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2009年6月 2日 (火)

6月1日(月) お尻の恋人 ホッテ 歌のアルバム

 一週間のご無沙汰でした。玉擦宏(たまこすり ひろし)でございます。下品な駄洒落でどうもすいませんなあ。今月分注文の米国盤ブルーレイ、DVDである。ブルーレイは『スカイクロラ』、『ファーゴ』(日本語字幕・音声入り)、『ワルキューレ』、『Futurama: Into the Wild Green Yonder』(2009 DTS-HDマスターオーディオ) 後はDVDでワーナーのサイファイダブルフィーチャー『World Without End/Satellite in the Sky』である。最初買うつもりであった『Elvira's Movie Macabre: Maneater of Hydra/The House That Screamed』は見送り。だってどう考えたって『World Without End/Satellite in the Sky』の方が面白そうなんだもの(笑)。これで送料含めて12,765円、一枚あたり2,553円となる。

 5月26日に死去した栗本薫氏、氏の代表作である「グインサーガシリーズ」(現時点で126巻)が129巻まで発売されることになった。また早川書房では絶筆となった130巻までの原稿を公表したいとしている。これで今しばらくグインサーガの世界を楽しめそうである・・・って、こうなったらいっそ松谷健二氏亡き後のペリー・ローダン・シリーズみたいに作家チーム(ペリー・ローダンの場合は訳者だが)を編成して続けさせたらいいのではないか。器用な若手などに書かせたら栗本薫氏本人よりもよほど、あわわわわ、そんなこと書いたらさすがにまずいよ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。あれの件いよいよ決定。ああ、ほっとしたよ。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯 素麺二把、夕食にアジフライ二枚、ポテトサラダ、キャベツの生野菜、刺身盛り合わせパック。ビール一缶、ゴハン一膳。豚汁風の味噌汁つき。〆のコーヒーは如例。

 それからハイビジョン録画で『ドリームズ・カム・トゥルー』を見る。スペリング大会を通してやさぐれていた黒人少女が自分の道を見出し成長していく物語。もうスラム寸前の貧しい町の出身であるから、そんなスペリング大会など金持ちの道楽なんてやらないよとふてくされていた彼女が、次第にその魅力に取り付かれていく様がなんとも魅惑的である。地域の期待を一心に背負うことになって、これに押しつぶされそうになるのだが、周囲の人間の助けによって自分を取り戻し全国大会へ挑む終盤の盛り上がりもよく、私は感動の涙を流したのであった(ウソ)。

 ハイビジョン画質はもう少し解像度が欲しかったところ。AAC5.1チャンネルは良好でスペリング会場の喧騒を見事に表現してみせる。

 その後シャワーを浴びて午後11時から輸入DVDで『モロン』(『Morons from Outer Space』 1985)を見る。広大なる宇宙空間、ナレーションが重々しく「人類は宇宙人の存在について考えてきた。知性的なのか、平和的なのか、それともはたまた好戦的なのか」ずずずずと『スターウォーズ』風に頭上を宇宙船が通過していきます。

 もっともこの宇宙船のデザインはまるでトレーラーハウス。いくつかのモジュールがついていてその間を鎖で繋いでいるという・・・。しゅっと宇宙船のハッチが開き宇宙服姿の宇宙人が出てきた。と、閉まるドアにエアパイプを挟まれてしまいます。ドアをもう1回開けてパイプを抜いて、次のモジュールに行くために鎖をのったりのったり渡る宇宙人。ようやく到着したのですが、こっちのモジュールの中は通常型の重力場になっていたので、ばったり転げ落ちるという・・・。冒頭から脱力させてくれる素敵なギャグではありませんか。

 このドジな宇宙人はバーナード(メル・スミス)といいましてどうやら故障したヒューズの代わりを探しに行っていたらしい。「さんざん探したけど、ないよ、ヒューズ」とボヤくバーナード。残りのメンバー、デズモンド(ジミー・ネイル)・サンドラ(ジョアンナ・ピアース)、この二人は夫婦らしい、ジュリアン(ポール・ボーン)、は驚きます。「そんな部品がないって、それじゃ俺たち宇宙の迷子じゃん!」

 やけになったデズモンド、丸いハンドルとアクセルがついているトラックみたいなモジュールの操縦席について、いきなり発進させてしまいます。モジュールは本体から離れて急加速、この時、外で無重力ボール遊びをしていたバーナードはもちろん置き去りです(笑)。

 いきなり悲痛な叫び声を上げるデズモンド、「やべ、俺、操縦方法知らなかったんだ!」モジュールはそのまま近くの惑星、地球の大気圏に突入するのでした。そのままイギリス領空に侵入。これをキャッチしたイギリス人たちは大騒ぎになります。

 ロンドンのUKBCテレビはニュース番組を終えたばかりでキャスター達が帰ってしまい留守番のグラハム(グリフ・ライフ・ジョーンズ)以外だれもいません。ここに宇宙船襲来すの知らせが入り、グラハムは不本意ながら取材に出かけるのでした。

 モジュールはよりにもよって高速道路上に滑り込んできます。邪魔な車をクラクションで追い払いつつ(笑)進むモジュール。何台もの車が道路から押し出されてクラッシュ。その中の一台に乗っていた夫婦が「おい、奴のナンバープレート見たか」「いいえみてないわ」と会話を交わすのがオカシイ。

 さて、さんざんにイギリス人に迷惑を掛け捲ったモジュール、ついに高速道路から外れある農場に突っ込みます。

 この知らせは首相官邸で夕食会に出席していたマターソン司令官(ディンスディール・ランドン)に届きます。彼はぱっと立ち上がると「皆さん、行ってきます。もっとも食後のコーヒーまでには戻ってきますが」と言っておでかけ。あんまりカッコよくない台詞であります。この後エイリアン襲来と分かってパニック状態となる夕食会会場。ヒステリックに喚き散らす女性を落ち着かせようとある男性がビンタしたら、逆に殴り返されるという細かいギャグあり。

 UKBCテレビではベンソンディレクター(ジョージ・イネス)がもうかんかん。「こんな重大事件が起こっているのにみんな、パブに行っているとはどういうことだ!」彼はグラハムの置手紙を発見。「なになに、私が取材に行ってきますだと」彼はぱっと顔を上げて「見たまえ、ここにちゃんと記者魂を持ったものがいる!」でもすぐに手紙を書いたのがグラハムであることが分かって「ああ、なんてことだ、あんな馬鹿にこのニュースを任せることになるなんて」喜んだりがっかりしたり、何かと忙しい人であります。

 そして彼の心配はすぐに現実となりました。宇宙船近辺に到着したグラハムは同行したカメラマンが撮影した映像を局に送るのですが、これが音だけで画面はまっくら。「こら、映像出てないぞ」とベンソンが叫ぶと今度は映像が出たものの無音になっちゃった。「ああ、もう」髪の毛をかきむしるベンソンであります。

 そんな中、アメリカ大使館よりCIAのラリビー大佐(ジェームス・シッキング)がヘリコプターで到着。このヘリコプターがデキシーランドジャズを高らかに鳴らしながら飛んでくるギャグはあまり面白いものではありません。ラリビーとマターソン、記者団に向って「これは新型ホバークラフトのテスト中の事故である」と発表。真実を隠そうとしたのでした。

 さて、宇宙船に一人取り残されたバーナード、さすがに寂しそうにしております。ぶわくしょんとくしゃみをすると宇宙ヘルメットのガラスにたんがびちゃ。ここまでやりますか(大笑い)。そんな彼の前に小型宇宙艇が出現。乗っていたエイリアンは「やっと見つけた、探すのに苦労したよ、信号が弱くってさ」かなりあちこち探し回ってきたらしく、彼自身はミイラ化、また服もぼろぼろ、蜘蛛の巣だらけ。まあ、乗せて貰えるならなんでもいいやと乗り組むバーナードであります。しかし、このエイリアン、さわさわとバーナードの太もも触ってきて「ねえ、君、男?女?」びっくりしたバーナードが「なんだ、キモチ悪いな、男だよ、おれは男」するとエイリアン、「畜生、しくじった」と叫んで上から下がっている紐をひっぱります。ぷしゅーっと音がしたかと思うと、バーナードの椅子がすぽんと下に抜けちゃった。

 バーナード、そのまま地球の大気圏に突入。アリゾナ国立公園の森の中に墜落するのでした。

 この間、軍部は宇宙船を回収、基地の中に運び込んでおります。グラハムも防護服を拝借して潜り込んでいるのですが、基地の電話で報告を入れようとするたびに人がやってきて、駄目というギャグを繰り返すのです。

 ここで新しい登場人物、語学の大家、トロッセアウ教授(アンドルー・マラーネ)が登場。彼が来てくれればエイリアンの言葉が分かると大喜びのラリビーとマターソンですが、この教授がフランス語しか分からないという(笑)。「教授、ひとつよろしく頼みますぞ」「セシボン?」「エイリアンへの通訳をお願いします」「アンドウトロワ?」という具合にまったく会話がかみ合ってません。そうこうするうちに宇宙船の中からうめき声が聞こえてきます。お察しの通りデズモンドとサンドラがやっていたのです。

 これが終わったかと思うと宇宙船のハッチがしずしずと開き始めます。そして途中で一度引っかかって、外れてどすーんと落ちちゃった(大笑い)。そして人々は異星生命体とのファーストコンタクトを体験することになります。ネグリジェ姿のサンドラが出てきたのです。続いてデズモンド、ジュリアンも登場。ジュリアン、落ちたドアを指差して「お前らが壊したんだろ!」 ラリビー、マターソン、そして周囲を取り囲んでいる兵士達がズッコケました(笑)。

 すぐに彼らの身体検査が開始。そして出た結論は「完全な人間」だそうで。そして彼らにいろいろ質問するのですが、これがまたまともな答えが返ってこない。ジュリアンに「君たちがやってきた惑星の名前は」と聞いたら「忘れちゃった」「どんな惑星なんだ」「でっかくて丸くて青い部分や、茶色の部分があって」「それじゃ何だか分からないよ」

 デズモンドに黒板に書いた高等数学の数式を見せて「これを解いてくれないか」デズモンドは不審げな顔をして、「あんたは分かるのかい」「ああ、もちろん」「じゃあ、何で俺に聞くっすか」そしてデズモンド、ポケットからペンを取り出して、「これ、何か分かりますか、こうやって紙の上を滑らせると次が書けるんですよ P,L,A,N,I,I,T ほらプラネットだ、惑星だ」ってテメー、スペル違ってんじゃないかよ(大笑い)。

 バーナードはバーナードで国立公園で見つけたゴミ箱を知性生命体だと思い込んじゃった。なぜなら風でゴミの投入口がぱたんぱたんとなって、まるで喋っているかのように思えるからって、幾らなんでも無理があるだろ。彼はゴミ箱に向って「君らのリーダーに会わせて欲しい」とか言い出す訳ですよ。そして彼はでっかい看板に描かれたでっかいゴミ箱を見て、「おお、あなたがこの星の種族のリーダーですか」だって。ところがこの直後、通りかかった車が彼の足を轢いてしまいます。通報されて救急車に乗せられるバーナード。この救急車の運転が乱暴で、足の先にちょっとした怪我をしただけのバーナードが病院につくころには重傷になっていたという(笑)。

 バーナードは病室でもゴミ箱に話しかけたりするので、看護婦さんによって○○ガ○決定。精神病棟に放り込まれてしまうのでした。彼は病棟の看護婦さんに「この星のリーダーに会いたい」というのですが、何しろここはそういう病棟ですから「何、リーダーだって、シーザーはTV見ているし、ワシントンは寝ているよ、よりどりみどりだ、好きなの選びな」と言われてしまうのでした。

 さて、その頃デズモンドたちを調べた科学者達はある重大な結論に達します。「こいつらは単なるアホです、馬鹿です、間抜けです、もうチンパンジー以下です」ずっこける基地の皆さん。しかし納得しないのがラリビーであります。彼はデズモンドたちがある種の変装をして馬鹿を装っているのではないかと疑うのです。彼はデズモンドを拷問部屋に連れ込んで、顔の皮膚を引っ張り、「こら、変装を解け、人間の皮の下から化けものが出てくるんだろ」デズモンド、悲鳴を上げます。これを聞きつけてやってきた科学者達に「こいつをなんとかしてくれー」

 本日はここまで。

 その後だらだらTVを見る。就寝午前2時過ぎ。

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