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2010年1月11日 (月)

1月10日(日) 「ハト派の王様」

 「王様はハト派だ!」いや、それは別にいいのでは。韓国LG電子がCESに3D対応プロジェクターを出品(http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20100111_341754.html)。LCoS光学系を二つもち、ワンレンズで投射する仕組みでその明るさがなんと2,500ANSIルーメン。我が愛機ビクター DLH-HD550の明るさが1,000ANSIルーメンなので実に2.5倍。3D投射時の実際の明るさは1,250ANSIルーメンになるとはいえアバック大商談会で使われていたような高輝度スクリーンなしでもプロジェクターによる3D(フルHD)投射が可能になるのではないかと思われる。7000:1というコントラストに不安は残るものの(笑)、これは実に画期的なプロジェクターと言えるだろう。そして真に注目すべきはこのプロジェクターがテクニカル・プレゼンテーションのためのデモ機ではなく今年の5月から約100万円で発売されること。現在のところブルーレイの3Dソフトには使えないものの、これもいずれ対応される予定だそうな。

 このプロジェクターの3D方式は2つの映像コアによって出力される映像の偏光方向を互いに違え、その映像をプリズム合成するもの(用いる眼鏡はパッシブ型の偏光タイプ)。多くのメーカーで採用されているフレームシーケンシャル方式ではないために実際の3D効果はどうなるのかという疑問は拭えないけれども、100万円でまがりなりにも実用的な3Dプロジェクターが手に入るのである。プロジェクターの3D化は思ったよりもずっと早くなるかも知れない。

 
仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日はアンリミテッドランチの日だったのでゆきみ家でミニカレーと醤油ラーメンのセット。今年はどうやらカレーラーメンはやらないらしい。残念。夕食は刺身の盛り合わせ、鶏の唐揚げ少し、生野菜。ビール2缶飲んで昨日の残り飯で作った炒飯を食べる。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『NIGHT OF THE CREEPS』(『クリープス』 1986)を見る。あの『ドラキュリアン』のオタク監督 フレッド・デッカーの監督デビュー作。登場人物の名前がクローネンバーグ、ランディス、キャメロン、ライミだったりするのがちょっとイタいが(笑)なかなか良くできた佳作SF青春ゾンビホラーである。

 まずナメクジ様の寄生生物が人間の中に潜り込む。すると人間はゾンビ化しうつろな目つきで歩き回ることになる。このゾンビは人を食わないのだがどうも耐久性にかけるようであっさりと死んでしまう。だから死なないうちに次の犠牲者を求めて人を襲うのである。退治方も一ひねりしてあってフツーのゾンビのごとく頭を銃弾で吹き飛ばすだけでは不十分。なぜなら死体から寄生生物が飛び出して逃げ去ってしまうからである。だから吹き飛ばした後に火炎放射器で寄生生物を焼き払わなくてはならないのだ。

 えー、そんなもん、最初っから火炎放射で焼いちゃえばいいじゃないかというツッコミはこの際なしね(笑)。

 冒頭は50年代侵略SFへのオマージュ、この場面のみモノクロという凝り様が嬉しい。本編はベータフラタニティの勝ち組学生と冴えない主人公が可愛いヒロイン(あまり必要のない場面でオッパイを見せる)を巡って対立するというありがちなストーリーなのだが、これを強引にゾンビジャンルにはめ込みむちゃくちゃな大騒動を見せてくれる。ライバルたる勝ち組学生があっさりとゾンビになって主人公に頭を吹っ飛ばされる場面が実に痛快だ(笑)。

 学生寮の地下室に蝟集した寄生生物(この特撮がまた気持ち悪いったらないのである)にそれまでたいした活躍を見せなかった警部が自分もろとも焼き払うラストも良く、大変に楽しめた作品であった。

 ハイビジョン画質は褒められたものではなし。大量のノイズが蠢き画面がざらざら。黒つぶれも散見された。5.1チャンネルサラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。存外にBGMなどの品位は高く、前後の移動感もあるけれどもやはり最新のサラウンドと比べられるものではない。

 シャワーを浴びてお酒。お供はみうら・じゅん いとうせいこうの「ザ・スライドショー9」 終了後プロジェクターを再起動させて何か見ようと思ったのだが、この前と同じく急速に眠気がさしてきて断念。午前12時前には寝てしまう。

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コメント

LGのプロジェクター、心臓部はソニー製。
本当にこの方式が可能なら一番にソニーが発表しているのではと勘ぐりたくなるのは、あながち間違いではないのでは。
なにせ、出す出す詐欺の韓国企業ですから。

投稿: 極み | 2010年1月11日 (月) 19時14分

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