症状は何なのでしょうか。

 ここで新たな登場人物。フルニエ精神病院の責任者フルニエ夫人(レイチェル・ケンプソン)がモントリオール警察のロネ警部(ジェレミー・ウィルキンス)にパットの捜索願いを出したのです。調べを開始した警部はホテルであの蝿男事件で有名な(笑)ドランブル家の人間がパットと一緒だったことを知って妙な予感に囚われるのでした。

 この時フルニエ夫人からパットが入院した原因が語られます。父を早くに亡くしたパットは母親と二人で頑張ってようやくプロのピアニストになれた。しかしそのデビューコンサートの直前に母が急死。それで精神が不安定になって精神病院行きとなったそうな。

 さて、結婚したマーティンとパット。ケベックの屋敷に戻ります。驚くタイとメイドのワン(イヴェッテ・リース)を尻目に「今夜は初夜だ、楽しいなったら楽しいな」と浮かれるマーティンであります。しかし、このまますんなり初夜が迎られるかというとそうは問屋が卸さない。ロンドンのヘンリーから「今夜私を転送でそちらへ戻してくれ。警察に私の不法入国を感づかれたらしいのだ」びっくりしたマーティン、急いで例の部品を転送装置に組み込みます。そしてそれを使ってヘンリーを転送。ガラス張りの棺桶のような転送台に寝かされたヘンリーがぴかっと光って消失、アルバートは無線で「よし、こっちは上手くいった、そちらで再統合を頼む」この再統合という言葉がカッコいいですな(笑)。マーティン、装置のツマミをいろいろいじくると、はい、こちらの転送台もぴかっと光ってヘンリーが現れた。

 転送に伴う失神から目覚めたヘンリー、自分の体を調べて「良くやった、あの部品が効いたのだ。新たな放射能焼けが出来ていない」うわあ、あの傷跡は放射能焼けだったんスカ(大笑い)。

 とりあえず装置の欠陥は克服された。もう完成したも同然だと踊るヘンリーにマーティンは「お父さん、僕、結婚したんです」ヘンリーは仰天して「馬鹿な、他人を巻き込むつもりか、やめろ、すぐ別れろ」と怒鳴るのですが、もう屋敷に連れてきちゃっているのですからどうにもなりません。それにマーティンが彼女は天涯孤独で身よりも友達もいないと説明したのでヘンリー、しぶしぶながら彼の結婚を承諾したのです。

 まあ、いろいろ文句を言ったヘンリーですが、元が優しい性質で、息子の嫁となるとやっぱり可愛い。翌朝、朝食の席で紹介されて「息子をよろしく頼みますよ」と満面の笑顔をパットに向けるのでした。この時パット、リヴィングに置いてあるピアノを見つけ弾かせて貰います。この光景を見たワン、なぜか顔色を変え裏庭に走るのでした。そこには四つのドアがついた建物があって、不気味なことにそのドアの一つから女の泣き声が聞こえております。ワンはそのドアの下に設けてある扉を開いて「泣かないで、泣いちゃ駄目よ」ここで突然、扉からにゅっと手が伸びてワンを掴みます。しかもその手は見るも無残に変形しております。「痛いわ、話して、大丈夫だから」ワンがこうさとしてようやく手は扉の中に引っ込んだのでした。溜息をついて立ち上がるワン、その時今度は隣のドアから「うがあ、うがあ」といううめき声。ワンはそのドアをばんと蹴って「うるさい、お黙り、お前、昼飯抜きだからね」

 これはあれですな、アルバートが言っていた犠牲者、ジュディスとサミュエルズなのでしょう。実験の失敗で人外の化け物になった彼らをこの建物に監禁しているのです。

 ここで意外な訪問者、あのフルニエ夫人とロネ警部が尋ねてきたのです。彼らの名前を聞くなりパット逃げちゃった(笑)。彼女は裏庭に逃げて偶然あの四つのドアを発見してしまいます。そして止せばいいのに先ほどがうがう唸って飯抜きにされていた何者かがいる二つ目のドアに近寄って、覗き穴を見た。パット、中でもぞもぞ蠢く蝋燭みたいな人の頭を見て「ぎょえええ」 マーティン、半狂乱の彼女をなだめるのに言ったことがいい、「あれは実験動物だから」またそれで納得するパットもパットです(笑)。

 フルニエ夫人とロネ警部の方はどうなったかというと、「彼女は精神病院へ入院していました。戻らせて治療が必要です」と主張する彼らに対してヘンリーは「ウチの嫁を精神病院に入れる訳にはいかん。わしが身元引受人になる!」この時初めて明らかになったパットの過去にまったく動じず彼女の身元引受人になることを宣言したパパ、さすが、一家の長、これでヘンな実験に取り付かれていなければねー。こう言われてはフルニエ夫人も警部も引き下がらざるを得ません。

 マーティンもまたパットに「君が○○○イだったことなんて気にしない。愛しているよ」と囁くのでありました。しかしパットを部屋に行かせた直後、またばったり倒れるマーティン。介抱するヘンリーに「パパ、モントリオールでうっかり注射するのを忘れて以来、この有様なんだ、悪化し続けているんだよ」「やはり急がねばならん、早くしないとパットに気づかれてしまうぞ」ウウーム、一体マーティンの体に何が起こっているのでしょうか。

 一旦は引き上げたロネ警部ですが、それで調べを打ち切る訳ではありません。ロネ警部は今や老人ホームに入院しているシュラス元警部(チャールス・カールソン)に電話をします。シュラスはあの忌まわしき蝿男事件を捜査した人で彼からドランブル一家の情報を聞き出そうとしたのです。

ロイの問いに答えてシュラス、驚くべきことを話し出します。「何、マーティンが結婚した、いや、そんなことはない。彼にはジュディスという妻がいたはずだ」来ましたよ、来ましたよ、もうぞくぞくしますな、こういう展開(笑)。「私はあの忌まわしき事件以来、彼ら一族を監視していた。ジュディスが死んだり、離婚したりしていれば分かったはずだ。ジュディスはマーティンの大学の同級生でピアノの上手い美人だったよ」なるほど、それでヘンリーや夫のマーティンによって人三化七にされてしまったジュディスがパットの弾くピアノの音を聞いて泣いていたのですな。

 その夜ドランブル家のピアノを片手だけで弾いている女の姿あり。ジュディスです。今のところ、彼女の顔は横顔しか見えておらず、観客に「ははあ、きっと見えない半分が物凄いことになっているのだろう」と期待させる仕掛けになっております(笑)。この音を聞きつけて目を覚まし階下へ降りて来たパット、ぱっと電気のスイッチを入れますと、驚いたジュディスが振り向いた。おお、やっぱりぐちゃぐちゃだ、観客の期待を裏切らぬこのショックシーンでパット、気絶してしまったのでありました。この騒ぎを聞きつけたタイが来て、ジュディスを例の監禁場所へ連れ戻すのです。

 ちなみにジュディス、片手、顔半分ばかりか左足も酷いことになっているようで、包帯でぐるぐる巻き、引きずって歩いております。

 翌朝、このことをマーティンに訴えるパット。しかしまったく取り合って貰えません。マーティンは彼女が夢を見たのだと決め付けるばかりです。パット、「そんな夢を見るなんて私、またクルクルパーになりかけているのだわ」頭を抱えるのでした。

 彼女の様子を心配したマーティンは実験室でヘンリーに「パパ、本当のことを彼女に話したいんだ。でないと、彼女今におかしくなってしまう」「ムチャを言うものではない、素人をこの実験に巻き込んではならんのだ」素人ってあなた・・・(笑)。「それよりもサミュエルズとディルを処分しなければならん」ええっ、化け物になったのは二人だけじゃなかったんスカ!「でないと今にまたあのおせっかいな警部がやってくるぞ。二人をロンドンに送ってアルバートに処分させるのだ」「じゃあ、ジュディスはどうするのです」「彼女の運命は元夫であったお前が決めるのだ」二人は早速あの監禁場所へ行き、クロロフォルムを使って元サミュエルズとディルだったものを眠らせるのでした。

 さて、ロイ警部、今度は直接病院にシュラスを尋ねてさらに詳しい情報を聞き出します。シュラスは一枚の写真をロイに手渡すと「彼らの祖父は物質転送機の実験をしていた。そして自らを実験台として転送したのだが、その時蝿が紛れ込んでいたのに気がつかなかった。それで、彼は蝿男になってしまったのだ」ばーん、ロイの持っている写真が大写しになります。それはもちろん、あの蝿男。映画のスチールみたいですが(笑)そんなことを気にしてはいけません。「祖父はもう一度転送されることで一応人間に戻ったのだが、蝿の遺伝子が彼の体に残ってしまっていた。だから彼の息子であるヘンリー、孫であるマーティンには異常が現れた。やたらに手を擦り合わせたり、フマキラーを見ると真っ青になったり、小林一茶が大好きだったりするんだ」アルバートだけが正常な人間なのだそうで。「それに二人は蝿並みに寿命が短い。それを特殊な血清で補っているんだ」なるほど注射を忘れたマーティンがおかしくなったのはこういう訳だったのですな。

 マーティンは眠らせたサミュエルズとディルを実験室に運ぼうとしたのですが、片一方が途中で目を覚ましてしまいました。サミュエルズだかディルなのか良く分かりませんがとにかくそいつは「テメー、俺たちをこんな体にしやがって」とマーティンに襲い掛かるのです。危うしマーティン!と思われたのですがここで駆けつけたのがヘンリー。愛用のステッキでサミュエルズだかディルなのか良く分かりませんが、とにかくそいつの頭をがんがんどついて失神させてしまったのです。そして酷いことにヘンリーとマーティンはサミュエルズとディルを一緒に転送してしまったのでした。

 ここでワンがパットに嫌がらせ。睡眠薬で眠っているパットの枕元にジュディスの写真をおいたのです。その写真にはあなたを愛しているわ、マーティン、ジュディスという彼女直筆のサイン入り。目を覚ました彼女はぼんやりとした頭でこの写真を見るのですが、何しろ寝起きでぼーっとしておりますから落として割っちゃった。また寝てしまうパットであります。

 ロンドンの実験室でいやいやながら転送されてきたものを再統合させるアルバート。彼は実体化したものを見て「な、なんじゃ、こりゃ!」と絶叫します。それは一度に転送されたため遺伝子レベルで交じり合ってしまったサミュエルズとディルの無残な姿でありました。ぷちん、アルバートの頭の中で何かが切れます。彼は倉庫から斧を取ってくると転送器ににじり寄って・・・。

 一方マーティンはパットから「ヘンな写真を見たの」と言われて大慌て。とりあえずまた「夢だよ、夢」と誤魔化します。どうにもワンパターンであります(笑)。パットはまたもヘンな夢を見たということで「ああ、やっぱり私はクルクルパーになったのだわ」と懊悩するのです。これを見かねたマーティン、ついに「僕らは物質転送機の研究をしているんだ。君の見た化け物は実験の失敗でああなってしまったんだ。彼女は僕の元妻だったのだ」と本当のことを喋っちゃったのであります。「なんということを」と驚愕するパット。しかし飲ませられていた睡眠薬が効いてきて、そのまま寝てしまうのでありました。

 ロイ警部も彼らを厳しく追及し始めます。彼はヘンリーとマーティンを呼び出してちくちくとイヤミ。「マーティンの奥さん、ジュディスはどうなったのですかな。何、勝手に出て行った、それで捜索願も出さずにマーティンはメキシコで離婚の手続きした、ふーん、そうですか」さらに彼は人間だった頃の(笑)サミュエルズとディルの写真を見せて「彼らは助手だったのでしょう、一体どこへ行ったのですか、何、交換留学生だったので国に帰った、今でもたまに手紙がくる、ふーん、そうですか。彼らの所在は確認できなかったんですがねえ」

 これで完全にヤバイと思ったヘンリーとマーティン、全ての証拠を隠滅してロンドンへ逃走することを決意します。

 しかし彼らがロイ警部にイヤミを言われていた間、ドランブル家では恐ろしい事件が起こっていました。ジュディスが逃亡、嫉妬のあまりパットを襲ったのです。その彼女を助けようとしたタイ、馬鹿でっかいスパナでジュディスを殴り殺してしまったのです。真っ青になったタイ、ワンと相談してジュディスの死体を処分してしまったのでした。

 戻ってきたヘンリーとマーティン、この騒ぎを知ってがっかり。もう急がなきゃならないということでワンとタイに逃走を指示、そして自分達は早速に書類を焼き始めます。これが済んでさあ、「気分はもう転送」だ。ヘンリーは「わしが一番に転送される。それで異常が無かったら次にパット、そしてお前はタイに転送して貰え」転送台に横たわります。そしてまた繰り返される転送のプロセス。ぱっと光ってヘンリーが消えます。マーティンは無線でアルバートに再統合を指示したのですが、彼はすすり泣くばかり。そう、彼はとっくの昔にサミュエルズとディルもろとも転送機を破壊してしまっていたのでした。

 ヘンリーは分子レベルに分解されて虚空に消え去ったのであります。

 そうとも知らず今度はパットの転送準備を進めるマーティン。この時ワンとタイは「あとのことなんか知ったことか」と車で逃走します。その直後屋敷に到着したのがロイ警部でした。マーティン、準備を終えてさあ、「僕たちの好きな転送」だ。危うしパット、しかし絶好のタイミングでマーティンの体調がおかしくなります。また血清を打つのを忘れていたらしい。彼は目を覚まして転送機の中で暴れだしたパットを助けると「いや、放して、あっちへ行って、この転送馬鹿!」と暴れるのにも構わず車で逃走しようとするのです。

 しかしついに力尽きて車の中へ倒れこむマーティン。蝿男に変身だと思いきや、そのまま老化が進んでしわくちゃになってしまいましたとさ(笑)。逃げ出したパット、屋敷を調べていたロイ警部とばったり出会います。「マーティンが、マーティンがえらいことに!」二人で彼の様子を確かめに戻るとマーティンすでにガイコツになっていましたというオチ。エンドクレジット。

 なんだ、結局蝿男でないのか、面白かったけど蝿男の映画なんだから、やっぱり蝿男がでないとねえ。

モノクロ・スタンダード モノラル音声。画質はそれなり。黒の沈みが足りないのが残念です。音質は台詞の聞き取り易さが出色。転送器の唸りにも迫力があります。日本語字幕付 国内盤 20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパンのDVD

エロの冒険者

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      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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