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2009年12月22日 (火)

12月21日(月) 『17歳のカラテ』

 境界性人格障害の少女がカラテを通じて社会復帰を目指す感動の映画。主演はもちろん、ウィノナ・ライダー。さて、新プロジェクター DLA-HD550についての雑感である。ファンノイズ 公称19dBだけあってさすがに静か。暖房などで部屋が暖まってもファンノイズが大きくなるようなことはない。前使用機VW-100は公称22dBだったけれども部屋の温度が上がると自動的に(笑)回転が上がりうるさくなってしまう。特に30度あたりになると爆音と評されるほどの大きさになっていたものであった。

 画質モードはなんといっても「シネマ1」が便利。最新の映画では驚天動地のコントラストをたたき出し、50~60年代の日本映画では枯れた色表現で名画座気分を満喫させてくれる。つまり、私のような人間にとってはカラー映画全般に対する万能のモードなのだ。大してモノクロ映画ではどうか。これは残念ながら「シネマ1~3」「ナチュラル」「ステージ」「ダイナミック」のプリセットモードではしっくりくるものがない。主に色温度の関係で赤すぎたり青すぎたりして、まったく私好みのモノクロ画像とは言えないのである。

 仕方ないので一番ましだった「ナチュラル」の色温度を6,500Kにセット。赤・緑・青のオフセットを弄ってなんとかまともなモノクロ画像を得ようと悪戦苦闘。その結果、赤・緑のオフセットをそれぞれマイナス3、青を反対に+2と調整することで色味の偏らない自然なモノクロ画像になってくれた。ただ、室内シーンでは思い通りのモノクロ映像になっているものの屋外に出ると色調が青や赤に偏ることがあってまだまだ不安定。色温度はいずれカスタマーモードを使ってもっと踏み込んだ調整をしてみる必要があるだろう。

 起動時間は長め。リモコンでオンするとがーっと音がしてレンズカバーがスライド、レンズが姿を現す。VW100のキセノンランプのごとく、カキンと音がして(これがああた、心臓に良くなかったですよ)すぐに明るくなるのではなく、徐々に明るさを増してスクリーンに準備OKだよというサインの「D-ILA」の文字が浮かび上がるのにおおよそ40秒程度かかる。そんなに長い時間ではないけれどもスピーディであったVW-100に比べるとやっぱり冗長に感じてしまう。

 テストパターンは6種類。特に周囲の枠を表示してくれるパターンが助かる。スクリーンの合わせこみがこのパターンによって非常に楽になるのだ。とはいえ、私の腕では100パーセントぴったり合うというところまではなかなかいけませんけどね(笑)。

 本日のところはこれくらい。また分かったことがあったらその都度書いていこうと思っております。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯はちょっと気が狂って麺樹夕でラーメン+小炒飯、替え玉。近くの病院に薬を受け取りにいったついでに食っちゃった。夕食はてんぷら、なめこと油揚げの味噌汁。なす、ピーマン、トロカレイ(これがどんな魚であるか、よく分からん。なんとなく鱈っぽいのですが)、海老、鶏笹身天などのネタをビール一缶飲みながらばくばく食う。そして仕上げにゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『永遠の子供たち』を見る。空想世界の子供たちとゲームをすることで行方不明になっていた子供を見つけたヒロイン。しかし実は自分のミスで子供を死地に追いやっていたと悟るオチが切ない。そして現実の世界では死んでいる子供をよみがえらせる為に抜け出してきた空想の世界(つまり死)に自ら戻るというラストに泣かされてしまう。

 前半が非常に不気味なホラーで大いに怖がらされた分、この感動的なラストがより胸に迫ってくるのである。

 ハイビジョン画質はDH-550の暗部描写の凄さもあって比の打ち所のない高画質。特にあの洞窟の中の暗闇には感動させられたぞ。音声はステレオ。しかしリアにもたっぷり情報が詰まっていて、5.1チャンネルではないかと思われるほど明快な定位を演出してくれた。

 シャワーを浴びて午後11時から『Undersea Kingdom #4 Revenge of the Volkites』を見る。爆走するチャリオット、逃げ出してきた捕虜(一人だけ、あと一人は逃げられずに都市に残った)は馬にムチを激しくあてていよいよスピードを上げるのでした。引きずられているコーリガン、どうすることもできずに地面にがりがりと削られ体の表側がなくなっちゃったなんてことになると話が続きません(笑)。彼はロープを頼りになんとかチャリオットに這い上がり捕虜に襲い掛かったのです。チャリオットの床に倒れているシャラダ、今にも二人に踏まれそう(笑)。

 ついにコーリガン、捕虜を放り出しシャラダを救出することに成功します。しかし、ここでウンガ・カーンの軍勢が現れた。コーリガン、チャリオットの操縦をシャラダに任すと自分はウンガ・カーン兵の馬に飛び乗り、馬を奪ったのです。そして追ってくる軍勢をさかんにかく乱。見事、シャラダを逃がすことに成功したのでした。彼が都市へ逃げ込むのを見届けたコーリガン、自分も逃げ出します。危うく軍勢に追いつかれるところでしたが、ここで意外なことに城壁の上から手を伸ばして彼を助け上げたのがあの捕虜の一人、モロック(ジョン・メルトン)でした。決闘場でコーリガンに助けて貰った恩返しのようであります。

 さて、シャラダをウンガ・カーンの魔の手から救ったというのでコーリガンの評判はうなぎ上り。シャラダなんか、いったんは殺そうとしたのをころりと忘れたようで「君を軍の総司令官にする」って任命しちゃいました(笑)。彼から特製の兜、ローブ、剣を受け取ったコーリガン、剣をシャラダに捧げて忠誠を誓います。新参者があっという間に大出世して自分たちの総司令官になる。普通ならこんなことを考える奴が一人や二人いそうですが、兵士たちはみな良い人ばかり。任命記念の閲兵式で「うおー、コーリガン司令官ばんざーい」などと言っております。

 コーリガン総司令官の最初の命令はあのモロックの釈放。以降彼はシャラダの兵士となって戦うことになったのです。

 この裏切りは直ちにウンガ・カーンへ伝えられます。ウンガ・カーン、「ウンガーッ!」と激怒しまして直ちにシャラダの聖なる都市への全力攻撃を命じたのであります。続々と出撃するウンガ・カーン軍。ロボット戦車ももちろん同行します。

 伝令よりこの総攻撃を伝えられたコーリガン、部下たちに命じて迎撃準備に入ります。「よし、弓隊は城壁の前へ。カタパルト用意、モロックは城壁の見張り塔へ入れ」ついにその姿を現したウンガ・カーン軍、まずは弓での攻撃です。さらにウンガ・カーンタワーからディトマーがミサイル攻撃を仕掛けたのですが、なぜかウンガ・カーン激怒。「ディトマー、ミサイルなんか使ったら岩盤が崩れて海水が落ちてくるだろう、バカーッ!」はあ、そういうものなんすか。それにしちゃ、第一話では兵器で使っていたようですが(笑)。

 弓攻撃に続いて今度は攻城戦。夜になるのをまってウンガ・カーン軍の兵士たちは城壁にはしごを引っ掛け内部への侵入を試みます。同時にロボット戦車が大門に体当たり。コーリガンたちは必死に応戦しますがもはや聖なる都市の運命もはや風前の灯火のようです。そしてさらに悪いことに城壁に引っ掛けられたはしごを外そうとしたコーリガンとモロックが誤って城外へ転落してしまいました。殺到するウンガ・カーン軍の兵士たち、危うし、コーリガン!

 「第5章 Prisoners of Atlantis」に続きます。

 終了後プロジェクターを再起動させてWOWOWハイビジョン録画の『攻撃』を見る。無能な上官クーニー大尉を結果的に射殺してしまうという衝撃的なストーリーばかりが取りざたされる本作であるけれども、この映画の中で本当に性悪で抜け目のない悪党はリー・マービン演じる中佐である。地元の有力者であるクーニーの親に取り入ろうという意図で彼を出世させ隊長にするのだが、この男が大変な無能でおまけに臆病者であり、戦場の部下に支援を送らないなどのミスをし続けて兵士の犠牲者は増えるばかり。

 部下たちの反感が高まってきてかばいきれなくなると、今度は自分の人選ミスを上官に知られないためにあれこれと画策し、部下にクーニーを殺させようとするのである。ある意味クーニー大尉は彼の野心の犠牲になったようなもので、この大悪役の存在に気がつかないとラストのカタルシスが3割がた減じられてしまうのであった。

 モノクロ・スタンダード。良好なモノクロ画像を出すためにあれこれ調整したのは前述の通り。古い映画であるが解像度が無闇に高く男たちの髭面がむさくるしいったらない(笑)。音声は台詞にコクがあり、この重厚なドラマをさらに盛り上げてくれる。

 その後だらだらと読書やテレビ。就寝午前2時半。

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