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2009年9月22日 (火)

9月21日(月) 「ちびマルチまがい子ちゃん」

 ひろしがマルチまがい商法に手を出すとこうなる。本日の「フューチュラマ」は第4シーズン エピソード#66の「The Sting」 フライ・リーラ・ベンダーの次の仕事は宇宙ミツバチの巣から蜂蜜を採取してくること。プラネットエクスプレス社の前任者が失敗して、全員死亡したという危険きわまりない任務だ。何度か危ない目に会いながらも無事蜂蜜採取に成功し、巣を脱出するプラネットエクスプレスシップ。しかし、可愛い生き物に目がないリーラはなんと女王蜂の子供を連れてきてしまったのである。

 最初は可愛かった蜂が宇宙にでるなり豹変。尻の毒針を振りたててリーラに襲い掛かった。とっさに彼女を庇うフライ。そのおかげで腹をちょっと刺されただけで済んだリーラであったが、その代わりにフライは体を毒針に貫通されあえなく死亡してしまったのであった。あたしのせいでフライがと大変なショックを受けるリーラ。

 葬式の後もリーラの悲しみは癒えない。彼女は安定剤として宇宙ミツバチの蜂蜜を一すすり。やっと眠りに入ったのだが、彼女は異様にリアルなフライの夢を見るのであった。夢の中でフライは「僕のロッカーに君へのプレゼントが入れてあるよ」という。そして彼の「もうおきなよ、リーラ」という声で目覚めた彼女がフライのロッカーを探すと本当にプレゼントがあったのである。次の夢ではフライが赤いジャケットを着せ掛けてくれるのだが、目を覚ましたら本当にそのジャケットを着ているではないか。しかし、これを証拠としてプラネットエクスプレス社のみんなに見せた時、リーラはフライのジャケットがいつの間にか自分のものに変わっていることを知るのだ。

 リーラはあまりにも大きすぎるフライの死のショックによって自分が発狂しかかっているのではないかと疑う。そして彼女は次第に宇宙ミツバチの蜂蜜に依存していくのだった。そんな彼女にドクター・ゾイドバークは警告する。「一すすりは君を落ち着かせる、二すすりめは君に穏やかな眠りを与える。でも三回すすると君はもう眠りから目覚めることができなくなってしまうぞ」これはユニバーサル映画の『ミイラの復活』(『Mummy's Hand』1940年)で「三枚のタナの葉でミイラの心臓を動かせる、六枚の葉でミイラを復活させることができる。でも九枚与えるとミイラは制御不能の怪物になってしまう」という件が元ネタなのでしょうか。違うかな、考えすぎかな(笑)。 念のために英語版ウィキペディアのストーリー解説みたらやっぱり違ってました。

 しかしリーラの状態はますます悪化し、ついには昼間起きている時にも幻覚を見るようになる。ベンダーたちが唐突に歌を歌いだしたかと思うと巨大なミツバチに変身したあげくに破裂したり、四方の壁がみんなの顔になって「お前がフライを殺した!」とリーラを非難したり、もうめちゃくちゃ。

 ついにたまらなくなったリーラ。禁断の三すすりめを決意する。その時フライの「もうおきなよ、リーラ」という声が聞こえてきて・・・。はっと起きたリーラ、自分が病院のベッドに寝かされていることを知る。そう、今までのことは全部彼女が昏睡中に見た夢だったのである。

 フライは蜂の毒針に体を貫通されたものの、30世紀の医療技術であっという間に完治していたのだ。しかしリーラは腹にちょっとだけ刺さった毒針から毒を注入され二週間にも渡ってこん睡状態にあったのである。フライはその間、片時も彼女のそばを離れず「リーラ、おきなよ」と語りかけていたのだった。万感の思いをこめて抱き合うフライとリーラ。そしてお互いに「君、シャワー浴びたほうがいいよ」「あなたもね」とささやきかわしたところでおしまい。

 途中で仕掛けが分かってしまうのだけれども、それでも妙に感動させられてしまう。やっぱり「フューチュラマ」は面白いなあ。

 仕事はまあ、いろいろあった。世間では連休の真っ最中であるが、私は仕事。さすがに空しいので私服でやりましたけど(笑)。食ったもの、昼飯に鳥のささ身二切れを長ネギと共に炒めしょうが焼きのタレを絡めた、鳥ささみしょうが炒め(そのままやんか)とマルタイ棒ラーメン一食分。しょうが炒め、適当に作ったのにも関わらずすんげえおいしい。夕食は出来合いの弁当。田舎料理でてんぷらの衣がびっくりするぐらい分厚く、まあ、あんまりおいしいものではありませんでしたな。ビール2缶飲んで〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『グラン・トリノ』を見る。大変良い映画なのだが、これは非常に直接的なアメリカ保守思想への回顧・礼賛じゃないの(笑)。クリント・イーストウッドの老人が共産主義から逃れてきたというモン族の身内同士の争いに介入するのもベトナム戦争のメタファーにしか思えないし、これはひょっとしたらオバマ大統領の誕生であまりにリベラルに傾きすぎたアメリカへの危惧が映画に反映されているのではないか。だとすれば大ヒットを記録し、内容も素晴らしい映画なのにアカデミー賞にはかすりもしなかったのも納得がいくのだが。

 ハイビジョン画質は非常に優等生的な画質。クリント・イーストウッドの顔面などもうちょっとあらあらしくディテールを出してくれた方が映画の内容に合うのではないか。サラウンドはドルビー・トゥルーHD。台詞に味があって、イーストウッドの俳優としての素晴らしさを今一度思い起こさせてくれる。

 シャワーを浴びて午前12時過ぎからぽすれんレンタルDVDで『バーバレラ』の続き。ピン教授へ無線連絡を取ってみると、上手い具合に宇宙船の修理は完了していました。ピン教授は「衛兵に見つからないよう迷路の外に隠す」自動操縦で宇宙船を発進させます。

 そしてディダノはバーバレラに見えない壁の鍵を渡すことになります。鍵が入っている箱を開けたバーバレラは怪訝そうな顔で「これ、何も入ってないわよ」でもディダノは大いばりで、「そりゃ、そうさ、見えない壁なのだから、鍵も見えないに決まってる!」ディダノ、箱の中を探るのですが、「あー、本当にない、なくしちゃった」この後二人は指令本部の中をどたばたと探し回ります。そして床をまさぐったディダノはやっと鍵を見つけるのでした。これをバーバレラの首にかけてやって、「さあ、12番回廊からドリーム室を目指すのだ!」エアパイプで送り出されるバーバレラです。

 しかし、バーバレラ、うろうろしているうちにあっさり従待長に捕まってしまいます。そして拷問されるのですが、これに使われる機械というのが皆様、お待ちかねのオルガスマトロン(イクイクマシーン)ですよ。あまりに強烈な性的快感を与えることで相手を死に至らしめるというエロいマシーンですよ。こうベッドがありましてな、そこにバーバレラを寝かせて波板で覆います。そして制御卓のボタンをピアノ演奏のごとく操りますと波板がさわさわ微妙に動いてバーバレラを刺激するとそういう仕掛けになっております。

 「ああああ、ひっひっひー」と大変色っぽくあえぐバーバレラ。これを撮影していたカメラマンが「おれはもうギャラやらいらん、こんなエロいもの見せてもろうたのに金やら貰ったらバチがあたるたい」と叫んだと伝えられております(ウソ)。従待長、「うひひひ、この快楽の絶頂でお前は死ぬのだ」大喜びですよ(笑)。しかし、バーバレラはただの女ではありませんでした。あまりにいやらしかったので逆にイクイクマシーンの方がオーバーヒートしてしまったのです。「うわああ」と情けない声を上げる従待長。「この淫乱女めが、わしの大事なイクイクマシーンを壊しおって!」

 この時バーバレラは奇妙なことに気がつきます。地球から支給されていたデュラン・デュランの脳波探知機が反応していたのです。「ひょっとしてあなたがデュラン・デュラン、でも彼は25歳のはずなのにあなたはどう見たって40過ぎよ」「わははは、ようやく気がついたか、そうよ、わしがデュラン・デュランよ、この星ではな、マトモスが悪の本当の素晴らしさを教えてくれるのだ、その代わり若さを失ってしまうがな。なに、お前は俺を連れ戻しに来た?いや、絶対帰らないぞ。わしの発明したポジトロン光線を使って皇帝をやっつけて、この惑星も、地球も、そして大宇宙そのものを支配してくれる!」なんとも稀有壮大なことで。

 デュラン・デュラン、この後バーバレラからドリーム室の鍵を持っていることを教えられます。デュラン・デュランは彼女をドリーム室の見えない壁のところまで連れていき、見えない鍵を使って扉を開かせたのであります。デュラン・デュランはバーバレラを中に押し込めてしまうと、ほかの鍵を奪ってマトモスの中へ捨ててしまいました。扉を閉めて皇帝・バーバレラを閉じ込めたデュラン・デュラン、「わははは、これでお前たちは永久に出られないぞ、はははは、マトモスの餌食になるがいい!」

 本日はここまで。

 その後昔の「大食い大会」のビデオを見たりしてぼんやりすごす。就寝午前2時半過ぎ。

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