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2009年3月10日 (火)

3月9日(月) 「イカリングの葡萄」

 この葡萄はデザートかとスタインベックが。元警察庁長官の漆間巌官房副長官が「今回の献金疑惑は自民党には及ばない」と言った。これは政府トップと検察の間で話し合いが行われている証拠だ。国策捜査だ、大変だ、大変だ、疑惑。自民党の二階俊博通商産業大臣にも捜査の手が伸びている現状を考えれば「自民党には及ばない発言」が単なる憶測、それも思いっきり間違っている(笑)、でしかないことは明らか。また、これはマスコミの皆さんや野党の皆さんに是非、お聞きしたいのですが、仮に漆間巌官房副長官が検察トップと「君ィ、今回は自民党はなしにしといてくれな、調子に乗っている民主党 小沢代表を叩かなくちゃ駄目だよ」という打ち合わせをしていたとして、いかにアフレコとはいえ、大勢の記者の前でそれをつい、うっかり、ポロリと喋っちゃうなんてことが本当にあると思っているんすか。

 米アマゾンに注文していたブルーレイソフト 『スモーキング・ハイ』、『ミラーズ』、『僕らのミライへ逆回転』、『マックスペイン』が到着。発送からほぼ一週間という速さで、一時期10日以上掛かっていたのがウソのような迅速さである。これで梱包が大きめの箱にブルーレイソフトを放り込んで隙間にエアパックを押し込んだだけというテキトーなものでなければ万々歳なのだがなあ(笑)。昔のごとく台紙にシュリンクパックして箱の底に貼り付けるという厳重な方法を復活させて欲しいものである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでおしまい。本日食ったもの。昼にコンビニのお握り(シャケ)一個。お茶代わりに粉末のうどんスープをお湯に溶かして飲む。むなしい。夕食は鯵の刺身半身分、鳥天ぷら五個、生野菜、ブロッコリー三個、レタス五枚ほど。マヨネーズ極少量と紫蘇ドレッシング。ビール一缶、ゴハン1.5膳(ちょっと大盛り気味)。〆のコーヒーは如例。

 ひょっとしてこれがレコーディングダイエットという奴?

 それから輸入ブルーレイの『僕らのミライへ逆回転』を見る。ジャック・ブラックが自分の頭に怪電波を飛ばすのをやめさせるために変電所に対するテロを企てるがこれが失敗、逆に感電してなぜか帯磁体質になってしまう。これで友人が店主から店番を頼まれたビデオショップ、今時在庫がVHSのみに行ったら体から発せられる磁気でビデオの内容が全部消えちゃった!

 しかしお客はやってくる。ミア・ファーローが『ゴーストバスターズ』を見たいと言ってくる。困り果てた二人はついに天啓をえる、自分達で撮影しちゃえばいいのだ。本物とは登場人物もまったく違うし特殊撮影もしょぼいが、何しろミア・ファーローは今までSF映画なんてみたことがない。だから大丈夫だってんなわけあるかい(大笑い)。

 それからこの偽映画が意外にも大人気となって大もうけ、しかしあまりに人気が出たので著作権法に引っかかって撮影済みのビデオまで処分されてしまう。この辺はさすがにわざとらしいと思ったのだが、その後の地域住民たちがみんなで協力してジャズスターの伝記映画(これも偽ものなのだが)を作ると言うあまりに素敵な展開に思わずほろりと来てしまった。前半で大笑いさせてくれて、その後はきっちりと感動させてくれる、いささか誉めすぎではあると思うが、これは新時代の『ニュー・シネマ・パラダイス』ではないかと思うのである。

 2層50GB 映像コーディックはVC-1 DTS-HD マスターオーディオ7.1チャンネル。画質はあまり私の好みにあうものではない。ディテール情報はしっかり出ているのだが発色が薄めで映像にダイナミズムが感じられないのである。サラウンドはフロント音場重視型。サラウンド効果はそれほどでもなかったけれども、とにかくBGMの品位が凄かった。もうプレイヤーがそこにいるようなリアリティなんだもの。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから『サント対邪悪なる脳』(『Santo contra el Cerebro del Mal』 『Brain of Evil』 1958年)の続き。洗脳から目覚めたサント、インコグニタの手を握って「よく助けてくれた、おめえの恩は忘れねーぜ」インコグニタはサントに「そのまま洗脳されているふりをするんだ」と指示、またロープを登って帰っていきます。

 さて、カンポス博士、警護に付けられている刑事二人を尻目に秘密の出口で外出。車で延々走ります。途中パトカーに追いかけられたので「早くもばれたか、彼の企み」と思ったのですが、パトカーのおまわりさん、カンポスに「スピードの出しすぎですよ。気をつけてくださいね」なんだ、それだけかよ(大笑い)。

 この後カンポス、アジトに行きまして外国のスパイと商談。細胞破壊装置の設計図と引き換えに大金を得ましてほくほくしております。ところでこのエージェント、仕事が済んだのだからさっさと帰ればいいのにホテルでくつろいだりなんかしている。そこで偶然行き合わせたゲラルドとザンブラノ警部。ゲラルドがうっかり落としたカバンとエージェントの細胞破壊装置の設計図入りのそれが入れ換わったみたいなのですが・・・、これはもうそのままで終わり後の展開に何の影響も与えません。変な演出だよなあ。

 ゲラルド、カンポスを訪ねます。カンポス、「まあ、エリサのことも心配だろうが、とりあえず一杯やって落ち着きたまえ」酒の用意をするのですが、カンポス、この薬に何やらいけない薬を入れてるぞ。ゲラルド、これにあっさり気がついてびっくりしているぞ(笑)。なんでそんな丸見えのところで薬入れるんだ、カンポス博士!

 しかもゲラルド、薬を入れていることを見ておきながら進められるままに飲んじゃった。フツー、こういう場合は飲んだフリをするのが定石だろう。ゲラルド、みるみるうちに眠くなってきてばたり。にやりとしたカンポス、そのまま本棚の裏にある秘密の出口から外出したのですが・・・、あ、その後ろ姿をゲラルドがひそかにうかがっているぞ、そうか、やっぱり君は薬を飲んでいなかったのか、えらい、ゲラルドと思ったのですが立ち上がった彼はふらふらしているではありませんか。やっぱり薬飲んでいるんじゃないか。彼はもうろうとする意識の中で電話に手を伸ばしザンブラノ警部へ連絡したのです。そして電話が終わるやいなや床にばったり倒れてしまうゲラルド。

 もう何だか凄く変。

 またアジトへ赴くカンポス。しかしこのすぐ後インコグニタが侵入してきました。どうやら警部から命令を受けたらしい。インコグニタ、巨大な酒樽の上からサントに合図。二人示し合わせてカンポス博士と部下達に襲い掛かったのであります。さらにザンブラノ警部率いる警官隊も突入してきました。あっという間に戦意を失い降伏する部下達であります。しかし、カンポス博士は諦めない。彼はエリサを抱きかかえると風のように逃走したのであります。

 でも逃げる先と言ったらこれがやっぱり自宅なんですよね(笑)。カンポスはエリサを人質に立てこもり周囲を包囲した警官隊とサント、インコグニタに向かって「やい、テメーラ、一歩でも近づくと人質のエリサがえらいことになるぞ。あんなことやこんなことしちゃうぞ」あんなことやこんなことをされてはたまりませんから、ザンブラノ警部、悔しそうに「畜生、みんな、下がれ、下がるのだ」そんな中サントに何やら耳打ちしたインコグニタ、一人で進み出ます。「カンポス博士、落ち着け、もう逃げられないぞ」女性を人質に取った凶悪犯に説得を試みる覆面レスラーなんて初めてだ(笑)。

 この隙を狙ってサントは建物の裏へ回ります。彼がインコグニタに気を取られている間に背後から急襲しようという計画らしい。

 カンポス、インコグニタに向かって叫びます。「うるさい、てめー、そんなこと言うなら覆面脱いで素顔を見せろ!」はあ?インコグニタもインコグニタで本当にマスクを脱ぎに掛かったぞ(大爆笑)。これで素顔を見せればさらに面白かったのですが、さすがにレスラーとしての商売上そんな訳にはいかなかったようで、カンポスに拳銃で撃たれてしまったのでした。

 と、その時背後からカンポスに迫る影。サントかと思われたのですが、これがなんと今の今まで気絶していたゲラルドだったという・・・(笑)。彼はこの騒ぎでようやく目を覚ましたのです。しかし、ゲラルドは所詮ひ弱な美青年。背後からカンポスに躍りかかるのですがあっさり反撃されまた失神してしまったのでした。

 ここで真打サントの登場。ゲラルドをやっつけたカンポスに襲い掛かります。しかしカンポス強い、サントと互角に渡り合っております。ああ、カンポスがナイフを取り出した危うしサント!しかしその時銃声が響いてカンポスが倒れます。絶好のタイミングで突入してきたザンブラノ警部の拳銃がカンポスを捉えたのであります。

 瀕死のカンポス、誘拐されてあんなことやこんなことをされそうになっていたくせに彼のことを悲しんで泣いているエリサに「正直、誘拐なんかしてすまんかった。許してくれ」はい、死にました。

 事件は解決しました。ゲラルドとエリサは結婚して今まさに新婚旅行へ出発せんとしております。彼らが乗る飛行機には何故かサントとインコグニタも乗ってます(画面では確認できず)。

 見送りに来たザンブラノ警部と部下。部下は「なんで覆面レスラーが飛行機で外国へ行くんすか。巡業ですか」と真っ当至極の疑問を口にしたのに警部が「彼らは世界のために働くのだ。彼らの活躍に国境はないのだよ、彼らは覆面で己の素性を隠し人類のために働いているのだ」と言語道断な答えをしたところでエンドマーク。

 モノクロ・スタンダード モノラル音声。画質はまったく良いところがありません。黒は浮いているしVHS3倍でダビング2回繰り返したような低解像度の世界。物の輪郭も腐ってます。音質もノイズが多くこっちも駄目駄目。

 その後だらだらとTV、読書。BD-R 録画の『メカゴジラの逆襲』を編集して余分な部分、番組宣伝など、をそぎ落とす。午前1時過ぎからうつらうつらし始めたがいつものように午前2時半過ぎまで粘って就寝。眠りが浅く何度も目覚め、変な夢をたくさん見たが全然寝られないよりマシか。

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