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2009年5月19日 (火)

5月18日(月) 「月と変態セックス」

 早口で何度も繰り返せば「月と六ペンス」の駄洒落になる・・・ってならねえよ!2009年5月ランコーポレーションより『トボー・ザ・グレート』(『偉大なるトボー』)の国内盤DVDが登場。私のSFシネクラシックスで取り上げた作品の国内盤DVDとしては『宇宙からの暗殺者』『幻の惑星』『原始獣レプティリカス冷凍凶獣の惨殺』『ベイスメント 院内感染殺人』『惑星アドベンチャー スペースモンスター襲来』『大怪獣出現』『惑星Xから来た男』『クロノス』『ロボット大襲来』『ロボット・モンスター』『吸血怪獣ヒルゴンの猛襲』『アトミック・ブレイン 大脳移植若返り法』『最後の海底巨獣』『ファントム・クリープス ゾルカ博士の野望』『怪談生娘吸血魔』『蜘蛛男の恐怖』『双頭の殺人鬼』『地底戦車サイクロトラム』『原爆下のアメリカ』『蜂女の恐怖』『恐怖の火星探検』『金星怪人ゾンター』『恐怖の溶解人間』『宇宙レンジャー ロッキー・ジョーンズ』『火星から来たデビルガール』『呪われた海の怪物』『シスター・オブ・デッド』『天空が燃えつきる日』『スネーク・オブ・ザ・リビング・デッド 死霊蛇伝説』『宇宙からの侵入者』『火星探検 ロケットシップX-M』『狼男 謎の連続殺人』『シービースト』『ジェシー・ジェームズとフランケンシュタインの娘』『SOS地球を救え!』『ゾンビッドティーンエイジ・ゾンビの恐怖』『ゾンビの怒り』『デス・プラン 呪いの地図』『地球最後の女 アイ・アム・ウーマン・オブ・レジェンド』『新・猟奇島』『美しき生首の禍』『月世界征服』『原始惑星の旅』『人喰いネズミの島』『大蜥蜴の怪』『金星ロケット発進す』『来るべき世界』『アルファ・インシデント』『地球最後の男』『地球最終戦争』『モンスターメイカー』『X線の目を持つ男』『エドガー・アラン・ポーのマニアック』『恐怖城 ホワイトゾンビ』などに続くもの(まだ他にあるかも知れないがこのくらいで勘弁しておいてください)。

 コーマン関連とか、『ロボット・モンスター』『双頭の殺人鬼』などの有名作品(笑)をのぞいて私のSFシネクラシックスが作品選定に寄与しているであろうことは疑いようがない。だって、『ベイスメント 院内感染殺人』『幻の惑星』『アトミック・ブレイン 大脳移植若返り法』『地底戦車サイクロトラム』『アルファ・インシデント』『ティーンエイジゾンビ』『ジェシー・ジェームズとフランケンシュタインの娘』なんか、おそらく私が最初に紹介したものなのだからって、そんなもん見ている方がおかしいよ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、昼飯にカップヌードル、夕食はカレー一皿、ブリの刺身、生野菜。これにビールを一缶。〆のコーヒーは如例。

 それから輸入ブルーレイで『ザ・スピリット』を見たが、これはつまらん(笑)。スピリットをちょいと捻ったヒーローにしようとしてあれこれ弄り回した結果、オクトパスとの対比があいまいになり善と悪のコントラストが十分に取れていないのである。あの幼馴染の女にも登場する必然性が乏しくストーリーに深みを与えるまでにはなっていない。

 まあ、アキレスの血を飲もうとする寸前で壷を割られて愕然とするオクトパスには笑わせて貰いましたけど。

 ハイビジョン画質は好調、好調。目にやきつかんばかりのまばゆい白ときっちり沈んだ黒が織り成すウルトラハイコントラスト世界はブルーレイにしか表現できないもの。DTS-HDマスターオーディオは48kHz/24ビット、サラウンド音場の遠近感が抜群に宜しい。音楽の粒立ちも見事。

 シャワーを浴びて午後10時から『Count Yorga, Vampire』 (1970)の続き。血を吸いながらその一方でエリカの喉のあたりをべろべろ嘗め回すヨーガ伯爵。このへんどうもオヤヂ的なスケベさがあって、本来貴族的な筈の吸血鬼の気品が台無しになっていますよ(笑)。この後ようやく目を覚ましてエリカの様子を確かめにいくポール。しかし、すでにエリカの姿はなかったのです。

 ヨーガ伯爵の仕業と直感したポールはマイケルに電話。そして自分は車で伯爵の屋敷へ急ぎます。さらにマイケルから電話を受けたヘイズ、奥さんからどうしたのかと聞かれて「仮に吸血鬼がLAにいるっていったら君は信じるかい」と奥さんは意外にも「信じるわよ、だって、新聞に沼で血を抜かれた赤ん坊の死体が見つかったって書いてあったもの」ヘイズはじゃあ、うまくいったら警察が動いてくれるかも知れないと考えて通報したのですが、そうは問屋が許さないじゃなかった卸さない。「ここ14時間で吸血鬼がと通報してきた馬鹿は君で47人目だ」と言われて電話を切られてしまいましたとさ。

 一方、屋敷に到着したポール、こそっと侵入してエリカを探しているといきなり「ガーッ」とヨーガ伯爵が襲ってきた。ひるむ彼の背後にさらにブルーダが現れてワンハンドバックブリーカー一閃!ポールの背骨をへし折って殺害したのであります。

 この後へイズとマイケル、ドナがやってきます。「このまま居座って朝まで奴を寝かさないようにするのだ」という作戦らしい。伯爵は二人をにこやかに迎え入れてブランデーを振舞います。ヘイズは伯爵にポールとエリカが来ていないのかと尋ねたのですが帰ってきた答えはもちろん、「いや来てないですが」

 ヘイズ、その後もいろいろ話を持ちかけます。「交霊会を行われたそうですな、そっちの方にも造詣がおありで」とか「狼男の存在を信じておられるのですか」とか「吸血鬼は日の光に当たるとやばい」とかとにかく話を引き伸ばそうと必死。もう一杯ブランデーをねだったりしたのですが、ついに伯爵から「もう私は寝るので帰ってください」と追い返されちゃった(笑)。とぼとぼとマイケルのアパートメントに戻る三人です。

 ヘイズはマイケルに「奴を殺すぞ」と言われて仰天します。「いや、警察でも裁判でもあいつは吸血鬼だったなんて言えないでしょう」「大丈夫だ、杭を打てば吸血鬼は灰になってしまう。死体がないのだから犯罪にならんよ」というやけに具体的な問答がおかしい。「明日の午後2時に私のオフィスにきたまえ」と言い残してヘイズは一旦帰宅。マイケルはドナと共にお休みです。マイケル、寝る前にちゃーんと目覚まし時計をセットしておくという・・・(笑)。この時棺桶の中でヨーガ伯爵がドナに呼びかけます。「さあ、時はきたれり、起き上がれドナ」あの交霊会の後に仕込んだ命令が発動してベッドから起き上がるドナ。彼女は恐ろしいことにマイケルがセットした目覚まし時計を解除してしまったのですって、そんなことするならいっそマイケル殺しちゃえばいいのにね。

 ドナは車を駈ってヨーガ伯爵の屋敷へ急ぎます。途中でブルーダに捕まってどうやら先に血を吸われたらしいのですが、何か良くわからないので見なかったことにしておきましょう。

 目覚まし時計がならなかったので豪快に寝坊するマイケル。はっと気がついて起き出したのが午後4時半ですよ。どんだけ寝てるんだ(大爆笑)。ヘイズもまだ寝ていました。マイケルから電話を受けてびっくりしたヘイズ、「どうしてこんな時間まで寝ていたのだ」と文句を言うのですが寝坊していたのはあんたも同じだろう。

 マイケルはドナの失踪に気がついて「ヨーガ伯爵に攫われたのだ!」彼はヘイズと大急ぎで伯爵の屋敷に向ったのです。彼らは椅子や箒を壊して杭や十字架を用意したのですが、すでに日はとっぷりと暮れており伯爵が寝ているうちに殺すことは不可能になっていました。

 屋敷に到着した二人は手分けしてドナを探すことになります。しかし速攻で伯爵に見つかってしまうヘイズ(笑)。いいものを見せてあげましょうと案内されたのが例の地下広間。女が三人並んで寝ております。そのうちの一人はもちろんエリカ。激怒したヘイズは例の十字架をぱっと伯爵につきつけます。「むむむっ」と後ずさる伯爵。このまま隅に追い詰めて杭でぐさりだとヘイズはにやりとしますが、伯爵のピンチに三人吸血娘が起き上がった。彼女達はヘイズに襲い掛かって彼をずたずたにしてしまったのです。

 この女吸血鬼たちには十字架は効果ないのでしょうか。

 一方マイケルは地下通路の中に迷い込んでおります。彼は薄暗い通路で何かに毛躓いて派手に転びます。その何かとは無残な姿となったポールの死体でした。愕然とするマイケルに突如襲い掛かったのはブルーダ。しかしマイケルにナイフで刺されて悶絶します。

 ヘイズを始末したヨーガ伯爵。二階の部屋に監禁していたドナの元に。優しげな声で「君は死んだお母さんに会いたがっていたね、その願いをかなえてやろう」現れたのは女吸血鬼たちの一人。ああ、これがドナのお母さんだったのですか。ドナは母親が吸血鬼になっているとも知らずすがり付きます。

 さて、ようやく地下通路を抜け出たマイケル。地下広間に倒れていたヘイズを見てびっくり。瀕死のヘイズ、「ドナは上の部屋だ」と言い残して絶命します。「くそ、ヨーガ伯爵め、許しちゃおけない」と立ち上がるマイケル。と、ここで現れたのは腹に深手を負ったブルーダでした。こいつが傷にもめげずマイケルに襲い掛かるのかと思いきや出てきただけで、すぐにばたりと倒れてしんでしまったという・・・。テンポの悪い演出だなあ(笑)。マイケルはヨーガ伯爵たちがいる部屋に飛び込んで「もうこれ以上お前らの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで杭をぐさり。まずはドナのお母さん。さらに杭を再使用して(笑)伯爵にもぐさり。ヨーガ伯爵は世にも薄気味悪いうめき声を上げてばったり倒れます。

 その姿がみるみる灰になってしまうのは定石の通り。

 屋敷から出ようとするマイケルとドナ。彼らに襲い掛かってきたのが今や吸血鬼となったエリカたち。マイケルは彼女たちを十字架で脅かし部屋に閉じ込めてしまいます。これで安心だと思った瞬間、すでに吸血鬼にされていたドナがガーッとマイケルを襲ってエンドマーク。

 カラー、スクイーズのワイド モノラル音声。クローズドキャプションつき。画質はそれなりに宜しい。ちゃんと黒が沈むのが偉いです。モノラル音声は非常に品位が高く怪奇なムードを盛り上げてくれます。

 その後お酒。プロジェクターを再起動させてハイビジョン録画の『三大怪獣 地球最大の決戦』を30分ほど見た。

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