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2010年1月25日 (月)

1月24日(日) 女『サンダ対ガイラ』に家なし

 『サンダ対ガイラ』ブルーレイ発売記念駄洒落第二弾!いやー、『サンダ対ガイラ』ブルーレイ、画質は非常に発色が良く大変に綺麗なのですが、リミックスのトゥルーHD5.1チャンネルでは盛大に台詞と唇の動きがずれますな(笑)。DVD-A1UDにはそのずれを補正する機能があるから大丈夫なのですが、何か釈然としませんな。

 映画『日本沈没』(1974)の撮影時のエピソード。富士山でのロケの話。この時「スタッフは全員車で来るように」という通達が出た。どうしてと不思議がりながらもみんなは車で撮影現場に出かけたのだが、実はこの車が撮影に使われたという・・・。有料道路にずらりとその車を敷き並べて火山弾に見立てた岩をぽんぽん投げつけたのである。当然ながら車はみんなぼっこぼこ(笑)。一応、東宝から修理代が出たらしいのだが、それにしても無茶苦茶な話である。

 このエピソードは川北 紘一自伝 「特撮魂 東宝特撮奮戦記」(洋泉社)より。川北氏自身は免許を取っていなかったので難を免れたそうな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にコンビニのざるそば、夕食にすき焼きとお徳用刺身盛り合わせパック。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『ウィッチマウンテン 地図から消された山』を見る。そのタイトルからてっきりファンタジーものであろうと考え期待もせずに見た映画だったが、これが久々の大当たり。いや、大当たりといっても凄い名作とか傑作とかではないよ。私の好みにぴたりとあったという意味だから勘違いしないでね。

 少年少女に見えるエイリアンが軍事基地に隠されていたUFOを取り戻そうとし、それを手助けするタクシー運転手の主人公というプロットはさして目新しいものではない(この映画そのものが1975年製作の『星の国から来た仲間 ESCAPE TO WITCH MOUNTAIN』のリメイクである)のだが、劇中でUFOマニア、オタクを上手く使って異様なおかしさを作り出しているのが私のような人間にとってはとっても素晴らしいことなのだ(笑)。ラスベガスのUFOコンベンションでまじめな科学的講演をしていてブーイングを受ける科学者 カーラ・ギグノも実は気合の入ったUFOオタクであり、そのせいで三つの大学からクビされているし、主人公のタクシー運転手 ドゥエイン・ジョンソンは最初、UFOなどこれっぽっちも信じていないのだけれども、映画の終わりではこの事件について書いた本を出版し、コンベンションにも出てUFOマニアたちから喝采を受けたりする。

 この微妙なあほらしさを楽しめるかどうかが、この映画に対する重要な評価軸になるのであります(笑)。

 エイリアンの兄妹を演じたアナソフィア・ロブ、アレクサンダー・ルドウィグの2人も宜しい。特にアナソフィア・ロブはロングへアの金髪がことのほか似合っており、めちゃくちゃにカワイイ(笑)。この人は『ジャンパー』だの『チャーリーとチョコレート工場』だの『きいてほしいの、あたしのこと -ウィン・ディキシーのいた夏』だので見ている筈なのだが、こんなにかわいいとは今まで気づきませんでしたよ。

 ハイビジョン画質は非常に高精細。またノイズレスで澄み切った発色が素晴らしい。最近みたブルーレイソフトの中でダントツの高画質である。DTS-HDマスターオーディオ 5.1チャンネルサラウンドも最高。音場の構築が精密で一つ一つの音の動きが手に取るように分かる。音の品位も高く生々しい。

 その後今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『オペラハット』を最後まで。基本的に私は「理想の物語」が嫌いな性質であり、よってこの『オペラハット』も楽しめたとは言いがたし。演出の上手さは分かるのだが、どうしても途中で「けっ、そんなに素晴らしい人間がいる訳ないじゃん」と醒めてしまうのである。オネットムの具現たる主人公のディーズ氏も虫が好かん(笑)。

 ハイビジョン画質は安定しており先日の『失はれた地平線』とは大違い。黒の沈みも十分で高品位なモノクロ映像を楽しむことができる。

 終了後、シャワーを浴びてお酒。プロジェクターを再起動させてハイビジョン録画の『ゴジラ対メカゴジラ』を最後まで。

 就寝午前1時過ぎ。

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コメント

初めまして。
「サンダ対ガイラ」は前作の姉妹編という事で、前作と同じ流れの部分はあるけど完全な続編という訳では無い作品。攻撃されるガイラを助けるサンダを見て分る通り、彼らは最初から敵対していた訳では無く、人間に対する価値の違いで争う事になります。

ガイラを手厚く介護するサンダの様子に、彼の「弟」に対する愛情を感じ、温かい気持ちにさせられるだけに後に来る悲劇が際立って感じます。独りぼっちで生きてきた彼らにとって「兄弟」というか「同種族」との出会いは、驚きと同時に喜びでもあったと思いますから。
サンダにしてみれば、人間を襲うのをやめない「弟」の所業に嘆き、ガイラにしてみれば、どうして「兄」は例の2本足の生き物の事になるとムキになるのか分らない。彼らは争いながらも、お互い苦しんでいたに違いありません。そう思うと、この悲しい「兄弟」を作り出した人間の罪深さを痛感してしまいます。

この物語を見て思った事は、人間にとって不死身の肉体なんかより兄弟・同族が仲良く生きていける幸せの方が一番大切なのだという事です。私達もコミュニケーションの輪を広げる為に、色々な人達と仲良くしていきたいですね。

投稿: A-chan | 2010年12月 1日 (水) 21時03分

 こんばんは。
 先日、スター・チャンネルで『ウィッチマウンテン 地図から消された山』が放送されたので見ました。オリジナル版もTV放映で見たはずなんですが、今イチ印象に残っていません。リメイクはCGI特撮だけが売り物のチャラいお子さま向け映画だろうと高をくくって見ましたが、おっしゃるとおりソレもんのファンを喜ばせる出来でしたね。

 まず、直線的な追跡で押していく作劇が成功していると思いました。それと、タクシーの運ちゃんと、少年・少女のかけ合いがいい。そういうところがしっかりしているから、特撮やアクションが生きてるんですね。ヲタクいじりも、節度があって共感できました。(こういう連中を愛情とシンパシーをこめて描くシットコム『ザ・ビッグバン・セオリー』にはまっているのですが、師匠は見ていますか?)
 '75年版で少年少女を演じた二人がカメオ出演していましたね。少女はジョーン・ブロンデル、少年はランス・ヘンリクセンみたいになっていました。

 アナソフィア・ロブは『テラビシアにかける橋』で、トムボーイ風の女の子を印象的に演じてました。こちらは師匠の好みとは違う作品かもしれませんが、幼年期に好きだった女の子に再会したような、気恥ずかしいような爽やかな映画でした。

投稿: 映画虫 | 2010年12月 4日 (土) 23時30分

 本を出版して大もうけにはちょっとヤラれたあと思いましたね(笑)。

投稿: エロの冒険者 | 2010年12月 7日 (火) 17時38分

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