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2009年8月11日 (火)

8月10日(月) アーメイの岩戸

 アーメイ駄洒落第8弾。旦那、まだやってますぜ、ひょっとしたらこのエロの冒険者とやら、某アニメのループと同じ回数やるつもりなんでしょうかね。するってぇと今回でこのアーメイ駄洒落も終わりなんでしょうか。メールマガジン「日本映画専門チャンネルEXPRESS!」が配信。なんと10月放送映画の速報だ。だが残念ながら新作ではあまり興味を引かれるものがなく、旧作もWOWOWで見たものばかり。ちょっと不満なラインナップであるけれども、それでも神は我を見捨てず。社長シリーズ「社長三代記」「続社長三代記」クレージーシリーズ「クレージー作戦 先手必勝」が放映されるではありませんか。

 この3本さえあれば十分に毎月の視聴料の元が取れたというものであります(笑)。

 本日の「フューチュラマ」は第3シーズンのエピソード#40 「That's Lobstertainment!」 もちろん、『That's Entertainment!』が元ネタだけどこの駄洒落はヒドイねって私が言っちゃいかんか(笑)。コメディクラブのアマチュアナイト(素人参加大会)でスタンダップコメディアンとしてデビューしようとしたドクター・ゾイドバークだが、彼のパフォーマンスは大失敗。観客にひどいブーイングを浴びせられてって、一番酷いことを言っていたのは最前列に座っていたベンダー・リーラ・フライだったのだが(笑)。途中で強制退場させられてしまう。

 失意のドクター・ゾイドバーク、彼はついに実の叔父であり、ハリウッドのサイレントホログラム時代のスターであったハロルド・ゾイド(笑)に手紙を書きコメディアンになるための教えを乞おうとする。この時「自分はリッチで有名な医者です」と見栄を張ったために、勘違いしたゾイド、彼をハリウッドへ呼び出したのだった。実は、このゾイドはとっくの昔に零落しており、今はただ養老院で惨めな余生を過ごすだけの身の上だった。彼は甥に金を出させて映画を作り再びハリウッドの第一線にカムバックしようとしていたのだ。

 (サイレントホログラム 物凄くでっかいレコードみたいなディスクを蓄音機みたいなプレーヤーで再生するとモノクロの3D映像が見られる規格。におい付き映画に押されて人気を失った)

 ゾイドはレストランで会ったゾイドバークに「わしはコメディは諦めた。今度はシリアスドラマに取り掛かるつもりじゃ、ついてはその制作費100万ドルを出してくれないかね」はい、もちろんダメ。ゾイドバークはレストランの勘定すら怪しい貧乏人なのだから(笑)。がっかりするゾイド。しかしここで思わぬ助け舟が入る。なんとベンダーがロボットソープオペラの人気俳優カリキュロンをこの話に誘い込んだのである。かねがね映画界進出を狙っていたカリキュロン、かっての大スター ゾイドの脚本・監督だということ、ベンダーがオスカーを確約したこと(笑)で、ついに投資・主演を引き受けるのだった。

 さっそく映画 『The Magnificent Three』が製作されたのだが、100万の視聴者の期待を裏切らないヒドイ出来(笑)。プレミア試写会をやったら観客が途中でみんな出て行ってしまうくらい。激怒したカリキュロンは「もしオスカーが獲れなかったらお前ら全員ぶっ殺す」とベンダー・ゾイド・ゾイドバークを脅しつけるのであった。人気ドラマの主演俳優なのにずいぶんと柄が悪いのだ。

 ベンダーたちはアカデミー授賞式に忍び込み、司会のビリー・クリスタルの首をうっちゃって(笑)ゾイドバークを代わりに送り込む。ゾイドバークは当惑する観客に構わず封筒を開けて「アカデミー賞は」もちろん彼はこの後カリキュロンと続けるつもりだった。しかし、彼は叔父のさびしそうな顔を見てついつい、「ハロルド・ゾイド!」と宣言してしまうのである。怒り狂うカリキュロンであったが、ゾイドの受賞スピーチに思わずほろりと来てしまって、怒りを納めたのであった。めでたし、めでたし。

 あ、この騒動の間フライとリーラはどこにいたのかというと、うっかりラ・ブレア・タールピットにプラネットエクスプレスシップを着陸させたものだから、沈んでしまって脱出できなくなっていたのである。地下鉄を使ってなんとか脱出に成功した時、すでに最初、出席しようとしていたプレミアはおろかアカデミー授賞式も終わっていたという。せめてパーティだけは出ようとした二人は入り口で係員に「あ、これはプライベートなパーティですから」と止められるのだが、係員、次の瞬間にフライが知らないうちに引きずっていた人間の化石を目にして「あ、これはシルベスター・スタローンさま、どうも失礼しました。お入りください」だって。

 ラ・ブレア・タールピットは氷河時代の化石が存在する、都会で唯一の発掘現場として有名な場所。そこにスタローンの化石が沈んでいたということは、アメリカ人の彼に対するイメージは原始人・・・なのでしょうか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼食に100kcalカレーのルーだけゴハンなし。夕食にヨコワの刺身、カラスカレイの煮付け、モツ煮込み。この煮込みが大変美味しくビール一缶で抑えるのが大変だった。後は納豆と生卵を混ぜて醤油・めんつゆで味付け、ゴハンをぶち込み残ったヨコワ刺身、辛子明太子をトッピングしたタマゴ掛けゴハン。意外と美味いんだ、これが。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイの『ベッドタイムストーリー』を見る。ご都合主義というおとぎ話のメカニズムを実に上手く使ってストーリーを盛り上げているのに驚かされた。こういうメタ的な手法はいささか卑怯なのだが、それは前半にカッコ悪くてさんざん金持ちに馬鹿にされるアダム・サンドラーというものを見せてバランスをとっているのでありますよ。

 ラスト、悪役の二人をこきつかうアダム・サンドラー。ちょっと意地悪しすぎだと思うけれども、何、これはさんざんシンデレラをいじめた意地悪な義姉の末路と同じなんでさあ。

 ハイビジョン画質はコントラストに不満あり。発色や解像度はいいのだが、もうちょっと華やかな絵が欲しかったところだ。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。こちらは文句なしの出来。縦横無尽に動き回るサラウンドに魅了される。

 それから日本映画専門チャンネルで録画しておいた『女の中にいる他人』を見る。小林圭樹のキャラクターに注目。彼は浮気していた親友の妻を殺してしまう。警察にはまったくマークされなかったものの、親友に対する贖罪の意識にさいなまされついに犯行を告白してしまうのだ。このときの小林圭樹は確実にマゾヒスト。親友の三橋達也に「僕は君の妻と浮気しそして殺した、僕はとてつもなく卑怯な男だ、さあ、さげすんでくれたまえ、さあ、罰してくれたまえ」と迫るのである。しかし、三橋達也は彼に対する友情を重んじ、元々妻の身持ちの悪さに悩まされていたこともあって、許してしまうのだった。

 三橋達也で果たされなかった小林圭樹のマゾヒズムはもう妄執の域にまで達し、今度は警察へ自首し、究極の辱めを甘受しようと決意するのだ(笑)。そんな彼を妻の新珠三千代は彼女自身と子供たちを守るため自殺に見せかけて毒殺してしまうのである。

 自分でもちょっとうがった見方かなと思っていたのですが、この映画の美術監督 中古智美氏によれば「小林桂樹演じる田代というのはサディストを装ったマゾヒスト」なのだそうで(参照http://www007.upp.so-net.ne.jp/mizutami/onnanonaka.htm)、まあ、それほど間違ってはいなかったようです。

 ユニットコム 液晶モニター UNI-LCD24/Bでの視聴。桜の花びらがきちんと分離しているのはさすがにハイビジョンですな。一方、黒の沈みは今ひとつ。雨の場面でモザイクノイズが見受けられたのもマイナスポイント。

 シャワーを浴びて午後11時半から『地底探検』(『A Journey to the Center of the Earth』 1959)の続き。さて、その後も強風にあおられたり、カーラと教授が大喧嘩したりしつつ探検は続きます。256日を経過してもうみんなの服はぼろぼろですよ。食料も乏しくなっていてもう塩漬け肉ばかり。血圧上がりそうです。

 そんな中、一度迷ってひどい目に会ったのにまったく懲りていない様子のアレックが、一人でうろうろしております。と、その目に入ったのは洞窟の地面や壁面に生えている夥しい数のキノコでした。思わず齧ってみるアレックってアブねえなあ(笑)。驚いたことにこれが美味しいんですよ。興奮して先へ進むアレック。すると進むに連れてキノコがでっかくなっていき、ついにはキノコの森になっちゃった。アレックは教授たちを呼び寄せて、「ほら、凄いでしょ、このキノコ、小さな奴は食べられますよ、美味しいですよ」みんな塩漬け肉から開放されたという嬉しさに思わず踊りだしてしまいます。壁面の穴から巨大なトカゲ恐竜の姿が見えているのにも気づかずに・・・。

 キノコ・スープ、キノコステーキ、キノコのおひたし等々の料理に舌鼓を打つ探検隊の面々。そして一眠り。目を覚ました教授はハンスがキノコを切り倒しているのを見かけます。どうやらサクヌセムがいかだを作れと命令したらしい。教授は彼の姿を探して洞窟から出ます。と、その先に広がっていたのは地底の海だったのです。その海岸に立っていたサクヌセム、教授を認めて「見たまえ、海底から海水が流れ込んでこの海を作ったのだ。最初に発見した私が名前をつけた。聞いて驚くなその名はサクヌセム海だ」「まんまやんけ!」と思わずツッコむ教授であります。

 とその時現れたのがトカゲ恐竜の群れ。「わあ、ディメトロドンだ」「奴らは泳げない、海へ逃げよう」 早速いかだを海に運ぼうとする探検隊。ところが一匹のトカゲ恐竜が彼らを見つけて襲撃してきたのです。「ひーっ」慌てて洞窟へ戻る探検隊・・・と、カーラがいかだのロープに足を取られて転んでしまいました。恐怖の叫びを上げる彼女にかぶりつこうとするとかげ恐竜。この絶対のピンチを救ったのはハンスでした。彼は先が尖った登山用の杖でどすどすぐさぐさトカゲ恐竜を突き殺してしまったのです。

 探検隊、他のトカゲ恐竜がこの死体をむさぼっている隙をついていかだで海に乗り出したのであります。しばらくは平穏な航海が続いたのですが突然アレックが持っていたアコーディオンが何かの力に引っ張られて飛んでいってしまいました。それだけではありません、カーラのアクセサリー、ハンスの金歯(笑)、探検機材、ありとあらゆる金属製のものまで舞い上がったのです。教授ははっと閃いて叫びます。「これは磁力だ。ここが地球の中心だ、北極と南極のちょうど中間地点なのだ」

 おまけに海は大荒れ。渦巻きに翻弄されるいかだです。このままいかだがばらばらになってみんな海にぶくぶく沈んでエンドマークとなったら面白いのですが(笑)、まあ、映画ですからそんなことになりませんで、みなさん、かろうじて対岸に着くことができたのです。しかし、今や彼らはほとんどの機材や食料を失ってしまっていたのでした。力尽きて海岸へ倒れこむみんな。そのままぐーすかと寝ていたのですが、なんと、この間にお腹をすかせたサクヌセムがハンスのゲータルードを家鴨鍋にして食っちゃった(大爆笑)。

 怒り狂ったハンス、「わー、ごめんよう、独り占めにして悪かったよう」と逃げるサクヌセムを追っかけます。いや、彼が怒った訳はそんなことじゃないから(笑)。サクヌセム、岩場に逃げ込んだのですが頭上にたまっていた不安定な岩石が一番良いタイミングで彼の頭上に降り注いだのであります。ぐしゃりと潰されているサクヌセム。そしてその崩れた岩場の向こうにあったものはばーん、そう、5,000年前に一夜にして海中に没したといわれる伝説の都市、アトランティスだったのです。

 驚異に目を見開きながら、サクヌセムのことはあっさり忘れて(笑)アトランティスへ踏み込む探検隊。いろいろ見て回るうちに一体の人骨を発見します。もちろん、これが300年前にここまでたどり着いたのち、惜しくも命をなくしたサクヌセムなのでしょう。彼らはその荷物から火薬を発見します。教授は死体の伸ばされている右手に着目。「彼は何を指差しているんだ?」その先にあったのは洞窟。内部の空気は強い上昇気流で上へ運ばれております。「これは地上へ続いている。ここが出口だ」ところがこの上へ向かう通路、途中で巨大な岩にふさがれてしまっていたのでした。

 どうする、そういや、さっきサクヌセムの荷物の中から火薬が見つかっていたな、アレックは食料を探しているうちに上手い具合に火打石を見つけてきた。だったら火薬で岩を爆破できるやん!しかしアレックは気がつきませんでいた。彼が遺跡に潜んでいたトカゲ恐竜の尻尾を踏んづけてしまったことを。トカゲ恐竜、怒りで体を真っ赤に染めておりますって、いうか、これ赤いペンキを塗りたくっているだろ(笑)。

 火薬を仕掛け終わり、伸ばしてきた導火線に教授が点火。みんなは儀式用の聖火を灯していたと思しきアスベスト製!のでかい皿に隠れます。教授も急いで戻ろうとしたのですが、伸びてきたトカゲ恐竜の舌に掴まってしまいました。しかし、素早く飛び出してきたハンスがトンカチで杭をとんてんかんと打ち込んだだけで教授を離してしまうという・・・。ちょっと怪獣としては情けないのではないでしょうか。

 どっかーんと火薬が爆発。しかしこの爆発は思いがけない効果をもたらしました。地殻の変動を招き、溶岩を噴出させてしまうことになったのです。例のトカゲ恐竜は崩れてきた石柱にぐしゃりと潰されます。そして探検隊が乗ったアスベストの皿は溶岩によって押し流され例の洞窟へ向かいます。そして上昇する溶岩に押し上げられて地上へまっしぐら。死火山の噴火口から飛び出したのであります。教授・ハンス・カーラは海に落ちて漁船に救助されます。残ったアレックはどうしたわけか修道院へ落下。さらによく分からないことに素っ裸。局部を羊で隠してきゃーきゃーひーひー騒ぐ修道女から逃げるのでした。

 エディンバラ大学で大歓迎を受ける探検隊の面々。おや、アレックさん、足を骨折されて車椅子に乗っておられますな、これはやっぱり探検の時の負傷ですか?すると付き添いのジェニーが「いいえ、この人結婚式を終えて教会から出てくるときに転んで足を折ったのです」

 一方、教授はカーラに探検の覚書を執筆するのを手伝って欲しいと頼んでおります。「ええ、あなたの屋敷に滞在して欲しいですって、そんな噂になってしまいますわ」とカーラ。教授はもうたまらんごとなって、「んじゃあ、結婚してくれよ」熱いキスを交わす二人。そして学生たちが「我々の先生は凄い、世界一、いや地球一、いや宇宙一頭がいいんだあ」と教授をたたえる歌を歌ったところでエンドマーク。

 シネスコ・スクイーズ カラー・モノラル音声。多少ノイジーなのが残念な画質。ちょっと輪郭の強調も目立ちますね。

 その後テレビや小説読みながらだらだら。就寝午前2時半。寝つきが悪く午前3時過ぎまでもぞもぞしていた。

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