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2009年6月27日 (土)

6月26日(日) アヘン窟入っていった女の子

 ぼろぼろになって異人さんに連れられて行っちゃった。さて、明日はいよいよ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』公開である。本来なら休日である水曜にゆっくり見に行くところであるが、今回はとてもじゃないが我慢できない。ということで初日、ナイトで見に行くことにしました。すでにネットのチケット予約で真ん中より少し前中央の良い席を確保してある。後は劇場に出かけるだけである、うひひひひひひ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの 朝飯にコンビニの佐世保バーガーとコーヒー牛乳。昼飯は例の100kcalカレー、ゴハンなし。夕食はビール一缶、鯵・イサキの刺身、ジャガイモの煮っ転がし、ざるうどんたくさん。当然ながらゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『ワイルドブロウ』を見る。WOWOWの番組表では「自分が生まれた日に麻薬ディーラーだった父が仲間の裏切りで殺されたことを知った青年が復讐を誓い、その仇を討つため壮絶な死闘を繰り広げるクライム・アクション」との触れ込みであったが、これはむしろそうしたドンパチアクションというよりも、その復讐にいたるまでの道程で家族の絆というものをもう一度問い直して見せるという映画だ。疎遠になりつつあった母親、種違いの弟、そして恋人との三つの絆を情感たっぷりに描くことでドンパチアクションにはない、静かな感動を味あわせてくれるのである。

 意外な拾い物でありました。ただ、一言だけ言わせて貰うと、プエルトリコのギャングの部下、お前ら、なんで裏口を警備しないんだ、それじゃ、部下じゃなくて馬鹿ですよ(笑)。

 ハイビジョン画質は黒つぶれが気になるものの全般的に良好。AAC5.1チャンネルはBGMが信じられないほどいい。特にミューテッドトランペットのスモーキーな味わいは「え?ロスレスじゃないの、リニアPCMじゃないの」と戸惑ったほどであった。

 その後今までちびちび見ていた『多重人格 シビルの記憶』 一人の人間に16の人格が宿っているというオカルトめいた事象を女性心理学者の手により少しずつ解きほぐしていく過程を描いたもの。人格のひとつひとつを通してシビルの封印した記憶の中から母親の虐待が浮かびあがってくる過程が実にスリリングで面白く、難病ものというよりミステリーとしての面白さが感じられたくらい。

 シビル役のT・ブランチャードもすばらしい。多数のまったく性格の違う人格を言葉のアクセントや声色を完璧に変えることで見事に演じ分けてみせた。

 ハイビジョン画質は発色が地味で華やかさがない。映画の内容には合っているかも知れないが少なくとも私の好みではないって、わがままなことを言っていますな(笑)。音声はステレオ、サラウンドは控えめだがダイアローグの存在感に特徴あり。

 シャワーを浴びて午後10時半より輸入DVDで『宇宙原爆戦 人工衛星X号』(『Satellite in the Sky 』 1956)を見る。「大地を征服せし人類はやがて空へと手を伸ばし、やがて星をも我が物にするだろう ノストラダムス 1554年2月26日」 という意味ありげなエピグラフ。その後タイトルがどーんと出て映画の始まりであります。

 大空を舞う爆撃機、アブロ・バルカン。一方地上の基地ではエンジンのテスト中。この基地では近々大変なる宇宙的実験、冒険旅行が予定されていたのです。それはスターダスト計画。リーダーのマイケル・ヘイドン(キーロン・ムーア)、操縦士のラリー・ノーブル(ジミー・ハンレイ)、ジミー・ウィラー(ブライアン・フォーブス)、レフティ・ブレイキ(バリー・キーガン)の4人が乗った宇宙船を地球重力圏から脱出させようという誠に持って気宇壮大な大計画。

 アブロ・バルカンを操縦していたマイケルが地上に戻ってくるのを待って記者会見が開かれます。この時地上に戻ったバルカンは銀色、一方、先ほどまで大空を待っていたバルカンは白色、色が違っております(笑)。

 実験の責任者 ロス大佐(ドナルド・グレイ)は居並ぶ記者たちに向かって大まかな実験のあらましを説明します。「このスターダスト作戦は地球重力圏からの脱出を目的とした純粋なる科学実験であります。秒速5マイルまで加速し、高度1000マイルに到達することを目標としております」

 ところが記者たちの中に一人やたら絡んでくる人がいた。「ワールド・プレス・サービス」の敏腕女性記者 キム・ハミルトン(ロイス・マックスウェル)であります。彼はヘイドンに向かって「こんな実験何の役に立ちますの?それに二回失敗して二人のパイロットが犠牲となっているそうですわね、私には自殺行為としか思えないわ」とか酷いことを言っております。

 しかし、実験はつつがなく進行して、ヘイドンはジェット練習機に乗り込み燃料と急降下のテスト。彼の見事な操縦によって練習機は音速を突破、特製燃料が使用可能なことを実証してみせたのです。

 この結果を受けてロス大佐は高らかに宣言します。「これでスターダスト計画成功の目処がつきました。翌朝10:00に出発します」

 明日の実験に備えてクルーは思い思いの夜を過ごします。ラリーは久々に奥さんと2人きりの夜を過ごそうと、ジミーはかねてから交際中のモデル エレン(シャーリー・ローレンス)にプロポーズしようとそれぞれ張り切っております。そんな中、キムと偶然再会したヘイドン、彼女から「ねえーん、スターダスト号見せてぇ」とオネダリされてしまったのです。昼間、あんなことを言われたので普通なら断固断るところですが、何しろ相手が美人ですからなあ(笑)、ヘイドン、「ああいいっすよ」と快諾します。

 2人はジープでスターダスト号の格納庫へ。たった一人きりの警備係りに挨拶して中へ入ります。地下への階段を延々降りていくと、現れたのが地下大格納庫。そして離陸用レールに横たわっているのがロケットに橇をつけたような形の宇宙船、スターダスト号であります。地球重力圏を脱出するだけというので、ジェミニあたりのものを想像しておりましたら、これがもうむやみにでっかい。実験に反対の立場であるキムも思わず「凄いわ」とため息を漏らします。

 さて、場面は変わって帰宅したラリー、ところが奥さんのバーバラ(テア・グレゴリー)、夫が明日重大な実験に挑もうとしているというのに「あら、あなた、おかえりなさい。わたし、これからパーティに行きますから、お夕飯は冷蔵庫に入っているやつを適当にチンして食べてね」だって(笑)。いやもう、昔は大変仲の良い夫婦だったのですが、ラリーがあまりに仕事に熱心で家庭を顧みなかったので奥さん、すっかり諦めちゃっていたのですな。ラリーはそんな奥さんに強引にキス、これで仲直りできたかと思われたのですが、なんと、ここでロス大佐から緊急の呼び出し。

 ラリー、ぶすくれる奥さんを残して基地へ戻ります。

 そこでラリーはヘイドンと共に恐るべき話を聞かされるのです。彼らは最初に戦争局の教授、マリティ教授(ドナルド・ウォルフィット)を紹介されたのですが、この教授、いきなり「あー、君たち、明日トリトニウム爆弾持っていって、宇宙でテストして欲しいのよ、うん、僕も一緒にいくから心配はいらないよ」

 思わず「聞いてないよー」という顔をするヘイドンとラリー。「ええ、これは純粋な科学実験じゃなかったのですか」「いやいや、やっぱりねえ、科学だけじゃ、スターダスト号の建造費用が出なかったのよ」

 このトリトニウム爆弾、水爆より数段強力なので地球上でテストすることは不可能であり、それゆえに宇宙空間で爆発させようというのです。マリティ教授は得意げに「この爆発は全地球上で観測されるだろう。イギリスに手をだしたら酷いことになるよというまたとないデモンストレーションになる」

 しかも、酷いことに残りの2人、ジミーとレフティにはこの爆弾のことを知らせないというのです。「そりゃ、ちょっとまずいでしょう」と抗議するヘイドンですが、ロス大佐の「命令だから」の一言で抑えられてしまいます。

 ジミーはエレンのアパートへ。よーし、さっそくプロポーズだと思ったのですが、彼女に緊急のファッションショーの仕事が入ってしまったのです。これでぶすくれるジミー。まあ、もっとも後からファッションショーの楽屋に電話してちゃーんとプロポーズするのですがね。もちろん、エレンの返事もイエスで明日の本番を前に舞い上がるジミーであります。

 旦那に出かけられてしまったバーバラ、ぷんすかしながらパーティへ。そして冷たい夫にあてつけるかのごとく、トニーという男に急接近しております。パーティの後は自宅まで送って貰ったりしてなにやら怪しい雰囲気です。

 そして最後にキム。彼女は夜中過ぎにもう一度格納庫へ。もう時間で警備の人間が帰ってしまっているので中へ入り放題ですよ。そのままスターダスト号の中に潜り込むキム。スターダスト号に鍵のひとつもかけておくがいいじゃないかなあ(笑)。

 まあ、いろいろありましたがいよいよ実験当日の朝。ロケット打ち上げにふさわしくからりと晴れ渡っております。各国のアナウンサーが実況する中、着々と準備は進んでおります。クルーたちが乗り込み、ロケット噴射のテスト、そして例のトリトニウム爆弾も搬入されました。

 そしていよいよ打ち上げです。地上の扉がゆっくり開きます。そしてスターダスト号が乗せられたレールが競りあがってロケット点火!

 本日はここまで。

 その後だらだらTV。就寝午前2時過ぎ。

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