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2009年3月 5日 (木)

3月4日(水) せき・声・のどに浅田真央

 永 六輔です。本日は休み。午前9時に起床、シャワーを浴びて身支度拵えてから40分のウォーキング。そして事務所へ行ってネットのチェック。午前10時半から車で近くのホームセンターへ行き15センチ長のドライバーを買ってきた。そのまま自宅へ戻ってソニー・プロジェクター VPL-VW100のランプ交換作業。まず、プロジェクターキューブ(マルテンのファングルを立方体に組んでその中に梁を差し渡してVPL-VW100を擬似天吊りにしている)のプロジェクター本体と落下防止板の間に雑誌を挟みこみちょっと持ち上げる。この状態でプロジェクターを梁に固定している3本のネジを取り外す。後は慎重に慎重にクソ重たいプロジェクターを外し床に置く。

 カバーリリースボタンを押して上面のカバーをスライドさせる。するとランプカバーが露出。ネジを外してこれを取り外すといよいよランプユニット本体が現れる。取り外し前の準備段階としてガスリリースバルブをドライバーで右に回して封入してある高圧キセノンガスを放出させると説明書に書いてあるが・・・あ、あれ、全然出てこないぞ。逆にも回してみたがやっぱり同じ。ひょっとしたらこのランプユニットはガスを自然に放出してしまっていたのかって、まさかそんなことはあるまいが。本当に一体どうなっているのだろうか。

 さて、ここからが一番の難関。細い穴にドライバーを突っ込んで13センチ先のネジを回さなければならない。手探りだからドライバーの先がネジになかなかぴったり合わないのである。うわあ、これは駄目だ、やっぱりサービスの人間を呼ばなくちゃと思って真っ青になったのだが、まあ、未練がましくドライバー突っ込んでいるうちに何とかなっちゃいました(笑)。このネジ外しを四回やって、いよいよランプユニットの取り外し。ランプリリースラッチを押すと意外に簡単に取り外すことができた。

 あとは新ランプユニットの取り付けである。ガス抜き作業を除いて同じ工程を繰り返すだけだから、これも簡単。ランプカバーの取り付けのみややてこずったが10分と立たないうちに完了。そしてプロジェクターキューブへのプロジェクター本体の取り付け。ネジ位置をデジタルカメラで撮影していたので比較的容易に投射画像とスクリーンの位置あわせもできた。

 ただ、リモコン操作によるランプ使用時間のリセットが上手く行かない。これは明日サービスに連絡してやり方を再確認してみよう。ということで、不器用な僕にもVPL-VW100のランプ交換ができました。本当に良かったです。

 そのまま漫画喫茶へいってハンバーグ・エビフライ定食を食って漫画読み3時間半。午後4時過ぎに過ぎに事務所へ行って日記をつける。午後5時半に帰宅して録画しておいた「レインボーマン」を見る。缶ビール飲めないのでとたんにつまらなくなった(笑)。

 夕食はすき焼き、マグロの刺身、雑炊。ビールはもちろん飲まずゴハンもなし。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画の『チャプター27』を見る。キモオタに声を掛けられてうっかり親切にしたら付きまとわれそうになって顔色を変えて逃げるリンジー・ローハンに大笑い。この手の奴ばに日常的に悩まされているであろう彼女だけに演技に妙なリアリティがあった。

 ハイビジョン画質はドキュメントタッチを生かすためか非常にグレイニーである。物語の主な舞台となるダコタアパートには威圧感すら覚えるほどの立体感があって始終重苦しい気分にさせられてしまった(笑)。5.1チャンネルサラウンドはマーク・チャップマンの多重人格めいた内面世界を表現するために非常に有効なツールとなっているのに一驚。内心の声がサラウンドフィールドを分散しながら飛び回る。

 シャワーを浴びて、午後11時からぽすれんレンタルDVDで『ドラキュラ '72』を見る。夜の森を失踪する馬車。その上では二人の男が「やい、コノヤロ、バカヤロ」「お前のかーちゃんデベソ」とののしり合いながら戦っております。実はこれ、ドラキュラ伯爵(クリストファー・リー)とヴァン・ヘルシング(ピーター・カッシング)の最終決戦。あ、ピーター・カッシングが馬車から放り出された。彼は固い地面に体を叩きつけられて瀕死の重傷を負ってしまいます。それを見送ったドラキュラ、「勝ったザマス」と喜ぶのですが、その直後馬車自体が立ち木に激突。ばらばらになってしまいました。ドラキュラ、胸に車輪のシャフトが突き刺さり、こっちも瀕死となります。

 ピーター・カッシングは彼の様子を見て「チャーンス」 最後の力を振り絞ってドラキュラに襲い掛かりさらにシャフトを彼の胸に押し込んだのです。ばらばらと車輪が砕け、ドラキュラの胸に杭が一本突き刺さったようになるのはドラキュラ映画のお約束。「もう、駄目ザマス」ドラキュラの体が崩れて灰になってしまいました。しかし、カッシングもまた、ドラキュラと共に力尽きてしまったのであります。

 と、ここでやってきたのがドラキュラの従者(クリストファー・ニーアム)。彼はドラキュラの灰とその中に残されていた指輪を回収します。そして彼はその灰をヴァン・ヘルシングが葬られた近くに埋めたのでした。

 ここでタイトルが出ます。72年当時のロンドンに場面ががらりと変わって映画の始まり、始まり。

 どこかのお屋敷の中で演奏しているバンド、ストーングラウンド。その周囲ではだらしない服装の若者達が踊り狂っております。彼らを見て最近の若者はなっちょらんという表情を見せる上流社会の人々。ついにこのパーティの主催者である夫人が彼女の息子に向かって叫びます。「チャールズ、お友達を連れてきていいとはいったけど、これはあんまりだわよ」チャールズ、慌てて首を振って「お母様、あいつらは僕の友達じゃありませんよ。僕が呼んだのはバンドだけですよ!」どうやらこの若者達、バンドにくっついて上流階級のパーティに紛れ込んだらしい。

 当然ながら警察を呼ばれて、蜘蛛の子を散らすように逃げ出す若者達。

 この若者グループ、仕事や勉強もろくにせず遊び来るっているような奴らで、しかも麻薬で警察にお世話になっているというつまりは不良グループですな(笑)。グレゴリー、アンナ、ロバート、ゲイナー、ポール、ローラ、ジョニー、ジェシカ(ステファニー・ビーチャム)なんていうメンバーがいまして、このうちのジョニー、フルネームをジョニー・アルカード(クリストファー・ニーアム)と申します。もうドラキュラの下僕の子孫であることが丸分かりですね。またポールと付き合っているジェシカは現在ロンドン大で人類学を教えているヴァン・ヘルシング教授(もちろん、ピーター・カッシング)の孫娘、もちろん、ドラキュラと戦って死んだヘルシングの子孫だったりします。

 さて、彼らのたまり場、喫茶店穴蔵でジョニーがこんな提案をします。「みんな、取り壊される予定になっている教会で悪魔召還ごっこをしようぜ!」よしときゃいいのに、みんな麻薬で頭がパーになっていますから(笑)、「面白そうだな、やろう、やろう、真夜中に集合しよう」と盛り上がるのでした。一人ジェシカだけはためらうのですがポールに「やっぱり空気読んで賛成ってことにしようぜ」と言われてしぶしぶ承知。ヴァン・ヘルシングの孫娘たるものがそんなことをしちゃいけませんな。

 ピーター・カッシングはそんな孫娘が心配。今日も今日とて「お手伝いさんが休みなので外で夕食を食べないか」と誘うのですが、ジェシカは「今夜もお友達と約束があるの」なんて言って出かけちゃう。

 ジェシカとポールは車で指定された聖バートルフ教会へ向かいます。壊れた塀の穴から墓地に侵入する二人。そして教会へ向かって歩き始めるのですが、ポールはヘルシングと刻まれた墓石を発見します。ジェシカもびっくりして「これは私の曾お祖父さんのお墓よ」

 教会にはすでにジョニーを始めとする仲間達が集合していました。ジェシカとポールが来たのでいよいよ悪魔召還の儀式の開始です。ジョニーはみんなに「さあ、悪魔の円陣を組むのだ」と言って円形に座らせます。そしてお互いの手をつながせてカセットテープで妙な音楽を流し「ベントラ・ベントラ・スペースピープル」じゃなかった(笑)、「知識の悪魔ビヒモス、黒い悪魔アスタロス、もちろん、悪の大首領ルシファー、それから・・・ええと、まあ、いいやとにかく悪魔はみんな出でよ」そして最後の最後に「ドラキュラ伯爵もついでに出でよ!悪魔の契約を結ぼうではないか」

 墓地ではドラキュラの灰が埋められたと思しきあたりの土がむくむくと盛り上がるという・・・。ジョニー、「さあ、悪魔が生贄を求めておる、ジェシカ、選ばれたのはそなただ」「やあよ、あたしそんなの」にべもなく断るジェシカ。と、その時場の雰囲気に酔ったのかローラがぱっと手を上げまして「あたし、やるやる、それ、面白そう」本当に麻薬で頭がパーになっている若者は軽率でいけない(笑)。ジョニーは一瞬複雑な顔をするのですが、ま、とにかく女だったらいいやと思い直して、彼女を生贄台の上に寝かせます。

 そして彼女に金の杯を渡して中に例のドラキュラの灰をぱらぱら。そしてやにわにナイフを取り出すと自分の手首をさくーっ!どばどばとあふれた血を杯に注ぎ込みます。ローラ、これでどん引きしまして「ぎゃー、助けて、ぎゃー」灰と混ざった血があふれて彼女の体を血まみれに「ひー、助けて、足が動かない」残りの皆さんはどうしたのかというと、もう彼女には目もくれずに一目散に逃げ出したという・・・(笑)。ジェシカだけは彼女を助けなきゃと言うのですが、ポール、そんな彼女を無理やり引っ張り出して車に押し込んだのです。

 そしてむくむくと土が盛り上がっていたあたりから大量の白煙が吐き出されます。その煙の中から現れたのはおお、ドラキュラ伯爵。ついに彼が1972年のロンドンに蘇ったのであります。目覚めた彼のお食事はローラ。「頂くザマス」ローラ、血の一滴まで吸い取られて死んでしまいました。

 翌日、喫茶店穴蔵に集まった若者達。ジョニーもやってきて「あははは、みんな信じたのかい、あんなもんトリックに決まっているじゃないか。血糊はテレビ撮影用のカプセル使ったの、ローラももちろんぐるだったのさ。え、ローラがいない、彼女は実家のラムズゲートに帰省したよ、親から金をせびるためにね」みんなはこの説明で納得した模様。ただ、ローラだけは「あ、あれ、ローラの実家はウォトフォートじゃなかったかしら」と怪訝な顔をしております。

 さて、その頃、ボールを捜しに墓地へ侵入した子供達。ぞんざいに埋められていたローラの死体を発見。スコットランドヤードの警視(マイケル・コールズ)は死体から血が抜かれていたことに着目しまして「変質者の仕業に違いない」ドラキュラも72年のロンドンでは変質者扱いです(笑)。100年前だったらみんな顔色を変えてにんにく吊り下げたり十字架を掛けたりしていたものですけどね。でも部下が「でも警視、血を抜かれたのは何かの儀式のためかも知れませんよ、カルトじゃないっすか」

 捜査は変質者・カルトの両方を対象に進められることになりました。

 ローラは一度、麻薬で警察にお世話になっておりますから身元はすぐに判明します。「この女の仲間はええと、ああ、一緒につかまった奴らがいるな、ジョニー、グレッグ、ジェシカ」警視はびっくりします。「ジェシカはあのヘルシング教授の孫じゃないか。オカルトの権威のヘルシング教授の孫が関係していて、しかも死体の見つかった場所が教会、むむむ、これはやっぱりカルトかな」

 本日はここまで。

 この後は例によってテレビをだらだら。昨晩は2~3時間ほどしか寝ていないので午前1時過ぎから早くもうとうとし始める。しかしだからと言ってここでベッドに入って眼が冴えてしまったら台無しであるから午前2時半まで粘ったのであった。その甲斐あってか今夜は素直に眠れたぞ。

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