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2009年2月24日 (火)

2月23日(月) ニフマネっ子世にはばかる

 往年のパソコン通信を懐かしんで詠んだ駄洒落なり。いや、駄洒落を詠むと言わないのは分かっているけれども、そこはそれギャグでございますのでどうか平にご勘弁のほどをよろしくお願い奉りたいと、そう思うのでございます。えー、2月18日の日記に書いた「我が愛機 デノンブルーレイプレーヤー DVD-3800BDは24bit/192kHzのトゥルーHDをデコードできたんだっけ?」問題ですが、この件についてデノンより回答がありました。「ベイビー、もちろんDVD-3800BDは、DolbyTureHD5.1ch192kHz24bit アナログデコードに対応しているぜ、安心して『AKIRA』ブルーレイを楽しんでくれ、オー、イエー!」だそうで、これで心置きなく『AKIRA』ブルーレイを見ることが出来ます。うっかりDolbyTureHD5.1ch192kHz24bitはさすがのハイパークオリティなんてこの日記に書き付けて後から実はDVD-3800BDは対応してませんでしたなんてことになったらカッコ悪くて仕方ありませんからな。

 えー、アマゾンのマーケットプレイスで注文していた『サント対悪の頭脳』(『Santo contra el Cerebro del Mal』 1958年)DVDが到着している。注文から到着まで僅か一週間、なんだか最近やたらに早いねえ。とここまでは良かったのだがこのDVDのケースがやたらに貧弱。何しろパカっと開けただけでケースの縁が割れてしまったのだから(笑)。DVD自体には異常がないので再生には差し支えないのですが、私の長いDVD購入の歴史でもこんなことは初めてですね。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯は冷凍食品の和風キノコスパゲッティ。設定時間より2分長くレンジで加熱したらアツアツになって意外に美味かった。後はリンゴ一切れ齧ってヴァイタミンを補給する。夕食はマグロと鯛の刺身、豚肉みそ焼き、キノコをたっぷり使った野菜炒め、昨夜の残りゴハンを使ったチキンライス。ビール一缶飲む。〆のコーヒーはフィルターを切らしてしまったのでナシ。

 その後ハイビジョン録画の『爆発!デューク 農場を取り戻せ!』を見る。『デュークス・オブ・ハザード』のビギニング編。でもやっていることはまったく同じでおっぱい、ぼいーん、おしりがどしーんの女達ばっかりの田舎町で有力者の横暴に挑むボーとルークというパターン。話の展開にメリハリがなくちょっと退屈な出来だったのが残念。それになんでウィリー・ネルソンだしておいて一曲も歌わせないんだ。そんなギャラがもったいないじゃないか。

 ハイビジョン画質は遠景の見通しが良くノイズ感もないすっきりとした画調。5.1チャンネルサラウンドはフロントの音質はなかなかのものなのだがリアがまったく駄目。ほとんど情報が回っていない。もうリアスピーカー、リア用パワーアンプの故障を疑ったほどであった。

 シャワーを浴びて午後11時半より『妖女ゴーゴン』の続き。ポール、カッシングの病院へ担ぎ込まれて五日間眠り続けます。そしてようやく意識を取り戻した彼はカッシングに「私は何かを見た、水面に映ったんだ、あの正体を知りたい。あいつは一体何なのです!」カッシングは例によって相手にならず「そんなことより今は体を休めることだ」カッシングはポールに鏡で彼の顔を見せて「ほうら、死人でもこんな酷い顔色はしてないぞ。何も考えずに休むのだ」

 その後夜中に悪夢にうなされてたびたび飛び起きるポール。この彼をカーラが優しく介護したものですから、まあ、ご想像の通り退院の日が来るまでにデキてしまったのでありました。その二人に気がついて嫉妬の焔をめらめらと燃やすカッシングです。

 そしていよいよ退院の日、カッシングはポールに尋ねます。「このままライプチヒに帰るのかね」もちろんポールは首を振ります。「いえ、私は村に残る。そしてあの怪物を僕の手で滅ぼすのだ!」むやみに張り切っているポール。彼が立ち去った後、カッシングは病院職員のラトフを呼んで「今夜は満月だ、彼女から目を離すな」と命令します。この彼女とは一体誰のことなのでしょうか。

 さて、ポールはさっそく自分独自の捜査を開始します。その第一弾としてやったのが父親の墓を暴くこと。棺桶を掘り出して開けてみると「しぇーっ」ポールが驚きのあまり飛び上がりました。彼の父親が石になっていたからです。と、その時背後からカーラの声が。「やっぱり来たのね、ポール。そうよ、怪物は存在するのよ」その言葉を聞いてはっとなるポール。「君は父の手紙を読んだのだな」「カッシングの命令よ。メゲーラについて知るためにね。彼はたぶん、誰かをかばっている。それが誰なのか分からないのが不安なの」

 怯えている彼女の様子にぐっと来た(笑)ポール、彼女の手を掴んで「君を愛しているのだ、今すぐにこの村から連れ出したい」カーラは激しく首を振ります。「今は駄目よ、我慢なさって、ここからは離れられないの」その彼らの頭上では満月が明るく輝いております。

 悄然として家に戻ったポール。この彼を訪ねてきたのがライプチヒ大学のマイスター教授であります。彼は教え子であるポールがなかなか戻ってこないのに業を煮やし自ら出かけてきたのであります。彼はポールから事件のあらましを聞いて「ウウーム、メゲーラか。私はまったくそんなものを信じないがとりあえず調べてみよう」

 その頃、カッシングは死体となって戻ってきたマーサを解剖中。ここでカーラが現れまして「マーサが逃げた晩、ポールがあれを見たのです。ひょっとしたらマーサがメゲーラなのですか」「違う、そうではない」「だったら誰なんです、教えてください!」しかしカッシングは教えません。「今は駄目だ、言えないのだ」 だいたいよほど鈍い人でない限りこのあたりで真相に気づくようになっております(笑)。

 一方、マイスター教授は精力的に調査を開始。彼はポールに「私はメゲーラなど信じないが、君はなんだ、そのカーラという女性を愛しているのか」「えへへへ、実はそうなんです」と頭を掻くポール。マイスター教授は次に警察署へ行きまして「私はまったくメゲーラなど信じないが、とりあえず村の転入記録を見せなさい」それによるとカーラがこの村にやってきたのが7年前。教授はひげをさすりながら「ウウーム、私はまったくメゲーラなど信じないが最初の殺人が起こったのは五年前だったね」

 ついで彼らは電話でカッシングに会談を申し入れます。この電話を取り付いだカーラにカッシングは「会えん、忙しいのだ。それよりカーラ、君はこの前ポールと会っていたのだろう!」カーラはびっくりします。「まあ、それではあなたはラトフに私をスパイさせていたのね」「君を守るためなのだ。訳を話すことはできないが、私の気持ちにウソ偽りはない」こんな要領を得ないことを言っちゃ駄目ですよ。ほら、思いっきりカーラに嫌われちゃったじゃないですか。「もうわたし、あなたなんか大嫌い」

 カーラ、電話でポールに明日の朝 城で会ってと伝えます。

 そして翌日、カーラはやってきたポールに「お願い、すぐ私を連れて逃げて」ポール、ニヤーッとしますが(笑)「もう少し待っておくれ、教授がメゲーラの謎を解こうとしているんだ、それまで村を離れることはできない」「ならば、もうあなたにはお会いできませんわ」走り去るカーラ。ポール、がっかりします。失意の彼は城から出るのですが、そこで襲い掛かってきたのがラトフ。危うく殺されそうになるポールですがそれを救ったのが唐突に出てきたマイスター教授でした。「あいつは君を殺そうとしていたぞ。やっぱりカッシングの一味はおかしい。奴らを調べなければ」

 マイスター教授、どうやって調べるのかと思ったら窓から侵入したという・・・(笑)。そして書類戸棚をこじ開けてカーラに関する書類を持ち出してきます。この手際の良さ、とても大学の教授とは思えません。この書類によりカーラについて次のようなことが判明しました。カーラは1903年に看護婦として採用され働き始めたのですが、1905年に記憶喪失を発症、1906年に回復したことになっております。「私はメゲーラの存在などかけらも信じていないけれども、カーラの記憶喪失と最初の殺人がほぼ同じ時期だ。ひょっとしたら彼女は満月になると記憶喪失になるのではないか、発症の時期が一致しているからな」

 そしてついに恐ろしい真実を口にするマイスター教授。「私はメゲーラの存在など徹頭徹尾信じていないのだが、これの霊魂が2,000年さ迷った末にカーラに取り付いたのだと思う」ポールはいきなりこんなことを言われたので大激怒。「彼女がメゲーラだなんてそんなことがある筈がない、あなたは一体なんてことを言うのだ」彼はカーラを保護してライプチヒ行きの列車に乗るように手配します。彼女がちゃんと電車に乗っていれば午後5時にはライプチヒのホテルについているはず。しかし、その時間になっても彼女は姿を現しません。

 「ほうら、見ろ、私はメゲーラの存在などかけらも信じておらんが、私の言ったことが正しかったのだ」ポール、城に彼女を探しにいくと言い出します。マイスターは彼を引き止めて「今夜は満月だ、私はメゲーラの存在などこれっぱかしも信じていないが、危ない、せめて朝になってからにしなさい」なおも出かけようとするポールにばしーんとビンタ(大笑い)。二階の寝室に閉じ込めてしまいます。しかしポール、あろうことか寝室の窓から抜け出してしまいました。彼はそのまま城へ向かいます。

 何も知らずに転寝しているマイスター教授。と、警官隊が現れました。彼らはカッシングの訴えによりポールをカーラ誘拐の容疑で逮捕しに来たのです。これでポールが姿を消したことを知ったマイスター、警官達を殴り飛ばして突破、彼もまた城へ急ぐのでした。

 城へついたポール、カーラの姿を求めて探し回るのですが、と、そこにいたのが長剣構えたカッシングですよ。これから二人の戦い。カッシング、意外に頑張ってポールを突き飛ばして失神させることに成功します。しかし、この時背後の暗闇からゴーゴンがばーん。うっかり振り返って彼女の顔を見てしまったカッシングは「ヒーッ!」ばったり倒れて石になっちゃいました。意識を取り戻したポールもゴーゴンの毒牙にかかって石化しようとします。ゆらゆらと漂うように動くゴーゴン。しかし、その時彼女の背後から現れたのがマイスター教授ですよ。彼はカッシングの落とした長剣拾って「私はみじんもメゲーラの存在なんか信じていないが、いつまでもお前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」と叫んで首をすぱーっ。こんころころりんと転がったゴーゴンの首。頭からはえていた蛇がちょろちょろと引っ込んで、その恐ろしい顔がカーラへ戻っていきます。半ば石化したポール、この首にはいずりよって「ああ、カーラ、カーラ」マイスターは瀕死の彼に「ようやくカーラは解放されたのだ」ポール、がくりと首を垂れてはい、石になってしまいました。

 エンドクレジット。

 へタレなカッシングが見られる貴重なハマー映画ですな(笑)。

 それからハイビジョン録画の『Mr,ソクラテス』を最後まで。どうしようもない不良のクズに勉強させて警察へ送り込み手柄を立てさせて刑事に昇進させた後、自分達の目的のために使おうという物凄く遠大で面倒くさい計画を描いた映画(笑)。一歩間違えればトンデモ映画になりかねない題材だが、この教育場面を本当に学校でやるなどの奇妙なユーモアがあって楽しむことが出来た。選ばれた主人公がぶつくさ言いながら強制的に勉強をさせられる。逃げようとするので片足をへし折られたり、じゃあというので店の窓ガラスを割って警察に逮捕して貰うと留置場まで教科書のコピーを持ったチンピラがわざと捕まって追っかけてきたりするあたり、もう思わず噴出してしまった。

 警察へ入ってからこの奇妙な感覚が薄れたのが残念だが、最近見た韓国映画の中で文句なくナンバーワンのできですな。

 視聴は液晶モニター UNI-LCD24/Bで。明るく陽気なハイビジョン画質で解像度も高い。24インチの小画面なのに遠景の木の葉が揺れるのには驚かされた。

 その後録画しておいたテレビをだらだら。午前3時近くにベッドに入るが例によって眠れず。午前4時まで粘って再挑戦してやっと夢の世界へ。私はいい年こいて何をしておるのでしょうか。

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