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2009年6月13日 (土)

6月12日(金) 上からメーソン

 フリーメイソンの人は偉そうだなあ(一応、これは「上から目線」の駄洒落です。すいません、すいません)。7月注文分のブルーレイ・DVDの策定作業に入ったのだが(そんな大げさなもんか)、この過程でポール師匠(ポール・サイモンのことであり、決して故ポール・牧師匠のことではないので念のため)の初のブルーレイソフト、「Paul Simon and Friends: The Library of Congress Gershwin Prize for Popular Song 」が引っかかってきた。このブルーレイソフトは輸入DVDショップ、DVDファンタジウムによれば(http://www.fantasium.com/detail.phtml?ID=CON64106より引用開始)ポピュラー音楽に寄与したミュージシャン及び作曲家に与えられるGershwin Prizeをポール・サイモンが獲得した事を記念し、2007年にワシントンで開かれたコンサートを収録。アリソン・クラウス、スティーヴィー・ワンダー、ライル・ラヴェット 、レディ・スミス・ブラック・マンバーゾ、マーク・アンソニー、アート・ガーファンクル 、ジェイムス・テイラー、フィリップ・グラス など豪華ゲストが参加!(引用終了)という内容だとのこと。

 これはもう十分に買う価値のあるブルーレイソフトである。発売を見逃していたので、すでに米アマゾンでは取り扱いがなく、マーケットプレイスに頼らざるを得ないが、それでも送料合わせて3,000円くらい。日本アマゾンでは3,500円で販売していることを考えると(笑)、価格的に文句をつけることはできませんな。

 はい、来月の注文枠で買ってしまいましょう。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドイッチとコーヒー牛乳。昼飯は思うところあって食わず。夕食はレトルトのハンバーグ、付け合せのミックスヴェジタブル、蛸の刺身、生野菜。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『ワルキューレ』を見る。ヴォルフシャンツェ(総統大本営)に爆弾を仕掛ける際の安っぽいサスペンスで気を削がれてしまったものの(笑)、爆弾炸裂後、錯綜する情報に悩まされながらワルキューレ計画を発動、ベルリン政府機能を手にしようとする反乱グループの活躍に手に汗を握ってしまう。史実で失敗、反乱が鎮圧されてしまうことが分かっているのにもかかわらず、これだけ話にのめり込ませる監督の手腕はすばらしいとしか言いようがない。

 役者陣の緻密な演技も必見。特に逮捕しにきたレーマー少佐に自害用の毒薬カプセルを口に含んでから対峙するゲッペルスのカッコよさには目を見張らされてしまった。

 ブルーレイの映像コーディックはNPEG4/AVC 高解像度で細かな映像情報をこれでもかと出してくる、ハードな画質。暗部の見通しの良さも印象的。サラウンドは48kHz/24ビットのDTS-HDマスターオーディオ。ダイアローグの実在感に物足りなさを感じるのが残念。冒頭の砂漠での空襲や、反乱計画発動後の躍動に満ちた場面での迫力がすばらしかっただけに、静かなシーンとの差が目立ってしまうのであった。

 その後シャワーを浴びてぽすれんのレンタルブルーレイで『未知空間の恐怖/光る眼』(『village of the damned』 1960年)を見る。穏やかな田舎の村ミドウィッチ、草原が広がり羊がのんびりと草を食んでおります。トラクターも走り回って畑を耕しているところ。この村に大きな家がありまして、住んでいるのがゴードン博士(ジョージ・サンダース)。彼は奥さんの実兄で陸軍将校のバーナード少佐(マイケル・グイン)に電話を掛けます。彼が久しぶりに妹に会いにくるため買い物を頼もうとしたのですが、その電話の最中にぱたりと倒れふすゴードン博士。

 病気の発作か、心臓麻痺かと思われたのですが、なんと、村中の人々が同じ状態に陥っているではありませんか。道端で多くの人々が倒れています。運転中にそのまま失神したのか、電話ボックスに突っ込んでいる車もいます。冒頭でトラクターを走らせていたおじさんも運転席に突っ伏しており、運転手を失ったトラクターはぐるぐる回ってついに立ち木に激突。雑貨屋件電話交換局では水道の蛇口が開けっ放しになってじゃーじゃー水があふれ、こっちの奥さんは、ああ、危ない、アイロンがドレスの上でぶすぶす煙を吹いているぞ。どうやらアイロン掛けの最中に倒れてしまったらしい。

 いきなりゴードンと話ができなくなったバーナードは当然ながら心配になり、上司に許可を貰ってミドウィッチまで様子を見に行くことになります。

 車を飛ばすゴードン。途中で顔見知りのお廻りさん、ゴビー(ピーター・バグハム)が自転車で走っているのに出くわします。「おお、こらゴビーはんやないですか、自転車とはお珍しいですな、いつもはバスつこうてはるやないですか」ゴビー、「そのバスが来ませんねん、だから様子を見に来たのだす」 そこからいくらもいかないうちに二人はバスを発見。バスは路肩に突っ込んでいるではないですか。ゴビー、「ああ、こら大変や、助けなあかん」バスに近寄ったのですが、途中で彼もまたふらふらと倒れてしまったのです。

 仰天したバーナード、ただちに上司に連絡、軍隊の出動を要請するのでした。

 軍隊はミドウィッチ周辺を封鎖します。そしてガスマスクをつけた偵察員を派遣、この不思議な現象の効果範囲を探ろうとしたのですが、ありゃりゃ、この人も倒れちゃった。あわてて体に巻いていたロープを引っ張って引きずり戻すと意識を回復したのですが、「あかん、これじゃ、絶対近寄れん、ガスマスクも効果あらへんって、いったい全体何がおこっとんねん」とバーナードを嘆息させます。

 ならば空から偵察じゃ。ミドウィッチ上空へ飛来した偵察機のパイロット、地上を見下ろして「ああ、人間がぎょうさん倒れてますわ、でもそれ以上細かいことはここからじゃわからしまへんなあ」じゃあ、高度を下げようということで、偵察機、そろそろと降りていくのですが、ある高度を境にやっぱりパイロットも失神。そのまま地上へ激突してしまったのです。「ああ、こっちも駄目か」と頭をかきむしるバーナード。

 ところが近くで倒れていた牛が何の前触れもなく息を吹き返したではありませんか。同じように目を覚ますミドウィッチ村の人々。あ、つけっぱなしのアイロンが原因で火事になり、失神していた人が丸こげになったんじゃないかと心配した皆さん、どうかご安心下さい。ちゃんと目を覚ました奥さんが水を掛けて火を消しましたから。まあ、その代わりにドレスが台無しになりましたけど(笑)。

 その後すぐに軍隊が村に入りいぶかしげな顔をしている村人たちを検査します。とりあえず異常はなし。しかしこの怪現象は放射能などによるものかも知れない。その場合、影響が直ぐにでるとは限らないから村人を経過観察しなければならないということになって、ゴードン博士がその任を負うことになりました。

 そしてあの怪奇現象から二ヶ月たったある日、ゴードン博士は妻のアンセア(バーバラ・シェリー)から思いがけない知らせを聞くことになります。なんと彼女が妊娠したというのです。「うちらの結婚遅かったから、子供はできひん思うとった。アンセア、でかしたで」大喜びのゴードン博士であります。

 ところが、村の女たちがみーんな妊娠していたという・・・。ゴードン博士のようなケースはまれで、もう処女なのに妊娠しちゃったとか、旦那が一年の出張でいなくなったのに妊娠しちゃったとか村は大騒ぎ。ついには自殺未遂をする妊婦まで出てくるしまつ。そんな中、村のドクター ウィラース(ローレンス・ナイスミス)は不気味な事実をゴードンに告げるのでした。「みんな妊娠二ヶ月やで、みんな、あの失神事件の時に受胎したみたいや」「なんやて、それじゃ、わての子供じゃないっちゅうことかいや。いったい何が起こっとるんねん」

 不安のどん底に叩き込まれるミドウィッチ村であります。夜な夜なパブにミドウィッチの男が集まってくらーい顔で「いっそみんな死産だったらええのに」いや、それでは映画が終わってしまいます(笑)。

 それから十月十日が立ちましていよいよ赤ちゃんがおぎゃあとお生まれになります。妊娠中、あれほど不安がっていたアンセアもこの授かりものに大喜び。おまけに、近所の八五郎さんから「昔から親に似ぬ子は鬼っ子などと申しますが、額の辺り、眉毛の辺はお父様そっくり、口元鼻つきはお母様に生き写し。総体を見渡したところは、先年お亡くなりになったお祖父さまに瓜二つ、長命の相がございます。『栴檀は双葉より芳し』『蛇は寸にしてその気を現す』 わたくしもこういうお子さんにあやかりたい、あやかりたい」と誉められたりして、「うち、産んでよかったわ」と涙ぐむのでした。ゴードンとアンセアはこの子にデヴィッドと名づけます。

 他のお子さんたちもぞくぞくお生まれになる。ドクターは彼らを診察して、「髪の毛、つめの形がえらい違うわ、それに成長が早すぎまっせ。それに目つきもなにか気になりますわ」なるほどどこかフツーと違う赤ん坊たち。そして奇怪な事件が起こります。赤ん坊にミルクをやろうとしたアンセア、うっかり温度を測るのを忘れて熱いまま与えてしまったのです。ぎゃあと叫んで吐き出したデヴィッド、奇妙な目つきを致します。これに操られるかのように熱湯に腕をつけるアンセア。

 幸い、悲鳴を聞いて駆けつけてきた乳母やゴードンに抑えられて軽い火傷を負っただけで済みましたが、怪奇な現象はこれで終わる筈もありませんでした。

 ぐいぐい成長する赤ん坊たち、もはや、赤ん坊ではなく、幼児になっております。彼らは異様な知能の高さを発揮し、ゴードンとバーナードが与えた東洋のからくり箱をたやすく開けてしまいます。おまけに一人の子供が何かを知るとその知識は他の子供たちにも伝わるようなのです。テレパシーで知識を交換し合っているということでしょうか。そしてあの操る能力はさらに高くなっており、からくり箱を奪って逃げようとしたいたずら小僧を金縛り状態にし、箱を戻させたりするのです。

 本日はここまで。

 その後はだらだら。TVを見たり読書したり。就寝午前2時過ぎ。

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