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2009年6月21日 (日)

3月20日(土)  良い子がツンデレ良い町は

 楽しい、楽しい、オタの町 私はアニメオタクでは絶対に無いが、今、新作取り混ぜて再放送中の『涼宮ハルヒの憂鬱』に大ハマリである。放送日を待ちきれず第一期部分のDVDをレンタルしてみちゃおうかなと思ってしまうくらいである。本放送が地上波デジタルでありながらアップコンバートの超額縁という言語道断の放送形態であるゆえ、ブルーレイによって録画・保存するということはしてないけれども、仮にブルーレイでボックス化されたりしたら間違いなく行ってしまうのではないか。私はアニメオタクでは絶対に無いが、面白いものは面白いんだもんね。

 私はアニメオタクでは絶対にないが、6月27日の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』公開をとても楽しみにしている。私はアニメオタクでは絶対にないが、『マクロスF』が自分の中で一段落したこと(何しろ、ブルーレイで3回繰り返して見ましたからな)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(EVANGELION:1.11) [Blu-ray]のクオリティがとても高かったことがあって、すっかりエヴァに回帰したのである。ここで「オカエリナサイ」とか言われても私はアニメオタクでは絶対にないので、良く分からないが、とにかく公開が待ちきれないのである。

 当初、6月27日は我が葛の会例会であったけれども、主催のでこぽんさんの都合によって7月に延期された、ならば、この初日、27日の夜に見にいくしかないではないか。私はアニメオタクでは絶対に無いが、なんかもう今からわくわくしているぞ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。クリーニング・コインランドリー店開店の祝いを持っていく。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドウィッチ、コーヒー牛乳、昼に長浜御殿でラーメン+替え玉、夕食にマグロの刺身、カツオの叩き、肉と牛蒡の炊き合わせ。ビール二缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画しておいた『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』を見る。2千人以上ものファンの署名活動が実って日本での上映が決まったという映画なのだが、正直言って、そこまで誉めるほどのものか・・・という印象。

 優秀すぎたためにロンドンを追われて田舎のやる気のない警察署に転属された主人公と、『バッドボーイズ』だの『ハートブルー』だの憧れてはいけない映画に憧れてしまった田舎警察官のダニーという水と油のコンビが次第に打ち解けていき、力を合わせて事件を解決に導くプロットは感動的であるし、黒幕の意外な?正体も見もの。町中の人間が拳銃・ショットガン・マシンガンを持って襲ってくる銃撃戦にも大笑いさせられた。

 だけど、決定的にまずいのは後半のアクション場面があまりにも長ったらしく、しつこいこと。これはハリウッドの派手派手刑事ドラマに対する皮肉のギャグであることは分かるけれども、ここまでやってしまってはそのギャグ自体が笑えなくなってしまうのだ。

 前作『ショーン・オブ・ザ・デッド』と同じくこのエドガー・ライト監督の映画は私にはいまひとつ合わぬようである。とんこつラーメンにたとえるならば高宮の名店「新風」のようなものだろうかって、なぜとんこつラーメンに例えるか(笑)。

 ハイビジョン画質は優秀。これでもう少しコントラスト感があれば最高だっただろう。AAC5.1チャンネルは迫力ありすぎ。ここまで低音をぶりぶりばんばん使われると困ってしまう。

 シャワーを浴びて午後11時から『World Without End』 (1956)の続き。ガルブリーテ博士はティメックに「宇宙船を修理したい、いや、元の時代に返ろうなんて思っていません、この地球を探検したいと思います、あ、ビーストたちに対抗するための武器もよろしく」と頼むのですが、あっさり拒否されてしまいます。どうやらこの地下世界の人たち、よほど核戦争で懲りたようで武器だの、争いだに盲目的な恐怖を抱いているようなのであります。

 さて、この間にガーネットと急速に仲良くなっていったのが、ジョン・ボーデン(ヒュー・マーロウ)。ガーネットは地下世界の男たちにはない彼のたくましさにすっかりほれ込んでしまったようで、日夜デートを重ねるようになりました。これを面白く思わないのが、モリース(ブルース・コールマン)。彼はどうやらガーネットに心を寄せていたようで、親密になっていく二人を見て激しく嫉妬の焔を燃やしていたのです。

 そんな彼を完全無視して(笑)、今夜はちょっと外へ出て満月を見るお月見デート。突然、ガーネットがこんなことを言い出しました。「私が読んだあなたたちの時代の本は間違っているわ」ジョン、びっくりして「え、どういうこと」と聞き返しますと、「だって、あの本にはこんなロマンチックなシチュエーションだったら、男は女に迫るって書いてあったんだもの」ジョンは苦笑して、「ふふふ、5世紀たってもやっぱり女は女だな」とにやにやしながら彼女にキスをするのでありました。

 えー、この後、さらにディーナとハーブができてしまいます。

 さて、ガルブリーテ博士はディーナからさらに詳しい地上世界の話を聞きだします。ビーストはたまに生まれる普通の人間の子供を殺したり、放逐したりするのだとか。ごく少数だけ手元に残し使役に使っているというのです。ディーナはここから逃げ出してきたのであります。これを聞いたジェフは「やっぱり地表へ出なくちゃ駄目です。この地下都市にいる子供は何人だと思いますか?たった、14人ですよ、大人は2,000人もいるのに。しかもみんなひょろひょろのやせっぽち、もやしっ子だ。もう次の世代になったらここの人間は滅亡してしまうのに違いありません」

 ガルブリーテ博士はウウームと唸って「だがなあ、モリースが反対するからなあ」ここでジョンがわははと笑って、「あいつはしょうがない奴ですよ、オレとガーネットのことを嫉妬して、なんでもいちいち反対しているんですよ」みんな、大爆笑。でもこの会話をモリースが盗聴していたという・・・(笑)。彼は激怒して、ティメックにご注進。「あいつらは武器を持って外に基地作るって言ってますよ、このまま放っておいたら私ら、奴らに武器で占領されて奴隷にされちゃいますよ」

 この後、ガルブリーテ博士とクルーたちは委員会相手に地表進出作戦を提案します。「武器を使ってビーストどもを殲滅した後、地上に基地を作ります。その周囲には電磁柵を張り巡らせるので何者も侵入できませんから、安全に暮らすことができます。太陽の光を浴びれば子供たちも丈夫に育つことでしょう」

 でもモリースの注進のおかげでティメック、あっさりと拒否。そしてモリースは調子に乗って「そんなことは余所者のあんたらに言われなくってもウチの科学者が解決します。それに武器よこせって、あんたら、それで俺たち征服するつもりだろ!」ティメックは重々しく頷いて「モリースが正しい。とにかく我々は協力しない」ってことになっちゃった。

 ガーネットは委員会終了後、ティメックを説得しようとします。「私はジョン・ボーデンを愛しています。モリースはそれに嫉妬してあんなことを言うのです。彼と仲間たちは優しくて賢い人たちです、きっと私たちを幸せにしてくれるわ」ウウームと考え込むティメック。この様子を知ったモリース、こうしちゃいられないってんで次の作戦を開始。彼はクルーたちのピストルを保管しているジェームズの頭をぽかり。撲殺して彼の部屋からピストルを持ち出したのです。そしてそれをジェフのベッドの下に隠しちゃったって、何か、中学生のエロ本の隠し方みたいですけど(笑)。

 これでクルーたちをジェームズ殺人、武器強奪の罪で捕らえようというのです。まんまと騙されたティメックたち、クルーたちに「あ、日没後2時間後にここから追放ね」と言い渡してしまうのでした。「むひひ、これでガーネットはオレのもの」とほくそ笑むモリースですが、そうは問屋が許さないじゃなかった、卸さない。

 ジェフのベッドにエロ本じゃなかった(笑)ピストルを隠そうとしていたところをディーナに見られちゃったんですなあ。彼はディーナを襲って石で頭をごっ!昏倒させて逃げ出します。幸いたいした怪我でなかったディーナから真相を聞いたティメック、クルーたちを釈放、同時にモリース逮捕を命じます。

 逃げるモリース、例の洞窟から地表へ逃げ出した、追っ手は追跡を断念、やったー助かったぞと思ったモリースですが、わらわらと出現したビーストたちによってたかってズッタンタンのギッタンタンにされてしまいましたとさ。

 ティメックはクルーたちに謝罪、そして地表進出作戦へ全面的に協力することを約束します。

 着々と進められる準備、ピストルを作らせてみたのですが、銃身の強度がなくて弾を撃つと破裂してしまいます。その代わりにロケットランチャーを作ることになりました。弾もたくさん作って、さあ、出撃だ。

 ピストルとロケットランチャーでビーストどもを虐殺しながら進むクルーたち。いかに凶悪なミュータントといえどもこれはちょっと酷いのではないか(笑)。そして途中、ディーナと同じ境遇の人間を助け出します。ディーナを呼んできて通訳させると、「洞窟の中にこもっている。彼らにはリーダーのナーガがいる」と言うではありませんか。

 しかし、この洞窟を攻撃するのは難しい。「オレが偵察に行ってきます」と飛び出したジェフは多数のビーストに追い回されあまつさえ、彼らの投げた槍が背中にぐさーっ!幸い命に別状はなかったのですが、これではうかつに近づけません。

 ここで一計を案じたジョン、次のような言葉をディーナに通訳させるのです。「やい、卑怯者の臆病ものめ、出てきて私と一対一の勝負をしろ」洞窟の中から返ってきたのが「いやだ、卑怯なのはそっちではないか、あんな変な武器を使いやがって」(ディーナ通訳)。ジョンは決心してピストルを投げ出します。「おれは斧一つで戦う、それでいいだろう」

 ようやく納得したナーガ、洞窟から出てきてジョンと戦うのですが、あれ、ジョン、いつの間にか手斧の他にナイフ持っているぞ、二刀流になっているぞ、これはちょっとずるいんじゃないか(大笑い)。彼は手斧でナーガを幻惑しつつ、ナイフでさくさくさっくさく。弱ってきたナーガに「いつまでもお前たちの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」と叫んで手斧を彼の頭にめり込ませたのでした。

 親玉が倒されてしまったので、あっさりと逃げてしまうビーストたち。

 その後すぐに地表基地建設がスタート。地表の人類も地下都市の人々も一緒に仲良く働いています。弱々しかった地底都市の子供たちも陽光の元で元気いっぱい遊んでいます。ジェフは学校を開いて地表の人類の子供たちに言葉を教えたりしています。

 この光景を満足げに眺めているジョン、ガーネット、ティメック。エンドマーク。

 カラー・スクイーズのワイド仕様 モノラル音声 英語字幕つき。画質・音質も高いレベルを誇っており買ってそんのないソフトだと言えます。『Satellite in the Sky』(1956年)とのダブルフィーチャー。ワーナー・ホーム・ビデオのDVD。

 それから今度は今までちびちび見ていた『頭上の敵機』を最後まで。ドイツに対する白昼爆撃で苦戦する米空軍。温情的でありすぎた前任者に代わって指揮をとることになったグレゴリー・ペックは部隊に猛訓練を強いる。その甲斐あって、部隊の錬度は上がり戦果も目に見えて向上、最初はぶーぶー言っていたパイロットたちも被撃墜数の低下で、ついに彼を指揮官として認めるようになる。これで最後の爆撃行でも大戦果を収め、みんな無事に帰還なんてことになったらハッピーエンドになるのだが、これはそんな単純な映画ではない。その後ドイツ空軍の反撃も苛烈さをまし、逆に被害が増大。グレゴリー・ペックは重圧に負けて錯乱状態になってしまうのである。

 派手な空戦場面、ダイナミックなB-17の着陸シーンなどにごまかされがちではあるけれども、これは指揮官の苦悩というものを正面から描いた極めて珍しい種類の戦争映画なのである。

 ハイビジョン画質は解像度的に物足りず。のっぺりとした画面になってしまっている。音はモノラルながらB-17のエンジンオ音などで迫力を演出してくれた。

 その後粛々と「ミッドナイトイーグル」読み進める。就寝午前2時過ぎと思ったら午前5時過ぎに目が覚めて眠れなくなってしまった。仕方ないので一度起きだして映画を30分ほど。なんとか眠気が差してきたので再就寝。その後もいろんな夢をみて熟睡できず、ああ。

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