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2009年12月12日 (土)

12月11日(金) 3Dのおやつは文明堂

 食べられないけど・・・。えー、いよいよ視聴を開始した輸入DVD『Undersea Kingdom』 6枚のDVDにSFシリアル150エピソードを詰め込んだミルクリークエンターテイメントのシリーズであるから画質・音質にはまったく期待できないとあきらめていたのだが、これが嬉しい誤算。これまでのシリーズからは考えられないほどにクオリティが高いのである。暗い場面で何をやっているのかちゃんと分かる(笑)、暗部と明部の諧調の移り変わりで鬼のようなブロックノイズが発生したりもしない。フィルム傷に起因するノイズも非常に少ないといいことづくめなのだ。音質もざーざーとバックグラウンドノイズが入ったり(笑)、音声がぶちぶち途切れたりもせず(笑)、実に聞き取りやすいのである。これなら私の貧弱な英語ヒアリング能力でも台詞の80パーセントくらいは理解できるのだ。

 全てのディスクでこのクオリティが維持されるなら、それはもう素晴らしいとしか言いようがない。値段が11.5ドルで150エピソード入っていて、しかもそれなりに画質・音質が良い。長いこと輸入DVDを見続けているとたまにはこんな良いことがあるものです。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯に柔麺一把。夕食は出来合いのとんかつ、付け合せの生野菜、天然スズキの刺身、油揚げ・白菜の味噌汁。ビール一缶、ゴハン一膳。スズキは天然だけあってさすがのお味。脂が乗っているのだがそれが少しもくどく感じられないのに驚かされる。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『崖の下のポニョ』じゃなかった『崖の上のポニョ』・・・あ、あれどっちだっけ。まあ、いいか、を見る。全体としてストーリーの流れにメリハリがなく、ちっとも乗れないまま終わってしまった。なぜ、世界があのようになってしまったか、それをとめるにはどうしたらいいのか、というストーリーのポイントが明快に提示されないためにまったくサスペンスというものが生まれないのである。ファンタジックな海中の風景、躍動感のある大波など映像的にみるべきところはたくさんあるのだが、この希薄なストーリー性がすべてをぶち壊してしまっている。

 ブルーレイの画質・音質は驚くべきクオリティ。画質は恐ろしいほどの高解像度を保ち、パステル調で描かれた風景のイメージをきちんと保持している。奥行き感の細やかな表現も驚くべきもので雨粒のひとつひとつにそれぞれの距離感があるのには呆れてしまったほどである。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。海中のもったりとした包囲感、陸上での大風、大波の迫力、どれをとっても一級品だ。

 前述の通り映画本編はまったく評価できないけれどもアニメのブルーレイソフトとしてはひとつの金字塔であると言っていいでしょうな。

 シャワーを浴びてから『Undersea Kingdom #2 The Undersea City』を見る。崩れ落ちる岩山。コーリガンとビリーは崩落に巻き込まれ地上にまっ逆さま。ぐしゃりと潰れてしまいました・・・となっては話が続きません(笑)。例によって例のごとく崩落寸前に反対側へ飛び降りて助かっていたのであります。彼らは教授とダイアナと落ち合いロボット軍が通り抜けられない峡谷を使って逃げ延びることに成功します。ほっと一安心の彼らの目に飛び込んできたのがあのシャラダの秘密の都市。目を輝かせるダイアナ。「ンマー、なんて素敵なんでしょ、1万フィートの深海にアトランティスの都市が。これは凄い特ダネだわ」

 彼らは一度潜水艇へ戻り装備を整えることになったのですが、今度彼らを見つけたのがシャラダの兵士たち。「おい、見慣れない奴らがいるぞ、あれはきっとウンガ・カーンのスパイに違いない。捕らえて拷問にかけよう」彼らは馬と馬車でコーリガンたちを追いかけます。「なんだ、なんだまた別の奴らがきたよ」驚いたコーリガンたちは逃げようとしたのですが馬の足にかなうはずもなし。あっという間に捕まってしまいました。彼らは後ろ手に縛られ二台のチャリオットにコーリガン・ビリー、教授・ダイアナという組み合わせで乗せられ秘密の都市へ護送されることになったのです。

 これを監視カメラで見ていたウンガ・カーン、ディトマーに「奴らを取り返すのだ」と命令。再び近衛兵とロボット戦車軍団が出動です。シャラダの兵士たちに襲い掛かるウンガ・カーンの軍団。シャラダ側は白、ウンガ・カーン側は黒の衣装と鎧を身にまとっており、初めての方にもすぐ分かるようになっております。

 この襲撃のどさくさに乗じて縛られたロープを解いたコーリガン。チャリオットの御者ともみ合いになります。このためチャリオットは転倒、コーリガンとビリーは投げ出されてしまいました。一方、教授とダイアナのチャリオットはロボット軍団の襲撃を受け、やっぱり御者が蒸発。二人はそのまま戦車に連れ込まれてウンガ・カーンの塔へ連行されてしまったのでした。これを見たコーリガン、ビリーに「潜水艇へ戻るのだ」と言い残し塔へ侵入します。

 ここで潜水艇に残っていたコメディリリーフの二人、ブリニー・デープとソルティがロボットにとっ捕まる様子が描かれるのですが、特に面白い場面でもないので割愛させて頂きます。

 さて、ウンガ・カーンの前に引き出される教授とダイアナ。二人に対するウンガ・カーンの態度は予想とはずいぶん違っていました。「おお、よくこられた客人たち、こら、なぜ腕を縛っているのだ、早く解きなさい」それでも教授は警戒を緩めず「私の息子と友人のコーリガンを返してくだされ」といいますとウンガ・カーンは「おお、お気の毒に、あの二人は冷酷無残なるアトランティスの独裁者シャラダの兵士に捕まったのです」もう知らんと思っていい加減なことを言っております(笑)。

 そしてさらに「教授、あなたのご子息とご友人はきっと我らが救い出しましょうぞ」これで教授、完全に騙されちゃいました。涙ながらに「おお、ありがとうよろしくお願いします」だって。

 ウンガ・カーンは何気ないふりを装って教授に質問します。「ところであなた方はどうやってこのアトランティスまで来られたのかな」「私が作った特殊潜水艇を使いました。ロケットモーター推進機関を備えております」「ほうほう、そのロケットモーターは私のこの塔を地上へ持ち上げることはできるのでしょうか」「もちろんですとも、大きさは関係ありません」大威張りで答える教授(バカ)。

 これを聞いたウンガ・カーンはいきなり態度を一変させます。「よし、そうか、教授、じゃあすぐに取り掛かってくれ」驚いた教授がおそるおそる「へ、それで何をなさろうってんで」とたずねますとウンガ・カーンは呵呵大笑、「知れたこと、わしのアトランティスが再び地表を支配するのよ!」

 教授はもちろん「そんな命令には従えない」と叫ぶのですがさすがアトランティスの科学力は凄い。トランスフォーマーなる装置を用意しております。透明のガラスで仕切られた部屋へ教授を放り込み3分チンとやりますとあら、不思議、なんでも命令を聞くようになるのだそうな。ウンガ・カーンの命令で教授、このトランスフォーマーへ放り込まれちゃった。「ひーっ」と叫ぶダイアナ。絶体絶命のピンチであります。

 と、抜群のタイミングで現れたのは我らがヒーロー、コーリガン。見張りの兵士を倒し奪った武器をウンガ・カーンとディトマーにつきつけて「やい、教授を解放するのだ」教授はダイアナによってトランスフォーマーから助け出されます。「よし、エレベーターを使って逃げるのだ」ところが例のロボット兵士が現れたのですな。コーリガン、とっさに椅子を振り上げてロボットをガン、打ち倒します。ここまでは良かったのですがロボットが落とした電磁ライフルをディトマーが拾ってしまったのです。

 びびびと電磁波が迸りコーリガンを直撃。コーリガン、吹き飛ばされてエレベーターシャフトの中へ落下したのでありました。

 「第3章 Arena of Death」へ続きます。

 その後途中まで見ていたWOWOWハイビジョン録画の『華麗なる賭け』を最後まで。いやいやチェスの駒をまるで男根のごとくなでなでするフェア・ダナウェイに笑わせて貰いました。終始にやにやして人間を達観したようなマックイーンのキャラにも正義・悪を超越した強さ、したたかさが見て取れて実に魅力的。大人の映画ですなあ。

 ハイビジョン画質は黒つぶれが目立ち、またグレインも頑固にその存在を主張する。ステレオ音声は歪みがあってあまり気持ちのよい音とはいえないのだが、なぜかBGMの品位だけが飛びぬけて高い。

 終了後、ダビングしたり本を読んだりうつらうつらしたり。就寝午前2時半。

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