« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月28日 (土)

2月27日(金) 『シーア派の黄色いハンカチ』

 この後も「シーア派駄洒落」というものを連綿と続けていく予定である。液晶モニター UNI-LCD24/Bのそこそこの性能に魅了されているワタクシ。そりゃ画質的には黒は潰れ気味だし、発色にももう少し映画っぽい落ち着きが欲しいという不満があるのだけれども、送料込で28,300円という値段を考えれば十分すぎるほど。視野角の狭さも基本的に一人で近接視聴するスタイルであるのでまったく気にならない。以前使用していた9,800円のブラウン管テレビとは何もかも大違いで、私は大変に「ああ、いい買い物をしたものだなあ」と満足しているのである。

 ただ、人間の欲望とは果てのないもの、次第にもうちょっと大きな画面が欲しいなと思うようになったという・・・(笑)。そんな折にタイミング良くLGエレクトロニクス・ジャパン株式会社からフルHD対応の27型液晶ディスプレイW2753V-PF を2月に発売するとのニュース。スペックを拾ってみると

<http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090227_43029.htmlより引用開始>1,920×1,080ドットの16:9ワイドパネルを搭載した液晶ディスプレイ。輝度はW2253VとW2453Vが300cd/m2、W2753Vが400cd/m2。以下は共通で、コントラスト比は1,000:1で、DFC(Digital Fine Contrast)機能利用時には5万:1を実現。応答速度は2ms(GTG)。視野角は上下160度、左右170度。表示モードには4:3映像のアスペクト比を維持したまま拡大する「4:3ワイド」モードも用意する。

 入力端子はHDMI、HDCP対応DVI-D、アナログRGB(D-sub15ピン)を各1系統装備。ヘッドフォン出力端子も備える。

 部屋の明るさを感知して自動的にモニターの輝度を調整する「自動輝度」や、操作ボタン付近に手を近づけると、クリアパネルの赤色LEDが点灯する「ライブセンサー」などの新機能を搭載。画面内で動画が表示される部分以外の箇所を暗くして、動画の最適環境を提供する「シネマモード」や時間を定期的に画面に表示する「時間通知機能」も備える

 そのほか、解像度を1段低く調整して画面を拡大表示する「EZ ZOOMING」や、ぼかし/セピア/白黒の画像表示が可能な「Photo Effect」機能も装備。

 上15度/下5度のチルトに対応。また2453V/2753Vは355度のスイーベル機能も搭載。外形寸法と重量は2753Vが653×212×486mm(同)/8kg。<引用終了>

 今のような使い方をするには十分すぎるほどのスペックで、このお値段が35,000円前後。液晶モニター UNI-LCD24/Bを誰かさんに(笑)2万円くらいで売ったら差額が15,000円くらい。それに送料を合わせて17,000円ほどあれば一昔前の大画面クラス、27型ディスプレイを手に入れられるのだ。もうこれはいくっきゃないかと思ったのだが、冷静になって考えてみれば次に資金に余裕ができるのは5月だし、そんなに時間が経ってしまっては誰かさん(笑)が2万円で買ってくれるかどうか分からないし、それに何より置く場所がなかったりするのである。

 ということで当分は無理であろうという結論に落ち着いたのであった。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯はカップ焼きうどん。塩味の強い昔風の味ということであるが、ちょっと私のような人間には上品に過ぎましたな。あんなものは強い下品な味のソースで仕上げてくれた方がよろしい。夕食は鯛の刺身、カツオのタタキ、豚汁。ゴハンがなかったので豚汁をお代わりしてその代わりとする。ビール一缶飲んだ。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画の『モンゴル』を見る。確かに大作風なのでありますが、各エピソードの繋がりが薄く風雲児 チンギス・ハンの活躍が今ひとつ印象に残らない。ラストの大合戦も大雑把で、これほど盛り上がらない英雄譚は初めてだ(笑)。見所といったらハイビジョン画質で見るモンゴルの大自然の風景ぐらいであろうか。

 ハイビジョン画質は黒の潰れが気になったけれども、発色の素晴らしさでカバー。AAC5.1チャンネルは音場が広く、また適切な低音の付与の仕方に感心させられる。

 シャワーを浴びてから『サント対邪悪なる脳』(『Santo contra el Cerebro del Mal』 『Brain of Evil』 1958年)を見る。今までこの作品の日本語タイトルを『サント対悪の頭脳』としておりましたが、1961年の『サント対悪魔の頭脳』(『Santo Contra el Celebro Diabolico』)と非常に間違えやすいと思いまして、『サント対邪悪なる脳』に変えさせて頂いたものです。

 メキシコシティの街並みがだらだら映される少々退屈なオープニングクレジット。これは何しろサントの実質的な映画デビュー作。だから名前も出演者の一番最後でしかも新人の扱いになっております。

 このオープニングクレジットが終わったと思ったらいきなり車に乗ったギャングたちに路地へ追い込まれているサントの姿。車から三人のギャングたちが降りてきまして、三人がかりでサントをぼこぼこにしてしまいます。いつもに似合わぬ弱さで失神してしまったサント、ギャングたちは彼を車に押し込み、あ、サントがドアにつっかえたからってんで足で後ろから蹴って押し込んでいる奴がいるぞ(笑)、拉致してしまいます。そのまま悪の科学者カンポス博士(ヨアキン・コルデロ)のアジト兼研究室に連れ込まれたサント、博士によって妖しい注射を打たれた挙句、大型の赤外線灯みたいな装置で光を当てられ洗脳されてしまったのです。

 あっという間にサント、カンポス博士の手先となってしまいました。

 しかし、このカンポス博士、表向きは高名な科学者で警察にも覚えが良いらしい。今日も今日とて、彼はザンブラノ警部(エンリケ・J・ザンブラノ)とレストランでお食事。彼の秘書であるエリサ(ノーマ・スアレズ)、彼女の恋人ジェラルド(アルベルト・インスァ)が同席しております。警部はステーキを頬張りながら「カンポス博士、どうか気をつけてくださいよ、最近、科学者達が次々に誘拐されておりますからな」そう話しているうちに、いまや悪の手先となったサントとギャング達三人がローウェル博士のお屋敷に塀を乗り越えて侵入します。洗脳されたサント、ふらふらしながら歩くのが面白い。

 ギャング達はまず警察の護衛二人に襲い掛かります。後から駆けつけたサントをみて警官達は「あ、銀色のマスクマンが来てくれた」と喜ぶのですが、逆にサントに殴り倒されてしまいましたとさ。そしてギャング達はローウェル博士を車に押し込んで誘拐、はい、あとはアジトに連れ込んで洗脳コースであります。

 この時、診察台に寝かされているローウェルを覗き込むサント、それをカンポスが邪険に追いやって「お前、邪魔だ、あっちへ行ってろ!」だって(笑)。

 さて、ここで新キャラクターが登場。フェルナンド・オセス演じる正義の覆面レスラー、インコグニトであります。警察のエージェントである彼は探知装置を使ってカンポスのアジトを捜索していたのです。もっとも彼が持っている探知装置はどこからどうみてもただのテスターだったりするのですが(大笑い)。この探知装置が洗脳装置のエネルギー?を探知してアジト発見。彼は屋上からアジトの位置を確認します。

 場面ががらりと変わって銀行の前で顔見知りの頭取に「ブエノスディアス」と挨拶するエリサ。しかし頭取、彼女を華麗にがん無視。びっくりするエリサです。実はこの頭取、カンポスの手によってすでに洗脳されていたのですな。彼はそのまま金庫室へ行って金庫をオープン、大金を奪ったのです。ちなみにカンポスはアジトでこの模様を無線モニターによって見ておりまして、「計画は成功だ」と大喜び。

 その後カンポスはまたエリサ、ジェラルドと一緒にナイトクラブでフラメンコショーを見ております。その隙にインコグニタは屋上からロープを使って研究室に侵入、書類をあさり始めるのでした。彼は書類の中から一枚抜き取って再びロープで屋上に逃れるのでした。

 次なるカンポスのえじきはなんとエリサでした。彼はずーっと前から彼女に気があったのです。サントとギャングたちはカンポスの指令に従ってゲラルドから車でマンションに送って貰ってきた彼女を襲います。ゲラルドをぼこぼこにして失神させ、例によって車で連れ去ってしまいます。彼女は酒樽が一杯並んでいる醸造所の倉庫みたいな場所に監禁されてしまいました。ということはカンポスのアジト自体が醸造所の倉庫を使っているということなのでしょうかね。

 ザンブラノ警部、彼女の誘拐について「エリサは例の銀行の事件の時に何かを目撃していたから拉致されてしまったのではないか」と考えるのでした。言うまでもなくまったく的外れの推理です(笑)。

 さて、再び屋根から実験室に侵入するインコグニタ、って、しかし、やすやすと何回も侵入するねえ、この人ァ。カンポス博士たちも無用心だねえ(笑)。インコグニタ、前回探し当てた書類を見ながら実験室の試験管を使って何かの薬品を調合している様子。覆面レスラーが試験管使っている図というのも珍しい。

 この時、サントが彼を発見します。ここから始まる二人の戦い。息詰まる熱戦となったのですが、結局インコグニタがサントを圧倒、殴り倒して失神させてしまったのです。彼はさっき調合していた薬品をサントに注射します。ああ、そうか、彼が作っていたのは脱洗脳薬だったんだ。みなさん、いろいろ言いたいことがおありでしょうが、もうこれはこういう映画なんです。イチイチ、文句を言っていたらキリがないんです。いいから黙って映画を御覧なさい。

 インコグニタ、「サント、目を覚ませ」と言いながら彼のほっぺたをぴしゃぴしゃ叩きます。そして目覚めるサント、「は、ここはどこでぇ、あっしは誰でぇ」サントようやく洗脳から逃れたようであります。

 ちなみにこれがこの映画におけるサントの初台詞(笑)。

 本日はここまで。

 その後本を読んだり録画しておいたTV番組見たり。就寝午前3時。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月27日 (金)

2月26日(木) ゲハラ黄金のたれ

 『長髪大怪獣ゲハラ』放映記念駄洒落。恒例の4月のWOWOW番組表である。4月1日『フローズン・タイム』5.1 『初祝二刀流「高田の馬場前後」改題』 4月2日『奈緒子』 4月3日『その名にちなんで』5.1 4月4日『マイ・ブルーベリー・ナイツ』5.1 4月5日『ラジオの時間』 『みんなのいえ』 『ザ・マジックアワー』5.1 『リボルバー』5.1 4月6日『コンフェッション』 『ブラッドレインⅡ』 4月7日『永遠の語らい』 『大いなる陰謀』5.1 『ロストボーイ:ニューブラッド』 4月8日『我が幼少時代のボルト』 『スルース』 『ぜんぶ、フィデルのせい』 4月9日『ホストマン』 4月10日『夜顔』 『ジョシュア 悪を呼ぶ少年』5.1 4月11日『銀幕版 スシ王子!~ニューヨークへ行く~』5.1 4月12日『猿の惑星』5.1 『ファースト・ミッション』 4月13日『華麗なる激情』 4月14日『ダンディー少佐』 『白いドレスの女』 4月15日『カーツーム』 『ファイアー・ドッグ消防犬デューイの大冒険』5.1 『SF最後の巨人』 『ミスター・ロンリー』5.1 4月16日『ワイオミング』 『ひぐらしの鳴く頃に』 4月17日『チャンス・ボール/あの日に帰ったメジャーリーガー』吹き替え5.1 『ブラッド・ウルフ』5.1 『レディ・チャタレー』 4月18日『ドリームズ・カム・トゥルー』5.1 『俺たちフィギュアスケーター』5.1 『アフター・スクール』5.1 4月19日『眠狂四郎 殺法帖』 4月20日『眠狂四郎 勝負』 4月21日『眠狂四朗 円月斬り』 4月22日『眠狂四朗 女妖剣』 『今夜、列車は走る』 4月23日『眠狂四朗 炎情剣』 4月24日『眠狂四朗 魔性剣』 4月25日『僕の彼女はサイボーグ』5.1 4月26日『ドクター・ドリトル4』吹き替え 4月27日『アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン』5.1 4月29日『決断の3時10分』5.1 『バンディダス』5.1 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』5.1 『ファクトリー・ガール』 『I SHOT ANDY WARHOL』 4月30日『多重人格・シビルの記憶』 『北辰斜にさすところ』

 未見映画が47本、しかも『猿の惑星』がハイビジョン5.1チャンネル放映だ。4月も元気なWOWOW、私はなぜアメリカ新大統領オバマがWOWOWを導入し、「ユー・キャン・チェンジ!」と叫んでアメリカ全国民のTVチャンネルを切り替えさせて景気対策としないのか、理解に苦しむのである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。免許更新。私は何と言っても優良運転者様だから講習も30分で済むのである。受付や適格検査、写真撮影、講習の待ち時間を含めても一時間程度で済んだのである。新免許証の受け取りも他の優良運転者が20人くらいだったので待たなくっても良かったのである。さすがに優良運転者様は優遇されているなあ、私は優良運転者様で本当に良かった、ワハハハ。

 昼飯は長浜御殿でラーメン+替玉。夕食はイカと鯛の刺身、豚みそ焼き、鉄火巻き、生野菜など。ビール一缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイの『スカイクロラ』を見る。人類が潜在的に持つ“戦争への欲求”を解消するために そのための兵士、キルドレを作り出して永遠に争わせるという、まあ、救いのない物語であります。主人公の函南優一はそんなキルドレの一人であり、ヒロイン 草薙水素に射殺された前任者の亜コピーでもある。彼には前任者の記憶が色濃く残り、それゆえに前任者と恋愛関係にあった草薙に強く惹かれていく。

 “戦争への欲求”を捨てきれない人類と、兵士としての機能を維持するために不完全な記憶しか与えられず毎日がデジャブ状態(笑)のキルドレ、この両者は共に不完全なものであり、私は最初、押井監督は不完全さの相似形をこの映画によって提示して見せたのではないかとコムツカシいことを考えたのですが、それは結局のところ、草薙と函南の恋愛関係に収斂していくのでありました。キルドレは基本的に変わらぬ存在であり、それは男女の恋愛関係にあっても同じ。連綿と続くこの“変わらなさ”から逃れるために死を欲した前任者、それに答えて彼を射殺した草薙なのだが、それでもこの連鎖は終わらず、函南優一がやってくる。そして同じことを繰り返すだけと承知していながら、どうしようもなく函南優一との関係を深めていく草薙。もうこれが切なくって切なくって見ていてたまらんごとなるとですたい。

 まさか押井映画で、こんなに切ない思いをさせられるとは夢にも思ってませんでしたよ(笑)。

 ハイビジョン画質は非常にすっきりした画調であるが、ディテールが失われているなどということはなし。暗部諧調も実写に近い特性で安心して見られる。5.1チャンネルサラウンドはトゥルーHD DTS-HDマスターオーディオのロスレスそろい踏み。このサラウンドがまた素晴らしい。DTS-HDマスターオーディオでの鑑賞であるが、静寂な地上パート、大音量で派手に動き回る空中戦パート、どちらも情報量が極めて多く、また不気味なほど定位が確か。音のリアリティも高く、あの社宅へ行く場面で背後から聞こえる車のエンジン音がもう本物と同じなの(笑)。何かガソリンの排気臭さえ漂ってきそうなの。

 さすがにこれはレンタルでは我慢できない。お金の余裕ができたらすぐにブルーレイソフト(もちろん通常版だ)を買うぞ。

 その後シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 良く分からん芸人のつまらんギャグが返って愛おしい(笑)。就寝午前1時過ぎ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月26日 (木)

2月25日(水) 『怪人麩饅獣』

 業界初(だから何の業界だっての)の「ヌイグルメン!」駄洒落。今年の人間ドックの期日が決定しました。3月7日の土曜日です。この日の午前中、ワタシハマチガイナク注射針ヲチクット刺サレテ採血サレテイル、ヌルヌルスルジェルヲヌラレテ超音波検査サレテイル、レントゲン台ノ上デ先生ニ言ワレルママ、無様ニ体ヲクネラセテイル、先生カラ「ドウシテ○㎏モ体重ガ増エタノデスカ」ト詰問サレテイル、アア。

 ということでひょっとしたらこの人間ドックで「あんた、肝臓が殺される!って悲鳴あげとるばい、あんた、こんど酒飲んだら血ば吐いて死ぬバイ」と言われる可能性もあるので今週中目一杯飲んで月曜から五日間禁酒して人間ドックに臨みたいとおもいます(笑)。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。受け取り仕事数件。業者に頼まれていた件を整理してファックスしたりもする。それから徒歩で天神へ。いつものごとく赤のれんでラーメン+替玉、小炒飯の昼飯食って漫画読み3時間。ジュンク堂で本を素見してまた徒歩で事務所へ戻った。その後さらに受け取り仕事、亀の世話など。亀、飯が遅かったのでよほど空腹だったらしく餌皿を置こうとする私目がけて口をガッと開けたまま突進してくる。お前、ちょっとコワいよ。

 買い物に行って酒やつまみを仕入れたのち、自宅近くのセブンイレブンにて待望の『AKIRA』ブルーレイを入手。注文から3日掛かったことになる。そして帰宅し、缶ビール一本を飲みながら「レインボーマン」見る。高慢ちきなダイアナにやりこめられたキャシーがイーッと顔をしかめてみせるのに大笑い。子供の時は単に仲の悪いおねえちゃんたちと思っていたけど、今になってオトナの目でみると死ね死ね団の女幹部たちは互いにミスターKの寵を争っていることが分かるのですな(笑)。

 夕食はハマチの刺身、たいらぎ、生野菜、出来合いの串カツ。これらを摘みながらもう一本ビールを飲んで後はゴハン一膳をお茶漬けで。〆のコーヒーは如例。

 その後わくわくしながらブルーレイ『AKIRA』を大画面再生。ネットの評判どおり画質は、まあ、綺麗なのだがという出来(笑)。鮮やかな発色、ビル街の奥行き感、デモ隊の人数の多さなどハイデフの良さを感じられる反面、がたつきやホコリなどの瑕疵も目立つのである。もちろん、今まで購入してきたLD、米国盤DVDとは段違いの高画質なのだが、最新のブルーレイアニメ映画に比べると見劣りしてしまうのは否めない。

 やはりこのディスクの本質はDolbyTureHD5.1ch192kHz24bitの5.1チャンネルサラウンドにある。これは実際に体験してみないとお分かりにならないと思うけれども、とにかく音が自然に聞こえる。情報量が今までのサラウンドとは桁違いでBGMや効果音に映画のために作られたというわざとらしさが一切感じられないのだ。リアの音の動きの生々しさも初体験で、こんな鮮烈な音を耳にしてしまっては他のサラウンドが聞けなくなってしまうという危機感さえ覚えたほど。前後の移動感が淡白であったけれども、欠点はこれくらいで、後は文句のつけようがなし。まさに日本全国民が聞くほかはないウルトラスーパーゴージャスデラックスゴールデンサラウンドだ!

 ところで『AKIRA』ブルーレイを再生中に我が愛機DVD-3800BDで音声出力を表示させるとドルビートゥルーHD 2チャンネルとなるのはどうして(笑)。プリアンプのVARIEにアナログマルチ入力してちゃんとリアから音が出ているのだから、これはありえないと思うのだが。

 その後今までちびちび見ていたハイビジョン録画の『グッド・フェローズ』を最後まで。畳の上では死ねない(アチラならフローリングの上で死ねないというところか)ギャングスターというものを、普通の人間とはまったく違う価値観、日常を通して描いた作品である。調子の良い時は揉み手しながら組織のために働いて、「あちしはあんたらのお陰で出世できたんでがす」と札びらきりまくるレイ・リオッタ。ラストで追い詰められるとあっさり証人保護プログラムに保護されて、裁判で証言する情けないレイ・リオッタ。この両面が共に犯罪者集団、ギャングの本質を衝くものであり、作品の持つリアリティであるのだ。

 ハイビジョン画質はコントラストの強い明快な画調であり、映画の内容に相応しいもの。強めのグレインもささくれ立ったギャングの心情を表しているかのようである(笑)。AAC5.1チャンネルサラウンドは台詞の滑舌の良さが印象的だ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は『オタク大賞 2004』 ひれひれ酔って午前一時過ぎに就寝。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月25日 (水)

 2月24日(火) ロットに迷う

 あのパソコンは最新ロットがいいかな、いや、最新出荷分はとかく不具合、故障が多いから初期出荷の旧ロットの方が使いやすいかも知れないぞ。迷いすぎてパソコンを買えないでいるうちに世界同時大不況がやってきて破産、路頭に迷ってしまいましたとさ。

 LDソフトの『妖女ゴーゴン』の鑑賞・SFシネクラシックス化終了。残るLDはあと『怪獣ゴルゴ』ぐらいか。他に何か持ってなかったかな、この手の古典SF・ホラー映画、『宇宙水爆戦』とか・・・あれ、やっぱりこれだけだ。意外と私はLDでは買ってなかったのだなあ。当事のワタクシは最新映画と「クレージー・キャッツ映画」に夢中で他に手が回らなかったのだなあ。あ、いや、いやいや思い出したぞ、SFなら『ミクロの決死圏』とか『アンドロメダ病原体』とか『地球の危機』とかも持っているぞ。でもこれらの作品はなあ、あまりにも有名に過ぎてSFシネクラシックスのネタにはしづらいよなあ。

 なんだかんだ言いながらそのうちやってしまうかも知れませんが(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯はあるラーメンブログで知ったゆきみ家の限定カレーラーメン。絶賛されていたので食いたくなっちまったのである。それでお味の方はというと・・・確かにスープは美味い。このスープに浸されたとろとろのチャーシューも絶品であった。でも肝心の麺が合わないのである。いや、合わないというよりこの麺をカレースープで食わなくてはならないという必然性に乏しいのだな。返って+50円でついた小飯をスープにぶち込んで食った時のほうがはるかに完成度が高かったもの。

 夕食は天然ブリの刺身、ブリ大根、鯵の干物、餃子。ビール一缶、ゴハン一膳。鯵の干物が特に美味かった。身にみずみずしさがあって適度な塩気でこれでゴハンを食うとそらたまらんものがありましたぞ。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『デッド・サイレンス』を見る。腹話術の人形を効果的に使ったホラーというより怪談に近い恐怖映画。腹話術女の呪いでさびれ切った町、その町が栄えていたころに毎夜、毎夜 大入り満員であった劇場があってレイクサイドシアターと呼ばれていたのだが、もちろん、この劇場も今はぼろぼろ。出入りに使われていた橋も朽ち果てておりボートを使わなければ近づくこともできないのである。このCGとセットを使って入念に作り上げられた廃劇場のデキがことのほか素晴らしく、インドア的な廃墟マニア(パソコンや映画で見ておおっと喜ぶタイプ。決して実際の廃墟を見に行ったりしない。だって面倒くさいもの)である私を強く魅了したのであった。

 そして劇中で効果的に使われる腹話術人形も素晴らしい。なんてことのない人形でありながらある種のまがまがしさ、恐ろしさを放っており、もう暗闇にこれがいるだけで私なぞ全身汗びっしょりになってしまうのだ(笑)。ラスト近く、廃劇場の暗闇に無数の人形どもがうわっと現れる場面でわたしゃ思わず逃げようかと思いましたよ。

 この映画は『ソウ』を生んだ監督ジェームズ・ワンと脚本家リー・ワネルによるものであり、劇中ちらりとあの『ソウ』人形も登場する。またラストの謎解きも強く『ソウ』を思い出させるもので、あの世界にはまった人は一度この作品を見ておくべきだろう。まあ、このラストは『ソウ』的というよりラブクラフトの「闇に囁くもの」であって、怖いというより思わず笑ってしまうようなものなのであるが。

 ハイビジョン画質は黒の表情が非常に宜しい。ラスト10分はほとんど暗闇の映像ばかりなのだが、それでも黒潰れが最小限に抑えられているのは驚嘆に値する。AAC5.1チャンネルもなかなかのもの。この映画の設定に「音が消えるとオバケがひゅーどろどろ」というのがあるのだが、この音が消える際の余韻の残り方が実に気持ちよかった。

 シャワーを浴びて今度はハイビジョン録画の『サボテンの花』を見る。ウォルター・マッソーもイングリッド・バーグマンも貫禄なのであるが、それ以上に好ましく思えるのがゴールディ・ホーンの初々しさ。少々オツムが単純でありながらプレイボーイのマッソーに結婚を申し込まれて、彼の奥さんのことを気遣う優しさが印象的。会話の妙や細かいギャグの上手さなど見所の多い映画でもあった。

 液晶モニター UNI-LCD24/Bでの鑑賞。1969年の製作とは思えない純度の高い発色が楽しめた。

 その後例によって録画しておいたテレビをだらだら。「ああ、しまった、ゲハラ録画するのを忘れていたぁ」と悲痛な叫びを上げながら午前3時就寝。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月24日 (火)

2月23日(月) ニフマネっ子世にはばかる

 往年のパソコン通信を懐かしんで詠んだ駄洒落なり。いや、駄洒落を詠むと言わないのは分かっているけれども、そこはそれギャグでございますのでどうか平にご勘弁のほどをよろしくお願い奉りたいと、そう思うのでございます。えー、2月18日の日記に書いた「我が愛機 デノンブルーレイプレーヤー DVD-3800BDは24bit/192kHzのトゥルーHDをデコードできたんだっけ?」問題ですが、この件についてデノンより回答がありました。「ベイビー、もちろんDVD-3800BDは、DolbyTureHD5.1ch192kHz24bit アナログデコードに対応しているぜ、安心して『AKIRA』ブルーレイを楽しんでくれ、オー、イエー!」だそうで、これで心置きなく『AKIRA』ブルーレイを見ることが出来ます。うっかりDolbyTureHD5.1ch192kHz24bitはさすがのハイパークオリティなんてこの日記に書き付けて後から実はDVD-3800BDは対応してませんでしたなんてことになったらカッコ悪くて仕方ありませんからな。

 えー、アマゾンのマーケットプレイスで注文していた『サント対悪の頭脳』(『Santo contra el Cerebro del Mal』 1958年)DVDが到着している。注文から到着まで僅か一週間、なんだか最近やたらに早いねえ。とここまでは良かったのだがこのDVDのケースがやたらに貧弱。何しろパカっと開けただけでケースの縁が割れてしまったのだから(笑)。DVD自体には異常がないので再生には差し支えないのですが、私の長いDVD購入の歴史でもこんなことは初めてですね。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯は冷凍食品の和風キノコスパゲッティ。設定時間より2分長くレンジで加熱したらアツアツになって意外に美味かった。後はリンゴ一切れ齧ってヴァイタミンを補給する。夕食はマグロと鯛の刺身、豚肉みそ焼き、キノコをたっぷり使った野菜炒め、昨夜の残りゴハンを使ったチキンライス。ビール一缶飲む。〆のコーヒーはフィルターを切らしてしまったのでナシ。

 その後ハイビジョン録画の『爆発!デューク 農場を取り戻せ!』を見る。『デュークス・オブ・ハザード』のビギニング編。でもやっていることはまったく同じでおっぱい、ぼいーん、おしりがどしーんの女達ばっかりの田舎町で有力者の横暴に挑むボーとルークというパターン。話の展開にメリハリがなくちょっと退屈な出来だったのが残念。それになんでウィリー・ネルソンだしておいて一曲も歌わせないんだ。そんなギャラがもったいないじゃないか。

 ハイビジョン画質は遠景の見通しが良くノイズ感もないすっきりとした画調。5.1チャンネルサラウンドはフロントの音質はなかなかのものなのだがリアがまったく駄目。ほとんど情報が回っていない。もうリアスピーカー、リア用パワーアンプの故障を疑ったほどであった。

 シャワーを浴びて午後11時半より『妖女ゴーゴン』の続き。ポール、カッシングの病院へ担ぎ込まれて五日間眠り続けます。そしてようやく意識を取り戻した彼はカッシングに「私は何かを見た、水面に映ったんだ、あの正体を知りたい。あいつは一体何なのです!」カッシングは例によって相手にならず「そんなことより今は体を休めることだ」カッシングはポールに鏡で彼の顔を見せて「ほうら、死人でもこんな酷い顔色はしてないぞ。何も考えずに休むのだ」

 その後夜中に悪夢にうなされてたびたび飛び起きるポール。この彼をカーラが優しく介護したものですから、まあ、ご想像の通り退院の日が来るまでにデキてしまったのでありました。その二人に気がついて嫉妬の焔をめらめらと燃やすカッシングです。

 そしていよいよ退院の日、カッシングはポールに尋ねます。「このままライプチヒに帰るのかね」もちろんポールは首を振ります。「いえ、私は村に残る。そしてあの怪物を僕の手で滅ぼすのだ!」むやみに張り切っているポール。彼が立ち去った後、カッシングは病院職員のラトフを呼んで「今夜は満月だ、彼女から目を離すな」と命令します。この彼女とは一体誰のことなのでしょうか。

 さて、ポールはさっそく自分独自の捜査を開始します。その第一弾としてやったのが父親の墓を暴くこと。棺桶を掘り出して開けてみると「しぇーっ」ポールが驚きのあまり飛び上がりました。彼の父親が石になっていたからです。と、その時背後からカーラの声が。「やっぱり来たのね、ポール。そうよ、怪物は存在するのよ」その言葉を聞いてはっとなるポール。「君は父の手紙を読んだのだな」「カッシングの命令よ。メゲーラについて知るためにね。彼はたぶん、誰かをかばっている。それが誰なのか分からないのが不安なの」

 怯えている彼女の様子にぐっと来た(笑)ポール、彼女の手を掴んで「君を愛しているのだ、今すぐにこの村から連れ出したい」カーラは激しく首を振ります。「今は駄目よ、我慢なさって、ここからは離れられないの」その彼らの頭上では満月が明るく輝いております。

 悄然として家に戻ったポール。この彼を訪ねてきたのがライプチヒ大学のマイスター教授であります。彼は教え子であるポールがなかなか戻ってこないのに業を煮やし自ら出かけてきたのであります。彼はポールから事件のあらましを聞いて「ウウーム、メゲーラか。私はまったくそんなものを信じないがとりあえず調べてみよう」

 その頃、カッシングは死体となって戻ってきたマーサを解剖中。ここでカーラが現れまして「マーサが逃げた晩、ポールがあれを見たのです。ひょっとしたらマーサがメゲーラなのですか」「違う、そうではない」「だったら誰なんです、教えてください!」しかしカッシングは教えません。「今は駄目だ、言えないのだ」 だいたいよほど鈍い人でない限りこのあたりで真相に気づくようになっております(笑)。

 一方、マイスター教授は精力的に調査を開始。彼はポールに「私はメゲーラなど信じないが、君はなんだ、そのカーラという女性を愛しているのか」「えへへへ、実はそうなんです」と頭を掻くポール。マイスター教授は次に警察署へ行きまして「私はまったくメゲーラなど信じないが、とりあえず村の転入記録を見せなさい」それによるとカーラがこの村にやってきたのが7年前。教授はひげをさすりながら「ウウーム、私はまったくメゲーラなど信じないが最初の殺人が起こったのは五年前だったね」

 ついで彼らは電話でカッシングに会談を申し入れます。この電話を取り付いだカーラにカッシングは「会えん、忙しいのだ。それよりカーラ、君はこの前ポールと会っていたのだろう!」カーラはびっくりします。「まあ、それではあなたはラトフに私をスパイさせていたのね」「君を守るためなのだ。訳を話すことはできないが、私の気持ちにウソ偽りはない」こんな要領を得ないことを言っちゃ駄目ですよ。ほら、思いっきりカーラに嫌われちゃったじゃないですか。「もうわたし、あなたなんか大嫌い」

 カーラ、電話でポールに明日の朝 城で会ってと伝えます。

 そして翌日、カーラはやってきたポールに「お願い、すぐ私を連れて逃げて」ポール、ニヤーッとしますが(笑)「もう少し待っておくれ、教授がメゲーラの謎を解こうとしているんだ、それまで村を離れることはできない」「ならば、もうあなたにはお会いできませんわ」走り去るカーラ。ポール、がっかりします。失意の彼は城から出るのですが、そこで襲い掛かってきたのがラトフ。危うく殺されそうになるポールですがそれを救ったのが唐突に出てきたマイスター教授でした。「あいつは君を殺そうとしていたぞ。やっぱりカッシングの一味はおかしい。奴らを調べなければ」

 マイスター教授、どうやって調べるのかと思ったら窓から侵入したという・・・(笑)。そして書類戸棚をこじ開けてカーラに関する書類を持ち出してきます。この手際の良さ、とても大学の教授とは思えません。この書類によりカーラについて次のようなことが判明しました。カーラは1903年に看護婦として採用され働き始めたのですが、1905年に記憶喪失を発症、1906年に回復したことになっております。「私はメゲーラの存在などかけらも信じていないけれども、カーラの記憶喪失と最初の殺人がほぼ同じ時期だ。ひょっとしたら彼女は満月になると記憶喪失になるのではないか、発症の時期が一致しているからな」

 そしてついに恐ろしい真実を口にするマイスター教授。「私はメゲーラの存在など徹頭徹尾信じていないのだが、これの霊魂が2,000年さ迷った末にカーラに取り付いたのだと思う」ポールはいきなりこんなことを言われたので大激怒。「彼女がメゲーラだなんてそんなことがある筈がない、あなたは一体なんてことを言うのだ」彼はカーラを保護してライプチヒ行きの列車に乗るように手配します。彼女がちゃんと電車に乗っていれば午後5時にはライプチヒのホテルについているはず。しかし、その時間になっても彼女は姿を現しません。

 「ほうら、見ろ、私はメゲーラの存在などかけらも信じておらんが、私の言ったことが正しかったのだ」ポール、城に彼女を探しにいくと言い出します。マイスターは彼を引き止めて「今夜は満月だ、私はメゲーラの存在などこれっぱかしも信じていないが、危ない、せめて朝になってからにしなさい」なおも出かけようとするポールにばしーんとビンタ(大笑い)。二階の寝室に閉じ込めてしまいます。しかしポール、あろうことか寝室の窓から抜け出してしまいました。彼はそのまま城へ向かいます。

 何も知らずに転寝しているマイスター教授。と、警官隊が現れました。彼らはカッシングの訴えによりポールをカーラ誘拐の容疑で逮捕しに来たのです。これでポールが姿を消したことを知ったマイスター、警官達を殴り飛ばして突破、彼もまた城へ急ぐのでした。

 城へついたポール、カーラの姿を求めて探し回るのですが、と、そこにいたのが長剣構えたカッシングですよ。これから二人の戦い。カッシング、意外に頑張ってポールを突き飛ばして失神させることに成功します。しかし、この時背後の暗闇からゴーゴンがばーん。うっかり振り返って彼女の顔を見てしまったカッシングは「ヒーッ!」ばったり倒れて石になっちゃいました。意識を取り戻したポールもゴーゴンの毒牙にかかって石化しようとします。ゆらゆらと漂うように動くゴーゴン。しかし、その時彼女の背後から現れたのがマイスター教授ですよ。彼はカッシングの落とした長剣拾って「私はみじんもメゲーラの存在なんか信じていないが、いつまでもお前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」と叫んで首をすぱーっ。こんころころりんと転がったゴーゴンの首。頭からはえていた蛇がちょろちょろと引っ込んで、その恐ろしい顔がカーラへ戻っていきます。半ば石化したポール、この首にはいずりよって「ああ、カーラ、カーラ」マイスターは瀕死の彼に「ようやくカーラは解放されたのだ」ポール、がくりと首を垂れてはい、石になってしまいました。

 エンドクレジット。

 へタレなカッシングが見られる貴重なハマー映画ですな(笑)。

 それからハイビジョン録画の『Mr,ソクラテス』を最後まで。どうしようもない不良のクズに勉強させて警察へ送り込み手柄を立てさせて刑事に昇進させた後、自分達の目的のために使おうという物凄く遠大で面倒くさい計画を描いた映画(笑)。一歩間違えればトンデモ映画になりかねない題材だが、この教育場面を本当に学校でやるなどの奇妙なユーモアがあって楽しむことが出来た。選ばれた主人公がぶつくさ言いながら強制的に勉強をさせられる。逃げようとするので片足をへし折られたり、じゃあというので店の窓ガラスを割って警察に逮捕して貰うと留置場まで教科書のコピーを持ったチンピラがわざと捕まって追っかけてきたりするあたり、もう思わず噴出してしまった。

 警察へ入ってからこの奇妙な感覚が薄れたのが残念だが、最近見た韓国映画の中で文句なくナンバーワンのできですな。

 視聴は液晶モニター UNI-LCD24/Bで。明るく陽気なハイビジョン画質で解像度も高い。24インチの小画面なのに遠景の木の葉が揺れるのには驚かされた。

 その後録画しておいたテレビをだらだら。午前3時近くにベッドに入るが例によって眠れず。午前4時まで粘って再挑戦してやっと夢の世界へ。私はいい年こいて何をしておるのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月23日 (月)

2月22日(日) 「トリニトロンカラー往復書簡」

 元ネタは「とりから往復書簡」 一発で分かった人は偉い。僕が誉めてあげましょう。昨日の日記でもちょっと触れたが古い古いLDソフト(少なくとも20年以上前に購入したもの) 『妖女ゴーゴン』の画質が意外に綺麗である。コンポジットでブルーレイディーガBW200に入力しHDMI端子にて液晶モニター UNI-LCD24/Bへ送り出しているのだが、奥行き感も意外にあって悪いものではない。そりゃ暗部のノイズはちょっと酷いけれども(笑)何より夜空の月のような場面でも諧調のトーンジャンプがまったく見られないのが感動ものである。DVDやスカパーでは見事に月の周りが段々模様になってしまうのであるが、これがまったく見られず思わずアッナッロッグーと感心してしまったくらい。

 この画質ならストレーカーのYCセパレーターでコンポジット信号をS信号に変換しVantage-HDでスケーリング、プログレッシブ化するという面倒くさい結線方法を(たしか一年半前くらいに試した記憶がある)常用にしてもいいかなと思ったのだが、うーん、面倒くさいからまあいいか(笑)。

 (トーンジャンプ 画像の中に階調の連続性がなくなって、部分的に境界ができ縞模様が見えてしまう状態。とくに空や肌などの微妙なグラデーション部分で目立ちやすい。 ASCII.jpデジタル用語辞典より引用)

 仕事はまあ、いろいろあった。ある物件が一室決まってついに満室となる。私は実に久々の満室の踊りを30分の長きに渡って踊り続けたのであった。普段運動とは縁のない私であるから、息が切れてしかたなかった。昼飯は冷凍うどんの釜揚げうどん、ソーセージの焼いたの4本。リンゴ一切れ。夕食は生野菜に鳥唐揚。ビール二缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 それから『妖女ゴーゴン』の続き。この電報で急遽ブルーノの弟、ポール(リチャード・パスコ)が村に来ることになります。しかし彼の到着を明日に控えた晩、書斎で調べものをしていたハイツ教授は不思議なる歌に惹かれてボロスキ城へ。そこで彼は見てしまったのです。柱の影に佇む奇怪な人影を!「ヒーッ ゴーゴンだ!」ハイツは最後の力を振り絞って家へ戻るのですが、彼の体はすでに石化が始まっていました。彼の不気味な姿に驚く助手のハンスに「私は今から手紙を書く。明日、それをポールに渡してやってくれ」

 机に向かって石化しつつある体にむち打ちながら手紙を認めるハイツ教授。この手紙は彼の頼みどおりポールに渡されます。

 場面がぱっと変わるとポールがカッシングに父の死について問いただしております。「先生、親父は心臓発作で死んだとおっしゃいますがね」彼は手紙を見せて「胸が痛い、石になるって書いてあるんですよ、心臓だったらすぐに死んじゃうでしょ、こんなに長々手紙は書けないですよ」

 カッシングはうるさそうに彼の言葉を遮ります。「そんなこと言われても心臓で死んだのには間違いないんだ。手紙を何枚書こうか関係ないよ」かっとなったポールは「メゲーラってご存知ですか。父の手紙にはそんな怪物がいて村人を恐怖のどん底に陥れているとあったんですよ」「そんなものは神話にしか過ぎない。とにかく文句があるのだったら裁判で申し立てることだね」カッシング、ポールを追い出してしまいました。

 家へ戻ったポール、庭を散策して物思いに耽ります。と、背後から人の気配。振り返ったポールは家に誰か入り込んでいることを発見します。それはカッシングの助手、カーラでした。カーラは自分の身分を明かしこの事件の裏には怪物メゲーラがいること、カッシングや村人たちはそれを知りながら恐ろしさのために知らない振りをしているといいます。彼女はポールに助力を申し出るのですが・・・。

 これが実はカッシングの差し金だったという・・・。カッシング、ハイツ教授がどこまで事実を突き止めているか知るために、彼の手紙を読ませたのです。「ゴーゴン三姉妹というものがいた。頭から蛇が生えていて触手のような働きをする。これを見たものは恐怖のあまり石になってしまう。またゴーゴンは人間の姿に化けることもできる・・・」カーラは盗み読みした手紙の内容を聞かせます。カッシング、顔をしかめて「ウウーム、人間に化けるというのがまたまずいなあ」

 と、その時大慌ての病院職員が駆け込んできました。あの○チガイ女、マーサが脱走したというのです。驚いたカッシング、「そりゃいかん、早く探して連れ戻せ」

 さて、その夜ポールは亡父と同じように書斎で調べ物。と、突然ドアがばたんと開いて強風が吹き込んできました。異様な気配を察知したポール、庭へ出ます。そしてさらに大雨。ポールはふと池の水面を見て愕然とします。なんとゴーゴンが映っているではありませんか!「ヒーッ!」悲鳴を上げるポール、家へ戻ろうとしたら今度は窓ガラスにゴーゴンが映っている!「ヒーッ」ポール、逃げ回った挙句庭で倒れて失神してしまいます。

 本日はここまで。

 その後ハイビジョン録画の『ペネロピ』見る。非常にチャーミングな映画なのだが最後までその路線で行くのかと思いきや、ラスト近くで呪いを解く鍵は実は自分自身にあったとか、長年仕えてきていた秘書が実はその呪いを掛けた魔女で、仕事をやめる時に劇中常にキーキーうるさかった奥さんに口をきけなくする魔法を掛けて、旦那さんがひそかにガッツポーズとか、捻って見せるのが面白い。単純なラブストーリーでは済まさないところにこの映画のスタッフのしたたかさが感じられる。

 まあ、クリスティーナ・リッチが主演という時点で単なるラブストーリーになる訳もないですがね(笑)。

 ハイビジョン画質は上等、上等。柔らかな画調でありながら解像度に不足なし。また物の質感描写も正確で家具や服装のゴージャスさが良く伝わってくる。AAC5.1チャンネルサラウンドも情報量が多く街中の環境音が非常にリアルであった。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画のオタク大賞。何年の奴かは忘れた(笑)。その後テレビ番組をだらだらと見る。就寝午前2時すぎ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月22日 (日)

2月21日(土) 『オレンジカウンティに明日はない』

 オレンジカウンティが何であるかは自分で調べること。検索すればすぐ分かるので是非おやんなさい。人間いくつになってもこの種の手間を惜しんではいけません。お金の工面がついたので『AKIRA』ブルーレイを買うことにしました。しかし今回はちょっとクレジットカードを使いたくないのでいつものアマゾンではなくセブン・アンド・ワイを初めて使用することになった。いや、クレジットカードが債務超過でブラックリストに載せられて使えないとかそういうことじゃないよ(笑)。ちょっとした支払いの問題だけなので変な勘繰りをしないこと・・・ってああ、話がそれた。

 とにかく初めてセブン・アンド・ワイで買い物をすることになったという訳だ。ここは最寄のセブンイレブンで代引きすることが可能でしかもその場合は送料いらず。値引率も高くてアマゾンと一円しか違わぬ8,061円。また私の場合、自宅がセブンイレブンに隣接しているので24時間いつでも受け取り可能という、宅配以上に便利な使い方ができるのだ。(自宅がセブンイレブンに隣接しているのは昔、あれがあれでこれをそういて結局ああなったという波乱万丈奇想天外の事情があるのだがプライバシーの問題があるので割愛)入荷のお知らせもメールでやってくれるし、これで入荷が早ければこれからどんどん使っていこうと思うのである。

 長崎軍艦島の遊覧クルーズ船を見つけたのでメモしておく。

 (http://gunkan-jima.com/annai.htmlより引用開始)長崎港を出航すると30~40分で「軍艦島」が見えてきます。近くまで接近し、島の周囲をゆっくりと一周。沢山のビルが林立した廃墟をご覧ください。炭鉱の歴史や当時の生活が思い起こせます。是非、船のデッキからその姿を目に納めてはいかがでしょうか。(引用終了) 全旅程で110分。通年運行、お一人様料金3,300円(15名以上の団体様で2,970円) 15名様以上お申し込みで運行、長崎港ターミナルより午前9時半、午後1時半の2回運行(天候により出航できない場合があるので予約必須)。

 軍艦島は現在長崎市によって2009年春の完成を目処に観光客が上陸できるように桟橋や220メートルの見学通路を設けるなどの工事が進められているが、現在のところ島への上陸は禁止されている。したがって現時点で合法的に軍艦島が見られるのはこのツアーのみである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯はソーセージ焼いたのを四本とインスタントラーメン。夜は寄せ鍋。鯛や鶏肉を入れたごった煮風。後は鯛の刺身。鍋物は柚子胡椒を多めに使って食うともうたまらんものがある。ビール二缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ちびちび見ていたハイビジョン録画の『卑劣なる街』を最後まで。冷たい論理のみが支配するヤクザ社会の描写が実に宜しい。ウェットなものとヤクザ社会の非情さが同時に提示されるスタイルは往年の日活アクション映画を髣髴とさせ、私のような人間をとても気持ちよくさせてくれるのだ。

 この後昔なつかしLDの『妖女ゴーゴン』を見る。チャプターやデジタル音声も入ってない極初期に買ったLD。たぶん23年前くらいだろうか。今回久々に取り出してみたLDのジャケットにはカビが生えており、ちゃんと再生できるか心配だったけれども何、CLD-HF9Gは特段の文句も言わず粛々として画と音を出してくれた。まったくもって愛い奴じゃのう。

 不気味に佇む古城、ボルスキ城を背景にしたオープニングクレジット。続いてテロップでこのボロスキ城には今世紀初期に怪物が住みつきふもとのバンドルフ村の人間を毒牙にかけていたという伝説が紹介されます。これを踏まえてさあ、映画の始まり、始まり。

 いきなり裸婦像を描いている画家ブルーノ(ジェレミー・ロンガースト)。そしてモデルとなっている女サーシャ(トニ・グリッピン)は彼に告白します。「私、赤ちゃんできちゃったの」プレイボーイとして鳴らしたブルーノ、最初はぎょっとしたのですが、すぐに「ならば君の父上に会いに行こう。ちゃんと結婚しなくちゃね」サーシャは喜ぶかと思いきや「駄目よ、そんなことお父様に知られたら殺されちゃうわ」「わははは、大丈夫、大丈夫」外へ出るブルーノ。サーシャは急いで服をきて彼の後を追います。

 暗闇の中の森、夜空の月がひときわ明るく輝いた瞬間、サーシャは何かを目撃します。「ひーっ」立ちすくむサーシャ。暗転します。

 翌日、バンドルフ医学研究所のナマロフ博士(ピーター・カッシング)のところへ持ち込まれるサーシャの死体。検死のためなのですが、担架を運んでいたカッシングの助手、カーラ(バーバラ・シェリー)は恐怖の叫びを上げます。担架からだらりと垂れ下がった手がテーブルにぶつかるとぼきりという音がして指がもげてしまったからであります。

 この時とつぜんぎゃーっという悲鳴。てっきり私はカーラのものだと思ったのですがあにはからんや、これは入院中のキチガ○女のマーサ(ジョイス・ヘムソン)だったという。彼女は看護婦を殴って病室から逃げ出したのですな。カッシングの指示ですぐに病室へ戻されたのですが、もう、こんな脅かし方はやめて下さいよ(笑)。

 カッシングは担架を覆っている白布を取り除きます。現れたのは全身が石となったサーシャの死体でした。

 一方警察は20人の人員を使って行方不明になっているブルーノを捜索。彼らはすぐに彼の首吊り死体を発見します。この後行われる裁判。カッシングを含め次々と証言台に立つ村人たち。しかし、彼らの証言はどことなくわざとらしい。まずはブルーノを捜索していたカノフ警部(パトリック・トルートン) 「彼は凄く評判の悪い男でした。酒癖と女癖が悪く、特に女癖はちんぽの乾く暇がないと言われていたほどです」 次にサーシャの父で旅館を経営しているジャヌス(アリスター・ウィリアムソン) 「いや、本当に酒癖の悪い男でしたよ、しょっちゅう私の旅館の酒場でもクダを巻いていて、すぐにダイナマイトがよー、ダイナマイトがよー、150頓!って訳の分からないことをわめくのです。こんな男にわしの娘が、くくくく・・・」 最後にカッシング、死因を問われて「彼女は暴力によって殺された。額に酷い傷があったし頭蓋骨も陥没していた。あ、そうそう、彼女は妊娠していましたな」 あれ、死体は石になっていたのではないのですか。

 はい、これで裁判は妊娠したサーシャに結婚を迫られたブルーノが彼女を殺害、そしてその後に自殺したということで結審してしまいました。

 これに納得がいかないのがブルーノの父でベルリン大学教授のハイツ教授(マイケル・ゴッドライフ)であります。「息子はそんな人間ではない。確かに女出入りはあったが殺人などできはしない。それよりこの村では5年間で7人もの人間が殺されているというではないか。彼女の死はその未解決殺人事件に関係があるのではないか」はい、裁判官から「あんたは親バカですなー」と言われてしまいましたとさ。

 頭に来たハイツ教授、旧知の仲であったカッシングを尋ねます。「君はベルリンの私の家でブルーノに会って話したことがあるだろう。殺人を犯すような人間に見えたか」カッシングは実に心苦しそうに答えます。「見えませんでしたが、誰にだって殺人犯になる可能性はあるのですよ」「いいや、君たちは事件の真相を隠そうとしているのだ。何かを恐れているのだ」そして突然トンデモないことを言い出すハイツ教授。「君はエウリアレというものを知っているかね。ゴーゴン三姉妹の一人だ。他の二人は殺されたがエウリアレだけが生き残りここへ逃げてきたという伝説があるだろう」どきっとするカッシングです。それでも彼は「私は科学者です。そんな怪しい伝説など信じておりません」そして最後に言ったのが「あなたはもうこの村から立ち去った方がよろしい」

 もちろん、ここで「んじゃそうしますよ」とハイツ教授が帰っちゃうと映画になりゃしない(笑)。彼は家を借りて助手と共に伝説を調べ始めたのですが、いきなり「ハイツは出て行け」と喚く暴徒が押しかけてきて火がついたたいまつを投げ込まれたり殴られたりしてしまいます。駆けつけてきたカノフ警部も暴徒たちを追い払ってくれたのですがやっぱり「この村から早々に立ち去りなさい」と言われてしまいます。これで頭に来たポール、助手に「ライプチヒ大学のマイスター教授(クリストファー・リー)に電報を打つのだ」

 本日はここまで。

 液晶モニター UNI-LCD24/Bでの鑑賞。ハイビジョン画質は紫がかった画調。暗部にも潰れが見られた。音質はそれなり。

 その後輸入ブルーレイで『マスク』を見る。いやあ、若き日のキャメロン・ディアスがもうすんごいエロい(笑)。もう漫画めいたゴージャスヒロインという監督の演出意図にぴったり合った美貌であり、この人を見るだけでブルーレイを買った甲斐があるというものですよ。

 映像コーディックはVC-1 ハイビジョン画質は残念ながら『ドニー・ダーコ』と同系統。解像度が物足りずソフトな画調でまたコントラストにもメリハリがない。サラウンドはドルビートゥルーHD(48khz 16bit) 音圧が低く通常13のヴォリュームを20まであげる必要があった。マスクのぎゅらぎゅるぎゅるるという回転音の軌跡が綺麗に描写されるのが嬉しい。また特筆すべきはBGMの粒立ちの良さ。定位もしっかりしており、マスクに惑わされて踊りまくる警官隊のあのシーンがロッシー音声のDVDよりも10倍楽しくなった。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「タモリ倶楽部」 あとは「2008年オタク大賞」を30分ほど。午前1時すぎに就寝。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月21日 (土)

 2月20日(金) 『コラーゲン鉄橋』

 コラーゲン駄洒落第二弾!7月よりJ・コムで日本映画映画専門チャンネル放送開始。しかも追加料金のいらないベーシックチャンネル内で!ヒッジョーに嬉しいニュースであるが7月といったら結構先である。だから日本映画専門チャンネルは7月になって私が見られるようになる前にどうか、『東宝特撮映画一挙上映!』とか『社長シリーズ一挙上映!』とか『クレージー・ドリフ映画一挙上映!』とか面白そうな企画を絶対やらないで下さいね。ほんと、お願いしますよ。

 なお、今回の改変で追加されるHDチャンネルは以下の通り。

 4月にプレミアムチャンネル(有料チャンネル)「フジテレビNEXT」 7月には「日本映画専門チャンネル」「スーパー! ドラマTV」「ホームドラマチャンネル」「ショップチャンネル」、プレミアムチャンネル(有料)の「フジテレビONE」「フジテレビTWO」「衛星劇場」 10月に「AXN」「TBSチャンネル」 なお、これは現時点ではあくまで予定であり変更の可能性もある。

 AV関連でもうひとつ。『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序』(最新バージョン「1.11」)ブルーレイが5月27日に発売決定。またあの矢口史晴監督の『ハッピー・フライト ファーストクラスエディション』ブルーレイも5月22日に発売される。気になるお値段であるが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』がTBA(To Be Announced 後日発表の意)、『ハッピー・フライト』が・・・しぇーっ!なんとDVDを含めた全ヴァージョンのうち一番高価な9,240円(アマゾンで7,000円強ぐらいか)ですと。DVDのスタンダードエディションの特典に加えて矢口監督らによる撮りおろしサイドストーリー5作品「アイハブ・ユーハブ」(監督:矢口史靖出演:田辺誠一)、「What's your name ?」(監督:山口晃二 出演:綾瀬はるか)、「パイナップル」(監督:石井晋一出演:菅原大吉)、「細野が恋をした場合」(監督:山本大輔 出演:佐伯新)、「歯医者発、しあわせ便」(監督:松岡良樹出演:平岩紙)を収録するということだが、ちょっといくらなんでもこれはお高いんじゃないんですの?

 仕事はまあ、いろいろあった。二件の最終契約が終わってあと残るは○部屋。なんとか1Kの物件を決めたいところである。昼飯はソーセージを焼いたのと目玉焼き。これでパックのゴハンを食う。夕食はカツオの刺身に生野菜、ほうれん草胡麻和え、明太子をまぶした鮭の焼き魚。明太子鮭が妙に美味く残った身をお茶漬けにしたらたまらんものがありましたぞ。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『ワイルドタウン 3』を見る。「おいたちの町ばヤクザから守るったい」という趣向は余程薄れ、麻薬組織に立ち向かうヒーローという割合普通のアクション映画になりましたな。それでも証人をFBI職員含めて片っ端から殺したり、女捜査員の指を拷問のために2本切り落としたり、妙な情け容赦のなさが気に入って面白くみることができた。ラストのもたつきようはちょっと感心できないけれども、まあ、こういう映画なのです、心を広く持って許そうではありませんか。

 ハイビジョン画質は駄目。黒が潰れて全体の色調も紫に傾いてしまっている。画面も一部であるがびっくりするほどノイジーになる時があった。AAC5.1チャンネルは画質に反して立派なもの。一つ一つの音の実在感が素晴らしいのである。

 その後今までちびちび見ていた山田洋次監督の『息子』を最後まで。あくまでも人間を等身大で見つめて、家族の関わりとの中から静かで深い感動をつむぎ出してみせる演出と脚本が素晴らしい。昨今の公衆の面前で「愛してる!」とか「私、死ぬの!」とか「私、赤ちゃんできたの!」とか絶叫させるしか脳のない感動邦画大作のスタッフは是非、この映画を見直すように。聾唖の美少女・美女と見るとついつい「あれしても声を出せないから大丈夫だ、ウッヒッヒ」と汚らしい連想をしてしまうどうしようもない私をここまで感動させる映画なのだから。

 ハイビジョン画質は発色は抑え目だが解像度が高くまたビルなどの奥行き感に不足なし。ステレオ音声は街中の場面で威力を発揮。BGMの質も高い。

 シャワーを浴びて午後11時半より『サント対絞殺魔の幽霊』(『El espectro del estrangulador』 『The Spectre of the Strangler』 1963)の続き。サントは珍しく一本目を先取された後、怒り狂って相手をボコボコに。二連続のキャメルクラッチで失神させて見事勝利を収めます。サントは相手のマスクを剥がすのですが、あれれ、この場面になると、これは明らかにサントじゃないよなあ。別の試合に入れ替わってしまったのかしら。まあ、良く分からないけれどもどうでもいいです。だってサント映画なんですもの(笑)。

 試合後警部と控え室で話し合うサント。「絞殺魔の奴はきっと殺めたショーガールの骸を奪いに来るに違いありやせん。あっしはひとっ走りして、墓地の様子を見てきやす」サント、サントカーに飛び乗って墓地へ行くわけですよ。そうしたら案の定、絞殺魔とトーがせっせと墓暴きをしていたという・・・。サント、彼らに気づかれぬよう抜き足差し足忍び足で近づきます。私、普通に書いちゃってますけど、夜の墓場で覆面レスラーが抜き足差し足忍び足ですよ、こっちの方がよっぽど怖いですよ。

 サント、だっとトーに飛び掛ります。たちまち始まる大格闘。この時絞殺魔はどうしていたのかと言えば持参のクロロフォルムのビンの蓋を開けてぼろ布にしみこませていたという・・・。これで何をするかというと、もちろんクロロフォルムアタック!これでたまらずサント失神です。絞殺魔とトーは今の今まで掘っていた墓穴にサントを蹴落とします。そして棺桶の蓋を念入りに釘付けにしてうわあ、どかどか土かぶせて埋めちゃったよ。トーなんか上で飛び跳ねて埋めたところを押し固めているよ。

 メキシコ版『早すぎた埋葬』だ(大笑い)。

 生き埋めにされたサント、意識を取り戻して棺桶の中でもがきます。この姿を特殊撮影を駆使して真横から撮っている訳ですが、これがもう本当に狭くって閉所恐怖症の気がある私なんかもうめまいがしそうですよ。さあ、サント、このまま棺桶の中で即身仏になってしまうのか、大ピンチだ!と思ったらサントうつ伏せになって背中で棺桶の蓋を押し上げます。これであっさり脱出しちゃうのでありました。

 しかもその直後に試合出場ですよ。さすが鋼の肉体を持つ男、サントは違いますなあ。

 今回の相手は黒覆面。試合前にサントはなぜか不審そうな面持ちで黒覆面を見つめております。「あの野郎、どこか変じゃねえか」と思っているらしい。その疑惑はすぐに現実のものとなりました。試合中盤で黒覆面、いきなりロープを取り出してサントの首を絞め始めたのです。あまりに酷い反則に警官5人がリングに上がって黒覆面をサントから引き剥がします。そこからサント、猛然と反撃開始って、続けんのかい(笑)。サント、黒覆面をぼこぼこにして彼のマスクに手をかけたのですが、その時会場にいた絞殺魔が配電盤のスイッチを切った!これで真っ暗闇になる会場。絞殺魔、黒覆面に化けていたトー、この隙に逃げてしまいました。

 控え室では本物の黒覆面の死体が発見されます。トーは彼を殺害して代わりにリングへ上がっていたのでした。

 失敗してばかりの絞殺魔ですが彼の悪巧みはとどまるところを知りません。彼は次にトーに劇場のショーディレクター、ジュリアン(ジュリアン・デ・メルチ)を殺害させます。絞殺魔は彼の顔からマスクを作って変装、まんまと劇場内に潜り込むのです。劇場ではサントの養子、少年歌手ミルトンの歌や女性歌手のショーに大喝采。この時絞殺魔、天井に上って吊り下げられているシャンデリアのロープをナイフでカット。シャンデリアは舞台上の女性歌手の上に墜落して押しつぶしてしまいました・・・とはならないでわずかに外れてしまったという・・・。ぜんぜん意味ないじゃないか、この悪巧み。こんなことのために殺されたジュリアンが気の毒ですよ。

 さて、この時点で映画の残りは11分少々。こんなことやっててちゃんと結末がつくのかと心配しておりますと、警部に化けた絞殺魔がミルトンを誘拐。彼らはトーの運転する車で逃走します。警部の命令で追うパトカー群。トーの車は一旦物陰に止まって絞殺魔とミルトンを逃がします。そして彼は再び車を発進させ囮となるのです。追いかけてきたパトカーはまんまとそれに引っかかって、トーを射殺したものの肝心の絞殺魔には逃げられてしまったのでした。

 アジトへ連れ込まれたミルトン。彼はサントから渡されていた腕時計型通信機でサントに「パパ、僕を助けて」絞殺魔、これを見つけてミルトンをげしと張り飛ばします。「このガキめ、なんてことしやがる」彼は腕時計型通信機を奪い踏み潰すのですが、もう間に合いません。サントはアジトの位置を特定し踏み込んだのであります。

 しかし絞殺魔もただ黙ってサントの侵入を許した訳ではありません。彼の仕掛けた罠、落とし穴が作動、サントは叩き落されてしまったのです。しかも部屋の床から毒ガスが。サント、またまた大ピンチと思いきや落とし穴の部屋が狭かったので両の壁に体を突っ張らせて登ることができたという・・・。サント、今回も割りとあっさり落とし穴から脱出することができたのです。

 そしてサントと絞殺魔の最終決戦。アジトを所狭しと暴れまわる二人。彼らはマスク作製のための薬品が入ったビーカーやらなんやらをひっくり返し、こぼれた液体が発火、火事となります。サント、大きなテーブルを持ち上げ、絞殺魔めがけて投げつけた!このテーブルによって暖炉の中に閉じ込められてしまう絞殺魔。炎に巻かれて「ぎゃーぎゃーぎゃー、熱い、ぎゃー」サントとミルトンは燃え上がるアジトの建物から脱出、サントカーに乗り込みます。この時になっても今だ絞殺魔の「ぎゃーぎゃーぎゃー」という悲鳴が聞こえているのが妙に残酷な感じであります(笑)。

 そしてサントたちが心配して待っていたローラたちのところへ戻ったところでエンドマーク。

 終わったらもう午前0時過ぎでしたよ(笑)。DVDの画質は黒浮きが著しいもののそれほど悪いものではない。音質は台詞に歪がないのが宜しい。スペイン語音声のみ、英語字幕ももちろんなし。

 その後録画しておいた「探偵ナイトスクープ」などをだらだらと。途中で眠り込んでしまいはっと気がついたら午前3時。眠れるかなーと思いつつベッドに入ったらはい、今日はすんなり夢の中へご招待と相成りました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月20日 (金)

2月19日(木) カダス、なぜ泣くの

 おそろしい“大いなるもの”やニャルラトホテプが住んでいるからよ。なんだこの替え歌は(笑)。えー、ちょっと気が早いけれども3月の輸入ブルーレイ購入予定。『ミラーズ』、『僕らのミライへ逆回転』、『セブン』、『マックスペイン』の4作品。これで送料含めて114.11ドルなり。

 最初は発売日が3月10日と比較的遅い『セブン』は来月に回して『ヒルズ・ハブ・アイズ』を買うつもりだったのだが、何故か定価が56.99ドル、値引き後でも42.99ドルとべらぼうな値段。出荷も7~10日掛かるとのこと。しかもマーケットプレイスでは24,52ドルという半額近い値段で出されているのである。また他のサイトで調べても『ヒルズ・ハブ・アイズ』のブルーレイソフトは見つからなかったりする。なんだか怪しいので(笑)急遽購入を断念。『セブン』にしたのであった。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯はパックのゴハンとレンジ調理のボンカレー。三分半で出来てしかもこの前と同じくやたらに美味い。なんだか一週間食い続けてもあきないのではないかとすら思われる味だ。夕食は出来合いのトンカツ、刺身盛り合わせ、中トロちょっぴり入り鉄火丼半分。某有名デパートの食材だけあって、どれもすこぶるつきに美味い。ビール一缶。ちょっと物足りなかったのでゴハンを後半膳追加した(笑)。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『バグジー』を見る。どうも現実のバグジーを馬鹿正直に、人間臭く描きすぎたのではないかという気がする。彼のカジノホテル建設計画はいささか誇大妄想的であり、しかもその計画の進め方も放埓を極めていた。そのままであればどの道破綻は避けられないものであり殺されて当たり前なのである。だから予定調和でありすぎて映画としての面白さがスポイルされてしまったのではないか。

 ハイビジョン画質は特筆すべきことは何もなし。白が飽和しておりまた色のにじみも目立つ。5.1チャンネルサラウンドは野太い台詞が魅力的。その分サラウンドの妙味は薄かったけれども。

 シャワーを浴びて午後11時半からサント映画(笑) 『サント対絞殺魔の幽霊』(『El espectro del estrangulador』 『The Spectre of the Strangler』 1963)を見る。冒頭夜の街を走る救急車。それはある劇場の前に止まります。中から運び出されてきたのは稀代の殺人鬼であった絞殺魔(ロベルト・カネード)の死体でした。彼はサントと警官隊の活躍によってついにその最後を迎えたのであります。そのことを新聞で知った絞殺魔の一の部下・・・というより一人しかいない部下のトー(ゲラルド・ツェペダ)であります。彼は怒りのあまり新聞をめちゃくちゃに引きちぎってサントへの復讐を誓うのでした。

 そんな彼が一番最初にやったこと。それは車に乗って絞殺魔の死体が保管してあるモルグへ行くことでした。そこで係員に死体を見せて貰ったトー、そっと死体の胸に耳を当てます。するとどうでしょう、かすかな心音が聞こえてくるではありませんか。トーは歓喜の叫びを上げると係員を絞め殺し、絞殺魔を抱えて逃げ出します。彼は下水道の中へ入って追っ手の目をくらませ無事アジトに逃げ込んだのでした。

 あ、この下水道のセット、『サントと死のホテル』(1961年)で洞窟として使われていたセットじゃないかな。また、この下水道、入っていくところと出て行くところがまったく同じ。しかも下水道の癖に水の一滴も流れておりません(笑)。

 さて、この後はおなじみサントの試合。この時客席にはヴィレガス警部(カルロス・ロペス・モクテスマ)が来ておりましてリング上のサントと頷きあったりしております。試合はサントが3本勝負のうち2本を先制してあっさり勝利を収めました。この後控え室で「サント、大変だ、絞殺魔の死体が消えてしまったぞ。おまけに彼の変装道具一式も奪われてしまったのだ。ひょっとして奴は生き返ったのではないか」「きゃつのことですからな、そんなキッカイなこともあるかもしれやせん」そして警部はあの劇場のオーナー ローラ(マリア・デュバル)があの事件以来休業していた劇場をオープンさせることになったと話します。「これが絞殺魔をおびき寄せることになるかも知れないぞ」

 サントはちょっぴり心配そう。なぜならその劇場では彼の稚児・・・あわわわ、じ、じゃなかった、養子のミルトン(ミルトン・レイ)が劇場に少年歌手として出演することになっていたからです。警部はそんなサントの気持ちも知らずに「これで絞殺魔をもういっぺん捕まえればわしゃ、大手柄、出世じゃ出世じゃ」と浮かれております。

 さて、大方の予想を裏切ることなくあっさり蘇ってアジトでパイプオルガン演奏中の絞殺魔。おお、メキシコ版『オペラ座の怪人』だ(大笑い)。彼の顔は半面がみにくく焼け爛れております。これが前作で起こったなんらかの事故によるものか、生来こういう顔の人なのかは私ははっきり分かりません。無責任なようですが、本当に分からないので仕方ないのであります。一方、トーはさまざまな人物の写真を参考にゴムでライフマスクを作製しております。ようやくできあがったソレを絞殺魔に差し出すトー。絞殺魔は大喜びでそのマスクを使って変装するのでした。そして彼は見事に俳優、ロベルト・カネードに変装したのですって、そりゃ元に戻っただけじゃないか(笑)。おまけに醜くつぶれていた片目がマスクをつけるとほら、元通りになっているという・・・。この辺、サングラスを使わせるとかすればいいのに。

 彼はせっかく綺麗につけたマスクをひっぱがし、何故かアジトに置いてある頭蓋骨にかぶせて「ワハハハ、ワハハハ」 おまけに彼が攫ってきたと思しき女の死体?剥製?人形がテーブルに配置されております。なんだかどうもとても変わった人のようです。彼らはこの後夜の墓場へ出かけて墓暴き。まんまと若い女の死体を盗んだのでした。

 この間、劇場では女性歌手のショーが。またサントは万が一に備えてミルトンにサントガジェット、腕時計型通信機を渡します。「坊主、いざとなったらこれであっしに連絡するんだぜ、わかったな」「うん、パパ」と頷くミルトンの可愛らしさよ。

 この後、サントに対してついに牙を剥く絞殺魔。彼はサントに電話をして「何時までにどこそこあそこへ来ないと街が酷いことになるよ」サントはやむを得ずこの誘いに乗ることにします。サントカーで指定の場所へ赴きますとそこにあったのは古びた建物。サントは中に入ります。「飛んで火にいる夏の虫とはお前のことよ」と叫んで飛び掛ってきたのがトー。サント応戦します。この二人が戦っている間、画面の右端では何か黒いものがちらちら動いている。何だ、これと思った瞬間、その黒いものが階段の脇から飛び出してきて持っていた棒でサントの頭をぼこっ!サント、物も言わずに昏倒します(大爆笑)。あの黒い影はサントの隙を狙っていた絞殺魔だったのです。階段の端に隠れているつもりがついうっかり画面に入っちゃったんですなあ。

 目を覚ましたサント、自分が木の柱のようなものに縛り付けられていることを発見します。そして彼の頭上には巨大なピストンが。これでサントを押しつぶそうというのです。絞殺魔はげらげら笑いながらスイッチオン!ピストンがどーん、サントが拘束されている柱に激突します。再びピストンが引き上げられてまたごーん!危うし、サント、いまや彼の命は風前の灯でした。

 と、この時パトカー数台が到着します。なんと、あのサントの養子ミルトンがサントが録音していた絞殺魔の電話の内容を再生して警察へ連絡したのです。これを見て大慌てで逃げ出す絞殺魔とトー。一方ピストンは数回上下を繰り返し木の柱を破壊しようとしています。と、奇跡が起こりました。支柱が先に壊れてサントの縛めがとけてしまったのです。危ういところで脱出に成功するサント・・・、ウウーム、何かおかしいなあ、変だなあ(笑)。サントは警官隊によって保護されるのでした。

 さて、ここから劇場に場面が移りまして豪華、豪華の歌謡ショーの開幕です。男女の歌手が多数のダンサーを従えてのミュージカルショーが延々続きます。4人とっかえひっかえで出てきてその時間なんと27分20秒から37分50秒までの10分30秒。いくらなんでもこれは長すぎますよう。

 ようやく歌謡ショーが終わりまして帰ろうとするダンサーたち。そのうちの一人が絞殺魔とトーに襲われます。あっという間に殺されてしまいました。彼女の悲鳴を聞きつけた警察官が駆けつけてきたのですが、その時はもう絞殺魔とトーは例のごとく下水道を使って逃げてしまっていたのです。警部はこの殺人事件をテレビ通信機でサントに連絡します。

 すぐに捜査に出かけるサント・・・と思いきや、その前に試合をやるのでした(笑)。

 本日はここまで。

 その後録画しておいた「黄金伝説」などをだらだら見る。午前2時半にベッドに入るもやっぱり眠れず。また午前4時まで起きて再挑戦というパターンを繰り返す。こうなったらいっそ午前4時まで自室のソファーで転寝するかとさえ思う(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月19日 (木)

2月18日(水) 胡錦濤和歌集

 西蔵の とぶひの野守 いでて見よ 今いくかありて 僧侶つみてむ (チベットの「飛火野の野守」よ、出て見て欲しい、革命の動きがあったら、すぐに中国人民軍を派遣して僧侶を弾圧するからという歌。「とぶひの野守」とは、飛火(=のろし)の野という名を持つ「飛火野」の番人、管理人 言うまでもなく元歌とはまったく意味が違っているので妙な誤解はしないこと) 2月20日 待望の『AKIRA』ブルーレイが発売される。これにあわせて(http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090218/bandai.htm)では担当スタッフのソフト製作に当たっての苦労話が掲載されているのだが、これがもうべらぼうに面白い。

 『AKIRA』の音楽を担当した芸能山城組の組頭・山城祥二氏は、一方では国際科学振興財団主席研究員/文明科学研究所所長で脳科学者でもある大橋力氏という顔を持つ。彼は大橋氏として「人間の可聴域上限の20kHz以上の音をカットせず、100kHz以上に及ぶ超高周波を含んだ音を聴くと、脳の中で美しさや感動を司る“基幹脳”が活性化し、自律神経系や免疫力、内分泌系の活動が改善されるなど、良い影響があるという「ハイパーソニック・エフェクト」効果を提唱している。(ちょっと怪しい香りがするけど)

 この効果が『AKIRA』にも使われているのだが、これをブルーレイソフトで再現するためには最低でも24bit/192kHzが必要になるという。しかし無圧縮のリニアPCMでこれを収録しようとすると音声だけでBD2層50GBをまるまる使ってしまうため、とても無理。そこで本編を二枚組、三枚組にしようという案や音質重視で低レートの映像を使う「音質重視版」、逆に音声を圧縮して画質を優先する「画質重視版」の二種類を作ろうというアイデアさえだされたという。でもさすがにこんなことをしたら世界中の『AKIRA』ファンが怒り狂うので(笑)、トゥルーHD音声を採用することになったのである。

 しかしそれでも音声が膨大なデーター量になることは間違いなく、『AKIRA』ブルーレイでは通常とは逆にまず音声をエンコードして、可変レートで刻々と変化する空き容量に合わせて映像をどうやって入れていくかという手法になった。試作とテスト再生を繰り返し、絵と音声の最もバランスが良いポイントを見つけていったというのである。こうして完成したBDソフトは2層50GBをほぼ使い切っておりAKIRAのBDビデオ化を担当したバンダイビジュアルコンテンツ本部 プロデュース3部 第1課課長の武井潤プロデューサーによれば、(引用開始)「もう何も入らないほどのカツカツ(笑)」(引用終了)なのだそうな。

 こういう話を聞くとあー、買いたい、もう買いたい、すぐ買いたいと思ってしまうのだが、いや、実のところ前から買う気満々だったのですが、ちょっと今、手元不如意になりましてな、来月か再来月ぐらいになりそうだという(笑)。それに我が愛機 デノンブルーレイプレーヤー DVD-3800BDは24bit/192kHzのトゥルーHDをデコードできたんだっけ?

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て倉庫に貯蔵してあった大量の燃えないゴミを一度に出す。それから日記つけとネットのチェック。40分のウォーキングやって近くの漫画喫茶へ。ここで鳥のから揚げ定食食って漫画読み3時間半。終了後ちょっとお買い物をして午後4時に事務所へ戻る。そして亀の世話などやって午後4時半に帰宅。

 ビールを飲みながら録画の「レインボーマン #32」を見る。この後懸案であるマルチリージョンDVDプレーヤーやVHSビデオの配線をやろうと思っていたのだが昨日の睡眠不足がたたって酷い睡魔に襲われる。眠り男に砂をかけられたどころではなく、サンドバックでどつかれたような状態になって30分ほど落ちてしまった(この眠り男の元ネタは小林信彦の「オヨヨ大統領の密使」)。

 夕食は天然ヒラメの刺身、鯵の南蛮漬け、菜の花の辛子味噌和え、昨日の残り飯で作った炒飯。ビールをもう一缶飲む。天然ヒラメの刺身が非常に美味しく高級料亭で食べるそれと変わらないぐらい(高級料亭なぞ一年に1回ぐらいしか行けませんが。それに高級っていってもうちらの場合、たかが知れてますもんねえ)。炒飯まで食うともう腹がぱんぱんになった。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『マイネーム・イズ・ブルース』を見る。ひょんなことから中国の悪霊を呼び覚ましてしまったティーンエージャーが「こんな時に時に頼れるのはあの人しかいない」ってんで、大ファンのブルース・キャンベルを呼んでくるという大バカ映画。もっともその肝心のブルースは零落していて仕事は『ケイブ・エイリアン』というしょうもない映画の続編に出ているくらいで、寄ってくるのはオタクばかり(ドキッ!)。住んでいるところは汚いトレーラー・ハウスで別れた妻は彼のエージェントとよろしくやっているという有様。飼い犬にも馬鹿にされている始末だ。

 そんな彼がティーンエージャーに誘われて悪霊退治へ。いや、誘われたというか、一度は「馬鹿なことを言うんじゃない、出て行け」とたたき出したのだが、25セント玉に目がくらんで拾おうとしたところをバットで殴られて拉致されたのだが(笑)。しかも車内じゃ逃げられるのでトランクに押し込められてしまったのである。ティーンエージャー、トランクの中のブルースへ「今、『ケイブ・エイリアン 2』撮影しているって本当ッスか』 これでブルース、ぎょっとして「ヤバイ、こいつ、俺のファンだ。いつかこんなことになるんじゃないかと思ってたんだ」というのに大笑いさせられた。

 ブルース、ティーンエージャーのママに一目ぼれして一転悪霊退治に乗り気になるのだが、もちろん本当に悪霊がいるとは思っていない。彼のエージェントからの誕生日プレゼントのイベントぐらいに思っているのである。これがいざ本物と分かったとたん我先に拳銃を乱射しながら逃げ出すその情けなさよ!しかも乱射した拳銃の弾で村人三人死亡するのだ(笑)。

 これに責任を感じたティーンエージャー、自分の失敗は自分で始末をつけると言い出して一人で悪霊退治へ。さすがに放っておけなくなったブルースは彼のママと一緒に後を追うのだが・・・。

 中坊レベルのギャグがどかどか炸裂して大変に楽しい映画である。へたくそな映画、トンデモ映画をバカ映画と称することが多くなった昨今、これは久々の正統派バカ映画だ。もうこんなバカ映画を見逃すと後悔するのでみなさん、絶対に見るように。

 映像コーディックはMPEG-4 AVC フィルムグレインがあまり感じられないすっきりとした画調。それでいてディティールに不足がないのが嬉しい。5.1チャンネルサラウンドはDTS-HD マスターオーディオ。こじんまりとした音場が残念だが、ひとつひとつの音の品位は高い。英語字幕は聴覚障害者用のものであったけれども、なぜかあの中国悪霊の歌に字幕が出なかった。

 シャワーを浴びてお酒。急速に眠くなってきて珍しく午前12時前にバタンキュー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月18日 (水)

2月17日(火) 早大生理論

 相対性理論を早大生が理解すると早大生理論になる。早口で3回言ってみたまえ、きっと一回は舌を噛むから。唐沢なをきさんの「ヌイグルメン!」一巻を買うと特典として「ヌイグルメン!」劇中に登場する敵怪獣 麩饅獣の購入券がついてくる。値段は送料込で3,500円。今、「ヌイグルメン!」にはまって頭脳細胞の369分の一くらいが「ヌイグルメン!」のことばかり考えている状態のわたくしであるから、もちろん買うつもりである。月末は電源コードやロジクール R4の支払いが重なっていろいろ苦しいのであるが、それでも買わずにはいられないのである。これを買ってなをさんフィギュアと並べて飾るのが当面の夢なのである。なんてささやかな夢だと笑うなかれ、今月で45を迎えた独身中年オタクの心情とはこんなものであるのだから。

 仕事はまあ、いろいろあった。業者さんからあれの件で相談があり、どうしようかと頭を捻る。フルでやると金が掛かりすぎるし、かといってやらない訳にはもちろんいかない。とりあえず見積もりを出してくださいとお願いする。昼飯は久々のゆきみ家ラーメン。醤油とミニカレーのセットである。夕食は母親が遅かったのでコンビニ飯。焼き鳥とサラダでビール一缶。後は海苔でゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 それから昨日に引き続いて『ドニー・ダーコ』祭り。本日は劇場版の方を見るのである。『ディレクターズ・カット』との違いを細かく検証しながら見たのだが、やはりこちらの方が私の好み。昨日も書いたけれども『ディレクターズ・カット』はあの『ウォーターシップダウンのうさぎたち』の引用場面が効果的でカルトというよりも上質なスペキュレイティブムービーとなっており、映画としては数段上なのだが、劇場版の未成熟なところが私の心を捉えて離さないのだ。丁度、『ブレード・ランナー 劇場版』『ファイナルカット』の組み合わせのように。

 シャワーを浴びて午後11時から『ゾンビ襲来』(『The Creeping Flesh』 1973)の続き。興味深そうに実験室を歩き回るジェームズ。ここにぷんすか怒ったカッシングがやってきます。「なんだね、お前はそんな勝手に人の研究室に入って」ジェームズはずるそうな笑いを浮かべます。「なんだか、我々は似たような研究をしているようだね、どうだ、ひとつここは兄弟のよしみで共同研究といかないか。私は君の研究が失敗したことを知っているぞ」ジェームスはさらに追及します。「あの細胞はなんだ、心の病気との関連は?」カッシングは怒り狂って「知らん、知らん、わしゃなーんも知らん」

 ジェームスはとうとう決定的な一言を口にします。「君は家族を実験台にしたな。ペネロピーが発狂して私の精神病院へ連れてこられたのだぞ。お上に訴えれば君は逮捕されてしまうぞ」「何、ペネロピーは今どこなのだ」「私がここに連れてきてやったよ、2階で寝ている。だから兄さん・・・あれ、あれれ」ジェームズはきょとんとします。今からこのことをネタに共同研究を強制しようと思っていたのに肝心のカッシングがペネロピーの寝室へすっ飛んで行ってしまったからです。「ちょ、なんだ、気をそがれちゃったな」とボヤくジェームズ。「まあ、いいや、チャンスはいくらでもある」

 さて、精神病院にて部下のペリー博士に○チガイたちの血を調べさせてみると、みんなみごとに真っ黒で毛がもじゃもじゃ。ジェームズは考え込みます。「カッシングはどうやってあの人骨から血を得たのだ?まだ何か秘密があるのに違いない。よし、我々はあの人骨を奪うぞ」「え、私、そんな荒事は」「心配するな、こういう時のためにゴロツキを雇っておる」

 そのゴロツキを御者にした馬車で深夜出動するジェームズであります。カッシングの屋敷につくと御者はたちまち強盗に姿を変えて実験室へ侵入します。骨はどこだと探しているうちに物音に気がついて覗きにきたウォーターローが「あ、お前はなんだ、ここで何をしている」殺されました(笑)。強盗は人骨を抱えて外へ。歓喜のジェームスに迎えられて人骨を馬車に積み込みます。この人骨にマントとフードをかぶせるジェームズ。「ふふふ、これでわしの研究はなったも同然よ!」馬車で逃げ出します。

 一方カッシング、実験室を覗いてみて飛び上がります。「しぇーっ!人骨がない」「しぇーっ!ウォーターローも殺されている」 ジェームズの仕業だと直感したカッシング、馬で彼らを追いかけます。この頃から空は暗雲に覆われ雷がごろごろ言い出します。「雨が降ってきたらすべてがオシマイだ」あせるカッシング。

 ついに雨が降り出しました。ジェームズから急げ、急げと命令された御者、あせって操作を誤り馬車を転倒させてしまいます。御者は馬車の下敷きになって「ひー、助けてくださいー」ジェームズ、馬車を持ち上げようとするのですが彼一人の力ではどうにもなりません。彼は精神病院へ助けを求めて戻ることにします。

 その間ひっくり返った馬車の中で雨を浴び続ける人骨。おお、その体にじくじくと肉がつき始めたではありませんか。ほどなくゆらりと立ち上がる人骨。ニューギニアの祖先が長い時を隔ててついに蘇ったのです。彼は馬車の下でもがいている御者を見つけてはい、惨殺します。

 この時ようやく馬車に追いついたカッシング、夜の闇に浮かび上がるマント姿の“それ”を見て恐怖に震え上がり、逃げ出してしまうのです。しかし“それ”はカッシングの後を追って屋敷へ向かいます。屋敷へついたカッシング、恐怖のあまりあの大事な標本である指、を焼却炉に放り込んでしまいます。

その頃、ベッドから起き上がったペネロピーは居眠りしているお手伝いさんを絞殺。彼女は鍵を奪って部屋から脱出します。そしてその時ついに“それ”がやってきた。“それ”は屋敷のノッカーをどんどんと打ち鳴らします。妻の部屋に逃げ込んでただただ慄くばかりのカッシング。ペネロピーは何を考えたか、玄関を開けて“それ”を迎えいれるのでした。“それ”はまず実験室へ向かいます。そこでなにやらごそごそ。ははあ、どうやら指を捜しているようですな。その指は焼却炉の中で灰になっているとも知らずに。

 さんざん探し回って見つけられなかった“それ”、カッシングの元へ行きますと、有無を言わさず彼の中指に手をかけて「がりばりべりり」ともぎ取ってしまったのです。「ぎゃああ」凄まじい悲鳴を上げるカッシング。

 この後ペリーと共に屋敷へやってきたジェームズが見たのは庭で踊り狂うペネロピーと指をもぎ取られたカッシングの哀れな姿だけでした。

 ここで場面は冒頭へ戻ります。科学者相手に必死に言い募るカッシング。「悪から地球を救えるのは私だけだ。どうか手伝っておくれ」科学者は面倒くさそうに彼の手を払うと外へ出て鉄格子をどーんと閉めてしまいます。科学者、いや、精神科医は首を振って「いや、酷い妄想だな」彼はそこにいたジェームズに「彼はあなたを異母兄弟と思っていますよ、それに」鉄格子の中で荒れ狂うペネロピーを指して「あの患者が自分の娘だと思っています」ジェームズ、面白くもなさそうに「あれは3年前からああなのだ、私がリクター賞を取った時だな。もうああなったら駄目だ。何をしても絶対治らん」

 「後生だから私を助けてくれ」と鉄格子に手をかけて叫ぶカッシング。その手に中指はなかったのです。

 はい、エンドマーク。

 これは全てがカッシングの妄想ということではなく、実際に起こった事件でジェームズが自分の立場を利用して二人を精神病患者として強制入院させている、カッシングの研究の成果はちゃっかり頂いてそれでリクター賞を貰ったということなのでしょう。

 その後今までちびちび見ていたハイビジョン録画の『青空のルーレット』を見る。なんというか、もう今時「夢があるからこそ人間なのだ」とか中年の域に差し掛かった作家志望者に叫ばせるという思いっきり時代錯誤な臭さに仰天してしまう。この作家志望者、原稿用紙にペンで文字を書きつけ「ああ、うまく書けない!」と叫んで書き損じをくしゃくしゃにして放り投げるってドリフターズのコントじゃないんだからさ(笑)。

 他のキャラクターたちも青臭くてリアリティがまったくない人物ばかり。窓拭きの仕事を一人でやらせるなんて噴飯ものだし、キャバレーのホステスを演じた中島知子も酷い。このキャバレーは劇中一度警察に風営法違反で踏み込まれているのである。これも思わず爆笑してしまったのだが、こういう容疑で強制捜査を受けるということは売春行為があったということだ。実際ホステスに店外デートをやらせる描写などあったのだから、そこのところは間違いない。ということはこの中島知子もその手の行為をやっていた可能性が非常に高いのであるが、何故か誰もそれを気にしないのである。こんな中途半端をやるくらいなら警察を踏み込ませる必要性などどこにもないではないか。

 やたらに豪華なゲストを出していたけれども、肝心の本編にこう説得力がないのでは何の効果もないのであった。

 ハイビジョン画質はHDカメラ撮影か、色味が薄く面白みのない画調。解像度が高いけれども私の好きな絵とは違っているのである。ステレオ音声は演奏場面が冴えず。こういう映画なんだから音楽くらい頑張ろうよと思ったことであった。

 後は録画しておいた「ぴったんこかんかんSP」をだらだら。

 午前2時半にベッドに入るが例によって眠れず自室へ戻って午前4時まで粘る。それから再挑戦してようやく夢の中。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月17日 (火)

2月16日(月) 「たかじんのそこでイッて委員会」

 「早漏やないかい!」と桂ざこばが。米アマゾンからブルーレイ 『ドニー・ダーコ』、『マスク』、『マイネーム・イズ・ブルース』 DVD 『サント対絞殺魔の幽霊』(笑)、『フランケンシュタインの逆襲』、『Count Yorga, Vampire』/『The Return of Count Yorga』が到着。発送されたのが現地時間で10日(日本時間11日)だからほぼ一週間。やたらに早い到着であった。歴代2位くらいのスピードではないかと思う。

と、まあ、これはいいのだが、MGMミッドナイトムービーシリーズのダブルフィーチャーである『Count Yorga, Vampire』/『The Return of Count Yorga』 また片方の『Count Yorga, Vampire』だけが英語字幕がクローズドキャプションだよ(大笑い)。もう本当にいい加減にしてくれよ。

 仕事はまあ、いろいろあった。非常にむかつくことがあったのだが、ここでは書けないので代わりに「まんこ、まんこ、まんこ、まんこばかりで遊ばない、ジャックは今に気が狂う」と書いて気を紛らわせたいと思う。昼飯はボンカレー。新型の電子レンジで温めるというやつだ。これをパックのゴハンと一緒にレンジに入れて3分半(一緒にしたのでちょっと加熱時間を長くした)、本当に温かいカレーが出来上がった。しかも食ってみたらこれがミョーに美味いんだ。野菜も多めで栄養バランスにも優れているし、こらあ、究極ならぬ老後のメニューに新たな一品が増えたな(笑)。夕食は鯛の刺身、肉じゃが。豆腐とわかめの味噌汁。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 それから『ゾンビ襲来』(『The Creeping Flesh』 1973)の続き。ジェームズ、レニーという患者が脱走したのでそれを調べようと精神病棟へ入ったのですが、鍵を壊して部屋から抜け出した患者が彼に襲い掛かった!しかし、ジェームズは顔色も変えずに彼をあっさりと射殺してしまいます。彼は驚いている看守に「君もレニーにこうすべきだった」と言い放ちます。

 さて、このレニーの脱走劇、新聞ででかでかと「○チガイ病院からキチガ○が脱走」と報道されるほどの大事件。おまわりさんも一杯捜索に参加しております。

 そんな中、ウォーターローが実験室の骨を水で磨こうとしております。仰天したカッシング、「ちょ、ちょっと待ったぁ!」彼はいぶかしげなウォーターローに昨夜の出来事を話して聞かせます。そして二人は復活した指の肉を切り取りさらに詳しく調べ始めたのでした。

 カッシングはニューギニアに伝わる伝説を調べます。「ニューギニア人は自分たちの祖先が巨人で善と悪の戦いに参加したと信じている。また涙が落ちて悪が復活するとも言っている。それがこの人骨なのだ」カッシングはさらに一人で盛り上がって「私は純粋なる悪を手に入れた。これを支配することができれば人類にとっての大きな福音となる。この地球を楽園にするのも夢ではなくなるぞ!」

 一方、母への憧憬を抑えきれぬペネロピー、カッシングからあれほど母親の部屋に入ってはいけないと言われていたのに偶然手に入れた鍵で忍び込んでしまったのです。

 そんなことが起こっているとは夢にも思わないカッシング、指より採取した血を顕微鏡で覗いております。見えるのは長い毛がうじゃうじゃ生えた気持ちの悪い細胞。「ウム、人間とはまったく違う。これが悪の細胞なのだ。ひょっとしたらこれを使って悪に対する血清を作ることができるかもしれないぞ。それを注射された人間は一生悪事に手を染めないような血清だ」そ、そうかなあ。カッシングは「よし、さっそくやってみよう」と呟いて自分の血液を混ぜてしまいます。

 そして出来た怪しい血清をサルに注射。「後は結果を待つだけだ」 数時間たつと血液細胞に保護幕が出来ていました。これでカッシングは大喜び。「これで悪に対抗することが出来る」 まあ、カッシングの映画ですから物事が思ったとおりに上手くいくなんてことはありえません。血清が上手く効果を発揮したのは最初の数時間のみ。その後血液細胞は悪の細胞に食い尽くされてしまったのです。これに気がつかないうかつなカッシングであります。

 さて母親の部屋へ忍び込んだペネロピー、母親が踊り子であったことを知ります。その美しい衣装などをうっとりと見ているうちに見つけたのが「踊り子、精神病院行き」という新聞記事とジェームズからの母親の死を伝える手紙。これで真実を知ったペネロピーはカッシングに食ってかかるのです。「お母様を病院に閉じ込めていたなんて、どうして私に本当のことを言ってくれなかったの、お父様なんてきらいよ」カッシングは「みんなお前のためだったのだ」と言うのですがもちろん、ペネロピーは聞き入れようとしません。彼を置いて母親の部屋から走り出ていってしまいます。

 その後思い悩むカッシング。彼の脳裏に去来するのは美しかった妻の思い出。それがだんだんとおかしくなりまして(笑)男をとっかえひっかえして情事に耽る妻、何事かをわめき散らす妻、ついに精神病院へ強制入院させられる妻。カッシングは決意します。「ペネロピーを彼女と同じ目に会わすことなどできん。よし、彼女にも血清を使おう」

 カッシングは例の血清をペネロピーに注射しますって、うわああ、や、やめろー(笑)。

 この頃街の酒場に脱走患者レニーが現れました。彼は娼婦にべたべたとおさわり。そして娼婦が「ふふふ、あんまりガッついちゃいけないよ、まずは酒でも奢っておくれよ」が言ったとたん、「うがー」暴れ始めたのです。これがもう強いの何の。水兵さんたちもいたのにまとめてやっつけられてしまいます。その後店をさんざん荒らして逃亡するレニー。

 次の日、カッシングの実験室でウォータールーの恐怖の叫び声があがります。「教授、教授、大変です、すぐに来てください」髭剃り途中で駆けつけたカッシングがみたものはめちゃくちゃになった実験室とその床に倒れてぴくぴくしている例のサルでした。「教授、こりゃあの血清がまずかったんですよ。良かったですねえ、早まって人間に使わなくって」愕然とするカッシング。彼はすぐにペネロピーの寝室へ行ったのですが、ベッドは空っぽ。彼女はいつの間にか家を抜け出していたのです。

 ペネロピーは街をさ迷っています。その彼女が着ているのは母親の派手派手のドレス。こんな女が酒場に入っていったら絶対娼婦にしか見えません。彼女に目をつけた男が「ふふふ、いいだろ」とそっち用に用意してある二階の部屋へ連れ込みます。そして「ええやろ、させんかい!」彼女に飛び掛かったのでした。しかしペネロピーは抵抗します。その抵抗がだんだん荒々しくなってきてしまいには相手の顔面を爪でがりりりりっ!うわあ、痛そう(笑)。毒気を抜かれた男はほうほうの態で帰っていくのでした。

 ペネロピーは下へ降りてきてピアノやアコーデオンの音楽に合わせて踊り始めます。まるで彼女の母親の魂が蘇ったかのような踊り。これにたまらんごとなった水兵さんが「うおおお、ええやろ、させんかい」と彼女に抱きつきます。ペネロピー、とっさに傍らのテーブルから空き瓶を取ると叩き割って水兵さんの首にぐさっ。「ウギャーッ」水兵さん倒れて絶命します。逃げ出すペネロピー、しかし仲間を殺された水兵さんたちが黙っているはずもありません。「おい、あのクソ女を捕まえろ」大勢で追いかけ始めます。連絡を受けた警察も来てペネロピーついにとある倉庫に追い詰められてしまいました。

 進退窮まった彼女を救おうとしたのが意外にもここに隠れていたレニー。彼は彼女を連れて倉庫の一番上へ。なんとか逃げる方法がないかと開口部から身を乗り出してあたりを見回したのですが・・・、もうすっかり悪のとりことなっているペネロピー、落ちていた棒っきれを拾って後ろからがん。バランスを失って落ちかかるレニー、かろうじて手で窓枠にぶら下がります。それでも容赦しないのがペネロピーの凄さ、もうハイヒールでレニーの両手をぐりぐり踏みつけた。たまらず落下するレニー。地面に激突してぺっちゃんこになってしまいました。

 なおも暴れるペネロピーですがついに警官隊に取り押さえられてしまいます。そしてその行く先はもちろん、ジェームズの精神病院。

 その時ジェームズは部下の科学者に自分の理論を実証するための研究をやらせておりました。この研究、どうやら○チガイになる原因を探るべく、実験動物を人工的にキチガ○にしようというものらしい。さすがクリストファー・リーでろくなことを考え付きません(笑)。

 科学者は実験が上手くいかないのでボヤいております。「先生の電磁光波理論が間違っているんじゃありませんか」なんだ、電磁光波理論って(笑)。ジェームズは首を振って「いや、あの理論は完璧なのだ。これで人体実験ができればなあ」しかし人体実験は法律で禁止されていると悔しがるジェームスです。そんな時に連れてこられたのが発狂したペネロピー。ジェームズ、ニタッと笑って「チャ-ンス」と呟きます。どうせ、ペネロピーを出しにして兄のカッシングに何かやらせようということなのでしょう。

 入院前検査でペネロピーの血を顕微鏡でみたジェームスはびっくりします。今まで見たことのないような毛の生えた血液細胞がうじゃうじゃいたからです。そしてペネロピーをカッシングの屋敷へ連れ帰ります。お手伝いさんを呼んで彼女の世話を頼んだジェームズ、カッシングがいないのをいいことに実験室へ侵入。あの人骨のそばにあった顕微鏡を覗き込むとペネロピーの血液と同じ毛の生えた血液細胞がうじゃうじゃ。「ペネロピーはこれにやられたのか」と一人納得するジェームズです。

 本日はここまで。

 その後ブルーレイソフトの『ドニー・ダーコ ディレクターズ・カット』を見る。オリジナルからの一番大きな改変は劇中で死神オババが書いた本「The Philosophy of Time Travel」が引用されること。これによりドニー・ダーコという存在は偶発的に発生してしまったタンジェント・ユニバース(近接世界)をプライマリー・ユニバース(本来の世界)に収束させるためのものと、はっきり説明されるのである。この彼を導くのがタンジェント・ユニバース内で死んだマニュピレーテッド・デッドで、あのうさぎコスの怪人フランクがそれに当たる。

 ここまではっきりと説明されてしまうと、オリジナルで私が感動させられた「愛した少女グレッチェンを救うためにあえてタイムトラベルし、自分の命を犠牲にした」ドニーの行為の意味が大きく変わる。ディレクターズ・カットの解釈を正当なものとするならばグレッチェンとの出会い、彼女と交わした愛、彼女の死という体験そのものがタンジェント・ユニバースの収束という目的のためにドニーのヒロイズムを刺激する単なる餌に過ぎなくなってしまうからである。あのラスト近く、死の直前にドニーが見せた笑顔もまるで無意味ということになり、ますます切なくなってしまう(笑)。

 (えー、えらそうなことを書いておりますが、フランクとグレッチェンの役割を取り違っている可能性があります。その場合は平に、平にご容赦くださいませ)

 劇中ドリュー・バリモア姐さんに『ウォーターシップダウンのうさぎたち』(ファイバーが幻影を見る場面。なお、アニメのタイトルは原作と違って「ウォーターシップダウン」に中黒が入らない)の感想を求められたドニー・ダーコ、ウサギたちの絶望を人間社会のメタファーと見るグレッチェンに対しこう答える。「そうじゃない、人間とうさぎは違う。うさぎは何も分からない。仲間たちの死の意味さえ分かっていない」これは自分とは徹底的に合わない高校生活の鋳型の中で、何も分からずじわじわと殺されている彼自身への叫びなのである。

 タイムトラベルといったSF的な仕掛け、暗喩が張り巡らされたストーリーにごまかされがちだが、オリジナルの『ドニー・ダーコ』には社会から疎外されている、または疎外されようとしている者たちの悲痛な叫びがあった。これがあれほどまでに私をひきつけた要因なのは間違いない。しかし、『ディレクターズ・カット』は良い方向に働いていた曖昧さに一方的な解釈を与えたことにより、彼らに対する優しい眼差しがスポイルされてしまったのではないかと思う。映画としての完成度はよほど上がったけれども、私にはその点がどうも釈然としないのだ。

 画質は今ひとつ。フォーカスが甘くまたコントラストも不足していていわゆる眠たい画である。メニュー場面の画質が素晴らしかったので大いに期待していたのだが・・・(笑)。サラウンドはDTS-HD マスターオーディオ(48 kHz /24-bit )。この音質が素晴らしかった。音場が分厚く、またひとつひとつの音に実在感がある。最新映画のごとく、後ろから前からどうぞ的な移動感は望めないが360度全周囲を音に包まれるこの感じがたまらんのよ。

 それからちびちび見ていたハイビジョン録画の『大いなる西部』を最後まで。婿に来てくれ、私をお嫁さんにしてと頼み込まれて西部くんだりまではるばるやってきたのに、ちょっと争いを好まぬ風を見せただけで男らしくないだの、臆病者だの言われてはたまらない。挙句には婚約破棄まで言い出されるのだから、私は男としてグレゴリー・ペックに同情を禁じえないのである(笑)。お父さんも豪放磊落と見せかけてセコイたくらみしているし、『大いなる西部』というタイトルには相応しくないケツの穴の小さなキャラクターが多すぎるのではないか。

 ハイビジョン画質は優秀。液晶モニター UNI-LCD24/Bで見たのだがくコントラストが鮮やかでテクニカラーとは思えぬ現代っぽい風合いである。解像度もむやみにたかく岩山の峻険な表現が非常に良かった。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 本当に食い物が美味そうに見えてこらたまらんぞ。腹が減ってきたぞ。就寝午前2時過ぎ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月16日 (月)

2月15日(日) 『巨乳の島』(『The Tits that Time Forgot』 1975) 

 もちろん、続編は『続・巨乳の島』だ!鳴り物入りで登場したパイオニアのフラッグシップ ブルーレイプレーヤー BDP-LX91、公式に録画済BD-R、BD-REへの対応を謳っているのにも関わらず再生不良になるケースがあるようである。価格コムの書き込みによると「通常に再生していても、タイトルの終盤まで再生出来ずに途中でフリーズしたり、頭に戻ってしまったりする」ことがあるそうな。これについては2月8日にファームのアップデートが実施されたけれども、それでも完全な解決にはいたらず、ごく一部のBD-R、REでこの現象が出てしまうようだ。

 また現時点ではBDP-LX91ではDTS-HD ハイレゾリューション、マスターオーディオのデコード(HDMI端子からのビットストリーム出力 アナログ出力)が不可能であり、対応は2009年春に行われる次のアップデートを待たなければならないのである。

 これに対して我が愛器 デノン ブルーレイプレーヤー DVD-3800BDは当初からBD-R、REの再生不良はなく(REで再生不可能が2件あったけれどもこれはブルーレイディーガBW200でも同じだった。つまりレコーダー側の問題だということ)、もちろん、DTS-HD マスターオーディオのデコードにも対応していた。ネットのあちこちではとかくBDP-LX91を持ち上げ、DVD-3800BDをくさす向きがあるけれども、画質・音質の以前にこういったアドヴァンテージがあることは意外と知られていないようだ。

 (註 もちろんDVD-3800BDに不具合がなかった訳ではない。現在ではファームウェアのアップデートで解消されているが特定ブルーレイソフトの再生が完全に出来なかったというケースもある。またBD-R、REの再生ではメニュー画面が表示できない。逆にこれはパイオニア BDP-LX91で可能)

 いや、パイオニアに含むところはないけれども、何しろ苦労して買った3800BDの上位機種になる訳でしょ、画質・音質が素晴らしいなんて聞くと心穏かじゃいられなくなるんですよ。だからBDP-LX91の悪評とか聞くとですね、ついつい、「ニシシシシ」ってなっちゃうんですよ(笑)。普段はね、こんなことはないんですけど、ことブルーレイプレーヤーに関してだと、心が狭くなっちゃうんですよ、心が1Kになっちゃうんですよ、ごめんなさいね。

 仕事はまあ、いろいろあった。ある物件の管球が切れているとの連絡を受けたので倉庫から脚立引っ張り出して駆けつけたのだがみんなぴかぴか光っている。切れているどころか点滅しているものさえない。こりゃまたどうした訳だ、世の中間違っとるよーと呟きながら事務所へ戻ったのであった。昼飯は昨日の残りゴハンをレトルトカレーで食う。夕食はネギトロ、真鯛の刺身、後はハムエッグ。ゴハンがなかったのでビール二缶飲んだ。とても貧しい食事だった。ベネズエラの一般家庭の方がよほどいいものを食っているに違いない。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画の『ステップ・アップ』を見る。典型的な音楽使った不良の更生ストーリーでラッパーのためにあるような映画のジャンルだ(笑)。この手の映画には意外と当たりはずれがないのであるが、本作もその例に漏れずラストで素直に感動できるレベルに仕上がっている。リハーサルを途中で抜けといて発表会の本番直前になってやりなおす展開には少々疑問が残るもののラストダンスの美しさで許せてしまうのであった。

 ハイビジョン画質は近頃珍しく大ぺけ。フォーカスが甘く全体としてしまりのない画調であり、発色も薄汚い。暗部の情報も少なく、浮くかつぶれるかの二者択一だ(笑)。その反面5.1チャンネルサラウンドは大迫力。低音がだぶついているが音場が大きく、また前後の繋がりにも優れているのである。

 その後ぽすれんレンタルDVDの『ゾンビ襲来』(『The Creeping Flesh』 1973)を見る。悪魔?ゾンビ?の油絵が背景という楽しいオープニングクレジットが終わりますと、いきなり「教授、お客様ですよ」という声。この教授というのがもちろん、ピーター・カッシング=エマニュエル・ヒルダーンであります。彼はやってきた若い科学者を研究室へ迎え入れてさっそくトンデモなことを言い出します。「君は生物としての悪の存在を信じるかね。ペストやコレラと同じく伝染病としての悪なのだ。誰も本気にしないが、これは人類にとって重大なことだ。私は3,000年にも渡って眠っていたそれを呼び覚ましてしまったのだ」

 話は三年前に遡りましてニューギニアより発見した人骨を携えてイギリスへ帰国してきたカッシング。助手のウォーターロー(ジョージ・ベンソン)にやけに頭のでかいそれを見せて「ネアンデルタールより古い地層から発見したのだ。つまりネアンデルタールより古い人類なのに頭蓋骨の容積が大きいことになる。これは既存の進化論をひっくりかえす世紀の大発見だ。これで論文を書いてリクター賞に応募すれば賞金の一万ポンドが貰えるぞ」と浮かれております。
 
 その反面、父の帰国を喜びながらもどこか不安そうなのが娘のペネロピー(ローナ・ヘイルブロン)。彼女が朝食の席にカッシングに話したところによれば、もうこの家にはお金がなくって、使用人も二人首にしましたという状況なのだそうな。しかしカッシングは大きく頷いて「苦労を掛けたがもう大丈夫だ、お金のことは心配するな」

 さて、留守中に届いた手紙をチェックするカッシング。彼の目はその中の一通に吸い寄せられます。「兄上へ、奥様がお亡くなりになりました。お約束どおりペネロピーには伝えておりません」差出人は彼の異母兄弟であるジェームズ・ヒルダーン(クリストファー・リー)であります。どうやらカッシングの奥さんはジェームスが経営する精神病院に入院していたらしい。そしてペネロピーには随分前に死んだと言い聞かせていたようです。

 しかし母が違うとはいえ、ピーター・カッシングが兄でクリストファー・リーが弟。凄い兄弟ですなあ(笑)。

 驚いたカッシング、すぐに馬車でヒルダーン精神病院へ。ジェームスから死んだ妻はここの墓地に埋葬してあると聞かされます。カッシングは礼を言うのですが、その顔は不安で曇っております。「しかし、私が本当に心配しているのはペネロピーに彼女の病気が遺伝するのではないかということだ」「兄さん、それはこの論文を読めば分かるよ」にやりとしたジェームスが出してきたのが「精神病の原因と治療」という論文。彼はさらに「私はこれでリクター賞を狙うつもりだ。今まで兄さんの影に隠れてばかりだったけれども、今度ばかりは私が主役にならせて貰うよ。あ、それから人類の起源なんてつまらない研究にはもうこれ以上お金出せないからね」

 愕然とするカッシングであります。彼は帰ろうとするのですが、ふと目に留まったのが治療なのでしょうか、椅子に縛り付けられて電気を流されている患者。かなりの高電圧らしく「あああひひひいいい、たたたすすすけけけてててくくくれれれえええ」と痙攣しています。カッシングに見られていると分かってドアを閉めてしまう医者。これは何かの伏線になっているのでしょうか。

 屋敷へ戻ったカッシング、ペネロピーから涙ながらに「なぜ、お母様の部屋に入ってはいけないの?私はお母様のことを何も知らないのよ」カッシングは「それはお前のためなのだ」となだめますがペネロピーはもちろん納得しておりません。

 カッシング、実験室へ入って鬱々とした気分を慰めるかのごとく例の人骨のお掃除。水で磨くのですな。ところが水に塗れた指先の骨に異変が。カッシングが驚いて見つめている目の前でじくじくと肉が盛り上がり爪まで生えてきたではありませんか。あっという間に骨は立派な指へと姿を変えてしまったのです。仰天したカッシング、この指を切り取り詳しく調べることになります。

 場面は精神病院へ戻って入院患者たちを診察するジェームス。患者の一人が扉の鍵を壊すことに成功します。

 本日はここまで。

 シャワーを浴びてからお酒。お供は録画しておいた「たかじんのそこまで言って委員会」 しかし沖縄自決事件に関する田嶋陽子のあまりに酷い妄言に呆れ途中でストップ、即削除(笑)。就寝午前1時過ぎ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月15日 (日)

2月14日(土) コラーゲン・コーワ

 コルゲンコーワの新製品。お手軽にコラーゲンを取れてお肌つやつや。さて、液晶モニター UNI-LCD24/BへはHDMIセレクター NOVAC/ノバック SH-MW4を介してブルーレィディーガ BW200とSTB TZ-DCH2000からの映像信号を送りこんでいる。音声は市販のソニー パッシブタイプAVセレクターで外部スピーカーシステム ロジクールR4に入力。これでハイビジョン機器の映像・音声に関してはOK、なのであるが問題なのがこの接続であぶれてしまったLDプレーヤー CLD-HF9G、マルチリージョンDVDプレーヤーのDVD-S737 S-VHSビデオの旧世代機器群。これらにはもちろんHDMI端子がついていないから一度、映像・音声信号をBW200の外部入力端子から送り込んでやる必要がある。しかし、BW200の外部入力端子は二つしかないので、ここでもまたAVセレクターが必要になるのだ。

 LDプレーヤーは過去のLD資産を少しでも高画質・高音質でブルーレイ化するためにBW200の外部入力1に直接接続する。DVD-S737 S-VHSビデオはそこまでこだわる必要がないのでこの二つはAVセレクターを使用して接続。これでシステム的には全部の機械が無駄なく接続されたことになる(と学会例会ビデオ作製のためにDVD-S737の映像出力を“アレ”を介してS-VHSビデオに接続する必要もあるけれども、面倒くさいのでそれはその時になってから考えることにする)。

  この接続のためにはロジクールR4への音声信号出力のために一つ、BW200への映像・音声信号入力に一つ、合計で二個のAVセレクターが必要となる訳で、冷静に考えるとなんだか馬鹿なことをやっているかなーと思わないでもないけれども(笑)、まあ、仕方ありませんな、こういうのが好きなんだから。

 AV関連でもう一つ。デノン ブルーレイプレーヤー DVD-3800BDのアップデートが無事終了。メイン部とDSP部のそれぞれにアップデート用ディスクが必要という物々しさに驚かされたけれども、やってみたら案外簡単に出来てしまった。むしろこのアップデートで初期化される各設定値の復帰作業の方が大変だったくらい。その後すぐハイビジョン録画の『かもめ食堂』BD-Rを再生してみたが出画時間の短縮などは見られず。今回のアップデートの目玉であるDTS-HD ハイレゾリューションのデコードは時間がなくっていまだに試せていない。

 ファイルウェブではこのアップデートでハイレゾリューションデコードとは関係なしに「音が良くなった」という報告が上がってきているようだけれども、うちでは特にそんな変化は感じられなかった。

 仕事はまあ、いろいろあった。昨日の強風で飛んできた木の枝やら葉っぱなどの片づけが大変。掃くだけなのだが、やらなければならない面積が広すぎるのでへとへとになってしまうのである。昼飯は久々の冷ソーメン。なんだかやたらに美味く追加、追加でついに三把も食ってしまった。夕食は馬刺し、ヒラメ・鯛・マグロ刺身。後は出来合いのおでん。ビール一缶飲んで海苔でゴハン一膳を食う。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『フレンチ・コネクション2』 ラストの追っかけがまた面白い。麻薬組織の首魁が路面電車やヨットへ乗り換えて逃げようとするのをジーン・ハックマンがあくなき執念で持って追って追って追いかけまくる画が圧巻である。まず実際には不可能な追跡行なのだが、スピーディなカメラワークがそれを感じさせない。

 ハイビジョン画質は『フレンチ・コネクション』と同傾向。安定しておらず、暗部のノイズも多め。音声はステレオ。さすがに5.1チャンネルサラウンドほどのリアリティはないが、一つ一つの音の品位が高い。

 それから今までちびちび見ていたハイビジョン録画の『華麗なるギャツビー』を最後まで。金持ち階級をまったくの異人種として露悪的に捉えた視点が面白い。成り上がりのギャツビーが貧乏だった時代に結ばれなかった女を狂おしいまでに求めるのだが、最終的にこの壁を越えることができず、まったくの誤解によって殺される。肝心の女は一時期、完全にギャツビーの愛人になっていたのにも関わらず、彼が死んだらあっさり「はい、それまでよ」だったのには思わず笑ってしまいました。いくらなんでも、そりゃないでしょ、そりゃ(笑)。

 ハイビジョン画質はまったく冴えず。ハイライトの飽和が早いし画面全体が砂のようなノイズで覆われている。5.1チャンネルサラウンドも鮮度に欠け、年代なりの音であった。

 シャワーを浴びて午後11時半から『続・恐竜の島』(『The People that Time Forgot』 1977)の続き。洞窟を進む4人。途中、天井から大き目のタランチュラがシャーロットの肩にぽとり。これにはさすがに女丈夫のシャーロットも仰天し「ひいいいい」 思わずベンが「お前は焼津の半次か」と突っ込みます。さらに進むと壁の中からオオトカゲ型の恐竜がシャーロットの向かってウォー!でもタイミングが悪くシャーロットたちが通り過ぎた後だったので誰にも気づいて貰えませんでした(笑)。

 洞窟を抜けるといよいよそこはナガー族の土地。いくらも進まないうちにナガー族が現れます。これがもうもろに日本の戦国時代の鎧甲冑をモデルにした民族で馬に乗って旗指物担いでいる奴までいる。その中の隊長格らしい男が進み出て「ウェルカム!」やっぱり英語を話します。もちろん、ティラーに教わったのです。隊長は警戒する四人に「ティラーは我々の賓客だ。あなた方を迎えにきたのもティラーの指図なのだ」これで4人は一応の警戒を解いて彼らの都市へついていくことになります。

 その都市というのがああた、岩山に作られた城塞にところどころ巨大な髑髏がくっついているという悪趣味なもの。内部も髑髏ばっかりでおまけにニシキヘビがずろずろ這い回っています。4人は禿げでデブの大ボスらしき人物の前に連れて行かれるのでした。その魁偉な容貌に驚いたベン、思わずシャーロットに「すげえデブだな」「そうね、一体何を食べればあんなに太るのかしら。それにおまけに禿げ頭なんて、オヤヂだわ」とたんに今まで親切だった隊長さんが豹変。「こら、お前ら、我らが首領のサバラさまになんということを言うのだ、土下座して謝れ!」げしーっとベンたちを蹴り飛ばします。

 もう皆さん、お分かりでしょうがティラーが彼らの賓客だなんてのは真っ赤なうそ。四人を速やかに都市へ連行するための罠だったのであります。これで女二人は夜明けを待って火山の神ナガラマタの生贄にされることになってしまいました。残った男二人、ベンとノーフォーク博士は壁に髑髏がたくさん埋め込まれた素敵なインテリアの牢屋に放り込まれてしまいます。

 ところがこの牢屋の隣にいたのがティラー。彼は壁に貼り付けられた髑髏を通して「おい、そこにいるのはベンじゃないか」「おお、そういうお前はティラー、生きていたのか」しかも壁が手ですぐに壊せて合流できたという・・・。再会を喜びあう二人。ベンは「君の手紙が発見されて、それで探しに来たのだ」そしてリサはどうしたのかと尋ねますととたんにティラーは暗い顔になって「死んだよ、ココのやつらに火山の神への生贄にされたんだ、チクショー」「生贄だと、だったらシャーロットとアジャーも危ないぞ」

 三人は食事を持ってきた看守をたちまち殴り倒して鎧兜を奪います。それで変装して牢屋から抜け出し、今しも生贄の儀式で首をはねられようとしているアジャーのもとへ。いきなり正体を現して見張りたちを倒し、サバラに迫ります。サバラはアジャーを人質に取って対抗しようとしたのですが、アジャーが腕を振り払って噛み付いた。この思わぬ攻撃にたじたじとなったサバラ、足を踏み外して火口へ落ちてしまうという・・・(大笑い)。ベンたちは追っ手から逃れるべく火口の淵を回って洞窟に入るのでした。サバラが落ちたことで火山活動が始まったようで地面が鳴動しております。この振動で追ってきたナガー族の兵隊たちは次々と火口へ落ちていき、四人を取り逃してしまったのです。

 しかし、この洞窟も剣呑、剣呑。両側の壁から六匹の大蛇が頭をにゅーっ!浅草のお化け屋敷じゃないんだから(笑)。ここはシャーロットのカメラのフラッシュでなんとか突破。4人は地上へ出て走ります。後から馬で追ってくるナガー族たち。さすがに馬の足にはかなわず例の洞窟の手前で捕捉されてしまいます。ここでベンとティラーが「ここは俺たちで守る、君らは先に洞窟へいけ」この時、シャーロット、カバンからピストルを取り出してティラーに渡します。なんだ、この女、最後の最後でこんなの出すなよ(笑)。ティラーはピストルを乱射して、ベンは敵から奪った刀を振り回して次々にナガー族を倒していきます。しかし、ついにナガー族の放った矢がティラーの腹にぐさぁ!ティラーは「うう、俺は子供の頃からヒーローになりたかったんだ、何、いまさらそんな話をしている場合じゃないって?いいだろ、もうすぐ死ぬんだから」その言葉通り息絶えるティラー。

 ベンも危うしかと思われたのですが、この頃から火山活動が激化。どっかんどっかん周囲に火山弾が落下。あちこちで爆発も起こります。これに恐れをなしたナガー族はついに退却したのです。ベンはティラーの亡骸を残し、洞窟に逃げ込むのでした。あ、この洞窟はさっきの浅草お化け屋敷みたいなやつとは違いますよ。行きに使った鍾乳洞の洞窟ですよ。

 この洞窟もただで通れるわけなどありません。行きにシャーロットを襲おうとしたトカゲ恐竜がまた出現したのです。しかもこいつは体表を硬いうろこに覆われているので打たれ強いのなんの。いくら刀でつつこうが、アジャーが折れた鍾乳石でぶったたこうが平気の平左。このままみんな食われてしまうのかとはらはらしていると地震が来て、天井から鍾乳石が落下。これが恐竜の背中にぐさっと突き刺さってなんとかピンチを脱したのであります。

 ようやく地上へ出た、でも今度はナンド=ハーが追いかけてきた。もういいよ、このまま飛行機に戻って飛んじゃおうよと思います(笑)。ベンは追っかけてきた彼らにピストルを乱射。数人を射殺して彼らを退却させたのです。そしてようやく飛行機の置いてあるところへ到着。はらはらしながら待っていたホーガン、アジャーの色っぽい姿に驚きながらもエンジン始動、ベンはみんなを乗せて飛行機を離陸させるのでした。このへん、ぼっかんぼっかん地面が爆発して凄いことになってます。大爆発して火柱が10メートルくらい上がってます。なんで、ここだけ異様に力が入っているんだ、この映画の特撮(笑)。

 何とか舞い上がる飛行機。しかし、今度はエンジンの出力が足りず島の周囲を取り囲んでいる山を跳び越せそうにありません。ベンは叫びます。「みんな捨てられるものはみんな捨てて機体を軽くするのだ!」機関銃やら、シャーロットのカメラをぽいぽいと投棄。これで駄目なら脇役のホーガンを放り出すか、みんな服を脱いですっぽんぽんになるかというスリリングな展開に見ている私も大コーフン。まあ、結局そんなことにはなりませんで、ちゃーんとこの状態で山を飛び越えることができたのですが。

 途中、エンジンが止まってしまいましたが、ベンは慌てず騒がずポーラ・クイーン号のすぐそばの氷原に不時着します。そしてすぐに救出され船の中へ。そしてポーラ・クィーンはいまや火山の活動が全島に及んでどっかんどっかん火を噴いているカプローナからぎりぎりのところで脱出することができたのでした。

 ラストはお祝い。船長が「ティラーを救出できなかったのは残念だが、代わりにこんなお土産、アジャーが来てくれた。まことにもって目出度い、ワハハハ」と言って一同乾杯です。そしてベンとシャーロットが大方の予想通りちょっと仲良くなったところでエンドマーク。

 えー、しかしですね、ティラーが生きていたら定員オーバーで飛行機に乗れなかった訳で(笑)、どうも人数あわせのために殺されたのではないかと思われて仕方ないのですが。

 スクイーズ・ワイド カラー モノラル音声。画質はコンポジット接続のために評価できず。音質は比較的品位が高く台詞の聞き取りが容易であります。ただ、全体的にヴォリュームの音圧が低かったのが残念。

 その後録画しておいたテレビをだらだら。就寝午前2時半と思ったらまた寝られず自室へ戻る。午前4時に再挑戦してやっと眠れた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月14日 (土)

 2月13日(金) 『ブロードウェイ・レメディ』

 世界初ホメオパシーミュージカル!『続・恐竜の島』(『The People that Time Forgot』 1977)は一月にSFシネクラシックスのネタにした『恐竜の島』(『The Land That Time Forgot』 1975) の直接の続編で、MGMミッドナイトムービーシリーズ DVDに二編合わせて収録されている。ところが、このDVD、『恐竜の島』にはちゃんと英語字幕がついているのに、『続恐竜の島』はクローズドキャプションのみという極悪仕様。続編を見ようとしたらクローズドキャプションレコーダーを接続しなければならないのである。

 しかも接続はコンポジットケーブル2本を使うという、このHDMI全盛時代にまったく似つかわしくないクラシックなもので、当然ながら画質も著しく劣化する。コンポーネント接続に比較すると黒がべったり潰れ、しかも木の葉っぱなど圧縮の難しい画でレインボーカラーが発生したりするのである。CALIBRE Vantage-HDでアップスケール、プログレッシブ化を行っているのでそれなりに奥行き感は出ているが良いところはそれだけ、全体的に見ればLDにすら劣る絵になってしまう。

 こういう仕様のDVDが一枚だけではない、もう一枚同じMGMミッドナイトムービーシリーズで『エイリアンfromLA』(『ALIEN FROM L.A』 1988年)、『モロン』(『Morons from Outer Space』 1985)がある。これも前者が英語字幕付、後者がクローズドキャプションという組み合わせなのだ。

 本当にこういうのは勘弁して欲しい。いつまでたってもクローズドキャプションデコーダーが手放せないじゃないか(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。ごうごうと春一番が吹き荒れており、強風対策でいろいろ走り回る。呆れたのはある物件の玄関前に設置してある自動販売機の空き缶いれ。蓋が風でどこかへ吹き飛ばされてしまっていた。慌てて探してみると道路向かい側のマンションの駐車場にあったという・・・、どこまで飛ばされるねん(笑)。昼飯は久しぶりの膳で380円ラーメン。夕食はしめ鯖、カツオのタタキ、豚みそ焼き、生野菜。しめ鯖は生の風味を生かしたものでわさび醤油で食べると実に美味い。カツオも新鮮でしょうがに合う、合う。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『フレンチ・コネクション』を見る。ハイビジョンの高画質と大画面の相乗作用で高架下のカーアクション場面が大迫力。見ていて思わず体をよけてしまうほどのスピード感だ。前半のドキュメントタッチではいささか退屈したけれども、この迫力で全て帳消し。やっぱり凄い映画だぜ。

 ハイビジョン画質は好不調の波が激しい。黒が沈みすぎたりノイズがたっぷり乗ったりという箇所がなんどもあって、好調の画質をスポイルしてしまった印象だ。5.1チャンネルサラウンドは非常に良く出来ている。銃撃音の鋭さやBGMの品位の高さ、リア音場の情報量の多さなどで、1971年の映画とはとても思えない充実ぶり。

 シャワーを浴びて午後11時半より輸入DVDで『続・恐竜の島』(『The People that Time Forgot』 1977)を見る。大海原を行く機走帆船 ポーラ・クィーン号。この船は前作『恐竜の島』で主人公のティラー(ダグ・マクルーア)が海に投げ込んだ手紙を元に彼の捜索と恐竜の島カプローナ探検を目的としております。

 前作のごとく、あれこれさ迷うなんてことはなくすぐにカプローナを発見。しかし帆船ですから例のトンネルを使うことはできません。ならばどうやって島の周囲を囲む高い山を越えるのかといいますと、これが水陸両用機を使うのであります。氷で覆われた海面の隙間に飛行機をクレーンで下ろし、出発準備。乗り組むのはパイロットのベン・マクブライド(パトリック・ウェイン)、彼の戦友でベテラン整備士のホーガン(シェーン・リマー)、生物学者のノーフォーク博士(ソーレイ・ウォルターズ)、そして紅一点の女性カメラマン、シャルロット(サラ・ダグラス)の4人であります。

 ちなみにこの探検行のスポンサーとなったのがシャルロットが所属する新聞会社。だから彼女の参加を拒むことができなかったという事情があるようです。

 さて、海面から見事に飛び上がった水陸両用機、高度を上げて島の周囲を囲む山を跳び越します。順調な飛行が続くかと思われたのですが、突然、彼らを襲う黒い影。「わあ、あれはプテラノドンだ!」と何故か嬉しそうに(笑)叫ぶノーフォーク博士。「すごい、ティラーの手紙にあった通りだ」このプテラノドン、何が気に障ったというのかしきりに飛行機にちょっかいを出し始めます。すれすれを掠めたり、尾翼を齧ってみたり剣呑で仕方ない。怒り狂ったホーガン、機銃を乱射して追い払おうとします。しかしプテラノドンはひるまず、それどころかこっちも怒って飛行機上部の推進式プロペラに突入したのです。プテラノドンはずたずたになって墜落します。しかしプロペラの方も無事であるわけがありません。このショックで先端が欠け、しかもエンジンが停止してしまったのです。

 「わあ、落ちるねんて、落ちるねんて」ベン、自分の操縦テクニックの全てを使ってかろうじて不時着することに成功します。

 幸いプロペラはなんとか修理できそう。しかし、問題はこれからで再び離陸するためには飛行機を山の中腹あたりまで引っ張り上げなくてはなりません。そんなの、ウィンチでもなけりゃ絶対無理です。途方にくれる4人ですが、ここに良い助っ人が現れた!まことに都合の良いことにステゴサウルスが出現したのです。ノーフォーク博士が「こいつはものすごく神経が鈍い、反射速度が我々の十分の一なのだ。もちろん愚鈍に決まっている」と古い学説に基づいてさんざん悪口を言った挙句、こいつにロープを引っ掛け飛行機を引っ張らせようということになったのであります。

 ところがステゴサウルスがなかなか動いてくれない。背後でベンが空に向かって拳銃をぱんぱん撃ってもまったく動じる気配がありません。その時いきなりステゴサウルスの前にシャーロットが飛び出した。彼女は手を振り「こっちよ、こっちよ」と叫びます。これでようやく動き出したステゴサウルス、物凄い力で飛行機を目論見どおり引っ張り上げてくれたのです。しかし、ベンはシャーロットに「危ないことすんな!」としかりつけます。「何よ」と膨れるシャーロット、まあ、こうしていがみ合っていた男女が終盤で仲良くなるのはお約束ですな(笑)。

 さて、後はティラーを探さなければなりません。ベン・シャーロット、ノーフォーク博士は飛行機の修理のためにホーガンを残してティラーを探しに南にいくことになります。しかしプテラノドンや恐竜がうようよいるところでホーガン一人残していくのはちょっと酷くないですか(笑)。

 出発する三人、しかしいくらも行かないうちに女の悲鳴を聞きつけます。その声の主は若い原始の女性でした。そしてその背後から二頭のアロサウルスが!ベンはライフルや発煙弾を使ってこいつらを撃退します。助けられた形の原始女性、ナイフを取り出し、いきなり「触るんじゃない」って英語を喋りやがった(笑)。驚いた三人がよくよく問いただしてみるとなんと彼女はティラーから英語を習ったというではありませんか。ティラーは彼女の部族ガールゥ族の元で二年ほども暮らしていたというのです。その彼の指導でみんな英語を喋るようになり、技術レベルも若干進化したのですが、これが他の部族ナガーの危機感をあおったため、攻撃されてしまったらしい。この攻撃でガールゥ族のほとんどが殺されティラーも連れ去られてしまったのでした。ナガーはどうやらティラーを彼らの火山の神のいけにえにしようとしているようです。

 この各部族間の力関係などは前作とちょっと違っているようですな。

 三人はガールゥ族の女、アジャー(ダナ・ギレスビー)の案内でナガー族の村を目指すのです。

さて、残されたホーガンは一人で一生懸命に飛行機の修理に取り組んでおります。と、またプテラノドンが飛来します。しかしホーガン、慌てず騒がずライフルを取り上げると狙いを定めてズドン!プテラノドン、撃墜されてしまいました。「ざまあみろ」ホーガン、飛行機の胴体にプテラノドン撃墜マークを書いているという・・・(笑)。どうやらこれが五匹目だったようで。

 一方三人+アジャーの前にもうひとつの部族が出現します。狩猟部族ナンド=ハーです。彼らは4人の目の前で追っかけていたガールゥ族の男二人を殺害します。助けようとしたベン、信号弾を乱射してナンド=ハーを撃退するのですが時すでに遅し、二人はじきに息絶えてしまいます。アジャーは瀕死の彼らから「ティラーはナガーの火山の神、ナブラコタの生贄にされるためにスカル山に連れていかれた」ことを聞き出します。急がなければ彼が危ない。

 アジャーは近道となる洞窟の入り口を探しに出かけました。ところが彼女の帰りを待っている間、三人はナンド=ハーに攫われてしまったのです。彼らは地面に縛り付けられ恐竜への生贄?囮?にされてしまうのでした。ほどなくやってきたワニ型の恐竜。恐怖ですくみ上がる三人でしたが、この時最高のタイミングでアジャーが現れた。「あなたがアジャーで私がパーよ」嬉しさのあまり訳の分からないことを呟くベン。アジャーは彼らの縛めを解いて、洞窟の入り口に案内するのでした。

 後からナンド=ハーの男たちが追いかけてきましたが、四人が洞窟に入ってしまった時点で諦めてしまいました。どうやら、彼らはこの先へ進むことを極端に恐れているようです。安心した4人は鍾乳洞になっている洞窟の美しさに感嘆しながら出口を目指したのです。

 本日はここまで。

 その後録画しておいた「黄金伝説」などをだらだら見る。就寝午前3時近く。極めて暖かく薄い掛け布団一枚でOKなのがありがたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月13日 (金)

2月12日(木) 「古文書ガエル」

 ケロッ、ケロッとは鳴かないで古文書、古文書、古文書ォ! 先日の「熱中夜話 マニアック映画」の収録で石田一先生にお会いして以来、ハマー映画に夢中である。石田先生の情熱にどうやら当てられてしまったようで(笑)もうピーター・カッシングやクリストファー・リーを見るだけでたまらなく嬉しくなってしまうのである。とはいえDVDを買いあさるほどのお金がないので、宅配レンタルのぽすれんに頼ることになるのだが、このぽすれん、非情なことに『フランケンシュタイン 死美人の復讐』の在庫がない。行きつけのレンタルショップも調べてみたが、こっちはこっちでハマー映画の一本すら置いてなかったりする。

 ならば買うしかないと思って検索かけてみたらアマゾンで新品が2,799円+送料340円の合計3,139円。中古が2,430円+送料340円の合計2,770円。意外と高い。ならばと思ってヤフオクで探したら最安値の出品で新品2,600円(即決)+送料180円の2,780円(他に簡単決済の手数料などが掛かる)でまったく変わらなかったりする。じゃあ、最後の手段で輸入版をと思って米アマゾンを覗いたらアンカーベイの新品DVDが19.97ドル。送料を考えると国内版と変わらぬ値段であり、しかもアンカーベイだから英語字幕がついてない可能性が高いのである。

 もろもろを考えるとアマゾンの中古を買うのが一番ではないかということで、さっそく注文しましょうかね。と思ったらですね、米アマゾンのマーケットプレイスでサント映画『サント対悪魔の頭脳』DVDを見つけちゃいましてね、これが送料合わせて37.28ドルもするものですから、今月は『死美人』を諦めることになってしまいました。カッシングさん、どうもごめんなさい。

 仕事はまあ、いろいろあった。午後から東区の福岡県土木事務所へ行く。ようやく更新が成った宅建免許を取りに行ったのである。帰りはもちろんいっぷくラーメンでラーメン+替玉。やっぱりたまにはこういう濃くてどろどろのとんこつラーメンを食わなければならんな、ガハハハと大満足したのだが、食後30分で酷い下痢。あわてて事務所のトイレに駆け込む始末であった。

 夕食はカツオのタタキ、出来合いのたらの芽、たけのこの天ぷら、これだけ(笑)。ゴハンもなかったのでビール二缶を飲んで代わりにする。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイの『イーグル・アイ』 今時狂ったコンピューター(今回の場合はテロリストへの攻撃中止勧告を無視されてムカついた)が反乱を起こし大統領以下の暗殺を企むなんて映画を作る奴がどこにいる、ああっ、ここにいたァてなものですよ(笑)。ただ、私はそんな映画が大好きなのでいくら双子とはいえ、そんなに肉体的特長が同じ訳ないじゃんとか、主人公どう考えても偶然生き残ってるだろ、コンピューター、無茶させすぎとか、爆弾を盗んでカットし送り出したり、トランペットの中に起爆装置仕込んだり、どんだけ前準備できるんだとか、そこまでできるのなら主人公使って機能ロックの解除をしなくても十分に暗殺が実行できたんじゃないかとか、もろもろの些細な欠点も無視できてしまうのである。

 些細な欠点とやらが随分多いような気がするけれども、それは単なる気のせいなので深く考えてはいけないよ(笑)。

 画質はそれなり。輪郭の強調が目立つ場面があったのが残念。5.1チャンネルサラウンドはドルビートゥルーHD。小音量時の台詞が良く聞き取れなかった。その代わり移動感の演出がよく出来ており飛行場の荷物仕分け場の場面ではベルトコンベアが後ろから前から右から左からという具合に迫ってきてびっくりさせられた。

 シャワーを浴びてお酒。お供はLDからコピーした「怪奇大作戦 狂鬼人間」 ○チガイ、キチ○イの連呼にすっかり気分を良くする(笑)。それから「熱中夜話 マニアック映画」の一回目を少し見た。

 就寝午前1時半。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月12日 (木)

2月11日(水) インディアン右脳使わない

  インディアン、あんまり芸術分からないって、差別的な駄洒落はいかんよ。えー、読者の皆様にお詫びがございます。わたくし、エロの冒険者、常々サント映画を47本見た、今度届く『サント対絞殺魔の幽霊』で48本目だと吹聴しておりましたが、これが大間違いでした(笑)。改めて数えなおしてみると今まで見てきた本数が41本、『サント対絞殺魔』が42本目になるのであります。おそらくサント映画の他にルチャ映画、メキシコ映画全部をひっくるめて47本だったのをいつの間にかサント映画が47本だと勘違いしていたようで、まことに申し訳ございません。お詫びと共に訂正させて頂く次第でございます。

 ということは全53本のサント映画コンプリートまで後12本ということになります。まだまだ先は長いのであります。

 三笠フーズの社長ら逮捕のニュース。テレビのニュースなどでさかんに「農薬に汚染された米」と言っているけれども違うだろそれは(笑)。正確に言うならば“ある農薬がポジティブリストの残留一律基準以上に残留していた米”だろ。TVともあろうものがあたかも農薬が毒で悪いものだとイメージされるような報道をしちゃいけないと思うよっていまさらこんなことを言っても手遅れか。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。それから40分のウォーキングをやって車で漫画喫茶へ。ここで漫画読み3時間半。昼飯はここで食べたトンカツ定食。おそらく屑肉を寄せ集めて成形したのであろう豚肉で不思議な食感が楽しめた(笑)。終了後、レンタルブルーレイの『ザ・フォール 落下の王国』を借りて事務所へ戻る。亀の世話や某所への連絡などを済ませて午後4時過ぎに帰宅。

 そして午後5時過ぎから『吸血鬼ドラキュラ』(『Horror of Dracula』 1958)の続き。カッシングと対面したルーシーは「ジョナサンは死んだのね、そうでしょ」と問いかけます。「話していないのにどうして知っているのだろう」と首を傾げるアーサーとミナ。カッシングは「そうだね、悲しいことだけど、彼は亡くなった」彼の繊細な指がルーシーの首を探ります。そして呪わしき吸血鬼の刻印を発見。愕然となるカッシングであります。

 カッシングはアーサーとミナに「彼女の部屋の窓とベッドににんにくの花を飾りなさい。そうして窓は絶対に閉めておくこと。これを守ればルーシーは大丈夫、じきに回復するでしょう」この指示がきちんと守られてルーシーの寝室に近づけないドラキュラ、彼は悔しがるのですがどうにもならず、ついにルーシーを諦めて別の獲物を探しに行っちゃった・・・じゃ映画が変な方向に向かってしまいます。ルーシーはお手伝いのゲルダに「ねえ、にんにくの花を片付けて、こんなににんにくの匂いしていたら気持ち悪くなっちゃう。ホルモン屋かってツッコマれちゃうわよ。あと、窓も開けておいてね」これでゲルダ、にんにくを片付けて窓を開けっぱなし。当然ながら大喜びのドラキュラが飛び込んできて「頂くザマス」ルーシー、ちゅーちゅー吸われてしまいます。

 ルーシー、死んでしまいました。

 ミナとアーサーは当然ながらカッシングを非難します。「あなたの言うことは役にたたん、出て行ってくれ」という訳ですね。カッシングは彼らにハーカーの日記を渡し「これに全てが書かれています、ルーシーの死も彼に関係があるのです」と言い残して去っていくのでした。まあ、アーサーとミナはその日記を読みもしないのですが(笑)。

 ルーシーの死によって事件は終わったかと思われたのですが、そうは問屋が許さないじゃなかった卸さない。ゲルダの娘タニア(ジャニーナ・フェイ)がルーシーおばさんと出会ったというのです。不審に思ったアーサーは彼女の廟堂へ赴きます。そして棺を確かめたのですが、もう皆さん、お分かりですね、その棺は空っぽだったのです。

 驚きに眼を見張るアーサー、さらに怪奇なことが起こりました。タニアが再びルーシーに呼び出され墓場に連れ込まれたのです。これを見たアーサー、仰天して彼女の名前を叫びます。ルーシーはタニアを離してアーサーに襲い掛かろうとしたのですが、ここでカッシング登場。彼は毎夜ルーシーのことを見張っていたのです。カッシングは十字架をルーシーの額に突きつけます。額がじゅうと十字に焼けたルーシー「ぎゃああああ」とものすごい悲鳴を上げて廟堂へ逃げ込むのでした。カッシング、アーサーにタニアを連れて帰り一時間後に戻ってきなさいと指示します。

 そして一時間後、恐怖に震えるアーサーの前で杭とトンカチの吸血鬼退治セットを取り出すカッシング。彼は何のためらいもなくルーシーの胸に杭をぶち込んでトンカチでとんてんかんとんてんかん!「ぐええええ」ルーシーは断末魔の叫びを上げます。「酷い、酷すぎる」と呟くアーサーに「彼女はもはや人間ではない、吸血鬼なのだ、彼女の魂を解放するためにはこれしか方法がないのだ」

 杭を打ち込まれたルーシー、先ほどまでの断末魔がウソのような穏やかな死に顔になっております。これを見たアーサー、ようやくカッシングのことを全面的に信頼するようになったのです。

 さあ、次は親玉をやっつけなくてはならない。カッシングがドラキュラ城から運び出されるのをみたあの棺の行方を捜すのです。カッシングとアーサーは荷物配送所の係員にあて先を尋ねたのですが、「先生、いくらそういわれたってわしらには守秘義務というものがありますからな、そうぽんぽん話す訳にはまいりません」とそっけない返事。まあ、この後でそうっとアーサーがお札を差し出すてぇところっと変わって「ええ、先生方がどうしてもおっしゃるのなら仕方ありませんなあ」になってしまうのですがね(笑)。

 その結果得られた配送先というのがフリードリッヒストラッセ 49番地。ところがこの同時刻、若い男が持ってきたアーサーの伝言、もちろん、ニセ!によって、このフリードリッヒストラッセ49番地にミナが呼び出されていたのです。その住所にあった葬儀屋に入ってアーサーを探すミナ。たくさん並んでいる棺桶の一つの蓋がずりずり動き始めます。

 翌朝、葬儀屋を訪ねたカッシングとアーサー、店の主人に店内を案内されたのですが、店主、いきなり「あ、ここにあった棺がない、どうしたのだ」二人はこれで再びドラキュラが移動したことを知ったのです。急ぎ屋敷へ戻り今後の対応を検討する二人。この時カッシングは用心のためということでミナに十字架を手渡します。するとミナの手に十字架がじゅうと焼きついたではありませんか。「ぎゃあ」と叫んで失神するミナ。「わあ、彼女もドラキュラにやられた」カッシング・アーサーは愕然とするのでした。

 その夜ミナの部屋に訪れるであろうドラキュラを見張る二人。しかし、意外なことにドラキュラはアーサーの屋敷の中から現れたのです。ドラキュラは彼を出迎えたミナを抱くと「頂くザマス」ちゅーちゅー吸ってしまいました。屋敷の外のカッシングとアーサー、もちろん気づきません。

 夜が明けて「やつは来なかったですな」「ふむ、我々の待ち伏せに気づいたのでしょうか」「あー、腹減った、朝飯、朝飯」と屋敷に戻って初めてミナがやられたことを知るという・・・。カッシングは急いでアーサーの血液を彼女に輸血。これが終わって疲労回復のためにワインを飲もうということになります。アーサーがゲルダに「ワインを持ってきなさい」といいますと、ゲルダ、「それが奥様がワインセラーに近づいてはいけないとおっしゃっていたので」この台詞でぴんときたカッシング、ワインセラーへ突進します。そこにあったのはもちろん、ドラキュラの棺。しかし、この時すでに日は暮れており棺の中にドラキュラはいません。それどころかドラキュラ、逆にワインセラーの扉を閉めてカッシングを閉じ込めるとミナを連れて風のように逃走してしまったのです。

 アーサーに助けられたカッシング、「奴の行く先はドラキュラ城だ。急ぎましょう」

 馬車を飛ばすドラキュラ、後を追うカッシング、アーサー。夜明けが迫ってきた、時間との戦いだ。ドラキュラの馬車がわずかに早くドラキュラ城に到着。焦りまくったドラキュラ、ミナを棺に入れる代わりに墓地に埋めようとします(笑)。ところが埋め終わらないうちにカッシングとアーサーもやってきた。「畜生ザマス」舌打ちをしたドラキュラ、ミナを放っておいて城の中へ。カッシングはアーサーにミナを任せて後を追います。そして城内にてドラキュラ対カッシングの対決となったのでした。

 しかし、いくらピーター・カッシングとはいえ生身の人間、吸血鬼に正面から挑んでも勝てる筈がありません。カッシングはふとカーテンで覆われた窓に眼をやります。なんと、太陽の光がその隙間からかすかに差し込んでいるではありませんか。カッシング、カーテンに飛びつきめいっぱいに開きます。差し込んできた太陽の光はドラキュラを直撃。「ぎゃあああザマス」この期を逃してはならぬとカッシング、2本の蜀台を十字に組み合わせて「いつまでも好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んでドラキュラに突きつけます。「ひいいザマス」ドラキュラは溶けて崩れて灰になってしまいましたとさ。

 ミナの手の平から十字型の火傷が消えます。ドラキュラの呪いは永遠に消え去ったのです。そしてびゅううと風が吹き込んでドラキュラの灰が吹き飛ばされたところでエンドマーク。

 スクイーズ・ワイド カラー モノラル音声。画質は良好。色の滲みが目立ちますが、その分発色が宜しい。音質も映画の製作年代を考えれば十分なレベル。

 夕食はイサキの刺身とちゃんぽん。ビール二缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 それからブルーレイソフトの『ザ・フォール 落下の王国』を見る。ヴィジュアルの美しさに魅了されたが、ストーリーはちょっと・・・。いや、ストーリー自体が悪い訳ではなく、ぼけっとしてみていた私が乗り損ねたのですなー(笑)。なんといいますか、あのシャマランの『レディ・イン・ザ・ウォーター』を100倍くらい洗練したような映画なので、最初の狙いが掴みにくかったのであります。やっぱり映画というものはそれがどんなものであれ、最初っから真剣に見なければ駄目でありますな。

 画質はあまり好みではない。奥行き感が少なく非常に窮屈な印象があったためである。5.1チャンネルサラウンドはダイナミックレンジの広さが驚異的。これで爆発音のダイナミズムが30倍増し(当社比)だ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は日曜に録画しておいた「ナイトシャッフル」 青田典子 いくらバブルでCCガールズだったといっても大濠公園にビーチチェア持ち込んで寝転んで花火みちゃだめだろ!

 就寝午前一時過ぎ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月11日 (水)

2月10日(火) ドミニカ学習帳

 ポピニカ学習帳がドミニカ共和国で発売されました。デノンよりブルーレイプレーヤー DVD-3800BDのアップデート用CDを2月中旬より順次発送するというお知らせメールを頂く。このCDを使ってアップデートすることにより<引用開始>Dolby Digital PLUS、 DTS-HD High Resolution Audioのデコードに対応いたします。また、システムソフトウェアの一部の改善も行われます。<引用終了>ということになるそうである。システムソフトウェアの改善はメールに詳細がないのでなんともいえないが、もう一方のロッシー音声対応は正直、いまさらやられてもという気分である。

 なにせ、ブルーレイソフトにおけるドルビーデジタルプラスはほとんど未採用、DTS-HDオーディオ ハイレゾリューションは現時点で全てロスレスのDTS-HDマスターオーディオに置き換わってしまっている。実際、私の所有ソフトのうち、ハイレゾリューション音声を採用しているのは『マーダーライドショー』『デビルズ・リジェクト』『世界最速のインディアン』の3本のみなのだ。だからロッシー音声に対応する恩恵というのはほとんどないといっても過言ではないのである。むしろ、アップデートするならば比較的時間がかかるブルーレイソフト読み込み時間の短縮に当てて欲しいと思うのだ。

 あ、でも、アップデート用CDがいらないって訳じゃないッスよ、なんせ、タダだし、3本だけでもハイレゾリューションに対応するってのは悪いことではありませんからね。誤解しないようにお願いしますよ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯は昨日の天ぷらをつかったぶっかけうどん。レモン汁を多めに掛けて食うとこれが美味いんだ、思わず二杯食っちまったほどなんだ。夕食は母親が買い物に行かなかったのでコンビニ飯。ほうれん草のソテー、キャベツ付の焼き鳥。これでビール一缶飲んで仕上げに海苔でゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『クロサギ』を見る。いかにも怪しいネット・マネーロンダリングシステムにほいほいと騙され、二億円をまんまと騙し取られる馬鹿暴力団、一度だまそうとした相手の前に見え見えの変装で現れる主人公、それにまったく気がつかない竹中直人、変装しているとはいえ、二億円を騙し取った暴力団の面々に対面する主人公などなど、もう狡猾な詐欺師の話なのに、狡猾な登場人物が一人もいないというのはどういうことなのだ(笑)。

 主人公の変装があまりにあからさまだったので、てっきり竹中直人は分かってて泳がせているものだと思ったのだが、まったくそんなことはなく、最後に正体をばらされてクソーと呻くのにちょっと呆れてしまいました。

 ハイビジョン画質は良好。色調は薄めでちょっと好みに反したがそれ以外は解像度、奥行き感など立派なもので特に東京の街並みの俯瞰図がミニチュアめいて見えるのに驚かされたものである。5.1チャンネルサラウンドも上出来、上出来。音場が大きく前後の繋がりも良い。BGMの品位も極めて高いのだ。

 シャワーを浴びて録画しておいたテレビをちょこちょこ。そして午後11時過ぎから今までちびちび見ていたハイビジョン録画の『忠臣蔵外伝 四谷怪談』を最後まで。もう最初から最後まで重厚な役者陣の業に満ちた演技に圧倒されてしまう。新たな伊右衛門像を想像した佐藤浩一、目元に狂気をはらませた荻野目恵子のお梅、今までの四谷怪談の中で一番激しく切なく苦悶する高岡早紀のお岩など、もうげっぷが出そうです。

 しかし、それにしても高岡早紀のインパクトオッパイにはびっくりさせられた。勇壮雄大、霊峰富士みたいなオッパイでありながら形が綺麗でチェスティ・モーガンのあれのような奇形性もない。しかし、なんだな、チェスティ・モーガンの名前を思い出すのは数年ぶりの筈なのに、なんでこうぱっと浮かんでくるかな。今、やっている地区の体育委員の人でも顔と名前が一致しないくらいなのに、なんでチェスティ・モーガンはこう忘れないのだ、どうして、俺の記憶力というのはこう偏っているのだろう。

 ハイビジョン画質は黒浮きあり。黒補正弱で補正可能。発色も薄いがこの年代の邦画としては健闘しているほうだと思う。ステレオ音声は意外に良い、琵琶の音色の良さに聞きほれてしまったぐらい。

 その後またテレビだらだら見て午前2時半就寝。今日はすんなり寝られた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月10日 (火)

2月9日(月) オネエオネエ詐欺

 「もしもし、お父様、わたし、性転換手術しちゃったの、それでぇ、お金足りなくなっちゃったから、急いで振り込んで下さらない」 さてと誕生日である。いつの間にか45である。お世辞にも美しいとは言えない年齢である。さらに最近になってどうも老眼が入ってきた(笑)。夜、暗い所で小さな文字が見えずらくなってきたのである。これを良く見ようとすると目を近づけては駄目なんである。逆に目を遠ざけるようになってきたのである。肉体的な衰え、次第にせり出していく腹などはどうも仕方ないけれども、目は困る。

 目が弱ると思うと、もうにわかに後20年くらいたって、年寄りになりふがふが言っている自分の姿というものが見えてくるのである。今まではぼんやりとしたものでしかなかったそれが具体的に見えてきてしまうのである。おぼつかぬ手つきでブルーレイプレーヤーに輸入のDVDをセットし、老眼鏡をかけて「むー、やっぱり画質が良くないのう」とか言っている自分の姿が見えてくるのである。そんな年寄りになっても輸入DVDかと言われそうだが、それ以外に楽しみがないので仕方ないんである。

 なんか考えていたら本当にユーウツになってきたぞ(笑)。

 さて、液晶モニター UNI-LCD24/B(28,300円 送料込) 外部スピーカーシステム ロジクールR4(7,200円 送料込) HDMIセレクター NOVAC/ノバック SH-MW4(3,000円 送料込)のを使い始めて5日が経過したが、この組み合わせは意外に優れもの。モニターの画質は今のような使い方をする限りまったく不満のないものだし、当初それほどでもないと思われたロジクールR4の音質もサブウーファーにインシュレーターを使うなどの手当てを施した結果、十分に満足行くものになった。ヘッドフォン出力の音も優れており、AVをヘッドフォンで見ようとしたら非常に広がりのある自然な音がでてきたもので、「わあ、これは何か操作を間違えて外部スピーカーから音が出ているのではないか」とあわてたこともあったくらい。合計38,500円でこれだけの画質・音質が手に入るのである。当初考えていたシャープの液晶ワイドテレビ、シャープのAQUOS LC-20D30(価格コムの最安値で48,800円)よりよほど良い買い物をしたと思う。

 欠点らしい欠点といえばモニターの出画が遅いことぐらい。まあ、これもそのうち体が慣れるでしょう。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯はインスタントラーメン。葱と叉焼二枚、メンマ多めで食う。夕食は何しろ誕生日ですからな(笑)、尾頭付き鯛の煮付け、マトウ鯛刺身、天ぷら多数。後はナスの味噌汁。ビール一缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『アパートメント』を見る。車椅子の美少女少女ユヨンを巡る謎、は面白かったが、どうもヒロインが彼女の復讐の連鎖に巻き込まれる必然性に乏しいように思われる。少女ユヨンの怒りは事故で両親を亡くした彼女を助けるという名目で集まっておきながら徹底的に虐待していたアパートの住人たちに向けられるべきものであり、ヒロインはその傍観者にしか過ぎなかった。その彼女をさしたる理由もなく巻き込み、さらに復讐がとめどなく広がっていくであろうことが示唆されているから、ユヨンの怒りが復讐を超えてまったく正当性のないものに変貌してしまうのである。

 これは怪談話として処理すべきストーリーをホラーにこだわりすぎた監督の演出ミスではないかと思うのだが。

 ハイビジョン画質は高域の強調が目立つのが残念。5.1チャンネルサラウンドは広大な音場で迫力も十分。リアを存分に使ってホラー的こけおどしを加えてくるもので、もうおっかなくってしかたない(笑)。

 シャワーを浴びて午後10時過ぎからぽすれんレンタルDVDで『吸血鬼ドラキュラ』(『Horror of Dracula』 1958)を見る。オープニング、不吉な姿を露にするドラキュラ城。カメラはその地下室を映し出します。中央にどんと置いてあるのはもちろん、ドラキュラの棺。そそっかしい下っ端の吸血鬼が間違えないようにちゃーんと「ドラキュラ」とネームプレートがついております。と、このプレートにぽたぽたと血が滴り落ちて・・・映画の始まり、始まり。

 森をひた走る馬車。乗っているのはもちろん、ジョナサン・ハーカー(ジョン・バン・エイセン)。彼は揺れる車内で日記をしたためております。「ジョナサン・ハーカーの日記 1885年5月3日 私の旅も終わりに近づいた。私は目標を必ず達成してみせる」

 そんな彼が向かうのはご存知、ドラキュラ城。御者が嫌がったために数キロ手前で降ろされてしまったハーカー、ぶつぶつ言いながら歩きます。そしてほどなくドラキュラ城へ到着。しかし出迎えるものは誰もいません。大広間のテーブルには食事の用意がされておりますが、ただ手紙が添えられているのみ。ハーカーはその手紙を開きます。「都合があってお迎えできないザマス、用意した食事を食べるザマス ドラキュラ」仕方なくその冷え切った食事を食べるハーカー。

 とその時突然女が現れた。彼女はハーカーに向かって「助けて、助けて、ここから逃がして」 ハーカーは「こりゃまたどうした訳だ、世の中間違っとるよー」とキョトンとします。女はなおも助けを求めようとするのですが、突然体をこわばらせたかと思うと踵を返して走り去ってしまいます。どうして逃げたのかというと、決まってまさあ、ドラキュラ伯爵(クリストファー・リー)が来たんですよ。

 階段から降りてきたドラキュラ、「あなたがハーカーさんザマスか、私がドラキュラざます」ドラキュラは使用人が家族の不幸で休んでいるのでといいながらハーカーを寝室に案内します。「さっそく明日から司書として働いてもらうザマス、ゆっくり休むザマス」部屋を出ようとしたドラキュラ、ふとハーカーが取り出した女性の写真を目に留めて「これは誰ザマス」「婚約者のルーシーですよ」「綺麗な人ザマスねえ」この時ドラキュラの目がきらりと光ったように思われたのは気のせいか。

 ドラキュラは出て行きます。その直後がちゃりと鍵を掛ける音が!なんとハーカーは閉じ込められてしまったのです。「昔、てんぷくトリオが地方のキャバレーに営業に行ったとき、呼んだ芸人にみんな逃げられて頭にきていた支配人に寝室の鍵を外から掛けられたという事件があったというが、まさか、同じ目に会おうとは」まあ、クリストファー・リーのドラキュラ語るのにてんぷくトリオを持ち出す奴もなかなかいないと思いますけどね(笑)。

 ハーカー、諦めて日記をしたためます。「予想通りあれは私を司書として雇った。あの男の恐怖を永遠に断ち切る時がきたのだ」すると、このハーカー、伯爵が吸血鬼であることを知ってやっつけに来たということなのでしょうか。一方、ドラキュラ伯爵はそんなハーカーの決意を知ってか知らずか、マントを翻してお出かけです。

 さて、その夜ハーカーの部屋のドアノブがかちりと動きます。何者かが鍵を開けたのです。外へ出たハーカー、見え隠れする人影を追って図書室へ。そこにいたのはあの女でした。「お願いだから、私を助けて、ここから逃がして」あんまり一生懸命に言われたハーカー、同情したのか面倒くさくなったのか(笑)「分かった、助けよう、約束するよ」「わあ、嬉しい」ハーカーにすがりつく女。しかし、この女もまた吸血鬼でありました。彼女は一瞬の隙をついてハーカーの喉にがぶり!

 「何をやっているザマス!」この光景を見て怒り狂ったのが丁度外出先から戻ってきたドラキュラ。彼の口もまた鮮血に染まっております。目も真っ赤に充血していて女以上に恐ろしい。彼はハーカーを突き飛ばして失神させ、女を無理やり連れ去るのでした。

 その後あてがわれた寝室で目を覚ますハーカー。ずいぶん長い間寝ていたらしく、もう窓から見える太陽がずいぶんと傾いています。彼は荷物の中から鏡を取り出し喉をチェック。「ヒーッ」彼は忌まわしき吸血鬼の噛み跡を見つけて戦慄するのでした。「私はもうすぐ彼らの仲間になってしまう。その前に目的を果たさなければ」ハーカー、持参の杭・トンカチの吸血鬼退治セットを持って窓から抜け出すのでした。彼は日記を石塔に隠し、「どうか、私の死体を見つける人に吸血鬼の知識がありますように」と祈ります。

 彼は地下室を発見します。入ってみるといました、いました、ドラキュラと女が石の棺の中で眠っていました。ハーカーはすぐに女の胸に杭を突き刺し、トンカチでかんかんかん。女は恐ろしい悲鳴を上げてたちまち老婆へと変わってしまいますって、なんで、お前、先に親玉のドラキュラやらないんだ(大笑い)。ほら、言わんこっちゃない、女の次にドラキュラやっつけようとしたらもう棺の中にいないじゃないか。ハーカーはぱっと顔を上げます。その目に飛び込んできたのは地下室の入り口に立ちふさがるドラキュラでした。

 ドラキュラ城近くの村、クラウンズパークにやってきたのはヴァン・ヘルシング教授(ピーター・カッシング)。彼は村の酒場で食事とブランディを頼みます。店内いたるところににんにくが吊り下げられており、この村の人々は吸血鬼をことのほか恐れている様子。そのせいか、カッシングが「この村にハーカーという男がこなかったね」と尋ねても店主、お客さんたちが声を揃えて「おら、知らね、おら、知らね」「ドラキュラ城へはどう行けばいいのかね」やっぱり「おら、知らね、おら、知らね」呆れるカッシングです。

 ただ、店主の妻インガだけはハーカーに同情していたようで食事を運んでくる時にこっそり「こんなものを見つけたんですの」とカッシングにハーカーの日記を手渡すのです。これを読んだカッシング、馬車を飛ばしてドラキュラ城へ。彼の到着寸前、城から猛スピードで走り出してきた馬車あり。よく見てみるとその荷台には棺が積まれているようです。

 カッシングは城の中へ。いろいろ探し回った結果、ついに地下室へ行き着きます。そこで見つけたのが棺で眠っている吸血鬼となったハーカー。カッシングはやり切れぬ思いでハーカーが残していた杭とトンカチで彼の魂を解放したのでした。

 さて、ロンドンへ戻ったカッシング、ハーカーの婚約者であるルーシー(キャロル・マーシュ)の兄アーサー(マイケル・ガフ)、妻のミナ(メリッサ・ストリブリング)にハーカーの死を伝えます。当然ながら突然の訃報に愕然となる二人。「ああ、ルーシーは病気なのにこんなニュース知らせられないよ」と苦悩するのでした。

 そのルーシー、夜中になるとベッドから起きだし、庭に通じるドアを開け放ちます。そして自分の首に掛かっていた十字架を取り外してベッドへ戻りまるで恋人の到来を待つかのように目を閉じたのです。そしてその首筋にあるのは、おお、あの呪わしき吸血鬼の傷跡。そう、ルーシーもまたすでに吸血鬼の毒牙に掛かっていたのでした。

 一方、カッシングは録音機に吹き込んだ吸血鬼退治法を再生して復習に余念がありません(笑)。1. 吸血鬼は光に弱い。特に日光は致命的である。 2. 吸血鬼はニンニクの臭いを嫌う。 3. 吸血鬼は十字架を恐れる。十字架は悪に打ち勝つ善なる力の象徴である。「吸血鬼に血を吸われた者は、気持ちでは嫌悪するがそれを止めることができない。麻薬のような誘惑と魔力、そして死に至る・・・」 

 ルーシーはドラキュラを部屋へ迎え入れました。ニヤーッとしたドラキュラ、「頂くザマス」ルーシー、ちゅーちゅー吸われてしまいます。

 ルーシーはますます衰弱します。今まで診察していたお医者さんもお手上げ。「もう僕にはよく分からない。他の医者の意見も聞いたほうがいいでしょう」そこでミナはカッシング宅に赴き診察を依頼したのです。

 本日はここまで。

 その後途中まで見ていたハイビジョン録画の『スパイダースのバリ島珍道中』を最後まで。香港・ジャカルタ・バリ島にいたる漫遊映画。最後のバリ島はこの島のエキゾチズムを上手くストーリーに取り入れており、非常に好ましい作品に仕上がっている。全体に漂ういい加減なアトモスフィアも好印象(笑)。あの入れ替わりのエピソードやバリ島の寺院にプルトニウムを埋めっぱなしにしてしまう件などむちゃくちゃで、よくもまあ、こんなテキトーなことをして怒られなかったものだとさえ思う。

 ハイビジョン画質は鮮烈な発色に目がひきつけられる。バリ島の海の青さなど壮絶なほどで、とてもこれが40年前の映画だとは思えない。音質は今ひとつ。相変わらず歪が多くて聞きづらいのだ。

 終了後、今度は一時間ばかり見て、残しておいた伊東四朗の「学おじさん」を最後まで。奇妙なお客、風水師の学おじさん(伊東四朗)とその弟子たち、男女三人が突然現れて、右往左往する平田満と片桐はいりの夫婦、このあたりのやりとりがユーモラスでありながら、リアルであるのが演出の上手さか。いい加減駄目になりかけていた家庭がこの珍客の到来によってようやく良い方向に向かいだすというラストも感動的で、こういう良い芝居をハイビジョンの大画面でじっくり見るのはこのうえない快感であります。

 ラスト近く、伊東四朗の突然の告白に怒った女弟子、馬渕英里何が読んでいた彼の手帳を放り出す。この手帳はテーブルの下に転げ込んでしまって、伊東四朗の一団が退場した後もそのまんま。私はてっきり、平田満、片桐はいりがこの手帳を見つけてそれからの展開に繋がると思ったのだが、なに、実はこれ、意図せぬ出来事。放り出し方が強すぎてテーブルの奥に入ってしまったので取り出せなかったのである(笑)。本来は放り出した後、馬渕英里何自身が回収、退場という段取りになる筈だったのだ。

 その後テレビ番組だらだら見て一度午前2時半にベッドに入るがやはり眠れず。部屋のソファーの上ではうつらうつらしているくせにいざベッドに入ると眼が冴えてしまう。自室に戻って午前4時まで耐えて再挑戦。今度は寝られた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 9日 (月)

2月8日(日) ヨロレイヒー組

 毎日の激務でお疲れの首領様に私たちがヨーデルを歌って慰めてさしあげますわ!えー、現在使用している液晶モニター UNI-LCD24/Bの前に某メーカーの液晶テレビはどうだろうかとこの日記に書いておりました。結果的にはUNI-LCD24/Bを選択するに至った訳なのですが、この液晶テレビも価格コムの口コミ掲示板をみるなどして、真剣に検討したのであります。

 その価格コムの口コミ掲示板で気になったのが「どこそこの店員に値下げ交渉してみたが応じてくれなかった」という書き込み。いや、値下げ交渉そのものはもちろん構わないんですよ、でも、それが駄目だったから店員の態度が悪かったなどと吹聴するのは如何かと思うのです。

 曰く「某店の池袋支店の店員は全く値下げに応じる様子はなく嫌なら他店で買ってくれ的な態度で腹が立った」「店員がかなり強気で、値段は下げれないとのことだった。○○日京都某店へ行ったら、○○○円 ポイント10%。さらなるポイントアップを迫ったが無理で、結局購入しなかった」「店員数人に聞いても変わらず、かなり強気で対応も感じ悪かった」

 そりゃあ、知り合いでもない店員に執拗に値下げを迫ったらいやな顔もされますわな。できないものはできないんだから。

 そして極めつけはこれ「本日池袋の某店1と某店2で1時間かけて交渉の結果、某店2で○○○○円25%5年保証付、配送無料で購入。先に某店1でこの価格で買えたのだが、某店2のポイントが貯まっていたので粘った!某店は交渉した店員1人目でこの価格をだしてくれたが某店2は4人目でやっと同じ条件にしてくれた。他の店員は10%までしか無理だとか、配送、保証は有料などと話にならない店員ばかりだった」

 ただでさえみんな忙しい量販店で断られても断られても他の店員に食いつき、執拗に粘る。最終的に自分の満足行く結果に終わったのにも関わらず他の店員は話にならないとか文句を垂れる。こういうのを読んで「さもしい」と思うのは間違ったことでしょうか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯は母親が買ってきてくれていたミニカツ重とかけうどん。うどんはもちろん、冷凍の奴だ。夕食は塩さば、レタス・トマトの生野菜、なめこの味噌汁、鯵の、マグロ刺身。ビール二缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後途中までみていたハイビジョン録画の『シビル・アクション』を最後まで。それまで、金、金、金一辺倒だったトラボルタの弁護士が被害者家族からの依頼を受ける動機が今ひとつ不明快。いくら金が取れそうな会社相手でも土地や川の汚染を特定するには莫大な時間と費用が掛かるものであり、彼が繰り返していたように「到底引き合わない」のである。まして事件に関わった当初は被害者家族への同情もないのだから、ストーリーに無理があるのではないかと思ってしまう。

 そういう欠点があるにせよ、私はこの映画を非常に楽しむことができた。それはトラボルタの貫禄あふれる演技と、脇を固めるウィリアム・H・メーシーやダン・ヘダヤなどの濃い面々によるものであり、良い役者を揃えて良い芝居をやらせれば、それだけで映画が成立してしまうのでありますな。

 ハイビジョン画質は黒が非常に魅力的。若干の黒つぶれがあったけれども、それでもこのグロッシーな黒は捨てがたいのである。5.1チャンネルサラウンドも情報量が多い。あの森の環境音を非常に上手く構築していた。

 それからこれまたハイビジョン録画の『進め!ジャガーズ敵前上陸』を続けて。当事としては非常に斬新なギャグよりのコメディ映画だったのだろうが、今見るとねえ・・・、こんな映画で硫黄島の戦争継続中であると思い込んでいる日本兵を出してしまうあたりが「戦中派」の限界なんですかねー(笑)。

 ただ、てんぷくトリオの元気の良さや最後の最後で美味しいところを掻っ攫ってしまう円楽には文句の付けようがなし。特に円楽の最後の台詞「美しく生まれたことは罪でしょうか」には大笑いさせられた。

 ハイビジョン画質は期待外れ。もちろんDVDとはレベルが違うのであるけれども、フォーカスが崩れることがあったのにはがっかりさせられた。音声はモノラルでレンジも狭いのだが、生き生きと鳴ってくれる。

 シャワーを浴びてお酒。お供は「日本オタク大賞2008」 前田氏の「足スタント」発言に驚き椅子から転げ落ちてしまった。就寝午前1時半。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 8日 (日)

2月7日(土) 『ブレード・ランナー ディレクターズ・リストカット』

 うわあああ、いやなヴァージョンだよ。がーん、パイオニア プラズマテレビ生産より完全撤退!<http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090208AT1D0608306022009.htmlより引用開始>パイオニアは薄型テレビの開発・生産中止を柱とする経営再建策をまとめた。2009年3月期に5期連続の連結最終赤字となる見通しになっており、赤字のテレビ事業を大幅に縮小する。不採算のDVD機器の開発も、シャープと共同出資で設立する新会社に移管。経営資源をカーナビゲーションシステムなど車載機器に集中して生き残りを目指す。電機メーカーの事業構造転換の動きが加速してきた。

 来週にも小谷進社長が記者会見して発表する。同社は今年3月までにプラズマパネルの生産を中止、パナソニックからパネルの供給を受けてテレビの生産を続ける予定だった。世界景気後退で採算がさらに悪化してきたため、テレビの開発・生産も全面的に中止する。既に米欧の工場閉鎖を決めており、国内唯一のテレビ拠点である静岡県袋井市の工場も年内をめどに操業を打ち切る。販売は当面続け、在庫終了後の対応は今後検討する。(07日 07:06)<引用終了>

 しぇーっ!プラズマパネルの生産を中止することは早くからアナウンスされていたけれども、プラズマテレビそのものもやめてしまうとはさすがに予想できなかったですよ。家電業界で文句なく最高画質のプラズマモニター KUROを生産していたパイオニアがこの分野そのものからあっというまに撤退してしまう。さすがに言葉が見つかりませんなあ。おまけにDVD関連機器もシャープとの共同出資の会社に移管するというのだから、これはもうAV王国としてのパイオニアの終焉を意味するといっても過言ではない。

 私のような古いAVマニアにとって、1月14日の「パイオニア LDプレーヤー生産終了」に続く衝撃的なニュースでありました。なんとも寂しく、やりきれないことです。

 仕事はまあ、いろいろあった。案内依頼が頻々で午前中どたばたする。昼飯はコンビニで買ったマルタイ 棒ラーメン。これを二食分。多めにお歳暮で頂いた叉焼を入れると妙に美味かったですな。

 午後6時過ぎから徒歩にて大名へ。本日は2009年の第1回葛の回例会なのである。場所は博多餃子房603  なんだか妙にオッシャレーなお店でスタッフも非常に若い人ばかり。2日後に45になる、おまけに最近老眼が入ってきた私のようなおじさんにはちょっと敷居が高い(笑)。

 参加者は私、ぴんでんさん、獅子児さん、でこぽんさんの4人。食べましたものはまず「もつ鍋八品コース 飲み放題付 2,980円 クーポンを持っていったのでちょっと安くなった」である。その内容は小鉢、シーザーサラダ、馬刺し、博多純情一口餃子、和牛塩もつ鍋、炊き餃子(モツ鍋のスープ使用)、鍋の〆で中華麺、そしてデザート。この値段で馬刺し付なのはあっぱれといわざるを得ない。味のほうもそれなりに美味しく満足できる内容であった。

 とはいえ、大食漢の我々・・・というかぴんでんさん(笑)がこの量で満足する訳もなく、追加でフォアグラ餃子二人前、変わり餃子二人前(さすがに腹いっぱいで食えず内容は不明)を取る。

 これらを食べながら、また飲み放題の生ビールやら米焼酎などをがぶがぶやりながら声高にオタ話をした訳だ。もうでこぽんさんの「手錠プレイ未遂事件」話に大笑い。思わず「お前はナチの女囚強制収容所所長か、収容所に入る女はとりあえず1回わしの前でオッパイ見せろみたいな」とツッコンでしまう。

 午後9時半ぐらいに一次会終了。二次会は天神の某カラオケ屋。ここでがあがあ2時間くらい歌う。私は昨晩の睡眠不足もあって終盤うとうとしてしまった。午前12時くらいにお開き。私はタクシーで帰宅、ちょっと飲みなおしてようやく「熱中夜話 マニアック監督ナイト」を見る。「ええ、ロジャー・コーマンの映画じゃスタッフも大変なんですよ、役者として雇われたからといって安心してはいけないんです」などと良い気で喋っている自分が恥ずかしい(笑)。自分じゃ割りと言いこと喋っていると思っているのだがやっぱりこの恥ずかしさはたまらない(大笑い)。アルコールで心を鈍化させてなければとても見られないのであった。

 午前1時過ぎに就寝。ああ、楽しかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 7日 (土)

2月6日(金) 『出来レース2000』

 あのレースの勝者は最初から決まっていた。「そりゃ、そうさ、映画には脚本ってものがあるんだからね。他にどんなやり方があるっていうんだい」ロジャー・コーマン談。2月20日発売予定 ブルーレイ『AKIRA』国内版 定価8,190円、アマゾンにて売価6,060円。(特典 特製ブックレット映像特典 特報No1・特報No.2・TVスポット 予告編No.1・予告編No.2 絵コンテ集) 音声仕様 ドルビーTrueHD(5.1ch、192kHz 24bit)・ドルビーデジタル(5.1ch)・リニアPCM(ドルビーサラウンド)/英語・ドルビーTrueHD 

 2月24日発売の米国盤ブルーレイは定価49.98ドル 米アマゾンにて売価34.99ドル (特典 初回のみ特製ブックレット 映像特典 Teasers  Trailers  TV Commercials  Storyboards) 音声仕様 English Dolby TrueHD 5.1/48 kHz/16-bit/1466 kbps (Core: DD-5.1/640 kbps) Japanese Dolby TrueHD 5.1/192 kHz/24-bit/14340 kbps (Core: DD-2.0/192 kbps) Japanese Dolby Digital 5.1/640 kbps Japanese LPCM 2.0/48 kHz/16-bit/1536 kbps

 とほぼ同仕様である。それでいて米国盤のお値段 34.99ドル 送料合わせて40ドルくらい 国内版は6,060円 約2,000円の差額が出る。国内盤は米国盤に比べて二週間近く(スタンダードシッピング使用の場合)早く入手できて、当然ながらブックレットなどは日本語となる。米国盤は安いけれども入手が遅くなってメニュー画面やブックレットが英語。

 これは大いに迷うところですなあ。ワークプリントまで全部いりで27ドル、しかも『ファイナルカット』には日本語字幕入りだった『ブレードランナー』米国盤ブルーレイは迷う必要などなかったのですが(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯は冷凍うどんで作った卵入り丸天うどん。夕食は母親が出かけていたのでコンビニ飯。ししゃも、野菜サラダ、カツ重。缶ビール一本飲む。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画の『ライトアップ、イルミネーション大作戦』見る。マシュー・ブロデリックとダニー・デビートの“迷惑な隣人”もの。まあ、こういう場合、100パーセント、ダニー・デビートが迷惑な方になるのですが(笑)。

 この映画はどう贔屓目に見ても失敗作。とにかくダニー・デビートの演じたキャラがいくらコメディだとしてもやりすぎで、しかも何を望んでいるのか映画の最後まではっきりしないままに終わってしまうのがまずい。自分は今まで何も成し遂げることができなかったからせめてライトアップで家が宇宙から見えるようにしようという動機が提示されてはいるのだが、それもあっさり家族への愛ゆえに諦めてしまう。このわざとらしい感動要素のせいで、映画全体がひどく締まらないものになっている。

 ハイビジョン画質は一級品。町並みの異様なまでの立体感、雪粒の細かさ、暗部の綺麗な快調など見ているだけで気持ちよくなれる。5.1チャンネルサラウンドもひとつひとうの音の品位が高い。こちらも文句のつけようがなし。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから『帰ってきたドラキュラ』(『Dracula Has Risen from the Grave』 1968)の続き。ジーナは偉いことになりましたが、その一方で御貫通を果たして幸せ一杯のマリアとポール。マリアはポールにお別れのキスをして、やっぱり窓から出て屋根伝いに帰っていくという・・・(笑)。一方、ドラキュラに美味しく頂かれてしまったジーナ、首の傷跡を包帯で隠し、酒場で甲斐甲斐しく働いております。と、そこにやってきた神父様、彼はジーナに目配せすると主人に「空いている部屋はありますか」

 幸い屋根裏部屋が空いていたので、そこを借りることに。神父様は荷物を運んでいるポールに「あなた、司教さまをご存知で」と尋ねます。ポール、いきなり変なことを聞いてくる人だなと思いつつも「ああ、知ってます、彼の姪御さんを通じてね」「何、姪御さんとな」一瞬すごい形相となる神父様でしたが、ポールは気がつきませんでした。

 その後神父様はパン焼き釜のある地下室へ。そこからさらに扉をくぐって水がぽたぽた滴り落ちる陰気な部屋に入ります。その部屋にあったのはもちろん、ドラキュラの棺。ジーナの手引きによってこんなところに隠されていたのです。その蓋が開いてばーん、ドラキュラ登場。ドラキュラはジーナを呼びつけて「司教の姪が欲しいザマス、ここに連れてくるザマス」と命令します。ジーナは驚いて「私がいるじゃありませんか、私というものがありながら他の女を連れてこいだなんて、ひどい」ドラキュラ、ばしーんと彼女を平手打ち。「うるさいザマス、連れてこいといったら連れてこいザマス!」

 そしてタイミングよく酒場にマリアがやってきた。彼女はもちろんポールに会いにきたのですが、彼の姿が見えません。ジーナ、「ポールは下のパン焼き場にいるわよ」ジーナ、地下へ降りた彼女に忍び寄り「はっ!」気合と共に下腹部に拳をぶち込みます。くたくたと崩れ落ちるマリア。実際はこんな都合良く行かないと思いますけどね。マリア、失神どころか下腹部押さえてしゃがみこみ、「超いたーい、何すんのー」ってなると思いますけどね(笑)。

 そしてドラキュラに彼女を捧げます。意識を取り戻したマリア、ドラキュラの血走った瞳に呪縛されてしまいました。ドラキュラ、彼女に近づいて「頂くザマス!」しかし、その時マリアを探すポールの声が!ドラキュラ、びっくりして彼女を離してしまいます。マリアはよろよろとパン焼き場に戻りポールによって助けられたのでした。彼女はポールの部屋に寝かされます。

 一方、「頂くザマス」の一番いい時を邪魔されたドラキュラはもうかんかん。ジーナに「お前はしくじったザマス、罰を受けるザマス」いやあ、ジーナは別に失敗してないけどなあ(笑)。ドラキュラは彼女に迫ります。そして彼女を吸い殺してしまったのであります。その死体の始末をおおせつかったのはもちろん神父様。彼はもういやいやながらジーナの死体をパン焼き釜の竈に放り込むのでした。

 さて、ポールの部屋に寝かされていたマリア、「赤い目の男が!」とうなされております。しかし、彼女はそれ以外のことを何も覚えておらぬよう。目を覚ました彼女は心配するポールを振り切って家へ帰ろうとします。二人は別れのキスをするのですが、この場面を神父様に見られていたことには気づきませんでした。

 前回のようにベランダから自室に入ったマリア、でも今度はアナに「あんた、一体どこへ行っていたの、ポールのところね、恥を知りなさい!」まあ、まあ、お母さん、もう彼女は御貫通を済ませておられますからね、いまさらそんなことを言うのは野暮ってものですよ(笑)。マリア、アナに禁足を食らってしまいましたとさ。

 ポールに会えないまま夜になりました。マリアはベッドに入るのですが、窓を開けたまま。もうドラキュラに襲えと言っているようなもので、果たしてドラキュラ登場。マリアはドラキュラの目の呪縛を受けてふらふらと彼の腕の中へ。ドラキュラ、「今度こそ頂くザマス」はい、ちゅーちゅー吸われてしまいました。翌朝、アナはマリアの様子がおかしいと大騒ぎ。司教は彼女を調べてあの忌まわしい喉の傷を発見します。「こ、これは」考え込む司教。そして医者へ連れていきましょうと騒ぐアナに「いや、今夜一杯様子を見よう」

 その夜再びドラキュラ襲来。しかし今度は司教が待ち構えていた。「いつまでもお前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで突き出したのは十字架。ドラキュラ、ヒッと叫びます。「十字架には弱いザマス」ドラキュラは窓から逃走。後を追いかける司教。しかし、彼の追跡を妨害したのは神父様。いきなり物陰から飛び出してきた神父様、手にした瓦で司教の頭をごっ。ばったり倒れる司教であります。

 重傷を負った司教、息も絶え絶えになってマリアの部屋へ戻ってきました。彼は半狂乱になったアナに「あの若者、ポールを呼んでこい。マリアを救えるのは愛の力だけだ!」司教はポールに夜の間、マリアから片時も目を離さず守ってやって欲しいと頼みます。そして彼女を脅かす悪魔、ドラキュラの退治法を教えて、ばたり。絶命します。

 ポールはよせばいいのに神父様にも「手伝ってください」二人でマリアの部屋を守ります。ポールは司教から手渡された「ドラキュラ退治法 Q&A」の本を片手に「ふむふむ、にんにくをこう配置すれば吸血鬼は入ってこられないのか、よし、よし、これであとはマリアに十字架をつけて、これで安心だ」と、彼の隙を見て背後に回りこんだ神父様、銀の蜀台を取り上げて後頭部にごっ、たまらず昏倒するポール。神父様は急いでにんにくを取り払い、そして次に手を伸ばしたのがマリアの首に掛かっている十字架。しかし、それを手に取ることはできません。彼の神父としての良心が最後の最後になって目覚めたのです。

 彼が何もできずにいる間、意識を取り戻したポール、神父様の胸倉掴んで「やい、何をしやがる!」「許してくれ、私はドラキュラに命令されたのだ、彼の命令には魔力があって逆らえないのだ」「ええい、やかましい、だったら、今度は俺の命令に従え、奴のいるところに連れていくんだ」

 これで神父様は例の地下室へポールを連れて行っちゃう。ポール、棺桶の中のドラキュラを見て「わあっ」とびびりますが、もう愛するマリアを救うためです、思い切ってドラキュラの胸に杭をぐさっ!ドラキュラ、目をカッと見開いて「ぎゃあああザマス、何するザマス」これでおしまいかと思いきや、神父様、「ポール、祈りを唱えるのだ、でないと奴を滅ぼすことはできんぞ」でもポールったら「僕は無心論者だ、神に祈ることなんてできない」そんなこと言っている場合じゃないでしょうが(大爆笑)。

 こうやってポールがぐずぐじしているうちにドラキュラ、自分で杭を抜いてしまいます。そして逃走。ドラキュラはマリアを呼び寄せて「もう復讐は終わったザマス、わが城で一緒に暮らすザマス!」彼女と馬車に乗り込んでドラキュラ城目指して一目散。

 ポールも馬で追いかけます。彼は冒頭の街へ到着すると、そこの酒場でであったおしの少年に案内されてドラキュラ城へ。一歩先にドラキュラ城へ到着していたドラキュラ、マリアに「あの、忌々しい十字架を扉から外すザマス。外したら捨ててしまうザマス」マリア、彼の命令どおりに城の扉から司教が打ちつけた十字架を外すと谷底へぽい。十字架、地面に突き刺さって直立します。ドラキュラの最後がこの場面で丸分かり。どうせ、これに突き刺さるんでしょうよ(笑)。

 ようやくドラキュラ城についたポール、ドラキュラと戦います。そして彼とドラキュラはもんどりうって谷底へ転落。ポールは途中の木に引っかかって助かったのですが、ドラキュラは遥か谷底まで落ちてあの直立した十字架にぐさーっ。串刺しになってしまいました。ほうら、思ったとおりだ。

 「ぎゃあああザマス」ともがくドラキュラ。でもこのまま祈りを唱えないと先ほどと同じことになってしまうと思った瞬間、いきなり登場する神父様。彼は最後の力を振り絞って祈りを唱えます。これでさしものドラキュラもアウト、動かなくなり、そして消えてしまったのです。同時に絶命する神父様。

 マリアとポールが抱き合ったところでエンドクレジット。おっと、あのポールを案内してくれたおしの少年はどこへ行ったのかな。

 発色が素晴らしいDVD。ブロックノイズが目立つ場面がありますけれども、この色ですべてを許します。スクイーズ・ワイド、モノラル音声。

 ちょっと付記。今回のドラキュラ伯爵、ドラキュラ城に戻れなかったので自分の棺がない。神父様に墓から盗掘させた他人の棺桶を使っている。ドラキュラ伯爵らしからぬ貧乏臭さだ。

 それからハイビジョン録画の『思い出の宝石』を続けて。GS映画特集のうちの一本。大学の裏ミスターコンテストやある女との偶然の出会い等々の末にバンド ヴィレッジシンガースが誕生する複雑なストーリーに一驚。これが現実の光景に綺麗に繋がるあたりメタ的な視点さえ感じられ、こんなことをアイドル映画でやっていいものかと思ってしまったくらい(笑)。山本リンダの異様な色気も面白く、これもまた収穫の一本であった。

 ハイビジョン画質は発色がなんといっても良い。この明るさが映画の雰囲気をさらに楽しいものにしている。モノラル音声はこれまでと同じく歪多し。台詞も高音部がきつく、耳障りなところがあった。

 その後「黄金伝説SP」を最後まで。午前2時半に一度ベッドに入るが、やっぱり寝られず自室へ戻って午前4時まで悶々とする。それから再挑戦して、やっと眠れた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 6日 (金)

2月5日(木) 井の中の蛙、退会を知らず

 えっ?ミクシィって退会できるの?ロジクールZ4R コンパクトスピーカーシステムがキマシタァ、キマシタァ、イラッシャイ!早速セッティングしました。セレクターからのRCAケーブルを変換プラグでロジクールのリモコンに接続しましたァ。音が出ましたァ。バンザイ、バンザイ、これでHDMI端子による音切れがまったくなくなりましたァ。

 音はまあ、値段なり(笑)。サブウーファーの低音がまったく駄目で中域にかぶる、かぶる。これはかなりウーファーのボリュームを押さえないと不自然になってしまう。誰だ、価格コムでこの低音を誉めていた奴は(笑)。かえってサテライトスピーカーの方が健闘している。安っぽくて小さなスピーカーだがちゃんと艶のある高域を聞かせてくれるのだ。またリモコンについているヘッドフォン端子もなかなか使いやすい。本体の電源が入っていなくてもちゃんと音が聞こえしかもヴォリューム調整が可能なのである。

 これで完全に私のオナニー問題は解決を見た。残るのは「何を見てオナニーするか」という選択肢のみであるって、なんだねえ、この人ァ、スピーカーが来たってんで、浮かれて馬鹿なこと書いてるねえ。

 仕事はまあ、いろいろあった。1Kの物件の案内依頼が来たので指紋が消えるのではないかと思ったくらい激しく揉み手しながら「へい、はあ、このたび就職される、それで一人暮らし、それはそれはおめでとうございます。ご就職先はどちらで、まあ、さすがによい所に入られましたなあ、もうこれであなたさまの人生勝ち組決定でげすな」とやったが結局決まらなかった。

 昼飯は昨晩の残りのカレー。焼肉のタレ、チューブのおろしショーガ、麺つゆ、摩り下ろしたリンゴなどいろんなものを入れて味を蘇らせる。これをパックのゴハンで食ったら意外にいけましたぞ。夕食は鱸の刺身、豚汁。ビール一缶、ゴハン一膳。久しぶりの豚汁が非常に美味い。鱸の刺身も季節はずれとは思えないくらいフツーに美味しかったぞ。〆のコーヒーは如例。

 その後ぽすれんレンタルサービスのDVDで『帰ってきたドラキュラ』(『Dracula Has Risen from the Grave』 1968)を見る。あの魔人ドラキュラが退治されて一年。町の人々がようやく平和になれ始めた頃、教会で事件が起こります。教会の下働きをしているおしの少年が鐘を鳴らそうとして上から血が滴り落ちているのに気がついたのです。彼はおそる、おそる階段を登っていくのですが・・・いきなりギャーという悲鳴。おしなのに(笑)。彼は丁度朝のミサのために出てきた神父さん(イワン・フーパー)を押しのけて外へ逃げてしまいました。

 驚いた神父さん、自ら確かめに行くのですが、これまたびっくり。鐘の中からさかさまになった女の死体がびろーんと垂れ下がってきたからです。おまけに喉にはあの忌まわしき傷跡が!

 神父さん、これ以来酒びたり。ミサもやらなくなって教会はあっという間に荒れ果ててしまいます。そこにやってきたのが一年前にドラキュラを退治した大司教、アーネスト・ミューラー(ルバート・ディビス)。彼はドラキュラが退治されて一年経過した街の様子を見に来たのですが、教会の酷い有様を見てびっくり。そこにいたおしの少年に「神父はどこかね」と案内して貰ってたら、なんと神父は昼間っから酒場でブランデーあおっているではありませんか。

 激怒した大司教、さっそく「ミサはやらんのかね、それに教会の荒れようはなんだ、君はそれでも一人前の神父か」神父はアルコールでどんより濁った瞳を司教に向けて「申し訳ありません。でも、悪魔の影がこの街を脅かしているのです。私は恐ろしい」「何を馬鹿なことを、その悪魔は一年前に退治したではないか、谷川に落ちた棺を見ただろう」「あの城が、あの城から邪悪なものが投げかけられるのです」神父ばかりではありません。酒場にいたオヤヂたちも口々に「本当なんです、司教さま、わっしたちはあの城が恐ろしいので」

 ため息をついた司教、「じゃあ、明日、わしと神父で行ってみよう」これを聞いた神父が思いっきり引いているのがおかしい(笑)。

 翌朝午前6時、司教は教会の大きな十字架を取り外して、「よし、行くぞ」二人はドラキュラ城目指して山道をよろよろと登って行きます。しかし、しばらくたって城が見えてきた時分になったら神父はあっさりとギブアップ。「司教様、私はもう駄目です。これ以上進めません、お願いします、お願いします」司教は仕方なしに神父をそこに残して一人でドラキュラ城へ。彼はドラキュラ城の入り口に十字架を置き聖書を読んで封印を施したのです。

 一方、後に残った神父、よろよろとさ迷ううちに足を踏み外して「ひーっ」谷底に転げ落ちてしまいました。負傷した彼から流れ出た血がたらたらと凍りついた川に流れ込みます。その氷の中にあったのがクリストファー・リーの棺桶だったという・・・。その血が偶然にもドラキュラの口に流れ込んで(笑)、はい、めでたく復活を遂げたのです。ドラキュラはその血走った目で神父を呪縛し、手下にしてしまいます。

 そんなことが起こっているとは夢にも思わない司教、封印が成功したというので浮かれて帰途につくのでした。神父の姿が見えないけれども、「何、どうせ先に帰ったのだろう」と思ってしまうのはちょっと不人情ではありませんかね。彼は酒場で人々に封印のことを話して彼らを安心させます。そしてそのまま姪っ子の誕生日パーティに間に合うように徹夜で馬車を飛ばして帰宅したのです。

 神父を連れてドラキュラ城へ戻ったドラキュラ、「ンマー、十字架が入り口に!一体誰の仕業ザマス!」とかんかん。神父はおどおどと「これは司教のやったことでございましょう」「許さないザマス、きっと目に物見せてやるザマス!」

 さて、司教の家族をご紹介しましょう。亡くなった兄の妻であるアナ(マリオン・マシェ)、そしてその娘マリア(ヴェロニカ・カールソン)であります。司教は兄との約束でこの二人の面倒を見ているのでありました。そのマリアには恋人がおります。居酒屋を兼ねたパン屋で駆け出しの職人として働いているポール(バリー・アンドリュース)です。彼は勉強を重ね、いつか立身出世をしてやるという大変に感心な若者なのですが、あいにくなことに無心論者(笑)。おまけに微妙に空気が読めないタイプのようでマリアの誕生日パーティに招かれた時、よりにもよって司教の前で「私は教会へは行きませんよ、プロテスタントなのかですって、いいえ、トンデモない、私は無心論者なのです」これで司教、カンカンになります。

 これで楽しかるべき誕生パーティはおじゃん。ポールはすぐに帰って居酒屋でやけ酒(笑)。ウェイトレスのジーナ(バーバラ・イング)に「おねーさん、焼酎ロックで、うんうん、そんなけちけちしないで大盛りで頼むよ」普段、ビールより強い酒を飲まないポールはたちまちぐでんぐでん。ジーナに抱きかかえられて部屋に戻ります。そしてベッドに倒れこんだのですが、この時ジーナとちょっといいムードになってキス。さあ、このまま盛り上がって第一回戦始めようかというところで、なんと、窓からマリアがやってきた。彼女はパーティ途中で帰ってしまったポールが気になって、自宅の窓から抜け出し屋根伝いにここまでやってきたのです。なかなか活動的なお嬢さんであります。

 彼女はポールの部屋にいたジーナを「ちょっとあんた何してんのよ!」と怒鳴って追い出し、「むー、水が飲みたい」と呻くポールを看護するのです。そしてその後目を覚ましたポールと激しいキス。そのまま第一回戦が開始され、目出度く御貫通と相成りました。

 マリアに邪魔されたジーナ、「ちょっ」と舌打ちして店を出ます。そして帰ろうとしたのですがその彼女の後を怪しい馬車がつけてきた。恐ろしいので走り出したら馬車もスピードを上げて追ってきた。御者席にいるのは神父さん!ジーナ、逃げます。森の中へ駆け込んでようやく馬車を巻くことができたのですが、次に彼女の目の前に現れたのはクリストファー・リーのドラキュラ。彼はジーナをがっと捕まえて「頂くザマス」はい、ちゅーちゅー血を吸われてしまいましたとさ。

 本日はここまで。

 それからハイビジョン録画の『SS』見る。負け組み中年の悲哀を鋭く描き出したあたりはとても上手く、また家族の愛に支えられてラリー復帰というラストにも感動させられる。だけど、肝心のレースやラリーの描写にまったく力が入っておらず、デキのよいドラマ部分との乖離が目立ってしまったことは否めない。ドライビングはハンドルを小刻みに左右に動かすだけで「おい、ナビゲーターの指示に合ってないよ!」だし、シフトチェンジやブレーキングの描写もワンパターン。なんでみんなにとりあえずヒール・アンド・ナントカをやらせるんだ?もうちょっと各キャラクターの個性を出すという意味でも他にいろんなテクニックを使わせるべきではないのか。

 ハイビジョン画質はフィルムとは対極の画調であり、またところどころ黒浮きが気になるところがあった。ステレオ音声は言うことなし。5.1チャンネルと変わらぬ前後の移動感に驚かされる。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「黄金伝説 スペシャル」 ロジクールZ4R スピーカーシステムのおかげで見るのが楽しくて仕方ない。そりゃ、前述の通り、音質的には物足りないものがあるけれども、前の内蔵スピーカーとは比べ物にならないような音が出ておりますからな。

 そしてこの番組を見ていて気がついたこと、ギャル曽根、地デジの高画質で見ても地上波アナログの時と顔の印象が一緒。フツー、画質が良くなると皮膚のディテールが見えてきたりするものなのだが、彼女の場合、こうした変化がないのである。どうやらよほど化粧が厚いらしい(笑)。

 午前一時過ぎ、録画されていた「熱中夜話 マニアック監督ナイト」を早送りで見る。最後の方でコーマンについて喋っていたのが映った。ああ、よかった、とにかく全部カットされるなんて事態だけは避けられた(大笑い)。

 就寝午前2時半。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 5日 (木)

2月4日(水) 「民主からの伝言」

 藤田幸久参院議員が「海賊の定義は何か。犯罪なのか。テロなのか。組織性はあるのか」と外務省に問いただします・・・・。今さらにこんなことを言っているとは、さすが9.11議員です。ロジクールZ4R コンパクトスピーカーシステムを発注。振込み手数料を含めて7,000円ちょい。最初に買おうと思っていたアマゾンより200円ばかり安く買えたか(笑)。到着は2月5日木曜の予定。すでに接続用ステレオミニジャック、RCAプラグ変換ケーブルは購入してある。これでブルーレイディーガBW200、STB TZ-DCH2000にセレクターを介して接続すればHDMI接続で何かするたびに音が途切れるというストレスから解放される筈・・・されるかな?いや、こんな接続をするのは初めてだからまったく自信がないの(笑)。もしかして音が出なかったらどうしよう。

 万が一の場合はヤフオクで売ればそれなりの値段がつくだろうけれども、手間を考えたらなあ、むなしいなあって届く前からここまで考えてどうするのだ。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。それから昨日整理したペットボトル・空き瓶のゴミを一気に出す。量が多いので大変なのだが、その反面倉庫がすっきりとなる快感もあり。それから徒歩で天神へ。日差しが明るく大変に暖かい。このまま寒くならずに春になってくれたらと切に思う。温暖化?大いに結構ではありませんか。寒くなるのは困るけれども、暖かくなる分には困らないってお前は何を罰当たりなことを言っておるのかね(笑)。

 天神について何をしたかというと決まっている。赤のれんでラーメン+替玉 小炒飯のAランチを食うのだ。それから漫画喫茶で漫画読み3時間。尾瀬あきらの「蔵人」読むが、「夏子の酒」とまったく同じことをやっているのに苦笑させられる。その後またまた歩いて帰宅。途中の新川で早くも亀が五匹ほど甲羅干しをしていたのに驚いた。

 事務所着は午後3時半。それから亀の世話やあれこれやって午後5時近くに帰宅。ハイビジョン録画の『スパイダースの大騒動』を見る。昨日見た『大進撃』が面白かったので期待していたのだが、こっちはまったくの凡作。特に堺の狂騒ぶりが痛々しく見ていてつらくなってしまった。その後「レインボーマン #30」を続けて。お風呂に仲良く一緒にはいるタケシとミスターK(変装しているけど)の絵が妙におかしくけたけた笑う。

 夕食はヨコワの刺身、生野菜、カレー。ビール二缶、カレー一皿。

 その後ハイビジョン録画の『プルーフ・オブ・ライフ』を見る。ラッセル・クロウのネゴシエーターとしてのプロフェッショナリズムはカッコいいが、結局これだけでは解決できず、ついには力技で強引に解決するラストに疑問。ラッセル・クロウのネゴシエーターとしてのスキルはまったく必要とされず、ただ、相手方の交渉人の声の主をお手伝いの娘が聞き分けた、先に脱走に成功したドイツ人牧師のお陰でキャンプの場所が判明、という二つの偶然があればよかったことになってしまうからだ。

 ハイビジョン画質は鮮明さが足らず、くすんだような色調に支配されている。5.1チャンネルサラウンドはこの作品でも上出来。繊細さと迫力を併せ持った理想的な音場である。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 地デジの高画質で食べ物がオイシソー!派手派手でぎらぎらの画調なのですが、いや、ハイライトなんか見事に飛んでいるし。でもね、この安っぽさがヴァラエティ番組にぴったりなんですなあ。

 就寝午前1時過ぎ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 4日 (水)

2月3日(火) 『サンダ対ガイナ』 

 ガイナックス仮装忘年会のネタにどうぞ。今年も花粉の季節がやってきた。テレビで今年は例年の三倍花粉が飛びますバイという恐ろしげなニュースを聞いたら、覿面にその晩から鼻が詰まりだした(笑)。あらかじめ薬局から例の点鼻薬を買ってきているから就寝時に鼻づまりで苦しむなんてことはないけれども、映画を見ている時にやたらにくしゃみが出るのが困る。正面向いたまま派手に「ぶわっくしょい」とやると万が一、鼻の穴、口から高速で飛び出した鼻汁、タンがスクリーンにびたりと張り付きかねないからである。現用のマリブスクリーンはビーズよりもよほどこの手の汚れに強くなっているけれども、なるたけならそんな事態に陥りたくない。

 だからくしゃみしたくなると大急ぎでテーブルのティッシュに手を伸ばして、取ったティッシュで鼻と口を塞ぎなおかつ、横を向いてくしゃみするという職人芸を要求されることになる。これ自体はそうむつかしいことでもなんでもないけど、これを二時間の映画見ている間に3~4度繰り返すとやっぱりうんざりさせられるんだよなあ。

 どーも、何の役にも立たない下らない話ですいません。

 仕事はまあ、いろいろあった。明日の収集日に備えて倉庫に貯めてあったペットボトル・ビンのゴミを整理。量が多いのに加えてどうやらベランダに長いこと放置していたらしく、鳩の糞がべったりとついたゴミ袋などがあって、大変にがっかりする。こんな汚い袋、ちゃんと収集日に出せやあ、なんで、俺が整理せなんとならんのやあと心の中で嘆くことしきりだ。

 昼飯は冷凍ギョーザとインスタントラーメン。ギョーザ、なかなか美味し。これでもうちょっと美味く焼き色を付けることができていたら、もっともっと美味かったであろう。夕食は母親の体調が今だ本調子ではないので自分で作る。まあ、作るったってアメリカ産牛肉のステーキ、それもあまった切り身を集めた様なお得用パック 397円、を焼くだけなのですがね。後は鯛の刺身、生野菜。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『沈黙の激突』を見る。なんか人間を超人にする麻薬を作っていた奴らがいて、そいつらとセガール率いる特殊部隊が戦うというストーリーみたいな・・・いや、実は途中でちょっと寝ちゃったのでストーリーを完全に把握しきっていないのです。だって、展開がとろいんだもの(笑)。肝心のアクション場面もすかすかで、なんであんな妙な間を入れるのかまったく理解できない。

 セガール自身もいやあ、本当に年を取ったというか、動きに切れがなくって、ああ、いや、これはまあ、仕方ないのだけれども、こんな肉体が衰えているのになぜ全盛期と同じようなアクションをやらせるのかねと思うのだ。またセガールの声が一部分明らかに違って聞こえたのだが、これはその部分だけ吹き替え?もしくは彼自身の声がそんなに変わっちゃったの?

 ハイビジョン画質は黒の再現が不安定で浮いたり紫がかったりする。サラウンドも迫力は十分なのであるが音場にまとまりがないので、あまり楽しめなかった。

 その後今までちびちび見ていた『イン・トゥ・ザ・ファイア』を最後まで。事故で幼い妹をなくし、そのショックで父親発狂という悲しさ100パーセントのトラウマに身を苛まされる男の物語。海難救助の失敗が元で停職になると、その箍が外れて、自殺寸前をふらふらとさ迷うその危うさの描写が実に上手い。上手すぎて、見ていてこっちもものすごく暗い気分になってしまったくらいだ。

 ハイビジョン画質はあまり派手ではないけれども堅実に立体感・奥行き感を出してくるタイプ。ステレオ音声もそれなりにサラウンドしてくれる。

 シャワーを浴びて今度はハイビジョン録画の『スパイダース 大進撃』 ビートルズの『HELP!』インスパイア映画なのであるが、貴重な宝石を飾りにあしらわれた堺のタンバリン、空港で入れ替わってしまったアタッシェケースに入っていた謎の書類という二つのマクガフィンを設定し、それぞれを追う二つの組織を絡ませたところがお洒落。スパイダースの面々は奴らは俺たちの何を狙っているんだと首を捻り、二つの組織は相手方の意図を量りかねて混乱するという図式でサスペンスを演出しているのである。また和泉雅子と真理アンヌの二大ヒロインも年代を感じさせないモダンな美貌で映画をさらに盛り上げる。特に和泉雅子は劇中、うわっ、どうしようかとうろたえるほど美しい場面があったって、映画見てうろたえてどうするか(笑)。

 タンバリンを追う組織の方で真理アンヌの相方の殺し屋がその素性に似合わずしょっちゅう牛乳を飲む、部屋では三角パック片手で、バーではコップのミルクをちびちびすする、というギャグもよろしい(笑)。傍らで真理アンヌはちゃんとブランディを飲んでいるのに!

 ハイビジョン画室は黒つぶれが惜しい。モノラル音声は残念ながらあまり誉められたデキではない。非常に歪が多く、聞いていて耳障りである。

 この映画、スパイダースがリサイタルのために鹿児島に行くのだが、その道行きでスパイダースの面々が乗ったオープンカーが突進してきたトラックを避けようとして豚牧場(というのか)に突っ込む。この時、うわあ、もろに豚轢いちゃってるよ。三頭ばかり車の下敷きになってキーキーもがいているよ、これはいくらなんでも酷いんじゃないか(大笑い)。

 その後録画しておいた「タモリ倶楽部スペシャル」 わあ、ジャンクションマニアの回で柳瀬さんが出演されている。この回は見逃してしまっていたので、私にとって思わぬ僥倖となった。

 午前2時半に一度ベッドへ入るが寝られず部屋に戻ってまたテレビ。午前4時に再挑戦してやっと眠れた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 3日 (火)

2月2日(月) ダーウィンだ、こりゃ

 次、進化してみよう。ちょっとしたネタ。2009年2月1日の西日本新聞30面にこんな広告が掲載されていた。「医師になる夢を実現。 2009年9月入学制(第四期生)説明会 ハンガリー国立大学医学部」 ハンガリーの医学部ですよ、私には偏見はないつもりだけれども、東欧で大学の医学部って言ったら山奥にお城みたいな建物があって、擂り鉢状の講義室でピーター・カッシングみたいな先生が解剖実習やっているなんてイメージがどうしても湧いてきちゃうじゃないですか。で、ピーター・カッシングはこの時代にまったく相応しくない旧式の発電装置を使って解剖用の死体の手足に電気を流し、「見たまえ、末端の神経にこうした刺激を与えると筋肉全体が躍動するのだ」とか言うの。

 もちろん、ピーター・カッシングだからフツーの講義で満足する筈がなく、この解剖実習で使った死体の各パーツを役得としてがめちゃうの。自分の実験室に持って帰って助手(名前はカールがよろしかろう)と二人で忌まわしい人造人間作っているんだよ。

 はい、あなたは間違いなくハマー映画の見すぎです(笑)。しかしなんですな、「ハンガリー国立大学医学部」という広告ひとつで良くもまあ、そんなに想像をめぐらせるものですな。

 仕事はまあ、いろいろあった。入居者よりクレームあり、早急な対処を強いられる。保証会社との打ち合わせ、案内2件等々。昼飯は冷凍うどんを使った釜揚げうどん。大根おろしを入れたツユで食う奴。夕食は天然ブリ、ヤズの刺身。後は鳥の水炊き。天然ブリはいささか脂が勝ちすぎており、そのまま食べるよりも鍋に入れてしゃぶしゃぶ状態にした方が断然美味かった。後は鍋の汁に昨日のゴハンをぶち込んで簡易雑炊にして仕上げ。〆のコーヒーは如例。

 その後ブルーレイ『キングコング エクステンデッドエディション』を最後まで。戦闘機のエンジンの音が気持ちよい。定位も前後への移動感もばっちりで本当に部屋の中を何かが飛び回っているような心持になる。また今回のブルーレイ版視聴で気がついたこと。あのコングが落下する直前にアンと見詰め合う場面がありますな。あの時コングの両の瞳にはアンの姿が映りこんでいる。この姿が次第に小さくなってついに消えた時点でコングは絶命、ゆっくりと落下していくのであった。

 こういう細やかな演出に劇場、HD DVDではついぞ気がつくことができなかった。さらに高画質のブルーレイというメディアを得てようやく本来の演出意図を楽しめるようになったのである。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから『ジェニーの肖像』(『Portrait of Jennie』 1948)の続き。喜々として彼女の肖像画を描くエバンであります。その間もいろんなことを喋るジェニー。「今度ね、学校で式があるの、一緒に行きましょう」

 その言葉通り彼女の修道院大学へ赴くエバン。ジェニーは前回のごとく現れないのではないかと疑っていた彼ですが、ほどなく「エバン!」と呼ぶジェニーの声。彼はジェニーに連れられて聖堂の2階へ上がります。眼下で繰り広げられているのは修道女になるための請願の儀式。この美しい儀式が終わった後、二人は夕暮れを見ながら語り合います。「毎日がこうして過ぎ去っていく、時間というものはなんて不思議なのかしら」この時エバン、不思議なのは君だと思ってたとか、思っていなかったとか(笑)。

 さて、エバンはマシューとスピニーをアトリエに招きまして描きかけの肖像画を披露。「こら、なんちゅう素晴らしか絵や!時間ば超越したごたる!」(ああ、なんという素晴らしい絵だ。時間を超越しているかのようだ!」)とお国訛り丸出しで激賞するマシュー。「早く完成せんね、もうこれを美術館に飾ったら世界中から大勢が見に来るたい!」(「早く完成させて美術館に展覧しましょう。世界中から大勢の人々がこの絵を見に来て、私ら大もうけですよ、ウヒヒヒヒ」)

 その夜ジェニーが夜の公園に現れます。彼女はエバンに駆け寄って「私、大学を卒業したのよ」エバンも大喜びで「じゃあ、これからはずっと一緒にいられるね」というのですが、そうは問屋が許さないじゃなかった卸さない。「それが駄目なのよ、私、叔母の療養に付き合ってニューイングランドに行かなきゃならないの。だから夏が終わるまで待って下さる?」「うんうん、待つ、待つ。待つなと言っても待つよ。なんてったって、俺、もう君なしじゃ駄目なんだから」

 この後二人はアトリエで肖像画に取り組みます。そしてついに完成。絵をうっとりと眺めるジェニー。「これであなたは有名人になるわ。これが美術館に展示されて、世界中から大勢の人が見に来るの、嬉しいわ」ジェニーはエバンに向き直り「これからも世界中の美しいものを絵に描いてね、でも」彼女はまたランズエンド灯台の絵を手にとって「この灯台だけはいや、何だか息がつまりそうになるの」

 この後二人はキス、愛を誓い合うのですが、はい、例によっていつの間にかジェニーは部屋からいなくなってしまったのです。

 彼女の帰りを待つエバン。夏が終わりました。でも彼女は戻ってきません。秋になりました。でもやっぱり彼女は戻ってきません。しょんぼりしているエバンを見かねたガスが「そんなに彼女に会いたいなら、修道院の人に聞けばいいじゃないか。ほら、なんかすごく仲の良かったシスターがいるってことだったろ」このアドヴァイスでさっそく修道院へ向かうエバン。そして仲の良かったシスター、マーシー(リリアン・ギッシュ)に会って話を聞いたのですが、その結果は衝撃的なものでした。彼女は叔母の療養場所であったニューイングランドでランズエンド灯台へ遊びに行った際に高波に襲われて死んだというのです。「忘れもしません。10月5日のことでした」

 エバンははっとします。今日は10月1日だ。まだ5日には間がある。もしかしたら彼女を助けることができるかもしれない。彼は「いや、10月5日ってもう十何年も前のことなんですけど」と不審な顔をしているシスターに例を言って「よーし、灯台へ行くぞ、彼女を今度こそ永遠に僕のものにするのだ」と張り切っております。

 彼は列車でニューイングランドへ。コブ船長(クレム・ビバンズ)の店でボートを借りる相談です。幸いイークという船乗りがボートを貸してくれたので、勇んで海へ乗り出すエバン。コブ船長もイークも「そんな高波なんてくる訳ないよ」と呆れております。

 ところが海へ乗り出すなりとたんに天候が急変。大風はふくは海は荒れ放題にあれるわ、雷はびかびか光はもう大変な騒ぎ。エバンは必死にボートを操るのですが、まったくコントロールが聞かずついに灯台が建っている岩場に叩きつけられてしまいボートはばらばら。エバンはかろうじて岩場に這い上がりました。彼は灯台のドアが開いているのをみて、ジェニーはあそこにいるに違いないと考えます。彼は灯台の中に飛び込み彼女の名前を呼ぶのですが、何も帰ってきません。彼は灯台のてっぺんに登ります。と、彼の目に飛び込んできたのは荒波によって翻弄されるボートでした。

 「ジェニーのボートだ!」そうこうするうちにジェニーのボートもまた岩場に叩きつけられて粉々に!「ああ、ジェニー」エバンは灯台の階段を駆け下りて岩場へ。そして駆け寄ってきたジェニーと硬く抱き合うのでした。「やっと見つけた、もう話さない」「ああ、エバン、愛している!」とかなんとか言っているうちに早く灯台に行けばいいのに(笑)。そんなことを言い合うのに手間取っているから、ほら、ジェニーが波に攫われそうになったじゃないか。エバンはかろうじて彼女の手を掴みます。ジェニーはふっと微笑んで「あなただけでも行ってちょうだい、さようなら」次の波が来てついにジェニーを攫っていってしまいました。

 この後心配して様子を見に来たコブ船長に助けられるエバン。彼は船長の船具屋の2階で手厚い介護を受けることになりました。そこへ駆けつけてきたのがスピニー。彼女は何故かジェニーのスカーフを持っています。「ああ、それは彼女のスカーフ 僕は間違いなく彼女に会ったのだ。彼女は生きていますよ、大丈夫です」

 さて、その後いろいろありましてすっかり有名な画家となりましたエバン。ジェニーの肖像画もメトロポリタン美術館に展示され大勢の観客を魅了しております。最後にこの肖像画がカラー、ああ、パートカラーだ(笑)で大写しになった後エンドマーク。

 スタンダード・モノクロ(パートカラー) モノラル音声。画質はムックの付録DVDとはとても思えない高画質。黒の沈みは物足りないけれどもノイズ感もなく非常にすっきりとした画質です。音のレベルも高くて市販のDVDとまったく遜色ないくらい。

 その後ハイビジョン録画の『ショコラの見た世界』を見る。えー、何だか他人の夢、それもあまり面白くないものの話を延々聞かされているような映画で、非常に退屈でした。また竹内結子の微妙な若作りにもイラっ☆とさせられて、50分の短編がとてもとても長く感じられましたよ。

 ただ、画質・音質は非常に良かった。画質はぎらついたところが一切なくやわらかい絵なのだが、それでいて解像度がしっかり保たれている。音質もステレオながらきっちりサラウンドしてくれるし、台詞の定位の良さは気味が悪くなるほどであった。

 それから録画しておいた「黄金伝説 無人島スペッシャル」を最後まで。地デジの高画質だと結構見入っちゃうんですよ、番組の内容がワンパターンで飽き飽きでも(笑)。就寝午前2時半。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 2日 (月)

2月1日(日) 『チェイニーの肖像』

『ジェニーの肖像』鑑賞記念駄洒落。えー、民主党がまた阿呆極まることを言い出しました。

<引用開始 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009013101000594.html>民主党が政権交代後に実現を目指すアフガニスタン安定化策の素案が31日、判明した。国連にも働き掛け、アフガンに軍隊を駐留させる米国など関係国と、反政府武装勢力タリバンの双方に戦闘停止を要請。アフガンとパキスタン国境地帯から米軍、北大西洋条約機構(NATO)軍、パキスタン軍が撤退、代わりに日本を含む複数国でつくる国際停戦監視団が現地に展開する構想だ。日本政府がホスト役となり、和平実現に向けた国際会議を東京で開催することも想定している。

現状では停戦合意の形成は極めて困難とみられ、党内で異論が出ることも予想されるが、小沢一郎代表は基本的に了承しており、鉢呂吉雄「次の内閣」外相を中心に近く成案をとりまとめる考えだ。

アフガン支援に関し小沢氏は従来、国連決議に基づき活動している国際治安支援部隊(ISAF)への自衛官派遣を実現させる方針を表明していたが、戦闘が泥沼化する中、対話を基調とした包括的な平和構築を目指す路線に転換した。

素案によると、国際停戦監視団は、これまで戦闘に関与していないサウジアラビア、ヨルダンなどのアラブ諸国と日本で構成。武器は携帯せず、アフガン警察やパキスタン側の自警組織の治安維持を支援する。日本からは自衛官の派遣を想定している。(共同)<引用終了>

 アメリカがアフガンに首を突っ込んだ原因を考えれば、中途半端な状況で停戦などありえないことは容易に分かる筈だ。ありえない前提を元にどのようなアイデアを出しても、それは「絵に描いた餅」になるだけで、現況の打開には何の役にも立たない。それになんだ、丸腰って、自衛隊員を何だと考えてやがる。代表があれだけタリバンに媚を売りまくっていたのにも関わらずあっさりと殺されてしまった伊藤さんの教訓をもう忘れてしまったのか。

 こんな現実に目を向けられない政党が次の政権を担うなんて冗談じゃないぞ。

 またこの件に関して“民主党担当者”はこんなことも言っている。<2009年2月1日 西日本新聞2面より引用開始>「現地に駐留する米軍は疲れきっている。米国は『出口戦略』の検討も始めており、話し合いの余地は十分ある」と指摘する<引用終了>

 そりゃ、どこの国だって戦争を始める時からその終わらせ方、「出口戦略」は考えるさ(笑)。でも「終わらせ方を考える」のと「実際に停戦に向けて動きだす」のとは同じじゃないぞ。それに「現地に駐留する米軍は疲れきっている」という情報はどこから得たのだ?まさかこの担当者の想像・思い込みじゃないだろうな。

 仕事はまあ、いろいろあった。入居2件、受け取り仕事多数でどたばたと走り回る。昼飯はレトルトのカレー。夕食は自分で作った麻婆豆腐(笑)、鳥わさ、金目鯛の刺身。ビール二缶飲む。麻婆豆腐はそれなりに食べられる味であったけれども手抜きで豆腐の水抜きをやっていない。だからできたら即食べないと豆腐から水がどんどん染み出して味が薄くなってしまうのであった。〆のコーヒーは如例。

 その後はブルーレイの『キングコング エクステンデッドエディション』鑑賞。トリケラトプスパート、怪魚パート、大きな鳥パート、の何れにも激しくコーフンす(笑)。もともとあまり上等ではない『キングコング』という映画がさらに如何わしくなって、俺のような人間の心の琴線を激しくかき鳴らすのである。

 でもナオミ・ワッツのアン、エクステンデッドエディションでも何も食べてないんだね。実際船から攫われてから助けられるまで水をちょっと飲んだっきりだよね、私は今まで彼女が物を食べるシーンがないのはカットされていたせいだと思っていたよ(笑)。

 シャワーを浴びてお酒。お供は「オタク大賞2008」後編。その後プロジェクターを再起動させて『かもめ食堂』を30分ほど。就寝午前1時半。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 1日 (日)

1月31日(土) スーパーフリーは諜報部員

 なつかしネタ駄洒落。まあ、ああいう事件を懐かしいなどと言っちゃ本当はいけないのですが。さて、昨日米アマゾンよりブルーレイ輸入版の『SAW Ⅴ』と『キングコング エクステンデッドエディション』が届いております。『SAW Ⅴ』はもちろん、即日視聴、『キングコング』も冒頭30分ばかりを見ました。『キングコング』 HD DVDの時のような驚きはなく、登場よりそのクオリティを一層高めてきている最新ブルーレイソフト群の中にあっては平均的なデキ。DTS-HDマスターオーディオはさすがにHD DVDとは格段の違いなのですが、今、まさに船が出港せんとす、ぐらいまでしか見ていないのでその真価はまだ発揮されておりません。このあまりよくない印象が髑髏島パートでどのように変わるか、今から楽しみであります。

 あ、誤解しないで欲しいのですが、何もこのブルーレイソフトがHD DVDソフトに劣るという訳ではありません。画質・音質すべての点でHD DVDソフトを凌駕しております。要するにあの時(HD DVD)と今(今回購入したブルーレイ版)では要求される品質水準が段違いに高くなっているということなのです。

 さて、このブルーレイを購入するに当たって何かの指標になるのではと『キングコング エクステンデッドエディション』DVDのアマゾンでのレビューを見てみたのですが、やっぱり通常版の後にエクステンデッドエディションを出すのはけしからんと連呼している奴がいる(笑)。通常版の時に「後からエクステンデッドエディションが出ますよ」という告知がなかったのは卑怯千万だとか抜かしてやがる。『イノセンス アブソリュートエディション』の場合と同じく、そういうことを言うやつらはパッケージソフトを買うな!レンタルで済ませとけ!そんなことでぐだぐだ文句を垂れるやつはそもそもソフトを買う資格なぞないのである。

 またソフトを買う資格なしとまでは言わないけれども(笑)DVDのエクステンデッドエディションがパート1、パート2の二枚に別れたことに対してけしからんと怒る奴の気持ちも不可解。エクステンデッドエディションって3時間22分だぞ、こんなに長い映画を彼らは一気に見るというのか。少なくとも私はおしっこが近いから到底無理だぞ(笑)。

 仕事はまあいろいろあった。これでオシマイ。母親が風気味なので代わって私が買い物に行く。昼飯は鯵の握り寿司と冷凍うどんを使った丸天うどん。夕食は自分で焼いたステーキとマグロの刺身、レタス、トマト、キュウリの生野菜。ビール二缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後『ソウ 5』を見る。そりゃ日記冒頭でも書いたとおり輸入ブルーレイが届いたのですからね、そりゃあ見ますよ、見るなったって見ますよ。この俺を止められるものがいるかってなもんですよ。

 今回の『ソウ 5』は3作目とのリンクが複雑であり、それゆえに良く分からんかった(笑)『ソウ 4』に比べるとずいぶん単純なストーリーになったように思う。またジグソーに代わって後継者のあの人が実質上の主人公になっているから、二回目以降の殺人に後継者にとっての理由がなくなっている。ジグソー本人のような業が感じられないのである。このため必然的に単なる殺人ゲームの色が強くなっており、この辺り、従来のファンは納得できないのではないか。え、お前はどうなのだって?いえいえ、3作目でジグソーの小理屈に辟易したクチでありますからな、かえってコッチのほうがすっきりしていいです(笑)。

 こういうことを言うと人格を疑われそうですが、畢竟、私にとっての『ソウ』シリーズとは(一作目を除いて)、犠牲者がいかに残酷でトンチキな死に方をするか映画なんですよ。

 ブルーレイの画質はあまり褒められたものではない。コントラストが今ひとつで黒諧調の表現に力がない。こんなんじゃ『ソウ』の世界観を上手く表現できぬ。スキントーンの描写も不自然でどうもみんな病人のように見えてしまう(笑)。まあ、この芳しからぬ画質評価は実質上の投射時間が2,700時間を越えている筈(修理の時に一度時間をリセットされた)のキセノンランプが原因であるかも知れないのであんまり鵜呑みにしてはいけないよ。

 5.1チャンネルサラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。ダイナミックレンジの広大さに驚愕させられる。ここ一番の衝撃音(具体的に言うならば釘爆弾の炸裂音)のダイナミズムが凄まじいのだ。最近BSハイビジョンのAAC音声もずいぶん良くなってきたと思うけれども、やっぱりロスレスにはまったく及びませんよ。

 その後『キングコング エクステンデッドエディション』を30分ほど。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「日本オタク大賞 2008」 楽しみにしていた同番組であるが、途中でイヤになってやめてしまう。居酒屋で隣で若い衆のオタク話が始まった、しかもあんまり面白くない(笑)みたいな雰囲気に耐え切れなくなったのだ。皆さん、それぞれにおっしゃっていることは正論であり、その分析眼にも鋭いものがあることを認めるのはやぶさかではない。しかしイヴェントとしてのトークという観点で見ると、まだまだ昨年、一昨年までのレベルに及ばないのである。

 ちょっと偉そうな物言いになってしまったけれども、それだけ私がこの大賞を真剣に見ているってことでどうか許して下さいな。あるいは最新オタク事情についていけなくなった古オタクの愚痴と取って頂いてもいいですよ。

 へれへれ酔って午前一時過ぎ就寝。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »