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2009年7月31日 (金)

7月30日(木) 娘さん、良く聞けよ、ヤハウェイ男には惚れるなよ

 こんなところにも日猶同祖論の証拠が!本日の「フューチュラマ」 いやいや毎日続けてすいませんね。でもね、私は今ね、「フューチュラマ」に夢中でね、「苦しくったって、悲しくったって、「フューチュラマ」があれば平気なの」という状態なので仕方ないんです、ええ。

 エピソード#31 「The Honking」 叔父ヴラドミールの遺産としてロボットハンガリータウンの古い城を相続することになったベンダー、遺言によって城で一夜を過ごすことになる。しかし、ロボット・ハンガリータウンの古城で一夜を過ごして無事に済むはずがない。案の定、祖先たちの霊が現れるという怪奇現象が勃発してベンダー、大びびり。そして祖先たちの霊に続いて壁面に謎の数字が浮かび上がる。「1011111010」 ベンダー、これを見て顔をしかめ「くだらない戯言だ!」とはき捨てる。しかし次に浮かび上がった数字「1010011010」を見て「ひいい、怖いよう」 違いが分からんがな(笑)。

 実はこの後の数字、「1010011010」を十進法に変換すると「666」になるのであった。

 外に飛び出したベンダー、謎の車、今時タイヤのついている怪しい車に轢かれてしまう。意識を取り戻したベンダー、エライ目にあったとボヤきながらニュー・ニューヨークへ戻る。しかし、このニュー・ニューヨークでも彼が戻った頃から謎のひき逃げ事件が多発するようになる。ベンダーは「あの車が俺を追ってきた」と戦慄するのだが、事実は違っていた。彼自身が真夜中になると車に変身し、通行人を襲っていたのである。ベンダーは「プロフェッショナルの手助けがいる」ということでサーカスの占いロボット(ジプシーの占いばあさん)に助けを求めるのだった。

 占いロボット曰く「そなたを轢いたのはただの車ではない。狼男( werewolf)ならぬ狼車(werecar)だ。狼車の呪いでそなたもまた狼車に変身するようになったのだ。いずれ、そなたはそなたの一番の友だちをも襲うであろう。呪いを解く方法は一つだけ、大元の狼車を探し出して破壊するのだ」

 このあたり、まんまロン・チャーニィ・Jrの『狼男』ですね。

 そして再び車(『ザ・カー』のリンカーン)に変身しジプシーロボットの予言どおり親友を襲うベンダー。フライはこの親友というのはてっきり自分のことと思い込んでいたのだが、実際にベンダーが襲ったのはリーラだった。これでぶんむくれるフライ(大笑い)。リーラはさんざん追っかけられるのだがクレーン車を使ってベンダーを吊り上げてピンチを逃れる。

 翌日から大元の狼車を探す旅が始まった。何人?何台もの狼車を辿った挙句ようやくオリジナルを発見。それは1000年前に軍事目的のために実験的に製造された史上最も邪悪な車 「サタン・プロジェクト」であった。ベンダー、リーラ・フライはサタン・プロジェクトが保管されている工場に潜入。しかしサタン・プロジェクトにあっさりと気づかれ反撃を受けてしまう。おまけにベンダーが車に変身、今度はフライめがけて襲い掛かるのだった。逃げながらフライ、「うん、やっぱりベンダーの親友は俺なんだ」と喜んでいるという・・・(笑)。

 スティーブン・キングの『クリスティーン』そのままの戦いが繰り広げられた挙句、サタン・プロジェクトは誤って溶鉱炉の中に飛び込んでしまう。どろどろと溶けていくサタン・プロジェクト。同時に呪いが解け元に戻るベンダー。めでたし、めでたし。

 前半、べラ・ルゴシの吸血鬼かと思わせて、一転狼男へ。そして後半は『ザ・カー』や『クリスティーン』などの幽霊車ものに持っていくという実にスリリングな展開。これだけでも面白いのだが元ネタを知ってれば100倍楽しめるというオタク泣かせの傑作エピソードでした。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、今日は午後6時から夏祭りのためのテント張りがある。重労働であるからとてもダイエットなんて考えていられないという訳で、朝はコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼は久々の牧のうどんで海老天うどんを食ったのであった。

 テント張りは一時間半ほど。時間は短いけれども一度に10いくつものテントを張らなければならないのでけっこうキツイ作業なんですな。そして報酬は発泡酒3本(笑)。

 夕食は豚のみそ焼き、生野菜、ざるうどん。ビール二缶飲んだ。〆のコーヒーは・・・今日はなし。

 疲れていたので新作の映画を見る気力なく途中まで見ていた『ニッポン無責任時代』をチョイス。最後まで見終わる。やっぱりねー、こういう古い映画をハイビジョンで見るときの楽しさといったら古い東京の姿を現実のものとして感じられることなんですよねー、LDやDVDの画質ではそこまでのリアリティが感じられないので、昔の東京というものが一種のファンタジーの世界に見えてしまんですねー。

 古い映画をハイビジョンで見ても仕方がないとしたり顔で言っているような奴は死んでしまえばいいと思うんですねー。

 シャワーを浴びてお酒。午前12時過ぎにすとんと寝る。

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『フランケンシュタイン 死美人の復讐』(『Frankenstein Created Woman』 1967)

 

『フランケンシュタイン 死美人の復讐』(『Frankenstein Created Woman』 1967

 フランケンシュタインシリーズながら“怪物”が登場しないという異色作。しかし、ちゃんとカッシングの珍妙な実験も見られるし、人もざくざく殺されるのでどうかご安心ください(笑)。

冒頭、のっけから強盗殺人犯のギロチン処刑という心温まる展開(笑)。この処刑をこっそり見ていた少年がおります。彼の名はハンス。なんとこの死刑囚の息子でした。するするとギロチンの刃が引き揚げられてズダーンと落ちます。ここでオープニングクレジット。

 時は流れてリッパな青年となったハンス(ロバート・モリス)は医者のヘルツ先生(ソーレイ・ウォルターズ)を手伝っております。ヘルツ先生、時計を眺めながら「ええか、一時間ぴったりに冷凍庫からあれを取り出すのじゃぞ」秒読み開始。ハンスは彼の合図で、言われたとおり冷凍庫から棺桶みたいな箱を引きずり出したのであります。

 これを開いてみると入っていたのがかちんこちんになったフランケンシュタイン男爵(ピーター・カッシング)。冷凍カッシングであります(笑)。ヘルツ先生とハンスは彼に電極を繋いで、蘇生を開始。数度の電気ショックで彼を蘇らせることに成功したのです。

 よろよろと立ち上がったカッシング、震える体をストーブで温めながら「よし、実験は成功だ。私の体は一時間に渡って死んでいた。しかし、このように蘇生をすることができた。それは肉体が死んでも魂が残るからだ!」といつもながら今ひとつ分かりにくい理論を述べたのであります。ヘルツ先生は首をかしげながらも、まあ、この人は大変なお酒好きなものですから、「実験成功とくればお祝いをしなければなりませんな。よし、ハンス、例の料理屋からシャンパンを買ってこい」

 妙に張り切って料理屋へ向かうハンス。それもそのはず、彼はここの一人娘クリスティーナ嬢(スーザン・デンバーグ)にホの字だったのであります。ただし、このクリスティーナ嬢、顔に大きな赤い痣があって、また体も不自由という可哀想な身の上。彼女の父親クリーブ(アラン・マクナートン)は何とか彼女を治そうとして、あっちこっちの医者に見せております。当然ながらそんな娘に近づく男は許せん、しかもそれが殺人犯の息子ならなおさら許せん!てめー、ハンス、娘に近づくな!ということになるのでして(笑)。

 それでもハンス、なんとかヘルツ先生のコートと引き換えにシャンパンを手に入れまして戻ろうとしたのですが、ここにやってきたのがアントン(ピーター・ブライス)・カール(バリー・ワレン)・ヨハン(デレク・フォールズ)の裕福だけど、ハナモチならないドラ息子三人組であります。彼らは厨房にこもっていたクリスティーナを呼び出し、さんざんにからかいます。あまつさえ体の不自由な彼女にわざとワインを運ばせるのでした。そしてアントンの服にワインをこぼしてしまうやいなや、「テメー、この○○○○○女、何しやがる」と聞くに堪えない罵詈雑言で彼女をののしったのであります。

 これで我慢できなくなったハンスは三人に向かって大立ち回り。多勢に無勢でさんざんに殴られたのですが、料理店のナイフを見つけて形勢逆転。彼は飛び掛ってきたアントンの額に切りつけます。しかし、ここでおまわりさん登場。騒動は治まったのでした。しかし、額を切られたアントン、燃えるような目つきでハンスを睨んでおります。

 ハンスはこの後クリスティーナの部屋に夜這い(笑)。彼女を慰めるうちに盛り上がってキス、ベッドインと相成りました。一方、なかなか帰ってこない助手を心配したカッシングとヘルツ先生が料理屋へやってきます。カッシングは額の傷を抑えているアントンを見て、「おお、その傷は放っておくといかんことになるよ、すぐヘルツ先生に治療して貰いなさい。治療費は大負けに負けて5クラウンだ」これで夕食代(シャンペン付)が浮いたという・・・(笑)。

 カッシングとヘルツ先生が帰った後も料理屋に居座ってぐずぐず飲んでいたアントンたち、ついにクリーブに「看板ですから、帰ってください、何、金がないからツケにしろ、先週も先々週もそうだったでしょ、それで金を払ったためしがないじゃありませんか、もういいから二度とくるんじゃないぞ、この若造ども!」と追い出されてしまいました。

 三人はそれからクリスティーナの部屋の窓のすぐ下に居座って「美人さん出ておいで」とかまたさんざんにからかいます。夜も更けたというのにうるさい奴らです(笑)。クリスティーナとベッドにいたハンスはこれを聞いて飛び出そうとするのですが、クリスティーナに止められてしまいました。「放っておけばそのうちいなくなるから」という彼女の言葉通り立ち去る三人組。しかし彼らはまた料理屋に戻って鍵をこじ開け侵入。二次会を始めたという・・・。と、この時帰宅した筈のクリーブが戻ってきてしまいました。彼は家の鍵を店に忘れてしまっていたのです。

 三人組は戻ってきたクリーブに気づかれるやいなや、「えいやっちまえ」三人でさんざんに殴る蹴るの乱暴。ついにクリーブを死に至らしめてしまったのであります。

映画とはいえ、もうイヤになるくらいのヤンキーですな、こいつら。

 さて、この時カッシングとヘルツ先生が何をやっていたのかというと決まってます。次の怪しい実験です。彼らは岩にある種の装置を繋いでエネルギーを取り出します。このエネルギーは地熱ということなんでしょうかね。続いてカッシングはこのエネルギーを利用してある種の力場を作ることに成功します。この目に見えない力場の中にグラスを置いてピストルをずどん。力場は見事弾をはじき返してしまいました。「わははは、これでわたしの研究はなったも同然。これで魂を捕まえておくことができるぞ」高笑いのカッシングであります。

私だったらこれ軍隊に売り込みますけどね。だって銃弾をも跳ね返すバリアになりますもん。

 翌朝、事態は急展開。新しい医者のところへ行くクリスティーナを見送ったハンスですが、戻る途中、いきなり警察にクリーブ殺しの容疑者として逮捕されてしまったのであります。直ちに裁判が開かれ逮捕した警察官の「こいつの父親は殺人犯でした、蛙の子は蛙です」、アントンの「こいつは途方もない乱暴ものです。この傷も彼にやられたのです」という証言によってたちまち不利な状況へと追い込まれてしまいました。カッシングは数少ない彼の味方として「彼は勤勉で頭が良く、心理学的に見ても殺人などできる男ではありません」と証言したのですが、何しろ、ハンスが犯行時刻にどこにいたのか言えない、ええ、クリスティーナのところでヤッてましたなんて、とてもじゃないけど口に出すことはできません。アリバイを証明できなかったことが決めてとなって理不尽にも死刑判決が下されてしまったのです。

 そうなるとむやみに張り切るのがカッシング(大笑い)。証言の通りハンスの助手としての能力を認めてはいるのですが、このチャンスを逃すことはできません。彼は呆然としているヘルツ先生に「いいか、処刑後一時間以内に死体を引き取ってくるのだ。これで魂を力場で保存して、その間に肉体を修復すれば、また蘇らせることができるぞ」

ほどなくハンス処刑の日がやってまいりました。そんな時世界最悪のタイミングで医者の治療から戻ってきたクリスティーナ、馬車から今にも首を切り落とされんとスというハンスを見てしまいます。彼女は「ひー、ハンス、ハンス、やめて」と叫びながら馬車から降りて駆け出すのですが、無常にもギロチンの刃が引き揚げられてズダーン、ハンスの首がすぽーん。

 これで絶望したクリスティーヌ、橋から川に飛び込むという文七元結みたいな方法で自殺してしまいました。

 一方、ハンスの死体は計画通りカッシングとヘルツ先生のもとへ。この地で開業して30年というヘルツ先生、当然ながら村人たちのさまざまな秘密を知っておりまして、今回は看守の「美人だけどあるとき急に太りだした仲良しのご夫人の処置」の件を奥さんに言うぞと脅して死体を手に入れたという・・・。あ、念のために言っておきますが、太ったといってもモノを食べ過ぎたとかそういうことじゃないですからね、お腹のあたりが急に膨れだしたということですからね。

 カッシングとヘルツ先生は死体を2階へ運び上げ例の力場装置にセット。両側に備えられたパラボラアンテナがびびびと光りだします。「力場展開!」「位相同期開始」「出力上昇中」というカッシングの掛け声と同時に死体の上に光る玉が出現したではありませんか。「おおお、見ろ、我々は魂を捕獲することに成功したのだ。後は別の死体にこの魂を入れれば良い」この別の死体というのが、川から引き揚げられて運び込まれてきたクリスティーナですよ。この成り行きに仰天するヘルツ先生ですが、カッシングの方はまったく意に介しておりません。それどころか「死体を探す手間が省けちゃった、ラッキー」と喜んでいるくらい(笑)。

 そして二人は魂をクリスティーナの死体に注入。そしてついでだからということでカッシングの指示に従ってヘルツ先生が脳手術。脳血栓が原因であった彼女の麻痺を完全に取り除いてしまったのです。顔の方もあれこれいじくって、はい、半年たって包帯を取ってみたら輝かんばかりの美人に生まれ変わったのでありました。

 治療の結果、クリスティーナの髪の毛の色が変わってしまいましたが、これが後の展開に繋がる伏線になっておりますので皆さん、どうぞお忘れなく。

 完全な体となったクリスティーナですが、彼女の記憶だけは完全になくなっています。折りにつけ「ここはどこ?私はだあれ?」と言っております。そんな彼女に容赦なく次の実験を試みるカッシング。彼はクリスティーナを例のギロチンのところへ連れて行き「さあ、あれを見るのだ、そして何を連想する、さあ、さあ」クリスティーナ、ショック状態となって「パパ、パパ」と叫ぶのでした。

 カッシングは大喜び。「おお、これはハンスの記憶だ。ハンスの魂は彼女の体の中で生きているのだ」

 しかしこの実験がクリスティーナの中のハンスを目覚めさせたようです。ここから世にも恐るべき惨劇が始まるのです。

 さて、あのどら息子アントンは今日も今日とて飲みに出かけようとしております。今は空き家となっているクリスティーナの家を見てふふんと笑ったアントン、飲み屋へ行こうとしたら闇の中から「アントン、アントン」という声。彼はぎくりとして立ち尽くします。それは紛れもないハンスの声だったからです。「しぇー」と飛び上がったアントン、飲み屋に逃げ込みます。そのただならぬ様子に驚いたカールとヨハンは何があったのかと問いただしたのですが、アントンは酒をぐびぐびあおって「何でもない、構わないでくれ」というばかり。悪酔いし始めたので、カールとヨハンは呆れて帰ってしまいました。

 その後、看板で店を追い出されたアントンは「ういー、ひっく」と千鳥足になって家へ帰ろうとします。その彼の目に飛び込んできたのが街角に胸の谷間を必要以上に開けたドレス姿でたっているクリスティーナ。顔の傷はないし、髪の毛の色も変わっておりますので、酔ったアントン、彼女に気がつきません。それどころか角の空き家でいいことしまショと誘われて元クリスティーナの家に誘い込まれてしまうのです。男ってバカですね(笑)。にやにやしながら服を脱ごうとしているハンス、しかしまた「クリスティーナ、殺せ、殺せ」というハンスの声が聞こえてきた!恐怖に目を見開くアントン、いきなりギロチンの刃がどたーんと落ちて、殺された!

 これはクリスティーナがアントンをギロチン台まで引っ張っていって首をちょん切ったのか、それともアントン殺害のメタファーなのか良く分かりませんが、とにかく殺されたのです。

 次に狙われたのはカールであります。彼はアントンが殺されたことで完全にびびってしまっていてもう酒びたり。ヨハンに「これは天罰なのだろうか」などと言って「馬鹿なことを言うのではない」と叱られたりする始末。そんなに怯えきったカールですが、やっぱり飲み屋に現れたクリスティーナの誘いに簡単に乗っちゃうのです。男ってやっぱりバカですねえ(笑)。今度は飲み屋の厨房にあった包丁でドカッ!カール、殺されました。クリスティーナは死体のそばに「ハンス」という血文字を残します。

 ヨセフ、この文字見て「ひー、ハンスが生き返って復讐しているんだ、次は俺だ」と恐怖して逃げ出します。

 町の人々、そして警察はこの事件にピーター・カッシングが関係しているのではないかと、まったく正しいことを考えて(笑)屋敷へ押しかけてきます。そしてカッシングに「あんた、ハンスを生き返らせたろ、黒魔術を使って」と詰め寄ったのです。カッシングは落ち着いたもの。「墓を暴いてみなさい、そうすればハンスが生き返ったとかありえないことが分かるから」早速に彼の墓を暴きますと、なるほど死体は確かにあった。でも何者かがハンスの首を盗んでいたという・・・。

 それはもちろん、クリスティーナです。彼女はハンスの首と語り合っております。「次はどうすればいいの」「決まっている、ヨハンめを殺すのだ」クリスティーナ、出動します。

 さて、荷物をまとめて町を逃げ出したヨハン、乗り合い馬車に乗り込んでほっと一息。ところが馬車には先客がいました。もちろん、クリスティーナであります。そしてヨハンは先の二人と同じく彼女にぽーっ。何の警戒心もありゃしません。それどころか、「私、あなたとどこかでお会いしませんでしたっけ」などと聞いたりしております。大バカヤローです(大笑い)。そのまま彼女の色香に惑わされてキスしてしまいました。

 一方、カッシング、一連の殺人事件は「クリスティーナの中のハンスの魂が彼女に命じてやらせているのだ」と確信。警察官に説明するのですがもちろん信じて貰えません。「早く止めなければ」と焦るカッシング、二階の窓から逃げ出し、自家用の馬車を使って彼女を追いかけたのです。

 馬車の中で抱き合っているヨハンとクリスティーナ。と、馬車が止まってしまいました。馬の蹄鉄が外れてしまったのです。走れるようになるまでちょっと時間が掛かるというのでヨハンとクリスティーナは馬車を降りて歩いていくことになりました。途中でクリスティーナ手作りのお弁当を食べてご満悦のヨハン。やっぱバカだよ、こいつ。膝枕をしてもらってうっとりしてやがる(笑)。クリスティーナはナイフを取り上げます。そして静かな声で「ヨハン」びっくりして「何で僕の名前を知っているの」と叫ぶヨハンに、「それは私がクリスティーナだからよ、この人でなし」ナイフを振り上げて「いつまでもお前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」と叫んでぐさぐさぐさ。

 満足げなハンスの声が響きます。「よくやった、クリスティーナ、もう休んでいいよ」

 ようやくやってきたカッシング、しかし、クリスティーナは彼の目の前で「もういいのです、私がするべきことはわかってます」崖下の川に飛び込んでしまいました。愕然として立ち尽くすカッシング。エンドクレジット。

カラー・スクイーズのワイド。モノラル音声。やや色彩が単調で暗部の諧調も不十分ですが、まあ、満足できる画質といえましょう。音質は台詞に力があって、恐ろしさを倍化させてくれます。エス・ピー・オーの国内版DVD

 エロの冒険者 
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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2009年7月30日 (木)

7月29日(水) シャボン玉飛んだ、ヤハウェイまで飛んだ

 童謡にも日猶同祖論の証拠が発見できるのだ!本日の「フューチュラマ」はエピソード#29 「Anthology of Interest I」 #30「War Is the H-Word」  「Anthology of Interest I」 ファーンズワース教授がまたろくでもないものを発明した!遠距離からも機械を操作できるというロング指サックだ。彼はデモンストレーションとしてこのサックを使って離れたところから「もしもマシーン」(What-If machine)を操作してみせる。これは「もしも私がこうだったら」という仮定未来を映像化することのできるスーパーマシーン。ロング指サックよりもこっちのほうがはるかに凄いじゃんというツッコミはこの際なしにしておこう(笑)。

 このマシーンによって映像化されたエピソードは次の三つ。

 「もしもベンダーが500フィートの巨大ロボットだったら」(「Terror at 500 Feet」)遠く離れた惑星で無数のレギュラーサイズのベンダーロボットたちによって作られた巨大ベンダー。彼は地球へとやってくる。到着時にたまたま知り合ったフライと仲良くなって無邪気に遊ぶ巨大ベンダー。このあたりは、ホレ、『アイアンジャイアント』ですな。しかし、地球は彼を敵と認識、軍隊を迎撃に差し向ける。巨大ベンダーをかばって飛び出したフライ、軍隊の電気銃にやられて死んでしまうのだった。これで怒り狂った巨大ベンダー、大暴れ。ニュー・ニューヨーク(なのかな)をめちゃくちゃに破壊する。ファーンズワース教授は彼に対抗させるためドクター・ゾイドバークを巨大化光線で巨大化させ、戦わせるのだった。いろいろアホな戦いが続いた後、ついに巨大ベンダーは巨大ゾイドバークに足をすくわれて転倒、その弾みでエンパイアステートビルに胸を刺し貫かれてしまうのだった。

 今わの際に「おれの夢は地球人類を皆殺しにすることだったのに」と呟く巨大ベンダーに大笑い。

 「もしもリーラがもっと衝動的だったら」(「Dial L for Leela」 ヒッチコックの『Dial M for Murder』 『ダイヤルMを回せ』のもじり) 衝動的にファンズワース教授を殺害してしまうリーラ!その後も犯行が露見するのを防ぐたためハーミスを殺して死体をディスポーザルで処理したり、脅迫してきたベンダーを電子レンジを使って殺害したり、自分のことをからかったエイミーを殺害したりと凶行が続く。ゾイドバークが名探偵となって(笑)犯行を解き明かそうとする間にもキューバート(ファーンズワースのクローン)、果てはニブラーまで殺されてしまう。最終的にゾイドバークは犯人がリーラであることを知るのだが、もちろん殺されてしまう。翌朝、ゾイドバークをボイルして美味しそうに食べているリーラにフライが「あ、いいもん食ってるね、俺にも頂戴」

 ちょっと戦慄しました。

 「もしもフライが未来に来なかったら」(The Un-Freeze of a Lifetime) わずかな差で冷凍睡眠装置の中に転倒することを免れたフライ。彼はそのまま2000年の世界に留まることになる。しかし、そのために時空連続体に穴が生じてしまい宇宙は崩壊の危機に陥ってしまう。この事態に気がついたアル・ゴア(笑)、スティーブン・ホーキング(笑)、ニシェル・ニコラス(スタートレックのウフーラ 笑)らはフライを拉致して冷凍睡眠装置に押し込めようとするのだが・・・。フライはとっさの機転で冷凍睡眠装置を壊してしまうのである。当然ながら時空連続体の修復は適わず宇宙は崩壊してしまうのだった。

 「エピローグ」 実はこのエピソード自体がファーンズワース教授が「もしもマシーン」で「もしもロング指サックを発明したらどうなるか」をシミュレートした結果だということが明かされる。

 「War Is the H-Word」 5パーセントの兵隊さん割引目当てで軍隊に入隊するフライとベンダーの馬鹿二人。なんかアボットとコステロみたい(笑)。ところが入隊したとたんに惑星 Spheronのボール生命体との戦争が勃発。あっという間に戦地へ送り込まれてしまう。

 戦闘場面や駐屯地での日常はもろに『スターシップ・トゥルーパーズ』と『MASH』ですな(笑)。また驚異的な戦闘能力を発揮するリー・レモンという兵士が登場。彼の正体はリーラ。二人のことを心配したリーラが男装して軍隊に潜り込んでいたのだ。

 膠着化する戦況。ついに地球はボール生命体との和解を決意する。そのための使者として送り込まれたのがベンダーとキッシンジャーの首(大笑い)。実はこれはニクソンの首による謀略であった。なんとベンダーの体内には惑星ごとボール生命体を壊滅させることのできる強力な爆弾が仕掛けられていたのだ。この爆弾はベンダーがよく使う言葉によって起爆される。その言葉とは「ケツ(ass)」である。これを知ったフライとリーラはヘリコプターを奪ってベンダー救出に向かうのだった。

 結果的にベンダーの救出は成功。戦争も地球側の大勝利に終わる。しかしベンダーの爆弾を取り外すことはできなかった。そこでファーンズワース教授は起爆キーワードを変更。ベンダーが絶対言わないような言葉にしたのであるが、これを聞かされたベンダー、面白半分に「ねえねえ、おれの絶対使いそうにない言葉ってなに プリーズかい、それともありがとうかい、それとも・・・」みんな、「わーやめてくれー」 そして爆発音というオチにひっくり返って笑ってしまった。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。午前10時半からいつものように徒歩で天神へ出て赤のれんでラーメン+替え玉 小炒飯の定食。その後はもちろん漫画喫茶で漫画読み3時間。ジュンク堂にて「アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風」を購い帰宅。予報に反してほとんど雨が降らなかったのは重畳であった。

 それからビール一本飲みながら前述の「フューチュラマ」2エピソードを見た訳で。

 夕食はソーセージ入りの野菜炒め、焼きししゃも、ホッケの干物。さらにビール一缶、ゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『アローン・イン・ザ・ダーク Ⅱ』を見る。前作もつまらなかったが続編はさらに酷く、間延びしたメリハリのない演出で耐えられないほど退屈な映画になってしまっている。あの発電機の場面など、フツー、ふっと消えたらすぐに襲われなければならんだろう、なんで、その後もだらだら引っ張ってついたり消えたりさせなくちゃいかんのだ。もうこの緊迫感のない場面の連続で何度もうとうとしてしまって、全体のストーリーが良く分からなくなってしまったよ(笑)。

 まあ、工具片手に発電機を修理しようとするダニー・トレホにはちょっと笑ってしまいましたが。

 ハイビジョン画質はこんな映画にもったいないほどの高画質。黒浮きがあるものの、ニューヨークを俯瞰した場面の情報量の多さに驚かされる。AACはステレオ。こんな映画だから5.1チャンネルでばりばりやって頂きたかったです。

 その後いままでちびちび見ていた日本映画専門チャンネルの『チェスト』を最後まで。もう感動させようという仕掛けばかりが鼻について素直に見られない映画であった。こういうわざとらしさを私のようなヒネた人間は大層嫌うのである(笑)。

 ちょっと思ったこと。この映画では小学校中・高学年の女子の水着姿がいっぱい出てきます。泳いでいる女子の後ろから水中カメラで撮影するというロリの気がない私でも「うへぇ」と思ってしまうような場面もあります。こういう映画はもし、「日本人からロリを奪うのよ、ほほほほほほ」というアグネス・チャンの野望が実現すれば作れなくなってしまうのでしょうか。

 本当に、アグネス・チャンなど交通事故とかで死ねばいいのにと本気と書いてマジで思います(笑)。

 ハイビジョン画質はなんというか、もう低レートの弊害がもろに出たひどいもの。遠景はまるでVHS三倍のごとくエッジが腐って解像度がた落ち。波のしぶきで画面がたやすく破綻し大量のモザイクノイズが発生してしまう。こういうのはちょっと頂けませんな。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 就寝午前1時過ぎ。

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2009年7月29日 (水)

7月28日(火) ヤハウェイより高い鯉幟 

 童謡にも日猶同祖論の証拠が発見できるのだ!セカンドシーズン エピソード#26 「Bender Gets Made」 #27「Mother's Day 」 #28「The Problem with Popplers」「Bender Gets Made」 料理番組の公開収録に出かけたフライ・リーラ・ベンダー 。ここでもベンダーがトラブルを巻き起こす。憧れのシェフ エルザールに会えた嬉しさに興奮しすぎたベンダーが大暴れしたのである。この騒ぎで大量のスパイスがリーラの目に入って見えなくなってしまったのだ。幸い一週間程度で盲目状態から回復するという軽症であったものの、プラネット・エクスプレス社の唯一のパイロットであるリーラが働けなくなってしまったのである。

 この後エルカザールからディナーの招待券が届く。この騒ぎのお詫びだと考えたプラネット・エクスプレス社の面々は大喜びで出かけディナーを堪能。しかし、食事が終わってから現れたエルカザール、涼しい顔で勘定を要求するのであった。タダじゃなかったのだ(笑)。プラネット・エクスプレス社のみんながそんな金を持っている筈もなく全員無銭飲食で連行されそうになるのだが、このピンチを救ったのはベンダー。彼は全員の勘定分、エルカザールのレストランで働かせてくれと願い出たのである。

 このレストランでベンダー、まじめに働くかと思いきやすぐにロボットマフィアのボスに見込まれて、そっちの組織に就職。貨物船から高価な葉巻を強奪せんとするのだが、なんとその目標になったのはプラネット・エクスプレス・シップだった。ベンダーはいつばれるか、ひやひやしながら他の仲間と船に潜入、しかしリーラはパイロットやっているけれどもまだ目が見えない(笑)、フライは目隠しされてしばられているという幸運があって、ついにベンダー、自分が船を襲ったことを知られずにすむのであった。なんというとぼけたエピソードか。

 「Mother's Day 」 母の日、それは世界中のロボットが生みの親であるフレンドリーロボット社の社長「ママ」にプレゼントを贈る日のこと。しかし、このママには野望があった。世界中のロボットを使ってこの地球を支配しようとしていたのだ。にこやかな顔でロボットたちのプレゼントを受け取っていたママは突然豹変、リモコンのスイッチをかちりといれるとロボットたちが一斉蜂起。人類に対して叛乱を開始したのである。プラネット・エクスプレス社ではベンダーはもちろんのこと、コーヒーマシン、トースター、テレビとありとあらゆる電化製品が出奔。あろうことかプラネットエクスプレスシップまで飛び去ってしまう(大笑い)。

 この状況を打破できるのはファーンズワース教授だけ。なんと彼は大昔、ママの恋人だったのだ。ロボットに対する考え方で袂を分かった二人の関係を元に戻しママのブラジャーに隠されているリモコン(おぇっ!)を奪取せねばならない!花を持ってママを訪ねる教授。ママは最初冷たくあたるものの、昔の情熱を取り戻して教授に熱烈なキス。そのままベッドイン!必要以上にリアルな老人同士(どっちも150歳オーヴァー)のセックスに見ているこっちはげんなりだぜ!

 普段は邪悪なベンダーが「母の日」で大はしゃぎ。「僕たちはママが大好き」と喋るカードをはじめとしてさまざまなプレゼントを買い求めるさまを気味悪そうに見ているプラネット・エクスプレス社の面々に笑わされたエピソードであった。

 「The Problem with Popplers」 配達の帰り、食料を調達しようとしてある惑星に着陸したフライ・リーラ・ベンダー。彼らは地表に自生している美味しい食べ物を発見する。地球に持ち帰ってポプラーと名前をつけて売り出したところ、これが大当たり。大手ファーストフードチェーンと契約してさらに販路を拡大。地球人はポプラーのとりこになってしまう。

 しかし、このポプラーは知性体だった!いつものごとくかぶりつこうとしていたリーラの手の中でポプラーの目が開いて「ママ」 リーラは激しく後悔し、フライ・ベンダーと共に「知性体であるポプラーを食べるな」キャンペーンを開始する。しかし、地球人たちは彼らの訴えに耳を貸そうとはしない。相変わらずポプラーをがつがつ食って「まいうー、まいうー」というばかりだ。

 そんな時オミクロン星人の円盤艦隊が再び地球を急襲。なんと、ポプラーは彼らの幼体だったのだ(笑)。怒り狂うオミクロン星人、地球人側との協議の結果、一番最初にポプラーを食べた人、つまりリーラを犠牲にすることで落ち着く。オミクロン星人リーダーに頭から食われようとするリーラ、この大ピンチを救ったのは最初に彼女に呼びかけたポプラーだった。彼はリーラの口の中に飛び込んで、「リーラを食べると僕も死んじゃうよ」と叫んだのである。これでオミクロン星人は怒りを納めてめでたし、めでたし。感激したリーラはポプラーに「私のこと、いつまでもママだと思ってくれていいのよ」ポプラー応えて曰く「うん、でも僕たち大きくなったらママを食い殺しちゃうんだ」びっくりしてポプラーを放り投げるリーラに噴出す。

 なお、このタイトル「The Problem with Popplers」は「スタートレック」の第二シーズン「The Trouble with Tribbles」(「新種クアドロトリティケール」)のもじり。好きだね、スタートレックが。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの照り焼きビーフバーガー、コーヒー牛乳、昼飯にところてん、夕食にブリの刺身、生野菜、冷麺、昨日の残りのチキンカツ一枚、チキンライス一皿(笑)。ビール一缶、〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『シティ・オブ・メン』を見る。前作の夏祭り感覚の銃撃戦は健在(笑)。いやもうやっていることはギャングの縄張り争いで凶悪そのものなのだが小学生・中学生くらいの子供が銃を持って嬉々として参加しているのである。だから、どうしても一種の「お祭り」という印象が強くなるのですなあ。

 主人公たちはラストで故郷からの脱出を果たす。フツーの映画ならこれでハッピーエンドとなるところなのだが、『シティ・オブ・メン』の苛烈なる社会ではこれくらいでは安心できない。スラムを脱出したのはいいが、行くところが別のスラムにしかないという現実が見えすぎているからである。なにせ、主人公の奥さんが「これじゃ生活できないわよ」と言って旦那に幼い子供を預けて自分はサンパウロで人様のベビーシッターとして働かなければならないようなありさまなのだから。

 ハイビジョン画質はきりりとした高解像度。グレインも大胆に生かしており、暴力の嵐に日常的にさらされているスラムの暮らしを上手く表現している。AAC音声はステレオだがサラウンド感に不足なし。遠くから響いてくる乾いた銃声がリアル、リアル。

 その後ちびちび見ていたハイビジョン録画の『越前竹人形』を最後まで。色町の女郎 若尾文子 が朴訥な竹人形細工の職人にほだされ嫁いでいく「紺屋高尾」みたいな前半はいいのだが、その後がいけない。なぜか女房にした若尾文子に手を出さない職人。この人の父親もこの女郎の客であったことがあり、そのことを気にして先へ進めなかったのである。その一人寝でついつい、竹細工問屋の番頭とヤッてしまうのであった。そしてあろうことか、この番頭の子を身ごもってしまうのである。

 若尾文子はこの子供を始末しようと奔走するうちに体調を崩して流産してしまう。これで上手くいけばいいのだが、そうは問屋がおろさず(問屋の番頭が原因だけに)若尾文子自身も力尽きて夫の前で息絶えてしまうのである。夫のほうもこれを大いに悲しみほどなく自ら命を絶ったという、シェークスピアを思わせる大悲劇であった。

 ハイビジョン画質は素晴らしく切れのあるモノクロ画質。揺れる木の葉が一枚一枚見分けられるほどの解像度がありとても40年以上前の映画とは思えないほど。それだけにこの悲劇がなおさら際立つという・・・。

 シャワーを浴びて前述の「フューチュラマ」3エピソードを見たのである。その後はテレビや本でだらだら。就寝は午前2時半過ぎ。

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2009年7月28日 (火)

7月27日(月) 百済のいくじなし!

 もう知らない!恒例のWOWOW番組表8月分である。9月3日『ガーフィールド3』 9月5日『メッセンジャー』5.1 9月6日『オール・イン/エースの法則』 『山のあなた 徳市の恋』5.1 9月7日『カリートの道』5.1 9月9日『目撃者』 9月10日『スウィングガールズ』5.1 9月11日『座頭市物語』 9月12日『ICHI』5.1 9月14日『バイオハザード ディジェネレーション』5.1 9月15日『ローズランド』 『激流』5.1 9月16日『ホテルビーナス』 『日の名残り』5.1 9月17日『栄光への脱出』 『譜めくりの女』 『モーリス』 『君の友だち』 9月18日『その日のまえに』 9月19日『我が教え子 ヒトラー』 『左ききの拳銃』 『近距離恋愛』5.1 9月20日『ハスラー』 『FREEDOM』一挙上映 『イキガミ』5.1 9月21日『動く標的』 『佐賀のがばいばあちゃん』 9月22日『太陽の中の対決』 『伊東四朗一座・熱海五郎一座合同公演喜劇 日本映画頂上決戦~銀幕の掟をぶっとばせ!~』 9月23日『マッキントッシュの男』 『パリ 恋人たちの2日間』 9月24日『ポール・ニューマンの女房万歳!』 『接吻』 9月25日『まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響』 『The 11th Hour』5.1 9月27日『イントゥ・ザ・ワイルド』5.1 『かけひきは、恋のはじまり』5.1 『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』5.1 9月29日『ジャージの二人』 9月30日『針の眼』 『バンクジョブ』 『12人の怒れる男』 『十二人の怒れる男』 

 『カリートの道』、『スウィングガールズ』のハイビジョン5.1チャンネルサラウンド放送が嬉しい。『伊東四朗一座・熱海五郎一座合同公演喜劇 日本映画頂上決戦~銀幕の掟をぶっとばせ!~』の放送も楽しみだ。WOWOWは今月も元気だ。私にはなぜイランのアフマディネジャド大統領が国民にWOWOWの視聴を約束し反対派の慰撫を図らないのかまったく理解できないのだ。

 本日の「フューチュラマ」 エピソード#23「A Clone of My Own」 #24「How Hermes Requisitioned His Groove Back」 #25「The Deep South 」 「A Clone of My Own」は150歳の誕生日を迎えたファーンズワース教授が自分の研究を引き継ぐ後継者を欲しがるようになる。この世界では160歳の誕生日を迎えると“日没分隊”の死神ロボットたちが迎えにくるというおっかないシステムがあるのだ。親戚のフライは当然、自分にお鉢が回ってくるだろうとウキウキするが、はっきり言ってボンクラの彼にそんな役割を任せる訳がない。ファーンズワース教授は自分のクローンである12歳のキューバート・ファーンズワースの存在を発表。彼を後任者にしたのだが、なんと、当のキューバートは「こんな下らない発明品ばかり作っている人生なんて冗談じゃないよ」と断ってしまう。

 絶望したファーンズワース教授、自ら自分の本当の年齢は160歳であると告白。するとデススター(笑)から“日没分隊”の死神ロボットが来て彼を連れ去ってしまったのだった。キューバート及びプラネット・エクスプレス社の面々はさっそく救助へ向かう。デススター(笑)に潜入し、見事に教授を発見。一度はビーム砲で船のエンジンをやられたりしたけれどもキューバートの活躍で何とか脱出に成功。地球へ帰還する。この冒険行で教授の発明品の素晴らしさをしった?キューバートがファーンズワースの望みどおり後を継ぐ決意をしてめでたし、めでたし。

 ちなみにデススター(笑)でのファーンズワース教授 生命維持装置をつけられ昏睡状態になっていた。この装置は彼に夢を見せるようになっているのだが(『マトリックス』か)、その夢というのが「リアルな老人ホームの生活」であったというギャグに悶絶。ようこんないやなギャグ思いつきますな(笑)。

 「How Hermes Requisitioned His Groove Back」 中央官僚機構の査察を受けて昇進する気まんまんのハーミス。しかし官僚機構から派遣された査察官モーガン(女)が昇進させたのは彼ではなくフライであった。その仕事とは裏腹に「だらしない男好き」だったモーガンの好みにフライがどんぴしゃだったのである。二人は即効で出来てしまい、モーガンはフライを昇進させ、個室のオフィスも与えることになる。

 これに他のスタッフは不満たらたら。ある夜モーガンがフライの部屋へ押しかけてきた。フライは「僕のルームメイトはベンダーだ、ここでヤッたりしたら見られてしまう」と叫ぶのだがモーガンはお構いなし。果たしてその真っ最中に
ベンダーが帰ってきてしまう。ベンダーはベッドの中の二人を見て驚きのあまり「やややっ!」 同時にもっとよく見ようとして両の目玉(カメラ)が前にずいーっとせり出していくのに大笑い。やばいところを見られたモーガン、ベンダーの動作をストップさせて彼のロボット脳から全ての情報をダウンロード。フロッピー一枚に収まったそれを(くくく、どんなロボットなんだ)中央官僚機構のビルへ送り込んでしまうのである。

 抜け殻となったベンダー。彼を元に戻すためにはフロッピーが必要。そこでプラネット・エクスプレス社の面々はまるで『未来世紀ブラジル』のような官僚機構のビルに潜入することになる。ラストは大量の書類の山をハーミスがミュージカル仕掛けで分類、ついにフロッピーを取り返しベンダーを元に戻すというハッピーエンド。いや、いろいろ仕掛けが多くって無駄にすごいエピソードだと思います、ほんと(笑)。

 「The Deep South」 釣りへ出かけたプラネット・エクスプレス社の面々。ベンダーが引っ掛けた超巨大魚にプラネット・エクスプレス・シップごと海底へ引き込まれてしまう。クルーたちは船を水中で活動可能にする改造と食料調達に勤しむのだが、その途中でフライは美しい人魚 アンブリアルに遭遇する。彼女と恋に落ちたフライは人魚たちの町へ案内される。

 この町というのがアトランティス(Atlantis)ならぬアトランタ(Atlanta)だったという・・・。旅行ブームに浮かされたアトランタの人々は都市に気球をくくりつけ海上へ移動させたのだ。その後発展を続けたアトランタだったがあまりに発展しすぎて重くなりついに海中へ没したのである。これが本当のThe Deep Southだって、いやいや、違う、絶対に違う(大笑い)。

 船の改造が済んでいよいよ陸上へ帰ることになったプラネット・エクスプレス社の面々だが、一人、アトランタを大いに気に入ったフライは自分は後に残ると言い出す。ベンダーやリーラとの涙の別れ。しかしこの後いよいよアンブレアルとベッドインしたフライは視聴者百万人の期待を裏切ることなく「ああっ、穴がない!」と叫ぶのであった。アンブレアルから生殖の方法を知らされたフライ、ダッシュで逃げ出したのである。

 オチは分かりきっていたけれども、それでもやっぱり面白いやあ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、昼飯にレトルトの「レストラン用カレー」、ゴハンはなしでルーのみ。これで220kcal。味はともかくとしてだるっとした重たい食感がいや。やっぱり100kcalカレーの方が美味しい。夕食はハマチの刺身、生野菜、チキンカツ。チキンカツをバリバリ食ってビール一缶飲んでおしまい。ゴハンは食べなかった。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『カンナさん、大成功です!』(韓国版)を見る。普通によく出来た映画で、ラストの盛り上げ方も実に上手い。でもあんまり私はこの映画にノレなかった。何故かというと整形前のカンナさんのぶすっぷりがキモチ悪すぎたからだ。こういうブスの使い方をするなら、ブスはブスでも愛嬌のあるブスにしなくてはならない。ところがこの映画でのカンナ(特殊メイク)は目つきが実に陰気でどっちかというとホラー向きの顔をしているのである。こんな顔を使われたら、もう私はびびってしまって感動どころではなかったのだ(笑)。

 ハイビジョン画質は黒の沈みが早いか。漆黒に近い黒が表現できてはいるのだけれどもその分細かな諧調情報が潰れてしまっているように見える。AACは5.1チャンネルサラウンド。コンサート会場の臨場感はたいしたものなのですがねえ。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから輸入DVDで『魔像ゴーレム 呪いの影』(『It!』 1966)を見る。のっけから倉庫がぼーぼーと燃えております。それが済んだと思ったら博物館へやってきた若い男、主人公のアーサー・ピム(ロディ・マクドウォール)。彼はこの博物館の学芸員助手なのですが、指紋がつかないようハンケチに包んだ鍵をこっそり机に戻すなど妙にうろんな奴であります。

 次に登場したのが彼の上司である学芸員のハロルド・グローブ(アーネスト・クラーク)であります。彼は警察からの電話を受けて「おい、ピム、大変だぞ、うちの収蔵品を預けてある倉庫が火事にあったらしい。被害を調べに行くぞ」

 火事の現場はもうさんさんたる有様。現場にいたホワイト警視(ノエル・トレバーセン)の許可を得て二人は被害を調べるのですが、もうみーんな焼けちゃっています。グローブは瓦礫の山を見て「ああ、宝物がみんな灰に!」と嘆くことしきりであります。そんな中、一体だけまったく被害を受けていない像がありました。「やややっ」と驚くグローブ。1550年頃のヨーロッパ製ではないかと思われるその像が大変に貴重なものであったからです。グローブは興奮して像を調べ始めます。熱中するあまり持っていた傘を像の突き出した両手に掛けるという・・・。貴重なる像になんてことをするんだ(笑)。

 さらにグローブは像になにやら文字が書き込まれていることを発見します。「これはヘブライ語だ、一体なんて書いてあるのだろう」読みにくそうな上司を見かねたピム、車にライトを取りにいくのですが、彼がその場所を離れたとたんに「ギャーッ」 なんとグローブが像の足元に倒れているではありませんか。驚いたピムは彼の容態を確かめたのですがすでに死んでいました。ピムは今の今まで突き出されていた像の片手が下にだらりとたれているのを発見するのですが、とりあえずそれは置いといてグローブの死体からあの鍵を失敬するという・・・(笑)。その後、ホワイト警視を呼びに行くのでした。

 さて、自宅へ戻ったピム、揺り椅子に腰掛けた母親になにくれと話しかけます。「いやー、今日は大変だったよ、火事があって、そうそう驚かないで、グローブさんが死んじゃったんだ」母親、何も返事をいたしません。「母さんにプレゼントがあるんだよ、ほら、博物館から持ってきた素敵なペンダントだ」やっぱりこの男、こんなことをやってやがった。彼は普段から鍵を盗んで宝石類を持ち帰っていたのですな。ピムは母親の首にペンダントを掛けてやるのですが、はい、カメラに映ったそのお母さん、何も喋らないのも道理で、完全なミイラだったのです。

 死んだ母親をミイラにして自宅に保存、生きているようにふるまうとは、これは久しぶりに頼もしい○○ガ○が出てきましたな(笑)。

 このピム、グローブの死によって主任学芸員に昇任されるのではないかと考えてうきうき。ところが世の中にそんな上手い話があるわけもなく、博物館の会議であっさり見送り。週給3ポンドの昇給にとどまったのです。がっかりするピム。

 よせばいいのにあの像が博物館で展示されることになります。電気工事にやってきたエリス(スティーブ・カーヴァイ)という男、この像をしげしげと眺めて、「なーんか、冴えない像っすねえ」とピムに一言。このとたん、雷がばりばりなるのはこの像が怒っているぞうという表現なのでしょうか。そしてエリス、あまつさえ像でマッチをすりタバコに火をつけやがった。そしてその煙をふーっと像に吹きかけたのであります。ピムは事務室へ戻ろうとしたのですが、そのとたんぎゃあーという悲鳴。なんと、今度はエリスが倒れてきた像に押しつぶされて死んでしまったのであります。

 駆けつけたピム、エリスのドライバーを使ってガラスケースを破壊。宝石を盗みます。そしてそのうちのいくつかをエリスの服に押し込んで彼が盗んだみたいに偽装したのです。はて、何かおかしいな(笑)。

 二人の犠牲者を出した像、これが新聞記事となりまして逆に大評判を呼ぶことになります。もう博物館は像を見ようという客で長蛇の列。

 さて、ここでグローブの娘エレン(ジル・ハワース)が登場。ピムはこの美しい娘さんに恋しておりまして、父親の死で悲しみにくれている彼女の慰めてあわよくばあんなことやこんなことをうひひひひなどと考えております。しかし、エレン、彼の魂胆を知ってか知らずか、彼の誘いをあっさりと断ってしまいました。「あなたは私の大切な友達よ」友だちってだけで不味いのに、ましてや大切ななんて形容詞がつく、これで上手くいったためしなど古今東西どこにもありません(笑)。

 この像の噂を聞きつけたニューヨークの博物館から学芸員ジム・パーキンス(ポール・マクスウェル)がやってきます。例の像を調べて、もし良かったら譲って貰おうということなのですな。彼は像を調べて、これがゴーレムの像ではないかと言い出します。1550年を皮切りに世界各地で発見されたゴーレムの像の一つではないかというのです。

 パーキンスからゴーレムの説明を聞いて驚くピム。「そんな像が動き出すなんて、どうやって彼らは単なる石の像に生命を宿らせたのです?」「伝説によると、魔法の巻物を像の口の中に入れるんだそうですよ、まあ、伝説ですからな、話半分に聞いておいたほうがよろしい」

 この時エレンがやってきます。ピムがエレンをパーキンスに紹介しますと、パーキンス、「なら三人で夕食でもどうですか」しかし、なにやら悪巧みをした様子のピム、ちょっと用事があるといってこの誘いを断ってしまいます。エレンとパーキンスは彼抜きで夕食に言って、この上なく楽しい時間を過ごしたのでした(笑)。

 ピムは像を仔細に調べます。そしてその体に文字が彫られていることを発見。トレーシングペーパーを使って写し取るのであります。それをユダヤ教のラビ(リチャード・ゴールデン)に通訳して貰ったところ「我が秘密を足元にて見つけるものよ、用心せよ、われは時を越えて仕えるであろう。

 17世紀にわれを呼び起こすもの用心せよ、我、火では破壊できず。18世紀に我を呼び起こすもの用心せよ、我、火と水では破壊できず。19世紀に我を呼び起こすもの用心せよ、我、火と水と力では破壊できず。20世紀に我を呼び起こすもの用心せよ、我、火と水、力、そして人類の作り出せしものでは破壊できず。21世紀に我を呼び起こすものあればそれは神をおいて他になし。人類はその時すでに存在せず」

 ラビはこのゴーレムの像は一世紀も前に破壊されたと信じられているものであり、万が一残っているとすればそれは地球上で一番強力な存在となると説明します。「水爆でもゴーレムは破壊できん」「す、水爆でも駄目っすか」仰天するピム。さすがに水爆には駄目なんじゃないかと思いますけどね(笑)。

 思わず「チャーンス」と呟くピムであります。

 さて、グローブの後任学芸員のウィール教授(オーブリィ・リチャーズ)が着任。のっけから「ワシにユーモアは分からん」とか言っちゃう見るからに頭の固そうな爺さん。おまけに「君、新しいルールだ。夜間はワシの許可がない限り展示室へ入っちゃいかん」などと言い出します。ムッとするピム。また、パーキンス相手に楽しい一夜を過ごしたエレン、いきなりパーキンスをジムと名前で呼んじゃってます。これにもムッとするピムであります(笑)。

 夜になりました。ピムは教授の言いつけを破って展示室へ。そしてゴーレムの像をじっと見つめます。この像を操ることができる魔法の巻物はどこにあるのか。その時彼に起死回生のアイデアが閃きました。「そういえばあの文章に秘密を足元に見つけるって書いてあったな」彼はゴーレムの像の足を調べます。すると果たして小さな空洞があったのです。この中にあったのがもちろん、巻物。ピムは喚起の叫びを上げてこの巻物をゴーレムの口に押し込みます。

 「やい、ゴーレム、動いてみろ」「マッシ」すると動きましたねえ、ゴーレムが。大いに喜んだピムが「よし、右手を上げろ」「マッシ」と応えたゴーレム、しゃっと右手を上げます。「よし、今度は左だ」「マッシ」、しゃっと左手が上がりますな。「よーし、こんなのはどうだ、右、左、左、右、左上げないで右下げない」ちゃーんとゴーレムやるという(笑)。

 ところがこの騒ぎを聞きつけてウィール教授がやってきた。彼は展示室にピムがいるのを見つけて「お前、さっそく規則を破りおって」ピムは叫びます。「ゴーレム、殺せ!」「マッシ」ゴーレム、情け容赦なく教授をたたき殺してしまいましたとさ。

 ピム、続けてゴーレムに展示ケースを破壊させ宝石を盗みます。そしてまたその一部をウィール教授の服に忍ばせたのです。全ての処置を終えたピムは「ゴーレム、展示台の上に戻れ!」「マッシ」 ピムはゴーレムの口から巻物を取り出しました。

 本日はここまで。
 
 それから前述の「フューチュラマ」を3エピソード連続で見たと。さすがにちょっと疲れましたな。就寝午前2時半。

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2009年7月27日 (月)

7月26日(日) AVで鯛を釣る

 スケベな鯛。本日の「フューチュラマ」 第2シーズンエピソード#21「Raging Bender」 エピソード#22「A Bicyclops Built for Two」 「Raging Bender」 映画館へ出かけたプラネット・エクスプレス社の面々、例によってベンダーがトラブルを起こす。がすがす前の席を蹴るベンダー、たまりかねた前の席のロボットと喧嘩になってしまったのだ。相手はなんとロボットプロレスの花形スター、ザ・マスクド・ユニット。ぼこぼこにされるベンダー・・・と思いきや、彼がコボしたポップコーンオイル掛け(ポップコーンバター掛けのロボット版、うえええ)で足を滑らせたマスクド・ユニット、ひっくり返って壊れてしまう。

 ベンダーがノックアウトしたと勘違いしたロボットプロレスのプロデューサーはマスクド・ユニットの代わりに彼をスターとしてデビューさせるのだった。このへんはあれですな、『ロイドの牛乳屋』ですな(笑)。

 しかし、このロボットプロレスは完全な八百長。人気のあるロボットが必ず勝つ仕組みになっているのである。ベンダーは連戦連勝するのだが、そのうち人気に陰りが出てきて人気ロボットの座を新人に明け渡すことになる。代わりに彼に与えられたのはオカマの悪役レスラー「ジェンダー・ベンダー」(笑)。頭にきたベンダーはリーラと猛特訓。ガチで勝負しようとするのだが・・・。

 ロボットプロレスの人気スターになったベンダーの増長ぶりが笑えるエピソード。最初こそプロデューサーから真実を聞かされて「え、八百長なの」と驚くのだが、すぐに「俺が人気者なんだからいいか」と開き直る。そして美女ロボット2人を侍らせて闊歩し、練習場で待っていたリーラを激怒させるのだ。

 「A Bicyclops Built for Two」 体感インターネット(ヴァーチャルリアリティみたいなもの)で遊ぶプラネット・エクスプレス社の面々、ここでリーラは自分と同じ一つ目の男に出会う。その男、アルカザールはどうやらリーラと同じ異星人らしい。彼はリーラに「僕たちは同じ種族の最後の生き残り 我々の母星に来てほしい」とリーラがついに見つけることが出来なかった故郷の星の座標をメールで知らせてくるのだった。リーラは配達途中のポップコーン(笑)を放り出して急行。

 即効でアルカザールと出来てしまう。しかし、このアルカザール、ヤッたとたんに態度が豹変。リーラを家事にこきつかう70年代型トラッシュホワイト亭主になってしまうのだった。うんざりするリーラ。しかしアルカザールと別れてしまうと自分の種族が絶滅してしまうのだ。リーラはどうしても別れを決意できず、それどころかアルカザールのプロポーズを受け入れてしまうのだった。

 この成り行きに納得できないフライ。ベンダーと共にアルカザールの言う「禁断の地帯」に赴く。ここに秘密が隠されていると考えたのだ。

 結論から言うとこのアルカザール、シェイプシフト(要するに姿を変えられるということ)の能力を持つエイリアンだったのである。この能力を活用してリーラの他にさまざまな姿をした4人のエイリアン女性と同時に結婚しようとしていたのだ。フライの活躍によってこのことを知ったリーラ。怒り狂ってアルカザールをぼこぼこにする(笑)。

 これでめでたし、めでたしとなるのだが、帰途の宇宙船内で「あたしの故郷はやっぱりどこなのか分からない、仲間も見つからない」と一人ごちるリーラの表情にぐっときてしまう。

 本日も雨、雨、また雨。午前中激しく降って事務所前の道路でまた排水溝から水が噴出す状態となる。うわあ、これはいかん、このままだと24日の再現だと思ったのだが、なんとか午前中にやんでくれた。いやあ、ほっとしましたよ。

 食ったもの、本来なら昼飯に100kcalレトルトカレーか、マルタイ棒ラーメン一食分か、という日なのであるが、なんかくさくさしていたもので朝からコンビニの調理パン、コーヒー牛乳行っちゃいました。昼飯も冷凍の醤油ラーメンとお握り2個という暴挙(笑)。夕食はカラスガレイの煮付け、生野菜、イカの刺身、ボイルホタテ。ビール二缶飲んでゴハン一膳をお茶漬けで。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の映画を見始めたのだがどうにも気分が乗らず途中で「フューチュラマ」にスイッチしたのであった。

 シャワーを浴びてお酒。お供は「涼宮ハルヒの憂鬱」 まだまだ「エンドレスエイト」は続く(笑)。やっぱりスゴイことになってるぞ。その後録画の「たかじんのそこまで言って委員会」を見て、さらに久しぶりにDVD「ウルトラQ 2020年の挑戦」を大画面で見たのであった。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年7月26日 (日)

7月25日(土) 『逆襲のジャー』

 炊き立てのご飯をぶっかけられる。本日の「フューチュラマ」は「Put Your Head on My Shoulder」 車を買うエイミー。この車でフライと金星旅行に出かけたのだが途中でガス欠となって立ち往生。これがきっかけでフライとエイミーができてしまったのであった(笑)。

 しかしフライ、エイミーとの関係が深くなっていくのにつれて「俺は本来一人の女性に縛られるタイプじゃないんだよなあ」と贅沢なことを言い出す。そんな折、ドライブ中に大事故が発生。ドクター・ゾイドバークは瀕死の重傷を負ったフライを救うために彼の首をエイミーの体に縫い付けてしまうのだった。これはあれですよ、あれ、『Mr.オセロマン/2つの顔を持つ男』(http://homepage3.nifty.com/housei/TheThingwithTwoHeads.htm)が元ネタですよ、く、くだらねえなあ(大笑い)。

 『オセロマン』の極端な差別主義者の男の首が黒人の体に移植されるというアイロニーが「Put Your Head on My Shoulder」では別れ話を切り出したフライの首がエイミーの体に移植されるというアイデアにきちんと生かされているのがよろしい。また、フライとエイミーを見ていて「恋愛は金になる!」とひらめいて恋愛相談所を始めるベンダー、これが馬鹿なことに大当たりして、最初は「何考えてんのよ」と言っていたリーラもバレンタインデーのデート相手ほしさに相談所を尋ねるというサイドストーリーもケッサク。

 8月28日に発売される「涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ (第1巻) 限定版 [DVD] 」 例によってアマゾンのカスタマーレビューでは「例によって高すぎる」と貧乏な怒りを表明している人がいっぱい。やれ、「ファンならこれくらい買って当然だろとでも考えてるのかとか、」やれ、「このまま例の終わらない8月を1話ずつ収録とかする気か」とか、やれ、「こういうファンの方たちを侮辱したような商法、はっきり言って虫唾が走ります」とか、「角川系お約束の販売形態にもううんざり。枚数増やす事より、減らす事考えてくれ。場所ばかり取って困る。 1枚に1話、2話とかただの資源の無駄。時代逆行もいい所」とか、

 そんなにイヤなら買わなきゃいいじゃん(笑)。レンタルもできるんだしさ、なんでそんなに怒っているの。

 あと、こんな書き込みをしている奴もいた。「何人も話題に出してるエンドレスエイト。私は見てませんので良くは分かりません。何回も同じエピソードをやる制作者も理解出来ませんがそんな作品でもまだ金を出すアニメオタクたちも理解できません。愚痴を言うなら見るのをやめればいい。見なきゃ死ぬわけじゃあるまい。一体アニメオタクは何がしたいのでしょうか。そろそろ搾取されてる事に気付くのでしょうか。アニメが生き甲斐ってのは冗談抜きで…?」

 涼宮ハルヒのDVDのカスタマーレビューにわざわざこんなことを書くあなたの方が理解できませんよ。

 朝から昨日の大水の後片付け。物件駐車場にどこからか流れ込んできたジュースの空き缶やらペットボトルやらプラスチックの植木鉢やら(笑)がたくさんあって拾い集めるだけで一苦労。さらに木の葉や汚泥をホースで洗い流す。この作業だけで僕は疲れきってしまいました。

 食ったもの、本日は3日に一度のアンリミテッドランチの日なので赤のれんでラーメン+替え玉 小炒飯の定食。今日のラーメンは出汁が上手く出ておらず今ひとつの味といつものごとく替え玉まで平らげた後で思う。夕食はカツオのタタキ、生野菜、昨日の残りの唐揚げ。ビール二缶、ゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『フライング☆ラビッツ』を見た訳でございますが、こんな盛り上がらないスポーツロマンって初めてじゃないか(笑)。ウォーシミュレーションゲームに例えるなら(なんでシミュレーション?)、あるマップでレベルアップして今まで通行不能だった沼地を通れるスキルを得られたとしますな、よし次のマップで沼地を通って敵の背後を突き皆殺しじゃ、うひひとなるじゃないですか。ところが次のマップでは沼地がまったくない、こんな肩透かしをえんえんやられるのがこの『フライング☆ラビッツ』というわけで。

 石原なんとか(ああ、さとみさんですか、どうもすいませんなあ、最近のアイドルなんかにはどうもうといもので)がバスケットボールの試合でシュートがうてない。そこで仲間と練習してシュートを会得。次の試合ではこのシュートで大活躍となるかと思えば、さしたる理由もないのに「あたし、シュートうてない!」なんですか、それは。不調の石原なんとかを見かねて父親の相川翔が登場、彼女に合気道の心得を叩き込む、よし、次の試合ではこれを生かしてこんどこそ大活躍だ・・・試合そのものがラストまでないという(笑)。

 また、腹がたったのがこの石原なんとかが膝の故障で引退を決意した先輩に説教する場面。「バスケットボールが好きならなんでやめるんですか」テメー、お前は男ともめて仕事そのものをほっぽりだして謹慎処分受けてんじゃないか、そのせいでバスケットの練習も試合も出られないようになっているんじゃないか。俺がこの先輩だったら(ありえない)「ふざけんナ、コノヤロー」と叫んで石原なんとかの首筋に激しい空手チョップを炸裂させるね。

 昨日の『ドラゴンボール エボリューション』に引き続いてつまらん映画を見てしまいました。

 ハイビジョン画質は明快な画調。ハイコントラストでテレビドラマのように見えてしまう。音声はステレオ。試合場の歓声などもうちょっとサラウンドしてくれても良かったんじゃないすか。

 シャワーを浴びてお酒。録画しておいた「タモリ倶楽部」など。就寝午前2時過ぎ。

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2009年7月25日 (土)

7月24日(金) 「ロンメルとジュリエット」

 おお、ロンメル、ロンメル、どうしてあなたは砂漠の狐なの?<http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009072300862より引用開始>一方、鳩山氏は23日午後、埼玉県所沢市の繁華街で演説し、「(今回の選挙は)大きな歴史的使命を持った、百数十年に一度の国民総参加の政治をつくり出す仕事だ」と強調。民主党の財源対策への与党の批判には「財源は必ず見いだすことができる。ひぼう中傷、間違った批判だ」と反論し、「優先順位の高い政策を早く実現することができる、と鳩山が約束する」と誓った。<引用終了> 見出すことができるってあんた・・・。

 【自民党ネットCM】プロポーズ篇(http://www.youtube.com/watch?v=kZpSfahQ--0&feature=player_embedded)も面白いぞ。男:「ボクの方がキミを幸せにできる。  ボクに交代してみないか?  バラ色の人生が待っているよ。  出産や子育ての費用も教育費も、  老後の生活費も介護の費用も、  ボクに任せれば全部OKさ!  高速道路も乗り放題だよ!」 女:「お金は大丈夫?」 男:「細かいことは結婚してから考えるよ!」 女:「えぇぇぇ???」 根拠のない自信に人生を預けられますか?

 まさに「ぜにのない奴ァ俺んとこへ来い、俺もないけど心配するな、
みろよ青い空、白い雲、そのうちなんとかなるだろう」政策(笑)。本当に大丈夫っすか。

 ぽすれんレンタルでDVD 「涼宮ハルヒの憂鬱 #6 #7」を借りた。「フューチュラマ」の合間にちびちび見ているのだが、もう画質・音質が放送と段違い。超額縁がフルサイズになったことで非常に見やすくなったし、ハイビジョンと見間違わんばかりの高解像度。音も力感がぜんぜん違っている。こりゃ、放送で見るのはこの作品への冒涜だなとまで思ってしまったくらい。これで決意しました。残りのエピソードは再放送を無視して全部DVDで見ます。エロの冒険者、45歳男の誓いであります。

 それでDVDを見ていて気がついたこと。第9話「サムディ・イン・ザ・レイン」 SOS団団室に「みんな聞いて、朗報よ」と叫びながら飛び込んでくるハルヒ。この台詞の元ネタは「フューチュラマ」のファーンズワース教授の口癖「Good news, Everyone!」じゃなかろうか。また逆に第12話の「ライブアライブ」のTV版予告編で「あたしの歌を聞けぇ」と叫ぶハルヒ、これが「マクロスF」のシェリル・ノームに繋がっていると・・・。まあ、考えすぎかも知れませんがね(笑)。

 大雨襲来!午後7時~7時半くらいに豪雨となって自宅前の道路が冠水。店舗物件が床下浸水だぁと大騒ぎになる。車を移動させたり、土嚢を配ったり、果ては自転車の女の人に道を聞かれたりいろいろやってくたびれました。冠水そのものは1時間ほどで引いてしまったのだけれどもそれからの後始末も大変。まあ、事務所などに被害が及ばなかったのは不幸中の幸いでしたが。

 食ったもの。朝飯にコンビニの佐世保バーガー、コーヒー牛乳。昼飯はところてん(笑)。夕食に鯛の刺身、荒炊き、生野菜、豆腐とわかめの味噌汁。ゴハンは鯛の刺身を使った鯛茶漬け。〆のコーヒーは如例。

 前述の水騒動が治まってのちレンタルブルーレイで問題の『ドラゴンボール エボリューション』を見る。ひどい、トンデモという評判ばかり聞いていたので『ミッドナイトイーグル』ぐらいは越えてくれるかと逆に楽しみにしていたのだが(笑)、何だ、単なるつまらない映画じゃんか。チチがムチムチのおねーちゃんであるとか、情けない武道舘とか、ぜんぜん猿、大きくないじゃんとか面白い勘違いポイントはあるのだが総じてちょっと変だくらいのレベルに留まっておりなかなか「ぎゃはは、これはひでー」と笑わせてくれない。

 唯一、良かったのはラスト、関めぐみに介抱されているピッコロの姿か。あんなおっかない顔をしているピッコロをフツーにベッドに寝かせてフツーにタオルで顔を拭く関めぐみ。これには思わず噴出してしまいましたぜ。

 映像コーディックはMPEG4/AVC 黒が不安定で酷く浮いてしまう場面あり。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。なんか音場がしょぼーい。安っぽーい、ぐるぐる動くけれどもありがたみが感じられなーい。画質・音質ともセルで買っていたら激怒というレベルでありました。

 その後今までちびちび見ていた日本映画専門チャンネルの『慾望』を最後まで。昭和20年ごろの市井の風俗を虚飾なく切り取って見せたようなストーリー。義母と共にシベリア抑留された夫の帰りを待つヒロイン。その夫の死が分かったとたん、ヒロインに「妾におなんなさい」と薦めはじめる義母のしたたかさに苦笑。また婚約していたGIが朝鮮戦争で死んだと嘆き悲しむパンパン嬢を時代の一つの象徴として捉える視点も現代の人間である私には新鮮であった。

 ハイビジョン画質は例によって黒が怪しいけれども(笑)それ以外はなかなか頑張っている。ごちゃごちゃとした町並みの表現が実にハイビジョンらしい高解像度で、DVDではこうはいきませんよ。

 シャワーを浴びてお酒。昨日届いた「トンデモ本大賞2008」のDVDがお供。もうすぐやってくるT子に「○○○さん」を見せたらどんな顔をするかと考えてにやにや(笑)。就寝午前1時過ぎ。

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2009年7月24日 (金)

7月23日(木) 『時給が静止する日』

 わあ、バイトを首になっちゃったぁ。今日の「フューチュラマ」 第2シーズン #4の「Xmas Story 」 #5の「Why Must I Be a Crustacean in Love? 」 #6の「The Lesser of Two Evils」である。「Xmas Story 」はタイトルどおりクリスマスのお話。ただし3000年の世界では「エックスマス」と発音、モミの木も絶滅して久しいので椰子の木で代用することになっているのだが(笑)。あまりに自分の時代のクリスマスを懐かしがって涙を流すフライ、しかし、その彼の悲しみは彼以上に孤独なリーラを傷つけてしまう。何しろ彼女はこれまで同胞・仲間が発見されていない孤児のエイリアンなのだ。昔、家族がいただけあたしよりマシじゃないと怒らせてしまったのだ。

 フライは彼女を慰めるためのプレゼントを買いに出かけるのだが、3000年のクリスマスにはもうひとつ違っていることがあった。それは2801年に製造されたロボット・サンタがプログラミングのミスで殺人マシンと化していること。彼はその狂ったプログラミングで「良い子・悪い子リスト」を作るのだが、そのハードルがあまりにも高いので大概の人間が悪い子になってしまう。そしてサンタロボは悪い子を見つけると片っ端から首をはねてしまうのであるって、どんな話だよ、一体(大笑い)。

 案の定、夕暮れまでに帰れなかったフライ、彼を心配して探しにでたリーラはサンタ・ロボと遭遇する。無差別に攻撃してくるサンタロボから逃れようとしてあるマンションの玄関先に逃げ込んだ2人は飾ってあったヤドリギ(mistletoe)を見て覚悟を決める。そして別れのキスを交わそうとした時、それを見つけたサンタロボが「Your mistletoe is no match for my TOW missile!」(お前らのヤドリギは俺のTOWミサイルには敵わねえよ!」と叫んでTOWミサイル発射というギャグで大笑い(mistletoeとTOW missileを引っ掛けてあるのだ)。

 なんとかプラネットエクスプレス社に逃げ込んだフライとリーラ、このプラネットエクスプレス社の暖炉には対サンタ用鋼鉄ハッチというものがついていて、暖炉から容易に進入できなくなっているというギャグも面白かった。

 「Why Must I Be a Crustacean in Love? 」 ドクター・ゾイドバークが突如、発情(大笑い)。彼の種族に繁殖のシーズンが訪れたのだ。彼とプラネットエクスプレス社の面々はゾイドバークの母星へ急行。彼と高校の同級生である女性と受精させようと努力するのだが・・・。これが上手くいくどころか、その女性の方がフライに惚れてしまったのである。これで怒り狂ったゾイドバークはフライに生死を掛けた決闘を申し込む。

 もちろん、これは「スタートレック TOS」の「Amok Time」(「バルカン星人の秘密」)のパロディ。本当にスタトレ好きだね(笑)。また、この決闘を「ゾイドバークと僕は友達だ、そんな彼を殺すことができるものか」と良い話でまとめようとしたフライの腕をゾイドバークがあっさりちょん切ってしまうとか、どっちが勝つかの賭けで大もうけしようとしたベンダーがフライに「なるたけ粘ってから負けろよ」と耳打ちして「いや、負けたら死んじゃうから」とフライががっくりするとか、細かなギャグも面白くて、これも大満足のエピソードであった。

 「The Lesser of Two Evils」 ベンダーの兄弟ロボット フレクソが登場。彼はベンダーと同じ金属の塊から作られており、髭がある以外はまったく見分けがつかないほど似ている。そしてベンダーとフレクソの仲が妙にいいものだからフライがいらいら。リーラに「あら、嫉妬しているのね」とからかわれてしまう。

 後半ミスコンテストのためにこれを盗まれるとプラネットエクスプレス社たちまち倒産なほどの値打ちがある原子ティアラをある星に運ぶことになるのだが、この時警備を強化するために臨時にフレクソが雇われるのだ。ベンダーはフレクソがティアラを盗むのではないかと怪しんで・・・。

 やあ、もうベンダーみたいなロボットが2台出てきて「ウェハハハハハ」と邪悪に笑う、僕はもうこれだけで満足ですわ。

 本当はですね、いい加減録画してあるハイビジョン邦画などを見なくちゃならないのですがね、あんまり「フューチュラマ」が面白いんでついついこっちの方を優先しちゃうのですな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分。夕食は母親が出かけていたので出来合い合戦。マグロの刺身、鶏唐揚げ、生野菜。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイの『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を見る。普通の人間とは逆に若くなっていくという特殊な人間の目を通して歴史と共に変わっていく価値観を相対化させようという試みは分かるけれども、肝心の主人公ベンジャミンがそうした歴史のうねりに超然としすぎていたきらいがある。当初の目的である相対化を達成しないままケイト・ブランシェットととの個人的な関係を築いてしまったから、主人公の存在意義がずいぶんと薄れてしまったようだ。

 『フォレスト・ガンプ』のようにもう少し歴史に積極的に絡ませていくべきだったのかも知れない。

 ブルーレイの画質はクールビューティ。黒の落ち込みが若干早いのと輪郭強調が目立つ部分があるという欠点があるものの美麗と言ってもいい高画質。サラウンドはトゥルーHD5.1チャンネル。ダイアローグの存在感がさすがにロスレスである。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから輸入DVDで『太陽の爪あと』(『The Shuttered Room』 1967)の続き。えー、掃除を終えたスーザン、綺麗になっていないというか、前とあんまり変わっていないというか、ちゃんと掃除しろと思いますけれども(笑)着替えを始めました。ブラウス脱いで「おおブラジャーだ」(私の心の声)、スカート脱いで「おおパンツだ」(私の心の声) こういうのをサービスシーンと言っちゃうあなた、もう立派なオヤヂですぞ。

 この着替えを壁の穴から覗いているやつがいると。おまけにスーザン、この穴のすぐそばに座っちゃう。そしてデバガメに気がついて「ひーっ」なんてことにはなりませんで場面はぱっと戻ってきたマイクに切り替わっちゃう。マイクは「ただいま」と声を掛けるのですが返事はなし。部屋を見て回るのですがスーザンの姿はなし。おまけに階段の手すりに血がついているのを発見してしまいます。二階できっと何か悪いことが!と直感したマイクは階段を駆け上がるのですが、唐突に何者かが彼に体当たり。2人はごろごろと階段を転げ落ちます。

 うわあ、なんだ、ラブクラフト・ダーレスの原作だけにクトゥルーの眷族か、トウチョトウチョ人かと驚いたのですが、これがなんと単なる酔っ払いだったという。さっきの壁の穴の覗き魔もこいつだったのかしら。マイクは酒臭い息を吐くそいつを容赦なくけり出してしまいましたとさ。

 さて、肝心のスーザンはどこにいるのかというと、これが海岸っぺりを散歩していたという。悪いことにイーサンをはじめとするあの愚連隊どももやっぱり海岸にいまして、にやにやしながらスーザンを追いかけ始めたのです。イーサンなんか今の今まで胸をまさぐっていた彼女を放り出してスーザンを追いかけたという・・・。これでむっとした彼女、マイクに「奥さんが大変なことになってるわよ」と知らせたのでした。

 スーザンは愚連隊に桟橋に追い詰められてしまいます。イーサンは彼女を強引に抱きすくめるとキスをしようとしたのですが、寸前で顔を背けられたので首筋にぶちゅーっ。これだけでも相当キモチ悪いですな(笑)。大ピンチのスーザンですが、この時マイクが車で駆けつけた。彼は得意の空手でイーサンをたたき伏せあまつさえ海に投げ落としてしまいます。面目丸つぶれのイーサン、暗い顔で「コノウラミハラサデオクベキカ」と呟くのでした。

 マイクはスーザンを連れ帰ります。その夜あの子供の時の恐ろしい夜、冒頭のあの場面ですな、の記憶が蘇ってきたスーザン。階段の上に母親の幻影を見たりしております。ただ、それが伏線になったり話しが進んだりする訳でもなく、ただ見ただけに終わってしまうのが残念ですが(笑)。

 さて、その夜半過ぎ、イーサンの彼女がマイクの車にいたずら。前々から都会に憧れていた彼女は車からスーザンのストッキングを盗み出します。と、その時何かスイッチを押してしまったらしくクラクションが鳴り響き止らなくなってしまったのです。慌てて車から逃げたイーサンの彼女、納屋に逃げ込みます。そして島じゃ100年たっても手に入らないようなオッシャレーなストッキングを履いてみてうっとり。「イオナ、私は美しい」ってなもんですよ(笑)。ところがこの彼女を何者かが襲った!んがー、ぎゃー、ヒー、悲鳴と叫び声が響きます。あっという間に顔面を朱に染めて倒れる彼女。当然死んでますよ。

 マイク、クラクションの音で起きたのですが、この彼女の悲鳴はクラクションにかき消されて彼の耳に届かなかったのであります。クラクションをとめたマイク、また眠りにつくという・・・。この後第二の訪問者、アガサです。彼女は納屋で女の死体を発見。その傍らにいた何者かに「よーし、よし、落ち着いて」と猛獣に対するムツゴロウ先生のような優しさで声をかけ、そいつを2階に導いたのです。そこには粗末なベッドと鎖で繋がれた手錠があるではありませんか。アガサはそいつに手錠をかけ拘束したのです。「やれやれ」とため息をつくアガサ。一体、この人間は何者なのでしょうか。

 その後、アガサは母屋へ。どうやらマイクとスーザンの安否を確かめたもよう。しかし、この時アガサはうかつにも手袋を片方落としてしまったのです。

 翌日、マイクは手袋を発見。アガサの家に出向いて「人の家で何やってるんスか」と詰問です。するとアガサはこんなことを言い出したのです。「ホィットリーの呪いなどと言い出したのはこの私、村のものをあの屋敷に近づけないようにするためさ、なぜなら・・・・」これ以降の謎解きはラストまでお待ちください(笑)。

 この間、イーサンが屋敷へ潜入。スーザンは納屋の死体を見つけて「ひーっ!」その直後、イーサンに襲われてまたまた「ひーっ!」逃げ回るスーザンであります。一方アガサから秘密を聞き出したマイクは車を猛スピードで飛ばして屋敷へ戻ろうとするのですが、途中で愚連隊に襲われます。道を塞いだトラックを見つけて車を止めた直後、投網を被せられて縛り上げられてしまったのです。愚連隊は動けなくなったマイクをぼこぼこにします。この間、イーサンはスーザンを強姦すべく屋敷の中を追い回しているという・・・、いや、これは犯罪だから、ホィットリーの呪いなんぞよりお前らの方がよっぽど怖いよ。

 愚連隊はマイクの車を猛スピードで走らせ、マイクの前で急停車といういやがらせを何度となく繰り返します。しかしいつまでもやられっぱなしのマイクではありません。彼は縄を解いて立ち上がるとシャッと飛び上がって運転席の愚連隊に激しい空手チョップを見舞うのです。「いつまでもお前たちの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」マイクは愚連隊連中を足腰立たぬほどぼこぼこにして車を奪い返します。そして屋敷へ急行したのです。

 屋敷ではスーザンが例の2階の部屋へ逃げ込んで隠れています。追ってきたイーサン、明かりにするつもりなのか転がっていたくまのぬいぐるみにマッチで火をつけました。いや、こんな藁が一杯あるようなところでそんなもんに火をつけたら危ないだろ、これだから○○○の○○○○者は困る。

 その時鎖の音がじゃらじゃら。はっとして振り返ったイーサンに例の何者かが襲い掛かります。それは髪を振り乱した女でした。ぎゃー、ぎゃー、女の爪で顔面をがりがりえぐられるイーサン。彼は後ずさって爪から逃れようとしたのですが、その先にはあいにく昔の荷物搬入用の穴が開いていたのです。イーサン、ここから落ちてはい、死んでしまいました。

 スーザンはなおも荒れ狂う女を見つめています。その女とスーザンの目の色は同じブルー。スーザン、はっと気がついて「あなたは私の妹なのね!」ちょうど、マイクが到着。彼女を抱きしめて「そうなんだ、アガサが全てを話してくれた。早くここから逃げるのだ」私の予想したとおりぬいぐるみの火があちこちに燃えうつっているのです。スーザン、マイクは無常にも女を残して逃げちゃった(大笑い)。

 外で彼らを迎えたのはアガサ。彼女はマイクに懇願します。「あれはスーザンの母親と約束したことなのよ、だから助けて頂戴」アガサはマイクと二階に上がり女の手錠の鍵を開けるのですが、なんとアガサ、そのまま部屋に残ってマイクを締め出しちゃった。「こうなるのが一番いいのよ、さあ、もう行って頂戴、スーザンと幸せになって」だったら最初っから一人で行けばいいのにと、公開当時劇場の観客の実に99パーセントがこう叫んだそうであります(ウソ)。
 
 呆然と見守るスーザンとマイクの目の前で燃え落ちる屋敷。エンドマーク。

 こういっちゃなんですが詰まらん映画でしたなー(笑)。とにかく演出が間延びしていて、ちゃっちゃと話進めんかいと言いたくなってしまいます。特にラスト近くのマイクと愚連隊の戦い、スーザンとイーサンのおっかけっこは無駄に長くっていやになってしまいましたよ。

 カラー、スクイーズワイド。モノラル音声。画質は明るい場面で薄い縦じまが入ることがあります。発色等は非常にいいのでなおさら気になってしまいます(笑)。音声は問題なし。英語字幕つき。

 その後録画しておいた「黄金伝説」を見ながらだらだら。就寝午前2時半。

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『ドラキュラ復活・血のエクソシズム』 (『SCARS OF DRACULA』 1970年)

 

『ドラキュラ復活・血のエクソシズム』 (『SCARS OF DRACULA』 1970年)

夜の闇に浮かぶドラキュラ城。赤いマントが掛けられた棺桶が見えます。そのマントの上に散らばっているのは灰となったドラキュラ。ここにきーきーと鳴きながら蝙蝠が飛んできます。その口からぽたりぽたりと血が垂れて灰をぬらします。すると灰が骨になり、その骨に肉がついて、はい、ドラキュラ復活です。「ふー、良く寝たザマス」と呟いたドラキュラ。さっそく出動です。

 次の日、女の亡骸を抱えて歩く男。ここでオープニングクレジットがでます。男はそのまま村の酒場へ。この事態に村人は怒り狂って「あのドラキュラの畜生めをやっつけるだ!」彼らは女達を教会に避難させ、馬車にたいまつと油の樽を積んでドラキュラ城へ向かいます。下僕を騙して城の扉を開けさせてなだれこむ男達。彼らは油の樽を城の中にぽんぽん投げ込んで火をつけたのです。猛火に包まれるドラキュラ城。男達は満足して村へ戻ったのですが・・・、女達を避難させていた教会から吸血蝙蝠が飛び出してきた。なんだなんだと教会に入った男達が見たのは虐殺された女たちでした。愕然となる村人たち。

 ここで場面がぱっと変わりまして、セーラ(ジェニー・ハンレー)というお嬢様の誕生パーティ。このパーティでなにくれと彼女の世話を焼いているのがサイモン・カールソン(デニス・ウォーターマン)。どうやら彼女の恋人らしい。セーラはみんなからおめでとうの祝福を受けてほおを染めております。

 このパーティにまだ顔を見せていないのがサイモンの弟、ポール(クリストファー・マシューズ)であります。彼が何をやっていたのかというと、えー、これが女とやっていたという(笑)。彼ははっと思い出してパーティに行こうとしたのですが、その時ぽとりとプレゼントの包みを落としてしまいました。それを見た女が「ンマー、あたしとヤッたのに別の女のところへ行こうというの」と怒り狂います。さらに彼女は腹立ち紛れにたまたま戻ってきた父親へ「あいつが窓から押し入ってきて私にあんなことや、こんなことを」と叫んだのです。

 ポール、掴みかかってくる父親を交わして「じゃ、さいならー」飛び出していってしまいました。父親は警察に彼の逮捕を依頼します。

 さて、パーティ会場に姿を見せたポール、さっそくセーラにプレゼント、高価な額縁に収められた彼女のポートレート写真、を差し出します。ところがこの時警察がやってきた。「こりゃいけない、じゃ、さいならー」窓から脱出するポール。サイモンとセーラはそんなポールに「今度は何をやらかしたのか」と心配するのでした。

 窓から飛び降りたポール、丁度下にとまっていた馬車の屋根を突き破って飛び込んでしまいます。これで大いに驚いたのが馬で直ちに暴走開始。御者は追いかけようとしますが、馬の足にはどうやったって勝てる訳がない。暴走する馬車。ポールは何とか御者台に移って馬を止めようとしたのですが、もうこれが全然とまらない。いつの間にかあたりはうっそうとした森になっておりまして、ついにポール、枝に顔をはたかれて馬車から転げ落ちてしまうのでした。

 パーティが終わってお客達を送り出したセーラとサイモン。「ポールは大丈夫かしら」サイモンはむっとして「君はそんなにポールのことが気になるのか、あいつの方が好きなのか」「馬鹿ね、愛するあなたの弟だから心配しているのよ」そしてキスをいたします。

馬車から振り落とされて夜の森をさ迷うポール。彼はいつの間にかあの村、冒頭でドラキュラの城を燃やしたら女全員殺されたという惨劇のあったあそこですよ、に迷い込むのでした。彼は宿屋を見つけてそこの新人ウェイトレスを得意の手で口説いて、ベッドと食事とウェイトレス自身を頂こうとしたのですが(笑)主人が起きだしてきてパー。「夜に人を迎えることはできないのだ、さっさと出て行け」この主人というのが殺された女、ジョアンナを運んできたあの男。

 「ちょっ、こんな夜に追い出されてどこへ行けばいいんだ」とぶつぶつ呟きながらまた森をさ迷うポール。彼はふと、道端に止まっている馬車を見つけます。先ほどの暴走で懲りているかと思いきや、「良き寝場所が見つかった」とばかり乗り込んでぐーすか寝てしまうポール。この男もいい加減暢気だなあ(笑)。

 実は、これ、ドラキュラの下僕が森にヤギ捕まえにきていたという。下僕、ヤギを抱えて戻ってくると御者台に乗って馬車を走らせます。がたごと結構ゆれているのに全然目を覚まさないポール。馬車はそのままドラキュラ城へまっしぐらです。

 城へ到着してからようやく目を覚ますポール。あら、ここはどこかしらと寝ぼけ眼で馬車を降りてうろうろしておりますと、きーきー叫びながら蝙蝠が襲ってきた。ポール、あやうくかわしたのですがその拍子に転んで足首を挫いてしまいます。「うう、畜生、いまいましいコーモリめ!」足を押さえて呻くポール。と、目を上げたらいきなり美しい女がいたぁ!この女、タニアは彼を場内に招き入れて食事と寝場所を提供しようと言ってくれるのです。「うほ、さっきは邪魔が入ったけど、今度は大丈夫、ようやく飯とベッドと女にありつけるぞ」とポールがにやにやしておりますと「お客様ざますか」今度はドラキュラ伯爵が現れた!

 ポールはその眼光に震え上がり、「あ、ど、どうも、お世話になりました。僕帰ります」と言ったのですがドラキュラ伯爵は「まあまあいいじゃないザマスか、近くに宿はないし、どうぞ泊まっていくザマス」ポールは下僕に案内されて寝室へ。ところが中に入ったとたん、外から鍵を閉められてしまいました。なんとポールは閉じ込められてしまったのです。「昔、てんぷくトリオが地方のキャバレーに営業に行ったとき、呼んだ芸人にみんな逃げられて頭にきていた支配人に寝室の鍵を外から掛けられたという事件があったというが、まさか、同じ目に会おうとは」とぼやくポール。

 まあ、クリストファー・リーのドラキュラ語るのにてんぷくトリオを持ち出す奴もなかなかいないと思いますけどね(笑)って、これ『吸血鬼ドラキュラ』(『Horror of Dracula』 1958)でいっぺんやったギャグじゃないですか(笑)。

 仕方ないのでとりあえず寝ようとしたパーカー、ここでドアがノックされます。開けてみると経っていたのがタニア。そしていきなり「私は籠の鳥よ、ここに囚われているの、どうか私を助けてくださらない?」そしてベッドに誘われて「さあ、レッツ・メイクラブ・ナウ!」もっともタニアは吸血鬼なので、狙うのはポールの喉。ポールはそんなこととは夢にも思わず快感に身をゆだねてます。タニアがしゃーっと鋭い牙を見せてくらいつこうとしたその瞬間、カーテンをばっと開けてドラキュラ登場。彼はポールを軽がると投げ飛ばすとナイフを取り出してタニアの胸を滅多突き!うへえ。

 ドラキュラ、その後ポールの血を吸おうとしたのですが、折悪しく鶏のコケコッコーという鳴き声。ドラキュラ姿を消してしまいます。

 意識を取り戻したポール、ベッドの上に放ったらかしになっているタニアの死体を見て「おえーっ」彼は早く逃げなくちゃと焦るのですがやっぱりドアには鍵が掛かっているし、窓の外は断崖絶壁。ポールはカーテンを集めてきて結びロープを作ります。そしてそれを使って窓から脱出、すぐ下の窓からまた中に入ることに成功します。しかし、その部屋には棺桶が置いてありました。恐る恐る開けてみると、中にはもちろんドラキュラが。「しぇーっ」と飛び上がるポール。

 さて、その頃あの村の酒場に警察官二人が現れます。彼らは市長の娘強姦の罪で(笑)ポールを追っていたのであります。こんな男がこなかったと聞いた警察官に、「ああ、いっぺん来たよ、でも追い出した、奴はそれからドラキュラ城へ行ったんじゃないかな」そのとたんにおまわりさんは二人とも落ち着かなくなって「は、ああ、ドラキュラ城、あそこは我々の管轄外だからな、ははは、まいっちゃったなどうも」と言って帰っていくのが面白い(笑)。この会話を偶然耳にした神父さん、「その若者に神のご加護がありますように」と祈るのでした。

 さて、ここで珍客が二人。あまりポールが帰ってこないので心配になったサイモンとセーラが彼を探しにやってきたのです。その頃、ドラキュラ城では下僕がタニアの死体処理に夢中になっていました。バスタブに硫酸を張って、のこぎりぎーこぎーこ、包丁ですぱん、すぱん、小さな塊に解体して硫酸で溶かしているのです。下僕、この作業の途中で何かを見つけました。それはポールがサーラにプレゼントしようとした写真だったのです。

 セーラとサイモンは例の村の酒場に行って「うちの弟探しているんだけど、見なかったすか」と尋ねます。主人は例によって例のごとく、「そんな奴は知らん、知らん、帰れ、帰るのだ」と激怒、二人は追い出されてしまいます。「なんだ、酷いな、やっぱり田舎モノは駄目だ」と憤るサイモンですが、捨てる神あれば拾う神あり、窓からあの女、ジュリーが「弟さんは城に行ったわよ」と教えてくれたのです。
 
 さっそく城へ向かう二人。その頃、ドラキュラ城では下僕のクローブ(パトリック・スローソン)、やっと名前が分かった(笑)が、例のセーラの写真を見てカフーッとなっております。これが後の重要な伏線になっておりますので、どうぞ皆様お忘れにならないように。

 城へついた二人、あたりを見回していると、またまた蝙蝠が襲ってきた。サイモンとセーラは蝙蝠に追われて城の中に逃げ込みます。するとドラキュラ伯爵がぱっと現れて、「ドラキュラ城へようこそザマス」ドラキュラ伯爵は蝙蝠に襲われたショックでぐったりとなったセーラを「どうやらこのお嬢さんは具合が悪いようザマス。別室で休んで頂くザマス」と抱きかかえて連れていってしまいました。サイモンの方はクローブが来て、「どうぞ、あなた様はこの居間でおやすみくださいまし」

 こんなところにきて、なんで平気でセーラを連れていかせるのだと思いますが、何しろ映画がそうなっていますので文句を言うわけにも参りません(笑)。そしてその真夜中、ベッドで熟睡しているセーラをドラキュラが襲った!彼は「頂くザマス」と彼女の喉に食らいつこうとしたのですが、セーラが胸に掛けていた十字架がきらり。「ひーザマス」と後ずさるドラキュラであります。彼はクローブを連れてきて「あの十字架を外すザマス」と命令したのですが、クローブはクローブで「は、これは写真の女、ご主人様、わしにはできません」と言って逃げちゃった。

 翌朝、そんなことがあったとは夢にも思わないセーラ、すっきりと目覚めます。そしてサイモンも起きてきて、「さあ、ポールを探そう」彼はあちこち探して回るうちにある部屋の中からうめき声が聞こえてくるのを耳にします。「ポールか、そこにいるのか」ドアを蹴破って中にはいるサイモン。そこで彼が見たものはベッドの上のセーラの写真でした。なんとここがクローブの部屋だったという。すぐに隅に隠れていたクローブが飛び出してきて「その写真はわしのものだ、出て行け」と叫びます。サイモンは「その写真は弟が持っていたものだ、彼はどこにいる」と叫んだのですが、クローブから明快な答えは得られません。ただ、「すぐに女を連れて逃げろ、ご主人様からエライ目にあわされるぞ」と言われるばかり。

 仕方なしにサイモン、セーラを連れて馬車で逃げ出します。

 例の村へ戻ってきたサイモンとセーラ、酒場へ飛び込んで居合わせた人々に「弟が城で囚われている、助けてください」と頼むのですが、主人は例によって「やかましい、帰れ」と怒鳴るばかり(笑)。ただ一人神父さんのみが、「だったら教会へいらっしゃい」と言ってくれます。そしてあの事件以来訪れる人がなくなりさびれきった教会で神父さんはドラキュラの秘密をサイモンに教えるのです。ついでにドラキュラ退治の方法を教わって「分かりました、私がドラキュラをやっつけましょう」サイモン、神父と共に城へ向かいます。しかし、サイモン、途中でセーラが心配になって「神父さんは戻って彼女を守ってください」と頼みます。

 この後あの酒場の女ジュリー(ウェンディ・ハミルトン)、ああ、この人もやっと名前が分かった(笑)、村人たちの頑迷さに呆れて酒場を出て行って、当然のようにドラキュラにやられてしまうという一幕が入ります。

 城へついたサイモン、クローブに「弟はどこだ」と改めて尋ねます。クローブは「あんたの弟は部屋からロープを使って下の窓に入った。あそこはご主人様の寝室だ。安全のために窓からしか出入りできないようになっているのだ」サイモンは彼にロープを持ってこさせてその下の部屋に潜入します。そして棺桶を開けてみると、ウワー、ドラキュラがいた!サイモンは椅子をぶっ壊して作った杭を振り上げるのですが、ここで雷鳴がとどろいてドラキュラの目が赤く光り始めたではありませんか。この眼光に魅入られたサイモン、へたりこんでしまいました。

 一方、教会でお祈りをしている神父さん、キーキーと鳴く蝙蝠に襲われて顔面ずたずたにされて死んでしまいます。セーラは蝙蝠に追われて外へ飛び出しサイモンを求めて城へ向かうのであります。

 ようやく目を覚ましたサイモン、はっとなって棺桶を確かめてみると、ドラキュラがいなくなっています。あわてて部屋の中を探すサイモン。しかし彼が見つけたのはドラキュラではなく、壁に釘付けにされて死んでいるポールでした。あまり誉められたことではありませんけれども、ポールの死に顔があまり凄いもので思わず笑ってしまいましたよ。

 ドラキュラ、そんなサイモンを尻目に壁をヤモリのようにはって出動です。

 セーラは城に到着。さっそく彼女に襲い掛かるドラキュラ。今度は十字架対策も万全、ドラキュラ自身は触れませんが、代わりに蝙蝠を呼んで十字架を奪わせたという・・・。「頂くザマス」とセーラににじりよるドラキュラ、この時「駄目だ、ご主人様、その女はやめてくださヒー」ナイフを持ったクローブが襲い掛かってきたのですが、ドラキュラはあっさりと崖下へ放り投げてしまいました(大笑い)。

 ここでようやくサイモンが参戦。彼はクローブがたらしてくれたロープであの部屋から脱出してきたのです。彼は城の装飾であった長い鉄の棒を取って、「これ以上お前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」と叫んで投げた。狙い過たずドラキュラの腹にぶすりと刺さる鉄の棒。しかしドラキュラには効果がありません。「心臓じゃないと駄目ザマス」高らかに笑ったドラキュラ、鉄の棒を抜き取って逆に投げ返そうとしております。ところがその振りかぶった鉄の棒に雷が落ちた。

 たちまち火に包まれるドラキュラ、「ひーザマス、ぎゃーザマス」と悲鳴を上げながらもがきます。そして足を滑らせてクローブと同じく崖下へ落ちちゃいました。ようやく危地を脱したサイモンとセーラが抱き合ったところでエンドマーク。

 ドラキュラも雷には勝てないようで・・・。皆さんも屋外で雷に会った時にはくれぐれもお気をつけなさいませ。


 カラー・スクイーズのワイド。モノラル音声。暗部のざわつきが気になる場面があるものの、発色が美しいDVD。特に森の木の葉の瑞々しさが大変に結構であります。音質も結構、結構。リーの渋い台詞回しを完璧に再現してくれました。ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンの国内版DVD

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『デビルズ・ビレッジ 魔神のいけにえ』(『The Devil's Men』 1976年)

 

『デビルズ・ビレッジ 魔神のいけにえ』(『The Devil's Men』 1976年)

 ピーター・カッシングの優しげな言葉にだまされてはいけないという教訓を孕んだ映画。実際、この人に関わるってぇと人造人間作りを手伝わされたり悪魔召還の儀式に巻き込まれたり、ロクなことにならないですからな(笑)。

朧月夜の中、KKKのような頭巾とローブを見につけた人々が洞窟へ急ぎます。その洞窟の中には鼻から炎を吹き出すミノタウロスの像や円形の祭壇などがあって、どうにも怪しい雰囲気。そして頭巾を被った人々のリーダー格 コーファックス男爵(ピーター・カッシング)が高らかに唱えます。「我ら、主の前で素顔を隠す」これをみんなで唱和して、その言葉どおりに頭巾を頭まで引き揚げます。

 そして一人だけ素顔をさらしたままの少女が進み出てカッシングから恐ろしげなナイフを受け取りました。少女はそのナイフで石の椅子に縛り付けられている男女を無造作にぐさ、ぐさ。またミノタウロスの像の鼻から炎が噴出してタイトルでます。

 さて、その後村の警察へ電話が掛かってきます。どうやら、行方不明の若者を心配した神父様(ドナルド・プレザンス)が問い合わせてきたもよう。電話に出たベンドリス巡査部長(ディミトリス・ビスラニス)はいかにも面倒くさそうに「はあ、行方不明、人聞きの悪いこと言わないで下さい、若者が村に来て、帰っていった、それだけのことです。その後のことは知りませんよ、何、これで二件目だ、殺されたのではないか、ええ、仕事をサボるな、この税金泥棒?大きなお世話だ」電話を叩ききってしまいました。

 憮然とした神父様、思い余って旧知の私立探偵マイロ(コスタス・カラギオルギス)に助けてくれという手紙を出すのですが、マイロは女とやっている真っ最中。あ、ヘアとオッパイが見えた(笑)、「ああ、また行方不明がどうのという話だな。来てくれって書いてあるけど、そこまですることはないな」女の方も「変な儀式に巻き込まれたのかも知れないって、もうキチガイじゃないの」とか酷いことを言ってます。

 そうこうするうちに新たな登場人物。村の遺跡を調査に来た若者三人グループであります。イアン(ニコス・ヴェラキス)・トム(ロバート・ビーリング)・ベス(バナ・リバイル)の三人組。このうち、イアンとベスは恋人同士で、そのいちゃつきぶりにあてられたトムは寂しくなって(下半身の鬱血がこらえきれなくなって)手紙を書いてガールフレンドのローリー(ルアン・ピータース)を呼び寄せるという・・・(笑)。彼らは旧知の神父の家に世話になるのですが、夕食の席で「調査しようと思っていた遺跡で他の若者が行方不明になっている」という話を聞かされて逆に興味百倍。

 神父に止められないよう夜中にこっそり遺跡へ出発するのでありました。車の音で彼らの行動に気がついた神父、呆れながらも無事を祈ります。

 この祈りが神に通じて何事もなく遺跡の調査が終了、三人組が帰っちゃったということになると映画が終わってしまいますから(笑)、翌朝、さっそく事件が起こります。村へ朝食のために買い物に行くベス、その間に男二人は遺跡を調べ始めたのです。割合、あっさりと謎の墓穴が見つかりまして、二人は「おー、すげえ、すげえ」と中に潜り込んじゃった。これが冒頭のいけにえの儀式が行われていた洞窟に繋がっていたわけで、すぐに男女二人の死体を発見します。「神父さんの言ったことが正しかったんだ」と息を呑むトムとイアン。その直後、「ミノタウロスの部屋を侵せしものは死ななければならぬ」という声が響いたのでした。二人はどうやら捕まってしまったようです。

 そんなこととは露知らず村の雑貨屋で買い物をするベス。「あのね、パンとベーコンを下さらない」なんて言っている彼女の後ろにああ、あれは冒頭でいけにえにナイフを突き立てた少女ではありませんか。彼女は雑貨屋の主人にパパと呼びかけます。なんと彼女はこの雑貨屋の娘だったのです。

 さらにピーター・カッシングとその運転手マックス(ジョージ・ヴェイルス)が登場。彼はベスが落としたパンを拾ってあげると、「あー、君たちは遺跡の調査に来たのだね、あそこの土地は私のものだが、勝手に調査してくれてかまわんよ。それに何か困ったことでも起きたら遠慮なしにおっしゃいなさい」と優しい言葉をかけるのでした。嬉しそうに頷くベスです。その後、すぐに「何か起こったら」という言葉が現実のものになるとは神ならぬ身の知る由もありません。

 車で戻ったベスは愕然とします。張っていたテントが影も形もなかったからです。もちろん、トムもイアンも見当たりません。途方に暮れたベスは思い余ってカッシングの居城を訪ねます。カッシングは優しく「彼らはすぐに見つかりますよ、宿で休んでおいでなさい」でもベス、歩いて帰る途中、黒頭巾の男たちに拉致されてしまいましたとさ(笑)。

 さて、この後トムに手紙で呼び出されたローリーが空港に到着。彼女はトムたちと合流しようとしたのですが、もちろん駄目。それで神父のところへやってきます。神父はこれで、「ウワー、連続三件の行方不明事件だ、これはもう放っておけん!」彼は今度は手紙ではなく直接長距離電話でマイロに出動を依頼したのであります。今度は無視するわけにもいかずしぶしぶ腰を上げるマイロ。

 マイロの到着を待って村へ向かう三人。村へつくなりお葬式。なんでも宿屋のご主人が亡くなったそうであります。彼らは警察へ行って詳しい事情を聞きだそうとするのですがベンドリス巡査部長にはぐらかされるだけ。三人は宿屋の主人が死んだために、巡査部長の世話で雑貨屋に滞在することになりました。

 この時警察署でミョーに焦った女がいまして、三人に「お話したいことがある」なんていいます。でもその直後戻ってきた巡査部長に気がついて「ここでは駄目、後で私の家へ来て」と言い残すなり慌てて逃げ出してしまったのです。むむっ、これは怪しい。

 その後雑貨屋に落ち着いた三人。神父さんは十字架、聖水などの悪魔祓いグッズの整理(笑)、ローリーはシャワー。でもこのシャワーを黒頭巾の男達が覗いていたってそれは単なる出歯亀だろ(大笑い)。ローリー、恐怖で失神してしまいました。

 翌朝、オープンカーで遺跡の調査に出かけます。ローリー、どうやら昨夜の体験をマイロ、神父に信じて貰えなかったらしくてカンカン。「もう信じないのなら信じないでいいわよ!」とか叫んだりしております。そして程なく遺跡に到着。そしてトムとイアンの時と同じく割合あっさりとあの洞窟への入り口を見つけたのであります。ミノタウロスの部屋へ入って周囲を調べる三人。と、その時頭上のシャンデリアが突如落下。とっさにマイロが二人を突き飛ばして難を逃れます。その後シャンデリアのワイヤーを調べてみると、明らかに何者かによって切断されていたことが分かって戦慄する三人です。

 「誰かがいる。私たちを見張っている」と呟く神父。

 その後雑貨屋へ戻ります。ローリーは疲れちゃったからということでシャワー。その時マックスがやってきました。主人であるピーター・カッシングが彼らを城へ招待したいというのです。神父とマロイはシャワー中のローリーを放っておいて、酷い(笑)、マックスの運転する車でカッシングの城へ向かったのでした。

 城に入るなり態度を豹変させたマックスがピストルを取り出して二人を脅迫、そのままミノタウロスの部屋に連れ込んでみんなでよってたかって石の椅子に縛りつけ、あの少女がナイフでぐさ、ぐさっなんてことになると映画が終わってしまいます(笑)。何気ない態度で二人を迎えるピーター・カッシング。彼の城にはもう一組のお客様がいました。あの葬式をやっていた宿の主人の未亡人ミカエラ(アナ・マンツォラニ)と彼女の赤ん坊です。神父は赤ん坊のガラガラに目を留めます。彼はその表面に施された飾りを見て「これは古代ミノア人の儀式に使われていたものだ」たかがガラガラでえらいこと持ち出しますなー(笑)。

 カッシングは「わはは、凝っているでしょ」と神父とマイロを送り出します。帰り道、そっとマイロに囁く神父。「ありゃ、ミノア人のいけにえの象徴なのだ」だんだん、面白くなってまいりました。二人はそれから例の怪しい女の家を訪ねます。

 女の家へ行ってみると玄関には鍵が掛かっており呼び鈴を幾ら鳴らしても応答なし。仕方なしに窓から中を覗き込んでみますと、はい、女がテーブルに突っ伏しております。慌ててガラスを割って侵入し、女を抱き起こしてみたのですが、もちろん、死んでいました。

 その時ローリーの悲鳴が!散歩に出たローリー、黒頭巾の男達に追いかけられたのであります。彼女は駆けつけたマロイに助けられるのですが、その時すでに黒頭巾たちは姿を消していました。マロイはローリーに「悪魔に追いかけられたって、あんた、夢でも見ていたんじゃないの」と銀河系一余計なことを言って彼女をカンカンに怒らせてしまいました。

 三人は宿に戻ります。ところが主人もあの少女もいません。おまけに電気までつかないのです。神父、「この村は悪魔に支配されているのだ」と青ざめるのですがマロイ・ローリーは信じません。マロイは仕方ないけれども、ローリーはさっきまで「悪魔に追いかけられた!」と騒いでいたのですから、まったく信じないのもおかしいのですが(笑)。この後ローリーは寝室に引っ込み、男達は食堂で一杯やることになります。

 場面はあのミノタウロスの部屋に移って、ああ、トム・イアン・ベスが石の椅子に縛り付けられておりますな。この周囲を村人たちが囲んでいて、カッシングが「よーし、ひとつだけ助かる方法を教えてやろう、ロッシュ神父を殺すのだ、そうすれば命だけは助けてやる」これを聞いたベスが「いやー、そんなの、超いやー」と絶叫します。ふはははははと高らかに笑うカッシング。

 場面は再び雑貨屋に戻って神父、窓の外を通り過ぎる黒頭巾の一団を目撃。マロイはやっぱり信じなくって「もう酔っ払ったんスか」とか言ってます(笑)。しかし、そのマロイも次にカッシングの車が通り過ぎるのを見て、「怪しいぞ、後を追いましょう」神父とマロイは車に飛び乗るのですが、いつの間にか車がガス欠になっていたという・・・。二人は仕方なしに走って!カッシングの車を追いかけるのです。ところがいきなり車が反転、二人をひき殺そうとします。マロイと神父は危うく交わして難を逃れたのですが、今度は黒頭巾たちが襲ってきた。多勢に無勢で納屋の中に追い詰められてしまう二人。

 えー、納屋と言っておりますが実は画面が暗すぎてどんな建物だか判然としないのであくまでも便宜上納屋としているのであります。だから実は他の建物だったりしても責任は取れないのであります。

 さて、次なる儀式の準備に余念のない村人たち。生贄たちを森の中に運び込んでおります。大きな焚き火を中心に集った村人たち、カッシングに続いて「古き慣わしは残り、古き神も生き残る」と唱和。その後例によって頭巾で顔を隠し、ナイフでベスとイアンをぐさぐさっ!トムだけ残されたのはいけにえはカップルじゃないといけないということでしょうか(笑)。

 神父は干草の中に隠されていたトムたちの車を発見、二人はこれに乗り込んでエンジン始動。扉を突き破って外に飛び出すのです。そして黒頭巾の一人を引き倒しながら儀式の現場に突入。しかし、カッシングやそのほかの村人たちはすでに逃げ去っており、残されていたのはベスとイアンの死体だけでした。おまけにひき殺した筈の黒頭巾の男が復活。ふふふと笑いながら闇の中へ消えていきます。驚いた神父が「奴らは車で轢いたぐらいじゃ死なないらしい」

 さて、宿屋でぐーすか寝ているローリーはどうなったのかというと、それはもちろん黒頭巾の男たちによって攫われてしまった訳で・・・。翌朝、ようやく歩いて戻ってきた神父とマロイはそのことを知って愕然となります。おまけに宿屋にいつの間にかいる新顔の女中が「女が泊まっていたじゃないかって、ほほほ、そんなの私知らないですわよ」と言い出します。おまけにやってきた巡査部長も「夢でも見ていたんじゃないの」これに怒ったマロイ、彼に飛び掛りぼかすが殴り始めたのです。

 この騒ぎに散弾銃持ち出すカッシング、彼はマロイと神父に「さあ、早くこの村を出て行くのだ」と今までの紳士的な態度をかなぐり捨てて脅迫。実際に散弾銃を一発撃って壁の時計を破壊したりします。神父、これにおそれをなして、「マロイ、ここは一旦引き揚げよう」

 車に乗って村を離れる神父とマロイ。マロイは車のダッシュボードからピストルを取り出して、「轢いても駄目なら撃ってみよう」と物騒なことを言い出します。神父はその手を押さえて「そんなもの奴らには通用せんよ」「なぜっスか」「デビルだからさ」とどこかで聞いたような台詞ですな(笑)。その代わり神父は途中で見つけた教会に入り「主よ、ただの水道水ですがこれを聖水に変えたまえ」ってんで聖水を調達。これでデビル撃退の準備ができた、さあ、村に戻ろうということになります。

 一方ミノタウロスの部屋に姿を現したカッシング、「この部屋に入ったものはいかしておけん、あの神父をぶっ殺すのだ」という悪魔の命令を聞いて「はい、おおせのままに」と頷いております。

 さあ、夜になった。村人たちはミノタウロスの部屋に集合していけにえの儀式の準備を進めております。近くに隠れて様子を伺う神父とマロイ。神父は頭上に輝く月を指差して「あの月がミノタウロスの像の真上にきた時、いけにえの儀式が行われるのだ。今夜のいけにえはトムとローリーだぞ」なるほど、やっぱりいけにえはカップルじゃないといけないようで。

 そのトムとローリー、監禁場所から連れ出され、例の椅子に縛り付けられてしまいました。もう大ピンチ!なのですが、その時神父は何をやっていたのかというと、上の窓を塞ぐため壁をよじ登っていたという・・・。窓を塞げば月の光がミノタウロス像に当たらないという理屈のようですが、そんなことする暇があったら、聖水片手に殴りこんだらどうかと思います(笑)。マロイもそう思ったのか単独でミノタウロスの部屋に突入。しかし、神父の予言どおりフードの村人たちには銃弾の効果がありません。彼もたちまち捕まってしまいました。

 ようやく窓を塞いだ神父、よたよたしながら降りてきて、詰め寄るカッシングたちに「もうお前らの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで聖水を振り掛けます。すると、カッシングたちは爆発して肉片になってしまいました。うげえ。ミノタウロスの像も砕け散ってついに悪魔は撃退されたのであります。神父は囚われていたマロイやトム・ローリーを救出。

 マロイが爆発もせず生き残った子供たちを見て「なんで、彼らは平気なんスか」と聞いたのに神父さんが「あれは子供だからな、魂が清かったのだ」と分かったような分からないような返事をしたところでエンドマーク。

 カラー スクイーズ・ワイド モノラル音声。画質は発色などはいいのですが、全編に渡って細かなノイズが入ります。フィルム傷も目だって全体的に誉められたものではありません。J.V.D.の国内版DVD

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2009年7月23日 (木)

7月22日(水) 夜襲するならこういう具合にしやしゃんせ

 午前4時過ぎ、音を立てず、よよいのよい!本日の「フューチュラマ」 第2シーズンのファーストエピソードである「I Second That Emotion」 今やプラネットエクスプレス社のマスコットとなったニブラー、もうみんなにチヤホヤされるものだからベンダーは面白くない。それでもニブラーの誕生日パーティのためにケーキを焼いてあげるのだが、このケーキをパーティ前にニブラーに食われてしまったものだから大激怒。ニブラーをトイレに流してしまう(ヒドイ!)リーラは嘆き悲しんで「ベンダーには人の心、感情が理解できないのよ」

 そこでファーンズワース教授、ベンダーに「感情チップ」なるものを取り付ける。この感情チップ、元ネタは「スタートレック ネクストジェネレーション」なのだけれどもオリジナルのものとは少々違っていて「人の感情を感知するチップ」なのである。これでリーラの感情を感知することになったベンダー、ビールを飲んでいようがテレビのヴァラエティ番組を見てげははと笑っていようが、リーラが悲しむたびに涙を流すというおかしなことになってしまう。困り果てたベンダー、ニブラー連れて戻ればいいんだろと下水道に向かうのであった。

 この時代のニュー・ニューヨークの下水道は外見は恐ろしいが基本的に優しいミュータントたちに支配されている。しかし、この世界には得体の知れない怪物がいて、彼らの大事にしているペット、クロコダイル(ニューヨークの下水道では捨てられたペットのワニが生息しているという都市伝説をもじったギャグ)を食いにくるというのだ。この怪物を退治するために生贄が必要であり、しかもそれは処女でなければならない。この怪物がニブラーではないかと考えたリーラは「はいはい、あたしが生贄やります!」と志願するのだが、ミュータントの一人がすかさず、「あんた処女じゃないじゃん、ブラニガンのホームページで見たぞ」

 いや、もう死ぬかと思うほど笑わされましたよ。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記付けとネットのチェック。午前11時から徒歩である漫画喫茶へ向かう。実はこの時日食の真っ最中であたりが暗くなっていたのだが、こういう花鳥風月?に興味のない私はまさかそんな天文学上の大イベントが起こっているとは夢にも思わず「あー、なんか天気悪いな、雨が降りそうだな、傘もっていこう」と思っていたりしていたと(笑)。いや、さすがに途中で気がついて空を見上げて一番太陽が月に隠された瞬間だけは目撃しましたけどね。

 漫画喫茶でとんかつ定食食って漫画読み3時間半。その後また徒歩で事務所へ戻る。亀の世話やミクシィへの書き込みをやって午後5時に帰宅。缶ビール一本飲みながら「フューチュラマ」を楽しんだのであった。

 夕食はマグロの刺身、春雨・きゅうり・ハムの酢の物。後はレトルトのカレー。このカレー、お中元で頂いたものでレストラン用だという。レストランがレトルトのカレーを出すものかと思うが(笑)、30食分も頂いたのでせっせと食べなければならないのである。味のほうはなかなか美味しいものでこれでもうちょっとカロリーが低かったら毎日でもいいのですがね。〆のコーヒーは如例。

 それから輸入ブルーレイで『S・ダーコ A Donnie Darko Tale』を見る。前作と同じよー分からん映画(笑)。前作と同じようにある人物の運命が変わったことによってタンジェントユニバース(近接宇宙)が発生、そのままの状態が続けばすべての宇宙が崩壊してしまうことから、何らかの意思が復旧を試みる物語というのは分かる。しかし、不可解なのはある人物の運命を変えるのは近作の主人公サマンサ(ドニーの妹)自身であり、しかも彼女の死によって第二のタンジェントユニバースが出現してしまうこと。

 導き手となるマニュピレーテッドデッド(操られる死者)もサマンサ自身、行方不明になった少年の2人になっている(と思われる)し、一体なんだこれはと混乱しているうちに映画は終わってしまった(笑)。

 英語ウィキペディアを参照してみたけれどもこっちは詳しいストーリー解説のみで、物語の解釈についてはまったく触れられておらぬ。ウウーム、このままだと私の頭は混乱したままだ。誰か、詳しい人教えてけれ!

 映像コーディックはMPEG4/AVC 輪郭の強調が気になる場面があったけれども、その映像の奥行き感はおどろくべきもの。夜の場面の透明感も素晴らしくまた情報量が途方もなく多い。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。やや音場が整理されている感があって、音の数では昨日の『アナコンダ』にはまったく適わない。その代わり音自体の品位が高く隕石群襲来の迫力もばっちりである。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 就寝午前12時半。

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2009年7月22日 (水)

7月21日(火) 『喜劇 婚活一代』

 結婚ができなかったら死んでしまいたい。本日の「フューチュラマ」はEpisode 9 「Hell is Other Robots」とEpisode 10 「A Flight to Remember」。「Hell is Other Robots」はビースティボーイズのライブ会場で悪友に誘われたベンダーが電気によるトリップを体験。あっさりと中毒になっていつでもどこでも隙をみてはびりびりやっている。この悪癖は配達中の宇宙でも変わらずついにベンダーは宇宙船のノズルを力づくで曲げてリーラが回避しようとした電磁性の星雲に突っ込ませるのだった。

 これで激怒したプラネットエクスプレス社の面々。反省したベンダーはロボット教会に救いを求めるのだが、こっちにもやっぱりはまってしまって電気中毒からは脱することができたものの、とてつもなくうっとおしい宗教キチガイになってしまう。フライとリーラは彼をアトランティックシティにつれていきギャンブルと女で彼を再更生させることに成功したのだが、教会の戒律を破ってしまったベンダー、ロボット地獄に拉致されてしまうのであった。

 ラスト、敵のモスラ型ロボの翼を奪ってフライ、リーラと共に飛翔するベンダー、敵の放ったリング状の怪光線が頭のアンテナに引っかかってなぜか天使になるのに大笑い。なんか、ヱヴァ新劇場版みてえ。

 「A Flight to Remember」はプラネットエクスプレス社の面々がファーンズワース教授の計らいで豪華客船タイタニックで休暇旅行に出るというお話。もちろん『タイタニック』のパロディで首だけになったディカプリオもちゃんと登場するぞ(笑)。もっとも船名がタイタニック、船長があのザップ・ブラニガンというのでは航海が無事に済むわけもない。普通のコースだと退屈だからとめちゃくちゃなコース設定をしたブラニガンのせいでタイタニック号はブラックホールへと引き込まれていく。

 ベンダーと上流ロボット婦人との恋、妙に進展するリーラとフライの関係など見所も多いのだが、やっぱり僕はブラニガンのこのどうしようもない性格が好きだなあ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分。夕食に豚のみそ焼き二枚、ブリ刺身、キャベツとタマネギの生野菜。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後、大変楽しみにしておりましたブルーレイの『アナコンダ』を見ました(笑)。映像コーディック MPEG4/AVCによるハイビジョン画質は今ひとつ(笑)。暗部諧調が不安定になる場面がありハイライトの飽和も目立つ。ジャングルの葉っぱの濡れた感じも上手く表現できていなかった。いや、LDやDVDとは雲泥の差ではあるのですが、やっぱりブルーレイソフトですからねえ、もっと高レベルのものを期待してしまいますからねえ。

 画質に比してサラウンド トゥルーHD5.1チャンネルには大満足。音場の情報量が極めて多く夜のジャングルの喧騒を見事に再現している。そしてサラウンドフィールドも広大なのだが、それでいてちゃんと各個の音の低位はしっかりと保たれているのに驚かされる。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから輸入DVDで『太陽の爪あと』(『The Shuttered Room』 1967)を見る。パパとママに見守られながらお祈りをしてベッドに入る少女。しかし、その夜なんか良く分からんけれどもとにかく大変なことが起きたのです。上の階の赤いドアが開いて何者かが降りてきます。そいつは少女の寝室に潜入。目を覚ました少女は「パパー、ママー、助けてー」と恐怖に泣き叫んだのでありました。驚いて飛び起きるパパ。彼はママに「また鍵を閉め忘れたな」と叫ぶやいなや、娘の寝室へ。そして何者かを追い立てて部屋に追い戻したのです。

 この後、ぱっと美しく成長した少女が映ってオープニングタイトル。

 この少女、スーザン(キャロル・リンレイ)は今では21歳の美しい女性となっております。彼女は新婚の夫マイク(ギグ・ヤング)と共に両親の屋敷を相続するべく14年ぶりに里帰りしようとしております。カッコいいオープンカーで道を急ぐマイクたち。しかし、途中、スーザンがいきなり「車を止めて」 彼女はどうやら故郷を懐かしく思うのと同時に何か自身も良く分からないような恐れを抱いている様子です。マイクはそんな彼女を気遣って「このままニューヨークへ戻るかね」と尋ねたのですが、スーザンは首を振ります。「怖いけれどもやっぱり行かなくちゃ」

 えー、この彼女の故郷というのがダンウィッチ島だという・・・。嫌な名前だね(笑)。横溝正史の獄門島というのもスゲエ名前だ、よくそんな島に住めるななんて思ってたけど、こっちはそれ以上だね。2人はフェリー屋を営む爺さんに10ドル払って車ごとダンウィッチ島に上陸します。

 ところがまた走り始めたとたんに後ろから若者たちが乗る暴走トラックが来た。若者たちは「どけえ、どけえ、ひゃははは」と叫びながらマイクの車の後部に体当たり。たまらずわき道にそれて先に行かせるマイクであります。この若者たちのトラック、アンポンタンなことにロープで木の板を引っ張っております。そしてサーフィンのつもりかその板の上に馬鹿が一人乗っているという・・・。この馬鹿、カーブで放り出され鉄条網に突入してしまいました(大笑い)。

 マイク、露骨に「こいつら、バッカじゃねーの」という顔をしながら馬鹿の手当てをしている若者たちに近づいて「ゼブロン・ホイットリーという人を知らんかね」と尋ねます。若者たちのリーダーらしいイーサンという男が「あ、おら、知ってる、連れていってやるよ」とマイクをホイットリー老人がやっている溶接工場に案内してくれます。

 このホイットリー老人(ウィリアム・デブリン)はスーザンの叔父で、彼女のことを知っているのですが、まったく懐かしそうなそぶりを見せません。それどころか、「なぜスーザンをつれて戻ってきた。わしだったら、もう一刻も早くこの島から立ち去るぞ」なんて言うのです。

 マイクはちょっと驚いて「いや、私ら、スーザンの両親から屋敷を相続したんで、この夏はそこに滞在しようと思っているんですよ」この時溶接マスクを被って溶接作業に勤しんでいたホイットリーの息子が立ち上がり、マスクを取ってしまいます。その顔を見たマイクはどん引き。右目が潰れていたからです。息子は「おら、あの屋敷に泊まった、あそこには悪魔がいる。その悪魔にやられたんだ」なんか、偉いことになって参りました。これだからダンウィッチ島などというブッソウな名前の島に来てはいけないんです。

 それでもなんとか屋敷の場所を聞き出したマイク、スーザンと共に車で向かいます。彼らが屋敷へ向かうと知ったイーサン、突然走り出して塔のついた家に住むアガサおばさん(フローラ・ロビンソン)のところへ急行。「あの屋敷はおらが相続することになっていたのと違うんけ!」と詰問するのでした。アガサは「そうだよ、私が死んだらお前のものに」「スーザンという女が戻ってきた」アガサおばさんは驚きます。「なんと、それはえらいことじゃ」

 一方、屋敷へ到着したマイクとスーザン。弁護士から送ってきた鍵を使って扉を開きます。この時ぶるっと体を震わせるスーザン。屋敷の中から冷蔵庫のような冷風が噴出してきたというのであります。やっぱりこの人は何かに酷くおびえているよう。しかし、マイクはそんなスーザンを励まして屋敷の中へ。屋敷を見て回るうちにいいムードとなりましてキスなんぞしやがります。この時窓ガラスでこんこんというノックの音。なんとイーサンが「アガサおばさんが会いたがっている」と2人を呼びに来ていたのでした。

 「まあ、アガサおばさん」と顔を輝かせるスーザン。「おばさんは子供の頃私を世話してくれたのよ、なつかしいわ、すぐ会いに行きましょう」そしてイーサンの後について彼女の家に向かったのですが、イーサン、藪の中とか崖とか険しい道を進みます。マイク、完全にこいつ嫌がらせのためにこんな道使ったなと思っています。おまけに崖を登る時にイーサン、スーザンの尻を押してやがる。ますますムッとするマイクです。

 そんな苦労の末にたどり着いたアガサおばさんの家。アガサはスーザンの顔を見るなり「おお、こんなに大きくなったねえ、それにとても美人だ、お母さんにそっくりだよ」ところが良かったのはここまで。アガサはこんなことを言い出したのです。「ホイットリーの一族は呪われている。特にあの屋敷はイケナイ、お母さんとお父さんはその呪いで雷に撃たれて死んだんだ。これはおどかしじゃない。悪いことは言わないからすぐニューヨークにお帰り」

 ここでスーザンが「はい、おば様、分かりましたわ」と帰ってしまっては映画が終わってしまいます(笑)。マイクとスーザンはアガサの言葉を押し切って屋敷に戻るのであります。そしてスーザンは屋敷を住めるようにするためにお掃除、マイクは村へ買出しに行くことになりました。

 マイクが出かけた後大きな箒で楽しげに台所の蜘蛛の巣を払うスーザン。

 本日はここまで。

 その後いままでちびちび見ていたハイビジョン録画の『魚河岸帝国』を最後まで。帝国とあだ名されるような運送会社のワンマン社長。儲けのためならスピード違反などもものかわ、いや、むしろ安全運転やっていると怒鳴りつけるような人物である。それが娘の縁談や社員の労働争議、のっとり騒動に翻弄された後、そのワンマンぶりが影を潜めてちょっと良い社長になりましたというお話。

 メインの話はあまり面白くないが(御免)1952年当時の魚河岸の風俗描写が実に興味深い。特に運送会社の主力となるオートバイとトラックを合体させたような車両に目を奪われる。後のオート三輪に似た車両なのだが、前部はもろにオートバイ。しかもちゃんとバックをするのである。何か、ワイルド7の特殊バイクみたいでカッコいいと思ってしまったぞ(笑)。

 モノクロのハイビジョン画質は低解像度でフィルム傷があり、あまり満足できるものではなかった。

 その後テレビや読書。就寝午前2時過ぎ。

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2009年7月21日 (火)

7月20日(月) 『ニッポン無脊椎時代』

 人生で大事なことはタイミングにC調に無脊椎。とかくこの世は無脊椎、脊椎のある奴ァご苦労さーん。西日本新聞 2009年7月20日 朝刊5面に掲載された噴飯もののエッセイ「激変するインド 食生活1」。筆者は坂田マルハン美穂というインド人男性と結婚してインドに移住したというライターさんなのだけれども「インドに暮らし始めたころから、「日本の食はすばらしい」と手放しでは言えなくなってきた。例えばデパートの地下食料品街。過剰に包装された無数の菓子類や加工食品は、食べ物というより芸術作品のようだ。スーパーマーケットのまばゆい蛍光灯に照らされ、行儀良く並べられた傷ひとつない艶やかな野菜や果物は、作り物のようにも見え、生命力が感じられない」

 いつも思うけれども、この手の輩はなぜ、日本の農業、農家を平気で侮辱し馬鹿にするのか。日本の野菜・果物は世界でトップクラスの安全性、品質を誇っている。それは紛れもなく農業従事者の方々の絶え間ない努力によるものである。そうした勤勉・努力の成果である美しい野菜・果物を何の知識もなくたんに「作り物のようにも見え、生命力が感じられない」という思い込みのみで否定するとは何事であろう。

 翻ってインドの野菜はどうか。筆者によると「虫食いのあとがあるキャベツ、泥がついたままのホウレンソウ、大小ふぞろいのニンジン、黒ずみのあるバナナ、すぐに芽が出るジャガイモ、激しく涙を誘うタマネギ・・・。わたしが日ごろ、インドで使っている野菜や果物である。見た目は悪いし、すぐに傷む。あくが強いし、火の通りも遅い。しかし、濃厚でしっかりとした味を持ち、食べ物としての力をみなぎらせている」のだそうで。

 あ、あのあくが強い野菜って、体に良くないことが多いんですけど(笑)。

 そして例によって食品添加物嫌いだったりする。「食品添加物とは、ほとんど縁のない生活を送り始めて3年余り。私たちの体調は、かなりいい」 えー、食品添加物が人間の体に影響を及ぼしうると思っている時点で、筆者にその手の知識がまったくないことが分かる。こんな駄文を書く前にきちんと勉強をして頂きたいものである。

 この筆者はインドの魚介類について「各種エビ、イカ、マナガツオなどがあるにはあるが、日本における豊富さ、新鮮さには到底及ばない。福岡へ帰省したときに食べためるしかないとあきらめている」と言っているのだが、日本の農作物が作り物みたいとか、食品添加物がいやだとか言っている人は日本に帰ってこなくて結構です。ずーっとインドであくの強い野菜を有難がって食べていて下さい。よろしくお願いします。

 連休中だけど仕事(笑)。末弟家族が遊びに来ていたので昼飯は出前の冷麺となった。ちょっと私が食事に帰るのが遅れたもので麺がしっかりスープを吸い込んでぶよぶよになっていた。凄く不味かった(笑)。その後甥っ子のK太郎と遊ぶ。肩車をしてやったらきゃっきゃと喜んでいた。義妹によると弟は「肩車がへた」なんだそうで(笑)普段あまりやらないとのこと。だからK太郎は余計喜んだようである。

 夕食はマグロ、ヒラメの刺身、野菜炒め、鶏の炒め物。ビール一缶、ゴハンは昼間の出前で残った炒飯。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『ピンクパンサー2』を見る。前作に引き続きスティーブ・マーティン演ずるクルーゾー警部の妙なフランス風英語が最高。ギャグは全体的に垢抜けぬ泥臭いものだし、ラストの謎解きもいささか強引。しかしそれらの全ての欠点がマーティンの喋りだけで許せてしまうのである(笑)。あるブログでこの台詞がわざとらしく聞きづらいという評価があったけれども、ギャグでやっているのだからわざとらしくて当たり前。この程度のことすら分からん人がギャグやコメディを評価したらいかんよ。

 映像コーディックはMPEG4/AVC 建物のディテールが浮かび上がってくるような高解像度、澄み切った発色、先日見た『ノウイング』もそうだが、やっぱり最新の米国盤ブルーレイソフトは国内のそれと格が違うように思える。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ(48kHz/24-bit)。ハイビットらしい緻密な音場に痺れる。BGMの品位も素晴らしいものでこの音は完全にCDを越えておりますな。

 その後シャワーを浴びてお酒。ハイビジョン録画の『ニッポン無責任時代』を30分ほど見る。お葬式の受付にちゃっかり紛れ込みやってきた氏家社長(ハナ 肇)に「ようこそ」と言ってしまう植木等に爆笑。葬式で「ようこそ」はないだろ(笑)。こういうのはある程度人生経験を積んでからじゃないと良く分からないオカシサなんでしょうな。実際、若い頃にはぜんぜんぴんと来てなかったし。

 それからやはり録画の「涼宮ハルヒの憂鬱」 エンドレスエイトはまだまだ続く(笑)。凄い、やっぱり伝説になるぞ、これは。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年7月20日 (月)

7月19日(日) 騎乗位の空想

 後背位だったらもっとキモチが良いかなとか空想する・・・下品でどうもすいません。

 (2009年7月19日22時00分 読売新聞より引用開始)高画質DVDの規格争いで、「ブルーレイディスク」(BD)に敗れた東芝が、BD市場に参入することが18日、明らかになった。 年内にもBD対応機を発売する。東芝はBDの次の世代での巻き返しを目指していたが、BD市場が急成長しているため参入を決めた。東芝の参入で、大手電機メーカーがそろってBDを手がけることになり、BD対応機の品ぞろえとソフトの充実が期待される。 東芝が発売するのは、現行DVDとBDに対応する再生専用機だ。海外ではテレビ番組のインターネット配信が進んでおり、日本で主流の録画再生機の需要増大が見込めないためだ。 参入後の需要を見て、録画再生機生産も検討する。高画質DVDの規格争いで、東芝は「HD DVD」規格を提唱したが、ソニーやパナソニック、海外の映画大手がBDを支持、業界標準を握れず、2008年3月に「HD DVD」事業から撤退した。(引用終了)

 東芝のブルーレイ参入は予想の範囲内であって特に驚くべきことでもないけれども・・・・なんでプレイヤーだけやねん!世間の皆さんの期待はあんたんとこのRDシリーズをブルーレイに対応させてくれということで、誰もプレーヤーを出せなんて言ってないんだぞ。「でじぱら」でだって「東芝からブルーレイ対応のRDシリーズが出たらどうする」という初季の問いに「それはもちろん買いますわ」と手毬と希華が即答しているくらいなのである。そうしたニーズに応えなくてどうすると思うのだ。

 一応、参入後の需要を見て、録画機生産も検討するというエクスキューズがついているものの、そんな検討するとか段階を踏んでいる場合か、すぐ出せ、今出せ、コノヤローと思っている人間がたぶん、日本全国で30、986人ぐらいいるであろう。え?お前はどうするのかって、あ、いやいや、私は東芝RD-X3の豊富な録画機能に幻惑されその10分の1も使いこなせなかった男ですから(笑)、パナソニックのBWシリーズで十分でございます。

 日本映画専門チャンネルHDで『ニッポン無責任時代』の捕獲に成功。思いのほか画質が良く、冒頭のあのバーで中島そのみが「わあ、良いこときいちゃった」と叫ぶ場面で陶然となる(笑)。この『ニッポン無責任時代』、小林信彦の「日本の喜劇人」でその存在をしり、いや、何しろ当時の福岡なんてのはとんでもない田舎でしてねえ、テレビ放送とか望むべくもなく、また名画座での上映なんてイベントもなかったので、LDを買って「ああ、やっと伝説の映画を見ることができた」と狂喜したものである。そして擦り切れるまで何度も何度も繰り返し見たものであった(非接触のLDだから擦り切れませんよというツッコミはこの際なしね)。

 その後も東宝から発売された植木等映画、クレージーキャッツ映画のLDを全て大枚を投じて買い集めたのである。しかし、そんなに大金を使って集めたLDが今ではゴミクズ同然。そして月額視聴料525円の日本映画専門チャンネルでLDとは比較にならないハイビジョン画質で放映される時代になった。喜ばしいことではあるけれども、その反面、ちょっと複雑なキモチがあるのは否めない(笑)。
 
 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドイッチとコーヒー牛乳。夕食は葛の会の宴会で鳥料理。

 例によって会場である薬院の釜焼鳥本舗という店まで歩いていく。集いしもの、私、ぴんでんさん、獅子児さん、たけうちさん、でこぽんさん。食べたものは鳥タタキ、豚の冷しゃぶサラダ、たこわさび、焼きそば、デザートのシャーベット、そしてメインの釜焼き鳥。他の料理は正直普通の味であったが、この釜焼鳥は素晴らしく美味かった。骨付き腿肉を特製の釜で焼き上げるという香川名物で、「元祖でぶや」で藤岡弘、がかぶりついて「んふう」とうなり声を漏らしていたアレだ。私は歯に自信がないので柔らかい雛鳥の方を選んだのだが、これがああた、皮がパリッで噛むと口中に肉汁があふれるというたまらんもの。えてしてこういう大きめの焼き鳥では中が生っぽく臭みを感じる場合が多いのだけれども、ことこの釜焼鳥に限ってはそんな欠点は一切なし。私はやらなかったけれどもこれだけお代わりした人がいたほどである。

 また、皿に残った鶏油に浸して食べるガーリックトーストもまた絶品であった。あまりの美味しさにお代わりを所望したのだがこれは単品では出していないということで駄目。激しく落ち込んだ私に同情してかたけうちさんが半分自分の分を恵んで下さった。まことにありがたし。

 飲んだものは飲み放題メニューで生ビールと焼酎水割り。話したことはまあ、皆さんお分かりでしょう、ヱヴァ話とか、マクロスF話とか、ドラクエ話とか、8月のバーベキュー話とか、いかにも年のいったオタクたちがしそうな話をしていましたよ(笑)。

 2時間楽しく過ごして一次会お開き。勘定は一人頭4,200円と激安と言っていいお値段。鶏も美味かったし近いうちにまた来なくちゃなと思う。

 ここでたけうちさんとお別れ。後の4人は天神までだらだら歩いてカラオケ。終了午前12時。みなさんとお別れしてタクシーで帰宅。コンビニで冷やしラーメンなるものを買って腹に収めてから寝るって、そんなことしたら体重がまた戻っちゃうだろ!

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2009年7月19日 (日)

7月18日(土) エクスプロイテーション3

 このマシンでB級映画を見るのだ。本日の「フューチュラマ」はEpisode 8 「A Big Peace of Garbage」 ファーンズワース教授の発明した望臭鏡っていうのか、とにかく宇宙のいろんなところの臭いをかげる機械で地球へ向かってくるゴミの塊が発見された。21世紀にゴミ問題に悩まされた地球人というかアメリカ人がロケットでゴミを宇宙に捨てたのだが、それがめぐりめぐって戻ってきたのである。このままではゴミ隕石はニュー・ニューヨークシティを直撃。ゴミの山にしてしまう。しかし、ミサイルで爆破しようにも何しろゴミだから(笑)ぷつぷつ貫通してしまって駄目。

 そこでファーンズワース教授が作った時限爆弾でゴミ隕石を破壊すべく、フライとリーラが派遣されたのだった・・・一見して分かるとおり、これはあの『ハルマゲドン』のパロディ。アイデア自体はそう面白いものではないが、そこは腐っても『フューチュラマ』 細かいギャグをどんどか詰め込んで実に笑えるエピソードになっている。

 そのギャグをいくつか紹介すると
・ファーンズワース教授のライバルが登場。彼は元ファーンズワース教授の教え子だったのだが、レポートにAマイナスの評価をつけられたことで激怒、その恨みを晴らすべく100年間研究に勤しんできたという執念の人。もっとも彼の発明する機械は魚を陸上で活動可能にする逆アクアラングみたいなものだったりするのだが。

・望臭鏡でみんなが代わる代わる宇宙の臭いを嗅いでいる時に、フライは「天王星 Uranusを嗅いでみればいいじゃん、けけけ」と笑う。これはもちろん、天王星(Uranus)がurine(尿)とanus(肛門)の合成語に見えるので英語ではイメージの悪い名前と言われていることを元にした下品なジョーク(呉智英著「言葉につける薬」から)。しかし、これに答えたファーンズワース教授の台詞もふるっていて「あ、天王星はもうRectum(直腸)に名前が変わっているんだ、フライ、ぜひ臭いを嗅いでみなさい」フライ、仰天する。

・ゴミ隕石の上に降り立ったフライとリーラ。彼らはそこで大量に放棄されている「ザ・シンプソンズ」のキャラクター、バートのトーキングフィギュアを見つける。

 もうこれだけでこのエピソードが面白いと分かるでしょ、ね、みなさん。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食べたもの、昼飯に例のレトルト100kcalカレーのルーだけ。夕食はハマチの刺身、ゴーヤと豚肉の炒め物、オーストラリア産牛肉のステーキ、キャベツ・トマトの生野菜。ビール二缶、ゴハン一膳。ビール二缶は飲みすぎなのであるが何しろ暑かったから。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『ノウイング』を見る。序盤の不可思議な謎の提示に魅了され、○○○○○○○の迫力にびっくり。終盤ではやっとこういうことかと分かってニコラス・ケイジが天を仰いで「な、なんじゃ、こりゃ」と叫んだ場面で大爆笑。一つ忠告しておきます。この映画をこれから見に行こうという人はこの文章以上の情報を仕入れてはなりません。どんなジャンルの映画かすら分かっていない状況で行かないと楽しめないのです。そうじゃないと単なるトンデモ映画になってしまいますから。

 映像コーディックはMPEG4/AVC グレインが目立たないクールビューティの画調。透明感があって、暗闇の場面に非常なリアリティがある。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ(48kHz/24bit)で、広大なダイナミックレンジに驚かされる。移動感、方向感の演出も完璧で、あれが落ちて、一部が爆発、破片がぎりぎりを掠めていく場面で思わずのけぞってしまったくらい。

 シャワーを浴びてから輸入DVDで『ヨーガ伯爵の復活』(『The Return of Count Yorga』 1971)の続き。ヨーガ伯爵はライブハウスから出たカップルに狙いを定めます。この2人ヨットハーバーに停泊している男の?ヨットに乗り込んでさあ、「揺れの中で、揺れの中でイッてみたいと思いませんか、フフッフー、ハハッハー、ハーアー」(下品ですいません)とはじめようとしたのですが、ヨーガがガーッと襲ってきて男は殺害され、女はチューチュー血を吸われてしまったのです。

 この間シンシアはヨーガ伯爵の屋敷の中をさまよっております。あっちの部屋、こっちの部屋で閉じ込められ自分の名前を呼ぶ何者かに翻弄されるシンシア。その合間、合間に記憶がフラッシュバックするという大変凝った映像なのですが、何しろ長くてしかもおんなじことを延々と繰り返すものですから、大変に退屈であります(笑)。

 さて、ジェニファーは神父にトミーがヨーガ伯爵の屋敷に行ったことを報告。神父はデビッド・ジェイソンたちと一緒にトミーを問いただすのですが、少年は妙に落ち着いた口調で「いえ、そんなところには行ってません。ただの散歩です」と否定するばかり。ジェニファー、その生意気な態度に激怒してトミーに往復ビンタを食らわせるという・・・。

 デビッド、いよいよヨーガが吸血鬼ではないかと疑い始めます。しかしそんな馬鹿げたことがみんなにすぐに信じて貰えるわけもありません。神父には「そんなのありえんよ」と一言で否定されるし、友人のマデン警視も「お前、正気か」とどん引きされてしまいます。デビッドは証明のために例のヨットで襲われて死んだ男の血液サンプルをくれと頼んだのですが、こっちもあっさり「そんなことができるもんか」

 そんな中、ヨーガ伯爵の企みはどんどん進行中。まずトミーを使ってジェイソンを誘い出します。トミーはジェイソンに「嘘を行っててごめんなさい。本当はヨーガ伯爵の屋敷に行ったんです。エレンもいました」説明が遅れましたがエレンはシンシアの姉。そしてジェイソンはその恋人だったのです。これでまんまと屋敷に連れ込まれたジェイソン、エレンや死者たちに襲われます。なんとか逃げ出したのですが、ヨーガ伯爵が両手を高く上げる独特のポーズでガーッと襲ってきた。そして首を絞められてあの世行き。

 この時ヨーガ伯爵、テレビで吸血鬼の映画を見ているというつまらないギャグが入ります(笑)。

 シンシアはヨーガ伯爵に「私はすっかり元通りの体になりました。どうか家に帰してください」というのですがヨーガ伯爵が承知する筈もなし。そもそももう家族いないし(笑)。伯爵は逆に「わたしはあなたを愛しているざます」とシンシアにキスするのでした。

 ジェイソンもいなくなった。これはいよいよ大変だということでデビッドはマデン警視に一枚の写真を見せるのでした。それは先日の仮装大会の写真。写真の真ん中にいた筈のヨーガ伯爵がなぜか映っていないというのです。おまけにジェニファーが何者かに殺害され、警察もついにヨーガ伯爵を調べることになったのでした。

 しかし、何しろ相手がアレですから正面から斬りこむ訳には参りません。デビッドはまず神父に尋ねさせて彼とヨーガが話しているその隙に裏口から入り込もうという計画を立てたのです。これが上手くいってまんまとヨーガの屋敷に忍び込んだデビッドとマデン警視、その部下オコーナー。彼らは二手に分かれて屋敷の中を捜索することになりました。

 一方、ヨーガ伯爵と話している神父。彼はヨーガ伯爵から孤児院へ2万ドルの寄付を申し出られてびっくり。もうほくほくしながらヨーガの「今夜は素晴らしい夜ざます。散歩をするざます」という言葉を疑いもせずに外へ。そして巧みに誘導されて底なし沼に落ち込んじゃったのです。「わあ、ヨーガ伯爵助けて、あ、助けないのか、さては2万ドルの話も嘘だな、最初っからこうするつもがぼがぼごぼ・・・」沈んでいく神父。これはひどい。

 これからラストに向かって怒涛の展開。ヨーガが解き放った死者たち、そしてブルーダはデビッドやマデン警視たちを襲います。そしてマデン警視とオコーナーはついに死者たちに追い詰められ殺されてしまいます。デビッドはやっとある部屋にいたシンシアを発見し逃げようとするのですが、死者たちに袋小路に追い込まれてしまいます。トミーやブルーダ、さらにヨーガ伯爵まで登場。伯爵はせっかく助けたシンシアを奪って逃げてしまいました。残されたデビッドに迫る死者たち、ブルーノ、トミー、デビッド絶体絶命かと思いきや次の場面ではもうヨーガを追っかけているという(笑)。

 とてもなんとかなるような人数ではなかったと思うのですがねえ。

 ヨーガはシンシアと共に塔の上へ逃げます。最上階でデビッドに追いつかれて戦いとなりました。さすがに吸血鬼の力は強くヨーガが優勢。デビッド、斧を持っていたのですが難なく弾き飛ばされて地上へ突き落とされそうになります。デビッド、またまた大ピンチ。しかし、ここでタイミングよくというか都合よくというか(笑)シンシアの記憶が全て蘇ったのです。彼女は弾き飛ばされた斧を拾うと「いつまでもお前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んでヨーガの胸にぐさぁ!すかさずデビッドが突き飛ばして、ヨーガは絶叫を上げながら地上へ落下したのでした。

 「ああ、デビッド、良かったわ」と彼に抱きつくシンシア。しかし彼女は見ました。デビッドの青白い顔を。すでに彼はヴァンパイアと化していたのです。

 この後ボールで遊ぶトミー少年の姿が映ってエンドクレジット。

 その後ぽすれんのレンタルブルーレイで『カッコーの巣の上で』を見る。いや、今晩一気に見たということではなく、今までちびちび見ていたのをようやく終わらせたという状況。さすがにそんなに映画ばっかり見ている訳ではありません(笑)。

 名作の部類に入っており、ベトナム期のせせこましく窮屈なアメリカの社会状況を精神病院という舞台に置き換えたという解釈が一般的なようであるが、私にはむしろ、あの病院がエデンの園のように思えた。厳しい規律と投薬により平穏が保たれていたエデンの園へ蛇たるジャック・ニコルソンがやってきて患者たちに「自由と個人の尊厳」という名の果実を食べさせる。そして蛇は罰せられるがアダムたるチーフは自由な外への世界へ脱出を果たすのである。実際のアダムはエデンの園から追放されたのだが、この映画では自ら進んで下界へ乗り出していくのだ。

 自由への渇望そのものを封印された世界からの帰還、これが映画の高評価の主たる理由ではないかと思うのであるが・・・違いますかね(笑)。

 ハイビジョン画質は中の下というところ。ざらつきが気になるしぼんやりした発色も好きになれない。サラウンドはドルビーデジタルハイレート。BGMの粒立ちは良かったけれどもサラウンド効果はほとんど感じられず。

 その後だらだらTVを見て午後2時半過ぎに就寝。

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2009年7月18日 (土)

7月17日(金) 「アステカ、来日」

 マヤはどうした。今日の「フューチュラマ」 ロボットが支配している惑星へ配達に赴いたフライ・リーラ・ベンダーの面々。人間だと分かるとすぐに殺されてしまう物騒な惑星だ。そのためベンダーが配達に向かうのだが「人間のシンパ」だということが分かって連行されてしまう。フライとリーラはドラム缶とか金属のパイプを使ってロボットに変装し!救出に向かう。

 正体がばれてしまったフライとリーラはロボットたちに追われることになる。彼らはロボットの映画館に逃げ込むのだが、そこで上映されていたのが人間の侵略SF。平和に暮らしているロボットたちを宇宙からきた地球人が襲うという映画でタイトルが『イット・ケイム・フロム・アース』 しかも赤青のメガネを使う立体映画だ(笑)。このギャグは「スタートレック ボイジャー」でもやっていたが(60年代オタクのトム・パリスがホロデッキで当時の劇場を再現、赤青のメガネをかけて映画を見る)、「フューチュラマ」の上手さはこの段階からさらにリーラに「全然立体に見えないわよ」とボヤかせることにある。彼女は大きな一つ目を持つエイリアンだからこの手の3D方式では効果がないのだ。

 いやー、やっぱり「フューチュラマ」は面白い。ロシアリクガメ飼って、イシガメ飼って、大画面で映画見て、さらに「フューチュラマ」を楽しむ。なんか、俺の人生、これで完結したなと思ってしまうぞ。

 アメリカ盤ブルーレイ、DVD 『ノウイング』、『S・ダーコ』、『ピンクパンサー2』、『アナコンダ』(笑)。そしてDVDの「ワーナー・ホラーダブルフィーチャー」の『太陽の爪あと』(『The Shuttered Room』 1967)、『魔像ゴーレム 呪いの影』(『It!』 1966) 発送が米国時間の7日だったからおおよそ10日掛かったことになる。最近としては遅い部類だ。まあ、その分台紙にしっかりシュリンクパックされているのは良かったけれども。

 またちょっと気が早いが来月分の注文予定も書いておこう。新作ブルーレイが『ウォッチメン』、『エイリアン侵入/Alien Trespass』、『フューチュラマ ベンダーズ・ゲーム』、『12ラウンド』 そしてDVDが『恐竜の惑星』(『planet of dinosaurs - 30th anniversary widescreen edition』 1968)だ。この中で楽しみなのが何と言っても『エイリアン侵入/Alien Trespass』 50年代SF風コメディというからもろ私の好みど真ん中。ポスターもちゃーんと当時の雰囲気で作ってあってなんかすっごくオサレ(笑)だぞ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。午後7時から町内会の理事会。夏祭りとかレクレーションとか大清掃の件について話し合う。一時間半も掛かった(笑)。

 食ったもの。本日は3日に一度のアンリミテッドランチの日であるから、赤のれんでラーメン+小炒飯のAランチ。もちろん替え玉もしたぞ、ふはははは。後で酷い下痢をしたけどな。夕食はヒラメの刺身、真空パックのシューマイ、トマトスライス。ビール二缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーもなし。

 シャワーを浴びててろてろとTV。お酒も飲む。就寝午前1時過ぎ。

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2009年7月17日 (金)

7月16日(木) ビック錠葱

 これが満太郎の九条ねぎ乱れ落としでい!えー、いつのまにかインターネットエクスプローラーの画面から「お気に入り」タブが消えてしまいました(笑)。Alt+Aの操作でとりあえず表示されるのでまったく使えないことはないのですが、いざ「さあ、お気に入りを使おう」という時に「あれ、タブがないぞ、そうか、Alt+Aで操作しなくちゃいけないんだ」と思考過程がひとつ増えてしまうのですな。これがも単純な脳の作りをしている私のような人間にとって面倒くさくて仕方ない。

 だから、だれかこの状態からの復帰の仕方を教えておくれ。

 先日届いた「フューチュラマ」DVDボックスセット。一日に2エピソードずつちびちび見ているのだがこれがもうとんでもなく面白い。特にフォースエピソードの「Love's Labours Lost in Space」がケッサクで、スタートレックのカークをイヤでも連想させるブラニガンというキャラクターが登場、脂っこくリーラをベッドに誘おうとする。もちろん、嫌悪に近いレベルで拒否するリーラだが、彼女に拒まれて「ああ、俺は孤独だ」と懊悩する(フリ)のブラニガンに同情しついついヤッてしまうのであった。翌朝、このことを激しく後悔するリーラに大笑い。

 また、ブラニガンには副長がいるのだが、彼はスタトレのスポックとは違っていやいや従っている風である。ブラニガンが命令を下すたびにため息ついたり、軽蔑の目でみたり。このあたりのパロディ感覚の鋭さも「ザ・シンプソンズ」譲りで好印象だ。

 このDVDセット、当然ながら日本語字幕などない。英語字幕(ハンディキャップの人用)とスペイン語字幕だけである。だから全シーズン見た暁には私の情けないヒアリングの力ももう少し上達するのではないかと期待しているのだが・・・、さあ、どうなりますかな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝食にコンビニの照り焼きビーフバーガーとコーヒー牛乳。昼食にところてん(54kcal)、夕食に海老とアナゴの串揚げを一本ずつ、レタス・キャベツの生野菜、イカの刺身、ビール二缶、ざるそば1.5皿。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『スパイダー・ウィックの謎』を見る。ファンタジー社会と人間の現実社会を密接に絡めた構成が魅力的。基本的に子供向けのファンタジーなのに、「パパはねえ、女の人と出来ちゃって一緒に暮らしているの、だからもうあなたを迎えに来ないの」なんて主人公に言っちゃって大丈夫なのかと思ってしまう(笑)。ラストの大ボスのやっつけ方も一応伏線は張ってあったにせよ、あれはあんまりじゃないかという不満もあり。

 まあ、これらの不満などはラストのスパイダーウィックとその娘の劇的な再会という感動で消し飛ばされてしまうのでありますが。

 ハイビジョン画質はもう少し解像度が欲しかった。黒の沈みも今ひとつで漆黒のレベルに至っていなかったのが残念。サラウンドはトゥルーHD。音圧が低めでいつもより2ノッチヴォリュームをあげなければならない。ダイナミックレンジが狭くいささか迫力に欠けた音場であった。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから輸入DVDで『ヨーガ伯爵の復活』(『The Return of Count Yorga』 1971) (カラー、スクイーズワイド モノラル)を見る。夜明けの陽光にひっそりとたたずむ豪奢な屋敷。がーんとタイトルが出ます。そしてオープニングクレジットの間、森や草原でボール遊びをしている少年トミー(フィリップ・フレーム)。たぶん、この少年が最初にヨーガの毒牙に掛かるのでありましょう。

 さて、今回の舞台となるのがウェストウッド孤児院であります。孤児院は今夜の仮装チャリティショーの準備に追われております。そんな中、ここに勤めているヒロインのシンシア(マリエッテ・ハートレィ)は「ああ、風が吹いてきたわ、これはサンタ・アナの風。きっと良くないことが起きるのだわ」と不吉な予感に身を震わせております。

 そして、その予感がすぐに現実化するという・・・。遊んでいたトミー、冒頭の屋敷近くにある墓地に迷い込んでしまいます。すると不気味な声が「時はきたれり、蘇れ」 これはあのヨーガ伯爵の声です。前作で灰になったのにいつの間にか蘇ってやがった(笑)。彼の声に呼応して墓場の土がもじゃもじゃと動き始めます。そしてずぼんと手が突き出して、土の中から這い出てくる死者たち。トミーは仰天して逃げ出すのですがその行く手に待ち構えていたのはヨーガ伯爵。「ヒーッ」森に響くトミーの悲鳴。

 さて、トミーのことは置いといて(笑)、にぎやかに開催されるウェストウッド孤児院の仮装大会。原始人だの、ドラキュラ伯爵だの、半魚人だの、宇宙人だの、趣向を凝らしたけれどもどこか貧乏くさい仮装が盛りだくさん。みんな観客席に座って子供たちの合唱を楽しんでおります。

 そんな中唐突に現れたヨーガ伯爵。シンシアに思いっきり仮装だと間違われてムッとしております(笑)。「私はヨーガ伯爵ざます、仮装などではありませんざます」慌ててわびるシンシアです。ヨーガ伯爵はそんな彼女に、「あたし、あなたを知っているざます。何度かお見かけしたことがあるざます。なんと美しい人かと思ったざます」今回のヨーガの獲物はこの人ということですね。一応、シンシアには婚約者 デビッド博士(ロジャー・ペリー)を紹介されるのですが、ヨーガ伯爵がそんなもの気にする訳もありません。

 さて、仮装大会はオシマイ。優勝者が発表されます。その優勝者はドラキュラの仮装をしていたマイケル・ファーマーということが分かって複雑な顔をするヨーガ伯爵(笑)。その後ヨーガ伯爵はデビッドと吸血鬼の存在について語り合います。もちろん、デビッドは「そんなものがいるはずない」、ヨーガ伯爵は「いやいやいたらどうするざます」という具合で物別れに終わってしまうのですが。

 仮装大会は終了。子供たちも寝かされた、後は帰るだけということになった時、恐ろしい悲鳴が響きます。ミスコンテストの優勝者の仮装(ややこしいですな)をしていたミッツィーが失神して倒れていたところを発見されたのです。彼女の喉にはおなじみの傷跡。吸血鬼にちゅーちゅーされてしまったことは明白ですが意識が回復した彼女はただ「あー、頭がふらふらするわ」と言うばかり。

 ヨーガ伯爵は屋敷へ戻ります。するとそこにうようよいたのは蘇った死者たち。この中でただ一人の男で顔に酷い傷跡がある奴がヨーガの下僕ブルーダ(エドワード・ウォルシュ)であります。

 そしてその夜半過ぎに本当の惨劇が起こりました。シンシアの家があの死者たちに襲われたのです。一緒に住んでいた聾唖の少女、ジェニファーを除いた家族は死者たちにがりりと齧られ死亡。シンシアは連れ去られてしまったのです。

 シンシアはそのままヨーガ伯爵の屋敷に連れ込まれベッドに寝かされたのでした。そこに現れたヨーガ伯爵、寝ているシンシアに向かって「今晩のことは忘れるざます。あなたは私の屋敷の前で交通事故を起こしたざます。医者の言ったとおりここでゆっくり静養するざます。家族には私から連絡しておくざます」これでシンシアの記憶は書き換えられて彼女は喜んで屋敷に滞在することになったのです。

 一方、夜が明けて起き出してきたジェニファー、ごろごろ転がっている死体を見つけて「・・・・・」声にならぬ悲鳴。彼女はたまたま泊まりに来ていたトミー少年が生き残っているのを発見。彼を連れて警察へ駆け込んだのです。しかし、駆けつけてきた警察の皆さんは意外なものを目にします。シンシアの家には死体も何もなかったのです。血痕もありません。それどころか叩き割られていた筈の窓も元通りになっていたのです。おまけに発見されたシンシアからの手紙に「ジェニファー、ごめんなさい、親戚のものが急病ですぐ行かなければならなかったの。数週間で戻ります」と書いてあったという・・・。

 警察は捜査を打ち切って退散します。

 この結果に不満たらたらなのがシンシアの婚約者であるデビッド。彼は友人のジェイソン(デビッド・ランプソン)と共に「あのヨーガ伯爵がおかしい」と考えます。「そう言えば奴は吸血鬼がどうのと言っていたな」そこで彼らはオカルトの研究家で吸血鬼の存在にその生涯を掛けているライトスタット教授(ジョージ・マクレディ)に助けを求めることになったのでした。

 さて、あの惨劇より一人助かったトミー、だんだん様子がおかしくなっていきます。彼はボールの取り合いで友達と大喧嘩。ジェニファーがとめなければ大きな石で相手の頭を潰していたかも知れません(笑)。ジェニファーは彼の後をつけることにします。そしてついに彼がヨーガ伯爵の屋敷に行くところを目撃したのです。

 一方、ヨーガ伯爵とディナーを楽しんでいるシンシア。交通事故で静養中の身にしては豪華なフルコースを食べておりますな(笑)。と、そのとき彼女に失われた記憶の一部がフラッシュバック。理解できずにぽかんとするシンシアであります。その後ヨーガ伯爵は出動、あるライブハウス?ナイトクラブ?に現れました。

 本日はここまで。

 その後TVと本をだらだら。就寝午前2時過ぎ。今晩はすんなりと寝られたようだ。

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2009年7月16日 (木)

7月15日(水) 「阿素子、来日」

 吾妻ひでお先生ごめんなさい!イシガメ水槽、これまで毎日水換えをしていた。それが大阪旅行で1日間を空けたらもうフィルターが詰まりかかっている。慌てて水換え・掃除をして事なきを得たがこれでは飼育前に想定していた2~3日で水換えというペースでは良好な水質を保てないことになる。面倒でも毎日これまでどおりに水換えをしてやらなければならないだろう。まあ、毎日の水換えといってもホースつきのポンプを放り込んで排水、ペットボトルで10リットルの水を流し込むだけという手間であるから、10分程度で済んでしまうのだが。

 しかし、いずれ亀が成長して120センチ水槽、あるいはプラ船に移すことになれば水換えはこんなものでは済まなくなる。もっとましなろ過の方法を考えなければなるまい。

 本日は水曜であるけれども大阪旅行の代休ならぬ代出勤。まあ、どっちにしても水道の検針があるから出社しなくちゃならなかったのだが。食ったもの、昼飯に100kcalレトルトカレー、ゴハンなし。夕食はブリとヒラメの刺身、きゅうり・鯵の酢の物。後はカレー(笑)。ビール一缶、カレー一皿。

 ええ、この時アマゾンのマーケットプレイスで買った「フューチュラマ シーズン1~4DVDボックスセット」が届く。中古だけあっていささかパッケージが傷んでいるが(笑)値段を考えると文句は言えませんな。

 その後ぽすれんのレンタルブルーレイで『ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー』を見る。三作目ということでより一層ゴージャスになったが、やっぱり私には合わぬ。時間が延びただけ苦痛も増えた(笑)。なんかもう、出てくる登場人物がみんな天才的な頭脳を持っていてバスケットボールでは大活躍、ソングアンドダンスをプロ並みにこなすというあたりが人生劣等生の私にはむかむかきてしまうんだよ。

 ハイビジョン画質は発色が派手派手。黒の粘りがフィルム的で見ていて気持ちがよろしい。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。こちらは今ひとつ。音場の構築が大味でロスレスらしい情報量が感じられない。

 シャワーを浴びて今度はちびちび見ていた日本映画専門チャンネルで録画しておいた『青春の蹉跌』を最後まで。萩原健一の冷徹なキャラクターが印象的。いろいろ悩むふりをしているけれども、その内面は冷たく彼の子供を二度までも宿した恋人 桃井かおりをあっさりと捨てようとする。拒否する彼女をこれまたあっさり絞め殺し、叔父の娘 壇ふみとの結婚を選択するのであった。

 このニヒリズム、自分の置かれた状況から脱出しようとする焦燥感など、萩原健一でしか表現できない情念であり高い評価を受けたのもうなずける演技であった。

 ハイビジョン画質は秀麗。色の出方が綺麗で時代を感じさせない。黒も良く沈んでおり今まで日本映画専門チャンネルHDで見た映画でも最良の画質ではないか。

 その後「フューチュラマ 第一シーズン 1,2話」を見る。元ピザのデリバリーボーイであったフライが「31世紀でもデリバリーボーイはいやだ」と逃げ回った挙句、プラネット・エクスプレス社に逃げ込む。宇宙船で宇宙を飛び回る、わお、なんて凄い仕事だと感激したのもつかのま、ファーンズワース教授から「あー、あなたにはデリバリーボーイやってもらうから」と言われて愕然とするさまに大笑い。

 それからてろてろとテレビや読書。就寝午前2時半・・・であったが寝入りばなに蚊に刺されかゆみのために眠れなくなってしまう。テメー、蚊!と罵りながらムヒを塗りつけまた自室でテレビ。この時最初間違って水虫の薬を塗ったのは内緒だよ(笑)。ようやく眠くなってきたので午前3時半に再就寝したのであった。

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7月14日(火) 「アショカ、来日」

 カニシカ王は?大阪に行ってびっくりしたこと。大阪モノレール、羽田のそれとは違って床が平坦。普通の電車感覚で乗れる。エスカレーターでみんな右に立って左を開ける。東京や福岡と反対?商店街のアーケード、通路の真ん中部分が自然発生的な?自転車置き場になっている。同じく商店街のアーケード、パイプシャッター(中が見えるタイプのシャッター)に「犬や自転車をつなぐな、つなぐと通報する」という張り紙があった。犬はさすがにまずいだろ、犬は。一日に片腕の男の人を2人見かけた。リチャード・キンブルだってそんなに見ないよ、片腕の男。食い物がみょーに美味い。期待しないで入ったショッピングモール内のトンカツ屋。ビールのつまみに取った豚角煮、メインのトンカツ定食どちらも驚くほど美味しかった。ホテルの朝食バイキングもなかなかの美味さ。この手のバイキングでうまかったためしはないのだが、ここは別格。

 きちんと作られた卵焼きに感動しましたぞ。

 さて、コンサートの興奮も覚めやらぬ14日。午前8時過ぎに起床。シャワーを浴びて身支度拵えホテル大阪ベイタワーの51Fスカイラウンジにて朝食。前述のごとくホテルのバイキングとは思えない味に感激して朝っぱらから腹いっぱい食ってしまう。

 その後荷造りなどして午前10時半チェックアウト。昨日の逆の道程を辿って(中央線で本町 御堂筋線で千里中央 大阪モノレールで大阪空港)午前12時近くに空港着。そして午後1時の便で福岡へ飛ぶがこの時の使用機がなんとプロペラ(ターボプロップ)のカナダのボンバルディア・エアロスペース社製「DHC8-400」であった。もちろん、生まれて初めてのプロペラ体験である。予想していたよりずっと早く(巡航速度650キロ)、ずっと静かで振動も少なくなかったのだが、離陸の時の加速感がジェット機以上に感じられてちょっとコワイ(笑)。また機体も小さいのでちょっとした気流にも敏感に反応する。今日は非常なる好天気でさほど揺れはしなかったけれど、この機体で悪天候の中を飛ぶのは願い下げだ。

 巡航高度が低かったので窓側の席の人はすばらしい眼下の景色を楽しまれたことと思う。私はいつものくせで「通路側」を選んでいたのだが、今日ばかりはその決断を後悔することになった。

 約1時間10分で福岡空港へ到着。着陸の時もやっぱり怖い。逆進をかけた時のGの掛かり方がジェット機のそれの10パーセントましぐらいに感じられる。また機体から空港ビルまではバスを使うのだが、この発着所がまた端っこのほうで手荷物受取所まで延々歩かされたのも大きなマイナスポイントだ(笑)。

 地下鉄で博多駅までででそこからバスにて帰宅。午後3時を少し回った頃であった。台所にあったカップラーメンで昼食を済ませ事務所へ。母親と事務関係の引継ぎ。特に変わったことはなかったようである。それから明日の水道検針の準備など。

 夕食はブリの刺身、野菜サラダ、後は冷やしうどん。ビール一缶飲んでもちろんゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『カリフォルニア・ドリーミング』を見る。中西部の田舎町に住む家族が長年の夢であったカリフォルニアへの休暇旅行に出かけようとするが、表面上は仲良くしていた家族間の・・・というか嫁(リー・トンプソン)問題が爆発、姑、小姑も巻き込んで映画の70パーセントぐらい言い争いをしているという凄い映画(笑)。

 タイトルが『カリフォルニア・ドリーミング』なのにカリフォルニアどころかいろいろあって地元の町すら出ることができないという、不条理劇に近いギャグもあってこの混乱をどう収めるのだろうと途中で心配になってしまったくらい。まさか途中で唐突に登場した犬といささか頼りないと思われていた娘のボーイフレンドを使ってきっちりとハッピーエンドに持っていくなど誰が予想しえたというのか。

 ハイビジョン画質は黒が潰れており、陽光も弱々しい。とても夏の日差しとは思えないのは全体的にコントラストが不足しているせいか。音声はAACのステレオ。台詞のカツゼツがくっきりはっきりしていて言い争いにいっそうのリアリティを与えている(笑)。

 終了後、シャワーを浴びてお酒。午前1時過ぎ就寝。

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2009年7月15日 (水)

7月13日(月) 俺はインカのプレスリー

 インカ帝国にも田舎ものがいた!本日はサイモン&ガーファンクルコンサートのために大阪行き。午前6時半にオリンピアーと元気良く叫びながら起床。シャワーを浴びて身支度拵える。大量に脱糞し(汚くてすいませんね、もう)痔の薬を塗り塗り。そして事務所へ行って亀の餌やり、ネットのチェック。

 午前7時52分のバスで博多駅へ。いつもと違ってラッシュの最中であり、40分近くかかった。それから地下鉄に乗り換えて午前8時50分空港到着。チェックインを済ませ早々に搭乗待合室へ入る。ここで朝飯にメンチカツサンドと缶コーヒー。

 午前10時、全日空機にて大阪、伊丹空港へ出発する。伊丹空港から大阪モノレールで千里中央へ。そこから地下鉄御堂筋線に乗り換えて本町へ、さらに中央線で弁天町。ホテルは駅に隣接しているのであっという間についてしまったという印象。実際、北半球一の方向音痴である私がまったく迷わなかったのはまさに特筆すべきことである(笑)。もっとも大阪モノレール千里中央駅から御堂筋線への案内がなぜか「北大阪急行」になっているのには戸惑ってしまいましたが。

 午後1時にホテル 大阪ベイタワーへチェックイン。51階建てで大阪で一番綺麗な夜景が見られるというフレコミのホテルで私にはもったいないくらいの高級なところ(笑)。すこし休んでから外出。コンサートまでの時間を利用して世界最大級の水族館 海遊舘へ行くのである。また中央線で二駅先の大阪港へ。そこから15分ほど歩いて海遊舘に到着。非常に暑く、こらかなわんから生ビールでも飲もうと思ったのだが入りたくなるような店が周囲になくやむなくそのまま水族館見学に突入する。

 太平洋水槽の馬鹿でかさにびっくりし、ジンベエザメの悠々たる姿も感動的であったが、亀の展示が少なかったですなー(笑)。見られたのはエクアドル熱帯雨林のモンキヨコクビガメ、パナワ湾水槽の陸上部にいたアカアシガメくらい。大型淡水魚のピラルクー、シルバーアロワナ、コロソマも印象的だったけれども、僕はもっと亀が見たかったんだい!

 一時間半ほどで海遊舘見学はおしまい。また中央線で弁天町へ戻る。腹はすき、喉はいよいよからから。でもなかなかいい店が見当たらないという極限状況の中で(何を大げさな)やむを得ずホテル近くのショッピングモール食堂街にあったトンカツ屋に飛び込む。

 まずは生ビールとつまみの豚角煮を頼む。運ばれてきた生ビールのジョッキをぐいっとつかんで飲む。死ぬかと思うほど美味かった(笑)。あっという間に飲み干してしまいお代わりを頼む。今度の一杯もまた美味い。これであっという間に幸せな気分となる。ずいぶんと安上がりな幸せである(笑)。

 まるで期待しないで入った店であったが食い物の方もびっくりするくらい美味かった。豚の角煮はとろけるようであったし、その後頼んだとんかつ定食も肉の旨みがただ事ではなかった。さすがに大阪だけあって、こんな店のレベルが高いのですな。

 その後ホテルへ戻ってシャワーを浴びる。そしてウィスキー水割りなどを少しやって休憩。

 そして午後5時半過ぎ、いよいよコンサートに向けて出発だ。京セラ大阪ドームのもより駅は九条駅。弁天町からわずか一駅である。まあ九条駅から20分近く歩かなければならなかったけど(笑)。そして入場、おじさま、おばさまだらけの人の波をかきわけかきわけして指定席についた。いやいや、この席、三塁側外野の二階席で見晴らしはいいけれどもステージがちっちぇー。こんなことならもっと早くにチケットを取るんだった。

 開演までじっと待つ。コンサートの間にトイレに行きたくなったりしたら一生後悔するので2回も小便に行った(笑)。そして午後7時10分、定刻から10分遅れでコンサートが開始されたのだ。このコンサートの模様は以下の通り。

旧友 ブックエンドのテーマ
冬の散歩道 
アイ・アム・ア・ロック
アメリカ
キャシーの歌  (ガーファンクルがこれ、たぶん僕の一番好きな曲と言って歌った。古参のファン、もう目うるうる)
ヘイ・スクール・ガール
ビーバップ・ア・ルーラ
スカボローフェア
早く家へ帰りたい    
ミセス・ロビンソン
スリップ・スライディン・アウェイ(ポール師匠がこの歌は物凄くS&G向きだけど実際やるまえに僕ら解散しちゃったとジョークを飛ばす)  
コンドルは、飛んでいく

ガーファンクルのソロコーナー

ブライト・アイズ  
ア・ハート・イン・ニューヨーク (ガーファンクル 昔、僕は日本を横断したことがある。福井とかとても良いところだった。これは僕の故郷を歌った歌です)     
ナウ・アイ・レイ・ミー・ダウン・トゥ・スリープ (メドレー) 

サイモンのソロコーナー

ボーイ・イン・ザ・バブル   
グレイスランド
時の流れに
ニューヨークの少年(ポール師匠がこれは「明日にかける橋」アルバムからの曲ですといって歌いだす。最後までポール師匠のソロかと思っていたら後半、ガーファンクルがコーラスをつける。あの「さよなら、アーティ」のエピソードを知っている古参ファン、もう目がうるうる)

マイ・リトル・タウン
明日に架ける橋 

アンコール
サウンド・オブ・サイレンス
ボクサー (間奏部分でテルミン使用。追加分の歌詞は歌われず。また最後の四番を歌わずに終了したのであれっと思っていたらダブルアンコールで)

ダブルアンコール
ボクサー(四番のみ)
木の葉は緑
いとしのセシリア

 バンドメンバー紹介
いとしのセシリア

 終了。

 一言で言って非常に素晴らしい内容だった。S&G時代の名曲にはアグレッシブなアレンジが施され2人の「ただの懐メロじゃないんだよ」という意思が明確に伝わってくるし、ソロパートのバランスも的確。そして2人のリユニオン・友愛の復活を示す演出も感動的だ。いや、本当のところはどうか知りませんよ(笑)。とにかく私のようなポール師匠命のファンにもガーファンクルのファンにも、そしてもちろんS&Gファンにも満足できる内容だったと思う。

 しかし、なんですな、アンコールを待たずに帰ってしまうお客さんがたくさんいたのにびっくりしました。あんたたち、サイモン&ガーファンクルのコンサートに来て「サウンド・オブ・サイレンス」を聞かずに帰るんすか。

 大満足で京セラドームを後にする。夕食は九条駅へ戻る途中の商店街で見つけたうどんやさん。ラストオーダー間近ということで、ちょっとあせって生ビール、じゃがバター、かけうどんという変な組み合わせになってしまったのが残念(笑)。じゃがバターはちょっと頂けなかったがその分うどんの出汁の美味しさに驚かされる。

 ホテル帰着は午後10時過ぎ。途中のコンビニで買ってきたソーセージをつまみにウィスキー水割り。コンサートの興奮・感動が蘇ってきて大変に良い気分になる。水木しげる先生風にいうと「フハッ」となったのである。そしてその良い気分のまま午前12時過ぎに就寝。

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7月12日(日) 「超時空騎団サンタクロース」

 超時空駄洒落。本日は校区の少年ソフトボール大会である。午前6時にふぎいいいと呻きながら起床。手早くシャワー・トイレを済ませて会場となる小学校へ。ばたばたとテント張り、ライン引き等々の準備作業。午前9時から大会開始。私は一試合のみ審判をしただけで、後はぼけっとしておりました(笑)。

 面白かったのが大会を手伝っていた小学校3~4年生くらいの女の子、昨日放送された「ビートたけしの禁断のスクープ大暴露 超常現象丸秘Xファイル 緊急警告! 2012年人類滅亡の暗号!? 恐怖のオカルトパンデミック」の内容を鵜呑みにしてしまったらしく友達に「アメリカの陰謀が」とか「2012年に人類は死んじゃう」「宇宙人が」とか喋り捲っていた(私はまだ未見なので具体的な内容については良く分からない)。もう聞きながらにやにやしてしまう(笑)。もうよっぽどね、「おじさんが子供の頃からそういう話はあったんだ、甲府のぶどう畑にUFOが降りてきて中から牙の生えた宇宙人が光線銃もってでてきたとか、四国で中学生が小さな円盤捕まえてリュックサックに入れておいたら消えちゃったとか、円盤の中からバケツ持った宇宙人が出てきて水をくれとねだったとか、そんな話があったんだよ、もうみんな嘘ばっか。だからあんまりテレビの言うことを信じちゃいけないよ」と話しかけようかと思ったくらいでしたよ。

 今日の大会はさまざまな事情で参加者が少なく7チームのみであったから、午後3時過ぎには終了してしまった。その後夏祭りの用品確認などをやってから午後4時過ぎに解散となる。事務所へ戻ってあれこれの仕事。

 食ったものは朝食にコンビニのお握り三個。昼飯は支給の弁当。夕食は鯛とイカの刺身、牛肉と野菜を炒めたもの。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 それから明日のための荷造り。終了してからさて映画を見ようかと思ったのだけれども、ソフトボール大会のために異様に疲れており未見の映画を見る気がしなかったので、REで保存版にしてある『フューチュラマ ベンダーの大冒険』を再見。やっぱり面白いやあ。

 終了後、シャワーを浴びてお酒。

 就寝午前1時過ぎ。

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7月11日(土) アスペクト比という字は明るい日と書くのね

 書かねえよ!イシガメ2頭、飼い込むにつれて頭・首のあたりがなんとも良い色艶になってきている。これがイシガメ本来の体色なのかと感動することしきりである。しかしなんだな、亀の頭のあたりの色艶が・・・なんて言うと誤解されそうだな(笑)。そう言えば大藪春彦先生の「マンハッタン核作戦」だったか、悪いことを企んでいる議員の巨根がなすび色と表現されていてげんなりしたことがあったなあって全然関係ないやんかい。

 大阪旅行に備えていろいろ準備。伊丹空港からホテルまでの道筋を確認。モノレール、地下鉄、環状線を使えばスムースにホテルまで行けそうである(実際の道筋は違っていたが)。またサイモン&ガーファンクルコンサートの前に大阪の有名水族館 海遊舘に行くつもりなのでそちらへの行き方も調べる。するとホテルから地下鉄一本二駅で行けることが判明して「しめしめ」とひとりごちる。さすがにこれくらいなら北半球一の方向音痴である私でもたどりつけるであろう。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯は3日に一度のアンリミテッドランチの日なので、久しぶりにゆきみ家へ行く。カレーラーメンを食べたかったのだが冬季限定ということで今はもうやっていない。暑い夏こそ、汗をだらだらびたびたぽたぽた垂らしながらカレーラーメンを食べたいのだと思ったが、ないものは仕方なくフツーのしょうゆラーメンとミニカレーのセットを頼んだ。こっちもンまかった。夕食はマグロの刺身、生野菜、鯵の南蛮漬け。ビール二缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『サンタクロース3』を見る。こんな季節になんて映画を見るのだろう(笑)。もっとも映画そのものは面白く、特にティム・アレンからサンタクロースの座を簒奪したジャック・フロストが歴史改変により作り上げた“暗黒サンタ帝国”がケッサク。プレゼントを世界中に配るなんてことはもうしない。逆に世界中のお客をサンタクロースのペインティングが施された旅客機で北極に呼ぶのである。サンタのおもちゃ工場はテーマパークになっており、実に効率的にお客の懐からお金を吸い上げる仕組みになっていて、「悪い子リストに載せられた子供でもお金しだいで良い子リストに移ることができる」というギャグには大笑いさせられた。

(註 サンタクロースは「良い子リスト」「悪い子リスト」を作っていて、「悪い子リスト」に載せられた子供はプレゼントがもらえない。だからあちらではクリスマス時期になると良い子になる子供が増えるのである。「欽ちゃんのドンといってみよう!」の「良い子悪い子普通の子」コーナーとはまったく関係がないので注意する必要がある)

 終了後シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「涼宮ハルヒの憂鬱」 またもループの回。回数を重ねるたびにループの残滓が濃くなっていく演出に驚かされる。これはひょっとしたら「エヴァンゲリオン」初回放送時の最終回と同じく“伝説”となるエピソードかも知れぬ。

 ひれひれ酔って午前12時過ぎ就寝。明日は校区の少年ソフトボール大会のために午前6時に起きなくてはならない。

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2009年7月11日 (土)

7月10日(金) 「可能性のプリンセス」

 火星にあんなお姫様がいるかも知れないなあ。志水一夫氏の告別式が終了。参列した方からの報告によればと学会員十数人と雑誌「ムー」の編集長、秋山真氏、並木伸一郎氏が対峙するというまさに「呉越同舟」状態だった由。まさに氏の生前の特異な立ち位置を象徴するような告別式ではないか。

 なお、告別式にはと学会有志にて献花をさせて頂いている。はばかりながらこの私も参加させて貰っている。このくらいでは志水一夫氏より受けた「空飛ぶ円盤」分野での薫陶にはとても見合うものではないが今の私にできるのはせいぜいこれくらいなり。

 志水一夫先生、改めてご冥福をお祈りします。

 追記 現在と学会では志水一夫氏の追悼企画が立ち上がっている。現在のところ詳細は明らかにできぬ。冬コミに期待せよ!

 仕事はまあ、いろいろあった。粗大ゴミの処理をされずに収集場に遺棄されていたベビーカーに激怒。どうしてこういうことをするかねえ。食ったもの、朝飯にコンビニのチキンカツ、コーヒー牛乳。昼飯にところてん。夕食にマグロの刺身、子持ししゃも5匹分、焼きビーフン、ビール一缶、鳥の照り焼きでゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後日本映画専門チャンネルでハイビジョン録画しておいた『化粧師』を見る。菅野美穂が実に可愛らしいキャラクターを演じていてびっくり。このキャラクターがあるからこそ化粧師 椎名桔平が絶対善の人であり劇中の登場人物に良い影響を与え導くという青臭いわざとらしさが中和されて、感動的な人情劇になっているのでありますな。池脇千鶴もこの菅野美穂の存在がなければただの痛々しい前向きキャラクターというだけに終わってしまっていたであろう。

 ハイビジョン画質は遠景が駄目。また動きに猛烈に弱く森の中を走るという場面ですら画面の一部に破綻がでてしまう。一方、近景はみずみずしい発色が楽しめて女優陣のスキントーンも非常に美しい。もうこうなったら全編クローズアップの映画作れ(笑)。音声はAACステレオ。2チャンネルながら非常によくサラウンドしてくれて、街中の喧騒を上手く表現していた。

 その後ちびちび見ていたハイビジョン録画の『ヒロイン』を最後まで。貧乏人対金持ちのバレーボール対決、ヒロイン 室井滋は相手の金持ちのリーダーと幼馴染、子供の頃からの因縁がバレーボールを通じて炸裂するという映画である。プロットとしてはおなじみのものであり新味はないが、面白いのは徹頭徹尾、大阪風、難波風の価値観で描いていること。室井滋は手作りのアップリケ付きセーターを子供に着せたりして、はっきり言って趣味が凄く悪い(笑)。チームメンバーであるその妹はばりばりのヤンキーで何かというんと「やるんかい、コラ」と顎を突き出すような女だ。

 それでいて相手の金持ちチームが対照的にお上品という訳でもない。こっちはこっちで十分にヤンキーで成り上がりの香りがぷんぷんする似非マダムたちだ。その中の一人には明らかにヤクザの姐さんもいて、下品さでいえば室井滋とさして変わらないのである。

 これにいささか垢抜けない私好みのギャグがぽんぽん入るのだから楽しめない筈がない。

 ハイビジョン画質は抜けが悪く発色も地味地味。ステレオ音声にはサラウンド情報がほとんどなく包囲感を感じることはできなかった。まあ、映画の面白さに免じてこれくらいで許してやっておきましょう(笑)。

 その後シャワーを浴びて『宇宙原爆戦 人工衛星X号』(『Satellite in the Sky 』 1956)の続き。そしてうなりをあげるロケットエンジン。スターダスト号は最大出力で格納庫から山腹に続く斜路を駆け上がって空中に躍り出たのです。そして一段目を切り離してさらに加速。みんな、猛烈なGが掛かって青息吐息、いやあ、本当にしんどそうだ(笑)。

 なお、前夜トニーと遊び狂ったお陰でまだ寝ていたバーバラ、この爆音でやっと目を覚ますという・・・。

 この時地上基地ではブラッドフォード教授が記者たちにトリニトロン爆弾じゃなかった、トリトニウム爆弾の存在を発表。「この爆弾を大気圏外で爆発させます」思いがけないことを知らされてどよめく記者たち。同じ頃スターダスト号でもジミー、レフティがやっとこの爆弾の存在と実験の予定を知らされました。昨夜のヘイドン・ラリーと同じく「聞いてないよー」という顔をするジミーがおかしい。

 この後マリティ教授は爆弾へ信管を装着することになります。爆弾格納庫で道具を取り出すためにロッカーを開けてみると「ああっ、な、なんだお前は」なんと、あのキムが密航していたのです。昨夜、船内に忍び込んだ彼女はそのまんまロッカーに隠れていたのですな。この暴挙にみんなかんかん。「良くあのGで生きていましたな」「重量バランスが変わって航行に影響が出るかも知れなかったんだぞ」「なんてことするんだ」それでもこのまま外に放り出すわけにも行きませんから(笑)そのまんまとどまることになります。

 彼女の密航事件は地上基地に知らされます。彼女がいつまで出社してこないので「やっぱり女は駄目だ、責任感がない」と編集長がわめいていた「ワールド・プレス・サービス」にも知らせが届きまして、とたんにかんかんになっていた編集長が「何、それはでかした」と豹変するギャグあり。

 この後キムは爆弾のことを知って、「そんな爆弾を破裂させるなんて科学実験でもなんでもないわ」とぶつぶつ言い出します。ヘイドンも思わず「俺だって好きで爆発させようってんじゃないんだよ、昨日聞かされたばかりなんだ、反対のしようもなかった」これでキムはちょっとびっくりして「あら、あなたと初めて意見があったわね」これ以降2人は急速に仲良くなっていくという。

 さて、いよいよトリニトロン爆弾じゃなかった、トリトニウム爆弾の爆発実験の開始であります。マリティ教授が信管を装着。そしてスターダスト号のエンジンを停止したところでリリースハッチが開いて爆弾が外に放り出されたのです。爆弾は後部の推進装置に点火、予定の宙域に向かって進み始めた、ああ、実験は成功したも同然とマリティ教授が喜んだところで、はい、推進装置が止まっちゃった(大笑い)。しかもこの爆弾、スターダスト号の引力に引かれて戻ってきたのです。

 みんなは大慌て。「わあ、あっちへ行け、くるな、しっしっ」と叫ぶのですがもちろん効果なし。ついに爆弾はスターダスト号の船体に張り付いてしまいました。

 エンジンの熱で爆発するかも知れないという危険を冒して一度加速を試みるのですが、駄目です。爆弾は離れません。「地球重力圏を離れているから、あの爆弾はこっちの引力に反応してしまうんだ、これはどうにもならんぞ」と真っ青になるマリティ教授であります。「信管外したらいいんじゃないっすか」と聞かれて「ばかもーん、もう起爆プロセスが始まっていてとめられないんだ、無理やり信管を外そうとすると爆発するぞ」なんで、そういうややこしいシステムにしますかね。

 地上基地にもこのピンチは伝えられラジオのニュースになります。これを偶然聞いていたバーバラ、「大変だわ」ということでトニーとの夕食の約束をすっぽかし基地に向かうのでした。

 マリティ教授は「このまま地球に着陸すべきだ」と主張します。しかし、これはもちろん不可能です。船体にくっついている爆弾が地球の重力に掴まって地球上へ落下してしまうからです。それでも執拗に自説を主張する教授。だんだん目が危なくなってきました。

 この状況をなんとかすべく宇宙服を着て外に出たヘイデン。爆弾にとりついてヤッと押しやったのですが、いったん爆弾は離れるもののすぐ戻ってきてしまいます(笑)。この方法でもやっぱり駄目です。

 地上基地では対策会議が開かれるのですが、ここでもやっぱり結論は「あかん、打つ手なしや。あと4時間で爆発や」だったという・・・。さあ、6人の運命極まれりと思われたのですが、ここで意外な動きを見せたのがアメリカから派遣されていた高官。彼は電話で大統領に新型機YX-140の出動を要請します。これで衛星軌道上のスターダスト号から6人を救い出そうというのであります。ちなみにこのYX-140 極秘の新型機だそうで、またどんなカッコいい宇宙船が出てくるのかと思って期待していたら最後まで、話に出ただけだったという・・・(笑)。なんだ、楽しみにしていたのに。

 スターダスト号では人間ドラマが展開されます。マリティがついに錯乱、無理やり降下させようとして取り押さえられたり、キムがヘイデンに「自分がどうして宇宙旅行について悲観的なのか」を話したりします。それはテストパイロットであった彼女の兄の事故死、宇宙旅行に使う燃料の開発中爆死した父のためだったのです。「2人は無駄死にしたのよ、宇宙旅行なんて無意味よ」ヘイデンは驚いて「そのお父さんってジェームス・シェルトン・ハミルトン博士かい、このスターダスト号の燃料は彼の研究を元にしている。決してお父さんの死は無駄になったわけじゃない」

 またバーバラとラリーの会話も泣かせます。「私は大丈夫だ、安心しろ」「ああ、あなた私が悪かったわ」 さらにジミーはぽつりと「おれ、昨晩プロポーズOKして貰ったばかりなんだよなあ」と言ったり、マリティ教授はようやく正気を取り戻して「あんな馬鹿なことをしてすまなかった」と謝罪したり、いろんなことが起こるのでした。

 さて、これで結末はどうなるのかと申しますと、マリティとレフティが自分たちを犠牲にしてスターダスト号を救おうと考えるのです。マリティは自分が作った爆弾の責任をとろうとして、レフティは妻を亡くして天涯孤独の自分よりもジミーやラリーを助けようとして、決心したのです。2人はこっそりエアロックに行って宇宙服を装着。外へでます。

 そしてヘイデンがキムに「もし無事地球へ戻れたら結婚しよう」とどさくさ紛れのプロポーズをやっている間に(笑)爆弾へ取り付いてそのまま宇宙服のロケットを点火、スターダスト号から離れたのです。

 これを知ったヘイデン、「2人の犠牲を無駄にするな」といささかのためらいも見せずに命令。ロケットに点火したスターダスト号は無事地球に帰還を果たしたのでした。その後宇宙空間で起こる大爆発。エンドマーク。

 カラー、スクイーズワイド。モノラル音声。

 その後だらだらTVと読書。就寝ちょっと早めの午前1時半。

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2009年7月10日 (金)

7月9日(木) 反証叶姉妹

 「あの姉妹は叶姉妹のようだ」という仮説が「オッパイを図ってみたらちょっと小さかった」という観測によって反証されるかも知れない。これを反証可能性ならぬ反証叶姉妹という。昨日の水曜日、事務所で日記を書いていたところに若い女性が飛び込んできて「コーヒーのデモンストレーションでーす、サンプルを飲んでみてくださーい。営業じゃありませーん、あくまでデモンストレーションでーす」忙しいと言って帰って貰ったが、いきなり飛び込んできた知らない人間が出すコーヒーとか飲めます?私は飲めないですよ、だって、うっかりこんなコーヒー飲んだら、「あれ、あれれれ、頭がふらふらしてきたぞ・・・」これで事務所の有り金全部持っていかれぐらいならまだいい。どうせほとんど現金など置いてやしないからな(笑)。

 こういう場合、警戒すべきは拉致されてどこかへ連れ去られること。意識が途切れて気がついたら某国だった、某宗教団体のサティアンの中だった、なんてことになったらあなたどうします?

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に例の100kcalレトルトカレー、ライスなし。夕食はイカ、かつおの刺身、野菜サラダ、出来合いの唐揚げ。ヒレカツ(小さいの)二枚。ビール二缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWでハイビジョン録画しておいた『となり町戦争』を見る。これは惜しい、まったく惜しい。風刺とか戦争批判の部分が目立ちすぎていて映画の肝である「奇妙さ」の効果をスポイルしてしまっている。これをもう少し控えめにしていればシェクリィの短編のような味わいが出たと思うのだが。

 江口洋介は嫌いなのでどうでもいいとして(笑)、原田知世の美しさに参った。味気ない役場の制服から江口洋介の妻を演じる時の私服姿、このギャップの大きさがまったくたまらんかったですなあ、うひひひひ。

 ハイビジョン画質はいまひとつ。HDカメラ撮影なのか黒に粘りがなく、また発色も渋い。解像度の高さはぴかいちだけどあまり好きなタイプの映像ではなかった。音声はステレオ。サラウンド情報は控えめでフロント重視のタイプ。台詞にコクがあってBGMも高品位。

 シャワーを浴びてからぽすれんレンタルDVDの『残酷の沼』(『Torture Garden』 1967)の続き。早速撮影に参加するカーラ。夢がかなって大喜びの彼女は手助けをしてくれたベントンにお礼だといって高級腕時計をプレゼント。しかし、その直後スタジオに怪しい2人組が現れました。これを見たベントンは急にそわそわして、「あ、カーラ、夕食の約束駄目になっちゃった。明日埋め合わせするわ」2人の男と先に出かけてしまったのです。

 取り残されたカーラ、そこに現れたのはエディであります。彼はカーラに「君、ベントンに気があるね、でもやめた方がいい、君には合わないよ」と世界一余計な一言(笑)。この後彼らは例の2人の男が車でベントンを連れ去るのを目撃、エディは驚いて「いかん、あれはギャングだ」その言葉通り次の瞬間額を撃ち抜かれて倒れるベントン。きらりと光ったのは先ほどカーラがプレゼントした時計です。これを見たカーラ、「きゃー、死んだ、死んだ、絶対死んだ」と騒ぐのですがエディはなぜか極めて冷静です。「うんにゃ、大丈夫だ、病院へつれていこう、サンセット診療所だ」

 ベントンの手術を担当したのが院長のハイム博士(バーナード・ケイ)。すると驚くべきことにベントンは助かってしまったのです。「そんな彼は拳銃で頭を撃ち抜かれていたのよ」ハイム博士はにこやかに「そこを助けるのが私の腕というものですよ」カーラ、納得できません。

 しかも3日ほどの入院で撮影に復帰するベントン。カーラの疑惑はますます大きくなり、またエディを問い詰めます。「あれは誰なの、拳銃で撃たれて助かってしかも3日で復帰するなんて信じられないわ」しかしエディはにこやかに笑って「あははは、じゃあ、秘密を教えよう、死んだのはベントンのダブル(代役)さ、あのダブルはギャングの借金を踏み倒して殺されたんだ。ハイム博士は我々が持ち込んだ死体を処理しただけなのさ」しかし、カーラは引き下がりません。「そんなことじゃ誤魔化されないわよ、あたし、新聞社で調べたんだから。あなたもハイム博士の手術を受けているじゃない、1944年のニューポート海岸でのボート事故であなた、ばらばらになりかけたでしょ」「いや、博士は整形手術の大家なんだよ」「いくら大家でも傷跡ひとつないってのはどういうことよ」

 カーラは叫びます。「いいわ、私、今夜ベントンから直接聞かせてもらうから!」

 言葉通り、その夜ベントンの楽屋を訪ねるカーラ。彼女はベントンが自分が送った腕時計をはめていることに気がつきます。「やっぱり代役なんかじゃなかった、撃たれたのはあなたね。私はあなたを愛している、だから本当のことを聞かせて」ベントンの顔に手を当てるカーラ。ベントンがはっとして身を引いた瞬間、ガリッ!カーラの爪が彼の皮膚を剥ぎ取ったのであります。その下にはきらりと光る金属が!カーラ、思わず「ああ、『ゴジラ対メカゴジラ』みたい」と言ったとか、言わなかったとか。

 メカベントン(笑)は観念して真相を告白します。「ハイム博士は脳の老化を止めることに成功したのだ。そして彼は脳を金属の体に移植することによって不老不死の存在、つまり、私やエディを作り上げたのだよ。私はおかげで永遠の二枚目でいられる。その代わり食べること、飲むこと、人を愛することもできなくなってしまったがな」そして彼は恐ろしいことを言い出します。「マイクもこの秘密をかぎ付けて自分を不死にしろと迫ってきたのだ。だから殺されたのだ。秘密を守るためには仕方のないことだった」

 その時いきなり楽屋に入ってきたのがハイム博士とエディ。「最初は殺そうと思っていたけど、君もスター志願だからねえ、僕が仲間にしてしてあげよう」陽気に叫ぶハイム博士、「さあ、手術開始だ!」

 こうしてまた一人、注目の新進女優が誕生したのであります。

 はい、ぱっと元に戻って

 次はカーラの連れであるドロシー(バーバラ・ユーイング)。彼女は雑誌記者か何かでピアニストのレオ(ジョン・スタンディング)のマンションへ通ううちに親密になって、世間一般で言うところの恋人関係になったのでした。でもただひとつ違っていたのはレオは母から買って貰ったピアノにエウテルペと名前をつけて人間のように話しかけたり、母の肖像画をピアノの練習室に飾ったりしているマザコンのキモチ悪い男だったのです(笑)。

 まあ、そんなんでも男女の仲というのは不思議なものでありまして、2人はどんどん仲良くなっていきます。しかし関係が深まるのと同じくして極端なスランプに陥るレオ。ドロシーに「ひたすらに疲れた」なんて愚痴をコボしたりしております。マネージャーのマクシーヌはそんなレオを心配して「あの女のせいよ、あの女はあなたと合わないわ」とまたまた世界一余計な一言を(笑)。レオは「あんたは母さんと同じようなことを言うんだな」察するところ、レオの母やこのマクシーヌは寄ってくる女を片っ端からはねつけていたのでしょう。

 その反発もあって、ますますドロシーとの関係を深めていくレオ。しかしこの頃から怪事が頻発するようになります。ドロシーとレオが仲睦まじく話をしているといきなりピアノの天板がばたーんと落ちたり、せっかくドロシーが持ってきたフレーム入りの彼女の写真が床で粉みじんになったりするのです。そのさまはまるでピアノが2人の仲を嫉妬しているかのようであります。

 レオもなんだかへん。ある日、レオの部屋を訪ねたドロシー、部屋の中からピアノの音が聞こえております。ノックをするとぴたりとピアノの音がやんですぐにドアが開けられた!びっくりしたドロシー、「なんでピアノの音が止まってすぐにドアを開けることができるのよ、ピアノは奥の部屋にあるのよ、いくらなんでも早すぎるわ」でもレオは平然として「だってエウテルペが自分で演奏していたんだもん!」ドロシー、どん引きです(笑)。

 しかし彼女はレオを愛していた。こんなキモチ悪いオタク男を真人間に戻してやろうと考えた。彼女はついにピアノ=エウテルペからレオを引き離そうとします。彼女はマクシーヌにレオが体調不良なのでコンサートを延期するように頼みます。そしてレオに「私と旅行に行きましょう」ウウームとためらうレオ。「旅行に行かないのなら別れる他はないわ」これでついにレオは決意。旅行の準備をするために寝室へ行ったのですが、そのとたんにピアノ練習室のドアがばたんと閉まってドロシーを閉じ込めてしまったのです。ピアノは葬送行進曲を奏でながらずりっずりっと動いてドロシーに迫ります。「ヒーッ」悲鳴を上げて逃げるドロシーって、なんじゃこりゃ(大爆笑)。

 なおもピアノはずりっずりっと動いてついにドロシーに体当たり、ドロシーの体は窓ガラスを破って地上へ落下したのです。彼女の死体の周囲に群がる群集。そんな中、レオはドロシーのことなど忘れたようにピアノを弾いています。その視線の先にあるものは壁に掛けられた母親の肖像画でした・・・。

 はい、ぱっと元に戻って

 今度はパイプの紳士 ロナルド・ワイアット(ジャック・パランス)の番。彼はイギリスでエドガー・アラン・ポー展示会でアメリカの収集家カニング氏(ピーター・カッシング)に出会います。彼の膨大なコレクションに魅了された彼はさらにもっとレアアイテムを見せて貰うべく、アメリカ・メリーランド州の屋敷を訪ねたのであります。

 カッシングが披露する収集品の数々。「ポーが使った鼻紙」「ポーが子供の頃演奏していたフルート」「ポーのふけ」「ポーのスリッパ」「ポーの食器」などポー・オタクのワイアットにはたまらないものでありました。「素晴らしい、うむ、まったく素晴らしい」彼の手放しの賛辞に大喜びのカッシング、酒が入っていたこともあってついつい「もっと凄いものをお見せしましょうか」と言ってしまったのでした。そのもっと凄いものとは地下室においてあったポーの生原稿。ワイアットは驚きます。「え、でも彼の生原稿は全部公的機関で保管されているんじゃないんですか」ワイアット、原稿をちょっと読んで「しぇーっ」と飛び上がります。「ええ?「黒猫の逆襲」って、「黒猫」の続編じゃありませんか。ああ、もっとあるぞ、「黒猫対モルグ街の大猿」 「黒猫の息子」 「黒猫対メカ黒猫」 す、凄い、一体何なのですかこれは」

 ワイアットは原稿を読むうちに奇妙なことに気がつきます。原稿用紙に1966年製造という透かしが入っていたのです。彼はカッシングを睨みつけて「あんた、私をからかっているな、これは1966年の現代の紙じゃないか、あんたが自分で書きなすったんだろう」

 カッシングは首を振ります。「いや、違う、誓って私が書いたのではない。私の祖父は医学の学生たちに死体を売る商売をやっていた。もちろん、死体は墓を暴いて盗んだのだ」いやな商売でございます。「彼は商売を続けるうちに偶然ポーの墓を暴いてしまったのだ。彼の灰を手に入れたのだよ。そしてまた私の祖父は黒魔術の使い手でもあった」

 カッシングはあえぐように「彼はポーの魂を蘇らせたのだ」

 「嘘だ、そんな馬鹿なことがあるか」「信じる信じないは君の勝手だ」ワイアットは地下室を見回します。その彼の目に飛び込んできたのは奥の部屋へ続くと思われるドア。「あそこだ、あそこに何が隠してあるのだ」ドアへ突進するワイアット。カッシング、「わああ、やめてくれ」と彼に飛び掛ります。この後繰り広げられるワイアット対カッシング 地球最大の決戦。ワイアットは蜀台を振り上げて「いつまでもお前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」ってお前、正義じゃないじゃん(笑)。

 ワイアット、蜀台をカッシングの額に叩きつけます。カッシング死亡。ワイアットは扉を開きます。中へ入ると連動しているらしき隠し扉が開いて現れたのは、おお、本物のエドガー・アラン・ポーだ。ワイアットは憧れの人を前にして胸がどきどき(笑)。「あの、先生の、原稿を発表したいんすけど」「私は呪いに囚われておる、悪魔と取引をして死の世界のことを知ろうとしたのが間違いであった」会話がかみ合ってません(笑)。まあ、それでもポーが死にたがっていること、この呪いを解くためには火が必要であることなどがわかります。

 ワイアット、「よござんす、この私めが先生を解き放とうではありませんか。その代わり原稿のほうをひとつよろしく」彼はライターを取り出して火を放ちます。そのとたんポーは「ワハハハハ」と笑い出して「私の代わりに君が囚われるのだ、このまま永遠に苦しむがよい!」火が地下室全体を覆いつくして・・・

 はい、ぱっと元に戻って・・・

 ディアブロはただ一人残った男に「さあ、今度はあなたの番だ」しかしすっかりおびえ切った男は断固拒否。ディアブロは「それは困りますな、料金を貰った以上体験して貰わないとなりません」「ウルサイ!」逆上した男はあろうことか運命の鋏を取ってディアブロの胸にぐさあ!この惨劇に慌てて逃げ出すお客さんたちです。

 ところが殺された筈のディアブロが「むひひひひ、馬鹿ですね、みんな私が殺されたと思って逃げてしまいましたよ」刺した男も「にしししし、まったく上手く行きましたなあ」 2人のお芝居だった訳ですね。しかし、この様子を一人残っていたワイアットに見られてしまった。ワイアットはにやにやして「やっぱりそういうことだったのか。みんなトリックだったのだな」彼もまた帰っていきます。

 残されたディアブロ、苦笑いしながら「失敗することもあります。これも遊びです。たまに隙を見せて人間を逃がしてやらないと次のカモがきませんからなあ」鋏を女神の蝋人形に戻して、ぱっと振り返るとおお、その顔はまったくのディアブロ(悪魔)ではありませんか。「次はあなた方の番かも知れませんな」

 エンドマーク。スクイーズのワイド仕様。カラー・モノラル。画質・音質にはまったく不満なし。

 その後今までちびちび見ていたハイビジョン録画の『黒い太陽』を最後まで。川地民夫の戦災からの復興に取り残されてしまったようなやけくそな若者像に強い衝撃を受ける。殺人を犯して逃亡中の黒人兵と居場所を求めて彷徨するそのさまは痛々しく、高度成長からはじき出された人間の悲哀を感じさせずにはおかない。しかも少なくとも戻るべき祖国のあった黒人兵とは違い、川地民夫に残されているのは広大な瓦礫の山のみなのである。こんな立場に立たされたらそりゃ、機関銃を乱射したくもなりますわな(笑)。

 ハイビジョン画質は解像度の高さが印象的。主人公が不法占拠していた朽ち果てた教会を実に魅力的に見せてくれる。中盤でこの廃墟が崩されてしまうのが惜しくてたまらなかったほどだ。

 その後だらだらとTV、読書。就寝ちょっと早めの午前1時過ぎ。

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2009年7月 9日 (木)

7月8日(水) 『幇間玉三郎』

 えーっとこれは『砲艦サンパブロ』の駄洒落ですね。さすがに元ネタを明らかにしておかないと分かりませんね、これは。やっぱりダイエットにおいて100kcalレトルトカレーの威力は大きい。味の良さもさることながらその辛さが空腹に大変な効果を発揮するのである。この辛味があるからこそ、ゴハンなしのカレールーだけで夕食まで腹が持つのである。それは167kcalレトルトクリームシチューとの対比において明らかで、こちらだと67kcalの差がありながら食って3時間もたつともう腹が減って腹がへってお腹と背中がくっついたになってしまう。

 ああ、神様、ありがとう。このカレーなかりせばダイエットなど夢の夢、それどころかあっという間にリバウンドして体重100キロを超え、成人病のデパートとなって悶死するところでありました。これからもよろしくお願いします。(知らん、知らん、わしゃ知らんby神)

 本日は休み。午前8時過ぎに起床。酒なしで久々にゆっくり寝られたという実感を持つが、よく考えたら一時半過ぎに寝て、その後何度も何度も目を覚ましてベッドの上で呻吟した挙句の午前8時起床である。6時間も寝ていないのである。もうぜんぜんゆっくり寝られていないのである(笑)。本当に困ったものである。

 午前9時過ぎに事務所へ出て日記つけとネットのチェック、および同人誌原稿書き。その後じゃーじゃー雨が降る中を徒歩で天神まで出て赤のれんでラーメン+替え玉 小チャーハンの定食を食う。久しぶりだったのでなんか涙が出るくらいンまかったぞ、あ、この美味いというのはあくまで私自身の味覚によるもの。客観的に見ればそうたいしたラーメンではないので(笑)、私の日記を読んでラーメン食べにきました。でも実際食ってみたらあんまり美味しくなかった、なんだ、このやろう、いい加減なこと書きやがってとか、ブログに書き込まないように。

 その後漫画喫茶にて漫画読み3時間。なんだな、よく考えてみたら漫画喫茶で読む漫画の大半が「週刊ビックコミックスピリッツ」連載なのだな。だったらスピリッツそのものを毎週買ってもいいんじゃないかと週刊ビックコミックスピリッツの編集長 立川義剛氏が泣いて喜ぶようなことを考えたのだった。

 午後3時半に漫画読みを終えて漫画喫茶を出る。そのままジュンク堂を素見し、またじゃーじゃー雨が降る中を歩いて事務所へ戻る。亀の世話やミクシィへの書き込みなどやって午後5時に帰宅。缶ビール一本飲みながら録画しておいた「レインボーマン#52 最終回」を見る。ゴッドイグアナの壮絶な死に様にどん引きしたものの(笑)、最終回としては最高の終わり方に大拍手。これで長らく続いてきたレインボーマンとのお付き合いも最後だと思うと胸が熱くなってしまった。

 夕食は鯵の塩焼き、天然ヒラスの刺身、大根おろし。ビールをもう一缶、ゴハンは食べず。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『ドクター・ドリトル 4』を見る。大統領一家の愛犬がファースト・レディならぬファースト・ドックと呼ばれ、この犬の振る舞いが外交問題に重大な影響を及ぼすという発想のエスカレーションは素晴らしいのだが、ラストの奇妙な展開で全てがぶち壊しになってしまった(笑)。あの状況下でヒロインが周囲の人間に助け舟を出さず、動物たちの活躍に頼りきる必然性がまったくない。また動物と話ができる偉人としてドリトル先生が世界的に認知されているという設定の中で、「プレーリードックが聞いた」という娘の証言が一顧だにされないのはへんじゃないか。

 ハイビジョン画質は暗部にノイズが目立つものの、純度の高い発色がその欠点を隠してしまう。AAC5.1チャンネルは細かな効果音の貼り付けが印象的。もっとも音の品位や、迫力という点では今ひとつであったが。

 その後ちびちび見ていたハイビジョン録画の『拳銃王』を最後まで。西部一の拳銃使いとして畏怖されている男。しかし彼はその立場を疎み、恋人とひそかに作った子供との間での平穏な生活を望んでいる。だが、無論この願いが成就されることはなく、町を去ろうとした矢先に英雄の地位を狙う若者から背後から撃たれてしまう。直前に恋人から牧場を買って移り住もうという約束を取り付けたばかりであり、この唐突で痛切な死に胸をうたれた。

 ハイビジョン画質は透明感のあるモノクロ画質で、これで黒浮きがなければ最高だったのですがね(笑)。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 就寝午前1時半。

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2009年7月 8日 (水)

7月7日(火) アナルとバイブ

 エデンの園駄洒落。ディスカバリーチャンネルでやっている「未確認モンスターを探せ!」 第二シーズンに入ってからはチャンプなどの有名どころはあらかたやりつくしてしまったので、名前を聞いたことのないようなマイナーモンスターばかりになってしまい今ひとつ面白みが足りなかった。地元のおじさん、おばさんが出てきて「夜中に窓の外を見ると大きな影がうろついていたわ」というイエティ型のモンスターにはあまり興味のないたちなので、視聴をやめてしまおうかと思ったのだが、この間放送された「巨大蛇を追え」というエピソードが久々の大ヒット。

 いや、私はでかい蛇が出てくると無条件にうれしくなる性質なんですよ(笑)。子供の頃からアマゾンには30~40メートル級の大蛇がいるという与太話にわくわくしていたし、『アナコンダ』などのゲテモノ映画も大好きで今度ブルーレイソフトを注文したぐらいだ。ああ、『パイソン』という映画もあったな。これは国内版DVDのトリミング・スタンダード、おまけにステレオ音声という仕様に我慢できずわざわざドルビーデジタル5.1チャンネルサラウンド、スクイーズワイドのアメリカ盤DVDを取り寄せたのであった。

 ああ、ちょっと話がそれてしまったけれども、この「巨大蛇を追え」というエピソード。アマゾンで大蛇探索をする場面にも大コーフンさせられたのだが、それ以上に面白かったのがフロリダ州の大蛇事情。ペットで飼われていたニシキヘビが逃げ出したり、捨てられたり、はたまたハリケーンでペットショップが破壊され大量の子蛇が逃げ出したりして、フロリダは一種の大蛇天国になっているというのである。フロリダにワニはつきものであるけれども、何しろ「殺人事件で犠牲者を沼に放り込んでおけばワニが食ってくれて完全犯罪成立」映画なんてものが成立するくらいだ(もっともこのジャンル分けを提唱しているのは私自身であり、賛同者も私しかいないが)。でもまさかニシキヘビの馬鹿でかいのがそんなにいるとは思わなかった。

 F4b475a2s これは体長4メートルのニシキヘビが2メートルのミシシッピワニを丸呑みにしようとして失敗、腹が破裂して両者共倒れになったという写真。このように大きく成長したニシキヘビは食物連鎖のトップに立つと推定され地域の生物環境に多大なる影響を与えるのではないかと危惧されているのだ。
  
 また、6メートルオーヴァーの脱皮した蛇の皮も発見されている。これはつまり6メートルオーヴァーの大蛇も生息している可能性が高いということなのである。温暖な気候でディズニー・ワールド・リゾートを有するフロリダは世界的に有名なリゾート地であるが、そのイメージとは裏腹に朝起きてみたら裏庭に6メートルの巨大な蛇がとぐろを巻いていましたなどという危険を内包しているのだ。

 いや、私なんかは人事だから大いに面白がっていますけど(笑)。実際、住んでいる人にとってはたまらんですよねえ、こんなの。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝食にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳(凡そ650kcal)、昼飯はところてん(54kcal)、これはめんつゆにオロシショーガ、博多万能ねぎの刻みをいれたもので食ってみた。少々変わった味だがオリジナルの三杯酢+からしの組み合わせよりよほど好みにあう。夕食は母親がサボったのでコンビニ飯。チキン南蛮オカズ、冷凍食品のシューマイ四個、ポテトサラダいり生野菜、後はソーセージをいためたものを数本。これでビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『デトロイト・メタル・シティ』を見る。松山ケンイチのファンシーな根岸崇一と、デスメタル・バンド 「デトロイト・メタル・シティ」のヴォーカル ヨハネ・クラウザーII世のギャップの描き方がちょっとわざとらしかったか。漫画のギャグをそのまま実写版に持ち込んだような「臭み」があって、無条件にのれなかったのが残念。後半の何故か、デスメタル・バンドの過激な扮装をした男が遊園地のトイレや田舎町にいるシチュエーションギャグもありきたりで新味が感じられなかった。

 こういう風に書いてしまうと「じゃあ、つまらない映画だったのですか」と言われそうだが、私の反応はそれとはまったく正反対。好きなタイプの映画であり大いに楽しめもした。この厳しい評価は「ここをこうしたらもっと凄い映画になっていたのになあ」という私の気持ちの表れなのである。

 ハイビジョン画質はやはりライブシーンがつらい。照明の点滅、激しい動きでどうしてもブロックノイズがでてしまう。WOWOWでもこのような場面であれば瑕疵を免れないのであるが、レートの低い日本映画専門チャンネルHDはより顕著に出てしまうのだ。発色なども物足りず。唯一、立体感・奥行き感を出してくれる解像度のみ合格点。

 AAC5.1チャンネルサラウンドは迫力満点。これでもうちょっと低音が整理されていたら満点を与えられたのだがなあ。

 その後今までちびちび見ていたハイビジョン録画の『キリマンジャロの雪』を見る。作家の魂の彷徨を彼が愛した三人の女を通じて描くストーリーはともかくとして、画質が悪すぎた。なぜか残像が出て人物の動きがぎくしゃくしてしまうのである。もういったん気にしだすと映画どころではなく(笑)最後まで見るのが精一杯であった。

 シャワーを浴びて事務所へ戻り同人誌原稿書き。これでなんとかなるでしょう。午後11時過ぎに帰宅してだらだらTVと読書。就寝ちょっと早めの午前一時過ぎ。

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2009年7月 7日 (火)

7月6日(月) 椎名赤壁る

 ファンの掛け声はもちろん、「赤壁ー」「赤壁ー」 下らない駄洒落でどーもすいません。現在の体重67.6キロ。BMI指数24で標準の枠内。3月時の71キロから凡そ3.5キロ落としたことになる。概ね一ヶ月に一キロのペースで早すぎもせず、遅すぎもせず、まずまずのダイエット結果ではないか。このままダイエットを続ければ8月には65キロ台、10月には64キロ台となるはずでここまで落とせば名実共にデブの汚名を返上することとなる。

 もっとも、毎日の過酷なウォーキング、かなり徹底した食事制限からすればもうちょっと早いペースで減ってもいいような気がするけれども(笑)。やっぱり夕食をちょっと食いすぎているのですかねえ。

 3日に注文していたアメリカ盤ブルーレイ、DVD 『ノウイング』、『S・ダーコ』、『ピンクパンサー2』、旧作は待望の『アナコンダ』(笑)。そしてDVDの「ワーナー・ホラーダブルフィーチャー」の『太陽の爪あと』(『The Shuttered Room』 1967)、『魔像ゴーレム 呪いの影』(『It!』 1966)米国時間6月7日に発送された。到着は15日前後、前に書いていたように大阪でサイモン&ガーファンクルを聞いて戻ってきたらもう到着している、わーい、わーいとなる可能性が極めて高い。これで旅行の後にいつも強く感じられる寂寞感を慰めることができるであろう。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼にレトルトのクリームシチュー(170kcal)、二食目だがもう飽きてしまった(笑)。夕食は肉じゃが、ハマチとイカの刺身、スパゲッティサラダ。ビール一缶、ゴハン一膳。スパゲッティサラダがあんまり美味しかったので思わずお代わりしてしまって大後悔。これを食ったら食ったでゴハンを食べなきゃいいのだが。

 その後ぽすれんのブルーレイレンタルで『ハイスクール・ミュージカル2』を見る。さわやかな学園ミュージカルの筈なのにキャラクターが濃すぎて、見ていてイヤになっちゃった(笑)。特にシャーペイのキャラクターはまさにやりすぎで、あんなことやっておきながらラストでみんなお和解し、一緒に歌い踊るなんてちょっと無理があるでしょう。

 ハイビジョン画質は発色が鮮烈であるが、あまり好みの画調ではない。もうちょっと落ち着いたコントラストや暗部諧調が見たいのである。5.1チャンネルサラウンドはリニアPCM。オーディオ的に物足りない品位。ミュージカル映画なのだからここは頑張って欲しかったですね。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎからぽすれんのレンタルDVDで『残酷の沼』(『Torture Garden』 1967)を見る。夜の遊園地、その片隅で客を呼び込んでいるのが「ドクター・ディアブロの拷問の庭園」というアトラクションであります。呼び込みの「さあさあ、為になる見世物だ、たっぷり怖がって頂きますよ、これで2シリング6ペンスは安いのひとこと、さあ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」という口上に誘われて中に入ってみますと、これがもうしょぼいのなんの(笑)。ドクター・ディアボロその人が登場して蝋人形の首をちょん切ったり電気椅子にかけてばちばち火花を散らしたりするのですが、はっきり言ってちーっとも面白くない。

 しかし、こんなことでめげるディアブロではありません。「実はもう一つ出し物があります。これがもう掛け値なしの本物の恐怖が味わえるという物凄い奴です。お値段は5ポンドと張りますが、絶対に損はさせません」私ならこんないかがわしい誘いに乗りませんよ、お金ももったいないですからね、ぷいと出たきりはい、それまでよ、ですよ。だけどやっぱり世の中には物好きがいまして、観客のうち5人、若い男2人、若い女2人、パイプを持った紳士の合計5人が参加することになるのです。

 しかし、ディアブロに案内されて入った奥の部屋、なーんにもございません。ぞんざいな作りのはさみを持った女性の蝋人形がぽつりと置かれているばかり。「やられたァ!」と呆然としている5人ですが、ディアブロはそんな彼らにこう語りかけたのです。「これは運命の女神 アトロポスであります。彼女にはみなさんの心の底に潜む恐怖を暴くことができます。その恐怖・邪悪をしっかりと見据えることができれば、災難から逃れることが出来るかもしれない」なんか、よく分からんことを言うじいさんですが(笑)何しろ5ポンド払っておりますからな、とりあえず一番前にいた若い男、コリン・ウィリアムズ(マイケル・ブライアント)が最初にその運命の女神とやらの審判を受けることになりました。

 ディアボロはささやきます。「女神が持っているはさみを見て、女神が心を通じてあなたに話しかける・・・」ここでぱっとイギリスの田舎町に場面が変わりましてオープンカーを駆って古いお屋敷にやってきたのは、おや、コリン自身ではないですか。呼び鈴を押した彼は中から出てきた女を見てのけぞります。その顔が先ほど見せ付けられたアトロポスそっくりだったからです。しかし、それは彼の錯覚でした。次の瞬間、女神の顔はちょっとお年をめした看護婦さんに戻ります。実は、このお屋敷、コリンの叔父のもの。叔父さんは重い心臓病を患っており明日をも知れない身の上。それで唯一の肉親であるコリンが呼ばれたのですな。

 もっともこのコリン、定職にもつかず金を借りちゃ遊び歩いているというしょうもない男。こんな男が死に瀕した叔父さんに期待するものと言ったら決まってます。遺産です、金です、マネーです。彼は死に掛かっている叔父さんの胸倉つかむと「金だ、俺には借金がある、それを返さなくちゃならないんだ」「もう、お金はないのだ」「嘘をつけ、あんたは古い時代の金貨をたくさん持っているそうじゃないか、それはあれだ、昔この屋敷に住んでいた魔女が溜め込んでいた金だともっぱらの噂だぞ、その金貨のあり場所を教えろ!」

 甥のあまりの言い草に発作を起こした叔父さん、「ひーひー、薬くれ、薬」しかしコリンは薬ビンを取り上げて「隠し場所を言わないとやらないもんね」叔父さん、死んでしまいましたとさ(笑)。コリン、何食わぬ顔で叔父さんを病死扱いにして一件落着。その夜屋敷中をひっくり返して金貨を探したのであります。

 これがなかなか見つからず諦めかけたところで彼はベッドの下に隠されていた扉に気がつくのでした。開けてみると地下室へ階段が続いています。降りてみると床は土。コリンは「うひひひ、金貨はこの土の中に埋めてあるのだな」上手い具合においてあったシャベルを使って土を掘り始めたのでした。

 まもなく彼は大きな木の箱を掘り出します。これは宝箱というより棺おけですな(笑)。よしときゃいいのに欲に目をくらんだコリン、シャベルでこじ開けたのですが、中に入っていたのは首のない骸骨となぜか猫。猫、にゃーっと鳴いて飛び出していってしまいます。毒気を抜かれたコリン、棺おけを埋め戻し寝ようとしたのですが、ここであの猫がにゃーっと現れた。コリンは猫の目に幻惑されます。「ああ、お前の声が心に入ってくる。お前の名前はバルタザール、お前は叔父に使えていたのだ。そして財宝をもたらしていたのだ。しかし叔父は裏切った、バルタザール、お前が要求する代償におびえて、お前を棺おけの中に閉じ込めたのだ。私はお前を解放した。私にも財宝を」

 ところがこの代償という奴がねえ、人間の血と肉だったんですねえ。猫に導かれて納屋へ向かうコリン。彼はそこで酔いつぶれてがーがー寝ている浮浪者を発見します。猫がにゃー、コリンは「うわー、やめて、そんなことさせないで」といいつつも猫に操られて干草用の熊手で浮浪者ぐさーっ。

 はっとベッド代わりのソファーの上で目覚めるコリン。「夢だったのか」と安堵するのですが、もちろんそんな訳がありません。再び猫が現れてにゃー。魅入られたコリン、地下室へ行って土を掘り出します。今度掘り当てたのは紛うことなき宝箱。開けてみたら「金銀パールプレゼント」だったので喜んだのですが、この後納屋で浮浪者の首なし死体を見つけてしまうのです。あれは夢ではなかったと愕然とするコリン。

 猫はまた彼を操って獲物を要求します。次の獲物はあの看護婦さん、何も知らずに出勤してきた彼女をコリンは「うわー、うわー、そんなことさせないでくれ」と言いつつシャベルで殴り殺してしまいます。

 この後パトロール中のおまわりさんに血痕を見つけられて逮捕されてしまうコリン。留置場で「頭の中に魔女の化身、バルタザールがいるんだ、そいつがあんなに残酷なことをさせたのだ」みんなはもちろん、あの「○○○イめ」と思っております。その夜監獄の中でわめき散らすコリン、「わー、また奴がきた、たすけて、奴は腹をすかしている」なるほど窓から猫がにゃー!

 その後看守が牢獄へ発見したのはコリンの首なし死体でした。そしてその看守も猫に操られて・・・。

 ぱっと現実に戻ってきたコリン、呆けたように呟きます。「そうだ、おれは叔父を訪ねる予定だった、それがあんな」ディアブロはそんな彼に「不幸は避けられたのです。良かったですな」

 次はハリウッドから遊びに来ていたという女優のカーラ・ヘイズ(ヴィバリー・アダムス)の番。コリンと同じように鋏を見つめます・・・。ここは彼女がルームメイトのミリー(二コール・シェルビィ)と一緒に住んでいるアパートメント。ミリーはプロデューサーのマイクに食事に誘われたというので大変張り切っております。「シャワーも浴びなくちゃ、ドレスにもアイロン掛けなくちゃ、ああ間に合わない」ここでカーラ、にっこりと彼女のドレスを手にとって「あたしがアイロン掛けてあげるから、あなたはシャワーを浴びなさい。」

 親切な女かと思いきやカーラ、アイロンの温度調整つまみを一気上げして(大笑い)ドレスに押し付けたのです。はい、あっという間に黒こげ。「ごめーん、失敗しちゃった、てへ」ミリーは「なんてことすんのよ、他にドレスないのよ、もう出かけられない、せっかくのチャンスなのにい!」

 カーラ、さらに酷いことにやってきたマイクに「ミリーは風邪を引いて出かけられません」といってちゃっかり自分が出かけることになったのですああ、嫌な女だなあ。

 さて、カーラとマイク、レストランでさらに大物プロデューサーのエディとベテラン俳優のブルース・ベントン(ロバート・ハットン)と出くわします。彼の姿を見るなり「あっ、マイクだ、やなやつが来たなあ」と首をすくめるエディ。マイクはずうずうしくもそのエディに仕事の話を持ちかけたのでした。一方カーラはベントンに紹介して貰い同じテーブルでお食事することになりました。

 これでベントンに気に入られたカーラ、ある映画で役を貰えることになったのです。

 ところがマイクの方はまったく駄目。彼はエディに仕事の仲間に入れてくれと頼んだのですが、はっきり断られてしまいました。彼は「チクショー、そっちがその気なら俺にも考えがあるぞ。俺はいろいろ知っているんだからな」と捨て台詞を残してレストランを出て行ってしまいます。彼はそのまま他のバーに行ってバーテンに愚痴をたれたのですが、なんとこのバーテンがエディの部下。バーテンはエディに「旦那、奴はあんなことやこんなことを言ってますぜ」と電話。対するエディの返事は「んじゃ、処理頼むわ」

 バーテンは酔いつぶれたマイクを彼の車に同乗して家まで送ります。そして目を覚ましたマイクの口にハンケチ押し付けて失神させたのです。彼はエンジンを掛けたまま車をガレージの中に放置。オープンカーだったのでたっぷり排気ガスを吸ったマイクは酸欠死。警察は彼がエンジンを掛けたまま酔いつぶれてしまった事故死と判断してしまいました。

 翌朝、マイクの死をミリーから告げられたカーラ。ちょっとびっくりしますが、何しろこんな女でございますから「でも、もういいわ、あたしはもう役を貰ったから」ですって。なんとも情のないことでございます。

 本日はここまで。

 その後ちびちび見ていたハイビジョン録画の『第三の死角』を見る。長門裕之の強烈な上昇志向が見もの。彼は出世の為に直属の上司をも袖にし、また会長の娘と結婚するために自分の子供を宿していた恋人をあっさり捨てる。このハードボイルドな人間像があるだけに終盤での挫折、そして投身自殺に続く流れに非常な説得力を持たせえているのである。これに対する旧友の葉山良二はちょっと人の良さが出すぎていたか(笑)。会長の娘との仲が進むにつれてとても復讐の為に企業乗っ取りを策謀する非情な男に見えなくなっていくのが残念だ。

 ハイビジョンのモノクロ画質は黒の沈みが今ひとつ。ただ、高い解像度を誇り画面が非常に立体的である。このためタンカー建設現場の情景に威容としかいえない迫力を与えているのだ。

 その後だらだらTVと読書。就寝午前2時半過ぎ。

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2009年7月 6日 (月)

7月5日(日) 「星影のスペースオペラ」

 ジャズ・スタンダードの「星影のステラ」の駄洒落。分かりにくいがわたしゃ一年365日、毎日駄洒落を一つずつ考えているのである。たまにはこんなことだってあるのだ。WOWOWで放映された『エイリアン ディレクターズカット』の画質が素晴らしい。以前に放送されたオリジナルよりもさらに画質がアップ、ノストロモ号のディテールが隅々までクッキリと分かる解像度、MPEG2デコードとは思えないような柔らかなフィルムグレイン、ぐっと沈み込んだ暗闇の描写等々、ブルーレイソフトが必要ないのではないかと思わされるぐらいの出来のよさだ。もっともあまりに高画質なので大画面で見ると映画を見ているというより撮影現場に立ち会っているような感覚を覚えてしまのは困りものだけど(笑)。

 またノストロモ号内の蛍光灯があまりにはっきり見えるのもちょっと。未来の宇宙船のカッコいい照明というよりそこらで売っている蛍光灯そのものにしか思えないのでセットで撮影しているという現実を必要以上に強く感じてしまうのである。

 こういうのって、ちょっと贅沢な悩みでしょうか(笑)。

 うう、「とめはねっ!」第五巻買っちゃったよ、いや、これ以上単行本で追いかける作品を増やすまいと思っていたのだけれども、つい先が気になったので買っちまったんだよ。そしてこれが一番大事なことだけれども読んでみたらやっぱり面白かったんだよ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。午後5時から来週行われる地区の子ども会ソフトボール大会関係の打ち合わせがあり雨の中を出かけていく。食ったもの、昼飯に170kcalのレトルトクリームシチュー、夕食にカラスカレイの煮付け、餃子6個、しめ鯖、生野菜。ビール二缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後日本映画専門チャンネルでハイビジョン録画しておいた『子猫の涙』を見る。いまどきどうかと思われるほど古臭い人情喜劇なのだが(笑)、各キャラクターの生き生きとした描写に強くひきつけられ感動させられてしまった。ヒロインとその弟の「お父ちゃんの脳みそ、筋肉でできてんのや」「それほんまか、ええなー」「何がええねん!」、しつこく触ってくる酔客に切れた広末涼子の「両の目玉に五寸釘さしてカレンダーかけたろか!」などの台詞の作り方も上手く、役者陣のリアリティある演技とあいまって映画を魅力あふれるものにしている。

 こういう邦画を見ていると、実に幸せな気分になってしまいますなあ。

 ハイビジョン画質はあまり褒められたものではなし。抜けが悪くくすんだ色調でコントラストも低い。ステレオ音声はきれいにサラウンドしてくれて品位も問題なし。

 シャワーを浴びてからお酒。

 お供は録画しておいた「涼宮ハルヒ エンドレスエイト #3」 えええ、今回もずっとループするだけのお話ですか、たしかに延々繰り返すことである種の時間の流れを生み出す効果があるのは認めるのですが、いくらなんでもこりゃやりすぎじゃないかと。このお話でまさか4話も使うとは思ってもみなかったですよ。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年7月 5日 (日)

7月4日(土) 「摩周湖メグちゃん」

 ご当地魔女っ子。米アマゾンのマーケットプレイスで購入した「フューチュラマ #1~#4 DVDボックスセット」がなかなか発送されない。いくらなんでも遅すぎるだろうと思ってアカウントをチェックしてみたら、はい、アマゾンとセラーの間で上手く連絡がつかず取引そのものが取り消されてしまっていました(笑)。これに伴って一度カードで引き落とされた代金もリファンドされており金銭的な損害はまったくなかったのであるが、これくらいメールで知らせるべきだと思うのである、なあ、米アマゾン。

 アカウントには「ベターラック・ネクストタイム」というコメントが付されていたけれども、こんな形で取引がなかったことにされては購買意欲がた落ちだ。もう買ってやらねーぞ、コンチクショーと思ったのですが、他のセラーが59.90ドル(送料合わせて72.19ドル)で出品しているのを見つけてあっさり再注文してしまいましたとさ。

 イシガメ水槽の水換え手順を記しておく。まず紫外線ライトを外し7年くらい前に買ったカルキ抜き剤に付属していた計量用スポイトを使って餌の残りかすや糞などのゴミを取り除く。それからお風呂用ミニポンプで排水。これが凡そバケツ一杯分くらい。その後ミネラルウォーターの2リットルペットボトルを使って新しい水を入れる。

 この作業を2日にいっぺんくらい。そして一週間に一度はフィルターや陸場用の石洗いを含めた大掃除。面倒くさいけれども、イシガメは水の汚れに敏感なので、これくらいはやらないと駄目なのである。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、本日は3日に一度のアンリミテッドランチの日なので、奮発して台所にあった冷やしラーメンというのを二食分食う(760kcal)。ツユは酸味が利きすぎていて感心できないが、麺ののど越しがよくつるつるつるると食べてしまう。

 午後6時過ぎに事務所を閉め徒歩で清水四つ角近くの焼き鳥屋「赤鳥」へ。本日は東京より出張で来福されたと学会のK川さんの歓迎会である。私とぴんでんさんが2人がかりで下へもおかぬおもてなしをしようというのである(笑)。

 食べましたもの、刺身類が鳥肝の赤・白刺身、鶏冠刺身、心臓刺身、鶏肉叩き、焼き物がとり皮、軟骨、肝、あと、諸々というか、たくさん食ったので全部覚えてないっての。

 飲みましたもの、恵比寿生ビール2杯、サッポロ生ビール2杯、あとは焼酎黒霧島のボトル。

 話しましたこと、志水一夫先生追悼。トンデモ本大賞のこと、今後の例会会場のこと、あとはあれがあれでウウームみたいな話。詳しいことはとても書けないのでこの日記を読んでくださる人は各自好き勝手に憶測働かせるように。でも唐沢さんの入院は事実だぞ(笑)。

 終了は10時ごろか。K川さん、ぴんでんさんとお別れしタクシーにて帰宅。ふらふらしながら服を脱いでベッドに潜り込んだ。

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2009年7月 4日 (土)

7月3日(金) 心霊新婦のご入場です

 どんな結婚式だ。志水一夫先生ご逝去。思えば先生のお名前に初めて接したのは1990年刊行の「UFOの嘘」を書店で見かけた時でした。その時は「もういい加減この手のものから卒業しよう」とか「少しでも真人間になろう」という思いがありまして買わずに立ち読みで済ませてしまいました。でもその内容に驚き、ひきつけられ、もう一度立ち読みした挙句にとうとうたまらんごとなってついに買ってしまったのです。こんな読書体験は中学生の時のブラッドベリの「火星年代記」以来でした。こんな得がたい体験をさせて頂いた先生に心から感謝したいと思います。ご冥福をお祈りします。

 ああ、本当に「宇宙人の嘘」を読みたかった(「宇宙人の嘘」は「UFOの嘘」巻末で予告されていた次作の仮タイトル 「宇宙人の嘘」で使われる予定であったネタは他の本に流用されているが、俺は、俺は志水先生の「宇宙人の嘘」というタイトルの本が読みたかったんだよ)。

 ひょんなことでちょっと高めのミネラルウォーター コントレックス(でいいのか) 1.5リットルで安売りでも140円 を買ってみた。これでコーヒーを入れてみたら確かに美味いのだが、なにか表面に油がたっぷり浮いてくる。大丈夫か、これ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。葛の会メンバーのAさんの母上がなくなられたのでぴんでんさんと共に通夜に出席。ぴんでんさん、車で送り迎えして貰ってすんませんでした。またAさん、さぞ気を落とされたことでしょうが、どうかご自愛ください。

 食ったもの、朝飯にコンビニのサンドイッチとコーヒー牛乳。昼飯は例の100kcalレトルトカレーゴハン抜き、夕食はヒラメの刺身、うなぎの蒲焼、茹でキャベツ、オクラの野菜類。ビール二缶、後はうな丼一杯。食いすぎか、俺。〆のコーヒーは如例。

 その後今までちびちび見ていたハイビジョン録画の『東京のヒロイン』を最後まで。年代を感じさせないモダンな恋愛絵巻に驚かされる。また人気作家の原稿取りに四苦八苦させられる編集者というステロタイプなキャラクターを用いながら、それを上手く利用して話を盛り上げていく演出も見ものである。

 何より独身主義なんてものは一種のツンデレであると看破した脚本がよろしい(笑)。

 ハイビジョン画質はまあ、駄目。黒浮き甚だしくまたフィルム傷も目立つ。SD画質とは確かに違うのだが、その差は極めて小さい。

 シャワーを浴びてお酒。お供はアニメ「げんしけん」 明日も飲み会なので早々に切り上げ就寝。

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2009年7月 3日 (金)

7月2日(木) 井村屋のビックバン

 宇宙的饅頭。近くのペットパークP2○○店。ここは完全に犬畜生、猫畜生、小動物(フェレットとかそんなの)専門になってしまっていて熱帯魚、爬虫類用品の品揃えが驚くほどに悪くなっている。カルキ抜き売ってねー、ヒーターカバー売ってねー、水温計の安い奴も売ってねー、亀の浮島も売ってねー、思わずな、なんじゃこりゃと叫んでしまったくらいである。

 近くのホームセンターの方がよっぽど揃っており、そこでカルキ抜き(錠剤のやつね)と水温計を購入できたのであった。だが、やっぱりヒーターカバーと浮島は見つからず。こりゃ通信販売に頼るしかないかな。

 最近の悲しきこと。サント映画の新しいDVDが発売されない。いや、ひょっとしたら本国メキシコでは新譜が出ているのかも知れないが少なくとも米アマゾンでは扱っていない。私は明確なサント映画の依存者であるから、こういう状態が続くと離脱症状を引き起こし、町中をサント!サント!ラララ!と叫びながら裸で走り回るようなことになるかも知れない。そうなったらあっという間に○○○○病院へ叩き込まれてしまう。

 戸梶圭太の新刊も発売されない。雑誌連載中の作品があるかも知れないけれども戸梶文学は単行本で一気読みしないとその真価を発揮させることはできないのだ。私は明確な戸梶文学の依存者であるから、こういう状態が続くと離脱症状を引き起こし、町中をトカジ!激安!チンマン女!と叫びながら裸で走り回るようなことになるかも知れない。そうなったらあっという間に○○○○病院へ叩き込まれてしまう。

 この年になって○○○○病院に入れられるのはいやだ。元から半分気が狂っているような男だけれども、それでも病院に叩き込まれるのとフツーの生活を送るのとでは天と地ほどの差がある。だから米アマゾンはサント映画のDVDの新しい奴を引っ張ってきてくれ、各出版社は急ぎ戸梶圭太の新刊を出してくれ。

 いや、冗談じゃなくって本気だから、みなさんよろしくお願いしますよって誰に言ってんだか(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、昼飯に例の100kcalレトルトカレー、ゴハン抜き。夕食は刺身盛り合わせ(スーパーのパックだよ、もちろん)、出来合いのチキン南蛮。付け合せのキャベツ、後は焼きなす。ビール一缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後日本映画専門チャンネルで録画しておいた『陽気なギャングが地球を回す』 かなりご都合主義的な映画なのだが、アップテンポな演出、奇妙なまでの明るさ、ヘンなキャラクター群などの魅力で最後までぐいぐい引っ張ってくれる快作。ラストのオチの前向きさには思わず拍手してしまったくらいだ。

 ギャグが今ひとつだったけれども(笑)、こういう突き抜けた感覚の映画もいいものである。

 ハイビジョン画質は黒の表現が不安定になる場面があったのが惜しい。またWOWOWと比べると解像度が劣る印象だが、これは放送形態を考えればいたし方のないところ。音声はAAC5.1チャンネル。リアの情報量が多く、移動感も的確である。音場全体に迫力もあって、こちらはWOWOWに勝るとも劣らない出来だ。

 その後ちびちび見ていたハイビジョン録画(これも日本映画専門チャンネル)の『女競輪王』を見る。ああた、これ1956年の作品なのにすでに強い強い職業婦人を描いているのですなあ。「私には競輪しかないのよ、それはこの足が知っているわ」「勝つことだけがすべてです」「勝負の世界は厳しいのです」というヒロイン、彼女は本当に競輪一筋で婚約者がいるのに「今は駄目」とか言って会いもしない。沼田曜一から熱烈なアプローチを掛けられても歯牙にもかけぬ女丈夫なのである。こういう人物像がこの年代の映画で描かれていることに感動すら覚えたほど。

 まあ、憧れた先輩選手に向かって初対面でいきなり「お姉さま」はないんじゃないかと思うが(笑)。

 ハイビジョン画質は奥行き感に見るべきものがあるが、いかんせんフィルム傷が残りすぎ。もうちょっとレストアに時間を掛けてくれと思わないでもないが、これはできない相談なのでしょうな。

 シャワーを浴びてから『ミッドナイト・イーグル』(笑)の続き。

 佐伯三佐はさっそく起爆装置を解除しようとしますが「わあ、パスワードが変えられている。解除できない」 西崎は慌ててまたアマチュア無線で連絡しようとします。ところが持ってきていたトランシーバーのバッテリーが切れてしまった。もうオシマイだと思ったその時、機内をあさっていた落合が「良かった、バッテリーがありましたぁ」良くそんなものまで積んでましたなあ、ステルス爆撃機(笑)。これで再び通信を試みた西崎、今度は自衛隊の連帯本部とコンタクトすることに成功します。

 公安に保護されて対策本部に到着した有澤慶子とユウ。ここでチヘから託されたペンダントを開くとマイクロチップが入っていた。これにパスワードが入っているに違いない、急ぎ解読せよということになったのですが、ここもヘンじゃありませんか。平田の役割は格納庫に忍び込んでB-5に爆弾を仕掛けること。起爆はあの北アルプスに潜入した部隊がやった筈です。それなのに一介の工作員である平田がなぜパスワードを知っているのでしょう。また起爆時に変えられたパスワードは解除を避けるためのものであり適当で構わない。つまりあらかじめ設定しておく必要などないはずです。

 まったく納得いきません。

 パスワードの解読を待つ間、慶子と西崎が会話。「ユウが待ってます、戻ってきてください」みたいな(笑)。

 そして起爆10分前にようやくパスワードの解読が終了。さっそく佐伯三佐に連絡されます。このパスワード TEIG1D4ELH13Iを入力してなんとか起爆装置を解除することができました。ああ、やれやれと肩を落とす対策本部の人たち。しかし、これで苦難が終わった訳ではありません。今までどこにいたのか知りませんが北朝鮮工作部隊の本体が姿を現したのです。その数なんと30人以上。見張りからの連絡が途絶えたので戻ってきたのか、それとも起爆装置をモニターしていて解除されたことを知って戻ってきたのか、良く分かりませんが

 起爆解除されて慌てて戻ってくるくらいなら最初っから全員で守ってろ!馬鹿ってことですね(笑)。

 この後対策本部より新たな指示。「操縦席にCCDカメラが備えられているのでスイッチいれろ」ぽちっと入れると対策本部のモニターにコクピットが大写しになります。(原作にはなし。原作は音声連絡のみ) これで対策本部では3人の顔を見て通信が出来るようになったのです。この設備が何の役に立つか皆目検討がつきませんが(笑)。また操縦席の上にぽこっと付いているCCDカメラがもういかにも後からつけましたというようなチャチなもの。もう、みんなちゃんと仕事しようよ。

 このあたりから北朝鮮部隊からの銃撃が始まります。やっぱり当たりません。逆にこちらからの反撃で3人くらいやられてしまうという・・・。困った彼らはRPGを持ち出してきました。佐伯三佐、「やばい、あれでやられたらどうしようもないぞ。夜明けと共に攻撃してくるぞ」

 良く考えたらですね、少なく見積もっても40人以上の北朝鮮部隊がライフルはおろかRPGまで持った完全武装で北アルプスに潜入したということになります。そんなことある訳ないじゃないですか、私はナチュラルにそう思いますね。

 ここで応援部隊のヘリが接近します。しかし猛吹雪のために着陸できそうもありません。しかも北朝鮮部隊はRPGでヘリを攻撃し始めたのです。『ブラックホークダウン』みたいに空中でホバリングしていたら当たるかも知れませんが、こっちは飛び回っているヘリですよ、無誘導のロケット弾なんか撃っても当たる筈がない・・・のですが、これが危うくヘリを掠めるという。佐伯は無線機に叫びます。「もう他の人間が死ぬところをみたくない、帰ってくれ」

 あー、これで本当にヘリ部隊帰っちゃった(大爆笑)。だから、核爆弾なんだぞ、これが爆発したら東日本に甚大な被害が出るんだぞ、それをいくら悪天候でRPGで攻撃されているからってあっさり帰ってどうするか。少なくとも一機ぐらい撃墜されるとか、強風にあおられて山肌に激突なんて場面を入れないと説得力というものが出ないだろう。

 さあ、調子に乗ってがんがん銃撃してくる北朝鮮部隊。彼らはなぜか機体後部の破損口の方からしか攻撃してきません。前部は損傷を受けていないためライフルくらいじゃ歯が立たないからかなと思っていたのですが・・・。

 西崎はテレビ電話(笑)で「もうもたない、ナパームを使ってくれ」と頼みます。自分たちごと北朝鮮の部隊を焼き尽くせというのです。ここで自衛隊の偉い幹部と思しき人が「そういや、いま、日本海に原潜ウェストバージニアがいます。あれには巡航ミサイルとナパームと同様の効果を持つ特殊弾頭があるはずです」と即答。人の国の原潜の搭載武器に異様に詳しいな、お前(笑)。フツー、ここで米軍に問い合わせたりするだろ。
 
 対策本部の人たちが悩んでいる中、落合がいきなり射殺されてしまいました。前部風防ごしに狙われたのですって、え、前から攻撃できるの、だったら今までなんでそうしなかったの。しかもこの後、同じ試みはいっさいなされません。北朝鮮の部隊の皆さんったら機体を遠巻きにして漫然と銃弾を撃ち込んでくるだけなのです。

 西崎はテレビ電話に叫びます。「落合がやられた、もうもたないから、早くナパームを」これで首相がミサイル発射を要請、その後西崎が佐伯から「来月子供が生まれるんだ」と聞かされたり、ユウに「パパ、今度いつ会える」と尋ねられて絶句したりと、涙腺を絞る安っぽい演出が続くわけです。うんざりです。もういいから早く死ね!とさえ思ってしまいます。

 この間やっぱり遠巻きのまま銃弾を撃ち込んでくる北朝鮮部隊。西崎がユウと会話している間なんか佐伯一人で戦っているのに攻め込んでくる様子まるでなし。感動場面を邪魔しちゃいけないと気を使っているのでしょうか。なんだか、小林旭の『渡り鳥シリーズ』でキャバレーで小林旭が歌っている間、「ウウーム」とか「ちくしょうめ」とか言いながらじっと待っているナントカ組のチンピラのようです。

 ついにミサイルが飛んできて爆発、このしょうもないドラマに終止符を打ってくれました。

 その後、西崎たちは遭難死したと発表され事実が隠匿されたことが雑誌の記事で分かります。続いて慶子とユウが西崎と妻の写真に手を合わせて外出する場面、青木が空港でチヘを見送る場面があって、ようやくエンドクレジット。

 ああ、やっと終わった、本当に疲れた。

 その後TVと読書でだらだらと。就寝午前3時。

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2009年7月 2日 (木)

7月1日(水) 「ダミアンは野菊のような人だ」

 『エクソシスト』駄洒落。イシガメ 無事到着。心配していた輸送によるダメージはまったくないようで、すでにセッティングしてあった60センチ水槽に収容するとすぐにがんがんレプトミンを食べ、がんがん陸場に上がって日光浴。イシガメってのはもっとシャイかと思っていたらぜんぜんイメージと違いますな。

 ペアでの購入であるがメスらしき個体の甲羅に小さな陥没があり、ちょっと心配。このまま上手く育ってくれればいいのだが。

 なお、今冬には120センチ水槽か、90センチオーヴァーのトロ舟を買って移すつもり。イシガメですからな、なるったけ広い場所をあてがってやりたいのである。

 本日は休み。しかし午前5時ごろから激しい雨。この雨音で目が覚め、もう眠れなくなる(笑)。またこの雨量が続けば下水からの圧が掛かって事務所のトイレから水が逆流しないとも限らないと思い、着替えて事務所へ向かったのであった。幸い危惧したようなことにはなっていなかったけれども雨は依然として激しく、そのまま事務所へい続けることになる。

 午前8時過ぎ、いったん帰宅してシャワーと着替え。その後すぐに事務所へ戻って日記つけ。朝飯にセブンイレブンのハンバーガーとコーヒー牛乳。午前11時近く、前述の亀到着。うれしさのあまりワンワン吼えながら庭を走り回る。

 午前12時半より雨の中一時間半の大ウォーキング。靴が濡れることを嫌って素足にサンダルを履いて出たのだがこれが大失敗。足の甲がサンダルに摩れて皮膚が赤くなってしまったのである。これが妙に痛くて、足に負担をかけないようひょこひょこ歩いていたらいつもの三倍疲れてしまった。

 昼飯は生卵を落としたインスタントラーメンに餃子6個。その後もずっと事務所にいつづけて午後5時過ぎに帰宅。缶ビール一本飲みながら録画しておいた「レインボーマン #50」を見る。カマキリ男のアバンギャルドな姿に悶絶。その後今までちびちびと見ていた『みかへりの塔』を最後まで。

 問題児ばかりを集めた(貧乏すぎる家庭の子、あるいは金持ちでも奥さんがいなくて娘をもてあましたお父さんが預けるケースもあり)救護院をめぐるドラマ。子供たちの生き生きとした描写に驚かされる。ラストの卒業所信表明がわざとらしくてちょっと鼻白んだが(笑)十分に面白い映画であった。

 夕食はヒラメの刺身、昨日の残りのミニステーキ二枚、後は冷麺。お握り一個。ビールをもう一缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後ぽすれんレンタルのブルーレイ 『チェ 39歳別れの手紙』 ソダーバーグらしく筋を追いにくい構成に閉口させられる。貧乏くさくてショボイ戦闘が延々続く描写にも辟易。これでチェ・ゲバラを演じたベニチオ・デル・トロの演技に説得力がなければただの退屈な映画になっていましたな。

 ハイビジョン画質は優秀。きりっとした高解像度の絵がたまらなく気持ちよい。暗部描写にも隙がなく見ていて心がぽかぽかしてくるような画質でありました。ドルビートゥルーHD5.1チャンネルも情報量が極めて多く、あのショボイ銃撃戦に『プライベートライアン』のオマハ上陸戦のような迫力を与えている。

 その後『ミッドナイト・イーグル』の続き。有澤・青木は工作員平田とチヘを助けます。この時すぐそばにおいてあった自分のバックを取り返す平田。北朝鮮の工作員の人も奪ったバックをどうしてそんなに分かりやすいところに置いておきますかねえ(笑)。まもなく火事見物に行っていた工作員の皆様が人質の逃亡に気づいて追ってきます。平田は「自分はもう駄目だ、みんな逃げろ。俺は横田のステルスに爆弾を仕掛けて墜落させた。そしてチヘと赤ん坊と三人で暮らすために上官を殺して逃げたのだ。チヘのペンダントの中にこの国を救う鍵がある!」

 みんなが逃げたのを確認した平田、おもむろに手りゅう弾を取り出しましてって、どこにあったんだ、そんなもの、ひょっとしてさっき取り返したバックの中か。北朝鮮の工作員の皆さんは荷物検査もしなかったのか(笑)。平田、工作員の皆様を巻き添えにして自爆するのでした。

 泣き叫ぶチヘ。有澤たちはそんな彼女を車に引きずりこんで逃走します。

 さて、北アルプスの山中でも佐伯明彦二佐が謎解き。「実はあの飛行物体は米空軍の最新鋭戦略爆撃機 通称ミッドナイト・イーグルだ。核を積んで朝鮮半島上空をパトロールしていたのだ。その核を北朝鮮の部隊が起爆させる恐れがある」

 この爆弾が爆発しますと、半径10キロ圏内は壊滅。解けた雪が膨大な量の水となって七万世帯が水没し、しかも放射性物質が全国に降り注ぐのであります。対策本部でこの説明を聞いた首相は「ううむ、なんてことだ」

 こんな核爆弾が爆発するかも知れないってのに、たった二つの部隊だけ派遣して後は傍観とかあり得ないでしょう。ましてや敵部隊の存在が確認されているのです、普通だったら後続部隊をどんどん送り込みませんかね。雪山は確かに過酷だけれども、一国の存亡の危機なんですぜ。

 酷い吹雪の中を進む西崎たち。ようやく墜落したB-5 ミッドナイトイーグルを発見します。と、雪中から立ち上がった北朝鮮の兵士3人!待ち伏せされたのです。でも待ち伏せするのならミッドナイトイーグルの中にいても良かったんじゃないか。こんな雪の中に埋もれていつ来るか分からないような敵を待っていて風邪を引いたらどうするのでしょう(笑)。

 でも今回も銃撃は当たらず逆に佐伯に射殺されてしまう兵士の皆さん。

 西崎たちはミッドナイト・イーグルの機内に入り込みます。壁のスイッチをぽちりと入れると赤い照明が点灯するという・・・。しかも機内はやたらにすかすかしていてとても爆撃機の中には見えません。それどころかどっかの狭い倉庫に見えてしまいます。

 爆弾を確認する佐伯。彼はあっと叫びます。核爆弾はすでに起爆されていたのです。壁についたカウンターによると爆発まであと2時間って、なんで時限爆弾やねん!なんで分かりやすくカウンター壁についとんねん!いや、私、この場面を初めて見たとき開いた口がふさがらなかったですよ。

 一方、上手く逃走した有澤たちですが、彼女のマンションで男たちに襲われます。わあ、北朝鮮の工作員かと思いきや、それは編集長の連絡で駆けつけた公安局員だったのであります。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 就寝午前1時過ぎ。

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2009年7月 1日 (水)

6月30日(火) 「ミルハウスからの伝言」

 だから、そんなの聞きたくないって言ってるでしょとリサが。7月注文予定のアメリカ盤ブルーレイ、DVDである。新作は『ノウイング』、『S・ダーコ』、『ピンクパンサー2』、旧作は待望の『アナコンダ』(笑)。そしてDVDの「ワーナー・ホラーダブルフィーチャー」の『太陽の爪あと』(『The Shuttered Room』 1967)、『魔像ゴーレム 呪いの影』(『It!』 1966)である。

 これで送料合わせて122.39ドル。『ノウイング』の発売が7日なので7月15~17日には届くであろう。大阪でサイモン&ガーファンクル聴いて帰ってきたら、今度はブルーレイ。クッ、なかなか楽しい7月になりそうじゃないですか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯はちょっと気が狂ってアンリミテッドランチの日でもないのに膳でラーメン+替え玉。夕食はミニステーキ二枚、天然ぶりの刺身、付け合せの生野菜。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『天使のくれた時間』を見る。学生時代の恋人と別れる道を選択し、家族を持たないままビジネスマンとして大成功している男、ニコラス・ケイジ、彼はある日街でであった不思議な男の導きにより、恋人と結婚、2人の子供をもうけて郊外でつつましくくらしている人生を体験することになる。

 最初は反発するケイジだが、次第に家族の暖かさになれ、2人の子供たちにも愛情を注ぐようになったのだが、そこを元の世界に戻されてというストーリー。

 確かに感動的ではあるが、映画全体に「クリスマスに仕事なんかやって家族と過ごさない奴は人間じゃねえ、叩き斬ってやる!」「人生でなにより大事なのは家族ですよ、家族!」というアメリカン・ファミリーリレーションシップの理想を押し付けてくるような雰囲気があって(笑)私のような人間にはちょっと向いていない映画だと思います。

 ハイビジョン画質はスーパーペケ。そう古い作品でもあるまいに(公開は2000年)汚いといったらない。黒は浮いており、しかも暗部情報がすっぱりそぎ落とされている。発色もつややかさがなく、スキントーンがまるで病人に見えるような場面があった。ただ、AAC5.1チャンネルは画質とは正反対の出来で、ひとつひとつの音に重厚さがあってゴージャスな雰囲気を出していた。

 シャワーを浴びて『ミッドナイト・イーグル』(笑)の続き。ここで唐突に挿入される逃げる男の場面。これが横田に侵入した工作員の一人なのでしょうか。さて、首相官邸に入る車を見張っていたのが有沢とカメラマンの青木。その車に乗っていたのがペンタゴンのアジア担当局長シュワルツコフだったりしたので2人は「これはもう完全に大変なことが起こっているのだ」と確信します。

 さらに雑誌社の編集長(石黒賢)は有澤と青木の2人に新宿のもぐり医者の取材を命じます。この医者に賄賂を渡すと、はい、上手い具合に横田基地に潜入して撃たれて虫の息状態の工作員の居場所を教えて貰ったのでした。二人はさっそく工作員が潜伏しているアパートに押しかけ、工作員に付き添っていた日本語の分からない女に、日本語で「私たち、あなたたちの味方、保護します」という有澤。だから日本語分からないんだって!

 彼らは2人をあるラブホテルに匿います。

 一方、北アルプスの西崎と落合は野営中。入山禁止の山に無理やり入り込んで、しかも自衛隊がうろちょろしているのを目撃しているのにテントの中でぱあぱあライトつけている。馬鹿(笑)。(原作ではライトを使っていなかった) そんな無用心なことをしているからいきなり銃撃を食らってしまいます。当たらないけど。慌てて逃げる二人。その背後で手りゅう弾を投げ込まれたテントが爆発。自衛隊かといきり立つ落合に西崎は「いや、言葉が違っていた、あれは某国の工作員部隊だ」

 この後こんな危険なことはやめて帰ろうという西崎とスクープに固執する落合との間で「やめる、やめない」の言い争いがあって、西崎は山を降りることになってしまいます。でもお定まり、彼の頭の中で病死した奥さんやあの粉みじんになったイラクの子供などの回想シーンが展開された挙句、またUターンして落合を追うのでした。

 はたまた防衛本部の場面。ここで秘書官はこんなトンデモないことを言い出します。「米軍の雪山になれた特殊部隊は5日後にしか到着しません!」これを聞いた首相は「ということは全てをわれわれ日本人の手でやらなければならないのだ」 その正体は未だ明らかにされていないとはいえ、米空軍にとって大切なものが墜ちたんでしょ、その回収を日本人だけにやらせるとかそんなことある訳ないじゃないか。一体何考えて映画作っているんだ!(原作では自衛隊の特殊部隊に米軍のオブザーバーが随行する)

 一人雪山を進む落合、また某国工作員部隊から銃撃を浴びせられます。やっぱり当たらないけれども(笑)。しかもこの銃声の衝撃が雪崩を起こして工作員部隊三人を飲み込んじゃった。馬鹿か(笑)。落合も危うく飲み込まれそうになるのですが、タイミング良く戻ってきた西崎に救われます。

 西崎は無線でアマチュア無線家に呼びかけます。「飛行機の墜落目撃した、武装集団に攻撃を受けている東京の有澤慶子に連絡して欲しい。住所は東京のどこそこだ!」この通話中にも銃撃を受けるのですがやっぱり当たらん。どんだけ射撃へたくそなんだ、某国工作員部隊!

 そうこうしているうちに雑誌社で西崎の撮影した飛行体の正体が判明します。それはなんと米空軍の最新鋭戦略爆撃機B-5でした。有澤は不思議そうに「このB-5ってステルスでしょ。どうしてレーダーに映ったの」これに対する編集長の答えが「墜落するほどのダメージを受けたら映ることもある」なんですと。

 ステルスというのは機体の形状制御、電波吸収材等の技術を使ってレーダー波に探知されない技術であります。損害を受けてステルス性がなくなったということであれば、機体表面を広範囲に渡って損壊していなければなりません。そんな絶妙の損害を与える爆弾ってどんなの?と思うわけです。

 ひょっとしたら、原作者、脚本家はステルス爆撃機にはステルス装置というのが内蔵されていて、これのスイッチを入れたらレーダーから消えるなんて思ってやしないでしょうな。

 編集長はつぶやきます。「この爆撃機に何が搭載されていたのか、あの工作員が鍵だな」

 場面は北アルプスに戻って待ち伏せしていた某国工作員部隊に、ええい、もう面倒くさいからいいや、はっきり言っちゃおう、北朝鮮工作員部隊に手もなくやられてしまう自衛隊、習志野空挺レンジャーたち。この場面に居合わせた西崎と落合は待ち伏せを知らせようと叫ぶのですが、間に合わず自衛隊は一人を残して壊滅してしまいます。敵の工作員もやっつけたけど、残った一人佐伯明彦二佐は負傷しておりこれ以上の作戦行動は自殺行為であります。西崎はついに決心して、「俺たちはこの山に20年以上登っているから、庭みたいなものだ、あんたに協力する」

 有澤慶子はいったんマンションに戻ります。そのドアの前で待っていたのが西崎の無線を聞いたアマチュア無線家の少年であります。慶子は彼の知らせにより西崎が落合と共に墜落した機体へ向かっていること、そして武装集団に襲われていることを知ったのでした。

 さて、機体に向かっていたもうひとつの自衛隊部隊、松本の山岳レンジャーも待ち伏せされて、こちらも全滅。これを無線でしった防衛会議は「住民を避難させよう」「いや、あれが何を積んでいたか知られたら大パニックになる」と大騒ぎ。はて、そんな大パニックを起こすようなものとは何なのでしょうね(分かっているけど)。

 有澤・青木たちにも大事件。ラブホテルからあの男と女が北朝鮮工作部隊によって拉致されてしまったのです。どうやらあの男は仲間の筈の工作員たちから逃げていたらしい。さあ、大変だ、しかし青木はにやりとして「こんなこともあろうかと思ってGPS付の携帯を渡しておきました」

 もう北朝鮮工作部員の人たちって捕まえた二人の所持品確認もしないんだから(笑)。もうこれですぐに2人が港の倉庫に囚われていることが判明。青木は一計を案じていきなりガソリンを道路に巻きます。これに火をつけると当然のごとくばあっと燃え上がりますな。びっくりした工作部員の人たち、見張りも残さないで全員で見に行っちゃうの(大笑い)。この隙にあっさりと男と女を救出する有澤・青木。やっぱりちょっとふざけんナって思いますよね。

 本日はここまで。

 後はだらだらTVと読書。就寝午前2時半過ぎ。

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6月29日(月) 「ミルハウスは答えを知っている」

 「えー、そんなわけないでしょ」とリサが。唐突でありますが、イシガメを飼育することにしました。通販サイトでイシガメの小型ペアが3,980円という手ごろな値段で売られているのを発見したからです。到着予定は7月1日、これに備えて亀用水槽をセッティングしました。とは言っても水槽、水槽台、2灯ライト(15年くらい前に買ったやつ)、紫外線蛍光管、ヒーター、陸場用のレンガ等々はありものを使ったので新規購入は小型水中フィルター、クリップ付スポットライト(ホットスポット用)の二つのみ。だいたい3,000円くらいの出費ですみました。

 後はイシガメの到着を待つのみ。もう小学生の時以来の水亀飼育でありますから、楽しみで楽しみで仕方ない。40半ばの中年男がこんなことで心をぽかぽかさせているのはいささかアブナイのですが(笑)、何、オタクというものは元々ヘンなのです。だからこれくらいは見逃してくださいよ。

 今回は通信販売で亀を飼いました。生体の通信販売は初めてなので、なにかと不安。死着保障はついているものの、宅配便でーす、代引きでーす、はい、送料・手数料合わせて5,450円でーす、ありがとうございましたー、で箱を開けてみたら死んだ亀が二匹ごろりと出てきたなんてことになったら洒落になりませんからな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分、夕食はマグロの刺身、塩鯖、ジャガイモの煮っ転がし。ビール一缶、ゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『今日も僕は殺される』を見る。なにやら恐ろしいものに殺される、するとすべてがリセットされてまったく新しい生活が始まるのだが、やっぱり何者かに殺される・・・以下、これが延々とループするというお話。こういう不条理ホラーのスタイルは悪いものではないが、終盤、これが人間の恐怖を糧とする生き物の仕業で主人公もその仲間であったと謎解きされるととたんにつまらなくなってしまうのであった(笑)。

 ハイビジョン画質は黒の表現がいまひとつ。黒補正弱を使っても浮いてしまう場面があった。音声はステレオ、良くサラウンドするけれども、こういう映画はやっぱり5.1チャンネルでないと物足りない。

 シャワーを浴びてからハイビジョン録画の『ミッドナイト・イーグル』を再見(笑)。主人公は戦場カメラマンの西崎優二(大沢たかお)。たぶんイラクの戦場の瓦礫で、うつぶせになって倒れている。どうしたのかと思ったらぱっと何事もなかったかのように起き上がって携行食料のビスケットみたいなものを食べだした。

 最初からよー分からん(笑)。気を失っていたのなら、起き上がってあー、頭いてー、とかふらふらするとかの描写が必要だろう、それなのにフツーに起き上がってあまつさえビスケット食いだす。何か寝ていた人が起きたようにしか思えないぞ。

 西崎はビスケットをもの欲しそうに見ている地元の子供を発見。ビスケットを袋ごとくれてやる。だが、その直後砲撃されて、彼の目の前で子供は粉みじんになってしまったのだった。これにショックを受けた西崎は戦場カメラマン廃業。日本に戻るけれども、どうしてもこの事件のトラウマから逃れられず病気の妻をほったらかしにして好きな登山に没頭。そのうち妻は病死、子供は妻の妹有沢慶子(竹内結子)に引き取られたのであった。

 目の前で子供が死んだからといって廃業しちゃう戦場カメラマンというのもなあ。

 そして今日も今日とて冬の北アルプスに上る西崎。そしてその夜、テントで寝ていた西崎は航空機のエンジン音らしき轟音で目を覚ます。なんだ、なんだと外に出た西崎は発光する飛行体を発見、写真に収めるのだった。その後飛行体は墜落する。

 この時、同時に航空自衛隊のレーダーサイトでもこの物体を感知、ただちに2機のF-15イーグルがスクランブル発進。イーグルは西崎に目撃されているとは知らず北アルプス上空に飛来。飛行体の墜落場所を確認し、帰投する。

 墜落した飛行体、これがどうやら大変なシロモノらしく、首相に緊急呼び出しがかかる。

 一方、西崎は東洋新聞 松本支局に在籍する後輩の落合(玉木宏)に電話で「昨夜 自衛隊関連で何かなかったか」とたずねる。その返事は「ああ、自衛隊の練習機が故障したという知らせがありましたな、でも無事戻ったそうですけど」というもの、西崎はこれで「自衛隊が何か隠している」と確信するのであった。その西崎の様子に興味を覚えた落合は夜半、西崎のアパートを強襲、「僕が先輩を雇います、二人で何が起こったのか確かめましょう」ということで北アルプスに登ることになったという・・・。

 もう町は警察や自衛隊でいっぱい。いつもの登山ルートは自衛隊に完全封鎖されている。「しょうがない、別のルートを行きましょう」 裏側に回ったらやすやす山に入れるという・・・(笑)。車も普通の駐車場にとめている。こういう場合はフツー、がたがたの未舗装の道を行って、わずかな空き地に車を無理やり止めたりするもんじゃないすかね。それに正面だけ封鎖して他の道を完全に見逃している自衛隊もなあ、ヘンだよなあ。あ、言い忘れていましたが、山に入る前に西崎は例の飛行体の写真を義妹の有沢慶子に送っております。彼女は出版社に勤めているので、独自に調べて貰おうと思ったのですな。

 さて、首相は防衛会議に出席しております。防衛参謀長みたいな人が巨大な地図が映ったスクリーンを使って作戦説明。御岳沢に落ちた飛行体に習志野の空挺部隊、松本の山岳レンジャーを向かわせるが天候は悪化しており、到達まで2日半が必要だそうである。ヘリコプターはこの天候では飛ばせず、人の足に頼る以外方法がないのだ。

 しかも、某国の工作員が潜入しているとの情報もあり、状況が一気にきな臭くなってきた。

 山を登る西崎と落合。彼らは白い迷彩服で完全武装の自衛隊の部隊を目撃する。この時落合が「あー、この前米軍の横田基地に2人の東洋人が潜入したそうですよ。一人は射殺されて、もう一人は逃亡しています。イーグルのスクランブルといい、この自衛隊といい、横田の件と関係があるんじゃないですか」と言い出した。

 本日はここまで。

 その後お酒。お供は録画の「スライドショー7」 午前2時近くに就寝。

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