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2009年3月 7日 (土)

3月6日(金) 「ネタばれた学園」

 高見沢みちるが超能力者なんだよね。昨日の日記で書くのを忘れていたけれどもすでに国内版『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロウ』が到着している。画質はもちろんHD DVDを大きく凌駕したものであり、プロジェクター VPL-VW100のランプ交換直後ということもあって、その光パワーはCGによる独特の画面設計でも実写さながらの立体感を出してくる。ただ、この光量も諸刃の剣であって、最初の水中場面ではトーンジャンプが目立ってしまう弊害もあったが。高さの描写も優れたもので冒頭のヒンデンブルグ、ニューヨーク到着場面では眼下の光景に身震いが出たほどであった。俺はあんなもん絶対乗りたくない(笑)。

 音質は日本盤だけのトゥルーHD 5.1チャンネル。リアチャンネルの音源描写能力が素晴らしく、サラウンドフィールドでスカイキャプテンのP-40、謎の飛行機械がびゅんびゅん飛び回る様は筆舌に尽くしがたい快感なり。ただ、音自体が細身で怜悧であり、野太さが身上のHDオーディオらしからぬイメージであった。

 朝、母親より古くからの知人であるおばさんの死を告げられびっくりする。会社の祖父・父親の同僚で(とは言っても30年くらい前のことであるが)私自身も町内会の仕事でお世話になっていた人であった。謹んでご冥福をお祈りするものである。母親と午後7時からの通夜に出席することにして仕事へ向かう。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯は膳のラーメン。午後6時過ぎに一旦帰宅して喪服に着替え前述どおり午後7時からの通夜に出席。午後8時に終了。夕食は何もなし。故人の死にショックを受けた母親が何も買っていなかったのである。私もなにやら落ち込んだ気分であって手の込んだものなど欲しくなかったから炊いてあったゴハンをレトルトのカレーで食ったのみ。後は生野菜を少々。ビールは飲まず(今晩までの辛抱だ)、〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『ハーフェーズ ペルシャの詩』を見る。宗教的戒律の中で育まれる愛の物語と言えば聞こえがいいのですが、実際はもう大変っすよ。処女に手を出して孕ませたぐらいならともかく、「覚えていますか、目と目が会った時を」の段階で、せっかく猛勉強して取得したハーフェイズの資格を剥奪され鞭打ち刑に処せられてしまう。さらに母親がリンチに会って殺され、しかも公共の墓地に埋葬することさえ許されない。この辺で私はもうどん引きですよ(笑)。この後娘の結婚相手が二人の愛情を知って、身を引きついに恋愛成就となるハッピーエンドにも納得がいかず彼我の文化的差異の重みというものを思い知らされた一時間半でありました。

 まあ、なんですな、他所様のことをあれこれ言うのははしたないと思うけれども、実際、あまり楽しそうな生活ではありませんな、あの国の庶民層は(笑)。

 ハイビジョン画質は駄目駄目。黒が激しく浮いて黒補正弱でも不自然。画面全体も黄ばんでおり、ちょっと前の韓国映画のような画調である。ステレオ音声も画質に見合ったプアなものでサラウンド感もほとんどなし。

 シャワーを浴びて今度は液晶モニター UNI-LCD24/Bでハイビジョン録画の『燃えよ剣!』を最後まで。池田屋のことを聞き出すために無名の浪士時代から自分を慈しんでくれていた女を拷問に掛ける土方歳三、女はこの後結局自害してしまうのだから、土方もっと悩めばいいのに意外とさばさばしているのがおかしい。これは激動の幕末時代というエクスキューズがなかったら単に出世志向の強いだけの不人情なヤリチン男だぜ(笑)。

 モノクロ画像の画質は駄目。全体が浮いており白黒というより白灰に近いイメージになってしまっている。プロジェクターVPL-VW100なら、黒レベルや黒補正が使えるのだがUNI-LCD24/Bではどうにもならない(というか画質調整が面倒でやる気にならない)ので、今後、このモニターで見るのは古いカラーの映画だけにしようと思う。

 就寝午前2時半。明日は午前中から人間ドックだ。

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