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2008年12月16日 (火)

『King of the Rocket Men』 #2

  「第五章 死へのダイブ」

ロケットマン、何とか装置を始動させて墜落死の運命から逃れます。

 グレンダとウィンスローはコンウェイ博士の死を伝えるラジオ放送に耳を傾けております。「コンウェイ博士の死体のそばには自分の全ての犯行を告白する文書がありました。犯人は彼だったのです」しかし、グレンダ、この放送を信じません。それどころか、「ジェフが怪しいわ、だって、ホテルの部屋にコンウェイ博士がいたことを知っていたのは私たちと彼だけなんだもの」と言い出す始末。ウィンスローは「じゃあ、会議室へ行って彼が犯人じゃない証拠を見つけてあげるよ」二人して会議室へ出かけます。

 丁度その時、今回の件で自分の行動がヴァルカン博士筒抜けになっていたことを知ったジェフが会議室で隠しマイクを探していたのでした。いくらも探さないうちにあっという間に見つかってしまう隠しマイク。ジェフは一計を案じ、電話を持ってきて、誰かに電話を掛けたふりをします。「おい、セブン君かい、うむ、ジェフだが、あの点火装置は君に渡すことにするよ。何、科学連合には装置の開発に失敗したことにするから大丈夫だ。じゃあ、午後4時に例の納屋へ来てくれたまえ」これを隠しマイクで聞いていたヴァルカン博士、まんまと騙されてタークに「おい、ジェフの点火装置とやらを奪ってくるのだ」

 ところがこの電話を偶然にもウィンスローとグレンダ、これでジェフが裏切り者に違いないと思い込んでしまったのです。憤慨したグレンダはウィンスローに「私たちもその納屋に張り込みましょう。取引の現場を押さえるのよ」ああ、ややこしいことになってきた(笑)。

 さて、件の納屋にやってきたジェフ。ウィンスローとグレンダは彼に先回りして既に納屋の中に隠れています。と、セスナ機がぶーんと飛んできて着陸。降りてきたのはもちろん、ターク。彼は納屋に入るなりジェフにピストルを突きつけて「やい、その装置をわたしやがれ!」ジェフは上手く罠に引っかかったとほくそ笑みながら装置を渡そうとするのですが、ここでグレンダとウィンスローが隠れ場所から飛び出してきたのです。「そうはいかないわよ、ジェフ、あなたが裏切り者ね」びっくりしたターク、装置をひったくって逃げ出します。後を追ったグレンダ、あろうことかセスナ機に一緒に乗り込んじゃった。有無を言わさずセスナ機を離陸させるターク。

 一方、ジェフはウィンスローにぼこぼこ殴られています。「だから、違うんだって」殴り返したジェフ、「これは罠なんだよ、奴らの隠しマイクにココで取引するという嘘の情報流しておびき寄せたんだ」彼は車からアンテナのついた受信装置を取り出します。「タークの奴に渡したのは発信装置だ。奴がヴァルカンのところへ行けば、アジトの場所が分かる」ようやく誤解していたことに気がつくウィンスローであります。

 しかし、グレンダの方はそうも行きませんで、もう飛行機の中でタークに脅されて身動き取れません。おまけにヴァルカン博士が連絡してきて「おい、ターク、飛行機から変な電波が出ているぞ」ターク、驚いてジェフから奪った箱の包みを破いてみると、果たして送信機が出てきました。それを知らされたヴァルカン博士、「バカーっ、このままじゃアジトの場所を発見されてしまうっての、すぐに捨ててしまえ」ターク、窓を開いて送信機をポイ。そしてグレンダに向き直ると「ひひひ、姉ちゃん、次はあんたの番だぜ」グレンダ、大ピンチです。

 でもこのままグレンダがセスナ機から投げ落とされ地上に激突してぐしゃぐしゃになってしまっては、健全で明るいSFシリアルになりません。ここで颯爽と飛んできたのがもちろん、ロケットマン。慌てたターク、操縦桿を取り外して外へぽい。グレンダを失神させ、自分はパラシュート効果するのです。その直後、操縦席に突っ込んできたロケットマン。ばりばりと機体が破れてベニヤ板なのが丸分かり(笑)。セスナ機はそのまま降下。地上に激突して大爆発します。

 続きはまた来週というテロップが出て、これにて『King of the Rocket Men』 「第五章 死へのダイブ」の終了でございます。

 「第六章 ロケットマンの謎」

 ロケットマン、グレンダにパラシュートをつけさせ外へ押し出します。彼女のパラシュートが開くのを確認してから、彼もまたセスナを離れます。地上へ落下して大爆発するセスナ機。ロケットマンは無事地上に降り立ったグレンダに「んじゃ、あっちの方に道路があるから、ヒッチハイクでもして街へ帰りなさい、僕は飛んで帰るから」といって飛び去ってしまうという・・・。ちょっと疑われたことに腹を立てているみたいです(笑)。

 一方ロケットマンに対して怨み骨髄のターク。ヴァルカン博士と無線で話しあっております。「奴の正体を確めねばならん」「おそらくジェフ・キングがロケットマンですよ」「しかし、確証はないのだ。よし、ターク、お前はイースタンエレクトロニックで完成する新型マシン ソニックトロンを奪え。その時、一緒にジェフを拉致してしまうのだ。それでロケットマンが現れなければジェフ=ロケットマンということになる」いや、そんな面倒くさいことしないで、とっととジェフをやっつけてしまえばいいんじゃないかと思うのですが(笑)。

 そのジェフ、例によって科学連合のミーティングでソニックトロン運搬の警護を任されております。そしてすぐにタークともう一人の部下に襲われるという・・・。通りがかったウィンスロー、加勢に入るのですが、今回ばかりはジェフ、ウィンスローの二人とものされてしまいました(笑)。タークはジェフを彼自身の車に乗せて逃げ去ります。ウィンスロー、すぐに車で追いかけたのですが、踏み切りで機関車に阻まれて見失ってしまうのです。

 ジェフ、一計を案じまして「おい、ターク、タバコでもどうだね。うん、ライターで僕が火をつけてあげよう」そのライターのすぐそばに秘密のスイッチがあったのですな。密かにこれをオンにしますと、彼らの会話がミラード博士の洞窟へ筒抜けになったのです。ミラード博士、この会話を聞いて立ち上がりロッカーへ。彼が取り出したのはもちろん、第二のロケットスーツでした。

 タークたちはジェフを連れてソニックトロンが保管してある倉庫へ向います。出てきたガードマン、「おお、キング博士、待っておりましたぞ。すでにソニックトロンはトラックに積んであります」彼はジェフがいるためタークたちをまったく疑っておりません。ああ、このままソニックトロンは悪の手に渡ってしまうのか。しかし、ここで現れたのがもう一人のロケットマン。タークたちは仰天します。「あれ、ここにいるジェフはジェフだけど、あそこにいるロケットマンは誰なんだろう」ロケットマン=ジェフと思い込んでいたのですから、この驚き、無理もない。この隙に反撃に転じるジェフ。ガードマンもようやくことの次第が分かってジェフに加勢して激しい銃撃戦となりました。しかし、形勢悪し。ガードマンは銃殺されてしまいます。ジェフはトラックに乗り込んでソニックトロンもろとも逃げようとしたのですが、この時タークの放った銃弾が命中した!暴走したトラック、倉庫の壁をブチ破って飛び出します。その下は海。トラックが海にざぶんと飛び込んだところで、

 続きはまた来週というテロップが出て、これにて『King of the Rocket Men』 「第六章 ロケットマンの謎」の終了でございます。

「第七章 溶けた脅威」 実はピストルの弾はジェフに当たってなかった。彼はドアを開くとぱっと飛び降ります。トラックはそのまま倉庫の壁を突き破って海へどぼーん。ジェフはダーキンと部下を撃退してくれたロケットマン2号、ミラード博士に例を言うのでした。凄く大事な装置が海の中だというのに暢気なことであります(笑)。

 洞窟へ戻った二人は今後の計画を話し合います。ジェフ、「よし、思い切って君が今作っているデシメーターを公開しよう、これでヴァルカン博士をおびき出すのだ」このデシメーターというのは音波兵器。鋼鉄の棒に向って音波を照射するとどろどろと溶けてしまうのであります。これにさらにジェフ考案のX22回路を接続すれば威力倍増、人類が発明した最強の兵器の一つになるのだとか。えらいブッソウなもの作りますなー、この人たちは。ジェフはその動向をヴァルカン一味に見張られているから、洞窟に度々くるのはまずい。ならばバートンとグレンダに運ばせようということになりました。

 車で出発するジェフ。すると思ったとおりターキンたちの車が後をつけてきました。にししと笑うジェフ。しかし、彼らの通信がヴァルカンに傍受されていたのです。ヴァルカンは、バートンとグレンダがX22回路を運んでいることを知ると、早速ターキンに連絡。「おい、ジェフは囮だ。お前たちはアジトの洞窟を探してミラード博士とデシメーターを奪うのだ」

 ターキン、命令に従って洞窟へ急ぎます。ジェフ、彼らの企みに感づいてロケットマンに変身、空中へ舞い上がるのでした。しかし、間に合わない。ターキンたちは洞窟でミラード博士、バートン、グレンダを襲ったのです。ターキンたちは博士とデシメーターと共に逃げようとするのですが、ここでジェフが到着。激しい殴り合いとなります。ターキンの部下の一人が石をロケットマンに向ってぽい。しかし、それが外れてデシメーターにがんと当たってしまいます。そのショックでスイッチ入って、デシメーターは強力なパワーで洞窟の壁を溶かし始めたのでした。これを見てひゃああと逃げ出すターキンたち。ミラードはロケットマンに叫びます。「研究室でバートンとグレンダが縛られている。彼らを助けなきゃ」

 ロケットマン、頷いて研究室へ。そして二人を解放したのですが、その頃にはもう溶岩が目の前に迫っていて入り口の方には行けません。「わあ、まずい」三人はさらに洞窟の奥に逃げるのですが、ああ、行き止まりになっちゃった。迫る溶岩、「きゃあああ」というグレンダの悲鳴。

 続きはまた来週というテロップが出て、これにて『King of the Rocket Men』 「第七章 溶けた脅威」の終了でございます。

 「第八章 決死の飛行」

 ミラード博士はデシメーターを止めようとするのですが、駄目。「うわあ、フリーズしちゃったあ」この後熱と煙に巻かれて倒れる博士。そして追いつめられたロケットマンたち。溶岩が迫ります。と、ここでロケットマン、「お、横穴があるぞ、そっちへ逃げよう」だって(笑)。行き止まりじゃなかったのかよ。

 ミラード博士が生きていたことに驚きの声を洩らす科学連合の幹部たち。ジェフは涼しい顔で「そう、私が手伝って彼の死を偽装したのです。彼はヴァルカンに狙われていることを知っていました。そして死んだことにしてある場所に隠れ研究を続けていたのです」「でも結局貴重なデシメーター装置は破壊されてしまったではないか」とツッコむヴァンストラム。ジェフはちょっと困った顔をしたのですが、すぐに立ち直って、「仰るとおりです。しかし私の手元にはミラード博士の研究ノートがあります。私はこれを使ってデシメーターをもう一度作るつもりです」

ここでおかしなことがひとつ。あの洞窟で倒れたミラード博士、これ以降全然姿を見せなくなります。彼はひょっとしたらあの溶岩に巻き込まれて死んでしまったのでしょうか。でもそうなっていたとしたら会議で博士が生きていたと話すのはおかしいと思うのですが。

 会議の後、会議室の金庫にノートを仕舞いこむジェフ。わあ、なんてことするんだ、絶対盗まれる・・・と思ったのですが、まあ、これは皆さんも既にお分かりのことだと思いますけれども、ジェフの罠でありました。果たしてその夜忍び込んで来た黒い影。「23を二回右、33を一回左」なんて呟いております。これはどうやら金庫の組み合わせ番号らしい。黒い影は金庫を開けてノートを取り出します。そして出て行こうとしたのですが、その彼を捕まえたのが、今まで張り込んでいたジェフとバートン。「やい、ヴァルカンめ、おとなしくしろ」賊の顔をみたジェフはびっくり仰天。「ああ、あなたはヴァンストラム博士ではありませんか」どうやら、ヴァンストラム博士、ヴァルカン博士に薬で操られていたようです。ジェフは急いで解毒薬を飲ませます。するとヴァンストラム博士は正気に戻ったのですが、会議の後の昼飯以降何も覚えておらぬ様子。

 覚えていたのはアービングシェード RFD48という住所のみ。ジェフは決意します。「よし、明日、私がその住所を郵便局で調べて行ってみよう。ひょっとしたらヴァルカン博士がいるかも知れない」その間ヴァンストラム博士はグレンダのアパートに匿われることになりました。しかし、何だってまた一度襲われているグレンダのアパートに連れていくかね(笑)。

 翌日、そのアービングシェード RFD48へ赴くジェフ。あ、これは第三章で爆発したはずの山小屋だ(笑)。ここで研究ノートを持ってくるはずのヴァンストラム博士を待っていたのはダーキンと部下一人。ジェフは外で見張りをしていた部下をぶん殴って失神させ、ダーキンにピストルをつきつけます。「やい、命が惜しかったらヴァルカンのところへ案内するのだ」ところが部下が意識を取り戻して逆にライフルでジェフを銃撃。この隙にダーキンは車で逃げてしまいます。おまけにヴァルカン博士が無線で「ヴァンストラムはグレンダのアパートだ。奴の口をふさげ」と命令しちゃった。ダーキン、グレンダのアパートへ向います。

 一方ジェフはようやく部下を射殺、ロケットマンに変身して空へ舞い上がるのです。

 ほどなくダーキンと二人の部下っていつの間に合流したんだか(笑)。ヴァンストラムの記憶を取り戻そうとしていろいろ聞き出しているバートンとグレンダを襲います。彼らはバートン・グレンダを縛り上げヴァンストラムに向って拳銃をズドン。ここで部下の一人が窓の外を指差して「鳥だ、飛行機だ、いや違うロケットマンだ!」そりゃ、スーパーマンですよ(笑)。ダーキンは部下達によし、窓からピストルの一斉射撃だ。これでロケットマンもいちころだぞ!」窓に向って急降下するロケットマン、ダーキンたちのピストルが一斉に火を噴きます。

 続きはまた来週というテロップが出て、これにて『King of the Rocket Men』 「第八章 決死の飛行」の終了でございます。



     エロの冒険者
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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