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2009年4月11日 (土)

4月10日(金) 叉焼の名月

 花鳥風月も食い物には勝てぬ。いま、ちびちびと『ぜんぶフィデルのせい』をいう映画を見ている。両親が突如アカに被れてしまったために、それまでの裕福なブルジョワ的生活が一変し、不条理な忍耐を強いられる羽目になった少女が「これはみんなキョーサン主義のせいね、キョーサン主義の親玉といえばフィデル・カストロだわ、そうよ、楽しかった生活がこんなになってしまったのはぜんぶフィデルのせい」と思った物語。この設定をそのままわが国に置き換えると・・・、キョーサン主義の代わりとなるのがもう間違いなくSKGであるという(笑)。 (卵、かけ、ゴハンをTKGと称して喜ぶような世の中である。アレがSKGになったとしてもなんら不思議はあるまい)

 その映画のタイトルは『ぜんぶ○作のせい』 両親が突如、折伏されてSKGに入信してしまったために、それまでとは生活が一変し、朝夕の勤行やせっかくの休みなのに勉強会に出席させられるなど、不条理な忍耐を強いられる羽目になった少女が「これはみんなSKGのせいね、SKGの親玉といえば○田○作だわ、そうよ、楽しかった生活がこんなになってしまったのはぜんぶ○作のせい」と思った物語って、おっかないなあ、アワワワワ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、朝飯にカレーパン一個、コーヒー牛乳。昼飯はマルタイ棒ラーメン一食分。ヴァイタミン補給の為に博多万能葱の刻みを山盛にして。夕食はヤズの刺身、レトルトのハンバーグ、付け合せの生野菜、ポテトサラダ、炒飯一皿。ビールは飲まず。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『マーシャルの奇跡』を見る。飛行機事故でフットボールチームのレギュラー、コーチ陣のほとんどを失った大学があらたにチームを立て直すという実話もの。映画として良くできているとは思うし、ルールなどまったく知らない私のような運動オンチにでもフットボールの面白さの一端を伝えてくれるような試合描写も上手いの一言。でもいかにもアメリカンな清く正しく美しく、宗教的な押し付けがましささえ感じるような感動物語で、もう見ていてげっぷが出ました(笑)。

 いや、図書室でヤッてできた子供だから本男とか本子という名前をつけようという会話で感動させようとするどこぞの映画と比べればこちらの方が一兆倍くらいましなんですがねえ。

 ハイビジョン録画は発色にさえがない。ただ解像度と奥行き感の表現に優れ白人中年以降男性の顔の彫がエライことになっている。みんなアーネスト・ボーグナインに見える(笑)。AACサラウンドも近頃珍しい不出来で試合場面の迫力だけが取り得であったか。

 それから今までちびちび見ていた『ラスト・コーション』を最後まで。対日協力者のトニー・レオンを暗殺するために彼の愛人となる抗日女スパイのタン・ウェイ。二人のベッドシーンが濃密でありすぎることに賛否両論あったようだけれども、これをポルノ的に見てしまってはこの映画の本質から外れてしまう。このふれあいをここまで激しく描いてあるからこそ、不倶戴天の敵である筈のトニー・レオンと文字通り情交してしまうタン・ウェイの立場に説得力ができ、あのラストの切なさが際立つのだ。

 ハイビジョン画質は派手なところはないけれども、堅実で、過不足のない映像情報を提供してくれており、あの豪奢なモブシーン、上海のオープンセット(CG含む)のリアリティが素晴らしい。邦画じゃどうしてもこうはならぬ。いかに頑張ったとてどこか貧乏臭いところが出てきてしまう。音はステレオ音声どまりだが、非常に品位の高いBGMを聞かせてくれた。

 終了後シャワーを浴びて録画しておいた「ぴったんこカンカン スペシャル」 放映日が火曜日から金曜日に変わって目出度く画面サイズがフルになった・・・のかな。また前みたいに今回のようなスペシャルだけだったりして。

 就寝午前2時半。

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