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2009年5月26日 (火)

5月25日(月) 「ミクシィ、苦痛」

 いやね、わたしゃね、れっきとした国会議員(民主党の山口壮氏)が衆議院本会議という場所で「美しい国」という安部首相のスローガンをひっくり返すと「憎いし、苦痛」になると得意げに披露し、また野党の議員達がそれを聞いて「ウワーッ」と喜んでいるのに心底あきれてしまったですよ。

 北朝鮮が二回目の核実験を強行。

 <http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090525/kor0905251214007-n1.htmより引用開始>【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、北朝鮮が核実験を「成果的に行った」と伝えた。北朝鮮の核実験は2006年10月に続いて2回目。<引用終了>

 この愚行について長崎原爆被災者協議会(被災協)の谷口稜曄会長が以下のように述べている。<平成21年5月25日付け夕刊一面より引用開始>北朝鮮の核実験実施の発表に強い憤りを覚える。日本政府は北朝鮮に対し、核開発の中止を求めて強く抗議すべきだ。ただ、今回の実験には、米国のブッシュ政権や日本政府がとってきた強硬姿勢に反発する意図もあるのだろう。日本政府は敵視するばかりではなく、交渉することも必要だ<引用終了>

 前半はしごく真っ当なことを言っているのに後半で大暴走。米国や日本の強硬姿勢に反発して核実験をやったというが、ブッシュ政権はその末期において北朝鮮に対するテロ国家指定を解除しており、強硬姿勢とひとくくりするには無理がある。また日本はこれまで何度も述べてきているように軍事攻撃を受け何の罪もない国民多数を拉致されている。これで強硬姿勢をとらない方がどうかしているというものだ。それに何より北朝鮮は国連安全保障理事会の議長声明4月5日の長距離弾道ミサイル発射を非難されているのにも関わらずミサイル発射や核実験を強行したのである。そんな状況下で、米国、日本に責任の一端があるとはどういうことか。

 敵視するばかりではなく交渉することも必要だという意見も噴飯もの。なぜ、そんなに北朝鮮を話し合いでなんとかなるまともな国だと思いたがるのであろう。そういや某民主党の元代表氏も「金払えば拉致被害者帰ってくるんじゃないの」とかなんとかおっしゃっておられましたな(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。コンビニ店舗補修についての打ち合わせなど。食ったものは昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分、夕食にマグロの刺身、笹身カツ2枚、付け合せの生野菜とスパゲティ。ビール一缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『スラムドッグ ミリオネア』を見る。宗教紛争で母親を殺されて孤児となった兄弟。親切そうなお兄さんの組織に助けられたのは良かったが実はそこは、孤児を拾っちゃ目を焼き潰したり四肢を切断するなどして物乞いにしたてる物乞い養成所だったという。兄弟は命からがら逃げ出すものの孤児生活で知り合った少女とはぐれてしまうのだった。苛烈すぎるほどの人生に真っ向から立ち向かっていく少年の姿。この正攻法で骨太な人間ドラマをクイズショーという仕掛けを借りてさらにドラスティックに盛り上げていく演出にもうわたしゃメロメロですわ(笑)。

 あんなクイズ番組でどうやってチート(ズル)できるのか、あんな状況で警察が拷問してしまうのはいかになんでもやりすぎではないか、そして最終問題が三銃士の名前というのは簡単すぎやしないか(笑)等々、気になるところはあるのだけれども、あの圧倒的なラストがあればもう全然大丈夫っすよ。

 ブルーレイの映像コーディックは1080p/AVC MPEG-4 あまりにグレインが支配的であり、カラーノイズも目立つ。黒も不安定でこれでハイデフダイジェストで星四つはおかしいのではないか。サラウンドは英語/ヒンズー DTS-HD マスターオーディオ5.1チャンネル(48kHz/24-bit) この音質が素晴らしい。静と動のダイナミズムに特徴があり、静かな牧歌的な雰囲気がいきなり戦場になる宗教紛争の場面ではそのあまりの迫力に身震いしてしまったくらい。

 午前12時過ぎからぽすれんのレンタルDVDで『タイム・マシン 80万年後の世界へ』(『The Time Machine』 1960年)をみる。時間をテーマにした映画らしく、冒頭登場する色々な時計。原始的な太陽時計、砂時計、機械仕掛けの時計、目覚まし時計、腹腹時計(ウソ)、そして全ての時計の親玉であるビッグベンが映った後で、タイトルが出ます。

 1900年1月5日のロンドン、発明家・科学者H・ジョージ・ウェルズ(ロッド・テイラー)の屋敷に友人のフィルビー(アラン・ヤング)を始めとする4人の紳士たちが集まります。彼らはジョージから夕食会の招きを受けたのですが、約束の午後8時になっても当の本人が現れないのでいらいらしています。「あー、腹が減った、人を呼んでおいて待たせるなんて最低だ、無礼だよ」腹がぐーぐーなっているものですから、みんな怒りっぽくなっております(笑)。

 その彼らにジョージからの手紙を渡したのが家政婦のワチェット夫人(ドリス・ロイド)。読んでみますと「私が間に合わない場合はみんなで勝手に始めていてくれ」これでみんな大喜びして食卓につきます。そしてワインがいきわたったところで「かんぱ、わあ」ぼろぼろの姿で食堂に飛び込んできたジョージ。みんな仰天して、一体何が起こったのかと問いただします。

 ワインを一杯飲んで気を落ち着けたジョージは去年の大晦日から今日までの5日間に起こったことについてゆっくりと語りだすのでした。

 1899年12月31日。ジョージは同じ4人の紳士達に自分の発明品を披露しておりました。「ふふふ、私の発明品はちょっと凄いのです。画期的な時間に関する発明なのです」ここでフィルビーが「おお、すると新原理による正確無比な時計が出来たのかい、それは役に立つな!」派手にずっこけるジョージです。「いや、違う、違う。私の発明品は四次元をコントロールするものだ。一次元は点、二次元は平面、三次元は立体、四次元はそこに時間が加わる。つまり私は時間旅行を出来る機械、タイムマシーンを発明したのだ」

 彼はテーブルの上の箱をぱかっと開けます。そこにあったのはタイムマシンの実験用ミニチュアモデルでした。

 紳士達は興味深そうに精緻に作られたその装置を見つめて「で、これでどうすんの、どうやって時間計るの?」再びずっこけるジョージ。「いい加減時計から離れなさいったら、これはタイムマシーン、ほら、操縦席についているレバーを前に倒せば未来へ、後ろに倒せば過去に行くことができるのです」ジョージは早速レバーを前に倒します。するとタイムマシン後部の大円盤がぐるぐると回転を始めました。こんな小さな機械なのに凄いパワーで屋敷自体も地震のように揺れ動きます。そしてぱっと消えたタイムマシーン。ジョージは驚く紳士達に向って「ほら、言ったとおりでしょう。あのマシンは100年後の未来に向って旅立ったのです」

 素晴らしい発明です。しかし紳士達はそうは思わなかったようで、「それでこれ何の役に立つの?お金儲けできないんじゃないの、こんなのじゃ、それに戦争にも役立ちそうにもないし」あっさり興味を失ってしまいました。彼らの関心はすぐに新年の祝い酒へ移ったようで、「じゃ、新年おめでとー」と言いつつ帰ってしまいましたとさ。

 後に残ったのはフィルビー一人だけ。彼はジョージがあまりに装置に執着しているのを見て心配になり、「装置を壊して忘れるのが一番だ」と言うのですがもちろんジョージに聞く耳なし。ため息をついたフィルビー、「くれぐれも無茶だけはしないように」と帰っていくのでした。ジョージは彼に「5日に夕食会開くからみんなで来てくれよ」と言い残して実験室へ。扉を開けると、おお、そこにあるのは大型のタイムマシーン。すでに彼の研究は完成していたのです。

 彼はタイムマシンに乗り込んでレバーをちょっと前に。すると、時計が8時間進んでいる!8時間だけ未来に来たのだ、実験は成功だ。小躍りした彼はまたぐいとレバーを前に倒します。すると時間がどんどん進んで花が開いて咲いて枯れるわ、カタツムリが高速で動き回るわ、屋敷の前にある洋服屋のショーウィンドウでマネキンのドレスがどんどん変わるわ、えらい騒ぎ。そして17年を経過した時、急にあたりが暗くなります。不思議に思ってマシンを停止させたジョージが見たものはもうぼろぼろになった無人の屋敷でした。

 彼は家の玄関を封鎖しているドアを破って外へでます。17年後のロンドンは大きく様変わりしており、見慣れぬ機械が道路をぶいぶい走っております。これは自動車なのですが、そんなものを知らないジョージは仰天してしまうのでした。と、彼の目に懐かしい人物が、フィルビーです。しかし、このフィルビー、似合わぬ軍服を着たりして何か様子が変。それもその筈、このフィルビーはジョージの知っているフィルビーの息子の方だったのです。彼の話によると、1914年からドイツと戦争が始まり、父フィルビーは一年前に戦死してしまったとか。そしてジョージの屋敷はフィルビー父が管理していたのですが、「ジョージがきっと帰ってくる」と訳の分からないことを言って決して処分しようとしなかったというのであります。

 悄然となってマシンへ戻るジョージ。再び未来へ向います。今度到着したのは1940年、ドイツ空軍によるロンドン空襲の真っ最中でした。ジョージは空を飛ぶ機械を見て驚きますが、ゆっくり見物などしている暇はありませんでした。火災が彼の屋敷へ迫ってきたからです。慌ててまた未来へ向うジョージ。

 次は1966年。彼の家はなくなり公園になっていました。周囲を見渡したジョージ、ロンドンが超近代的な都市に生まれ変わっているのを見てうっとり。「やっぱ人類は素晴らしいや」しかし、こう思ったのもつかのま、いきなりサイレンが鳴り響きます。すると人々がどやどやと地下鉄構内へ逃げ込んで行くではありませんか。何が起こっているのか分からず立ちすくんでいる彼に声を掛けたのは、ああ、これはフィルビーだ。前にあったときより50歳も年取ったフィルビーだ。彼は放射能防護服を着ているぞ。「核が爆発するぞ、早く逃げるのだ」フィルビーはジョージの顔を見て「ふむ、どっかで会ったことがあるな・・・、そうだ1917年だ、覚えているぞ」しかし彼は自ら首を振って「いいや、そんなことがあるはずがない、あんたはまったく年取っていない、服だってそのままだ」

 この時またサイレンが鳴り響きます。「あ、もう時間の余裕がない、すぐ地下鉄に入れ」フィルビーはさっと逃げてしまいました。その後すぐに炸裂する核爆弾。ロンドン上空にキノコ雲が立ち上ります。あれほど近代的な威容を誇っていたロンドンはあっさり破壊されてしまいました。おまけに火山が爆発、溶岩がどろどろと流れ込んできたのです。この溶岩は道路の割れ目にずぶずぶとしみ込んでいったので、おそらく地下鉄構内に逃げ込んだ人々は蒸し焼きになってしまったことでしょう。ああ、恐ろしい。

 ジョージはほうほうの態でマシンに戻りまた未来へ向います。その後すぐにマシンの周囲は岩盤で覆われてしまいました。どうやら溶岩に飲み込まれてしまったらしい。この岩盤がなくなるまで外に出られなくなってしまったのです。仕方なく未来へ、未来へと進むジョージ。そしてようやく岩盤がなくなったのが802,701年後だったという・・・。幾らなんでも進みすぎだと思うぞ(笑)。

 この時代、地球はどうやら平穏を取り戻しているようであります。豊かな自然があふれ、美しい花があちらこちらに咲いております。しかし、人間の姿はなし。ジョージは人間が作ったと思しきドーム状の建築物を見つけて中に入ってみるのですが、屋根はぼろぼろ、丸いテーブルに食器が置かれているものの、やはり人間はいません。

 ジョージは絶望しかけたのですが、ついに彼は発見します。川遊びに興じる人間達を。「むむっ、川で水浴びして果物を食うのか、いいね、オーガニックだね、ロハスだね、人間らしいね。楽園だね」ところがこの時人間の女性が川に落ちてしまいます。女性は悲鳴を上げるのですが不思議なことに誰も彼女を助けようとはしません。黙っておぼれているのをみているばかりです。たまりかねたジョージ、彼女を救うべく川に飛び込みます。

 本日はここまで。

 その後テレビをだらだら。「熱中夜話 アニソン特集」を15分ほど見る。就寝午前2時半過ぎ。

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