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2009年4月16日 (木)

4月15日(水) 都都逸協会

 こういう駄洒落はアブナイのでやめましょう。4月24日、有限会社フォワード(WHD)から『幻の惑星』(『The Phantom Planet』 1961)のDVDが発売だ。内容はアレだけど(http://homepage3.nifty.com/housei/ThePhantomPlanet.htm 参照のこと)特撮とか気合が入っていて意外に面白いぞ。値段もアマゾンで882円と格安だ。SFシネクラシックスの紹介ページにアマゾンへのアフィリエイトも張っておいたのでみんな、そこからどんどん買ってくれ、そしたらその紹介料で私は大もうけ、わははは、もう笑いが止まらないよということになるのでくれぐれもよろしく頼むぞ・・・882円の商品でどんだけ紹介料が入ってくるんだよというツッコミはなしね(笑)。

 本日はお休み。午前9時起床。身支度拵え事務所に言ってネットつけと日記のチェックじゃなかった、日記つけとネットのチェック。そしていつものごとく徒歩で天神へ行って赤のれんでラーメン+替玉 小炒飯の定食食って漫画喫茶で漫画読み3時間。その後本屋を数軒素見して、また徒歩で事務所へ戻る。亀の世話などやって午後5時に帰宅。缶ビールを一本飲んでぽすれんレンタルの『冷凍人間蘇る』(『The Man with Nine Lives』 1940)を見る。

 冒頭、医学の発達は数々の奇跡を成し遂げてきました。そして新たに冷凍療法という方法が考案され、人類に更なる福音をもたらそうとしておりますというテロップが映りまして、早速にその冷凍療法の第一人者、メイソン博士(ロジャー・プライア)の実演が行われます。重いガン患者のおばさんをベッドに寝かせて胸の上に氷を大盛り。さらに送風機で風を送って冷やします。患者に冷たく冷やした酸素を吸わせて、体温を30度以下にすると、こん睡状態となりました。そのまま5日間放っておいて、蘇生措置を施します。おばさんはぱっちり目を開けて「あら、ワタシ、5日間も眠っていましたの?ええ、痛みは全然ありませんわ」この劇的なる症状の改善におおとどよめく観客たち。

 えー、細かいことを言うようですが、この観客達、実験開始と実験終了で席の並びがまったく一緒。いやしくも映画なのですから、この辺はちょっと気を使って頂きたかったですな(笑)。

 実験の成功を婚約者で看護婦のジュディ(ジョー・アン・セイヤーズ)と祝っておりますと院長のハービー博士(チャールス・トロウブリッジ)が渋い顔でやってきた。彼は開口一番「成功おめでとうと言いたい所だが、早く公表しすぎたね。ほら、まだ実用化のめども立っていないのに患者からの治療申し込みが殺到しているよ。それにこの実験の追試は他の学者にやらせる。もう一匹狼の研究者が一人で発明するなんて時代じゃないんだ」

 メイソンとジュディはしょうがないので休暇を取る事にしたのであります。二人はこのふって湧いたような休暇を利用して前々から興味のあった冷凍療法の先駆者?クラバール博士(ボリス・カーロフ)について調べようと決意するのでした。このクラバール博士、10年前に失踪しているのですが、その前に出された著作によれば「重症のガンのマウスを零下73度で二週間冷凍しガンの成長を止めた」という成果を残しているのであります。悪性細胞を破壊するけれども正常な細胞はそのままにする適度な冷凍時間・温度の回答を求めていたメイソンですから、この調査は必然と申せましょう。

 メイソンとジュディは彼の屋敷があったカナダとの国境近くのシルバー湖にやってきます。この湖にある島に立っている屋敷を訪れるためボートを借りようとしたのですが、その目的を聞いたボート屋のオヤジが顔をしかめて「あんたたち、あんな気味の悪いところにはいかないほうがいいよ。何しろ10年前あの医者と保安官、検事、バセット検死官、ボブ・アダムスの5人がボートで島へ渡ったきり消えてしまったんだからな」これを聞いたメイソンとジュディ、「分かりました、じゃ、僕らは帰ります」ってなったんじゃ映画が終わってしまいます(笑)。二人はボート屋のオヤジの言葉など気にせずボートを借りて島へ渡ったのでした。

 屋敷の中は、何しろ10年間ほったらかしですから、もう蜘蛛の巣だらけ。二人は実験室などを調べるのですが何の手がかりもありません。と、この時異変が起こりました。ジュディが腐った床を踏み抜いて地下の部屋へ落ちてしまったのです。慌てて彼女を助けに降りるメイソン。幸い彼女に怪我はなかったのですが、二人はそこで思いがけないものを発見します。それはその部屋から続くトンネルでした。メイソンは懐中電灯を取り出してって、あれ、この人懐中電灯持ってたっけ(笑)、トンネルを調べ始めます。

 トンネルの奥にはさらに下へ続く階段がありました。それを降りてみるとついたのは秘密の実験室らしい部屋。ジュディはここで骸骨を見つけて悲鳴を上げます。メイソンはそんな彼女に構わず「ここにこそ、捜し求めていたものがあるに違いない」と大コーフン。実験室にあったランプの火を灯しそれを使ってさらに詳しく調べ始めたのです。

 程なく彼は凍りついた扉を発見します。彼はバールを持ってきてこれをこじ開けたのですが、その向こうにあったのは氷の壁。しかもその奥に人間らしい姿が見えるではありませんか。メイソン、それ、あれを助け出せというので、スコップや鶴嘴を持ってきてがんがん氷を砕きます。ほどなく助け出された人物、それはクラバール博士その人でした。しかも彼は冷凍状態のまま生きているようです。

 あわてて火を起こして彼を暖めると、はい、解凍が済みまして博士の意識が回復しました。メイソンから話を聞いて「えっ、わし、10年も寝ていたの」と驚くクラバール博士。そして博士はメイソンに聞かれるままどうして10年前に氷に閉じ込められることになったか、その事情を語りだしたのです。

 「当時、わしはアダムス氏という患者に冷凍療法を施していた。彼は重症のガンで他の医者からは見離されていたのだ。しかし、彼の甥ボブ(スタンレー・ブラウン)がわしが患者をくいものにしようとしていると警察に訴えでたのだ」それで患者が生きていることを証明しなければならなくなったクラバール博士、やむなくボブ・検死官のバセット博士(バイロン・フォーグラー)・スタントン保安官(ハル・タルアフェロ)・ホーソン地方検事(ジョン・ディルソン)をあの地下実験室に案内したのです。

 そうして得意そうに凍りついたアダムス氏を見せて「はい、どうです、凄いでしょ、これでちゃんと生きているんですよ」でもバセット博士は大いに呆れて「あんた、何を言っておるんだ、こんなの死んでいるのに決まっているじゃないか、保安官、逮捕だ、逮捕」このまま刑務所に入れられてしまってはアダムス氏は死に、研究もできなくなってしまいます。クラバール博士、「いやいや、大丈夫、今薬を調合して蘇生させるから」彼は実験室に置いてある薬品をいじり始めます。そして、完成するやいなや、がらっと態度を変えて「やい、これは蘇生薬じゃないぞ、ガスを吸っただけで人間もいちころの猛毒だぞ、へたなことしやがったらみんな死ぬぞ」ぱっと保安官が飛び掛った(笑)。

 もみあいになってクラバール博士、思わず毒薬の壜を落としてしまいます。これががちゃんと割れてもうもうとガスが発生したのです。これはたまらんと冷凍室へ逃げ込む5人。クラバール博士は冷凍室の奥から逃げられるぞ」とドアを示したのですが、これもワナ。出口などなく、その向こうにはもうひとつ冷凍室があるだけ。そうとも知らずドアをくぐる4人。クラバール博士は「むししし、馬鹿ですね」と笑って彼らを閉じ込めてしまったのです。しかし、冷凍室に閉じ込められているのは彼も同じ。博士はそのまま意識を失って倒れ凍り付いてしまったのでした。

 再び場面は現代に戻ります。話ながら首をかしげているクラバール博士。「おかしいな。私は自分自身にちゃんとした冷凍処置をしなかった。フツーだったらあのまま凍死していた筈だ。ああ、そうか、あの毒薬だ、偶然にも完璧な調合になっていたのだ」そんな都合のいい話があるもんですか(笑)。

 「だとすれば残りの4人も生きているはずだ。メイソン、彼らを助けるぞ」

 本日はここまで。

 夕食は鯛とハマチの刺身、とんかつ、つけ合わせの生野菜。昨日の残り飯で作った炒飯。缶ビールをもう一本。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画の『ブラッドレインⅡ』を見る。西部の町で吸血鬼となったビリー・ザ・キッドと戦うレインという前作とまるっきり違った設定に戸惑わされたものの、ゆるゆるの演出とアクションの小気味よさで面白く見ることができたって、これじゃ誉めてないか(笑)。ちょっと納得の行かないのは子供達に対するあまりに残酷な扱い。ビリー・ザ・キッドは幼女の血を吸うロリ・ショタヴァンパイアだし、ラストバトル直前のワナで首吊り状態になった子供がぴくぴく痙攣したりもする。さすがに鬼畜な私でもこれにはちょっと引いてしまったよ。

 ハイビジョン画質はコントラストが高すぎてビデオ撮影のような雰囲気になっているのが残念。ステレオ音声だが、割とよくサラウンドしてくれて不満は感じなかった。

 シャワーを浴びてお酒。昨日に引き続きざすざす酔って午前1時過ぎ就寝。

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