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2008年12月16日 (火)

『King of the Rocket Men』(1949)  #1

 

 ロケットマンが大活躍するSFシリアル。12章仕立てで166分の長丁場。よろしくお付き合いのほどをお願いします。

 警告、警告、このDVDのリージョンは1です。したがって日本国内のDVDプレーヤーでは再生できません。警告、警告。

「第一章 ヴァルカン博士 裏切り者」
冒頭、ロケットマンがぴゃーっと飛んでいきます。直後にタイトルが出て始まり、始まり。いきなり墜落する飛行機。新聞の一面に「無残!科学者墜落死」というニュースがぱあっと出ます。続いて何の前触れもなく爆発する研究施設。また新聞に「驚愕!核分裂研究所が謎の爆発」。もう頭っからブッソウ極まりないんです(笑)。

 とここで屋上に巨大なアンテナが設置された怪しいビルヂングが映ります。そしてその中で様々な機械装置を前に動き回っている人物の影。怪しい、怪しすぎる!この男がダイヤルをくりくり回しますとモニターにどこかの研究室が映りました。「サイエンス・アソシエーツ 科学連合 管理部」という看板の掛かったその研究所から一人の科学者が出てきました。彼は自分の車に乗り込んだのですが、突然驚きの表情を見せます。カーラジオから怪しい男の声が聞こえてきたからです。「ドレイク教授(デール・ヴァン・シッケル)、ふふふふ、君の車は私のコントロール下にある。これからドライブに付き合って貰おう」教授はびっくりして逃げようとしたのですが、ドアは既にロックされています。走り出す車。教授はハンドルを回しますが、これも反応なし。そのうち山道に差し掛かった車、一段とスピードを上げ崖下にまっさかさま。例によって新聞に「愕然!科学者が事故死」と書きたてられるという・・・。

 次に狙われたのは研究室で実験に勤しんでいるミラード博士(ジェイムス・クレイブン)であります。研究室にいつの間にか置いてあったスピーカーから「ふふふふ、精が出るね、ミラード博士。ところで君は新聞が書き立てている科学者の事故についてどう思うかね。ふふふ、もちろん、事故などではないぞ、私がやったのだ」装置から火花がばちばち飛んでそして大爆発。

 この事態を重く見た科学連合は臨時の会議室を設置しまして緊急ミーティング。この取材に来たのが「サイエンス・ステート・マガジンの」記者、グレンダ・トーマス(マエ・クラーク)であります。こういうシリアルに登場する女性というのは大概女性記者であるというセオリーが忠実に守られておりますな(笑)。彼女の相手をしたのがバート・ウィンスロー博士(ハウス・ピータース・ジュニア)で、グレンダは「これは単純な事故ではないんじゃないですの、サボタージュじゃありませんの」と鋭くツッコむのですが、ウィンスローは柳に風で「まあ、何も分かっておりませんからな、用心するしかないですな。さ、そろそろ会議が始まります。お嬢さんおかえんなさい」不満そうな顔で帰っていくグレンダ。

 会議に参加した顔ぶれが前述のウィンスローに加えてジェフリー・キング博士(トリストラム・コフィン)、ブライアント教授(アイ・スタンフォード・ジョリー)、ガンサー・ヴォン・ストラウム教授(スタンレー・プライス)、ブレファー博士(ダグラス・エヴァンス)議長のマーチン・コンウェイ教授(テッド・アダムス)等々のそうそうたるもの。早速議長が机をトンカチでどんと叩いて「静粛に、静粛に、我々はまず不幸にしてなくなったミラード博士の研究を受け継ぐものを選ばなければならぬ」しかし、反対意見が続出します。はいっと手を上げて「先生!じゃなかった議長。あんな研究続けるに値しませんよ、あいつはフライングスーツを作って人間を飛ばそうとしていたんですよ」「あいつはその実験の犠牲になったんだ、危険すぎる」

 とここで静かに立ち上がったのがジェフであります。「皆さん、ミラード博士は常々ヴァルカン博士という人物の名を口にしておりました。彼はこの一連の事故はヴァルカン博士の仕業ではないかと考えていたようです。ヴァルカン博士は我々科学連合の秘密を盗もうとしているようです」この爆弾発言に騒然となる会議室。「ぬぬ、ならば私が作った誘導ミサイルのテストも狙われるのではないか」これで議長、「よし、ジェフ、君が言いだしっぺだ。このミサイルをヴァルカン博士とやらの手から守る、これが君の初仕事だ」ジェフ、どんと胸を叩いて「ようがす、お引き受けいたしましょう」

 場面が変わってここはとあるアパートメントの一室、ターク(ミハイル・フェロ)とノックス(トム・スティール)といういかにも性質の悪そうな男たちが屯しております。電話がりりーんとなって飛びつくターク。それはヴァルカン博士からの命令を伝えるものでした。「おい、ジェフ・キングを知っているな。奴らが我々のことを疑っているようだ」タークは驚いて「奴は我々の企みを全部知っているのですか、それとも推測だけなんで?」「それを調べるのがお前たちの仕事だ」その夜、さっそく会議室に忍び込むタークとノックスであります。

 書類戸棚を引っ掻き回す二人。なかなかはっきりとした証拠は出てきません。焦っているうちに、「やや、誰かやってきたぞ」二人は隠れて待ち伏せします。会議室に入ってきたのはもちろん、ジェフ。彼は電気をつけた瞬間、二人の悪漢にピストルを突きつけられていることを知ったのでした。「やいやい、お前はジェフだな。大人しくしないとこのハジキがお前のどてっぱらに風穴開けるぜ!」ジェフ、持っていたカバンを振り回して二人の拳銃を叩き落としてしまったという(笑)。それから二人と戦うのですが、これが強い、強い。あっという間に二人を撃退するジェフ。

 翌日、車を駆ったジェフ、ある洞窟へ参ります。洞窟の中に入っていくと頑丈そうな鉄の扉がありまして、その向こうは立派な研究室。「おーい、留守かい、ジェフだよ、出て来いよ」出てきた人物を見て我々は愕然とすることになります。それは死んだ筈のミラード博士だったからです。彼はジェフの手引きで死んだことにして身を隠し、研究を続けていたのでした。「ミラード博士、昨日会議室に二人の男が忍び込んできたよ。なんとか撃退したけど、あれはヴァルカン博士の手のものに違いない」溜息をつくミラード博士。「そうか、いよいよ危うくなってきたな。我々も対策を急がねば。ところでジェフ、私のロケットスーツがついに完成したよ」ミラードはロッカーから円錐形の部品が背中に二つついたスーツ、頭がとんがったヘルメットを取り出します。彼はこのスーツをジェフに渡して「テスト飛行を頼む。でも慣れないうちは出力を抑えるんだぜ」

 ジェフはスーツを受け取りながら「そう言えば私は新型誘導ミサイルの実験を仰せつかったよ。ヴァルカン博士に見つからないようにトラックに積んで町外れの倉庫に隠してある。警備員もつけているから安心だ」 まあ、これが安心であったためしなどないのでして・・・。

 ジェフの言う町外れの倉庫。扉の前に警備員が一人立っておりますって、そんな大事なミサイルなのに警備員たった一人?科学連合変なところでセコいですなあ(笑)。ここにジェフが立ち寄ったところをヴァルカン博士の手下が襲うわけでして。あ、手下、一人増えて三人になっている。今度は会議室の時のようにはいきませんで、大事のミサイルをトラックごと奪われてしまいます。ジェフは車で追いかけようとしたのですが、手下の一人がエンジンを壊してしまっていて駄目。ならば残る手はひとつ。彼はトランクから例のロケットスーツを取り出して装着。トラックを追ってぴゅうと舞い上がったのです。

 ちなみにこのスーツ、胸のところにダイヤルが三つついておりましてそれぞれが「オン・オフ」「スロー・ファースト」「アップ・ダウン」になっておりまして、適宜塩梅して操縦することになっております。

 ジェフはぴゅーっと飛んでいきます。あっという間にトラックへ追いついて荷台に飛び込んだ。そしてミサイルを守っていた二人を大格闘。と、ここで予想もしないことが起こりました。殴り倒されたジェフ、うっかりミサイルのスイッチを入れてしまったのです(大笑い)。ミサイルはあっという間に発射されてしまいました。ジェフはもう大慌て「わあ、あれが人口密集地に落ちたら大惨事だ!」彼はミサイルを追って飛び上がります。飛翔するミサイル、追うジェフ。この辺の特撮は気合が入っておりなかなかの見ごたえ。ついにミサイルに追いついたジェフ、腰のベルトから特殊ピストルを取り出して、ずどん、ずどん。見事命中して砕け散るミサイル。

 続きはまた来週というテロップが出て、これにて『King of the Rocket Men』 「第一章 ヴァルカン博士 裏切り者」の終了でございます。

「第二章 死への突進」 見事ミサイルを破壊したジェフ。もうこの怪奇な人物の登場で街は大騒ぎ。興奮したアナウンサーがラジオで「あれは宇宙からの侵略者でしょうか、それとも悪の手先でしょうか」と叫んでおります。例の洞窟研究室でこれを聞いていたジェフとミラードは苦笑して「ちぇ、勝手なことをいってらあ」 ミラード、真顔に戻って「でも、ミサイルの隠し場所がばれていたってことは科学連合内に裏切り者、おそらくヴァルカン博士本人がいるのだろう。彼はきっとロケットマンの正体を探りに掛かるよ、ジェフ、十分に気をつけてくれたまえ」

 その後開かれた科学連合の会議。ヴァルカン博士のみならず、連合のメンバーもロケットマンの正体は誰かと言う話で持ちきりです。中にはジェフに「君、ミラードと仲良かったんだよね、案外、君があのロケットマンじゃないの」などという人までおります。ここで手を上げて発言を求めるジェフ。「皆さん、実はご存知の女性記者、グレンダ・トーマスがロケットマンの写真を撮影したそうです。私はその写真を詳細に検討しましてロケットマンの正体、飛行原理などを明らかにするレポートを作成したいと思います」知らん顔して、よくこんなことがいえますな、この男は(笑)。

 ジェフは午後2時に写真のネガが保管してあるグレンダのアパートへ行くことになります。もちろん、これは秘密の筈なのですが次の場面になるとさっそくヴァルカン博士がタークに電話。「おい、女記者のアパートに行ってネガ盗んでこい」と命令しているという・・・。やっぱり裏切り者は科学連合の中にいるようです。

 さて、タークともう一人の部下はグレンダのアパートへ行って家探し。なかなか見つからないのですが、上手い具合にグレンダとウィンスローが帰ってきた。二人は彼らをピストルで脅しネガを奪ったのであります。この後反撃に転じるウィンスロー。しかしタークは彼を振り切って車で逃走してしまったのです。その後をおっかけたのがグレンダ。この時代にしては珍しいほどアグレッシブな女性キャラクターですね。ジェフはウィンスローから「ネガが奪われた。グレンダが後を追っているぞ」と教えられ、車のトランクからスーツを取り出してロケットマンに変身。颯爽と空に舞い上がるのでした。

 激しく逃走するターク。その車をモニター映像でみていたヴァルカン博士、グレンダの車に気がつきました。「おい、ターク、お前、追跡されているぞ。よし、待ってろ、今リモートコントロールでやっつけてやる」ダイヤルをぐりぐり操作します。するとグレンダの車が操作不能になってしまいました。「きゃ、わあ、何、これ」パニックに陥るグレンダ。しかし、その時ロケットマン登場。彼は車の屋根に取り付き、助手席に乗り込んできます。「ロケットマン、駄目よ、ハンドルが動かない」車はそのまま崖を飛び越えてダイブ。地面に落下して大爆発です。

 続きはまた来週というテロップが出て、これにて『King of the Rocket Men』 「第二章 死への突進」の終了でございます。

 「第三章 危険な証拠」

 車もろとも非業の死を遂げたかと思われたロケットマンとグレンダでしたが、実はその直前に二人とも車から飛び降りていたという・・・。ロケットマン=ジェフはともかく、猛スピードで走っている車から飛び降りてかすり傷一つ負わないグレンダに驚かされます。グレンダはロケットマンをうっとり見つめて「あなたは私の命の恩人ね。ロケットマンありがとう。でもそれはそれとして、あなたのことを取材させてくれない」さすがはグレンダ、こんな時でも記者魂を忘れません。しかし、ロケットマンはこれを拒否。「いや、僕には社会の平和を取り戻すという仕事が残っている。あなたにも手伝ってほしい、僕のことは時が来るまで秘密にしておいて欲しいのだ」

 この後、フツーのヒーローものならグレンダを抱いて大空に舞い上がるという展開になると思うのですが、ロケットマンは案外冷たい。彼は道路の方を指差して「あっちにバス停があるから、君はそれで街にかえんなさい。私は飛んで帰るから」グレンダ放っておいて、さっさと飛んで行っちゃうという(笑)。

 ミラードの洞窟に戻ったロケットマン=ジェフ、「グレンダは助けたけど、結局ネガフィルムを奪われてしまった」ミラードは「大丈夫だよ、君はマスクを被っているのだから、身元なんて分からないさ」と彼を慰めます。しかしジェフは「いや、僕のことは分からないだろうが、このロケット装置が君の発明品だということはすぐに知られてしまう。そうすると君と親しかった僕が疑われる」考え込む二人。と、ここでジェフが妙案を思いつきます。「うん、奴らはネガを現像するだろう。でも鮮明な写真を得るためにはマイクロ247という特殊フィルムが必要だ。このフィルムはマイクロフォトケミカル社でしか販売されていない。この販売をストップしてもらえば現像できなくなるぞ」回りくどいやり方だなあ(笑)。

 ミラードはこのアイデアに大賛成したのですが、ふと思い出したように「でも科学連合にはマイクロ247の在庫があったはずだ、これが狙われるんじゃないか」ジェフはにやりとします。「だからいいんじゃないか」

 彼の考えどおりになりました。山中の山小屋に設けたアジトでタークがヴァルカン博士に相談しています。「ボス、フィルムが手に入らないんで現像できないんすよ」「それなら科学連合に在庫がある。私が北門の鍵を開けておくから9時に忍び込んでこい」タークともう一人の部下はこの言葉通り科学連合の会議室に忍び込んでまた家探し。本当に家探しが好きな悪漢だこと(笑)。

 ターク、戸棚からフィルムを掴みだして、「よし、あったぞ」しかし、そうは問屋が許さないじゃなかった卸さない。途端にぱちんと電気がついてピストル構えたジェフの登場です。「ふふふ、まんまと罠にかかりやがったな。後は警察で何もかも喋ってもらおうか」ところが、また何者かが電気のスイッチ切って真っ暗になっちゃった。電気消えたりついたり忙しいことです。この隙をついて反撃に転じるタークたち。ジェフとの銃撃戦となります。銃弾が飛び交って、あ、タークの仲間が射殺された!これはいかんとタークは逃走を開始。やっぱり車に乗り込んで逃げ出すのです。

 ジェフも車で追っかけます。しかしタークはピストルでジェフの車のタイヤをパンクさせてしまいました。後はどうするかというと、もちろんトランクからスーツ取り出してロケットマンが舞い上がる訳ですよ。

 そして例の山小屋を発見。スーツを脱いで忍び寄るのですが、外で休憩していたタークに見つかっちゃった。タークは彼の背中にピストル代わりの人差し指を突きつけて(笑)
 山小屋に連れ込みます。中ではタークの仲間ティムが白衣姿でネガの現像中。しかし、ジェフ、例によってに隙をみて反撃開始(笑)。タークとティムと戦うのです。この時倒れた薬品の壜が発火。炎が上がります。しかもその炎は小屋に保管してあった爆発物の方へ伸びていくではありませんか。「ひゃあ」恐怖に駆られたタークが逃げ出したところで山小屋がどかーん。

 続きはまた来週というテロップが出て、これにて『King of the Rocket Men』 「第三章 危険な証拠」の終了でございます。

「第四章 危機に瀕して」
 ターク、椅子でジェフの頭をぶん殴ります。昏倒するジェフ。タークとティムはこの隙に逃げてしまいました。そして炎はいよいよ爆発物に襲い掛からんとしています。このままだと大爆発は必至、さあ、ジェフ大ピンチだ・・・と思ったらジェフ、意外にあっさり意識を取り戻してぱっと逃げちゃった。どかーん、大爆発を起こして山小屋が吹き飛んでしまいました。

 この後ジェフはウィンスローに会って「どうやってあの二人は会議室の中へ入ったのだろう」「やっぱり科学連合の中に手引きしたものがいるんだよ」「そうか」ジェフは思い出します。彼がタークたちと対峙していたとき、電灯のスイッチを切った謎の手を。「おお、そうだ、その手には指輪があったぞ。あの指輪ならすぐに見分けがつく」二人は次のミーティングで、きっと裏切り者、ヴァルカン博士を見つけるのだと張り切るのでした。ところが、この会議室には隠しマイクが仕掛けられていた。二人の今の会話はすっかりヴァルカン博士に聞かれていたのです。

 さて、ミーティングの開始であります。開始後すぐにいきなり手を上げるジェフ。「皆さんにお願いがあります。皆さんの両手を手のひらを下にして会議卓の上に出してください。重大なことですから、よろしくご協力ください」みんないぶかしげな顔をしつつ、彼の言うとおりに両手を出します。これをじろじろと見て回るジェフ。「あ、確かにこの指輪だ」ジェフが指差したのは、なんということでしょう、科学連合の議長役であったコンウェイ博士ではありませんか。「昨夜、二人の悪漢を手引きしたのはあなたですね、その指輪が動かぬ証拠!あなたこそがヴァルカン博士だ」

 どうやらコンウェイ、ヴァルカン博士にはめられたらしい。愕然となって立ち上がり、「いやいや、それは知らん、僕じゃないよ、僕はヴァルカン博士じゃないよ」彼はあろうことか帽子の下からピストルを取り出した!彼はピストルでみなを脅しておいてから、「僕は違う、違うんだからね、だから追ってきちゃ駄目だよ」逃げてしまいました。ジェフはロケットマンに変身し、空から追いかけたのですが、コンウェイが木の下に車を隠したものですから、見つけることができなかったのです。

 コンウェイ博士は公衆電話からヴァルカンに電話します。「大変だ、ばれてしまった。ねえ、ヴァルカン博士、ジェフをなんとかしてください。ピンチの時はお互い助け合うという約束だったでしょ」ヴァルカン博士は頷いて、「よし、君はホテル ミーシャに隠れろ。私の部下、タークが全て上手くやってくれる」コンウェイ博士はその言葉通りにホテルへ向います。そしてタークに迎えられたのですが、この男ったらいきなり博士に紙とペンを渡して、「よーし、博士、あんたはこれから告白書を書くのだ、科学連合に対する全てのサボタージュ・殺人は私がやりましたという内容のな」博士はびっくりして、「そんな殺生な、私を助けてくれるのではなかったのか」と叫んだのですが、ピストルで脅されてはどうにもなりません。しぶしぶながら告白書を書き始めます。

 一方、ジェフの下にウィンスローとグレンダがやってきて、警察がコンウェイ博士の車を見つけたと知らせます。その車はホテルミーシャのすぐ近くに乗り捨てられていました。ウィンスローは「それで調べてみたら、コンウェイ博士そっくりの人物が最上階の部屋に入ったことが分かったんだ」ジェフはそれを聞いて大喜び。「よし、まだ博士がヴァルカンだと決まった訳じゃないから警察には知らせないでくれ。僕がなんとかしてみる」彼はロケットマンに変身、勇躍ホテルへ向います。

 そして窓から部屋へ飛び込んだ。ロケットマンはピストルを取り出して二人を牽制。コンウェイは「良く来てくれた、ロケットマン、あの指輪の件は誤解だ。あれはある秘密科学倶楽部のメンバーの印で他に持っている奴はたくさんいる」「しかし、科学連合ではあなただけだろう」「いや違う、実はもう一人あの指輪を持っている人間がいるのだ、それは、それは」おお、いよいよヴァルカン博士の正体が明らかに!と思ったのですが、タークがナイフを取り出してコンウェイに向って投げつけた。背中にぐっさり刺さってコンウェイ、そのまま絶命してしまいます。タークは続いてロケットマンに体当たり。彼を窓から外へ放り出したのでした。

 続きはまた来週というテロップが出て、これにて『King of the Rocket Men』 「第四章 危機に瀕して」の終了でございます。

  エロの冒険者
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