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2009年12月 8日 (火)

12月5日(土) 『芭蕉の宅急便』

 一配送につきもれなく俳句が一句ついてくる。さて、本日はと学会例会である。ホテルで午前9時に起床。そしてホテルのバイキングを食って朝食とする。部屋に戻って入浴し座薬も挿入。ネタのチェックなど、準備万端整えて午前10時20分出発。今回の会場は水道橋の某所でもちろん初めての場所なのであるがあらかじめ地図をサイトからプリントアウトしていたので迷うことなくスムースにたどり着く。入り口で案内役をしていらした原田実先生にご挨拶して会場入り。会場費、二次会費を払って席に着く。

 会員諸氏ぞくぞくと集まってくる。開始は午前12時からなのであるが、何しろ始めての会場であり勝手が分からないため機材設置班が大苦戦。私も手伝おうかと思ったのだが接続メディアがDVD、パソコンなど多岐にわたっておりとても手が出せず。私に分かるのはせいぜいDVD、HDMI端子までなのでございます(笑)。パソコンのなんとかケーブルとかはもうまったく理解の範囲を越えているのでございます。

 しかし、それでもK川さん、ゲストのNかちんさんの奮闘のお陰でなんとかシステムが立ち上がり時間までに発表可能となったのはさすがというべきか。この後K川さんは仕事へ戻る。このセッティングのためだけに仕事を抜けてきてくださっていたのだ。いやもう、本当にお疲れさまでございます。

 さて、発表の口火を切ったのはもちろん山本会長。おなじみリチャード・コシミズの「911陰謀本」 陰謀に加担したと言われるWTC7の賃借権所有者 不動産王のラリー・シルバースタインに「ラリー、お前も悪じゃのう」という陰謀組織の人。「お前も悪じゃのう」って悪代官じゃないんだから(笑)。

 本郷さんは某区議会の電気自動車。これのどこがトンデモかというと、ついにこうした公用車まで痛車が出現したのでありまして。絵柄は「銀河鉄道999」 ご丁寧なことに車体側面のみならず屋根一面にもメーテルが描かれているという。これ、上から見ないと何が描いてあるのか分からないぞ。

 高橋のび太さんは萌えクトゥルフ漫画。萌え萌えクトゥルフ辞典。私にはちょっとショッキングでありました。そのあとは世界のオタクの部屋を紹介した本。意外とキレイに、キレイにといってもそれはあくまでオタク的なキレイさであるが(笑)、片付けられている世界のオタクたちの部屋に会員諸氏から「床が見えているうちはまだまだだ」という鋭いツッコミが入って大笑い。

 酒井さんはイギリスのシャーロック・ホームズ博物館で買ってきたという注射器型ボールペンを見せてくれる。なんたる悪趣味なおみやげなんだ(笑)。

 原田実先生はイルミナティとかフルフォードとか、グーグルマップで地下に隠された大建造物を探すとか、そういう本。ほんと、この手の人たちの考えることはどうしてこうもワンパターンなのか。

 光デパートさん、日清、チキンラーメンのてんぷら伝説の怪しさを検証する興味深い発表。

 唐沢さんは香港のコミック100年史を纏めた本。どれもこれも残酷で下品。ここまで徹底されると笑うしかなくなってしまう。

 MIKIPOOさんは犬のカレンダー紹介。犬のカレンダーとは言ってもフツーのカレンダーとは一味違う。何しろ撮影されているのが犬のウンコなのだから(笑)。もう12月の図柄なんてクリスマスリースの中にウンコが置いてあるんだぜ。

 明木先生は「中国乙類図像漫遊記」という本の紹介。これは中国で使われていた乙類(B級図画)を集めたもの。いろいろ珍奇な絵があって楽しい。一番びっくりさせられたのはチベットで見つけたという宗教画。仏様が写楽の人物像にそっくりなんだ。

 眠田 直さんはむかーし(90年代後半ならん)発売された「エロロリ フィギュア」のビデオを紹介。発想は悪くないのだが(ないのか?)肝心のフィギュアの出来がアウト。声を当てている声優さんも超絶的にへたくそな人がいてこれまたアウト。みんなが大笑いしていた時に山本弘会長曰く「あー、これ、おれ持ってたよ、とほほほ」

 開田 あやさんはご自身の手術をネタにしていた。切除された内臓がビニール袋に収まっている絵はまるでモツ。しかも横に並べられていた薬剤のビン?がコップに入ったビールに見えて皆さん、びっくり。ビンの蓋が白くってぱっと見るとビールの泡みたいなんだよ。

 きだてさんは例によってトンデモ文具の紹介。マンコペン立て、おっぱいペン立て(乳首の部分に穴が空いている)などなど。またきだてさんによれば消しゴムの最新トレンドは「角の多さ」であるという。消しゴムは角で消すもの、だから角が多ければ多いほど消しやすくなるという理屈。しまいには製造段階で出来た消しゴムの切れ端を袋詰めして売っているのだそうな。ああ、エコだなあ(そ、そうか)。

 大沢南さんはある学校の文化祭潜入記。「悪い○○○をこらしめる戦隊ショー」などいいネタがあったのですがとても怖くてここには書けません。ボルガ博士、お許し下さい!

 えー、私の発表はどんなものだったかというと、とりあえず出発前に拵えていたスピーチ原稿を転載しますので、それで雰囲気を察してくださいな。

 えー、会員番号102番、ノーベリウム、エロの冒険者でございます。もともとミュージシャンのロブ・ゾンビ。ホワイト・ゾンビというバンドが有名ですね。彼は映画監督として 『デビルズ・リジェクト』 『マーダー・ライドショー デビルズリジェクト2』 リメイク 『ハロウィン』といったナイスなホラーをつくっています。 

 その彼の初のアニメーション作品が、『The Haunted World of El Superbeasto』 2009年の公開であります。 これが程よく気が狂っていて、なかなか面白いのでそのさわりを紹介させていただきます。基本的には悪魔の印がついた女と結婚して本当の悪魔の力を得ようと企むドクター・サタンと戦うEl Superbeastoとヒロイン スージーXを描く映画ですね。

 えー、これが主人公のスーパー・ビースト 見ての通り一応メキシコの覆面レスラーのようです。彼と相棒のスージーXがゾンビナチス軍団や、この世の支配を企むドクター・サタンと戦うというのが主なストーリーです。 この主人公は何しろロブ・ゾンビの映画ですから品行方正な訳がない。自分が出演している映画の女優二人と、まあ、こんなことをやる訳です。でもこの二人は実はサタンに操られていて、はい、こうなってしまいました。 

 大人のおもちゃで十字架ですよ。もうドラキュラに謝れ、ヴァン・ヘルシング教授に謝れって言いたくなります。 えー、これがヒロインのスージーXですね。彼女はナチスゾンビ軍団の城に潜入してヒトラーを発見します。はい、これどうみても私が前に紹介したことのある1963年の『They Saved Hitler's Brain』が元ネタですね。南米の孤島にナチスの残党が潜んでいて毒ガスで世界を征服しようと企んでおり、彼らの首領が首だけのヒトラーなんですね。首だけだから素人だとうっかりアメリカのアニメ『フューチュラマ』とか思ってしまうのでしょうが、私のような玄人はだませないんです。 

 スージーXの相棒がこのロボットです。見ての通りこれはもろに1939年のベラ・ルゴシ主演のシリアル、『ファントム・クリープス ゾルカ博士の野望』に登場するこれです。このロボットは車にもなりまして、こうスージーXがエッチなカッコで乗りまして、チンコを掴んで操縦するという、もう下品ですね。 ちなみにこのスージーXの声を当てているのはシェリル・ムーン・ゾンビ。ロブ・ゾンビ監督の奥さんです。夫婦揃って何やっているんでしょう。夫婦和合って奴ですかね。 

 またこの映画には昔のホラーとかSFの隠しネタが一杯使われています。これは『フランケンシュタインの花嫁』ですね。この場面には『シャイニング』のジャック・ニコルソン斧つきバージョン。蝿男もいますね。この行列にはエイリアンとかノスフェラチュまで。やっぱりオタクなんでしょうね、ロブ・ゾンビ。 

 さて、サタンは悪魔の印がついた女を首尾よく手に入れまして結婚式。神父さんがメタルーナミュータントです。そして結婚式の最中、スーパービーストとスージーXが紐をひっぱると血の入ったバケツがひっくりかえってサタンと女にかかります。もちろん『キャリー』ですね。 この後サタンは巨大化して街を襲います。赤ん坊とか、猫とかもう酷いです。ゴジラのように日本の街を襲います。このサタンをどうやってやっつけるかは、DVDで出たときのお楽しみということで、これまでにさせていただきます。 

 次はえー、また怪しいオーディオのアクセサリーを買ってしまいました。その名はエクスコンタクト。こんな小さなビンに入った液体です。これで送料込みで7,000円します。 接点の接触部分にエクスコンタクトを塗布しますと、主成分ジメチルシリコンオイルの「表面張力が小さい」という特異な性質が作用して、接点の金属表面に少しずつ吸い込まれるように浸透し拡がっていきます。して接点金属部分の汚れや錆が浮き上がり、EC-05のオイル成分に取り込まれて、接触部分から取り除かれます。 

 ここまではいいんですよ。オーディオ機器にケーブルを繋ぐ接点のクリーニングですから。今までも接点復活材という商品はありましたから。 

 いけないのはこの先で、エクスコンタクトに転写充填された「音質改善のイマジナリー情報」が、塗布された接点の接触部分を通過する音声電流に作用します。そして聴感歪みの激減や聴感周波数特性の広帯域化、並びに聴感音量レベルアップ効果が得られ、目が覚めるような生き活きとした、マスターテープを聴くような音質・音楽性改善が得られます。オーディオ装置やヘッドホンステレオのプラグやジャックなどに塗布して、素晴らしいサウンドをお楽しみください。   

 テンシャジューテンとか、ぼんやり聞いていたら漢字にできないですよ。どうもこの商品、波動関連みたいです。 で、実際の効果はというと、これがあったんですねえ。ケーブルや電源ケーブルの接点に塗ってみたら本当にうちのAVシステムの音や映像が良くなった。ステレオ音声の映画でもびっくりするほどサラウンドするようになったし、画質の方も発色が良くなって細かいところもくっきり見えるようになったんです。 実際、困ったものです。   あ、プラセボなのかも知れませんが7,000円でこれだけ満足できるのなら、もう私はプラセボでかまわないです。 どうもありがとうございました。

 午後5時半までに全ての会員の発表が終了。後は秋葉原某所において恒例の二次会である。私はいろんな方とお話させて貰ったのだが一人、『The Haunted World of El Superbeasto』を見ていた人がいてびっくり。あんなの見ているの、絶対俺一人だと思っていたのに(笑)。

 午後8時散会。その後私はすなむし先生たちにくっついて三次会へ。ゲスト参加していた20歳の某大学生さんに「君、20歳だというのに、そんなに若いのに自分の道をオタクと定めて大丈夫か」と説教する(笑)。そんな彼に「『ガンマ3号宇宙大作戦』は高級ですか」と聞かれたので、「高級、高級、『月へのミサイル』とかに比べたらハリウッド大作なみですよ」と答えたらびっくりされた。

 いい年こいて酔っ払っているとはいえ、なんちゅう話をしているのか。

 午前12時前後に散会(時刻がはっきりしない)。私は皆さんとお別れし中央線で新宿へ。そしてへろへろ歩いてホテルへ戻る。服を脱いでベッドに潜り込みフハッと寝る。

 どうも皆様、大変たのしゅうございました。有難うございました。

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