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2009年10月 9日 (金)

10月8日(木) 「秋茄子と亀」

 秋茄子は亀に食わすなって、訳わかんないよ!ミクシィの都市伝説コミュ、「死体洗いのアルバイト」トピックにまた新たなキャラクターが。曰く<浮いてくる遺体を沈める作業と解剖で使う遺体を保存してある棚から運ぶ作業の仕事ならしたことがある。京都市内の病院で時給2500円病院関係者の知り合いかバイトしてる人の紹介でしか働けない。原子力発電所で働いている人のように防護服、保護メガネ着用。バキュームカーの清掃も同時にやっていたので、1日2万くらい稼いでいた。> ウソくせー(笑)。

 フォルマリンプールに浸けられた死体を云々という所謂「死体洗いのアルバイト」の存在は明確に否定されている。またバキュームカーの清掃のバイトというのも良く聞いた話だけれども、そもそも一般的な2トンクラスのバキュームカーは内部が狭く、またハッチも小さいので人間が入ることはできないそうな。10トンの大型クラスならば入れることは入れるものの、中は「汚物が揺れないように何層にも仕切られているので」人間が清掃することは不可能なのだとか。

 そんな真実味のないバイトを二つも掛け持ちしていたと豪語する、この人。ひょっとしたらこれが噂に聞いた「釣り」というやつなのかなあ。

 深夜にプロジェクターでちびちび見ていたハイビジョン録画の「伊東四朗一座・熱海五郎一座合同公演 喜劇日本映画頂上決戦~銀幕の掟をぶっとばせ!~」がついに終了。キャストの一人一人が形作るヴォードヴィル芸のアンサンブル、コント赤信号の見事な再結成(渡辺正行がまた嬉しそうなこと)、小倉久寛の卑怯な地蔵様、無駄にゴージャスな小林幸子などなど、非常に楽しいステージであった。またラストの巨大小林幸子像にもびっくり。割烹着姿で片膝をついた姿なのだが、この膝の上に小林幸子が乗って歌うのである。これが奈落から競りあがってその全体像を露にした時、思わずひっくり返りそうになったくらいだ(笑)。

 もうこんな舞台を見てしまうと、生で見たくなるのが人情なのだが、地方公演はまず望めないし(あの巨大像は青山劇場だからできたのだそうな)、そうなると東京まで出て行かなければならないし、公演自体も半月、全18ステージという短期だから上手くチケットが取れるか心配でもある。せっかく出かけていくのに立見席なんてことになったら泣くに泣けませんからなあ。これは当分、WOWOWのハイビジョン中継で楽しむしかないのでしょうか。

 仕事はまあ、いろいろあった。入居一件決まってようやくその物件が満室となる。久々の満室の踊りを一時間半に渡って踊ったら酸欠状態となりあやうく失神するとことであった。食ったもの、昼飯に丸天うどん。夕食は出来合いのカキフライ5個、海鮮弁当、マグロの刺身、生野菜。ビール一缶飲む。〆のコーヒーは如例。カキフライはウスターソースにチューブ辛子で食べたのだが、衣がべっちゃりしすぎており、あまり美味しいものではなかった。これは電子レンジにからりと暖めなおしができる機能があったと思うのだが、うちの家族は全員説明書を読まない人なので良く分からなかったりするのである(笑)。

 さすがに今度、調べてみようと思いました。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ファイヤー・ライン』を見る。即物的にすぎるキャラクター、中途半端な隊長の家族描写などストーリーに関してはあまり褒められる映画ではない。また消防隊出動の時のBGMが妙に『バックドラフト』っぽいのもなんだかなあ(笑)。しかし、その欠点を役者の安全性を蔑ろにしたのではないかとさえ思われる凄まじい火災現場の描写で帳消しにしてしまうという、実に男らしい映画でもある。

 とにかくどっかんどっかん爆発し、役者が何度も炎に包まれる。いくら防護服を着ているとは言え、事後の処置が遅れればあれは命に関わるのではないか(笑)。しかも女性隊員にも容赦なし。本当に大丈夫だったのか、2~3人黒こげになったりしていないだろうな。

 ラストの大火災の現場となる古びた繊維工場も魅力的だ。『未来世紀ブラジル』のような巨大なダクトが絡み合った壁面が内部からの爆発で吹き飛ばされる、この破壊のカタルシスに体中が震えたね!

 ハイビジョン画質は意外と言っては失礼かも知れないが良好。発色に艶があって、消防自動車の赤が綺麗なこと。その反面、ステレオ音声はだめだめ。レンジが狭くしかも始終歪んでいる。最近の香港映画では珍しい低レベルの音質であった。

 その後録画されていた「プライミーバル 第2シーズン 最終話」を見る。ヘレンの狙いがついに判明。彼女は歴史改変によって人類をスーパー人類へと作り変えようとしていたのだ。あのストームトゥルーパーみたいな同じ顔の兵士たちの存在も不気味で、これはまた第3シーズンへの期待が高まりますな。

 終了後、編集してブルーレイにコピー。

 シャワーを浴びて輸入DVDでキートンの『キートンの即席百人芸(キートンの一人百役)』(『The Playhouse』 1921)を見る。オペラ劇場にチケットを買って入場するキートン。中をつらつら見回すと、観客は実はトンデモないことが起こっていることに気づかされるのです。

 オーケストラボックスのクラリネット、トロンボーン、コントラバス等々の奏者がみーんなキートン。舞台でオペラやっている役者たちもみーんなキートン。さらには客席のお客様たちまでみーんなキートン。もちろん、男性ばかりではなく女性もみーんな女装のキートンであります。

 舞台ではステッキを持った二人のキートンがぴったり息を合わせて踊りだしました。もうまるでアステアの「プッティン・オン・ザ・リッツ」みたい。私がこれを見てイヤー凄い凄いと感心しておりますと、じつはこれは夢だったという・・・。ベッドの上で目を覚ますキートン。ここに怖い顔のおじさんがやって来て「君、君、出て行きなさい」 彼が部屋からでるなり取り壊される左右の壁。そう、これは舞台劇のセットだったのであります。ここでようやく、今回のキートンは劇場で働いているということが判明するのです。

 さて、キートン、劇場で働いているといっても単なる下働きの身分ですから、何でもかんでもやらなければいけません。彼は女性芸人を楽屋に案内するのですが、彼女が部屋に入ったとたん、もう一人同じ姿格好をした女性が現れてびっくり。もちろん双子なのですが、そうとは知らぬキートン、ひゃーっと逃げ出します。自分の部屋に逃げ込んでしばらく心を落ち着け、おそるおそる戻りますと、今度は二人が四人に!何、大道具さんが姿見を二つ、置いていってそれに双子の女性が写っていただけです(笑)。

 これでようやく「双子かあ」と納得するキートン。ちょっと分かるのが遅すぎやしませんかってんだ。

 キートンの次の仕事は猿回しのオランウータンに衣装を着せること。でもあっさり外に逃げられちゃいました。弱ったキートンはどうしたか。はい、皆さんのご想像通り、自分でサル用の衣装を着込み、メイクを施して猿使いと共に舞台に登場したのであります。すぐに人間だと気づかれて観客席から大ブーイングとなるかと思いきや、キートンの猿芸が上手い、上手い。ものを食べるしぐさとか狂騒的に跳ね回るさまなど、もう本物にしか見えないの。顔のメイクはちゃちだけど、それを感じさせない芸の凄さであります。

 そしてさらにキートンは道路工事をしていた皆さんをスカウト。彼らと一緒に軍隊コント。隊列を組んでぐるぐる回ったり、高い塀の上によじ登ったり、観客はやんややんやの大喝采。ところがこの塀がどーんと倒れて投げ出されたキートン、ころころ転がって劇場の入り口から飛び出してしまいました。キートン、改めて窓口でチケットを買いなおし入場するというギャグがよろしい。

 キートン、このあたりになるといつの間にかあの双子芸人の片方と仲良くなっております。

 ここでひげの親父芸人が登場。彼はよせばいいのにこの髭でタバコを吸おうとして、髭に引火させてしまいます。「うわちち、あつい、あつい、ひー、助けてくれ」キートン、この危機に「消火用」と書かれた箱に入っている斧を取り出し、親父の髭めがけてどーん!使い方違うっての(大笑い)。ぶっ倒れた親父の燃えている髭を斧でそり落として消火に成功するキートンですが、なぜか無傷だった親父がかんかんになった。「てめえ、キートン、人を殺す気か!」たちまち始まるドリフ風のおっかけっこ。階段を駆け上がったり、様々なドアに出入りをしたり、二人のどたばたはいつまでも続きます。

 一方、舞台ではあの双子芸人のショーが始まっていました。大きな水槽に一人が入って4分間もぐるというまるで昔の江頭2:50みたいな芸。これがなぜか途中で水槽の底に引っかかって出られなくなってしまうのです。このままでは女芸人が溺れ死んでしまう。キートンは最初、コップを持ってきて水をかい出すのですが、これじゃダメだと気がついて、というか、当たり前だ(笑)。次に斧を持ってきてどかーんと水槽に叩きつけるのです。水槽が壊れて大量の水が流れ出し、劇場は水浸し。女芸人は助かったものの、オーケストラボックスなんかもう水が一杯でプールみたいになってます。あの髭親父にまた追いかけられたキートン、オーケストラが使っていたバスドラムをボート代わりにして脱出。

 助けた女芸人、途中で仲良くなった方を連れて逃げ出します・・・、「あ、間違えた、こっちじゃなかった」キートン、劇場に戻って正しい方を連れ出します。そして、彼女の首に「これで間違えないよ」と×印をつけたところでエンドマーク。

 終了後、録画しておいたテレビをだらだら。就寝午前2時半。

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