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2009年9月26日 (土)

9月25日(金) 「啓蟄は爆発だ!」

 季節外れのネタで申し訳ありません。本日の「フューチュラマ」は第4シーズン エピソード#68「Obsoletely Fabulous」 ロボットエキスポに出かけたプラネットエクスプレス社の面々。彼らは会場で発表された「ママ友愛ロボット会社」の新製品、ロボット1-Xにすっかり魅せられてしまう。ベンダーは自分より進歩したロボットの存在を大層いやがるのだが、ファーンズワースはそんな彼を気にも留めず一台お買い上げ(笑)。この1-Xはふれこみに違わぬ高性能で会社の雑事をベンダーの二倍も早く正確にやってしまう。これでぶすくれたベンダー、「よし、俺もアップグレードサービスを受けて1-X並みの性能になってやるぞ」

 ところがこのアップグレードの方法というのががちっとロボットを固定し頭に電極を当てばりばり電流を流すというものであった。これを見たベンダーは怖気づいて逃げ出してしまうのである。彼は「ここでボート禁止」の看板を折り曲げてボートを作り(笑)大海原へ出奔するのであった。まあ、この後いくらも進まないうちに大嵐に襲われて遭難してしまうのですがね。

 そのベンダーが流れ着いた島。そこは型遅れのロボットたちがテクノロジーを拒否した生活を送っているコミュニティだった。ちなみにこのロボットたちがどんなに型遅れかというとメモリーの数が足りなくてものを覚えられないのや、水力が動力になっていて水がなくなると動けなくなるのや、いろいろ。ベンダーは彼らたちと生活するうちに自分もテクノロジー嫌いとなり、なんとあえてボディや手足を木製に変えるダウングレードを実行するのだった。そしてベンダーは彼らを引きつれ木製潜水艦でニュー・ニューヨークに戻り「アンチテクノロジー」テロを敢行するのだった。

 潜水艦に装備されたカタパルトで次々と大岩を打ち出すベンダーたち。ニュー・ニューヨークの各所に大混乱を巻き起こす。ベンダーはプラネットエクスプレス社に乗り込んで大暴れ。プラネットエクスプレスシップは着陸脚を折られて擱坐、みんなは船体に挟まれて動けなくなってしまう。この時ベンダーたちが原因で停電となっていたので使っていた蝋燭(笑)が倒れ火災が発生。炎が動けないクルーに迫る!ベンダーはあわてて消火器を取ろうと走るのだがその足がぼきっ。なんとシロアリに食われていたという・・・。ベンダーは仕方なくにっくき1-Xにクルーの救助を頼むのだった。

 みんなが救われてやっとベンダーはX-1を受けいれることができた。と、次の瞬間、ベンダーはママのロボット工場でアップグレードの真っ最中。なんと今までの事件は彼の幻想だったのである。アップグレードを終えたベンダー、ひょっとしたらこの世界そのものが誰かの幻想ではないかと疑うのだがすぐに、「現実はおれが作るものよ」と開き直る。ベンダーが工場を出るとなぜか、そこはユニコーンや彼の葉巻に火をつけてくれる妖精のいるファンタジー世界。ベンダーは楽しげに歩いていく。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯は湯豆腐。粉末の昆布だしをテキトーにお湯に溶かして木綿豆腐をテキトーに煮たもの。博多万能葱を散らし味ポンを掛けて食べる。これで58kcal。あんまい美味しいものではありませんがね。夕食は天然ぶりの刺身、あらの煮付け、野菜さらだ。ビール一缶、ゴハンをお茶漬けで一膳。〆のコーヒーは如例。

 実は今晩、母親はある集まりで出かける予定だった。そのため私が家を空ける訳にはいかなくなってぴんでんさんからの試写会のお誘いをお断りしていたのだが、この予定がなくなったという・・・。最初からそう言ってくれていたら試写会の方に行けたのにと地団太を踏んだことであった。

 その後WOWOW録画の『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』を見る。現場でのインタビュアーへ昇進して有頂天の女性レポーターがお祝いで言ったバーで知り合った男と勢いに任せてベッドイン。男がコンドームつけなかったものだから見事、命中、妊娠しましたというお話。これからばりばり仕事しようとしていた矢先の妊娠、しかも相手の男は日がなマリファナを吸ってぱーぱーしている駄目映画オタク。定職にもついておらず、「美人女優のおっぱいが見られる映画」サイトを立ち上げようとしていたものの、すでに同じ趣旨のサイトがあることが分かってこれもぱあ。ついに貯金が100ドルぽっちになっちゃった(笑)。

 ヒロインはそんな男に呆れながらも赤ん坊を産むという選択をする。彼女は男をなんとか愛そうと努力を重ねるのだが・・・。

 駄目オタクと才媛の妊娠騒動という時点ですでに面白いのだが、この映画は二人の関係を通して姉夫婦の危うい夫婦関係を抉り出すという鋭い人間観察の手法を見せてくれる。また駄目オタクがどうやって世の中と折り合いをつけるかという指南にもなっているという奥の深い映画で、さすがにジャド・アパトー監督作だけのことはあると思ったのだが、後半、あまりにも「良い話」になりすぎましたなあ(笑)。どっちかというと、というか紛れもない駄目オタクの私としては、徹頭徹尾、駄目なオタクの話を見たかったのであります。

 ハイビジョン画質は良好。柔らかな風合いながらディテールがきちんと出ているという理想的な映像。AAC5.1チャンネルは音場がスピーカーの奥まで広がるような感覚を味あわせてくれる。

 シャワーを浴びて今度は日本映画専門チャンネルで録画しておいた『朝の並木道』 ラスト近くの心中夢オチに驚かされたけれども、これもまたヒロインの密かな願望のひとつでもあったのだろう。夢と分かって「ああ、良かった」というヒロインであるが、その内心はいかなるものであったか知れたものではない(笑)。幸せを願いながらもそうしたスリルに心を躍らせる、この人物造形の上手さはやっぱり成瀬監督ならでは、であります。

 ハイビジョン画質はフィルム傷が多い。それでも町並みの輪郭のシャープさにハイデフの恩恵が見てとれる。音質はちょっと駄目。台詞が聞き取れないし歪も多い。

 この後輸入DVDで『キートンの船出』(『The Boat 』 1921)を見る。さて、今作のキートン、家の中で大きなボート「知るもんか」号(「ダムファイ」号Damfino=Damned if I know!「知っていれば世話はない」のシャレ)を作りましてこれでちょいと舟遊びとしゃれ込もうじゃないかという趣向であります。奥さん(シビル・スーリー)と子供二人を乗せた車にロープを繋いでボートを引っ張り出そうというキートン。めりめり、めりめり、もう入り口がボートより小さなものですから、アハハハ、ばきばきと壁を壊しながら引っ張りだされます。ようやく外に出たと思ったら、今度は家全体がぺしゃんこに。

 気を取り直して出発し、港へ到着。しかしここでもキートンは大ドジばかり。車で「知るもんか号」を海に引っ張り込もうとしたら車が海にどぼん。ようやく斜面を滑り出した知るもんか号もキートンを乗せたまま浮かぶどころかそのまま海にぶくぶく沈んでしまうという。

 これをなんとか浮上させて、いやあ、いったいどうやったんでしょうなあ、煙突やらマストなど艤装を致します。この時煙突を立てようとして子供の上にかぶせちゃうキートン。汽笛を鳴らそうとして紐をひっぱったら子供の悲鳴がぎゃー(笑)。あわてて煙突を外して助けようとしますと今度は先っちょの方から海に落としちゃった。キートン、海に飛び込んで救出するのですが、いやはや、キートンの子供になるのも大変です。命に関わります。

 ようやく全ての準備が整っていざ出航!ところが係留ロープを外さずに出航したもので桟橋をばらばらにしちゃいました。

 さて、「知るもんか」号には特別な装備が施されております。それはレバー操作ひとつでマスト・煙突などがぱたりと倒れるという仕掛け。これで橋の下を潜ることができるのであります。しかし、これも最初の2回は上手く行ったのですが3回目は間に合わずキートン海に投げ出されちゃいました。

 なんとか太平洋に出ましてお食事も済ませさあ、寝ようということになったのですが、突然にわかに空が掻き曇り大嵐になってしまいました。キートン、甲板に飛び出して仰天、一度中に戻って傘を取ってくるのが面白い。もっともその傘もあっという間に吹き飛ばされてしまうのですが。キートンは望遠鏡を伸ばして位置を確かめようとしたのですが、風に煽られて望遠鏡がぐにゃぐにゃ。まったく役に立たないのです。キートン、たまらずSOSを打電。これをキャッチしたほかの船の通信士は「そちらの船名を知らせよ」これに答えてキートン、「われ、Damfino(知るもんか)号なり」これで通信士怒ってしまいまして、「こっちも知らないよ」と無線をきっちゃった。

 嵐はますますその勢いを増しおります。打ち寄せる波の勢いでくるくる回転する知るもんか号。ああ、これは本当にセットを回転させておりますな(笑)。ついで壁から浸水が始まっちゃった。キートン、考えた挙句にドリルを持ってきて船底に穴を開け始めます。そこから水を排出させようというのでしょうが、これは無理。当然ながら船底の穴からも浸水してきたのです。

 キートンは家族をバスタブの救命ボートに乗せます。彼も乗り込もうとしたのですが、波で救命ボートが知るもんか号から離れてしまったのです。あっという間にキートンもろとも沈んでいく知るもんか号。家族は泣き叫ぶのですが、あ、キートンの帽子がぷかぷか漂っている。その下からキートンがざばーっ。彼は何とか救命ボートに乗り込むことができました。

 しかし、これでめでたし、めでたしという訳には参りません。子供の一人がバスタブの蓋を抜いてしまったのです。たちまち沈む救命ボート=バスタブ。キートンは最後の別れのキスを家族たちと交わすのでありました。ぶくぶく沈んで海の中へ・・・。「あれ」あれ、怪訝な顔をするキートン。足がそこについてしまったからです。彼らは漂流するうちにいつの間にか浅瀬にたどり着いていたのでした。みんなでてくてく歩いて砂浜についたところではい、おしまい。

 その後「ぴったんこカンカンスペシャル」など。就寝午前2時過ぎ。

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