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2009年4月30日 (木)

4月29日(水) チビ咽喉科

 背の低い耳鼻咽喉科の先生。サッカー漫画の代表作のひとつとして「イレブン」(原作・七三太朗、作画・高橋広)という作品があるのだが、韓国で開催された世界ユース大会(遺憾ながら私はこの大会がどういうものであるか良く知らない)で日本は苦戦の末韓国を破る。次に日本は強豪ブラジルと対戦するのだが、その時試合場に詰め掛けた韓国の皆さんは敗れた母国の夢を隣国日本に託して「イルボン!イルボン!」と声援を送るのである・・・、ないないない、絶対ないそんなこと(笑)。

 主人公青葉茂の活躍に魅せられた韓国の少年たちは彼を応援するために日の丸の旗を作って「日本の旗は赤い丸がひとつで作るのが簡単だ」と喜ぶのである・・・、ないないない、絶対ないそんなこと(笑)。

 私は別に一部の異様に熱心なネットの人たちのように韓国を嫌っているという訳ではないが(どんだけ韓国映画見てますか)やっぱりこの描写は今の目から見ると凄く変だよねえ。

 5月26日発売の『スカイ・クロラ』米国盤ブルーレイ ネットでようやく音声仕様を見つけた。ソースはこちら。(http://www.play-asia.com/paOS-13-71-13c-49-jp-70-3c3z.html) これによると5.1チャンネルサラウンドはドルビートゥルーHDで日本語・英語・ポルトガル音声を収録。サブとしてスペイン語ドルビーデジタル5.1チャンネルも収録される。一方、字幕は英語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語を収録。ちょっと怪しい感じがしないでもないけれども(何故にポルトガル語のトゥルーHD5.1チャンネルなのか)現時点ではこれを信用するしかない。また映像コーディックには触れられておらず、こりゃ、やっぱり他の人が買うのを待ってからになるかな(笑)。

 てなことを書いたのですがその後でBlu-ray.comにて同様の表記を発見。映像コーディックはTBAだが、ちゃんとジャケット裏にも日本語・英語・ポルトガル語トゥルーHDと書いてある。ちょっと怪しいなんて書いてどうもすみませんでした(笑)。

 (http://www.blu-ray.com/movies/movies.php?id=4760)

 本日は休みなのであるが、5月の3,4,5を休むつもりなので代休ならぬ代出勤。仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯は福岡の数多のラーメンブログで褒めちぎられているS丘の「Y」という店に行く。屋台豚骨ラーメンと炒飯のセット(800円)を頼んだがはっきり言って期待はずれ。上品だけれども旨みとコクがないという私の一番キライなタイプのスープだ。麺は非常に美味しかったけれどもこのスープとの組み合わせではせっかくの風味と腰が台無し。また炒飯はやたらに胡椒が利いており今の時代にこれはないだろうと驚かされる。不味くはないけれども、これは昭和30年代のふるーい炒飯の味だよ。

 この店は化学調味料を使っていないのがウリだというけれども、私のように化学調味料と食品添加物に毒された下品で不調法で「お前は犬におなり、ぺっ!」と女王様に言われてワンと鳴いているような舌の持ち主にとっては全然及びではないのである。この分ではもうひとつのラーメンメニュー 醤油豚骨・平打ち麺 「Yラーメン」も期待できそうにない。

 夕食は母親が出かけていたのでコンビニ飯。とはいえ、昼飯がまだ腹に残っていたのでししゃもとレトルトのカレーのみ。その代わりビール二缶飲んだ。〆のコーヒーは如例。

 その後ぽすれんレンタルブルーレイで『最高の人生の見つけ方』をみる。大金持ちだけど孤独なジャック・ニコルソン、しがない自動車整備工だけど家族に囲まれたモーガン・フリーマン、まったく違うタイプの二人だけれども、たったひとつの共通点は死の病に犯されていること。この二人が意気投合して死ぬ前にやりたいリスト(これが原題となっている)を作ってその項目を一つ一つ潰していく旅に出るという映画なのだが、このわざとらしくて非現実的な話ながら得られる感動のなんと静謐なことよ。これは映画を通して「確実に迫る死に対してどう対処すべきか」という通奏低音が奏でられているからで、このしっかりとした主張があるからこそ安っぽいお涙頂戴映画に堕していないのである。

 ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという二人の名優の存在感も素晴らしい。普通に二人で話しているというなんということのない場面が私の胸にぐいぐい迫ってくる。

 ハイビジョン画質はちょっと進化したワーナークオリティ(笑)。ディテールを潰してまでグレインを消すという極端な方向ではないものの、やはり昨今の輸入版に見られるようなシャープな解像度は望めない。5.1チャンネルサラウンドはドルビーデジタルハイレート。こういう映画だからこそロスレスの高音質で楽しみたいのにいいと地団太踏まされたものである。

 シャワーを浴びてお酒。ひれひれ酔って午前1時過ぎ就寝。

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2009年4月29日 (水)

4月28日(火) ボブ・ラザーはみんな生きている

 生きているからエリア51で地球製のUFOを見たりするんだ。最後の方を早口でお願いしますです。さて、ちょいと気が早いが5月注文予定の輸入ブルーレイソフトである。『Splinter』 強盗の人質になっているカップルがたまたま立ち寄ったガソリンスタンドで吸血モンスターに襲われるというどっかにあったような映画(笑)。『スラムドッグ$ミリオネア』 言わずと知れた第81回米アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、歌曲賞、録音賞を受賞したダニー・ボイル監督の大傑作。『ザ・スピリット』 『シン・シティ』『300』のフランク・ミラーの初となる単独監督作品で今回もねっとりとした濃い映像世界が楽しめそうだ。

 後は旧作でドリュー・バリモア姐さんがまだまだキュートな(笑)『ウェディング・シンガー』 昨年11月30日にアメリカで新作が公開された人気シリーズのファーストムービー 『ファイナル・ディスティネーション』。

 この5本で送料合わせて12,224円。一本あたり約2,500円と安いがこれは旧作の『ウェディング・シンガー』と『ファイナル・ディスティネーション』が15,49ドルというバカ安価格だから。まったくもってありがたいことです。

 昨日見終わったハイビジョン録画の『SF最後の巨人』 この映画は未見だと思っていたのだが、最後の最後、ユル・ブリンナーが自ら手首を切り落とす場面で「あ、おれ、これ見たことあるわ」 見たと言ってもレンタル・ビデオなどではなく、それこそ小学生時分にテレビの日曜洋画劇場あたりでの話。映画自体も小学生の「わあ、怪獣出てくるんかいの、宇宙人でてくるんかいの」という期待とは裏腹のはげのおっさんが出てくる非常にペシミスティックな未来世界ものだったから、あんまり印象に残っていなくても仕方あるまい。

 それが手首を落として止血の為にたいまつの炎で焼くという残酷な場面だけはきっちり覚えているのだから、もう私は「やっぱ子供の頃から俺は、俺だね」と苦笑するしかないのである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、朝飯にコンビニのチキンカツサンドとコーヒー牛乳。昼飯に卵豆腐素麺風(89kcal)、夕食にホタテ貝柱とブリの刺身、竹の子の煮物、肉うどん。刺身と竹の子が美味くビール二缶過ごしてしまいました。当然ながらゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後ぽすれんのレンタルブルーレイで『ベガスの恋に勝つルール』を見る。設定はいかに映画とは言え非現実的で、また主役の二人、キャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーのやっていることは中学生の嫌がらせレベル。しかし恋愛映画におけるロマンチックな雰囲気というものは畢竟浮世離れしたものであり、現実とはまったくことなるルールに立脚している。だから、これらの欠点が欠点とならず、逆にそれを盛り上げる要素となっているのである。こういうやり方もあるのかと恋愛映画に極めて疎い私は大変に感心させられたのであった。

 ハイビジョン画質は暗部の諧調情報が不足しており、黒つぶれ気味。発色も今ひとつでキャメロン・ディアスのゴージャスなドレスが楽しめない。サラウンドはDTS-HD マスターオーディオ。パーティ会場の喧騒音が実にリアル。

 その後途中まで見ていた『ガチ・ボーイ』を最後まで。いやいや、なんと言いますか、発想はドリュー・バリモア姐さんの『50回目のファーストキス』と同じなのだが、大きく違っているのは主人公が事故で記憶障害を起こし事故以来の記憶は一日しか持たない、寝たら前日の記憶はきれいさっぱり忘れてしまうのを知っていること。彼は将来を弁護士になると期待されていた大学生であったが、記憶障害によって廃人同様、この先一生妹と父親に頼りきりになることを自覚している。そのあまりに悲惨な運命に悩み苦しんだ挙句、覚書ノートに「死にたい」と書くことすらある。そして何より最悪なのはそうして悲痛な言葉を書き綴った記憶すら翌日には忘れてしまうこと。彼は記憶の牢獄に囚われてそこから一生脱出できないのである。

 たしかに映画は面白くラストの試合場面は感動的であった。だが試合に勝ったものの、彼の運命はいっかな好転していない。彼にはアダム・サンドラーのような存在はなく、この先小さな風呂屋で朽ちていくばかりなのである。とても良い映画だったが、見終わった私は物凄くくらーい気分になってしまいました(笑)。

 ハイビジョン画質は発色に濃密さが欲しかったところ。解像度は意外にあるもののその分輪郭強調が目立ってしまったか。5.1チャンネルサラウンドはプロレス試合の場内の熱狂をきちんと再現してくれた。

 その後だらだらとTV。就寝午前2時半。

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2009年4月28日 (火)

4月27日(月) 踊るアラフォーに見るアラフォー

 同じアラフォーなら踊らにゃそんそん。泥酔全裸事件の草彅 剛に代わって新しいキャラクターが登場。それは「地デジカ(ちでじか)」だ!(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090427_164026.htmlより引用開始) 社団法人日本民間放送連盟(民放連)は27日、地上デジタル放送への完全移行をPRする新キャラクター「地デジカ(ちでじか)」を発表した。アナログ放送終了までの約2年間、民放テレビ局の番組、PRスポット、ホームページなどに登場し、地デジ移行促進をPRする。「"地デジ化”が完了するまでがんばる」としている。

 地デジカは、哺乳類 鯨偶蹄目シカ科に属する動物とのことで、誕生日は地上デジタル放送がスタートした2003年12月1日。身長は1m、体重は15~20kg。特技はカメラ目線で、長所は焦らないとこ、短所はおせっかい、好きな食べ物はサラダ、嫌いな食べ物は鹿せんべい、なのだという。「完了日」は2011年7月としているが、完了日に地デジカがどうなるかは不明だ。また、ツノの部分は"アンテナ”で、オス、メスともにツノを有している。「地デジ化普及のためにツノ(アンテナ)を家庭の屋根にさすとすぐに新しいツノに生え替わる」という設定になっている。(引用終了) 地デジカのホームページはこちら(http://www.nab.or.jp/chidejika/)

 結局、駄洒落かい!というツッコミは置いときまして、こういう架空のキャラクターなら生身の人間と違って泥酔して公園で全裸になったりしないから安心ですということですか(笑)。

 メキシコの豚インフルエンザが拡大の一途をたどっている。メキシコでこんな事件とくれば、もう不謹慎なのは分かっているけれども、サントが活躍して国民のピンチを救うなんてことを考えてしまうのである(笑)。このインフルエンザを発生させたのは○○○○博士で10年前の細菌の研究が学会に受け入れられなかったことを怨みに思ってのこと。サントはそんな博士の野望を挫きワクチンを奪取、今にも疫病で全滅しそうな寒村に危険を冒して届け、村人を救うのだ。さしずめタイトルは『サントと救いのワクチン』(原題『Santo y vacuna de la ayuda』)みたいな感じか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にカップヌードル一個。夕食にカツオのタタキ、シーチキン入りの生野菜、カレイの煮付け、ビールを一缶、お茶漬けでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『バンコック・デンジャラス』を見る。高い評価を受けたタイ映画『レイン』のハリウッド版リメイク。とはいえ監督は同じパン兄弟であり、そのテイストは非常にオリジナルに近いもの。彼らは暗殺者ニコラス・ケイジをタイ社会に対する異物として描き、決して受け入れられることのない彼の孤独を鮮やかに描き出してみせる。その彼を受け入れたのは聾唖というハンデゆえにまた異物として存在している女性。この切ない二人の交情が、まったくニコラス・ケイジらしからぬあのラストに説得性を与えているのだ。

 また映画の舞台としてのタイの描写にも注目しなければならないだろう。映画の前半ではタイは完全な魔都として描かれギャングの抗争が絶えない危険な場所となっているのだが、その一方で民主的な指導者のパレードに目を輝かせるタイの一般市民をも描き出す。この相反する善と悪の構造に触れた時、ニコラス・ケイジは暗殺者からヒーローへと変貌する。そう、この物語は闇を光で照らす英雄の誕生譚なのである。

 ブルーレイは2層50GB 映像コーディックはMPEG4/AVC 5.1チャンネルサラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。画質は暗部諧調の表現に不安定さがあったのが残念。5.1チャンネルサラウンドは、ええ、すいません、DVD-3800BDとVARIE Pre Processor間の5.1チャンネルアナログ出力に齟齬がありまして途中まで左チャンネルがなっていない状況で見てしまったので、ちょっと評価はできません。なんですぐ分からないのだと言われそうですが、何しろセンターチャンネルをR、Lにダウンミックスしているので、ちゃんとLからも音が出ていたんですよ(笑)。だから台詞なんかは中央にキチンと定位するのでおかしいなと思いつつ、途中まで見てしまった訳なので。

 シャワーを浴びて『SF 最後の巨人』(『The Ultimate Warrior』  1975)の続き。可愛そうに濡れ衣を着せられた男、寄ってたかって手を縛られ、頭に袋を被せられて追放されてしまうのであります。それを目ざとく見つけたほかの集団の人間たちがわらわら出てきてあっという間に男を殺害。衣服などを奪うのでした。

 こんなことが起こるのも食料が少なくなってきたからだと心配したバロン、カル・カーソン・メリンダにすぐ出発した方がいいと提案するのでした。メリンダのお腹の子供の父親であるカル、え、そうだったの?はここから出て行きたくはないようですが、バロンに言われちゃ仕方ない。しぶしぶ承知します。

 しかし、悲劇はその夜に起こりました。キャロットたちの部下4人ががビルに立てかけた板を使って屋上農園に侵入してきたのです。物音に気がついたカルが「何をするんだ、やめろ」と襲い掛かったのですが何しろ多勢に無勢、無理やり抱えあげられて「ソウレ!」屋上から放り投げられてしまったのです。地面に落下したカルは即死してしまいました。彼の悲鳴で駆けつけたカーソン、ナイフでざくざく殺します。残った一人も他のみんなに抱えあげられて「ソウレ!」カルと同じように屋上から放り投げられるという・・・。

 カルの死を知ったメリンダは大ショック。カルがいなければ島へ行く意味がないと言い出します。困ったバロン、一計を案じて「まあ、このお茶でも飲んで心を静めなさい」と睡眠薬入りのお茶を飲ませたのであります(笑)。彼は眠りこんだメリンダをカーソンに託し、地下室から鋼管トンネルを通って地下鉄へ至る道を教えたのです。種と取って置きの缶詰を渡して、「娘を頼んだぞ、途中でお産になると思うがなんとか上手くやってくれ」頷いて出発するカーソン。

 バロンは部屋へ戻るのですが、この様子を他の住民に目撃されておりましてすぐに石が投げ込まれ「やい、じじい、あいつに食料ぜんぶ渡したな」大勢で押しかけてきます。そして一人の女が「リンチよ」と叫んだのを合図にもうみんなで殴る蹴るの乱暴。こん棒でぼっかんぼっかん殴っている奴もいましてすぐにバロン、血まみれとなって死んでしまいましたとさ。

 この後すぐにトマト男が裏切ってカーソンとメリンダが野菜の種を持って逃げたことをキャロットに知らせるのです。キャロットは追跡の名人ハークネス兄弟に追跡を命令します。え、裏切り者のトマト男はどうなったって?必要なことを聞き出したとたんに、キャロットにぼうぼう燃えている竃に押し付けられて「ジューッ!」こんがり良い加減に焼かれてしまいましたとさ。

 さて、カーソンに抱きかかえられて鋼管トンネルを進むメリンダ、目を覚まして自分がどこにいるのか知ると、「ギャーッ」という当惑の悲鳴を上げます。これがハークネス兄弟に聞きつけられちゃった。地下鉄に逃げ込んだカーソンとメリンダですが、彼らを振り切ることはできません。カーソンはならばということでたいまつの火を消して待ち伏せ。見事一人を血祭りに上げたのですが、この時残りの二人はキャロットたちを呼びに行っていたのです。さらに不味いことにメリンダがもう今にも産気づきそうな状態であります。

 カーソンは先行して追ってきた男をもう一人殺害。しかし、この時メリンダが「ああ、もう駄目よ、生まれちゃう」カーソン、メリンダを残っていた地下鉄車両に連れて行き、そこで出産をさせることになります。ひっひっふー、ひっひっふーと気張るメリンダ。間もなく玉のような男の子が産み落とされます。しかし、赤ん坊、それも生まれたてなんてのは泣くに決まっている。この鳴き声でキャロットたちはカーソンを発見し、襲い掛かるのでした。

 そして例によって例のごとくカーソンの剣の舞ならぬナイフの舞でざっくざっく殺されていきます。残った部下二人はびびって「おたすけえ」と逃げてしまいました。そしていよいよキャロットとカーソンの一騎打ち。キャロットは長いロープの先に鉄球をつけたものをぶんぶんと振り回します。そしてカーソンのナイフを弾き飛ばしてしまいました。カーソン、ロープを手首に巻きつけて止めて起死回生を狙うのですが、逆に引きずられてしまいます。カーソン、絶対のピンチと思いきや「わあ」急にキャロットの姿が消えてしまいました。なんと彼は何故か都合よく蓋が開いていた縦穴に落ち込んでしまったのです。

 キャロットはロープで宙吊りになってしまいました。しかし、このままではカーソンも引きずられて落ちてしまいます。彼は近くに転がっていた敵側の武器、斧を取り上げてロープを切ろうとするのですがどうしても上手く行きません。彼の力はだんだん弱っていきます。キャロットは「けけけ、一緒に地獄行きだ」 しかし、ここでカーソンは決意します。彼は斧の狙いをロープに巻かれた自分の手首に定めると「いつまでもお前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで振り下ろします。見事手首が切断され、キャロットは凄まじい悲鳴を上げながら落下したのです。彼は底に叩きつけられてもちろん即死。

 一方、切断した手首の痛みに絶叫するカーソン。彼は最後の力を振り絞って落ちていたたいまつまで這っていくと炎の中に手首を突っ込みます。じゅじゅじゅじゅー、「うぎゃああああ」こっちも物凄い悲鳴だ。これでなんとか止血を果たしたカーソン、メリンダと赤ん坊を連れて旅を再開することになります。

 彼らが地上へ出て海岸に到達したところでエンドクレジット。

 WOWOWのハイビジョン放送。暗部にノイズが目立ちますが発色が非常に良く「DVDとは違うのだよ」というハイビジョンの威力を見せ付けてくれるよう。モノラル音声はクリアで台詞が非常に聞き取りやすい。

 それからプロジェクターを再起動させて途中まで見ていた『眠狂四朗 殺法帖』を最後まで。小林拳を操る若山富三郎の怪僧、運命に翻弄される中村玉緒の美しさ、欲と権力にまみれた前田藩主と豪商銭屋五兵衛のどろどろの関係など、見所多し。ただ、最後の狂四郎の叫びはなあ、いくら汚い権力者たちの世界を垣間見たからと言って狂四郎ともあろうものが「この世に美しいものは残ってないのか」と絶叫しちゃいかんと思うのですよ(笑)。

 ハイビジョン画質は黒浮きが目立つのが残念。ただスキントーンの描写は格別。メーキャップが非常に自然に見えるのに驚かされた。モノラル音声は平均的なデキ。多少キーンというノイズが気になったくらい。

 その後録画しておいた「探偵ナイトスクープ」 怪獣図鑑に載っていた方法でカネゴンを作ろうという依頼が実に面白かった。出てくるマニアの皆さんが口を揃えて「いやあ、あの図鑑の作り方見てやろうと思ったんですが、ザルが手に入らなくって」というのに噴出してしまう。みんなそんなザルで挫折していたんかい。こんなに面白いものをさすがに見て消しにはできませんということで、この依頼のみ編集してブルーレイで保存することとする。

 就寝午前2時半。

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2009年4月27日 (月)

4月26日(日) ブルー社会党

 土井と村山に囲まれて静かに眠るブルー社会党。恒例のWOWOWハイビジョン放送6月の番組表。6月4日『マイ・フレンド・フリッカ』吹き替え5.1 6月6日『光の六つのしるし』5.1 6月7日『白鯨』 6月8日『頭上の敵機』 『プロヴァンスの贈りもの』5.1 6月9日『キリマンジャロの雪』 『ワイルド・ブロウ』5.1 6月10日『拳銃王』 『君のためなら千回でも』5.1 6月11日『イル・ポスティーノ』5.1 『百万円と苦虫女』 6月12日『約束』 6月13日『今日も僕は殺される』 6月14日『王妃の紋章』5.1 『光州5.18』5.1 6月16日『ことの終わり』5.1 6月17日『ダージリン急行』5.1 6月18日『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』5.1 『結婚しようよ』 6月19日『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』5.1 6月20日『ハンティング・パーティ』 6月21日『按摩と女』 『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』5.1 6月22日『有りがたうさん』 6月23日『簪』 6月24日『風の中の子供』 6月25日『みかへりの塔』 『スノー・エンジェル』5.1 6月27日『家族』 『ビロウ』5.1 6月28日『誰が電気自動車を殺したか』5.1 6月29日『となり町戦争』 

 今月は未見映画が32本。テニス中継のせいでいつもよりちょっと寂しいラインナップだが、それでも『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のハイビジョン放送は嬉しいぞ。まったくもう私は北の国の首領様がミサイルなんかほっぽリ出して「全ての人民がWOWOWを見られるようにする」と宣言して世界から喝采を受けようとしないのが不思議でならないのだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯はコンビニで買った素麺風卵豆腐という奴。麺つゆ・博多万能ねぎ刻み・おろしショーガでずるずるやると意外にいける。これで89kcalなのだからダイエットに最適ではありませんか。夕食は豚のみそ焼き、生野菜、鯛の刺身。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『007 慰めの報酬』を見る。冒頭からの派手なアクションに度肝を抜かれ、ボンドを連れ戻しにやってきた英国情報部員の女があっさりとコマされてしまうのに大笑いし、途中の細かいストーリーが良く分からなくていらいらし、ラストのホテル大炎上シーンでいや、車が突っ込んだくらいでなんでホテルがばかすか爆発するんだと呆れ、ラストでボンドあれだけのことをやらかしておいてあっさり復職かいと嘆息したという、まあ、面白かったっすよ、今回の007映画は。

 何より愛した女の復讐に燃えるハードボイルドなボンドが宜しい。まためちゃくちゃやっているようでも決して壊れることのないMとの信頼関係も感動的だ。お話がクレイグ=ボンドになってからあまりにも現実的になってきていることに物足りなさも覚えるけれども、まあ、火山の火口が秘密基地になっているような話はさすがに現代では作れないだろうから(笑)、それは我慢するしかない。

 ブルーレイは映像コーディックがMPEG4/AVC、サラウンドはDTS-HD マスターオーディオ 48kHz/24ビット 画質はきりっとした高解像度と適度なグレインの付加が好ましい。サラウンドはもうまったく文句のつけようがないスーパーサラウンドでフロントスピーカーから噴出してくるような強大な音圧にノックアウトされてしまったぜ。

 終了後、ブルーレイの「マクロスF 9」の最終話を見る。エクスコンタクトによる画質・音質向上でなんだか物凄いことになっています。ヴァジュラ群の赤い軌跡があんなにも美しくなってしまっていいのでしょうか。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「たかじんのそこまで言って委員会」 和歌山カレー事件で林真須美を支援する会の人がパネラーとして出演していて他のみなさんが状況証拠のみで死刑判決という裁判に異議を唱えていたのを聞いて嬉しそうにしていたが、何、みなさん、裁判のあり方に疑問を呈しているのであって決して林が無実だとかそんなことを言っている訳ではありませんよ(笑)。

 終了後プロジェクターを再起動してハイビジョン録画の『かもめ食堂』を30分ほど。やはり驚くほど綺麗になっていてショーウィンドウのガラスの美しさなんか、もうプレーヤーを変えたというレベルに達しているくらい。なんでちょっと液体を塗っただけでこんなに良くなるのだろう。こんな効果が7,000円で得られるなら、僕はこれがプラセボでもオカルトでもトンデモでも何でもいいよって、シンクロプラズマシートの時と同じことを言っております(笑)。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年4月26日 (日)

4月25日(土) 「社会党はこうして生まれた」

 戦前の非共産党系の合法社会主義勢力が団結して結成されたのである。この駄洒落の元ネタは「謎の円盤UFO」22話 「シャドーはこうして生まれた」 いやー、半信半疑で買ってみたオーディオアクセサリー エクスコンタクトの効果は凄いねえ。あんな液体を電源やら映像・音声ケーブルの接点に塗り塗りするだけでシステム全体の品位がびっくりするぐらい上がったからねえ。液晶モニター UNI-LCD24/Bも随分と画質が良くなったし、実際驚くべきものだと思う。

 この効果に感心するあまり、私は妙なことまで考えてしまうくらいである。この液体をチンコに塗ったらたちまちもてもて。女の方からどんどんやってきて入れ替わり立ち代りのセックスでチンコの先が乾く暇がないとか、肛門に塗ったら中でエリンギ上になっている私の痔もたちまち完治とか、そんなことが起こるんじゃないかと(笑)。

 WOWOWで絶賛放映中のハイビジョン『眠狂四朗シリーズ』 確認したら『殺法帖』以外はみんな見ていたので、削除処分とする。こんなことをしたら眠狂四朗がぼわんと現れて「貴様、なぜ消す、この剣が円を描き終わるまで生きてはおれぬぞ」とか言われて円月殺法で斬られたりしてしまうかもしれないが、何しろHDDがいっぱいいっぱいなんですよ。だから勘弁してくださいよ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日は昼飯が無制限のアンリミテッドランチ。ゆきみ家でカレーラーメンを食う。麺が普通のラーメンとは違う太麺になっていた。もちもちしてカレースープと良く絡むけれども啜るときの快感は前の細めんの方が勝っていたと思う。

 夜は葛の会例会。あのでこぽんさんが11も年下の嫁さんを貰うというのでそのお祝いをかねて。場所は久々のマダム・ミミ。私はもちろん天神経由で歩いていきました(笑)。本日の出席者は私、ぴんでんさん、たけうちさん、アンジェリーナさん、ちゃか・ぽこさん、そしてでこぽんさんとその婚約者というか嫁の人。

 食べましたものは中華のコース。叉焼やら水餃子やら揚げ物盛り合わせとか焼きそばとかがんがん行きましたとも。飲みましたものは飲み放題コース、ビール、ビール、ビール、焼酎水割りとがんがん行きましたとも。

 でこぽんさんの嫁さんはもちろんコッチの人(笑)。同時にふの人でもある。ふの人とはこれまで何人もお会いしているけれども、みんなそれなりに人生経験の豊かな女オタクの方ばかりであり、こんなに若い人は始めて。こんな人の口から「○○」とか「○○○○×△□」とか出てくると分かっているけれどもびっくりしますよ。

 私ももちろんぱあぱあと酔っ払って「ラブラブですって、ああたそんな見せつけて、領収書切ろうか、ホンマ」と怪しい関西弁になって喋っていました。

 2時間ほどでお開き。いつもならこれからカラオケだ、うわおとなるところだけれども何しろゴールデンウィークのバーベキュー大会を控えておりますからな、おとなしくみんな帰りましたよ。私はタクシーで帰宅。ぼへーっと着替えてぼへーっとテレビ見て、ぼへーっと寝た。

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2009年4月25日 (土)

4月24日(金) ピサのSHADO

 SHADO イタリア支部 私はちゃんと 地球防衛秘密組織SHADOがSupreme Headquorters of Alien Deffence Organizationのそれぞれの頭文字をとった言葉であることを覚えていた。これは素直に自分を誉めてあげたい(笑)。

 SMAP 草彅 剛メンバーの事件。「本当に酔っ払って訳が分からなくなって公園で全裸になった」ということで、ネットでは酔っ払いの醜態くらい大目にみてやるがいいじゃないかという意見と「反省してねー、もう二度と酒を飲むな」という意見に分かれているようである。え、私はどうなのかって、そりゃ、前者に決まっていますがな。人気男性タレントが酔っ払って公園で全裸で踊るなんて面白さ抜群の出来事に目くじらたててどーすんだってんですよ。「わはははは、SMAPもまた人間なり」と笑っていればいいんですよ。

 で、謹慎後テレビに復活した草彅 剛メンバーは思い切って竜兵会に所属して芸能界酔っ払い列伝の仲間入りをすればいいんだ、うん。

 この事件で思い出したのが近藤真彦が話していた松方弘樹の飲み会ネタ。初めて一緒に仕事をして打ち上げに参加したところ、出席者の前にビールの大ジョッキがどんと置いてある。当然ビールを注ぐものと思っていたら松方弘樹、ブランデーをそのジョッキにどばばばばと注いで「さあ、乾杯だ」近藤真彦は戦慄したそうな。

 仕事はまあ、いろいろあった。懸念のリフォームがようやく終了して、後は明日の入居を待つのみとなる。食ったもの、朝飯はコンビニの菓子パンにコーヒー牛乳。夕食はメジナの刺身、パックの寿司少し、牛肉と玉ねぎの炒め物。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~』を見る。ツマラン。これでオシマイ・・・ではあまりにそっけなさすぎるので、書かせてもらうととにかく「決めのギャグ」がつまらない。拳法の奇妙な型を演じてみせるギャグをえんえん繰り返していて、しかもそのパターンがみんな一緒。これで2時間やられたらたまりませんぜ。また敵役の伊原剛志の設定も酷く安っぽく、ニューヨークを舞台にする必然性がまったくないほど日本的な貧乏臭い画面になっている。そして釈 由美子の中途半端なキャラはなんだ?スシ職人にあこがれているのなら、なぜ、あんなにどぎつい色のマニキュアを塗ってなくちゃならないんだ?あの黒いマニキュアの指で寿司を握る場面、私は思わず「こんな不味そうな寿司見たことねえ!」って叫んじゃったよ。

 ハイビジョン画質も誉められたものではない。色の切れが悪くスキントーンの描写もべっとりとして重々しい。あれは健康な人間の肌じゃないだろう。唯一頑張っていたのはAAC5.1チャンネル音声。リア・フロントをぐるぐる回る音場の移動感にびっくりさせられる。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎからWOWOWのハイビジョン録画で『SF 最後の巨人』(『The Ultimate Warrior』  1975)を見る。冒頭映し出される荒廃した2012年のニューヨーク。良くある早朝の無人の街を映して人類は滅亡したと言い張る手法。しかし、さすがに凡百の低予算B級映画とは違って擱坐した赤錆だらけの貨物列車や取り壊し中のビルの瓦礫、薄汚れた廃ビルなどを上手く使ってなかなかの雰囲気を出しているのが救い(笑)。

 そんなビルの中に入り込んでいるハトたち。くるっくー、くるっくーと暢気に鳴いておりましたら、いきなり彼らを捕まえようとする男達が現れたのです。男達はハトを追い掛け回し6羽ほど捕まえるのですが、いきなり飛来した矢が一人の腹を貫いた!もっと凶暴な男達の出現です。男達は最初のちょっと凶暴な男達を捕まえハトを奪います。そしてナイフでぐさぐさぐさっ。ああ、なんと心温まる集団でしょう。

 この2012年、疫病で植物や動物が死に絶え人類は滅亡の危機を迎えておりました。とっくに無政府状態になっており、ニューヨークの町では小さな集団がいくつも暮らしており、他者を殺して食料を奪ったり、はては人肉まで食っているような有様。唯一、バロン(マックス・フォン・シドー)が指揮している集団のみが平和的。彼らは備蓄した食糧と井戸、ビルの屋上に拵えた農園で再生に成功した野菜でなんとか他者から奪わないですむ生活を送っていたのです。

 バロンは見張り所に上がり備え付けられた望遠鏡を覗きます。その中に見えたのは図書館(もちろん、元ですよ)の前に上半身裸という怪しい姿で突っ立っているユル・ブリンナー。バロンは首を捻ります。「あの男はもう2日もあのままだ。やっぱりこの辺で雇ってもらおうとしてあんなことをやっているのだろうか」考えていても埒は明きません。バロンは護衛の若い衆5人を連れて彼のところへ行くことを決意したのです。その後階下へ降りるバロン。この時胸を押さえて「くくっ」と顔をしかめます。なんでしょう、彼は重い病に犯されているということなのでしょうか。

 外へ出るバロンと若い衆。彼らの住処・要塞は町の一角を封鎖したもの。メインゲートを抜けていよいよ外へ出ます。そして裸の男に「おい、ユル、こんなところで何をやっているんだ」と尋ねるバロン。しかしユルは目を閉じたまま答えようとしません。難しい人です。バロンはさらに「君を用心棒として雇いたい。そのつもりでこんなところにいるんだろう。条件は通常の三倍の食料だ。水も豊富だぞ。それになにより」バロン、にやりとします。「葉巻が吸い放題だ」でもやっぱり目を閉じたままのユル。バロンはがっかりして「じゃあ、帰る、気が変わったら我々の住居はあそこを左に曲がって三番目の路地を右に曲がって犬の死骸を目印にもう一回左に曲がったところだから」

 戻ろうとするバロンと若い衆。しかし行きはよいよい帰りはコワい、いきなり暴徒に囲まれてしまったのです。そして若い衆の一人があっというまに捕まってでかい石で頭をごりんと潰されちゃった。これは酷い(笑)。暴徒はバロンと残った若い衆に迫ります。これはもう絶対のピンチかと思われたのですが、ここに現れたのがユル・ブリンナー。これが意外に強く背中のホルダーからナイフを抜くとすばやい動きで次々に暴徒を刺殺するのです。慌てた暴徒はひーっと逃げてしまいました。

 これでユル・ブリンナー、当初通りの条件でバロンたちに雇われることになったのです。

 近くのビルの屋上からキャロット(ウィリアム・スミス)という男が双眼鏡でこの様子を見ています。彼は周辺でもっとも凶暴な一団を率いる男。彼はユルを連れて要塞に戻るバロンたちを見て「ウウーム、用心棒に雇ったのかな、食料も残り少ない筈なのにどういうつもりなのだろう」

 ユル・ブリンナーの名前はカーソン。彼はバロンの部屋で問われるままに自分の素性を話すのでした。彼はいつまでもここにいるつもりはなく、いずれ家族がいるノースカロライナ沖の島に行くというのです。そこは疫病を逃れた島で食料も豊富といういわば天国のような場所でした。

 カーソンを迎えたバロンの集団ですが、実は問題が山積み。ここも食料が枯渇しかけていたのです。若い夫婦、ロバート(ステファン・マシェッテ)とバリー(レーン・ブラッドバリー)は自分達の赤ん坊のミルクがなくなってうろたえているし、夜は夜で屋上農園でトマトを盗む奴もいる。おまけにキャロットたちはこちらの井戸を虎視眈々と狙っているという・・・。

 そしてカーソンを雇ったバロンの真意が明らかにされます。「ここにはバイオ技術で植物を蘇らせたカル(リチャード・ケルトン)という天才がいる。彼の力でもっともっと植物を繁栄させることができる。しかし、ここでは無理だ、新しい土地が必要なのだ。そこで彼を君が行こうとしている島に連れて行って欲しい。これは私たちのためだけではない、人類のためなのだ」おお、立派なことを言う人だと思ったらすぐに、「あ、ついでに娘のメリンダ(ジョアンナ・マイルズ)も連れていってね。彼女、妊娠中でもうすぐわしの孫が生まれるんだ」

 ちなみにこの計画は他の人たちには絶対秘密。なぜなら「わしが自分の娘だけ贔屓して救おうとしていると誤解されるから」というのですが、誤解も何もその通りじゃないですか(笑)。

 そんな中、バリーはミルクが残っているのではないかと噂されていた向かいのパン屋に赤ん坊を連れて向います。自分ひとりの力でミルクを見つけようというのです。これに気がついたロバートも追ってきて、二人で苦労して食料貯蔵庫と思われる扉を開けたのですが入っていたのは書類だけ。泣き崩れるバリーであります。さらに悪いことにキャロットたちに見つかって、殴られたり首を絞められたりして、あっさり殺されてしまったという・・・。キャロットは残された赤ん坊を見て「ふふふ、よき餌となるわい」だって。なんだかもういやな映画だなあ(笑)。

 その夜泣き叫ぶ赤ん坊の声が聞こえてきます。カーソンは「まあ、私は他の人の三倍食料を貰ってますからな、仕方ありませんよ」とバロンの反対を押し切って救出に行きます。パン屋に入った彼が見つけたものは、わあ、ロバートの死体だ、わあ、バリーの死体だ、ひいい、赤ん坊の死体だ、これは酷い!さらに待ち伏せしていたキャロットの部下達が襲ってきた。カーソンは彼らを振り切ってダムウェーターの中に飛び込みよじ登って屋上へ逃れたのです。そこから別のビルの屋上に飛び移って非常階段を使って地上へ。そして闇にまぎれてなんとか要塞にたどり着くことができたのでした。

 「みんな死んでいた」というカーソンの報告を聞いてがっくりする住民たち。

 その後も事件が起こります。食料の配給を巡って小競り合いが起こったのです。この時バロンにやり込められた男、部屋に帰ってなにやら取り出しましたって、これはトマトじゃありませんか。この男が屋上農園からトマトを盗んでいたのです。彼はそのトマトを仲の悪い男の部屋にそっと置きます。

 翌日、ハメられた男はバロンによって「お前は追放だから出て行け」と言い渡されたのでありました。

 本日はここまで。

 その後本を読んだり録画しておいた「黄金伝説」を見たり。就寝午前2時半。すんなり寝れたと思ったら午前4時過ぎに目を覚ましてしまった。なかなか眠りに戻れず仕方ないので自室で30分ほど「黄金伝説」の続き。その後ベッドに戻ってようやくすやすや。まったく困ったものですな。

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2009年4月24日 (金)

4月23日(木) 堪忍ブログの緒が切れた

 ええい、俺のブログであることないこと書いてやる。えー、酒のお供としてハイビジョン録画の『ザ・スライドショー 10』を見ていたのですが、そのライブ中にいとうせいこうが「アランドロンは三船敏郎の大ファン。それで彼に手紙を出したのだが、この時の宛名が「日本 三船」で着いた」という話をしていた。そうそう、我々の世代でもありましたよ、こんな話。我々の場合は甲子園で活躍した時の定岡正二(笑)。この時のファンレターが「鹿児島 定岡」でちゃんと配達されたというのである。パターンが決まっていることからどちらも一種の都市伝説と思われる。ひょっとしたら現代でもその手の話が流布されているかも知れない。

 もし、そんなことがあるとしたら、ファンレターのあて先は誰になるのだろう。

 仕事はまあ、いろいろあった。遅れ気味であった例の部屋のリフォームがようやく完成に近づいたようでほっとする。またおとといの日記に書いたEX-CONTACT(エクスコンタクト) EC-5 接点導通改良剤 も無事到着。壜の蓋はしっかりしまっているのだが、液体の性質上、壜を長期間寝かせたままにしておくと染み出してしまうことがあるそうで、梱包がやたらに厳重。壜自体は目薬くらいの大きさなのに縦10センチ、横20センチ 奥行き10センチの箱が使われしかもその上面には「天地無用 この面を上に」という表示。この物々しさにちょっと笑ってしまった。

 食ったもの。昼飯に冷凍細めんうどんのかけうどん。2日続けてなのでもう飽きた。夕食は金目鯛の刺身、おくらの和え物、そしてカツどん。ビール一缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 そして夕食が終わるなり自室に駆け上がってEX-CONTACT(エクスコンタクト) EC-5 接点導通改良剤 のテスト。まず飯島真理師匠の「ブルーベリージャム」をそのままの状態で1回聴いてみる。その後、システムの全ての電源を落とし、DVD-3800BD、VARIEの電源コネクター、同軸デジタル端子にエクスコンタクトを塗り塗り。ついでにプロジェクター VW100の電源コネクター、DV-I端子、電源タップなどに塗り塗り。そして電源を入れなおしてもう一度「ブルーベリージャム」を聴いてみたら、おおお、ちょっと怪しい液体を塗っただけなのに随分良くなりますなあ。

 非常に分解能が上がって細かい音が目立つようになるし、シンバルの音の質感にも驚かされた。ヴォーカルはやや細身になり定位はむしろ曖昧になるけれども、前述の美点がこれらを上回るのである。私はもうこの時点でご機嫌となり(笑)にししとチェシャ猫のような笑みを浮かべながらCDをハイビジョン録画の『奈緒子』に入れ替える。

 そしてプロジェクターを点灯して画質のチェックをしたのだが、これまた色が濃密になっているなあ。前回見た時はもっとあっさりしていた筈で、元祖長浜屋のラーメンで例えるならナシカタ(脂なしの固めん)がベタカタ(脂多めの固めん)に変わったような感じってなぜ、画質の変化をラーメンに例えるか(笑)。

 これなら処理する箇所を増やせば画質・音質共にもっと良くなるに違いないと思って、映画鑑賞を中止。またシステムの電源を全て落として今度はアンプの電源やスピーカーケーブル、電源タップのケーブルなどいろんなところに塗ってみた。小さな箇所にほんのちょっと壜の蓋についている刷毛でエクスコンタクトを塗るという細かい作業なので、もうすぐに目がしょぼしょぼ、腰ががたがたになる。これが想像以上の難行でさすがにVARIEの7.1チャンネルアナログ入力までは手が回らず「まあ、いいや、ここは後日試そう」ということになってしまったけれども(笑)。

 そしてまた『奈緒子』を見始めたのだが、これがもうあなた、30分前に見ていたものと全然違うんですよ。色味がさらに濃厚になり見た目の解像度感もアップ。今まで目立たなかった輪郭の強調が気になってしまったくらいである。音のほうも拍手がやたらにリアルになり、ステレオ音声なのにリアまでしっかり音が回って広大な音場が出現、私を柔らかく包み込んでくれたのである。もうなんか凄いです。この後はもうただひたすら、へえへえと感心するだけでした。

 肝心の映画の方はというと、「上野樹里が出ていればとりあえずホメる」主義の私でもちょっと・・・(笑)。原作では東大一発合格、走れば並の選手を蹴散らかすほどの身体能力を発揮し、しかも類まれな美貌とスタイルを誇るという一種のスーパーウーマンである奈緒子なのだが、映画では際立った個性が与えられずただ、難しい顔をして突っ立っているか、真っ赤な顔して走っているか、というだけの役になってしまっている。まあ、原作の週間連載で読んでいたらたまらんバイ、これは単行本でまとめて読まんといかんバイというゆったりとした時間の流れはうまく再現されていたと思うが、そんなのを映画でやられてもねえ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は前述の『ザ・スライドショー 10』 これを見る前に液晶モニター UNI-LCD24/BのHDMI端子にエクスコンタクトを塗り塗り。HDMIセレクターにも塗り塗り。するってぇとこのくらいの液晶モニターでもやっぱり画質が良くなって舞台の両端に立っているみうらじゅんといとうせいこうが小さくて非常に精密な人形のように見えてきたのであった。

 その後プロジェクターを再起動させてDVD 『ウルトラQ 2020年の挑戦』 ハイビジョン録画の『かもめ食堂』を見てみた。前者では「友田くん!」と名を呼んで現像室に入ってくる桜井浩子さんの膝の裏が異様に生々しくなっているし、後者では片桐はいりの持っているバックが毛羽立っているのが分かった。この効果の大きさ、今まで買ったオーディオアクセサリーの中でも最高のものではないか。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年4月23日 (木)

4月22日(水) 「電脳の料理番」

 近頃は天皇陛下のお食事もロボットが作ります。2020年の皇室アルバムより。ネタ 「格差吸血鬼」 吸血鬼ったって、みんながみんなドラキュラ伯爵のように大きなお城に住んでいるわけではない。もうアメリカに渡って食い詰めて酷い貧乏暮らしをしている吸血鬼だっているのだ。住まいはトレーラーハウス。今日日、棺桶は高くて買えないから昼間はこのトレーラーハウスの窓を暗幕で塞いで寝ているのである。彼の顔の横には大きな火傷のあと、数年前に昼間寝ているうちにネズミが暗幕食い破って差し込んできた日光にやられたのだ。

 彼はぼろぼろのソファーに座ってテレビの大リーグやアメフトの中継を見るのが唯一の楽しみである。その時のお供は缶ビールならぬトマトジュース缶のシックスパックだ。これをぐびぐびやってなくなるときいきい飛び回る吸血蝙蝠にお札を投げつけて「やい、トマトジュース買ってこい!」。この中継が終わってようやく出動。彼はシャワーも浴びないし(ガス代がかかる)から凄く臭い。歯だってろくすっぽ磨かないから(歯磨き代と水道代がかかる)から口臭だって酷いものだ。しかし、彼は逆にこの臭さを武器として利用する。狙った獲物にハアーっと口から息を吐きかけて失神させその血を吸うのである。

 こんな彼をドラキュラ伯爵始めとするリッチな吸血鬼族は軽蔑をこめてこう呼ぶ。トラッシュ・ドラキュラ、略して「トラキュラ」と。はい、上手く落ちました。えー、口の臭い吸血鬼というギャグは手塚治虫の「ドン・ドラキュラ」あたりにあったかも知れないが面倒くさいので確認はしません。

 本日は休み。午前9時に起床して事務所へ行き日記付けとネットのチェックしてから徒歩で天神行きというルーティンを飽きもせずやる。だけど、今日の昼飯は違っていたぞ、いつもの「赤のれん」じゃなくって「膳 天神店」で280円のラーメンと替玉を食ったのだ。カウンターが狭くって箸やらゴマなどが取りにくくまた固麺で頼んだのにちょっと柔らかめだったというマイナスポイントがあったけれども天神でこの値段でちゃんとしたラーメンが食えるというインパクトはでかいぞ。だから、みんながーっと行くように。

 私自身は次からはまた「赤のれん」に行くと思うけれども(笑)、これは純粋に好みの問題なのでみんな気にしちゃだめだぞ!

 その後はいつものルーティンに戻って漫画喫茶で漫画読み3時間。その後フタバ図書GIGA天神店で待望の『ウォーリー』ブルーレイのレンタルに成功。これは漫画喫茶に入った時全てレンタル中だったものが、出た時に返却されていたという、まさに「この世で一番大切なものは素敵なタイミング」な出来事であった。

 それから徒歩で事務所に戻る。物件リフォームの点検やある不動産屋から入金明細書のファックスを受けたりしてのち午後5時過ぎに帰宅。缶ビールを一缶飲んでしばらくうとうとする。もう目の玉がとろけるのではないかと思われるほど気持ちが良かった(笑)。

 夕食はマグロの刺身、イサキの煮魚、冷麺。ビールをもう一缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 それからブルーレイ『ウォーリー』を大画面再生。やや、これは自然が大切、地球を大事にしましょうといういささか気恥ずかしいテーマをSF的なクスグリで非常に楽しめるストーリーに仕立てている映画なのだなあ。いや、実際、未来の地球がゴミにまみれていて存在しているのはゴキブリと清掃用ロボット一台のみ、人類は巨大宇宙船の中で生活しておりもはや地球での生活の記憶がない、船内のコンピューターが真相に気づいた船長に対して反乱を起こす等々の要素は我々のようなSFファンにとっておなじみなのであるが、これをオタク的ではなく、一般的な事象として提示して見せているのである。このあたり、簡単そうに見えて意外とむつかしいことでありこういう映画がきちんとつくられしかも大ヒットするというあたりにハリウッドの底力を感じずにはいられない。

 ウォーリーが『サイレントランニング』のヒューイ・デューイ・ルーイを思い起こさせるとか、『2001年宇宙の旅』オマージュがあちこちに出てくるとか、愛すべきボロロボットというのは同じディズニーの『ブラックホール』からだろうとか、こういうかなり濃いオタク要素が違和感なくストーリーの中に溶け込んでいるのは実は本当に凄いことなんですよと力説させて頂く(笑)。

 ブルーレイの画質は美麗の一言。ウォーリーとイブの宇宙ダンスシーンはため息が出るほどの美しさであり、また傾いた床面を転がり落ちるデブ人間たちひとりひとりを描写する高解像度にも驚かされる。DTS-HDマスターオーディオはヴォリュームが不足気味であるが(普段の視聴より2ノッチ音量をあげた)宇宙船の着陸場面ではロスレス音声としてのパフォーマンスをいかんなく発揮してみせた。

 その後シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 芸能人が来る福岡の店という特集が片腹いたい。こんな店先に芸能人のサインをこれ見よがしに飾っている店など「食キング」の北方歳三に「このような虚飾は食の本質にあらず!」とどやしつけて欲しいものである(笑)。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年4月22日 (水)

4月21日(火) 「眠狂四郎 エンゲル係数殺法」

 これで貴殿の懐事情を勘案してみるがよかろう。映画 「眠狂四郎シリーズ」 WOWOWハイビジョン一挙放送記念駄洒落。えー、また怪しげなオーディオアクセサリーを買おうと思っています(笑)。その名は接点導通改良・音質&画質向上剤 CAT(クライオオーディオテクノロジー) EX-CONTACT(エクスコンタクト) EC-5 接点導通改良剤  送料込約7,000円。いわゆる接点復活剤で「あらゆる接点に塗布することによって接触不良をなくし接触抵抗を減少させ、しかも音質や画質を飛躍的に向上させる」アクセサリーなのである。

 何でも「接点の接触部分にEC-05を塗布しますと、主成分ジメチルシリコンオイルの「表面張力が小さい」という特異な性質が作用して、接点の金属表面に少しずつ吸い込まれるように浸透し拡がっていきます。そして接点金属部分の汚れや錆が浮き上がり、EC-05のオイル成分に取り込まれて、接触部分から取り除かる」という効果を発揮し、いや、まあ、ここまではまあいいのよ、それからがちょっとヤバくなってきて、「EC-05に共鳴転写充填された「音質改善のイマジナリー情報」が、塗布された接点の接触部分を通過する音声電流に作用します。そして聴感歪みの激減や聴感周波数特性の広帯域化、並びに聴感音量レベルアップ効果が得られ、目が覚めるような生き活きとした、マスターテープを聴くような音質・音楽性改善」が得られるのだそうな。(http://store.shopping.yahoo.co.jp/avac/excontact.htmlより抜粋)

 うひー、「共鳴転写充填された“音質改善イマジナリー情報”」ですよ、さあ、お立会い。しかもこのエクスコンタクトはある製品のOEMで、その元となった商品があの飯田 朗先生絶賛のコンタクトアキュレーターだというから、もうこれは鉄板ですよ(大笑い)。まあ、シンクロプラズマシートにたやすく騙され、今でも使い続けている私みたいな人間だから、今度もコロリ、コロコロとやられて「うわー、すげー、画質・音質が激変した」なんて言い出すかも知れませんが、その辺は優しい目で見てやってください。

 しかしキョーメーテンシャジューテンって凄い言葉だよなあ。ぼんやり聞いていたら漢字にできないよなあ。

 (そのコンタクトアキュレーター、例によって飯田朗先生のホームページで「携帯のカード(FOMAカードとかUSIMカードというような使用者の基本データが入ったカード)や電池の接点に塗ったら携帯のレスポンスが早くなった」とか「パソコンの電源周りやモデム・電話線に使ってみたらインターネットの速度が速くなった」とか「車のアンテナに塗ってみたらラジオの感度が上がった」とか「車のバッテリーに塗ったらカーステレオの音が良くなる、エンジンの良くなる、ヘッドライトが明るくなる、パワーウインドウの速度が上がる」等々の報告が寄せられている。やっぱり鉄板じゃん!)

 仕事はまあ、いろいろあった。業者さんへリフォームの催促を数度。後は入居予定日について不動産業者さんと打ち合わせ等々。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パン、コーヒー牛乳。昼飯に冷凍うどん細麺で作ったかけうどん。夜は餃子5個(ぐらい)、キャベツ・キュウリ・トマトの生野菜、雌株の酢の物。ビール一缶、炒飯一皿。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画(初めてBW800でBD-REにコピーしたもの)の『ブラッド・ウルフ』を見る。人類の迫害を受けながらその血脈を繋いできた狼人間(この映画ではルガルー)たち。そのうちの女がコミックブック作家にまんまとナンパされ、恋に落ちるというお話。もちろん、人間との恋愛関係はルガルーの中では絶対のタブー、彼らの秘密が漏れたら人類に絶滅させられかねないからである。そんな訳でヒロインとそのコミックブック作家を巡って狼人間族がてんやわんやの大騒ぎになるのであった。

 ルガルーのボスを除いてキャラクターが弱く、彼ら同士の関係もうまく描かれないので、虐げられてきた民族という悲しみの部分が伝わってこない。それでいて単なる女性の旅行者を狩りと称して惨殺したりするから、こっちとしてはあまり同情できないのである(笑)。こういっちゃなんだが、こんなことやってたら人類に嫌われ殺されても仕方ないんじゃないかと思ってしまう。

 唯一感心したのはラストシーンってそれだけかい(笑)。苦闘の末ボスを何とか倒したヒロインと作家。彼らはボスの高級車に乗って街を脱出する。この時人間の中に混じって暮らしている狼人間たちが頭を垂れてこの車に敬意を表するのである。これが都市伝説的なイメージを喚起させ、映画に深みを与えているのであった。まあ、ちょっとその数が多すぎるのが何だが、いやもう事故を調べているお廻りさんと事故の加害者・被害者、みんな頭を垂れていたりするんだもの。そこまで多ければ実質的に街を支配しているようなもので、あんなに人間にわしらの秘密がばれる!と慌てなくてもよさそうなものであるが(笑)。

 ハイビジョン画質はさすがBW800、奥行き感や建物のディテールの描き方が随分と向上している。サラウンド音声はさらに凄く、BGMの定位の良さと質感表現がただごとではない。

 終了後BW200をヤフオクに出すための準備。パソコン用の掃除ブラシやティッシュペーパーを駆使して磨き上げ、新品同然(言いすぎ、言い過ぎ)とする。これに付属品を加えてデジカメで写真撮影。それから梱包作業。最後に「なるったけ良い値段で売れてください」と神様に祈りぽんぽんと拍手を打ったのであった。

 シャワーを浴びテレビをだらだら。就寝午前2時過ぎ。やっと寝たと思ったら外でパトカーと暴走族のおっかけっこだよ。これで目が冴えてしまい自室に戻ってまたテレビ。30分ほどで眠気がさしてきたので寝室に戻って今度は就寝成功。

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2009年4月21日 (火)

4月20日(月) 俺がこんなに強いのも当たり前田のクラッカワー

 非常にシビアー!いや、ほら、クラッカワーさんはNHK英語の講師だから。さて、18日に到着したブルーレイディーガ BW800を早速にセッティングし、もうさわったりなでたでっぱったところを弄ったり挿入したり舐めたりした訳ですが、BW200よりコンパクトながらその映像の基本性能には驚くべきものがある。地デジ番組もBW200に比べるとよりくっきりと高解像度な絵が楽しめるし、SFシネクラシックスで再生するDVDもぐんと良くなった。そりゃあ、再生専用機のDVD-3800にはかなわないかも知れないがレコーダーでここまでやってくれたら何も言うことはない。

 目玉のMPEG-4 AVC/H.264も期待以上の働き。地デジ番組ならHXモードで十分に綺麗である。DR(圧縮なし)に比べれば早い動きでざわつくようだが、私が録画するのは主に大食いとかのヴァラエティ番組なので(笑)ほとんど影響がないのだ。また、背面のiリンク端子はやっぱりいいぞ。何しろBW200では前面にiリンク端子が一つだけ、しかもフロントドア内にあるという極悪仕様で、ケーブルテレビ デジタルセットトップボックスパナソニック TZ-DCH2000と常時接続するためにフロントドアが開けっ放しになっていたからな。この開けっ放しのドアに埃がたまるんだ。

 このストレスから解放されただけでもBW800を導入した甲斐があったというものである。

 WOWOWハイビジョン録画をBW800でBD-R、REにDRコピーした場合の画質の検証は時間がなくてまだできていない。おそらくこのBD-R、REをDVD-3800BDで再生した画質は非常に良くなるはずで、今からそのテストが楽しみである。わはははははは。

 仕事はまあ、いろいろあった。○○○○○○○担当者との話し合い。またリフォームの進み具合をチェックして業者さんに催促したりもする。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分。夕食に焼肉。ビール一缶、ゴハン一膳。あまりの美味さについついゴハンを大盛りにしてしまって大反省する。〆のコーヒーは如例。

 その後BW800のセッティング。GTラック下段でハーモニクス TU-505EX MKⅡインシュレーター三個の上に乗せ、さらに眼鏡アダプターを介してX-DC10電源ケーブルを接続したから、もう最高の環境ですよ、これは(笑)。

 ひと段落してからハイビジョン録画(これはまだBW200で録画したもの)の『ジョシュア 悪を呼ぶ少年』を見る。妹の誕生をきっかけに不気味に変貌していく少年。彼のひそやかなるたくらみによって母親は精神を患って入院、祖母は博物館の階段から落下して死亡、父親は彼の行為に気づき必死に妹を守ろうとするが、少年の策にまんまと引っかかって白昼のセントラルパークで思わず殴打。はい、少年虐待で捕まってしまいました。

 この少年によって三人の大人が壊されてしまった訳であるが、映画的にはちょっとこの少年がお利口すぎたかなと(笑)。一応、誕生したばかりの妹がちやほやされて面白くない顔をするという可愛い場面があって、この幼さとその後の陰湿な手口(赤ん坊を夜中にこっそり泣かせて母親をノイローゼにする)がうまくかみ合わないのですな。だからそれからの展開に不自然さが感じられて、ストーリーを楽しめなくなってしまったのであります。

 ハイビジョン画質は今ひとつ。解像度が低くもったりした印象。5.1チャンネルもさほどの効果はなし。

 その後TZ-DCH2000からBW800へのハイビジョン録画コンテンツのiリンクムーブを試してみた。何度か失敗したものの設定を見直してようやくムーブがスタート。いやいや、新規のiリンク機器の接続にはいつもながら神経を使わされますなあ。

 それから『殺人魚フライングキラー』(『Piranha II: The Spawning』 1981年)の続き。スティーブはかんかんになって追っかけてきたアンを怒鳴りつけます。「死体安置所の看護婦が殺された。そのすぐそばに君のカードが落ちていたのはどういう訳だ」アンは「いや、それは陸軍の遺伝子改造の魚が・・・」と説明しかけたのですがスティーブはまったく聞く耳を持っていません。「もういいからこの件からは手を引け」というばかり。

 アンは次にホテルの支配人に会って「人が謎の魚に殺されている、だから事件が解決するまではあたしのアクアラング教室は中止よ、いや、もうボートやサーフィン、水泳も駄目」これで支配人が「ああそうですか、おっしゃるとおりにいたしましょう」と言っては映画が盛り上がりません(笑)。支配人、スティーブと同じく聞く耳持たず、それどころか彼女を首にしてしまったのです。

 頭にきた彼女は自分で例の沈没船を調査しようとします。船内に入ろうとしたところで殺人魚襲来、アン、危うしと思われたのですが、その時タイラーが彼女を後ろから引っ張って助けたのです。なんと、このタイラー、ベテランダイバーという肩書きは仮のもの、真実の姿は生化学者で、陸軍であの殺人魚の開発に関わっていたのだそうな。そしてあの沈没船には四箱分もの殺人魚の卵が積まれていて、それが孵化したらしい。

 アンは人々を救うためにこの情報を公開すべきだといいます。しかしタイラーはみんなしゃべっちゃったくせに、「いや、これは機密だ、僕は実情を調べて当局にレポートをあげて、それから対策を」「そんな悠長なことやってられないわよ、人が殺されているのよ!」激怒するアンであります。

 さて、問題は殺人魚だけではありません。スティーブはデュモンのヨットをヘリコプターで発見。クリスとデュモンの娘アリスンが自分達だけで出かけていってしまったことを知るのです。「ああ、もう息子も探さなきゃ」とぼやくスティーブ。

 で、ヘリコプターでぶんぶん飛び回って息子達を探すと思いきや、あのダイナマイト漁師ギャビーのところに現れるスティーブ。彼はギャビーから共食いしたと思われる殺人魚の死骸を見せられたのです。これでようやくアンの話を信じたスティーブ、ギャビー、アンと共にホテルの支配人に会って「全ての行事をやめろ」と要求したのですが、やっぱり駄目。ホテルの年間での最大行事、「魚フライ祭り」が迫っており、この行事をやめたら宿泊料が取れなくなって島民みんなの飯の釜の蓋が開かなくなるというのです。

 そうこうしているうちに殺人魚軍団が出動します。そして海面からぴゃっぴゃっぴゃっと飛び上がってギャビーの息子を襲います。あっという間にずったんたんのぎったんたんにされて息絶える息子、ギャビーは涙ながらに彼の復讐を誓いダイナマイトとタイマーを使って爆弾を作り上げたのです。そしてセットされた爆発時刻は翌朝午前6時半。

 ここでようやくクリスとアリスン登場。彼らは船の中で若い性欲を思う様発散させた後、寝込んでしまい漂流状態となってしまったのでした。こんな思慮の足りない若い奴は干からびるまで漂流しておけばいいのです。

 さて、ホテルではいよいよ「魚フライ祭り」が始まります。産卵のために岸によってくる魚達を宿泊客の皆さんで根こそぎ獲ってその場でフライにして食ってしまおうという今の目からみるとやや野蛮な祭り(笑)。支配人は魚が来るのをいまや遅しとまっている皆さんに「さあ、一番獲った方には商品を差し上げますよ」そして魚が来ました。しかし、フライで食べられる魚じゃなくって、逆に人間を食う殺人魚が。ぴゃっぴゃっぴゃっと飛んできた殺人魚軍団、皆さんは悲鳴を挙げて逃げ出すのですが、もうあちこちで殺人魚に丸齧りにされております。

 ここに現れたのが息子の死体を担いだキャビー、彼は爆弾をアンに託すとたいまつ片手に殺人魚軍団に立ち向かい、「もうこれ以上お前らの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで戦うのですが、これがもうあっさりとやられてしまうという・・・。

 ようやく殺人魚は引き揚げていきます。しかし、本家本元の沈没船を破壊しなければまた悲劇が繰り返されることは目に見えています。アンとタイラーは彼ら自身の手で爆弾を沈没船にしかけることにしました。この決意を知らされたスティーブ、「やめろ、やめろ」と無線に叫ぶのですが、もちろん思いとどまってなどくれません。スティーブはヘリコプターを飛ばしてまた息子を探します。

 その息子達はよりにもよってタイラーのヨットに行き当たります。その下では沈没船にママとタイラーが爆弾仕掛けていることなど夢にも思ってません。スティーブ、ようやく彼らを見つけます。爆弾のことを知っている彼はやむにやまれずヘリコプターを放棄、海に飛び込むのです。ヘリコプター、2、3回ぐるぐる回ったかと思うと突然ラジコンになって(笑)水面に激突するのでした。スティーブはタイラーのヨットに乗り込みエンジン始動。クリスとアリスンを拾い上げて逃げ出したのでした。

 さて、船内に爆弾を仕掛けたアンとタイラー、戻ってきた殺人魚に追われて通風口の中へ。ここを通って別の出口から船を脱出しようとしたのですが、殺人魚たちが追ってきてタイラーの足をがりがり齧る春の鮫(大笑い)。残ったアンは何とか脱出に成功します。しかし、もう爆発まで時間がない!絶体絶命のアンが見たのは水中を高速で移動しているタイラーのヨットの碇でした。とっさにこれにしがみ付いて沈没船から離れるアン。どかーんという大爆発が起こります。

 スティーブはアンの姿を探して水面を見つめます。もう駄目だ、彼女は死んだと思った瞬間、アンの頭がぽかりと浮いてきた。大喜びのスティーブ、彼女をヨットに拾い上げます。エンドクレジット。

 カラー・スタンダード収録。モノラル音声。画質は透明感があって悪いものではないのだが、今時スタンダードというのはねえ。

 シャワーを浴びてから今度は途中まで見ていた『みんなの家』 映画のテーマがテーマだけに、同じ三谷脚本・演出の『ラジオの時間』『ザ・マジックアワー』のような人工的な感じは薄れ、嫌味のない人情ドラマに仕上がっている。私はあまりに完璧に作りこまれた感じのある前2作品よりもよほどこちらの方が好きだなあ。まあ田中邦衛の演技のアクが強すぎるとは思うけれども、これが逆に頑固職人というステロタイプなキャラクターに深みを与えているのはさすがであります。

 ハイビジョン画質は暖色系のルック。鋭さはないけれども安心してみていられる優しい画質だ。ステレオ音声は良くサラウンドしてくれて小音量でも聞きやすい。

 その後録画しておいたテレビ番組などを見て就寝午前3時近く。終始眠りが浅くなんだか寝返りばかりうっていたぞ。

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2009年4月20日 (月)

4月19日(日) ミレーの『ウォッチメン拾い』

 映画公開記念駄洒落。アメリカ盤ブルーレイで同名のソフトを発見し、ああ、もう見られるのか、さっそく買おうと思ったのだが、あまりに発売が早すぎるのでもう一度確認したところ、『ウォッチメン』は『ウォッチメン』でもアニメの方だったという・・・。ああ、よかった、慌てて注文しなくて、『アイアンマン』と同じ失敗を繰り返すところだった。

 はい、本日はソフトバレーボールとグランドゴルフ大会である。集合が午前8時なので一時間前の7時に起床。脱糞してシャワーを浴び身支度拵える。いったん事務所へ行って下痢止めなどを飲んだ後、出陣。それから午後5時までの約9時間、ばたばたと働いたのであった。食事は支給されたコンビニ弁当。ソフトバレーとグランドゴルフ、いずれも恙無く済み、我が町内のチームがそれぞれ準優勝(男子)、優勝という好成績を収めたのに驚く。もし、私が人数あわせのために出場なんかしたらとてもじゃないが、こんな成績は不可能だったわけで(笑)いやー、みなさん、無事に集まって頂いて本当にありがとうございました。

 そして後片付け、5月10日の壮年ソフトボール大会の組み合わせ抽選などをやって午後5時過ぎから近くの中華料理屋で打ち上げ。これがえんえん4時間続いて終了したのは午後9時だったという・・・。この宴席でうちが○○○○を建てるので○○○○○○○を追い出したという噂がたっていることが判明(笑)。いんや違うんだって、もうこの時代にあのようなカタチの店舗が時代遅れになってしまって、○○○○がなかなか上がらないので広い駐車場を持った新店舗に移動しようってことなんだから。

 ビールと紹興酒をこれでもかと飲んだので帰宅時にはもうへべれけ。自室の椅子の上で深い眠りに入ってしまった。はっと気がつくともう午前12時近く。あわててベッドに潜り込み再就寝。

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4月18日(土) 『アソートのジョー』

 分類のためのその1。えー、唐突ですが、ぴんでんさんより中古のパナソニック・ブルーレイディーガ BW800を買うことになりました。値段はン万円で現用機のBW200をヤフオクで売ったお金と定額給付金、と学会年鑑の原稿料で支払うことになっております。購入の目的は何と言っても地上波デジタルのヴァラエティ番組(大食いとか食いもん関係ばっか)をハイビジョン品質で録画することで、そのためにH.264圧縮の機能が必須となるわけです。そんな番組をDRで録画するのはさすがにもったいないが、MPEG-4 AVC/H.264で圧縮すれば問題なしてな訳ですな。

 この機種の到着は18日夕方予定。つまり今日であります。今からもうわくわくしているのであります。

 仕事はまあ、いろいろあった。午後12時から町内会総会に出席したりもする。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯は今日は制限のないアンリミテッドランチの日だったので長浜御殿でラーメン+替玉。そしておやつ(笑)にアイスクリームを食う。

 午後7時半に待望のBW800が・・・あ、いや、ぴんでんさんの到着。早速機械を受け取ったのであった。その後まあ、一献いきましょうやということになり、車で住吉の「鶏かわ大王」へ。軽く軽くといいつつ生ビールをがぶがぶ、焼酎5合壜も空にした。焼き鳥も鶏皮、ダルム、レヴァー、などを再現なく食い、結局勘定が5,000円をオーヴァーするということになってしまったのである。

 いくらなんでもこりゃ、食いすぎ、飲みすぎですな。

 私の大腸カメラ検診、痔核の写真がまるでエリンギのように見える件、ゴールデンウィークのバーベキュー大会の打ち合わせ、あの人話とか、もうぱあぱあ調子よく喋っておりましたな。大変楽しい2時間(ぐらい?)でありました。

 その後私はタクシーで、ぴんでんさんは運転代行でそれぞれ帰る。

 帰宅後、BW200のHDDに残っている映画をBD-REへムーブする作業。これとあれとそれをムーブしてもあと6本は映画が残っちゃうな、もういいからこいつら消してしまおうなどと考える。

 就寝午前1時過ぎ。明日は町内のソフトバレーボールとグランドゴルフ大会で午前7時起きである。

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2009年4月18日 (土)

4月17日(金) 耳東芝

 東芝の超解像って凄いんだ。なんてったって、「映像のデジタル化の際に失われた信号を復元し、映像の画素そのものを増やすことで映像の解像度を高める」のだから。まあ、私は東芝のテレビとかDVDレコーダーとか持ってないけどね。

 7月24日 ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社から待望のブルーレイ『アップルシード』が登場。リニアPCM5.1チャンネルなのが気に食わんが私は必ず買ってしまうであろう(笑)。WOWOWハイビジョン放送版も綺麗なのだがある爆発シーンでモザイクノイズが出てしまっているから、これがなくなるだけでも買う価値ありってなもんである。またこれは輸入版だが2009年後半に『ロード・オブ・ザ・リング トリロジー』ブルーレイが発売予定。エクステンデッドヴァージョンがさらに後から発売されると思うのだが、これがあなた、48kHz/24bit トゥルーHD仕様なんですよ。もう我慢できずに買っちゃうんじゃないかと今から気が気じゃないの(笑)。なお、エクステンデッドヴァージョンは2012年、『ホビット』公開にあわせて発売される予定だそうな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分。夕食に鯛の刺身とちゃんぽん、ビール一缶。ちゃんぽんだったので当然ゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 ぽすれんレンタルDVDで『殺人魚フライングキラー』(『Piranha II: The Spawning』 1981年)を見る。夜の海、一組のカップルが海中散歩としゃれ込んでおります。彼らは「アメリカ海軍 立ち入り禁止」という看板がついている沈没船にためらいもなく侵入。そこでオッパイ、チンコを丸出しにしておっぱじめたのです。いわゆる水中ファックです。

 こんな不埒なカップルを映画の神様が放っておく訳がありません。謎の魚群が登場、二人にわっと襲い掛かってがりばりぼりんと食っちゃいました。赤く染まる水中、タイトルが出ます。

 昨夜の惨劇がウソのようないい天気。海辺のリゾートホテルを舞台にこれから続々と主要な登場人物が姿を現します。まず海洋学者のアン(トリシア・オニール)、そしてその息子クリス(リッキー・ポール・ゴルディン)、アンの元夫で水上警察官のスティーブ(ランス・ヘンリクセン)、アンにモーションを掛けようとしているタイラー(スティーブ・マラチャック)、クリスをやとってヨットで出航しようとしているお金持ちのデュモン(レスリー・グレーブス)とその娘、ホテルを根城に男あさりに余念のないシンディ・ビバリーの二人組等々。

 まだ他にいっぱい出てきますがいい加減面倒くさくなったのでこの辺でやめておきます(笑)。

 アンはホテルの恒例行事 魚フライ祭りの準備の真っ最中。一方、クリスはデュモンのヨットで出航。これから5日間の航海に出るのであります。一緒に行く彼の娘が意外に可愛いので露骨にラッキー!という顔をしております(笑)。スティーブは禁止されているダイナマイト漁をやっている猟師に「おい、いい加減にしないと船没収するぞ、コノヤロー」と叫び、ビバリーは海でおぼれた振りをしてドクターに助けて貰うのですが、これがドクターはドクターでも医者じゃなくって歯医者のほうでがっかり。このへん、出来事を順番に並べていくだけで、見るからにやる気のない演出で後年の大監督、ジェームズ・キャメロンの片鱗もありませんなあ。

 また突然、夜の海のヨットが映ってオッパイ丸出しにした二人の女が出てきたりします。なんだかオッパイ丸出しにしてばかりの映画ですね。

 さて、スティーブ、デュモンのヨットからクリスを自分のボートに乗せて「ええか、あいつは素人じゃ、気をつけろ、無線のスイッチは絶対切るな」とアドバイスをします。その後クリスはデュモンのヨットに戻ってそのまま航海を続けるのでしたって、これもあんまり意味のない場面だなあ。

 この後オッパイ女のうちの一人がホテルの厨房に忍び込んで食料を盗もうとします。この時コックのマルに見つかるのですが、「うふーん、私たち、お金盗まれちゃったの、後で私たちのヨットに来てくださらない、物凄くいいことしてあげるわよ、3Pとか」マルはこの古風なお色気攻撃に大興奮。「ん、いいよ、いいよ、たんと食い物持っていきな、おれ、あんたたちに料理作ってやるよ、だって、おれ、コックだもん」 もっとも、こんなオッパイ女がやすやすと3Pさせる筈もなく、のこのこヨットに現れたマル、食料だけを奪われて、海に落っこちてしまうのであります。その様をみてワハハハとあざ笑うオッパイ女二人組み。

 この後アンはダイビングの実習授業。生徒達を引き連れて冒頭に出てきた沈没船の近くにもぐるのですが、この時一人のお調子者が「行っちゃだめ」と言われていたのにも関わらず船内へ。一人人数が足りないことに気がついたアンもまた船内に探しに行くのです。

 そしてアンが見たものは全身をずたずたのぎったんたんにされたお調子者の死体でした。しぇーっと悲鳴を上げるアン。

 この捜査に当たったのがスティーブでして、彼は奥さん(まだ離婚していなかったみたい)のアンを過失致死事故の容疑者だと決め付けます。そして死体を調べたいと言う彼女に「駄目だ、あれは証拠だからな」と言い放つのであります。これに同情したのが例のタイラー。彼はアンと一緒に死体を調べるためにモルグへ潜入することになったのです。

 物凄い有様の死体の写真を撮影しておりますと、かんかんに怒った看護婦さんが登場。「まあ、あなたはスティーブの奥さんじゃありませんか、一体全体こんなところで何やっているんです!」追い出されてしまいます。そしてその後看護婦さんは死体を元に戻そうとしたのですが、その傷口から殺人魚フライングキラーが登場。がっぷと喉首に食らいついたのであります。ぎゃあああと悲鳴を上げて絶命する看護婦。フライングキラーはぱたぱたと飛んで窓を破って逃げてしまいました。

 アンはタイラーを連れてホテルの部屋へ戻ります。写真をスライドにしてみるアン、「これは骨まで噛み砕いているわ、どんな生物なのよ」この疑問から一足飛びにじゃあ、遺伝子工学で作られた奴だ、そういえば陸軍がベトナムで使う殺人魚を作っていた、あれは淡水だったけど、海水に適合するように改造したのだという結論にたどり着いてしまうのが凄い(笑)。

 この後、アンはタイラーに「もう遅いから泊まっていかない?ただし、セックスはなしよ」これでセックスなしだったためしがない(笑)。そういった30秒後にはもうキスをしてそのままセックスに雪崩こむという・・・。

 その頃オッパイ女二人組のヨットが殺人魚フライングキラーに襲われます。二人とも殺人魚にがりぼりばりんと食われてしまいました。このヨットを調べたのがスティーブン。あの看護婦の死体も見つかります。その時現場でスティーブが発見したのがアンが落としていったカード。これでスティーブはアンの部屋を訪ねるのですが、裸のタイラーがいるのを見て呆然とするのでした。

 本日はここまで。

 その後輸入ブルーレイで『地球が静止する日』を見る。うわー、すげー、おもしれー、ゴートカッコいい!灰燼と化すニューヨークの特撮もCGくさいけど、最高!私は大喜びで見たけれども、まあ、この映画がぶっちぎりでラジー賞獲得しても驚かないね(笑)。

 オリジナルでは非常に現実的で切実なものであった東西両陣営の対立による戦争への恐怖をテーマに出来たから、ぶれのない筋の通ったストーリー構築ができたけれども、このリメイクではそれが地球環境の悪化という曖昧なものになっているのがまずいかん。先進諸国がすでに黒井ミサでもないのにエコエコいって、環境への配慮を競っているような現代に改めて宇宙人から、「地球を救うために環境を悪化させる人類をやっつけるわ」と言われても、「はあ、そうですか、わしら、これでも頑張っているんですがのう」と思うばかりである。

 またキアヌ・リーブスの心境の変化も良く分からん。人類は駄目だ、ぶち殺すと言い張っていたのに親子の情愛を見ただけで「うん、人類は変わることができる」とか言ってゴート(ナノマシン型)の活動を止めさせてしまう。ユー・キャン・チェンジって、お前はオバマか。それに、途中で1回、ジェニファー・コネリーから「人類を滅亡させないで頂戴」と言われてお前はなんと答えた?「いんや、すでにプロセスが始まっているから止められん」と首を振っていたではないか。それがあっさりラストで止めてしまいやがって、いくら宇宙人だと言ってもこんな訳の分からないことをされてはたまらない。

 2層ディスク 映像コーディックはAVC/MPEG4 サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ(48kHz/24bit)。画質は黒がぐんと沈んでいてニューヨークの夜景がなんとも言えず美しい。ビル群の浮かび上がってくるようなディテールも必見だ。サラウンドはハイビットロスレスとしては少々おとなしめ。地の底を這うような重低音に特徴あり。

 この後特典のオリジナル『地球の静止する日』を見てみる。リミックス音声がDTS(ロッシー)だけだったりしたら国内版ブルーレイを買った甲斐もあるなと思ったのですが、しっかりDTS-HDマスターオーディオが入っておりました。それどころか、もうメニューのデザインも一緒で日本語字幕がないだけだったりしたのでした(笑)。

 シャワーを浴びてお酒。お供はアニメの「げんしけん」 就寝午前1時過ぎ。

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2009年4月17日 (金)

4月16日(木) 総受け戦

 伝統の一戦。何の伝統かよく分かりませんけれども。今月注文文の輸入ブルーレイ、DVDがようやく到着。『羊たちの沈黙』 『バンコック・デンジャラス』、『007 慰めの報酬』『地球が静止する日』 DVDでシリアルの『キャプテン・マーベル』 あ、『地球が静止する日』は特典としてオリジナルの『地球の静止する日』がブルーレイディスクでついているぞ(笑)。わあ、おれ、この間ヤフオクで国内版ブルーレイ買ったばかりなのに。ムック 『SF・ファンタジー映画の世紀』のおまけDVD、国内版ブルーレイ、そして今回の輸入版とおれんちは『地球の静止する日』だらけだよう。

 あと、嬉しかったのは『キャプテン・マーベル』にクローズドキャプションが入っていたこと。これがあるのとないのでは大違いで、イヤホンつけてヴォリュームを大きめにして一生懸命に台詞を聞き取る必要がなくなったのである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼に冷凍細めんうどんのぶっかけ。夜は昨日の残りのトンカツ一枚、出来合いの焼き鳥を6本。キャベツをたっぷり。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 それから『冷凍人間蘇る』(『The Man with Nine Lives』 1940)の続き。それからもう大忙し。4人を冷凍室から運び出して毛布を被せて暖炉の火をがんがんたいて暖めます。その甲斐あってほどなく意識を回復する4人であります。10年もの間眠っていたことを知って愕然となる皆さんにクラバール博士は「これで私の治療が正しかったことがお分かりになったでしょう。ところで患者のアダムス氏は死にました。あんたがたが馬鹿なことを言い出したおかげで意識を回復した後満足な介護を受けられなかったためです。いわば、彼は皆さんに殺されたようなもの。どう責任をお取りになるのかな」
 
 しかしさすがは法律の専門家、ホーソン地方検事が反論します。「失踪7年で死亡扱いとなる。つまりわしらは死人と同じ。どうして罪が問えるというのかね」しかし、それでもクラバール博士はにやにやするばかり。「なるほど、確かにそうですな。その件は不問にしましょう。ところで、皆さんは自分達の価値にお気づきかな。私は冷凍療法という医学の大革命を成し遂げた。皆さんはその貴重なる証拠なのです」彼は一枚の紙を懐から取り出して「その薬の秘密は全てここに記してある。これさえあればもはや人類はガンを恐れる必要などなくなるのだ」

 大得意のクラバール博士ですがここで意外なことが起こりました。アダムスの甥、ボブが「我々は死んだことになっているだと?だったら叔父の遺産を受けとることができないじゃないか、どうしてくれる」彼は怒りのあまりクラバール博士の手から薬の調合法を書いた紙を奪い取り暖炉にくべてしまったのです(大笑い)。愕然となったクラバール博士、思わずピストルでボブを射殺してしまいました。この事件でどうやらクラバール博士のキチガ○博士スイッチが入ってしまったようで、「調合の割合はまだ、ぼんやり覚えている。忘れないうちに実験をして薬をまた完成させるのだ」

 その実験台となるのがスタントン保安官、バセット医師、ホーソン地方判事という訳で。

 彼は手伝いを申し出たメイソンが眠るのを見計らって作戦開始。睡眠薬をたっぷり入れたスープを三人に振舞ったのです。たちまち意識を失って倒れる三人。クラバール博士はその中からバセット医師を選んで冷凍療法薬を使ったのですが・・・みるみる血球が溶けてしまって、死亡。

 目を覚ました保安官と地方検事はバセットが死んだことを知って戦慄します。「次は俺たちの番だ。しかしむざむざやられはせんぞ」と手に得物を持ってクラバール博士を待ち構えたのですが、あっさりスタントンが拳銃で撃ち殺されちゃった。そして地方検事に前のものから活性剤を減らした薬を使ったのですが・・・こっちもやっぱり死んじゃった。

 考え込むクラバール博士。「一体何が原因なのだろう、そうだ」クラバール博士が閃いた!「新しい薬が彼らの体内に残っていた10年前の薬に反応したのだ。まったく薬のない人間で実験しなければならない」はい、当然ながら実験台に狙われたのがメイソンとジュディですよ(笑)。クラバール博士はメイソンを椅子に縛り付けて監禁、ジュディで実験を開始します。薬を与えて意識を失った彼女を冷凍室に運び込み山盛りの氷を胸の上に乗っけます。どんどん下がる体温。「ようし、いいぞ、いいぞ、うまくいっているぞ」と大喜びのクラバール博士。

 と、ここで警察官二人が登場。あ、二人の後ろからついてきたのはあのボート屋のおやじだ。彼がどうやら警察に知らせたらしい。おまわりさんはまずメイソンを救出。そして冷凍室へ突入します。クラバール博士は拳銃を撃とうとしたのですが、おまわりさんにはかなわず逆に撃たれてしまいました。瀕死の重傷を負ったクラバール、しかし、彼はその苦しい息の中メイソンに冷凍療法の説明を始めるのです。「ジュディの体温を測ってみたまえ、ほら、氷点下になっているだろ、でも心臓は動いている、彼女は凍っていても生きているのだ。冷凍療法薬の完成だよ」

 彼はメイソンに研究ノートを渡します。「後は君がこの療法をさらに発展させるのだ・・・ぐふっ」クラバール博士息絶えます。

 そしてラスト、大勢の研究者を集めてクラバール博士の冷凍療法が発表されます。そしてメイソンが「確かにクラバール博士は道を誤りました。しかし、彼はこの研究を続けることで人類の恩人になったのです。これからはこのわたくし、メイソンが研究をさらに発展させて参ります」

 満場の拍手でおしまい。

 その後レンタルブルーレイの『幸せになるための27のドレス』を見る。負け犬系ヒロインが恋に破れ、新しい恋を見つけ、そして長年夢見てきた結婚式を挙げるという映画で(そ、そうか)、これはどっちかというと恋愛ものより、人情話に近いかな。ラストではきっちり感動させてくれたけれども、わたしゃ、やっぱり痛いヒロインは好みではないのですよ。

 しかし、アメリカ人ってみんなそんなに結婚式が好きなのかなあ(笑)。

 ハイビジョン画質はもうちょっとディテールを際立たせて欲しかった。サラウンドはDTS-HD マスターオーディオ。ヴォリュームを上げ気味にすると非常にリアリティのある音場が楽しめる。

 シャワーを浴びてお酒。だらだら飲んで午前1時過ぎ就寝。

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2009年4月16日 (木)

4月15日(水) 都都逸協会

 こういう駄洒落はアブナイのでやめましょう。4月24日、有限会社フォワード(WHD)から『幻の惑星』(『The Phantom Planet』 1961)のDVDが発売だ。内容はアレだけど(http://homepage3.nifty.com/housei/ThePhantomPlanet.htm 参照のこと)特撮とか気合が入っていて意外に面白いぞ。値段もアマゾンで882円と格安だ。SFシネクラシックスの紹介ページにアマゾンへのアフィリエイトも張っておいたのでみんな、そこからどんどん買ってくれ、そしたらその紹介料で私は大もうけ、わははは、もう笑いが止まらないよということになるのでくれぐれもよろしく頼むぞ・・・882円の商品でどんだけ紹介料が入ってくるんだよというツッコミはなしね(笑)。

 本日はお休み。午前9時起床。身支度拵え事務所に言ってネットつけと日記のチェックじゃなかった、日記つけとネットのチェック。そしていつものごとく徒歩で天神へ行って赤のれんでラーメン+替玉 小炒飯の定食食って漫画喫茶で漫画読み3時間。その後本屋を数軒素見して、また徒歩で事務所へ戻る。亀の世話などやって午後5時に帰宅。缶ビールを一本飲んでぽすれんレンタルの『冷凍人間蘇る』(『The Man with Nine Lives』 1940)を見る。

 冒頭、医学の発達は数々の奇跡を成し遂げてきました。そして新たに冷凍療法という方法が考案され、人類に更なる福音をもたらそうとしておりますというテロップが映りまして、早速にその冷凍療法の第一人者、メイソン博士(ロジャー・プライア)の実演が行われます。重いガン患者のおばさんをベッドに寝かせて胸の上に氷を大盛り。さらに送風機で風を送って冷やします。患者に冷たく冷やした酸素を吸わせて、体温を30度以下にすると、こん睡状態となりました。そのまま5日間放っておいて、蘇生措置を施します。おばさんはぱっちり目を開けて「あら、ワタシ、5日間も眠っていましたの?ええ、痛みは全然ありませんわ」この劇的なる症状の改善におおとどよめく観客たち。

 えー、細かいことを言うようですが、この観客達、実験開始と実験終了で席の並びがまったく一緒。いやしくも映画なのですから、この辺はちょっと気を使って頂きたかったですな(笑)。

 実験の成功を婚約者で看護婦のジュディ(ジョー・アン・セイヤーズ)と祝っておりますと院長のハービー博士(チャールス・トロウブリッジ)が渋い顔でやってきた。彼は開口一番「成功おめでとうと言いたい所だが、早く公表しすぎたね。ほら、まだ実用化のめども立っていないのに患者からの治療申し込みが殺到しているよ。それにこの実験の追試は他の学者にやらせる。もう一匹狼の研究者が一人で発明するなんて時代じゃないんだ」

 メイソンとジュディはしょうがないので休暇を取る事にしたのであります。二人はこのふって湧いたような休暇を利用して前々から興味のあった冷凍療法の先駆者?クラバール博士(ボリス・カーロフ)について調べようと決意するのでした。このクラバール博士、10年前に失踪しているのですが、その前に出された著作によれば「重症のガンのマウスを零下73度で二週間冷凍しガンの成長を止めた」という成果を残しているのであります。悪性細胞を破壊するけれども正常な細胞はそのままにする適度な冷凍時間・温度の回答を求めていたメイソンですから、この調査は必然と申せましょう。

 メイソンとジュディは彼の屋敷があったカナダとの国境近くのシルバー湖にやってきます。この湖にある島に立っている屋敷を訪れるためボートを借りようとしたのですが、その目的を聞いたボート屋のオヤジが顔をしかめて「あんたたち、あんな気味の悪いところにはいかないほうがいいよ。何しろ10年前あの医者と保安官、検事、バセット検死官、ボブ・アダムスの5人がボートで島へ渡ったきり消えてしまったんだからな」これを聞いたメイソンとジュディ、「分かりました、じゃ、僕らは帰ります」ってなったんじゃ映画が終わってしまいます(笑)。二人はボート屋のオヤジの言葉など気にせずボートを借りて島へ渡ったのでした。

 屋敷の中は、何しろ10年間ほったらかしですから、もう蜘蛛の巣だらけ。二人は実験室などを調べるのですが何の手がかりもありません。と、この時異変が起こりました。ジュディが腐った床を踏み抜いて地下の部屋へ落ちてしまったのです。慌てて彼女を助けに降りるメイソン。幸い彼女に怪我はなかったのですが、二人はそこで思いがけないものを発見します。それはその部屋から続くトンネルでした。メイソンは懐中電灯を取り出してって、あれ、この人懐中電灯持ってたっけ(笑)、トンネルを調べ始めます。

 トンネルの奥にはさらに下へ続く階段がありました。それを降りてみるとついたのは秘密の実験室らしい部屋。ジュディはここで骸骨を見つけて悲鳴を上げます。メイソンはそんな彼女に構わず「ここにこそ、捜し求めていたものがあるに違いない」と大コーフン。実験室にあったランプの火を灯しそれを使ってさらに詳しく調べ始めたのです。

 程なく彼は凍りついた扉を発見します。彼はバールを持ってきてこれをこじ開けたのですが、その向こうにあったのは氷の壁。しかもその奥に人間らしい姿が見えるではありませんか。メイソン、それ、あれを助け出せというので、スコップや鶴嘴を持ってきてがんがん氷を砕きます。ほどなく助け出された人物、それはクラバール博士その人でした。しかも彼は冷凍状態のまま生きているようです。

 あわてて火を起こして彼を暖めると、はい、解凍が済みまして博士の意識が回復しました。メイソンから話を聞いて「えっ、わし、10年も寝ていたの」と驚くクラバール博士。そして博士はメイソンに聞かれるままどうして10年前に氷に閉じ込められることになったか、その事情を語りだしたのです。

 「当時、わしはアダムス氏という患者に冷凍療法を施していた。彼は重症のガンで他の医者からは見離されていたのだ。しかし、彼の甥ボブ(スタンレー・ブラウン)がわしが患者をくいものにしようとしていると警察に訴えでたのだ」それで患者が生きていることを証明しなければならなくなったクラバール博士、やむなくボブ・検死官のバセット博士(バイロン・フォーグラー)・スタントン保安官(ハル・タルアフェロ)・ホーソン地方検事(ジョン・ディルソン)をあの地下実験室に案内したのです。

 そうして得意そうに凍りついたアダムス氏を見せて「はい、どうです、凄いでしょ、これでちゃんと生きているんですよ」でもバセット博士は大いに呆れて「あんた、何を言っておるんだ、こんなの死んでいるのに決まっているじゃないか、保安官、逮捕だ、逮捕」このまま刑務所に入れられてしまってはアダムス氏は死に、研究もできなくなってしまいます。クラバール博士、「いやいや、大丈夫、今薬を調合して蘇生させるから」彼は実験室に置いてある薬品をいじり始めます。そして、完成するやいなや、がらっと態度を変えて「やい、これは蘇生薬じゃないぞ、ガスを吸っただけで人間もいちころの猛毒だぞ、へたなことしやがったらみんな死ぬぞ」ぱっと保安官が飛び掛った(笑)。

 もみあいになってクラバール博士、思わず毒薬の壜を落としてしまいます。これががちゃんと割れてもうもうとガスが発生したのです。これはたまらんと冷凍室へ逃げ込む5人。クラバール博士は冷凍室の奥から逃げられるぞ」とドアを示したのですが、これもワナ。出口などなく、その向こうにはもうひとつ冷凍室があるだけ。そうとも知らずドアをくぐる4人。クラバール博士は「むししし、馬鹿ですね」と笑って彼らを閉じ込めてしまったのです。しかし、冷凍室に閉じ込められているのは彼も同じ。博士はそのまま意識を失って倒れ凍り付いてしまったのでした。

 再び場面は現代に戻ります。話ながら首をかしげているクラバール博士。「おかしいな。私は自分自身にちゃんとした冷凍処置をしなかった。フツーだったらあのまま凍死していた筈だ。ああ、そうか、あの毒薬だ、偶然にも完璧な調合になっていたのだ」そんな都合のいい話があるもんですか(笑)。

 「だとすれば残りの4人も生きているはずだ。メイソン、彼らを助けるぞ」

 本日はここまで。

 夕食は鯛とハマチの刺身、とんかつ、つけ合わせの生野菜。昨日の残り飯で作った炒飯。缶ビールをもう一本。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画の『ブラッドレインⅡ』を見る。西部の町で吸血鬼となったビリー・ザ・キッドと戦うレインという前作とまるっきり違った設定に戸惑わされたものの、ゆるゆるの演出とアクションの小気味よさで面白く見ることができたって、これじゃ誉めてないか(笑)。ちょっと納得の行かないのは子供達に対するあまりに残酷な扱い。ビリー・ザ・キッドは幼女の血を吸うロリ・ショタヴァンパイアだし、ラストバトル直前のワナで首吊り状態になった子供がぴくぴく痙攣したりもする。さすがに鬼畜な私でもこれにはちょっと引いてしまったよ。

 ハイビジョン画質はコントラストが高すぎてビデオ撮影のような雰囲気になっているのが残念。ステレオ音声だが、割とよくサラウンドしてくれて不満は感じなかった。

 シャワーを浴びてお酒。昨日に引き続きざすざす酔って午前1時過ぎ就寝。

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2009年4月15日 (水)

4月14日(火) ウヨ曲折

 ネットウヨにもいろいろあってねえ。

 さて、本日は大腸カメラ検診当日である。午前7時に起床、シャワーを浴びて身支度拵えまずは事務所へ。転送電話の設定や亀の餌やりを済ませてタクシーに飛び乗り午前8時半近くに病院到着。受付を済ませ、午前9時から下剤(腸管洗浄剤)摂取に入る。いつもながら飲めば飲むほど不味い下剤を我慢してがぶがぶやる。本日は三人の大腸カメラ受診者がおり、誰が先になるかという順番は腸管の洗浄具合、平たく言えばウンコをいかに早く出し切るかにかかっている。これで遅れをとれば最後尾に回されて検診終了が午後4時過ぎになってしまうかも知れないのである。
 
 だから死に物狂いでひりだしましたね(笑)。もう顔を真っ赤にしてところも憚らずうんうん呻きながらやりましたね。その甲斐あって、今までになく早いペースで腸管洗浄(平たく言えば脱糞)が進み午前11時過ぎには「これで大丈夫でしょう」というOKが貰えたのだった。私は大喜びで見ていただいた看護婦さんに「じゃあ、僕が一番乗りですね」と言ったら、あにはからんや、「いや、もっと早い人がいましたのであなたが二番目です」だって(笑)。なんだか物凄くがっかりしたものである。

 前述のごとく午前11時には脱糞の作業を終えたので後は何もすることがない。ただ待合室のベンチに座って本や雑誌を読むのみである。実際の検診開始が午後2時だったので本当に長く、途中盛大にうつらうつらしてしまったよ。

 で、ようやくその長い待機時間が終わって大腸カメラ検診。後に一人控えているためか、大腸内にカメラ押し込む先生の手つきが去年より乱暴だったと思ったのは気のせいか(笑)。いつもと違って挿入中に痛みを感じ、思わず「ああっ、先生、いたいです」と声を上げてしまったくらい。ああ、念のために言っておくけれどもこの場合の“痛み”はフツーの痛みとはまた違うもので、なんといいますか、下から突き上げてお腹に圧迫感を覚えるみたいな、ああ、もうやめてといいたくなるような、一種の“切なさ”なんですな(笑)。もちろん、フツーの痛みも少しはあるのだけれど、大部分はこの表現しづらい感覚なので、皆さん、誤解しないように。

 ようやく挿入が終わって後は腸壁を監視しながらずるずる引っこ抜いていくことになる。途中、先生が「あれ、血がにじんでいるなあ」とおっしゃったので、さては大腸ガンかと青くなったが、これは大腸カメラが接触した跡だと分かってほっと一息。先生、そういうのやめてください(笑)。

 その後順調に検査が進んで、はい、約20分ほどの苦行が終わりました。大腸は異常なし。しかしちょっと痔核の方が大きくなっているようで、なんだかまるでエリンギのような(笑)。後でこのエリンギの写真を貰ったのでご希望の方にはご覧入れよう(ウソ)。

 検査後一度トイレに行って、腹に送り込まれた空気を抜く。そして支払いを済ませて病院を出る。この後近くの基峰ラーメンでラーメン+替玉の昼食。約20時間ぶりの飯だったので、もう美味くて美味くてたまらん。涙を流しながらスープも一滴余さず啜りこんだ。そしてタクシーを使って帰宅。

 すぐ事務所へ行って母親と引継ぎ。その後は通常業務。例によって内容は書かぬ。

 夕食はマグロの刺身と串カツ。そして5日ぶりのビール!がーっと一気に飲んだら止まらなくなってそのまま二缶いっちゃった。これでお腹が膨れてしまったのでメインディッシュであったカレーは食べず。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『マジックアワー』を見る。佐藤浩市の“クサすぎる”演技や、西田敏行の貫禄あるギャングのボス等々、役者陣のパフォーマンスには満足させられたけれども、いくらなんでもありえないことが多すぎるんじゃないスかね。佐藤浩市が偶然ラッシュを見る場面や、「カット!」の件など無理に無理を重ねた感じでなんかもうがっかりしちゃったすよ。

 いわゆる映画黄金期へのフェティッシュも結構ですが、入れ込みすぎるあまり、適正な距離感を見失っておられるのではないですかね。これではいつまでたってもバブルで豪遊した時代のことを懐かしく語るバブル親父と変わりないような気がするのですが。

 ハイビジョン画質は美麗。中間色の出方も綺麗で贅を凝らして作られたであろうセットを一層引き立ててくれる。AAC5.1チャンネルサラウンドは通常の場面では凄く出来がいいのに、銃撃音や爆発音が全然駄目。けたたましいばかりで迫力も何もあったものではない。

 シャワーを浴びてお酒。録画しておいた「ナイトシャッフル」を見ながらうへうへ酔う。就寝午前12時過ぎ。

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2009年4月14日 (火)

4月13日(月) ドローボールはまだできないけどきっとおぼえます

 ジャンボ尾崎に弟子入りした新人ゴルファーが(ゴルフに関しては漫画程度の知識しかないので間違っていたらごめんなさい)。業界初、だから何の業界だっての、カリオストロ駄洒落。さて、明日は朝っぱらから大腸カメラ検診である。朝8時半に受付をして9時過ぎから下剤2リットルを2時間掛けて飲み、「ワタシハハラヲピーピーナラシナガラといれ二カケコミトテチテタートナル」 だいたい7~8回ぐらいの排便でお腹がカラッポになって、その後午後一時くらいから本番の大腸カメラ。「ワタシハコウモンカラアンナニフトイモノヲズボズボダシイレサレルノダ」

 その後検診時に吹き込まれた空気でぱんぱんになった腹を押さえながら近くのラーメン屋でラーメン食って帰るのである。まあ、検便の潜血は痔の出血によるものでこの検査でお医者さんが顔色を変えて「あんた、直腸に偉いふとかガンができとるバイ!すぐ手術ばせんと3ヶ月で死ぬバイ!」なんてことにはならないだろうけれども、この検査自体が非常に面倒臭いのだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。ある部屋であれがあれっぱなしになっていてしかもあれにあれも掛っておらず携帯に掛けてみたらあれの中からあれが聞こえてきたという・・・。これはてっきり中であれしているものだと思って青くなったのだが、結局はなんでもなくて単なる取り越し苦労に終わった。あー、良かった。

 食ったもの。朝飯にコンビニの照り焼きチキンバーガー、コーヒー牛乳。昼飯は素麺二把に豆腐半丁の冷奴。夕食はマグロづけ、いくら、生野菜、豚汁の具をいれた味噌汁。マグロがやたらに美味くついついゴハン2膳行っちゃいました。ビールは飲まず。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『ドラゴンキングダム』を見る。冴えないカンフーオタクが世界を救うという内容はもう、ワタシみたいな人間ためにあるもので(笑)、そんな映画がつまらない訳がない。いつもながらのワンパターンなワイヤーアクションには辟易させられたけれども、このストーリー、ジェット・リー、ジャッキー・チェンのそろい踏み、豪奢なセット(CG含む)という三大要素に大いに満足させて貰いました。

 ハイビジョン画質は遠景に解像度が欲しいと思うものの、総じて良好。AAC5.1チャンネルサラウンドは前後のつながりが今ひとつ。移動感にわざとらしいところがあった。

 それから今までちびちび見ていた『ラジオの時間』を最後まで。三谷演出の凄みは感じられるのだが・・・、いや、実際役者の演技力が2ランクぐらい上がったように感じさせるほどの力があるのだけれども、その緻密さが返ってあだとなり、私のように鼻くそほじりながら「あーっ」とか言いながら映画を見ているようないい加減な人間には息苦しく感じられることがあるのですよ(笑)。

 ハイビジョン画質はくすんだような色彩でコントラスト感も乏しい。ステレオ音声は意外なくらい綺麗にサラウンドしてくれてリア音場の定位の良さはディスクリートなみ。

 シャワーを浴びて録画しておいた「タモリ倶楽部」「探偵ナイトスクープ」など。早く検査を終えて思う様酒を飲みたいものだとつくづ思った。

 就寝午前2時。

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2009年4月13日 (月)

4月12日(日) 「あんたが短小」

 武田鉄矢だって、他人にこんなことを言うと普通殴られてしまう。本日で禁酒4日目。毎度、禁酒をするたびに今度こそ4日目で離脱症状が出るのではないか、そうなったら二度と酒が飲めない、どうしようと怯えているのですが(笑)、今回も目出度くフツーの状態で4日目を過ごせました。この悪運を神に感謝して大腸カメラ検診の終わる14日夜からまたたらふく飲もうと思います(ちょっと大げさに書いてます。実際はそんなにがばがば飲みませんよ、すぐに痔が悪化してウォシュレットの水流を肛門に当てるだけでぎゃあと叫んで飛び上がるような状態になってしまいますからね)。

 最近、暇があれば亀ファンタジーに耽っている。この亀ファンタジーとは「水槽もう一つ買ってクサガメかイシガメ買ってみようか、それと思い切ってジーベンロックナガクビ亀に行ってみようか」と夢想すること。最近はこの耽り具合がだんだん悪化してきて「でもかなり早い段階で120センチ水槽が必要になるジーベンロックはさすがに敷居が高いな。やっぱりベビーサイズから買えば60センチ水槽で一年程度は大丈夫であろうイシガメ、クサガメのペアにするか」と考えるようになっている。しかも悪いことに60センチ水槽は持っており、亀用のサーモスタット入らずのヒーターだってある。これなら紫外線灯とホットスポット用の電球とクリップスタンドを買うだけで飼育可能だ。ネットでイシガメ小型ペア(6,140円 送料・梱包手数料込み)なんてものも見つけてしまった。

 ああ、私はどうすればいいのだろう。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に素麺二把、夕食に豚のみそ焼き二枚、鯛の刺身、生野菜、ゴハン一膳。ビールは飲まず。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『ロストボーイ ニューブラッド』と『バビロン5 危機再び』を続けて。『ロストボーイ ニューブラッド』は懐かしのコリー・フェルドマンが前作そのままのキャラでいまだにヴァンパイアハンターをやっているという設定にまず笑う。冒頭に出てくるトム・サヴィーニというサービスカットも良かったのだが、話自体は盛り上がりに欠け、退屈そのもの。お約束を出したところで満足してしまったのが大きな敗因となっております。ハイビジョン画質は黒の沈みが優秀だが、夜月の周囲にトーンジャンプが見られたのが残念。AAC5.1チャンネルは迫力だけで、音にまったく品位が感じられない。

 『バビロン5 危機再び』はAパートとBパートの二つのエピソードで構成されているのだが、私の好みにあったのは断然Aパート。地球に帰省していたバビロン5の職員がいきなり悪魔つき。彼は派遣されてきた神父に「これは神の御技だ。こんなに科学が進歩してしまっては誰も神なんて信じられなくなる。そのことを見越して宇宙に我々悪魔を放ったのだ」という。ところが、これは悪魔の策略で、本来悪魔は地球にしか存在できないので、地球から職員の体を借りて逃げ出してきたのをごまかそうとしていたというのである。よー、こんなこと考え付きますわ(笑)。

 ハイビジョン画質は流麗の一言。宇宙空間の黒さが素晴らしい。5.1チャンネルサラウンドはおまけ程度の効果。まあ、こんな作品だから仕方ないか。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから『フランケンシュタイン 死美人の復讐』(『Frankenstein Created Woman』 1967)の続き。ほどなくハンス処刑の日がやってまいりました。そんな時世界最悪のタイミングで医者の治療から戻ってきたクリスティーナ、馬車から今にも首を切り落とされんとスというハンスを見てしまいます。彼女は「ひー、ハンス、ハンス、やめて」と叫びながら馬車から降りて駆け出すのですが、無常にもギロチンの刃が引き揚げられてズダーン、ハンスの首がすぽーん。

 これで絶望したクリスティーヌ、橋から川に飛び込むという文七元結みたいな方法で自殺してしまいました。

 一方、ハンスの死体は計画通りカッシングとヘルツ先生のもとへ。この地で開業して30年というヘルツ先生、当然ながら村人たちのさまざまな秘密を知っておりまして、今回は看守の「美人だけどあるとき急に太りだした仲良しのご夫人の処置」の件を奥さんに言うぞと脅して死体を手に入れたという・・・。あ、念のために言っておきますが、太ったといってもモノを食べ過ぎたとかそういうことじゃないですからね、体の一部分が急に膨れだしたということですからね。

 カッシングとヘルツ先生は死体を2階へ運び上げ例の力場装置にセット。両側に備えられたパラボラアンテナがびびびと光りだします。「力場展開!」「「位相同期開始」「出力上昇中」というカッシングの掛け声と同時に死体の上に光る玉が出現したではありませんか。「おおお、見ろ、我々は魂を捕獲することに成功したのだ。後は別の死体にこの魂を入れれば良い」この別の死体というのが、川から引き揚げられて運び込まれてきたクリスティーナですよ。この成り行きに顔をゆがめるヘルツ先生ですが、カッシングの方はまったく意に介しておりません。それどころか「死体を探す手間が省けちゃった、ラッキー」と喜んでいるくらい(笑)。

 そして二人は魂をクリスティーナの死体に注入。そしてついでだからということでカッシングの指示に従ってヘルツ先生が脳手術。脳血栓が原因であった彼女の麻痺を完全に取り除いてしまったのです。顔の方もあれこれいじくって、はい、半年たって包帯を取ってみたら輝かんばかりの美人に生まれ変わったのでありました。

 治療の結果、クリスティーナの髪の毛の色が変わってしまいましたが、これが後の展開に繋がる伏線になっておりますので皆さん、どうぞお忘れなく。

 完全な体となったクリスティーナですが、彼女の記憶だけは完全になくなっています。折りにつけ「ここはどこ?私はだあれ?」と言っております。そんな彼女に容赦なく次の実験を試みるカッシング。彼はクリスティーナを例のギロチンのところへ連れて行き「さあ、あれを見るのだ、そして何を連想する、さあ、さあ」クリスティーナ、ショック状態となって「パパ、パパ」と叫ぶのでした。

 カッシングは大喜び。「おお、これはハンスの記憶だ。ハンスの魂は彼女の体の中で生きているのだ」

 しかしこの実験がクリスティーナの中のハンスを目覚めさせたようです。ここから世にも恐るべき惨劇の幕が上がるのです。

 さて、あのどら息子アントンは今日も今日とて飲みに出かけようとしております。今は空き家となっているクリスティーナの家を見てふふんと笑ったアントン、飲み屋へ行こうとしたら闇の中から「アントン、アントン」という声。彼はぎくりとして立ち尽くします。それは紛れもないハンスの声だったからです。「しぇー」と飛び上がったアントン、飲み屋に逃げ込みます。そのただならぬ様子に驚いたカールとヨハンは何があったのかと問いただしたのですが、アントンは酒をぐびぐびあおって「何でもない、構わないでくれ」というばかり。悪酔いし始めたので、カールとヨハンは呆れて帰ってしまいました。

 その後、看板で店を追い出されたアントンは「ういー、ひっく」と千鳥足になって家へ帰ろうとします。その彼の目に飛び込んできたのが街角に胸の谷間を必要以上に開けたドレス姿でたっているクリスティーナ。顔の傷はないし、髪の毛の色も変わっておりますので、酔ったアントン、彼女に気がつきません。それどころか角の空き家でいいことしまショと誘われて元クリスティーナの家に誘い込まれてしまうのです。男ってバカですね(笑)。にやにやしながら服を脱ごうとしているハンス、しかしまた「クリスティーナ、殺せ、殺せ」というハンスの声が聞こえてきた!恐怖に目を見開くアントン、いきなりギロチンの刃がどたーんと落ちて、殺された!

 これはクリスティーナがアントンをギロチン台まで引っ張っていって首をちょん切ったのか、それともアントン殺害のメタファーなのか良く分かりませんが、とにかく殺されたのです。

 次に狙われたのはカールであります。彼はアントンが殺されたことで完全にびびってしまっていてもう酒びたり。ヨハンに「これは天罰なのだろうか」などと言って「馬鹿なことを言うのではない」と叱られたりする始末。そんなに怯えきったカールですが、やっぱり飲み屋に現れたクリスティーナの誘いに簡単に乗っちゃうのです。男ってやっぱりバカですねえ(笑)。今度は飲み屋の厨房にあった包丁でドカッ!カール、殺されました。クリスティーナは死体のそばに「ハンス」という血文字を残します。

 ヨセフ、この文字見て「ひー、ハンスが生き返って復讐しているんだ、次は俺だ」と恐怖して逃げ出します。

 町の人々、そして警察はこれがピーター・カッシングに関係しているのではないかと、まったく正しいことを考えて(笑)屋敷へ押しかけてきます。そしてカッシングに「あんた、ハンスを生き返らせたろ、黒魔術を使って」と詰め寄ったのです。カッシングは落ち着いたもの。「墓を暴いてみなさい、そうすればハンスが生き返ったとかありえないことが分かるから」早速に彼の墓を暴きますと、なるほど死体は確かにあった。でも何者かがハンスの首を盗んでいたという・・・。

 それはもちろん、クリスティーナです。彼女はハンスの首と語り合っております。「次はどうすればいいの」「決まっている、ヨハンめを殺すのだ」クリスティーナ、出動します。

 さて、荷物をまとめて町を逃げ出したヨハン、乗り合い馬車に乗り込んでほっと一息。ところが馬車には先客がいました。もちろん、クリスティーナであります。そしてヨハンは先の二人と同じく彼女にぽーっ。何の警戒心もありゃしません。それどころか、「私、あなたとどこかでお会いしませんでしたっけ」などと聞いたりしております。大バカヤローです(大笑い)。そのまま彼女の色香に惑わされてキスしてしまいました。

 一方、カッシング、一連の殺人事件は「クリスティーナの中のハンスの魂が彼女に命じてやらせているのだ」と確信。警察官に説明するのですがもちろん信じて貰えません。「早く止めなければ」と焦るカッシング、二階の窓から逃げ出し、自家用の馬車を使って彼女を追いかけたのです。

 馬車の中で抱き合っているヨハンとクリスティーナ。と、馬車が止まってしまいました。馬の蹄鉄が外れてしまったのです。走れるようになるまでちょっと時間が掛かるというのでヨハンとクリスティーナは馬車を降りて歩いていくことになりました。途中でクリスティーナ手作りのお弁当を食べてご満悦のヨハン。やっぱバカだよ、こいつ。膝枕をしてもらってうっとりしてやがる(笑)。クリスティーナはナイフを取り上げます。そして静かな声で「ヨハン」びっくりして「何で僕の名前を知っているの」と叫ぶヨハンに、「それは私がクリスティーナだからよ、この人でなし」ナイフを振り上げて「いつまでもお前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」と叫んでぐさぐさぐさ。

 満足げなハンスの声が響きます。「よくやった、クリスティーナ、もう休んでいいよ」

 ようやくやってきたカッシング、しかし、クリスティーナは彼の目の前で「もういいのです、私がするべきことはわかってます」崖下の川に飛び込んでしまいました。愕然として立ち尽くすカッシング。エンドクレジット。

 その後テレビをだらだら。就寝はちょっと早めの午前2時。

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2009年4月12日 (日)

4月11日(土) ウラルの畑でボルシチが鳴く、チェーホフじいさん掘ったれば

 「花咲かじいさん」も元はロシア人であった、ウラー。ぽすれんレンタルでブルーレイソフトが借りられねー。狙っている『幸せになるための27のドレス』『ベガスの恋に勝つルール』『シャッター』『ティンカー・ベル』が全然借りられねー(笑)。この4本のブルーレイソフトは近くのレンタルショップではレンタルになっておらずぽすれんだけが頼りなのだが、もう何週間もの間、一瞬たりともレンタル可能にならねー(ちょっと大げさ)。仕方ないから今度もSFシネクラシックスのネタオンリー『殺人魚フライングキラー』『冷凍人間蘇る』になってしまったよ。

 仕事はまあいろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日は3日に一度の制限なしのアンリミテッドランチの日なので先週に引き続いてゆきみ家のカレーラーメン+小ごはんになった。それから3時のおやつとして(笑)、ピノアイスクリーム。夕食は鯛の刺身とひじき少し。それから298円の鳥そぼろ弁当。ビールは飲まず。〆のコーヒーは如例。

 それから地上波デジタル放送をハイビジョン録画しておいた『クレヨンしんちゃんちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』を見る。10年ぐらい時間を遡ったようなあまりにオーソドックスな冒険にちょっと戸惑った。魔法の世界が現実に侵食してくるというプロットはすでに『ヘンダーランド』でおなじみのものであり、その模倣から一歩も脱することができていないというのはいささか言いすぎであろうか。また盛り上がりのポイントもずれていて、金矛の正体が判明する場面では「いや、もう遅いから、とっくに分かっていることをそんなに大げさにやられても困るから」と白けてしまうのであった。

 ハイビジョン画質は軟調なれど奥行き感がきちっと出ていて、これはDVDには出せない味だ。また何より画面の破綻が少ないことに驚かされる。この間のNHK BSHiと大違いで、地上波デジタルでもここまで高品位なアニメ映像が伝送できるのである。いや、WOWOWあたりと比べるとそりゃ見劣りしますけど、NHKは少なくとも凌駕しているのです。これは凄いことですぞ。音声はステレオ。ヴォリュームをあげ気味にするとサラウンドらしい包囲感が楽しめる。

 その後今までちびちび見ていた『ぜんぶフィデルのせい』を最後まで。掘り出しものの映画で面白かった。とくにヒロインの女の子が不気味なまでに上手く、この映画の存在意義はこの子を主演させたことと言っても過言ではあるまい。

 この映画は液晶モニター UNI-LCD24/Bにて鑑賞。発色の美しさが印象的。また顔面のスキントーンの描写がきめ細かい。

 シャワーを浴びて午後11時からぽすれんレンタルDVDで『フランケンシュタイン 死美人の復讐』(『Frankenstein Created Woman』 1967)を見る。冒頭、のっけから強盗殺人犯のギロチン処刑という心温まる展開(笑)。この処刑をこっそり見ていた少年がおります。彼の名はハンス。なんとこの死刑囚の息子でした。するするとギロチンの刃が引き揚げられてズダーンと落ちます。ここでオープニングクレジット。

 時は流れてリッパな青年となったハンス(ロバート・モリス)は医者のヘルツ先生(ソーレイ・ウォルターズ)を手伝っております。ヘルツ先生、時計を眺めながら「ええか、一時間ぴったりに冷凍庫からあれを取り出すのじゃぞ」秒読み開始。ハンスは彼の合図で、言われたとおり冷凍庫から棺桶みたいな箱を引きずり出したのであります。

 これを開いてみると入っていたのがかちんこちんになったフランケンシュタイン男爵(ピーター・カッシング)。冷凍カッシングであります(笑)。ヘルツ先生とハンスは彼に電極を繋いで、蘇生を開始。数度の電気ショックで彼を蘇らせることに成功したのです。

 よろよろと立ち上がったカッシング、震える体をストーブで温めながら「よし、実験は成功だ。私の体は一時間に渡って死んでいた。しかし、このように蘇生をすることができた。それは肉体が死んでも魂が残るからだ!」といつもながら今ひとつ分かりにくい理論を述べたのであります。ヘルツ先生は首をかしげながらも、まあ、この人は大変なお酒好きなものですから、「実験成功とくればお祝いをしなければなりませんな。よし、ハンス、例の料理屋からシャンパンを買ってこい」この時コート一つもっていないハンスに同情したヘルツ先生、自分のコートを貸すことにします。これが後の悲劇に繋がるとも知らずに。

 妙に張り切って料理屋へ向かうハンス。それもそのはず、彼はここの一人娘クリスティーナ嬢(スーザン・デンバーグ)にホの字だったのであります。ただし、このクリスティーナ嬢、顔に大きな赤い痣があって、また体も不自由という可哀想な身の上。彼女の父親クリーブ(アラン・マクナートン)は何とか彼女を治そうとして、あっちこっちの医者に見せております。当然ながらそんな娘に近づく男は許せん、しかもそれが殺人犯の息子ならなおさら許せん!てめー、ハンス、娘に近づくな!ということになるのでして(笑)。

 それでもハンス、なんとかヘルツ先生のコートと引き換えにシャンパンを手に入れまして戻ろうとしたのですが、ここにやってきたのがアントン(ピーター・ブライス)・カール(バリー・ワレン)・ヨハン(デレク・フォールズ)の裕福だけど、ハナモチならないドラ息子三人組であります。彼らは厨房にこもっていたクリスティーナを呼び出し、さんざんにからかいます。あまつさえ体の不自由な彼女にわざとワインを運ばせるのでした。そしてアントンの服にワインをこぼしてしまうやいなや、「テメー、この○○○の○○女、何しやがる」と聞くに堪えない罵詈雑言で彼女をののしったのであります。

 これで我慢できなくなったハンスは三人に向かって大立ち回り。多勢に無勢でさんざんに殴られたのですが、料理店のナイフを見つけて形勢逆転。彼は飛び掛ってきたアントンの額に切りつけます。しかし、ここでおまわりさん登場。騒動は治まったのでした。しかし、額を切られたアントン、燃えるような目つきでハンスを睨んでおります。

 ハンスはこの後クリスティーナの部屋に夜這い(笑)。彼女を慰めるうちに盛り上がってキス、ベッドインと相成りました。一方、なかなか帰ってこない助手を心配したカッシングとヘルツ先生が料理屋へやってきます。カッシングは額の傷を抑えているアントンを見て、「おお、その傷は放っておくといかんことになるよ、すぐヘルツ先生に治療して貰いなさい。治療費は大負けに負けて5クラウンだ」これで夕食代(シャンペン付)が浮いたという・・・(笑)。

 カッシングとヘルツ先生が帰った後も料理屋に居座ってぐずぐず飲んでいたアントンたち、ついにクリーブに「看板ですから、帰ってください、何、金がないからツケにしろ、先週も先々週もそうだったでしょ、それで金を払ったためしがないじゃありませんか、もういいから二度とくるんじゃないぞ、この若造ども!」と追い出されてしまいました。

 三人はそれからクリスティーナの部屋の窓のすぐ下に居座って「美人さん出ておいで」とかまたさんざんにからかいます。夜も更けたというのにうるさい奴らです(笑)。クリスティーナとベッドにいたハンスはこれを聞いて飛び出そうとするのですが、クリスティーナに止められてしまいました。「放っておけばそのうちいなくなるから」という彼女の言葉通り立ち去る三人組。しかし彼らはまた料理屋に戻って鍵をこじ開け侵入。二次会を始めたという・・・。と、この時帰宅した筈のクリーブが戻ってきてしまいました。彼は家の鍵を店に忘れてしまっていたのです。

 三人組は戻ってきたクリーブに気づかれるやいなや、「えいやっちまえ」三人でさんざんに殴る蹴るの乱暴。ついにクリーブを死に至らしめてしまったのであります。

 さて、この時カッシングとヘルツ先生が何をやっていたのかというと決まってます。次の怪しい実験です。彼らは岩にある種の装置を繋いでエネルギーを取り出します。このエネルギーは地熱ということなんでしょうかね。続いてカッシングはこのエネルギーを利用してある種の力場を作ることに成功します。この目に見えない力場の中にグラスを置いてピストルをずどん。力場は見事弾をはじき返してしまいました。「わははは、これでわたしの研究はなったも同然。これで魂を捕まえておくことができるぞ」高笑いのカッシングであります。

 翌朝、事態は急展開。新しい医者のところへ行くクリスティーナを見送ったハンスですが、戻る途中、いきなり警察にクリーブ殺しの容疑者として逮捕されてしまったのであります。直ちに裁判が開かれ逮捕した警察官の「こいつの父親は殺人犯でした、蛙の子は蛙です」、アントンの「こいつは途方もない乱暴ものです。この傷も彼にやられたのです」という証言によってたちまち不利な状況へと追い込まれてしまいました。カッシングは数少ない彼の味方として「彼は勤勉で頭が良く、心理学的に見ても殺人などできる男ではありません」と証言したのですが、何しろ、ハンスが犯行時刻にどこにいたのか言えない、ええ、クリスティーナのところでヤッてましたなんて、とてもじゃないけど口に出すことはできません。アリバイを証明できなかったことが決めてとなって理不尽にも死刑判決が下されてしまったのです。

 そうなるとむやみに張り切るのがカッシング(大笑い)。証言の通りハンスの助手としての能力を認めてはいるのですが、このチャンスを逃すことはできません。彼は呆然としているヘルツ先生に「いいか、処刑後一時間以内に死体を引き取ってくるのだ。これで魂を力場で保存して、その間に肉体を修復すれば、また蘇らせることができるぞ」

 本日はこれまで。

 その後じとっと読書。就寝午前2時半過ぎ。今晩は珍しくスムースに眠りに入ることができた。

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2009年4月11日 (土)

4月10日(金) 叉焼の名月

 花鳥風月も食い物には勝てぬ。いま、ちびちびと『ぜんぶフィデルのせい』をいう映画を見ている。両親が突如アカに被れてしまったために、それまでの裕福なブルジョワ的生活が一変し、不条理な忍耐を強いられる羽目になった少女が「これはみんなキョーサン主義のせいね、キョーサン主義の親玉といえばフィデル・カストロだわ、そうよ、楽しかった生活がこんなになってしまったのはぜんぶフィデルのせい」と思った物語。この設定をそのままわが国に置き換えると・・・、キョーサン主義の代わりとなるのがもう間違いなくSKGであるという(笑)。 (卵、かけ、ゴハンをTKGと称して喜ぶような世の中である。アレがSKGになったとしてもなんら不思議はあるまい)

 その映画のタイトルは『ぜんぶ○作のせい』 両親が突如、折伏されてSKGに入信してしまったために、それまでとは生活が一変し、朝夕の勤行やせっかくの休みなのに勉強会に出席させられるなど、不条理な忍耐を強いられる羽目になった少女が「これはみんなSKGのせいね、SKGの親玉といえば○田○作だわ、そうよ、楽しかった生活がこんなになってしまったのはぜんぶ○作のせい」と思った物語って、おっかないなあ、アワワワワ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、朝飯にカレーパン一個、コーヒー牛乳。昼飯はマルタイ棒ラーメン一食分。ヴァイタミン補給の為に博多万能葱の刻みを山盛にして。夕食はヤズの刺身、レトルトのハンバーグ、付け合せの生野菜、ポテトサラダ、炒飯一皿。ビールは飲まず。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『マーシャルの奇跡』を見る。飛行機事故でフットボールチームのレギュラー、コーチ陣のほとんどを失った大学があらたにチームを立て直すという実話もの。映画として良くできているとは思うし、ルールなどまったく知らない私のような運動オンチにでもフットボールの面白さの一端を伝えてくれるような試合描写も上手いの一言。でもいかにもアメリカンな清く正しく美しく、宗教的な押し付けがましささえ感じるような感動物語で、もう見ていてげっぷが出ました(笑)。

 いや、図書室でヤッてできた子供だから本男とか本子という名前をつけようという会話で感動させようとするどこぞの映画と比べればこちらの方が一兆倍くらいましなんですがねえ。

 ハイビジョン録画は発色にさえがない。ただ解像度と奥行き感の表現に優れ白人中年以降男性の顔の彫がエライことになっている。みんなアーネスト・ボーグナインに見える(笑)。AACサラウンドも近頃珍しい不出来で試合場面の迫力だけが取り得であったか。

 それから今までちびちび見ていた『ラスト・コーション』を最後まで。対日協力者のトニー・レオンを暗殺するために彼の愛人となる抗日女スパイのタン・ウェイ。二人のベッドシーンが濃密でありすぎることに賛否両論あったようだけれども、これをポルノ的に見てしまってはこの映画の本質から外れてしまう。このふれあいをここまで激しく描いてあるからこそ、不倶戴天の敵である筈のトニー・レオンと文字通り情交してしまうタン・ウェイの立場に説得力ができ、あのラストの切なさが際立つのだ。

 ハイビジョン画質は派手なところはないけれども、堅実で、過不足のない映像情報を提供してくれており、あの豪奢なモブシーン、上海のオープンセット(CG含む)のリアリティが素晴らしい。邦画じゃどうしてもこうはならぬ。いかに頑張ったとてどこか貧乏臭いところが出てきてしまう。音はステレオ音声どまりだが、非常に品位の高いBGMを聞かせてくれた。

 終了後シャワーを浴びて録画しておいた「ぴったんこカンカン スペシャル」 放映日が火曜日から金曜日に変わって目出度く画面サイズがフルになった・・・のかな。また前みたいに今回のようなスペシャルだけだったりして。

 就寝午前2時半。

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2009年4月10日 (金)

4月9日(木) 『中台の穴居人』

 元ネタはコーマン映画『十代の穴居人』(『Teenage Caveman』)。この作品の正式な邦題は『恐怖の獣人』であり、『十代の穴居人』は原題の直訳である。だから駄洒落としてはいささか卑怯なのだが、どうか許されよ。だってさすがにネタが尽きかけているんだもの(笑)。

 ある輸入ブルーレイを扱っているブログ。米国盤・カナダ盤・英国盤等々とにかく手広く買っていて、「あ、日本語字幕付だと思っていたのに違った!」とか「あ、英国盤買ったらリージョンBで再生できなかった!」とか、いわゆる人柱になっていらっしゃる。そしてこの人が注文する『スカイクロラ』のブルーレイはもちろん5月26日に発売される米国盤。「値段が国内盤の半額だ!」というのが購入最大の理由なのだけれども、同時に「これでサラウンドがドルビーデジタルだけだったら切腹モノだ!」ともおっしゃっているのである。

 どうしてあらかじめ調べないのだろう(笑)。そりゃ、現時点でハイデフ・ダイジェストでもサラウンドフォーマット、映像コーディックはTBA(To Be Announced 後日発表の意)になっているけど(http://bluray.highdefdigest.com/2212/skycrawlers.html)、発売日までには詳細な情報が判明するはずだ。これを待ってから発注を掛けても遅くないのではないか。ドルビーデジタルとトゥルーHD、DTS-HDマスターオーディオとは雲泥の差があって、たとえ半額だろうがその価値はないと言ってもいい。いや、『スカイクロラ』はロスレスで視聴しないと『スカイクロラ』にならないんだよ(笑)。

 調べる手段がなければこうした冒険もやむを得ないかも知れない。だが、そんなことはなくちょっと検索すれば発売日までにはそうした情報が確実に手に入るのである。その手間さえ惜しんで、むやみやたらに発注するという行為は「人柱」などではなく、単なる無駄遣いに終わってしまうのではないかと思うのだが。

 まー、一言で言えばそうした無駄遣いが可能なお金持ちはいいやねということですか(笑)。私は間違ってもお金持ちではないのでハイデフダイジェストに詳細情報が出るのを確認してから注文したいと思います。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食べたもの、昼にカップヌードル。夜に鯵とヨコワの刺身、カレイの煮付け、タコとキュウリ・ワカメの酢の物、お茶漬けでゴハンを一膳。ビールは飲まず。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『リボルバー』を見る。あの二人がチェスの天才とペテンの巨匠であることが早くに分かりすぎてそれ以降の話を非常につまらないものにしてしまった。ジェイソン・スティサムのモノローグもうっとおしく冒頭でわくわくさせられた俺の気持ちをどうしてくれるのだと思うのである(笑)。

 ハイビジョン画質は優秀。きりっとした絵でありながら輪郭の強調が感じられないのが私好み。黒の沈みも気持ちよくより映画をスタイリッシュに見せてくれる。AAC5.1チャンネルもリア音場の濃厚さが素晴らしい。

 この後事務所へ戻って2時間ばかり何かをやる。何かと言ってもオナニーではないので念のため。

 自宅へ戻ってシャワーを浴び、あとは録画しておいた「黄金伝説スペッシャル」を最後まで。その間にケーブルテレビSTBからブルーレイディーガへのムーブ作業も行う。どちらのHDDも残り10時間を切っており、このままでは近いうちにスターリンばりの大粛清を行わなければならぬであろう。

 就寝午前3時過ぎ。

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2009年4月 9日 (木)

4月8日(水) トップ屋効果

 特ダネの発生源と取材者の相対的な速度によってニュースの扱い方が違ってくる現象のこと。何だか良く分からないが、そもそも物理とは難しいものなのであまり気にしてはいけない。

 HiviWebの人気コンテンツ 映画番長(http://www.stereosound.co.jp/hivi/detail/bancho_900.html)で『セブン』ブルーレイが紹介されている。あれいつ発売になったのだろうと思ったけれども、この記事で紹介されているのはカナダ盤なのであった。本命米国盤は権利の関係でリリース難航中とのこと。あまり出ないようならこっちで買うことも考えなければなるまい。アマゾンコム・カナダなら既存のアカウントで買い物が可能なはずだ。

 本日はお休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。その後例によって例のごとく徒歩で天神へ出て赤のれんでラーメン+替玉 小炒飯の定食を食う。いつにもまして美味しくなく最後のほうはもてあましさえしたのだが、それでもがっぽがっぽ腹に詰め込む快感の方が勝るのである(笑)。それから漫画喫茶で漫画読み3時間半。

 午後4時過ぎに帰宅。録画した「レインボーマン」を楽しむのはこれも恒例。

 夕食はヨコワの刺身、じゃがいも・たけのこ・蕗の煮物。これだけ(笑)。あまりにも寂しかったものだから冷蔵庫からイカの塩辛を出してビールのつまみにしたのだが、これがまた不味かったりして二重にがっかり。ビール二缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『フィクサー』を見る。ジョージー・クルーニーの重厚な芝居が、会社に依頼された裏家業の人間がいくら巨額の訴訟に関連しているとはいえ、フツーの人間をばすばす殺す安っぽい展開でだいなし(笑)。ラスト近くのブラフを使ったトリックも爆弾仕掛けた犯人が特定できる訳ではないから、会社の女があんなにうろたえる必要はなく、やや不自然な印象を残す。

 ハイビジョン画質は黒がつぶれ気味。またもう少しコントラストが欲しかった。AAC5.1チャンネルはいつもながら文句のつけようがない出来でもう聞いているだけで幸せな気分になれちゃうよ。

 それから『ドラキュラ復活・血のエクソシズム』 (『SCARS OF DRACULA』 1970年)の続き。セーラとサイモンは例の村の酒場に行って「うちの弟探しているんだけど、見なかったすか」と尋ねます。主人は例によって例のごとく、「そんな奴は知らん、知らん、帰れ、帰るのだ」と激怒、二人は追い出されてしまいます。「なんだ、酷いな、やっぱり田舎モノは駄目だ」と憤るサイモンですが、捨てる神あれば拾う神あり、窓からあの女、ジュリーが「弟さんは城に行ったわよ」と教えてくれたのです。
 
 さっそく城へ向かう二人。その頃、ドラキュラ城では下僕のクローブ(パトリック・スローソン)、やっと名前が分かった(笑)が、例のセーラの写真を見てカフーッとなっております。これが後の重要な伏線になっておりますので、どうぞ皆様お忘れにならないように。

 城へついた二人、あたりを見回していると、またまた蝙蝠が襲ってきた。サイモンとセーラは蝙蝠に追われて城の中に逃げ込みます。するとドラキュラ伯爵がぱっと現れて、「ドラキュラ城へようこそザマス」ドラキュラ伯爵は蝙蝠に襲われたショックでぐったりとなったセーラを「どうやらこのお嬢さんは具合が悪いようザマス。別室で休んで頂くザマス」と抱きかかえて連れていってしまいました。サイモンの方はクローブが来て、「どうぞ、あなた様はこの居間でおやすみくださいまし」

 こんなところにきて、なんで平気でセーラを連れていかせるのだと思いますが、何しろ映画がそうなっていますので文句を言うわけにも参りません(笑)。そしてその真夜中、ベッドで熟睡しているセーラをドラキュラが襲った!彼は「頂くザマス」と彼女の喉に食らいつこうとしたのですが、セーラが胸に掛けていた十字架がきらり。「ひーザマス」と後ずさるドラキュラであります。彼はクローブを連れてきて「あの十字架を外すザマス」と命令したのですが、クローブはクローブで「は、これは写真の女、ご主人様、わしにはできません」と言って逃げちゃった。

 翌朝、そんなことがあったとは夢にも思わないセーラ、すっきりと目覚めます。そしてサイモンも起きてきて、「さあ、ポールを探そう」彼はあちこち探して回るうちにある部屋の中からうめき声が聞こえてくるのを耳にします。「ポールか、そこにいるのか」ドアを蹴破って中にはいるサイモン。そこで彼が見たものはベッドの上のセーラの写真でした。なんとここがクローブの部屋だったという。すぐに隅に隠れていたクローブが飛び出してきて「その写真はわしのものだ、出て行け」と叫びます。サイモンは「その写真は弟が持っていたものだ、彼はどこにいる」と叫んだのですが、クローブから明快な答えは得られません。ただ、「すぐに女を連れて逃げろ、ご主人様からエライ目にあわされるぞ」と言われるばかり。

 仕方なしにサイモン、セーラを連れて馬車で逃げ出します。

 例の村へ戻ってきたサイモンとセーラ、酒場へ飛び込んで居合わせた人々に「弟が城で囚われている、助けてください」と頼むのですが、主人は例によって「やかましい、帰れ」と怒鳴るばかり(笑)。ただ一人神父さんのみが、「だったら教会へいらっしゃい」と言ってくれます。そしてあの事件以来訪れる人がなくなりさびれきった教会で神父さんはドラキュラの秘密をサイモンに教えるのです。ついでにドラキュラ退治の方法を教わって「分かりました、私がドラキュラをやっつけましょう」サイモン、神父と共に城へ向かいます。しかし、サイモン、途中でセーラが心配になって「神父さんは戻って彼女を守ってください」と頼みます。

 この後あの酒場の女ジュリー(ウェンディ・ハミルトン)、ああ、この人もやっと名前が分かった(笑)、村人たちの頑迷さに呆れて酒場を出て行って、当然のようにドラキュラにやられてしまうという一幕が入ります。

 城へついたサイモン、クローブに「弟はどこだ」と改めて尋ねます。クローブは「あんたの弟は部屋からロープを使って下の窓に入った。あそこはご主人様の寝室だ。安全のために窓からしか出入りできないようになっているのだ」サイモンは彼にロープを持ってこさせてその下の部屋に潜入します。そして棺桶を開けてみると、ウワー、ドラキュラがいた!サイモンは椅子をぶっ壊して作った杭を振り上げるのですが、ここで雷鳴がとどろいてドラキュラの目が赤く光り始めたではありませんか。この眼光に魅入られたサイモン、へたりこんでしまいました。

 一方、教会でお祈りをしている神父さん、キーキーと鳴く蝙蝠に襲われて顔面ずたずたにされて死んでしまいます。セーラは蝙蝠に追われて外へ飛び出しサイモンを求めて城へ向かうのであります。

 ようやく目を覚ましたサイモン、はっとなって棺桶を確かめてみると、ドラキュラがいなくなっています。あわてて部屋の中を探すサイモン。しかし彼が見つけたのはドラキュラではなく、壁に釘付けにされて死んでいるポールでした。あまり誉められたことではありませんけれども、ポールの死に顔があまり凄いもので思わず笑ってしまいましたよ。

 ドラキュラ、そんなサイモンを尻目に壁をヤモリのようにはって出動です。

 セーラは城に到着。さっそく彼女に襲い掛かるドラキュラ。今度は十字架対策も万全、ドラキュラ自身は触れませんが、代わりに蝙蝠を呼んで十字架を奪わせたという・・・。「頂くザマス」とセーラににじりよるドラキュラ、この時駄目だ、ご主人様、その女はやめてくださヒー」ナイフを持ったクローブが襲い掛かってきたのですが、あっさりドラキュラ崖下へ放り投げてしまいました(大笑い)。

 ここでようやくサイモンが参戦。彼はクローブがたらしてくれたロープであの部屋から脱出してきたのです。彼は城の装飾であった長い鉄の棒を取って、「これ以上お前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」と叫んで投げた。狙い過たずドラキュラの腹にぶすりと刺さる鉄の棒。しかしドラキュラには効果がありません。「心臓じゃないと駄目ザマス」高らかに笑ったドラキュラ、鉄の棒を抜き取って逆に投げ返そうとしております。ところがその振りかぶった鉄の棒に雷が落ちた。

 たちまち火に包まれるドラキュラ、「ひーザマス、ぎゃーザマス」と悲鳴を上げながらもがきます。そして足を滑らせてクローブと同じく崖下へ落ちちゃいました。ようやく危地を脱したサイモンとセーラが抱き合ったところでエンドマーク。
 暗部のざわつきが気になる場面があるものの、発色が美しいDVD。特に森の木の葉の瑞々しさが大変に結構であります。

 それからシャワーを浴びてお酒。お供はハイビジョン録画の『ゴジラ対メガロ』 ジェットジャガーの体色が無駄に綺麗(大笑い)。メガロの体表のディテール表現も素晴らしいぞ。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年4月 8日 (水)

4月7日(火) 「時には調布のように」

 と立川が。今月分の輸入ブルーレイ DVD注文分は『羊たちの沈黙』『バンコック・デンジャラス』、『007 慰めの報酬』『地球が静止する日』 DVDでシリアルの『キャプテン・マーベル』であることはすでにお知らせしていたのだが、これが『地球が静止する日』の発売日7日になっても発送メールが来ない、ひょっとして『地球が静止する日』が発売延期になったのかと焦ったのだが、アマゾンのアカウントで確認されたら現地時間の6日に発送されていましたとさ。んもー、発送したならしたでちゃんとメールで知らせておくれよ。発送メールが来なかったのはたしか、これで2回目だぞ。

 仕事はまあ、いろいろあった。車庫証明の件で販売店の方から、「そちら様でご用意されている用紙を使っていただいて」へ?車庫証明の用紙は管轄警察署から車の所有者が貰ってきて、うちで、その書類に承諾の判を押すようになっているはずだけど?「不動産屋さん独自のフォーマットがあると思いますので」ないよ、そんなの。結局、この販売店のほうで書類をウチにもってくることになったのだが、なんだろ、こんなこと言われたのは初めてだぞ。(http://www.syako.car-u.co.jp/get_syako.html)

 食ったもの、朝飯、コンビニのハンバーグとコーヒー牛乳。昼、太巻きの鉄火巻き一本(概ね、コンビニのお握り一個分くらいか)、夜はハマチの刺身、生野菜、鶏肉と甘辛いタレを乗せた鳥丼を一杯。ビールがなかったので缶チューハイ一本、〆のコーヒーは如例。

 それから『ドラキュラ復活・血のエクソシズム』 (『SCARS OF DRACULA』 1970年)の続き。馬車から振り落とされて夜の森をさ迷うポール。彼はいつの間にかあの村、冒頭でドラキュラの城を燃やしたら女全員殺されたという惨劇のあったあそこですよ、に迷い込むのでした。彼は宿屋を見つけてそこの新人ウェイトレスを得意の手で口説いて、ベッドと食事とウェイトレス自身を頂こうとしたのですが(笑)主人が起きだしてきてパー。「夜に人を迎えることはできないのだ、さっさと出て行け」この主人というのが殺された女、ジョアンナを運んできたあの男。

 「ちょっ、こんな夜に追い出されてどこへ行けばいいんだ」とぶつぶつ呟きながらまた森をさ迷うポール。彼はふと、道端に止まっている馬車を見つけます。先ほどの暴走で懲りているかと思いきや、「良き寝場所が見つかった」とばかり乗り込んでぐーすか寝てしまうポール。この男もいい加減暢気だなあ(笑)。

 実は、これ、ドラキュラの下僕が森にヤギ捕まえにきていたという。下僕、ヤギを抱えて戻ってくると御者台に乗って馬車を走らせます。がたごと結構ゆれているのに全然目を覚まさないポール。馬車はそのままドラキュラ城へまっしぐらです。

 城へ到着してからようやく目を覚ますポール。あら、ここはどこかしらと寝ぼけ眼で馬車を降りてうろうろしておりますと、きーきー叫びながら蝙蝠が襲ってきた。ポール、あやうくかわしたのですがその拍子に転んで足首を挫いてしまいます。「うう、畜生、いまいましいコーモリめ!」足を押さえて呻くポール。と、目を上げたらいきなり美しい女がいたぁ!この女、タニアは彼を場内に招き入れて食事と寝場所を提供しようと言ってくれるのです。「うほ、さっきは邪魔が入ったけど、今度は大丈夫、ようやく飯とベッドと女にありつけるぞ」とポールがにやにやしておりますと「お客様ざますか」今度はドラキュラ伯爵が現れた!

 ポールはその眼光に震え上がり、「あ、ど、どうも、お世話になりました。僕帰ります」と言ったのですがドラキュラ伯爵は「まあまあいいじゃないザマスか、近くに宿はないし、どうぞ泊まっていくザマス」ポールは下僕に案内されて寝室へ。ところが中に入ったとたん、外から鍵を閉められてしまいました。なんとポールは閉じ込められてしまったのです。「昔、てんぷくトリオが地方のキャバレーに営業に行ったとき、呼んだ芸人にみんな逃げられて頭にきていた支配人に寝室の鍵を外から掛けられたという事件があったというが、まさか、同じ目に会おうとは」とぼやくポール。

まあ、クリストファー・リーのドラキュラ語るのにてんぷくトリオを持ち出す奴もなかなかいないと思いますけどね(笑)って、これ『吸血鬼ドラキュラ』(『Horror of Dracula』 1958)でいっぺんやったギャグじゃないですか(笑)。

 仕方ないのでとりあえず寝ようとしたパーカー、ここでドアがノックされます。開けてみると経っていたのがタニア。そしていきなり「私は籠の鳥よ、ここに囚われているの、どうか私を助けてくださらない?」そしてベッドに誘われて「さあ、レッツ・メイクラブ・ナウ!」もっともタニアは吸血鬼なので、狙うのはポールの喉。ポールはそんなこととは夢にも思わず快感に身をゆだねてます。タニアがしゃーっと鋭い牙を見せてくらいつこうとしたその瞬間、カーテンをばっと開けてドラキュラ登場。彼はポールを軽がると投げ飛ばすとナイフを取り出してタニアの胸を滅多突き!うへえ。

 ドラキュラ、その後ポールの血を吸おうとしたのですが、折悪しく鶏のコケコッコーという鳴き声。ドラキュラ姿を消してしまいます。

 意識を取り戻したポール、ベッドの上に放ったらかしになっているタニアの死体を見て「おえーっ」彼は早く逃げなくちゃと焦るのですがやっぱりドアには鍵が掛かっているし、窓の外は断崖絶壁。ポールはカーテンを集めてきて結びロープを作ります。そしてそれを使って窓から脱出、すぐ下の窓からまた中に入ることに成功します。しかし、その部屋には棺桶が置いてありました。恐る恐る開けてみると、中にはもちろんドラキュラが。「しぇーっ」と飛び上がるポール。

 さて、その頃あの村の酒場に警察官二人が現れます。彼らは市長の娘強姦の罪で(笑)ポールを追っていたのであります。こんな男がこなかったと聞いた警察官に、「ああ、いっぺん来たよ、でも追い出した、奴はそれからドラキュラ城へ行ったんじゃないかな」そのとたんにおまわりさんは二人とも落ち着かなくなって「は、ああ、ドラキュラ城、あそこは我々の管轄外だからな、ははは、まいっちゃったなどうも」と言って帰っていくのが面白い(笑)。この会話を偶然耳にした神父さん、「その若者に神のご加護がありますように」と祈るのでした。

 さて、ここで珍客が二人。あまりポールが帰ってこないので心配になったサイモンとセーラが彼を探しにやってきたのです。その頃、ドラキュラ城では下僕がタニアの死体処理に夢中になっていました。バスタブに硫酸を張って、のこぎりぎーこぎーこ、包丁ですぱん、すぱん、小さな塊に解体して硫酸で溶かしているのです。下僕、この作業の途中で何かを見つけました。それはポールがサーラにプレゼントしようとした写真だったのです。

 本日はここまで。

 それからレンタルブルーレイで『スターウォーズ クローンウォーズ』を見る。艦隊戦やメカ描写はなかなかに凝っており、CGアニメながらきちんと『スターウォーズ』しているのがエライ!でもそれだけにシリーズ初登場の女性パダワン アソーカ・タノの子供っぽさが余計うざったらしく感じられてしまう。『エピソード1』のアナキンとはまた違った種類のうざさで(笑)見ていて、いらいらさせられるのである。またあの頭のデザインも生理的にイヤ。最初後頭部だけが見えた時、わたしゃ、シマウマのケツかと思ってしまったよ。

 ハイビジョン画質はそれなりに高画質。もっとシャープな絵がいいなあと思わないこともないけれども、宇宙空間の黒さで許してしまおう。サラウンドはドルビーデジタル・ハイレート。こういう作品こそロスレスで聞きたいものですがねえ。

 シャワーを浴びて録画しておいた「B級グルメ番組」を見ようとしたが、あまり面白くなかったので途中でストップ、削除。それから「踊るさんま御殿スペシャル」を見ようとしたけれども、これも途中で急にイヤになって停止・削除。あとは本を読んで過ごすことになった。

 就寝午前3時過ぎ。

 

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2009年4月 7日 (火)

4月6日(月) 「サーマイトの狼」

 ミクシィにいる911陰謀論者。はっきり言ってキチガイばかり(笑)。「日本トンデモ本大賞前月祭2009」のお知らせでーす。「毎年恒例となったトンデモ本大賞前月祭!今年は、大槻ケンヂさんをゲストに迎え、ムーブ町屋で開催!
大賞では出来ないどんなトークやネタが行われるか!?」

【司会】成田優介(JJポリマー)
【出演】山本弘(と学会会長)、皆神龍太郎(と学会運営委員)
【ゲスト】大槻ケンヂ

【日時】平成21年5月10日(日) Open14:00/Start14:30
(16:30終了予定)
【場所】ムーブ町屋 荒川区荒川7-50-9 センターまちや 3・4F
地下鉄千代田線、京成線、都電・町屋駅より徒歩1分
http://www.cbc-move.jp/index.html
前売¥2500 / 当日¥2800(全席自由。前売券の番号順のご入場となります)
前売券はe+で4/11(土)から発売
http://eplus.jp/sys/main.jsp

 みんな行くよね、そうだよね、え、何、その日はちょっとって・・・、おとなしく言っているうちに行きなよ(笑)。

 NHK BSHiで録画した『スターウォーズ クローン大戦』 これを再生してみたらびっくり。あの『トップを狙え!2』よりも画面破綻の頻度が多い。爆発シーンなどではもちろん、アナキンがライトセーバーを振るだけで画面が崩れやがる(笑)。私はしばらく我慢してみていたのだが、とうとう辛抱しきれなくなって再生を中止、ブルーレイソフトを借りることにしたのである。これはもはや放送できるレベルではなく、月々高額の受信料を取りながらなんてザマだと呆れてしまう。はっきりいってふざけんな!というキモチだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に冷凍うどんのぶっかけ。夕食にすき焼き、ブリの刺身、生卵一個。ビール一缶、ゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『スルース』を見る。いや、最初は『スターウォーズ クローン大戦』を見ようと思ったのだが前述の理由でこっちに切り替えたのである。全編を通してマイケル・ケインとジュード・ロウの二人だけで展開される映画で1972年の『探偵スルース』のリメイク。二人の緊迫感あふれる芝居にぐいぐい引き込まれてしまったけれども、ラストの展開は正直言ってついていけなかった。緊張感が途中で途切れてしまった感じで、前半との乖離が大きすぎた。

 ハイビジョン画質はハイコントラストで艶のある黒の表現に唸らされる。ステレオ音声はサラウンド感はあまりないものの、音自体の品位は極めて高い。

 その後ぽすれんのレンタルDVDで『ドラキュラ復活・血のエクソシズム』 (『SCARS OF DRACULA』 1970年)を見る。夜の闇に浮かぶドラキュラ城。赤いマントが掛けられた棺桶が見えます。そのマントの上に散らばっているのは灰となったドラキュラ。ここにきーきーと鳴きながら蝙蝠が飛んできます。その口からぽたりぽたりと血が垂れて灰をぬらします。すると灰が骨になり、その骨に肉がついて、はい、ドラキュラ復活です。「ふー、良く寝たザマス」と呟いたドラキュラ。さっそく出動です。

 次の日、女の亡骸を抱えて歩く男。ここでオープニングクレジットがでます。男はそのまま村の酒場へ。この事態に村人は怒り狂って「あのドラキュラの畜生めをやっつけるだ!」彼らは女達を教会に避難させ、馬車にたいまつと油の樽を積んでドラキュラ城へ向かいます。下僕を騙して城の扉を開けさせてなだれこむ男達。彼らは油の樽を城の中にぽんぽん投げ込んで火をつけたのです。猛火に包まれるドラキュラ城。男達は満足して村へ戻ったのですが・・・、女達を避難させていた教会から吸血蝙蝠が飛び出してきた。なんだなんだと教会に入った男達が見たのは虐殺された女たちでした。愕然となる村人たち。

 ここで場面がぱっと変わりまして、セーラ(ジェニー・ハンレー)というお嬢様の誕生パーティ。このパーティでなにくれと彼女の世話を焼いているのがサイモン・カールソン(デニス・ウォーターマン)。どうやら彼女の恋人らしい。セーラはみんなからおめでとうの祝福を受けてほおを染めております。

 このパーティにまだ顔を見せていないのがサイモンの弟、ポール(クリストファー・マシューズ)であります。彼が何をやっていたのかというと、えー、これが女とやっていたという(笑)。彼ははっと思い出してパーティに行こうとしたのですが、その時ぽとりとプレゼントの包みを落としてしまいました。それを見た女が「ンマー、あたしとヤッたのに別の女のところへ行こうというの」と怒り狂います。彼女はたまたま戻ってきた父親に「あいつが窓から押し入ってきて私にあんなことや、こんなことを」と叫んだのです。

 ポール、掴みかかってくる父親を交わして「じゃ、さいならー」飛び出していってしまいました。父親は警察に彼の逮捕を依頼します。

 さて、パーティ会場に姿を見せたポール、さっそくセーラにプレゼント、高価な額縁に収められた彼女のポートレート写真、を差し出します。ところがこの時警察がやってきた。「こりゃいけない、じゃ、さいならー」窓から脱出するポール。サイモンとセーラはそんなポールに「今度は何をやらかしたのか」と心配するのでした。

 窓から飛び降りたポール、丁度下にとまっていた馬車の屋根を突き破って飛び込んでしまいます。これで大いに驚いたのが馬で直ちに暴走開始。御者は追いかけようとしますが、馬の足にはどうやったって勝てる訳がない。

 暴走する馬車。ポールは何とか御者台に移って馬を止めようとしたのですが、もうこれが全然とまらない。いつの間にかあたりはうっそうとした森になっておりまして、ついにポール、枝に顔をはたかれて馬車から転げ落ちてしまうのでした。

 パーティが終わってお客達を送り出したセーラとサイモン。「ポールは大丈夫かしら」サイモンはむっとして「君はそんなにポールのことが気になるのか、あいつの方が好きなのか」「馬鹿ね、愛するあなたの弟だから心配しているのよ」そしてキスをいたします。

 本日はここまで。

 シャワーを浴びてお酒。お供はDVDの「ウルトラQ 2020年の挑戦」久しぶりだからか、やたらに綺麗に見えたぞ。就寝午前2時すぎ。

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2009年4月 6日 (月)

4月5日(日) 男装のレーニン

 いや、普通だと思うけど。私は現在、鬼神をも泣かしむる激しいダイエットの真っ最中である。食事制限の他に誰もがええっと驚くようなことをやっている(オナニー1日3回やって精子分軽くしているなんてことではないので念のため)。その甲斐あって、3月8日からダイエットを始めてから71キロあった体重が(大笑い)、68.8キロになった。デブ指数BMIでも25.5あったものが(大笑い)24.7となりなんとか正常域に復帰することができた。しかし油断してはならぬ。私は元来大酒飲みの怠け者、ああ、髪結いの亭主になりたかったと本気で思っているような男であり、仮に妻帯していれば女房殿だけに働かせ、朝寝朝酒で身上を潰しかねない男である。ここで安心して普通の生活に戻ればたちまちにしてリバウンドして元の体重よりデブの75キロぐらいになってしまうであろう。

 そこで私は決意した。このままダイエットを少なくとも6月までは継続し、トンデモ本大賞(今年は6月6日)の折に65キロぐらいになって、と学会会員の皆様に別人のようにすっきりとした姿をお見せするのだ。5~6キロ減ったぐらいで別人のようにとは言い過ぎではないかという人がいるかも知れないけれども、そんなことはどうでもいいのだ。所詮自己満足なのだからこれでいいのだ、わははははは。

 なんてことを言っておりますが、これで逆に2キロぐらい肥えていたら、と学会の皆様、どうぞ、私をあざ笑いくださいませ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、昼飯にカップヌードルのシーフード。夕食はやず(ブリの若魚)の刺身、鳥の砂肝、レタスの生野菜。ビール二缶飲んで海苔でゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後『デビルズ・ビレッジ 魔神のいけにえ』(『The Devil's Men』 1976年)の続き。女の家へ行ってみると玄関には鍵が掛かっており呼び鈴を幾ら鳴らしても応答なし。仕方なしに窓から中を覗き込んでみますと、はい、女がテーブルに突っ伏しております。慌ててガラスを割って侵入し、女を抱き起こしてみたのですが、もちろん、死んでいました。

 その時ローリーの悲鳴が!散歩に出たローリー、黒頭巾の男達に追いかけられたのであります。彼女は駆けつけたマロイに助けられるのですが、その時すでに黒頭巾たちは姿を消していました。マロイはローリーに「悪魔に追いかけられたって、あんた、夢でも見ていたんじゃないの」と銀河系一余計なことを言って彼女をカンカンに怒らせてしまいました。

 三人は宿に戻ります。ところが主人もあの少女もいません。おまけに電気までつかないのです。神父、「この村は悪魔に支配されているのだ」と青ざめるのですがマロイ・ローリーは信じません。マロイは仕方ないけれども、ローリーはさっきまで「悪魔に追いかけられた!」と騒いでいたのですから、まったく信じないのもおかしいのですが(笑)。この後ローリーは寝室に引っ込み、男達は食堂で一杯やることになります。

 場面はあのミノタウロスの部屋に移って、ああ、トム・イアン・ベスが石の椅子に縛り付けられておりますな。この周囲を村人たちが囲んでいて、カッシングが「よーし、ひとつだけ助かる方法を教えてやろう、ロッシュ神父を殺すのだ、そうすれば命だけは助けてやる」これを聞いたベスが「いやー、そんなの、超いやー」と絶叫します。ふはははははと高らかに笑うカッシング。

 場面は再び雑貨屋に戻って神父、窓の外を通り過ぎる黒頭巾の一団を目撃。マロイはやっぱり信じなくって「もう酔っ払ったんスか」とか言ってます(笑)。しかし、そのマロイも次にカッシングの車が通り過ぎるのを見て、「怪しいぞ、後を追いましょう」神父とマロイは車に飛び乗るのですが、いつの間にか車がガス欠になっていたという・・・。二人は仕方なしに走って!カッシングの車を追いかけるのです。ところがいきなり車が反転、二人をひき殺そうとします。マロイと神父は危うく交わして難を逃れたのですが、今度は黒頭巾たちが襲ってきた。多勢に無勢で納屋の中に追い詰められてしまう二人。

 えー、納屋と言っておりますが実は画面が暗すぎてどんな建物だか判然としないのであくまでも便宜上納屋としているのであります。だから実は他の建物だったりしても責任は取れないのであります。

 さて、次なる儀式の準備に余念のない村人たち。生贄たちを森の中に運び込んでおります。大きな焚き火を中心に集った村人たち、カッシングに続いて「古き慣わしは残り、古き神も生き残る」と唱和。その後例によって頭巾で顔を隠し、ナイフでベスとイアンをぐさぐさっ!トムだけ残されたのはいけにえはカップルじゃないといけないということでしょうか(笑)。

 神父は干草の中に隠されていたトムたちの車を発見、二人はこれに乗り込んでエンジン始動。扉を突き破って外に飛び出すのです。そして黒頭巾の一人を引き倒しながら儀式の現場に突入。しかし、カッシングやそのほかの村人たちはすでに逃げ去っており、残されていたのはベスとイアンの死体だけでした。おまけにひき殺した筈の黒頭巾の男が復活。ふふふと笑いながら闇の中へ消えていきます。驚いた神父が「奴らは車で轢いたぐらいじゃ死なないらしい」

 さて、宿屋でぐーすか寝ているローリーはどうなったのかというと、それはもちろん黒頭巾の男たちによって攫われてしまった訳で・・・。翌朝、ようやく歩いて戻ってきた神父とマロイはそのことを知って愕然となります。おまけに宿屋にいつの間にかいる新顔の女中が「女が泊まっていたじゃないかって、ほほほ、そんなの私知らないですわよ」と言い出します。おまけにやってきた巡査部長も「夢でも見ていたんじゃないの」これに怒ったマロイ、彼に飛び掛りぼかすが殴り始めたのです。

 この騒ぎに散弾銃持ち出すカッシング、彼はマロイと神父に「さあ、早くこの村を出て行くのだ」と今までの紳士的な態度をかなぐり捨てて脅迫。実際に散弾銃を一発撃って壁の時計を破壊したりします。神父、これにおそれをなして、「マロイ、ここは一旦引き揚げよう」

 車に乗って村を離れる神父とマロイ。マロイは車のダッシュボードからピストルを取り出して、「轢いても駄目なら撃ってみよう」と物騒なことを言い出します。神父はその手を押さえて「そんなもの奴らには通用せんよ」「なぜっスか」「デビルだからさ」とどこかで聞いたような台詞ですな(笑)。その代わり神父は途中で見つけた教会に入り「主よ、ただの水道水ですがこれを聖水に変えたまえ」ってんで聖水を調達。これでデビル撃退の準備ができた、さあ、村に戻ろうということになります。

 一方ミノタウロスの部屋に姿を現したカッシング、「この部屋に入ったものはいかしておけん、あの神父をぶっ殺すのだ」という悪魔の命令を聞いて「はい、おおせのままに」と頷いております。

 さあ、夜になった。村人たちはミノタウロスの部屋に集合していけにえの儀式の準備に余念がありません。神父とマロイは近くに隠れて様子を伺っております。神父は頭上に輝く月を指差して「あの月がミノタウロスの像の真上にきた時、いけにえの儀式が行われるのだ。今夜のいけにえはトムとローリーだぞ」なるほど、やっぱりいけにえはカップルじゃないといけないようで。

 そのトムとローリー、監禁場所から連れ出され、例の椅子に縛り付けられてしまいました。もう大ピンチ!なのですが、その時神父は何をやっていたのかというと、上の窓を塞ぐため壁をよじ登っていたという・・・。窓を塞げば月の光がミノタウロス像に当たらないという理屈のようですが、そんなことする暇があったら、聖水片手に殴りこんだらどうかと思います(笑)。マロイもそう思ったのか単独でミノタウロスの部屋に突入。しかし、神父の予言どおりフードの村人たちには銃弾の効果がありません。彼もたちまち捕まってしまいました。

 ようやく窓を塞いだ神父、よたよたしながら降りてきて、詰め寄るカッシングたちに「もうお前らの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで聖水を振り掛けます。すると、カッシングたちは爆発して肉片になってしまいました。うげえ。ミノタウロスの像も砕け散ってついに悪魔は撃退されたのであります。神父は囚われていたマロイやトム・ローリーを救出。

 マロイが爆発もせず生き残った子供たちを見て「なんで、彼らは平気なんスか」と聞いたのに神父さんが「あれは子供だからな、魂が清かったのだ」と分かったような分からないような返事をしたところでエンドマーク。

 カラー スクイーズ・ワイド モノラル音声。画質は発色などはいいのですが、全編に渡って細かなノイズが入ります。フィルム傷も目だって全体的に誉められたものではありません。

 その後ハイビジョン録画の『ジェシー・ジェームズの暗殺』を見る。西部の英雄ジェシー・ジェームズの実像を描くという観点があるものの、私にとっての彼のイメージは何しろ『ジェシー・ジェームズとフランケンシュタインの娘』だから、虚像もへったくれもないのである(笑)。むしろ興味深かったのはその後日談で、英雄ジェームズを背後から撃ったというすこぶる卑怯な行為を、犯人の兄弟が自ら芝居にしてニューヨークで興行したというのにびっくり。こういうのが受けてたんかい。

 ハイビジョン画質はすっきりとしたノイズ感のないもの。黒潰れが時折見られたものの全般的に高画質といえるレベルであった。AAC5.1チャンネルは台詞の定位が素敵。銃声にもリアリティがあった。

 その後途中まで見ていた『初祝二刀流「高田の馬場前後」改題』を最後まで。アラカンの安兵衛はもちろん良いのだが、それ以上に気に入ったのが千恵蔵の浅野内匠頭。臣下思いでたいそう優しい殿様だけど、少々おせっかいでおっちょこちょいという非常に庶民的なキャラクターとなっている。この魅力があればこそ、あだ討ち・復讐としてはいささか理不尽な(笑)忠臣蔵の話も納得がいくというもの。あの殿様のためならばあれくらいやっても不思議はあるまいと思わせてくれるからである。

 ハイビジョン画質はフィルム傷ばりばり(大笑い)。黒は比較的沈んでおり袴などの表現も優れてはいるのだが、ああパチパチされちゃなあ。音質もこれまたノイズ入りまくりでちょっと鑑賞がつらかった。

 シャワーを浴びてお酒。お供はDVD「ウルトラマン」 液晶モニター UNI-LCD24/Bで見ると発色が綺麗でウレシー。

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2009年4月 5日 (日)

4月4日(土) 「ユイの中でユイの中でイッてみたいと思いませんか」

 シンジ君作るんかい!業界初のエヴァ駄洒落。北朝鮮ミサイル誤探知の件でかまびすしいこと。(読売新聞 - 04月04日 22:31より引用開始)北朝鮮が発射を予告した弾道ミサイルの探知を巡り、防衛省は4日、未発射にもかかわらず2度にわたり「発射した」という誤った情報を流した。

 これを受け、政府や一部自治体が「発射情報」を発表、報道機関に伝えられ海外でも報道された。防衛省の連絡内容の取り違えや機材の不具合が原因で、浜田防衛相は4日夕、「情報伝達の不手際で大変ご迷惑をかけた。厳しく指導したい」と陳謝した。

 政府は4日午後0時16分に、「官邸対策室」名で、「さきほど、北朝鮮から飛翔体(ひしょうたい)が発射された模様」と発表。5分後に「さきほどの情報は誤り。飛翔体の発射は確認されていない」と撤回した。

 防衛省の説明によると、午後0時16分、技術研究本部飯岡支所(千葉県旭市)に設置した警戒管制レーダー「FPS-5」が「何らかの航跡」を探知。この情報は防空指揮群(東京・府中市)経由で、ミサイル防衛システムを運用する航空総隊司令部(同)の担当官に伝えられた。だが、担当官は米軍の早期警戒衛星からもミサイル発射情報(SEW)がもたらされたと勘違い。この誤った認識をもとにして、防衛省の中央指揮所(東京・新宿区)の担当官が「発射」と判断、首相官邸の危機管理センターに防衛省連絡官を通じて伝えられ、発表された。

 直後の同17分、「FPS-5」が航跡を見失い、SEWも入っていないことが判明し、防衛省は同20分に首相官邸に訂正を連絡した。関係筋によると、「何らかの航跡」は人工衛星だった可能性が高いという。

 一方、4日午前10時48分には、陸上幕僚監部指揮所(東京・新宿区)から、「飛翔体発射」の誤情報が「コンピューターの不具合」により地方自治体との連絡などにあたっていた自衛官約900人にメールで送信された。このうち秋田県では自衛隊の連絡官がこの誤情報を県庁に伝え、県庁経由で県内市町村に連絡された。指揮所は同11時8分に誤発表であることを全国の連絡官らに伝えた。(引用終了)

 軍事面で参考にさせてもらっているサイト 週間オブイェクト(http://obiekt.seesaa.net/article/116782394.html#comment)によれば、千葉県の警戒レーダー「FPS-5」だけの情報で弾道ミサイルと断定して発表してしまったのがまずかった、アメリカ軍の早期警戒衛星や青森県車力に配備されたXバンドレーダー、ミサイル追跡機コブラボールなど、他の観測手段の中からもう一つでもダブルチェックをしていれば避けられていたとのこと。まあ、こういう複雑でしかも迅速な対応を必要とするシステムが最初から100パーセント上手くいく筈もなく、私は、むしろ、誤情報のそれぞれ、5分、20分後に訂正がなされたという対応を評価したいですな。

 いや、もちろん、この誤探知を庇うわけではありませんけれども(笑)。

 でもこの件に関して、「むやみに動揺するより、冷静に対処することの方がはるかに大事だ。いたずらに危機感をあおりすぎることも国際的に問題だ」と指摘。その上で、「このようないいかげんな政府は国民のためにならない」と述べ、政権交代の必要性を訴えた鳩山由紀夫民主党幹事長や、というか、また政権交代かい!「政府の大失態ではないか。間違ってミサイル防衛で迎撃していたら、先制攻撃にもなりかねなかった」と訳の分からないことを言う社民党のみずほなんかは相手にする必要なし。アホと違うか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日は3日に一度の制限なしの昼飯、アンリミテッドランチを食える日なのでゆきみ家のカレーラーメン+小ごはん行っちゃいました。そして午後3時におやつとして(笑)プリン。夕食に昨晩の残りのステーキ一枚、串かつ一本、お好み焼き風コロッケ一個、生野菜たくさん。ビール一缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画の『サウスバウンド』を見る。元過激派のオトーさんが巻き起こす珍騒動を使って家族の絆や子供達の成長を描くという映画らしいのだが・・・、森田芳光監督の全共闘世代への親しみ・シンパシーというのがほの見えていて、これが凄い違和感の原因となっている。このオトーさんをまるで元過激派の寅さんみたいな愛すべきキャラクターとして描こうとしているのが、私にとってはなんとも気持ちの悪い試みに映るのであった。ラストの私たち好き勝手にやって子供も放ったらかしにして逃げますけど、西表島の自然に免じて勘弁してくださいよと言わんばかりのラストにも出るのはため息ばかり。いくらなんでも時代錯誤でしょ、こりゃ。

 ハイビジョン画質は鋭さはないものの、柔らかな画調が返って自然の美しさを引き立てているように思う。まあ、あの黒浮きには困ったものであるが(笑)。AAC5.1チャンネルは音場の充実感には欠けるが、効果音の定位が素晴らしい。

 その後ぽすれんのレンタルDVDで『デビルズ・ビレッジ 魔神のいけにえ』(『The Devil's Men』 1976年)を見る。朧月夜、KKKのような頭巾とローブを見につけた人々が洞窟へ急ぎます。その洞窟の中には鼻から炎を吹き出すミノタウロスの像や円形の祭壇などがあって、どうにも怪しい雰囲気。そして頭巾を被った人々のリーダー格 コーファックス男爵(ピーター・カッシング)が高らかに唱えます。「我ら、主の前で素顔を隠す」これをみんなで唱和して、その言葉どおりに頭巾を頭まで引き揚げます。

 そして一人だけ素顔をさらしたままの少女が進み出てカッシングから恐ろしげなナイフを受け取りました。少女はそのナイフで石の椅子に縛り付けられている男女を無造作にぐさ、ぐさ。またミノタウロスの像の鼻から炎が噴出してタイトルでます。

 さて、その後村の警察へ電話が掛かってきます。どうやら、行方不明の若者を心配した神父様(ドナルド・プレザンス)が問い合わせてきたもよう。電話に出たベンドリス巡査部長(ディミトリス・ビスラニス)はいかにも面倒くさそうに「はあ、行方不明、人聞きの悪いこと言わないで下さい、若者が村に来て、帰っていった、それだけのことです。その後のことは知りませんよ、何、これで二件目だ、殺されたのではないか、ええ、仕事をサボるな、大きなお世話だ」電話を叩ききってしまいました。

 憮然とした神父様、思い余って旧知の私立探偵マイロ(コスタス・カラギオルギス)に助けてくれという手紙を出すのですが、マイロは女とやっている真っ最中。あ、ヘアとオッパイが見えた(笑)、「ああ、また行方不明がどうのという話だな。来てくれって書いてあるけど、そこまですることはないな」女の方も「変な儀式に巻き込まれたのかも知れないって、もうキチガイじゃないの」とか酷いことを言ってます。

 そうこうするうちに新たな登場人物。村の遺跡を調査に来た若者三人グループであります。イアン(ニコス・ヴェラキス)・トム(ロバート・ビーリング)・ベス(バナ・リバイル)の三人組。このうち、イアンとベスは恋人同士で、そのいちゃつきぶりにあてられたトムは寂しくなって(下半身の鬱血がこらえきれなくなって)手紙を書いてガールフレンドのローリー(ルアン・ピータース)を呼び寄せるという・・・(笑)。彼らは旧知の神父の家に世話になるのですが、夕食の席で「調査しようと思っていた遺跡で他の若者が行方不明になっている」という話を聞かされて逆に興味百倍。

 神父に止められないよう夜中にこっそり遺跡へ出発するのでありました。車の音で彼らの行動に気がついた神父、呆れながらも無事を祈ります。

 この祈りが神に通じて何事もなく遺跡の調査が終了、三人組が帰っちゃったということになると映画が終わってしまいますから(笑)、翌朝、さっそく事件が起こります。村へ朝食のために買い物に行くベス、その間に男二人は遺跡を調べ始めたのです。割合、あっさりと謎の墓穴が見つかりまして、二人は「おー、すげえ、すげえ」と中に潜り込んじゃった。これが冒頭のいけにえの儀式が行われていた洞窟に繋がっていたわけで、すぐに男女二人の死体を発見します。「神父さんの言ったことが正しかったんだ」と息を呑むトムとイアン。その直後、「ミノタウロスの部屋を侵せしものは死ななければならぬ」という声が響いたのでした。二人はどうやら捕まってしまったようです。

 そんなこととは露知らず村の雑貨屋で買い物をするベス。「あのね、パンとベーコンを下さらない」なんて言っている彼女の後ろにああ、あれは冒頭でいけにえにナイフを突き立てた少女ではありませんか。彼女は雑貨屋の主人にパパと呼びかけます。なんと彼女はこの雑貨屋の娘だったのです。

 さらにピーター・カッシングとその運転手マックス(ジョージ・ヴェイルス)が登場。彼はベスが落としたパンを拾ってあげると、「あー、君たちは遺跡の調査に来たのだね、あそこの土地は私のものだが、勝手に調査してくれてかまわんよ。それに何か困ったことでも起きたら遠慮なしにおっしゃいなさい」と優しい言葉をかけるのでした。嬉しそうに頷くベスです。その後、すぐに「何か起こったら」という言葉が現実のものになるなど思ってもみずに・・・。

 車で戻ったベスは愕然とします。張っていたテントが影も形もなかったからです。もちろん、トムもイアンも見当たりません。途方に暮れたベスは思い余ってカッシングの居城を訪ねます。カッシングは優しく「彼らはすぐに見つかりますよ、宿で休んでおいでなさい」でもベス、歩いて帰る途中、黒頭巾の男たちに拉致されてしまいましたとさ(笑)。

 さて、この後トムに手紙で呼び出されたローリーが空港に到着。彼女はトムたちと合流しようとしたのですが、もちろん駄目。それで神父のところへやってきます。神父はこれで、「ウワー、連続三件の行方不明事件だ、これはもう放っておけん!」彼は今度は手紙ではなく直接長距離電話でマイロに出動を依頼したのであります。今度は無視するわけにもいかずしぶしぶ腰を上げるマイロ。

 マイロの到着を待って村へ向かう三人。村へつくなりお葬式。なんでも宿屋のご主人が亡くなったそうであります。彼らは警察へ行って詳しい事情を聞きだそうとするのですがベンドリス巡査部長にはぐらかされるだけ。三人は宿屋の主人が死んだために、変わりに巡査部長の世話で雑貨屋に滞在することになりました。

 この時警察署でミョーに焦った女がいまして、三人に「お話したいことがある」なんていいます。でもその直後戻ってきた巡査部長に気がついて「ここでは駄目、後で私の家へ来て」と言い残すなり慌てて逃げ出してしまったのです。むむっ、これは怪しい。

 その後雑貨屋に落ち着いた三人。神父さんは十字架、聖水などの悪魔祓いグッズの整理(笑)、ローリーはシャワー。でもこのシャワーを黒頭巾の男達が覗いていたってそれは単なる出歯亀だろ(大笑い)。ローリー、恐怖で失神してしまいました。

 翌朝、オープンカーで遺跡の調査に出かけます。ローリー、どうやら昨夜の体験をマイロ、神父に信じて貰えなかったらしくてカンカン。「もう信じないのなら信じないでいいわよ!」とか叫んだりしております。そして程なく遺跡に到着。そしてトムとイアンの時と同じく割合あっさりとあの洞窟への入り口を見つけたのであります。ミノタウロスの部屋へ入って周囲を調べる三人。と、その時頭上のシャンデリアが突如落下。とっさにマイロが二人を突き飛ばして難を逃れます。その後シャンデリアのワイヤーを調べてみると、明らかに何者かによって切断されていたことが分かって戦慄する三人です。

 「誰かがいる。私たちを見張っている」と呟く神父。

 その後雑貨屋へ戻ります。ローリーは疲れちゃったからということでシャワー。その時マックスがやってきました。主人であるピーター・カッシングが彼らを城へ招待したいというのです。神父とマロイはシャワー中のローリーを放っておいて、酷い(笑)、マックスの運転する車でカッシングの城へ向かったのでした。

 城に入るなり態度を豹変させたマックスがピストルを取り出して二人を脅迫、そのままミノタウロスの部屋に連れ込んでみんなでよってたかって石の椅子に縛りつけ、あの少女がナイフでぐさ、ぐさっなんてことになると映画が終わってしまいます(笑)。何気ない態度で二人を迎えるピーター・カッシング。彼の城にはもう一組のお客様がいました。あの葬式をやっていた宿の主人の未亡人ミカエラ(アナ・マンツォラニ)と彼女の赤ん坊です。神父は赤ん坊のガラガラに目を留めます。彼はその表面に施された飾りを見て「これは古代ミノア人の儀式に使われていたものだ」たかがガラガラでえらいこと持ち出しますなー(笑)。

 カッシングは「わはは、凝っているでしょ」と何気ない振りをして神父とマイロを送り出します。帰り道、そっとマイロに囁く神父。「ありゃ、ミノア人のいけにえの象徴なのだ」だんだん、面白くなってまいりました。二人はそれから例の怪しい女の家を訪ねます。

 本日はここまで。

 その後だらだらTV。就寝午前2時半。

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2009年4月 4日 (土)

4月3日(金) 「鬱血物語」

 白峯 - 西行が讃岐国にある在俗時代の主崇徳院の陵墓、白峯陵に参拝したおり、崇徳上皇の亡霊と対面し、鬱血する。 菊花の約- 親友との再会の約束を守るため、約束の日の夜、自刃した男が幽霊となって鬱血する。 浅茅が宿 - 戦乱の世、一旗あげるため妻と別れて故郷を立ち京に行った男が、七年後に幽霊となった妻と再会し鬱血する。夢応の鯉魚- 昏睡状態にある僧侶が夢の中で鯉になって鬱血する。 仏法僧- 旅の親子が、高野山で、怨霊となった豊臣秀次の一行の宴に会い、鬱血する。吉備津の釜- 色好みの夫に浮気され、裏切られた妻が鬱血のあまり、夫を祟り殺す。 蛇性の婬 - 男が蛇の化身である女につきまとわれ鬱血するが、最後は道成寺の僧侶に退治される。青頭巾 - 稚児に迷い鬼と化した僧侶を、旅の僧である快庵禅師が鬱血させる。 貧福論 - 金を大事にする武士、岡左内の寝床に金銭の精が小人の翁となって現れ、鬱血する。

 (元ネタ ウィキペディア 「雨月物語」の項より)

 松っちゃん復活!(http://life.oricon.co.jp/64837/full/より引用開始) 先月22日に行われた『東京マラソン2009』に出場中、急性心筋梗塞で倒れ緊急入院していたお笑いタレントの松村邦洋が3日(金)、無事に退院し、東京・有楽町のニッポン放送で復帰会見を行った。一時は心肺停止状態という危険な状況だった松村は「自分の不注意でこうなってしまいまして・・・三途の川を渡りましたが、こうして帰ってこれたことに喜んでおります」と80名以上の報道陣を前にあいさつ。その後は、麻生太郎氏や元阪神・掛布雅之氏らお得意のモノマネを交えて爆笑をとりつつ「芸能年齢よりも寿命を重視したい」と“デブキャラ”を後輩に託すと話した。(引用終了)

 いやー、良かった、良かった。ほっとしたよ。 テレビで記者会見している松っちゃんの映像を見て、おれは泣きそうになっちゃったよ(笑)。もうね、テレビ局の皆さんもね、水と空気と安全と松っちゃんはタダじゃないんだから、もう少し気を使って番組を作ってね。松っちゃんもくれぐれも無理をせず、ゆっくり仕事に復帰してください。

 角川より『大魔神シリーズ』(6月26日)『昭和ガメラシリーズ』(7月24日)『平成ガメラシリーズ』(8月28日)ブルーレイ化とのニュース。『大魔神』と『昭和ガメラ』がモノラル・リニアPCM音声収録というのはいいとして、『平成ガメラ』がリニアPCM5.1チャンネルというのはちょっとなあ。ロスレス音声全盛のこのご時勢にちょっと保守的に過ぎるんじゃありませんか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでおしまい。食ったもの、昼飯に冷凍細めんうどんのぶっかけ。夜はカツオのタタキ、ステーキ2枚(笑)、付け合せの玉ねぎスライス、インゲン豆。ビール一缶、ゴハン一膳。ステーキ二枚は食いすぎたァと思ったのだけれども・・・やっぱりあったら食っちゃうんだよなあ。いかんなあ、この自制心のなさ。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『コッポラ 胡蝶の夢』を見る。巷で実験的と評されるほど、話の全容が極めて掴みにくい映画で、ワタクシなどはちょっとついていけませんでしたな。生まれ変わりと前世の存在を100パーセント肯定し、それに人間の愛という原初の関係を絡めるという試みは分かるけれども、これがストレートに面白さに繋がっていかないのだ。

 ハイビジョン画質は極めて高い解像度を誇るがその分高域の強調がわずらわしい。車のエンジングリルなどにざわつきが発生してしまっている。サラウンドはトゥルーHD。控えめな音場だが、非常に良好な包囲感を演出してくれる。雷などの音も迫力十分。

 その後ハイビジョン録画の『7月7日 晴れ』を最後まで。完全な観月ありさのアイドル映画なのだが、発想が恐ろしく古めかしく時代が20年違うのではないかと思ってしまったくらい。アイドル映画だから絵空事でもちろん構わないのだけれども、それを現実に寄り添わせる努力はしなければならない。だけど、この映画ではそうした努力をまったく放棄して絵空事だから、ファンタジーだから、現実離れしていてもかまわんだろ!と開き直ってしまっている。私はそこがとてもイヤ(笑)。

 登場人物たちのアウトドア生活がいかにもオッシャレー、カッコいいで演出されていて、まるでCMの一場面に見えるのもなんだかなあ。あはははと笑いさんざめく場面もじつにわざとらしくて、「君たちは本当に楽しいと思ってキャンプしているのかね、なんとかリゾットとか、ピザパイみたいな料理をメキシコのビール、それもライムのきれっぱし入りでやって、それが美味しいと思っているのかね、キャンプなら、料理は焼肉・カレーライス、飲み物はもちろん缶ビールだろ!」とおっさん臭く説教したくなった(笑)。

 実際、キャンプで缶ビールではなくボトルのコロナビールをかちんことやって乾杯なんて輩とは僕はお友達になれそうにもありませんなあ(いや、あっちから断られるかもしれんけど)。

 まあ、観月ありさの日本人ばなれしたスタイルの良さのみが見ものの映画でありました。

 ハイビジョン画質はスキントーンの描写のすべらかさに驚かされる。これでもう少し黒がきゅっと沈んでいたらさぞ素敵な絵を楽しめただろうに。ステレオ音声は気持ちよくサラウンドしてくれてBGMの品位も上々。

 その後だらだら録画しておいた「お試しかっ!回転すし&激安ファミレスベスト10」を観る。回転すし編で寿司の注文をする時に得意の「スタッフー、スタッフー」をやらなかった狩野英孝、みんなからどうしたのと聞かれて「いや、最近営業なんかでやると、笑いじゃなくって拍手が来るんですよ。それでももう終わったかなと」これを聞いた髭男爵の山田ルイ53世が大きく頷いて「わしらのルネッサ~ンス!もおなじですわ」なんてことのない会話だけど妙におかしかった。
 
 就寝午前3時。

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『ゾンビ襲来』(『The Creeping Flesh』 1973)

 

『ゾンビ襲来』(『The Creeping Flesh 1973

 ピーター・カッシングとクリストファー・リーが共演したホラー映画。この二人だけで十分に濃いのに、これに古代の謎の人骨が加わってもう大騒ぎですよ。皮肉なオチも効果的で、こんな映画ばかり見て暮らせたらどんなに幸せだろうかという…。

悪魔?ゾンビ?の油絵が背景という楽しいオープニングクレジットが終わりますと、いきなり「教授、お客様ですよ」という声。この教授というのがもちろん、ピーター・カッシング=エマニュエル・ヒルダーンであります。彼はやってきた若い科学者を研究室へ迎え入れてさっそくトンデモなことを言い出します。「君は生物としての悪の存在を信じるかね。ペストやコレラと同じく伝染病としての悪なのだ。誰も本気にしないが、これは人類にとって重大なことだ。私は3,000年にも渡って眠っていたそれを呼び覚ましてしまったのだ」

 話は三年前に遡りましてニューギニアより発見した人骨を携えてイギリスへ帰国してきたカッシング。助手のウォーターロー(ジョージ・ベンソン)にやけに頭のでかいそれを見せて「ネアンデルタールより古い地層から発見したのだ。つまりネアンデルタールより古い人類なのに頭蓋骨の容積が大きいことになる。これは既存の進化論をひっくりかえす世紀の大発見だ。これで論文を書いてリクター賞に応募すれば賞金の一万ポンドが貰えるぞ」と浮かれております。
 
 その反面、父の帰国を喜びながらもどこか不安そうなのが娘のペネロピー(ローナ・ヘイルブロン)。彼女が朝食の席でカッシングに話したところによれば、もうこの家にはお金がなくって、使用人も二人首にしましたという状況なのだそうな。しかしカッシングは大きく頷いて「苦労を掛けたがもう大丈夫だ、お金のことは心配するな」

 さて、留守中に届いた手紙をチェックするカッシング。彼の目はその中の一通に吸い寄せられます。「兄上へ、奥様がお亡くなりになりました。お約束どおりペネロピーには伝えておりません」差出人は彼の異母兄弟であるジェームズ・ヒルダーン(クリストファー・リー)であります。どうやらカッシングの奥さんはジェームスが経営する精神病院に入院していたらしい。そしてペネロピーには随分前に死んだと言い聞かせていたようです。

 しかし母が違うとはいえ、ピーター・カッシングが兄でクリストファー・リーが弟。凄い兄弟ですなあ(笑)。

 驚いたカッシング、すぐに馬車でヒルダーン精神病院へ。ジェームスから死んだ妻はここの墓地に埋葬してあると聞かされます。カッシングは礼を言うのですが、その顔は不安で曇っております。「しかし、私が本当に心配しているのはペネロピーに彼女の病気が遺伝するのではないかということだ」「兄さん、それはこの論文を読めば分かるよ」にやりとしたジェームスが出してきたのが「精神病の原因と治療」という論文。彼はさらに「私はこれでリクター賞を狙うつもりだ。今まで兄さんの影に隠れてばかりだったけれども、今度ばかりは私が主役にならせて貰うよ。あ、それから人類の起源なんてつまらない研究にはもうこれ以上お金出せないからね」

 愕然とするカッシングであります。彼は帰ろうとするのですが、ふと目に留まったのが治療なのでしょうか、椅子に縛り付けられて電気を流されている患者。かなりの高電圧らしく「あああひひひいいい、たたたすすすけけけてててくくくれれれえええ」と痙攣しています。カッシングに見られていると分かってドアを閉めてしまう医者。これは何かの伏線になっているのでしょうか。

 屋敷へ戻ったカッシング、ペネロピーから涙ながらに「なぜ、お母様の部屋に入ってはいけないの?私はお母様のことを何も知らないのよ」と訴えられます。カッシングは「それはお前のためなのだ」となだめますがペネロピーはもちろん納得しておりません。

 カッシング、実験室へ入って鬱々とした気分を慰めるかのごとく例の人骨のお掃除。水で磨くのですな。ところが水に塗れた指先の骨に異変が。カッシングが驚いて見つめている目の前でじくじくと肉が盛り上がり爪まで生えてきたではありませんか。あっという間に骨は立派な指へと姿を変えてしまったのです。仰天したカッシング、この指を切り取り詳しく調べることになります。

 場面は精神病院へ戻ります。患者の一人が密かに扉の鍵を壊すことに成功します。

ジェームズ、レニーという患者が脱走したのでそれを調べようと精神病棟へ入ったのですが、鍵を壊して部屋から抜け出した患者が彼に襲い掛かった!しかし、ジェームズは顔色も変えずに彼をあっさりと射殺してしまいます。驚いている看守に「君もレニーにこうすべきだった」と言い放つジェームス。

 さて、このレニーの脱走劇、新聞ででかでかと「チガイ病院からキチガが脱走」と報道されるほどの大事件。おまわりさんも一杯捜索に参加しております。

 そんな中、ウォーターローが実験室の骨を水で磨こうとしております。仰天したカッシング、「ちょ、ちょっと待ったぁ!」彼はいぶかしげなウォーターローに昨夜の出来事を話して聞かせます。そして二人は復活した指の肉を切り取りさらに詳しく調べ始めたのでした。

 カッシングはニューギニアに伝わる伝説を調べます。「ニューギニア人は自分たちの祖先が巨人で善と悪の戦いに参加したと信じている。また涙が落ちて悪が復活するとも言っている。それがこの人骨なのだ」カッシングはさらに一人で盛り上がって「私は純粋なる悪を手に入れた。これを支配することができれば人類にとっての大きな福音となる。この地球を楽園にするのも夢ではなくなるぞ!」

 一方、母への憧憬を抑えきれぬペネロピー、カッシングからあれほど母親の部屋に入ってはいけないと言われていたのに偶然手に入れた鍵で忍び込んでしまったのです。

 そんなことが起こっているとは夢にも思わないカッシング、指より採取した血を顕微鏡で覗いております。見えるのは長い毛がうじゃうじゃ生えた気持ちの悪い細胞。「ウム、人間とはまったく違う。これが悪の細胞なのだ。ひょっとしたらこれを使って悪に対する血清を作ることができるかもしれないぞ。それを注射された人間は一生悪事に手を染めないような血清だ」そ、そうかなあ。カッシングは「よし、さっそくやってみよう」と呟いて自分の血液を混ぜてしまいます。

 そして出来た怪しい血清をサルに注射。「後は結果を待つだけだ」 数時間たつと血液細胞に保護幕が出来ていました。これでカッシングは大喜び。「これで悪に対抗することが出来る」 まあ、カッシングの映画ですから物事が思ったとおりに上手くいくなんてことはありえません。血清が上手く効果を発揮したのは最初の数時間のみ。その後血液細胞は悪の細胞に食い尽くされてしまったのです。これに気がつかないうかつなカッシングであります。

 さて母親の部屋へ忍び込んだペネロピー、母親が踊り子であったことを知ります。その美しい衣装などをうっとりと見ているうちに見つけたのが「踊り子、精神病院行き」という新聞記事とジェームズからの母親の死を伝える手紙。これで真実を知ったペネロピーはカッシングに食ってかかるのです。「お母様を病院に閉じ込めていたなんて、どうして私に本当のことを言ってくれなかったの、お父様なんてきらいよ」カッシングは「みんなお前のためだったのだ」と言うのですがもちろん、ペネロピーは聞き入れようとしません。彼を置いて母親の部屋から走り出ていってしまいます。

 その後思い悩むカッシング。彼の脳裏に去来するのは美しかった妻の思い出。それがだんだんとおかしくなりまして(笑)男をとっかえひっかえして情事に耽る妻、何事かをわめき散らす妻、ついに精神病院へ強制入院させられる妻。カッシングは決意します。「ペネロピーを彼女と同じ目に会わすことなどできん。よし、彼女にも血清を使おう」

 カッシングは例の血清をペネロピーに注射しますって、うわああ、や、やめろー(笑)。

 この頃街の酒場に脱走患者レニーが現れました。彼は娼婦にべたべたとおさわり。そして娼婦が「ふふふ、あんまりガッついちゃいけないよ、まずは酒でも奢っておくれよ」が言ったとたん、「うがー」暴れ始めたのです。これがもう強いの何の。水兵さんたちもいたのにまとめてやっつけられてしまいます。その後店をさんざん荒らして逃亡するレニー。

 次の日、カッシングの実験室でウォータールーの恐怖の叫び声があがります。「教授、教授、大変です、すぐに来てください」髭剃り途中で駆けつけたカッシングがみたものはめちゃくちゃになった実験室とその床に倒れてぴくぴくしている例のサルでした。「教授、こりゃあの血清がまずかったんですよ。良かったですねえ、早まって人間に使わなくって」愕然とするカッシング。彼はすぐにペネロピーの寝室へ行ったのですが、ベッドは空っぽ。彼女はいつの間にか家を抜け出していたのです。

 ペネロピーは街をさ迷っています。その彼女が着ているのは母親の派手派手のドレス。こんな女が酒場に入っていったら絶対娼婦にしか見えません。彼女に目をつけた男が「ふふふ、いいだろ」とそっち用に用意してある二階の部屋へ連れ込みます。そして「ええやろ、させんかい!」彼女に飛び掛かったのでした。しかしペネロピーは抵抗します。その抵抗がだんだん荒々しくなってきてしまいには相手の顔面を爪でがりりりりっ!うわあ、痛そう(笑)。毒気を抜かれた男はほうほうの態で帰っていくのでした。

 ペネロピーは下へ降りてきてピアノやアコーデオンの音楽に合わせて踊り始めます。まるで彼女の母親の魂が蘇ったかのような踊り。これにたまらんごとなった水兵さんが「うおおお、ええやろ、させんかい」と彼女に抱きつきます。ペネロピー、とっさに傍らのテーブルから空き瓶を取ると叩き割って水兵さんの首にぐさっ。「ウギャーッ」水兵さん倒れて絶命します。逃げ出すペネロピー、しかし仲間を殺された水兵さんたちが黙っているはずもありません。「おい、あのクソ女を捕まえろ」大勢で追いかけ始めます。連絡を受けた警察も加わってペネロピーついにとある倉庫に追い詰められてしまいました。

 進退窮まった彼女を救おうとしたのが意外にもここに隠れていたレニー。彼は彼女を連れて倉庫の一番上へ。なんとか逃げる方法がないかと開口部から身を乗り出してあたりを見回したのですが・・・、もうすっかり悪のとりことなっているペネロピー、落ちていた棒っきれを拾って後ろからがん。バランスを失って落ちかかるレニー、かろうじて手で窓枠にぶら下がります。それでも容赦しないのがペネロピーの凄さ、もうハイヒールでレニーの両手をぐりぐり踏みつけた。たまらず落下するレニー。地面に激突してぺっちゃんこになってしまいました。ひでー(大笑い)。

 なおも暴れるペネロピーですがついに警官隊に取り押さえられてしまいます。そしてその行く先はもちろん、ジェームズの精神病院。

 その時ジェームズは部下の科学者に自分の理論を実証するための研究をやらせておりました。この研究、どうやらチガイになる原因を探るべく、実験動物を人工的にキチガにしようというものらしい。さすがクリストファー・リーでろくなことを考え付きません(笑)。

 科学者は実験が上手くいかないのでボヤいております。「先生の電磁光波理論が間違っているんじゃありませんか」なんだ、電磁光波理論って(笑)。ジェームズは首を振って「いや、あの理論は完璧なのだ。これで人体実験ができればなあ」しかし人体実験は法律で禁止されていると悔しがるジェームスです。そんな時に連れてこられたのが発狂したペネロピー。ジェームズ、ニタッと笑って「チャ-ンス」と呟きます。どうせ、ペネロピーを出しにして兄のカッシングに何かやらせようということなのでしょう。

 入院前検査でペネロピーの血を顕微鏡でみたジェームスはびっくりします。今まで見たことのないような毛の生えた血液細胞がうじゃうじゃいたからです。そしてペネロピーをカッシングの屋敷へ連れ帰ります。お手伝いさんを呼んで彼女の世話を頼んだジェームズ、カッシングがいないのをいいことに実験室へ侵入。あの人骨のそばにあった顕微鏡を覗き込むとペネロピーの血液と同じ毛の生えた血液細胞がうじゃうじゃ。「ペネロピーはこれにやられたのか」と一人納得するジェームズです。

興味深そうに実験室を歩き回るジェームズ。ここにぷんすか怒ったカッシングがやってきます。「なんだね、お前はそんな勝手に人の研究室に入って」ジェームズはずるそうな笑いを浮かべます。「なんだか、我々は似たような研究をしているようだね、どうだ、ひとつここは兄弟のよしみで共同研究といかないか。私は君の研究が失敗したことを知っているぞ」ジェームスはさらに追及します。「あの細胞はなんだ、心の病気との関連は?」カッシングは怒り狂って「知らん、知らん、わしゃなーんも知らん」

 ジェームスはとうとう決定的な一言を口にします。「君は家族を実験台にしたな。ペネロピーが発狂して私の精神病院へ連れてこられたのだぞ。お上に訴えれば君は逮捕されてしまうぞ」「何、ペネロピーは今どこなのだ」「私がここに連れてきてやったよ、2階で寝ている。だから兄さん・・・あれ、あれれ」ジェームズはきょとんとします。今からこのことをネタに共同研究を強制しようと思っていたのに肝心のカッシングがペネロピーの寝室へすっ飛んで行ってしまったからです。「ちょ、なんだ、気をそがれちゃったな」とボヤくジェームズ。「まあ、いいや、チャンスはいくらでもある」

 さて、精神病院にて部下のペリー博士にチガイたちの血を調べさせてみると、みんなみごとに真っ黒で毛がもじゃもじゃ。ジェームズは考え込みます。「カッシングはどうやってあの人骨から血を得たのだ?まだ何か秘密があるのに違いない。よし、我々はあの人骨を奪うぞ」「え、私、そんな荒事は」「心配するな、こういう時のためにゴロツキを雇っておる」

 そのゴロツキを御者にした馬車で深夜出動するジェームズであります。カッシングの屋敷につくと御者はたちまち強盗に姿を変えて実験室へ侵入します。骨はどこだと探しているうちに物音に気がついて覗きにきたウォーターローが「あ、お前はなんだ、ここで何をしているげっ」殺されました(笑)。強盗は人骨を抱えて外へ。大喜びのジェームズに迎えられて人骨を馬車に積み込みます。この人骨にマントとフードをかぶせるジェームズ。「ふふふ、これでわしの研究はなったも同然よ!」馬車で逃げ出します。

 一方カッシング、実験室を覗いてみて飛び上がります。「しぇーっ!人骨がない」「しぇーっ!ウォーターローも殺されている」 ジェームズの仕業だと直感したカッシング、馬で彼らを追いかけます。この頃から空は暗雲に覆われ雷がごろごろ言い出します。「雨が降ってきたらすべてがオシマイだ」あせるカッシング。

 ついに雨が降り出しました。ジェームズから急げ、急げと命令された御者、あせって操作を誤り馬車を転倒させてしまいます。御者は馬車の下敷きになって「ひー、助けてくださいー」ジェームズ、馬車を持ち上げようとするのですが彼一人の力ではどうにもなりません。彼は精神病院へ助けを求めて戻ることにします。

 その間ひっくり返った馬車の中で雨を浴び続ける人骨。おお、その体にじくじくと肉がつき始めたではありませんか。ほどなくゆらりと立ち上がる人骨。ニューギニアの祖先が長い時を隔ててついに蘇ったのです。彼は馬車の下でもがいている御者を見つけてはい、惨殺します。

 この時ようやく馬車に追いついたカッシング、夜の闇に浮かび上がるマント姿のそれを見て恐怖に震え上がり、逃げ出してしまうのです。しかしそれはカッシングの後を追って屋敷へ向かいます。屋敷へついたカッシング、恐怖のあまりあの大事な標本である指、を焼却炉に放り込んでしまいます。

その頃、ベッドから起き上がったペネロピーは居眠りしているお手伝いさんを絞殺。彼女は鍵を奪って部屋から脱出します。そしてその時ついにそれがやってきた。それは屋敷のノッカーをどんどんと打ち鳴らします。妻の部屋に逃げ込んでただただ慄くばかりのカッシング。ペネロピーは何を考えたか、玄関を開けてそれを迎えいれるのでした。それはまず実験室へ向かいます。そこでなにやらごそごそ。ははあ、どうやら指を捜しているようですな。その指は焼却炉の中で灰になっているとも知らずに。

 さんざん探し回って見つけられなかったそれ、カッシングの元へ行きますと、有無を言わさず彼の中指に手をかけて「がりばりべりり」ともぎ取ってしまったのです。「ぎゃああ」凄まじい悲鳴を上げるカッシング。

 この後ペリーと共に屋敷へやってきたジェームズが見たのは庭で踊り狂うペネロピーと指をもぎ取られたカッシングの哀れな姿だけでした。

 ここで場面は冒頭へ戻ります。科学者相手に必死に言い募るカッシング。「悪から地球を救えるのは私だけだ。どうか手伝っておくれ」科学者は面倒くさそうに彼の手を払うと外へ出て鉄格子をどーんと閉めてしまいます。科学者、いや、精神科医は首を振って「いや、酷い妄想だな」彼はそこにいたジェームズに「彼はあなたを異母兄弟と思っていますよ、それに」鉄格子の中で荒れ狂うペネロピーを指して「あの患者が自分の娘だと思っています」ジェームズ、面白くもなさそうに「あれは3年前からああなのだ、私がリクター賞を取った時だな。もうああなったら駄目だ。何をしても絶対治らん」

 「後生だから私を助けてくれ」と鉄格子に手をかけて叫ぶカッシング。その手に中指はなかったのです。

 はい、エンドマーク。

 これは全てがカッシングの妄想ということではなく、実際に起こった事件でジェームズが自分の立場を利用して二人を精神病患者として強制入院させている、カッシングの研究の成果はちゃっかり頂いてそれでリクター賞を貰ったということなのでしょう。

カラー スクイーズ・ワイド、モノラル音声。ややノイジーであり、また暗部の潰れがあって夜の場面が観づらいのが残念。音声はカッシングの美声を良く再現してくれます。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ぽすれんのレンタルDVD


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2009年4月 3日 (金)

4月2日(木) サンクチュアリはね、さちこというんだ、本当はね

 言わねーよ!今日の出来事。

 880円床屋にて

 入学したての中学生が母親に連れられてやってきた。母親は彼を坊主頭にしたいようだが、中学生の方はもちろん嫌がっている。それで床屋の人に「どうするね」と決断を迫られて「じゃあ、長めの坊主!」

 そんな髪型はないと思うぞ。

 ウォーキングにて

 小さなお子様を前に乗せた自転車のおかあさん、私の横を通り過ぎていったのだが、その直後「あーたったった!」という大声。びっくりして振り向いたらそのお母さん、携帯見ていてバランスを崩し倒れそうになっていたのだった。

 危ないから自転車走行中のメールチェックはよしましょうね。

 今月の輸入ブルーレイ・DVD注文分 まずはブルーレイで『羊たちの沈黙』 国内版を買うつもりだったけれども一層収録というがっかり仕様で断念したのである。『バンコック・デンジャラス』、『007 慰めの報酬』『地球が静止する日』 DVDでシリアルの『キャプテン・マーベル』 この5枚で送料含めて121.89ドル。

 関連してイギリス版ブルーレイで『ツイスター』発売のニュース。発売日は5月25日。日本語字幕、日本語音声(DTS5.1)収録。そして驚くべきことに米盤ではトゥルーHD5.1(48kHz/16bit)だったサラウンド音声がDTS-HDマスターオーディオの48kHz/24bitになるという!映像コーディックは同じVC-1だけれども発売がユニバーサルからになるので、画質的にも期待できるのではないか。これはもう買いなおすしかないのか(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にカップヌードル、ヴァイタミン補給のために白菜の漬物少し。夜はマグロの刺身、鯖の煮付け、昨晩の鍋の具材がいっぱい入った雑炊。ビール一缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 それからレンタルブルーレイで『旅するジーンズと19歳の旅立ち』を見る。もうあまりジーンズは関係ないんじゃないの(笑)。いかに幼馴染とはいえ、もう完全に別々の道を歩き始めているのだから、それまでの友情のカタチが変わって当たり前。なのになんでそんなに無理してまで絆を求めるのか、ちょっと無理がある展開になっていたように思う。もっとも、個々の人間ドラマとしての出来はなかなかのもので、特にアンバー・タンブリンとアメリカ・フェラーラの仲たがいから関係修復にいたる展開はべたなんだけど泣かされましたねえ。

 なお、前作ではメキシコのサッカー合宿でコーチがサント映画をテレビで見ているという私好みのギャグがありましたが(笑)、今回はそんなサービスはなし。残念です。

 ハイビジョン画質はワーナーらしいハンサム画質。見やすいのだけれども、ブルーレイなのだからもうちょっとキリっとした高解像度の世界を楽しみたいもの。5.1チャンネルサラウンドはトゥルーHD。音圧が低く23ノッチまでヴォリュームをあげなければならない。音場はフロント重視型。あまりサラウンドの妙味は感じられず、BGMの品位の高さのみが目だっていた印象。

 次に今までちびちび見ていた韓国版『黒い家』を見る。あの夫婦の恐ろしさ、禍々しさは森田芳光版より遥かに上。森田版ではこれが大竹しのぶの怪演に収斂されてしまっており、原作のおっかなさを上手く表現していたとは言いがたかったからな。もっとも、韓国版はラストで余計なこと2連発、病院での死闘、生まれ変わりを示唆するような子供の存在、をやらかしているので(笑)総合的に見れば森田版、韓国版は互角といえるのではないだろうか。

 ハイビジョン画質は今ひとつ。黒つぶれと輪郭強調が目立つ。5.1チャンネルサラウンドは大げさな効果音だけが突出してしまっており、これもあまり誉められたものではなし。

 シャワーを浴びてお酒。就寝午前1時過ぎ。

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『続・恐竜の島』(『The People that Time Forgot』 1977)

 

『続・恐竜の島』(『The People that Time Forgot』 1977

 『恐竜の島』(『The Land That Time Forgot』 1975)の続編であります。前作とちょっと辻褄の合わないところがありますが、皆さん、もういい年した大人なんです。そんな細かいことをつつくのはみっともないですよ、分かりましたね。

 警告、警告、このDVDのリージョンは1です。したがって日本国内のDVDプレーヤーでは再生できません。警告、警告。

大海原を行く機走帆船 ポーラ・クイーン号。この船は前作『恐竜の島』で主人公のティラー(ダグ・マクルーア)が海に投げ込んだ手紙を元に彼の捜索と恐竜の島カプローナ探検を目的としております。

 前作のごとく、あれこれさ迷うなんてことはなくすぐにカプローナを発見。しかし帆船ですから例のトンネルを使うことはできません。ならばどうやって島の周囲を囲む高い山を越えるのかといいますと、これが水陸両用機を使うのであります。氷で覆われた海面の隙間に飛行機をクレーンで下ろし、出発準備。乗り組むのはパイロットのベン・マクブライド(パトリック・ウェイン)、彼の戦友でベテラン整備士のホーガン(シェーン・リマー)、生物学者のノーフォーク博士(ソーレイ・ウォルターズ)、そして紅一点の女性カメラマン、シャルロット(サラ・ダグラス)の4人であります。

 ちなみにこの探検行のスポンサーというのがシャルロットが所属する新聞会社。だから彼女の参加を拒むことができなかったという事情があるようです。

 さて、海面から見事に飛び上がった水陸両用機、高度を上げて島の周囲を囲む山を跳び越します。順調な飛行が続くかと思われたのですが、突然、彼らを襲う黒い影。「わあ、あれはプテラノドンだ!」と何故か嬉しそうに(笑)叫ぶノーフォーク博士。「すごい、ティラーの手紙にあった通りだ」このプテラノドン、何が気に障ったというのかしきりに飛行機にちょっかいを出し始めます。すれすれを掠めたり、尾翼を齧ってみたり剣呑で仕方ない。怒り狂ったホーガン、機銃を乱射して追い払おうとします。しかしプテラノドンはひるまず、それどころかこっちも怒って飛行機上部の推進式プロペラに突入したのです。プテラノドンはずたずたになって墜落します。しかしプロペラの方も無事であるわけがありません。このショックで先端が欠け、しかもエンジンが停止してしまったのです。

 「わあ、落ちるねんて、落ちるねんて」ベン、自分の操縦テクニックの全てを使ってかろうじて不時着に成功します。

 幸いプロペラはなんとか修理できそう。しかし、問題はこれからで再び離陸するためには飛行機を山の中腹あたりまで引っ張り上げなくてはなりません。そんなの、ウィンチでもなけりゃ絶対無理です。途方にくれる4人ですが、ここに良い助っ人が現れた!まことに都合の良いことにステゴサウルスが出現したのです。ノーフォーク博士が「こいつはものすごく神経が鈍い、反射速度が我々の十分の一なのだ。もちろん愚鈍に決まっている」と古い学説に基づいてさんざん悪口を言った挙句、こいつにロープを引っ掛け飛行機を引っ張らせようということになったのであります。

 ところがステゴサウルスがなかなか動いてくれない。背後でベンが空に向かって拳銃をぱんぱん撃ってもまったく動じる気配がありません。その時いきなりステゴサウルスの前にシャーロットが飛び出した。彼女は手を振り「こっちよ、こっちよ」と叫びます。これでようやく動き出したステゴサウルス、物凄い力で飛行機を目論見どおり引っ張り上げてくれたのです。でもベンはかんかん。シャーロットを「危ないことすんな!」としかりつけます。「何よ」と膨れるシャーロット、まあ、こうしていがみ合っていた男女が終盤で仲良くなるのはお約束ですな(笑)。

 さて、後はティラーを探さなければなりません。ベン・シャーロット、ノーフォーク博士は飛行機の修理のためにホーガンを残してティラーを探しに南にいくことになります。しかしプテラノドンや恐竜がうようよいるところでホーガン一人残していくのはちょっと酷くないですか(笑)。

 出発する三人、しかしいくらも行かないうちに女の悲鳴を聞きつけます。その声の主は若い原始の女性でした。そしてその背後から二頭のアロサウルスが!ベンはライフルや発煙弾を使ってこいつらを撃退します。助けられた形の原始女性、ナイフを取り出し、いきなり「触るんじゃない」って英語を喋りやがった(笑)。驚いた三人がよくよく問いただしてみるとなんと彼女はティラーから英語を習ったというではありませんか。ティラーは彼女の部族ガールゥ族の元で二年ほども暮らしていたというのです。その彼の指導でみんな英語を喋るようになり、技術レベルも若干進化したのですが、これが他の部族ナガーの危機感をあおったため、攻撃されてしまったらしい。この攻撃でガールゥ族のほとんどが殺されティラーも連れ去られてしまったのでした。ナガーはどうやらティラーを彼らの火山の神のいけにえにしようとしているようです。

 この各部族間の力関係などは前作とちょっと違っているようですな。

 三人はガールゥ族の女、アジャー(ダナ・ギレスビー)の案内でナガー族の村を目指すことになります。

さて、残されたホーガンは一人で一生懸命に飛行機の修理に取り組んでおります。と、またプテラノドンが飛来します。しかしホーガン、慌てず騒がずライフルを取り上げると狙いを定めてズドン!プテラノドン、撃墜されてしまいました。「ざまあみろ」ホーガン、飛行機の胴体にプテラノドン撃墜マークを書いているという・・・(笑)。どうやらこれが五匹目だったようで。

 一方三人+アジャーの前にもうひとつの部族が出現します。狩猟部族ナンド=ハーです。彼らは4人の目の前で追っかけていたガールゥ族の男二人を殺害します。助けようとしたベン、信号弾を乱射してナンド=ハーを撃退するのですが時すでに遅し、二人はじきに息絶えてしまいます。アジャーは瀕死の彼らから「ティラーはナガーの火山の神、ナブラコタの生贄にされるためにスカル山に連れていかれた」ことを聞き出します。急がなければ彼が危ない。

 アジャーは近道となる洞窟の入り口を探しに出かけました。ところが彼女の帰りを待っている間、三人はナンド=ハーに攫われてしまったのです。彼らは地面に縛り付けられ恐竜への生贄?囮?にされてしまうのでした。ほどなくやってきたワニ型の恐竜。恐怖ですくみ上がる三人でしたが、この時最高のタイミングでアジャーが現れた。「あなたがアジャーで私がパーよ」嬉しさのあまり訳の分からないことを呟くベン。アジャーは彼らの縛めを解いて、洞窟の入り口に案内するのでした。

 後からナンド=ハーの男たちが追いかけてきましたが、四人が洞窟に入ってしまった時点で諦めてしまいました。どうやら、彼らはこの先へ進むことを極端に恐れているようです。安心した4人は鍾乳洞になっている洞窟の美しさに感嘆しながら出口を目指したのであります。

洞窟を進む4人。途中、天井から大き目のタランチュラがシャーロットの肩にぽとり。これにはさすがに女丈夫のシャーロットも仰天し「ひいいいい」 思わずベンが「お前は焼津の半次か」と突っ込みます。さらに進むと壁の中からオオトカゲ型の恐竜がシャーロットに向かってウォー!でもタイミングが悪くみんなが通り過ぎた後だったので誰にも気づいて貰えませんでした(笑)。

 洞窟を抜けるといよいよそこはナガー族の土地。いくらも進まないうちにナガー族が現れます。これがもうもろに日本の戦国時代の鎧甲冑をモデルにした民族で馬に乗って旗指物担いでいる奴までいる。その中の隊長格らしい男が進み出て「ウェルカム!」やっぱり英語を話します。もちろん、ティラーに教わったのです。隊長は警戒する四人に「ティラーは我々の賓客だ。あなた方を迎えにきたのもティラーの指図なのだ」これで4人は一応の警戒を解いて彼らの都市へついていくことになります。

 その都市というのがああた、岩山に作られた城塞にところどころ巨大な髑髏がくっついているという悪趣味なもの。内部も髑髏ばっかりでおまけにニシキヘビがずろずろ這い回っています。4人は禿げでデブの大ボスらしき人物の前に連れて行かれるのでした。その魁偉な容貌に驚いたベン、思わずシャーロットに「すげえデブだな」「そうね、一体何を食べればあんなに太るのかしら。それにおまけに禿げ頭なんて、オヤヂだわ」とたんに今まで親切だった隊長さんが豹変。「こら、お前ら、我らが首領のサバラさまになんということを言うのだ、土下座して謝れ!」げしーっとベンたちを蹴り飛ばします。

 もう皆さん、お分かりでしょうがティラーが彼らの賓客だなんてのは真っ赤なうそ。四人を速やかに都市へ連行するための罠だったのであります。これで女二人は夜明けを待って火山の神ナガラマタの生贄にされることになってしまいました。残った男二人、ベンとノーフォーク博士は壁に髑髏がたくさん埋め込まれた素敵なインテリアの牢屋に放り込まれてしまいます。

 ところがこの牢屋の隣にいたのがティラー。彼は壁に貼り付けられた髑髏を通して「おい、そこにいるのはベンじゃないか」「おお、そういうお前はティラー、生きていたのか」しかも壁が手ですぐに壊せて合流できたという・・・。再会を喜びあう二人。ベンは「君の手紙が発見されて、それで探しに来たのだ」そしてリサはどうしたのかと尋ねますととたんにティラーは暗い顔になって「死んだよ、ココのやつらに火山の神への生贄にされたんだ、チクショー」「生贄だと、だったらシャーロットとアジャーも危ないぞ」

 三人は食事を持ってきた看守を殴り倒して鎧兜を奪います。それで変装して牢屋から抜け出し、今しも生贄の儀式で首をはねられようとしているアジャーのもとへ。いきなり正体を現して見張りたちを倒し、サバラに迫ります。サバラはアジャーを人質に取って対抗しようとしたのですが、アジャーが腕を振り払って噛み付いた。この思わぬ攻撃にたじたじとなったサバラ、足を踏み外して火口へ落ちてしまうという・・・(大笑い)。ベンたちは追っ手から逃れるべく火口の淵を回って洞窟に入るのでした。サバラが落ちたことで火山活動が始まったようで地面が鳴動しております。この振動で追ってきたナガー族の兵隊たちは次々と火口へ落ちていき、四人を取り逃してしまったのです。

 しかし、この洞窟も剣呑、剣呑。両側の壁から六匹の大蛇がにゅーっ!浅草のお化け屋敷じゃないんだから(笑)。ここはシャーロットのカメラのフラッシュでなんとか突破。4人は地上へ出て走ります。後から馬で追ってくるナガー族たち。さすがに馬の足にはかなわず例の洞窟の手前で捕捉されてしまいます。ここでベンとティラーが「ここは俺たちで守る、君らは先に洞窟へいけ」この時、シャーロット、カバンからピストルを取り出してティラーに渡します。なんだ、この女、最後の最後でこんなの出すなよ(笑)。ティラーはピストルを乱射して、ベンは敵から奪った刀を振り回して次々にナガー族を倒していきます。しかし、ついにナガー族の放った矢がティラーの腹にぐさぁ!ティラーは「うう、俺は子供の頃からヒーローになりたかったんだ、何、いまさらそんな話をしている場合じゃないって?いいだろ、もうすぐ死ぬんだから」その言葉通り息絶えるティラー。

 次にやられるのはベンかと思われたのですが、この頃から火山活動が激化。どっかんどっかん周囲に火山弾が落下。あちこちで爆発も起こります。これに恐れをなしたナガー族はついに退却したのです。ベンはティラーの亡骸を残し、洞窟に逃げ込むのでした。あ、この洞窟はさっきの浅草お化け屋敷みたいなやつとは違いますよ。行きに使った鍾乳洞の洞窟ですよ。

 この洞窟もただで通れるわけなどありません。行きにシャーロットを襲おうとしたトカゲ恐竜がまた出現したのです。しかもこいつは体表を硬いうろこに覆われているので打たれ強いのなんの。いくら刀でつつこうが、アジャーが折れた鍾乳石でぶったたこうが平気の平左。このままみんな食われてしまうのかとはらはらしていると地震が来て、天井から鍾乳石が落下。これが恐竜の背中にぐさっと突き刺さってなんとかピンチを脱したのであります。

 ようやく地上へ出た、でも今度はナンド=ハーが追いかけてきた。もういいよ、このまま飛行機に戻って飛んじゃおうよと思います(笑)。ベンは追っかけてきた彼らにピストルを乱射。数人を射殺して彼らを退却させたのです。そしてようやく飛行機の置いてあるところへ到着。はらはらしながら待っていたホーガン、アジャーの色っぽい姿に驚きながらもエンジン始動、ベンはみんなを乗せて飛行機を離陸させるのでした。このへん、ぼっかんぼっかん地面が爆発して凄いことになってます。大爆発して火柱が10メートルくらい上がってます。なんで、ここだけ異様に力が入っているんだ、この映画の特撮(笑)。

 何とか舞い上がる飛行機。しかし、今度はエンジンの出力が足りず島の周囲を取り囲んでいる山を跳び越せそうにありません。ベンは叫びます。「みんな捨てられるものはみんな捨てて機体を軽くするのだ!」機関銃やら、シャーロットのカメラをぽいぽいと投棄。これで駄目なら脇役のホーガンを放り出すか、みんな服を脱いですっぽんぽんになるかというスリリングな展開に見ている私も大コーフン。まあ、結局そんなことにはなりませんで、ちゃーんと山を飛び越えることができたのですが。

 途中、エンジンが止まってしまいましたが、ベンは慌てず騒がずポーラ・クイーン号のすぐそばの氷原に不時着します。そしてすぐに救出され船の中へ。そしてポーラ・クイーンはいまや火山の活動が全島に及んでどっかんどっかん火を噴いているカプローナからぎりぎりのところで脱出することができたのでした。

 ラストはお祝い。船長が「ティラーを救出できなかったのは残念だが、代わりにこんなお土産、アジャーが来てくれた。まことにもって目出度い、ワハハハ」と言って一同乾杯です。そしてベンとシャーロットが大方の予想通りちょっと仲良くなったところでエンドマーク。

 えー、しかしですね、ティラーが生きていたら定員オーバーで飛行機に乗れなかった訳で(笑)、どうも人数あわせのために殺されたのではないかと思われて仕方ないのですが。

 スクイーズ・ワイド カラー モノラル音声。クローズド・キャプションつき。画質はクローズド・キャプション表示のためにコンポジット接続を使ったので評価できず。音質は比較的品位が高く台詞の聞き取りが容易であります。ただ、全体的にヴォリュームの音圧が低かったのが残念。『恐竜の島』(『The Land That Time Forgot』 1975)とのカップリング。MGMミッドナイトムービーシリーズのDVD 

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2009年4月 2日 (木)

4月1日(水) リリエンタールビデオ

 リリエンタールのグライダー飛行を再現して見せたビデオ。レンタル解禁は4月3日から。なんか前に1回やったような気がする駄洒落だけど、良く覚えていないからいいのだ。西日本新聞のアホ記事。(2009年4月1日朝刊 3面より引用) 首相の高揚感は過剰なサービス精神となり「軽口」となりやすい。会見では「明日は新年度が始まる。新しい職場に就かれるフレッシュマンも多い」と述べたが、この日、大学生・高校生の内定取り消しが約1900人に膨らんだと発表されたばかり。やや配慮に欠けた印象も残した。 東京報道部 相本康一 (引用終了)

 これが軽口ってあんた(笑)。この人の価値基準だと不景気の時代に新社会人に祝辞を述べるのもいかんことになってしまうのだな。

 また同日の31面では「消費税率引き上げ」に関するインターネットアンケートの調査結果と称して長崎の会社経営社某氏の意見を載せているのであるが、これが「米国への思いやり予算などをやめてから考えるべきだ。無駄な予算が多い」というくだらないもの。市民の声としてこうした馬鹿げた意見を載せるのはいつもの手であるが、今は、明確な敵性国家の北朝鮮が「てめえ、がたがた抜かすと、ミサイル打ち上げるぞ、コノヤロー、人工衛星だから迎撃なんかするとただじゃおかないぞ、バカヤロー」とわが国を恫喝している真っ最中なのである。

 配慮に欠けているのはどっちだと言いたくなっちゃうじゃありませんか。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出てちょっとした仕事と日記付け、ネットのチェック。午前11時くらいから徒歩で天神に出ていつものごとく赤のれんでラーメン+替玉 小炒飯の昼飯食って漫画喫茶3時間。その後ジュンク堂にて「蒼太の包丁 」20巻を求めてまた徒歩で事務所へ戻る。またちょっとした仕事や亀の世話など。

 午後5時過ぎに帰宅。ビール一缶飲みながら録画しておいた「レインボーマン #38」を見る。『地球防衛軍』の陥没場面を見て青ざめるキャシー・ダイアナが宜しい(笑)。

 夕食は水炊き、カツオのタタキ。そしてゴハンものとして鉄火巻きを四個。ビール一缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『UMA レイクプラシッド2』を見る。テレヴィムービー丸出しの安っぽいCGにがっかりさせられたが、いや、ワニや飛んでいる水上飛行機をCGでやるのはかまわんのだが、桟橋に係留されている飛行機ぐらい実物大のプロップでやれよ!と思ってしまうのである。だが、そこのところを除けば意外と私好みの映画で、拾いものと言っても過言ではなかったりする(笑)。あの億万長者のキャラクター設定は秀逸だし、地元のティーンエージャーの馬鹿さ加減も大いに愉快。実際にばらばらの死体を見ているのに、「うーん、じゃあ、俺たちで調べてみよう」という保安官の暢気さも楽しい。フツー、こういう展開だと、「危険だから湖を閉鎖しよう」という保安官と「いや、それじゃ観光収入が減ってしまう」という地元財界の有力者との争いを描いてサスペンスを盛り上げたりするものではないですかね。

 ハイビジョン画質はあまり誉められたものではない。発色が白っぽくなっており、またハイライトでの飽和も早い。水中での異様な立体感・奥行き感だけがとりえであったか。AAC5.1チャンネルサラウンドは音質は良いものの音場構築が実に大味。これはこれで悪くはないのだけれど・・・。

 それから今までちびちび見ていた『イングリッシュペイシェント』を最後まで。不倫の愛や異民族との関わりなどを通して魂のふれあいを描くという試みは成功しているのですが・・・いやもう上品過ぎて、途中から退屈になってしまいました(笑)。やはりわたくしはこういうちゃんとした映画、名作映画には向かないようです。

 ハイビジョン画質はややコントラストに乏しい傾向にある。AAC5.1チャンネルは大作映画に相応しい堂々たるもので、砲撃・爆発音の凄さにはびっくりさせられた。こういうドラマであの音はずるいよ(笑)。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 うー、あの焼き鴨肉は実に美味そうであった。就寝午前12時半。

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2009年4月 1日 (水)

3月31日(火) 番頭はんとダンウィッチどん

 これ、崑松、崑松、そこに持っている読み物をお見せ、お前、なんでも夜の夜中にその読み物みてはなにやら経文を唱えているというやないか、他のものが大いに気味悪がってるのやで、これ、お見せ、何々、「ネクロノミコン」、なんやねん、これ、えらい古いものやなあ、ん、崑松、お前、何、うずくまってしゅしゅー言っとるねん、具合でも悪くしたか、崑松、崑松、うわああ、何や、これは、こんなもん今まで見たことないで、うわあ、ぎゃあああ。

 この間の「大食い女王選手権」 やれネット雀どもが「菅原さんの鼻水がいやだ、みんな食い方が汚くて引く、許せるのはギャル曽根だけ」とかまびすしい。馬鹿な、大食い選手権をなんと心得る。あれはつまるところ奇人変人大会だぞ。昔はな、ステーキの大食い勝負でナイフとフォークで切った後手づかみで食うとか、にんにくが食欲増進剤になっていて、菓子パン勝負の時もにんにくのチューブから手の甲にちゅーっとひねりだして、それを舐めながら食うとか、怪人がいっぱいいたんだぞ。あの赤坂さんだって、最初は持参の白砂糖の袋から砂糖をコップの水にどばどば入れて激濃の砂糖水をつくりそれをがぶがぶ飲みながら際限なく食ったりしていたのだぞ。まさに大食い大会とはこうした怪人たちとの邂逅の歴史と言っても過言ではないのだぞ。

 それをなんだ、鼻水がとか、食い方が汚いとか、昨日今日大食い大会を見始めた半可通ずれが的外れなことを言いおってからに、おのれどものような物の道理が分からぬ小僧は「黄金伝説」の生ぬるい大食い企画でも見ておればいいのだ、どうだ、分かったか。

 仕事はまあ、いろいろあった。引越しの立会いがあり、出た燃えないゴミ、資源ゴミの始末に追われる。まあ、あらかじめ粗大ゴミを出してくださっていたので、そんなに大変でもなかったが。本日、食ったもの。昼にマルタイ棒ラーメンを一食分。ヴァイタミン補給のために博多万能葱刻みを山と入れたのはいつもの通り。夕食はマグロと金目鯛の刺身、レタス・アスパラガス・玉ねぎ・トマト・キュウリの生野菜。金目鯛の刺身があんまり美味かったのでついつい缶ビール2本飲んじゃった。それから仕上げにカレー一皿。ああた、これがお母様が業者さんとの話に夢中になってたんまり焦げ付かせたという代物。焦げ臭さが全体に回ってなんとも異様なカレールーになっていた(大笑い)。でも文句を言うと激しく怒られるのでおとなしく食ったのである。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の映画をいろいろザッピング。またケーブルテレビSTB TZ-DCH2000とブルーレイディーガBW200のHDDがパンクしかけていたので慌てて整理。TZ-DCH2000で録画してある「熱中夜話 マニアック映画」は地上波デジタルで録画しなおしたいと思って再放送を心待ちにしているのだが、まったくその気配がないなあ。いっそ暫定的にこれをブルーレイで残しておくかなあ。

 午後9時近くに某所より電話があって本日引越しの開いた部屋の入居者が早くも決定。わっと喜んで10分ばかり「部屋の空く暇もないよ音頭」を踊る。

 シャワーを浴びてまただらだら。韓国版『黒い家』のハイビジョン放送を録画した記念として、もう一度原作を読もうと思って書庫を探したのだが出てこない。確実にあるはずなのに一時間かけても見つからない。何だか果てしなくむなしくなってしまう。

 その後過去の「大食い選手権」の録画を見たりする。就寝午前2時半と思ったら寝られなくって部屋に戻り、午前4時近くに再チャレンジ。よし、今度は眠れたと思ったら明け方に私が浅田真央・舞の姉妹のどちらかと交際しようとするのだが、彼女達の父親に「わしの娘につりあうのは最低限大企業の幹部のような人間だけだ」と言われ追い返されてしまう。そこで発奮した私は大物になるため仲間を募って強盗計画を立てる・・・という夢を見る。なんでやねん、私は真央・舞の区別もつかないような人間なのに、なんでこんな夢見るねん。

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