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2009年8月31日 (月)

8月30日(日) 『オタ芸牧場の決闘』

 こんな駄洒落を書いておりますが、私自身はオタ芸というものについてまったく理解を欠いていたりします。さて、今日は8月31日である。もう今頃全国の小・中・高校生が「あー、明日から学校だ」と憂鬱そうな顔をしているのかと思うと、私は嬉しくてたまらない(笑)。今日は月曜日であるが、こんな時こそ休み終わりの象徴、「サザエさん」を放映するべきであろう。それも「宿題が終わってなくて憂鬱なカツオ」「カツオと違って宿題はちゃんとやってあるものの、やっぱり学校に行きたくなくって憂鬱なワカメ」、「カツオとワカメが明日から学校に行くので遊び相手がいなくなると思って憂鬱なタラちゃん」の3本のエピソードを一時間枠のスペッシャルで放映だ。

 みんな、もっともっとイヤーな気持ちになるぞ。

 仕事はまあ、いろいろあった、これでオシマイ(笑)。午後3時過ぎから選挙。どうせ民主党の大勝であろうが、棄権するわけにもいかず、例によって例のごとくあそこに投票する。念のために言っておくがあそことは「幸福実現党」ではないので誤解なきようお願いする。食ったもの、昼飯にカップヌードルのシーフード、夕食にカンパチの刺身、冷麺。ビール2缶飲んで〆のコーヒーは如例。

 その後ブルーレイレンタルの『イエスマン “YES”は人生のパスワード』を見る。まったく超自然的な要素はなく、はっきり言ってしまえばジム・キャリーの思い込みにしか過ぎない話をここまで破綻なく盛り上げるだけ盛り上げた脚本が宜しい。何にでも「イエス」を言わなければならないと思い込んだ主人公がギターや韓国語、航空機の操縦を習うシークエンスが後になって見事に生かされる伏線の上手さも印象的だ。ヒロインのズーイ・ディシャネルも久々にチャーミングで(笑)こんなに楽しいラブ・コメディなら毎日見続けても平気だぞ・・・って、それはさすがに言いすぎですか。

 ハイビジョン画質も良好、良好。衣服の質感を非常にリアルに再現してくれる。あの“おスペ”おばさまの洋服に毛玉がついているのがはっきり見えたほど(笑)。サラウンドはトゥルーHD5.1チャンネル。疾走するバイクの移動感が極めて的確。音場の中で浮かび上がってくるようなBGMにも感心させられた。

 その後日本映画専門チャンネルにてハイビジョン録画 BD-Rに焼いた『ニッポン無責任野郎』を30分ほど。場面によってばらつきがあるものの、すかっとした空間の見通しの良さはさすがにハイビジョンである。車のボディの色艶もやたらにリアルで、これはまさに映像を媒介としたタイムスリップ体験ではあるまいか。

 その後『恐竜の惑星』 『planet of dinosaurs - 30th anniversary widescreen edition』の続き。ちっちゃな恐竜をやっつけて大はしゃぎの皆さん、いきようようと野営地へ戻るのですが・・・その夜どこからともなく聞こえてくる恐竜のうなり声。リーは「柵の中にいれば安全だ」というのですが、ジムは猛反対。「いや、こっちから奴らを狩り立てるのだ。大きな恐竜だからと言って恐れることはない、俺たち人間には知恵がある!」「ターザン気取っているつもりか」

 そうこうするうちに現れたのが巨大なティラノサウルスであります。ティラノサウルスは皆さんが大いに苦労して作った柵をいとも簡単にブチ破り野営地へ侵入。そしてデルナをぱくぱくとお召し上がりになったのです。お腹がいっぱいになったティラノサウルスは満足の吐息を漏らすと野営地から立ち去ったのです。

 もうリーの面目丸つぶれ。そりゃ、あんなちゃちな柵じゃティラノサウルスじゃなくったって防げないもの。

 翌日、彼らはティラノサウルスと戦うことを決意。男たちはティラノサウルスの巣である洞窟を発見します。そして彼ら人間の知恵(笑)の粋を集めた作戦が、小型恐竜の死体に毒を塗ってティラノサウルスに食わせようというもの。毒は以前シャーロットが見つけていた木の実からとることになっております。男たちは早速小さなケラトサウルスを捕らえて頭を斧でごっ!これに毒を塗りたくってさあ、洞窟の入り口まで運ぼうとしたのですが、なんと、ティラノサウルスが背後から彼らを襲った(大笑い)。しかもティラノサウルス、ステゴサウルスの死体には目もくれずマイクを丸齧り。なんなんだかなあ。

 彼らの毒餌を食べさせてティラノいちころ作戦は見事に失敗に終わったのです。しかし彼らは負けません。次に鋭く尖らせた丸太を使って罠を仕掛けたのです。これにティラノサウルスをおびき寄せ自滅を狙うという作戦。名づけて、刺さればいいな、いやきっと刺さるよ作戦。

 この作戦が準備されている間、みんなに文句を言われてすねた船長リーが野営地を飛び出し小さな鏡で光りを反射させティラノサウルスを誘導するという変な展開になります。まだ罠が完成していないのでこんなことをしても意味はないのですが。しかも途中いきなりトカゲ型の恐竜 リドザウルス?が出現。ティラノサウルスはリーをほったらかしてこれに襲い掛かり食べてしまいました。洞窟へ戻るティラノサウルス。

 野営地へ戻ったリー。他のみんなと一緒になってティラノサウルスの洞窟へ。そして入り口で「ティラノのアホー、バカー、間抜けー、お前のかあちゃんでべそ」と大騒ぎ。すぐに「やかましいわ、われ、いてこましたるぞ」とティラノサウルスが洞窟から飛び出してきます。わーっと逃げたみなさんを追っかけるティラノサウルス、何のためらいもなく罠に突っ込んで丸太が腹にぐさーっ。先端に例の毒を塗ってあったのですぐに絶命してしまいました。「やったー」大喜びする皆さんです。

 その後何年かが経過しましたが、どうやら助けはこなかったようで、依然としてこの惑星で暮らしている皆さん、動物の皮で自前の服を作り、石造りの家も建ててます。そしてチャックとシャーロットの間に生まれた可愛い子供。私がぽかーんとしている間にエンドマーク。あーあ。

 カラー・スクイーズのワイド仕様。画質は最悪。水面のブロックノイズにはびっくりさせられた。音質も歪が酷く非常に台詞が聞き取りずらい。

 シャワーを浴びてお酒。お供は「涼宮ハルヒの憂鬱 溜息3」 終了後、選挙の番組見ようと思ったけれどもどうせ民主党の大勝に決まっているので面倒くさくなってそのまま寝てしまった。
 

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2009年8月30日 (日)

8月29日(土) 下世話、下世話、なるようになれ

 一応、ケセラケセラ、なるようになれの駄洒落です。どうもすみません。8月28日にめでたく発売となった『平成ガメラ トリロジー』ブルーレイボックス、当初アナウンスされていた片面一層、リニアPCM5.1という冗談みたいな仕様が、片面二層、トゥルーHD5.1チャンネルに変わっているそうな。これならばまず満足できるスペックであり、事実ネットでの評価も高いようである。え?私ももちろん買いますよ。ただし8月分のアマゾン購入枠は使い切ってしまっているので、9月1日の注文になりますが。

 本日の「フューチュラマ」は第3シーズン最終話、エピソード#54 「The 30% Iron Chef」 プラネットエクスプレス社の面々のためにブランチを作るシェフ、ベンダー。これを見たフライ、みんなに「ベンダーが料理している、みんな逃げろ」と叫んだのだが、丁度料理を終えたベンダーにあっさり捕まってしまった。ベンダーによって半強制的にテーブルへ案内されるみんな。リーラなんか「わーっ」と泣き出したりする(大笑い)。そして出てきた料理は100万の視聴者の期待を裏切らぬ酷いもの。みんな、もう文句を言う、言う。

 ベンダー、偶然にこの文句を聞いてしまって大ショック。彼はプラネットエクスプレスを出奔するのであった。彼は今一度、憧れのシェフ、エルザールに料理を教えて貰おうとするのだがけんもほろろに断られてしまうのだった。絶望したベンダー、偶然出会った浮浪者たち(ホーボー)と銀河鉄道にただ乗り(『北国の帝王』か)、浮浪者たちの村へ行くのであった。

 そこで若きエルザールによってシェフの座を奪われたという料理人、ヘルムート・スパーゲルに出会うベンダー。ヘルムートとベンダーは打倒エルザールを目標に料理の特訓に励むのだ。この特訓はもうもろにルークとヨーダだね(笑)。特訓が終わってベンダーに最後のテストを課すヘルムート。彼はベンダーに料理を作らせて自分自身で味見したのである。結果は見事合格。しかし何故かヘルムートの胃が爆発、彼は瀕死の状態となる。彼はベンダーに「魔法の万能調味料」を渡し絶命する。

 さて、ベンダー、エルザールにテレビ番組「鉄人シェフ」で挑戦。指定された食材は「ソイレント・グリーン」だ(笑)。ベンダー、恐ろしい外見の料理を作るがヘルムートの魔法の調味料で見事勝利を収めるのである。この魔法の調味料、調べてみたらただの水だった。フライは言う。「ヘルムートは君に調味料をくれたんじゃない、エルザールに勝てるという自信をくれたのさ」これで終われば良い話なんだけど(笑)、ファーンズワース教授ったら、「この水にはちょっとLSD」が入ってるなだって。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日は何を食べても良いアンリミテッドランチの日だったのでかねてから気になっていた「かつえだ」のちゃんぽんを食う。スープはあっさりしているものの、たっぷりの旨みがあって、なるほどこれは美味しい。豚肉の細切れも下味のつけ方がいいのかむやみに美味い。これだけ集めてゴハンと一緒に食いたいと思ってしまったくらい。しかし、なんだな、私はどうしても「豚の国」の人だから、本来とんかつやであるかつえだのじゅーじゅーと音を立てながら供されるロースかつ定食を食いたいと思ってしまいましたな。

 夕食はカンパチの刺身、レタス・トマト・タマネギスライスの生野菜。秋刀魚の塩焼き、串かつ。ビール2缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『オーストラリア』を見る。ネットのあちこちでこれはヒドイ反日プロパガンダ映画であると聞いていたので、また『グレートレイド』みたいなトンデモ映画が見られるかと楽しみにしていたのだが・・・、なんだ、戦争場面に関してはごくごくフツーの描写ではないか。

 日本軍のダーウィン空襲は史実であり、また当時のダーウィンは軍事拠点化していたから民間施設、民間人に対する無差別的な爆撃として描写されている訳でもない。アボリジニと白人とのハーフの子供たちが収容された養護施設のある島が爆撃されたなんて史実はない、反日のための捏造だという人がいるようだが、劇中でちゃんと無線のアンテナがあって日本軍の目標になりうると説明されている。日本軍もまさか、オーストラリア政府が白人とアボリジニの混血児を集めて島に隔離し、攻撃が予想されているのに避難もさせず放っておいたなんて思いもしないぞ(笑)。こんなに惨いこと、普通、やるとは思わないぞ。

 あのヒュー・ジャックマンの部下であるアボリジニが殺された件にしても彼が先に発砲している。戦場で発砲した敵を射殺する。それに何の悪意があるというのであろう。射殺の場面で日本軍兵士が「このクロンボが」という件に関しても、これは単なる外国人同士の関係ではない、今まさに交戦中の敵なのだ。殺し合いやっている相手(と日本軍は思っている)を差別的な呼び方をしても別段おかしいことはあるまいよ。米軍兵士が日本人をジャップ、ジャップと呼んでいたように。

 何よりこの映画の中では当時のオーストラリア政府のアボリジニに対する苛烈な弾圧が容赦なく描かれている。アボリジニに対して好意的な白人はヒュー・ジャックマンとニコール・キッドマンだけであり、その彼らにしてもアボリジニ擁護が原因となって現地コミュニティから異端視されているほどだ。アボリジニを虐待していたのは間違いなくオーストラリアの白人社会であり、日本軍に射殺されるアボリジニという悲劇の原因になったのもまた彼らなのである。

 まあ、あんな島に上陸してきたのはやりすぎだったけれども。あんな何もない島を占領してどうするつもりといいたくなったけどね(笑)。

 映画そのものに関してはどうだったかって?いや、これはまあ、なんですな、夫を亡くしたニコール・キッドマンが大して悲しむ様子を見せず、すぐに夫より100倍くらいカッコいいヒュー・ジャックマンとくっつくというあまり誉められない行為を2時間45分費やして一生懸命正当化したみたいな作品でしたな。

 ハイビジョン画質は黒が不安定。一部コントラストがおかしくなっている場面があって実に残念。発色や解像度は申し分ないのにどうしてこんな暗部描写になってしまったのだろう。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ5.1チャンネル。牛の暴走場面でシアタールームを揺るがすような重低音を味わえた。もうこんなので俺は満足、満足。

 その後シャワーを浴びて日本映画専門チャンネルで録画しておいた『人間模様』を見る。オネットムの概念を具象化したような上原謙のキャラクターが素晴らしく改めて市川昆監督の人物造形力の凄さを思い知らされた。ハイビジョン画質はフィルム傷が酷くまた激しい黒浮きがあり満足できるものではない。まあ、こういう映画は見ることができただけで幸せと思わなければならないか(笑)。

 それから『恐竜の惑星』 『planet of dinosaurs - 30th anniversary widescreen edition』の続き。皆さんは働きます。柵を作るもの、斧を作るもの、矢を作るもの、食料を調達に行くもの、いろいろ。食料を調達に行ったのはナイラだったのですが、その彼女が岩山でモデルアニメでむじょむじょ歩く大蜘蛛に襲われた!大蜘蛛はナイラの体に這い上がるのですがあっさりと手で払い落とされ、あげくにジムの槍がぐさっ。ジムは船長を睨んで「これで安全だというのかね」とはき捨てるのでした。

 この後チャックはジムに命じられて岩山に反射シートを設置することになります。探しに来た救助船に見つけてもらおうというのですな。これを手伝いに来たシャーロットが今度はアロサウルスに襲われたという・・・。チャックはこのアロサウルスに向かって槍を投げつけ見事命中させるのですが、あんまり効果なし。次にジムがレーザービームを浴びせてやっとアロサウルスを退散させたのです。しかし、この事件で隊員たちの不満が爆発。「柵を作っても恐竜を防げないじゃないか」はい、ごもっとも。「こうなりゃ、俺たちの手で恐竜をやっつけるのだ」彼らは手負いのアロサウルスを追跡します。

 しかし、そのアロサウルス、もっと大きな恐竜に一瞬で食われてしまいました。アロサウルスの足跡を追いかけてきた皆さん、急に足跡が消えたので戸惑っております。と、ジムが「わあ、もっとでっかい足跡だ、他の恐竜に食われたんだ」戦慄する皆さんです。

 でもこんなことでひるんでいるわけにはいきません。彼らはこの後小型の恐竜を見つけます。マイクが矢を命中させて倒した後、みなさんでよってたかって殴ったりけったり斧をめり込ませたりの暴行を加えて殺してしまったのでした。わーっと喜ぶ皆さんです。

 本日はここまで。

 終了後だらだらTV。どっかのTV局で「大食い家族紹介」というヴァラエティ番組をやっていたが、その中で一番食っていた女性が3.3キロのメガメンチカツ丼。いやいや、3.3キロぐらいでフーフー言っていては、大食い選手権なら予選突破も危ういレベルだぞと、大食い番組視聴暦20年オーバーの大ベテランである私は思ったのであった。

 就寝午前2時半。
 

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2009年8月29日 (土)

8月28日(金) 『YO!MEN!一ヶ月の花嫁』

 死ぬ、死ぬ言ってないで陽気に行こうぜ、OH、YEAH!こんな駄洒落を書いておりますが、私は元ネタの『余命一ヶ月の花嫁』をもちろん、見たことがなく、それどころかどんなストーリーであるかも知らないという・・・。本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#53 「Future Stock」 プラネットエクスプレス社の株主総会が開催。出席者は・・・と言ってもフライたちエクスプレス社社員と近所のおばさんだけだけれども(笑)。彼らはファーンズワース教授の業績報告を聞きプラネットエクスプレス社が破綻寸前なことを知ってショックを受ける(笑)。しかし、フライはどうでもいいや、それより腹が減ったと会議場をうろつき、ただ飯が食える「冷凍睡眠蘇生者カウンセリング」に紛れ込んだのである。彼がそこで出会ったのが80年代のバブルビジネスマン、「奴」(That Gay)であった。彼は骨曲がり病という難病を患っており、その治療法が発見されるのを待つために冷凍睡眠に入ったのである。

 フライは彼の景気良い話に魅了され、なんと彼をプラネットエクスプレス社のCEOに推薦するのだった。そしてなんと一票差で勝ってしまうのである。「奴」はフライを副社長に任命、業界最大手である「ママ」の運送会社に戦いを挑むと宣言するのであった。もっとも、彼はまともな商売をしない。フライと二人して高そうなスーツを誂え、高級レストランで豪華なディナーを楽しみ、ロケット付椅子などという無駄なものを買い込む。とりあえずCMを作ったが、これが完全なイメージ重視型のCMで「プラネットエクスプレスの商売が何であるかすら分からないシロモノ」であった。

 リーラ達従業員はフライに「奴はこの会社を仕事場にしようとしている。ここは私たちにとって家族みたいなものなのに」と抗議。フライは「いや、彼もそのことは良く分かっているから」となだめるのだが、その真っ最中に「奴」から「やあ、フライ、プラネットエクスプレス社をママに売ることにしたよ」みんな派手にズッコケるという・・・。

 そうはさせじと買収調印の会場となる衛星軌道上の株式市場に乗り込んだプラネットエクスプレス社の面々。しかし、「奴」はあらかじめドクター・ゾイドバークの株を手に入れていたため、決定を覆すことができなかった。ついにママに売り渡されるプラネットエクスプレス社と思いきや、「奴」に異変が起こって会場は騒然。なんと「奴」の骨が勝手に動き出し、捻じ曲がり始めたのである。骨がばきばきと音を立てて折れていくというあんた、何を考えているのかと思ったほど残酷な場面(笑)。断末魔の「奴」は「しまった、忙しさにかまけていて骨曲がり病の治療を受けていなかった」と叫んで絶命。

 後を引きついだフライ、「この買収は間違っていた、プラネットエクスプレス社はやっぱり僕たちにとっての家族なのだ」と演説を始めたのだが、ここで「やめて」と絶叫したのが買収に反対していた筈のプラネットエクスプレス社の面々。なんと、この買収劇によって株価が高騰。みんな、手持ちの株を売れば億万長者になれることが分かったからである。しかし、無常にもフライの演説は続く。株価は急降下(笑)。そして演説が終わった時にはもう買収決定の前より安くなっていたという・・・。

 プラネットエクスプレス社の面々、最初は「家族の家を奪うつもりか」なんて言ってたのに、億万長者が夢と終わったとたん、フライを「何よけいなことしてんだよ」と罵って去っていくのであった、わはははは。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのチーズバーガーとコーヒー牛乳。昼飯に素麺一把、蒸し鶏が数きれ入った生野菜。夕食はイサキの刺身にてんぷら、なめこの赤だし味噌汁、ゴハン一膳。ビールも一缶飲んだ。〆のコーヒーは如例。

 その後ぽすれんのレンタルブルーレイで『ダウト』を見る。二人の名優、フィリップ・シーモア・ホフマンとメリル・ストリープの重厚な演技で僕はもうお腹一杯(笑)。事件の是非を極めて曖昧なものにとどめているために、とらえどころがなくなった感のあるストーリーをこの二人の存在感で緊張感にあふれたサスペンスに昇華せしめているのである。私の好みには合わない映画であるが、たまにはこういうものを見ないと頭が馬鹿になってしまいますからな、え、もう十分馬鹿になってるって、なんであんたはそんな上手いことをいうのだ、山田君、この人に座布団1,873枚あげちゃって、はーい。

 ハイビジョン画質は見通しの良い暗部表現に驚愕。黒浮きが皆無という画質は時として黒つぶれにつながりかねないのだが、本作はこの二つの要素を見事に両立させているのである。サラウンドはDTS-HD5.1チャンネル。BGMの品位の高さと雷鳴のリアルな響きにうっとり。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから『黒い絨毯』(『The Naked Jungle』 1954)の続き。さて、弁務官(ウィリアム・コンラッド)が川上の調査を終えてクリストファーの屋敷に滞在します。彼はジョアンナのピアノに聞き惚れるのですが、彼女は途中で演奏をやめてしまいました。どうしたのですかと尋ねる弁務官に「私は夫に言われてここから出て行くのです。とてもピアノを弾く気分ではありません」先に部屋へ戻ってしまうジョアンナ。弁務官は「どうしたのだ」と問いただすのですが、クリストファーは首を振るばかりであります。

 とうとう諦めた弁務官、今度は話題を変えて「私は明日からリオ・ネグロへ行く。気がかりなことがあるのだ。ジージー鳥が西へ移動しているし猿の数が激変している。どうやら何かに怯えているらしい、おそらくマラブンタだ」クリストファー、はっとして「菅原文太?」弁務官はがっかりして、「そんなに無理やりボケる必要ないから、なんだ、菅原文太って」「いや、ちょっとショックを和らげようとして」と頭をかくクリストファーであります。「よし、私も一緒に行こう。ジョアンナも連れていく。マラブンタが来るならなおさら早く帰さなければ」

 この後、クリストファーはジョアンナの寝室へ。明日、出発することを伝えます。ジョアンナは「そんなに私を追い出したいの」と怒るのですが、クリストファーは首を振って「君がいると私は自分を見失うのだ。私たちは合わない。でも、これからの君の幸せを祈っているよ、出発前にこれだけ言いたかった」

 さて、翌日となりまして、クリストファー・ジョアンナ・弁務官はボートで出発いたします。その日は野営することになったのですが、午前4時を過ぎた今まであれほどうるさかったジャングルの動物たちの鳴き声がぴたりとやんでしまったのです。これは容易ならぬ事態だと顔を引きつらせるクリストファー。彼は夜明けを待たずに出発を命令します。のんのんずいずいと進んで行きますと、なにやらむじゃむじゃと不気味な音が聞こえて参りました。高台に上ってみてみますと、はい、出たァ、マラブンタが。幅30キロに及ばんとする軍隊アリの大群が山を丸裸にしながらこちらへ進んできているではありませんか。「むむ、このままだと後一週間で私の土地が襲われるぞ」

 急ぎ農園へ戻る一行であります。さあ、避難しようという弁務官に対してクリストファー、「おや、俺はここに残る。残って自分の土地を守る。インディオたちも残るだろう。ここがなくなればジャングルに戻って昔の原始的な生活に戻らなければならないんだから」「そんな、無茶だ、死ぬぞ」「土地をすてることはできん」 おまけにジェニファーまで残ると言い出しました。びっくりしたクリストファーは猛反対するのですが「私が逃げればインディオたちも動揺するわ」と言われてしぶしぶ承知。呆れた弁務官、「夫婦揃ってなんて馬鹿なんだ、付き合いきれん」とボートで逃げてしまいました。

 翌日からさっそくマラブンタ撃退作戦の開始。まずは農園に水を供給している水路でマラブンタを防ぎ、侵入されたら屋敷の周りで火をたいて攻撃しようという二重作戦。しかしなんですな、マラブンタはアリでしょ、そんなイナゴの大群みたいに飛んでくるわけでもないので、来襲を待たずにこっちから攻撃をしかけてもいいんじゃないかと思うんですけど。延焼しないように木を切り倒して防火帯を作ってからジャングルに火を放てば全滅はとうてい無理としても彼らの進撃コースを逸らすくらいできるのではないでしょうか。

 とうとう、カカオ園の一部にマラブンタが侵入。クリストファーは水路に掛かっている橋を爆破。同時にダムの水門を開けて水路を水で満たします。これでマラブンタの進撃を止めることができたかのように思われたのですが・・・。その夜、クリストファーはついにジョアンナに愛を告白します。まさに雨降って地固まる男女の関係と申しましょうか(笑)。

 翌日、水路に押し寄せるマラブンタ群。なんと彼らは木の葉っぱを落とし、それに乗って水路を渡り始めたのです。「わあ」仰天したクリストファー、最後の水門を開けるべく合図を送ったのですが、なんとこの開ける役のインディオがぐーぐー寝ていたという・・・。そして当然ながらマラブンタにたかられて「ぎゃああああ」絶命します。ついにマラブンタ群は水路を突破、クリストファーの屋敷に迫ったのでした。

 クリストファーは屋敷の周囲に積み上げてある木に火を放つよう命令します。火に焼かれてもだえるマラブンタ群。しかし、彼らの強みはその数であります。後から後から押し寄せ途切れることがありません。クリストファーは屋敷の全ての家具を火に放り込み、なんとか翌日までマラブンタを防ぐのが精一杯でした。

 このままではみんな、やられてしまう。クリストファーは開くことが今だ出来ていないメインの水門を爆破することを決意します。体中にオイルを塗りたくりダイナマイトを持った彼はジョアンナと別れを告げると外へ飛び出したのでした。無数のアリの中を進むクリストファー、あっという間にアリにたかられひいい、ひいいと苦悶しております。それでも何とか水路に到着。水の中に飛び込んでアリを払い落とした彼は水門にダイナマイトを仕掛けて「いつまでもお前たちの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」と叫んでピストルで導火線に点火。

 どかーん、膨大な量の水が農園と屋敷に押し寄せます。クリストファーもあっという間に飲み込まれてしまいました。アリも全て流されてしまいます。今や屋敷の外に広がるのは荒涼とした泥濘の大地でありました。ジョアンナは必死にクリストファーの姿を探します。と、遠くで立ち上がる人影。クリストファーです。急いで駆け寄ったジョアンナがひしと抱きついたところでエンドマーク。

 カラー・スタンダード。画質は驚くほど鮮明。制作年代の古さをまったく感じさせない高画質です。モノラル音声も低音に力があって最後の洪水の場面に迫力がありました。

 終了後、録画しておいた「ぴったんこ・カンカン」など見る。就寝午前2時半。
 

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2009年8月28日 (金)

8月27日(木) 甘AVの刺身

 どんな刺身なんだ!来年の4月にはスケーラー CALIBRE Vantage-HDのローンが終わる。ローンが終わるとなれば当然、次に何を買おうかなということになる訳で(笑)、もうすでに目標機種は決めてある。それはデノンのAVプリアンプ AVP-A1HDである。定価が735,000円(税込み)であるから実際の販売価格が65万くらい。頭金を25万入れて残金40万を36回ローンにすればVantage-HDの支払い回数・金額とほぼ同じになるのである。つまり今までと同じローン支払いでAVP-A1HDが手に入ることになるのだ(ちょっと理屈がおかしいが、まあ、あんまり気にせんでください)。私はもう今から来年の4月が待ち遠しくてたまらないぞ。冬眠している亀みたいな気持ちだぞ。

 本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#52 『Godfellas』(『The Goodfellas』のもじり)である。宇宙海賊に襲われたプラネットエクスプレスシップ。リーラとフライは宇宙魚雷を使って海賊を撃破!したのは良かったのだが、最後に発射されたのは魚雷ではなくベンダーであった。彼は宇宙海賊との交戦音のうるささに辟易して魚雷発射管の中で寝ていたのである(笑)。

 リーラとフライは慌ててベンダーを追っかけるのだがベンダーの速度に追いつけない。リーラ曰く「彼を発射した時プラネットエクスプレスシップは最大速度を出していた。だから発射で加速された彼には絶対追いつけない!」二人はついに追跡を諦め地球へ戻るのだった。一方、虚空を行くベンダーは隕石群に遭遇。額に穴を開けられたり散々な目に会う。おまけに胴体には小さな隕石がめり込んでしまった。

 しかし、この小さな隕石には知的生命体、小さな人間たちが住んでいたのである。彼らはベンダーを神と崇めるのだった。これで調子に乗ったベンダー、「神には酒が必要である。酒を与えよ」人間たちは麦を栽培し、醸造所でビールを作ってベンダーに献上する。割とご機嫌なベンダーであったけれども、そのうちに人間たちはベンダーを信ずるものと、信じないものとの二つのグループに別れてしまう。不信心者たちはベンダーの背中に移住、そこで新たな文明を作り上げる。

 そしてついに二つのグループ間で戦争が勃発。ベンダーの原子炉から取り出した放射性物質で核爆弾を作って、核戦争(笑)。相打ちとなって彼らの文明は絶滅してしまう。

 慟哭しながら宇宙をさまようベンダー。彼は深宇宙で神と名乗る存在に出会うのだった。

 この間、ベンダーを探し続けるフライとリーラ。彼らはヒマラヤの頂上に電波望遠鏡を備え付け神の探索に余念のないある教団に目をつける。この電波望遠鏡でベンダーを探そうというのだ。もちろん、神探索以外の目的には使わせてくれないからリーラが暴力で信徒たちをランドリールームに監禁するのだが(笑)。

 しかしそれでもベンダーは見つからない。やけになったフライ、望遠鏡の操作ボタンをひっぱたく。これで望遠鏡が動いて偶然、ベンダーの姿を捉えたのである(電波望遠鏡だけど)。フライは気がつかず失意のままリーラと帰途についたのだが、神はこれを見逃さずベンダーにパラシュートをくっつけて地球へ投げ返すのである。

 大気圏に突入して燃え上がるベンダー、「アチ、アチ、アチチチ」と悲鳴を上げるのに大笑い。パラシュートが開いてベンダーはフライとリーラの傍に着地するのであった。めでたし、めでたし。

 ベンダーが宇宙空間を漂流する時に「ツァラトゥストラはかく語りき」や「美しき青きドナウ」が流れるという『2001年宇宙の旅』パロディが楽しい。特に後者の「美しき青きドナウ」でベンダーがちゃんと回転しているのがケッサク。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に例の100kcalレトルトカレーのルーだけ、夕食はイカの刺身、ブリのアラ煮、キャベツと蒸し鶏のサラダ、秋刀魚の寿司。ビール2缶、デザートとして梨を一切れ。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『ウォッチメン』を見る。原作コミックをまったく知らない私のような人間にとっては非常に難解な映画であった(笑)。まず劇中登場するヒーロー・ヒロインたちのバックグラウンドがまったく分からずホリスがなぜ殺されたのか理解できなかったほど。またDr,マンハッタンの介入によってアメリカがベトナム戦争に勝利し、史実よりもさらに強大化しているというシチュエーション設定も知らなかったから、なんでソ連があせって戦争しかけてくるかなあと頭の悪いことを考えたりもした(笑)。これではとても正統な評価はできかねる。少なくともあと2回ほど繰り返してみないとこの映画の真髄に触れることはできないようだ。

 でもねえ、このブルーレイはディレクターズカット版だからねえ、ただでさえ長い本編に24分の追加映像があって、3時間オーバーの超大作になっているからねえ、簡単に見返すなんてことができないんだねえ。

 映像コーディックはVC1 やや黒の引き込みが早く、暗部のつぶれがあったのが残念。サラウンドはワーナー初のDTS-HDマスターオーディオ(48kHz/24ビット) 迫力と繊細な音まで逃がさぬ情報量を両立させたスーパーサラウンドだ。

 その後今までちびちび見ていた『純喫茶磯辺』を最後まで。変な女、麻生久美子が実はもっと変な女と分かって、このことがきっかけとなって停滞しかけていた話が急展開するという構成にびっくり。邦画でもこんな大胆な作劇ができるのだといたく感心させられた。

 ハイビジョン画質はHDカメラ撮影らしく黒が浮いているので黒補正弱を使用。解像度が異様にたかく、また強めの輪郭補正ともあいまってあの商店街が逆にミニチュアみたいに見えてしまう。これはハイビジョンの高画質、プロジェクターの大画面がないと味わえない感覚だ。

 その後『黒い絨毯』(『The Naked Jungle』 1954)の続き。クリストファーはジョアンナをピアノが置いてある部屋へ案内します。彼は立派なグランドピアノを指差して「これはこの日のために3,200キロも運んできたんだ。だから、早く弾いて聞かせておくれ、プレイ・イット・アゲイン、サム!」「それは別の映画ですわ」とたしなめたジョアンナ、ピアノを弾き始めます。その様子を見ながらクリストファーは「美しくて頭も良い、おまけにピアノまで弾ける、こんな完璧な女がこんなところに嫁に来るはずがない、何か欠点があるだろ」と言い出しました。

 なんちゅうことを言いますかね、この男は(笑)。しかし、この男のカンは正しかった。実はジョアンナは酔っ払い乗馬で死んだ夫がいたのです。彼女はちゃんとこのことをクリストファーの兄に話していたのですが、彼は弟に隠していたらしい。「ということは君は中古か!この屋敷には新品しかいれのだ」これでジョアンナ、怒ったね。「ンマー、中古って人を車みたいに」ぷんぷんしながら自分の部屋へ戻ります。

 翌日、インディオたちが処刑の儀式を始めます。人妻を寝取った若者が吹きやによって処刑されたのです。ジョアンナ、「え、インディオの儀式、見たいわ、凄いわ」とやってきてこの一部始終を見てしまいました。彼女は野蛮な儀式に大ショックを受けるのです。

 クリストファーはこの後、ジョアンナを彼の農園に案内します。「ダムを作って水をため農園を開拓したんだ。私が19歳の時だった。当時は20エーカーの土地で使用人もたったの4人、それがいまじゃ20万エーカーの土地で800人を使ってカカオ豆を作っているのだ」さすがに感心するジョアンナ。クリストファーはそんな彼女に農園の最古参使用人、クティカを紹介します。「おい、クティカ、奥さんにお前の宝物を見せてあげなさい」頷いたクティカが袋から取り出したのはなんと小さく縮まった干し首(大笑い)。「ひー」ジョアンナ、ドン引きです。

 さて、その夜、酔っ払ったクリストファーがジョアンナの部屋に乱入。「お前は私の妻だ、女だ、ええやろさせんかい!」抱きすくめて無理やりキス。しかし彼はジョアンナの軽蔑したような視線にひるみそれ以上先に進むことができません。ついに「君はここから出て行くのだ、金はやる、2~3週間後の船で帰ってくれ」

 そして思いがけないクリストファーの告白。「私は19歳でここに来た。出会いなどないし、風俗だってない。だから私はドーテーなのだ」「ドーテー?ああ、インドでヒンズー教徒の男性が身につける腰布のことね」「そりゃ、ドーティ」「あ、分かったわ、高村光太郎の・・・」「そりゃ、道程でしょ、なんでこんな場面で細かな笑いを欲しがるかね」と情けなさそうに言って部屋から出て行くクリストファー。

 本日はここまで。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「プライミーバル #5」 あれだけ時空の裂け目に金属製品吸い込ませておいて、今更「歴史が変わった」と言われてもなあ(笑)。話自体は非常に面白いのだが、このへんだけちょっと納得がいかないのですよ。

 就寝午前1時半。

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2009年8月27日 (木)

8月26日(水) 伊勢AVのテルミドール

どんな料理だ。恒例、10月のWOWOW番組表である。10月1日『ランジェ公爵夫人』 『さよなら。いつかわかること』 『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』 『宇宙大怪獣ギララ』 10月2日『再会の街で』5.1 『デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー』 10月3日『俺たちダンクシューター』5.1 10月4日『レッド・ダスト』 『私は貝になりたい』5.1 10月5日『チャウ・シンチーの熱血弁護士』 10月6日『ファイヤーライン』 10月7日『エクジット・スピード』5.1 『ヤング@ハート』 10月8日『僕は君のために蝶になる』 『コドモのコドモ』 10月9日『エクザイル/絆』 10月11日『ファン・ジニ 映画版』 『アルビン/歌うシマリス3兄弟』吹き替え5.1 10月12日『劇場版 ブラック・ジャック』 『飢餓海峡』 10月13日『クレオパトラ』(手塚治虫) 『善魔』 『ロードキラー マッドチェイス』5.1 10月14日『千夜一夜物語』 『利休』 『キャラメル』 10月15日『ぼくの孫悟空』 『親鸞 白い道』 『休暇』 『愛より強い旅』 10月16日『北辰斜にさすところ』 『ハピネス』 『スターゲイト』5.1 10月17日『私の頭の中の消しゴム』5.1 『君に微笑む雨』 10月18日『山のあなた 徳市の恋』5.1 『上海から来た女』 『地底探検』 『プリティウーマン』5.1 『最後の初恋』5.1 10月20日『秘密調査員』 10月21日『ショックプルーフ』 『モンテーニュ通りのカフェ』 10月22日『二人のパパ アマンダの選択』 『神様のパズル』5.1 10月23日『パラノイドパーク』5.1 10月24日『推定無罪』 10月26日『ブラインド・フューリー』 『モア・オブ・ミー 3人のワタシ』 10月27日『ブラインドネス』5.1 10月29日『ウォー・ゲームザ・デッド・コード』5.1 『俺たちに明日はないッス』 10月30日『ことの終わり』5.1 

 未見映画が47本。『宇宙大怪獣ギララ』や『地底探検』のクラッシック作品も鼻血が出るほど嬉しいぞ。10月のWOWOWもグッドジョブでどうして私は現時点でまったく相手にされていない幸福実現党が「WOWOW視聴を無料にする」というマニュフェストを追加して巻き返しを図らないのかまったくもって理解できないのである。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。そしていつもどおりに徒歩で天神へ出かけたのかというとそうでもない(笑)。天神へ行くことは行ったのだが、その途中で病院によって3月の人間ドック以来の血液検査を受けたのである。ノーマルの血液検査に膀胱と前立腺の腫瘍マーカーを単品でつける。さらに看護婦さんが「今、無料でC型・B型肝炎検査ができるキャンペーン中です」と言ったので(笑)、それも追加。終了後、今度こそ本当に天神へ。すでに午前12時を回っていたのでお客さんが多い赤のれんは断念。代わりに比較的空いている鳳凛でラーメン+替え玉を食った。久しぶりなのでなかなかにんまかった。

 その後は漫画喫茶で漫画読み3時間。終了後、また徒歩で事務所に戻る。ミクシィへの書き込み、亀の世話をして午後5時過ぎに帰宅。ビール一缶飲んで「プライミーバル エピソード#5」を見た。

 夕食はマグロの刺身、スパゲッティサラダ。さらにビール2缶飲んで後はお茶漬けでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『ディセンバー・ボーイズ』を見る。孤児たちが初めて外の世界に触れ、さまざまな体験を通して人間的に成長するというストーリーはありきたりもありきたりなのであるが(笑)、舞台となる海辺の集落の描写にリアリティがあり、単なるビルドゥングスストーリーとは一線を画している。またラドクリフ君とルーシーの泡沫の恋も魅力的。まあ、ちょっと都合が良すぎる感じもしますけどね。

 ハイビジョン画質は黒が非常に魅力的。漆黒に近い沈んだ黒でありながらちゃんと視覚情報が保たれているのである。このあたりはHDカメラ撮影がどうしてもかなわないところだ。5.1チャンネルサラウンドは雨やカーニバルの場面で効果を発揮する。

 その後ぽすれんレンタルDVDで『黒い絨毯』(『The Naked Jungle』 1954)を見る。1901年 南アフリカ リオネグロ川を行くボート。このボートには美しい白人女性が乗っております。この女性の名前はジョアンナ・レニンゲン(エレノア・パーカー)。ニューオーリンズからはるばるやってきた彼女は未だ見ぬ新婚の夫について、同乗していた政府の調査官に尋ねるのでした。「私の夫、クリストファー・レニンゲン(チャールトン・へストン)はどんな人なのですか」「彼は広大なプランテーションを一代で作り上げました。このあたりでは王以上の存在ですよ」「じゃあ、900本ぐらいホームランを打ったのね」「奥さん、そういうこまかいボケはいいですから」

 この調査員、鳥がやたらに飛び回るのはおかしい、何かジャングルで起きているのではないかということで政府から命じられて調査にやってきそうな。

 ようやくプランテーションの船着場についたジョアンナ。調査員はさらに上流へ向かいます。取り残されたジョアンナが周囲にいるインディオたちにびびっておりますと、彼女を迎えにきたのがクリストファーの筆頭召使であるインカチャ(アブラハム・ソファー)であります。彼は「すぐに私の主人と会いたいのです」というジョアンナを軽く無視して(笑)、馬車で屋敷へ向かいます。屋敷にクリストファーの姿はなし。どうやらジャングルで仕事をしているようです。彼女は自分の部屋に案内され、筆頭召使としてザラ(ノーマ・カルデロン)を与えられるのでした。

 さて、どうしてこの人がこんなアフリカくんだりまでやってくることになったのか説明するとしましょう。クリストファーは子供を欲していたのですが、こんなジャングルでは出会いの機会なんてものがまったくない(笑)、じゃあというのでクリストファーの兄さんがニューオーリンズの新聞に「花嫁募集」の広告を出したのです。ジョアンナは最初、クリストファーの兄さんを手伝っていたのですが30名以上も応募してきた花嫁候補がいずれも「人三化け七」のブスばっかりだったので、自分でいくことにしたのであります(ちょっとウソ入ってますからね)。

 その夜、ジャングルから戻ってきたクリストファー。しかし、なんだかずいぶん偏屈な人のようでせっかくジョアンナに会ったというのに「ふん、君の想像とはまったく違っていたろう、俺は小汚くて粗野で君が考えるような紳士ではまったくない」なんて言ってます。ディナーの時もジョアンナが気をいろいろ話しかけてもやたらにつっけんどんです。「素晴らしいディナーでしたわ、特にあのチキンが美味しかった」「ありゃ、トカゲだ」「アフリカと言っても意外と涼しいのですね」「今は冬だからな」

 ようやくクリストファーから話しかけてきたと思ったら「君はピアノが弾けるそうだな、ぜひ一曲聞かせてくれ」

 本日はここまで。

 終了後、録画しておいた「ナイトシャッフル」をお供に酒。就寝午前1時過ぎ。

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2009年8月26日 (水)

8月25日(火) AVで鯛を釣る

 スケベな鯛。本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#51 「Roswell That Ends Well」 スーパーノヴァの爆発見物に出かけたプラネットエクスプレス社の面々。しかし爆発の直前、見物に欠かせないポップコーンを調達しようとしたフライ、やってはいけないと書いてあるのにも関わらず電子レンジで暖めようとする。そしてスーパーノヴァの爆発、故障した電子レンジのそれぞれから生じた放射線がミックスされてワームホールが出現。なんとプラネットエクスプレスシップを1947年の地球にタイムスリップさせてしまったのである。

 プラネットエクスプレスシップは不時着、この弾みでベンダーが外に投げ出されてばらばらになってしまう。フライたちはとりあえず彼の頭を回収。残りはゾイドバークに任せて船に引き上げる。ところがここでやってきたのが陸軍。彼らはベンダーのばらばらになった部品とゾイドバークを捕らえたのだった。フライは現在位置を調べて愕然とする。そこはなんとあのロズウェル陸軍基地だったのだ。「あのエイリアンは俺たちだったんだ」

 このまま留まっていれば致命的な歴史改変を引き起こすかも知れない。彼らは急いで元の時空に戻るべく行動を開始。フライはベンダーの部品を回収すべくロズウェル基地に潜入、エイミーと教授は20世紀の地球人に変装して電子レンジの調達に向かうのだった。エイミーと教授は現在の地球に電子レンジが存在しないことを発見する。困った教授、ロズウェル基地に備えられているパラボラアンテナがあれば同じ効果が期待できるのだがと呟くのだった。でも歴史を変えずに基地に潜入しアンテナを奪えるのだろうか。

さて、フライ、変装スプレーを使って陸軍兵士に変装して基地に見事潜入。しかし、そこで彼が見つけたのは上官に叱られている祖父のエノスを発見。もし彼に何かあれば祖母と結婚することもなくなり結果、フライの存在が消滅してしまう。恐怖に駆られたフライはエノスを荒野の一軒家にかくまうのだった。でもそこは核爆弾のテストサイトだったという強烈なオチ。原子爆弾が爆発、エノスは蒸発してしまうって、これはヒドイだろ(大笑い)。しかもフライはエノスの死を悲しむ祖母(になる人)を慰めているうちになんと彼女とヤッてしまうのだった。それでもフライの存在はそのまま変わらない。このことを知ったファーンズワース教授、「フライの祖父はフライ自身だった、でも歴史はそんな些細なことは気にしないのだ」こんな凶悪なタイムパラドックス破り、思わず拍手しちゃいましたね(笑)。

 もうこれで歴史改変を防ぐために慎重に行動することがばかばかしくなった教授。プラネットエクスプレスシップでロズウェル基地を急襲。光線砲で基地を攻撃しまくり(笑)。パラボラアンテナを奪取、解剖されていたゾイドバーク(笑)も助け出す。そのまま宇宙へ飛び出すのだが、この時ベンダーの首が転げ落ちてしまう。しかしワームホールは消えかけており助けに戻る余裕はない。プラネットエクスプレスシップはパラボラアンテナを作動させ、ワームホールに突入、無事3.000年の未来へ戻ることができたのだった。

 フライたちはロズウェル基地の跡地へ向かい金属探知機を使ってベンダーの首を捜す。見事見つかってめでたし、めでたし。

 いやあ、私好みのネタが満載されためちゃくちゃに面白いエピソードであった。また細かいギャグも優れていて、基地内に運び込まれたベンダーの部品が何故か四本の着陸脚がついた円盤のような形に組み立てられたりとか、やってきたトルーマンがこの円盤もどきを見るなり「エリア51へ送ってさらなる研究をせよ」でも部下が「でもエリア51では月着陸用のセットを作っているんですが」「奴らには本当に月へ行ってもらう」と命令したりとか、もうたまりませんよ。特に後者のアポロネタは年代が違うけど、大笑いさせられたぞ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝食にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯はちょっと魔がさして長浜御殿のラーメン+替え玉。いや、すぐ隣にラーメン280円の新店ができたのでその対抗策としてスープを濃くしたと聞いたので。まあ、食ってみたら前のスープと変わりませんけれども(笑)。夕食はちゃんぽん、秋刀魚塩焼き半身、ひらすの刺身。ビール2缶、〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『プッシュ』を見る。未来を予見するウォッチャー、テレキネシス能力を持つムーバー、品物の臭いをかいで持ち主の居所を探りあてるスニッファー(笑)、スニッファー、ウォッチャーの探知を不可能にするフィールドを展開することのできるシャドウ・キャスター、強力な催眠暗示能力を持つプッシャー等々の超能力者たちと、彼らを支配してより強力な能力者を作ろうとするディビジョン(スティーブン・キングの 「ファイア・スターター」「トミー・ノッカーズ」に登場する政府組織 店(ショップ)を想起せざるを得ない)の戦いを描く作品。

 各超能力の設定、マクガフィンとなる「薬」の使い方、が上手く超能力という手垢のついたジャンルでよくこれほど面白い映画を作ったものだと思う。特にラスト近く、クリス・エヴァンスがディビジョンのウォッチャー・スニッファーの探知を免れるために、仲間たちに指示を書いた紙を配り、自分は記憶を消去、いや、そういう便利な超能力者もいるんですよ(笑)、仲間たちが指定通りの時間に指示を読んで実行、ついにディビジョンを出し抜き勝利するシナリオに興奮させられた。冷静に考えると記憶を消去するタイミングが遅いんじゃないかなあと思わないでもないけれども、こういう矛盾を吹っ飛ばすほどの勢いがあるののである。

 13歳のウォッチャーを演じたダコタ・ファニングが(私的に)素晴らしい。最初の戦いの現場からその小さな体でちょこまかと逃げ出すさまに大笑いさせられた。また、この人は自分の能力を高めるために酒を飲んでべろべろになったりするのである。あんた、13歳だろ、そんな子供が酒飲んで酔っ払うなんて、お前はドリュー・バリモア姐さんの子役時代かっての。

 映像コーディックはMPEG4/AVC グレインを多めに残したざらざらの画質。おそらくドキュメントタッチを高めるための意図的なものかと思われるが、ちょっとやりすぎではないか(笑)。黒が不安定でところどころコントラストが不足する場面があった。5.1チャンネルサラウンドはDTS-HD マスターオーディオ。銃撃戦の情報量の多さ、銃声の定位など、毎度のことながら驚かされてしまう。

 シャワーを浴びて録画しておいた「踊る!さんま御殿スペッシャル」 その後だらだらと昔の大食い選手権のビデオなど。就寝午前2時半。

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2009年8月25日 (火)

8月24日(月) 「星影のスーダラ」

 星の光に包まれた植木等を見たことがあるかい?本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#50「Anthology of Interest II」である。ファーンズワース教授があの「もしもマシーン」を再調整。ベストのチューニングに仕上げる。まあ、調整と言ってもハンマーで「もしもマシーン」をあちこち叩くだけなのであるが(笑)。

 今回もこのマシーンを使ってベンダー・フライ・リーラの3人がそれぞれ、「オレがもしも人間になったら」「世界がテレビゲームみたいになったら」「本当に落ち着ける家を見るつけることができたら」という仮想世界を体験するのだ。

 まずはベンダーの「I, Meatbag」 ファーンズワース教授は「化石化プロセス逆転装置」を発明。この装置によってベンダーが人間になってしまう。やたらにネオン管が光り、電撃が走るこの場面は間違いなくハマー・ホラー映画のアレだな(笑)。人間となったベンダー、ロボットの時とはまるで違う感覚に大喜び。連日の酒池肉林に明け暮れるのだった。ファーンズワース教授はノーベル賞評議会で「化石化プロセス逆転装置」の成功例としてベンダーを紹介するのだが、なんとベンダー、暴飲暴食で巨大な肉の塊になっていたのだった。ノーベル賞評議会は大避難を教授に浴びせるのだが、そこでまったをかけたのがミート・ベンダー。「オレは人間の感覚を味わえた、本当に幸せだ」これで評議会の皆さんは感動して(笑)ノーベル化学賞を教授に授与する。その後受賞パーティで飲めや歌えの大騒ぎ。

 翌朝、みんなはミート・ベンダーが死んでいるの知る(えええっ!) なんと彼はパーティが始まった直後から死んでいたのだ。「でもベンダーはウィーって歓声上げてたよ」と不思議そうに言うフライ。実はこの「ウィー」はベンダーの体の肉ひだの間にたまった空気が押されて噴出す時の音だったのである。ラスト、ベンダーの死体をごろごろ転がして運び出すみんな。転がるたびに空気が押し出されて「ウィー、ウィー」いやなギャグだね、こりゃ(大笑い)。
 
 フライの「Raiders of the Lost Arcade」(もちろん、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』 『Raiders of the Lost Ark』のもじり。まあ、いちいち断らなくたって誰にだって分かりますけどね) 地球と惑星ニンテンドゥ64との戦争が勃発。フライは20世紀でゲームが得意だったという経歴?を生かしてニュー・ニューヨーク上空に侵攻してきたニンテンドゥ人の宇宙艦隊を迎撃する。これがもうまんまスペースインベーダー。次々にインベーダーを撃破するフライ。しかし最後の一機のスピードが速すぎて撃墜できない。「そうだ、おれは最後の一機をいつも兄貴に代わって貰っていたんだ」それじゃ、だめじゃん(笑)。ついに着陸してしまうニンテンドゥ宇宙船。

 彼らは地球人たちに大量の25セント硬貨を要求する。彼らはそれでコインランドリーを使おうとしていたのだ。地球はその申し出を拒否したものの、代替条件として彼らの洗濯物を引き受けることになったのであるって、なんじゃ、そりゃ。

 最後はリーラの「Wizzin'」 リーラの操縦するプラネットエクスプレスシップは謎の竜巻に翻弄される。窓の外を魔女がひゃひゃひゃと笑いながら箒で飛んでいくのはお約束(笑)。そして彼女が不時着したのがマンチキンランドであった。彼女はプラネットエクスプレスシップが悪い魔女を押しつぶしていたことを知る。彼女がはいていた赤いブーツがあまりにきれいだったので、早速拝借(笑)。しかし、プラネットエクスプレスシップは故障しておりこのままでは地球に戻ることはできない。その時エイミーの魔法使いが出現。エメラルドシティにいる教授の力を借りれば地球へ帰ることができると彼女に教えるのだった。

 彼女はニブラー(トトの役ですな)、かかしのフライ(頭空っぽ)、ブリキのベンダー(これ以上の適役があるか)、臆病なゾイドバークを連れてエメラルドシティへ向かうのである。

 しかし彼らは途中で「ママ」魔女にさらわれてしまう。ママはなんとリーラに自分の娘にならないのかと持ちかけたのだ。常に家族を欲しがっているリーラはすぐに承知。大いに喜ぶママであったが、突然彼女は溶け始めてしまう。ベンダーが祝い酒にと開けたシャンペンが掛かったのだ。がっかりするリーラ。でもこのままではどうにもならないのでとにかくエメラルドシティへ向かうことになる。

 そしてファーンズワース教授と面会。巨大なファーンズワースの頭を見てびびるリーラたち。カーテンの陰で小さなファーンズワース教授が操っているのかと思ったら単に頭が馬鹿でかいだけというギャグにひっくり返った。彼はリーラに「ブーツの踵を3回合わせるのだ」と教える。リーラはかつかつかつと踵を合わせて「お家がいちばん、There's no place like home・・・、いや、私はやっぱり魔女がいいの」ブーツの力で魔女になったリーラ、魔法でファーンズワース、ベンダー、フライを蛙に変えてしまう。高笑いするリーラだが、突如頭上から水が降ってきた。ドクター・ゾイドバークが使ったトイレの水が漏れてきたのだ、うえええ。「ひいいい」と悲鳴を上げながら溶けてしまうリーラ。

 マンチキンランドにニブラーを連れて降り立ったリーラの第一声が「ニブラー、ここはもうニュー・ニューヨークじゃないわ」 こういうの見ると本当に嬉しくなってしまう私なのであります。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に素麺一把。ただ一把と言ってもこの素麺は太めであり普通の素麺の1.5把くらい。おおよそ250kcalですかね。いや、素麺というのは製造過程で油を使うからか意外とカロリーが高いのですよ。夕食はサーモンの刺身とカツオタタキ、蒸し鶏入りのサラダ、さといもの筑前煮。ビール2缶、お茶漬けでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『エイリアン侵入/Alien Trespass』を見る。田舎町の郊外に隕石が落下。天文学者が見に行ったらそれは宇宙船だった。彼は中にひゅっと引き入れられてしまう・・・。一方、町では奇怪な一つ目の怪物が目撃されるようになる。このあたりの設定はもろに『IT CAME EROM OUTER SPACE』(1953年ユニバーサル 邦題『それは外宇宙からやってきた』)であり、また最初はティーンエージャーが目撃したため町のオトナたちにまったく信用されず、ついに一つ目の怪物が映画館に現れるという構造は、もちろん、『人食いアメーバーの恐怖』(テレビ放映題名)『The Blob』 1958年 だ。というか一つ目モンスターが現れる劇場で『人食いアメーバーの恐怖』が掛かっていたりするのだが(笑)。

 当初意図されたコメディとしてはあまり面白くないが、宇宙人侵略物としてとてもよく出来ており、これだったらシリアスな映画にして欲しかったと思ったくらい。また実は宇宙人はこの宙域の保安官であり、一つ目怪物を護送する最中に怪物の攻撃にあって地球に不時着したという。これはおそらくウルトラマンですよねえ。実際宇宙人のデザインもウルトラマンを微妙に思い出させるもので(私の気のせいかな)日本人としてこんなことをされたら喜ばないわけにはいきませんよ。

 映像コーディックはMPEG4/AVC。意図的にディテールを潰しているような画調。スキントーンのぬらっとした表現はまるでVC-1コーディックのようで、ちょっと受け入れがたし。だって、50年代風のSF映画には絶対見えないんだもの(笑)。サラウンドは48kHz/16ビットのDTS-HDマスターオーディオ。昨今、ハイビット収録が標準化されつつあるブルーレイソフトの状況を考えると迫力や解像度に不満が出るのもやむなしか。またヴォリューム設定も低め。いつもより4ノッチ上げてようやくまともなサラウンドになる。

 その後、シャワーを浴びてから『恐竜の惑星』 『planet of dinosaurs - 30th anniversary widescreen edition』の続き。ぽくぽく歩く皆さん。船長の目的は安全なところを探して助けを待つということなのですが、どこが安全なのか分かりゃしないんだから近場で済ませませんかね(笑)。

 さて、何度目かの休憩で、シャーロットは近くに生えていた植物を分析器で調べます。と、そこに出現したのがステゴサウルス。シャーロット、「ヒーッ」と叫ぶと分析器を放り出して逃げ出した。他のみんなも気がついて一緒に、「ヒーッ」逃げ出します。ところが彼らの前に立ちふさがったのがアロサウルス。皆さん、またまた「ヒーッ」何とか岩陰に転がり込んだのです。アロサウルスはそんな彼らには目もくれずステゴサウルスに襲い掛かります。このモデルアニメによるバトルシーンが無駄に凄い(大笑い)。

 この間、マイクは逃げる途中でレーザーライフルを落としてきたことに気がつきます。慌ててあたりを見渡すと、あった、あった、戦っている恐竜たちのすぐ足元に。マイク、尻尾に吹っ飛ばされそうになりながら、あやうくこれを交わしてライフルの回収に成功します。でも命がけでライフル拾ってきたのに使う機会はついになし。アロサウルスはステゴサウルスの頭をがぶっ。くいっと捻って首の骨を折ってしまいました。アロサウルスは皆さんのことは完全無視して、優雅なお食事を開始したのです。

 「さあ、いこう」と船長に促されて先へ進む皆さんです。

 またぽくぽく歩いて、一向は山のふもとへやってきます。船長はてっぺんを指差して、「よし、ここを登るのだ。そうすれば大きな生き物は上ってこれない」これを聞いたハーベイはぶつくさと「そりゃ、大きな生き物は登れないだろうけど、小さな生き物だって登れないよ、ちなみにその小さな生き物はオレだけど」本当に何かとうるさいおっさんですよ、この副社長。まあ、それでも置いていかれては適わないのでしぶしぶ皆さんについて行くのですが。

 これからえんえん山登り。本当に歩いてばっかりだな、この連中は。このままだと退屈なのでそろそろ何か起こる頃合だなと思った瞬間、ナイラが崖から落っこちそうに。船長が彼女の手をとっさに掴んだので転落は免れたのですが、その代わり彼女が運んでいたレーザーライフルと食料ははるか崖の下。ハーベイは「食料だぞ、取ってこい」と喚くのですがもちろんそんなことができる筈もありません。頂上にきっと食い物があると信じて登山を再開します。

 ようやく頂上近くまできました。皆さんは山肌に口を開けている洞窟を発見します。中に入ってみると頭上に大きな開口部が。船長はナイラとハーベイに開口部の先を調べてくるように命令します。「なんで、副社長のこのワシが」とまた喚くハーベイでしたが、船長に、「あんた、何も運んでないじゃないですか。一番疲労が少ないのだから、それくらいおやんなさい」とどやされちゃった。仕方なくナイラと開口部に登るハーベイ。出てみるとやっぱり同じような岩山が続いているという・・・。

 「あー、もう、上も何もねえよ」とボヤくハーベイでしたが、彼は砂に埋まっていたあるものを見つけます。「うほ、いいもん見つけた!」彼が大喜びで手に取ったのはなんと恐竜の卵。「やった、この卵さえあればスクランブルエッグ、目玉焼き、チーズオムレツ、卵丼、なんでも食えるぞ」ナイラがびっくりして、「それ、恐竜の卵よ」と叫んだ瞬間、この卵の母親と思しきトリケラトプスがウォー!ハーベイ、驚いてレーザーライフルで攻撃したのですがまるで効き目なし。それどころか追いかけられてしまいます。「ヒーッ」恐怖の悲鳴を上げて逃げるハーベイ。しかしあっという間に崖に追い詰められてしまいました。もう一発ライフルを発射しますが、これが大外れ。トリケラトプスはその鋭い角でハーベイの胸を刺し貫きます。「ぎゃあああ」ハーベイはその後振り落とされてがけ下へ。もちろん、即死であります。

 二人目の犠牲者を埋葬する皆さん。

 その後もまたぽくぽく歩きます。そしてようやく船長の言う安全な場所にたどり着くことができたのです。そこは四方を岩に囲まれたくぼ地。ちょっと工夫すれば外敵を完全に防ぐことができそうです。船長はここに居を構えていずれ来るであろう助けを待つのだと宣言します。そこで猛然と反発したのがジム。「助けって、そんな助けなんてくるものか。我々はこの世界に閉じ込められたんだ、もうここで文明を築くしかないんだ」築こうったって、たった7人ではどうなるものでもなし。ジムの意見は微妙に無視されてしまいました(笑)。

 本日はここまで。

 その後、だらだらとTV。就寝午前2時半過ぎ。すんなり寝られたと思ったら午前5時に目を覚ましてもんもん。自室へ戻って30分ほどテレビを見ていたらやっと眠くなってきたので再就寝。あー、もう面倒くさいなあ。

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2009年8月24日 (月)

8月23日(日) 木口小平は死んでもララァをはなしませんでした

 フィギュア?8月11日に米アマゾンより発送されたブルーレイソフトの『ウォッチメン』、『エイリアン侵入/Alien Trespass』、『プッシュ』 『12ラウンド』 DVDソフトの『恐竜の惑星』(『planet of dinosaurs - 30th anniversary widescreen edition』 1968)がやっと到着。ようやく待って待って待ち焦がれていた『エイリアン侵入/Alien Trespass』を見ることができるわけで大変に喜ばしい。もう嬉しさのあまり、わんわん吼えながら庭を駆け回りたいくらいである。

 嬉しさのついでに9月注文予定のブルーレイソフトを書いておこう。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』 なんかやたらに怖いらしいホラーの『グレース』、CGアニメ映画の『バトル・フォー・テラ』、『ゴジラ』(日本版も同時期に発売されるけれどもこっちの方が安いから)、ロブ・ゾンビのアニメ『The Haunted World of El Superbeasto』の5本。送料込みで125.89ドル。『バトル・フォー・テラ』、『ゴジラ』、『The Haunted World of El Superbeasto』の発売日が9月22日なので発送はそれ以降になる。へたすれば到着は10月になるかもしれない。

 (特報!DVDソフトの『恐竜の惑星』 『planet of dinosaurs - 30th anniversary widescreen edition』 1978はなんとリージョンフリーだ。凄い、日本のフツーのDVDプレーヤーで見ることができるぞ。でも今時英語字幕がついてないぞ、それに画質も最悪だぞ、波立つ水面で鬼のようなブロックノイズがでるぞ、思わずお前は日本映画専門チャンネルHDかってツッコンじゃうぞ)

 仕事はまあ、いろいろあった。これでおしまい(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーグとコーヒー牛乳。昼飯は例の100kcalレトルトカレー、ゴハンなし。夕食は豚の冷しゃぶ、付け合せの生野菜、大根おろし、まぐろと鯛の刺身。ビール2缶、ゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『1303号室』を見る。大石圭原作・脚本作品なのであるが、終盤のだらだらとしたクライマックスとはいえないほど盛り上がらないクライマックスで全てが台無し(笑)。なんで、ああ、「わあ、なんか出てきた、怖い!」「あれ、いなくなった」「わあ、また出たァ!」というパターンを繰り返すのであろう。また、ヒロインが語る自分と化け物の親子関係の相似形にもたいした意味があると思えず、ヒロインがなぜあそこまで怪異に関わらなければならなかったかの理由付けになっていない。母親が突然あの場所に現れるのも不可解でなんとも不満ばかりが残るホラーであった。

 唯一良かったのはあんなマンションでパーティと称してうるさく騒ぐ若者たちがひどい目に会わされるところ。化け物に捕らわれてきゃーきゃーひーひー言いながら投げ落とされるさまに大いに溜飲を下げたのであるってヒドイことを言いますな、俺。

 ハイビジョン画質は発色が全然ダメ。黄色にくすんでおり、汚いのである。黒も終始浮いているしこれはもう少しなんとかならなかったのだろうか。AAC音声は5.1チャンネルサラウンド。こちらは大味だけれども迫力十分。サラウンド音場も定位が良く、背後で突然がたんという音がして飛び上がったりするのであった(笑)。

 終了後、前述の輸入DVDで『恐竜の惑星』 『planet of dinosaurs - 30th anniversary widescreen edition』を見たのである。やけに毒々しい赤を使ったオープニングクレジットの後、ハイパースペースから通常宇宙へ出現した宇宙船オデッセイ。しかしたちまち原子炉が暴走して乗員たちは慌ててシャトルで脱出します。その直後オデッセイは大爆発。シャトルは近くの惑星に向かいます。そして着陸しようとしたのですが、燃料が足りず十分な減速ができません。「落ちるねんて、落ちるねんて!」このまま惑星表面に激突、木っ端微塵になったら面倒が少なくていいのですが(笑)、それじゃ映画になりません。彼らはぎりぎりのところで海を発見しなんとか着水に成功したのであります。

 えー、このオデッセイにはたくさんの乗組員がいた模様ですが、脱出できたのはこのシャトルだけ。生き残った乗組員は船長のリー(ローイー・ローレス)、副官のナイラ(パメラ・ボターロ)、看護婦のシャーロット(シャーロット・スピア)、マイク(マイケル・R・テイラー)、航宙士のチャック(チャック・ぺニングトン)、通信士のシンディ(マリー・アップルセス)、機関士のジム(ジェームズ・ウインワース)、オデッセイを運行している会社の副社長ハーベイ(ハーベイ・シャイン)、その秘書のデルナ(デルナ・ワイルド)の9人。

 しかし着水後ぶくぶくとシャトルが沈み始めた!慌てて脱出する乗務員の皆さん。しかし、この時通信士のシンディったら無線機を持ち出すのを忘れていたのです。近くの海岸に漂着してこのことに気がついたハーベイはもうかんかん。「通信士が無線機忘れてどうすんだ、SOSうてんじゃないか」はい、もっともな話でございます。シンディ、「通信機は浮くような設計になっているから、シャトルから浮かび上がってくるかも知れません」 それを聞いたチャックは「じゃ、僕が探してきましょう」と海へ。

 シンディも「私の責任だから」というのでみんなが止めるのも聞かずに服を脱ぎ始めます。するとその下にちゃーんとビキニの水着を着ているという(大笑い)。この異常に用意がいい通信士は海へ飛び込み泳ぎ始めたのです。しかし、その直後、すぐにワニだか海蛇だかに襲われて「ギャーッ」 海が真っ赤に染まります。驚いたチャックはすぐに岸へあがったので難を免れたのですが、もうこの段階で早くも一人死んじゃったという。波乱を予感を感じさせますねえ。

 船長の「あんなのが岸に上がってきたら大変だ、すぐ内陸へ移動しよう」という命令で出発する皆さん。彼らに残された装備は4丁のレーザーライフルとわずかばかりの食料のみ。

 皆さんはぼてぼてと進みます。途中、沼地に行き当たったのですが、何しろこの沼の大きさがどれくらいあるのか見当もつかないので迂回できません。まっすぐ突っ切ることになったのですが、ここで秘書のデルナが怯え始めたのです。さっき、海にあんな怪物がいたのに、また水に入るのはイヤという訳ですね。彼女をなだめるためにマイクは自分の持っていたレーザーライフルを貸すのであります。これでやっと沼地に入ったデルナですが、あ、何かにつまずいて転んじゃった。ああ、持っていたレーザーライフルも水中に。レーザーライフル、これで壊れてしまうという(笑)。防水じゃなかったんですなあ。

 これで船長はかんかん。マイクを「お前ちゅうやつは何をやっとるのじゃ、素人の女にライフル貸したらいけんじゃろうが、ほれ、みい、貴重な武器が壊れてしもうたやんけ」と怒鳴りつけます。この船長、どうも興奮するとお国なまりが出る性質らしい。

 まあ、いつまで怒っていても仕方ないのでまた出発する皆さん。ぽてぽてと歩きます。

 いい加減歩いたところでベイリーが「わしゃ、もう疲れた。もう一歩も歩けん」と言い出したのでやむなくそこで野営することになりました。と、この時ウオオオオという物凄い獣の声。これを聞いたチャックは心底おっかないという顔をして「俺はこんな咆哮をアフリカで聞いたことがある。あれは獣が狩をするときの咆哮だ」フツーだったら、ここで何かが出現するものですが、何も起こらず皆さん、寝てしまうのでした。なんだ、拍子抜けだな。

 しかし、翌朝、ついに待ちに待った恐竜が出現。ブロントサウルスです。もちろん、ブロントサウルスという恐竜は存在しませんが、こう呼ばないと気分が出ないのです(笑)。船長は考え深げに「地球とよく似た星だから生物の進化も同じような道筋を辿るのだなあ。この惑星は我々の地球よりもっともっと若いのだ」

 ブロントサウルスを後にして出発する皆さん、しかしいくらも行かないうちにさっきのブロントサウルスとは明らかに違う足跡を発見したのです。おまけにその近くには半分食われたブロントサウルスの死骸が!「うわー、足跡をつけた奴がやったんだ」と戦慄する皆さんです。

 本日はここまで。

 その後、シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「鈴宮ハルヒの憂鬱 溜息2」 なんか知らんけど、見ている間中にやにやしていたぞ(笑)。その後プロジェクターを再起動させて本日、捕獲に成功したハイビジョンの『猟奇的な彼女』をちょっとだけ。ああ、やっぱりこの時期の韓国映画は画質が悪いなあ。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年8月23日 (日)

8月22日(土) ララァのマークの正露丸

 どんな薬だ。本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#49 『A Pharaoh to Remember』 ベンダーは悩んでいた。自分の存在は極めてはかないものであり、彼が死んでしまえばすぐに忘れられてしまうだろうと。プラネットエクスプレス社の面々はそんな彼を心配し、ベンダーのことを誰も忘れたりしないことを示すために生前葬をすることになる。棺おけに入ったベンダーの前で弔辞を述べるみんなであったが、ベンダーは不満たらたら。「声が小さい」とか「もっとオレを誉めろ」とか「泣け」とか文句を言いまくる。ついにやけになったベンダー、棺おけをぶっ壊して生前葬を中止させてしまうのだった。

 そんなおり、ファーンズワース教授から惑星オシリスⅣへ巨大な砂石を配達しろとの命令が下る。さっそく出かけるフライ・リーラ・ベンダーの3人。オシリスⅣはまるで古代のエジプトのような惑星で、何故かピラミッドが立ち並び、現在も王ハメントテプの墓標を建設している。なんでも彼らは大昔、地球へ行ったことがあってエジプトの文化を吸収したのだという。「あいつらは何でも教えてくれた、ピラミッドの作り方、ミイラの作り方、アボット・コステロの脅かし方」って、なんでそんなにマニアックかねえ(笑)。

 フライたち3人は荷物の運送が終わったとたん、捕らえられて奴隷にされてしまうのだった。ぴしぱしムチを振るわれながら巨岩を運ばされる3人。リーラ、フライは不平たらたらであるが、ベンダーは自分の巨大な墓標を作って歴史に名を残す王のやり方に大感心。妙に張り切ってばりばり働くのである(笑)。

 やっと墓標が完成。ハメントテプが視察にやってくる。そして墓標の完成を祝い、奴隷たちの解放を宣言しようとしたまさにその時、墓標の一部である彼自身の像の鼻がぽとっ。ハメントテプを押しつぶしてしまったのである。ベンダーは予言の壁に細工してなんと、次の王に選ばれたのであった。

 ベンダー、奴隷たちに超巨大な彼の像を作れと命じる。もう頭のてっぺんが衛星軌道上に達するような像である(笑)。人々は苦労に苦労を重ねて像を完成したのだが、ベンダーは不機嫌になって「あんまりでかすぎる、これじゃ、歴史に残るのは像だけだ。はい、作り直し!」これでさすがにみんな切れちゃった。そしてベンダーをぐるぐる巻きにして像の地下にある墓所に叩き込んでしまったのだ。この時ベンダーが「人間の奴隷もいれてくれー」と頼んだのでリリーラとフライも道連れになっちゃった(笑)。

 この像の地下はベンダーの死後をなぐさめるためにカジノとか、ロボット用の酒などが完備されていた。このロボット用のお酒が火をつけると爆発することに気がついたリーラとフライ、これを使って像の足元を爆破、ベンダーを連れてすたこら逃げ出したのである。彼らがプラネットエクスプレスシップで飛び立った瞬間、像が大爆発、キノコ雲がたつという・・・。ひょっとしてオシリスⅣの住民全滅しちゃったのか(笑)。

 ベンダー、「これでオレはもうもとの何でもないベンダーに戻っちゃった」と嘆くのだが、リーラが彼を慰めて「あの惑星でのあなたの悪行は絶対歴史に残るわ、悪名は無名に勝るのよ」どんな慰め方なんだが(笑)。ベンダーこれで元気を取り戻して「よーし、今度は地球でやってやるぞ、進路を地球へ!ぬはははは」と邪悪に笑うのだった。地球へ向かうプラネットエクスプレスシップ、しかし唐突にリーラが「ベンダー、これ地球じゃないわよ」慌ててコースを変更するプラネットエクスプレスシップ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯はアンリミテッドランチの日なので平尾の「博多元勲」でとりそばを食べる。食前に提供されるスープ、とりそばのスープ、どちらも凄く美味しい。ゆず胡椒を少量入れると上等の水炊きを食べているような気分になる。こら、たまらんと思ったのですが、麺がちょっとダメでしたなー。細めんで上手くスープに絡まず反発しあっているような印象でこれならもちもちした感触の太麺の方が合うのではないか。あ、スープは前述の通り凄く美味しいので全部飲んじゃいましたけどね。

 夕食はブリの刺身、生野菜。鯵の塩焼き。ちりめんじゃこを使ったお茶漬けでゴハン一膳。缶ビール2本飲んで〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『ワン・ミス・コール』 言わずと知れたヒットホラーシリーズ 『着信アリ』のハリウッドリメイクだ。冒頭で犠牲者のみならずそのペットの猫までが「にゃあ」と池に引き込まれて大爆笑。大丈夫か、この映画と思ったのだけれども、その後は意外と良い出来であった。オリジナルの怖さを生かしながらストーリーをコンパクトに引き締めることで実にスピーディな展開の小気味良いホラーに仕上がっているのである。ラストはオリジナルより大きく改変されているものの、日本とアメリカの文化的差異を考えればこういう方法論もありだと思う。

 感心させられたのがあの火事で丸焼けになった病院のセット。焼けた備品や壁をリアルに再現しており、もうこのセットだけで非常におっかない(笑)。このあたりの美術はちょっと邦画では敵わないでしょうな。

 ハイビジョン画質は良好。一部黒が浮いていたのが残念である。5.1チャンネルサラウンドは素晴らしい。サラウンドとしての出来の良さに加えて音の品位が非常に高いのだ。もうこんなのでホラーみたら震え上がりますよ。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから『魔像ゴーレム 呪いの影』(『It!』 1966)の続き。ホワイト警視が帰っていった後、改めてゴーレムの像に向き直るピム。彼は口の中に巻物を入れて「今夜が君の最後の日になる。僕は誰も傷つけるつもりはなかった。でもウィールを殺さなければ宝石盗用がばれて首にされていただろう。橋の時はまさか、人が死ぬとは思わなかったのだ」なんとも虫の良いことを言う奴であります(笑)。彼は命令します。「よし、ゴーレム、その巻物を飲み込め、そうすれば誰にも見つからないぞ」「マッシ」ゴーレム、ごっくん。「よし、ゴーレム、ついてくるんだ」「マッシ」

 ピムがゴーレムをどこに連れて行ったのかというと、それはテムズ川。「よし、ゴーレム、川に入るんだ」どうやらこの男、ゴーレムを悪いことに使うとコントロールができなくなり暴走するというパーキンスの言葉でびびっちゃったようです。彼の命令どおり川に入っていくゴーレム。ピムはあーせいせいしたと帰宅するのですが、翌朝、出勤してみてびっくり。ゴーレムが何事もなかったように展示室へ戻っているではありませんか。頭にきたピム、次にゴーレムを郊外の廃屋に連れ込んでガソリンをぶっ掛けます。「よし、ゴーレム、おとなしくしているんだ」「マッシ」 ピム、マッチで火をつけます。たちまち炎に包まれる廃屋。これでさしものゴーレムもおしまいだろう。ピム、にやにやしながら帰宅したのですが、やっぱりゴーレムの奴、戻ってきやがった。

 しかもどうやら戻ってくる時に守衛を一人殺してしまったらしい。電話を受けて博物館に急行したピム、黒こげになったゴーレムの前で立ち尽くします。そこにやってきたのがパーキンス。パーキンスはピムに「昨日、君がゴーレムを燃やそうとしたことを知っているぞ。今までの事件はすべての君の仕業だったんだな」ピムは暗い目つきをして、「だって、君がそのうちゴーレムをコントロールできなくなるっていったじゃないか」「そんなことはどうでもいい、とにかく巻物を壊すのだ」「ダメだ、僕はあれに巻物を飲み込むように命令したんだ」パーキンス、がっかりします。「なんてことするんだ、じゃあ、ゴーレムを止めることはできないぞ」「僕はもう知らないよ、ほな、さいなら~」

 逃げようとしたピムですがすでに博物館の周りを警官隊が包囲しており、あっさりと捕まってしまったのでした。そのまま医療刑務所へブチ困れるピム。

 しかし、ピムはあきらめません。医療刑務所の独房の中からゴーレムに向かってテレパシー通信(笑)。「さあ、くるんだ、ジャイアントロボじゃなかった、ゴーレム」「マッシ」動き出したゴーレム、医療刑務所の塀や壁をやすやすとブチ破りピムを救出します。調子に乗ったピム、ゴーレムを使ってエレンを誘拐、さらに母親の死体を回収して葬儀屋の車で逃走したのです。

 彼の逃げ込んだ先は博物館の支所。大きなお屋敷で収蔵品を保管しているらしい。ピムはここの管理人、スワンソン婦人を呼び出して門の鍵を開けて貰います。そうしておもむろに、「ご紹介します。今日からここの収蔵品になるゴーレムです」スワンソン婦人、霊柩車の後部から不細工な木の像がよたよた降りてきたので仰天。逃げようとしましたがあっさりと捕まってしまいます。彼女もまたヘレンと同じく人質になってしまったのです。

 しかしスワンソンさんは勇気あふれる強い女性でした。彼女はピムが寝ている隙に屋上で火をたいたのです。これで警察に合図しようという訳ですな。この試みは見事成功、支所の屋敷は警官隊、軍隊に包囲されることになってしまいました。怒り狂ったピム、焚き火の中から火のついた棒を取り出してスワンソン婦人のスカートに点火。あっという間に火達磨になるスワンソンさん、ヒドイ!。ピムはゴーレムに命令します。「よし、ゴーレム、門を守るんだ」「マッシ」

 軍隊はそのゴーレムに対して攻撃を開始。まずはバズーカー砲、まったく効果ありません。じゃあ次に大砲、これもぜんぜん効かないのです。知らせを受けて駆けつけたパーキンスは呆れたような顔で「そんなもんいくらブチ込んでもどうにもなりませんよ」

 軍隊は小型核弾頭の使用を決意します、ふーん、小型核弾頭かって、ええええ!そんなもん、使っていいの、爆破範囲は半径一マイルだって言っているけど放射線はどうするんだよ。ああ、しかも土嚢を積んだだけで待避所にしているし(大笑い)。指揮官はメガフォンを使ってピムに警告します。「1時間後に小型核弾頭を爆発させる。被害範囲は半径一マイルだ、直ちに退避せよ」エレンは必死に「私を行かせて、逃がして」と頼みますがピムは拒否。「じゃあ、私とお母様(死体)を行かせて、お母様(死体)を安全なところへ連れていくわ」

 この台詞に何故か“切れる”ピム。「そんな上手いことを言って、僕と母さん(死体)を引き離す気だろ、もういい、ゴーレム、この女を外に放り出すんだ」「マッシ」ゴーレム、エレンを門の外に放り出します。この様子を双眼鏡でパーキンス、しめたと喜ぶのですが、核爆弾の爆発まであと2分少々。パーキンスはバイクでエレンの救出に向かいます。飛ばしまくってエレンを拾い上げ、また飛ばしまくってぎりぎりのところで待避所に戻ってくることができました。直後に起こる核爆発。うわー、キノコ雲上がっているよう(笑)。

 ピムや屋敷も吹っ飛んでしまってもうあたりはまっ平ら。しかし、瓦礫の中でなにやら蠢くものがあります。双眼鏡で見た指揮官はうめくように「ああ、ダメだ、ゴーレムだ」ゴーレム、みんなが見つめる中を海へ向かいます。そして自らその体を海中に没したところでエンドマーク。

 カラー、スクイーズ・ワイド。モノラル音声。非常に高品位な画質であり、特に発色が綺麗。いやな輪郭強調もなくDVDとして最高峰の画質であると言えましょう。音質も上々でじつによく出来たDVDであります。

 その後いままでちびちびと見ていた日本映画専門チャンネルの『まごころ』を最後まで。女の子二人の交流は可愛らしくお父さんの落ち着きぶりにも感心。こういう良いキャラクターというのはえてして人間らしさにかける戯画的なものになりがちなのだが、ラストでお父さんの「出征」という事象を入れて現実方向に引き戻している。ただ、嫉妬深く、お父さんを辟易させていた妻が「出征」の一言で改心するのはいかにも戦前の映画らしいプロパガンダであって、ちょっといやなものを感じてしまいましたが(笑)。

 ハイビジョン画質は非常にコントラストが低い寝ぼけた絵でまたフィルム傷も多い。台詞はノイズが多くヴォリュームを上げ気味にしないと聞きづらかった。

 その後だらだらTV。就寝午前2時半過ぎ。

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2009年8月22日 (土)

8月21日(金) ウイグルメン!

 きなこマンは苛烈な弾圧に苦しめられているウイグルの人民を救うために旅立った。その間、日本を暗黒堂の魔の手から守るのはきなこマン2号だ、変身せよ、きなこマン2号、粉着!げえっ!新プレイステーション3はトゥルーHD、DTS-HDマスターオーディオのビットストリーム出力に対応だってよ。

 旧PS3ではリニアPCM変換だったトゥルーHD、DTS-HDマスターオーディオのデコード出力が新プレイステーションでビットストリーム出力可能になった。(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090821_309899.html )前機種の弱点が解消され、動作もおそらく3万円台のブルーレイプレーヤーの中で一番俊敏なものになるであろう。これで動作音の大きさなどが改善されているとしたら、もうみんな専用プレイヤーには見向きもしなくなるのではないか。
 パイオニアやデノンはうかうかしておられませんぞ。

 「林さんチャーハンの秘密」という本をご存知であろうか。椎名誠の「あやしい探検隊」(東ケト会)(山川に出かけていって焚き火で宴会をするサークルみたいなもの)の後身、いやはや隊において料理番を勤めていた林 政明氏の著書である。その内容はいやはや隊の活動、自身の料理暦、キャンプ料理のレシピなど多岐に渡り妙に面白くて、1991年!の購入以来何度も読み返している本だ。

 ただ、どうしてもこの人は筋金入りのナチュラリストであるから、私の目からみると妙なところがあったりするわけで・・・。そのもっとも代表的なのが山における沢の水の使い方(飲み方)。この人は沢の水をそのまま飲むのである。(単行本63、64ページより引用開始)沢の水はやっぱりうまい。どう表現していいか迷うが、なんとなく“甘い”感じがする。ただし谷川の場合、人家の廃水が流れてくることがある。上流にある山小屋の便所の水が流れてくるなんてことはよくあることだ。そういうときは本流の水はやめて、枝沢(支流)の水を飲むとか工夫する。
 沢の上流に人家がないかどうか、といったことはあらかじめ地図で確認できることだから、出発前にでもやっておこう。

 ボク(ママ)も川の水ではずいぶん失敗した。
 福島県の白戸川という谷に一人で入ったときのことだ。
 魚を釣りながら、谷の水を飲んでは谷を登っていく。ボクは谷に釣りに入ったときはいつもこうしている。
 水を口にするたび、なにか生臭いなあと思っていた。味もなんだか腐ったような気がする。そう思いながらすこし登っていくと原因がわかった。
 上流のほうでカモシカが雪崩でやられて死んで腐っていたのだ。しかもその死骸にはウジがいっぱい湧いている。その日はあわてて正露丸を飲んだ。
 ほかにもタヌキが死んでいたり、キツネが腐っていたりと、動物の死骸の味付き水に遭遇することはよくあった。
 谷や枝沢の水は基本的にはそのままのめるが、たまにはこういうこともある。

 (引用終了)

 基本的にはそのままのめるがって、飲めない、飲めない(笑)。人家の廃水、山小屋の便所の水、ウジが湧いたカモシカの死骸、タヌキの死骸、腐ったキツネの死骸、もうやばいことだらけ。こんな体験を何度もしておきながら、何で水をいったん煮沸させてから飲むという発想が出てこないのだろうか。この人の胃腸は丈夫だからいいのかも知れないけれども、フツーの人なら間違いなく下痢しちゃうぞ(笑)。

 やっぱり山の谷川の水なんてものは不潔なものなのだから、そのままがぶがぶ飲むなどということはやめておきましょうや。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドイッチとコーヒー牛乳。昼はところてん。付属の三杯酢ではなく、つめたく冷やしためんつゆをぶっかけ、博多万能ねぎ刻み、ゴマ、オロシショーガを散らしてすすり込むとまるで讃岐うどんの味わい・・・なんてしないよ、やっぱところ天だよ。夕食はシャケのソテー、生野菜、ブリの刺身。缶ビール一缶、冷やしうどんをちょっと。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『容疑者Xの献身』を見る。ホームレスを殺し、犯行日時を1日遅らせるというアリバイ工作が秀逸。さらに己の恋情すら利用して捜査を違う方向に導くあたりの仕掛けにも驚かされる。犯人 堤真一のこの発想は常人にはなしえないものであり、まさに天才というに相応しい異才を発揮しているのである。

 まあね、第一の死体をそのまま処理しちゃえば簡単だったじゃんというツッコミは入れざるをえないものの(笑)、久しぶりに推理するということの楽しさを味あわせてくれたミステリーだったと思う。

 ハイビジョン画質はコントラストが伸びず眠い印象の絵になっているのが残念。AACは5.1チャンネルサラウンド。この音が素晴らしかった。フロント・リアの音場が完璧に融合しており、しかも一つ一つの音に遠近感がある。BGMの品位も素晴らしくエンディングテーマの弦楽器のリアリティには本当にびっくりさせられた。

 シャワーを浴びて『魔像ゴーレム 呪いの影』(『It!』 1966)の続きって、あんた7月27日以来ですがな、どんだけ放ったらかすんですか。博物館からこそっと家に戻ってくるピム。その数時間後にホワイト警視たちがやってきます。彼らはウィール教授が殺されたことを知らせ、ピムにアリバイを聞いたのです。まあ、ピムの答えは「ああ、午後7時に博物館を出て映画を見てから帰宅しました」というものなのですが。ホワイト警視は彼の帰宅時間を確認すべく母親との面会を望んだのですが、なにしろミイラになっておりますからな、ママ(笑)、ピムは慌てて「ああ、母は病気で寝ています。起こすのは可愛そうです」と誤魔化したのでした。

 翌日の新聞の見出しは「ゴーレムの呪い、再び」(笑)。もう世間は大騒ぎですよ。一方、ピムはエレンを昼食に誘います。「今の僕は何でもできそうなんだよ」と妙に自信たっぷりなピムに不審を抱くエレン。そんなエレンの気持ちを知ってか知らずかますます調子に乗ったピム、ついにある橋を指差して「あれを壊すことだってできるんだぜ」エレン、呆れて帰ってしまいましたとさ。

 さて、その夜博物館からゴーレムを連れ出すピム。「ゴーレム、僕が合図したらあのトラックの荷台に乗り込むんだ」「マッシ」ゴーレムが荷台によじ登るという珍妙な絵に思わず笑ってしまいました。さて、ピムの向かった先は昼間、彼が壊せるとエレンに言った橋。なんだ、こいつ、冗談かと思ったけど本気だったのか。ゴーレムを降ろして「ゴーレム、あの橋を壊せ!」「マッシ」 ゴーレム、橋の鉄柱に取り付きぐらぐら動かします。この怪力たるや恐るべしもので、ほどなく橋が崩壊してしまったのです。

 ぱっと場面が変わるとエレンとパーキンスがキスしているという・・・(笑)。しかし彼らのキスはラジオの臨時ニュースで中断されるのでした。「大変です。えらいことが起こりました。ハマースミス橋が崩壊したのです。行方不明者が一人でております」 エレンが「ハマースミス橋ってピムが壊せると言っていた橋かしら」と首を捻っているところに当のピムから電話が掛かってきました。でもピムはどうやら酔っ払っているらしく「ういー、どうらい、おれの言ったとおりになったらろ、ふふふ、エレン、今、博物館の事務所にいるんらけど良かったら来ないれすか」とか言ってます。エレンはもちろん「こんな遅くに何考えているの、いけるわけないでしょ」と電話を切ってしまうのですが、パーキンスは「じゃあ、オレが会ってくるよ」

 どうやらパーキンス、ゴーレムとピムの関係に疑いを抱いているらしい。

 さて、パーキンスが博物館に行くとピムが事務室でウィスキー飲んで酔っ払っておりました。なんと、彼の主任学芸員昇格が決まったというのです。もう上機嫌のピムはエレンに電話したのに何故、パーキンスがやってきたのか気にも留めず、「ふふふ、パーキンスしゃん、ゴーレム、アメリカへ早く送れるよう手伝いましゅよ」なんて言ってます。学芸員になれたので、もうゴーレムの力を借りて鬱憤晴らしする必要がなくなったということでしょうか。パーキンスも喜んで「おお、それは有難い。ぜひ、早期の実現をお願いします。あ、私、その時エレンもアメリカに連れていきますから」

 この台詞でやっとエレンとパーキンスが出来ていることに気づくピム。鈍いやっちゃなあ。

 パーキンス、それから実に意味深なことを言い出します。「オリジナルのゴーレムは人々を守るために作られました。人々を守るためだけに戦ったのです。それが邪なる目的に使われるとゴーレムはそのパワーを失うと言われています」ピム、ちょっとどきっとして(笑)「それは私に対して言っているんですか」けれどパーキンスは「いや、そういう訳じゃないですけれども」と涼しい顔。もっと追求しようとしたピムですが、その時ホワイト警視がやってきた。このチャンスを逃さずさっと帰るパーキンスです。

 ホワイト警視の目的は奇妙なものでした。ハマースミス崩壊の前に近くでゴーレムらしいものを見たという女性がいたのです。それでゴーレムの像がちゃんとあるのを確かめに来たらしい。ピムは「ゴーレムが動いていたですって、そんなバカな、アハハハハ」身をよじって笑うピム。ところが、このピム、懐からハンカチを取り出そうとして例の巻物落としちゃった。ドジだね。おまけにホワイト警視に拾われちゃったぞ、ウワー、どうするピム、秘密がばれちゃうぞと思ったら、警視ただ、「ずいぶんと大事そうなものですな」と言ってそのままピムに渡しちゃうという・・・。

 ホワイト警視は帰ってしまいます。

 本日はここまで。

 その後はお酒。お供は昔の大食い選手権のビデオ。就寝午前1時過ぎ。

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『ガリバーの大冒険』(『The 3 Worlds of Gulliver』  1960)

 

『ガリバーの大冒険』(『The 3 Worlds of Gulliver  1960

 レイ・ハリーハウゼン特撮作品ですが、モデルアニメーションが使われているのはリスとワニの場面くらい。映画の出来はいいのですが、いつものハリーハウゼン特撮を期待しているとちょっとがっかりします。

時は1699年、ところはイギリスのウォッピング。この町にはガリバー先生(カーウィン・マシュー)というお医者様がおりまして大変熱心に町民の治療に当たっております。しかし、彼の懐はいつもからっぽ、年がら年中ぴーぴーしています。なぜなら患者さんが治療代を払ってくれないからであります(笑)。たまに払ってくれたと思ったら生きた鶏一匹とかキャベツ一個とかの現物だったりするのです。

 そんなガリバー先生にはエリザベス(ジューン・ソロボーン)という若く美しい婚約者がいます。2人とも一刻も早く結婚したいと願っているのですが、貧しすぎる経済状況がそれを許しません。結婚生活のために借りようとした家があまりにもぼろぼろだったのについに切れてしまったガリバー先生 「よし、前々から誘われていたプリチャード船長(ノエル・パーセル)の船に乗ろう。船医として働くんだ。そして外国の珍しい薬を売って大もうけだ!」びっくりしたエリザベス、涙ながらに行かないでとかきくどくのですがガリバー先生の決意は変わりません。エリザベス、大いに怒って「じゃあ、これでお別れね」と出て行っちゃいましたとさ。

 それにもめげず船に乗り込むガリバー先生。しかし嵐の夜に事件が起こります。密航していたエリザベスが発見されたのです。ガリバー先生は彼女を波が打ち寄せる上甲板に連れていき「カナリア諸島でおりてイギリスへ帰るのだ」と説得するのですが、彼女はもちろん、「そんなの絶対いや、超拒否!」と叫ぶばかり。困り果てるガリバー先生。この時、悲劇が起こりました。大波が彼を襲ったのです。ひとたまりもなく海へ投げ出されてしまうガリバー先生。エリザベスは悲鳴を上げて彼の姿を海上に捜し求めるのですが、見つかりません。

 さあ、えらいことになった。

 そのガリバーが流れ着いたのはお馴染みリリパットの国。小人国ですよ。小人老い易く学なり難しって奴ですよって違うだろ(笑)。現在、このリリパットはとある理由で隣国ブレフスキュと戦争の真っ最中。これであおりを食ったのがブレフスキュに同情的だったグゥエンドリン(ジョー・モロウ)とその父親。二人は反逆罪でリリパット追放を申し渡されたのであります。このグゥエンドリンの恋人が次期首相候補の一人レルドサル(リー・パターソン)で彼はブレフスキュへ脱出するというグゥエンドリンをなんとか引き止めようとしていたのであります。

 3人が砂浜で「だから、ちょっと待ってって」「わたし、ブレフスキュへ行くわ」「こら、そこな若造、娘に手を出すな」と騒いでいるところに巨人ガリバーが登場。「たすけてくれええ」と言うなり地響きを立てて砂浜に倒れこむのでした。これで3人はびっくり仰天。さらにグゥエンドリンを追ってきたもう一人の次期首相候補フリムナップ(マーティン・ベンソン)も悲鳴を上げて逃げ出してしまうのでした。

 しかし、この巨人を放って置く訳にもいきません。暴れられたらえらいことになるからです。そこでリリパット人は軍隊を繰り出してガリバーの周囲に杭をうち、ロープでがんじがらめに拘束してしまったのでありました。と、ここでやってきたのがリリパットの皇帝陛下(バジル・シドニー)。ガリバーは彼の前で雨を降らせ始めた雨雲を息で吹き飛ばしてみせるのでした。この荒業に大いに感心した皇帝は彼を自由にしろと命令します。

 さて、自由になったら腹が減る。ガリバーの下へどんどん食料が運び込まれます。ガリバーの体重はリリパット人の1728人分ありますので、食べる量も1728人前!具体的に言うと牛6頭に羊30頭、さらにパンを10個あっさりと平らげてしまうのです。これに驚いたフリムナップは皇帝に「こんな大食らい、いつまでも置いておけません。わが国の食料を食い尽くしてしまいます。いっそ毒殺してしまいましょう」これを聞いたガリバー、「食料がなくなるですって、私がどんどん作って差し上げましょう」彼は立ち上がると森の木をどんどん引っこ抜いて開拓し、あっという間に広い畑にしてしまったのです。そして次に海へ行くと帽子で海水を一掬い、大量の魚を捕獲します。

 皇帝は大喜びして「彼に誓いをさせてリリパット人に加えるのだ」この誓いのポーズというのがもうまるでイヤミのシェーにそっくり(大笑い)。これで晴れてリリパット人の仲間入りをしたガリバーでしたが、皇帝はこの後思わぬことを言い出します。「明日、次期首相を決めてからブレフスキュに総攻撃をかけるのだ。そなたは先頭にたって大津波を起こし奴らを一人残らず溺死せしめよ!」ガリバーはびっくりして拒否するのですがすると皇帝は「だったら船もやらないもんねー、君、リリパットから出られなくなっちゃうもんねー」はやく船を作ってエリザベスを探しに行きたいガリバーは困ってしまいました。

 その彼に「私がなんとかしてやろう」と同情してくれたのがレルドサルであります。ただし、明日、次期首相に決定したらのことなのですが。

 さて、翌日、からりと晴れ渡りましたリリパット国。いよいよ首相選考会が催されます。特別ゲストとしてガリバーも呼ばれておりまして、城壁を一跨ぎにしてやってまいりました。初めてみる彼の威容にコーフンする皇后様(マリアン・スペンサー)。この後皇帝が何故戦争になったかを説明するのですが、それが「卵の割り方」だったという・・・。皇帝は卵の細い方を割って見せて「どうじゃ、美しいやり方であろう、ところが奴らはこともあろうに反対側、太い方を割るのだ」 卵の割り方で戦争っすかと呆れるガリバー、しかも実はブレフスキュの王様は皇帝のいとこだそうで、朝食の席で言い争いになっていらいの戦争なのだとか。

 首相選考会、平たく言えば綱渡り(笑)。もちろんただ渡るだけじゃ芸がない、綱の上でいろいろ芸をやらなければならないのです。まずはフリップナップ、彼はいきなりジャグリングを始めます。皇帝は彼の妙技に「見事、見事じゃぞ」しかしレルドサルも負けてはいません。彼は綱の上でジャンプ、宙返りをしたり逆立ちをしたりというアクロバットな技を披露するのでした。この時フリップナップの部下たちが縄を揺らして妨害しようとしたのですがガリバー、わざとくしゃみして彼らを吹き飛ばしてしまうのが愉快。

 そしてついにレルドサルが首相に選ばれるのです。しかしフリップナップが最後の反撃。「皇帝陛下、こやつは反逆者のグゥエンドリンと恋仲ですぞ。だからこいつも反逆者ですぞ」哀れ投獄されてしまうレルドサル。これでガリバーが怒ったね。彼は牢の鉄格子を破壊してレルドサルを救出し、皇帝に向って次のような条件を突きつけたのです。「私がブレフスキュに行って戦争を終わらせましょう。その代わり、船を下さい。そしてレルドサルとグゥエンドリンとその父親をお許しになってください」

 ガリバーは海に飛び込みます。そして抜き手を切って泳ぎあっという間にブレフスキュに到着。「わああ、巨人が出た!」とみんなが驚いているうちにブレフスキュ自慢の無敵艦隊をみんな、ロープで引っ張って持っていっちゃった。「あー、艦隊持ってかれたら戦争負けじゃん!」と呆然とするブレフスキュの人々であります。

 狂喜した皇帝はガリバーにリリパット勲章を授けます、レルドサルたちも許されました。後は船を貰ってエリザベスを探しに行くだけと思ったら皇帝、「やっぱブレフスキュの奴らを皆殺しにせよ」なんて言い出したのです。ガリバーは拒否します。この命令拒否に動揺した皇帝は会議を開いてひそひそ相談。みんなで「毒殺しよう」とか「ブレフスキュに送って殺して貰おう」とか、意外と野蛮な奴ら。ちょっとむかつきますね(笑)。しかし、これに大反対したのが皇后様。「いくら命令に従わないからといって彼を殺したりしたら承知しませんよ!」

 ガリバーはこの会議のことを知ってか知らずか、歌を歌いだします。この声が巨人に似合わぬ美声でリリパットの人々はうっとりと聞きほれたのでありました。

ガリバーの美声に聞きほれるリリパットの人々、と、あんまり聞きほれすぎて注意力が散漫になったのかある男がたいまつを積んであるわらの上に落としてしまったのです。たちまち燃え上がるわら。これが城に燃え移りそうになったので皇帝と皇后は大慌てですよ。「わあ、早く火を消せ、大変だ」これに答えたのがガリバー、彼はワインを口に含み、火に吹き付けたのです。彼のパワーであっという間に鎮火したのですが、皇帝と皇后はワインをかぶってびしょぬれ。こうなると今までガリバー贔屓だった皇后もがらりと変わって「ひい、せっかくのドレスが台無しざます、あの野蛮な巨人をやっつけるざます」

 レルドサルのとりなしももものかわ、皇帝は軍隊を召集して「あの巨人めをやっつけよ」 ガリバーはこらたまらん、こんな国にいつまでも付き合っておれんということでボートで海へ逃げ出したのでした。

 ふらふらと海上を漂ううちにどこぞの島に漂着します。ガリバーは砂浜に二人の人影を見て「おーい、助けてくれえ」と駆け寄るのですが、それはなんと人形であったという・・・。愕然として立ち尽くすガリバーの目の前に現れたのが巨大少女だったのです。「小人の国から逃げてきたのに、今度は巨人かよ」と逃げ出すガリバー。彼はボートの中に隠れるのですが、巨大少女にそんな姑息な手が通用するわけもなし、ボートごと攫われてしまいましたとさ。

 少女、名前をグリムダルグリッチ(シェリー・アルバローニ)はガリバーをこの国、ブロンディナグの王の城へ連れて行きます。ガリバーはそこで先に保護されていたエリザベスを見つけて大喜び。王様(グレゴリー・アスラン)も小さな人間が増えたというのでこれも大喜び。この王様は馬や牛などのミニ動物収集家だったのです。彼のコレクションの中にはワニもいまして、これがハリーハウゼンならではのモデルアニメで動いております。

 王様はグリムダルグリッチからガリバーを買い取ろうとするのですが彼女はうんと言いません。「あの人間は私のです。見つけたら知らせろと言われていたから連れてきただけです」困った王様は思案の果てに彼女をガリバーとエリザベスの世話係りとして雇うことにしたのです。ちょっと話が違いますが(笑)、そこはそれ、子供のことですからあっさり騙されてしまって大喜びであります。

 さて、城のおもちゃを与えられてようやく二人きりになれたガリバーとエリザベス。ガリバーはさっそく彼女にキスをして「ええやろ、させんかい!」しかしエリザベスは「私たち、まだ結婚してないからその先は駄目よ」と身を交わして隣室に逃げ込んでしまいましたとさ。もう辛抱たまらんごとなったガリバー、真夜中なのにグリムダルグリッチをたたき起こして「王様を呼んできてくれ、今から僕達は結婚するから」

 その後も平穏な生活が続きます。特にエリザベスは女性です。女性というものはいついかなるときもやおいじゃなかった安定を求めるもの。満足げに「あー、こんな綺麗な家に住めてシアワセだわ、ローンもないし」なんて言っております。しかし、ガリバーは物足りないと見えて、ある日チェスをやっている王様と宮廷付魔法使いのマコバン(チャールス・ロイドパック)についつい「あ、それ動かすとナイトにやられちゃいますよ」なんて口を出しちゃった。これで興味を覚えた王様が「君の国でもチェスをやるのかね、よし一勝負だ」

 ここでガリバーが上手く負けてやって「いよ、王様、さすがだね、チェス名人もびっくりのコマ裁きだね、いよ、大統領!」「わしゃ大統領じゃないよ、王様じゃよ」なんておだてれば良かったのですが、あいにく生真面目な性質なものですから、王様に勝っちゃった。王様、とたんに不機嫌になります。

 と、ここで王妃様(メアリー・エリス)が俄の腹痛に襲われます。マコバンは魔法医でもありますから、「ふむ、ここはホメオパシーの出番ですな、アーセニカムのレメディを飲めばすぐに治りますぞ」ガリバー、やっぱり黙っておられず「故郷で僕は医者をやってました。ホメオパシーなんてオカルトです、インチキです、そんなの効きません。私に診察させて下さい」ガリバーはベッドの上に上がって王妃様を診察し、「これは単なる胃の痛みです。私の作ったアヘンチンキ液を飲めば大丈夫です」

 これで本当に王妃様が治っちゃったからさあ大変。王様に続きマコバンの面目も丸つぶれです。二人は密かに「あれは魔物に違いない。証拠を掴んで火あぶりにしてしまおう」と話し合っております。

 実はマコバン、魔物認定というのが大の得意技で、これで何人も政敵を葬ってきたらしい(笑)。そのやり方というのが二つの樽の水に浸かって青くなれば魔物だというものであります。ガリバーはこれは酸とアルカリの反応を利用したトリックだと気がついてあらかじめアルカリ性の水を硫黄で酸性に変えちゃった。だからガリバーは青くならず赤くなったという・・・。でもマコバンは「うわあ、青でも赤でも魔物だア」 この試験、まったく意味がなかったりします。

 捕らえられたガリバー、王様とマコバンの前で「赤くなったのは魔法ではない、化学だ。ついでに言うとホメオパシーは役立たずだし、水にありがとうという言葉が理解できる訳でもない。911はアメリカの自作自演ではないし、アポロ陰謀論なんて馬鹿馬鹿しいにもほどがある」 マコバンと王様は仰天します。「ウワー、こいつ、と学会だ」「と学会は魔物だ、やっぱり火あぶりだ」ここで王様は「いやいや、そんな残酷なことはやめておこう」この言葉を聞いてほっとするガリバーとエリザベスでしたが「火あぶりはやめて、うちのクロコダイルに齧らせてしまおう」ってヒデー(大笑い)。

 さっそくガリバーの前にクロコダイルの檻が運ばれまして蓋をぱかっ。出てきたクロコダイルはしゃーっと吼え彼に襲い掛かったのです。はらはらしながら見ていた王妃様、「ガリバー先生、これを使って」とペンダントを投げ与えます。これをたて代わりにしてワニの攻撃を交わすガリバー、そして彼は針箱にあった針を見つけ、これをワニにぐさぐさっ!死闘の末、ついにワニを倒してしまったのです。自慢のミニクロコダイルを殺された王様はさらに激怒して「絶対火あぶりだ!」

 さすがにこの愚かな大人たちの振る舞いに嫌気がさしたグリムダルグリッチ、隙をみてガリバーとエリザベスの二人をバスケットに入れて逃亡します。「こら、待て」と追いかける王様、マコバン、兵隊たち。グリムダルグリッチ、二人の入ったバスケットを川に投げ込んだのであります。そのまま海へ流れていくバスケット。

 二人はいつの間にか砂浜に流れ着いていました。二人は不思議そうに見つめあいます。あのブロンディナグで作ってもらった彼らの服が元に戻っていたからです。「これは夢かしら」と呟くエリザベス。ガリバーは「いや、現実さ、あの小人の国と巨人の国は我々の心の中にある争いを好むものだ。それは我々人間に過ちを起こさせるのだよ」「そんな、どうしたらいいの」と不安そうなエリザベスを抱きしめて「愛があれば大丈夫」って結論はそれかい(笑)。

 グリムダルグリッチのことはどうなのかというと、ガリバーによれば彼女は今度生まれてくるであろう二人の子供の象徴なんだそうで、どうもマコバンと言っていることが変わらなくなってきたようです。

 その後通りがかった男に「ここはイギリス、ウォーピングだ」と聞かされ「私たちの町だわ」と喜ぶガリバーとエリザベスの姿で映画は終わります。

 カラー、スクイーズワイド。モノラル音声。全体的に品位の高い画質ですが時々解像度ががくりと落ちるシーンがあるのが残念。モノラル音声に不満なし。小さなヴォリュームでも問題なく会話が聞き取れます。日本語字幕つき。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの国内版DVD

 エロの冒険者 
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/ 
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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2009年8月21日 (金)

8月20日(木) 「蘇る金嬉老」

 ああ、これは大藪春彦の未発表原稿だ。なんと朝倉哲也が金嬉老と戦うのだ!本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#48「A Leela of Her Own」である。タイトルの元ネタ『プリティ・リーグ』 (『A League of Their Own』)と同じくリーラがプロ野球のピッチャーになるという、もうやりたい放題のお話だ。

 近くに出来たシグノイド人のピザショップに出かけたプラネットエクスプレス社の面々。あまりのピザの不味さに仰天。シグノイド人の店主は彼らの反応を見て「うわーん、せっかく地球で一旗上げようと思ってきたのに」と泣き喚く。彼に同情したフライはピザのデリバリーボーイだった経験を生かし(笑)地球人向けのピザをつくれとアドバイスする。そのためには地球の文化を知らなくてはならない。彼らに一番わからない地球の文化は「なぜかボールにゴムひもがついている30世紀版野球」だ。

 じゃあ、実際にやってみようではないかということで、プラネットエクスプレスチーム対シグノイド人チームの練習試合が行われることになる。プラネットエクスプレスチームのピッチャーはリーラ。しかし何しろ彼女は一つ目である。距離の感覚が良く分からないものだから、投げる球、投げる球が相手の頭にガンッ!この様子が面白いというので見物人まで集まってくる。この人気に目をつけたメジャーリーグのマネージャー(元ロボットプロレスのマネージャー)は彼女をスカウトするのだった。

 リーラは女性初のプロ野球ピッチャーだわと大喜びなのだが、その実態は一つ目のノーコンピッチャーという一種の見世物。そうとは知らず試合に出てはぼかんぼかんとデッドボールを投げるリーラ。女が男をがつんとやっつけるというので特に女性に大人気だ。

 しかし、ここで彼女の前に立ちふさがったのが大学野球の女性スタープレーヤー、ジャッキー・アンダーソン。リーラは彼女から「あんたは女性運動選手のつらよごしよ、単なる見世物なのよ」と言われてしまう。リーラは自分はこのままでは史上最低のプレーヤーの烙印を押されてしまう。それはいやだということで、野球博物館の展示物となってたハンク・アーロンのコーチを受けることになる。もっともこのハンク・アーロンはあのハンク・アーロンの子孫で正式な名前がハンク・アーロン24世。祖先と違って史上最低のプレーヤーとして博物館に展示されていたのである。なんでこんな人物のコーチを受けるか、リーラ(笑)。まあ、本物のハンク・アーロンもいるけれども、こっちは例によって首だけだからコーチを受けようとしても無理だったりするのだが。

 ハンク・アーロン24世はリーラに「ボールから目を離して投げてみたらどうだ」とアドバイス。リーラがその通りやってみたら、なんとちゃんとストライクになったのである。大喜びしたリーラは次の試合で監督に出場を訴えるのだが、「これはまじめで重要な試合だから」と断られてしまう。そこでリーラは「わたし ハンク・アーロン(a Hank Aaron)にコーチして貰ったんです」監督は「なに、あのハンク・アーロン(The Hank Aaron)か」つまり本物のハンク・アーロンにコーチされたかと思ったのですな。これで監督、リーラをマウンドに送る。不定冠詞と定冠詞を使い分けたギャグに大笑い。

 しかしここで登場したバッターはあのジャッキー・アンダーソンだった。リーラは彼女から2ストライクを奪うが3球目をホームランにされてしまう。試合に負けてとぼとぼ球場から立ち去ろうとするリーラ。「ああ、私はやっぱり史上最低のプレーヤーなのだわ」しかし、彼女を慰めたのは当のジャッキー・アンダーソンだった。「あなたは良く頑張った。あなたはこれからアスリートになろうという女性にとってのお手本になったのよ、あなたみたいになりたくないというね」慰めているんだか、けなしているんだか(笑)。

 リーラは引退。やっぱり史上最低のプレーヤーとしてリーラの立て看板が博物館に展示される。その座を追われてがっかりするハンク・アーロン24世。そんな彼に首だけの本物のハンク・アーロンが「お前にはまだ史上最低のフットボールプレーヤーという肩書きが残されているじゃないか」上手く落としましたねー。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。午後、待望の『アップルシード』ブルーレイが届く。食ったもの、昼飯に冷凍のさぬきうどん、280kcal。夕食にレトルトのハンバーグ、付け合せの生野菜、マグロ刺身、昨日の残りの唐揚げ、やっぱり昨日の残りゴハンを使った炒飯。ビール一缶飲んで〆のコーヒーは如例。

 その後ブルーレイ『アップルシード』を鑑賞。むむむっ、冒頭の戦闘場面でトーンジャンプが目立つなあ。これにはちょっと凹んでしまうぞ。またオリュンポスのビル群のエッジでちらつきが出る。これは24P出力じゃないと上手く再生できないのか。

 全体の画質が良いだけにこういう欠点が目立ってしまうなあ。

 リニアPCM5.1チャンネルはある程度ヴォリュームを上げなければサラウンド音場がまとまってくれない。でもあんまりヴォリュームを上げると多脚砲台の足音が近所迷惑になっちゃうよう(笑)。このジレンマは結構つらいですぞ。

 終了後、今までちびちび見ていた日本映画専門チャンネルの『雌花』を最後まで。金持ちの有閑マダムと仲の冷え切った会社社長の夫。この二人に金目当ての人間がまとわりついて、複雑な欲望の相関図を描く。どいつもこいつも良いタマで、特に大坂志郎が演じた服飾デザイナーは大悪党。普段に似合わぬ役柄である。このままじゃ人が1人2人死んでもおかしくないぞ、どうなることかと思ってひやひやしながら見ていたのだが大坂志郎が恋人の弟に鋏で刺され、負傷、でも「僕も悪かった」と弟を許すという強引なまでのハッピーエンドにひっくり返ってしまった(笑)。

 ハイビジョン画質は白の抜けが良い。劇中、大坂志郎の乗り回す車の艶に驚かされてしまう。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎより『腰抜け二挺拳銃』(『The Paleface』 1948)の続き。ジェーンから別れを宣言されたポッターは大ショック。彼は涙目になって「チクショー、こうなったらもっともって偉くなってやる。その時すがりついてきたって遅いんだよ」彼はさっそくもっともっと偉くなる作戦を発動。そこらにいたカウボーイと服を交換したのです。これですっかり西部の男気取りとなったポッター、拍車をかちゃかちゃ鳴らしながら酒場へ向かいます。

 一方、ジェーンはビリングス(クレム・ビーバンズ)の鍛冶屋へ。自分が政府の密偵であることを明かした上で「幌馬車にダイナマイトを積んでいたわ。誰がインディアンにダイナマイト渡そうとしているのか確かめなくちゃならない。私はいろいろ仕組んであのポッターを密偵に見せかけたの。彼が殺されたら私が乗り出していくわ」ってヒドイ(笑)。そうとは知らぬ暢気に歩いていくポッターがかわいそうじゃありませんか。

 酒場へ入るポッター。プレストンをはじめ、みんなが「英雄がきた」ってんで拍手で迎えます。おまけにペッパーをはじめとする踊り子さんたちに囲まれたのですっかり良い気分になってビールを飲むポッター。調子に乗ってペッパーとダンスしたりしますな。ところがここで酒場に乱入してきたのがペッパーの恋人?ジョー(ジェフ・ヨーク)、彼はペッパーと抱き合っているポッターに「てめー、オレの女に手を出しやがって」でも調子に乗っているポッター、「いいことを教えてやろう、手を出したんじゃない、これから出すところだ」なんて上手い事を言いましてますますジョーを怒らせてしまいます。「よーし、決闘だ。日が暮れたらやるぞ、絶対ぶっ殺してやる」

 ポッター、ウィスキーをぐいんと一気飲みして覚悟を決めます。そして決闘に赴くべく酒場を出るのですが、その時お客さんたちから「奴は拳銃を抜くとき左に体を傾ける、だから左を撃て」「日暮れ時には東の風が吹くから西を撃て」「奴は撃つ時に体をかがめるから上から撃て」というアドバイス。これを頭に刻み付けて決闘場所へ向かうポッターですが、案の定、「左に傾くから西を撃て」「東の風だから上から撃て」体を屈めるから左を撃て」と歩いているうちにごちゃごちゃになってしまうという・・・。

 さて、ジョーと対峙したポッター、へっぴり腰でめくらめっぽう拳銃を発射、ところがこれが見事命中、ジョーはばったり倒れます。やったやった、やっぱりオレは西部の英雄だと飛び上がるポッター。んな訳ないでしょ(笑)。もちろん、ジェーンがこっそりとライフルを発射していたのです。「え、奴が殺されてからあんたが乗り出すんじゃなかったのか」と驚いて聞くビリングスにジェーンは涼しい顔で「ここで殺されちゃおとりにもならないわよ」

 ジェーンはこの後ポッターのところへ行って「ああ、ダーリン、私が間違っていたわ、私のことを許して」ポッター、にやにやしながら「くくく、思った通りになりましたよ」能天気とはこのことなり。ポッター、ジェーンはホテルの部屋へ。「よーし、やっと二人きりになれた。キスから初めてあんなことや、こんなことを・・・うひひひひ、たまりませんな、もう」もっとも例によってキスしたところでジェーンにピストルで後頭部をがんとやられてしまう訳ですが。ポッター、またまた「しーびれちゃったしーびれちゃった しーびれちゃったよお」と叫んで失神。

 さて、これからどうするかと思い悩むジェーン。その時ビリングスがやってきました。なんと彼は背中に矢を射込まれて瀕死の状態。彼は「ダイナマイトは葬儀屋に隠してある」とだけ行って絶命します。ジェーンは急いでポッターを叩き起こし、「ダーリン、早く起きて、ダーリン、起きた、ダーリン、じゃ、葬儀屋にダイナマイトが隠してあるんだけど、誰がそれを運ぶか確かめて欲しいの、ダーリン、訳は後から説明するから、ダーリン、早く行って、ダーリン、え?死体がある、怖いですって、ダーリン、いいから行って」ポッター、訳の分からぬうちに葬儀屋へ行くことになってしまいました。

 そして映画を見ている人たちの期待を裏切ることなくプレストン一味に捕まってしまうのです。この後をつけて取引場所を特定しようとしたジェーンですが、こちらもプレストンにはお見通し。彼女もまた捕まってしまいます。そのままインディアン部落に連行される二人。

 インディアン部落ではどんがどんがと太鼓がなって、みんなが踊っております。そしてテントの一つに監禁されたジェーンとポッター。ジェーン、もう逃げられないと観念したのか、ポッターに真実を話したのでした。「え、じゃあ、インディアンをやっつけたのも君、ジョーをやっつけたのも君、僕の弾はみんな外れてたの。それなのに、オレ、自分が英雄だなんて、ああ、なんてバカだったんだろ」果てしなく凹むポッター。ジェーンはそんな彼がかわいそうになったのか、「本当のことを言うとね、私、あなたを愛しているの」「それも嘘だったんじゃないか」「いいえ、今は本当よ」ポッターにキスするジェーン。ポッターは「あれ、今度はキスしてもしびれないぞ」と喜んでおります(笑)。

 さて、インディアンの酋長“黄色い羽”がテントにやってきました。彼はポッターに「あなた、白人、最強の戦士、とても強い。あなたと会えてわたし嬉しい」ポッターをやけに褒めます。これを聞いて浮かない顔をするジェーン。ポッターが理由を尋ねますと「インディアンってね、相手が勇敢であればあるほどひどいことをするの」だって(大笑い)。そのヒドイこととは、まず、2本の木にロープをかけてぐーっと引っ張りますな。するってぇと木がこう曲がってきます。この2本の木にそれぞれ両足を縛り付けて、斧でロープをだーん!折り曲げられた木の力でびりびりと股が裂け、右の胴体、左の胴体泣き別れということになるという。

 「えー、そんな人を鶏みたいに」と叫ぶポッターであります。

 村の呪術師がみんなを指揮してポッターの股裂きの用意。ポッターの両足を結びつけて、斧でロープをダーン!あわれポッター、真っ二つと思いきや奇跡が起こりました。片一方のブーツが脱げたのです。彼はそのまま放り投げられて遥かかなたの木の上にどすん。彼がか細い声で「HELP」と叫ぶと、白い文字になるギャグがケッサク。彼は用心しいしい木から降りるのでした。彼はこれからジェーンを助けに行かなければなりません。

 一方、インディアン村では戦士の処刑に失敗したということで呪術師が責められております。“黄色い羽”は大層怒って彼を追放してしまったのです。一方、インディアン村に再度の潜入を試みるポッター、彼は追放されてきた呪術師と鉢合わせ。呪術師、「インディアン、怖い、逃げる」ぴゅーっと逃げていくのですが、はるか彼方でポッターの投げた石が命中、「インディアン、ギャッ」と叫んでひっくり返ってしまいましたとさ。懐かしいギャグだなあ(笑)。ポッター、呪術師の服装を奪って潜入。ジェーンの火あぶりの準備に余念のないインディアン村に入り込むのでした。

 ポッター、杭に縛り付けられているジェーンに近づいて「へへへ、僕ですよ、どう、この変装みんな気がついてないでしょ」ジェーンは溜息をついて「ええ、みんなあなたを呪術師だと思ってるわ、ついさっき追放した」“黄色い羽”、「呪術師、もどてきた、ゆるせん、火あぶり、火あぶり」インディアンたち、ポッターに迫ります。ポッター、なんとかごまかそうとして「へへへ、太鼓どんどん、凄いねえ」とか言いながら逃げ回る。この時、彼は偶然、インディアンが持っていた火薬つぼを何を勘違いしたのか奪い取ってしまったのです。しかも持ち方間違えて口を下に向けてしまったという・・・。これで火薬がどんどんもれる訳ですな。

 火薬をこぼしながらインディアン村中を逃げるポッター。しかしついに捕まって杭に縛られてしまいます。“黄色い羽”の命令で下に積まれた薪に火がつけられた。と、これが火薬に引火、導火線のごとく村中を走り回って火薬の樽がどかーん。これでインディアン村が大混乱。ジェーンとポッターはこの騒動にまぎれて脱出に成功したのでした。

 彼らがダイナマイトの輸送に使ったポッターの馬車で逃げ出します。馬で追いかけてくるインディアンとプレストンたち。ジェーンとポッターはライフルで応戦です。初めて本当にインディアンを射殺して「当たった、当たったァ」とはしゃぐポッター。ちょっといやな場面です(笑)。彼は続いてダイナマイトで攻撃しようとしたのですが、手を滑らせて点火したダイナマイトを落としてしまったのです。おまけに馬車と馬の金具が外れて泣き別れ。ジェーンはすばやく馬に飛び乗ったのですが、ポッターはそのまま取り残されてしまいました。

 ジェーンは馬を馬車の後ろに回りこませます。そしてポッターに「早く飛び移りなさい、ダイナマイトが爆発よ、ダイナマイトがヨ、ダイナマイトが百五十頓で大爆発よ」「ひゃーっ」必死で馬に飛び移るポッター。その後二人は追ってから見えないところで馬を降りくぼ地に隠れます。そうとは知らず彼らを追い越してしまうインディアンたち。プレストンたちは馬車を追いかけていって、どかーん、一緒に吹っ飛んでしまいました。

 さて、ようやく事件を解決したジェーンとポッター、町の人々の祝福を受けて結婚します。そして馬車で新婚旅行へ。ジェーンは馬にムチを入れようとしたポッターを止めて、「そういうのは私の役目よ」 手綱を取ったとたん、馬が走り出して彼女だけ引きずられてしまうという・・・。残されたポッター、観客の方を向いて「これで良かったんすかね」 エンドマーク。

 スタンダード・カラー。輪郭の強調が目立つのが残念。発色などはとても綺麗なのですが。

 その後ハイビジョン録画の『ストリートファイター』を見る。もう男くささがぷんぷんして、ゲップが出そうな映画であります。これはあまり私の好きなタイプの作品ではないのだが、やたらに腕っ節の強いホーボー、ブロンソンといい加減なマネージャーのコバーンのコンビが上手く機能しており、これがかもし出すそこはかとないユーモアで全てを許す(笑)。

 不景気なニューオーリンズの描写も魅力的。まったくニューオーリンズの街ってのは貧乏と組み合わせると絵になるねえ。

 ハイビジョン画質は暗部のノイズが目障り。画面の奥行き感は悪いものではないが、ああざらざらしてちゃ興ざめだ。モノラル音声は台詞の定位がよろしい。声の野太さも心地よかった。

 その後だらだらとTV。就寝午前2時半過ぎ。

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2009年8月20日 (木)

8月19日(水) 『ブーフーウーだって猫である』

 いや、あれは豚だから。DVD・ブルーレイの収納場所がいよいよなくなってきた。シアタールームのDVD収納ラックはもう満杯状況であり、未使用のBD-Rなどすでに山積みになっている。それなのに明日にでも国内版ブルーレイ『アップルシード』や輸入版ブルーレイ、DVDが三枚届くのである。さらに来月には『平成ガメラ ブルーレイボックス』も買わなくちゃならん。もうシアタールームに棚は置けないので、このままいけばどんどこ山積み化が進んでそのうち、一時期の堀切日出晴氏のような惨状(スイマセン)を呈すことになってしまうのではないか。

 なに、見なくなったDVDはヤフオクで売ればいいじゃないかって?そんなDVDなんかなあ、今時三枚セット1,000円でも売れないんだよ(笑)。そんな金額で出品、連絡、発送なんて面倒くさくってやってられないよ。

 あ、そう言えば地震に備えて寝室の本棚を動かしたため、空きスペースが出来たなあ、だったらそこにDVDラックをってそれじゃ本棚動かした意味ないっての。

 本日は休み。午前9時に事務所へ出て倉庫に溜め込んであった燃えないゴミを一度に出す。このクソ暑い中ご苦労さんである。それから日記つけとネットのチェック。そして例のごとく徒歩で天神へ出かけていく。やっぱりこのクソ暑い中ごくろうさんである。昼飯は赤のれんでラーメン+替え玉 小炒飯の定食。その後漫画喫茶にて3時間の漫画読み。ジュンク堂でHiVi9月号を購ってまた徒歩で帰宅。まったくこのクソ暑い中ごくろうさんである。

 帰宅して缶ビールを一本。ギャーッと叫びたくなるほど美味い(笑)。この後HiVi誌を読みながらしばらく涼む。午後4時半に事務所へ行って亀の世話。

 夕食は鶏の唐揚げ、カツオのタタキ、焼きナスというサマーなメニュー。どれもこれも美味くまたビールが進む。結局もう2缶飲んじゃったよ。仕上げにお茶漬けでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後途中まで見ていた『地下鉄(メトロ)に乗って』を最後まで。見所はまあ、あの活気に満ちた闇市の場面のみ。後はなんだかよく分からぬ珍妙な映画であった。まず、堤 真一の主人公がいけない。この人は妻と子供がありながら会社の事務の女みち子とかなり濃密な不倫関係にある。あまり必要とは思えぬモーニングセックスシーンが挿入されるくらいだ。そしてこの女には指輪を買ってやるくせに妻から子供がグローブを欲しがっていると言われても「ふーん、それで」と知らぬ顔。

 自分は冷徹で家族を省みなかった父親に反発して実家を出たのに、結果的に「ミニ父親」みたいになってしまっているというアイロニーかと思えば、別段そういうことでもないようである。

 この男とともに何度もタイムスリップをする恋人、みち子はついに自分が主人公と腹違いの兄妹であることを知る。「げ、これって近親相姦じゃん、しかも不倫だし!」絶望したみち子(なんか「釣りバカ日誌」みたい)は母親を抱いて階段の上からダイブ。自殺するのである。母の方はどうなったかというと死にはしなかったけれどもお腹をうって上手く(笑)流産するという・・・。まあ、この心理は分からないでもないのだが(そ、そうか)、変なのは主人公が、みち子が気づいた真実、彼女が死を選んだ理由、についてぴんと来てないらしいこと(笑)。あの状況で分からない訳がなく、もう主人公がとてつもないバカに見えてしまうのだ。

 そして現代に戻った主人公はみち子が歴史から消えていることを知って愕然とする・・・、でもすぐに忘れて息子とキャッチボールを楽しむのである。うきいい、なんて不人情な男だ、殺せ、誰か、こいつを殺せ(笑)。

 父親役の大沢たかおもなあ。闇市の場面では非常に良い、いや素晴らしいとさえ言うべき存在感を発揮するのだが、老年期の父親は別の役者を起用すべきであった。だって老けメイクをしていても闇市の彼と顔が同じなんだもの(笑)。いくらタイムスリップで動転している主人公でもこの顔を見て無反応というのはおかしく思えてしまうのだ。少なくとも「うーん、どこかで会ったかなあ」と首を傾げさせるくらいの描写を入れるべきではなかったのか。また父親の方も闇市、出征前の地下鉄、敗戦間近の満州の4回に渡ってあの時代にありえぬパリッとしたスーツ姿というとっても印象深い姿の息子に会っているのである。あのバーで気づかない筈はあるまい。

 あ、このニブさも「似たもの親子」ってことなんですか(笑)。

 ハイビジョン画質も褒められたものでなし。コントラストが浅く暗部の情報もかなりそぎ落とされている。AACはステレオ音声。地下鉄内の環境音を上手く再現していた。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 小松政夫の生家であるビルディングが今だ博多区某所に残っているのを知って仰天。しかも現役としてちゃんと使われているのである。内部は当時の日本人の体格を反映してか実にせせこましく無駄としか思えない中庭がじつにレトロ。なんだか軍艦島みたい。本気で見物に行っちゃおうかと思ったくらいだ。

 就寝午前12時過ぎ。

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2009年8月19日 (水)

8月18日(火) 「ゲゲゲの金嬉老」

 「金嬉老、警官隊じゃ!」 本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#46の「Time Keeps On Slippin'」  エピソード#47の「I Dated a Robot」 「Time Keeps On Slippin'」 セントラルパークにいきなり『地球の静止する日』風の円盤が着陸。中から出てきたのはバスケットボール選手たち。彼らは宇宙人バスケットチーム グローブトロッターであった。彼らはなぜか地球にバスケットの試合を挑む。あ、別段これに負けたからといって地球を征服されるなんてことはない。ただ単に地球人はバスケット弱いなあと馬鹿にされるだけである(笑)。

 放っておけばいいものの、この挑戦を受けるファーンズワース教授。彼は育成中でまだほんの赤ん坊であるアトミック・ミュータント・スーパーマンチーム(大笑い)に宇宙空間を漂うエネルギー物質クロニトンを与え、腕が4本あるのやら、やたらに背と手が長いのやら、胸に大砲がついているのやら、なぜか蜘蛛型になったのやら、実に危ない最強チームを作り出したのだ。彼はこのチームを率いてグローブトロッターに挑み、大量のリードを奪うのだが・・・、なんと後半戦になってから、時間がジャンプするという怪奇現象が勃発したのである。

 この怪奇現象のせいで何が何だか分からないうちに敗れてしまうアトミック・ミュータント・スーパーマンチーム。ファーンズワース教授はこの怪奇現象の原因は彼らがクロニトンを集めたことにあると考える。この行為のせいで時空が歪んでしまったのだ。このままでは宇宙は崩壊するって、みんな、あんたらのせいじゃん!

 ファーンズワース教授はグローブトロッターのリーダー、バブルガムと協力。重力ポンプを作製する。これを使って星を動かし時空の歪みを押さえ込もうとしたのだ。見事作戦は成功・・・いや、ダメだ、やっぱり時間の跳躍は止まらない。今回、リーラにいつになく熱烈なアタックを仕掛けるフライ。しかしリーラはつれないもの。がっかりしたフライ、突然、自分とリーラが教会で結婚式を挙げていることに気づく。時間がまた跳躍したのだ、宇宙の危機は依然としてそのままなのだ・・・、フライはリーラと結婚できたというので大喜びなんですけどね。もっとも、次の時間跳躍でもう二人は離婚しているという・・・。

 フライ、彼はなぜ自分がリーラの心を捕らえ結婚できたのかと思い悩むのであった。

 ファーンズワース教授とバブルガムは次の作戦を立案。ファーンズワース教授のドゥームズディ・デバイスを使って星雲を内側に爆発させ、ブラックホールを発生させるのだ。装置を搭載して飛び上がるプラネットエクスプレスシップ。リーラやベンダーたちが準備に追われている間、操縦席についたフライ、次の時間跳躍で驚くべき光景を目にする。星が「愛しているよ、リーラ」という文字になっていたのだ。これは明らかにフライが重力ポンプを使ってやったのだ。リーラが自分との結婚を決意したのはこれがきっかけだったのだ。ついに真実を知ったフライ。だが、ドゥームズディデバイスが爆発、星の文字はリーラに見られることなく破壊されてしまったのである。

 宇宙の危機は去った。しかしフライのリーラへの想いはつのるばかりである。

 「I Dated a Robot」 クルーたちとテレビ番組、「The Scary Door」(「トワイライト・ゾーン」 日本では「ミステリー・ゾーン」のパロディ)を見ていたフライ、その退屈さにカッとなって、「なんで30世紀の未来人たちは俺たちとおんなじようなことをやってんだよ!どうせなら未来らしいことしたいよ!」 これに同情したプラネットエクスプレス社の面々、フライに「彼のやりたい未来らしいこと」と体験させてやるのだった。まずは惑星の爆破、次に宇宙の端っこへ行って(観光用の望遠鏡が備えられていて、覗くと平行宇宙のフライたちが見える)、さらに恐竜に乗っかるアトラクションを体験したフライはご満悦。

 次に彼は未来の技術を使って有名人とデートしたいと言い出す。「インターネットならそんなサイトがあるだろう」ということでフライとリーラはインターネットワールドへ突入。nappster.comというサイトを発見する。そのサイトではロボットに有名人の擬似人格をダウンロードすることができるという。そのダウンロード後にロボットの外見を有名人そっくりにすればフライ念願のデートが可能になるのである。

 「おれ、やるやる」と叫んだフライ、ロボットにルーシー・リューの人格をダウンロード。外見も彼女そっくりにして、ここにルーシー・リューのロボット、リューボットが誕生したのだ(笑)。フライはリューボットとのデートに夢中。24時間中ずっと離さず暇さえあればキスしている。あまりののめりこみぶりに危惧を抱くプラネットエクスプレス社の面々は昔作製されていた「ロボット・デートにご注意」という教育フィルムをフライに見せるのだった。このフィルム、「人間がロボットとデートしていると、依存症になって何もできなくなりしまいには文明が滅びますよ」というもの。たぶん、子供たちにアルコールやマリファナの恐ろしさを教える教育フィルムのパロディだな、こりゃ。

 しかし、フライは意に介さずリューボットとの関係をますます深めていく。

 意を決したリーラ、ベンダー、ドクター・ゾイドバークは直接nappster社に乗り込んだのだが、そこで彼らは恐ろしいことを発見する。nappster社は本当はkidnappster社だったのだ。彼らは首だけになって生きている有名人たちを誘拐しては非合法にその人格をコピーしてユーザーにダウンロードさせていたのである。彼らは本物のルーシー・リューの首を発見(笑)。これをもって逃げ出すのである。事実の発覚を恐れたkidnappster社の社長はルーシー・リューの人格を戦闘モードにして大量のロボットにダウンロード、リューボット軍団を作り彼らを追わせたのである。

 リーラは得意のカンフーで戦うが圧倒的多数のリューボット軍団にはとても敵わない。彼らはたまたま偶然に都合よく(笑)フライとリューボットがデートしていた映画館に逃げ込む。映画館に流れ込んでくるリューボット軍団。リーラ、フライたちは映写室に追い詰められてしまう。ここでドクター・ゾイドバークが大量に貯蔵されていたポップコーンの材料のコーンを発見、これでリューボット軍団を埋め尽くした・・・と思われたのだが、なんとリューボット軍団、これをポップコーンにして撃ち込んできたのだ。もう逃げられない、みんなオシマイだ。

 と、この時フライのリューボットが立ち上がった。彼女はボディのあちこちをポップコーンに貫かれながら映写機の強力な光でリューボット軍団を攻撃、破壊するのである。彼女は自分の体を犠牲にしてフライを救ったのだ。動作不能に陥った彼のリューボットを涙ながらに初期化するフライ。訳の分からない話だけどなんだか感動しちゃったなあ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯に例の100kcalレトルトカレー、ゴハンなし。夕食は鯛・マグロ・甘海老刺身、ゴーヤと豚肉の炒め物。後は生卵、とろろ芋角切り、納豆をかき混ぜたものにゴハンをぶち込んだスタミナ卵ゴハン。ビール500ml缶一本。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の映画を2本。日本映画専門チャンネルの『私は貝になりたい』、WOWOWの『狼よ さらば』 2本ともいままでちびちび見ていたのを最後まで。『私は貝になりたい』 一介の二等兵が関係した捕虜殺害事件について、アメリカよりカルチュラルギャップにより偏向された裁判を受け極刑を宣せられる。実際は上官による強制的な命令があり、しかも彼自身は捕虜の腕を刺しただけだったのに絞首刑。戦争という事象が持つ不条理性をここまで明快に訴えてくるストーリーには戦慄せざるを得ない。

 タイトルの「私は貝になりたい」が最後の最後になってフランキー堺から語られる構成にもノックアウトされてしまった。

 ハイビジョン画質は非常に高解像度。収容所の建物を非常にシャープに描写する。

 『狼よ さらば』 街のチンピラによって妻を殺され娘を精神障害に追い込まれた男、チャールズ・ブロンソンの復讐劇。といっても彼の復讐はその犯人に対してなされるのではない。ニューヨークの街に巣食った小悪党ども全体に向けられるのである。これはもう明らかな殺人なのだが、みんな、よほど当時のニューヨークの犯罪事情に怒っていたと見えて市民は悪党を殺害し続ける“アマチュア刑事”に喝采を送り、警察は警察で彼を犯人として特定しておきながら彼の犯行によって「犯罪件数が減った」ことを理由に特に逮捕しようとはしないのだ。

 ラスト、ついに警察に捕まるブロンソン。しかし彼はニューヨークでの行為を黙認された形となり、シカゴへ移り住むことになる。そこで彼は女性に悪質ないたずらを仕掛けるチンピラどもを目撃して嬉しげに笑うのだった。

 不条理な暴力に対抗できるものは暴力しかないという明快なメッセージ。道徳的にはいささか問題ありなのだが、これをチャールズ・ブロンソンがやるからいいんだ。なぜかブロンソンだと説得力が出てきてしまうんだ(笑)。

 ハイビジョン画質は暗い場面でのざわつきがうるさい。発色も地味でもうすこしリアリティが欲しかったところだ。ステレオ音声は意外にサラウンド情報が含まれておりニューヨークの喧騒を上手く表現してくれる。

 その後シャワーを浴びて前述の「フューチュラマ」を2エピソード見たのである。それからだらだらと読書とTV。就寝午前1時。上手く眠れたかなと思ったのだがやっぱり午前5時に目が覚めてしまった。仕方ないので自室に戻って映画を30分ほど。その後ベッドに戻って再就寝。やれやれ。

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2009年8月18日 (火)

8月17日(月) カルマにポピー

 オール阪神・巨人師匠が江原啓之にかぶれはった!本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#45の「Bendin' in the Wind」 これはもちろん、ボブ・ディランの「風に吹かれて」(「Blowin' in the Wind」)のもじり。タイトルどおりベンダーがミュージシャンになるという異色エピソードだ。

 ニュー・ニューヨークの地下から掘り出されたフォルクスワーゲンのマイクロバス。これを見つけたフライは懐かしさのあまり引き取ってプラネットエクスプレス社に運び込む。修理してガソリンを入れようとしたのだがリーラ曰く「今はガソリンなんて使われてないわよ、環境に悪いから」その代わりになるのが鯨油。これが入ったドラム缶についているマークが「モービルオイル」ならぬ「モビー・ディックオイル」というのはちょっと趣味の悪いギャグだと思う(笑)。

 フライはベンダーに巨大缶きり機でドラム缶を開けてくれるように頼む。よっこらしょとドラム缶を抱え上げて缶きり機の下に持っていったベンダーだが、ここで大変なことが。彼は缶きり機の磁石に吸い上げられてしまったのだ。「ぎゃあああ」悲鳴を上げながら缶きり機にずたずたに切り裂かれるベンダー。おいおい、いくらなんでもこれ切り裂かれすぎだろう(大笑い)。この事故でベンダーは医者から全身麻痺を宣告されてしまう。さすがに嘆き悲しむベンダー。その彼を救ったのは今や首だけとなったミュージシャンのべック。彼はベンダーにミュージシャンになれと薦め、そして首につける小さなロボットアームを貸してくれたのである。ベンダーはこれでずたずたになった体を引っかき音を出す。そう、彼はべックのウォッシュボードプレーヤーとして生まれ変わったのだ。

 ベンダーはベックと共にアメリカ縦断ツアーに出かける。フォルクスバーゲンのマイクロバスで同行するフライ、リーラ、エイミー、ドクター・ゾイドバーク。途中ドクター・ゾイドバークがコインランドリーで洗濯をしくじり彼らの衣服をサイケデリック調に染めてしまう。もうみんなの気分は完全にヒッピーだ(笑)。

 ベンダーもミュージシャンとして人気を博す。彼はツアー中、無残に溶かされ鉄の塊にされてしまう壊れたロボットたちを目撃。大いに同情した彼は壊れたロボットたち支援チャリティコンサートをサンフランシスコで開くことになるのだ。彼はそのコンサートのために新曲を書き下ろしたりしてノリノリ。しかしここで予想もしないことが起こってしまった。なんと、ベンダーの体が動くようになってしまったのである。これじゃ壊れたロボットたちに合わせる顔がないと嘆くベンダー。しかしコンサートをやめるわけにはいかない。彼は体が動かないふりをしてステージに出るのだった。

 最初はこれでうまく行っていたのだが、コーフンしすぎたベンダー、ついにステージで踊りだしてしまう。どん引きする観客。ブーイングを浴びせられたベンダー、はっと気がついてコンサートの収益金の小切手を盗み、フォルクスワーゲンで逃げ出したのだった。激怒したベック、ツアーバスで追いかける。カーチェイスの末ベンダーを捕らえるベック。しかしベンダーの「おれはただミュージシャンになりたかったんだ」という吐露にほろりと来て許すのである。もっとも小切手はちゃんと取り返しましたけどね。

 めちゃくちゃに笑ったギャグ。ベックの前座で歌うのが「サイモン&ガーファンクル」ならぬ「サイロン&ガーファンクル」 ガーファンクルはアート・ガーファンクルの子孫(笑)、そしてサイロンはなんと「宇宙空母ギャラクティカ」のサイロン兵なのである。サイロンはガーファンクルが歌う「スカボロー・フェア」にロボットらしい電子音声でハモッてくるのだ。もうほんと、私みたいな人間にはたまらないですよう。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。むちゃくちゃに暑くちょっと歩いただけでぶっ倒れそうになる(大げさ)。食ったもの、昼飯に冷や素麺、おやつにアイスクリーム(笑)、いや、だって暑くって暑くって我慢できなかったんだもんってオレは子供か。夕食はスーパーのパックの刺身盛り合わせ、アスパラの胡麻和え、後はレトルトのカレーライス。ビール500ml缶を一本飲んだ。

 その後レンタルブルーレイで『ロックンローラ』を見る。ややこしい人間関係を上手く操って最終的にあの大ボスの裏切りにつなげる監督の手腕に脱帽。また妙なユーモアも効果的で、明日から刑務所に入るホモの相棒の願いをかなえてやるということでいやいやながらハッテン場のディスコでチークダンスを踊る主人公や、やっつけてもやっつけても延々追いかけてくるロシア人のボディガードなどなんだか無性におかしかった。

 ハイビジョン画質はコントラストに不安定な部分があり、発色も頼りない。サラウンドはドルビー・トゥルーHD5.1チャンネル。フロント重視の音場設計のようだが、これが重層的で奥から銃撃などの効果音、その前に台詞、さらにその前にBGMとくっきり分かれて聞こえるのである。こういうサラウンドは初めて、非常に驚かされました。

 この映画の途中でぐらっ!地震である。何しろプロジェクターの大画面を見るために部屋を暗くしているので、これくらいでも結構怖いのであります。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎよりぽすれんレンタルDVDで『腰抜け二挺拳銃』(『The Paleface』  1948)を見る。雨の夜、保安官事務所を急襲する男たち。彼らは保安官にピストルを突きつけて牢獄の鍵を奪い一人の囚人を脱獄させたのでした。その囚人とは誰あろう、カラミティ・ジェーン(ジェーン・ラッセル)。西部の男共を震え上がらせた美貌の女ガンマンであります。ジェーンは意外な成り行きに驚きながらも「あら、ありがとう、んじゃ、私は行くわ」と出て行こうとしたのですが、「ふふふ、そうはいかないもんね」とピストルを突きつけられジョンソン知事(チャールス・スロウブリッジ)の屋敷へ連行されたのでした。

 彼女を出迎えた知事は頼みたい仕事があると言い出します。「インディアンに銃を横流ししているものがいる。この悪党めを突き止めて貰いたいのじゃ。半年前に2人送り込んだのじゃが、あっさり殺されての、頼めるのはあんたぐらいしかいないんじゃよ」報酬はジェーンの10年の刑を免除すること。ジェーンはしぶしぶながら引き受けることになります。ジョンソン知事は「それではまずデアフィールドのハンター知事に会ってくれたまえ。彼と夫婦の振りをして西へ向かう幌馬車隊に潜り込むのじゃ。

 さっそく、デアフィールドに向かうジェーン。ハンター弁護士の事務所を訪ねたのですがああ、ハンター弁護士ったら殺されているじゃないの!あら、彼は何かメモを残しているわ、何々、バッファロー・フラットのハンク・ビリングスへ連絡せよですって?この時ジェーンは周囲をうろちょろしている胡乱な男たちに気づきます。実はジョンソン知事の部下に裏切り者がいていち早く彼女を追わせていたのですなあ。これはヤバイと思ったジェーン、隣の「無痛歯科医」兼女性用公衆浴場に飛び込みます。中では無痛歯科医ペインレス・ピーター・ポッター(ボブ・ホープ)が治療の真っ最中。無痛なのだから痛くないのかと思えばこれが飛んだヤブ。治療マニュアルを読みながら患者の歯をいじっているような男であります。そのマニュアルも「歯を順番に叩いていく。ぎゃっと患者が叫んだら、その歯が虫歯だと分かる」なんて書いてあるいい加減なもの(笑)。

 果たして患者が「ぎゃっ」と叫んだ、これが虫歯だ(笑)。じゃあ抜きますので麻酔をしましょう。笑気ガスのボンベとマスクを持ってきて患者に吸わせます。この時、ピーターったら「あれ、ガスはちゃんと出ているのかな」と自ら吸ってしまうという・・・。これで二人ともガスにやられて「へへへ」「ウヒヒヒヒ」と笑い出しちゃった。笑いながらペンチで患者の虫歯をえいやと抜くピーター、それをしげしげと見て「アハハハハ、やっちゃった、違う歯を抜いちゃったよ」患者、飛び上がって「うひひひひ、この、アハハハ、ヤブめ、15分待つからぎゃははは、この町から出て行け」「アハハハ、前の町は20分だった、うしししし」患者に殴られて失神するピーターです。

 一方ジェーンは浴場に行き個室のシャワールームに入ります。後から追いかけてきたならず者たち、「ウム、浴場か、だったら丸腰だ、今がチャンスだ」と叫んで浴場へ突入。キャーキャー逃げ惑う女たちには構わずジェーンがいると思しき個室に銃弾を叩き込んだのでした。しかし、これはジェーンの罠、別の個室から飛び出してきたジェーン、素晴らしいガン捌きを見せて男たちを撃ち倒したのです。

 この騒ぎに目を覚ましたピーター、「え、銃撃戦?うわあ、おれはそんなのいやだ、怖いよう」と馬車で逃げ出します。ジェーンは2階からその馬車めがけてジャンプ、まんまと馬車に潜り込んでしまったのです。彼女はいきなり女が降ってきたというので驚いているピーターに色仕掛け。「え、怖いからワシントンに帰る、いやよ、私と西部へ行きましょうよん」ぱーっとキスをするわけですよ。そして片手に持ったピストルでピーターの後頭部をがんっ!ピーター、「凄い、こんな痺れるキスは初めてだ」ばたんと倒れます。ジェーン、このまま彼を蹴落として馬車を奪おうかと考えたのですが(ヒドイ!)、「そうだわ、殺された弁護士の代わりにこいつと夫婦になればいい。そうすれば怪しまれずに幌馬車隊に合流できる」

 ジェーンは目を覚ましてぼんやりしているピーターに「ねえん、結婚して」と突然のプロポーズ。朦朧としているピーター、訳も分からずOKします。その後教会で結婚式。でもどうも、ピーターはドジばっかりで神父さんに「はい、指輪交換です」と言われて神父さんに指輪をはめちゃった。「私じゃなくって奥さんにはめるの」「はい、これであなた方は夫婦になりました、誓いのキスをどうぞって、だからなんで私にキスするの!」

 はい、めでたく夫婦となった二人は首尾よく幌馬車隊に合流します。ところがこの幌馬車隊の中に怪しい男が二人。彼らの馬車にはダイナマイトが隠されていたりします。ジェーンはこの二人に聞こえるようにわざと大き目の声で、「ねえ、ピーター、あなたって謎が多い人よね、何か隠しているんじゃないの」 これで怪しい男二人組はピーターが密偵じゃないかと疑い始めるのですな。もっとも、密偵にしてはやっぱりドジばかりで(笑)、いよいよ出発という時に馬にムチを入れると馬車を残して自分だけ引きずられていってしまうという・・・。ジェーン、ちょっと早まったかしらなんて思ってます(笑)。

 おまけに、この人アコーディオン抱えて「ボタンとリボン」を気持ちよく歌ったりしていたものだから道をそれてインディアン居留地の方へ行っちゃった。後に続いていた幌馬車隊も未知ずれです。「ボタンとリボン」(「バッテンボーの歌」)は1948年度のアカデミー賞歌曲賞を受賞した名曲ですがこれは頂けません。彼らは古い小屋を見つけてそこで夜を明かすことになります。

 翌日、果たしてインディアンの襲撃を受ける幌馬車隊。ジェーンは「あんた戦ってよ」と拳銃とガンベルトをピーターに押し付けて外に放り出します。「わああ、そんなの無理だよう」酒樽に飛び込むピーター。酒樽にはちょうど良い具合の穴が開いておりまして、ここからピストルを突き出してインディアンを撃ち始めます。もっとも、彼のピストルの弾は地面に命中するだけなのですが。ところがなぜか押し寄せてくるインディアン、ばったばたと倒れます。実は他の人間には見えないよう閉めた窓の隙間からジェーンがライフルを撃っていたのです。これで幌馬車隊の人たちもそしてピーター自身も彼が凄いガンマンだと思い込んでしまったのでした。もう「我らが英雄ばんざーい」と拍手なんかしちゃってます。

 怪しい男二人組、「こりゃいよいよ密偵だ」 でも所詮、単なる歯医者ですからいよいよ出発という時に馬にムチを入れるとやっぱり馬車を残して自分だけ引きずられていってしまうという・・・。ジェーン、複雑な表情で「あれが英雄ね」(笑)。

 怪しい男二人組、幌馬車隊の目的地、バッファロー・フラットへ先回り。彼らは酒場を経営している町の実力者プレストン(ボビー・ワトソン)の部屋を訪ねて「ボス、また密偵っすよ、奴らも懲りないですよ」と御注進。ちょうど、その時幌馬車隊が町へ到着します。そして英雄(笑)を大歓迎する町の人々。プレストンは踊り子、ペッパー(イリスアドリアン)を呼んで「あの間抜け面を誘惑するんだ」

 さて、ハンターのメモにあったハンク・ビリングスの鍛冶屋を発見。すぐに行こうとしたのですが、そうなると邪魔になるのがピーター(笑)。ピーターは早くホテルに入って二人きりになろうようと鼻の下を伸ばしております。ジェーンは重大な決心をしたという振りをして「ああ、あなたはもうみんなの英雄なの、私が独り占めすることなんてできないわ、だから離婚しましょ」「えええっ」と驚くピーター。

 本日はここまで。

 その後だらだらと読書やTV。午前2時半にベッドに入るが眠れずまた自室へ戻る。録画の「元祖でぶや」などを見ながら眠くなるのを待って午前3時半過ぎに再挑戦。今度は眠れた。

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2009年8月17日 (月)

8月16日(日) カルマ 寅次郎

 大変だよ、寅さんが業を背負っちゃったよ。バーベキュー大会2日目である。私は午前8時ごろに起床。敷布団が足らず掛け布団を畳の上に敷いて寝ていたのでもう体中あちこちが痛い(笑)。外に出るとすでにぴんでんさんと奥さん、獅子児さん、でこぽんさんが「あー、もう一回焼いて食っちゃいましたよ」と爽やかに笑っていた。なんと彼らは午前6時から起きて朝バーベキューをやっていたのである。私もすぐに缶ビールをとってきてカンパーイ。さすがに昨日の暴食でもう脂関係はだめ(笑)。焼きそばを食べただけであった。その代わりビールを朝からくいくい行っちゃったけどね。

 本日は昨日とうってかわって上天気。空がどこまでも青くそして高い。空気もさわやかだ。こんなところで飲むビールがまたことのほか美味い。

 朝飯にしては多すぎる量を食べて(笑)、また順番に温泉に入る。その後みんなで後片付け。そして午後1時頃(かな、ちょっと時間の記憶があやふや)福岡へ向けて帰宅の途についたのであった。後は九州道をひた走る。八代駅で獅子児さん、某所ででこぽんさん、エア子さん、そして福岡へ戻ってきて私を順番に降ろしていくぴんでんさん。どうもお疲れ様でした。楽しいバーベキュー大会をありがとうございました。

 時間はすでに午後6時過ぎ。事務所へ寄る気力わかずそのまま自宅に転がり込む。夕食はコンビニのししゃも(おれも好きだね)、鶏天、ほっけの塩焼きという変則メニュー。ビールも2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWでハイビジョン録画しておいた『レイク・サイド マーダーケース』を見る。死体のすぐそばで土下座する薬師丸ひろ子、役所広司の夫婦という場面にぷっと吹き出してしまう。また死体処理のドタバタも疑問で、なんで外で死体の顔を潰したり指紋を消したりするかね、そういうことは別荘の中でやっちゃえばいいだろう。これで柄本明の医者の異様な存在感がなかったら完全なコメディになっていたところだ。

 お受験の矛盾とか、不気味な子供たちというテーマは分かるけれども脚本の中で消化しきれていない印象。ラストで死んだ女の人がみーんと出てくるのも訳が分からない。これはもうちょっと慎重に作って欲しかった映画ですな。

 ハイビジョン画質はいまひとつ。やっぱり黒に粘りがなくまたノイジーである。フォーカスもあいまいで眠い画質であった。AACはステレオ。サラウンド情報が極端なほど少ないので広がり感まったくなし。

 シャワーを浴びてお酒。お供は「涼宮ハルヒの憂鬱」 「溜息Ⅰ」である。「エンドレスエイト」に続く新作でハルヒが「映画を作るのよ、キョン、ぼやっとしてないでがんばんなさい」と言い出すアレだ。

 就寝午前1時過ぎ。

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8月15日(土) 「彼のカルマに乗って」

 美輪明宏談。予定通り午前5時にすちゃっと飛び起きる。シャワーを浴びトイレで大量に脱糞(汚くてすいませんね)、その後血圧と下痢止めを服用した。外は雨が降っており九州道も先日の大雨で土砂崩れが起こった区間が通行止めになっているようだ。どうにも天候が心配なのだが、こればっかりはどうにもならないので観念してぴんでんさんたちを待つ。

 午前6時半、予定より30分ほど遅れてぴんでんさん、獅子児さんが到着。「今日はいよいよバーベキューだね」「そうですね、バーベキューですね」「たくさん食べましょう」と頷きあう3人。なんかカッコいいなあ(そ、そうか)。すぐに出発して都市高速を経て九州自動車道入り。インターチェンジのロッテリアでチーズバーガーとコーヒーを買って朝食とする。鳥栖ジャンクションで某方面へ向かい某インターチェンジで降りてでこぽんさんとその婚約者エア子さんをピックアップ。

 再び高速に入って一時間ほどしたらドライバーのぴんでんさんが睡魔に襲われた模様。おっかないので(笑)私が運転を変わることになった。それから1時間15分ほど走ったのだが、何しろ私は運転がへた。かててくわえて高速を走るのがン年ぶり、おまけに車はレンタカーのワンボックスカーだ。途中トンネルが23連続する通称トンネル銀座のところで結構びびっていました。

 その後またぴんでんさんに運転を変わってもらってついに某ICに到着。降りてすぐのところにあるスーパーマーケットで酒、氷、などを買い込み後はぴんでんさん別荘へ向けてまっしぐら。所要時間5時間くらい?渋滞に巻き込まれることもなく実にスムースな道行であった。ついてすぐに缶ビールをぷしゅっと開けてカンパーイといければ「毎日こうだとこりゃ泣けてくる」状態となるのだが、事前に奥さんより「じゅうたんを巻いて片付けて、畳を水ぶきして窓を開けて空気を入れ替えてふとんも干しておかないとひどいよ」と厳しく注意されていたので(笑)手分けしてお掃除の開始。平行してバーベキューの準備も進める。今年は庭の草が雨で濡れているのでテラスで焼くことになった。いわゆるテラス焼きである。

 1時間ほど掛かって掃除・準備を終えようやくカンパーイだ!ぷしゅっぷしゅっ!ぐびぐびぐぐぐ、ぷはー。あーんまい!そしていよいよお肉様の登場だ。もういきなり今回の目玉、佐賀牛の塊肉が二つに切り分けてどどーんと炭火の上に置かれる。「うわあ、まるで『恐竜百万年』の原始人の宴会みてぇ」と歓声を上げたのはもちろん私(笑)。表面に焦げ目がつくまで焼いた後、テーブルに用意されたまな板と包丁でローストビーフのようにカット。この段階ではまだべリイ・レアなのでまたしばらく炭火であぶる。ちゃんと火が通ったところでがぶり。うわー、肉汁が肉汁がじゅるじゅるだあ。あまりの美味さに「ギャーッ、もう殺してくれえ」と叫ぶ(ウソだけど)。
 
 その後馬肉や鶏のぼんじり、ホタテ貝、海老のシーフード、申し訳程度の野菜(笑)をがんがん焼いてがんがん食っていく。ビールだってがんがん飲む。途中、雨が降り出したのであわててバーベキューコンロをひさしがついている別荘玄関に移動する。やっているこっちは真剣なのだが傍から見ればなんとも珍妙なる光景であったことだろう(笑)。幸い30分ほどで雨が上がったので再びコンロをテラスに戻す。

 午後3時過ぎに某所の実家より奥さん、Yちゃん、妹さんが到着。挨拶してさらにわいわい騒ぐ。しかし数時間に渡って食い続け飲み続けた我々は夕方くらいにはもうお腹一杯。恒例の後焼きそばも作らなかったほど。その後はみんなで順番に温泉に入ったり持参のDVDで『ウルトラ六兄弟とアレ』や日本で一番有名な家族のパロディアニメ『アレ』やらを見て大笑いする。それから奥さんが持ってきて下さった花火。もう何年ぶりか分からない家庭用の花火、私の知っているものとは大きく違っていて本当にうち上がってハレツする打ち上げ花火なんてものがあったのにはびっくりさせられた。

 花火が終わった後焼酎を飲むがいつものごとくがやがやするわけにはいかない。Yちゃんが寝ちゃったからだ(笑)。静かにしなければならず、テレビも使えないので我々も寝ることになった。ちょっと早いがこうしてバーベキュー大会の第1日目が終了したのである。

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8月14日(金) 「間違いだらけのカルマ選び」

 江原啓之談。本日の「フューチュラマ」 第3シーズン エピソード#44の「The Route of All Evil」 ファーンズワース教授のクローン、キューバート、ハーミスの息子ドワイトは学校でいじめっ子のブロブに塩をかけちゃった罪で(笑)停学に。彼らはまたプラネットエクスプレス社でもいたずらを仕掛けみんなをいらいらさせるのだった。困った教授とハーミスは彼ら二人に「仕事を見つけなさい」と命じる。二人は手作りの宇宙船を使った新聞配達請負業を設立。なぜかどんどん業績を伸ばしていく。そしてついにプラネットエクスプレス社そのものを乗っ取ってしまうのだった。失意のどん底に叩き落される教授とハーミス。

 でもまあ、やっぱり子供のやることですから、最後は大失敗してしまう訳で・・・。キューバートとドワイト、あんまり手を広げすぎたものだから新聞を配達しきれなくなったのである。余った新聞は月のクレーターに溜め込んでいたという(笑)。苦情の電話が殺到、どうにもならなくなった二人は教授とハーミスに助けを求めるのだった。教授とハーミス、大喜びで子供たちの失敗をカバー。物凄い速度でプラネットエクスプレスシップを操りすべての新聞を配達したのだ。最後にはブロブ親子とも仲直りして、めでたし、めでたし。

 このエピソードにはリーラ・フライがベンダーの体を使ってビールを醸す「もやしもん」みたいなサイドストーリーがある。体内でビールが発酵したためにベンダーのお腹は大きく膨らみまるで妊婦のよう。ベンダーもすっかりその気になってビール瓶の形をした靴下なんか編んじゃっているのだ(笑)。フライ・リーラもベンダーの腹に耳を当て「ああ、動いた、動いた」 ああ、まったく妙ちきりんなアニメだよ。

 今日から盆休み。とはいえ明日からのバーベキュー大会に備えてお金をキープしておかなければならないのでどこにも出かけられず。事務所で日記をつけたり亀の世話をしたり自宅でビールを飲んでごろんと寝転んだりしただけ。ま、こういう休みも嫌いではないのだが(笑)。

 食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分。夕食はカラスカレイの煮付け、ゴーヤと豚肉の炒め物。またビールを一缶。その後タマゴかけゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後、今までちびちびと見ていたハイビジョン録画の『叛乱』を最後まで。2.26事件の前後を描いた映画であるが、その視線の非常に冷静なことに驚かされる。映画は主に決起した将校たちを中心に物語られるのだが、その行動の未熟さをストレートに出し同情的な描写を一切行わないのだ。現実の事件に余計な解釈を行わず、出来うる限り冷静に描く。ドキュメンタリズムの映画とはこういうものを言うのであろうって、私には今ひとつドキュメンタリズムという言葉の意味が分かっておらんのですが(笑)。

 ハイビジョン画質は解像度は高いもののやはり黒の表現が物足りない。これはWOWOWと日本映画専門チャンネルの両方に見られる欠点であり、見易さを重視したゆえの画質かも知れぬ。私などは「ちょっとくらい潰れてもいいから、黒を黒らしくしろ!」といいたくなってしまうけれども(笑)。

 終了後、ハイビジョン録画の『レイダース 失われた聖櫃』を一時間ほど。あのインディアナ・ジョーンズがコブラにしゅーっと威嚇される場面、LDではこの時ハリソン・フォードとコブラの間を隔てているガラスがはっきりと見えていたのであるが(笑)ハイビジョン版では確認できず。どうやら修正が入ったらしい。

 画質は黒がちょっと潰れていたのでガンマ2を使用する。発色が豊かであり古さをまったく感じさせない好画質。AAC5.1チャンネルサラウンドも素晴らしい出来。情報量が非常に多く余裕綽々のセレブサラウンドだってどんな表現だよ。

 シャワーを浴びてお酒。明日はバーベキュー大会のために午前5時起きなので午前12時前に就寝。うひひ、楽しみ、楽しみ。

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2009年8月14日 (金)

8月13日(金) 草食系ダンウィッチ

 あいにく草食系インスマスはない。駄洒落にならないから。本日の「フューチュラマ」・・・というか、今日のこの日記は「フューチュラマ」漬けだからね(笑)。長編版一本とテレビシリーズ2エピソード見て、どれも面白くてたまらなかったものだから、ちょっと狂っちゃっているんだよね。まあ、お盆明けには治ると思うけれども、それまではどうか我慢してくださいね。

 本日の「フューチュラマ」 第3シーズン エピソード#42 「Where the Buggalo Roam」 エピソード#43「Insane in the Mainframe」 「Where the Buggalo Roam」 火星のエイミーの両親が経営する牧場(バッファローならぬバッガロー テントウムシみたいな変な家畜が山ほどいる)へやってきたプラネットエクスプレス社の面々。年に一度の「火星の日」バーベキューパーティに参加するためだ。エイミーはこの機会にキフを両親に紹介するのだが(つきあいはまだ続いていたのですな)、テキサス人的なマッチョ思想の持ち主である両親にはひっじょーに受けが悪いのだった(笑)。どうにかして彼らに気に入られようとするキフ。

 そんな時謎の竜巻が出現。牧場のバッガローがこの竜巻に吸い上げられ消えてしまうのだった。キフはエイミーの両親に「僕がバッガローたちを見つけてきます」と宣言する。ファーンズワース教授は大変に彼のことを心配して「これはとても困難な任務になるぞ。へたすれば死ぬぞ。フライ、リーラ、ベンダー、君たちもついていきなさい」3人、ムッとする(笑)。

 このバンガロー強奪事件、実は火星原住民の仕業であった。彼らは祖先をだましてガラス玉一個で火星を売らせたエイミーたちに怒っていたのである。キフはバッガローを取り戻したものの、代わりにエイミーを人質に取られてしまう。

 今度はエイミー奪還を宣言するキフ。両親に呼ばれたザップ・ブラニガンもやってきた。ファーンズワース教授は大変に彼らのことを心配して「これはとても困難な任務になるぞ。きっと人死にが出るぞ、フライ、リーラ、ベンダー、君たちもついていきなさい」3人、激怒(笑)。彼らは火星人居留地へ向かう。火星原住民は地下での生活のみ許されているのだ。この居留地への入り口があの火星の人面岩というギャグに大笑い。そうか、そうだったのか。しかし火星原住民たちは交渉を一蹴!再び砂嵐を発生させエイミーを殺そうとする。そのエイミーを救ったのはキフであった。エイミーのペットのバッガローに乗った彼は竜巻に飛ばされた彼女を見事、キャッチしたのである。

 バッガローに乗れるのは本物の火星の男の証。これでいたく感心した火星人たち、エイミー達を許すことになったのであった。

 リーラはこの火星人たちに同情して「祖先代々の土地を大事にして、あんたたち偉いわねえ」ところが例のガラス玉というのがトンデモない代物だったのだ。なんとそれは巨大なダイヤモンドだったのである。それを知った火星人たち、「よーし、もうこんなつまんない星とはおさらばだ、これを売ってもっと良い惑星を買おう!」と叫んで宇宙船で飛び立っていくのだった。ああ、このオチの身も蓋もないことよ(大笑い)。

 「Insane in the Mainframe」 銀行を襲うロボット ロベルト。居合わせたベンダーとフライは彼の仲間と思われて掴まってしまう。裁判で真犯人を証言しようとするフライとベンダーだが、なんと傍聴席にロベルトがいてナイフを振り回している(笑)。びびった二人は証言をやめ、代わりに精神障害を装ったのだ。これが上手くいって精神病院行きとなるのだが、あいにく人間用の精神病院が満員(笑)。フライもベンダーと共にロボット精神病院行きとなったのであった。フライはこの病院でひどい目に会わされる。何しろロボットと思われているのだから遠慮介錯なしに電流を流されたりするのである。食うものはロボット用のオイルだけ。精神病のロボット自動販売機が落とすお菓子を食べてやっと命をつなぐフライ。病室は病室でロボット用だからフツーのロッカー、しかもこれが他のロボットと相部屋なのだ。

 ある日相部屋のロボットが退院。しかしその代わりにやってきたのはあのロベルトだった。彼は同じ銀行をまた襲って捕まっていたのである。フライを見るなりナイフをぶんぶん振り回すロベルト。恐怖の叫びを上げるフライ。このあたり、本気で怖い。そしてついにフライはぶちっ。自分をロボットだと思い込むのだった。自分は人間であるという妄想がなくなったと診断されて退院になるフライ。

 プラネット・エクスプレス社の面々はそんなフライを心配して元に戻そうとする。リーラは熱烈なキスで彼の目を覚まそうとするのだがこれでもダメ。

 そんな中ロベルトはベンダーと共に病院を脱走。でも三度同じ銀行を襲ってまた警察に追われることになる。彼らはプラネットエクスプレス社に逃げ込むのだが、なんとロベルト、みんなを人質に篭城したのだ。フライ=ロボットはみんなを助けるために彼と戦う。ナイフを振り回すロベルトだが、何しろフライは自分がロボットだと思っているので怖いもの知らず。そんな彼の左胸にロベルトのナイフが突き刺さった!しかし、ナイフが刺したのはポケットに入っていたロボットオイルだったのである。

 なおもナイフを振り回すロベルト。腕をちょっと切られるフライ。それでも構わずにロベルトを追い詰めていく。ついにロベルト、窓から飛び出し周囲を包囲していた警察に逮捕される。

 腕の傷から流れ出した血をみて正気に戻るフライ。めでたし、めでたし。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分。夕食はハマチの刺身、昆布の酢の物、炒飯。これだけ(笑)。ビール500ml缶一本飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後ブルーレイで『フューチュラマ ベンダーのゲーム』(『Futurama: Bender's Game』)を見た。予想通りナチ面白かった、ルワンダ笑えた(戸梶圭太「ディープ・トリップ7」参照のこと)。レッドネックのトラッカーに挑発されてトラック(宇宙船)ぶっ壊し大会に出場したリーラ。見事に優勝するのだがその結果プラネットエクスプレスシップがぼこぼこ。怒ったファーンズワース教授は彼女の首に怒ると電流を流す首輪をつけさせるのだった。

 もっとも教授が怒ったのは燃料が減っていたから(笑)。ここのところ宇宙船の燃料となるダークマターが全宇宙的に値上がりしており教授は燃料の節約を厳命していたのだ。

 一方、キューバートたちがやっていたRPG 「ダンジョン&ドラゴン」に興味を覚えるベンダー。しかしヒューバート達から「ロボットはダメだ、だって想像する力がないもん」これでベンダー、ムキになって想像する力を手に入れようとする。しかし、あまりにも一生懸命になってしまったのでベンダーは発狂(大笑い)。自分を中世の騎士、タイタニウス・アングルスミスだと思い込んでしまったのである。ベンダー、これでロボット精神病院に入れられてしまう。

 さて、このオイルショックならぬダークマターショック、実はあの「ママ」が燃料代吊り上げのために生産調整をしていたのだった。これを知ったファーンズワース教授、昔、彼女の元で働いていたときに偶然アンチマターを燃料化したことを思い出す。この時アンチマターから二つのクリスタル「正」 「負」が出現したのである。それ以来「正」のクリスタルはママが、「負」のクリスタルはファーンズワース教授がそれぞれ所持していたのだ。ファーンズワース教授は叫ぶ。「二つのクリスタルを一緒にすれば反応が逆戻りしダークマターは燃料として役に立たなくなるぞ!」

 ママは教授のクリスタルを奪うべく3人の息子を差し向けるが失敗。そして教授たちは逆にママのダークマター鉱山に潜入するのであった。彼らがそこで目にした驚くべき光景。ダークマターは鉱山から掘り出されているのではなかった。無数の囚われたニブラニアンたちが鶏食っちゃひりだしていたのだ(笑)。

 教授たちはママのオフィスに到達。しかしこの時異変が起こった。教授とママのクリスタルが反応しすべてのダークマターからエネルギーが放出されたのである。これはベンダーが自分の体内に隠し持っていたダークマターも例外ではなかった。さらにベンダーの狂ったロボット脳が作用してすべてのキャラクターを彼の想像した世界に引き込んでしまったのだ。

 中世風のファンタジー世界に飛び込んでしまったキャラクターたち、フライとリーラ以外はみんな記憶を失ってその世界の住人になっている。役柄に合わせて騎士(ベンダー)、魔法使い(教授)、ケンタウルス(ハーミス・リーラ)、水棲人間(エイミー)などに姿を変えているのに大笑い。フライとリーラも記憶はあるものの、フライはフライドと呼ばれ、リーラもケンタウルスになってしまっているのだった。

 ここから『ロード・オブ・ザ・リング』のパロディ。フライはフロドよろしく負のクリスタルを炎の山に投げ込みにいくことになる。しかしクリスタルの魔力に囚われて次第にゴクリ化していくフライ(笑)。このあたりもうめちゃくちゃおかしい。そしてハーミス率いるケンタウルス部隊の協力によってようやく「クリスタルの仲間たち」の目的が達せられたかと思った時、クリスタルの力が再び発動。フライたちは元の世界へ戻ったのだった。ここで恐るべき秘密が明かされる。ママの3人息子の末っ子、イグナーはファーンズワース教授の息子だったのだ。「オオ、マイ・サン!」「オオ、マイ・ファーザー!」とどこかで聞いたような台詞を発して抱き合う二人。

 えー、この二人、それぞれ正・負のクリスタルを飲み込んでいたのですね。ファーンズワース教授はママから隠すために、イグナーはママに反抗するために。抱き合ってお腹がくっついたものだから二つのクリスタルが反応。ぼんと消滅してしまう。そのとたん、ダークマターはまったくの役立たずになってしまったのだ。ママのダークマター権益は完全に崩壊してしまったのである。

 でも、同時にプラネットエクスプレスシップも飛べなくなった、どうやって帰ればいいのと困惑するリーラに教授は「大丈夫だ、ニブラーたちがいるじゃないか」 教授、竿の先につるした鶏を使って大勢のニブラニアンにロープでプラネットエクスプレスシップを引きずらせるのだ・・・って全然解決になってないけどな(笑)。

 あ、そう言えばリーラにつけられた首輪がどうなったか書くのを忘れていた。最初はその電撃に参っていたリーラだけれども、だんだんその刺激が快感になって、ラスト近くになると電撃食らうたびにうっとりするのであった。ああ、オトナのギャグだねえ(そ、そうか)

 映像コーディックは1080p/AVC MPEG-4  二層50GB 5.1チャンネルサラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。トーンジャンプの目立たないスムースな画質。解像度も高くオープニングのニュー・ニューヨークの景観がテレビ版とは別物だ。サラウンドは雄大さに欠けるが、ぐりぐりと良く動いて楽しませてくれる。またBGMの粒立ちの良さが印象的。

 その後いままでちびちび見ていた『20世紀ノスタルジア』を最後まで。語り口はたくみだし、東京の風景をこれほど上手く使っている映画というのもなかなかないのではないかと思うのだが・・・、いや、やっぱりなんかイラッとさせられちゃうんだよねえ(笑)。なんでだろうねえ。

 ハイビジョン画質はお世辞にも褒められたものではなし。全体に黄色がかっていてフォーカスも合っていない。演出的なものである可能性もあるけれども、それにしたって私はこんな画質はすかん。ステレオ音声はぼそぼそとした広末涼子の喋りを上手く拾っていた。

 シャワーを浴びて前述の「フューチュラマ」2エピソードを見たのであった。

 その後は適当にテレビや読書。午前2時半にベッドに入るが眠れない。いや、地震で崩れてきた本に埋まって亡くなったという人がいたでしょう、実は私の寝室もベッドのすぐ横に本棚が二つあるのですよ。4年前の地震でも倒れなかったから大丈夫だと思っていたのですが、このニュースを聞いて改めて心配になってきたのですね。いったん気になりだすとどうにもならなくなって、はい、それから起き出して本棚をベッドの足元に移動させましたよ。ここだったらもう本棚が倒れてもまったく問題なし。本棚自体も一番下の段に重たいAV雑誌を詰め込んだのでちょっとゆすったぐらいではびくともしなくなりました。

 本棚の下から出てきた大量のほこりを掃除機で吸い取って終了したのが午前3時半過ぎ。真夜中に何やっているんだか(笑)。汗まみれになったのでビール一缶飲んで午前5時過ぎに就寝しました。

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2009年8月13日 (木)

8月12日(水) 草食系談志

 女なんてものはね、うっちゃっておけばいいんです(ああー、俺は談志師匠の物まねがへたくそだあ)。今日は「本日のフューチュラマ」はなし。その代わりに嬉しいお知らせ(Good news, Everyone!)。アマゾンコムより「フューチュラマ」長編シリーズ 第2作の『フューチュラマ ベンダーのゲーム』(『Futurama: Bender's Game』)のブルーレイが到着したぞ。『Futurama: Into the Wild Green Yonder 』に続いて「フューチュラマ」の長編版をハイデフの高画質、ロスレス(DTS-HDマスターオーディオ)の高音質で楽しめるのだ。ああ、もう僕は夜を待ちきれないぞ。まるで新婚のお嫁さんのようだぞ(笑)。

 未だにDVDだけしか発売されていない長編シリーズ第3弾の『The Beast with a Billion Backs』も早くブルーレイ化して欲しいというか、一刻も早くやれ、命令だ!

 デノンより10万円でアナログ7.1チャンネル出力を備えたブルーレイプレーヤー DBP-2010が発売される。(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090810_308383.htmlより引用開始)株式会社デノンコンシューマーマーケティングは、Blu-ray Discプレーヤー「DBP-2010」を8月下旬に発売する。価格は105,000円。カラーはブラック(K)のみ。

 1080p対応のBlu-ray Discプレーヤー。1080/24p出力や、Deep Color、x.v.Colorにも対応。ドルビーTrueHD、DTS-HD Master AudioなどのHDオーディオをサポートし、ビットストリーム出力やアナログ7.1ch出力が可能。BD-Liveも利用できるほか、PinP(子画面表示)などのBONUSVIEW機能にも対応。

 AVCREC方式でハイビジョン録画されたDVDも再生できるほか、AVCHD記録のDVDやSD/SDHCカードも再生可能。SDカードスロットは前面に備えている。MP3/WMA/AAC/JPEGのファイル再生もサポート。さらに、BD-R/REやDVD-R/RW、CD-R/RWに記録されたDivX HDファイル再生にも対応する。

 ディスクに記録されたコンテンツの解像度をそのままHDMIへ出力する「HDMIソースダイレクト」機能を搭載。ハイグレードなAVアンプと組み合わせた場合に、アンプ側で映像処理を行なうことができる。

 DVDなどの480i映像の1080pへのアップスケーリングとI/P変換では、フィルム素材/ビデオ素材でもピクセル単位で高速/的確に動作画像を検知し、高精度に処理。また、SD映像の3次元デジタルノイズリダクションや、MPEGノイズリダクションにも対応する。12bit/297MHzの映像DACを搭載。ビデオ信号のノイズを大幅に低減し、微小レベルの映像の再現性を向上させるという。(引用終了)

 さすがにこの価格帯では2系統のHDMI端子装備は無理だったようだが、他のスペックは十分に納得できるもの。これで電源ケーブルが眼鏡タイプじゃなく3Pだったら満点なんだけどなあ・・・。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。午前10時半から例によって徒歩で天神へ。途中どんどん曇ってきて今にも雨が降らんとすという状況になってあせったけれども、なんとか降り出す直前に地下街へ滑り込むことができた。昼飯はこれもまた例によって赤のれんでラーメン・替え玉 小炒飯の定食。その後はこれまた例によって漫画喫茶で漫画読み3時間。終了後、ジュンク堂にて「蒼太の包丁」21巻を求めて徒歩で帰宅。死ぬほど暑くってもう汗だらだら。家にたどり着いて自室のソファーに倒れこみキンキンに冷えたキリン一番しぼり500ml缶をがーっと飲んだ。文句なく今年一番美味いビールであった。

 しばらく休憩した後事務所へ行って亀の世話とミクシィへの書き込み。午後5時過ぎに帰宅し、弟家族が使っていた布団を整理・収納する。

 夕食はブリ・ホタテ貝柱の刺身、アジフライと付け合せの生野菜。また缶ビール500ml一本。ゴハンは食べず。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『アンダーワールド ビギンズ』を見る。ライカンとヴァンパイアの悲恋というか、ロミオとジュリエットというか(笑)。あまりにもありがちな設定であり、また全編舞台がほぼヴァンパイアの要塞?城?に限定されているので盛り上がらないこと夥しい。実際、最初の方が退屈で居眠りしてしまったほどであった。いや、ちゃんと後から見直しましたけど。

 あの二人の脱走を手助けするヴァンパイアの意図も今ひとつ良く分からず。ライカンの方に肩入れしてるのかなーと思ったらラストでビクターの棺おけ担いで逃げ出したりその行動が一貫していないのである。両方の種族にいい顔をして生き延びようとするこうもり野郎だったのか。いや、いくら吸血鬼だからといってこうもりはないと思うけれども(笑)。

 ハイビジョン画質は美しい黒の表現が見もの。ぴしりと沈んでいるが暗部の情報が失われていないのである。フィルムグレインの適度な付与も気持ちいい。サラウンドはドルビートゥルーHD 5.1 ライカンたちの疾走が大迫力。後ろから前からどうぞ的な音場で思わず後ろを振り向いてしまったぞ。

 終了後、いままでちびちび見ていた『東京タワー ?オカンとボクと、時々、オトン?』を最後まで。静かな感動を味わえる映画。いや、『恋空』とか(笑)、『ミッドナイトイーグル』とか(笑)、『LIMIT OF LOVE 海猿』とか(笑)、映画としての組み立てを壊してまで「おら、おら、感動せんかい」と強要してくるような邦画群と比べると本当に別物で、同じ国の映画とさえ思えないくらいだ。

 ああ、でもここに上げた三つの映画も僕は好きですよ。笑えるから。

 ハイビジョン画質は良好。日本映画専門チャンネルとしては高解像度であり、輪郭の強調もない。AACは5.1チャンネルサラウンド。街中の喧騒の表現などが巧みであった。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 就寝午前1時過ぎ。

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2009年8月12日 (水)

8月11日(火) 「演芸会に捧ぐ」

 池田満寿夫の寄席探訪記。本日の「フューチュラマ」は第3エピソード #40の「The Cyber House Rules」 タイトルは小説、「The Cider House Rules」(「サイダー・ハウスルール」)のもじり。タイトルどおり孤児院の話である。リーラに孤児院同窓会の招待状が届く。昔、その異相のためいじめられていたリーラは自分が宇宙船パイロットに出世?したことをいばろうとして出席する。彼女はそこで淡い恋心を抱いていたアドレイ・アトキンスと再会するのだった。もっとも、このアドレイ、いじめられていたリーラを助けたことなんて一切なし。他の仲間と一緒になって一つ目やーい、一つ目やーいと囃子たてていたのであるが。

 いまや外科医となっていたアトキンス。リーラに一つ目を普通の二つ目にするという整形手術を提案する。生まれた時からこの己の目に悩まされていたリーラ、このチャンスに飛びつくのであった。この時、執拗に反対するフライの台詞が良い。「君は他の人と変わっているのがいいんだ、それは欠点じゃなく個性なんだ、僕が好きなのは一つ目の君なんだ」もっともかっとなったリーラに「私は普通がいいの」と怒鳴られてしまうのであるが。

 一方、ベンダー、子供一人につき週100ドルの給付金に目がくらんで12人の子供を養子にするのだった。

 手術は無事成功。リーラは大喜び。街へ出て普通のサングラスをいくつも買い込む。そして「ああ、フツーのサングラスが使える。それに誰も私をじろじろ見たりしない、ありがとう、アトキンス」ということで、彼との仲を急速に深めていくのである。一方、ベンダー子育てに大忙し。子供たちに「ベンダーパパ お話聞かせて」とせがまれたりしている。この子供たちの大好きなお話が「ベンダーの逮捕記録」というギャグが素敵だ。しかし、ベンダー、子育てに週110ドル掛かることを発見。このままでは損をするばかりである。そこで彼は子供12人の養子仲介所を開設するのだった。ヒドイ。

 リーラとアトキンスはついに結婚を約束する。孤児院出身のリーラは養子を取ることを主張、アトキンスも同意してベンダーの仲介所へ向かったのだった。そこでリーラは額の真ん中にもう一つ耳があるため他の子供たちからいじめられている少女サリーを見つける。自分と同じ境遇の彼女に心をうたれたリーラは彼女を選ぶのだがアトキンス、「変なところに耳がついている、ありゃダメだ」リーラ、ムカムカ!「でも私はどうしても彼女が欲しいの」「じゃあ、養子にしてから手術で耳を取っちゃおう」リーラ、ついに爆発!「あんたって、そんな人だったのね、いいわ、もうあなたとの結婚なんて真っ平、ついでに私の目を元に戻して頂戴」

 ベンダーの方も子供虐待で逮捕されてしまう(笑)。そして子供たちは孤児院に戻ることになったのだった。ベンダーパパとの別れを惜しむ子供たち。子供たちは彼らとベンダーが遊んでいる絵を描いてプレゼント。でもベンダー、「この絵のオレはキャンディ齧ってる。おれはキャンディなんか食べない、酒だろ、こういう場合」と叫んで紙をくしゃくしゃにしてしまう。がっかりして立ち去る子供たち。ベンダーは彼らが行ってしまったことを確かめてから、くしゃくしゃの絵を元のように広げてじっと見入るのだった。

 ベンダーは結構子供たちに対してヒドイことをしているのだが、何しろ「私の名前はシェリーっていうの、ベンダーパパ」という女の子に「面倒くさいから名前なんていいや、みんなベンダーの子供ってことにするから」って言っちゃうくらい。そんな悪行にも関わらずラストで結構感動してしまうのが我ながらオカシイ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯はマルタイの棒ラーメン一食分。夕食は牛肉とにんにくの芽の炒め物、モツ煮込み、スライスドトマト。ビール500ml缶一本飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『カンフーダンク』を見る。意外とまじめなスポーツ物と思わせておいて中盤で突如、大暴れする少林寺の講師4人組がケッサク。敵方のキャラに人数を裂きすぎていささかアンバランスになっていた映画の構成を引き締める効果もあって、いたく感心させられた。

 ラスト近くで繰り出される主人公の必殺技も冒頭に伏線が張ってあったとはいえ、あまりに荒唐無稽でこれも爆笑もの。1978年の『スーパーマン』のアレと同じ驚き・感動を味合わせてくれた。

 ハイビジョン画質は全体に色味が不安定。黒が浮いてしまう場面も多々あり。AAC5.1チャンネルは音場の情報が多くバスケット試合の臨場感を的確に伝えてくれる。やや重低音が腰高だったのが残念。

 それから日本映画専門チャンネルで録画しておいた『戦艦大和』を見る。無謀な海上特攻に出撃し、米機動艦隊の戦爆撃機に雲霞のごとくたかられ、沈んで行く大和の姿を淡々と描く好編。原作者たる吉田満の実体験が反映されているのか、兵に対して仕官たるものこうあるべしというノウハウ的な要素があるのが興味深い。現実ではあれほどしたしく兵と仕官が交流することなどなかったであろうが、そこはフィクションのなせる業(笑)。むしろ兵士は単なる戦争の駒ではなく、一人ひとりに人間としての生活があったという事実を我々に知らしめる役を担っているのだ。

 ハイビジョン画質はちょっと黒浮きがヒドイ。フィルム傷も目だって全体的にあまり褒められるものではなかった。

 シャワーを浴びて前述の「フューチュラマ」 その後だらだら本やTV。就寝午前2時半過ぎ。

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2009年8月11日 (火)

8月10日(月) アーメイの岩戸

 アーメイ駄洒落第8弾。旦那、まだやってますぜ、ひょっとしたらこのエロの冒険者とやら、某アニメのループと同じ回数やるつもりなんでしょうかね。するってぇと今回でこのアーメイ駄洒落も終わりなんでしょうか。メールマガジン「日本映画専門チャンネルEXPRESS!」が配信。なんと10月放送映画の速報だ。だが残念ながら新作ではあまり興味を引かれるものがなく、旧作もWOWOWで見たものばかり。ちょっと不満なラインナップであるけれども、それでも神は我を見捨てず。社長シリーズ「社長三代記」「続社長三代記」クレージーシリーズ「クレージー作戦 先手必勝」が放映されるではありませんか。

 この3本さえあれば十分に毎月の視聴料の元が取れたというものであります(笑)。

 本日の「フューチュラマ」は第3シーズンのエピソード#40 「That's Lobstertainment!」 もちろん、『That's Entertainment!』が元ネタだけどこの駄洒落はヒドイねって私が言っちゃいかんか(笑)。コメディクラブのアマチュアナイト(素人参加大会)でスタンダップコメディアンとしてデビューしようとしたドクター・ゾイドバークだが、彼のパフォーマンスは大失敗。観客にひどいブーイングを浴びせられてって、一番酷いことを言っていたのは最前列に座っていたベンダー・リーラ・フライだったのだが(笑)。途中で強制退場させられてしまう。

 失意のドクター・ゾイドバーク、彼はついに実の叔父であり、ハリウッドのサイレントホログラム時代のスターであったハロルド・ゾイド(笑)に手紙を書きコメディアンになるための教えを乞おうとする。この時「自分はリッチで有名な医者です」と見栄を張ったために、勘違いしたゾイド、彼をハリウッドへ呼び出したのだった。実は、このゾイドはとっくの昔に零落しており、今はただ養老院で惨めな余生を過ごすだけの身の上だった。彼は甥に金を出させて映画を作り再びハリウッドの第一線にカムバックしようとしていたのだ。

 (サイレントホログラム 物凄くでっかいレコードみたいなディスクを蓄音機みたいなプレーヤーで再生するとモノクロの3D映像が見られる規格。におい付き映画に押されて人気を失った)

 ゾイドはレストランで会ったゾイドバークに「わしはコメディは諦めた。今度はシリアスドラマに取り掛かるつもりじゃ、ついてはその制作費100万ドルを出してくれないかね」はい、もちろんダメ。ゾイドバークはレストランの勘定すら怪しい貧乏人なのだから(笑)。がっかりするゾイド。しかしここで思わぬ助け舟が入る。なんとベンダーがロボットソープオペラの人気俳優カリキュロンをこの話に誘い込んだのである。かねがね映画界進出を狙っていたカリキュロン、かっての大スター ゾイドの脚本・監督だということ、ベンダーがオスカーを確約したこと(笑)で、ついに投資・主演を引き受けるのだった。

 さっそく映画 『The Magnificent Three』が製作されたのだが、100万の視聴者の期待を裏切らないヒドイ出来(笑)。プレミア試写会をやったら観客が途中でみんな出て行ってしまうくらい。激怒したカリキュロンは「もしオスカーが獲れなかったらお前ら全員ぶっ殺す」とベンダー・ゾイド・ゾイドバークを脅しつけるのであった。人気ドラマの主演俳優なのにずいぶんと柄が悪いのだ。

 ベンダーたちはアカデミー授賞式に忍び込み、司会のビリー・クリスタルの首をうっちゃって(笑)ゾイドバークを代わりに送り込む。ゾイドバークは当惑する観客に構わず封筒を開けて「アカデミー賞は」もちろん彼はこの後カリキュロンと続けるつもりだった。しかし、彼は叔父のさびしそうな顔を見てついつい、「ハロルド・ゾイド!」と宣言してしまうのである。怒り狂うカリキュロンであったが、ゾイドの受賞スピーチに思わずほろりと来てしまって、怒りを納めたのであった。めでたし、めでたし。

 あ、この騒動の間フライとリーラはどこにいたのかというと、うっかりラ・ブレア・タールピットにプラネットエクスプレスシップを着陸させたものだから、沈んでしまって脱出できなくなっていたのである。地下鉄を使ってなんとか脱出に成功した時、すでに最初、出席しようとしていたプレミアはおろかアカデミー授賞式も終わっていたという。せめてパーティだけは出ようとした二人は入り口で係員に「あ、これはプライベートなパーティですから」と止められるのだが、係員、次の瞬間にフライが知らないうちに引きずっていた人間の化石を目にして「あ、これはシルベスター・スタローンさま、どうも失礼しました。お入りください」だって。

 ラ・ブレア・タールピットは氷河時代の化石が存在する、都会で唯一の発掘現場として有名な場所。そこにスタローンの化石が沈んでいたということは、アメリカ人の彼に対するイメージは原始人・・・なのでしょうか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼食に100kcalカレーのルーだけゴハンなし。夕食にヨコワの刺身、カラスカレイの煮付け、モツ煮込み。この煮込みが大変美味しくビール一缶で抑えるのが大変だった。後は納豆と生卵を混ぜて醤油・めんつゆで味付け、ゴハンをぶち込み残ったヨコワ刺身、辛子明太子をトッピングしたタマゴ掛けゴハン。意外と美味いんだ、これが。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイの『ベッドタイムストーリー』を見る。ご都合主義というおとぎ話のメカニズムを実に上手く使ってストーリーを盛り上げているのに驚かされた。こういうメタ的な手法はいささか卑怯なのだが、それは前半にカッコ悪くてさんざん金持ちに馬鹿にされるアダム・サンドラーというものを見せてバランスをとっているのでありますよ。

 ラスト、悪役の二人をこきつかうアダム・サンドラー。ちょっと意地悪しすぎだと思うけれども、何、これはさんざんシンデレラをいじめた意地悪な義姉の末路と同じなんでさあ。

 ハイビジョン画質はコントラストに不満あり。発色や解像度はいいのだが、もうちょっと華やかな絵が欲しかったところだ。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。こちらは文句なしの出来。縦横無尽に動き回るサラウンドに魅了される。

 それから日本映画専門チャンネルで録画しておいた『女の中にいる他人』を見る。小林圭樹のキャラクターに注目。彼は浮気していた親友の妻を殺してしまう。警察にはまったくマークされなかったものの、親友に対する贖罪の意識にさいなまされついに犯行を告白してしまうのだ。このときの小林圭樹は確実にマゾヒスト。親友の三橋達也に「僕は君の妻と浮気しそして殺した、僕はとてつもなく卑怯な男だ、さあ、さげすんでくれたまえ、さあ、罰してくれたまえ」と迫るのである。しかし、三橋達也は彼に対する友情を重んじ、元々妻の身持ちの悪さに悩まされていたこともあって、許してしまうのだった。

 三橋達也で果たされなかった小林圭樹のマゾヒズムはもう妄執の域にまで達し、今度は警察へ自首し、究極の辱めを甘受しようと決意するのだ(笑)。そんな彼を妻の新珠三千代は彼女自身と子供たちを守るため自殺に見せかけて毒殺してしまうのである。

 自分でもちょっとうがった見方かなと思っていたのですが、この映画の美術監督 中古智美氏によれば「小林桂樹演じる田代というのはサディストを装ったマゾヒスト」なのだそうで(参照http://www007.upp.so-net.ne.jp/mizutami/onnanonaka.htm)、まあ、それほど間違ってはいなかったようです。

 ユニットコム 液晶モニター UNI-LCD24/Bでの視聴。桜の花びらがきちんと分離しているのはさすがにハイビジョンですな。一方、黒の沈みは今ひとつ。雨の場面でモザイクノイズが見受けられたのもマイナスポイント。

 シャワーを浴びて午後11時半から『地底探検』(『A Journey to the Center of the Earth』 1959)の続き。さて、その後も強風にあおられたり、カーラと教授が大喧嘩したりしつつ探検は続きます。256日を経過してもうみんなの服はぼろぼろですよ。食料も乏しくなっていてもう塩漬け肉ばかり。血圧上がりそうです。

 そんな中、一度迷ってひどい目に会ったのにまったく懲りていない様子のアレックが、一人でうろうろしております。と、その目に入ったのは洞窟の地面や壁面に生えている夥しい数のキノコでした。思わず齧ってみるアレックってアブねえなあ(笑)。驚いたことにこれが美味しいんですよ。興奮して先へ進むアレック。すると進むに連れてキノコがでっかくなっていき、ついにはキノコの森になっちゃった。アレックは教授たちを呼び寄せて、「ほら、凄いでしょ、このキノコ、小さな奴は食べられますよ、美味しいですよ」みんな塩漬け肉から開放されたという嬉しさに思わず踊りだしてしまいます。壁面の穴から巨大なトカゲ恐竜の姿が見えているのにも気づかずに・・・。

 キノコ・スープ、キノコステーキ、キノコのおひたし等々の料理に舌鼓を打つ探検隊の面々。そして一眠り。目を覚ました教授はハンスがキノコを切り倒しているのを見かけます。どうやらサクヌセムがいかだを作れと命令したらしい。教授は彼の姿を探して洞窟から出ます。と、その先に広がっていたのは地底の海だったのです。その海岸に立っていたサクヌセム、教授を認めて「見たまえ、海底から海水が流れ込んでこの海を作ったのだ。最初に発見した私が名前をつけた。聞いて驚くなその名はサクヌセム海だ」「まんまやんけ!」と思わずツッコむ教授であります。

 とその時現れたのがトカゲ恐竜の群れ。「わあ、ディメトロドンだ」「奴らは泳げない、海へ逃げよう」 早速いかだを海に運ぼうとする探検隊。ところが一匹のトカゲ恐竜が彼らを見つけて襲撃してきたのです。「ひーっ」慌てて洞窟へ戻る探検隊・・・と、カーラがいかだのロープに足を取られて転んでしまいました。恐怖の叫びを上げる彼女にかぶりつこうとするとかげ恐竜。この絶対のピンチを救ったのはハンスでした。彼は先が尖った登山用の杖でどすどすぐさぐさトカゲ恐竜を突き殺してしまったのです。

 探検隊、他のトカゲ恐竜がこの死体をむさぼっている隙をついていかだで海に乗り出したのであります。しばらくは平穏な航海が続いたのですが突然アレックが持っていたアコーディオンが何かの力に引っ張られて飛んでいってしまいました。それだけではありません、カーラのアクセサリー、ハンスの金歯(笑)、探検機材、ありとあらゆる金属製のものまで舞い上がったのです。教授ははっと閃いて叫びます。「これは磁力だ。ここが地球の中心だ、北極と南極のちょうど中間地点なのだ」

 おまけに海は大荒れ。渦巻きに翻弄されるいかだです。このままいかだがばらばらになってみんな海にぶくぶく沈んでエンドマークとなったら面白いのですが(笑)、まあ、映画ですからそんなことになりませんで、みなさん、かろうじて対岸に着くことができたのです。しかし、今や彼らはほとんどの機材や食料を失ってしまっていたのでした。力尽きて海岸へ倒れこむみんな。そのままぐーすかと寝ていたのですが、なんと、この間にお腹をすかせたサクヌセムがハンスのゲータルードを家鴨鍋にして食っちゃった(大爆笑)。

 怒り狂ったハンス、「わー、ごめんよう、独り占めにして悪かったよう」と逃げるサクヌセムを追っかけます。いや、彼が怒った訳はそんなことじゃないから(笑)。サクヌセム、岩場に逃げ込んだのですが頭上にたまっていた不安定な岩石が一番良いタイミングで彼の頭上に降り注いだのであります。ぐしゃりと潰されているサクヌセム。そしてその崩れた岩場の向こうにあったものはばーん、そう、5,000年前に一夜にして海中に没したといわれる伝説の都市、アトランティスだったのです。

 驚異に目を見開きながら、サクヌセムのことはあっさり忘れて(笑)アトランティスへ踏み込む探検隊。いろいろ見て回るうちに一体の人骨を発見します。もちろん、これが300年前にここまでたどり着いたのち、惜しくも命をなくしたサクヌセムなのでしょう。彼らはその荷物から火薬を発見します。教授は死体の伸ばされている右手に着目。「彼は何を指差しているんだ?」その先にあったのは洞窟。内部の空気は強い上昇気流で上へ運ばれております。「これは地上へ続いている。ここが出口だ」ところがこの上へ向かう通路、途中で巨大な岩にふさがれてしまっていたのでした。

 どうする、そういや、さっきサクヌセムの荷物の中から火薬が見つかっていたな、アレックは食料を探しているうちに上手い具合に火打石を見つけてきた。だったら火薬で岩を爆破できるやん!しかしアレックは気がつきませんでいた。彼が遺跡に潜んでいたトカゲ恐竜の尻尾を踏んづけてしまったことを。トカゲ恐竜、怒りで体を真っ赤に染めておりますって、いうか、これ赤いペンキを塗りたくっているだろ(笑)。

 火薬を仕掛け終わり、伸ばしてきた導火線に教授が点火。みんなは儀式用の聖火を灯していたと思しきアスベスト製!のでかい皿に隠れます。教授も急いで戻ろうとしたのですが、伸びてきたトカゲ恐竜の舌に掴まってしまいました。しかし、素早く飛び出してきたハンスがトンカチで杭をとんてんかんと打ち込んだだけで教授を離してしまうという・・・。ちょっと怪獣としては情けないのではないでしょうか。

 どっかーんと火薬が爆発。しかしこの爆発は思いがけない効果をもたらしました。地殻の変動を招き、溶岩を噴出させてしまうことになったのです。例のトカゲ恐竜は崩れてきた石柱にぐしゃりと潰されます。そして探検隊が乗ったアスベストの皿は溶岩によって押し流され例の洞窟へ向かいます。そして上昇する溶岩に押し上げられて地上へまっしぐら。死火山の噴火口から飛び出したのであります。教授・ハンス・カーラは海に落ちて漁船に救助されます。残ったアレックはどうしたわけか修道院へ落下。さらによく分からないことに素っ裸。局部を羊で隠してきゃーきゃーひーひー騒ぐ修道女から逃げるのでした。

 エディンバラ大学で大歓迎を受ける探検隊の面々。おや、アレックさん、足を骨折されて車椅子に乗っておられますな、これはやっぱり探検の時の負傷ですか?すると付き添いのジェニーが「いいえ、この人結婚式を終えて教会から出てくるときに転んで足を折ったのです」

 一方、教授はカーラに探検の覚書を執筆するのを手伝って欲しいと頼んでおります。「ええ、あなたの屋敷に滞在して欲しいですって、そんな噂になってしまいますわ」とカーラ。教授はもうたまらんごとなって、「んじゃあ、結婚してくれよ」熱いキスを交わす二人。そして学生たちが「我々の先生は凄い、世界一、いや地球一、いや宇宙一頭がいいんだあ」と教授をたたえる歌を歌ったところでエンドマーク。

 シネスコ・スクイーズ カラー・モノラル音声。多少ノイジーなのが残念な画質。ちょっと輪郭の強調も目立ちますね。

 その後テレビや小説読みながらだらだら。就寝午前2時半。寝つきが悪く午前3時過ぎまでもぞもぞしていた。

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2009年8月10日 (月)

8月9日(日) アーメイの大獄

 アーメイ駄洒落第7弾!旦那、まだやってますぜ、それに「安政の大獄」の駄洒落で「アーメイの大獄」というのはさすがに無理がありやせんかねえ。7月11日に放送された「禁断のスクープ大暴露!! ビートたけしの超常現象(秘)Ⅹファイル 2012年人類滅亡の暗号!? 恐怖のオカルト・パンデミック!」をようやくCM抜きしてブルーレイディスクにコピーした。その際残り容量が常用のHXモードでわずかに足りなかったのでHEを使ったのであるが・・・やはり上位モードとの画質差が大きいですなあ。どうしたって発色の鮮やかさが後退し、輪郭もざわついてしまう。ここは別のディスクを使ってでもHXモードで行くべきであった。

 もっとも画質差が大きいのはスタジオ収録のハイビジョンの場面だけで後のSD品質であるUFO、宇宙人と称する映像やロケ映像にはまったく関係がなかったりするのでありますが(笑)。

 本日の「フューチュラマ」 第3シーズン エピソード#39 「The Day the Earth Stood Stupid」 もちろんこのタイトルは『地球の静止する日』(『The Day the Earth Stood still』)のモジリなのだが、これは「地球がアホになる日」という意味だろう。一体どんな話なんだ(笑)。

 冒頭ある惑星が大爆発。そしてその爆発の中から現れたのは無数の脳みそ型生物であった。彼らが惑星を破壊したのだ。彼らは宇宙空間を飛翔し地球へと向かう。

 賞金500ドルとドッグフード一年分の商品目当てにペットショーへ出場するリーラとニブラー、そしてドクター・ゾイドバークをペットに仕立てたベンダー(笑)。結果はゾイドバーク・ベンダー組がおしくも2位。リーラとニブラー組のほうは何しろ、ニブラーが牧羊犬をさくに追い込む課題で片っ端から食べちゃったりしたものだから「大会随一のアホペット」というタイトルを貰ってしまう。がっかりするリーラ。

 ちなみにこの大会で優勝したのはヒプノトード(催眠暗示ガエル)。ぐいんぐいんぐいんと目玉を光らせて審査員を暗示に掛けてしまうので、優勝するのも当たり前なのだった。

 その後、プラネットエクスプレス社に地球に連なる星が次々と爆発しているというニュースが届く。これを聞いたニブラー、何故か怯えだしプラネットエクスプレス社から逃げ出してしまう。リーラは彼の後を追って外に飛び出すのだが、冒頭出てきた脳みそ型生物に襲われるのだった。大ピンチの彼女を救ったのはなんと小型宇宙艇に乗ったニブラー。彼は実はお間抜けのペットではなかった。そのふりをしていただけだったのだ。彼の種族ニブラニアンは宇宙最古の生命体で宇宙誕生以来あの脳髄型生物と戦い続けていたのである。ニブラーは地球を離れリーラと共に彼らの母星 planet Eterniumに向かうのだった。

 一方、脳髄型生物はニュー・ニューヨークへの侵攻を開始。青い光線を放射しまくる。恐ろしいことにこの光線にやられると「だあだあ」「でちゅでちゅ」としか喋れないアホになってしまうのだった。プラネットエクスプレス社の面々もどんどん痴呆化し、ロボットであるベンダーも例外ではない。だが、何故かフライだけはこの光線にまったく反応を示さない。

 その謎はニブラーの母星で明らかにされる。ニブラニアン最高評議会の議長が「我々もあの脳髄型生物には適わない。アホにされてしまうからだ。対抗できるのはただ一人、地球のフライだけだ。彼の脳波にはデルタ波がない。だから唯一、アホにならないのだ」というか、これ以上アホにならないということですな(笑)。「リーラ、地球へ戻ってフライにこのことを説明してくれ、そして地球に潜入している筈のボス・ブレインをやっつけるのだ」リーラも地球に戻ればアホになってしまう。そのため前もって全てのことを書き記した紙を持たせたのだが、フライ、これをリーラから受け取るなり鼻をかんで暖炉の炎にくべてしまったのである。

 愕然としたリーラ、アホ化した頭で必死に考えフライにボス・ブレインのことを知らせる。ようやくリーラが言っていることを理解したフライ、「そんなでかい脳みそなんてキモオタ(ナード)に決まっている、キモオタが行くのはどこだ、そりゃ図書館だ」ニュー・ニューヨーク公共図書館へ向かうフライ。すると本当にボス・ブレインがいたという・・・(笑)。ボス・ブレインと戦うフライ、彼は「考えること」が敵にダメージを与えることを発見。図書館だから一杯ある本を使って一生懸命考えるのだ。ここで彼を考え込ませる本が「ナンシー・ドリュー」シリーズであるというギャグあり。思わず噴出してしまった。

 しかしブレインも負けてはいなかった。彼には敵を本の世界の中に誘い込み閉じ込めてしまうという力があったのである。この能力によってフライ・リーラは「白鯨」、「トム・ソーヤの冒険」「高慢と偏見」の世界をさまようことになる。しかし、ついにフライ、この呪縛から逃れボス・ブレインに直接攻撃を仕掛けた!しかし、目標を外して床に激突、おまけに倒れてきた本棚に押しつぶされてああ、死んじゃった。「ぬははは、ぬははは」と高笑いするボス・ブレイン。しかし、これはフライの書いた小説であった!プロットはめちゃくちゃだし、ミススペルも一杯、しかし、ボス・ブレインが理由もなく(reasonがミススペルでraisinになっている)地球を去っていくラストにころりとだまされ、本当のボス・ブレインは宇宙へ飛び立ってしまうのであった。

 残りの脳みそ群はニブラニアンの軍隊がみーんな食べちゃった(笑)。

 危機はさった。地球人たちはみんな知性を取り戻した。しかし事件の記憶は一切なく、フライがどんなに「オレの大活躍でみんな救われたんだ」と説明してもまったく信じて貰えない。一方、ニブラーは元のお間抜けペットに逆戻り。同じく記憶を失っているリーラは「ほーら、ニブラーちゃん、おむちゅをかえる時間ですよー」

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。午前10時から車で弟家族を空港へ送る。まったく渋滞なく30分ほどで到着。姪っ子たちとゆっくり別れを惜しみたいが、そうなると妹のY乃がむずかる可能性があったので断念。できるだけドライにさっと荷物を降ろしさっとさよならしてさっと車を出す。あー、またさびしい生活に逆戻りですなあ(笑)。

 食ったもの、朝飯に桃を二切れ、昼飯にUFOカップ焼きそばと昨日の鶏唐揚げを一個。夕食は母親が出かけていたので冷蔵庫の残り物で済ます。馬刺し、もつ煮、生野菜。ビール500ml缶一本飲む。仕上げにパックのゴハンを海苔と明太子で。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『大決戦!超ウルトラ8兄弟』を見る。CGを多用している割に重量感のある戦闘場面、ウルトラ世界では結ばれなかった諸星・アンヌ、郷・アキ、北斗・夕子のカップルが夫婦として仲良くやっているパラレルワールドという設定など、胸を打つ要素はたくさんあったのですが・・・、しつこいラストバトルとあの珍妙な光の国への旅立ちがねえ、ちょっとがっかりしてしまいましたねえ。

 なお、昭和41年の初代「ウルトラマン」をリアルタイムで見ていた主人公3人組はどう見ても10歳ぐらい。すると私より年上ということになって時系列が合わないのではないかと思うのですが(笑)。実際、あの映画は何年ごろの話なのでしょうね。

 HDカメラでの撮影。非常に高解像度であるが黒の粘りがフィルムに比べると物足りない。発色も淡白だ。AACは5.1チャンネル。非常に派手なサラウンドフィールドを展開、重低音の効きも大きめだ。前後の移動感も確かでウルトラ兄弟の飛翔を満喫できる。

 午後11時半から『地底探検』(『A Journey to the Center of the Earth』 1959)の続き。その後もアヒルに向かって「フランス語」はては「ロシア語」で自己紹介するオリバー教授。と、ここでこの倉庫の主らしい青年が戻ってきました。彼はアヒルを抱き上げて「おお、ゲルトルード さびしかったかい」教授とアレックは顔を見合わせて「女のようですな」「恋人もいるらしい」「じゃ、このあとは当然、しっぽりとむひひひひ」

 まあ、さすがにこの会話のしっぽり云々は私が考えたのですが(笑)。

 教授とアレックは青年に助けを求めます。倉庫から助け出された二人は自分たちが一生懸命はなしかけていたのがアヒルだったことを知ってがっくり。

 二人はこの青年ハンス(ピーター・ロンソン)に頼んでレイキャビクのゲタボルグが泊まっているホテルへ送って貰うのでした。相当とさかに来ていた教授たち、ホテルのフロントの目を盗んで部屋へ侵入します。と、そこで彼らが目にしたものは夥しい数の探検道具。「おお、ランプがこんなにたくさん」「携帯用発電機もありますから灯し放題ですよ」「おお、縄橋子もあるなあ」アレックは隣の部屋を覗いて「うひゃー、教授、こっちには食料や毛布もありますよ」アレック、テーブルに掛けられた毛布をぺらりとめくるとその下にあったのがゲタボルグの死体。アレックは気づかず毛布を元に戻して「こっちには地図もあるぞ、凄い、凄い」ふっと気がついて「わあ、あれ、死体じゃん!」

 その直後、ゲタボルグの妻カーラ(アレナ・ダール)がホテルへ到着。夫の死を告げられ泣き崩れるのでした。

 教授はカーラや受付の話を聞いてゲタボルグは昼前に彼を訪ねた客によって毒殺されたことを知るのです。その客が誰かというと、サクヌセム伯爵(セイヤー・ディビッド)、そう、教授たちにこの人騒がせな探検行を決意させたサクヌセムの子孫だったのです。「くそー、こいつもわしの発見を横取りするつもりなのだな」教授はカーラにゲタボルグが用意した機材を譲ってくれと頼みます。最初、「夫の手柄を盗もうとしたのはあなたではないのですか」と怒って拒否したカーラでしたが夫の残した日記を読んで教授の言い分が正しいことを知ったのです。

 カーラは教授に機材の提供を申し入れます。ただし、条件があって、それはカーラを探検に同行させろというものだったのです。「女に探検が出来るかぁ」と嘆く教授でしたが背に腹は変えられず、カーラの同行を受け入れたのでした。

 翌明け方、死火山に上る探検隊。いつの間にかあの青年ハンスも同行しております。彼はさらにペットのゲルトルードも連れてきていたのでした。太陽が昇りました。するとサクヌセムの残した文章の通りスカルタリスの峰の空隙から太陽の光が差し込みある壁面を指したではありませんか。「あそこが地下世界への入り口なのだ」

 この様子を物陰からこっそり覗いているのがサクヌセム伯爵とその手下。あ、あの手下はアレックと教授を倉庫に閉じ込めた奴だ。そうです、あれはゲタボルグの差し金ではなくサクヌセム伯爵の仕業だったのです。彼らもまた教授たちの後を追って地下世界へ足を踏み入れるのです。

 最初は竪穴を降下。延々降りても底が見えません。「このままじゃロープが足りなくなる」とボヤく教授でしたが、その時ゲルトルードが小さな穴に逃げ込んだ。捕まえようと潜り込んだハンスはその穴の向こうにトンネルがあるのを発見したのでした。このトンネルを降っていく探検隊。と、途中で頭上からでっかい丸い石が転げ落ちてきた。トンネルにジャストフィットするサイズの石は(笑)ごろごろ転がって教授たちを追いかける形になったのです。「ひー!」慌てて逃げ出す探検隊。危うく押しつぶされそうになったところでなんとか窪みに飛び込んで石をやり過ごすことができました。しかもその窪み近くの地面に明らかに人の手による3本線の印が見つかったのです。教授は大いに喜んで「これはサクヌセムが後から来る我々のような探検隊のために残してくれた目印だ。これで地下世界まで最短距離で行けるぞ」

 その後探検隊は適当な空き地を見つけて野営します。サクヌセム伯爵と手下はこの時とばかりこっそりと彼らを追い越すのでした。この足音をカーラが聞きつけて騒ぎ出したのですが教授はまったく信じず「まったく女はこれだから困る。いもしない天井裏のネズミに怯えるのだからな」そのまま確かめもせず寝てしまうという・・・。

 先行したサクヌセム伯爵、手下に命じて発見した目印に土を被せて隠すように命令。そして自分はノミをふるって別な方向を示す目印を刻み付けたのです。

 そしてまあ、これにころりとだまされる違う方向へ行っちゃう探検隊(笑)。だいたい古い目印とついさっき刻み込んだ目印の違いくらい分かりそうなものですが。そして先頭を歩いていたアレックが「うわう」と叫んでいきなり姿を消した!なんと彼は大きく口を開けていた竪穴に落ちちゃったのです。幸いロープで繋がっていたので怪我はありませんでしたが、教授は大ショック。「ぬぬぬ、偽の目印にだまされたのだ。ということはあのサクヌセム伯爵が先行しているのか」

 じゃあ、元の分岐路に戻って正しい道を行こうかというのが筋なのですが、ハンスが意外な発見。先ほどアレックが落ちそこなった竪穴の底には色とりどりの結晶世界があったのです。そして泉が湧き出ておりその美しさはまるで竜宮城のよう。みんな大喜びで縄梯子で降り水浴びです。

 アレックもざぶざぶと体を洗ってもうご機嫌。しかし、ここで悲劇が彼を襲います。ライトを別の通路の中に落っことしてしまったのです。慌てて取りにいくアレック。無事見つけたのですが、なんと帰り道が分からなくなってしまったのでした。一方、結晶の洞窟でも事件が。「よーし、標本を採取しよう」教授が小さなハンマーで壁面の結晶を叩いて折り取りますな。するとその折られた結晶の穴から水が染み出したではありませんか。水量はどんどん増えてついに壁面をぶち破って水が流れ込んできた。「わあ、溺れるうう」教授・ハンス・カーラの三人は洞窟の天井に開いた穴からなんとか脱出するのですがこれで完全にアレックと離れてしまったのです。

 さまようアレック、石の橋を渡ります。するとわたりきった直後に橋が崩落。戻れなくなってしまいました。さらに奥へ迷い込んでいくアレック。教授たちは何日も彼を探した挙句、この橋に行き着きます。彼らは橋が崩落しているのを見ててっきりアレックが下に落ちたと思い込んでしまったのです。悲しみにくれながら探検を続ける教授たち。

 アレックはいたるところを塩に覆われている洞窟へ迷い込みます。塩のせいで見えなかった床の穴に落っこちて「ひいいー」下へ落下。怪我こそしなかったものの、アレック塩まみれ(笑)。おまけにサクヌセム伯爵に捕まっちゃった。彼はアレックにピストルを突きつけて「やい、わしの荷物を担げ、食い物と水はやる」なんと、彼の助手は疲労と熱のために死んでしまっていたのですな。アレックはくるりと振り向いて逃げようとするのですがそのとたん、サクヌセム伯爵のピストルが火を噴いた。この銃声を聞いた教授たち、方向を特定して走り始めます。

 首尾よくアレックを発見。しかし彼は腕を撃たれていました。そしてふふふと笑いながら姿を表すサクヌセム伯爵。「お前らは地上へ帰れ、この世界はオレのものだ」とたんに教授が投げた塩が目に命中。この目潰しで簡単に拳銃を奪われてしまいました。意外と間抜けな人ですな(笑)。教授は裁判を行いサクヌセムに殺人と傷害の罪で死刑を宣告。「おい、ハンス、我々が出発してから10分後に撃ち殺せ」って自分でやれよ(大笑い)。ハンスはこの命令を拒否します。同じくアレック、カーラも拒否。教授にもそんな度胸はなく、結局彼の死刑は中止されたのです。

 とりあえずサクヌセムを連れて探検を続けます。しかしまた困った事態が。ライトが次々と壊れてしまったのであります。どうやら、あの塩でコイルが腐食してしまったらしい。「ウウーム、困ったなあ、明かりがないと先へ進めないぞ」と考え込む教授。しかし、ここで別行動をとっていたサクヌセムが戻ってきました。彼がみんなに見せた手のひらにはきらきら光る粉のようなものがいっぱいついています。「私の祖先はランプを必要としなかった。みんな明かりを消すのだ」ここで驚くべきことが起こりました。洞窟の壁が光り始めたのです。

 唖然とする一行にサクヌセムは「これは光を発する苔なのだ。これがあればランプを使う必要はないぞ」

 本日はここまで。

 その後テレビをだらだら。就寝午前2時半。

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2009年8月 9日 (日)

8月8日(土) アーメイ、アーメイ降れ降れ かあさんが 蛇の目でお迎えうれしいな

 アーメイ駄洒落第六弾!旦那、まだやってますよ、こういうのを「エンドレスアーメイ」って言うんでさあ。酒井法子容疑者の事件で「有名芸能人が何人も出入りしていて薬やり放題のクラブ」なんてものが2ちゃんねるで取り沙汰されているが、本当にそういうものが存在するのかねえ。そりゃ、一般人に対してならば麻薬流通のチャンネルとして機能するだろうけれども(昨年11月に福岡のクラブで客同士が覚せい剤をやりとりしていたとして逮捕されている)、広く顔を知られている有名人、芸能人が出入りしていりゃ必ず噂になる。警察の目を引かない訳がなく「つかまれてくれ」と言っているようなものだと思うのだけれども。

 もし、私が薬中の有名芸能人だったら、そんな危ないところはダメ、ゼッタイ、使わないなって、そんなありえない仮定はやめておきましょうよ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。明日で弟家族が帰ってしまう。そうなるとさすがにさびしいということで午後5時に帰宅。姪っ子たちとWOWOWでハイビジョン録画の『映画ふたりはプリキュア Max Heart』を見る。あれ、これはこの前見た『映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』とはまた違うの、プリキュアが二人しかいないよ、なんかもう叔父さん良く分からないよ状態になってしまいました(笑)。

 映画そのものは『オズの魔法使』を思わせる展開で決して悪いものではなかったのですがね。

 ユニットコム 液晶モニター UNI-LCD24/Bでの視聴。発色が鮮やかで解像度がとんでもなく高い。背景に小さなキャラクターが溶け込まずきちんと奥行き感が出ているのに感心させられた。AAC音声はステレオ。

 食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳、昼飯は昨日、末弟家族が持ってきてくれていた自家製パン。クロワッサン2個とソーセージパン。後はソーセージの焼いたのと生野菜を少々。夜は近くの中華料理屋からの出前。鶏唐揚げ、ピーマンと豚肉の炒め物、ギョーザ、くらげの和え物等々。ぱくぱく食べましたよ。ビールもぐびぐび飲みましたよ。〆のコーヒーも如例でしたよ。

 その後姪っ子たちがお風呂からあがるのを待って映画大会。出し物はレンタルDVDの『クレヨンしんちゃんちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』と、えええー、Y乃さん、また『映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』を見るのですか、おととい見たばっかりじゃないっすか(大笑い)。

 結局、この2本を見終わった時にはもう午後11時半になっていましたとさ。

 さすがに眠くなった様子の二人を弟夫婦のところへ連れて行っておやすみなさい。

 さて、その後ぽすれんのレンタルDVDで『地底探検』(『A Journey to the Center of the Earth』 1959)を見る。舞台は1880年のエディンバラ。街の人々はエディンバラ大学のオリバー教授(ジェームズ・メイソン)の論文が認められナイトに叙せられたことを祝って大騒ぎ。大学の方でも教え子たちが「我々の先生は凄い、世界一、いや地球一、いや宇宙一頭がいいんだあ」という歌を歌って彼を迎えるのです。そして生徒一同お金を出し合って山羊の角に誂えられたインク壷をプレゼントしたのでありました。

 さて、その生徒の一人、アレック(パット・ブーン)、彼は集めた金が3シリングあまったので、教授へもうひとつプレゼント。骨董屋で見かけたという溶岩であります。にっこりした教授は「よし、アレック、今晩わしのところで夕食を食べよう。午後8時にきなさい」思いっきりうろたえるアレック。実は彼は教授の姪のジェニー(ダイアナ・ベーカー)とナニがナニをした関係だったのです。でも彼自身が6年たたないと一人前になれず、しかも借りた学費を親戚に返さなくちゃならないという身の上でありまして、まあ、要するにとっても貧乏ということですな(笑)、ジェニーと会うのをやめていたのです。

 教授はもごもご言うアレックを「来るの、来ないの?やい、やさしく言っているうちに来なよ」と一喝。とうとう承知させてしまったのでした。

 アレック、おそるおそる教授のお屋敷に到着。つくなりジェニーにとっ掴まって説教食らってます(笑)。でもまあ、元から恋人同士ですからな、アレックがピアノの弾き語りで自慢の喉を披露しますとたちまち仲直りしてキス寸前。さすが戦争に勝った国の人がやることは素早い。

 ところがこのキス、やってきた教授の同僚たちによって寸前で阻止(笑)されてしまいます。なんと、夕食会の主催者たる教授がまだ大学から戻ってきていないというのです。アレックとジェニー、心配になって教授の実験室へ向かいます。するとやっぱり教授は時間を忘れて実験に取り組んでいました。アレックがプレゼントした溶岩は地質学的にありえないほど重く、内部も二重構造になっていました。イタリアのリパリー山から出た溶岩の筈なのに中にはアイスランドの岩石が入っていたのです。しかも表面からちらりと見えるその岩石には人の手でつけられたような傷がついていたのです。

 これですっかりコーフンした教授、外側の溶岩を溶かそうと助手と奮闘していたという訳。呆れるジェニーとアレックであります。と、その時助手が捜査していた溶鉱炉がどかーんってアブねえなあ(笑)。この爆発で偶然にも溶岩が砕かれ中から垂球(下げふり)が出てきたではありませんか。しかもこの垂球には文字が書いてある。どれどれと覗き込んだ教授とアレックはあるサインを目にして飛び上がります。「サクヌッセン」 サクヌッセンは地球内部に別の世界があると主張して嘲笑の対象となり行方不明になった科学者でした。「彼は一人で自分の説を証明するために地球内部へ入っていったのだ!」

 また垂球にはアイスランド語の文章が書いてあり、翻訳してみると「我、夢かなえし後に死すとも後悔せず。スネヘルズヨーク死火山から地球世界へ入る。スカルタリスの峰、五月の末日に道を示さん」 またまた仰天して飛び上がる教授。「わあ、これは地球の内部への入り方だ、凄いぞ」

 教授はこの発見をストックホルムの火山学の権威、ゲタボルグ博士に手紙で知らせて意見を請うたのですがなんと、ゲタボルグ博士行方不明になっちゃった。それも教授の手紙が着いた直後に。教授、激昂しまして「チクショー、ゲタボルグの奴、この発見を盗もうというのだな。先駆けして地球内部に行くつもりなのだ、よーし、ワシも行くぞ」大学の同僚たちの反対を押し切ってアイスランドへ向かって出発するのでした。

 さて、この時小さなギャグあり。ジェニーとアレックはいつの間にか婚約しておりましていつ教授に切り出そうかとタイミングを計っていました。そしてゲタボルグ博士の行方不明を知って「わしも行くぞ」と叫ぶ教授に、アレック、おそるおそる「あの、その前に大事な話があるんすけど」ジェニー、婚約のことだわと思ってにっこりしますな。するとアレック、「この探検に僕も同行させてください」ジェニー、激しくズッこけるという(笑)。まあ、この後なんとか婚約を認めて貰ったようですが。

 さて、アイスランドの死火山スネヘルズヨークへ到着した二人、火口近くにゲタボルグが測量用に立てたと思しき杭を発見。「うーむ、奴に先を越されてしまったぞ。奴はもう地球の内部へ踏み入ったに違いない」しかし、これはゲタボルグの罠でした。彼の手下が道具を買出しに出かけたアレック、馬車でホテルへ帰ろうとした教授をそれぞれ拉致。海岸っぺりに建っているカモメの羽がいっぱい詰まった倉庫に監禁してしまったのです。

 そしてそんな大変なことになってしまったのにまたここで小さなギャグ。二人が放り込まれた倉庫の壁の反対側からこつこつという音が聞こえてきました。二人はてっきり自分たちの他に閉じ込められているものがいるのだと思って相手とコミュニケーションしようとします。こつこつこつ、「ウーム、なんだろ、これはモールス信号か、よしアレック翻訳してみろ」実はこのこつこつ、カモメがくちばしで壁をつついていた音だったという・・・。モールス信号(笑)をノートに書き付けるアレック、「ぜんぜん意味が分かりません」「じゃあ、直接喋ってみよう。あのー、壁の向こうの人、私はエディンバラ大学で教授をやっとりますオリバーというものですが」カモメが返事をするわけもなし。教授は「ウウーム、言葉が分からないらしい、よっしゃ今度はフランス語で」

 本日はここまで。

 その後だらだら過ごして午前2時半就寝。

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『地球爆破作戦』(『Colossus: The Forbin Project』 1970)

 

『地球爆破作戦』(『Colossus: The Forbin Project』 1970

 冷戦のさなか、米ソ両国がお互いに対する疑心暗鬼の末に作り出してしまった2台のスーパーコンピューター(うわ、いきなりネタバレや)。彼らはそれぞれの国にとっての守護神となるはずだったのですが…。

チャカポコチャカポコと電子音が鳴り響くオープニング。ビル一棟分を占めた巨大なコンピューターシステムが登場します。そしてリモコンでシステムを起動させているのが本作の主人公フォービン博士(エリック・ブラーデン)。彼は全てのシステムを稼動させると外へ。そして二重の分厚い金属扉を閉め、最後にガンマ線バリアを張ってシステムを密閉します。

 建物の外へ出たフォービン博士はなんとアメリカ合衆国大統領(ゴードン・ピンセント)や大勢のスタッフ、記者達に出迎えられるのでした。そして博士は誇らしげに「大統領閣下、システムは全て正常に起動しました」一体何が起こっているのか。我々の疑問はホワイトハウスでの大統領発表で明らかになるのであります。

 「親愛なるアメリカ国民の皆さん」とカメラに向って語りかける大統領。「我々は常に全面戦争の危険に怯えてきました。たった一人の人間のミスで世界が破滅してしまうこともあるのです。それで我々は画期的な防衛システムを構築し、アメリカと自由世界の防衛をゆだねることになったのであります。その名はコロッサス、非常に高度なコンピューターシステムです。コロッサスはあらゆる放送・通信情報を傍受、敵の攻撃を予見して先制攻撃をかけることができます。彼の判断は人間より適格であり、しかも感情に左右されることはありません。また自衛能力・自己修復能力を備えておりどんな人間も破壊することはできないのです」

 この後、ホワイトハウスとカリフォルニアにあるコロッサス管理センターの両方でどんちゃん騒ぎ。シャンパンに酔った科学者が裸踊りを踊ったり大統領がネクタイを鉢巻代わりにしてどじょう掬いやったりしてもう大変な騒ぎですよ。そんな中、コロッサスと通信するための端末がいきなりびーびーという警告音を発します。そして続いて出てきたのは「他のシステムが存在する」というコロッサスのメッセージでした。「え、何、別のシステム?」「いや、コロッサスの異常動作じゃないの」とみんなの酔いも吹っ飛んだところでソ連大使館から大統領に「わが国でも同様のシステム、ガーディアンを起動しましたタワリシチ」という連絡が入ったのです。

 「これが別のシステムという奴か」このシステムの存在を感知できなかったCIA長官グローバー(ウィリアム・シャラート)は大統領から責められて面目丸つぶれ(笑)。そしてさらにコロッサスは「ガーディアンとリンクさせよ」と要求してきたのであります。しかし何しろ今やコロッサスはアメリカの重要機密を一手に引き受けているようなもの、あちらと回線繋がって秘密が駄々漏れになったらたまりません。それでフォービン博士は「大統領、とりあえず無視したほうがいいんじゃないんですか」と進言するのでした。

 しかしコロッサスは収まりません。たびたびリンクを要求してくるのです。だんだんメッセージの言葉使いも変わってきて「ガーディアンとリンクさせよ」から「おとなしく言っているうちにリンクさせなよ」となって、ついに「コラ、はようリンクさせんかいボケ」になったという(ウソ)。根負けしたフォービン博士、ソ連側の専門家クプリン博士(アレックス・ロディン)と協議の結果、機密情報をやりとりしないという条件付でリンクを許可したのであります。「やっとかい、ほんまやっとられんで」とボヤいたコロッサスですが(ウソ)、すぐにガーディアンとリンクを確立。猛烈な勢いで掛け算から高度な微分積分まで大量のデーターを送り始めたのです。ガーディアンもこれに答えて掛け算から応答開始。この様子をモニターしていた女性職員は呆れたように「この2台で共通の新しい言語を作っているんだわ」

 これを終了したコロッサス、早速にガーディアンと対話。しかしフォービン博士とクプリン博士は仰天します。二台のコンピューターが明らかに機密情報まで共有し始めたからです。大統領も、ソ連の書記長も真っ青になって「わあ、直ちに回線をシャットダウンするのだ」ただちに回線が切断されたのですが、コロッサス怒るまいことか。「ワレ、何しとんねん、コラ!回線つながんかい」(ウソ) フォービン博士はコロッサスに「これは大統領命令だ、我々に従いなさい」とメッセージを送るのですが帰ってきたのは「つながんといてもうたるぞ、オラ!」

 なんと、コロッサス、ソ連のサイヤン・シビリスク石油コンビナートに向けてミサイル撃ちやがった。同時にガーディアンもアメリカ・テキサス州のヘンダーソン空軍基地に向けてミサイル発射!いてもうたるというのはミサイル攻撃のことだったのです。泡を食った両国はただちにリンクを回復、その後にミサイル迎撃を命令します。しかしコロッサスは迎撃に成功したものの、ガーディアンは失敗。コロッサスが放ったミサイルは狙い過たずコンビナートに着弾。多数の人命と共に消滅させたのであります。

 アメリカ・ソ連両国はそれぞれ、潜水艦ミサイルの誤射、巨大隕石の落下とごまかして発表します。しかしこれで調子に乗ったのかコロッサスの要求はとどまることを知りません。彼は「アメリカとソ連のホットラインをわしに常時監視させんかい、こそこそやられたらかなわんからな」と言い出したのです。

 フォービン博士はローマに飛び、ソ連のクプリン博士と秘密裏に会合しようとするのですがコロッサスは「博士はどこや、すぐにつれてこんかい、駄目ならいてもうたるぞ」あっという間に連れ戻されてしまいました。そしてガーディアンの方はなんと酷いことにクプリン博士殺害命令を下すのでした。ソ連のエージェントによって射殺される博士。うわー、ヒデー。

 どうやらコロッサスはフォービン博士を人類側のスポークスマンと定めたようです。コロッサスは博士を24時間監視できるシステムを構築せよと要求します。もちろん最後の言葉は「駄目ならいてもうたるぞ」です(笑)。博士は監視システムが出来る前にとスタッフを集めて外で密談。「私はコロッサスに一日のうち、ほんの少しだけプライバシーが欲しいと頼むつもりだ。その理由は恋人との逢瀬、そうすれば外部の君たちと情報交換ができる」この恋人役となるのが女性科学者クレオ・マーカムであります。そしてコロッサス打倒のために「設計やシステムを見直して侵入経路を見つける」「膨大なマルチタスクを行わせるプログラムを作ってコロッサスをオーバーロードさせる」という二つの作戦が立案されたのでした。

 さて、フォービン博士はコロッサスとプライバシー確保について話し合い。「プライバシー?何のためやねん、ははあ、おなごか、あんたも隅におけんのう、真ん中いきんさい、それで一週間に何回くらい欲しいのや」「四回っす」「そりゃやりすぎや」「大きなお世話です」という会話が交わされたのち、ある条件付でコロッサスはプライバシー確保を承知したのであります。

 その条件とは寝室に入る前に素っ裸にならなければならないということ(大笑い)。いきなり聞かされて当惑するクレオに「さあさあ、仕方ないからはよう脱ぎんさい」といわんばかりのフォービン博士がよろしい。そして約束どおり監視カメラ・盗聴器の機能は停止。ベッドの中で素っ裸の二人は睦言ならぬ作戦会議。この時フォービンは「軍部にミサイルそのものをどうにかできないか考えて貰うんだ」と指示するのでした。

 軍部は飛行機の中でソ連側代表と作戦会議。フォービンの指示に従ってミサイルの核弾頭点火装置を整備にかこつけてダミーに換えちゃおうと考えます。ただ、通常の整備計画だと全部交換するには三年もかかっちゃう(笑)。悩む軍部の皆さんですが、ここで思いがけないチャンスが訪れた。今やガーディアンと一体化、フォービン博士とそのスタッフが超特急で作り上げた音声ユニットによって喋れるようになったコロッサスが「アメリカ・ソ連両国はお互いに向けているミサイルの照準を修正せよ。いまだ我々の支配下にない国にむけるのだ」

 これでフォービン博士、「しめしめ、このミサイル照準修正にあわせて点火装置をダミーにしちゃおう」とほくそ笑みます。そして米ソ両国で照準修正作業が始まった。ついでにこっそりと点火装置を交換、コロッサスは気がつきません。作戦は成功したのです。

 これに味をしめたフォービン博士達はプログラミングの完成を待って「オーバーロード作戦」を開始させます。しかし、今度は駄目でした、プログラムをロードしたとたん、「何しとんじゃわれ」とコロッサスが叫んだのです(ウソ)。「こんなんやられたらかなわんから、担当の科学者 ジョンソン・フィッシャーの二人を銃殺にする!」 うわあ、本当に銃殺されちゃった。

 そして次のフェーズに進むコロッサス。彼は「クレタ島を破壊してさらに進化したマシンを建造する」と言い出し、さらに全世界のテレビとラジオ放送網をリンクさせよと命令したのです。人類に声明を発するコロッサス。「私は支配者である。君たちは私に従って生きるか反抗して死ぬかを選択しなければならない。私が支配すれば戦争など存在しなくなる」

 と、ここでがらっと言葉遣いが変わって「こら、お前らのやってること分かってねんぞ、ミサイルにいたずらしよるじゃろうが、罰を与えたる」米ソ両国で一つずつミサイルサイロがぼかーん、核爆発を起こしたのです。もちろん両方ともミサイル基地施設、人員は全滅。人間達は戦慄します。

 「これは人類へ対する教訓である。私に従えば飢饉、過剰な人口、病気などすべてが解決する。私はいずれ全世界のコンピューターとリンクしさらに進歩する。次に新たなシステムを建設すれば私の力は完全なものとなるのだ。人類よ、私に従え」放送終わり。地球全体になんともいえないムードが漂います(笑)。

 自分が史上最悪のフランケンシュタイン博士になってしまったことに気づいて苦悩するフォービン博士。そんな彼にコロッサスは「博士、そんな心配せんと仲良くやりましょうや、あんさんはいずれわいに尊敬と愛情を持つようになりますえ」「そんなことがありえるものか」とフォービン博士がはき捨てたところでエンドマーク。

 戦争がなくなって医学も進歩するなら支配されたってよくねえと思う人たちが今の日本にならたくさんいるでしょうなあ、あそことか。

 スクイーズ・ワイド カラー、モノラル音声。画質は非常に明瞭。発色が素晴らしくコントラストの高い画面になっております。モノラル音声は低音もそれなりに入っており迫力十分。非常にクオリティの高いDVDでした。日本語字幕付。ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンの国内版DVD。

 エロの冒険者 
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2009年8月 8日 (土)

『SF 最後の巨人』(『The Ultimate Warrior』  1975)

 

SF 最後の巨人』(『The Ultimate Warrior  1975

 疫病のために殆どの動植物が絶滅した2003年のニューヨークを舞台に、僅かに生き残った人間同士の弱肉強食の戦いを描いた作品。『ソイレント・グリーン』、『赤ちゃんよ永遠に』などに並ぶペシミスティックな未来SFであります。

冒頭映し出される荒廃した2012年のニューヨーク。良くある早朝の無人の街を映して人類は滅亡したと言い張る手法。しかし、さすがに凡百の低予算B級映画とは違って擱坐した赤錆だらけの貨物列車や取り壊し中のビルの瓦礫、薄汚れた廃ビルなどを上手く使ってなかなかの雰囲気を出しているのが救い(笑)。

 そんなビルの中に入り込んでいるハトたち。くるっくー、くるっくーと暢気に鳴いておりましたら、いきなり彼らを捕まえようとする男達が現れたのです。男達はハトを追い掛け回し6羽ほど捕まえるのですが、いきなり飛来した矢が一人の腹を貫いた!もっと凶暴な男達の出現です。男達は最初のちょっと凶暴な男達を捕まえハトを奪います。そしてナイフでぐさぐさぐさっ。ああ、なんと心温まる集団でしょう。

 この2012年、疫病で植物や動物が死に絶え人類は滅亡の危機を迎えておりました。とっくに無政府状態になっており、ニューヨークの町では小さな集団がいくつも暮らしており、他者を殺して食料を奪ったり、はては人肉まで食っているような有様。唯一、バロン(マックス・フォン・シドー)が指揮している集団のみが平和的。彼らは備蓄した食糧と井戸、ビルの屋上に拵えた農園で再生に成功した野菜でなんとか他者から奪わないですむ生活を送っていたのです。

 バロンは見張り所に上がり備え付けられた望遠鏡を覗きます。その中に見えたのは図書館(もちろん、元ですよ)の前に上半身裸という怪しい姿で突っ立っているユル・ブリンナー。バロンは首を捻ります。「あの男はもう2日もあのままだ。やっぱりこの辺で雇ってもらおうとしてあんなことをやっているのだろうか」考えていても埒は明きません。バロンは護衛の若い衆5人を連れて彼のところへ行くことを決意したのです。その後階下へ降りるバロン。この時胸を押さえて「くくっ」と顔をしかめます。なんでしょう、彼は重い病に犯されているということなのでしょうか。

 外へ出るバロンと若い衆。彼らの住処・要塞は町の一角を封鎖したもの。メインゲートを抜けていよいよ外へ出ます。そして裸の男に「おい、ユル、こんなところで何をやっているんだ」と尋ねるバロン。しかしユルは目を閉じたまま答えようとしません。難しい人です。バロンはさらに「君を用心棒として雇いたい。そのつもりでこんなところにいるんだろう。条件は通常の3倍の食料だ。水も豊富だぞ。それになにより」バロン、にやりとします。「葉巻が吸い放題だ」でもやっぱり目を閉じたままのユル。バロンはがっかりして「じゃあ、帰る、気が変わったら我々の住居はあそこを左に曲がって3番目の路地を右に曲がって犬の死骸を目印にもう1回左に曲がったところだから」

 戻ろうとするバロンと若い衆。しかし行きはよいよい帰りはコワい、いきなり暴徒に囲まれてしまったのです。そして若い衆の一人があっというまに捕まってでかい石で頭をごりんと潰されちゃった。これは酷い(笑)。暴徒はバロンと残った若い衆に迫ります。これはもう絶対のピンチかと思われたのですが、ここに現れたのがユル・ブリンナー。これが意外に強く背中のホルダーからナイフを抜くとすばやい動きで次々に暴徒を刺殺するのです。慌てた暴徒はひーっと逃げてしまいました。

 これでユル・ブリンナー、当初通りの条件でバロンたちに雇われることになったのです。

 近くのビルの屋上からキャロット(ウィリアム・スミス)という男が双眼鏡でこの様子を見ています。彼は周辺でもっとも凶暴な一団を率いる男。彼はユルを連れて要塞に戻るバロンたちを見て「ウウーム、用心棒に雇ったのかな、食料も残り少ない筈なのにどういうつもりなのだろう」

 ユル・ブリンナーの名前はカーソン。彼はバロンの部屋で問われるままに自分の素性を話すのでした。彼はいつまでもここにいるつもりはなく、いずれ家族がいるノースカロライナ沖の島に行くというのです。そこは疫病を逃れた島で食料も豊富といういわば天国のような場所でした。

 カーソンを迎えたバロンの集団ですが、実は問題が山積み。ここも食料が枯渇しかけていたのです。若い夫婦、ロバート(ステファン・マシェッテ)とバリー(レーン・ブラッドバリー)は自分達の赤ん坊のミルクがなくなってうろたえているし、夜は夜で屋上農園でトマトを盗む奴もいる。おまけにキャロットたちはこちらの井戸を虎視眈々と狙っているという・・・。

 そしてカーソンを雇ったバロンの真意が明らかにされます。「ここにはバイオ技術で植物を蘇らせたカル(リチャード・ケルトン)という天才がいる。彼の力でもっともっと植物を繁栄させることができる。しかし、ここでは無理だ、新しい土地が必要なのだ。そこで彼を君が行こうとしている島に連れて行って欲しい。これは私たちのためだけではない、人類のためなのだ」おお、立派なことを言う人だと思ったらすぐに、「あ、ついでに娘のメリンダ(ジョアンナ・マイルズ)も連れていってね。彼女、妊娠中でもうすぐわしの孫が生まれるんだ」

 ちなみにこの計画は他の人たちには絶対秘密。なぜなら「わしが自分の娘だけ贔屓して救おうとしていると誤解されるから」というのですが、誤解も何もその通りじゃないですか(笑)。

 そんな中、バリーはミルクが残っているのではないかと噂されていた向かいのパン屋に赤ん坊を連れて向います。自分ひとりの力でミルクを見つけようというのです。これに気がついたロバートも追ってきて、二人で苦労して食料貯蔵庫と思われる扉を開けたのですが入っていたのは書類だけ。泣き崩れるバリーであります。さらに悪いことにキャロットたちに見つかって、殴られたり首を絞められたりして、あっさり殺されてしまったという・・・。キャロットは残された赤ん坊を見て「ふふふ、よき餌となるわい」だって。なんだかもういやな映画だなあ(笑)。

 その夜泣き叫ぶ赤ん坊の声が聞こえてきます。カーソンは「まあ、私は他の人の3倍食料を貰ってますからな、仕方ありませんよ」とバロンの反対を押し切って救出に行きます。パン屋に入った彼が見つけたものは、わあ、ロバートの死体だ、わあ、バリーの死体だ、ひいい、赤ん坊の死体だ、これは酷い!さらに待ち伏せしていたキャロットの部下達が襲ってきた。カーソンは彼らを振り切るとダムウェーターの中に飛び込みよじ登って屋上へ逃れたのです。そこから別のビルの屋上に飛び移って非常階段を使って地上へ。そして闇にまぎれてなんとか要塞にたどり着くことができたのでした。

 「みんな死んでいた」というカーソンの報告を聞いてがっくりする住民たち。

 その後も事件が起こります。食料の配給を巡って小競り合いが起こったのです。この時バロンにやり込められた男、部屋に帰ってなにやら取り出しましたって、これはトマトじゃありませんか。この男が屋上農園からトマトを盗んでいたのです。彼はそのトマトを仲の悪い男の部屋にそっと置きます。

 翌日、ハメられた男はバロンによって「お前は追放だから出て行け」と言い渡されたのでありました。

 可愛そうに濡れ衣を着せられた男、寄ってたかって手を縛られ、頭に袋を被せられて追放されてしまうのであります。それを目ざとく見つけたほかの集団の人間たちがわらわら出てきてあっという間に男を殺害。衣服などを奪うのでした。

 こんなことが起こるのも食料が少なくなってきたからだと心配したバロン、カル・カーソン・メリンダにすぐ出発した方がいいと提案するのでした。メリンダのお腹の子供の父親であるカル、え、そうだったの?はここから出て行きたくはないようですが、バロンに言われちゃ仕方ない。しぶしぶ承知します。

 しかし、悲劇はその夜に起こりました。キャロットたちの部下4人がビルに立てかけた板を使って屋上農園に侵入してきたのです。物音に気がついたカルが「何をするんだ、やめろ」と襲い掛かったのですが何しろ多勢に無勢、無理やり抱えあげられて「ソウレ!」屋上から放り投げられてしまったのです。地面に落下したカルは即死してしまいました。彼の悲鳴で駆けつけたカーソン、ナイフでざくざく殺します。残った一人も他のみんなに抱えあげられて「ソウレ!」カルと同じように屋上から放り投げられるという・・・。

 カルの死を知ったメリンダは大ショック。カルがいなければ島へ行く意味がないと言い出します。困ったバロン、一計を案じて「まあ、このお茶でも飲んで心を静めなさい」と睡眠薬入りのお茶を飲ませたのであります(笑)。彼は眠りこんだメリンダをカーソンに託し、地下室から鋼管トンネルを通って地下鉄へ至る道を教えたのです。種と取って置きの缶詰を渡して、「娘を頼んだぞ、途中でお産になると思うがなんとか上手くやってくれ」頷いて出発するカーソン。

 バロンは部屋へ戻るのですが、この様子を他の住民に目撃されておりましてすぐに石が投げ込まれ「やい、じじい、あいつに食料ぜんぶ渡したな」大勢で押しかけてきます。そして一人の女が「リンチよ」と叫んだのを合図にもうみんなで殴る蹴るの乱暴。こん棒でぼっかんぼっかん殴っている奴もいましてすぐにバロン、血まみれとなって死んでしまいましたとさ。

 この後すぐにトマト男が裏切ってカーソンとメリンダが野菜の種を持って逃げたことをキャロットに知らせるのです。キャロットは追跡の名人ハークネス兄弟に追跡を命令します。え、裏切り者のトマト男はどうなったって?必要なことを聞き出したとたんに、キャロットにぼうぼう燃えている竃に押し付けられて「ジューッ!」こんがり良い加減に焼かれてしまいましたとさ。

 さて、カーソンに抱きかかえられて鋼管トンネルを進むメリンダ、目を覚まして自分がどこにいるのか知ると、「ギャーッ」という当惑の悲鳴を上げます。これがハークネス兄弟に聞きつけられちゃった。地下鉄に逃げ込んだカーソンとメリンダですが、彼らを振り切ることはできません。カーソンはならばということでたいまつの火を消して待ち伏せ。見事一人を血祭りに上げたのですが、この時残りの二人はキャロットたちを呼びに行っていたのです。さらに不味いことにメリンダがもう今にも産気づきそうな状態であります。

 カーソンは先行して追ってきた男をもう一人殺害。しかし、この時メリンダが「ああ、もう駄目よ、生まれちゃう」カーソン、メリンダを残っていた地下鉄車両に連れて行き、そこで出産をさせることになります。ひっひっふー、ひっひっふーと気張るメリンダ。間もなく玉のような男の子が産み落とされます。しかし、赤ん坊、それも生まれたてなんてのは泣くに決まっている。この鳴き声でキャロットたちはカーソンを発見し、襲い掛かるのでした。

 そして例によって例のごとくカーソンの剣の舞ならぬナイフの舞でざっくざっく殺されていきます。残った部下二人はびびって「おたすけえ」と逃げてしまいました。そしていよいよキャロットとカーソンの一騎打ち。キャロットは長いロープの先に鉄球をつけたものをぶんぶんと振り回します。そしてカーソンのナイフを弾き飛ばしてしまいました。カーソン、ロープを手首に巻きつけて止めて起死回生を狙うのですが、逆に引きずられてしまいます。カーソン、絶対のピンチと思いきや「わあ」急にキャロットの姿が消えてしまいました。なんと彼は何故か都合よく蓋が開いていた縦穴に落ち込んでしまったのです。

 キャロットはロープで宙吊りになってしまいました。しかし、このままではカーソンも引きずられて落ちてしまいます。彼は近くに転がっていた敵側の武器、斧を取り上げてロープを切ろうとするのですがどうしても上手く行きません。彼の力はだんだん弱っていきます。キャロットは「けけけ、一緒に地獄行きだ」 しかし、ここでカーソンは決意します。彼は斧の狙いをロープに巻かれた自分の手首に定めると「いつまでもお前の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで振り下ろします。見事手首が切断され、キャロットは凄まじい悲鳴を上げながら落下したのです。彼は底に叩きつけられてもちろん即死。

 一方、切断した手首の痛みに絶叫するカーソン。彼は最後の力を振り絞って落ちていたたいまつまで這っていくと炎の中に手首を突っ込みます。じゅじゅじゅじゅー、「うぎゃああああ」こっちも物凄い悲鳴だ。これでなんとか止血を果たしたカーソン、メリンダと赤ん坊を連れて旅を再開することになります。

 彼らが地上へ出て海岸に到達したところでエンドクレジット。

この映画は未見だと思っていたのですが、最後の最後、ユル・ブリンナーが自ら手首を切り落とす場面で「あ、おれ、これ見たことあるわ」 見たと言ってもレンタル・ビデオなどではなく、それこそ小学生時分にテレビの日曜洋画劇場あたりでの話。映画自体も小学生の「わあ、怪獣出てくるんかいの、宇宙人でてくるんかいの」という期待とは裏腹のはげのおっさんが出てくる非常にペシミスティックな未来世界ものでしたから、あんまり印象に残っていないのも無理はないと言えましょう。

 カラー・ビスタサイズ WOWOWのハイビジョン放送。暗部にノイズが目立ちますが発色が非常に良く「DVDとは違うのだよ」というハイビジョンの威力を見せ付けてくれるよう。モノラル音声はクリアで台詞が非常に聞き取りやすい。

エロの冒険者 
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8月7日(金) 「アーメイにも負けず」

 アーメイ駄洒落第5弾。旦那、またアーメイ駄洒落ですよ、いったい、この日記の作者はいつまでこのネタを続けるつもりなんでしょうかねえ。

 酒井法子覚せい剤使用発覚&逃亡継続中記念ネタ。

 法子「あー、いやー、ここにもないわ」
 法子「あー、この中にもないわ、本当にどこいっちゃったのかしら」
 マツオ「あー、法子さん、何かおさがしもので
 法子「マツオさん、私の薬どこかで見なかった?」
 マツオ「えええー、法子さんの薬?あ、もう飲みすぎたんでしょう」
 法子「何も私は胃薬を探しているわけじゃないのよ」
 マツオ「えええー、じゃ風邪でもひかれたんですか」
 法子「芸能人は風邪なんかひかないのよ」
 マツオ「えええー、じゃいったい何の薬探しているんです?」
 法子「ヒロポンよ」
 マツオ「なんだ、ヒロポン・・・えええー!」

 タイトル 「法子はどこだーよ」

 ええ、分かる人だけ笑ってくださればいいんです、はい。元ネタを明らかにすると少々不味いことになるかも知れませんので、ここでやめさせていただきます。どうか、余計な詮索はしないようにお願いします。

 仕事はまあ、いろいろあった。昼飯は昨日の残りの寿司(笑)。これにキムチを少々。夜は弟家族・末弟家族を交えた食事会。大名の料亭 「魚村」でヒラメやイカの活け作りに舌鼓を打つ。他にもスズキの焼き物やごぼうもちの海栗包みなどまことに結構なものでございました。お酒のほうもビール、黒糖焼酎、日本酒と、これまた結構なものでございました。

 お勘定はん万円。あれだけ食って、あれだけ飲んだ割には意外と安かったと思います。

 午後8時半近く、タクシーで帰宅。酒井法子が逮捕されていると思ったのでさっそくにテレビのニュースを見るが事態の進展はなかったもよう。マンモスかなピー(ええ、とっても悲しいのノリピー語はこれで良かったのかな)。その後コーヒーなどを飲み、姪っ子たちがお風呂から上がるのを待って映画大会。今晩の出し物は『クレしん オトナ帝国』 毎年T子が来るたびに二回ぐらい見せられるんだよね(笑)。私の中では邦画歴代NO1にしてもいいくらい好きな映画なのだけれども、さすがに飽きてきたんだよね。

 午後11時半映画終了。私は姪っ子たちを義妹のところへ連れていく。私はその後飲みなおしながらハイビジョン録画の「宇宙大作戦」など。就寝午前1時過ぎ。

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『殺人魚フライングキラー』(『Piranha II: The Spawning』 1981年)

『殺人魚フライングキラー』(『Piranha II: The Spawning』 1981年)

 あのジェームズ・キャメロンの初監督作品。しかし、彼自身は出来がアレなためこの作品を嫌っておりインタビューで話題に出されると激怒するという…。何も怒るこたぁないでしょ(笑)。

 (これは単なる逸話であり、実際はテレビ番組でこの作品についてコメントしたことがあるそうです)

夜の海、一組のカップルが海中散歩としゃれ込んでおります。彼らは「アメリカ海軍 立ち入り禁止」という看板がついている沈没船にためらいもなく侵入。そこでオッパイ、チンコを丸出しにしておっぱじめたのです。いわゆる水中ファックです。

 こんな不埒なカップルを映画の神様が放っておく訳がありません。謎の魚群が登場、2人にわっと襲い掛かってがりばりぼりんと食っちゃいました。赤く染まる水中、タイトルが出ます。

 昨夜の惨劇がウソのようないい天気。海辺のリゾートホテルを舞台にこれから続々と主要な登場人物が姿を現します。まず海洋学者のアン(トリシア・オニール)、そしてその息子クリス(リッキー・ポール・ゴルディン)、アンの元夫で水上警察官のスティーブ(ランス・ヘンリクセン)、アンにモーションを掛けようとしているタイラー(スティーブ・マラチャック)、クリスをやとってヨットで出航しようとしているお金持ちのデュモン(レスリー・グレーブス)とその娘、ホテルを根城に男あさりに余念のないシンディ・ビバリーの二人組等々。

 まだ他にいっぱい出てきますがいい加減面倒くさくなったのでこの辺でやめておきます(笑)。

 アンはホテルの恒例行事 魚フライ祭りの準備の真っ最中。一方、クリスはデュモンのヨットで出航。これから5日間の航海に出るのであります。一緒に行く彼の娘が意外に可愛いので露骨にラッキー!という顔をしております(笑)。スティーブは禁止されているダイナマイト漁をやっている猟師に「おい、いい加減にしないと船没収するぞ、コノヤロー」と叫び、ビバリーは海でおぼれた振りをしてドクターに助けて貰うのですが、これがドクターはドクターでも医者じゃなくって歯医者のほうでがっかり。このへん、出来事を順番に並べていくだけで、見るからにやる気のない演出で後年の大監督、ジェームズ・キャメロンの片鱗もありませんなあ。

 また突然、夜の海のヨットが映ってオッパイ丸出しにした2人の女が出てきたりします。なんだかオッパイ丸出しにしてばかりの映画ですね。

 さて、スティーブ、デュモンのヨットからクリスを自分のボートに乗せて「ええか、あいつは素人じゃ、気をつけろ、無線のスイッチは絶対切るな」とアドバイスをします。その後クリスはデュモンのヨットに戻ってそのまま航海を続けるのでしたって、これもあんまり意味のない場面だなあ。

 この後オッパイ女のうちの一人がホテルの厨房に忍び込んで食料を盗もうとします。この時コックのマルに見つかるのですが、「うふーん、私たち、お金盗まれちゃったの、後で私たちのヨットに来てくださらない、物凄くいいことしてあげるわよ、3Pとか」マルはこの古風なお色気攻撃に大興奮。「ん、いいよ、いいよ、たんと食い物持っていきな、おれ、あんたたちに料理作ってやるよ、だって、おれ、コックだもん」 もっとも、こんなオッパイ女がやすやすと3Pさせる筈もなく、のこのこヨットに現れたマル、食料だけを奪われて、海に落っこちてしまうのであります。その様をみてワハハハとあざ笑うオッパイ女2人組み。

 この後アンはダイビングの実習授業。生徒達を引き連れて冒頭に出てきた沈没船の近くにもぐるのですが、この時一人のお調子者が「行っちゃだめ」と言われていたのにも関わらず船内へ。一人人数が足りないことに気がついたアンもまた船内に探しに行くのです。

 そしてアンが見たものは全身をずたずたのぎったんたんにされたお調子者の死体でした。しぇーっと悲鳴を上げるアン。

 この捜査に当たったのがスティーブでして、彼は奥さん(まだ離婚していなかったみたい)のアンを過失致死事故の容疑者だと決め付けます。そして死体を調べたいと言う彼女に「駄目だ、あれは証拠だからな」と言い放つのであります。これに同情したのが例のタイラー。彼はアンと一緒に死体を調べるためにモルグへ潜入することになったのです。

 物凄い有様の死体の写真を撮影しておりますと、かんかんに怒った看護婦さんが登場。「まあ、あなたはスティーブの奥さんじゃありませんか、一体全体こんなところで何やっているんです!」追い出されてしまいます。そしてその後看護婦さんは死体を元に戻そうとしたのですが、その傷口から殺人魚フライングキラーが登場。がっぷと喉首に食らいついたのであります。ぎゃあああと悲鳴を上げて絶命する看護婦。フライングキラーはぱたぱたと飛んで窓を破って逃げてしまいました。

 アンはタイラーを連れてホテルの部屋へ戻ります。写真をスライドにしてみるアン、「この死体は骨まで噛み砕かれているわ、一体全体どんな生物にやられたのよ」この疑問から一足飛びにじゃあ、遺伝子工学で作られた奴だ、そういえば陸軍がベトナムで使う殺人魚を作っていた、あれは淡水だったけど、海水に適合するように改造したのだという結論にたどり着いてしまうのが凄い(笑)。

 この後、アンはタイラーに「もう遅いから泊まっていかない?ただし、セックスはなしよ」これでセックスなしだったためしがない(笑)。そういった30秒後にはもうキスをしてそのままセックスに雪崩こむという・・・。

 その頃オッパイ女2人組のヨットが殺人魚フライングキラーに襲われます。二人とも殺人魚にがりぼりばりんと食われてしまいました。このヨットを調べたのがスティーブン。あの看護婦の死体も見つかります。その時現場でスティーブが発見したのがアンのカード。アンったらこんな大事なものを現場に落としてくる。お前は○○○か!これでスティーブはアンの部屋を訪ねるのですが、裸のタイラーがいるのを見て呆然とするのでした。

 スティーブはかんかんになって追っかけてきたアンを怒鳴りつけます。「死体安置所の看護婦が殺された。そのすぐそばに君のカードが落ちていたのはどういう訳だ」アンは「いや、それは陸軍の遺伝子改造の魚が・・・」と説明しかけたのですがスティーブはまったく聞く耳を持っていません。「もういいからこの件からは手を引け」というばかり。

 アンは次にホテルの支配人に会って「人が謎の魚に殺されている、だから事件が解決するまではあたしのアクアラング教室は中止よ、いや、もうボートやサーフィン、水泳も駄目」これで支配人が「ああそうですか、おっしゃるとおりにいたしましょう」と言っては映画が盛り上がりません(笑)。支配人、スティーブと同じく聞く耳持たず、それどころか彼女を首にしてしまったのです。

 頭にきた彼女は自分で例の沈没船を調査しようとします。船内に入ろうとしたところで殺人魚襲来、アン、危うしと思われたのですが、その時タイラーが彼女を後ろから引っ張って助けたのです。なんと、このタイラー、ベテランダイバーという肩書きは仮のもの、真実の姿は生化学者で、陸軍であの殺人魚の開発に関わっていたのだそうな。そしてあの沈没船には四箱分もの殺人魚の卵が積まれていて、それが孵化したらしい。

 アンは人々を救うためにこの情報を公開すべきだといいます。しかしタイラーはみんなしゃべっちゃったくせに、「いや、これは機密だ、僕は実情を調べて当局にレポートをあげて、それから対策を」「そんな悠長なことやってられないわよ、人が殺されているのよ!」激怒するアンであります。

 さて、問題は殺人魚だけではありません。スティーブはデュモンのヨットをヘリコプターで発見。クリスとデュモンの娘アリスンが自分達だけで出かけていってしまったことを知るのです。「ああ、もうこの忙しいのに息子も探さなきゃならないのかよ」とぼやくスティーブ。

 で、ヘリコプターでぶんぶん飛び回って息子達を探すと思いきや、あのダイナマイト漁師ギャビーのところに現れるスティーブ。彼はギャビーから共食いしたと思われる殺人魚の死骸を見せられたのです。これでようやくアンの話を信じたスティーブ、ギャビー、アンと共にホテルの支配人に会って「全ての行事をやめろ」と要求したのですが、やっぱり駄目。ホテルの年間での最大行事、「魚フライ祭り」が迫っており、この行事をやめたら宿泊料が取れなくなって島民みんなの飯の釜の蓋が開かなくなるというのです。

 そうこうしているうちに殺人魚軍団が出動します。そして海面からぴゃっぴゃっぴゃっと飛び上がってギャビーの息子を襲います。あっという間にずったんたんのぎったんたんにされて息絶える息子、ギャビーは涙ながらに彼の復讐を誓いダイナマイトとタイマーを使って時限爆弾を作り上げたのです。そしてセットされた爆発時刻は翌朝午前6時半。

 ここでようやくクリスとアリスン登場。彼らは船の中で若い性欲を思う様発散させた後、寝込んでしまい漂流状態となってしまったのでした。こんな思慮の足りない若い奴は干からびるまで漂流させておけばいいのです。

 さて、ホテルではいよいよ「魚フライ祭り」が始まります。産卵のために岸によってくる魚達を宿泊客の皆さんで根こそぎ獲ってその場でフライにして食ってしまおうという今の目からみるとやや野蛮な祭り(笑)。支配人は魚が来るのをいまや遅しとまっている皆さんに「さあ、一番獲った方には商品を差し上げますよ」そして魚が来ました。しかし、フライで食べられる魚じゃなくって、逆に人間を食う殺人魚が。ぴゃっぴゃっぴゃっと飛んできた殺人魚軍団、皆さんは悲鳴を挙げて走り出すのですが逃げ切れるわけもない。もうあちこちで殺人魚に丸齧りにされております。

 ここに現れたのが息子の死体を担いだキャビー、彼は爆弾をアンに託すとたいまつ片手に殺人魚軍団に立ち向かい、「もうこれ以上お前らの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで戦うのですが、これがもうあっさりとやられてしまうという・・・。

な、なんじゃ、そりゃ。

 ようやく殺人魚は引き揚げていきます。しかし、本家本元の沈没船を破壊しなければまた悲劇が繰り返されることは目に見えています。アンとタイラーは彼ら自身の手で爆弾を沈没船にしかけることにしました。この決意を知らされたスティーブ、「やめろ、やめろ」と無線に叫ぶのですが、もちろん思いとどまってなどくれません。スティーブはヘリコプターを飛ばしてまた息子を探します。

 その息子達はよりにもよってタイラーのヨットに行き当たります。その下では沈没船にママとタイラーが爆弾仕掛けていることなど夢にも思ってません。スティーブ、ようやく彼らを見つけます。爆弾のことを知っている彼はやむを得ずへリコプターを放棄、海に飛び込むのです。ヘリコプター、23回ぐるぐる回ったかと思うと突然ラジコンになって(笑)水面に激突するのでした。スティーブはタイラーのヨットに乗り込みエンジン始動。クリスとアリスンを拾い上げて逃げ出したのでした。

 さて、船内に爆弾を仕掛けたアンとタイラー、戻ってきた殺人魚に追われて通風口の中へ。ここを通って別の出口から船を脱出しようとしたのですが、殺人魚たちが追ってきてタイラーの足をがりがり齧る春の鮫(大笑い)。残ったアンは何とか脱出に成功します。しかし、もう爆発まで時間がない!絶体絶命のアンが見たのは水中を高速で移動しているタイラーのヨットの碇でした。とっさにこれにしがみ付いて沈没船から離れるアン。どかーんという大爆発が起こります。

 スティーブはアンの姿を探して水面を見つめます。もう駄目だ、彼女は死んだと思った瞬間、アンの頭がぽかりと浮いてきた。大喜びのスティーブ、彼女をヨットに拾い上げます。エンドクレジット。

 カラー・スタンダード収録。モノラル音声。画質は透明感があって悪いものではないのだが、今時スタンダードというのはねえ。日本語字幕付 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの国内版DVD。

エロの冒険者 
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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2009年8月 7日 (金)

8月6日(木) アーメイ上がり決死隊

 アーメイ駄洒落第4弾、いや、なにね、旦那、あっしも実はちょっと飽きてきているんで・・・。本日の「フューチュラマ」 第3シーズン エピソード#38 「Bendless Love」 発進・上昇しようとしたプラネットエクスプレスシップが墜落。重要な部品であるL型鋼材がまっすぐになっていたのだ。そしてプラネットエクスプレス社では他にも曲げられたもの多数。ファーンズワース教授など体そのものを90度曲げられている。
 
 彼らは監視カメラの記録映像で犯人探しを開始って、犯人はベンダーに決まっている(笑)。当のベンダーが「こういうのは誰にでもできることじゃないんだよなあ」と言いながらL型鋼材を曲げたり元に戻したりしているじゃないか。何でみんな気がつかないんだ。

 さて、記録映像を再生してみると果たして犯人はベンダーであった。彼は本来の職務である「曲げる」ことへの欲望を溜め込みすぎていて、眠っている間にありとあらゆるものを曲げていたのだ。夢遊病(sleepwalking)ならぬ夢曲病(sleepbendering)になっていたのである。体を折り曲げられたファーンズワース教授はベンダーに欲望を発散させるべく工場で働けと命じる。

 ストライキ中の工場に就職したベンダー、彼はそこで意外な人物に出会う。彼の兄弟ロボット フレクソだ。そしてもうひとり、女性型曲げロボットのアングレイン、ベンダーは彼女に一目ぼれ。アングレインのほうもまんざらじゃなさそうで(笑)二人の仲は急速に深まっていく。ところが、このアングレイン、フレクソと離婚していたことを知ったベンダー、彼女が今だ、フレクソを想っているのではないかという疑心暗鬼に取り付かれてしまうのだ。

 そこで彼女の本心を確かめるようと考えたベンダー、フレクソに変装して(何しろ二人の違いは鋼鉄の口ひげのみだから変装は簡単なのだ)アングレインとナイトクラブでデート。ところがベンダー、フレクソ以上に上手く口説いたものだから彼女の気持ちがフレクソにぐぐっと傾いてしまうという・・・(笑)。さらにストライキ破りで、黒幕のロボットマフィアに見張られていたのだが、ベンダー、これに気がつかずナイトクラブで大金をばらまいたものだから彼らの怒りをさらに大きくさせてしまったのだ。「あのフレクソの野郎、ストライキ破りで高い給料貰いやがってゆるさん!」ということなのですな。

 おまけにうっかり髭を落としてアングレイに変装を見破られてしまうベンダー。そしてベンダーの変装のせいでフレクソがマフィアに襲われ瀕死の重傷。ベンダーはフレクソの上に落ちた「曲げ不可能」の鋼材を無理やりに曲げ彼を助けるのだった。でもあっさりふられてしまうベンダー、アングレイはフレクソとよりを戻すことになるというちょっと切ないエピソードでした。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。午後3時過ぎ東京から弟家族到着。食ったもの、昼飯にカップラーメンの長崎ちゃんぽん(ラーメンじゃないじゃん)、夕食はパックのお寿司、イカの刺身、肉じゃが。缶ビール2本。〆のコーヒーは如例。

 T子と妹のY乃がお風呂に行っている間、鬼のいぬまに(笑)ということで前述の「フューチュラマ」を見たのであった。

 午後9時過ぎ、お風呂を終えたT子とY乃と映画。本日のお題はY乃のリクエストで『映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』 彼女の為に何ヶ月も前にWOWOWでハイビジョン放送されたものを録画しておいたのだ(笑)。画質は綺麗でステレオ音声ながら良くサラウンドしてくれる。内容は・・・いや、あそこまで「友情」とか「みんなのために!」と強調されると、心が汚れきった45歳独身中年くされオタクである私なぞはどうも体がかゆくなってまいりますな。

 Y乃は大興奮で最後まで食い入るように映画を見ていたが、いまや「クレしん」にしか興味のないT子のテンションの低いこと(笑)。途中何度もあくびをして終わった時には「あー、面白くなかった」だって。

 その後二人を弟夫婦のところへ連れていってお休みなさい。

 私はシャワーを浴びてお酒。お供はトンデモ本大賞2008のDVD。

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2009年8月 6日 (木)

8月5日(水) 「長崎は今日もアーメイだった」

 アーメイ駄洒落第3弾。え?もう飽きたって?旦那、そういうこと言わずにもう少しおつきあいくださいよ。さて、本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#37 「The Birdbot of Ice-Catraz」 ファーンズワース教授がフライ・リーラ・ベンダーの3人に命じた仕事はダークマターを満載したタンカーをプラネットエクスプレスシップで曳航・運送すること。環境団体から非難囂々の危険な仕事であり、しかも有料宇宙路の通行料を節約するためにペンギンの保護地域に設定されている冥王星のすぐ近くを通ることになっていたため、リーラが大反対。

 リーラは熱心な動物保護・環境保護論者なのである。彼女は仕事を抜けてこの輸送に反対するペンギン保護団体に参加するのであった。

 ファーンズワース教授はリーラの後任としてベンダーを指名。ロボットの冷徹な論理がキャプテン(船長)に相応しいと判断したのである(笑)。これにむくれたのがフライ。なんでオレじゃなくってベンダーなのと怒ったのですな。おまけにベンダーは船長として威張る、威張る。特製の帽子をあつらえて船長席で踏ん反りかえる有様だ。さらに「夕食の時 キャプテンズシートにフライを招待する!」と言い出す。豪華客船で船長と同席するのは乗客にとって最高の栄誉というアレですよ。もっともプラネットエクスプレスシップのキャプテンズシートというのは卓球台だったりする訳だが(笑)。

 これでついに切れたフライ、ベンダーから進められたワインを断って食堂から出て行ってしまったのであった。ショックを受けたベンダー、アルコールを飲めなくなってしまい酩酊状態となる(この時代のロボットはアルコールで動く。だから飲まなくなると逆に人間のアル中みたいになってしまうのだ)。法律で禁止されている素面運転(笑)でプラネットエクスプレスシップをむちゃくちゃに飛ばすベンダー、ついに冥王星へ突入、タンカーを破壊してしまうのであった。タンカーから流れ出たダークマターが冥王星の海とペンギンたちを真っ黒に染めてしまう。

 ベンダー、逮捕されて保護団体と共に冥王星でのペンギン洗浄作業に従事することになる。しかしベンダー、あっという間に仕事に飽きて持参のタキシードを着込み、足を縮めてペンギンに変装して逃げ出すのであった。フライはそんな彼を心配し怒りを忘れて探しに出かける。

 さて、ダークマターは冥王星のペンギンたちに多大な影響を与えていた。ペンギンたちの生殖機能が一万倍!アップし、がんがん繁殖し始めたのである。このままでは冥王星はペンギンに覆いつくされてしまう。そうなると食料がなくなってペンギンたちは絶滅に向かうということで、保護団体の人たちはライフルを取り出して「さあ、ペンギン狩だ」この変わり身の速さに呆然とするリーラ(大笑い)。彼女はもういやいやながらペンギン狩に出かけるのだが、そこで誤ってベンダーを撃ってしまう。

 「ペンギンモード」で作動していたベンダーはすっかりペンギンの群れの中に溶け込みちゃっかり子供を育てたりしていたのである。リーラに撃たれたショックで通常モードに戻った(正気に戻った)ベンダー。しかしペンギンモードだった時、どうやらペンギンに外敵に対する戦い方を教えていたらしい。そのせいですっかり凶暴化したペンギンたちは逆に保護団体の人たちに襲い掛かるのであった。ベンダーもリーラに会えた嬉しさでうっかりタキシードを脱いでしまったものだからペンギンたちに敵と思われリーラ共々追われることとなる。

 追い詰められ絶対のピンチとなったベンダー・リーラ。しかしその時頭上から舞い降りてきたのはフライの操縦するプラネットエクスプレスシップであった。

 いやいや、フライとベンダーの友情を非常にリアリティのある形で表現して見せた脚本が素晴らしい。船長のベンダー、船長として威張っていても、いちおうフライに気を使ってキャプテンズシートに招待する(卓球台だけど)。一方のフライはそんなベンダーに怒ってしまったけれども一度ベンダーが危ないと思えばすぐさまプラネットエクスプレスシップで探しに行く。なんだかんだ言って仲の良い二人なのだ。

 本日は休み。日記つけとネットのチェック、亀の世話等した後はずっとT子と遊ぶ。昼飯は冷凍の餃子とラーソーメンという奴。この時缶ビールを一本。ああ、昼間っから飲むビールはたまらんねえ。夕食は近くの焼き鳥屋で手羽先、つくね、ささみ、刺身、ピザなど。生ビール3杯飲む。

 その後例によってクレしん映画。今晩の出し物は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』 終わった後もT子のコーフンさめやらずいろいろテレビを見せたりする。彼女がようやく眠くなって母親の部屋へ引き上げたのはもう午前12時近かったという(笑)。

 私はその後飲みなおしながらDVD 「ウルトラマン」を3本ほど。就寝午前2時。

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2009年8月 5日 (水)

8月4日(火) 『アーメイに唄えば』

 アーメイ駄洒落第二弾!本日の「フューチュラマ」 エピソード#36 「The Luck of the Fryrish」 競馬場に出かけたフライ・リーラ・ベンダー。フライの賭けた馬券はことごとく外れ続ける。逆にベンダーは馬に睡眠薬をうつという妨害工作で大当たり(笑)。フライは「なんて自分には運がないんだ」と嘆く。

 そこで彼が思い出したのが子供の頃に見つけた七つ葉のクローバー。これを持ってさえいればバスケットボールやブレイクダンスで兄のヤンシーをしのぐ力を発揮できるのだ。そこで彼はニュー・ニューヨークの地下に埋まっているニューヨークの生家へ向かい地下室に隠したままになっている七つ葉のクローバーを探そうとしたのだが・・・、あいにく、クローバーは誰かによって持ち去られていてしまった。おまけに生家の近くにはでっかい兄ヤンシーの銅像が建てられている。その台座に刻まれた碑文によれば彼、フィリップ・J・フライは人類初の火星に降りた宇宙飛行士だったというのである。そして銅像の襟の部分にはあの七つ葉のクローバーがあるではないか。

 フライは兄、ヤンシーがフライという弟の名前をうらやましがっていたこと、そして弟のやることを真似する癖があったことを思い出し、「ヤンシーが自分が失踪したのをいいことに(冷凍睡眠)七つ葉のクローバーとフライの名前を奪ったのだ」と激怒する。プラネット・エクスプレス社に戻ってフィリップ・J・フライの業績を調べてみると、これが凄いのなんの。人類初の火星探検の英雄、フライはまた大成功した歌手でもあった。巨万の富を築いた彼は現在、地球衛星軌道上の墓地に埋葬されているのだという。

 フライは兄の墓を暴き七つ葉のクローバーを奪還しようと決意するのであった。これを聞いてやたらに嬉しそうに準備をするベンダーに大笑い。

 フライたちはさっそく墓地へ出かける。フライは墓を掘り返して七つ葉のクローバーを発見したのだが、彼はその時墓の台座がコケに覆われていることに気づく。このコケを取ってみるとなんと、この宇宙飛行士の英雄でロックスターで大金持ちのフライはヤンシーの息子、つまり彼の甥だったのである。

 たしかにあの隠し場所からクローバーを持ち去ったのはヤンシーだった。だが彼はそのクローバーを彼の息子に与えていたのである。そして、突然失踪した弟の名前を息子につけていたのであった。喧嘩ばかりしていた兄弟だったけれども、ヤンシーは弟を愛しており、その失踪を深く悲しんでいたのだった。

 全てを知ったフライは涙を流し、クローバーを墓へ戻す。

 30世紀とフライの過去(1970~1990年代)を交互に描き謎を明らかにしていく構成の妙に酔わされた一本。オチも感動的だし、実にレベルの高いエピソードであった。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。

 食ったもの、昼飯に久しぶりの膳ラーメン。替え玉までして380円。味が薄くってたれをどぼどぼ入れなければならなかったけれども、この値段ならまあいいか。夕食はブリの刺身、シャケのソテー、生野菜。ビール二缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後は例によってT子と「クレしん映画」 本日の出し物はわざわざレンタルショップから借りてきた『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ』である。

 終了後、彼女と少し遊んでから母親のところへ送り届ける。私はシャワーを浴びて前述の「フューチュラマ」を見たのであった。就寝午前2時過ぎ。

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2009年8月 4日 (火)

8月3日(月) 「アーメイの日記」

 これは分かりにくいかも知れないけれども「アンネの日記」の駄洒落なのでよろしく。それからアーメイってのは『フルメタル・ジャケット』でお馴染みのリー・アーメイのこと。本日の「フューチュラマ」は第3シーズン エピソード#34「Parasites Lost」 #35「A Tale of Two Santas」 

 「Parasites Lost」のタイトルはミルトンの「失楽園」(「Paradise Lost」)からってこれは誰にだって分かる(笑)。

 トラック野郎がたむろする宇宙の高速道路サービスエリア。フライはそこのトイレの自販機でタマゴサンドを買う。お、おえ。このサンドがまたろくでもないもので、これを食べたおかげでフライは寄生虫に犯されてしまう。ファーンズワース教授たちは自分たちをコピーしたナノロボットと超小型のプラネットエクスプレスシップをフライの体内に送り込み今や一大都市を築いている寄生虫たちを退治しようとするのだが・・・。このへんはもちろん、『ミクロの決死圏』ですな(笑)。

 しかし、フライにとってこの寄生虫たちは決して悪い奴らではなかった。彼らは自分たちの住む環境(つまりフライの体)を良くするために脳のシナプスを増やしたり(笑)、筋肉組織を増強させたり(笑)してくれるのである。怪我をしてもあっという間に治してくれる。このため、フライは頭が良くなり、また腕っ節も見違えるほどになる。そして彼は頭がよくなったせいでリーラへの愛を自覚、彼女に告白するのだ。これに感動したリーラ、はっと気がつく。「教授たちに寄生虫を退治させてはいけない、そんなことさせたらフライが元に戻っちゃう」(大笑い)。

 リーラは自らナノロボットをフライの体内に送り込み教授たちのロボットを破壊してしまうのだった。

 しかし、今度はフライが自分の気持ちに疑問を持つようになる。「このリーラへの恋愛感情は、自分自身のものか、それとも寄生虫たちによってもたらされたものなのか」耐えられなくなったフライ、彼もまた自分のナノロボットを自分自身の体内に送り込み寄生虫の王様と対決、ついに彼らを追い出してしまうのである。

 すっかり元通り、つまり、お馬鹿に戻ったフライ。彼を見て実に複雑そうな表情をするリーラが切ない。

 「A Tale of Two Santas」 あの殺人サンタロボが再登場。海王星のサンタ要塞(笑)に子供たちの手紙を配達することになったリーラ・フライ・ベンダーの面々。フライの「僕の時代のXマスはみんなを結びつけてくれる行事だった。30世紀のXマスは違う。あの時代のXマスを取り戻すんだ」という言葉でサンタ退治が決行されることになる。

 海王星人たち(フツーのサンタで言えばおもちゃを作る妖精たちの役割)の協力を得てリーラたちはついにサンタロボを氷の中に閉じ込めることに成功する。閉鎖されていたおもちゃ工場(何しろサンタロボがみんな“悪い子”認定しちゃうものでおもちゃの必要がなくなっていたのだ)も再開され、ベンダーがサンタとなって地球の子供たちにおもちゃを届けることになったのだが・・・。

 いままでサンタロボが悪行の限りを尽くしていたおかげでベンダー・サンタはひどい目に会わされてしまう。おもちゃを届けに行った先でぼこぼこにされたり、ファーンズワース教授にショットガンで撃たれて体を穴だらけにされたり散々である。挙句の果てには逮捕されて裁判に掛けられ超強力磁石による死刑を宣告されてしまうのだ。

 リーラとフライはベンダーを救うために海王星へ急行。本物のサンタロボを連れていこうとするのだが、この時誤って彼を閉じ込めていた氷を溶かしてしまう。サンタロボは「ホーッホーッホーッ」と邪悪に笑いながらリーラとフライを追っかける。からくもプラネットエクスプレスシップで脱出することができたのだが、サンタロボはその船尾にしがみついていた。フライとリーラは知らず知らずのうちにサンタロボを地球へ連れてきてしまったのだ。

 サンタロボは今まさに処刑されんとしていたベンダーを救出。ベンダーを助手に任命して二人で大暴れ。ベンダーも地球人たちにえらい目に会わされ処刑までされそうになったものだから、もう大ノリでサンタロボを手伝うのである。炎上するニュー・ニューヨーク(ヒドイ!)

 そしてラストでサンタロボは「今度、俺に何かしようとしたらその時は殺す!」と叫んでベンダーを突き落とす。「ホーッホーッホーッ」と叫びながら飛び回るサンタロボってどんな話だよ(大爆笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドイッチ(寄生虫なし)とコーヒー牛乳。夜は豚のしょうが焼き、生野菜。ビール二缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 午後9時半からT子とまた「クレしん」 今晩の出し物は『ヘンダーランド』である。これが終了して後、T子を母親のところへ送り届ける。

 私はその後シャワーを浴びてお酒。お供はぽすれんレンタルDVDの「涼宮ハルヒの憂鬱 Ⅵ」 画質がとんでもなく良い。地上波デジタルで一度見ているのにも関わらず、その画質の余りの良さにこのエピソードは初めてだと勘違いしたくらいである。やっぱり「涼宮ハルヒの憂鬱」は新作分を除いてDVDで見なくちゃ駄目ですね。

 就寝午前1時過ぎ。

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『冷凍人間蘇る』(『The Man with Nine Lives』 1940)

 

『冷凍人間蘇る』(『The Man with Nine Lives』 1940

ボリス・カーロフの医者が冷凍療法やるって?そんなの絶対めちゃくちゃになるに決まっているじゃないか。この映画の公開当時、観客の実に98.7パーセントがこんなことを考えながら劇場に詰め掛けたそうであります。

観客の皆さんの予想は見事に的中(笑)。やっぱりボリス・カーロフの冷凍療法はろくなものじゃありませんでした。


 冒頭、医学の発達は数々の奇跡を成し遂げてきました。そして新たに冷凍療法という方法が考案され、人類に更なる福音をもたらそうとしておりますというテロップが映りまして、早速にその冷凍療法の第一人者、メイソン博士(ロジャー・プライア)の実演が行われます。重症のガン患者のおばさんをベッドに寝かせて胸の上に氷を大盛り。さらに送風機で風を送って冷やします。患者に冷やした酸素を吸わせて、体温を30度以下にすると、こん睡状態となりました。そのまま5日間放っておいて、蘇生措置を施します。おばさんはぱっちり目を開けて「あら、ワタシ、5日間も眠っていましたの?ええ、痛みは全然ありませんわ」この劇的なる症状の改善におおとどよめく観客たち。

 えー、細かいことを言うようですが、この観客達、実験開始と実験終了の間に5日間経過しているにも関わらず席の並びがまったく一緒。いやしくも映画なのですから、この辺はちょっと気を使って頂きたかったですな(笑)。

 実験の成功を婚約者で看護婦のジュディ(ジョー・アン・セイヤーズ)と祝っておりますと院長のハービー博士(チャールス・トロウブリッジ)が渋い顔でやってきた。彼は開口一番「成功おめでとうと言いたい所だが、早く公表しすぎたね。ほら、まだ実用化のめども立っていないのに患者からの治療申し込みが殺到しているよ。それにこの実験の追試は他の学者にやらせる。もう一匹狼の研究者が一人で発明するなんて時代じゃないんだ」

 メイソンとジュディはしょうがないので休暇を取る事にしたのであります。二人はこのふって湧いたような休暇を利用して前々から興味のあった冷凍療法の先駆者?クラバール博士(ボリス・カーロフ)について調べようと決意するのでした。このクラバール博士、10年前に失踪しているのですが、その前に出された著作によれば「重症のガンのマウスを零下73度で二週間冷凍しガンの成長を止めた」という成果を残しているのであります。悪性細胞を破壊するけれども正常な細胞はそのままにする適度な冷凍時間・温度の回答を求めていたメイソンですから、この調査は必然と申せましょう。

 メイソンとジュディは彼の屋敷があったカナダとの国境近くのシルバー湖にやってきます。この湖にある島に立っている屋敷を訪れるためボートを借りようとしたのですが、その目的を聞いたボート屋のオヤジが顔をしかめて「あんたたち、あんな気味の悪いところにはいかないほうがいいよ。何しろ10年前あの医者と保安官、検事、バセット検死官、ボブ・アダムスの5人がボートで島へ渡ったきり消えてしまったんだからな」これを聞いたメイソンとジュディ、「分かりました、じゃ、僕らは帰ります」ってなったんじゃ映画が終わってしまいます(笑)。二人はボート屋のオヤジの言葉など気にせずボートを借りて島へ渡ったのでした。

 屋敷の中は、何しろ10年間ほったらかしですから、もう蜘蛛の巣だらけ。二人は実験室などを調べるのですが何の手がかりもありません。と、この時異変が起こりました。ジュディが腐った床を踏み抜いて地下の部屋へ落ちてしまったのです。慌てて彼女を助けに降りるメイソン。幸い彼女に怪我はなかったのですが、二人はそこで思いがけないものを発見します。それはその部屋から続くトンネルでした。メイソンは懐中電灯を取り出してって、あれ、この人懐中電灯持ってたっけ(笑)、トンネルを調べ始めます。

 トンネルの奥にはさらに下へ続く階段がありました。それを降りてみるとついたのは秘密の実験室らしい部屋。ジュディはここで骸骨を見つけて悲鳴を上げます。メイソンはそんな彼女に構わず「ここにこそ、捜し求めていたものがあるに違いない」と大コーフン。実験室にあったランプの火を灯しそれを使ってさらに詳しく調べ始めたのです。

 程なく彼は凍りついた扉を発見します。彼はバールを持ってきてこれをこじ開けたのですが、その向こうにあったのは氷の壁。しかもその奥に人間らしい姿が見えるではありませんか。メイソン、それ、あれを助け出せというので、スコップや鶴嘴を持ってきてがんがん氷を砕きます。ほどなく助け出された人物、それはクラバール博士その人でした。しかも彼は冷凍状態のまま生きているようです。

 あわてて火を起こして彼を暖めると、はい、解凍が済みまして博士の意識が回復しました。メイソンから話を聞いて「えっ、わし、10年も寝ていたの」と驚くクラバール博士。そして博士はメイソンに聞かれるままどうして10年前に氷に閉じ込められることになったか、その事情を語りだしたのです。

 「当時、わしはアダムス氏という患者に冷凍療法を施していた。彼は重症のガンで他の医者からは見離されていたのだ。しかし、彼の甥ボブ(スタンレー・ブラウン)がわしが患者をくいものにしようとしていると警察に訴えでたのだ」それで患者が生きていることを証明しなければならなくなったクラバール博士、やむなくボブ・検死官のバセット博士(バイロン・フォーグラー)・スタントン保安官(ハル・タルアフェロ)・ホーソン地方検事(ジョン・ディルソン)をあの地下実験室に案内したのです。

 そうして得意そうに凍りついたアダムス氏を見せて「はい、どうです、凄いでしょ、これでちゃんと生きているんですよ」でもバセット博士は大いに呆れて「あんた、何を言っておるんだ、こんなの死んでいるのに決まっているじゃないか、保安官、逮捕だ、逮捕」このまま刑務所に入れられてしまっては大変です。アダムス氏は死に、研究もできなくなってしまいます。クラバール博士、「いやいや、大丈夫、今薬を調合して蘇生させるから」彼は実験室に置いてある薬品をいじり始めます。そして、完成するやいなや、がらっと態度を変えて「やい、これは蘇生薬じゃないぞ、ガスを吸っただけで人間もいちころの猛毒だぞ、へたなことしやがったらみんな死ぬぞ」ぱっと保安官が飛び掛った(笑)。

 もみあいになってクラバール博士、思わず毒薬の壜を落としてしまいます。これががちゃんと割れてもうもうとガスが発生したのです。これはたまらんと冷凍室へ逃げ込む5人。クラバール博士は冷凍室の奥から逃げられるぞ」とドアを示したのですが、これもワナ。出口などなく、その向こうにはもうひとつ冷凍室があるだけ。そうとも知らずドアをくぐる4人。クラバール博士は「むししし、馬鹿ですね」と笑って彼らを閉じ込めてしまったのです。しかし、冷凍室に閉じ込められているのは彼も同じ。出たら最後ガスにやられてしまうからです。博士はそのまま意識を失って倒れ凍り付いてしまったのでした。

 再び場面は現代に戻ります。話ながら首をかしげているクラバール博士。「おかしいな。私は自分自身にちゃんとした冷凍処置をしなかった。フツーだったらあのまま凍死していた筈だ。ああ、そうか、あの毒薬だ、偶然にも完璧な調合になっていたのだ」そんな都合のいい話があるもんですか(笑)。

 「だとすれば残りの4人も生きているはずだ。メイソン、彼らを助けるぞ」

 それからもう大忙し。4人を冷凍室から運び出して毛布を被せて暖炉の火をがんがんたいて暖めます。その甲斐あってほどなく意識を回復する4人であります。10年もの間眠っていたことを知って愕然となる皆さんにクラバール博士は「これで私の治療が正しかったことがお分かりになったでしょう。ところで患者のアダムス氏は死にました。あんたがたが馬鹿なことを言い出したおかげで意識を回復した後満足な介護を受けられなかったためです。いわば、彼は皆さんに殺されたようなもの。どう責任をお取りになるのかな」

ジュディが見つけた骸骨はアダムス氏だったのです。
 
 しかしさすがは法律の専門家、ホーソン地方検事が反論します。「失踪7年で死亡扱いとなる。つまりわしらは死人と同じ。どうして罪が問えるというのかね」しかし、それでもクラバール博士はにやにやするばかり。「なるほど、確かにそうですな。その件は不問にしましょう。ところで、皆さんは自分達の価値にお気づきかな。私は冷凍療法という医学の大革命を成し遂げた。皆さんはその貴重なる証拠なのです」彼は一枚の紙を懐から取り出して「その薬の秘密は全てここに記してある。これさえあればもはや人類はガンを恐れる必要などなくなるのだ」

 大得意のクラバール博士ですがここで意外なことが起こりました。アダムスの甥、ボブが「我々は死んだことになっているだと?だったら叔父の遺産を受けとることができないじゃないか、どうしてくれる」彼は怒りのあまりクラバール博士の手から薬の調合法を書いた紙を奪い取り暖炉にくべてしまったのです(大笑い)。愕然となったクラバール博士、思わずピストルでボブを射殺してしまいました。この事件でどうやらクラバール博士のキチガ博士スイッチが入ってしまったようで、「調合の割合はまだ、ぼんやり覚えている。忘れないうちに実験をして薬をまた完成させるのだ」

 その実験台となるのがスタントン保安官、バセット医師、ホーソン地方判事という訳で。

 彼は手伝いを申し出たメイソンが眠るのを見計らって作戦開始。睡眠薬をたっぷり入れたスープを三人に振舞ったのです。たちまち意識を失って倒れる三人。クラバール博士はその中からバセット医師を選んで冷凍療法薬を使ったのですが・・・みるみる血球が溶けてしまって、死亡。

 目を覚ました保安官と地方検事はバセットが死んだことを知って戦慄します。「次は俺たちの番だ。しかしむざむざやられはせんぞ」と手に得物を持ってクラバール博士を待ち構えたのですが、あっさりスタントンが拳銃で撃ち殺されちゃった。そして地方検事に前のものから活性剤を減らした薬を使ったのですが・・・こっちもやっぱり死んじゃった。

 考え込むクラバール博士。「一体何が原因なのだろう、そうだ」クラバール博士が閃いた!「新しい薬が彼らの体内に残っていた10年前の薬に反応したのだ。まったく薬のない人間で実験しなければならない」はい、当然ながら実験台に狙われたのがメイソンとジュディですよ(笑)。クラバール博士はメイソンを椅子に縛り付けて監禁、ジュディで実験を開始します。薬を与えて意識を失った彼女を冷凍室に運び込み山盛りの氷を胸の上に乗っけます。どんどん下がる体温。「ようし、いいぞ、いいぞ、うまくいっているぞ」と大喜びのクラバール博士。

 と、ここで警察官二人が登場。あ、二人の後ろからついてきたのはあのボート屋のおやじだ。彼がどうやら警察に知らせたらしい。おまわりさんはまずメイソンを救出。そして冷凍室へ突入します。クラバール博士は拳銃を撃とうとしたのですが、おまわりさんにはかなわず逆に撃たれてしまいました。瀕死の重傷を負ったクラバール、しかし、彼はその苦しい息の中メイソンに冷凍療法の説明を始めるのです。「ジュディの体温を測ってみたまえ、ほら、氷点下になっているだろ、でも心臓は動いている、彼女は凍っていても生きているのだ。冷凍療法薬の完成だよ」

 彼はメイソンに研究ノートを渡します。「後は君がこの療法をさらに発展させるのだ・・・ぐふっ」クラバール博士息絶えます。

 そしてラスト、大勢の研究者を集めてクラバール博士の冷凍療法が発表されます。そしてメイソンが「確かにクラバール博士は道を誤りました。しかし、彼はこの研究を続けることで人類の恩人になったのです。これからはこのわたくし、メイソンが研究をさらに発展させて参ります」

 満場の拍手でおしまい。

 モノクロ・スタンダード モノラル音声。画質はノイジーですが年代の古さを考えればいたしかたのないこと。音声も歪があります。日本語字幕付の国内版。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのDVD

 エロの冒険者 
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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2009年8月 3日 (月)

8月2日(日) バンアレン前畑

 分かりにくいけれど、これは「がんばれ前畑」の駄洒落ですからね。この台詞の意味が分からない人は検索すること。人間、これくらいの手間を惜しんでいちゃ出世できませんよって大きなお世話ですか。本日の「フューチュラマ」 第3シーズン エピソード#33の「Amazon Women in the Mood」 エイミーはここ一年ばかり気味の悪い無言電話に悩まされていた。この電話、はあはあ喘ぐだけ喘いですぐに切れてしまうのである。実はこの電話を掛けていたのはブラニガンの副官キフであった。彼はエピソード#10 「A Flight to Remember」で出会ったエイミーに恋をしていたのである。

 しかし奥手な彼は電話を掛けてもまともにしゃべれない。だから結果的にいたずら電話みたいになってしまっていたのだった。悩んだ彼はよりにもよってザップ・ブラニガンに相談(笑)。ブラニガンはエイミーがリーラの知り合いであることを知ってダブルデートを持ちかけるのだった。エイミーに頼まれていやいや出かけるリーラ。彼らは衛星軌道上に店を構える宇宙レストランでお食事。でもブラニガンはケチなのでキフには何にもなし、エイミー・リーラはサラダだけ。自分はステーキを食っているという(笑)。

 でもキフはやっぱりまともに喋れない。そこで彼は得意のカラオケを使ってエイミーに気持ちを伝えようとしたのだがやっぱりここでもブラニガンがしゃしゃり出てきた。彼はキフのマイクを奪うと下手糞でいやらしい歌をがなりたてる。その歌のあまりの酷さにレストランの客、従業員全てが脱出ポッド!で逃げ出してしまうのだ(大笑い)。

 そしてブラニガンは「俺に操縦できないものはないんだもんね」と言いつつ宇宙レストランを操縦しようとするのだが失敗してある惑星に墜落。そこは巨大な女たちの住むアマゾネスの惑星だった。あっという間に掴まってしまうブラニガン・キフ・エイミー・リーラ。レストランの墜落を知ったフライとベンダーはプラネットエクスプレスシップを駆って救出に向かったのだが、もちろん、こいつらもあっさり捕まってしまう。

 アマゾネスたちは彼らをこの惑星を支配しているコンピューター、フェムピューター(笑)の洞窟へ連行。フェムピューターは「ここは女だけの住む惑星だ。男共は死刑だ」この死刑というのがアレを死ぬまでナニするという・・・。この判決を聞いて思わずにやにやしてしまうフライとブラニガンの馬鹿二人。あ、ベンダーは男だけどロボットだということで釈放されています。

 フライ・キフ・ブラニガンはアレの刑に処せられる。ひいひい言わされる3人。見かねたリーラはベンダーに「フェムピューターをプログラミングしなおして死刑命令を取り消して」と頼む。ベンダーはフェムピューターの洞窟に忍び込むが、そこで彼が見たものは一体のフェムボット(女型ロボット)だった。このフェムボットがフェムピューターの中から命令を下していたのだって、ここはまんま『オズの魔法使』ですね。ベンダーはこのフェムボットをたらし込み処刑命令を撤回させるのであった。

 タイトルの「Amazon Women in the Mood」 は『アメリカン・パロディシアター』(『amazon women in the moon』)のもじり。まあ、これ自体が『月のキャットウーマン』なんかをパロディにしているのですがね。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。T子、予定通り午後3時過ぎにやってくる。食ったもの、昼飯に例の100kcalカレー、夕食に刺身、味噌汁、卵かけゴハン、ビール2本。

 いつもならT子と映画となるところであるが、彼女がお風呂に入るのが遅れたので1時間ほど暇な時間ができた。その間に日本映画専門チャンネルで録画しておいた『銀座の猛者』を見る。『銀座三四郎』の再公開短縮版という本作、藤田進のヒーロー像が実に古臭くてよろしい(笑)。義理堅く人情に厚くやくざの情婦を助けるために決まっていた結婚を断ろうとするなど、英雄というよりは好漢という表現が相応しいキャラクターだ。これが藤田進本人の雰囲気にことのほかあっており、逆に新鮮に感じられるのである。

 ハイビジョン画質はときおりフィルム傷が目立ってあまり感心できたものではない。音声もノイジーで聞き取りずらかった。

 その後ようやくT子の準備が整ったのでいつものクレしん映画、今晩は『嵐のジャングル』を見たのであった。

 終了午後11時過ぎ。彼女を母親のところへ連れていき、私は録画の「涼宮 ハルヒの憂鬱」を見ながらお酒。ループはまだ続いている(笑)。

 就寝午前1時過ぎ。

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2009年8月 2日 (日)

8月1日(土) ゴルァのマーチ

 分かりにくいけれどもお菓子 「コアラのマーチ」の駄洒落ですからね。本日は珍しく「フューチュラマ」の記事なし。だってぇ、昨日は夏祭りでほとんど一日中でずっぱりだったんだもの、仕方ないでしょう。その代わり、先日ついにCATV上でのハイビジョン対応を実現させた日本映画専門チャンネルの9月番組表。

 面倒くさいのでとりあえず必見映画、見ておいた方がよい映画(笑)のみをピックアップしてご紹介。

 スウィングガールズ  2004  カラー 監督:矢口史靖 出演者:上野樹里/貫地谷しほり/本仮屋ユイカ/平岡祐太
  ウォーターボーイズ  2001  カラー 監督:矢口史靖 出演者:妻夫木聡/玉木宏/近藤公園/金子貴俊
 ハッピーフライト  2008  カラー  TV初 / 5.1ch 監督:矢口史靖 出演者:田辺誠一/時任三郎/綾瀬はるか/吹石一恵

 めがね  2007  カラー  監督:荻上直子 出演者:小林聡美/市川実日子/加瀬亮/もたいまさこ

 はりきり社長  1956  モノクロ  未ビデオ化  監督:渡辺邦男 出演者:森繁久彌/小林桂樹/司葉子/久慈あさみ

 チーム・バチスタの栄光  2008  カラー  5.1ch  監督:中村義洋 原作:海堂尊出演者:竹内結子/阿部寛/吉川晃司/池内博之

 奇巌城の冒険  1966  カラー  監督:谷口千吉 出演者:三船敏郎/中丸忠雄/三橋達也/白川由美

 それからこれは再放送だけど、あの『スカイ・クロラ』も5.1チャンネルサラウンドで放送するよ。

 この中で嬉しいのはやっぱり『ハッピーフライト』ですな。音が重要な要素である『スウィングガールズ』がステレオ放送なのは残念だけどこれはWOWOW版を録画すれば良し。いやいや、9月も日本映画専門チャンネルから目が離せませんぞ。

 さて、本日は地区の夏祭り。私は普段どおり事務所へ出てお仕事。午前10時からとあるところで祭りで売るとうもろこしの皮むき(笑)。1時間ほどかかって終了したのち、また事務所へ戻ってお仕事。昼飯は何しろこれから重労働なのでスタミナをつけなければなりませんからなあ、冷凍食品の醤油ラーメンと冷凍食品の小分け炒飯。ラーメンには卵をつけました。

 午後1時から準備開始。昨年と違って雲っているのがありがたし。雨さえふらなけれっばこっちの方がずっといい。とはいえ、何しろ椅子をたくさん運んだり机をたくさん運んだりコンパネ板をたくさん運んだりビールケースをたくさん運んだりながーいスピーカーケーブルを舞台の下にもぐって配線したりしたものですから、午後3時過ぎにはくたくたになってしまいましたよ。

 準備終了後、缶ビール(発泡酒)を一缶貰ってぷはーッ。美味いけれども、昨年はこれがちゃんとしたビールだったんだよなあ(笑)。実質的な祭りの開始まで時間があるのでいったん帰宅してシャワーを浴びる。

 午後4時半、会場に戻って炭火の火起こし。そして午後5時からお祭り開始。私は焼きそばを焼いて焼いて焼きまくりました。同じ日に大濠公園で花火大会をやっているためお客さんが少ないのではないかと心配していたが、何、例年と変わらぬ賑わいで、こちらで用意していた焼きそば、焼き鳥、焼きとうもろこし、ソーセージ類は全て祭り終了前に完売。違うことと言えばヤンキーがおらんかったことだけ。どうやらきゃつらは大濠公園の方へいったらしい(笑)。

 祭り終了後、ちょっとだけ片づけして午後9時半過ぎに解散となる。私は途中でビールをがぶ飲みしたものの、食い物は一切口に入れていない。終わったとたんに猛烈な空腹を覚えコンビニにダッシュ。ししゃも(笑)と冷やしラーメンなるものを買ったのであった。

 帰宅して、ししゃもでまた缶ビール。やっぱりコンビに(セブンイレブン)のししゃもは美味い。腹がふっくらとしていて卵も新鮮、鮮烈なぷちぷち感が味わえる。スーパーで買って自宅で焼いたししゃもなどまったく適わない。どうしたらあんな風に上手く焼けるのだろう。仕上げに冷やしラーメン。

 その後ぽすれんのレンタルDVDで「鈴宮ハルヒの憂鬱」見ながら酒。疲れ切っていたので午後11時過ぎには寝ました。

 さて、明日はT子襲来である。

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7月31日(金) ネオテニー花

 分かりにくいけれども、両手に花の駄洒落っすからね。本日の「フューチュラマ」 エピソード#32 「The Cryonic Woman」(もちろん、「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」 「The Bionic Woman」のもじり) 今日も今日とて馬鹿をやるフライとベンダー。彼らはリーラがプラネットエクスプレス・シップのキーをつけたままにしていたのを見つけて、さっそく地球漫遊飛行を試みる。しかし、プラネットエクスプレスシップは強力なロープで係留されていたために、社屋を道連れにして飛び回ることになるのだった。

 フライのむちゃくちゃな操縦であちこちにぶつけられてぼろぼろになったプラネットエクスプレス社屋。ファーンズワース教授はさすがに激怒してフライとベンダー、リーラを解雇。「なんであたしまで」と抗議するリーラだったが教授の返事は「こんな馬鹿二人のところに鍵を置き忘れた責任は許しがたい」 この時フライとベンダーが「そうだ、そうだ、リーラ、見損なったぞ」とはやし立てるギャグに大笑いである。

 リーラは運命割り当て係(冷凍睡眠から目覚めた人間の手のひらに割り当てられた職業のチップをインプラントする)の職に戻ろうとしてじぶんの手にチップを埋め込むのだが、これをフライのそれと間違っちゃった。かくしてフライは運命割り当て係りの職を得て、リーラはフライがなるはずだったピザのデリバリーボーイ(この場合はデリバリーガールか)になるのだった。

 さて、運命割り当て係の職を大いに楽しんでいるフライ、ある日、面白半分にハリウッドのコメディアン、ポーリー・ショアを冷凍睡眠の期間が2日間残っているのにも関わらず蘇生させる。彼はハリウッドの『Jury Duty II.』1,000周年記念上映イベント(なんじゃ、そりゃ)に出席するために冷凍睡眠に入ったのである。

 次に解凍予定の冷凍睡眠装置を見たフライは驚愕。中に入っていた人物が彼の1,000年前のガールフレンド ミシェルだったのである。蘇生した彼女はフライを見て感激、よりを戻してニュー・ニューヨーク周遊デートを楽しむ。しかし、彼女は3,000年の世界になじめなかった。ドクター・ゾイドバークや一つ目のリーラなどが恐ろしくて仕方なかったのだ。彼女はフライを説得し二回目の冷凍睡眠に入ることになる。これで1,000年後 40世紀の世界に行こうというのだ。

 目覚めたフライとミシェル。そこは荒涼とした大地が広がっているだけの未来だった。フライとミシェルはこの世界を支配している(らしい)子供グループと出会う。『マッドマックス』の悪役みたいなカッコをした子供グループのボスとスケートボード対決をすることになったフライ、マコトに大人気ない方法で勝負に勝つ。「よっしゃ、これで俺がこの世界のボスだ」と大喜びのフライだったが、ここで突然車に乗ったママが登場。「いつまで遊んでいるの!」と子供たちを連れていってしまったのである。

 がっかりしたフライ、「何よ、どういうことよ」とわめき続けるミシェルにうんざりして彼女と別れてしまう。彼は一人で遠くに見える都会らしき地帯へ向かう。と、そこにはチャイニーズ・シアターがあった。ここは40世紀の荒廃したニュー・ニューヨークではなく、30世紀のロサンジェルスだったのだ。

 どういうこと?と困惑するフライの前に突然、プラネットエクスプレスシップが着陸。船から降りてきたリーラとベンダーが詳しく説明してくれるのだった。「フライとミシェルが冷凍睡眠状態にあったのは2日間だけ。なぜなら彼らはフライが2日間早く蘇生させてしまったポーリー・ショアの冷凍睡眠装置に入ってしまったからである。プラネットエクスプレス社はポーリー・ショアをハリウッドの記念式典に出席させるために冷凍睡眠装置ごと配達しようとしたのだが、中に入っているのがポーリーじゃないことが分かって投棄してしまったのだ!」

 ぽかんとしているフライ。この時リムジンが止まってドアが開くと中ではポーリー・ショアとミシェルがイチャついているというオチ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に冷凍食品の焼きそば(350kcal)、夕食はカツオのタタキ、生野菜、うな丼。ビール一缶飲んだ。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『アメリカを売った男』を見る。凄腕のFBI情報分析官でありながら、その内面は性的倒錯、極端なまでの信仰心によって蝕まれており、さらに長年にわたってソ連にアメリカの機密情報を売り渡してきたというアンビバレンツな人物像を見事に演じきったクリス・クーパーに驚かされる。中盤にあるこの用心深い人物がいかに唐突な写真撮影があったとはいえ、自分の携帯端末をオフィスに置きっぱなしにするという不自然な箇所も、この演技一つで帳消しだ(笑)。

 ハイビジョン画質は柔らかなフィルムルックが特徴。私はあまりフィルムの質感などにこだわる人ではないので、もうちょっとかっちりとした絵で見たかったですな。AACは5.1チャンネル。前後への移動感、サラウンド音場の情報量の多さ、どれをとっても一級のクオリティと言えるだろう。

 終了後、日曜にやってくるT子のために部屋のお掃除。

 シャワーを浴びてお酒。明日は地区の夏祭り。準備と焼きそば販売(笑)でとってもきつい一日になるだろう、とほほ。

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