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2009年5月 7日 (木)

5月6日(水) 「ぶったりエッチ」

 SMかい!いま、ちびちびと見ている映画『映画未来予想図~アイシテルのサイン~』で、ヒロインの松下奈緒 がアラブギリシャリクガメを飼っている。彼氏から「仕事が忙しくなったのでそっちで世話してくれ」と言われて預かったということなのだが、この女、リクガメを飼うのに紫外線ランプを使っておらぬ(笑)。ヒーター類も見当たらずあるのはホットスポットだけ。しかしこれも亀の体を温めるというよりは単なる照明にしか見えないのである。そしてもっとも噴飯ものなのは、松下奈緒がその後彼氏と別れて五年の歳月が経過するのだけれども、リクガメがまったく成長していないこと。5年もたったらよう、アラブギリシャだって随分でっかくなるぞ。

 そういうことにまったく気を使わないスタッフの皆さん、そりゃ予算の制限もあるだろうけれど、ちょっと大きめの亀と入れ替えるぐらい何ほどのことでもあるまい。え、亀が成長することに思い至らなかったって?そりゃもっと駄目でしょうが。

 本日から出社。休みたいなと思わないでもなかったけれども、案内の予定が入っておりまた倉庫に貯めてあるペットボトル・壜のゴミも出さなければならないので働くことにしたのである。まあ、休んだところでどうせ漫画喫茶行って終わりだろうからこれでいいのだ(笑)。

 昼飯はソーメン二把。夜はマグロの刺身に唐揚6個くらい。後はキュウリをメインとした生野菜でヴァイタミンを補給する。ビール一缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画の『僕の彼女はサイボーグ』を見る。『猟奇的な彼女』の郭在容(クァク・ジェヨン)が自分の悪いところてんこ盛りで作ったごたまぜ詰め込みラブストーリー。だから欠点がやたらに目に付いて、時間遡行の順番がごちゃとなり途中で良く分からなくなるわ、未来世界の人間たちがぞっとするほどダサいわ、サイボーグと主人公の心情の移り変わりも良く描けてないわ・・・なのであるがこれが面白いんである(笑)。『猟奇的な彼女』以来の黄金パターンに綾瀬はるかがぴったり嵌っているから、なある日美人の彼女がどこからともなくやってきて共同生活という典型的なラブコメが恥ずかしくならないのである。高校生の時以来、心の奥底に封印していたある種の願望が呼び起こされてしまうのである。その願望とは「もう異星人でも異次元人でもトウチョトウチョ人でも未来人でもサイボーグでもいいから可愛い彼女来い!」というものなのである。そういう体験をさせてくれる映画を傑作と呼ばずして何というか!

 あ、い、いや、さすがにトウチョトウチョ人はいやだけど(笑)。

 そしてもうひとつ見逃せないのは出来の良い特殊効果。特に東京大地震の場面は非常にダイナミックであり、倒壊する建物の下部が押しつぶされて空気が噴出するシーンなどその迫力に驚かされたものである。オープンセットの崩壊した街並みも丁寧に作られておりCG場面との齟齬を感じさせないのが素晴らしい。

 ハイビジョン画質もまた極上。解像度や暗部諧調の出方に不満はあるのだが、発色がもうめまいがするほど綺麗なの。スキントーンの描写も見事で綾瀬はるかの美しさを存分に引き出してみせた。AACサラウンドはちょっと大味。あのマシンガン乱射場面とか、大地震などリア音場にもう少し精緻な効果音を貼り付けて欲しかったものだ。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎからぽすれんレンタルDVDの『地球爆破作戦』(『Colossus: The Forbin Project』 1970)を見る。チャカポコチャカポコと電子音が鳴り響くオープニング。ビル一棟分を占めた巨大なコンピューターシステムが登場します。そしてリモコンでシステムを起動させているのが本作の主人公フォービン博士(エリック・ブラーデン)。彼は全てのシステムを稼動させると外へ。そして二重の分厚い金属扉を閉め、最後にガンマ線バリアを張ってシステムを密閉します。

 建物の外へ出たフォービン博士はなんとアメリカ合衆国大統領(ゴードン・ピンセント)や大勢のスタッフ、記者達に出迎えられるのでした。そして博士は誇らしげに「大統領閣下、システムは全て正常に起動しました」一体何が起こっているのか。我々の疑問はホワイトハウスでの大統領発表で明らかになるのであります。

 「親愛なるアメリカ国民の皆さん」とカメラに向って語りかける大統領。「我々は常に全面戦争の危険に怯えてきました。たった一人の人間のミスで世界が破滅してしまうこともあるのです。それで我々は画期的な防衛システムを構築し、アメリカと自由世界の防衛をゆだねることになったのであります。その名はコロッサス、非常に高度なコンピューターシステムです。コロッサスはあらゆる放送・通信情報を傍受、敵の攻撃を予見して先制攻撃をかけることができます。彼の判断は人間より適格であり、しかも感情に左右されることはありません。また自衛能力・自己修復能力を備えておりどんな人間も破壊することはできないのです」

 この後、ホワイトハウスとカリフォルニアにあるコロッサス管理センターの両方でどんちゃん騒ぎ。シャンパンに酔った科学者が裸踊りを踊ったり大統領がネクタイを鉢巻代わりにしてどじょう掬いやったりしてもう大変な騒ぎですよ。そんな中、コロッサスと通信するための端末がいきなりびーびーという警告音を発します。そして続いて出てきたのは「他のシステムが存在する」というコロッサスのメッセージでした。「え、何、別のシステム?」「いや、コロッサスの異常動作じゃないの」とみんなの酔いも吹っ飛んだところでソ連大使館から大統領に「わが国でも同様のシステム、ガーディアンを起動しましたタワリシチ」という連絡が入ったのです。

 「これが別のシステムという奴か」このシステムの存在を感知できなかったCIA長官グローバー(ウィリアム・シャラート)は大統領から責められて面目丸つぶれ(笑)。そしてさらにコロッサスは「ガーディアンとリンクさせよ」と要求してきたのであります。しかし何しろ今やコロッサスはアメリカの重要機密を一手に引き受けているようなもの、あちらと回線繋がって秘密が駄々漏れになったらたまりません。それでフォービン博士は「大統領、とりあえず無視したほうがいいんじゃないんですか」と進言するのでした。

 しかしコロッサスは収まりません。たびたびリンクを要求してくるのです。だんだんメッセージの言葉使いも変わってきて「ガーディアンとリンクさせよ」から「おとなしく言っているうちにリンクさせなよ」となって、ついに「コラ、はようリンクさせんかいボケ」になったという(ウソ)。根負けしたフォービン博士、ソ連側の専門家クプリン博士(アレックス・ロディン)と協議の結果、機密情報をやりとりしないという条件付でリンクを許可したのであります。「やっとかい、ほんまやっとられんで」とボヤいたコロッサスですが(ウソ)、すぐにガーディアンとリンク確率。猛烈な勢いで掛け算から高度な微分積分までデーターを送り始めたのです。ガーディアンもこれに答えて掛け算から応答開始。この様子をモニターしていた女性職員は呆れたように「この2台で共通の新しい言語を作っているんだわ」

 これを終了したコロッサス、早速にガーディアンと対話。しかしフォービン博士とクプリン博士は仰天します。二台のコンピューターが明らかに機密情報まで共有し始めたからです。大統領も、ソ連の書記長も真っ青になって「わあ、直ちに回線をシャットダウンするのだ」ただちに回線が切断されたのですが、コロッサス怒るまいことか。「ワレ、何しとんねん、コラ!回線つながんかい」(ウソ) フォービン博士はコロッサスに「これは大統領命令だ、我々に従いなさい」とメッセージを送るのですが帰ってきたのは「つながんといてもうたるぞ、オラ!」

 なんと、コロッサス、ソ連のサイヤン・シビリスク石油コンビナートに向けてミサイル撃ちやがった。同時にガーディアンもアメリカ・テキサス州のヘンダーソン空軍基地に向けてミサイル発射!いてもうたるというのはミサイル攻撃のことだったのです。泡を食った両国はただちにリンクを回復、その後にミサイル迎撃を命令します。しかしコロッサスは迎撃に成功したものの、ガーディアンは失敗。コロッサスが放ったミサイルは狙い過たずコンビナートに着弾。多数の人命と共に消滅させたのであります。

 本日はここまで。

 その後ハイビジョン録画の『必殺!5 黄金の血』を見る。あの地獄組は不気味で良いけれどもやっぱりあの蝙蝠たちはなあ。ましてや頭領の天本英世が持っている大き目の蝙蝠がまんま、ベラ・ルゴシの『The Devil Bat』 (1941)なんだもの(笑)。酒井法子のイッちゃった演技も微妙で、割とハードな必殺世界に似つかわしくないのではないかって、映画2本目を見たぐらいで何を偉そうなことを言っておるか。

 これは 液晶モニター UNI-LCD24/Bでの鑑賞。発色が生気に乏しくまた暗部のノイズも目立つ。ただ、精細感や奥行きは良く表現されており、ハイビジョンらしさを留めている。

 だらだらTVを見て午前2時半過ぎ就寝。

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