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2010年1月 7日 (木)

1月6日(水) 「押尾もピアノが弾けたなら」

 田中さんは鍵盤の上で死んでいたのでしょう。最低の駄洒落。品性下劣な人間でないととてもこんな薄汚い駄洒落は考え付かない。昨日の日記で触れたDVD-A1UDの1080P/24出力について分かった新事実。12月26日の日記で<ここでHDMIを1080P/24にチェンジ。映像プロセッサーのVantage-HDも間違いなくこの信号を認識しておりよっしゃと思ったのだがHD-550に映し出された映像は黒レベルが著しく低い真っ暗なもの。これではとても観賞不可能だ。映像調整で何とかならないかと思ったのだが、大変そうなのであっさり諦めて(笑)>の部分。実は1080P/24出力の映像の黒レベルは変わっていなかったのだ。1080P/24だけ他の出力解像度より黒レベルが低いなんてことはなかったのだ。なんと、この出力がVantage-HDに干渉して自動的に黒レベルのセットアップをオフから7.5 IREに切り替えさせていたのである。

 つまり、1月1日の日記で書いた<またVantage-HDの黒レベルセットアップをオフにして明るさを確保している訳だけれども、どうも補正しきれず微妙な黒が潰れているのではないかという疑惑がぬぐえなかったこともある。>は完全な私の錯覚であったのだ。一体なんということであろう、正月そうそう私の目は節穴であることを自ら天下に向かって公開してしまったようなものだ(笑)。

 ということで、これからは映画作品については1080P/24を中心にして使っていこうと思っています。

 本日は休み。トリアス久山のTOHOシネマズにあの『アバター』を見に行くつもりなのである。午前9時過ぎに事務所へ出てあれこれの仕事を片付け、コンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳で朝食。午前10時に車で出発。上映時間は午前11時45分からなのであるが、何しろトリアス久山は遠い。そして渋滞も酷い。今の時間なら1時間10分ほど掛かってしまう。それに30分程度の安全マージンを考えてこの出発時刻になったのである。けっして、「ああああ、早く、早く『アバター』が見たいよう、見たくて見たくていてもたってもいられないよう。よーし、ちょっと早いけどもう出発しちゃえ」なんてことではないので勘違いしないように。

 予想通り午前11時10分に到着。まずはインターネットで予約していたチケットを発見し一回目のトイレ。その後トリアス久山内のペットショップやブックオフで時間を潰し10分前に劇場へ戻って二回目のトイレ。その後入場するが、どうしても気になって予告編が始まった時点で一度出て三回目のトイレ(笑)。ちんちんを激しく手でしごき一滴の小便も残らないようにする。何しろ2時間40分の映画ですからな、途中で小便などに行きたくなっては一大事ですからな。

 そしていよいよ始まった『アバター』 ストーリーは期待していたほどのものではなし。テーマは「奴らは未開で野蛮人だけど、俺たち文明人が失ってしまった素敵なサムシングを持っているんだ(岡田斗司夫氏風)」という古臭いものであり、そうした意味では昔の南洋映画や『ダンス・ウィズ・ウルブス』、『ラスト・サムライ』と変わらない。実はこの視点自体が欧米人的な差別思想に他ならなかったりするのだが(笑)。

 また対する地球人側も単なる頭の悪い悪役に終わってしまっているのがなんとも残念。地球が荒廃しているとはちらりと語られていたが、それだけでは鉱物資源確保のために原住民の虐殺も辞さないという理由付けにはなりえない。ウェイランド・湯谷のごとくエイリアンを乗組員の誰かに寄生させて地球へ持ち帰らせ生物兵器として使おうなんてセコな企みではないのである。場合によっては一惑星の原住民、それも知生体を丸ごと虐殺しようというのだ、この鉱物を地球へ運ばなければ人類の文明が滅んでしまうくらいの危機的状況を設定するべきであった。このあたり、この間見たアニメ、『Battle for Terra』の方がよほど上手く処理されていたのではないか。

 そういう設定をきちんとしないから、石油を求めてイラクを攻めたアメリカのメタファーなどとトンチンカンなことを言う人が出てくるのである(笑)。

 3D映像は奥行き感の演出が非常に自然。雄大な自然や飛行場面でその威力が存分に発揮される。動きの早い戦闘場面のいくつかでは私の脳内処理が上手く行かず「何が何だかよく分からない」状態になってしまったけれども(笑)総じて3Dの技術は『ファイナル・デッド・サーキット』より数段上と言えるだろう。ただ、画面が暗い。先日の東京旅行の際に見たIMAXはもとより『ファイナル・デッド・サーキット』の時より暗い。そのせいで色彩が地味になっているような印象であった。

 終了後、いっぷくラーメンにてラーメン+替え玉の昼食。久しぶりなのでスープも残らず飲み干してしまう。午後4時に事務所へ戻り亀の世話など。午後6時過ぎに帰宅する。

 夕食は刺身盛り合わせ、塩鯖、正月の残りの肉を焼いたもの。ビール一缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『霧の旗』を見る。倍賞千恵子の存在がクローズアップされがちであるけれども、この映画で本当に上手いのは大塚弁護士を演じた滝沢修か。倍賞千恵子に偽証の撤回と強力な証拠であるライターの提出を求め路上で土下座までするその姿はひくつそのもの。しかしいったん、倍賞千恵子がOKを出すとすぐにもとの尊大さを取り戻す。もちろん、倍賞千恵子に大いに気を使ってはいるのだが、それでも隠し切れない尊大さが滲み出てくるのである。このあたりの機微が実に見事で上手い役者と、監督の巧みな演出が100パーセントかみ合った稀有な瞬間と言える。

 モノクロハイビジョン画質は暗部の情報があるところからすぱりと切り落とされている。ノイズも目立ちあまり好ましい画質とは言いがたい。音声も歪みがありちょっと耳障りであった。

 シャワーを浴びてお酒。プロジェクターを再起動させて「ウルトラQ 2020年の挑戦」とか『猟奇的な彼女』を見る。ああ、俺は幸せだ。就寝午前1時過ぎ。

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