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2009年12月 8日 (火)

12月6日(日) 「坂の上の空母」

 日露戦争の時に空母は存在しなかったけどね。さて、東京旅行3日目。午前8時過ぎにぬぬぬと起きて昨日と同じ朝食バイキングに行こうとしたのだが、もうエレベーターホールまで人が溢れるほどの大混雑。こんなところで食っていたら10時のチェックアウトに間に合わないということで比較的空いていると思われた2Fの和食レストランへ。こちらも混雑していたものの人の数は半分以下。なんとか10分ほどで席につくことができた。そこで食べられるのは和食弁当。味噌汁、魚の焼き物がなかなか美味しく、ゴハンの味も上々。これはバイキングよりよほど美味しいかな。和食の店ながらコーヒーもお代わり自由。よし、今度ワシントンホテルに泊まる時は朝食を最初からここで食うことにしようと決める。

 部屋に戻って脱糞と入浴。時間があまり残っておらず大いに慌てる(1時間460円でチェックアウトを延長可能なのだからそんなにあせることはないのだが)。ばたばたと荷造りして午前10時丁度くらいに部屋を出る。無事、チェックアウトを済ませて新宿駅へ。いつもなら東口に出て漫画喫茶で時間を潰すところであるが今日はどうしたことか東口に出られない(笑)。駅員さんに聞けばなんとかなるのかも知れないが途中で面倒くさくなって、今日の第一立ち寄り場所である秋葉原へ向かうことにする。

 秋葉原駅で荷物をコインロッカー、森 博嗣風に言うならばコイン・ロッカに預け、まずはラジオ会館巡り。コトブキヤだのセールだの海洋堂だのを回る。コトブキヤではもしかしたら「フューチュラマ」のグッズがあるのではないかと楽しみにしていたのだが、そんなもんかけらもなし(笑)。やっぱりヤフオクに頼るしかないのか。

 セールではすでに『イングロリアス・バスターズ』のブルーレイが置いてあったことに驚かされる。これアメリカでも12月15日の発売ですぜ。なぜ10日も早く入荷しているんだ。海洋堂はまあ、めぼしいものは見当たらず。これにてラジオ会館巡り終了。

 それから近くの漫画喫茶で時間つぶし。途中、アメリカ人らしき外人さんが入場。すると受付のお兄ちゃんがきっちり英語で応対していたのにびっくり。「コレプリントアウトデキマスカ」と外人さんが聞くのに「ハイ、イチマイ20エンです」なんて言っている。えらい、さすが世界有数のグローバルオタクシティ 秋葉原だけのことはありますな。

 午後2時過ぎに漫画喫茶を出て昼食。ついに憧れの神田藪蕎麦へ行くことができた。さすがに晴天の日曜とあってこの時間帯でも10人ほどの行列ができているほどの繁盛っぷり。15分ほどまってテーブルについた私はお酒・冷、鴨ロース焼き、せいろうをオーダー。すぐに供されたお酒を蕎麦味噌や鴨ロースをつまみにちびちびやると、これがなんてことのない普通の酒なんだけど、ミョーに美味いんだなあ。蕎麦も美味しくつるつるとしたのど越しがたまらない、量が少なかったけど(笑)。さらにこの後わさびと葱を全部入れたつゆを蕎麦湯で伸ばして、酒と交互に飲む。日曜の午後にこんなことやっていると何か自分がいっぱしの通人になったように思われるから不思議だ。

 大満足で2,500円余の代金を支払って店を出る。

 さて、次に向かうのは第二立ち寄り場所のアバック横浜店。以前の日記にも書いたようにここで行われているAV大商談会をちょっと覗いちゃおうという寸法なのである。秋葉原から山手線で品川、東海道線に乗り換え横浜、このあたりの道程はさすがの方向音痴の私でも迷うようなものではない。アバック横浜店自体も駅から一直線に徒歩4分なのでこちらも簡単に見つかった。

 会場へ入り、まず注目したのが高級BDプレーヤーの比較視聴。数台の液晶モニターを並べ同じ素材を同時に見比べることができるようになっている。私が見るのはもちろん、DENON DVD-A1UDとPIONEER BDP-LX91のフラッグシップ2機種。

 ウウーム、このくらいのモニターで見る限り両機種の画質にはそう大きな差はないように思える。解像度や発色の濃さで違いはあるのだけれども一長一短といった程度で決定的なアドヴァンテージが存在しないのである。ここはやはり先にAVプリアンプのDENON AVP-A1HDを買って(もちろんローンだ!)もう少しブルーレイプレーヤーの成熟を待った方がいいかなあ。

 その後は同会場に設けられた映写室でプロジェクター 7台の同時投射、シュートアウトを見学。透過型液晶とDLPはこの際無視して私の目が釘付けになったのがソニーの最新プロジェクター VPL-VW85。くあー、やっぱり黒の沈みがウチのVW100と大違いだ。こちらはちゃんと“濡れた黒”が出ているものなあ。発色の鮮やかさも出色でいかに高級なレンズ、キセノンランプを使っていても技術発達の早いプロジェクターの世界ではあっという間においていかれてしまうのだと痛感する。

 ところが隣のビクタープロジェクターを見てみたら発色はVW85に譲るもののフォーカスが鋭く奥行き感、立体感ではむしろ勝る印象。ほほう、さすがはビクター、DLA-HD950は素晴らしいなあと思ったのだが、店員さんに聞いてみるとなんと下位機種のHD550だとおっしゃるのではないか。ええ、HD550でこれだけの絵が出るの、そうしたら上位機種のHD950はどれだけ凄いのかと思ったのですが残念ながらHD950の展示はありませんでした。

 その後別の階でやっていたビクタープロジェクター2台、高輝度スクリーンによる3Dシアター(液晶メガネ使用)を見る。ソースは3D専用に撮影されたハワイの海中映像。海亀がみょーんと目の前に飛び出してくる映像も面白かったのだが、真に感心すべきはその奥行き感であろう。実際、どこまでも続くと思われるかのような海底の奥行きを見ていると吸い込まれそうな気分になり気分が悪くなってしまったほどであった。

 終了後、店員さんに民生用の3Dプロジェクターの現状について質問する。現在の3Dシステムではどうしても輝度が足りず専用の高輝度スクリーンを用いなければまともな映像にならないそうな。民生用の3Dプロジェクターの実現にはまだいくつもの技術的ブレイクスルーが必要であり登場はおそらく3年後くらいになるのではないかということであった。

 厚く例を述べて外へ出る。そして駅へ戻る途中、よさそうな立飲み屋を見つけてちょいと一杯。やっぱりあの蕎麦と鴨ロースだけではぜんぜん足りなかったんだよ(笑)。ここで生ビールニ杯、日本酒一杯、マグロ刺身、鳥唐揚げ、ポテトサラダをやる。いい気分になって京急線に乗り込み羽田空港へ。

 空港到着後、さらに生ビールとカレーライス一皿やって、良く飲んで食うね、後はフライトの時間まで本を読みながらぼーっとする。午後8時の飛行機で福岡へ。復路も順調でたいした揺れもなし。空港から地下鉄を使って天神まで出てからタクシーを捕まえる。そして午後11時近くにようやく帰宅したのであった。

 第二夕食というか、夜食はコンビニの揚げだし豆腐。これでウィスキーの水割り午前1時過ぎにフハッと寝たのであった。

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