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2009年12月11日 (金)

12月10日(木) 「猿のがばいばあちゃん」

 ウキキたい!先日のと学会例会、二次会で20歳の大学生の方と話す機会を得た。いやもう四半世紀の年齢差で生まれいずるカルチャーギャップの大きさにびっくり。ちょっとこちらが子供の時の話をするともう物凄く驚いてくれるのである。例えば・・・「あれね、俺たちが子供の頃は怪獣番組って雨傘番組でしか見られなかったでしょ、別にプロ野球なんか見たくなかったからいつも雨ふれー、雨ふれーと念じてましたね、まるで間抜けなノアなの」「えええ、雨傘番組ってなんですか」「昔はね、ドーム球場とかなかったの。だから雨が振るとゴールデンタイムの巨人戦なんかでも平気で中止になっていたの。雨傘番組というのはそんなときに代わりに放送する番組ね。これでよく怪獣映画をやっていたってこと」

 また・・・「ラジカセでね、宇宙戦艦ヤマトの最終4話録音していたんですけどね、これ120分テープを使ってたんですよ。カセットの120分テープってすぐ中で絡まっちゃうの。録音した奴もその例にもれずぐちゃぐちゃになっちゃった。俺はもう泣きましたねえ」「えええ、ろ、録画じゃなくって録音なんですか」「だって、ビデオとかないんだもの。残そうとしたら録音するしか方法がなかったの。で、最初はラジカセをテレビの前において録音ボタンを押して黙っているという原始的なことやってたんだけど、これが次の段階になると接続コードをつかうの。イヤホンからラジカセの入力端子に繋ぐんだけど、これでもそばでお袋ががーがー掃除機なんかかけてたらその音が入っちゃうんだよ」

 この会話で思いついた企画が「オタク昔話」 ポイントはただ昔の話をするのではなく。先ほど例に挙げさせてもらった大学生さんのような20歳前後の人が現代とのあまりの違いに驚くような内容とすることである。そして貧乏関係の話は禁止。それをやってしまうと話が暗くなってしまい楽しめなくなる可能性があるからだ。

 じゃあ、ちょっとやってみますね。

 「昔の映画をテレビ放送するときには何しろワイドテレビなんかなかったからシネスコの両側をカットして4:3で放送してたんだよ。でもね、オープニングだけはクレジットを全部見せなくちゃならないからカットできない。どうしたかというとシネスコを横にぎゅうと圧縮して4:3画面に納めたんだ。だからオープニングクレジットの時だけ画面が縦長になるんだよ」「えええ」

 「昭和40年代初頭というのは福岡でもまだまだインフラが整ってなくて別に天気が悪い訳でもないのに突然停電するってことが良くあったんだ。何時から○○が始まるって楽しみにしてたら突然停電。ようやく電気が復旧したらもうその番組が終わってたなんてざらだったなあ」「ええええ」

 「昔のテレビにはビデオ端子なんかついてなかったんだ。最初の方のビデオをどうやって接続したのかというと、RF端子ってね、アンテナ線の端子に繋いだんだよ」「えええええ」

 「ビデオソフトが気軽に買えるようになったのは「ブースカ」が最初じゃなかったけ。値段はたしか30分一話収録で3,980円。これでも当時は破格の値段だったんだ。その前に買ったのが「米海軍アクロバットチーム ブルーエンジェルス」は30分で9,800円もしたんだ」「ええええええ」

 「俺が21~22歳の頃はレンタルビデオで平気で海賊版貸し出していたなあ。向うの輸入版に日本で勝手に字幕つけたソフトってのがいっぱいあったんだよ。でその字幕がどうした訳か左から右に向かってぴぴぴっと順次表示されていくの。黄色の字幕なんてのもあったなあ。あ、そうだ、そうだ、日本の吹替え音声入りLDをビデオにダビングした『ヤングフランケンシュタイン』も借りたなあ。LDには右チャンネルに英語音声、左チャンネルに日本語音声が収録されていたんだけどダビング先がモノラルVHS。だから英語音声と日本語音声が一緒に聞こえてくるんだよ。もう聞きづらくて仕方なかったなあ」「えええええええ」

 あー、きりがない(笑)。これはまた機会があったらぼちぼちやっていきたいと思います。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。朝から終日雨。割りに暖かいのが救いか。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分、夕食は母親が出かけていたので出来合いのもの。牡蠣フライ、焼き鳥、ポテトサラダ、鯛の刺身。これに生野菜がついた。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 それから輸入ブルーレイで『ギャラクシー・クエスト』を見る。画質は良好、非常に高解像度で星の数が多いこと、多いこと。アラン・リックマンの悪趣味な異星人メイクの微妙な色調もばっちり表現されている。サラウンドはトゥルーHD5.1チャンネル。音圧が低く17ノッチまでヴォリュームを上げなければならなかった。音質は良好なのであるが、もう少し重低音の迫力が欲しかったかな。

 その後は途中まで見ていたWOWOWハイビジョン録画の『エクザイル/絆』を最後まで。男泣き映画だとか、絆と友情の美学とか、まあ、そういうありきたりな評価はつまらないのでやめておきましょう。私が気に入ったのはところどころで顔を出す奇妙なユーモア。あちこち動き回るボスの下腹部の傷跡を必死で治療しようとする闇医者とか、現金輸送車のガードマンだった男がわりにあっさりと仲間になるとか、最初から最後まで何もしない退職寸前の刑事とか、そういう緩急の付け方が絶妙であった。

 また、ラストで金塊を持ち逃げする女の存在も好ましい。この女がいるおかげで映画の後口が陰惨なものにならずに済んでいるのである。

 ハイビジョン画質はちょっと黒が沈みすぎ。その黒さは悪いものではないのだが暗部諧調が完全にスポイルされてしまうのである。音声はステレオ。リア音場の情報が多く、きれいにサラウンドしてくれる。BGMの切れの良さも聞きものだ。

 シャワーを浴びてから輸入DVDで『Undersea Kingdom #1 Beneath the Ocean Floor』を見る。アナポリス海軍兵学校のヒーロー、レイ・クラッシュ・コーリガン(クラッシュ・コーリガン)は今日も今日とて大活躍。フットボールで相手チームをなぎ倒して大勝利。次にレスリングの試合に参加して相手選手を圧倒しております。と、この試合をやっている体育館にやってきたのがこのシリーズのお子様キャラクター、ビリー・ノートン(リー・ヴァン・アタ)であります。彼は入り口の守衛に「ねえねえ、僕、クラッシュに会いにきたんだけど」しかし守衛は「ダメダメ、子供は立ち入り禁止。それにコーリガン中尉は今、試合の真っ最中だ、忙しいんだよ」とにべもありません。

 ビリーはがっかり。しかしこれでそのまま帰ってしまうようではSFシリアルのマスコット役は務まりません。彼は外壁の非常はしごを使って体育館の二階へ。そして開いていた窓から顔を突っ込みレスリング観戦としゃれ込んだのです。その眼下ではコーリガンが相手を投げ飛ばしています。これで興奮したビリー、「頑張れ、コーリガン、そんな奴はくしゃくしゃにたたんでしまえ、コーリ、わあああ」手を滑らせて落ちそうになります。かろうじて窓枠をつかんで墜落は免れたのですが、このままでは長く持ちそうにありません。

 コーリガン、吊り輪を利用して体育館の壁を素早くよじ登り、見事ビリーの救出に成功するのです。体育館内の兵士たちはこのヒーローの活躍に大喝采。

 「ビリー、なぜこんなことを」「だって、僕のパパがあなたを呼んでいるって言いに来たのに守衛さんが入れてくれないんだもの」「何、ノートン教授(C,モンタギュー・ショー)が私を呼んでいるって、よしすぐ行こう」

 そのノートン教授のオフィスには彼の手による大発明、「地震探知・防止器」が鎮座しております。これは地底からの地震波をキャッチ、そして近距離ならその地震をとめることができるという優れもの。またこの時オフィスにはこの物語の紅一点 ダイアナ・コンプトン(ロイス・ワイルド)がいました。例によって雑誌記者の彼女、教授にあれこれインタビューをしていたようです。

 教授はやってきたコーガンに「大変だぞ、また地震波が強くなっているんだ。これはもう間違いなく海底から知生体が送っているんだ」その知生体とは一体何なのでしょうか、いえいえ、海底からよからぬことを仕掛けてくる知生体と言えば決まっています。アトランティス人かムー帝国人です(笑)。これは東宝ではなくアメリカのシリアルですから、この場合は前者のアトランティスってことになるのですな。

 証拠だってあります。教授は前回の海底調査でオリハルコンの像を発見していたのです。オリハルコンの製造法はアトランティス人しか知らないはず。ところがこの像はどう調べてみても作られてから2~3年しか経過していなかったのであります。教授は考え深げに「おそらくアトランティスは伝説のごとく一夜にして没したのではない。それなりの年月をかけて沈んでいったのじゃ。だから彼らにはオリハルコンのドームでアトランティス全土を覆う余裕があったに違いない。彼らは生きておる」

 この直後、ばーんと映るアトランティスの都市。ここの大僧正、シャラード(ウィリアム・ファムナム)は部下から報告を聞いて苦い顔。彼の都市は悪いアトランティス人ウンガ・カーン(モンテ・ブルー)の軍勢の猛攻で風前のともし火だったのです。シャラードは「くそ、ポセイドンの神様は肝心なちっとも役に立たん」とボヤいております(笑)。あっという間に包囲される都市。弓矢による攻撃が始まります。そして空からはスタートレックのエンタープライズみたいな形の飛行船がどかんどかんと爆弾投下。逃げ惑う兵隊たち。

 さて、ウンガ・カーン、部下ディトマー(ブース・ハワード)の戦況報告に満足至極。「くくく、これでもうすぐアトランティス全土が余の手に入ることになる。その次はいよいよ地上攻略だ」スイッチをぽちっと押しますとテレビ受像機にラッシュ時のニューヨークの光景が映ったではありませんか。「この世界を再び我がアトランティスが支配するのだ、わははははははは、ごほっげほっ」

 「よし、ディトマー、次の攻撃だ、地上に地震を起こすのだ」ディトマー、ベルトのリモコンでロボットを操作。地震発生装置ディスインテグレーターを起動させるのでした。

 この攻撃でセントクレアが壊滅します。再びこの地震波をキャッチした教授、「やはりこれは何者かの攻撃だ。もう放ってはおけない。わしのロケット潜水艇で調査に向かうぞ」

 この探検隊のメンバーは教授の他、もちろんコーリガン、そして教授の助手ジョー(ジョン・ブラッドフォード)、下働きというかコメディリリーフのブリニー・デープ(スマイリー・ブルネット)とソルティ(フランキー・マーヴィン)、彼らのペットのオウム、シンドバッド、そして取材のためダイアナも同行します。

 ちなみにビリーも「パパ、僕も行っていい」と頼むのですが教授に「お前はダメ」と言われてがっかり。まあ、ここで引っ込んでいたらSFシリアルのマスコット役は務まらない訳で・・・。

 準備の整ったロケット潜水艇、勇躍出航、そして直ちに潜水を開始、深度2,500フィートを目指したのですが、なんと教授の助手、ジョーが「これ以上もぐると水圧で潜水艇潰れますわ」とおびえだしたのであります。「あっはっは、大丈夫じゃよ、この潜水艇はそんな深度じゃびくともしない、まったく怖がりじゃなあ」と教授が笑ったのがまずかった。これでジョー、ぷつんと切れてしまい「テメー、このクソじじい、もっと潜れというんだな、よっしゃ、海底まで行ってやらあ」この人、操舵室に飛び込んでドアの鍵をロック。ハンドルをぎりりとまわして潜水艇をさらに急角度で潜らせたのです。

 みんな、驚いて、「わあ、このままじゃ本当に水圧でお陀仏だ、なんで切れたからといってさっきまで潰されちゃう、潰されちゃうっていってた奴がそんなことするかね」コーリガンは酸素バーナーを持ち出してドアのちょうつがいを焼ききろうとしたのですが、ジョー、酸素のバルブを中から閉めちゃった。バーナーの火が消えてしまいます。と、ここで操舵室のもの入れからひょっこり頭を出したのがビリー。やっぱり密航していやがった。彼はちょっと手を伸ばすと酸素のバルブを元通り開いたのであります。

 「あ、またバーナーが使えるぞ」というのでコーリガン、ドアを焼ききり操舵室の中へ。ビリーを追い掛け回していたジョーにパンチ一閃。ようやく彼を取り押さえたのであります。しかし、これで一安心と思いきやこの騒動の間に彼らの存在はアトランティスのウンガ・カーンたちの知るところになったのであります。「よし、ディトマー、あの怪しい潜水艇を破壊せよ」再び作動するディスインテグレーター、しかしなんとしたことでしょう、潜水艇はびくともしません。なんと教授の地震探知・防止装置が逆にディスインテグレーターをストップさせてしまったのです。

 このパワーに興味を覚えたウンガ・カーン、ディトマーに潜水艇の捕獲を命じます。ディトマーはアトランティスのマグネ装置を使って潜水艇を引き寄せるのでした。このパワーに抗しきれず洞窟に吸い込まれるロケット潜水艇。そのままアトランティスの内海に浮上したのでした。

 この事態にびっくりぎょうてんの教授たち。「なんで深度一万フィートの深海にこんな陸地があるのだ」という訳でブリニーとソルティの二人を残して探検に出かけるのでした。この様子を監視していたウンガ・カーン、近衛兵部隊、戦車部隊を出動させ彼らを捕まえようとするのでした。

 教授たちはまたまたびっくり。いきなり馬に乗った兵士たちと金属製の戦車が現れたからです。コーリガンの活躍で兵士たちからは逃げられたものの、戦車の方はそうもいきません。中からあのロボットたちが現れ電磁ライフル銃で攻撃してきたからであります。この電磁ライフルからびびびと放たれた電撃はジョーに命中、彼を蒸発させてしまいます。

 「こらあ、いかん、早く逃げるのじゃ」彼らは教授とダイアナ、コーリガンとビリーの組み合わせで二手に別れて逃げ出します。ロボット部隊はコーリガンとビリーを追ってびびびと電磁ライフルを発射。たまらず岩山に登るコーリガンとビリー。これを見て「にしし」と笑ったウンガ・カーン、「ディスインテグレーターであの岩山を破壊するのだ」地震が起こります。そしてロボット部隊からの激しい攻撃でついに崩れ落ちる岩山。

 「第二章 Undersea City」へ続きます。

 その後だらだらと読書。就寝午前2時半。今日は珍しくフツーに寝ることができた。

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