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2009年5月12日 (火)

5月11日(月) 『画王のない悪魔』

 ああ、テレビの王様 画王がないとせっかく発売された『顔のない悪魔』DVDが見れない!5月8日に公開された『スタートレック』(新作)が大ヒットの兆し。(http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000ng0dj.htmlより引用開始)米パラマウント・ピクチャーズの『スター・トレック』が、興行収入7650万ドルという破格のスタートで、米興行ランキングを制した。初日となる7日(木)夜に400万ドルを記録。海外で苦戦する他のSF作品とは違い、54カ国5000館で3550万ドルと手堅い成績で、世界興収は既に1億1000万ドルを超えている。パラマウントの内部関係者は、国内外累計でのNo.1獲得は、同作のシリーズ化を強く後押しするだろうとみている。(引用終了)

 世界興収がすでに1億1,000万ドル超え?たしか今までのスタートレック映画のトップヒットは『ジェネレーションズ』の1億2,000万ドルだったはずで(間違っていたらごめんなさい)、21日の『ターミネーター4』公開を控えているとはいえ、記録更新は間違いのないところ。シリーズ化も決定したようなものであろう。ことによるとこの大ヒットがきっかけでスタートレックの新たなムーブメントが起こるかも知れない。

 まあ、我々トレッキーというのはですね、『スターウォーズ』なんかと比べると映画では不遇を囲っておりまして、映画の大ヒット!なんて話題にはなかなかめぐり会えなかったのでございます。だからこの『スタートレック』のようにたまにヒット、それも大ヒットなんてことになると返って不安になってしまうのです。何か悪いことでも起こるのではないかと(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。体のあちこちががたついているが、まあ、それほどでもなし。食ったものは昼飯にソーメン二把、夕食にカレイの煮付け、ポテトサラダ、ブリ刺身、メロン四分の一個。ビール一缶、ゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『レッドクリフ PART1』を最後まで。劉備・孫権が手を組むあたりからようやく面白くなってきた。合戦シーンのCG臭さにはがっかりさせられたものの、英傑たちの凄まじい戦いぶりが圧倒的。前半の退屈さを一挙に挽回したといえるだろう(笑)。

 ハイビジョン画質は役者の顔がみんなざらざらに見えてしまうほどの高い解像度が特徴的。AACサラウンドも低音の使い方に迫力があり、大作らしい重厚なものとなっている。

 シャワーを浴びて午後11時からぽすれんレンタルDVDで『ガリバーの大冒険』(『The 3 Worlds of Gulliver』  1960)を見る。時は1699年、ところはイギリスのウォッピング。この町にはガリバー先生(カーウィン・マシュー)というお医者様ががおりまして大変熱心に町民の治療に当たっております。しかし、彼の懐はいつもからっぽ、年がら年中ぴーぴーしています。なぜなら患者さんが治療代を払ってくれないからであります(笑)。たまに払ってくれたと思ったら生きた鶏一匹とかキャベツ一個とかの現物だったりするのです。

 そんなガリバー先生にはエリザベス(ジューン・ソロボーン)という若く美しい婚約者がいます。二人とも一刻でも早く結婚したいと願っているのですが、貧しすぎる経済状況がそれを許しません。結婚生活のために借りようとした家があまりにもぼろぼろだったのについに“切れて”しまったガリバー先生 「よし、前々から誘われていたプリチャード船長(ノエル・パーセル)の船に乗ろう。船医として働くんだ。そして外国の珍しい薬を売って大もうけだ!」びっくりしたエリザベス、涙ながらに行かないでとかきくどくのですがガリバー先生の決意は変わりません。エリザベス、大いに怒って「じゃあ、これでお別れね」と出て行っちゃいましたとさ。

 それにもめげず船に乗り込むガリバー先生。しかし嵐の夜に事件が起こります。密航していたエリザベスが発見されたのです。ガリバー先生は彼女を波が打ち寄せる上甲板に連れていき「カナリア諸島でおりてイギリスへ帰るのだ」と説得するのですが、彼女はもちろん、「そんなの絶対いや、超拒否!」と叫ぶばかり。困り果てるガリバー先生。そしてさらに大波が彼を襲ったのです。ひとたまりもなく海へ投げ出されてしまうガリバー先生。エリザベスは悲鳴を上げて彼の姿を海上に捜し求めるのですが、見つかりません。

 さあ、えらいことになった。

 そのガリバーが流れ着いたのはお馴染みリリパットの国。小人国ですよ。小人老い易く学なり難しって奴ですよって違うだろ(笑)。現在、このリリパットはとある理由で隣国ブレフスキュと戦争の真っ最中。これであおりを食ったのがブレフスキュに同情的だったグゥエンドリン(ジョー・モロウ)とその父親。二人は反逆罪でリリパット追放を申し渡されたのであります。このグゥエンドリンの恋人が次期首相候補の一人レルドサル(リー・パターソン)で彼はブレフスキュへ脱出するというグゥエンドリンをなんとか引き止めようとしていたのであります。

 三人が砂浜で「だから、ちょっと待ってって」「わたし、ブレフスキュへ行くわ」「こら、そこな若造、娘に手を出すな」と騒いでいるところに巨人ガリバーが登場。「たすけてくれええ」と言うなり地響きを立てて砂浜に倒れこむのでした。これで三人はびっくり仰天。さらにグゥエンドリンを追ってきたもう一人の次期首相候補フリムナップ(マーティン・ベンソン)も悲鳴を上げて逃げ出してしまうのでした。

 しかし、この巨人を放って置く訳にもいきません。暴れられたらえらいことになるからです。そこでリリパット人は軍隊を繰り出してガリバーの周囲に杭をうち、ロープでがんじがらめに拘束してしまったのでありました。と、ここでやってきたのがリリパットの皇帝陛下(バジル・シドニー)。ガリバーは彼の前で雨を降らせ始めた雨雲を息で吹き飛ばしてしまったのです。この荒業に大いに感心した皇帝は彼を自由にしろと命令したのです。

 さて、自由になったら腹が減る。ガリバーの下へどんどん食料が運び込まれます。ガリバーの体重はリリパット人の1728人分ありますので、食べる量も1728人前!具体的に言うと牛6頭に羊30頭、さらにパンを10個あっさりと平らげてしまうのです。これに驚いたフリムナップは皇帝に「こんな大食らい、いつまでも置いておけません。わが国の食料を食い尽くしてしまいます。いっそ毒殺してしまいましょう」これを聞いたガリバー、「食料がなくなるですって、私がどんどん作って差し上げましょう」彼は立ち上がると森の木をどんどん引っこ抜いて開拓し、あっという間に広い畑にしてしまったのです。そして次に海へ行くと帽子で海水を一掬い、大量の魚を捕獲します。

 皇帝は大喜びして「彼に誓いをさせてリリパット人に加えるのだ」この誓いのポーズというのがもうまるでイヤミのシェーにそっくり(大笑い)。これで晴れてリリパット人の仲間入りをしたガリバーでしたが、皇帝はこの後思わぬことを言い出します。「明日、次期首相を決めてからブレフスキュに総攻撃をかけるのだ。そなたは先頭にたって大津波を起こし奴らを一人残らず溺死せしめよ!」ガリバーはびっくりして拒否するのですがすると皇帝は「だったら船もやらないもんねー、君、リリパットから出られなくなっちゃうもんねー」はやく船を作ってエリザベスを探しに行きたいガリバーは困ってしまいました。

 その彼に「私がなんとかしてやろう」と同情してくれたのがレルドサルであります。ただし、明日、次期首相に決定したらのことなのですが。

 さて、翌日、からりと晴れ渡りましたリリパット国。いよいよ首相選考会が催されます。特別ゲストとしてガリバーも呼ばれておりまして、城壁を一跨ぎにしてやってまいりました。初めてみる彼の異様にコーフンする皇后様(マリアン・スペンサー)。この後皇帝が何故戦争になったかを説明するのですが、それが「卵の割り方」だったという・・・。皇帝は卵の細い方を割って見せて「どうじゃ、美しいやり方であろう、ところが奴らはこともあろうに反対側、太い方を割るのだ」 卵の割り方で戦争っすかと呆れるガリバー、しかも実はブレフスキュの王様は皇帝のいとこだそうで、朝食の席で言い争いになっていらいの戦争なのだとか。

 首相選考会、平たく言えば綱渡り(笑)。もちろんただ渡るだけじゃ芸がない、綱の上でいろいろ芸をやらなければならないのです。まずはフリップナップ、彼はいきなりジャグリングを始めます。皇帝は彼の妙技に「見事、見事じゃぞ」しかしレルドサルも負けてはいません。彼は綱の上でジャンプ、宙返りをしたり逆立ちをしたりというアクロバットな技を披露するのでした。この時フリップナップの部下たちが縄を揺らして妨害しようとしたのですがガリバー、わざとくしゃみして彼らを吹き飛ばしてしまうのが愉快。

 そしてついにレルドサルが首相に選ばれるのです。しかしフリップナップが最後の反撃。「皇帝陛下、こやつは反逆者のグゥエンドリンと恋仲ですぞ。だからこいつも反逆者ですぞ」哀れ投獄されてしまうレルドサル。これでガリバーがとうとう起こったね。彼は牢の鉄格子を破壊してレルドサルを救出し、皇帝に向って次のような条件を突きつけたのです。「私がブレフスキュに行って戦争を終わらせましょう。その代わり、船を下さい。そしてレルドサルとグゥエンドリンとその父親をお許しになってください」

 ガリバーは海に飛び込みます。そして抜き手を切って泳ぎあっという間にブレフスキュに到着。「わああ、巨人が出た!」とみんなが驚いているうちにブレフスキュ自慢の無敵艦隊をみんな、ロープで引っ張って持っていっちゃった。「あー、艦隊持ってかれたら戦争負けじゃん!」と呆然とするブレフスキュの人々であります。

 狂喜した皇帝はガリバーにリリパット勲章を授けます、レルドサルたちも許されました。後は船を貰ってエリザベスを探しに行くだけと思ったら皇帝、「やっぱブレフスキュの奴らを皆殺しにせよ」なんて言い出したのです。ガリバーは拒否します。この命令拒否に動揺した皇帝は会議を開いてひそひそ相談。みんなで「毒殺しよう」とか「ブレフスキュに送って殺して貰おう」とか、意外と野蛮な奴ら。ちょっとむかつきますね(笑)。しかし、これに大反対したのが皇后様。「いくら命令に従わないからといって彼を殺したりしたら承知しませんよ!」

 ガリバーはこの会議のことを知ってか知らずか、歌を歌いだします。この声が巨人に似合わぬ美声でリリパットの人々はうっとりと聞きほれたのでありました。

 本日はここまで。

 その後テレビをだらだら見て就寝午前2時半過ぎ。

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