« 9月14日(月) 「火星の又三郎』 | トップページ | 9月16日(水) 宣教師新聞 »

2009年9月16日 (水)

9月15日(火) 仮性大左衛門

 「わしは包茎だス!」 「昼間のビールは効く」 これは故景山民夫氏がエッセイで語っていたことである。ただし、これが車の中であったという・・・。今だったら確実に酒気帯び運転で非難轟々になるところであろう(笑)。そういえば昔の大藪春彦先生の小説で活躍するヒーローたちも飲酒運転などやりたい放題であったな。後年の作品で食生活の面でよほど品行方正になった高見沢優でさえ、車で来ているのに平気でワインを頼んだりしていたものである。昨今の「飲酒運転する奴は人間じゃねえ、叩き斬ってやる!」という風潮になんら反対するものではないが、いや、むしろ大賛成なのだが、これがエスカレートすると「酒を飲んで車を運転するエッセイ、小説など罷りならぬ、禁書じゃ、焚書じゃ!」と心の綺麗な人たちが言い出したりするのではないか。

 いや、飲酒運転はいけませんよ、しかし、それとこれとはまた話がべつですからねえ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝食にコンビニのハンバーガーにコーヒー牛乳。昼はアンリミテッドランチの日ではないのにも関わらず膳でラーメン+替え玉。夕食は末弟が泊まりに来ていたのでちょっぴり豪華版。刺身の盛り合わせ、鮭のソテー、付け合せの生野菜。ビールは発泡酒じゃなくってちゃんとしたビールだ(笑)。これを2缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWで録画しておいた『バイオハザード ディジェネレーション』を見る。いかん、これはつまらない(笑)。面白かったのはゾンビものとしての妙味があった、空港脱出シーンまで。それからヒロインがなんとかという会社のいかにも怪しい科学者についていって、あのお兄さんが「えんげろげろっぴー」と大変身してから、もう同じような絵がえんえんと繰り返されて退屈しごく。CG技術の高さには驚かされたけれども、ストーリーがそれに見合ってないのである。CG技術、ストーリーの面白さが高い次元でかみ合っていた『トイストーリー』のような快感はまったく得られなかったのである。

 ハイビジョン画質は素晴らしい。キャラクターのスキントーンの描写など実写と見紛えるほどのできばえ。暗部諧調も完璧で情報量の多さに唖然とさせられる。AAC5.1チャンネルサラウンドはやや腰高できんきんしていたか。これはもうちょっと重厚な音が欲しかったところ。

 その後、日本映画専門チャンネルで録画しておいた『馬喰一代』を見る。いやいや、出てくる人間たちに実に味がある。主人公の米太郎(三船敏郎)から博打で金を巻き上げたりするものの、奥さんが危篤になった時や子供の就学問題などで親身に世話をしてくれる六太郎(志村喬)、主人公になんだかんだと文句を言いながら映画のはじめっから終わりまでひそかに想っている酌婦のゆき、そして彼らの行為を「死ぬほどありがてえ」と思いながらも不器用なまでに自分の意地を貫きとおす米太郎。

 たまには私だってこういう芯のある映画を見るんですよ(笑)。

 ハイビジョン画質は黒が不安定だけれども、画面の奥行き感がなかなかのもの。こういう画質でボロ長屋みると本当にどうしようもないボロだということが分かったりするんですぜ。

 シャワーを浴びてからヒストリーチャンネルで録画しておいた「911特集 アメリカを変えた102分」を見る。WTCビルへの旅客機の激突から、崩壊にいたるまでさまざまなソース(ニュース映像やアマチュアカメラマンの撮影)の映像を時系列に沿って構成したもの。32階の自宅マンションから「オー、マイ、ゴッド!ホワットハップン?」などと言いながら炎上する北棟を撮影していた女性が続いて南棟へユナイテッド175便が突入するのを目撃、パニック状態となって「こんな高いところにはいられないわ」と避難したり、南棟の崩壊で巻き起こった砂塵に巻かれた鳩がたまらず地面にハードランディングしたりと、911テロの本当の現実を突きつけるかのような映像にもうへとへととなった。

 先日見た「ワールドトレードセンター 世界貿易センタービルの栄光と崩壊」とこのドキュメントからはいかに多くの人間がこの事件に巻き込まれていたかが如実に分かる。ビルで働いていた数万人の人々、救助に向かった消防隊、警察官、そして瓦礫の撤去に当たった数千人の労働者。これらの目に触れることなく世界最大級のビルを二棟、ついでに隣のWTCビルまで爆弾を仕掛けて制御解体したという説がいかに荒唐無稽なことか。

 もうそういうことを言うやつはまとめて死んでしまえ!

 その後だらだらTV。就寝午前2時半。

|

« 9月14日(月) 「火星の又三郎』 | トップページ | 9月16日(水) 宣教師新聞 »

コメント

大藪春彦で思い出したんですが、映画「マタンゴ」のwikiを読んで映画に登場する小心者の推理小説家のモデルが大藪春彦だと知り笑いました。
その「マタンゴ」ですが、ワタシが幼いころ「これは絶対面白いに違いない」と主張して一緒に見た親戚の子供たちに一生消えないトラウマを与えた苦い思い出があります。
ちょっとした判断ミスが人生に大きな影響を与える、ということを学んだともいえますが(今回の選挙の結果で、将来日本国民がどんなトラウマを抱え込むことになるか・・・)

投稿: capivarajp | 2009年9月17日 (木) 12時53分

 青葉マークだから失敗があっても大目にみてね会見にびっくりしました(笑)。

投稿: エロの冒険者 | 2009年9月17日 (木) 17時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 9月15日(火) 仮性大左衛門:

« 9月14日(月) 「火星の又三郎』 | トップページ | 9月16日(水) 宣教師新聞 »