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2009年8月12日 (水)

8月11日(火) 「演芸会に捧ぐ」

 池田満寿夫の寄席探訪記。本日の「フューチュラマ」は第3エピソード #40の「The Cyber House Rules」 タイトルは小説、「The Cider House Rules」(「サイダー・ハウスルール」)のもじり。タイトルどおり孤児院の話である。リーラに孤児院同窓会の招待状が届く。昔、その異相のためいじめられていたリーラは自分が宇宙船パイロットに出世?したことをいばろうとして出席する。彼女はそこで淡い恋心を抱いていたアドレイ・アトキンスと再会するのだった。もっとも、このアドレイ、いじめられていたリーラを助けたことなんて一切なし。他の仲間と一緒になって一つ目やーい、一つ目やーいと囃子たてていたのであるが。

 いまや外科医となっていたアトキンス。リーラに一つ目を普通の二つ目にするという整形手術を提案する。生まれた時からこの己の目に悩まされていたリーラ、このチャンスに飛びつくのであった。この時、執拗に反対するフライの台詞が良い。「君は他の人と変わっているのがいいんだ、それは欠点じゃなく個性なんだ、僕が好きなのは一つ目の君なんだ」もっともかっとなったリーラに「私は普通がいいの」と怒鳴られてしまうのであるが。

 一方、ベンダー、子供一人につき週100ドルの給付金に目がくらんで12人の子供を養子にするのだった。

 手術は無事成功。リーラは大喜び。街へ出て普通のサングラスをいくつも買い込む。そして「ああ、フツーのサングラスが使える。それに誰も私をじろじろ見たりしない、ありがとう、アトキンス」ということで、彼との仲を急速に深めていくのである。一方、ベンダー子育てに大忙し。子供たちに「ベンダーパパ お話聞かせて」とせがまれたりしている。この子供たちの大好きなお話が「ベンダーの逮捕記録」というギャグが素敵だ。しかし、ベンダー、子育てに週110ドル掛かることを発見。このままでは損をするばかりである。そこで彼は子供12人の養子仲介所を開設するのだった。ヒドイ。

 リーラとアトキンスはついに結婚を約束する。孤児院出身のリーラは養子を取ることを主張、アトキンスも同意してベンダーの仲介所へ向かったのだった。そこでリーラは額の真ん中にもう一つ耳があるため他の子供たちからいじめられている少女サリーを見つける。自分と同じ境遇の彼女に心をうたれたリーラは彼女を選ぶのだがアトキンス、「変なところに耳がついている、ありゃダメだ」リーラ、ムカムカ!「でも私はどうしても彼女が欲しいの」「じゃあ、養子にしてから手術で耳を取っちゃおう」リーラ、ついに爆発!「あんたって、そんな人だったのね、いいわ、もうあなたとの結婚なんて真っ平、ついでに私の目を元に戻して頂戴」

 ベンダーの方も子供虐待で逮捕されてしまう(笑)。そして子供たちは孤児院に戻ることになったのだった。ベンダーパパとの別れを惜しむ子供たち。子供たちは彼らとベンダーが遊んでいる絵を描いてプレゼント。でもベンダー、「この絵のオレはキャンディ齧ってる。おれはキャンディなんか食べない、酒だろ、こういう場合」と叫んで紙をくしゃくしゃにしてしまう。がっかりして立ち去る子供たち。ベンダーは彼らが行ってしまったことを確かめてから、くしゃくしゃの絵を元のように広げてじっと見入るのだった。

 ベンダーは結構子供たちに対してヒドイことをしているのだが、何しろ「私の名前はシェリーっていうの、ベンダーパパ」という女の子に「面倒くさいから名前なんていいや、みんなベンダーの子供ってことにするから」って言っちゃうくらい。そんな悪行にも関わらずラストで結構感動してしまうのが我ながらオカシイ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯はマルタイの棒ラーメン一食分。夕食は牛肉とにんにくの芽の炒め物、モツ煮込み、スライスドトマト。ビール500ml缶一本飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『カンフーダンク』を見る。意外とまじめなスポーツ物と思わせておいて中盤で突如、大暴れする少林寺の講師4人組がケッサク。敵方のキャラに人数を裂きすぎていささかアンバランスになっていた映画の構成を引き締める効果もあって、いたく感心させられた。

 ラスト近くで繰り出される主人公の必殺技も冒頭に伏線が張ってあったとはいえ、あまりに荒唐無稽でこれも爆笑もの。1978年の『スーパーマン』のアレと同じ驚き・感動を味合わせてくれた。

 ハイビジョン画質は全体に色味が不安定。黒が浮いてしまう場面も多々あり。AAC5.1チャンネルは音場の情報が多くバスケット試合の臨場感を的確に伝えてくれる。やや重低音が腰高だったのが残念。

 それから日本映画専門チャンネルで録画しておいた『戦艦大和』を見る。無謀な海上特攻に出撃し、米機動艦隊の戦爆撃機に雲霞のごとくたかられ、沈んで行く大和の姿を淡々と描く好編。原作者たる吉田満の実体験が反映されているのか、兵に対して仕官たるものこうあるべしというノウハウ的な要素があるのが興味深い。現実ではあれほどしたしく兵と仕官が交流することなどなかったであろうが、そこはフィクションのなせる業(笑)。むしろ兵士は単なる戦争の駒ではなく、一人ひとりに人間としての生活があったという事実を我々に知らしめる役を担っているのだ。

 ハイビジョン画質はちょっと黒浮きがヒドイ。フィルム傷も目だって全体的にあまり褒められるものではなかった。

 シャワーを浴びて前述の「フューチュラマ」 その後だらだら本やTV。就寝午前2時半過ぎ。

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