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2009年2月12日 (木)

2月11日(水) インディアン右脳使わない

  インディアン、あんまり芸術分からないって、差別的な駄洒落はいかんよ。えー、読者の皆様にお詫びがございます。わたくし、エロの冒険者、常々サント映画を47本見た、今度届く『サント対絞殺魔の幽霊』で48本目だと吹聴しておりましたが、これが大間違いでした(笑)。改めて数えなおしてみると今まで見てきた本数が41本、『サント対絞殺魔』が42本目になるのであります。おそらくサント映画の他にルチャ映画、メキシコ映画全部をひっくるめて47本だったのをいつの間にかサント映画が47本だと勘違いしていたようで、まことに申し訳ございません。お詫びと共に訂正させて頂く次第でございます。

 ということは全53本のサント映画コンプリートまで後12本ということになります。まだまだ先は長いのであります。

 三笠フーズの社長ら逮捕のニュース。テレビのニュースなどでさかんに「農薬に汚染された米」と言っているけれども違うだろそれは(笑)。正確に言うならば“ある農薬がポジティブリストの残留一律基準以上に残留していた米”だろ。TVともあろうものがあたかも農薬が毒で悪いものだとイメージされるような報道をしちゃいけないと思うよっていまさらこんなことを言っても手遅れか。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。それから40分のウォーキングをやって車で漫画喫茶へ。ここで漫画読み3時間半。昼飯はここで食べたトンカツ定食。おそらく屑肉を寄せ集めて成形したのであろう豚肉で不思議な食感が楽しめた(笑)。終了後、レンタルブルーレイの『ザ・フォール 落下の王国』を借りて事務所へ戻る。亀の世話や某所への連絡などを済ませて午後4時過ぎに帰宅。

 そして午後5時過ぎから『吸血鬼ドラキュラ』(『Horror of Dracula』 1958)の続き。カッシングと対面したルーシーは「ジョナサンは死んだのね、そうでしょ」と問いかけます。「話していないのにどうして知っているのだろう」と首を傾げるアーサーとミナ。カッシングは「そうだね、悲しいことだけど、彼は亡くなった」彼の繊細な指がルーシーの首を探ります。そして呪わしき吸血鬼の刻印を発見。愕然となるカッシングであります。

 カッシングはアーサーとミナに「彼女の部屋の窓とベッドににんにくの花を飾りなさい。そうして窓は絶対に閉めておくこと。これを守ればルーシーは大丈夫、じきに回復するでしょう」この指示がきちんと守られてルーシーの寝室に近づけないドラキュラ、彼は悔しがるのですがどうにもならず、ついにルーシーを諦めて別の獲物を探しに行っちゃった・・・じゃ映画が変な方向に向かってしまいます。ルーシーはお手伝いのゲルダに「ねえ、にんにくの花を片付けて、こんなににんにくの匂いしていたら気持ち悪くなっちゃう。ホルモン屋かってツッコマれちゃうわよ。あと、窓も開けておいてね」これでゲルダ、にんにくを片付けて窓を開けっぱなし。当然ながら大喜びのドラキュラが飛び込んできて「頂くザマス」ルーシー、ちゅーちゅー吸われてしまいます。

 ルーシー、死んでしまいました。

 ミナとアーサーは当然ながらカッシングを非難します。「あなたの言うことは役にたたん、出て行ってくれ」という訳ですね。カッシングは彼らにハーカーの日記を渡し「これに全てが書かれています、ルーシーの死も彼に関係があるのです」と言い残して去っていくのでした。まあ、アーサーとミナはその日記を読みもしないのですが(笑)。

 ルーシーの死によって事件は終わったかと思われたのですが、そうは問屋が許さないじゃなかった卸さない。ゲルダの娘タニア(ジャニーナ・フェイ)がルーシーおばさんと出会ったというのです。不審に思ったアーサーは彼女の廟堂へ赴きます。そして棺を確かめたのですが、もう皆さん、お分かりですね、その棺は空っぽだったのです。

 驚きに眼を見張るアーサー、さらに怪奇なことが起こりました。タニアが再びルーシーに呼び出され墓場に連れ込まれたのです。これを見たアーサー、仰天して彼女の名前を叫びます。ルーシーはタニアを離してアーサーに襲い掛かろうとしたのですが、ここでカッシング登場。彼は毎夜ルーシーのことを見張っていたのです。カッシングは十字架をルーシーの額に突きつけます。額がじゅうと十字に焼けたルーシー「ぎゃああああ」とものすごい悲鳴を上げて廟堂へ逃げ込むのでした。カッシング、アーサーにタニアを連れて帰り一時間後に戻ってきなさいと指示します。

 そして一時間後、恐怖に震えるアーサーの前で杭とトンカチの吸血鬼退治セットを取り出すカッシング。彼は何のためらいもなくルーシーの胸に杭をぶち込んでトンカチでとんてんかんとんてんかん!「ぐええええ」ルーシーは断末魔の叫びを上げます。「酷い、酷すぎる」と呟くアーサーに「彼女はもはや人間ではない、吸血鬼なのだ、彼女の魂を解放するためにはこれしか方法がないのだ」

 杭を打ち込まれたルーシー、先ほどまでの断末魔がウソのような穏やかな死に顔になっております。これを見たアーサー、ようやくカッシングのことを全面的に信頼するようになったのです。

 さあ、次は親玉をやっつけなくてはならない。カッシングがドラキュラ城から運び出されるのをみたあの棺の行方を捜すのです。カッシングとアーサーは荷物配送所の係員にあて先を尋ねたのですが、「先生、いくらそういわれたってわしらには守秘義務というものがありますからな、そうぽんぽん話す訳にはまいりません」とそっけない返事。まあ、この後でそうっとアーサーがお札を差し出すてぇところっと変わって「ええ、先生方がどうしてもおっしゃるのなら仕方ありませんなあ」になってしまうのですがね(笑)。

 その結果得られた配送先というのがフリードリッヒストラッセ 49番地。ところがこの同時刻、若い男が持ってきたアーサーの伝言、もちろん、ニセ!によって、このフリードリッヒストラッセ49番地にミナが呼び出されていたのです。その住所にあった葬儀屋に入ってアーサーを探すミナ。たくさん並んでいる棺桶の一つの蓋がずりずり動き始めます。

 翌朝、葬儀屋を訪ねたカッシングとアーサー、店の主人に店内を案内されたのですが、店主、いきなり「あ、ここにあった棺がない、どうしたのだ」二人はこれで再びドラキュラが移動したことを知ったのです。急ぎ屋敷へ戻り今後の対応を検討する二人。この時カッシングは用心のためということでミナに十字架を手渡します。するとミナの手に十字架がじゅうと焼きついたではありませんか。「ぎゃあ」と叫んで失神するミナ。「わあ、彼女もドラキュラにやられた」カッシング・アーサーは愕然とするのでした。

 その夜ミナの部屋に訪れるであろうドラキュラを見張る二人。しかし、意外なことにドラキュラはアーサーの屋敷の中から現れたのです。ドラキュラは彼を出迎えたミナを抱くと「頂くザマス」ちゅーちゅー吸ってしまいました。屋敷の外のカッシングとアーサー、もちろん気づきません。

 夜が明けて「やつは来なかったですな」「ふむ、我々の待ち伏せに気づいたのでしょうか」「あー、腹減った、朝飯、朝飯」と屋敷に戻って初めてミナがやられたことを知るという・・・。カッシングは急いでアーサーの血液を彼女に輸血。これが終わって疲労回復のためにワインを飲もうということになります。アーサーがゲルダに「ワインを持ってきなさい」といいますと、ゲルダ、「それが奥様がワインセラーに近づいてはいけないとおっしゃっていたので」この台詞でぴんときたカッシング、ワインセラーへ突進します。そこにあったのはもちろん、ドラキュラの棺。しかし、この時すでに日は暮れており棺の中にドラキュラはいません。それどころかドラキュラ、逆にワインセラーの扉を閉めてカッシングを閉じ込めるとミナを連れて風のように逃走してしまったのです。

 アーサーに助けられたカッシング、「奴の行く先はドラキュラ城だ。急ぎましょう」

 馬車を飛ばすドラキュラ、後を追うカッシング、アーサー。夜明けが迫ってきた、時間との戦いだ。ドラキュラの馬車がわずかに早くドラキュラ城に到着。焦りまくったドラキュラ、ミナを棺に入れる代わりに墓地に埋めようとします(笑)。ところが埋め終わらないうちにカッシングとアーサーもやってきた。「畜生ザマス」舌打ちをしたドラキュラ、ミナを放っておいて城の中へ。カッシングはアーサーにミナを任せて後を追います。そして城内にてドラキュラ対カッシングの対決となったのでした。

 しかし、いくらピーター・カッシングとはいえ生身の人間、吸血鬼に正面から挑んでも勝てる筈がありません。カッシングはふとカーテンで覆われた窓に眼をやります。なんと、太陽の光がその隙間からかすかに差し込んでいるではありませんか。カッシング、カーテンに飛びつきめいっぱいに開きます。差し込んできた太陽の光はドラキュラを直撃。「ぎゃあああザマス」この期を逃してはならぬとカッシング、2本の蜀台を十字に組み合わせて「いつまでも好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んでドラキュラに突きつけます。「ひいいザマス」ドラキュラは溶けて崩れて灰になってしまいましたとさ。

 ミナの手の平から十字型の火傷が消えます。ドラキュラの呪いは永遠に消え去ったのです。そしてびゅううと風が吹き込んでドラキュラの灰が吹き飛ばされたところでエンドマーク。

 スクイーズ・ワイド カラー モノラル音声。画質は良好。色の滲みが目立ちますが、その分発色が宜しい。音質も映画の製作年代を考えれば十分なレベル。

 夕食はイサキの刺身とちゃんぽん。ビール二缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 それからブルーレイソフトの『ザ・フォール 落下の王国』を見る。ヴィジュアルの美しさに魅了されたが、ストーリーはちょっと・・・。いや、ストーリー自体が悪い訳ではなく、ぼけっとしてみていた私が乗り損ねたのですなー(笑)。なんといいますか、あのシャマランの『レディ・イン・ザ・ウォーター』を100倍くらい洗練したような映画なので、最初の狙いが掴みにくかったのであります。やっぱり映画というものはそれがどんなものであれ、最初っから真剣に見なければ駄目でありますな。

 画質はあまり好みではない。奥行き感が少なく非常に窮屈な印象があったためである。5.1チャンネルサラウンドはダイナミックレンジの広さが驚異的。これで爆発音のダイナミズムが30倍増し(当社比)だ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は日曜に録画しておいた「ナイトシャッフル」 青田典子 いくらバブルでCCガールズだったといっても大濠公園にビーチチェア持ち込んで寝転んで花火みちゃだめだろ!

 就寝午前一時過ぎ。

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