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2009年2月22日 (日)

2月21日(土) 『オレンジカウンティに明日はない』

 オレンジカウンティが何であるかは自分で調べること。検索すればすぐ分かるので是非おやんなさい。人間いくつになってもこの種の手間を惜しんではいけません。お金の工面がついたので『AKIRA』ブルーレイを買うことにしました。しかし今回はちょっとクレジットカードを使いたくないのでいつものアマゾンではなくセブン・アンド・ワイを初めて使用することになった。いや、クレジットカードが債務超過でブラックリストに載せられて使えないとかそういうことじゃないよ(笑)。ちょっとした支払いの問題だけなので変な勘繰りをしないこと・・・ってああ、話がそれた。

 とにかく初めてセブン・アンド・ワイで買い物をすることになったという訳だ。ここは最寄のセブンイレブンで代引きすることが可能でしかもその場合は送料いらず。値引率も高くてアマゾンと一円しか違わぬ8,061円。また私の場合、自宅がセブンイレブンに隣接しているので24時間いつでも受け取り可能という、宅配以上に便利な使い方ができるのだ。(自宅がセブンイレブンに隣接しているのは昔、あれがあれでこれをそういて結局ああなったという波乱万丈奇想天外の事情があるのだがプライバシーの問題があるので割愛)入荷のお知らせもメールでやってくれるし、これで入荷が早ければこれからどんどん使っていこうと思うのである。

 長崎軍艦島の遊覧クルーズ船を見つけたのでメモしておく。

 (http://gunkan-jima.com/annai.htmlより引用開始)長崎港を出航すると30~40分で「軍艦島」が見えてきます。近くまで接近し、島の周囲をゆっくりと一周。沢山のビルが林立した廃墟をご覧ください。炭鉱の歴史や当時の生活が思い起こせます。是非、船のデッキからその姿を目に納めてはいかがでしょうか。(引用終了) 全旅程で110分。通年運行、お一人様料金3,300円(15名以上の団体様で2,970円) 15名様以上お申し込みで運行、長崎港ターミナルより午前9時半、午後1時半の2回運行(天候により出航できない場合があるので予約必須)。

 軍艦島は現在長崎市によって2009年春の完成を目処に観光客が上陸できるように桟橋や220メートルの見学通路を設けるなどの工事が進められているが、現在のところ島への上陸は禁止されている。したがって現時点で合法的に軍艦島が見られるのはこのツアーのみである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯はソーセージ焼いたのを四本とインスタントラーメン。夜は寄せ鍋。鯛や鶏肉を入れたごった煮風。後は鯛の刺身。鍋物は柚子胡椒を多めに使って食うともうたまらんものがある。ビール二缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ちびちび見ていたハイビジョン録画の『卑劣なる街』を最後まで。冷たい論理のみが支配するヤクザ社会の描写が実に宜しい。ウェットなものとヤクザ社会の非情さが同時に提示されるスタイルは往年の日活アクション映画を髣髴とさせ、私のような人間をとても気持ちよくさせてくれるのだ。

 この後昔なつかしLDの『妖女ゴーゴン』を見る。チャプターやデジタル音声も入ってない極初期に買ったLD。たぶん23年前くらいだろうか。今回久々に取り出してみたLDのジャケットにはカビが生えており、ちゃんと再生できるか心配だったけれども何、CLD-HF9Gは特段の文句も言わず粛々として画と音を出してくれた。まったくもって愛い奴じゃのう。

 不気味に佇む古城、ボルスキ城を背景にしたオープニングクレジット。続いてテロップでこのボロスキ城には今世紀初期に怪物が住みつきふもとのバンドルフ村の人間を毒牙にかけていたという伝説が紹介されます。これを踏まえてさあ、映画の始まり、始まり。

 いきなり裸婦像を描いている画家ブルーノ(ジェレミー・ロンガースト)。そしてモデルとなっている女サーシャ(トニ・グリッピン)は彼に告白します。「私、赤ちゃんできちゃったの」プレイボーイとして鳴らしたブルーノ、最初はぎょっとしたのですが、すぐに「ならば君の父上に会いに行こう。ちゃんと結婚しなくちゃね」サーシャは喜ぶかと思いきや「駄目よ、そんなことお父様に知られたら殺されちゃうわ」「わははは、大丈夫、大丈夫」外へ出るブルーノ。サーシャは急いで服をきて彼の後を追います。

 暗闇の中の森、夜空の月がひときわ明るく輝いた瞬間、サーシャは何かを目撃します。「ひーっ」立ちすくむサーシャ。暗転します。

 翌日、バンドルフ医学研究所のナマロフ博士(ピーター・カッシング)のところへ持ち込まれるサーシャの死体。検死のためなのですが、担架を運んでいたカッシングの助手、カーラ(バーバラ・シェリー)は恐怖の叫びを上げます。担架からだらりと垂れ下がった手がテーブルにぶつかるとぼきりという音がして指がもげてしまったからであります。

 この時とつぜんぎゃーっという悲鳴。てっきり私はカーラのものだと思ったのですがあにはからんや、これは入院中のキチガ○女のマーサ(ジョイス・ヘムソン)だったという。彼女は看護婦を殴って病室から逃げ出したのですな。カッシングの指示ですぐに病室へ戻されたのですが、もう、こんな脅かし方はやめて下さいよ(笑)。

 カッシングは担架を覆っている白布を取り除きます。現れたのは全身が石となったサーシャの死体でした。

 一方警察は20人の人員を使って行方不明になっているブルーノを捜索。彼らはすぐに彼の首吊り死体を発見します。この後行われる裁判。カッシングを含め次々と証言台に立つ村人たち。しかし、彼らの証言はどことなくわざとらしい。まずはブルーノを捜索していたカノフ警部(パトリック・トルートン) 「彼は凄く評判の悪い男でした。酒癖と女癖が悪く、特に女癖はちんぽの乾く暇がないと言われていたほどです」 次にサーシャの父で旅館を経営しているジャヌス(アリスター・ウィリアムソン) 「いや、本当に酒癖の悪い男でしたよ、しょっちゅう私の旅館の酒場でもクダを巻いていて、すぐにダイナマイトがよー、ダイナマイトがよー、150頓!って訳の分からないことをわめくのです。こんな男にわしの娘が、くくくく・・・」 最後にカッシング、死因を問われて「彼女は暴力によって殺された。額に酷い傷があったし頭蓋骨も陥没していた。あ、そうそう、彼女は妊娠していましたな」 あれ、死体は石になっていたのではないのですか。

 はい、これで裁判は妊娠したサーシャに結婚を迫られたブルーノが彼女を殺害、そしてその後に自殺したということで結審してしまいました。

 これに納得がいかないのがブルーノの父でベルリン大学教授のハイツ教授(マイケル・ゴッドライフ)であります。「息子はそんな人間ではない。確かに女出入りはあったが殺人などできはしない。それよりこの村では5年間で7人もの人間が殺されているというではないか。彼女の死はその未解決殺人事件に関係があるのではないか」はい、裁判官から「あんたは親バカですなー」と言われてしまいましたとさ。

 頭に来たハイツ教授、旧知の仲であったカッシングを尋ねます。「君はベルリンの私の家でブルーノに会って話したことがあるだろう。殺人を犯すような人間に見えたか」カッシングは実に心苦しそうに答えます。「見えませんでしたが、誰にだって殺人犯になる可能性はあるのですよ」「いいや、君たちは事件の真相を隠そうとしているのだ。何かを恐れているのだ」そして突然トンデモないことを言い出すハイツ教授。「君はエウリアレというものを知っているかね。ゴーゴン三姉妹の一人だ。他の二人は殺されたがエウリアレだけが生き残りここへ逃げてきたという伝説があるだろう」どきっとするカッシングです。それでも彼は「私は科学者です。そんな怪しい伝説など信じておりません」そして最後に言ったのが「あなたはもうこの村から立ち去った方がよろしい」

 もちろん、ここで「んじゃそうしますよ」とハイツ教授が帰っちゃうと映画になりゃしない(笑)。彼は家を借りて助手と共に伝説を調べ始めたのですが、いきなり「ハイツは出て行け」と喚く暴徒が押しかけてきて火がついたたいまつを投げ込まれたり殴られたりしてしまいます。駆けつけてきたカノフ警部も暴徒たちを追い払ってくれたのですがやっぱり「この村から早々に立ち去りなさい」と言われてしまいます。これで頭に来たポール、助手に「ライプチヒ大学のマイスター教授(クリストファー・リー)に電報を打つのだ」

 本日はここまで。

 液晶モニター UNI-LCD24/Bでの鑑賞。ハイビジョン画質は紫がかった画調。暗部にも潰れが見られた。音質はそれなり。

 その後輸入ブルーレイで『マスク』を見る。いやあ、若き日のキャメロン・ディアスがもうすんごいエロい(笑)。もう漫画めいたゴージャスヒロインという監督の演出意図にぴったり合った美貌であり、この人を見るだけでブルーレイを買った甲斐があるというものですよ。

 映像コーディックはVC-1 ハイビジョン画質は残念ながら『ドニー・ダーコ』と同系統。解像度が物足りずソフトな画調でまたコントラストにもメリハリがない。サラウンドはドルビートゥルーHD(48khz 16bit) 音圧が低く通常13のヴォリュームを20まであげる必要があった。マスクのぎゅらぎゅるぎゅるるという回転音の軌跡が綺麗に描写されるのが嬉しい。また特筆すべきはBGMの粒立ちの良さ。定位もしっかりしており、マスクに惑わされて踊りまくる警官隊のあのシーンがロッシー音声のDVDよりも10倍楽しくなった。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「タモリ倶楽部」 あとは「2008年オタク大賞」を30分ほど。午前1時すぎに就寝。
 

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