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2010年1月31日 (日)

1月30日(土) 『13日の金屏風』

 13日の金曜日に金屏風を見るとって、早口言葉か!我が家の亀、ロシアリクガメ一頭、イシガメ二頭はおかげさまで順調に育っている。ロシアリクガメは青梗菜、小松菜、モロヘイヤを交互に食って満足しているようで、一ヶ月前くらいの食欲不振の時期がウソのようである。あの時期が一種の冬眠だと思われるのだが、何をトリガーにして冬眠状態に入り、逆に脱するのかさっぱり分からず、いつも気を揉まされてしまう。寒くなれば冬眠、あったかくなったらもぞもぞ動きだすという単純なものではないからだ。だからあまり動かず餌も食ってくれないと、「半冬眠状態だと思うけれどもひょっとしたら病気なのか」といらぬ心配をすることになる。

 まあ、そんなリクガメも今年の3月でめでたく飼育5年目。飼育10年、15年を目指して一生懸命世話をするつもりである。

 イシガメの方はリクガメのような餌を食わないなんて心配はいらない。朝にレプトミンを、午後3時過ぎにおやつ(亀の癖に生意気な!)の乾燥海老をそれぞれぼりぼり食らってご機嫌である。頻繁なる水換えのお陰もあってイシガメ特有の水カビの発生もなくこちらも長期飼育をすることができそうである。ただ、それなりにでっかくなるのが二頭であるから最終的には120センチ水槽を用意しなければならぬ。これの費用をどこから捻出するのかが今度の課題になるであろう。

 えー、すいません、ついに注文してしまいました。ハイエンド HDMIケーブル Silver Running SILVER SIGNATURE HDMI(ver1.4対応)を。(メーカーブログ http://highend.exblog.jp/8583424/より引用開始)厳選されたハイクオリテイ高純度銀ソリッドコアを19本全ての線に使用。・RF & EMIブロックに優れた特許型最高級コネクターを使用。・ツイストペア、カーボンファイバーを含む多重シールドによる、パーフェクトな被服部のシールデイング。・ハイスピードで超低歪み。長距離転送の安定性も抜群。・非常にSNが高く、高品質で深い奥行き、発色の非常に良い映像(特に赤色の再現性は凄いです。)・音質に関しても、ハイクオリテイ高解像度、ワイドレンジでハイスピード。・Deep Color 12bit、Dolby TrueHD、dts-HD MAに対応 (引用終了)

 注文したのは特注となる7メートルで納期は4週間ほど。気になるお値段の方はわあああ、7万円ですよ(送料サービス)。HDMIケーブルでそんな高いもの買うなんてお前、馬鹿じゃないのと言われそうだが世にはもっと高いケーブルがあるんですよ、例えばワイヤーワールドのハイエンド シルバースターライト SILVER STARLIGHT 5-2は同じ7メートルで150,150円!だし、コストパフォーマンスに優れると言われている下位ケーブル スターライト STARLIGHT 5-2 だって7メートルで100,800円なのである。AIM電子のリファレンスにいたってはああた、5メートルで157,500円ですよ。

 それらのケーブルに比べれば7万円なんて破格の値段ですよ(そ、そうか)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーグとコーヒー牛乳。昼飯に冷やソーメン(笑)。急に食いたくなってしまったんだよ。ただ、冷ソーメンになるとどうしても2把食ってしまうから摂取カロリーが二倍になってしまうのがイタイ。夕食は牛ステーキ2枚(特売一枚250円)、大量の生野菜、マグロの刺身。ビール1.5缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで待望の『第9地区』を見る。てっきり『エイリアン・ネーション』みたいな映画であろうと思っていたらこれが大違い。『エイリアン・ネーション』での異星人は塩水で溶けてしまうとか、腐った牛乳で酔っ払うとか(飲みすぎた翌朝は二日酔い-ハングオーヴァーならぬミルクオーヴァーとなる)、生物的な違いはあったにしろ文化的には人類との同化が進んでおり基本的なメンタリティはほぼ同じまでになっていた。いろいろ問題があったにせよ、共同体の中できちんとしたニッチを確立しつつあったのである。

 ところがこの『第9地区』のエイリアンは違う。外見からして海老の如しではっきり言ってキモチ悪い(笑)。無礼で下品でそこらへんで立ちションもお構いなしだ。そして地球での好物がキャットフードというあまりにも異質な生き物なのだ。だが、それでいて高度な知性を誇り地球人には作れないような強力な兵器や大宇宙船などのテクノロジーを持っていたりする。

 彼らをさらに人類から隔離しようとする作業の中で主人公はエイリアンの持っていた奇妙な液体に感染、肉体がエイリアンへ変貌していくことになるのだった。これを奇禍としてエイリアンの兵器の実用化を目指す地球人側(遺伝子の関係か通常の地球人では作動しない)、奇妙な液体を取り戻して宇宙船への帰還を目論むエイリアン親子の思惑が交錯し、事態はとんでもなくややこしいことになっていくのだった。

 実際の人種差別のアナロジーであるとか、人間の醜さをエイリアンという架空の存在を通して描いたなんてありがちな評価は私はしない。そういうものは映画秘宝にまかせておけば宜しい(笑)。先の『エイリアン・ネーション』では人類側に擦り寄らざるを得なかったエイリアンの価値観を、『第9地区』では徹頭徹尾エイリアン側にたって描こうとした、この試みこそが映画の革新的な部分であり各方面から絶賛を浴びている真の理由ではないかと思うのみである。

 ハイビジョン画質は黒の沈みが不足気味。その代わり解像度が非常に高く遠景でもまったく映像の情報量が落ちないのに驚かされる。5.1チャンネルサラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。エイリアン兵器にやられてびちゃりと飛び散る音のねちっこさに笑わされた。

 終了後、今度は今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『ジャージの2人』を最後まで。いい年こいた親子2人がジャージ姿で群馬の山荘でぼんやり過ごすという映画。実生活でいろいろなモンダイを抱えているであろう二人の能動的かつ積極的な現実逃避(笑)。それでも現実とのチャンネルを閉ざすことはなく、つかの間の逃避行を楽しんでいる。これを象徴するのがキャベツ畑付近だけで受信が可能な携帯電話というのがなんとも上手く、ゆるゆると楽しませてくれる映画であった。

 ハイビジョン画質はややノイジーであるものの実に高解像度。一面のキャベツ畑が単なる緑の奔流にならないのが素晴らしい。黒の情報量も申し分なく邦画としては優れた画質であると言っていいだろう。音声はステレオ。それでも森の環境音など上手く表現してくれている。

 午前12時過ぎから輸入DVDで『Radar Men from the Moon #4 Flight to Destruction』を見る。もちろん、コーディは最後の決定的な瞬間の前に爆弾を発見し、車から飛び降りている訳で。この後研究室へ戻ったコーディ、やってきたヘンダーソン博士に月人の地球侵略計画を説明します。「奴らが光線兵器を装備したロケットシップ艦隊を送ってきたらもうどうにもなりませんよ」ヘンダーソン博士はウウームとうなって「でも地球の防衛網を破壊するサボタージュが終わらなければ計画は発動しないのだろう、ならば今我々がやるべきことななにか」「そうですな、そのサボタージュ作戦を阻止すればいいのです」

 その頃例の洞窟でクラークが地球人の部下2人、ダリーとグラバーに命令しております。「また光線砲を載せなあかんから、トラック一台調達してこんかい」しかしダリーは不満そう。「そんなこと言ってもボス、もう金ないっすよ、あの月から持ってきた宝石をまたくださいよ」「あかん、あれはもう残り少ないのや、いざという時のためにとっておかなならん。なら、ダリー、お前、銀行強盗してこんかい」ってマジっすか(大笑い)。

 あ、次の場面で本当にダリーと部下たちが銀行強盗やってる。しかも失敗しちゃったぞ、な、なんじゃこりゃ。

 苦りきったクラーク、通信機で月のレティクに「どないして金を稼いだらいいでしょうか」とアドヴァイスを求めます。するとレティク、「ええ考えがあるで、誘拐して身代金をとるのや」ってそんなああた、月の王様に金の稼ぎ方を尋ねるクラークもクラークだけど、「誘拐やれ」って答えるレティクもレティクだよ。「誘拐の目標はそや、コーディや、そうすれば邪魔者も排除できて一石二鳥や、さっそくやらんかい!」

 さっそくコーディの研究室へ侵入するダリーとグラバー。だからこの研究室はもっとセキュリティを強化した方がいいと思うぞ(笑)。2人は研究室に押し入りますが、あいにくコーディは外出中。2人はハンクを叩きのめして「代わりにこの女を攫っていこう。おとりにしてコーディをおびき寄せるのだ」ジョーンを車で拉致してしまったのです。このすぐ後に戻ってきたコーディ、ハンクから彼女が誘拐されたことを聞いてすぐに警察へ連絡、緊急手配を依頼します。出動するパトカー、白バイ。彼らの活躍でダリーが飛行場へ逃げ込み、そこからジョーンを連れて飛行機で逃げたことが分かります。「よし、これからは僕の出番だ」コーディ、ロケットスーツを着て大空へ舞い上がったのでした。

 あれ、ダリー一人なの、グラバーはどこへ行っちゃったんだろう。

 セスナで逃走中のダリーは猛スピードで追撃してくるコーディを発見。ピストルで迎撃を試みるのですがすぐに弾切れ。諦めたダリーはセスナの操縦桿を引っこ抜くとジョーンを残してパラシュートで機外へ飛び出します。コーディはすぐにセスナに追いつきジョーンにドアを開けて貰って乗り込んだのですが操縦桿がないのでどうにもなりません。そのまま急降下したセスナが地表に激突したところで「次章 Murder Car」へ続きます。

 その後だらだらと録画の『ザ・スライドショー 6,7」を見る。就寝午前2時半過ぎ。

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2010年1月30日 (土)

1月29日(金) 魔法使いサリー、サリンジャー、サリンジャー、サリンジャー

 サリンジャー追悼駄洒落。もっとも私は「ライ麦畑でつかまえて」も何も読んでいないのだが。どうもすみませんね。今月注文分の輸入ブルーレイソフト群がようやく到着。『クリフハンガー』『ティム・バートンの9』、『第9地区』、ロブ・ゾンビの『ハロウィーンⅡ』、『パブリック・エネミーズ』の5枚である。

 発送が現地時間の1月12日であったから今回はずいぶんと時間が掛かったことになる。まあ、それでもフツーの状態で到着してくれれば何も文句はないのだが・・・、えー、どこぞで水を被ったらしく郵便局から「湿潤しました。できるだけ乾燥させてお届けいたしましたが、大事な荷物をこのような状態でお届けすることになったことをお詫びします」という張り紙付で届きやがった。湿潤したってあれか、「私じゅんとなっちゃったんです」か、宇能鴻一郎先生か、とツッコミながら見てみるとなるほど外箱がぐしゃぐしゃである(笑)。あわてて箱を開けてみたら、わあ、やられたァ、『パブリック・エネミーズ』のアウタースリーブが水を吸ってうにゃうにゃになっているぞ。他のアウタースリーブ付ブルーレイ『第9地区』、『ティム・バートンの9』が無事だったのが不幸中の幸いであったが、やっぱりこれはとても悔しい。アマゾンへ再送を頼むことになるかも知れない。

 こういう状態で荷物が送られてきたのは二度目のこと。ただ、最初はたしか『呪われた海の怪物』だったからな、別に濡れようとジャケットがふがふがになろうと構いやしなかったのだがブルーレイソフトではそういう訳にはいかんでしょう(笑)。

 そしてもう一つ残念なこと。1月29日発売の国内版DVD『カルティキ 悪魔の人食い生物』であるが、何をどう間違ったのか、ダブって注文していた。つまり、今現在、私の手元に『カルティキ』のDVDが2枚。一枚1,200円だから大した金額ではないのだが、それでも「お前、一体全体何をしているのか」と自分を詰らずにはいられないのである(笑)。

 この余分の一枚をどうしよう。ヤフオクで売るか、でも1,200円の品物だからなあ、それに送料が掛かることを考えるとせいぜい800円ぐらいでしか売れないのではないか。そんな金額だったら手間賃にもなりゃしない。いっそ、6月のトンデモ本大賞の時に持っていって誰か欲しいという人に進呈するか。え?葛の会の誰かに進呈したらどうかだって?ダメダメ、葛の会のメンバーに『カルティキ』見て喜ぶような人はいないもの(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にカップヌードル340kcal。栄養のことを考えて野菜を追加しようと思ったのだが冷蔵庫に何もなし。葱すらも使わずほとんど素で食べる。夕食は近くの中華料理屋からの出前。餃子、鳥唐揚げ、野菜炒め。付け合せの生キャベツ刻みもたっぷり食った。ビール一缶飲んでゴハンはなし。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『パニッシャー・ウォーゾーン』を見る。今までのパニッシャー映画が今ひとつ突き抜けておらず、あまりヒーロー映画としてのカッコよさが感じられなかった不満を、この馬鹿映画は見事に吹き飛ばしてしまった(笑)。強烈なキャラクターが強烈に殺し合い、本筋置いてけぼりの大暴走。特に極悪マフィアの弟が最高。精神病院で拘束されていたのを助け出されるやいなや、気に入らなかった看護人を丸齧り。本当にぼりぼり生で食っちゃうのである(笑)。極悪マフィアはマフィアでパニッシャーことフランク・キャッスルに空き瓶粉砕機の中に放り込まれ顔面ずたずた。二目と見られぬ化け物となって暴れ回るのだ。

 いや、もうここまでやってくれたら文句のつけようがありません。私の心の中の永遠の厨房部分が涙を流さんばかりにして喜んでいましたよ。

 ハイビジョン画質も素晴らしい。黒がぐっと沈み込んでダークヒーローとしての主人公の心情にぴったりマッチするかのようだ。グレインの生かし方も適切でややざらついたルックがハードボイルドな雰囲気をさらに盛り上げてくれる。サラウンドはトゥルーHD5.1チャンネル。例によってヴォリュームを大きめにする必要があったが、それ以外はまったく文句なしのスーパーサラウンド。どんと押し出してくる重低音の頼もしさに私はノックアウトされちゃいました。

 その後、今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『テネイシャスD~運命のピックをさがせ!』 主演のジャック・ブラックは実生活でもテネイシャスDというロックバンドをやっている。この映画はそのロックバンドが結成されるいきさつを描いたもの(もちろん、ウソだけど)。

 ロックやりたさに家出したジャック・ブラック少年はロックの魂を求めて全米を彷徨う。すっかり成長しておなじみのジャック・ブラック本人に成長した彼はって一体何年彷徨っていたんだか(笑)、LAで運命の相棒、KGに出会うのだった。2人はバンド テネイシャスDを結成するが、どうも上手く行かなくて鳴かず飛ばずの毎日である。そんなおり、彼らは歴代のロックスターみんなが使っていたピック、悪魔のピックがロック博物館に展示されていることを知る。これを手に入れれば俺達も伝説のロックスターだ。彼らはロック博物館を目指してLAを出発するのだが。

 こういう筋立ての映画ならとっととロック博物館に忍び込んでピックを手に入れ、アマチュアナイトに出演して優勝、サクセスへの道を歩みだすなんてことになりそうだが、何しろこれはジャック・ブラックの映画である。もう博物館に行く前にあれこれつまらぬことをやってなかなか話が進まない(笑)。KGと喧嘩別れした
ジャック・ブラックが森の中で毒キノコを食べて延々とラリる場面などその典型で爆笑しながらも「これでいいのかなー」と考えてしまったほどである。

 その後ようやく2人は仲直りしてロック博物館に忍び込み悪魔のピックを手に入れる(盗みだけど)。よーし、いよいよ次はアマチュアナイト出場かと思いきや、なんと悪魔のピックを取り返そうとしてサタンが来臨。ジャック・ブラックたちとロック合戦を繰り広げるのだった。もー、いいです、あなた達には負けました。もう好き勝手にやってください(大笑い)。

 冒頭でアニメを使ったTHXロゴのパロディも秀逸。おならの音がぷあーっと響き渡る下品さにいやもう笑った、笑った。

 ハイビジョン画質も良好、良好。黒の表情が実に素敵だ。音声はステレオだったけれどもサラウンドとしての面白さは5.1チャンネルのそれに勝るとも劣らぬもの。THXロゴのパロディでおならの音が綺麗にリアレフト、リアライト間を移動してくれた。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから輸入DVDで『Radar Men from the Moon 第3章 Bridge of Death』を見る。行き止まりに追い詰められたコーディとテッド。彼らに灼熱の溶岩が迫ります。これはもう絶対だめ、逃げられないと思った瞬間、コーディが「こっちに横穴がある。こっから逃げよう」だって。2人はあっさりと洞窟の外へ逃げ出してしまいましたとさ。そしてようやくのことでロケット・シップへ帰還します。

 そして再び作戦会議。「光線砲を奪えなかったのが痛かった」「でもあれで狙われたらこのロケットシップもイチコロだぞ」侃々諤々の議論の末、出た結論が「ようし、月で何が起こっているのか確かめるという目的は達した。そろそろ地球へ戻ろう」だったという。ハンクとテッドは急いで離陸準備に取り掛かります。コーディはロケットスーツで空に舞い上がり周囲の偵察です。

 しかし偵察を出していたのは地球人側ばかりではありませんでした。月人の偵察兵士、スカウト7がロケット・シップを発見したのです。コーディは彼を発見するやいなや襲い掛かって崖下へ叩き落してしまったのですが(笑)、すでにレティクへ連絡が行った後。レティクはまた宇宙戦車を出動させ、ロケットシップ破壊を命じたのです。

 ロケット・シップへ戻ったコーディ。「緊急離陸だ、奴らにロケットシップが見つかった、すぐに攻撃されるぞ」その言葉どおりすぐに宇宙戦車が姿を現したのです。なんとか離陸したロケット・シップ。宇宙戦車の砲撃が開始されます。1発、2発と至近弾に翻弄されるロケット・シップ。それでも致命的なダメージを受ける前に戦車砲の射程へ脱出することに成功したのです。彼らは一路地球を目指します。

 一方、ロケット・シップを逃がしたという知らせを受けたレティクは大慌て。「あかん、奴らには我々の侵略計画を知られてしもうとるやないかい。奴らを着陸させたらあかん、情報を地球人の政府に伝えさせたらえらいことになるで」彼は通信機で地球のクラークを呼び出して「ロケット・シップを破壊せんかい。誰一人生かして地球に降ろしたらあかんで」と命令します。

 クラークは早速レーダーでロケット・シップの着陸点を割り出します。そこへ地球人の部下二人を派遣して爆弾でロケット・シップを破壊しようという算段。車で着陸地点へ向かった部下二人、警官二人が警護しているのを見て舌打ちするのでした。「やつらをすぐに片付けないとロケット・シップを破壊できん。やるぞ」ピストルをずどん、ずどん。警官の一人が肩を撃たれて倒れます。しかしもう一人はすばやくパトカーの陰に隠れて無事。逆にピストルで応射し始めたのであります。

 この銃撃戦の中、あっさりとロケット・シップが着陸。もろくも月人たちの計画は破綻したという(笑)。ロケット・シップから降りてきたコーディとハンクが警官たちに加わってピストルを撃ち始めました。地球人の部下二人は「こらかなわん、逃げよう」と車で逃走を図ります。コーディは警官達のパトカーに飛び乗ると追跡を開始したのです。

 激しいカーチェイスが続きます。追われる悪漢二人は前方に橋を発見。その橋の上で車をいったん停止させるとなんと、爆弾を仕掛けたのです。それに気づかないコーディ、爆弾がしゅーしゅー煙を上げている橋に突っ込んで行きます。どかーんと爆発して橋から放り出されるコーディの車。『第4章 Flight to Destruction』へ続きます。

 その後だらだらTV。就寝午前2時半。

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『続・光る眼/宇宙空間の恐怖』(『Children of the Damned』  1963)

 『続・光る眼/宇宙空間の恐怖』(『Children of the Damned』  1963)

 名作『未知空間の恐怖/光る眼』(『village of the damned』 1960年)の続編です。前作よりよほど不気味悪さは薄れておりますが、その分悲劇的なラストが印象的。私はどちらかというとこの続編の方が好きですな。

 歩いている少年の静止画をバックにオープニングクレジット。場面が変わるとそこはどうやら小学校の教室のようであります。そこでは四人の少年が複雑なブロックを組み立てるテストに挑戦していました。このテストを行っているのが遺伝学者のネビル博士(アラン・バーデル)と心理学者のルウェリン博士(イアン・ヘンドリー)です。学校の先生は意外なことに「もうテストはこれっきりにして欲しか、他の子供がひがみますけん」

 この先生の言葉通り四人のうち、長いテーブルの左端でテストを受けていた子供ポール(クライブ・パウエル)は驚異的な力を発揮します。彼はなんと37秒でそのパズルを組み立ててしまったのです。二人は仰天して「おい、これは俺たちだって二時間掛かった代物ぜ、いったい何者や、この少年は」

 二人はこの少年の能力は両親から受け継がれているのではないかと考え、ポールの母親(シェラ・アレン)に会うのですが、これがもうごく普通の女。ポールの父親について尋ねると酷く怒り出して二人を追い出してしまいます。この後彼女は家へ戻ってきたポールをにらみつけ、「あんたやらいっちょん好かん、いや、憎か、産んだ時に殺しとけば良かったたい!」そんな母親を冷たく見返すポール。母親はうつろな表情となり部屋着のまま外へ歩き出してしまいます。車にもかまわず道路を横断する母親。危うく轢かれそうになってもまったく気にするそぶりを見せません。そのままトンネルの中に入っていって、はい、どかーん、トラックにぐしゃぐしゃにされてしまいました。

 てっきり死んだものと思ったのですが、あにはからんやこの母親生きていた。全身包帯だらけで両腕とも骨折という酷い姿ですが、彼女の意識ははっきりしており、駆けつけたネビルやルウェリンに「あの子の仕業たい、あの子は私の子じゃなか、産んだばってん違うとよ!あれは化け物たい。あの子の父親もおらん、ぼぼやらしとらん」ドサクサに紛れてエッチなことを言ってますな(笑)。

 一人残されたポールの世話をしているのは母親の妹スーザン・エリオット(バーバラ・フェリス)であります。ネビルとルウェリンは彼女に頼んでポールを研究室へつれていき国連のハリブ氏(ハロルド・ゴールドブラット)と引き合わせるのでした。ネビルとルウェリンはハリブ氏に「ポールは突然変異かもしれまっせん」と説明します。しかし、その後驚くべき事実が判明します。世界には同じような子供があと5人、つまり6人いるというのです。二人は仰天して「そぎゃん馬鹿なことがありますか。宝くじに連続で当たるようなもんですたい」 これを聞いたポール、「そんな人を年末ジャンボ宝くじみたいに」と思ったとか、思わなかったとか。国連はこの6人をイギリスに呼んでいたのです。

 しかし、事実は事実。そしてこの事実を知った6人の子供たちの母国はこの超天才たちを保護しようとします。イギリス政府もエージェント コリン・ウェブスター(アルフレッド・バーク)を派遣します。ネビルの友人である彼はいろんなところでいろんな怪しい活動に従事しているもよう。そんな人物の出現に警戒心を高める二人であります。

 その危惧はすぐに実現することになりました。コリンは部下たちと共に深夜、ポールのアパートへ押しかけ彼を保護しようとしたのです。ポールはこれを察知、例の眼力でスーザンを操りネビルたちに電話で助けを求めさせます。すぐに駆けつけたネビルとウェリンはこの強引なやり方に講義するのですが、コリン、ぱっと書類を見せて「母親の許可証ば貰っとったい、止める権利やらなかぜ」ネビル、ウェリンは引き下がるしかありません。二人が頼りにならぬと見たポールは今度は車に乗ったコリンの部下を操り事故を起こさせたのです。そして大人たちがこれに注意を取られている隙にまんまと逃げ出してしまったのでした。

 逃げたポールは英国内に集まっている5人の子供たちを集めます。ソ連大使館からソーニャ(ロベルタ・レックス)、インド大使館からラシード(マハドゥー・マセン)、中国大使館からミー・リン(ヨーク=ムーン・リー)、ナイジェリア大使館からアガ・ナゴロ(ジェラルド・ゲルソン)、あと一人マーク(フランク・サマースケール)は、あれ、どこから来たんだろ、まあ、いいや面倒臭いから(笑)、マークの飼い犬一匹。とにかくこの6人の子供たちと犬一頭はロンドン市内の廃教会に潜みます。

 狼狽しているコリン、「いったい全体あの子はどこへ行ったとや」はっと気がついて「まさか誘拐ばされたっちゃないとやろうな」 そしてその直後、さらに不可解な事件が。なんとスーザンが消えてしまったのであります。もちろん、彼女を操っているのはポールと子供たち。彼女は教会に誘い込まれて、そこではっと正気に返ります。彼女は6人の子供たちを見て仰天。「ポール、こげんところでなんばしようと、帰らんといかんばい、みんな心配しよるけん」もちろん、これでポールたちが帰る訳もなし。逆に操られてスーザン、家政婦にされちゃった(大笑い)。

 さて、スーザンを探していたネヴィル、例の教会を偶然見つけて潜入します。するとマークの犬がわんわん。危険を感じたネビルは急いで引き返し、コリンたちを連れて戻ってきます。コリン、部下の二人に「おい、お前ら、中の様子ば調べんね!」なんだ、いきなり部下から行かすのかい(笑)。

 部下の一人は2階の回廊、もう一人は1階を調べます。するとさっそくマークの犬が登場、襲い掛かってきたのです。2階の部下がとっさに拳銃を乱射、犬を射殺してしまいます。これに怒ったのが子供たち。6人一斉に眼力を働かせ2階の部下を操り、もう一人を射殺してしまったのでした。銃声に驚いたコリンたちがやってきて、「なんばしようとか、やめんかポール!」と叫ぶのですが彼らの怒りは収まりません。2階の部下は抗えぬ力に翻弄され自ら飛び降りてしまったのです。尖った柵にぐっさりやられてこっちも死亡。

 これではとても適わないと思った三人は逆に懐柔策に出ます。子供たちに「何か必要なものはなかね」と尋ねると操ったスーザンを通して「食料が欲しい」 さっそく彼らは食料調達を指示します。そして陸軍のジープがやってきて彼らの指示通りに教会の入り口の階段に置くのでした。
このあたりから今まで無言を通していた子供たちがぽつりぽつりと喋るようになります。食事の用意をしながらスーザンに「あなたたちはなぜこぎゃんとこに集まったと」とスーザンに問われたリー・インが「わたし、よう分からん、えずか(怖いの意味)と答えたりして、わずかながら彼らに人間味が残されていることが分かるのです。もっともその間他の子供たちは機械部品を集めて怪しい装置を作ったりしているのですが(笑)。

 コリンは軍隊を召集。指揮車がやってきて、その指示の元に兵士たちが配置され、教会は包囲されてしまいます。そして現れる各国代表。彼らは子供たち+スーザンに「君たちの意思は尊重するけん、それぞれの国に戻っちゃらんね」と申し入れたのですが、なんとスーザンが「それはできんことです。なぜならこの子達にはテレパシーがあって、一人の知識が共有されるとです。各国の秘密が筒抜けになってもよかとですか」びっくりしたネビル、ポールを呼んで「今からおいの言うことを聞かんね、口に出したら駄目ばい、聞くだけやけんね」ネビルはポールの耳に「あじゃらかもくれんふうらいまつ、ゆずこしょう入れすぎテケレッツのパッ」とささやいたのです。
 
 そしてネビルはラシードを指差して「おいがポールに言ったことが分かるね?」と聞くと、ラシードは見事に「あじゃらかもくれんふうらいまつ、ゆずこしょう入れすぎテケレッツのパッ」 これを聞いた代表、「わあ、スーザンのゆうたことは本当ばい、これじゃ国に連れて帰れんやないか」 あえなく退散するのでありました。

 しかし、それでも超越的な頭脳を持つ彼らを手放したくない。その夜、どこぞの国の特殊部隊が教会に潜入します。「生け捕りばい、それば忘れんな」とカッコ良く突入するのですが、これをちゃんと見張りのラシードが他の5人にテレパシーで知らせます。すぐに迎撃準備が整えられてあの怪しい装置のスイッチをラシードがオン!するとべががががぼええええええという物凄い音が発生したではありませんか。特殊部隊はこの音波兵器にやられてばたばた倒れます。うわー、倒れてから痙攣している、いやな場面だなあ(笑)。

 変事に気づいたコリン、教会へ突入。しかし音波兵器の効果で中へ入ることはできません。彼はマフラーを耳の周りに巻いて音を遮断、ライフルを構えて装置を操作しているラシードを撃ったのでした。ばったり倒れるラシード、彼の指が装置から離れてようやく大音響が止まったのであります。どうやらそのままラシードは死んでしまったらしい。また音波兵器にやられた兵士たちはうつろな目をしておりまして、ネビル・ルゥエリンによりますと「こら、死んだほうがましたい」という状態らしい。

 確かに凄い兵器ではありますが、良く考えたら耳栓ひとつで対処が可能なような気が致します(笑)。

 翌日、ラシードの血液を分析していたグルーバー教授(マーチン・ミラー)が大変な発見をします。ラシードの血球は人間のそれとはまったく違っていたからです。しかもそれは人間の血液と混ぜられると血球を食って同化してしまうのでした。グルーバー教授は戦慄します。「これはきっと子宮内で乗っ取られたに違いなか、奴らは人間じゃなかばい!」

 この結果を聞いたネビルは「人類のために、かわいそうやけど、抹殺せんといかん」と言い出します。ところがこれに猛反対したのがルゥエリン。しかも彼は反対するだけではなく、教会へ行ってラシードの葬式らしきことをやっている子供たちに「お前たち、このままやと殺されるばい、人間に向かって敵意のないことば証明せんといかん、おいも手伝うけん、みんな大使館に戻りやい」 しかし、子供たちは無反応。スーザンも返そうとはしません。がっかりしてホテルへ戻るルゥエリンでしたが・・・。

 その直後取り乱した様子のスーザンがやってきたのです。驚くネビル、ルゥエリンに「子供たちがおらんごとなったとです。どこに行ったかぜんぜん分からんとです、どげんしたらよかですか!」ルゥエリンはぱっと喜んで「きっと大使館に戻ったのに違いなか」

 これを聞きとがめたのがネビル、「きさん(貴様の意味)、大使館に戻ったのに違いなかって、なんばしたとや!」「おいはあれたちに最後のチャンスを与えたったい」「そげん馬鹿なことをしたらいかんやないや、すぐに大使館に連絡ばせんと」「いいや、そげんことはさせんぜ」電話をしようとするネビルにルゥエリンが飛び掛って取っ組み合いの大喧嘩。

 そんなこんなしているうちに子供たちは自分たちの国の大使館にそれぞれ戻っていきます。大喜びのコリン、国防相、参謀長を呼んできてポールを大歓迎。「君の意思を最大限尊重するけん、何も心配やらすることはなかとよ、でもやっぱり兵器は作ってもらわんと、困るばい。他の国と差が出たら戦争になってしまうけん」随分勝手なことを言っておりますな(笑)。また、ポールのテレパシー能力は彼らの隠された本音を探り当ててしまいます。「こいつは化け物だ、人間じゃない、だけど利用できる」ポールは駄目じゃこりゃ、と呟くと三人を操り互いに殺し合わせてしまうのでした。

 他の子供たちも同じようなことをやったようで、また教会へと集結したのです。

 もうこうなりゃ抹殺しかない。直ちに陸軍が展開、教会を再び包囲します。今度は兵士だけではなく重火器、戦車つきの本格的な攻撃態勢。下水道に爆弾も仕掛けて後は爆破・攻撃開始指令を待つばかり。子供たちの運命きわまれりと思われたのですが、ここで作戦司令部となっているビルにルゥエリン、スーザン、グルーバー教授が現れたのです。グルーバー教授は「おいが間違っとった、あれは正真正銘の人間の血液ですたい、ただし、100万年後の未来の」つまり未来人の遺伝子が紛れ込んだという訳なのでしょうか。良く分かりませんが、とにかく「人間やけん殺したらいかん」ということなのでしょうな。

 ルゥエリンは近くで待機していた国連のハリブ氏にこのことを伝えます。ハリブ氏、迷った挙句今一度子供たちの説得を試みることになりました。彼はメガホンを持って教会へ近づきます。後に続くのは各国の大使たち。彼らの接近を感知して子供たちが出てきます。驚いたことに死んだはずのラシードがいて、みんなびっくり。子供たちは「人間は殺し合いばせんね、僕たちは別の道をえらぶけん」彼らはお互いに手をつなぎます。司令官はあわてて、「攻撃・爆破待機」と命令するのでした。ところがここで司令室にいた部下が一世一代の大どじ。うっかりドライバーを攻撃開始通信装置に落としてしまったのです。これでバチバチとショートして、命令が伝達されてしまいました。司令官、「きさん、なんばしよっとか」と叫ぶのですが時すでに遅し。子供たちに対する総攻撃が開始されるのです。

 砕け散る教会、そして爆弾が炸裂して瓦礫に飲み込まれる子供たち。なすすべく立ちすくむネビル・スーザンであります。

 最後にカメラがこの惨劇の原因となったドライバーをアップにしたところで、エンドマーク。

 モノクロ、スクイーズのワイド。モノラル音声。切れのある高解像度なモノクロ画面が魅力的。音質も良く、非常に見ていて気分の良いDVDでした。ワーナー・ホームビデオ 『未知空間の恐怖/光る眼』(『Village of The Damned』 1960年)とのダブルフィーチャー。

 エロの冒険者
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『モロン』(『Morons from Outer Space』 1985)

 『モロン』(『Morons from Outer Space』 1985)

 もうタイトルが『外宇宙からやってきた馬鹿(モロン)ですからね。もう史上最低のタイトルと言ってもいいくらいですからね、いつにもましてどうしようもない映画でしたよ。

 警告、警告、このDVDのリージョンは1です。したがって日本国内のDVDプレーヤーでは再生できません。警告、警告。

 広大なる宇宙空間、ナレーションが重々しく「人類は宇宙人の存在について考えてきた。知性的なのか、平和的なのか、それともはたまた好戦的なのか」ずずずずと『スターウォーズ』風に頭上を宇宙船が通過していきます。

 もっともこの宇宙船のデザインはまるでトレーラーハウス。いくつかのモジュールがついていてその間を鎖で繋いでいるという・・・。しゅっと宇宙船のハッチが開き宇宙服姿の宇宙人が出てきた。と、閉まるドアにエアパイプを挟まれてしまいます。ドアをもう1回開けてパイプを抜いて、次のモジュールに行くために鎖をのったりのったり渡る宇宙人。ようやく到着したのですが、こっちのモジュールの中は通常型の重力場になっていたので、ばったり転げ落ちるという・・・。冒頭から脱力間違いなしの素敵なギャグではありませんか。

 このドジな宇宙人はバーナード(メル・スミス)といいましてどうやら故障したヒューズの代わりを探しに行っていたらしい。「さんざん探したけどないよ、ヒューズ」とボヤくバーナード。残りのメンバー、デズモンド(ジミー・ネイル)・サンドラ(ジョアンナ・ピアース)、ジュリアン(ポール・ボーン)、は驚きます。「そんな部品がないって、それじゃ俺たち宇宙の迷子じゃん!」

 ちなみにデズモンドとサンドラは夫婦のようです。

 やけになったデズモンド、丸いハンドルとアクセルがついているトラックみたいなモジュールの操縦席について、いきなり発進させてしまいます。モジュールは本体から離れて急加速、この時、外で無重力ボール遊びをしていたバーナードはもちろん置き去りです(笑)。

 いきなり悲痛な叫び声を上げるデズモンド、「やべ、俺、操縦方法知らなかったんだ!」モジュールはそのまま近くの惑星、地球の大気圏に突入するのでした。そのままイギリス領空に侵入。これをキャッチしたイギリス人たちは大騒ぎになります。

 ロンドンのUKBCテレビはニュース番組を終えたばかりでキャスター達が帰ってしまい留守番のグラハム(グリフ・ライフ・ジョーンズ)以外だれもいません。ここに宇宙船襲来すの知らせが入り、グラハムは不本意ながら取材に出かけるのでした。

 モジュールはよりにもよって高速道路上に滑り込んできます。邪魔な車をクラクションで追い払いつつ(笑)進むモジュール。何台もの車が道路から押し出されてクラッシュ。その中の一台に乗っていた夫婦が「おい、奴のナンバープレート見たか」「いいえみてないわ」と会話を交わすのがオカシイ。

 さて、さんざんにイギリス人に迷惑を掛け捲ったモジュール、ついに高速道路から外れある農場に突っ込みます。

 この知らせは首相官邸で夕食会に出席していたマターソン司令官(ディンスディール・ランドン)に届きます。彼はぱっと立ち上がると「皆さん、行ってきます。もっとも食後のコーヒーまでには戻ってきますが」と言っておでかけ。あんまりカッコよくない台詞であります。この後エイリアン襲来と分かってパニック状態となる夕食会会場。ヒステリックに喚き散らす女性を落ち着かせようとある男性がビンタしたら、逆に殴り返されるという細かいギャグあり。

 UKBCテレビではベンソンディレクター(ジョージ・イネス)がもうかんかん。「こんな重大事件が起こっているのにみんな、パブに行っているとはどういうことだ!」彼はグラハムの置手紙を発見。「なになに、私が取材に行ってきますだと」彼はぱっと顔を上げて「見たまえ、ここにちゃんと記者魂を持ったものがいる!」でもすぐに手紙を書いたのがグラハムであることが分かって「ああ、なんてことだ、あんな馬鹿にこのニュースを任せることになるなんて」喜んだりがっかりしたり、何かと忙しい人であります。

 そして彼の心配はすぐに現実となりました。宇宙船近辺に到着したグラハムは同行したカメラマンが撮影した映像を局に送るのですが、これが音だけで画面はまっくら。「こら、映像出てないぞ」とベンソンが叫ぶと今度は映像が出たものの無音になっちゃった。「ああ、もう」髪の毛をかきむしるベンソンであります。

 そんな中、アメリカ大使館よりCIAのラリビー大佐(ジェームス・シッキング)がヘリコプターで到着。このヘリコプターがデキシーランドジャズを高らかに鳴らしながら飛んでくる『地獄の黙示録』ギャグはあまり面白いものではありません。ラリビーとマターソン、記者団に向って「これは新型ホバークラフトのテスト中の事故である」と発表。真実を隠そうとしたのでした。

 さて、宇宙に一人取り残されたバーナード、さすがに寂しそうにしております。ぶわくしょんとくしゃみをすると宇宙ヘルメットのガラスにたんがびちゃ。ここまでやりますか(大笑い)。そんな彼の前に小型宇宙艇が出現。乗っていたエイリアンは「やっと見つけた、探すのに苦労したよ、信号が弱くってさ」かなりあちこち探し回ってきたらしく、彼自身はミイラ化、また服もぼろぼろ、蜘蛛の巣だらけ。まあ、乗せて貰えるならなんでもいいやと乗り組むバーナードであります。しかし、このエイリアン、さわさわとバーナードの太もも触ってきて「ねえ、君、男?女?」びっくりしたバーナードが「なんだ、キモチ悪いな、男だよ、おれは男」するとエイリアン、「畜生、しくじった」と叫んで上から下がっている紐をひっぱります。ぷしゅーっと音がしたかと思うと、バーナードの椅子がすぽんと下に抜けちゃった。

 バーナード、そのまま地球の大気圏に突入。アリゾナ国立公園の森の中に墜落するのでした。

 この間、軍部は宇宙船を回収、基地の中に運び込んでおります。グラハムも防護服を拝借して潜り込んでいるのですが、基地の電話で報告を入れようとするたびに人がやってきて、駄目というギャグを繰り返すのです。

 ここで新しい登場人物、語学の大家、トロッセアウ教授(アンドルー・マラーネ)が登場。彼が来てくれればエイリアンの言葉が分かると大喜びのラリビーとマターソンですが、この教授がフランス語しか分からないという(笑)。「教授、ひとつよろしく頼みますぞ」「セシボン?」「エイリアンへの通訳をお願いします」「アンドウトロワ?」という具合にまったく会話がかみ合ってません。そうこうするうちに宇宙船の中からうめき声が聞こえてきます。お察しの通りデズモンドとサンドラがやっていたのです。

 これが終わったかと思うと宇宙船のハッチがしずしずと開き始めます。そして途中で一度引っかかって、外れてどすーんと落ちちゃった(大笑い)。そして人々は異星生命体とのファーストコンタクトを体験することになります。ネグリジェ姿のサンドラが出てきたのです。続いてデズモンド、ジュリアンも登場。ジュリアン、落ちたドアを指差して「お前らが壊したんだろ!」 ラリビー、マターソン、そして周囲を取り囲んでいる兵士達がズッコケました(笑)。

 すぐに彼らの身体検査が開始。そして出た結論は「完全な人間」だそうで。そして彼らにいろいろ質問するのですが、これがまたまともな答えが返ってこない。ジュリアンに「君たちがやってきた惑星の名前は」と聞いたら「忘れちゃった」「どんな惑星なんだ」「でっかくて丸くて青い部分や、茶色の部分があって」「それじゃ何だか分からないよ」

 デズモンドに黒板に書いた高等数学の数式を見せて「これを解いてくれないか」デズモンドは不審げな顔をして、「あんたは分かるのかい」「ああ、もちろん」「じゃあ、何で俺に聞くっすか」そしてデズモンド、ポケットからペンを取り出して、「これ、何か分かりますか、こうやって紙の上を滑らせると次が書けるんですよ P,L,A,N,I,I,T ほらプラネットだ、惑星だ」ってテメー、スペル違ってんじゃないかよ(大笑い)。

 バーナードはバーナードで国立公園で見つけたゴミ箱を知性生命体だと思い込んじゃった。なぜなら風でゴミの投入口がぱたんぱたんとなって、まるで喋っているかのように思えるからって、幾らなんでも無理があるだろ。彼はゴミ箱に向って「君らのリーダーに会わせて欲しい」とか言い出す訳ですよ。そして彼はでっかい看板に描かれたでっかいゴミ箱を見て、「おお、あなたがこの星の種族のリーダーですか」だって。ところがこの直後、通りかかった車が彼の足を轢いてしまいます。通報されて救急車に乗せられるバーナード。この救急車の運転が乱暴で、足の先にちょっとした怪我をしただけのバーナードが病院につくころには重傷になっていたという(笑)。

 バーナードは病室でもゴミ箱に話しかけたりするので、看護婦さんによって○○ガ○決定。精神病棟に放り込まれてしまうのでした。彼は病棟の看護婦さんに「この星のリーダーに会いたい」というのですが、何しろここはそういう病棟ですから「何、リーダーだって、シーザーはTV見ているし、ワシントンは寝ているよ、よりどりみどりだ、好きなの選びな」と言われてしまうのでした。

 さて、その頃デズモンドたちを調べた科学者達はある重大な結論に達します。「こいつらは単なるアホです、馬鹿です、間抜けです、もうチンパンジー以下です」ずっこける基地の皆さん。しかし納得しないのがラリビーであります。彼はデズモンドたちがある種の変装をして馬鹿を装っているのではないかと疑うのです。彼はデズモンドを拷問部屋に連れ込んで、顔の皮膚を引っ張り、「こら、変装を解け、人間の皮の下から化けものが出てくるんだろ」デズモンド、悲鳴を上げます。これを聞きつけてやってきた科学者達に「こいつをなんとかしてくれー」

 ラリビーは会議に軍隊を伴って乱入。「作戦の指揮は私が取ることになった」と叫びます。彼は続けて「あの宇宙人たちを放ってはおけない、奴らはマインド・サッカーなのだ」みんなきょとんとしています。「なんだ、君たちは『SF/ボディ・スナッチャー』を見ていないのか」やっぱりみんなはきょとんとしています。「とにかく、奴らは危険だ、殺すのだ」とたんにみんな、わーっと歓声を上げて立ち上がるという・・・。

 この模様を立ち聞きしていたグラハムは大いにあわてて宇宙人たちが監禁されている部屋へ向かいます。そして見張りの兵士の頭をぼかっと殴って昏倒させると宇宙人たちに「おい、ここから逃げるぞ」えー、この脱走劇、グラハムが車を見つけて乗り込んだのはいいですが、後からきた宇宙人たち、車にいったん乗り込んでそのまま反対側のドアから出て行くというむなしいギャグをやったりして実にいらいらさせられます(笑)。その後、今度は軍用のトラックに乗り込んだのですが、そこでラリビーが待ち構えていた。「げはははは、この凶悪宇宙人め、死ぬのだ」ライフルを構えるラリビー、と、いきなりマターソンが彼を射殺したのです。

 マターソンは走り出したトラックの運転席にしがみついて、「ああ、待ってくれ、サンドラ、愛している」そして「ああ、サンドラ、宇宙から訪れし君」と自分で作詞作曲した「サンドラの歌」を歌いだすのでした。もういいから放っておきましょう、このおっさん(笑)。

 グラハムはマターソンを振り落としトラックを爆走させます。そして自分のアパートで宇宙人たちを匿うことになったのでした。

 しかし、すぐに見つかって軍隊に包囲されてしまいます。おまけに暴徒が押し寄せてきて「宇宙人を殺せ、殺せ」投げ込まれたレンガがグラハムの頭を直撃。「いてて、いててて」グラハムは外に飛び出すと宇宙人擁護の大演説。「彼らは化け物でも敵でもありません。彼らは我々の友人です。彼らは平和的な目的できたのです」そのとたん、ジュリアンが弄っていたガスコンロを爆発させるというオチがつきましたけど(笑)。

 とりあえず、この演説で暴徒たちは宇宙人を歓迎するようになります。宇宙人たちは調子に乗ってテレビのトークショーに出演。たちまち人気者になるのでした。

 一方、精神病院に収監されたバーナード、偶然、彼らのニュースを見て脱走を決意します。大男の患者(たぶん、ジョージ・ワシントン)に窓の鉄格子を曲げさせるのですが、力を抜いた瞬間にびよーんと元に戻ってしまうというギャグ。こっちの力も抜けてしまいますわ(笑)。いらついたバーナード、その鉄格子を押すと窓全体が開いてしまいます。な、なんじゃそりゃ。

 この窓から脱走したバーナード、ヒッチハイクで他の三人がいるイギリスを目指すのでした。もっとも乗せて貰ったのはいいけど、その運転手のおじさんに「君はどこの出身かね」と聞かれて「遠くっす、宇宙船で来ました」と答えてけり落とされたりしますが。

 さて、すっかり人気者となった三人、芸能界でひっぱりだこ。グラハムはマネージャーとなってスケジュールを取り仕切っています。

 そんなこととは露知らず、アメリカをさ迷っているバーナード。浮浪者同然の姿になっており、またお腹もぺこぺこ。耐え切れずにあるダイナーに入って残飯をあさり始めます。と、その彼の目に入ったのがテレビのトークショーに出演している三人組。「わお」バーナードは仰天します。「あいつら、人気者じゃん、だったらオレも宇宙人なんだから人気者になれるじゃん!」

 保安官事務所に駆け込んだバーナード、やる気のない顔つきで出迎えた保安官に、「あ、おれ、宇宙人なんです。テレビで知っているでしょ、あの宇宙人、おれ、4番目なんですよ、4番目の適格者なんです」宇宙人、どさくさに紛れてエヴァネタを繰り出すという・・・(笑)。しかし保安官、やっぱりやる気のない顔つきで「あ、そう、じゃあ、あっちの列に並んでね」彼が指差した先には自称宇宙人たちがいっぱい並んでいたのでした。その時、保安官助手が歓声を上げて入ってきます。

 「保安官、あの宇宙人たちがニューヨークライブやるらしいっすよ、チケット、2,000ドルっすよ」

 これを聞いたバーナード、そのライブに押しかけます。ライブ会場のスタジアム入り口で、「おれ、4人目の宇宙人なんだよ、だから入れてよ」と喚くのですが、当然ながら拒否されます。会場入りするサンドラたちを見て「おーい、おーい、オレだよ」と叫ぶのですが、気がついてくれません。やけになったバーナード、裏手のフェンスをえっちらおっちら登ってようやく潜入を果たすのです。

 そしていよいよライブ開始。キッス風の衣装(だよね?)に身を包んだ三人はロケットの形をした乗り物に乗っかって舞台に登場。熱狂的な観客に迎えられた三人はなんだか、よく分からん歌を熱唱・・・、あ、いやいや、デズモンドだけは本番前からウォッカをラッパのみしていたので、もうべろんべろんのろん。あまつさえ気分が悪くなって熱唱しているサンドラの衣装におえーっ。「きゃー、なんてことするのよ、この馬鹿!」サンドラ、デズモンドを情け容赦なく蹴り飛ばします。

 これでライブは一旦休止となって楽屋へ引き上げる三人。彼らはそこで意外な人物を見て立ち尽くします。その人物とはもちろんバーナード、彼はにやっとして「へへへ、ようやく会えたな」ところが三人はバーナードを完全に無視。「あんた、誰」バーナードはびっくりして「おれだよ、オレ、バーナードだよ」しかし、やっぱり三人はバーナードを知らないふりをします。しまいには警備員呼んで「訳の分からないファン入れちゃだめよ」と追い出してしまったのです。警備員にむりやり連れて行かれながら「こりゃまたどういうわけだ、世の中間違っとるよー」と嘆くバーナード。

 スタジアムの観客は「ウイ・ウオント・ジ・エイリアンズ!」の大コール。これに答えて三人は再び舞台に向かうのですが・・・ここで唐突に『未知との遭遇』風の宇宙船が出現。スタジアムに着陸します。ハッチががーっと開いてまばゆい光の中から現れたのは・・・噛みタバコクッチャクッチャやっているツナギ着たオヤジ。観客、一斉にズッコケます。

 オヤジは三人に向かって「あのよう、宇宙船返してくんないかな、レンタルの期限、もう5週間も過ぎてんだけど」三人はぷるぷる首を振って「あの宇宙船、地球人に盗られちゃったんす」オヤジはため息ついて「しょうがないな、じゃ、オレと一緒に来てくれるかい」三人はオヤジと共に宇宙船に乗り込みます。そして唖然としている観客たちを残して離陸。

 バーナードは今回も取り残されてしまいました。呆然としている彼にグラハムが近寄ってきて、「君、バーナードさんだよね、君も宇宙人だって?」今度はバーナードを売り出そうという魂胆なのでしょうなあ。

 宇宙船が飛んでいってしまって観客の皆さんは唖然としていましたが、見ている私だって同じですよ。こんな終わり方あるかって思いましたよ。

 エンドマーク。カラー、スクイーズのワイド仕様。ドルビーサラウンド音声(笑)。画質はややノイジーですが、良好な発色でその欠点も帳消し。ドルビーサラウンド音声はあんまり効果なかったすねー。クローズドキャプションの英語字幕つき。『エイリアンfromLA』(『ALIEN FROM L.A』 1988年)とのダブルフィーチャー。MGMミッドナイトムービーのDVD。

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2010年1月29日 (金)

1月28日(木) ジェンガ急げ

 ジェンガを急いでやれば何か良いことがありますよという諺。J:COM、スカパーHD!で3Dコンテンツの配信が今春にも開始される模様。<http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100128_345398.htmlより引用開始>ジュピターテレコムは、同社のCATVサービス「J:COM TVデジタル」で展開中のVODサービスにおいて、2010年春から3D映像コンテンツの配信を開始する。28日の決算発表会で明らかにしたもので、2009年12月期の業績報告とともに、今後のJ:COMの成長戦略や25日に発表されたKDDIによる資本参加について説明を行なった。 3Dコンテンツ配信については、J:COM TVデジタルのVODプラットフォームを活用。大手電機メーカーが今後販売予定の3Dテレビ標準仕様に対応するという。専用メガネを使い3D視聴を可能とし、コンテンツはJ:COM参加のチャンネルを中心に、映画、エンタメ、スポーツなどを国内外から調達予定としている。<引用終了>

 <http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100127_345190.htmlより引用開始>スカパーJSATは27日、2010年夏にCSデジタル放送「スカパー! HD」において3D放送を開始すると発表。報道向けの説明会も同日に開催した。 124/128度CSデジタル放送の「スカパー! HD」において、国内の大手家電メーカーの3D対応テレビ発売が見込まれる2010年夏に3D放送の開始を予定。「『夏』、といってもワールドカップ(6月11日~7月11日)もあるので、その後になる(スカパーJSAT仁藤副社長)」とする。 チャンネルは、自主チャンネルのスカチャンHDに3D専門チャンネルを開設。ここで月に2~3本程度の番組放送を見込んでいる。提供形態は有料、無料含めて検討中としている。番組については検討中だが、スポーツやライブイベントを重視しているという。 3D方式にはサイドバイサイドを採用する。サイドバイサイドは、左右目用の映像を横に並べた形(サイドバイサイド)で送出する方式で、現在BS11の3D放送においても採用されているほか、海外の3D放送でも多数の採用事例がある。 1枚の画面を左目用、右目用に分割するため、横解像度は半分になり、例えば1,920×1,080ドットの元映像の場合は左右各960×1,080ドットの映像を送出し、チューナで受信。チューナからテレビにHDMIで出力し、テレビ側で左右それぞれの映像を画面に引き延ばして表示する。 年内に発売が見込まれる国内メーカーの3D対応テレビでは、主にBlu-ray 3Dへの対応を進めてきた。Blu-ray 3Dは、左右の目にそれぞれ1,920×1,080ドットのフルHD映像などを制御信号とともに伝送し、アクティブシャッターメガネで視聴するフレームシーケンシャル方式を採用している。 これらの3Dテレビにおいて、BD向けのフレームシーケンシャル方式だけでなく、放送向けのサイドバイサイド方式もサポートする方向で協議をしており、ほぼ全ての3Dテレビでスカパー!HDの3Dがサポートされる見込みという。各方式にあわせた処理をテレビ側に持たせることで、サイドバイサイドの放送も3D表示でき、メガネもBlu-ray 3Dと3D放送で同一のものが利用できる。既存のBS11の3D放送対応のテレビにおいても、HDMIで映像入力し、テレビにあわせたメガネを利用することで、問題なく3D視聴が行なえるという。<引用終了>

 スカパーHD!はともかくとして(笑)J:COMは3D映画をも配信してくれるというのだから素晴らしい。11月に前編が公開される『ハリー・ポッターと死の秘宝』も3Dで公開されることが決まったし、これは予想以上に3Dコンテンツの浸透は早いかも知れない。私もなんだかワクワクしている状況で(笑)もしかしたら、これは3D対応のプロジェクター発売を待てずに3Dテレビを買ってしまうなんてことがあったりなんかしちゃったりして(広川太一郎風)。

 2月に注文予定の米国盤ブルーレイソフト。『サロゲート』、『ホワイトアウト』、『ソウ6』、『ようこそゾンビランドへ』、『The Phantom』 1996年製作の
『The Phantom』を除いてあとはバリバリの新作。特に『ゾンビランドへようこそ』が楽しみであります。

 5枚買ってお値段しめて123.89ドル。
一枚だいたい25ドルというところですか。
 
 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にちょっと気が狂って麺樹友でラーメン・炒飯+替え玉。しめて900円の王侯貴族の食事なり。夕食は天然ヤズの刺身、鶏から揚げ、生野菜、昨日の残り飯を使った炒飯。ヤズの刺身はさすがに天然の活魚とらしい鮮度で刺身自体があめ色をしており、とんでもなく美味かった。料亭でもこんなのはなかなか食べられませんよ。ビール2缶飲んで〆のコーヒーは如例。

 その後ブルーレイソフトで『サンダ対ガイラ』を見る。音声はリミックストゥルーHD5.1チャンネルを選択する。気になっていた台詞と口の動きのズレは61ミリセカンドのオーディオディレイをかけることでようやく違和感がなくなった。
オリジナルのリニアPCMモノラルならこのズレはないのだが、音質的にはトゥルーHD5.1チャンネルが包囲感、適切な重低音の付与、BGMの鮮度など全てにおいて上回るため、こちらを選択せざるを得ないのだ。

 画質は前にも書いたと思うけれども非常なる高画質。やや暗部の沈みに物足りない点はあるけれども年代を考えればこれ以上の品位を求める方が無理というもの。この画質で見るメーサー殺獣光線車はまさに涙モノでありパラボラ部のリベットがひとつひとつはっきり確認できるのに大感激する。いや、本当に長年の間、東宝特撮映画のオタクやってて良かったと思わされたほどっすよ。もう世の特撮マニアは絶対このブルーレイソフトを買うべし。え、プレーヤーもハイビジョンテレビもない、ダメだ、ダメだ、いくら不景気だからと言ってもオタクがこの手のことに投資を惜しんでどうするか。ローンを組んででも導入するのだ、どうだ、分かったか!

 ちょっと偉そうなモノイイになっておりますが、これもブルーレイ 『サンダ対ガイラ』の高品位に感動した故です。どうかお許しください。

 終了後シャワーを浴びてお酒。お供は日本映画専門チャンネルHDでハイビジョン録画した『電送人間』。『サンダ対ガイラ』の余韻覚めやらず見たのである(笑)。劇中、今までは闇に埋もれていた停車場の情景がはっきり見えるようになったのにこれまた大感激(お前は大感激してばっかだな)。やっぱりブルーレイプレーヤー DVD-A1UDとプロジェクター DLA-HD550の組み合わせは凄いとしか言いようがない。

 ひれひれ酔っ払って就寝午前1時過ぎ。

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『タイム・マシン 80万年後の世界へ』(『The Time Machine』 1960年)

 『タイム・マシン 80万年後の世界へ』(『The Time Machine』 1960年)

 時間をテーマにした映画らしく、冒頭登場する色々な時計。原始的な太陽時計、砂時計、機械仕掛けの時計、目覚まし時計、腹腹時計(ウソ)、そして全ての時計の親玉?であるビッグベンが映った後で、タイトルが出ます。

 1900年1月5日のロンドン、発明家・科学者H・ジョージ・ウェルズ(ロッド・テイラー)の屋敷に友人のフィルビー(アラン・ヤング)を始めとする4人の紳士たちが集まります。彼らはジョージから夕食会の招きを受けたのですが、約束の午後8時になっても当の本人が現れないのでいらいらしています。「あー、腹が減った、人を呼んでおいて待たせるなんて最低だ、無礼だよ」腹がぐーぐーなっているものですから、みんな怒りっぽくなっております(笑)。

 その彼らにジョージからの手紙を渡したのが家政婦のワチェット夫人(ドリス・ロイド)。読んでみますと「私が間に合わない場合はみんなで勝手に始めていてくれ」これでみんな大喜びして食卓につきます。そしてワインがいきわたったところで「かんぱ、わあ」ぼろぼろの姿で食堂に飛び込んできたジョージ。みんな仰天して、一体何が起こったのかと問いただします。

 ワインを一杯飲んで気を落ち着けたジョージは去年の大晦日から今日までの5日間に起こったことについてゆっくりと語りだすのでした。

 1899年12月31日。ジョージは同じ4人の紳士達に自分の発明品を披露しておりました。「ふふふ、私の発明品はちょっと凄いのです。画期的な時間に関する発明なのです」ここでフィルビーが「おお、すると新原理による正確無比な時計が出来たのかい、それは役に立つな!」派手にずっこけるジョージです。「いや、違う、違う。私の発明品は四次元をコントロールするものだ。一次元は点、二次元は平面、三次元は立体、四次元はそこに時間が加わる。つまり私は時間旅行を出来る機械、タイムマシーンを発明したのだ」

 彼はテーブルの上の箱をぱかっと開けます。そこにあったのはタイムマシンの実験用ミニチュアモデルでした。

 紳士達は興味深そうに精緻に作られたその装置を見つめて「で、これでどうすんの、どうやって時間計るの?」再びずっこけるジョージ。「いい加減時計から離れなさいったら、これはタイムマシーン、ほら、操縦席についているレバーを前に倒せば未来へ、後ろに倒せば過去に行くことができるのです」ジョージは早速レバーを前に倒します。するとタイムマシン後部の大円盤がぐるぐると回転を始めました。こんな小さな機械なのに凄いパワーで屋敷自体も地震のように揺れ動きます。そしてぱっと消えたタイムマシーン。ジョージは驚く紳士達に向って「ほら、言ったとおりでしょう。あのマシンは100年後の未来に向って旅立ったのです」

 素晴らしい発明です。しかし紳士達はそうは思わなかったようで、「それでこれ何の役に立つの?お金儲けできないんじゃないの、こんなのじゃ、それに戦争にも役立ちそうにもないし」あっさり興味を失ってしまいました。彼らの関心はすぐに新年の祝い酒へ移ったようで、「じゃ、新年おめでとー」と言いつつ帰ってしまいましたとさ。

 後に残ったのはフィルビー一人だけ。彼はジョージがあまりに装置に執着しているのを見て心配になり、「装置を壊して忘れるのが一番だ」と言うのですがもちろんジョージに聞く耳なし。ため息をついたフィルビー、「くれぐれも無茶だけはしないように」と帰っていくのでした。ジョージは彼に「5日に夕食会開くからみんなで来てくれよ」と言い残して実験室へ。扉を開けると、おお、そこにあるのは大型のタイムマシーン。すでに彼の研究は完成していたのです。

 彼はタイムマシンに乗り込んでレバーをちょっと前に。すると、時計が8時間進んでいる!8時間だけ未来に来たのだ、実験は成功だ。小躍りした彼はまたぐいとレバーを前に倒します。すると時間がどんどん進んで花が開いて咲いて枯れるわ、カタツムリが高速で動き回るわ、屋敷の前にある洋服屋のショーウィンドウでマネキンのドレスがどんどん変わるわ、えらい騒ぎ。そして17年を経過した時、急にあたりが暗くなります。不思議に思ってマシンを停止させたジョージが見たものはもうぼろぼろになった無人の屋敷でした。

 彼は家の玄関を封鎖しているドアを破って外へでます。17年後のロンドンは大きく様変わりしており、見慣れぬ機械が道路をぶいぶい走っております。これは自動車なのですが、そんなものを知らないジョージは仰天してしまうのでした。と、彼の目に懐かしい人物が、フィルビーです。しかし、このフィルビー、似合わぬ軍服を着たりして何か様子が変。それもその筈、このフィルビーはジョージの知っているフィルビーの息子の方だったのです。彼の話によると、1914年からドイツと戦争が始まり、父フィルビーは一年前に戦死してしまったとか。そしてジョージの屋敷はフィルビー父が管理していたのですが、「ジョージがきっと帰ってくる」と訳の分からないことを言って決して処分しようとしなかったというのであります。

 悄然となってマシンへ戻るジョージ。再び未来へ向います。今度到着したのは1940年、ドイツ空軍によるロンドン空襲の真っ最中でした。ジョージは空を飛ぶ機械を見て驚きますが、ゆっくり見物などしている暇はありませんでした。火災が彼の屋敷へ迫ってきたからです。慌ててまた未来へ向うジョージ。

 次は1966年。彼の家はなくなり公園になっていました。周囲を見渡したジョージ、ロンドンが超近代的な都市に生まれ変わっているのを見てうっとり。「やっぱ人類は素晴らしいや」しかし、こう思ったのもつかのま、いきなりサイレンが鳴り響きます。すると人々がどやどやと地下鉄構内へ逃げ込んで行くではありませんか。何が起こっているのか分からず立ちすくんでいる彼に声を掛けたのは、ああ、これはフィルビーだ。前にあったときより50歳も年取ったフィルビーだ。彼は放射能防護服を着ているぞ。「核が爆発するぞ、早く逃げるのだ」フィルビーはジョージの顔を見て「ふむ、どっかで会ったことがあるな・・・、そうだ1917年だ、覚えているぞ」しかし彼は自ら首を振って「いいや、そんなことがあるはずがない、あんたはまったく年取っていない、服だってそのままだ」

 この時またサイレンが鳴り響きます。「あ、もう時間の余裕がない、すぐ地下鉄に入れ」フィルビーはさっと逃げてしまいました。その後すぐに炸裂する核爆弾。ロンドン上空にキノコ雲が立ち上ります。あれほど近代的な威容を誇っていたロンドンはあっさり破壊されてしまいました。おまけに火山が爆発、溶岩がどろどろと流れ込んできたのです。この溶岩は道路の割れ目にずぶずぶとしみ込んでいったので、おそらく地下鉄構内に逃げ込んだ人々は蒸し焼きになってしまったことでしょう。ああ、恐ろしい。

 ジョージはほうほうの態でマシンに戻りまた未来へ向います。その後すぐにマシンの周囲は岩盤で覆われてしまいました。どうやら溶岩に飲み込まれてしまったらしい。この岩盤がなくなるまで外に出られなくなってしまったのです。仕方なく未来へ、未来へと進むジョージ。そしてようやく岩盤がなくなったのが802,701年後だったという・・・。幾らなんでも進みすぎだと思うぞ(笑)。

 この時代、地球はどうやら平穏を取り戻しているようであります。豊かな自然があふれ、美しい花があちらこちらに咲いております。しかし、人間の姿はなし。ジョージは人間が作ったと思しきドーム状の建築物を見つけて中に入ってみるのですが、屋根はぼろぼろ、丸いテーブルに食器が置かれているものの、やはり人間はいません。

 ジョージは絶望しかけたのですが、ついに彼は発見します。川遊びに興じる人間達を。「むむっ、川で水浴びして果物を食うのか、いいね、オーガニックだね、ロハスだね、無農薬有機野菜だね、無添加だね、人間らしいね、楽園だね」ところがこの時人間の女性が川に落ちてしまいます。女性は悲鳴を上げるのですが不思議なことに誰も彼女を助けようとはしません。黙っておぼれているのをみているばかりです。たまりかねたジョージ、彼女を救うべく川に飛び込みます。

 しかし他の皆さんは相変わらずぼけーっとして助けるそぶりもありません。抜き手をきって泳いだジョージ、なんとか女を助けることができました。

 その後みなさんは例のドーム型建築物へ戻ります。ここでジョージは助けた女ウィーナ(イヴェット・ミミュー)とお話。とりあえず言葉は喋れるようですな(笑)。しかしどうも彼女の話すことはぼんやりとしていて埒が明きません。「何故みんな君を助けないのだ」「意味がないからよ」「私が誰でどこから来たのか興味ないのか」「ないわ」

 たまりかねたジョージは「もうちょっと年配の人と会わせて欲しい」というのですが、ウィーナはそっけなく「そんな人いないの」まあ、彼らの種族がイーロイと呼ばれていることだけが分かっただけでもましというもの。

 夕暮れが近づいてきました。ウィーナはちょっと慌てた様子で「暗くなったら外に出てはいけない」ジョージをドームの中にひっぱりこむのです。中ではみんな果物をばりばり食ってます。お相伴にあずかるジョージ。そして彼は周囲の人間にまたなにくれと話しかけるのですが、こっちもウィーナと同じくまともな答えが返ってきません。「政府はあるのか」「ない」「法律は?」「ない」「仕事は?」「ない」「学校は?」「俺たちゃ学校も試験も何にもない」「鬼太郎か、お前は」

 ここでジョージ、はっと思いついて「本はないのか、君たちの文明を学ぶにはそれが一番だ」と聞いてみると「ある」というではありませんか。彼はドームの中の図書室?らしいところへ連れて行って貰います。本棚に並んだ本を見て歓声を上げるジョージ、しかしそれはすぐに失望の呻きへと変わってしまいます。並んでいた本がどれもこれも「水からの伝言」とか「ゲーム脳の恐怖」とか「人類の月面着陸は無かったろう論」とか「リアル鬼ごっこ」とかのトンデモ本だったからです。

 「こんなものばっかり読んでいたからみんなぼやーっとしてしまったのだ。と学会を知らんのか」…ってウソですからね(笑)。

本当はこうです。

 彼はドームの中の図書室?らしいところへ連れて行って貰います。本棚に並んだ本を見て歓声を上げるジョージ、しかしそれはすぐに失望の呻きへと変わってしまいます。並んでいた本はどれもこれも腐ってぼろぼろになっており読むどころかページをめくるだけで  崩れてしまったからです。

 ジョージ、ついに切れてしまいました。「本をこんなにしやがって、君らは文明を捨てたのだな、私はこんなところにはいられない。元の時代に返る」ウィーナの制止を振り切って外へ飛び出すジョージ。そしてタイムマシンのあった場所へ戻ったのですが、なんと、タイムマシンがなくなっているではありませんか。地面に引きずった後があり、どうやらスフィンクスのような彫像が屋根に据え付けられている建物の中に引き込まれてしまったらしい。ジョージは焦って鉄の扉をがんがん叩くのですが何の反応もありません。

 すでに周囲は暗くなっていました。何かがちらちらと動き始めます。ジョージが正体を確かめようとマッチに火をつけると悲鳴を上げて逃げていきます。どうやらこいつらは火に弱いらしい。また動いた、あ、これはウィーナだ。彼女は暗くなったら外へ出てはいけないというタブーを破ってまでジョージを助けに来てくれたのです。

 彼女の説明によればちょろちょろこちらを伺っている生物はモーロックで、彼らがイーロイに食料や服を与えているのだとか。その代わり彼らの命令に従わなければならないというのです。ジョージは枯れ枝を集めて火をつけモーロックを近づけないようにします。

 イーロイはどうやら火というものを知らないらしい。ウィーナは燃える炎に触ろうとするのです。「危ない!」とやめさせるジョージ。「ウウーム、火も知らないのか、もう私の時代で言えばバリ島へ行ったようなものだな」ってそれはあまりに酷い台詞ではないですか(大笑い)。

 これで一夜を過ごしてすっかり仲良くなったジョージとウィーナ。翌朝、二人は地面に杯を伏せたような形の穴を見つけます。どうやらこの穴はモーロックたちの地下居住地へ続いているらしい。ジョージはこの穴の底からごんごんという音が聞こえてくるのに驚いて「何の音だね」「機械の音よ」とウィーナは答えます。「何故知っているのだ」「喋るリングが教えてくれたの」この喋るリングというのは何かの記憶装置らしい。ウィーナに連れられて機械類が置いてある場所、これはドームの中かな、に連れて行かれたジョージ、丸いテーブルの上にリングが置いてあるのを見つけます。「こうやって使うのよ」ウィーナはリングをくるりと回しました。

 「酸素工場も機能を停止した。破滅が近づいている。我々は二つに分かれた。地下に住むものと地上に住むものに・・・」これで人類がモーロックとイーロイに別れた訳が分かりました。

 そして次の事件が起こります。あの謎の建物からサイレンの音が鳴り響いたのです。これを聞いたとたん無表情になって歩き出すイーロイの人々。ウィーナも例外ではありません。彼らはどんどん建物の中に入っていきます。そしてジョージの目の前で扉が閉まってしまいました。すると元に戻るイーロイの人々。ジョージは彼らに「入っていった人たちはどうなる」「と聞くとはい、大方の予想通り「二度と戻ってきませんよ」という答え。

 ジョージ、ウィーナを助けるために例の穴からモーロックの地下住居へ侵入します。

 サイレンの音を聞くと条件反射的に地下へ向うイーロイの習性、これはどうやらあの核戦争の記憶に由来するものらしい。

 さあ、地下へ侵入したジョージ、なるほど地下にはパイプのような施設がありごんごんと動いております。黒い液体が噴出して池のようになっているのは石油でしょうか。そしてあるものを目撃して立ちすくむジョージ。それは大量のイーロイの白骨でした。「彼らはモーロックの家畜なのだ、成長したらここに連れ込まれて食われてしまうのだ」

 と、ここでムチを使ってイーロイたちを追い立てるモーロックが登場。「てめー、なんてひどいことしやがる」彼はムチを奪って猛反撃。しかし周囲にいたモーロックたちがぞろぞろと集まってきます。そこでジョージ、松明を作って点火、これでさんざんに奴らを驚かすのです。そしてイーロイたちが逃げだしたのを確認してから「いつまでもお前らの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで松明を石油の池にぽい。なんで光に弱いのにそんなもの溜め込んでいるのか解せませんが(笑)とにかくこれがぱっと燃え上がって地下住居は大火事となります。

 火達磨となってぎゃーぎゃー喚いているモーロックたち。悪行の報いであります。

 ジョージとイーロイたちは例の縦穴から脱出します。そしてジョージは「穴の中に枯れ枝をありったけぶち込むんだ!」これで火事はますます酷くなりついにはその周囲が大陥没。この辺の特撮は良くできていて嬉しくなっちまいますな。

 ジョージはもうタイムマシンを見つけることは諦めてウィーナと新しい生活を送るのだと思い定めます。ところが・・・、イーロイたちがあの例の彫像の建物の扉が開いたと知らせてくれたのです。駆けつけてみるとなるほど中にタイムマシンが見える!大喜びで駆け寄ったジョージ、ウィーナに「さあ、我々の時代へ行こう」と誘ったのですが、そのとたんに扉がどーんと閉まってしまったという・・・。おまけにモーロックの残党たちがぞろぞろ出てきた。ジョージ、仕方なしにタイムマシンを作動させ現代へ帰還します。

 到着したのは出発点よりわずかにずれた庭の端。ああ、これがモーロックたちによって動かされた距離ということなのでしょう。タイムマシンから降りたジョージ、よろばいながら屋敷に入って冒頭の場面に続きます。

 「というわけで、私は戻ってきたのだ」と話を締めくくるジョージ。ところが紳士達はまったく彼の言うことを信じていません。「読み物としてはなかなかいけるけどねえ、本当にあった話ってそんな馬鹿な」とからかわれるばかりです。ジョージはぽつりと「信じて貰えないのは分かっていたさ、自分でも信じられないのだから」

 紳士たちは夕食の礼を述べて帰っていきます。フィルビーもそれにならったのですが、別れ際にジョージが「本当にありがとう、さようなら」と念入りな挨拶をしたのが気になって屋敷へまた戻るのです。と、その彼の耳に聞こえてきたのは何かの作動音。実験室へ飛び込んでみたのですが、ジョージの姿は見えません。彼は床に何かを引きずったような跡を見つけます。その跡は庭から実験室へ続いていました。フィルビーはぽんと膝を打って「そうか、ジョージはまた出かけたのだ。彼の話は正しかった。動かされたタイムマシンを元の位置に戻してまた80万年後の世界へ、ウィーナたちのところへ戻ったのだ

 フィルビーはウィチェット夫人と共に書斎を調べ「ああ、三冊の本がなくなっているぞ。これはきっと新世界創造のために役立つようなものに違いない」フィルビーはウィチェット夫人にさよならを行って帰っていきます。エンドクレジット。

 新世界創造に役立つってどんな本なのでしょうか。やっぱり水からの伝言」とか「ゲーム脳の恐怖」とか「人類の月面着陸は無かったろう論」なのでしょうかって、それはもういいから。

 カラー・スクイーズワイド、モノラル音声。非常に画質の良いディスク。特に発色が良く鮮烈な赤に驚かされます。音質も良く買って損のないディスク(私はレンタルでしたが)と言えるでしょう。ワーナー・ホームビデオの国内版DVD。もちろん日本語字幕付。

 エロの冒険者
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『怪物の花嫁』(『Bride of the Monster』 1955)

 『怪物の花嫁』(『Bride of the Monster』 1955)

 アレな意味で非常に有名な映画でありますから、もうオープニングクレジットで「ベラ・ルゴシ」、「トー・ジョンソン」と出てくるだけで大笑い。

 嵐の夜であります。ある沼の近くをさ迷っているのが狩りにきた二人の男。「この嵐は3ヶ月も続いているぞ、なんという酷い異常気象だ」そんな天気なら狩りになんか出るんじゃないと思いますけどね。嵐はどんどん酷くなっていってついには雷がばりばりと落ち始めます。「これはいかん、あの空き家に避難しよう」「ええっ、空き家ってあの幽霊屋敷のことかい」「嵐より幽霊の方がまだましだっての、さあ、行くぞ」でたどり着いてみると空き家の筈なのに電気がついております。

 おそるおそるドアを叩いてみますと顔を出したのがエリック・ヴァーノフ博士(ベラ・ルゴシ)。一度でいいからドアをノックしたらベラ・ルゴシがぬっと顔を出す、こんなシチュエーションを体験してみたいものです(笑)。二人の狩人は「すいません、嵐で困っているんです、一晩泊めてくれませんか」と頼むのですがルゴシ、にべもなく「駄目だ、駄目だ、帰れ、帰れ」おまけに彼は怪人ロボ(トー・ジョンソン)を呼んで「この二人の間抜けを追い払え」ウォーと唸るロボに恐れをなした二人は「ひゃあああ」と悲鳴を上げて逃げ出したのでありました。

 この後ルゴシは暖炉の隠し通路を通って実験室へ。馬鹿でかい機械が並んでいる実験室。この狭い通路をどうやって運んだのか説明できるものならしてみろ、実験室作ってから家建てたんかいと言いたくなりますが、まあ、このくらいでツッコミ入れてちゃこの映画は見られませんよ(笑)。

 実験室の隣には馬鹿でかい水槽がしつらえてありまして、中にいるのが大蛸であります。

 さっきの狩人二人、逃げております。いつもより余計に逃げております。よっぽどトー・ジョンソンが怖かったらしい(笑)。で、そのうち一人が足を滑らせて水路に落ち込みます。すると水槽の中の蛸がもぞもぞ。落ちた男は「ひー、助けてくれ、助けてくれ」と悲鳴を上げているのですが、ひょっとしてこれは蛸に襲われているということなのでしょうか。画面を見ている限りちっともそうは見えないのですが。

 お、やっと蛸が見えた。水槽の中の奴とは明らかに大きさも色も違う蛸が男に絡み付いております。もう一人はこの蛸に向ってライフルを乱射。しかしまったく効目がありません。さらに突如現れたトー・ジョンソンが背後から襲ってきたではありませんか。「ひえー」と悲鳴が響いて画面暗転。

 次の場面になるとライフル男、ルゴシの実験室におります。診察台に拘束されて頭に変なヘルメットを被せられているという情けない姿。ルゴシはにやにやしながら「お前を超人にしてやる。20人力の超人だ・・・もしくは他の奴らのように死ぬのだ」怪しい装置のスイッチをがちりと入れます。びびびっと電流が走って痙攣するライフルの男。装置を止めたルゴシ、聴診器を彼の胸に当てるのですが、すぐに首を振ります。どうやら、失敗してしまったらしい。失敗したら失敗したで「畜生」とか言ってもらわないと困ります。何がどうなっているのか良く分からないからです(笑)。

 場面はぱっと警察署にうつって登場したのが殺人課のロビンソン警視(ハーベイ・B・ダン)とクレイグ警視補(トニー・マッコイ)。彼らは「またもや怪物現る、二人を襲う」という見出しの新聞記事をみております。ロビンソン警視は「またこんな与太記事かいて、これ書いたの君の婚約者だろ」「ふうーむ、まったく困ったものですな」とクレイグもしかめっつら。と、そこにその困った彼女ジャネット(ロレッタ・キング)が現れます。彼女は警察に怪物について取材しに来たのであります。

 ますますしかめっ面のロビンソン警視、ジャネットに「怪物なんぞおらんよ、君の思い込みにすぎん。行方不明になった人たちはみんな流砂にでも飲まれてしまったのだろう」当然ながらそんなことでジャネットが納得するはずもなし。彼女は「ンマー、警察が駄目なら私が自分で沼に行って調べますわ」と言い出したのであります。彼女は新聞社に戻って不動産記録を調べます。そして例の屋敷が1948年に税金滞納で競売にかけられ、所有権がヴァーノフ博士に移ったことを知ったのです。

 ここでまた新たな登場人物。有史以前の生物の専門家と称するストロウスキ教授(ジョージ・ベッカー)がロビンソン警視とクレイグに面会を求めたのであります。彼は数年前にスコットランドヤードの依頼でネス湖の怪物について調べたことがあると言い出します。「結局、目撃はできなかったけれども、目撃した人はたくさんいる。つまり、今回の沼の怪物と類似点があるように思われるのです」私にはちっとも類似点があるようには思えませんが(笑)。「怪物の謎はそこにあるのかも知れない。私にも調査させてください」ロビンソン警視はその頼みを快諾。クレイグを同行させることになります。

 一方ジャネットは早速捜査に出発します。夜でおまけに酷い嵐、ジャネットはあっという間に車の運転を誤って道路わきに突っ込んでしまいましたとさ。車からよろよろ出てきた彼女を襲ったのがアナコンダ(大笑い)。驚いたジャネットは失神するのですが、その彼女を抱き上げたのは誰あろう、トー・ジョンソンでありました。彼はジャネットをルゴシの屋敷へ連れ込みます。

 次の日、やってきたのはクレイグの車。一緒に乗っているのはストロウスキ教授・・・と思いきや同僚のマーティン(ダン・ナゲル)だったという・・・。どうやら教授は同行の約束を破って一人で出かけたらしい。だったらなぜわざわざ警察に来たのでしょうか。何だか良く分からない展開であります。彼らは道路わきに突っ込んでいるジャネットの車を発見します。中にジャネットはいない、だったら歩いて町へ戻ったのだと考えた二人は街道脇のガソリンスタンドまで戻ってロビンソン警視に電話。ジャネットの行方を捜して貰ったのですが、これが当然ながら見つからない。ロビンソン警視は「わしが引き続きジャネットを探すから、君たちは教授を探せ」と命令します。

 と、ここで車がまた一台。これに乗っていたのがストロウスキ教授。彼は沼のまわりをよちよちと調べ始めたのでした。

 その頃ルゴシの屋敷で目を覚ましたジャネット。ルゴシとトー・ジョンソンが朝飯を運んできます。その時トー・ジョンソン、ルゴシの命令に逆らってジャネットに抱きつこうとしたものですから、「この馬鹿者め」とさんざんムチで打たれるという・・・。ジャネット、そんなルゴシにドン引きです(笑)。

 ジャネットはルゴシに自分が新聞記者であること、沼の怪物について調べにきたことを話します。

 ジャネットはルゴシをスルドク追求します。「あのロボという大男がマーシュ湖の怪物じゃないの」ルゴシははははと笑って「あれは単なるわしの助手ですよ。口はきけないがなかなか役にたつ。わしはあれをチベットで見つけてきたのです」チ、チベットっすか(笑)。この後ルゴシ、ジャネットに得意の眼力で催眠術を掛けて眠らせてしまいました。「ロボ、彼女を私の部屋へ連れていけ」

 この後屋敷を訪れたのはあの謎の教授ストロウスキ。彼は鍵が掛ってないのを良いことに屋敷へ潜入、いろいろ調べ始めるのです。その背後にロボが登場、てっきり襲い掛かるのかと思いきや、唐突にルゴシが出てきて「やあやあ、ストロウスキ教授、久しぶりですなあ。なぜ、こんな沼くんだりまで私を追いかけてきたので」「ヴァーノン君、我々の政府は君に戻って欲しいと言っているのだ、そして研究を続けて欲しいと言っているのだ」なんと、この教授、ルゴシを故国(どこかはっきりしませんが)に連れ戻しにきたのです。

 しかし、ここでルゴシが「分かりました、それでは帰りましょう」と言ってしまったら映画が終わってしまいます(笑)。その代わりに彼は激怒して、「なんと私の研究を認めずキチガイ扱いにして学会からも追放した国に戻れですと、私はそのせいで妻と子供とも別れなければならなかったのだ」ルゴシは怒りのあまり歌いだします。「私の国から追放された、この悔しさは忘れはしない」(ウソ)。

 焦ったストロウスキ、「私は君を探して世界中を回ったのだ。怪物が出るという噂を聞いたら君の仕業じゃないかと思ってどこへでも行った。ネス湖にも行ったぞ」ああ、そうですか(笑)「とにかく気を静めて国へ帰ろう。そして君の研究による超人軍団を結成すればわが国が世界を征服できるぞ」ルゴシは物凄い目でストロウスキ教授を睨みます。「私の超人は私だけのものだ、私が世界を征服してやる」「このキチガ×め」ルゴシの合図でロボが教授を背後からがきと抑えます。

 そしてそのまま暖炉の隠し通路を通って実験室へ。ロボ、教授を大蛸の水槽にぽいと放り込んでしまいました。自分で蛸の蝕椀を体に巻きつけた(笑)教授、「ぎゃーぎゃー助けて、ぎゃー」その様子をにやにやと眺めるルゴシです。「ふふふ、それがマーシュ湖の怪物よ、私の天才を身をもって知るがいい!」

 さて場面が変わって現れたのはクレイグとマーティンのコンビ。彼らは乗り捨てられた教授のレンタカーを発見します。クレイグは「教授はあの古屋敷に向ったのに違いない」彼はマーティンを待機させて、自分ひとりで屋敷を調べに向うのでした。ところが道らしい道もなくあたりも真っ暗、雨も降っておりますのであっという間に流砂に落ちてしまいます。おまけにワニが襲ってきた。ピストルを乱射してワニを追い払ったクレイグ、木の枝に捕まって流砂を脱出します。

 この流砂、単に穴掘って木の枝や葉っぱを敷き詰めたもの。幾ら画面が暗いと言ってもそれくらい分かりまさぁ(笑)。またワニが登場する場面はアフリカあたりで撮影されたと思しきストックフッテージを使っています。

 一方ロビンソン警視、ジャネットと同じく不動産記録を調べて件の屋敷がルゴシの所有であることを発見。ついにパトカーで警官隊と共に出動します。

 ルゴシは実験室で何やら準備中。「よし、出来た」と満足げに頷いた彼は奇妙な手つきをいたします。谷啓のがちょーんみたいな手の動きに答えて現れたのがいまだ催眠状態にあるジャネット。彼女は今や花嫁衣裳を着せられていました。ルゴシはにやにやしながら「ふふふ、君は私の手によって超人に生まれ変わるのだ。スーパーパワーと美貌を兼ね備えた怪物の花嫁になるのだ」寝台に拘束されるジャネット。目を覚まして「ひーひー、いやー、いやー、そんなのになりたくない」と暴れます。

 この時最高のタイミングで現れたのが暖炉の通路を偶然見つけて侵入してきたクレイグですよ。彼はピストルを手に実験室に飛び込み、「警察だ、彼女を解放ぐ」ロボに背後からぶん殴られて失神したという・・・(大笑い)。彼は鎖で縛られてしまいます。もはや邪魔するものはいなくなった。ルゴシは「さあ、実験開始だ」と叫んで装置のスイッチに手を掛けるのですが、この時ロボが懐から毛の塊みたいなもの(アンゴラ?)を取り出してなでるという奇妙な仕草。彼はそれを寝台のジャネットの傍らに置いたかと思うと、「ウォー」ルゴシに襲い掛かったのであります。一応、この人はジャネットに執心していて、彼女を害しようとするルゴシを許せなかったという理由は分かるのですが、あの毛皮は何?どういうこと?

 監督のエド・ウッドの好みだからとか言われても納得できないよ。

 ロボはルゴシを投げ飛ばして失神させ、ジャネットの拘束を解きます。そして代わりにルゴシを縛り付けたという・・・。彼はジャネットと彼女に解放されたクレイグが見守るなかルゴシに変なヘルメットを被せます。たまらずクレイグ、ピストルを拾い上げて「やめろ」と叫んだのですが、逆にまたまたたたき伏せられてしまいました。ロゴは最後のスイッチをがちゃりと入れます。びびびび、派手に痙攣するルゴシ。

 これで他のやつみたいに死んだのかと思ったのですが、さすがはルゴシ、この実験が効果を表して超人になってしまったのです。彼はそのスーパーパワーで拘束を引きちぎりロボに襲い掛かったのでした。うーん、この超人ルゴシ、こっちに顔見せてくれないなあ、ひょっとしたら別人かなあ、ああ、明らかに背が高くなっているぞ、わわ、足元見たら、こら、上げ底の靴じゃ、これでどたんばたんロボと戦っておるわ(大爆笑)。ルゴシ、ロボを装置に叩きつけます。すると装置がショートして、感電。ロボ、死んでしまいました。

 同時に火災が発生したのでこらたまらんとルゴシ、ジャネットを攫って逃げ出します。外に出るなり靴が元に戻っているのがおかしい。まあ、あんな上げ底の靴で荒地を歩いたらあっという間にひっくり返ってしまいますからな(笑)。後を追うクレイグ、ロビンソン警視たちも合流です。

 形勢悪しと見たルゴシ、ジャネットを捨てて逃げようとします。警官隊はロビンソン警視の命令一過、ピストルを乱射しますが効果なし。ここで飛び出したクレイグ、あれ、ルゴシの背後にいた筈なのに、なぜか丘の上からやってきたぞ(笑)。回り込むなどの描写がなかったので、これは単に位置関係を間違っただけなのかと思います。そしてクレイグ、いかにも転がしなさいといわんばかりに置いてある大きな丸い石をルゴシに向って転がします。石はルゴシを押し倒して彼もろとも、なぜか大蛸が待ち構えている水路へ。

 超人ルゴシと大蛸の格闘です。老体にむち打ってゴムの触腕を巻きつけるルゴシの捨て身の演技に涙、涙。そして唐突に破局が訪れました。蛸とルゴシに雷が落ちたのです。そして大爆発。なんで、ここで核爆発のフィルム使うかね(笑)。

 湧き上がるキノコ雲を見ながらロビンソン警視が「彼は神の領域を侵したのだ」と呟いたところでエンドマーク。あー、長かった。

 予想以上にでたらめな映画で、わたしはこんなのが大好きなのであります(笑)。

 モノクロ・スタンダード モノラル音声。画質は黒浮きが激しく闇夜という感じがまったく出ていません。音声はノイズ感がなく聞きやすいです。ファインフィルムズの国内版DVD。もちろん日本語字幕付。

 エロの冒険者
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『吸血鬼ヨーガ伯爵』(『Count Yorga, Vampire』 1970)

 『吸血鬼ヨーガ伯爵』(『Count Yorga, Vampire』 1970)

 ええ、吸血鬼がLAにやってきて美女達を襲うというお馴染みのストーリーですが、安いエロがてんこ盛りで本筋とは無関係にそっちの方で楽しめるというお得な映画。こういうのを一粒で二度美味しいグリコ的ホラー映画というのでありますって、ウソですからね、誰もそんなこと言ってませんからね。

 警告、警告、このDVDのリージョンは1です。したがって日本国内のDVDプレーヤーでは再生できません。警告、警告。

 LAの港に貨物船が到着しましてなにやら重そうな木箱を下ろしております。これを積み込んだトラックはロスアンジェルスの町をひた走りまして、何やら山の中へ。そして怪しい男によって開かれた門を潜りその姿を消したのであります。荷物の中身はもちろん棺桶、吸血鬼ヨーガ伯爵の到着だったのです。

 場面がぱっと変わるといきなり交霊会をやっているという・・・。この交霊会の霊媒の役目を果たしているのはブルガリアからやってきたというヨーガ伯爵(ロバート・クァリー)。呼び出す霊魂は先ごろなくなったばかりのドナ(D・J・アンダーソン)のママ。参加者はそのドナ、彼女のフィアンセであるマイケル(マイケル・マクレディ)、友人のポール(マイケル・マーフィー)、奥さんのエリカ(ジュディ・ラング)、ピーター(ポール・ハンセン)、クレオ(ジュリー・コナーズ)であります。

 雨は降らねども雷鳴ががんがん鳴り響く夜という誠に持って交霊会に相応しい晩、いよいよヨーガ伯爵が「おお、ドナのママの精霊よ、その存在を我々に知らしめたまえ」と口上を述べるのですが、みんないまいち、真剣みが足りません。ポールはぐーっと鼾をかいてカレンにたたき起こされ、クレオはくしゃみ(笑)。ヨーガ伯爵、ちょっとむっとして「皆さん、真剣にやってください、信じる心がないと霊はこないのですぞ、信じてそして、集中するのです!」

 その甲斐あって、窓がギーっと開いてテーブルの上のランプが点滅するといういかのもそれっぽい場面になって、ヨーガ伯爵「そら、ドナ、お母さんの霊に呼びかけるのです」ドナは頷いて「おかあさん、私、寂しい、戻ってきて、お母さん、お母さん!」ところがこれで集中しすぎたのか突然ドナが錯乱状態になってしまいました。ヨーガ伯爵は蝋燭に火を灯して「ドナ、この炎を見なさい、リラックスして、何も恐れることはない。そして私が合図したら君は元に戻るのだ、この恐ろしい記憶は消えてしまう・・・」ところが、この伯爵、心の声というかテレパシーで「私の命令に従うのだ、いつでもどこでも従うのだ」というメッセージを送っていたのです。分かっていたことですが(笑)、こいつが吸血鬼だったのです。

 ヨーガ伯爵の合図ではっと我に返ります。彼の言ったとおり彼女はまったく正常に戻っておりしかも交霊会の記憶まで失くしていたのでした。エリカはその手腕にただ凄いと感心するばかりですが、男達は「ウウーム、いくらなんでもこれは出来すぎだろう」と思っているという・・・。

 ともあれ、ドナは元に戻った。これでヨーガ伯爵は帰ることになります。彼を送っていったのがポールとエリカ。山道を延々登っていくと途中に門がある。これを開いてくれたのがやけにワンワンうるさいシェパード犬を連れたブルーダ(エドワード・ウォルシュ)という男。薄気味悪く思いながらもポールはさらに車を進めるのでした。

 一方、マイケルはドナにヨーガ伯爵がどんな人物なのかと尋ねております。「彼は母のボーイフレンドよ、死ぬ3週間前に知り合ったの」しかしここで不思議そうな顔をするドナ。「あ、あれ、あの人、母のお葬式に来ていたかしら、いや、いなかったわ、で、でも火葬する筈だった母を普通に埋葬するよう進められたような気が・・・」

 どうやら彼女の記憶には奇妙な欠落があるようです。

 ようやくポールの車はヨーガ伯爵の屋敷に到着。どうも不気味悪いものを感じていたポール、「ちょっとお茶でもいかが」という伯爵の誘いを振り切って帰途に着くのでした。しかしいくらも走らないうちに泥濘に車輪がはまり込んで動けなくなってしまったのです。「あれ、行きは大丈夫だったのになぜ、雨も降ってないのに」と首を傾げるポール。しかし動けない以上仕方ない。今夜は車の中に泊まろうということになったのでした。あ、言い忘れていましたが、彼の車は大きめのワンボックスカー。荷台でゆっくり寝られるようになってます。それどころかカーセックスだって大丈夫(笑)。

 ことを終えて眠り込む二人であります。

 ところがカーセックスを終えて眠り込むのを待っていたみたいに(笑)人影が近づいてきた。それと共に蛙やコオロギの鳴き声が耳を聾さんばかりに大きくなったのです。目を覚ましたエリカが窓のカーテンを開けてみると、はい、ヨーガ伯爵の登場であります。伯爵はドアをがらっと開けてポールを引きずりだしてぽくぽく殴って失神させてしまいます。そしておもむろにエリカに覆いかぶさって「頂くザマス」

 その後すぐに翌日へと場面が切り替わりまして、ポールがマイケルに昨夜の事件について愚痴っております。「いやー、俺、すぐにぽくりとやられて犯人見てないし、エリカはエリカで覚えていないっていうんだ」そのエリカ、どうも貧血気味ということでヘイズ先生(ロジャー・ペリー)の診察を受けております。彼はエリカの喉に二つの傷口があることを発見し、これが彼女の貧血に関係があるのではないかと推察します。さらに彼女の血液検査をヘイズ先生の上司、シャイガート博士に頼んでみると「もっと詳しく検査をしたい」という返事が帰ってきた。

 とりあえず家へ戻るエリカですが、その後容態というか状態はますますおかしくなっているようです。その彼女に電話をかけたポール、様子がおかしいことに気がついてマイケルと二人で自宅へ急行したのですが、そこで彼らが見たのは猫を丸齧りしているエリカの姿でした(笑)。「ヒーッ」仰天した二人はヘイズ先生を呼びだします。

 駆けつけてきたヘイズ先生、とりあえずポールの血をエリカに輸血します。一応意識を取り戻したエリカですが彼女は酷く混乱しており「怖いの、怖いの、でも何が怖いのか思い出せない!」

 場面はぱっと変わってヨーガ伯爵の屋敷となります。彼が地下室に下りていくというと、二人の女吸血鬼が寝ております。彼が椅子に座って待つうちに目覚めた女吸血鬼二人は、抱きついてキス。レ、レズっすか。

 また場面がエリカの自宅に移って、ヘイズ先生は血液検査したシャイガート先生の意見をポールとマイケルに伝えます。「先生はこれは吸血鬼の仕業だと言っているんだ」。当然ながらすぐには信じない二人。「吸血鬼ってあれですか、ベラ・ルゴシとか、ジョン・キャラダインとか、クリストファー・リーがやった奴で、血を吸う不死の怪物だけど、お日様と十字架には弱くて胸に杭を打たれると灰になっちゃうやつですか」なんだ、ポール、妙に詳しいな、ひょっとしてその手の映画のオタクか(笑)。頷くヘイズ。「たぶん、そのヨーガ伯爵というのが吸血鬼なのだろう」

 ヘイズ先生はいまだ半信半疑のポールに「とにかく今夜はねずの番で彼女を見張れ。きっと何かが起こる」

 夜になりました。ヨーガ伯爵の出動です。よーし、ポール、ちゃんと見張れよ、エリカの命運は君の手に委ねられたのだ・・・ってこいつ、フツーにソファーで寝てやがる(大笑い)。ヨーガ伯爵 ベッドから起き上がったエリカに招き入れられて部屋に入ります。そしてエリカに覆いかぶさって「いただくザマス」

 血を吸いながらその一方でエリカの喉のあたりをべろべろ嘗め回すヨーガ伯爵。このへんどうもオヤヂ的なスケベさがあって、本来貴族的な筈の吸血鬼の気品が台無しになっていますよ(笑)。この後ようやく目を覚ましてエリカの様子を確かめにいくポール。しかし、すでにエリカの姿はなかったのです。

 ヨーガ伯爵の仕業と直感したポールはマイケルに電話。そして自分は車で伯爵の屋敷へ急ぎます。さらにマイケルから電話を受けたヘイズ、奥さんからどうしたのかと聞かれて「仮に吸血鬼がLAにいるっていったら君は信じるかい」と奥さんは意外にも「信じるわよ、だって、新聞に沼で血を抜かれた赤ん坊の死体が見つかったって書いてあったもの」ヘイズはじゃあ、うまくいったら警察が動いてくれるかも知れないと考えて通報したのですが、そうは問屋が許さないじゃなかった卸さない。「ここ14時間で吸血鬼がいると通報してきた馬鹿は君で47人目だ」と言われて電話を切られてしまいましたとさ。

 一方、屋敷に到着したポール、こそっと侵入してエリカを探しているといきなり「ガーッ」とヨーガ伯爵が襲ってきた。ひるむ彼の背後にさらにブルーダが現れてワンハンドバックブリーカー一閃!ポールの背骨をへし折って殺害したのであります。

 この後へイズとマイケル、ドナがやってきます。「このまま居座って朝まで奴を寝かさないようにするのだ」という作戦らしい。伯爵は二人をにこやかに迎え入れてブランデーを振舞います。ヘイズは伯爵にポールとエリカが来ていないのかと尋ねたのですが帰ってきた答えはもちろん、「いや来てないですが」

 ヘイズ、その後もいろいろ話を持ちかけます。「交霊会を行われたそうですな、そっちの方にも造詣がおありで」とか「狼男の存在を信じておられるのですか」とか「吸血鬼は日の光に当たるとやばい」とかとにかく話を引き伸ばそうと必死。もう一杯ブランデーをねだったりしたのですが、ついに伯爵から「もう私は寝るので帰ってください」と追い返されちゃった(笑)。とぼとぼとマイケルのアパートメントに戻る三人です。

 ヘイズはマイケルに「奴を殺すぞ」と言われて仰天します。「いや、警察でも裁判でもあいつは吸血鬼だったなんて言えないでしょう」「大丈夫だ、杭を打てば吸血鬼は灰になってしまう。死体がないのだから犯罪にならんよ」というやけに具体的な問答がおかしい。「明日の午後2時に私のオフィスにきたまえ」と言い残してヘイズは一旦帰宅。マイケルはドナと共にお休みです。マイケル、寝る前にちゃーんと目覚まし時計をセットしておくという・・・(笑)。この時棺桶の中でヨーガ伯爵がドナに呼びかけます。「さあ、時はきたれり、起き上がれドナ」あの交霊会の後に仕込んだ命令が発動してベッドから起き上がるドナ。彼女は恐ろしいことにマイケルがセットした目覚まし時計を解除してしまったのですって、そんなことするならいっそマイケル殺しちゃえばいいのにね。

 ドナは車を駈ってヨーガ伯爵の屋敷へ急ぎます。途中でブルーダに捕まってどうやら先に血を吸われたらしいのですが、何か良くわからないので見なかったことにしておきましょう。

 目覚まし時計がならなかったので豪快に寝坊するマイケル。はっと気がついて起き出したのが午後4時半ですよ。どんだけ寝てるんだ(大爆笑)。ヘイズもまだ寝ていました。マイケルから電話を受けてびっくりしたヘイズ、「どうしてこんな時間まで寝ていたのだ」と文句を言うのですが寝坊していたのはあんたも同じだろう。ドナの妨害がなかった分、あんたの方がタチ悪いよ。

 マイケルはドナの失踪に気がついて「ヨーガ伯爵に攫われたのだ!」彼はヘイズと大急ぎで伯爵の屋敷に向ったのです。彼らは椅子や箒を壊して杭や十字架を用意したのですが、すでに日はとっぷりと暮れており伯爵が寝ているうちに殺すことは不可能になっていました。

 屋敷に到着した二人は手分けしてドナを探すことになります。しかし速攻で伯爵に見つかってしまうヘイズ(笑)。いいものを見せてあげましょうと案内されたのが例の地下広間。女が三人並んで寝ております。そのうちの一人はもちろんエリカ。激怒したヘイズは例の十字架をぱっと伯爵につきつけます。「むむむっ」と後ずさる伯爵。このまま隅に追い詰めて杭でぐさりだとヘイズはにやりとしますが、伯爵のピンチに三人吸血娘が起き上がった。彼女達はヘイズに襲い掛かって彼をずたずたにしてしまったのです。

 この女吸血鬼たちには十字架は効果ないのでしょうか。

 一方マイケルは地下通路の中に迷い込んでおります。彼は薄暗い通路で何かに毛躓いて派手に転びます。その何かとは無残な姿となったポールの死体でした。愕然とするマイケルに襲い掛かるブルーダ。しかし割りにあっさりとマイケルにナイフで刺されて悶絶するのです。

 ヘイズを始末したヨーガ伯爵。二階の部屋に監禁していたドナの元に。優しげな声で「君は死んだお母さんに会いたがっていたね、その願いをかなえてやろう」現れたのは女吸血鬼たちの一人。ああ、これがドナのお母さんだったのですか。ドナは母親が吸血鬼になっているとも知らずすがり付きます。

 さて、ようやく地下通路を抜け出たマイケル。地下広間に倒れていたヘイズを見てびっくり。瀕死のヘイズ、「ドナは上の部屋だ」と言い残して絶命します。「くそ、ヨーガ伯爵め、許しちゃおけない」と立ち上がるマイケル。と、ここで現れたのは腹に深手を負ったブルーダでした。こいつが傷にもめげずマイケルに襲い掛かるのかと思いきや出てきただけで、すぐにばたりと倒れてしんでしまったという・・・。テンポの悪い演出だなあ(笑)。マイケルはヨーガ伯爵たちがいる部屋に飛び込んで「もうこれ以上お前らの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んで杭をぐさり。まずはドナのお母さん。さらに杭を再使用して(笑)伯爵にもぐさり。ヨーガ伯爵は世にも不気味悪いうめき声を上げてばったり倒れます。

 その姿がみるみる灰になってしまうのは定石の通り。

 屋敷から出ようとするマイケルとドナ。彼らに襲い掛かってきたのが今や吸血鬼となったエリカたち。マイケルは彼女たちを十字架で脅かし部屋に閉じ込めてしまいます。これで安心だと思った瞬間、すでに吸血鬼にされていたドナがガーッとマイケルを襲ってエンドマーク。

 オチはなかなか洒落ているのですが、展開がゆるくってあんまり楽しめなかったですね。一粒で二度美味しいって訳でもなかったようです。

 カラー、スクイーズのワイド モノラル音声。クローズドキャプションつき。画質はそれなりに宜しい。ちゃんと黒が沈むのが偉いです。モノラル音声は非常に品位が高く怪奇なムードを盛り上げてくれます。続編『ヨーガ伯爵の復活』(『The Return Of Count Yorga』 1971)とのカップリング。MGMミッドナイトムービーシリーズのDVD。

エロの冒険者
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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2010年1月28日 (木)

1月27日(水) 忠犬ハイチ公

 いや、だから悪趣味であることぐらい分かってますって。さて、恒例の3月のWOWOW番組表である。3月1日『左きゝの拳銃』 『戦場にかける橋』5.1 3月2日『そして私たちは愛に帰る』 『ララミーから来た男』 『ピアノ・レッスン』 3月3日『リバティ・バランスを射った男』5.1 『ミッドナイト・エクスプレス』 『扉をたたく人』5.1 3月4日『ヘブンズ・ドア』5.1 『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』 3月5日『マッケンナの黄金』5.1 『ミルク』5.1 3月6日『それでも恋するバルセロナ』 3月7日『マン・オン・ワイヤー』 3月9日『太陽の中の対決』 3月10日『いのちの戦場 -アルジェリア1959- 』5.1 『ラースと、その彼女』5.1 『旅立ち~足寄より~』 3月11日『インスタント沼』5.1 3月12日『マルタのやさしい刺繍』 『馬上の二人』 3月13日『リオ・グランデの砦』 『リプリー暴かれた贋作』 3月14日『第五福竜丸』 『暴走特急 シベリアン・エクスプレス』 3月15日『狼』 3月16日『人間』 3月17日『裸の十九才』 『ホルテンさんのはじめての冒険』5.1 3月18日「志の輔らくご in PARCO2009」 『原爆の子』 『石内尋常高等小学校花は散れども』 3月19日『わが道』 『ワーテルロー』 『私がクマにキレた理由(わけ)』 『フラッシュバック』 3月20日『デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~』5.1 3月22日『ピーター・パン2/ネバーランドの秘密』吹替え5.1 3月24日『花の生涯~梅蘭芳~』5.1 3月25日『チャウ・シンチーの熱血弁護士』 『カフーを待ちわびて』 3月26日『パニッシャー:ウォー・ゾーン』5.1 3月27日『マダガスカル2』5.1 『Blood ブラッド』 3月28日『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』5.1 3月29日『フェーム』5.1 『ラブ・ダイアリーズ』5.1 3月31日『電話で抱きしめて』5.1 『シリアの花嫁』 

 未見映画が47本。中でも久々のウディ・アレン映画 『それでも恋するバルセロナ』のハイビジョン放送は嬉しいぞ。また「志の輔らくご in PARCO2009」も楽しみだ。3月もWOWOWは元気いっぱい。私はなぜハイチのプレヴァル大統領がWOWOWの無料受信を決定し、大地震という予期せぬ大災害に苦しむ国民を鼓舞しないのか理解できないのである。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。督促状の作成などもやる。その後徒歩で天神へ向かい例によって例のごとく赤のれんでラーメン+小炒飯、替え玉の定食を食って漫画喫茶で漫画読み3時間。午後4時近くに事務所へ戻ってまたあれこれ。午後5時過ぎに帰宅。ワンカップをストーブに乗っけて温めぐびりとやる。

 夕食は鯵の刺身、鯵の煮付け、ポテトサラダ。ビール一缶飲んでゴハンをお茶漬けで一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『アドレナリン2 ハイ・ボルテージ』を見る。ジェイソン・スティサムが心臓を摘出された!代わりに電気で動く人工心臓をつけられた彼は奪われた心臓を取り返すため巨大な組織に戦いを挑むという映画であるけれども、これがつまらん。死ぬほど面白くない。いきなり心臓摘出から始まって組織の殺し屋?が手術野を灰皿代わりにしてタバコの灰をぽたぽた落とすブラック・ユーモアに「おお」と思わされたのだが、面白かったのはそれっきり(笑)。後は笑うに笑えない下品なストーリーが続いて心底うんざりさせられた。実際、あの競馬場での公開セックスなど、誰が面白がるというのであろう。
 
 いやもう、これほど「早く終われ早く終われ」と思った映画はあの『ラストアクション・ヒーロー』以来でしたよ。

 ハイビジョン画質は恐ろしく高解像度。髭の表現などあまりに細かく見ていて気持ち悪くなってしまったほどだ(笑)。もっともその分輪郭強調が気になる場面もあったが。5.1チャンネルサラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。こちらの品位も非常に高い。しかし、ブルーレイソフトとしては操作性が劣悪。読み込みに時間がかかるうえにメニュー画面が事実上使えない。だって一つの項目を選択して切り替わるのに30秒も掛かるんだもの(大笑い)。メニュー、音声選択(ここで30秒) DTS-HDマスターオーディオ 英語を選択(またここで30秒) メニューへ戻る(ここでさらに30秒) 次に字幕選択(さらにさらに30秒)・・・ってやってられるか、こんなもん!

 最初にプレイ(本編開始)を選んで音声・字幕選択はブルーレイプレーヤー DVD-A1UDの方で切り替えるしかないのである。巻き戻しの時にもバーグラフが出てくるのに時間がかかったりしてとにかく映画本編、ブルーレイソフトの操作性の両方でストレスがたまった映画であった。


 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 今回も特筆すべき内容ではなし。ええ加減にノスタルジーネタやらんかい。就寝午前1時過ぎ。

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2010年1月27日 (水)

1月26日(火) イルミナティ・フォン・ホーム

 本部に陰謀についての師事を仰がなくちゃ。痔の調子が今ひとつである。排便時には痛みはほとんどなく、またウォッシュレットも弱めなら当てられるのだけれどもいけないのがその後の脱肛を押し込む作業。私の場合、脱肛といってもたいしたものではなくトイレットペーパー当てて「ウン!」と押し込めばすぐ元に戻ってしまうのだけれども、最近、この作業の時に鋭い痛みを感じるのである。この痛みをオノマトペで表現するならさしずめ「ギンッ!」というところであろうか。そう、まさに「アストロ球団」みたいな痛み方なのだ。

 鋭い痛みといっても激しい痛みではないので(この区別はなかなか難しい)、日常生活に問題はないのだけれども、このままでは3月に受けるであろう人間ドックで便の潜血判定を受けることが確実である。そしてその結果また大腸カメラ検診をやらなければならなくなるのだが、何しろ脱肛を押し込むだけで「ギンッ!」と痛むのである。これでカメラなぞ入れられたらどうなってしまうのであろう。

 ああ、今から大変に憂鬱だ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯にレトルトカレーのボンカレーネオをゴハンなしのルーだけ(191kcal)。いつもの100kcalレトルトカレーのおよそ2倍であるがこっちの方が断然美味いのでありますよ。夕食は昨日の残りのカツオの叩き。生野菜たっぷり、そしてカレー。ビール2缶飲んでカレーを一皿食う。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ザ・クリーナー 消された殺人』 元刑事で殺人現場などの清掃を請け負う清掃会社を経営しているサミュエル・L・ジャクソン。この職業を利用して殺人現場の痕跡を消してしまい殺された実業家を失踪にしてしまうというアイデアが面白い。またサミュエル・L・ジャクソンが「てえへんだ、親分、てえへんだ、親分」と警察に駆け込まなかったのは実はこの実業家が彼も関わった警官汚職事件の重大なる証人であることが分かったからというプロットも実に刺激的である。軽々に警察に助けを求めれば自分も殺されてしまうかも知れないのだ。

 ただ、その後の展開にどうにも納得できず。というか、不倫をして相手に妊娠させるというエド・ハリスというものが想像できなかったのである(笑)。不倫相手に妊娠させてバレない訳ないだろ!おまけに相手の旦那はパイプカットしているのである。こんな軽率なエド・ハリスは本物のエド・ハリスじゃないやいとどうしても思ってしまったのであった。

 ハイビジョン画質はこれまた大層な高画質。暗部の諧調が豊富で暗闇の表情が豊かなのである。AAC音声はステレオ。しかしDTS NEO6の効果で下手な5.1チャンネルプログラムがかなわない様なサラウンド感を体験させてくれる。

 シャワーを浴びて午後11時から今度は日本映画専門チャンネルHDで録画しておいた『月給泥棒』を見る。ジェリー・伊藤のいい加減な外人、ヴァイタリティに溢れた宝田明、非常な美貌で我々の眼をくぎづけにする司 葉子など、キャラクターの面白さで一気に見せられてしまった。

 やっていることは「社長シリーズ」と変わらないのだが、キャラクターの作り方だけで別種の面白さを作り出すことができる、まっこと映画というものは奥が深いものであります。

 この映画でのジェリー・伊藤の役名はダゴン。もう何度も「お前はクトゥルーの眷属か」とツッコンでしまったよ。

 ハイビジョン画質は発色が非常に綺麗。司葉子の顔なんかもうつやつやのぴかぴかですよ。モノラル音声も歪みがなく聞きやすいもの。

 その後録画しておいたテレビをだらだら見て午前2時半過ぎに就寝。

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2010年1月26日 (火)

1月25日(月) 「PKOのOL薮内笹子」

 ヒゲのOL薮内笹子は真実の愛を捜し求めて陸上自衛隊に入隊、国連平和維持活動の一環としてハイチへ派遣されたのだった。悪趣味な駄洒落だということはこの私が一番分かっております。何も言わないで下さいまし。名護市市長選挙で普天間基地移設反対派の稲嶺進氏が当選。鳩山首相がこの選挙の結果を重視すると明言している以上、辺野古への移設はさらに難しくなったと言えるであろう。この結果を踏まえてまたぞろ県外・国外移設の声が高くなるであろうが、もう今までの経緯でそんなに都合の良い場所がないことは分かりきっている。結局、このまま普天間基地存続になる可能性が高いのではないか。

 すでに決定した事項を政権交代だからといって穿り返して問題化させ、問題化させたのはいいけれども実用的な代案はさっぱり見つからず立ち往生。民主党推薦候補が名護市市長選挙で勝ってしまってさらに窮地に追い込まれる。民主党政権の無能(口清い言葉だけで何一つ物事が進まないではないか)には呆れるばかりである。あまりにも酷いのでこれはひょっとしたら普天間基地の存続を願う闇の陰謀組織の仕業ではないのかなんてちょっと考えてしまったぞ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に冷蔵庫にあった袋のうどん。うどんにしては低カロリー(240kcal)で素うどんにすると麺がスープをがばがば吸い込んで増えるのでヴォリュームも申し分なし。夕食はカツオの叩き、出来合いの鶏天、刻みキャベツ、豆腐とわかめの味噌汁。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ハイビジョン録画の『ブーリン家の姉妹』を見る。これはナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの共演が大きな話題となった作品だ。同名のベストセラー小説を元にイギリス王室の歴史に秘められた謀略と愛のドラマを描き出す意欲作というフレコミなのだが・・・あまりにも王様、ヘンリー8世(エリック・バナ)の下半身が暴れん坊将軍すぎ(大笑い)。先に愛人にしたヨハンソンが産みの苦しみでウンウンうなっているその隣の部屋で姉のアン(のちのエリザベス一世の母親)、ナタリー・ポートマンに「すんません、どうか、ヤラせて下さい」って頼みこんでいるんだもの。いや、これは映画にこんな場面が本当にあるんだぞ、私がギャグで作ったんじゃないんだぞ。

 豪奢なセット、豪華な役者陣、贅沢な衣装、そして何よりナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンという2大美人女優の共演で大変に見ごたえのある映画だったのであるが、やっぱりあの「ヤラせてください」場面一つでそれらの良さが吹っ飛んでしまっていると思う(笑)。

 ハイビジョン画質は驚くべき高画質。皮膚の質感の表現などあまりのきめ細かさに眼を奪われる。間違いなく、今まで見てきたWOWOWのハイビジョン映画の中でナンバーワンの高画質であろう。ただ、この高画質にもひとつだけ欠点がある。ところどころ黒が浮いてしまうことがあったのである。それで私は「あ、また例の黒浮き現象が出たな」と思って最初、黒レベルセットアップ7.5IREで見るというミスを犯してしまったのであった。

 AAC5.1チャンネルのレベルも高い。サラウンド音場の情報量が極めて豊富であり、また重低音のエネルギー感も十分だ。

 その後今までちびちび見ていた日本映画専門チャンネルHDの『タッチ』を最後まで。思ったよりは出来の良い映画ではあるけれども、恥ずかしい芝居が多くって、もういい年こいたおじさんの私は途中で何度も赤面しちゃいましたよ(笑)。

 ハイビジョン画質はいまひとつ。また長澤まさみが球場へ急ぐ場面、また野球の試合の応援団の場面でブロックノイズがでていたのがいたい。こんなフツーの場面でブロックノイズ出してちゃしょうがない。まったく日本映画専門チャンネルのレートの低さはある意味犯罪的ですらある。

 AACステレオ音声はBGMの品位が高い。NEO6でサラウンドさせると球場の歓声が上手い具合に私を取り囲んでくれる。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから『Radar Men from the Moon 第2章 Molten Terror』を見る。レティクが原子ピストルを発射、コーディはとっさに身を床に投げ出して交わします。彼の代わりにどかーんと爆発する機械。コーディはこの隙を逃がさず外へ脱出。ロケットスーツを作動させて空へ舞い上がりロケットシップに帰還したのであります。

 彼はじりじりしながら待っていたテッド、ハンク、ジョアンに月人の企みについて説明します。「とにかくルナリウムを使った核技術が凄いのだ。地球の軍隊ではどうにもならないぞ」その後4人でどうするかの話し合い。しかし、このまま地球へ帰るのもなんだし、かと言ってロケットシップの武器では攻撃なんてできないし、どうも八方塞がりであります。と、ここでコーディが良いことを思いついた!「よし、僕がまた都市に潜入して彼奴らの光線砲を奪ってくる。あの都市の建物には空気取り入れ口がついているから、そこから麻酔ガスを流し込んでレティクたちを眠らせてしまえばいいんだ」

 この作戦にはハンクも参加することになります。もっとも彼の宇宙服にはコーディのようなロケットがついていませんので2人して岩山をとぼとぼ歩いていくといういささか間抜けなことになっていますけれども。

 さて、途中でハンクを待たせて、コーディはロケットで月面都市へ。屋上に着陸して小さなボンベを空気取り入れ口にセット。目論みどおり麻酔ガスがレティクの居室に流れ込んでいきます。なにやら装置を弄っていたレティク、眼がぼんやりとなって「あれ、こらおかしいで、おい、メイソン」と部下を呼びまして「換気口を調べんかい!」ところがそのメイソン、立ち上がるなりばったり倒れて「ぐーがー」と高いびき。それを見たレティクは「麻酔ガスや!」酸素ボンベを取り出しますが、マスクを口に当てる前に彼もばったり倒れてしまいました。

 そしてコーディが部屋の中に入ってきます。彼は2人が倒れているのを見て「ふふふふ」 どっちが悪役なんだか分かりませんな(笑)。いそいで光線砲を発射台から外し始めます。この時レティクがもぞもぞと動き始めました。彼はやっとの思いで酸素ボンベのマスクを口に当てます。これで意識をはっきりさせて次にメイソンにマスクを当てて彼も復活させます。そして2人でコーディに襲い掛かったのです。これからどったんばったんという戦いが延々と続きます。結果から先に申し上げますと、この戦いを制したのはコーディ。彼は2人を失神させ、光線砲を担いで逃げ出したのであります。

 まあ、光線砲がとっても重いのでロケットスーツで空を飛ぶことができません。よたよたと歩くばかりのコーディです。なんとかハンクと落ち合って2人で光線砲を運ぶのですが、やっぱり重過ぎて2人ともよたよたしています(笑)。

 やっと失神から目覚めたレティク。ただちに彼の軍隊に2人の追跡を命じます。これで登場するのが宇宙戦車。まるっこい形をしていてあまりカッコ良くはありませんが早い、早い。あっという間に2人に追いついてしまいました。戦車から放たれる原子砲。コーディとハンクはその威力に驚き岩山の洞窟に逃げ込んだのであります。

 戦車は洞窟の中まで追ってくることはできません。これで逃げられたかなと思った瞬間、戦車の中の兵士がにやりと笑って「ふふふ、お前ら、生き埋めにしたるさかい覚悟せいや」原子砲がうなり始めます。どうやらこの原子砲、目標を爆発させたり、熱線を放出して溶かしたりすることができるようで、コーディとハンクが逃げ込んだ洞窟がどろどろと溶け始めたではありませんか。

 これは例によって『King of the Rocket Men』からの流用ですね。

 洞窟の中にどろどろと流れ込んでくる溶岩。コーディとハンクはせっかく苦労して運んできた光線砲をほったらかしにして洞窟の奥へ逃げ込みます。しかし「ヒーッ!行き止まりだ」追い詰められた2人に迫る溶岩!

 『次章 Bridge of Death』へ続きます。

 終了後、プロジェクターを再起動させて本日ブルーレイに焼いたばかりのクレージー・キャッツ映画 『クレージー作戦 くたばれ無責任』を見る。これは意外と好きな作品でしかもしばらくぶりの観賞でもあり、もう面白くってしょうがない。最初は30分~1時間見て残りは後日と思っていたのだけれども途中でやめられずとうとう最後まで見てしまいましたとさ。

 その後録画しておいた「踊る!さんま御殿」など見る。就寝午前2時半。

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2010年1月25日 (月)

1月24日(日) 女『サンダ対ガイラ』に家なし

 『サンダ対ガイラ』ブルーレイ発売記念駄洒落第二弾!いやー、『サンダ対ガイラ』ブルーレイ、画質は非常に発色が良く大変に綺麗なのですが、リミックスのトゥルーHD5.1チャンネルでは盛大に台詞と唇の動きがずれますな(笑)。DVD-A1UDにはそのずれを補正する機能があるから大丈夫なのですが、何か釈然としませんな。

 映画『日本沈没』(1974)の撮影時のエピソード。富士山でのロケの話。この時「スタッフは全員車で来るように」という通達が出た。どうしてと不思議がりながらもみんなは車で撮影現場に出かけたのだが、実はこの車が撮影に使われたという・・・。有料道路にずらりとその車を敷き並べて火山弾に見立てた岩をぽんぽん投げつけたのである。当然ながら車はみんなぼっこぼこ(笑)。一応、東宝から修理代が出たらしいのだが、それにしても無茶苦茶な話である。

 このエピソードは川北 紘一自伝 「特撮魂 東宝特撮奮戦記」(洋泉社)より。川北氏自身は免許を取っていなかったので難を免れたそうな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にコンビニのざるそば、夕食にすき焼きとお徳用刺身盛り合わせパック。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『ウィッチマウンテン 地図から消された山』を見る。そのタイトルからてっきりファンタジーものであろうと考え期待もせずに見た映画だったが、これが久々の大当たり。いや、大当たりといっても凄い名作とか傑作とかではないよ。私の好みにぴたりとあったという意味だから勘違いしないでね。

 少年少女に見えるエイリアンが軍事基地に隠されていたUFOを取り戻そうとし、それを手助けするタクシー運転手の主人公というプロットはさして目新しいものではない(この映画そのものが1975年製作の『星の国から来た仲間 ESCAPE TO WITCH MOUNTAIN』のリメイクである)のだが、劇中でUFOマニア、オタクを上手く使って異様なおかしさを作り出しているのが私のような人間にとってはとっても素晴らしいことなのだ(笑)。ラスベガスのUFOコンベンションでまじめな科学的講演をしていてブーイングを受ける科学者 カーラ・ギグノも実は気合の入ったUFOオタクであり、そのせいで三つの大学からクビされているし、主人公のタクシー運転手 ドゥエイン・ジョンソンは最初、UFOなどこれっぽっちも信じていないのだけれども、映画の終わりではこの事件について書いた本を出版し、コンベンションにも出てUFOマニアたちから喝采を受けたりする。

 この微妙なあほらしさを楽しめるかどうかが、この映画に対する重要な評価軸になるのであります(笑)。

 エイリアンの兄妹を演じたアナソフィア・ロブ、アレクサンダー・ルドウィグの2人も宜しい。特にアナソフィア・ロブはロングへアの金髪がことのほか似合っており、めちゃくちゃにカワイイ(笑)。この人は『ジャンパー』だの『チャーリーとチョコレート工場』だの『きいてほしいの、あたしのこと -ウィン・ディキシーのいた夏』だので見ている筈なのだが、こんなにかわいいとは今まで気づきませんでしたよ。

 ハイビジョン画質は非常に高精細。またノイズレスで澄み切った発色が素晴らしい。最近みたブルーレイソフトの中でダントツの高画質である。DTS-HDマスターオーディオ 5.1チャンネルサラウンドも最高。音場の構築が精密で一つ一つの音の動きが手に取るように分かる。音の品位も高く生々しい。

 その後今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『オペラハット』を最後まで。基本的に私は「理想の物語」が嫌いな性質であり、よってこの『オペラハット』も楽しめたとは言いがたし。演出の上手さは分かるのだが、どうしても途中で「けっ、そんなに素晴らしい人間がいる訳ないじゃん」と醒めてしまうのである。オネットムの具現たる主人公のディーズ氏も虫が好かん(笑)。

 ハイビジョン画質は安定しており先日の『失はれた地平線』とは大違い。黒の沈みも十分で高品位なモノクロ映像を楽しむことができる。

 終了後、シャワーを浴びてお酒。プロジェクターを再起動させてハイビジョン録画の『ゴジラ対メカゴジラ』を最後まで。

 就寝午前1時過ぎ。

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2010年1月24日 (日)

1月23日(土) 『サンダ対ガイラ』の珍味

 『サンダ対ガイラ』 ブルーレイソフト発売記念駄洒落。念のために言っておくけれども元ネタは「山海の珍味」である。<原発>管理区域内にたばこの吸い殻 敦賀、東海第2、美浜(http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1087148&media_id=2より引用開始) 日本原子力発電の敦賀原発(福井県敦賀市)と東海第2原発(茨城県東海村)、関西電力の美浜原発(福井県美浜町)の放射線管理区域内で08年以降、たばこの吸い殻約10本が見つかったことが分かった。同区域での飲食や喫煙は、労働安全衛生法の規則により禁止されている。 両社によると、敦賀原発1号機で08年に計2本、東海第2原発で08~09年に計5本、美浜原発1号機で08年に数本。昨年12月、東京電力柏崎刈羽原発の同区域内に吸い殻があったことを受けて両社が調査していた。吸い殻が見つかったことを示すメモが社内に残っていたといい、「実際に喫煙があったかどうかは確認できなかった」としている。【酒造唯】(引用終了)
 
 だから何?という記事であります(笑)。もちろん、禁煙区域(発見されたのは原子炉建屋だったそうな)でタバコを吸っちゃいけないけれども平成8年以降ということはつまり13年間でしかも3ヶ所の原発で吸殻10本ですよ、そんなもんわざわざ記事にする価値あるの?とどうしても思ってしまう訳で。

 またこのニュースに関するミクシィ日記が凄い、凄い。「この程度の事が守れない奴等が原発を管理してるんだから安心しろって言う方がどうかしてる」だの「放射線管理区はタバコも酒も、まして子供も産めない。原発大事故になるってことは、放射能だらけになるってことは辺り一帯が放射線管理区になるってこと」(原子炉建屋でなんで子供産むんだよ)だの「今こうやってPCに向かっているときの電力って、こんな連中が運用して出来た電気。思わずエアコン消した」だの「アメリカに行った時、同行者が喫煙者でいろんなところでタバコを吸いたがっていろいろ恥ずかしい思いをした」だの「日本って国が、どんどん糞になっていく気がする」だの「流石バケツで核反応を臨界させちゃう業界だよ。原子力業界ってのはコンプライアンスは存在しない業界なんだよな。活断層とばしとか平気でするし」だの意味の分からない怒り方をしている人がいっぱい。

 一番びっくりしたのが「道路や道端でも迷惑な場合が多いのに場所を考えてください。万が一何かあったら大事では済みません。十年・百年単位でその地域に生物がすめなくなる可能性もあるんです… 」という日記。 あ、あのタバコ吸ったら原発がメルトダウンするってことっすかね。何か、原発職員が咥えタバコで原子炉の制御卓を操作して、灰皿代わりに吸殻を炉心に投げ入れるとか、そんな風な光景を思い浮かべてしまいましたよ。

 やっぱりね、皆さん、こんなテキトーなことをミクシィユーザー全般に公開している日記で書いちゃいけませんよ、はっきりいって○○○○○○○○○・・・以下一兆5397億3964万5984文字削除。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日はアンリミテッドランチの日なのでゆきみ家で醤油ラーメンとミニカレーのセット。スープがやっぱりンまい。

 午後6時過ぎに事務所を仕舞って徒歩で天神へ出かける。本日は地区体育振興会の新年会なのである。多少時間にゆとりがあったのでビックカメラ天神店へ行く。話題の東芝CELLレグザを見てみようと思ったからである。たしかにCELLレグザは展示されていた・・・しかし、なんのつもりか電源が入っていなかったという(笑)。もちろん、買いはしないが(買えないが)その画質ぐらいは見させろよ、コノヤローと思ったことであったよ。

 午後7時からあるしゃぶしゃぶ屋で新年会開始。豚肉、牛肉、さらにタラバカニのしゃぶしゃぶ食べ放題という豪華な宴会である。おまけにお手当ての3万円もでてお腹も懐もほっかほか。もっともこの3万円は12月の東京旅行時の借金返済で母親へそのまま渡ってしまうわけですが。

 宴会は2時間で終了。で、私はそのまま他のみんなにくっついて二次会に行ったらしい。そして午前2時過ぎくらいにタクシーで帰宅したらしい。おまけにこの二次会で8,000円くらい使ったらしいって覚えていないのかよ!

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2010年1月23日 (土)

1月22日(金) 競歩の改革

 「改革は拙速をもってなすが良し」by徳川吉宗 昨日の日記でちょっと触れた怪事件について詳細に説明する。それはDVD-A1UDで『ヱヴァンゲリヲン劇場版 序』のブルーレイを見ている時に起こった。なんと、何の操作もしていないのに突如激しい黒浮きが発生したのだ。いや、そもそもDVD-A1UDで黒のセットアップレベルを弄れるのはコンポジット、コンポーネント、S端子のSD信号のみでHDMIでは固定化されており(そうですよね)このような現象が起こる筈はないのである。

 ならばVantage-HDがまた悪さをしたのかと思って設定を確認したのであるが、こちらも異常なし。黒レベルのセットアップはオフ(0IRE)となっているし、ガンマの設定も変わらない。ウウーム、ウウームと頭を捻りつつ黒レベルセットアップ7.5IREにして黒浮きを解消、観賞を続けたのだった。

 そして
『ヱヴァンゲリヲン劇場版 序』を見終わっていったんプロジェクターの電源を落とし、その3時間後に再点灯して別の映画を見始めたらこの症状が収まっていたという・・・。一体これはどういうことなのであろうか。
 
 そしてもうひとつ、基本的な疑問。 
Vantage-HDで黒レベルセットアップ7.5IREを選択すると画面が全体的に暗くなる。これがそもそもおかしい。

 (
http://wikipedia.atpedia.jp/m/wiki/NTSCより引用開始)元々のNTSCではセットアップレベルとして7.5IREを採用しているが、日本ではダイナミックレンジを拡大するため、0IREをセットアップレベルとしているため、NTSC-Jともいわれている。セットアップレベルは、黒をあらわす信号レベルである。このため7.5IREの信号を0IREで設計されたシステムに入力すると、黒が少し明るく見えるようになる。(引用終了)

 実際、DVD-AIUDのSD信号のセットアップを7.5IREにするとDMR-BW800を介して液晶モニター ユニットコム UNI-LCD24/Bに送り込まれた映像信号が明るく見えるようになる。 同じようにVantage-HDで黒レベルセットアップ7.5IREで出力された映像信号を0IREで設計されたシステム(つまりDLH-550HD)に入力すれば黒が明るく見えるようになる筈なのだ。だが、実際の結果はその逆で暗くなってしまうのである。

 何か、私が大変な間違いをやらかしているのであろうか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯は雑炊。昨日の残り飯にこれまた残り物の刺身をぶち込んだもの。刺身の臭みが抜けずはっきり言って失敗であった(笑)。夕食は豚のみそ焼き、付け合せの生野菜、ナスと玉ねぎの味噌汁。これだけではちょっと物足りなかったのでコンビニの揚げ出し豆腐、酢モツ、白菜の漬物を加える。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『チェンジリング』を見る。いや、いくらなんでもこれが実話どおりだとはとても思えない。アンジェリーナ・ジョリーの母親だけを言いくるめようとするならともかく、子供が別人であることは第三者、学校の先生、歯科医によって証明されうるのであるから、母親一人を精神病院へ放り込んだところでごまかしきれないではないか。また、あの連続殺人の発覚まで写真の存在が無視されるのも奇妙である。いくら母子家庭で貧しいからといって町の写真屋で撮影だってしているだろうし、学校にだって生徒名簿というものがある。アンジェリーナ・ジョリーが写真を使って「この子は私の子供ではない、別人である」と主張しない筈がないではないか。

 映画そのものは大変素晴らしい。アンジェリーナ・ジョリーの「何が何でも子供を取り戻すのだ」という確固とした決意が彼女の演技力ともあいまってこちらの胸に鋭く突き刺さってくる。また、子供を攫ってきてげらげら笑いながら斧でばらばらにする連続殺人鬼、ハマー映画を思わせる非人道的な精神病院なども大変に私の好みにあっており大いに楽しませて貰った(笑)。

 だからそれだけに上記のような瑕疵がよけいに気になるのだが。

 ハイビジョン画質は大変に結構。色温度の低い画調が1920年代という時代に非常に良くマッチしている。AAC5.1チャンネルサラウンドは街中の環境音が驚くほどにリアル。眼をつぶると本当に路面電車に乗っているような気分になるぞ。

 シャワーを浴びてから今度は輸入DVDで『Radar Men from the Moon 第1章 Moon Rocket』を見る。もうのっけから油田が大爆発。新聞の一面に「ラゼス油田攻撃さる!」の文字が躍ります。次に吹っ飛んだのは送電塔。また新聞に「謎の攻撃で送電塔破壊さる!」

 そして次にやられたのは地区防衛局のオフィスビルでした。どうやら地球というか、アメリカは何者かに攻撃を受けているようであります。

 さて、登場したのは本シリアルの主人公チーム。科学者コマンドゥ・コーディ(ジョージ・ワラス)、助手のテッド(ウィリアム・ベークウィル)、紅一点のジョアン・ギルバート(アリーン・トゥーン)であります。彼らはこの不可解な事件について意見を戦わせております。「一体、どこのどいつの仕業かしら」「ジョアン、レディがそんなどいつのなんて言っちゃいけないね」とツッコむテッド。そんな2人にコーディは「今だ皆目検討がつかん。何しろどんな爆発物が使われてどうやって起爆されたかも分からないんだから」

 ここで登場したのがワシントンからやってきたヘンダーソン博士。彼は3人にあの謎の爆発が何らかの核爆発であることを伝えます。びっくりしたジョアンが「まあ、それでは核爆弾が使われたんですの」と聞きますと、ヘンダーソンは首を振って「いや、爆弾を落とせるような飛行機は目撃されていない。おそらく原子光線のようなものだろう」コーディはあわてて「でも、そんなもの誰にも作ることはできないでしょう」「無論だ、ただし地球上ではという意味だがね」

 こういうクラシックなSF会話、ぞくぞくしますなあ(笑)。私はこんな会話が聞きたくてSFシリアル見ているようなものですからなあ。

 ヘンダーソンは続けます。「最近、月面で核活動によるという閃光が観測されている。どうだね、地球上での核爆発、月面での核活動、話が繋がってきたじゃないか。そこでだ、君の開発しているロケットシップを使って調べて欲しいのだよ」さらにヘンダーソンはコーディの後ろの壁に掛けられているロケットスーツを指差して「あれはまだ使えるのかい」と尋ねます。コーディが頷くと「あれを使って上空から原子光線を発射する犯人を見つけて欲しい」ですって。

 のっけからいろいろ頼まれるコーディであります(笑)。

 さて、ロケットスーツを使う機会は意外に早くやってきました。ダークスーツの二人組みがトラックの荷台に装備された怪しげな光線砲で機関車を破壊したのです。その目撃報告を聞いたコーディ、直ちにロケットスーツに着替えて研究所を飛び出します。胸のボタン2つを弄って、ばびゅーん、大空へ舞い上がりました。

 件の2人組、また別の機関車を狙おうとしています。これをいち早く見つけたコーディ、シュタッと着陸し、ピストルで攻撃。銃撃戦となります。2人組は案外あっさり諦めて光線砲を放って逃げてしまいましたとさ。

 その2人が逃げ込んだのは洞窟。中には怪しい機械装置が立ち並びまた奇妙な衣装を身にまとった目つきの悪い男がいます。これはひょっとして月人なのでしょうか。その月人クラーグ(ピーター・ブロッコ)は2人に「こら、ぼけ、アホ、カス、わてらの大事な光線砲置いてきてどないすんねん!わてらの技術を分析されてしまうやんけ。そのロケットスーツで飛んできた男というのはおそらく、科学者のコーディや、早く、研究所に行って大事な部品のアトムチャンバー取り返してこんかい!」あわててコーディの研究室へ向かう2人。あっという間に中に潜入しまして、いやいや、この研究所、セキュリティにもう少し気を配った方がいいと思いますよ(笑)。2人はコーディとテッドが光線砲を分解していると思しき研究室のドアに耳を当てて立ち聞きです。「ロケットシップもいよいよ完成だ。来週の水曜に月へ向けて出発するぞ」

 そこまで聞いた2人組、拳銃を構えて踏み込んだ。そしてコーディ、テッドと大立ち回りの末、2人を失神させると、アトムチャンバーを奪って逃げ出したのでした。

 ここで場面ががらりと変わってこれはどうやら月面上の都市のようです。ギリシアの宮殿のような建物が立ち並んだような都市でなかなか趣があります(笑)。この都市の支配者がレティク(ロイ・バクロフト)。彼はクローグから地球人が月へ調査へ行くことを伝えられるのでした。「大王様、すんまへんが、そっちでよろしくやってつかあさい」「よっしゃ、クローグ、わてにまかせておかんかい」

 さあ、いよいよロケットシップが月へ向かって出発する日がやってきました。カリフォルニアの郊外の砂漠にごろりと転がったロケットシップ(笑)。これにコーディ、ジョアン、テッドが乗り組みます。先に乗り込んでいたテッドという助手が3人を出迎えて「もう準備万端整っていますよ、すぐ発進できます」その言葉どおり、あっさりと尾部から炎を噴出して飛び上がるロケットシップ。このまま大気圏を突破、宇宙へ乗り出すのかと思いきや・・・んー、ぜんぜん空が暗くなりませんな。ずうっと明るいままですな。

 まだ宇宙空間に出ていないのかと思えばさにあらず、「あと2時間で月へ到着だ」だって。これくらい手間かけるがいいじゃないかなあ(笑)。

 ロケットシップは月の都市を発見。近くに着陸します。そしてコーディがロケットスーツに着替えて先行偵察です。ぴゃーっと舞い上がったコーディ、都市の入り口に降り立ちますと、いきなり建物に備え付けられていると思しきスピーカーから「おい、地球人コーディ、よう来たやないかい、そこのドアから中に入れ」という声が。その声にしたがってドアをくぐるコーディ。するとそこはレティクの居室でありました。びっくりするコーディに「ようこそ、月面へ」とレティクが話しかけます。コーディは驚いて「君たちは英語を喋れるのか」「当たり前や、ラジオの電波で勉強したのや。地球を侵略するのに言葉が分かると何かと便利やさかい」

 「地球を侵略だと、なぜそんなことを」するとレティクが親切に訳を教えてくれるという・・・。「あんな、最近、月の空気が薄くなってしまったのや、もう野菜は育たんし、ヘルメットなしでは外にも出られん、わてら、このままやと全滅や。そこで地球を侵略して移住させて思うておるのや」コーディはいきり立って「なんだと、そんな非道なことをさせるものか」

 しかしレティクは余裕綽々です。「わてらにはな、地球よりずーっと進化した原子エネルギーがあるのや。月にはルナリウムちう放射性物質があってな、地球のウラニウムより何倍も強力なんや。原子エネルギーを扱う技術も進歩しとるで。何せ、原子エネルギーを発射する原子ピストルなんてものもあるのやからな」

 頭に来たコーディはピストルをレティクに突きつけます。「貴様、地球は渡さん」と、レティクが机の上のスイッチをぱちりと入れますと天井の電子磁石が作動、あれよあれよというまにコーディのピストルを吸い上げてしまったのです。「ふふふ」不気味に笑うレティク。「今度はこっちの番じゃ!」原子ピストルを発射、でも外れます。コーディはレティクの部下達と殴り合い。その間もたもたと原子ピストルの弾倉を取り替えるレティク。「今度こそ死ね」また外れました。大慌てで弾倉を取り替えるレティクって、地球のピストルよりよほど使いづらそうだ(笑)。

 「ええい、今度はどないだ」3発目がやっとコーディに命中。ぼわんと白煙に包まれます。

 「第2章 Molten Terror」へ続きます。

 その後だらだらTV。就寝午前2時半。

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2010年1月22日 (金)

1月21日(木) 「チゲのOL薮内笹子」

 ヒゲのOL、薮内笹子は真実の愛を求めて韓国へ旅立ったのであった。あの911疑惑議員、藤田幸久氏がハイチ大地震支援調査団団長として、18日夜ハイチに向かうのだそうな。まさか現地で「これはアメリカの地震兵器による攻撃です。アメリカは救援活動で自国の友愛を世界に知らしめるためにこの非道な陰謀を行ったのです」とか言わないだろうな。いや、あとから、「ジュセリーノ氏はこの地震も予言していたのです」ぐらいはマジで言いだすかも知れないぞ。

 (藤田幸久ブログ http://www.election.ne.jp/10870/81641.htmlより引用開始)私はこれまでもスマトラ沖大地震・パキスタン地震・インドネシアジャワ島中部地震などの際に現地入りして支援活動を行ったほか、政府への提言も行ってきました。(引用終了)

 ふーん、だからジュセリーノなんかにはまっちゃうのかねえ。(http://www.election.ne.jp/53/59540.html)

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にコンビニのざるそば。昨日の夕食用に買っておいたものだが、ちょっと事情があって食べ損ねていたのである。賞味期限内とはいえさすがに一晩たつと麺が固くなっている。添付のほぐし水をかけてかき混ぜてもなかなかほぐれてくれない。途中面倒臭くなって塊をヤッと口中に放り込む。こんな食い方でも以外にいけるのにびっくりさせられた。夕食はイサキの刺身、出来合いのきんぴらゴボウ、コンビニの焼き豚を30秒電子レンジで温めキャベツのうまたれをかけたやつ。これらをつまみにビール一缶。仕上げにうどん。アジフライ半分と油揚げ一枚乗っけてずるずるやる。〆のコーヒーは如例。

 この後、『ヱヴァンゲリヲン劇場版 序』のブルーレイを久しぶりに見る。この時ある事件が起こったのだが、具体的な内容は明日の日記に書くので読んで下さいな。画質・音質とも最高に近いものであるが、DVD-3800BDではDTS-HDマスターオーディオを上回ると思われたトゥルーHD5.1チャンネル音声がDVD-A1UDになると品位が逆転してしまうのが不思議。なんでこういう結果になりますかね。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから輸入DVDで『Undersea Kingdom 第12章 Ascent to the Upperworld』を見る。ばったり倒れるモーロック。ノートン教授とコーリガンも物凄い炎と煙で苦悶しております。「ううう、げほげほ、わしゃ、もうダメじゃ」ばったりと倒れる教授。と思いきや、床に穴が開いていてころりと下の階へ転がり落ちてしまいました。これを見たコーリガン、「しめた、逃げられる」と穴の中に飛び込みます。

 シリアル的なご都合主義のお陰で助かったコーリガンはロボットの中から出て教授と塔の中へ。ロケットモーターを停止させようとしたのですが、これが間に合わなかった。ばきばきと岩山を崩して上昇するウンガ・カーンの塔。この塔がこのまま上昇するとアトランティスの天蓋に穴が開き海水が流れ込んでくるのであります。もっとも聖なる都市の人々はみんな死んじゃったし、そうなってもあまり関係なかったりするのですが(笑)。

 ビリーとダイアナは急ぎ潜水艇を潜行させます。あ、あれ、いつの間にかあのコミック・リリーフの2人、ブリニー・ディープ、ソルティが戻ってきています。でもこの2人がノートン教授、コーリガンの代わりに潜水艇を操縦したりするのではありません。ビリーが「パパに全部教えて貰ったから大丈夫だよ」と全部やっちゃうのです。まったくこれほど出てくる意味のないキャラクターというのも珍しい。

 潜水艇は潜行し、例の出口を使ってアトランティスを脱出します。

 一方、コーリガンと教授、ウンガ・カーンの居室にあるリフレクター(ヴィジホン)でアメリカ海軍基地へ連絡をしようと目論んでおります。あ、上手いこと、たった一人の見張りを残しただけでウンガ・カーンたちが出て行った!それっとばかりに居室へ飛び込んだコーリガン、見張りをぶっ飛ばしリフレクターを作動させるのでした。教授がダイヤル操って見事、海軍基地の無線室に繋がります。ちゃーんと無線室の映像も見えるという、ああ、まったくなんと便利な機械なのでしょう。

 コーリガンは「こちら、コーリガン、世界征服を目論む狂人が地表へ進出しつつあり、警戒せよ、警戒せよ」しかし、すぐにカーン達が戻ってきたので交信中断。物陰に隠れるコーリガンと教授であります。この直後浮上する塔。ウンガ・カーンは「ぬははは、ついのわしの野望がかなう時がきた」と高笑い。そんな彼の眼に飛び込んできたのが何故か帆船。カーンはその帆船を指差して、「あれがわしの最初の獲物じゃ、吹っ飛ばしてしまえ」塔から発射されたミサイルは帆船に命中、こなごなにしてしまいます。

 なんでいきなり帆船なのかというと、結局、船の爆発で使える流用フッテージがこれ以外なかったんでしょうなあ(笑)。

 さらにカーンはディトマーに命令します。「ディスインテグレーターで地上人の街を破壊せよ」たちまち起こる大地震。リフレクターに崩壊する大都会が映っております。さすがに辛抱しきれなくなったコーリガンがこの2人に突撃。あっという間にノシてしまいました。再びリフレクターを作動させると「我、緯度63度、経度47 地点にあり。北米大陸へ近づきつつある。艦隊を派遣して迎撃せよ!」これですぐに海軍は艦隊の出動を決定するのですが、コーリガンたちの方は戻ってきた兵士に捕まって後ろ手に縛られてしまいます。

 この時ビリーたちの潜水艇も浮上します。しかし、コーリガンたちのピンチを知る由もない彼らには何をどうすることもできないのです。

 さあ、意外に早く(笑)アメリカ艦隊がやってきた。海の上でぷかぷかしているウンガ・カーンの塔を発見した司令官は直ちに射撃開始を命令します。艦隊から雨あられのごとくウンガ・カーンの塔に浴びせられる砲弾。しかし、なんとしたことでしょう、塔には不思議なバリアがあるらしく全ての弾丸が命中しないうちから破裂してしまうのです。またまた高笑いのウンガ・カーン。「愚か者め、弾を無駄にするだけよ!」

 と、この時背後でもぞもぞしているコーリガンと教授。コーリガンが後ろ手に縛られた手をコーリガンの背中に回して彼の縄を解き始めたのです。まもなく縄が解けて両手が自由になったコーリガン、教授の縄を解いてしまいますって、もうちょっとしっかり結んでおけよ、ウンガ・カーンとその部下達!

 コーリガンは教授を連れて床にぽっかり開いたシャフトへ飛び込みます。その下は塔の機械室。あっと気づいたウンガ・カーンやディマーはうろたえ騒ぎますがもう後の祭り。コーリガンと教授は機械室で片っ端から機械のスイッチを切り始めたのです。これで塔のバリアが消滅。今まで効果のなかった砲弾がぼかすか命中するのでした。たちまち大ダメージを受ける塔であります。

 コーリガンと教授は機械室を飛び出すとあの飛行メカの発着場へ。これで逃げ出そうというのです。後からウンガ・カーンとディトマーが追ってきましたが突然起きた爆発に吹き飛ばされてしまいましたとさ。飛行メカで塔を脱出する2人。その直後にまた砲弾が命中、ウンガ・カーンの塔は木っ端微塵に消し飛んだのであります。

 地球は狂気のアトランティスの独裁者の脅威から救われたのです。

 後はエピローグ。あのロボットを調べているノートン教授の研究室へ連れ立ってやってきたコーリガンとダイアナ。コーリガンは教授に「僕達、これから婚姻届出しに行くんです」ああ、そうですか(笑)。「教授、僕達の立会人になってくれませんか」「ああ、いいとも」と教授が答えた瞬間、ロボットがよろよろと動き始めたではありませんか。ぎょっとするコーリガンとダイアナですがもちろん、中身はビリー。「コーリガン、僕も一緒にいっていいかい」「ああ、もちろんさ」みんなでアハハハと明るく笑ったところでエンドマーク。

 あー、やっと終わった。

 午後11時半から今までちびちび見ていたキャプラの『失はれた地平線』を最後まで。古いアメリカ映画でしかもチベットが舞台。またシェルパたちが日本語喋るのではないかと思ってひやひやしながら見たのだが幸い、そんなことはなかったようで(笑)。(『倫敦の人狼 Werewolf of London 1935』 『The Snow Creature 1954』 『ヒマラヤの雪男 Man Beast 1956』を参照のこと)ただ、やはりこの頃の西欧人にとってチベットというのはファンタジーの国だったのでしょうなあ。ジェームズ・ヒルトンが1933年にチベットの奥地に理想郷シャングリラを置き、あるいはチベットの人々を同じくまだまだ神秘の国であった日本とだぶらせる。その習慣が今だ後を引いており、特に大多数のアメリカ人にとってチベットというのは非常に現実感を感じられない場所なのかも知れない。

 その無関心、非現実感が中国政府のチベット弾圧を助長する遠因になっているとは考えすぎであろうか。

 (1880年代 エジソンは京都の竹をフィラメントの材料に使い注目を集めたがこれは当時の東洋神秘ブームを利用した宣伝。特段、京都の竹がフィラメントの材料として優れていたわけではなく神秘の国、日本からやってきた竹!という付加価値が利用されたのである)。

 ハイビジョン画質は場面、場面によって品位の差が激しい。きりっとした高解像度のモノクロ画像が楽しめるかと思えば一転ぴんぼけのあまい絵になったりもする。AACはモノラル音声。歪みがなくて聞きやすい。

 その後だらだらTVを見て午前2時半就寝。このごろちゃんと寝られることが多くなってうれしいなあ。

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2010年1月21日 (木)

1月20日(水) 「ドッペルゲンガー刑事」

 ドゴーン!ドゴーン!(2人いるから) タイガー・ウッズ セックス依存症でリハビリ施設に入院。セックスはもちろん、オナニーも禁止。外出もできず他の患者と共に規則正しい生活を求められるのだそうな。ウウーム、セックス依存症、聞くだに凄い病気だ。アメリカでは薬物依存、アルコール依存と同様の病気と考えられており、性犯罪や凶悪犯罪のトリガーにさえなりうるのだという。

 アルコール・薬物依存と同じということはやっぱりセックスをしないでいると離脱症状(禁断症状)が出るのだろうか。幻覚や幻聴が出たりするのだろうか。鍵穴などがむやむやと怪しく変化してお×んこに見えるなんてこともあるのだろうか。離脱症状が出ている時にうっかり男性看護士(まあ、異性の看護人は使わんだろう)が近づくと尻をほられたりするのではないか。

 すんませんね、いい年こいてこんなバカなことばかり考えていて。

 でこのセックス依存症にもアルコール依存の久里浜式テストみたいなセックス依存度チェックというものがあって複数のYES回答があればあなたもアブナイのだとか。

 1 あなたのセックスに対する考え方は、家族の関係に支障をきたす場合がありますか。それによって意思疎通を妨げたりすることがありますか。その考え方を隠していますか? 

 2 セックスに対する考えで、社会生活に支障をきたしたことがありますか。友達付き合いに問題が生じることがありますか。 

 3 セックスに関する想像が仕事中に沸いて仕事に影響したことがありますか。気が散ったり、(セクハラなどで)上下関係や同僚との関係に支障があったことはありますか? 

 4 人に言えない性癖(ポルノ雑誌やビデオ収集、買春、乱交)について、隠したり嘘をついたりしていますか?

 まあ、「おれ、ポルノ雑誌やエロビデオをすっげぇ集めてんだよ」とか「あそこは良かったぞ、たった2万円で朝までなめたりしゃぶったりよ、うひひひひ」とか「もうとっかえひっかえ○んこが擦り切れるかと思ったよ、うへへへへ」なんてことを正直に告白されても困っちゃいますが(笑)。

 本日はお休み。午前9時半に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。その後物件の見回りをする。するとある物件のゴミ収集所脇の道路にダンボール箱が置かれているのを発見。中を見てみたらなんと、使い古しの炊飯ジャー、魔法瓶、オーブントースターが入っていやがった。どこぞのキチガイが捨てて行きやがったのだ。

 このダンボールのそばにはこれまたどこぞのキチガイが乗り捨てていった放置自転車がある。炊飯ジャー、魔法瓶、オーブントースターの方のキチガイは放置自転車を見て自転車があるのだからいいだろうとまことにもってキチガイ的な考えでこのゴミを捨てていったのに違いないのだ。こんなはた迷惑なキチガイは医学界の権威が束になっても皆目検討がつかず治療もできないような奇病に罹って全身を腫瘍に覆い尽くされ二目と見られない姿となり苦しみに苦しんで死ねばいいのである。放って置く訳にも行かないので自前のゴミ袋でこのゴミを処理する。本当に迷惑な話でもし私に呪いの力あらば間違いなくこのキチガイを呪い殺していたであろう。

 午前10時半から徒歩で天神へ向かう。例によって赤のれんでラーメン+小炒飯、替え玉の昼飯。その後漫画喫茶で漫画読み3時間。その後ジュンク堂を素見し、また歩いて事務所へ戻る。亀の世話、ミクシィへの書き込みなどをやって午後5時過ぎに帰宅。

 缶ビール一缶をぐびと飲んで後は久しぶりのアル・ディ・メオラのCDを聞く。午後6時過ぎに夕食。ちょっと事情があって昨日に引き続きコンビニ飯。酢豚やサラダなどをもそもそ食って後はふりかけゴハンで仕上げ。もちろん、ビールも一缶飲みましたよ。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『イエティ』を見る。大学のフットボールチームが日本での試合のため飛行機で移動中、丁度ヒマラヤ上空で雷雲に襲われ墜落。なんとか生き残った彼らを伝説の怪物イエティが襲うという捻りもへったくれもない映画(笑)。これに飢えた生存者たちが死んだ人間の肉を食うという人食テーマをむりやりに絡ませてしょぼさをさらにアップさせている。

 おそらくこれはTVムーヴィーであり、恐ろしく低予算の印象で旅客機の飛行シーンのCGなどもう眼を当てられないほどの酷さ。雪山もヒマラヤでないのが一目瞭然(笑)。それでいてイエティが人の手足を食いちぎったりという残酷描写に必要以上に力が入っており、マコトに私好みであったりする(笑)。いったんやっつけたかに思えたイエティが不死鳥のように蘇りまた襲ってくるお決まりのパターンも心地よし。こういう映画をね、「あははは」と笑って見られるようにならないとね、一人前の映画好きとはいえないんですよ(そ、そうか)。

 劇中、人の死体を食い始めた主人公たちであったけれども、どうしても一人反対する女がいて、それ以上食わせないために残りの死体を焼いてしまう。その死体がじゅーじゅー焼けているすぐそばで女に「テメー、俺たちの食い物に何しやがる」と詰め寄る男たち。これが凄く間抜けな絵柄で思わず爆笑してしまった。

 ハイビジョン画質はこんな映画なのに関わらず良好。CG部分ではあれだが実写場面は発色にコクがあり、また黒の沈みも素晴らしい。AAC音声はステレオだったけれどもDTS NEO6でサラウンドさせると侮れない包囲感。あー、こんな映画にもったいないクオリティだったよ。

 その後シャワーを浴びてお酒。「スライドショー」や「WAHAHA本公演」を見散らかす。その後プロジェクターを再起動させて映画でもと思ったけれども急速に眠ってしまいベッドへ直行。だいたい午前12時過ぎくらいであったか。

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2010年1月20日 (水)

1月19日(火) 『ニコイチの色男』

 『ニコイチのホラ吹き男』、『ニコイチのゴマすり男』、『ニコイチのゴリガン男』、『ニコイチの男の中の男』、『ニコイチの裏切り男』、『ニコイチの断絶男』、『ニコイチのヤクザ男』、『ニコイチのワルノリ男』、『ニコイチのショック男』と続きます。大告白!これが昨年末の大買い物の詳細な価格だ!まずはプロジェクター DLA-HD550 希望小売価格 577500円 (税込)が408,000円。前プロジェクターのVPL-VW100の下取りが普段なら12万円のところ、セールで10万アップ、22万円となったので差し引き188,000円(税込)。もっとも後の査定でプロジェクターランプの使用時間が長いということで下取りが7,000円減額されて213,000円。差し引き195,000円ということになりましたが(笑)。

 ブルーレイプレーヤー デノン DVD-A1UDは希望小売価格546,000円(税込)のところが448,000円(税込)。これを私が「すいません、プロジェクターと一緒に買うんですからちょっと安くして貰えませんか、一生のお願いですよう」と交渉して440,000円となった。こちらの方は36回無金利ローン。一回あたり約12,000円程度の支払いとなる。前使用機DVD-3800BDは4万円で下取りして貰った。筐体上面、裏面にハーモニクスのチューニングベース RF-57MkII 8枚を貼り付けていたので実際の査定がどうなるか心配であったが、無事満額の下取り価格となった。

 機器の下取りが253,000円あるとはいえ、差し引き60万以上の大買い物。結婚などしていたら私のようなものには絶対できない金額である。私は本当に強がりでは絶対になく、心の底からつまり、フロム・ボトム・オブ・マイ・ハートで「ああ、結婚していなくて良かった」と思うのだ。

 いやあ、実際、ダメな男ですなあ(大笑い)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯にマルタイ棒ラーメンを一食分。夕食はちょっと事情があって、コンビニ飯。焼き鳥各種、シシャモ、ざるそば。ビール2缶飲む。最後に食ったざるそばだが、これがびっくりするくらい美味い。コンビニのざるそばを食べるなど十年ぶりくらいなのだが、驚くほど進歩しているのだなと感じる。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『カメレオン』を見る。故・松田優作の“遊戯シリーズ”第2弾「カメレオン座の男」のタイトルで企画された脚本を現代風にデフォルメして映画化したというフレコミなのだけれど、いやあ、これがあなた、もう頭から足の先まで支離滅裂なトンデモ映画なの(笑)。まあ、政府要人のスキャンダルや金にまつわる疑惑などを後始末する組織があると思いねえ。この組織が大臣の献金疑惑に関わる重要な証人を拉致するんだけれども、昼間っから一流ホテルの地下駐車場で拉致して車に押し込むという無茶をするものだから結婚詐欺帰りの主人公グループに目撃されて動画まで撮影されてしまうんだ。

 すぐにこの主人公たちの身元、住居を突き止めて監視に入ったのはいいが、藤原竜也に「あー、自分、仲間にもばらさないように言いますから、それで勘弁してくださいよ」と言われて「ウム、分かった」って許しちゃうの(笑)。これで藤原竜也が仲間たちに「おい、お前たち、秘密をばらすなよ、殺されるぞ」みたいなことを言って釘を刺せばまだ分からないこともないのだけれども、そういう心遣い一切なし。だからすぐに仲間の一人が金ほしさに動画をテレビ局に持ち込んじゃうの。怖くなって動画をわたさず逃げたものの、この件が新聞やテレビで報道されてしまったから大騒ぎ。激怒した組織は藤原竜也の仲間たちを一人一人殺していくって、そんなことするなら最初っから全員殺しておけっての!

 藤原竜也は彼女と一緒に逃げる。でも狙撃され海に落下。組織の奴は藤原竜也の生死を良く確かめもせず、放ったらかしにしたまま彼女を拉致して引き上げてしまうのである。重傷を負った藤原竜也は拳銃を持って組織本部へ殴りこみ。みんな撃ち殺してなぜか死んでいなかった彼女と逃避行。はい、おしまい。

 いや、この組織の無能さには呆れてものが言えない。映画の中でやることなすこと何一つ上手くいっていない。証人を拉致したところまでは良かったけれども、目撃されてあまつさえ動画まで撮影されてしまう。主人公たちを口止めしようとして、これまた失敗。結果的にこの事件そのものがテレビ局に知られるところとなってしまうのである。そして主人公たちを殺害しようとしてまたまた失敗。藤原竜也に逃げられて最終的に彼に組織そのものが壊滅させられてしまうのだ。

 ホテルの地下での拉致には驚くべきことに組織名で登録された車を使っており!監視カメラにもちゃーんと写っていたりもする。あんたら、アホですか。

 見所は藤原竜也の体技のみ(これは結構凄い)というどうしようもない映画で、あの世で松田優作が「あ、おれ、こんな映画に出なくて良かったわ」と胸を撫で下ろしているのではないか。

 ハイビジョン画質は映画の雰囲気に合わせたダークなトーン。黒がずっしりと沈んでいるけれどもやや過剰気味で全体に重苦しい印象になってしまっている。5.1チャンネルサラウンドは前後の移動感、定位に非常に優れていた。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 その後プロジェクターを再起動させてハイビジョン録画の『ゴジラ対メカゴジラ』を30分ほど。就寝午前1時過ぎ。

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2010年1月19日 (火)

1月18日(月) 阿波オルドリン

 同じアポロなら信じな損損。なんだ、この駄洒落は(笑)。朝から嫌なこと。ある物件のゴミ収集所の前に糞犬がウンコ垂れていやがったのだ。大いに怒り「てめえ、犬、畜生のくせにこんなところに糞垂れやがって、猫10匹と共同生活させるぞ、コンチクショー」と罵りながら片付ける。事務所からコピー用紙を持って行ってその紙でウンコをつまみ上げゴミ袋に入れたのである。ゴミ袋は45円の一番でかい奴、しかも使い始めなのでゴミは少ししか入っていない。それでも犬のウンコ事務所内にたとえゴミ袋の中と言えども置いておくことはできないから泣く泣く、まだ余裕のあるやつを捨てなければならないのだ。

 そしてこれだけでもいい加減頭に来たのだが、悲劇はこれで終わりではなかった。なんとそのウンコがあったすぐ前のゴミ置き場の金網にゲロが吐きかけられていたのである。ゲロはかぴかぴに乾き、半消化の春雨らしきものがあちこちにこびりついている。「てめえ、ヨッパライ、畜生のくせにこんなところにゲロ吐きやがって、気合の入ったアル中10人と共同生活させるぞ、コンチクショー」とさらに怒りつつホースやブラシを使って掃除する。乾燥した春雨はなかなかとれずシールを剥がし用のスクレーパーまで使わなければならなかった。

 本当に犬もヨッパライも死ねばいいのだ。あ、私もたいがいヨッパライですけど、少なくともゲロをマンションのゴミ収集所の金網に吐きかけたりしませんからな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメンを一食分。夕食はハマチと鯨の刺身、ほうれん草のおひたし、肉じゃが。ビール一缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の映画を2本続けて。ジャン・クロード・ヴァンダムの『プロテクター』とディズニーの『ティンカー・ベル』である。まずは『プロテクター』 バンダムの格闘アクションだけが見所で他の銃撃戦や武装バスとのカーチェイスなど演出がもっちゃりしていてまるでスピード感なし。敵役の元アメリカ軍兵士(アフガニスタンで無茶をやってぶっ壊れ麻薬ディラーに転進した)もおざなりなキャラクターで深みまったくなし(笑)。それでもなんとなく面白く見られたのはニューメキシコの国境地帯を守る国境警備隊が舞台となっており、毎晩のごとく体に麻薬を忍ばせたメキシコからの密入国者と対峙しなければならないという殺伐な雰囲気ゆえであろうか。意外とわたくし、こんな雰囲気の映画を好むのであります。

 ハイビジョン画質は黒の表情が素敵。グレイニーであり、ハイライトの伸びが今ひとつだったけれどもあのねっとりとした暗闇だけで僕は全てを許すことができる。AAC5.1チャンネルも上出来。多数登場する銃器の発射音を見事に描き分けてみせた。

 『ティンカー・ベル』 小品ながら良くまとまった作品で、しかもきちんと子供たちに対する教育的な内容になっているのが素晴らしい(皮肉じゃないっすよ)。ラストのウェンディ登場はまあ、分かっていたけれどもそれでもちょっと感動してしまったぞ(笑)。

 ハイビジョン画質はもうこの手のCG作品では恒例のごとくなってしまったが、「文句のつけようなし」の高画質。ああいう絵でありながらトーンジャンプがほとんど見られないというのも凄いことだ。AAC5.1チャンネルは情報量は多いけれどもちょっと低音の量感に不満があった。

 シャワーを浴びて録画しておいた「探偵ナイトスクープ」などを見てだらだら。書庫より昔の英会話学校のテキストを引っ張り出してきてちょっとお勉強したりもする。

 就寝午前2時半。今晩もすんなり眠れたぞ。

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2010年1月18日 (月)

1月17日(日) 『伊豆のオルドリン子』

 オルドリン駄洒落第2弾。西日本新聞のコラム 「ポンきちのNEWSここが知りたい 永住外国人選挙どうなる?」にええっ?と思うような記述があった。少し長くなるけれども全文引用させて頂く<西日本新聞 2010年1月17日 2面より引用開始>

 ポンきち 最近、永住外国人の地方選挙権という言葉を耳にするけど。

 記者 永住外国人というのは、日本に長期滞在する外国人で法相が永住を認めた「一般永住者」と、戦前から日本に住む在日韓国・朝鮮人などの「特別永住者」のことなんだ。民主党は、こうした人たちに地方自治体の首長や議員の選挙権を与える法案を国会に提出しようとしている。同党結党以来の主張で、与党の社民党のほか、野党の公明党、共産党も賛同しているんだよ。

 ポ 永住外国人は日本にどのくらいいるの。

 記 法務省によると、2008年松で一般永住者が約49万人、特別永住者が約42万人いるんだ。 

 ポ なぜ痴呆選挙権が必要なの。

 記 戦前、日本の統治下に置かれた朝鮮半島出身の在日外国人が多いという歴史的経緯もあるけど、何より、その地域で暮らしている人たちにとって、地方自治は生活に密着した問題だからね。永住外国人たちは「納税などで社会に貢献もしているので地方選挙権は付与されるべきだ」と訴えている。1995年には、最高裁が判決の傍論で永住外国人への地方選挙権付与は「憲法で禁止されていない」という判断を示したんだ。

 ポ 反対する人はいるの。

 記 自民党などには反対する人が多いよ。「国政と地方自治の境界は明確ではなく、外国人の投票行動が外交・安全保障政策に影響を与えかねない」と心配する人もいる。沖縄の基地問題などはその例といえるかもしれないね。
 憲法には公務員を選び、罷免するのは国民固有の権利だという規定がある。最高裁の判断が傍論でしか示されていないことから、「地方選挙権の付与は憲法違反」と主張している専門家もいるよ。

 ポ 海外ではどうなの。

 記 国会図書館の昨年11月の調査では、外国人に選挙権を付与する規定がある国は39カ国あり、うち26カ国が欧州。付与する権利の内容や条件は国によってさまざまだよ。アジアでは韓国が地方レベルの選挙権を付与している。
 また日本は原則として二重国籍を認めていないけれど、欧米では認めている国もある。「二重国籍が認められれば地方選挙権付与は大きな問題ではなくなる」という指摘もあるよ。

 ポ 民主党が賛成しているなら法案は成立しているんでしょ。

 記 ところが、民主党内も一枚岩じゃないんだ。同党の閣僚の中にも反対している人がいる。与党・国民新党の亀井静香代表も「賛成しない」と明言している。地方選挙権を付与する範囲も、民主党内では、日本と国交がある国か、それに準じる地域出身者とし、朝鮮半島出身者は韓国籍に限るという案が浮上しているけど、これにも賛否は分かれている。次の国会で成立するかどうか予断を許さないのが現状なんだ。

 (伊藤完司)

<引用終了>

 中立を装いながらもさりげなーく永住外国人選挙権(鳩山首相ははっきりと在日韓国・朝鮮人の選挙権と言っているのだからこんなごまかしの呼び方はいい加減やめたらどうか)容認の方向へ誘導する文章の芸を見よ(笑)。また、「次の国会で成立するかどうか予断をゆるさない」って、私には「早く在日韓国・朝鮮人占拠権じゃなかった在日韓国・朝鮮人選挙権が実現すればいいな。でも邪魔する奴がいるのがいまいましいんだよな」という風にしか読めないのですが、これは私の貧弱なる読解力ゆえの誤解なのでしょうか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯は3日に一度のアンリミテッドランチで膳のラーメン+替え玉。スープが妙に美味しかったのが不思議。その分麺に腰がなく、バリカタで頼んでもただただ硬いばかりであったけれども(笑)。夕食は鰤の刺身と豚汁、イカとサトイモの煮物。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『天使の眼 野獣の街』を見る。ハードボイルドな香港警察監視チームの面々に大興奮。この映画ではもうひとつの主人公チームとして宝石強盗団が登場するのだが、演出的にはもうまるっきり監視班という刺身のつま。監視班をカッコよく描くための道具なのである。その分、強盗団の首領を外面は穏やかそうだが、実は警官を殺すことに何の躊躇いもない大悪党にしておりバランスを取っているのだ。監視班の上司の頚動脈を刺して逃げた首領が自身のミスで垂れ下がっていた鉤に喉を裂かれて死ぬ皮肉なラストも大いに気に入った。

 ハイビジョン画質は発色があまり良くないのだがその分異様なまでに画面に立体感がある。俯瞰で街を見下ろしたショットなぞちょっとびっくりしたくらいである。AACステレオ音声はリアの音場情報が豊富で正確。5.1チャンネルなみである。音質もコンプレッスド・オーディオ・リストアラーの働きで実に品位が高い。

 その後シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「たかじんのそこまで言って委員会」 田島女史のアホな物言いに腹を立てて途中で見るのをストップ。削除してしまう。まったくもうあんな人をこれ以上テレビに出すのは勘弁して欲しいものだと本気と書いてマジと読むで思う。

 ひれひれ酔って気づいたらソファーの上で寝ていました。午前2時過ぎベッドに移ってすぐさまグー。

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2010年1月17日 (日)

1月16日(土) 犬のオルドリンさん

 アポロは月に行ったのだと言っても信じない、キューブリックはあんな映像撮影してないと言っても信じない、にゃんにゃんにゃにゃーん、にゃんにゃんにゃにゃーん、否定してばかりの子猫ちゃん、犬のオルドリンさん、困ってしまってわんわんわわん、わんわんわわん(アポロが捏造ってバッカじゃねーの、月にUFOがなんていうトンデモよりもタチが悪いや)

 「鬼太郎の「目玉おやじ」声優の田の中勇さん死去」(
http://www.asahi.com/obituaries/update/0115/TKY201001150326.htmlよ引用開始)田の中 勇さん(たのなか・いさむ=声優、本名田野中勇)が13日、心筋梗塞(こうそく)で死去、77歳。通夜は18日午後6時、葬儀は19日午前11時30分から東京都世田谷区砧2の4の27の東京メモリードホールで。喪主は兄田野中弘さん。 1968年から2009年にかけ、5度テレビアニメ化された「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズで、主人公の父親「目玉おやじ」を独特の甲高い声で演じた。07、08年の実写版映画でもCGキャラクターの目玉おやじに声をあてた。そのほかCMやナレーションでも活躍した。(引用終了)

 私にとってこの人の死は「目玉おやじ」というキャラクターの死と同義。この人の声以外の目玉おやじなど考えられない。この人の存在あればこそウェンツの鬼太郎という奇妙なものにのなんとか耐えられたのである。ご冥福をお祈りする。

 さて、明日は阪神淡路大震災発生以来15回目の1月17日。あまり知られていないことだがこの地震で大きく変わったものがある。それは熱帯魚飼育用のヒーター。地震以前のヒーターは通電中に水中から出されても壊れることはなかった。私も水換え時にヒーターの電源を切り忘れていて、水を入れなおした時にじゅっと音がして大いに慌てた経験が何度もある。私のようなうっかりものにはこのヒーターのタフネスが有難かったのだが、これが阪神淡路大震災では裏目に出た。あの大火災の原因の一つになったのではないかと推測されることになったのである。以来、熱帯魚用品のメーカーはヒーターを改良し、通電時に水から出た場合は自動的に断線する仕組みにすることになった。私のようなうっかりものには多少不便だけれども、これはもう仕方ない。地震で火災が起こるよりよほどましであるからだ。

 もうひとつ、これは確かなものではないけれども120~150センチ級の大型水槽が転倒しすぐ側で寝ていた人を押しつぶしたという噂もあった。実際、このような無茶な水槽の置き方をしているマニアはごまんといるようだし、私自身も福岡県西方沖地震(震度6弱)で満々と水をたたえた120センチ水槽(おおよそ250キロ前後)がずりずりと動くのを見て必死で抑えた経験がある。

 (その時の様子 2005年3月20日の日記より抜粋 いつも通りに出社、保険関係の書類を纏めていたと思いたまえ。一段落ついて、さあ、コーヒーでも入れるかと台所にたった瞬間、事務所が揺れた。「ふん、またでかいトラックが前の道路を通ったのだな」こんなことはしょっちゅうでそう気にもとめることではない。しかし、この揺れ、いつもと違って長い、長い、「どんなトラックじゃい」とツッコんだ時、激しい横揺れが来た。ここで初めて「地震だ!」しかも経験したことのない揺れ。 呆然としているうちに事務所の120センチ水槽がぐわらんぐわらん揺れ、あまつさえ水が満杯で250キロを超すそれがずりずりずりりと動き始めたのだ。やばい、このままだと水槽が倒れる。私はとっさに手を伸ばして水槽を押さえた。揺れはさらに激しさを増す。手で押さえた水槽はまるで洗濯物をいい加減にいれた脱水機のごとくがたがた激しく振動する。その振動で水がばしゃりばしゃりと飛び散ってもう事務所の床は水浸し、私も上半身ずぶぬれ。これ以上酷くなったら本当にやばい、死ぬ、死ぬ、死んでしまうと思った時、ようやく揺れが収まり始めた。外の様子を見るために飛び出したとき、初めて自分の足が震えていることに気がついたのだった。)

 だから単なる都市伝説とは思えないのだ。そして大型水槽に押しつぶされた人間の体は・・・、ああ、想像するだけでダメだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーグとコーヒー牛乳。昼飯に柔麺1把、夕食に出前の唐揚げと餃子、炒飯少し、スーパーで買ってきたネギトロ。ビール2缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『アンフェア 劇場版』を見る。ドラマの方は見ていないけれども、この劇場版が非常に粗雑でダメな作りだってことぐらいは分かる(笑)。なんだ、あの警察上層部の機密情報ってのは。どうしてそんな表に出ちゃいけないような情報がUSBメモリーにダウンロードできるようコンパクトに纏められているのだ。製作陣はマクガフィンという用語の意味を知らないのではないか。また警察病院の地下に強力な細菌兵器があるというのもむちゃくちゃである。東京都民の80パーセントを短時間で死に至らしめるほどの威力があって、しかもその解毒剤(ワクチン?まあ、良く分からん)はスタッフ用と政府要人用に少しあるだけ。これを使って警察は何をするつもりだったのだ。

 ラスト近くの裏切り3連発にも失笑。実は私が「ズドン!」、実は俺が「ズドン!」、やっぱり俺が「ズドン!」と同じような場面を繰り返すセンスの悪さに唖然とさせられたぞ。

 ハイビジョン画質は奥行き感の表現が凄い。ラストのヘリパッド上からの眺めが実に壮大で高所恐怖症のケがある人には酷であろうくらい。AAC5.1チャンネルの方は期待外れ。銃声などの効果音の種類が少なく全体的にビンボー臭い音場になってしまっている。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから『江分利満氏の優雅な生活』を見る。岡本喜八の映像テクニックで醸される奇妙なおかしさや同僚たちにお祝いの会を開いて貰い酔っ払った挙句、戦後昭和史の具現と化してぱーぱーと喋り捲り若き同僚たちを閉口させるユーモアが語られることの多い本作であるが、私が一番気に入ったのは父親の放蕩で艱難辛苦をなめた後の直木賞受賞の場面であった。自分には大した才がないと思いながらも必死に生きて家族を養っていこうという男、しかし父親はそんな男の思いとは裏腹に詐欺まがいの真似までして借金を増やしていく。これで追い詰められていく男の心情が悲痛きわまるものであっただけに直木賞の受賞が大いなる福音となるのである。

 家族全員で喜び会うその姿にちょっとほろりとさせられました。

 モノクロハイビジョン画質は柔らかな画調であるが解像度はしっかり取れている。黒の沈みも落ち着いていて好印象。ただ、受賞の記者会見で浴びせられたフラッシュの光にブロックノイズが出ていたのが残念。

 終了後午前12時過ぎから輸入DVDで『Undersea Kingdom 第11章 Flaming Death 』を見る。落下してきた瓦礫はわずかにコーリガンを外れたため、九死に一生を得ることができました。誰ですか、惜しいなんて言っているのは(笑)。彼は慌ててダイアナやビリーを探します。幸い二人とも無事でしたが、ああ、なんということでしょう、シャラダは瓦礫に押しつぶされて死んでしまったのです。

 また宮殿の外ではウンガ・カーン軍が勝どきを上げております。「我々はついに聖なる都市のやつらをやっつけたぞ」恐るべきことに聖なる都市の住民たちはコーリガン、ビリー、ダイアナ、モーラックの4人を残して全滅してしまったのです。なんという大虐殺か。

 意気揚々と引き上げていくウンガ・カーン軍。彼らの報告を聞いたウンガ・カーンも大喜びです。「これで邪魔者はいなくなった。直ちに地上へ出撃じゃ。ノートン教授、準備はできているか」教授はにやりとして「もちろんですとも。しかしもう一つ地上への海図が必要です。わしの潜水艇にありますのでそれを取ってきましょう」教授はハッカー司令官の護衛付でジャガーノート戦車に乗って潜水艇へ急ぐのでした。

 教授は隠しておいたリモートコントロールボックスを取り出し、ってコーリガンも違う場所に隠しておけよ(笑)、潜水艇を浮上させ中へ入ります。そして海図を持って出てきた教授、ハッカーに「このまま潜水艇を潜行させてしまいましょう。そしてリモコンボックスを隠しておけば奴ら、永遠にアトランティスから出られませんよ、ひひひひ」本当にこんな風に笑っています。ハッカーもにやにやして、「いや、もっといい方法があるぞ。ロボットを潜水艇の中に潜ませておくのだ。コーリガン、中に入ったらわあと驚くぞ、むしししし」「ハッカー司令官、あなたも悪ですなあ、ひひひひひ」 ハッカーは本当にロボット2体を潜水艇に潜ませ自分たちはウンガ・カーンの塔へと引き上げます。

 さてさて、彼らの目論見どおり潜水艇のところへ戻ってきたコーリガンたち。ビリーとダイアナを潜水艇に乗せておいて自分たちはノートン教授救出に向かおうとしていたのです。コーリガン、潜水艇が浮上しているのを見て「ややや、誰か潜水艇を浮上させている。怪しいぞ」彼はビリーに頼んで甲板を足で蹴って音を出させます。その音にロボットたちが気を取られている隙に別のハッチから侵入、あっという間にロボットたちをやっつけてしまったのです。

 さて、地上への出撃準備を整えるウンガ・カーンと部下たち。いよいよロケット・モーターの試運転が行われます。スイッチをがちゃりと入れると塔の底部に取り付けられた7本のロケット・モーターからゴーッ。炎が噴射されます。実験は成功したのです。ウンガ・カーン、いよいよ喜んで「よし、ついにわしが地上の支配者になる時が来た。全軍出撃じゃ」

 ところがここで突然、2体のロボットがアトムガンをウンガ・カーンたちに突きつけた。「わああ、ロボットが狂ったぞ」「一体どうしたのだ」皆さん、もうお分かりでしょう。このロボットたちはコーリガンとモーラックだったのです。彼らは倒したロボットの内部の機械を取っ払って中に潜り込んで塔に侵入していたのです。ロボットのコーリガンはディトマーに「やい、教授を元に戻せ。お前は信用ならんからウンガ・カーンも一緒にトランスフォーマーチャンバーに入れるのだ」哀れ、ウンガ・カーンは教授と一緒にチャンバーへ押し込められてしまいましたとさ。実に面白くなさそうな顔でリモコンボックスを操るディトマー。トランスフォーマーチャンバーのスイッチが入り教授とウンガ・カーンはたちまち白煙に包まれます。3分チンとされまして出てきた教授はやっと正気に戻ったようで「あれ、その声はコーリガン、なんでロボットの中に入ってんの」なんて言っております。安心したコーリガンは教授に状況を説明、ウンガ・カーンとディトマーをトランスフォーマーチャンバーに閉じ込めて逃げ出したのであります。出掛けにリモコンを踏み潰してしまったのでもはやディトマーにチャンバーを開ける手立てはありません。

 ロボットの中に入ったままのコーリガンとモーラック、そしてようやく正気に戻った教授はロケット・モーターを破壊すべく塔の底部へ。しかし、彼らの予想よりもよほど早くハッカーがウンガ・カーンとディトマーをチャンバーから助け出してしまいました。怒り狂ったウンガ・カーンは「直ちにロケット・モーターを始動させろ、奴らを焼き殺してしまえ!」リモコンを壊されたのでディトマーは手動でロケット・モーターを始動させます。たちまち唸りを上げるロケット・モーター。炎が噴出してロボットに入ったままのコーリガン、モーラック、教授を襲うのです。まず、高熱に耐えかねたモーラックがばたり。教授も意識を失います。最後まで頑張ったコーリガンですが、彼もまた倒れ付してしまったのです。

 次章へ続く。

 その後だらだらTV。就寝午前2時半。今晩もすんなり眠れたようだ。

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2010年1月16日 (土)

1月15日(金) ホグワーツ候補

 泡沫候補の駄洒落なんすけど、分かりますか。あー、本当に海自のインド洋補給活動やめちゃった!関係諸国から過剰なほどの賛美を受け、継続を求められているのにやめちゃった!危険が少なくお金も掛からず評価も高かったという実に日本にとって美味しい活動なのにやめちゃった!ある意味自民政権の最大級の外交的成果だったのに、政権交代だからとかなんとか言ってやめちゃった!そしてその代わりにアフガニスタンへの民生支援に5,000億円ぶち込むことになっちゃった!補給活動より予算が年間10~20倍余計に掛かってしかも国際社会からちゃんとした評価が与えられるか分からないのに友愛だとかなんとか言って決めちゃった!

 補給実績が減少していようがどうしようが、ちゃんと国際社会が評価している補給活動をやめるべきではなかった。これで5,000億円民生支援にぶち込んで補給活動より評価されなかったらどうするのだ。湾岸戦争の時、金だけ出した日本が当のクェートからすらソッポむかれた愚行を繰り返すつもりなのか。

 DVD-A1UDの目立たないけれども実に便利な機能。それはBD-R、BD-REに録画した番組のタイトルを表示してくれること。これが前使用機DVD-3800BDでは不可能だったのだ。通常のWOWOWや日本映画専門チャンネルHDの映画を見る分にはさほどでもなかったけれども、私の録画済みのBD-Rの中にはSDの「げんしけん」第一シーズン、OVA、第二シーズン全部の後にHDアニメ「神霊狩」を2話だけ入れたなんてものが存在するのである。「げんしけん」はともかくHDの「神霊狩」はプロジェクターで見たい。こういう時に番組タイトルの出ないDVD-3800BDではチャプタースキップで対応するしかなかったのである。しかし「げんしけん」はCMカットしている。ということはそのCMカットした分だけチャプターが打たれているということなのだ。チャプターの数が多すぎてチャプタースキップボタンを連打してもなかなか「神霊狩」にたどりつかねえ!なんてことになっていたのである(笑)。

 それがDVD-A1UDではどうか。メニューボタンを押して番組タイトルを表示させるだけでよろしい。カーソルを合わせてプレイボタン一発で「神霊狩」が見られるようになったのだ。この快感、実際に使ってみないとなかなか分からないと思いますよ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。体調は食欲が今ひとつなことを除けばほぼ常態に復した模様。あー、新型インフルエンザなんてややこしいことにならなくて良かった、良かった。食ったもの、昼飯にインスタントラーメン。昨日の夕食をほとんど吐き戻してしまったので(ゲーヨゲヨゲヨゲヨ ピノコの嘔吐)一つ、栄養を付けねばと思い生卵をぶち込む。葱もたっぷり入れた。この昼飯が重荷になったのか夕食はまた食が進まず炊き込みゴハン一膳と鯵の刺身を数切れのみ。ビールも飲まず。〆のコーヒーのみ如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ライラにお手上げ』を見る。女運のなかったアダム・サンドラーが運命的な出会いをし、これこそ理想の相手だと思い定めた女、ライラ。しかし結婚してみたらこれがとんでもない女だった。コカインのやり過ぎで鼻中隔に穴が開いていて豚のような鼾をかくわ、食ったもの、飲んだものを鼻から出すわ、ベッドでは「Cock Me!」(もっとぶち込んで!)と叫ぶド淫乱だわ、260万円の借金はあるわ、どうにも下品だわで、すっかり嫌気のさしたアダム・サンドラーは新婚旅行できたメキシコのリゾート地でこれまた運命の女 ミランダに出会うのだが・・・。

 ベン・スティラーは一見すると被害者なのだが、実は単なるヤリチン。結果的に3人の女の運命を狂わせているのである。特にラスト、ミランダが尋ねてきてからの彼は完全なロクデナシ。このあたりが上手くギャグに昇華されておらずなんとも後口の悪い映画になってしまっている。まあ、これもファレリー兄弟の意地の悪さの表れかも知れないけれども。あと、お得意の身障者ネタが松葉杖ついたホーボー一人だけだったのは映画の内容以上に不満でありました(笑)。

 ライラがなんだかややこしい物凄い体位を知っているくせに正常位が分からなかったり、アダム・サンドラーがメキシコからパスポートなしでアメリカに密入国しようとしてメキシコ人たちと行動を共にするうちにスペイン語がぺらぺらになり、父親から何か言われたのに思わずスペイン語で返事してしまったりというギャグには笑わされたのだが。

 ハイビジョン画質は濃厚な発色が魅力。解像度はさほどでもないけれどもリゾートの強烈な日差しを上手く表現している。AAC5.1チャンネルはあまりサラウンドとしての妙味はなし。その代わりBGMの品位が飛びぬけて高かった。

 シャワーを浴びてから輸入DVDで『Undersea Kingdom 第10章 Atlantis Destroyed 』を見る。不時着する飛行メカ。このショックでノートン教授が正気に返るかと思えばさにあらず相変わらず「わしゃ、ご主人様のところへ戻って仕事を完成させなければならんのじゃ」なんて言ってます。困った顔をするコーリガンとビリーです。おまけにこの墜落の模様をヴィジフォンで見ていたウンガ・カーンが「教授を取り戻せ」と命令。ハッカーに率いられた捜索隊が追ってきたではありませんか。

 大ピンチのコーリガンたち。しかしここはさすがのコーリガン、敵のチャリオットを奪ってビリー、ノートン教授を連れて逃げ出します。彼らはなんとかウンガ・カーン軍を引き離しぎりぎりのタイミングで聖なる都市への帰還を果たしたのでした。

 ハッカーから「教授たちを逃がしてしまいました」と報告を受けたウンガ・カーンは大激怒。「バカーッ」と怒鳴りつけます。「教授がいなければわしの計画が台無しだ。直ちに全兵力を集結して聖なる都市を攻略せよ!」ただちに聖なる都市を目指して進軍するウンガ・カーン軍!

 さて、聖なる都市では教授が相変わらず「わしをウンガ・カーン様のところへ戻しておくれ。遣り残した仕事があるんじゃ」と騒いでみんなを困らせております。シャラダは「ウンガ・カーンの洗脳は長くは続かん。そのうち元に戻る」というのですが、ちーっとも慰めなんかになりゃしません。そうこうしているうちに見張りが「あー、ウンガ・カーン軍がせめてきたぞ」直ちに迎撃の準備に入る聖なる都市であります。

 そして夜を待って総攻撃を開始するウンガ・カーン軍。梯子を城壁にかけて中へなだれ込もうとします。ジャガーノート戦車も大門に突撃をかまし破ろうとしております。対する聖なる都市は上から矢を射掛けたり、壁の穴から炎を噴出させたりして応戦するのですがなかなか敵に効果的なダメージを与えることはできません。

 ついにジャガーノート戦車が大門を破壊することに成功します。歓声を上げてなだれ込んでいくウンガ・カーンの兵士たち。これを見て慌てたシャラダはダイアナたちに「君たちはわしと一緒に来なさい」ところがこの時ノートン教授は隙を見て宮殿を脱出。城壁へ立てかけられた梯子を使って外へ逃げてしまったのです。彼は兵士たちに「わしをご主人様のところへ連れて行って下され」再びウンガ・カーンの塔へ送られる教授。この知らせを聞いたウンガ・カーンは大喜び。「よし、良くやった。これで聖なる都市は用済みだ。ミサイルで徹底的に破壊してしまえ」はて、前にディトマーに「ミサイル使うな、アトランティスの天蓋が破れて海水が落ちてきたらどうするんだ」と怒ってなかったっけ(笑)。まあ、いいか。

 ディトマーはリモコンでロボットに命令します。たちまち打ち出される有翼ミサイル。さらにまた一機の飛行メカが発進して、爆弾の雨を降らせます。どかーん、どかーんと激しい爆発に翻弄される聖なる都市。コーリガンは「あ、いけない、宮殿が危ない。みんなを助けなきゃ」宮殿に走りこむコーリガン。しかし彼の目の前でビリー・ダイアナ・シャラダは上から落ちてきた瓦礫に飲まれてしまったのです。「わあっ」と立ち尽くすコーリガン。しかしその彼の上から瓦礫がどどーっ。次章へ続きます。

 午後11時過ぎから今までちびちびと見ていたWOWOWハイビジョン録画の『コドモのコドモ』を見る。いや、これは一種のファンタジーというか、最後は想像妊娠でしたとしめるような映画じゃないかと思っていたのだがトンデモない、本当に小5の女の子が妊娠して出産するのである。妊娠した女の子は腹がぼこぼこに大きくなり動きも鈍くなっているのに周囲の大人たちは祖母一人を除いて誰も気づかない。級友たちはそんな女の子を気遣い?大人には知らせず出産の日が来るのを待ち構えているって、妊婦検診一度も受けないで出産なんてそんな無茶な。そして出産時にはフツーの番小屋で産婦人科医の父親が急患でいないからといってその息子が見よう見まねで赤ん坊を取り上げるのだ。これはもう無茶を通り越してグロテスクとしかいいようのない事態である。

 そしてその後学級担任の麻生久美子は子供たちに出産時の話をさせ「あなたたちはそんな大変なことを良くやり遂げたわねえ」と感動する。麻生久美子は好きな女優さんであるがこの時ばかりは「このアマ、何を考えておるんじゃ」と空手チョップを浴びせたくなった。妊娠・出産の過程において大人を介在させないことにこの映画の製作者たちは大きな意味を見出しているようだが、そもそもそれ自体がやってはならないことなのである。この私が言うのも何だが(笑)、出産なんてものは小学5年生の子供たちが力をあわせて頑張ったらできました、ばんざーい、ばんざーいというような生易しいものではないのだ。そしてあたかも子供たちの行為が素晴らしいことであるかのように麻生久美子に語らせる、これはあの「吉村産院を巡る一連の騒動 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/NATROM/20070707%23p1 参照のこと」を思いださせるものがあって不気味悪いこと夥しい(不気味悪いは松本零士先生が良くお使いになっていたギャグ。私が気味が悪いという表現を間違って覚えていたわけではないので念のため)

 漫画ならともかく実写でこういう映画を作っちゃいけませんぜ。

 ハイビジョン画質は解像度に不足があって全体的に甘い画調。薄めの発色は悪いものではないけれどもちょっとグレインが目立ちすぎたか。AACステレオ音声はDTS NEO6でサラウンド化してやるとなかなか良い雰囲気を出してくれる。

 その後だらだらTV。就寝午前2時半。今日は驚くほどすんなり眠れた。

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2010年1月15日 (金)

1月14日(木) ボーグは犬には弱いんだ、弱いんだ

 ラフォージ 「ピカード艦長、私はボーグに対する有効な攻撃手段を考案しました」 ピカード「ほう、大尉、言ってみたまえ」 ラフォージ「犬です、犬を使うんですよ」 データ「犬というと地球産の四足歩行の哺乳類だね。でもそれがなぜボーグに?」 ラフォージ「ほら、昔からこんな歌があるだろ、ボーグは犬には弱いんだ、弱いんだ」 ブリッジクルーの皆さん「・・・・・・・」

 東芝より待望のブルーレイレコーダーが登場。東芝ファンの皆様は欣喜雀躍、犬は喜び庭駆け回る、猫はこたつでまるくなる、ばんざーい、ばんざーいと思いきや、このブルーレイレコーダー D-BW1005K(VHS一体型モデル 1TB 14万前後)、D-B1005K(1TB 13万前後)、D-B305K(320GB 10万円前後)は他社よりのOEMだったというオチがついた(おそらく船井電機)。機能的にも東芝RD機の多彩な編集機能は搭載されておらず、しかもHD Recで録画したDVDディスクとの互換性も無い。編集についてはチャプターマークの追加・消去や、イン点、アウト点を指定したカット編集が可能だが、フレーム単位の編集やプレイリストの作成はできない。また、スカパー! 連携/CATV連携機能も備えておらず、RD-X9などで搭載していたUSB HDD録画にも対応しない。まことに中途半端という言葉を具現化したような製品である(笑)。

 特に酷いと思ったのがHD Rec規格の互換性を持っていないこと。そりゃ、DVD-R/RWへのハイビジョンMPEG-4 AVC記録「AVCREC」が使えることは使えるけれども、今までRD-X9なんかで録画したHDREC録画のディスクは見られないのである。今年秋以降に発売が噂されている本格的な東芝製のブルーレイレコーダーでは復活するかも知れないけれども現時点でHDRECユーザーは切り捨てられたに等しいシウチをうけることになるのだ。

 ああ、無情なり。まあ、私はブルーレイディーガしか使わないので関係ないですけどね。むしししし。

 東芝のぐだぐたぶりに比してソニーのプレイステーション3はやっぱり凄い。地デジをPS3の内蔵HDD、市販の外付けHDDに録画できるキットが発売されるぞ。(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100114_342212.htmlより引用開始) ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、PlayStation 3に接続することで、地上デジタル放送の視聴・録画が可能になる、地デジレコーダキット「torne」(トルネ/CECH-ZD1J)を3月に9,980円で発売する。「詳細な発売日は決定次第、改めて案内する」(SCE)としている。 また、250GB HDDを搭載したPS3と、「torne」をセットにした『「プレイステーション 3」地デジレコーダーパック』(CEJH-10010)を、同日に42,800円で数量限定で発売する。なお、250GB PS3単品(CECH-2000B/チャコール・ブラック)も、チューナ発売に先駆けた2月18日に34,980円で数量限定で発売される。 torneとPS3を、torneに付属するUSBケーブルで接続。さらに、付属のBD-ROMに収録された専用アプリケーションをPS3にインストールすることで、PS3から地上デジタル放送の視聴、録画が行なえるというレコーダキット。USBバスパワーで動作する。なお、複数台接続による2番組同時録画には対応しない。(引用終了)

 BD-R、REへの書き出しは不可能なものの、大容量の市販HDDを使えば地上波デジタル番組に対する最強のタイムシフターとなるであろう。こんな製品が出てくるとますます今回の東芝機の肩身が狭くなるな(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。食ったもの、昼飯に近くの定食屋でとんかつ定食。しかし、このとんかつ定食が悪かったのか食った直後から微妙な胃の不快感に悩まされるようになる。刺身、生野菜、カツ丼の夕食を食った後、ますますそれは酷くなりついに午後11時過ぎに便所に行って「エーヨエヨエヨ」(ピノコの嘔吐)と腹の中のものを全部吐いてしまう。これでだいぶ気分がましになったのだが、その後からだんだんと悪寒がして寒くてたまらなくなってきた。この時点で「いかん、これは風邪だ」と判断。風邪薬飲んでいそいでベッドに潜り込む。頭が熱で朦朧としているので何か地獄に引きずりこまれるような感じで寝てしまう。

 よほど酷くなるかなと思ったけれども午前3時過ぎに一度目を覚ましたら、風邪薬の効能あらたか。熱も下がり不快感もほとんどなくなっていた。その代わりまた眠れなくなり(笑)自室へ戻って一時間ほど「ザ・スライドショー 10」を見る。午前5時近くになってようやく眠くなってきたのでベッドに戻り朝までぐっすり。

 あ、こんな時でも夕食時にビール一缶飲みましたからね(笑)。でその後でレンタルブルーレイで『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を全部見ましたからね。

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2010年1月14日 (木)

1月13日(水) 『宇宙大怪獣ギアラ』

  みろ!ぼくたちのホルモンだ!みろ!ジュージュー焼けている! 先日見た『E.T.』 ラスト近く、エリオットたちがE.T.を円盤の着陸地点まで連れていく場面で「光線で(E.T.を)送ればいいじゃん」という奇妙な台詞があった。実際の英語の台詞はBeam Upであり、明らかに「スタートレック」の転送であるのだが、訳者の戸田奈津子先生がこれを知らなかったがためにこんなトンチンカンな台詞になったのだのである。まったく戸田奈津子先生は・・・というのは簡単だけれども、まあ、考えてみたまえ、これを正しく「転送すればいいじゃん」と訳したところでどうなる?アメリカ人にとって「スタートレック」とは常識に近いものであり(そ、そうか)この中で使われるフレーズ、Beam Me Up!Scotty」は有名を通り越して慣用句になっている(え、本当ですか)。だからアメリカでは「転送すればいいじゃん」でフツーに理解されるのである。だが日本でこの意味を理解できるものが一体何人いるか。オタク以外には絶対分からない。「転送」と正しく訳したところで混乱させるばかりである。だから戸田奈津子先生はあえていささか妙な表現になるのを承知の上で「光線で送る」としたのだ。

 戸田奈津子先生はとかくこのように台詞翻訳の際に「分かりやすさ」を重視する。先日くさした『アバター』のダイナマイト(笑)も考えてみればこれほど分かりやすい言葉もない。これが戸田奈津子先生があれほど映画界で重用される理由なのか・・・、と自分でもあまり信じてないことを言ってみると(笑)。

 本日は休み。午前9時半に事務所へ出てあれこれやった後、徒歩で天神へ。事務所を出るときは晴れていたのに歩き出して5分で猛吹雪(笑)。たまらず途中のコンビニで450円のビニール傘を買う羽目になった。ああ、450円、450円、もったいない、もったいない、どうせ降るのだったら事務所を出る前から降ってくれ、そうだったら450円の傘を買う必要はなかったのだとブツクサ言う。お前はそんなに450円が惜しいか・・・惜しい、惜しいともさって金がないってのはつらいですなあ。人間性までこんなにセコくなってしまいますからなあ。

 天神到着後はいつもの通り赤のれんでラーメン+小炒飯の定食。もちろん替え玉もしたぞ。その後はこれまた例によって漫画喫茶で漫画読み3時間。終了後ジュンク堂にて「ウチの場合は #11」を購入しまた歩いて事務所へ戻る。亀の餌やりなどをやってから午後4時半過ぎに帰宅。ワンカップをストーブに乗せて熱燗にし裂きイカをつまみにぐびりという非常におっさん臭い酒宴を楽しむ。

 夕食は母親が大手抜き。焼いたギョーザしかないという(笑)。しかも焦げているし。とほほと嘆きながら焦げ臭いギョーザをつまみにビール一缶飲んで後は卵かけゴハンで仕上げ。〆のコーヒーは如例。

 その後ブルーレイソフトで『ハリー・ポッターと賢者の石』を見る。このソフトはあまり出来が良くなく特に解像度の不足は致命的。画像が全体的にぼんやりしているというブルーレイソフトにあるまじき画質だったのである。ところがこれをDVD-A1UDで再生するとその評価は一変、確かに解像度の不足は否めないもののDVD-3800BDよりしゃっきりとして見えるのだ。そして暗部諧調はより一層細かく表現され全体的には黒つぶれのあった『不死鳥の騎士団』より画質的には良くなるのだ。

 こんなにキレイに見られるのなら続く『秘密の部屋』と『アズカバンの囚人』もブルーレイソフトをレンタルてこようかなと思ったくらい(笑)。いや、それどころか私の中で第3次ハリー・ポッターブームが起きそうな予感さえしているのである。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた『踊る!さんま御殿』 さんま師匠、陣内智則、本田泰人(どういう人なのかまったく知らない)の離婚組に「離婚は陽気にせなあかん!」(実際の台詞はちょっと違うけれども)。これを聞いた私は「もしさんま師匠がアステアオタクだったらきっと離婚は陽気にせなあかん!の次に『The Gay Divorce(陽気な離婚)』や!と言ったのだろうなあ」と夢想したのであった。

 その後プロジェクターを再起動させて日本映画専門チャンネルHD録画の『ゴジラ対メカゴジラ』を少し。田島令子の肉感的な唇がエッチだ(笑)。

 就寝午前1時過ぎ。

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2010年1月13日 (水)

1月12日(火) アッカーマンのてっぺんに毛が3本、毛が3本

 だけど、僕はコレクター。昨日のお買い物。ユニクロでスラックス2本、靴下4足、しめて5,000円(笑)。スラックスのうち一本は大冒険だがW85センチにする。私の適正サイズはW87ぐらいなので普段は88センチを買うところであるが、きついズボンを履いてればもっと痩せる気になるだろうと考えたのである。その後、山田電器にて石油ストーブを母親用に。これは5,980円なり。この買い物で598ポイントが俺のもの、今のポイントと合わせれば1,100円になるから現金を1,000円足して久しぶりにBD-REを買おうかと思ってほくそえんだのだが、このストーブ、現金特価でポイントなしだったのであった(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯はちょっと気が狂って牧のうどんでたまごうどん。卵だけではなくたっぷりのわかめと油揚げ半枚が乗った非常にリーズナブルなメニュー。これに取り放題の葱をしこたま入れれば栄養的にも申し分のない(?)ものとなってしかもお値段380円。例によってスープを吸った麺ががんがん増えるのでヴォリュームもたっぷり。安くて腹がいっぱいになってしかも栄養的にグッド。まさに理想的な昼飯だって、ずいぶんと持ち上げたものだねえ。夕食は鰤と鶏の鍋。生牡蠣、ハマチの刺身までついた豪華版。缶ビール2本飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後ブルーレイソフトの『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を見る。本当は『謎のプリンス』を見る予定だったのだが、ケースの中をみると本編ディスクがなかったという。年末に末弟家族に貸して、正月に返して貰っていたのだが本編ディスクだけあちらのプレーヤーの中に残っていると見える(笑)。

 久しぶりの『騎士団』であるが、この映画の見ものはやっぱりアンブリッジのお仕置きの凄さ。何度も書いていることだけどイギリス人てのは体罰やらせたら右に出るものはないね。たっぷりお金の掛かった魔法省内部も素晴らしく暗くて嫌なお話だけど(笑)、映像美だけで楽しめてしまうのであった。あ、ルシウス・マルフォイの大人げなさにも大笑いだぞ。なんであんなに子供相手に威張るんだ?

 もちろんDVD-A1UD、HD-550の組み合わせによる観賞は初めて。スキントーンの描写が細密で皮膚の生々しさに驚かされる。ただ暗部がちょっと潰れ気味なのは大きなマイナスポイント。サラウンドはリニアPCM5.1チャンネルであるが、DVD-A1UDの力かロスレス音声のような柔らかい音となっている。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「衝撃映像スペシャル」番組。「あんた、この人の財布盗んだでしょ」と見破られるやいなや、相手の若い女性二人をいきなり殴りつける中国人スリに爆笑。本当は笑っちゃいけないけど、こればっかりはどうにもなんないよ。若い女性相手にいきなり顔面パンチを食らわせるなんざどういう神経をしているのだか。サイレンを鳴らして交差点を通過しようとしている救急車に向かって突撃をかます自動車にも呆れた。中国四千年の知恵はどこにいったんだ。

 その後プロジェクターを再起動させていつものコース、「ウルトラQ」DVDとハイビジョン録画の『かもめ食堂』 「ウルトラQ」は「206便消滅す」を見たのだが、DVD-A1UDの高性能はDVDの限界を容赦なく抉り出す。諧調推移の荒さにはまいってしまうし、ブロックノイズや輪郭に薄い緑のじらじらが出たりする。アップの時はともかく引いた絵は「ダメだ、こりゃ」というレベル。「ウルトラQ」も早くブルーレイで出せと思ってしまうのである。

 就寝午前1時過ぎ。あー、寒いよ、寒いよ、寒いのがつらいー。

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2010年1月12日 (火)

1月11日(月) 麺通団ホステス

 客と話もせずうどんばっかり食っていたので1ヶ月でくびになりましたとさ。ところで元ネタの筆談ホステス、若い頃は結構グレていらしたそうだけど筆談ヤンキーとは言われないんですね。青森一の不良というレッテルの張り方がいかにもヤンキーらしくって微笑ましいんですけどね。他のヤンキーとタイマン張るとき、やっぱり筆談で「てめ、なんだ、コラ、やんのか」とかやっていたんじゃないのと思うともう笑えて仕方ないんですけどね。

 3月の日本映画専門チャンネルHDで『社長道中記』、『続社長道中記』、『香港クレージー作戦』を放送。ウウーム、クレージーキャッツ・植木等映画はもう少しペースを速めて欲しいなあ。この分だと前作放映されるまでに2年くらいかかってしまうのではないか。せめて一ヶ月に2本くらいにしてくれないかなあ。

 ディズニーよりいよいよ3Dブルーレイソフトの発売がアナウンスされた。第一弾は ロバート・ゼメキスの『クリスマス・キャロル』、『トイ・ストーリー3』、『アリス・イン・ワンダーランド』で今年10~12月の発売になるという。となると対応ブルーレイプレーヤーの動向が気になるところ。すでにこの時期にはPS3がファームウェアアップで3Dに対応しているだろうが、専用プレーヤーの具体的な発売スケジュールが今だ見えていないのである。できれば我が愛器 DVD-A1UDがアップグレードで3D対応(有償だってかまわないぞ)なんてことになったら嬉しいのだが・・・。

 まあ、ダメだったらダメでもいいけどな。あの高音質・高画質があれば3D非対応だって構わない。新たにPS3とか買ってそっちで3D映画を見るようにすればいいのだから。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に柔麺1把。夕食は出来合いの鶏天、刺身盛り合わせ、がめ煮。これでビール一缶を飲んでゴハンを一膳。鶏天はあまり美味しいと思わず。こういうのは揚げ立てを食べたいですな。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『E.T.』を見る。これは『20周年アニバーサリー版』じゃなくオリジナルの方(だと思う。だって、俺、この映画見るの初めてだから良くわかんないだよ)。この映画にはまったく食指が伸びず結局、今回が初めての観賞となった。そして見終わって「うん、まあこれは見てなくても良かったな」と思ったと(笑)。エリオットの学校生活などはほんのつけたしで友人たちとの関連も良く描かれないからラストの集団自転車飛行シーンに感動できない。あの政府機関は一体何?機密保持などまったく考えていないらしく衆人環視の元で家をビニールで封鎖しちゃったりしていたけど、これはさすがにまずいだろう、ETとエリオットの精神感応も中途半端。そして最大の不思議はなぜ干し柿みたいに白い粉吹いて死んだETがよみがえったのかということ。最初は政府機関の手を免れるために自ら仮死状態になり、迎えの到来を察知して正常に戻ったのかと思ったけれども、エリオットたちが無茶しなければ氷詰めにされてどこぞの研究機関に運び込まれて解剖されていたんだものなあ、死んだ振りした狸が熊に食われちゃうようなもので意味がないんだよなあ。

 あの母親がベッドの中のドリュー・バリモアに読んでいたベッドタイムストーリーが「ティンカーベル」 これは明らかにETの暗喩であって、この映画はファンタジーとしてみるのが正しいとは分かっているつもりでもやっぱり、これらの矛盾、ご都合主義的なところが気になってしょうがないのであった。

 たった今、思いついたネタ。『E.T.2』 27年の時を経て再び地球に飛来したE.T.があの可愛かったガーティが今やハリウッドの女帝になっているのを見てびっくり。さらに『E.T.』出演後のスキャンダルや、二度の結婚・離婚を知って「E.T.サプライズ!E.T.フォンホーム!」 え、あまり面白くありませんか、そうですか、すいませんね。

 ハイビジョン画質は27年前の作品とは思えぬ高画質。特に暗部情報の豊富さに驚かされる。暗闇の森の下生え(Yahoo!辞書大辞泉 国語辞書 した‐ばえ【下生え】 木の下に生えている草や低木)の見え方が非常にリアル。AAC5.1チャンネルもコンプレッスド・オーディオ・リストアラーの働きで鮮度が高い。高音が軽いという欠点はあるものの年代を考えれば十分にブルーレイに拮抗できるレベルではないか。

 シャワーを浴びて輸入DVDで『Undersea Kingdom #9 Death in the Air』を見る。戦車が門に突っ込もうとしたその時ビリーが叫びます。「モーロック、門を開けて」これが間一髪のタイミングで間に合い戦車はそのまま門を通過することになったのであります。

 まんまと聖なる都市へ侵入した戦車からハッカーと部下一人が降りてきましてアトムガンで人々を脅します。「みんな、指一本でも動かしたらこれで蒸発させてしまうからな」 ハッカーは部下を残して起爆剤を奪うために宮殿へ入ります。

 このピンチに立ち上がったのがビリー。彼は城壁をよじ登って外へ出ると戦車の後ろからそろそろと近づいたのです。見張り役の部下がぼけーっとして気づかないのをいいことにビリーは戦車に乗り込み覗き窓からナイフを持った手を差し出してコーリガンの縄を切ってしまったのです。縛めから解き放たれたコーリガン、未だにぼけーっとして気づかない部下に(笑)飛び掛ってあっという間にノしてしまいました。コーリガンはすぐに宮殿に入りシャラダを脅して起爆剤を取り上げようとしていたハッカーも捕らえるのでした。

 さあ、コーリガン、すぐさまこの戦車と捕虜にしたハッカーを使ってノートン教授奪取作戦を開始します。

 うおおおーんとヒステリックなサイレン音を響かせながらウンガ・カーンの塔に戻ってきた戦車。見張りの誰何に覗き窓を開けて顔を出したハッカーは「起爆剤を奪ってきた、早く教授のところへ持っていくのだ」起爆剤のチューブを受け取って嬉しそうな教授。「これでご主人様の野望はなったも同然」と研究室へ戻っていきます。しかしもちろん、このハッカーは戦車の中でコーリガンにアトムガンの狙いを付けられており、渡した起爆剤も真っ赤な偽物。コーリガンはさらにハッカーに部下を別の場所に行かせるように指示します。

 そして周囲に誰もいなくなったころを見計らって戦車から降りるコーリガン、おや、その後に続くのはビリーじゃないか、そんな子供をこんな危険なところに連れてきていいのでしょうか(笑)。いいえ、コーリガンはそんなこと気にしやしません。それどころかビリーにアトムガンを渡して「これでハッカーを見張っていてくれ。僕は教授を助け出すから」だって。ビリー、頷くと自分の体を干草の中に隠します。そうしてアトムガンだけ突き出してハッカーを見張ろうというのです。

 実験室へ急ぐコーリガン。その時教授はロケットモーターに起爆剤を入れようとしてようやくそれが偽物であることに気づきます。手伝いの兵士はあわててその起爆剤をなめてみて(オェッ)「なんだ、こりゃ、砂じゃないか、チクショー、騙された!」そこへコーリガンが踊りこみ兵士をぶん殴って失神させます。この時、教授はまたスパナでコーリガンを襲おうとしたのですが、さすがコーリガン、同じ手は食いません。逆に教授をどついて失神させてしまったのです。教授を担いでビリーのところへ戻るコーリガン。

 「後は脱出するだけだ」と思ったコーリガンたちですが、そうは問屋が許さないじゃなかった、卸さない。実験室で失神させた兵士が目覚めてヴィジフォンでウンガ・カーンに知らせたのです。カーンはディトマーに命じて戦車をリモートコントロールで発進させると「ふふふ、これでコーリガンめは逃げられぬ、さあ、捕らえるのだ」大勢の兵士たちが地下へ集まってきた。戦車もなくなったことだし逃げる手立てはたったひとつ。コーリガンたちはハッカーを解放して、エレベーターに乗り込んだのです。目指すは塔の最上階、そこに装備してある飛行メカで脱出しようというのであります。

 エレベーターが各階に止まるたびに扉を開いて外の様子を伺うビリー。「わあ、ロボットがいる」また上の階へ行って「わあ、今度はウンガ・カーンがいるよ」なんてやっているのがおかしい。ようやく最上階にたどり着いたコーリガンたち。追ってきた兵士たちをアトムガンで脅して下がらせると飛行メカに乗り込み飛び出したのです。

 猛スピードで空中を飛ぶ飛行メカ。ビリーは「わあ、これで聖なる都市まで一っ飛びだ」と喜んだのですがウンガ・カーンが黙って見逃すはずもなし。「ディトマー、ミサイルで打ち落とせ!」ウンガ・カーンの塔からミサイルが発射されます。ミサイルは飛行メカに見事命中。ばらばらにしてしまいました。

 次の瞬間、ばらばらになった筈の飛行メカが復活(笑)。急降下して大地に突っ込んだところで「次章 Atlantis Destroyed」へ続きます。

 その後今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『影の車』を最後まで。岩下志麻と加藤剛の交情があまりに細やかかつ、しつこく、おまけにいやらしく描かれすぎているのではと思ったのだけれども(笑)、それがあるからこそ、無表情な子供があれだけ恐ろしく見えてくるだから仕方ない。時折挿入される加藤剛の過去映像の使い方も上手くラストのオチは分かっていたのだけれども、それでもある種のショックを受けてしまった。松本清張の緻密な構成にこんな上手い演出が重なったらもう怖いものなしだ。

 ハイビジョン画質はやたらに解像度が高い。団地の建物のかくかくした立体感など昨今の映画にひけをとらぬぐらいである。コントラストも伸びておりこれもまた現代的。モノラル音声は多少歪みがあったものの、全体の品位を著しく損なうほどではなし。

 終了後だらだらTV。就寝午前2時半。今晩はなんとか眠れたようだ。

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2010年1月11日 (月)

1月10日(日) 「ハト派の王様」

 「王様はハト派だ!」いや、それは別にいいのでは。韓国LG電子がCESに3D対応プロジェクターを出品(http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20100111_341754.html)。LCoS光学系を二つもち、ワンレンズで投射する仕組みでその明るさがなんと2,500ANSIルーメン。我が愛機ビクター DLH-HD550の明るさが1,000ANSIルーメンなので実に2.5倍。3D投射時の実際の明るさは1,250ANSIルーメンになるとはいえアバック大商談会で使われていたような高輝度スクリーンなしでもプロジェクターによる3D(フルHD)投射が可能になるのではないかと思われる。7000:1というコントラストに不安は残るものの(笑)、これは実に画期的なプロジェクターと言えるだろう。そして真に注目すべきはこのプロジェクターがテクニカル・プレゼンテーションのためのデモ機ではなく今年の5月から約100万円で発売されること。現在のところブルーレイの3Dソフトには使えないものの、これもいずれ対応される予定だそうな。

 このプロジェクターの3D方式は2つの映像コアによって出力される映像の偏光方向を互いに違え、その映像をプリズム合成するもの(用いる眼鏡はパッシブ型の偏光タイプ)。多くのメーカーで採用されているフレームシーケンシャル方式ではないために実際の3D効果はどうなるのかという疑問は拭えないけれども、100万円でまがりなりにも実用的な3Dプロジェクターが手に入るのである。プロジェクターの3D化は思ったよりもずっと早くなるかも知れない。

 
仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日はアンリミテッドランチの日だったのでゆきみ家でミニカレーと醤油ラーメンのセット。今年はどうやらカレーラーメンはやらないらしい。残念。夕食は刺身の盛り合わせ、鶏の唐揚げ少し、生野菜。ビール2缶飲んで昨日の残り飯で作った炒飯を食べる。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『NIGHT OF THE CREEPS』(『クリープス』 1986)を見る。あの『ドラキュリアン』のオタク監督 フレッド・デッカーの監督デビュー作。登場人物の名前がクローネンバーグ、ランディス、キャメロン、ライミだったりするのがちょっとイタいが(笑)なかなか良くできた佳作SF青春ゾンビホラーである。

 まずナメクジ様の寄生生物が人間の中に潜り込む。すると人間はゾンビ化しうつろな目つきで歩き回ることになる。このゾンビは人を食わないのだがどうも耐久性にかけるようであっさりと死んでしまう。だから死なないうちに次の犠牲者を求めて人を襲うのである。退治方も一ひねりしてあってフツーのゾンビのごとく頭を銃弾で吹き飛ばすだけでは不十分。なぜなら死体から寄生生物が飛び出して逃げ去ってしまうからである。だから吹き飛ばした後に火炎放射器で寄生生物を焼き払わなくてはならないのだ。

 えー、そんなもん、最初っから火炎放射で焼いちゃえばいいじゃないかというツッコミはこの際なしね(笑)。

 冒頭は50年代侵略SFへのオマージュ、この場面のみモノクロという凝り様が嬉しい。本編はベータフラタニティの勝ち組学生と冴えない主人公が可愛いヒロイン(あまり必要のない場面でオッパイを見せる)を巡って対立するというありがちなストーリーなのだが、これを強引にゾンビジャンルにはめ込みむちゃくちゃな大騒動を見せてくれる。ライバルたる勝ち組学生があっさりとゾンビになって主人公に頭を吹っ飛ばされる場面が実に痛快だ(笑)。

 学生寮の地下室に蝟集した寄生生物(この特撮がまた気持ち悪いったらないのである)にそれまでたいした活躍を見せなかった警部が自分もろとも焼き払うラストも良く、大変に楽しめた作品であった。

 ハイビジョン画質は褒められたものではなし。大量のノイズが蠢き画面がざらざら。黒つぶれも散見された。5.1チャンネルサラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。存外にBGMなどの品位は高く、前後の移動感もあるけれどもやはり最新のサラウンドと比べられるものではない。

 シャワーを浴びてお酒。お供はみうら・じゅん いとうせいこうの「ザ・スライドショー9」 終了後プロジェクターを再起動させて何か見ようと思ったのだが、この前と同じく急速に眠気がさしてきて断念。午前12時前には寝てしまう。

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2010年1月10日 (日)

1月9日(土) 猊下をやめて

 私のために法王にならないで、もうこれ以上。Vantage-HDのファームウェアアップグレード無事成功。めでたく最新ファーム、Version 1.3.5Cに換装されたことになる。早速、HD-550でWOWOWハイビジョン録画の『マンマ・ミーア』を見てみたのだがありゃりゃ、映像信号表示が1080P/60になっちまったぞ(大笑い)。1080P/50という今ひとつ分からない信号より数段ましだが(そ、そうなのか)これは結局のところDVD-A1UDから送り込まれた1080P/24が2-3プルダウン処理されているということなのか。しかし、WOWOW映画冒頭のCG映像(小さな立方体が集まってHVだのHV 5.1の文字になるアレ)の奇妙な挙動はそのままだし、一体どうなっているのだろう。私みたいな浅学非才の人間にはちーっとも分からん。

 おかしいなあと思ってキャリバーのサイトを見てみたらありゃりゃ、例の(When the input is 24Hz or 24sfp frame rate and output display resolution is 720p or 1080p, there is now the facility to output at 24Hz frame rate, as well as using the normal choices of 50 or 59.94Hz)のファームはVersion 1.3.5で、二世代前のものなのだ。となると1080P/24を出力するにはこのファームを使わなければならないということなのか。フツー、最新ファームウェアといったらそれ以前のファーム内容を全部網羅しているものと思っていたのだが。

 ならばいっちょう思い切って
Version 1.3.5に換装してみるかとも思ったのだがキャリバーのサイトにあるファームウェアアーカイブからリンクが切れていてダウンロードできないという・・・。メールで「ワタシニVersion 1.3.5ノファームウェアヲクダサイ!」って頼んでみるか。

 先日見た『アバター』 戸田奈津子先生ったら
Explosiveをダイナマイトと訳しておられました。私は意外と戸田奈津子風翻訳に寛容な方なのですが、いや、ヒューマノイドを人間もどきと訳したのも「地球人側の差別意識が表れていていいじゃん」と思っているくらいで(笑)。でもね、それでもやっぱりダイナマイトはない。未来の世界にダイナマイトはいかんでしょう、ダイナマイトっていったらどうしたって「ダイナマイトがよ~ ダイナマイトが 150頓  チクショウ 恋なんて ぶっとばせ♪」で小林旭になっちゃうからね。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーにコーヒー牛乳。昼飯は柔麺1把。夕食は魚の煮付け、鯛の刺身、後は焼きソバ。ビール一缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『マンマ・ミーア』 単調な展開に恐ろしく退屈する(笑)。またメリル・ストリーブの旦那芸(旦那じゃないけど)にうんざりで、よほど早送りで見ようかと思ったくらいである。舞台栄えする話ではあると思うのだが、これを映画の枠に押し込めるのはちょっと無理だったのではないか。

 見ものはエーゲ海の美しい風景ばかりって、だったら俺は池田満寿夫の『エーゲ海に捧ぐ』を見るよって、ぜんぜん関係ないじゃん(笑)。

 ハイビジョン画質はややノイジー。だが透明感のある暗部表現が素晴らしくそうした欠点を十分にカヴァーしてくれる。AAC5.1チャンネルは音が軽い。ミュージカル映画としては物足りない音質であった。

 その後今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン映画『エネミーライン3 激戦コロンビア』を最後まで。テレビムーヴィーらしく低予算なのがバレバレ(笑)。ちょっと大きな爆発はCG処理だし、妙なアメリカ海軍のヘリコプターにも笑わされた。

 ただ、ストーリーは割りと良くできており特にコロンビア人のアメリカに対する屈折した感情を上手く使っているのが宜しい。まあ、実際にはコロンビア革命軍 (FARC) との対立路線を強化し、米国駐留軍をコロンビアから追い出したところで状況をより一層悪化させるだけだろうと思うが。

 シャワーを浴びて輸入DVDで『Undersea Kingdom #8 Into the Metal Tower』を見る。いかだと共に砕け散ったかと思われたコーリガンでしたが、実は爆発寸前に水中に潜っていたのです。ウンガ・カーンの兵士たちはそんなこととは露知らず「わははは、コーリガンをやっつけたぞ」と得意顔で引き上げてしまいます。

 その後水中からぬっと顔を出すコーリガン。彼をみたビリーは大喜びです。「あー、無事だったんだね、コーリガン、心配したよ」「ビリー、これで起爆剤は我々のものだ。ウンガ・カーンの計画は頓挫したんだよ。後はロケットモーターをぶっ壊して教授を救出するだけだ」コーリガンはビリーに「君はこのまま聖なる都市へ戻りたまえ。僕はウンガ・カーンの塔に潜入するから」

 ところがこれをウンガ・カーンがヴィジフォンで見ているという・・・。なんだ、本当に便利な機械だなあ(笑)。ウンガ・カーンはディトマーに命令します。「飛行メカを発進させてあの小僧を攫ってまいれ、あの小僧が起爆剤を持っている!」ぴゃーっと塔から射出される飛行メカ。第一話に登場したエンタープライズのような形をした奴ですよ。飛行メカはビリーを追いかけるのですが、ありゃりゃ間に合わずにビリーは聖なる都市に帰還しちゃった。意外と役に立たない飛行メカであります。

 さて、コーリガンは兵士たちに追われて洞穴の中に逃げ込みます。するとこの洞窟が塔の地下へ繋がっていたという・・・。この偶然によりやすやすと塔に侵入することができたのでした。

 ウンガ・カーンは教授と共にディスインテグレーターで地上へ地震攻撃を仕掛けております。ヴィジフォンでぐらぐら揺れて崩壊する建物を見て「ぬはは、ぬはは」と笑っておりますと部下が駆け込んできて「ウンガ・カーン様、大変でございます。あの小僧を取り逃がしてしまいました」「なに、それでは起爆剤が手に入らずわしの地上攻撃も不可能になるではないか」と、ここで教授が意外なことを言い出します。「ご主人様、なんなら私、起爆剤作りますけど」「作れるのか」「ええ、簡単ですとも」「それを早く言わんかい!」ウンガ・カーンは教授をげしと蹴り飛ばして「さっそく起爆剤を作るのじゃ」

 このあたりのやりとりはまるでコントですな(笑)。

 コーリガンは敵兵士たちをやり過ごして教授の実験室に向かいます。そこでは教授が一生懸命起爆剤を作っておりました。彼はコーリガンを見て「ウウーム、君は誰かね」「私のことを覚えていないのですか」と愕然とするコーリガンであります。しかし、ぐずぐずしている暇はありません。コーリガンは教授から起爆剤を作っていることを聞き出すと、今まで作った分や器具を暴れまわって破壊してしまいます。そして教授を無理やり連れ出そうとしたのですが兵士たちに見つけられてしまいました。懸命に戦うコーリガン、しかし、ああ、なんとしたことでしょう。教授がスパナを手に取るやいなやコーリガンの頭をがんっ!失神したコーリガン、捕らわれの身となってしまいます。

 ここで例のコミックリリーフの二人、ソルティとブリニー・ディープが登場。厩で働かされております。そろそろ逃げ出さなきゃいけないだろうってんで作戦を練る二人。一人が帽子の手品をやって見張りの目をひきつけた隙に後ろからがつんとやろうという算段。もちろん、この作戦が上手く行くはずもありません。帽子の手品を良く見ようとして近づく見張りに、ソルティ、「ダメだよ、近づいてきちゃ、ちゃんとそこにたってなきゃ、こんな風に」自分で立ってしまうという(バカ)。で、後ろからブリニーにがつんとやられてしまうというお粗末。

 コーリガンを捕らえたウンガ・カーン、「教授の作っていた起爆剤はこのバカのお陰でダメになってしまった。代わりにこやつを人質にして聖なる都市から起爆剤を奪うのだ」なんと、彼らはコーリガンをジャガーノートの戦車前面に縛り付けたのであります。そしてそのまま聖なる都市に進出。戦車から兵士がコーリガンに「やい、命が惜しければ起爆剤を出すように言うのだ。さもなければこのまま聖なる都市の門に突っ込むぞ。お前はぺちゃんこになるぞ」「やかましい、誰が言うか」

 怒った兵士、「ぬぬう、ならばぺっちゃんこになれ!」戦車がどかーんと門に突っ込みます。

 「第9章 Death in the Air」へ続く。

 終了後だらだらとTV、読書。午前2時半にベッドに入るものの例によって眠れず自室へ戻って午前3時半まで粘る。そして再挑戦、やっと眠れた。

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2010年1月 9日 (土)

1月8日(金) ヤフー元旦決済

 お支払いは元日までにヤフーかんたん決済でお願いします。Vantage-HDから1080P/24を出力できるようになると思われるファームウェアアップグレードプログラムを見つけた。Firmware Version 1.3.5(When the input is 24Hz or 24sfp frame rate and output display resolution is 720p or 1080p, there is now the facility to output at 24Hz frame rate, as well as using the normal choices of 50 or 59.94Hz 1080P/24が出力できるということだよね。間違っちゃいないよね) すでにキャリバーのホームページからアップデーターをインストールしているので後はUSBケーブル(ABタイプ)を接続し、パソコン画面上でアップデートをすればいいのだが、これには大きな問題が付きまとう。自宅にはネット接続のパソコン環境がないのでVantage-HDを事務所まで持ってこなくてはならないのである。

 
Vantage-HDは3.4キロという軽量の機械なのでこれ自体はまあ、なんとかなるのだがアップデートを完了させるためにはファクトリーリセットをかける必要がある。この処理のためにはVantage-HDをモニターに接続しなければならない。つまり、事務所のパソコンでアップデート、自室のモニターを使ってファクトリーリセットという二度手間になってしまうのだ。

 具体的な作業の手順は以下の通り。


 電源ケーブルを接続。本体の右ナビキーを押したまま、DC電源プラグをDC電源入力端子に差し込む。本体の電源表示LEDランプが赤く点灯したことを確かめて、右ナビキーをはなす。USBケーブル(ABタイプ)でコンピューターのUSB端子とVantage-HDのUSB Flash Upgrade 端子をつなぐ。コンピューターにインストールしたアップデーターを起動する。アップデーター画面の中の "Update Firmware"をクリックすると、アップデートが開始される。アップデートが正常に終了すると”the update has completed”と表示。 完了後はまず、DC電源入力端子に接続されているDC電源プラグを抜く。次いでUSBケーブルを抜く。

 ここで自室にVantage-HDを持ち帰りDC電源プラグをDC電源入力端子に再び差し込む。そのまましばらく待って、電源表示LEDが緑フラッシュから緑点灯に変わるのを確認(この間約1分)。もう1度DC電源入力端子に接続されているDC電源プラグを抜く。ディスプレー接続が外されている場合はつなぐ再び、DC電源プラグをDC電源入力端子に差し込むと、メニュー画面が現れる。ファクトリーリセットをかける。(メニュー画面からConfigurationMenuを出し、↓>>Factory reset>>→>>Yes を選択OKキーを押す) しばらく待って再起動されればアップデートはすべて完了。

 どうだ、面倒くさいだろう(笑)。それでも1080P/24がそのまま出力できるという機能は大変に魅力的なので近々試みるつもりでございます。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯はインスタントラーメン、夕食はカツオの叩き、豚のしょうが焼き、生野菜、豆腐とわかめの味噌汁。ビール一缶飲んでゴハンを一膳。

 その後輸入ブルーレイで『Righteous Kill 』を見る。『ヒート』以来のデニーロ、パチーノ共演作ということで話題を集めた映画であるが、ラストのどんでん返しにかなり無理があって(笑)とても手放しには褒められない。あの神父の件だって、デニーロ、パチーノの二人とも子供時代に世話になっていたという設定はでき過ぎであり、いかにもわざとらしいのである。

 ただ、デニーロとパチーノの組み合わせはやっぱり素晴らしい。いささかホモ的な湿っぽさを伴った二人の関係がラストで一転、緊迫感を伴った対決シーンになる流れで私はあまりのカッコよさにもう完全にノックアウトされてしまいましたよ。ちなみに今回の対決はデニーロの勝ち(うわあ、すげえネタバレ)。『ヒート』の敵を『Righteous Kill 』で討ったということでありましょうか(笑)。

 ハイビジョン画質はもう最近こればっかりだけれども文句のつけようがなし。映像情報の全てを抉り出すような描写力にただただ圧倒される。サラウンドはトゥルーHD5.1チャンネル。街中の喧騒音がリアル、リアル。距離感の表現が実に的確だ。エモーショナルなBGMも聞き応えたっぷり。


 終了後シャワーを浴びてから今度は輸入ブルーレイで『Undersea Kingdom #7 The Submarine Trap』を見る。ミサイルによっと吹き飛ばされたコーリガンとビリーは地上に落下。哀れ肉塊に成り果てて・・・という具合にはなりませんで、何とか切れたロープにしがみ付いて地上へ降りたのであります。そこへタイミングよく現れたのが勇敢なシャラダの兵士。彼はコーリガンとビリーを救出するためにチャリオットを駆りウンガ・カーン軍、ジャガーノートの封鎖を突破してきたのです。

 彼に助けられてコーリガン、ビリーは無事聖なる都市へ戻ることができました。

 さて、シャラダはコーリガンたちの報告を聞いて苦い顔をしております。「ウウーム、教授を助けられなかったのか、それではウンガ・カーンの塔にロケット・モーターを装備されてしまうぞ。地上の世界が危ない」ところがコーリガン、からからと笑って「ロケットモーターの始動には起爆剤が必要です。そしてその起爆剤は我々の潜水艇にしかありません。これを取ってきてしまえばロケット・モーターを使うことはできないのです」「そうか、じゃあ、さっそく潜水艇に行ってくれたまえ」

 ところがこのやりとりをウンガ・カーンの塔でディマーがヴィジフォンで盗み見ていたという・・・。彼はこの新事実をウンガ・カーンに報告します。ウンガ・カーンは「よし、ハッカーに命令して起爆剤を取りに行かせるのだ。コーリガンめに遅れを取るではないぞ」すぐに出撃するハッカー隊。

 もっともコーリガンとビリーはチャリオットですでに潜水艇を隠してある場所に到着していたのですが(笑)。コーリガンは茂みに隠してあるリモコンを使って潜水艇を浮上させます。彼はすぐに潜水艇へ乗り込み起爆剤の回収作業を始めました。ほとんどを運び出し、残りは後1本。ところが、この時ハッカー隊が到着したのです。コーリガンは携帯いかだを取り出して残った一本の起爆剤を乗せ海へ逃れようとしたのですが、そこへハッカー隊が激しい弓攻撃を浴びせます。物陰に隠れたビリーがはらはらしながら見守るうち、ついに起爆剤に弓が命中、大爆発したのでした。

 「次章 Into the Metal Tower」へ続きます。なんか、今回は短いですね(笑)。

 その後プロジェクターを再起動。日本映画専門チャンネルで録画保存していた『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』を見る。後半の強盗とのおっかけっこは面白かったのだが、怪獣島の場面がつらかったなあ(笑)。ミニラが巨大化すると丁度、画面の真ん中に彼の股間が来るのにも仰け反らされたし。

 子役の矢崎知紀、おもちゃ発明おじさんの天本英世は非常に良い演技をしているのだが、ミニラに全部もっていかれたようである(笑)。

 ハイビジョン画質はDVD-A1UD、HD-550の組み合わせの力もあって大変に素晴らしい。暗部の情報が切り落とされているような場面もあったけれども総じて抜け、発色の良い高画質である。川崎の工場群のディテールの表現にもびっくりさせられた。

 終了後、だらだらとTV。就寝午前3時過ぎ。

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2010年1月 8日 (金)

1月7日(木) 鬼にカネボウ

 カネボウ化粧品さえあれば何も怖いものなんてないさ。1月の米国盤ブルーレイソフト注文リスト。12月の時点でこの日記に記した注文予定と変わらず『クリフハンガー』 『ティム・バートンの9』、『第9地区』、ロブ・ゾンビの『ハロウィーンⅡ』、『パブリック・エネミーズ』の5枚となった。『パラノーマル・アクティビティ』にも食指が伸びたのだが、怖い映画は苦手なのでやめておいたって、『ハロウィーンⅡ』はどうなんだよ(笑)。

 国内版は1月22日発売の『サンダ対ガイラ』か。

 先日、寝ぼけ眼で朝のシャワーを浴びていた時、ふと自分の胸を見てびっくり。「わあ、右胸に茶色い大きな虫がいる!」でも良く見たらそれは自分の乳首だったという・・・。皆さん、世間には自分の乳首を見て驚いている人間がいるのですよ、知っていましたか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。昼飯は柔麺1把。夕食は鯵の刺身、鳥の唐揚げ、生野菜。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『レッドクリフ Part II/未来への最終決戦』を見る。やたらに仰々しい戦闘場面が宜しい(笑)。まあ、寡兵で曹操の砦を攻略するのはちょっと無理があるのだけれどもそこは映画ということで許しておきましょう。でも曹操を完全に追い詰めたのに「お前、帰れ!」はないだろう。ここで曹操を殺しておけば後漢の政治体制が崩壊することが確実であり、呉・蜀による天下統一も見えてくるというもの。見逃す理由などどこにもありはしないのだが。

 ハイビジョン画質はフィルムグレインの一粒一粒が見分けられそうな超高解像度(これはVantage-HDのシャープネス、ディテールエンハンサーを強めにしたことも関係していると思われる)。黒の粘りも実にフィルム的であり、映画館気分を満喫させてくれる。AAC5.1チャンネルは低音のキレが素晴らしい。DVD-A1UDのコンプレッスド・オーディオ・レストアラーの効果でブルーレイソフトなみの音となっている。

 終了後、ブルーレイの『AKIRA』を30分ほど。DVD-3800BDで聞いたTrueHD5.1ch (192KHz/24bit)も凄かったけれども、DVD-A1UDは当然ながらさらにその上を行く。一つ一つの音が非常に明快でありサラウンドの音場ながらその存在を強く主張してくる。いうなればサラウンドの中の音ではなく、音がいっぱい集まってサラウンド音場を形成しているという感じか。

 覚書。ブルーレイソフトの無圧縮リニアPCMステレオ音声にもコンプレッスド・オーディオ・リストアラーを使うことができる。もっともWOWOWのAACとは違ってオフの方が音質的には上だけれども(笑)。なお、ロスレス、リニアPCMで5.1チャンネルサラウンドのブルーレイソフトではオーディオリストアラーを使用することはできない。モードセレクターに表示もされなくなる。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいたテレビ東京の「でか盛番組」 でか盛料理を出しておけばいいだろ、これで視聴率取れるだろという安易な姿勢が仄見えて非常に面白かった(笑)。終了後、みうら・じゅん、いとうせいこうの「ザ・スライドショー」 ビーズで無理やり作った気持ち悪いピカチューやドラえもんは何度見ても笑えるなあ。

 その後プロジェクターを再起動して・・・と思ったのだが急速に眠くなってきたので断念。早々にベッドに潜り込む。

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2010年1月 7日 (木)

1月6日(水) 「押尾もピアノが弾けたなら」

 田中さんは鍵盤の上で死んでいたのでしょう。最低の駄洒落。品性下劣な人間でないととてもこんな薄汚い駄洒落は考え付かない。昨日の日記で触れたDVD-A1UDの1080P/24出力について分かった新事実。12月26日の日記で<ここでHDMIを1080P/24にチェンジ。映像プロセッサーのVantage-HDも間違いなくこの信号を認識しておりよっしゃと思ったのだがHD-550に映し出された映像は黒レベルが著しく低い真っ暗なもの。これではとても観賞不可能だ。映像調整で何とかならないかと思ったのだが、大変そうなのであっさり諦めて(笑)>の部分。実は1080P/24出力の映像の黒レベルは変わっていなかったのだ。1080P/24だけ他の出力解像度より黒レベルが低いなんてことはなかったのだ。なんと、この出力がVantage-HDに干渉して自動的に黒レベルのセットアップをオフから7.5 IREに切り替えさせていたのである。

 つまり、1月1日の日記で書いた<またVantage-HDの黒レベルセットアップをオフにして明るさを確保している訳だけれども、どうも補正しきれず微妙な黒が潰れているのではないかという疑惑がぬぐえなかったこともある。>は完全な私の錯覚であったのだ。一体なんということであろう、正月そうそう私の目は節穴であることを自ら天下に向かって公開してしまったようなものだ(笑)。

 ということで、これからは映画作品については1080P/24を中心にして使っていこうと思っています。

 本日は休み。トリアス久山のTOHOシネマズにあの『アバター』を見に行くつもりなのである。午前9時過ぎに事務所へ出てあれこれの仕事を片付け、コンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳で朝食。午前10時に車で出発。上映時間は午前11時45分からなのであるが、何しろトリアス久山は遠い。そして渋滞も酷い。今の時間なら1時間10分ほど掛かってしまう。それに30分程度の安全マージンを考えてこの出発時刻になったのである。けっして、「ああああ、早く、早く『アバター』が見たいよう、見たくて見たくていてもたってもいられないよう。よーし、ちょっと早いけどもう出発しちゃえ」なんてことではないので勘違いしないように。

 予想通り午前11時10分に到着。まずはインターネットで予約していたチケットを発見し一回目のトイレ。その後トリアス久山内のペットショップやブックオフで時間を潰し10分前に劇場へ戻って二回目のトイレ。その後入場するが、どうしても気になって予告編が始まった時点で一度出て三回目のトイレ(笑)。ちんちんを激しく手でしごき一滴の小便も残らないようにする。何しろ2時間40分の映画ですからな、途中で小便などに行きたくなっては一大事ですからな。

 そしていよいよ始まった『アバター』 ストーリーは期待していたほどのものではなし。テーマは「奴らは未開で野蛮人だけど、俺たち文明人が失ってしまった素敵なサムシングを持っているんだ(岡田斗司夫氏風)」という古臭いものであり、そうした意味では昔の南洋映画や『ダンス・ウィズ・ウルブス』、『ラスト・サムライ』と変わらない。実はこの視点自体が欧米人的な差別思想に他ならなかったりするのだが(笑)。

 また対する地球人側も単なる頭の悪い悪役に終わってしまっているのがなんとも残念。地球が荒廃しているとはちらりと語られていたが、それだけでは鉱物資源確保のために原住民の虐殺も辞さないという理由付けにはなりえない。ウェイランド・湯谷のごとくエイリアンを乗組員の誰かに寄生させて地球へ持ち帰らせ生物兵器として使おうなんてセコな企みではないのである。場合によっては一惑星の原住民、それも知生体を丸ごと虐殺しようというのだ、この鉱物を地球へ運ばなければ人類の文明が滅んでしまうくらいの危機的状況を設定するべきであった。このあたり、この間見たアニメ、『Battle for Terra』の方がよほど上手く処理されていたのではないか。

 そういう設定をきちんとしないから、石油を求めてイラクを攻めたアメリカのメタファーなどとトンチンカンなことを言う人が出てくるのである(笑)。

 3D映像は奥行き感の演出が非常に自然。雄大な自然や飛行場面でその威力が存分に発揮される。動きの早い戦闘場面のいくつかでは私の脳内処理が上手く行かず「何が何だかよく分からない」状態になってしまったけれども(笑)総じて3Dの技術は『ファイナル・デッド・サーキット』より数段上と言えるだろう。ただ、画面が暗い。先日の東京旅行の際に見たIMAXはもとより『ファイナル・デッド・サーキット』の時より暗い。そのせいで色彩が地味になっているような印象であった。

 終了後、いっぷくラーメンにてラーメン+替え玉の昼食。久しぶりなのでスープも残らず飲み干してしまう。午後4時に事務所へ戻り亀の世話など。午後6時過ぎに帰宅する。

 夕食は刺身盛り合わせ、塩鯖、正月の残りの肉を焼いたもの。ビール一缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『霧の旗』を見る。倍賞千恵子の存在がクローズアップされがちであるけれども、この映画で本当に上手いのは大塚弁護士を演じた滝沢修か。倍賞千恵子に偽証の撤回と強力な証拠であるライターの提出を求め路上で土下座までするその姿はひくつそのもの。しかしいったん、倍賞千恵子がOKを出すとすぐにもとの尊大さを取り戻す。もちろん、倍賞千恵子に大いに気を使ってはいるのだが、それでも隠し切れない尊大さが滲み出てくるのである。このあたりの機微が実に見事で上手い役者と、監督の巧みな演出が100パーセントかみ合った稀有な瞬間と言える。

 モノクロハイビジョン画質は暗部の情報があるところからすぱりと切り落とされている。ノイズも目立ちあまり好ましい画質とは言いがたい。音声も歪みがありちょっと耳障りであった。

 シャワーを浴びてお酒。プロジェクターを再起動させて「ウルトラQ 2020年の挑戦」とか『猟奇的な彼女』を見る。ああ、俺は幸せだ。就寝午前1時過ぎ。

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1月5日(火) 「ガンパパ島の頭脳線少女」

 他に「頭脳線行進曲」とか「頭脳線はやと」とか「頭脳線太郎」とか「頭脳戦仮面」とか。終戦直後の日本は深刻な食糧不足に襲われていた。それを解決するもっとも有効な手段は捕鯨。しかし、戦争で日本の捕鯨母船はほぼ壊滅しており、新たな母船として軍艦の採用が検討された。輸送船に装備されていたスロープが鯨を甲板上に引き上げるためのスリップウェイとして使えるのではないかと考えられたためである。そこで大洋漁業が第二復員省(元海軍省)の軍務第三課に「捕鯨に使うから軍艦使わせてください」と申し込んだのだった。

 この申請を占領軍は快諾、「よっしゃ、何でも使わせちゃあたい」と出してきたリストの一番最初に「バトルシップ・ナガト、三万三〇〇〇トン、八万馬力、ダメージ」と記されていたという・・・。申し出た方も「な、長門かい!」と仰天したそうな(笑)。なんか、凄くいい話ではないですか。まあ、結局、長門のような大戦艦は使いようがないので(笑)、実際は一等輸送艦になったけれども。

 この前例に習って日本の捕鯨船は退役した軍艦を使えばよかろう。そうすれば「鯨さまー、鯨さまー」と叫びながらツッコンでくるシーシェパードの抗議船なんぞイチコロですよ。

 (参考 http://obiekt.seesaa.net/article/137571056.html#comment http://www.d1.dion.ne.jp/~j_kihira/library/nanpyoyo/nanpyoyo1.html)

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に柔麺1把。粉末出汁をどすと入れて濃い目の味付けにすると腹が夕食まで持つのであります。夕食は鯛の刺身、生野菜、カレー。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!』を見る。オーウェン・ウィルソンがいつにもましてダメなのに大笑い。ただ、学園生活ものとしては主人公たちの追い詰められ方が半端ではなく、いや、何しろ母親の再婚相手が「俺もいじめっ子だった」と公言するマッチョバカだったり、母親そのものもいじめっ子にまんまと騙され意気投合して「これからもウチの子をお願い」なんて言ったりするのである。学校もイジメを見て見ぬ振りどころか、ちゃんと見ていじめの存在を知っているのに何もしてくれないのだ。

 この状況にはフィクションと分かっていても息苦しさを覚えるほどで、あのラストがあったにも関わらず私にはあんまり楽しめなかった。

 ハイビジョン画質は良好。また1080P/24出力に戻しての視聴。この時大変なことに気がついてしまったのだけれども、詳細はまた明日。5.1チャンネルサラウンドはやっぱり音場の広大さが凄い。コンプレッスド・オーディオリストアラーの威力には計り知れないものがある。

 シャワーを浴びてプロジェクターを再起動。今度はWOWOWハイビジョン録画の『ゼロの焦点』を見る。いやあ、この時代、英語ができるというのは必ずしもステイタスではないのだなあ。よほど上流の人間でもない限りその英語は進駐軍絡み、女性なら確実に米兵相手のパンパン、パングリッシュと思われてしまうからである。こうした風俗は現代の目からするとなかなか分かりづらいもので、今年公開のリメイク作ではどう処理しているのであろう。また、北陸の遠さも印象的。夜行列車で行くしか方法がなく、北陸の商圏を担当する営業マンなどしょっちゅう帰ってくる訳にはいかないので一ヶ月のうち20日出張しっぱなしということになる。ゆえに完全な二重生活が可能になるのだ。新幹線や高速、はたまた飛行機で日帰り出張もOKの現代ではとてもこうはいかない。

 意外と現地妻という存在は現代の交通事情では成り立たないのではないかと思うのである(笑)。いや、それでも作る人は作るのでしょうが。

 モノクロのハイビジョン画質は暗部の情報が豊富でべたりと潰れてしまうことがない。線路の敷石の細かさにも感動させられた。モノクロ音声は台詞の押し出しが良く小音量でもはっきりと聞こえてくれる。

 その後だらだらTV。就寝午前2時半過ぎ。

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2010年1月 5日 (火)

1月4日(月) 「裸の大中小」

 裸になるとモノの大きさにもいろいろあるって、わ、わかるんだな。なんだ、この駄洒落は(笑)。またまた、デノン ブルーレイプレーヤー DVD-A1UDの使いこなし術訂正。1月1日の日記で書いた<問題なのは<またAAC2チャンネルステレオの時、サラウンド化はもちろん可能だがなぜか、ドルビープロロジック IIxしか選択できない。>の部分。何を勘違いしたのか自分でも分からないけれどもAAC2チャンネルステレオ、モノラルの場合でもDTS NEO6 ドルビープロロジック IIxの両方が選択できるのである。>の箇所にまた間違いがあった。

 AACがモノラルソースの場合、
DTS NEO6 ドルビープロロジック IIxが選択できない。モード選択にこの二つのサラウンドモードが表示されないのである。古いモノラルのソースをサラウンド化してみてもたいした効果が得られないことは分かっているけれども、こうもあっさり割り切られるちょっと嫌な気分になりますな(笑)。

 そしてもうひとつ、
<そのDVD-A1UDだが、1080P/24から1080i/60出力に戻している。これはWOWOW録画の冒頭、小さな立方体がみょーっと飛んできて「HV」や「HV 5.1」の文字となるあれで、その動きに妙なガタつきが見られたため。またVantage-HDの黒レベルセットアップをオフにして明るさを確保している訳だけれども、どうも補正しきれず微妙な黒が潰れているのではないかという疑惑がぬぐえなかったこともある。Vantage-HDと1080P/24出力は相性が良くないのである(笑)。DVD-A1UDとHD-550を直結すればこの手の問題を回避することはできるだろうが、前にも書いたようにシステムからVantage-HDを外すと肝心の画質の品位が落ちてしまう。>この件に関してあるブログに有益な情報を見つけた。

 この動きのガタツキはDVD-A1UDと
Vantage-HDの組み合わせが原因ではなく、1080P/24出力特有の現象らしい。話題のスケーラー DVDO EDGEの1080P/24出力でも同じ現象が見られたというのである。この情報を受けてうちでもDVD-A1UDとHD-550を直結して1080P/24出力してみたらやはり該当場面でがたつきがある。1080i/60でHD-550に入力しフィルムモードで24化(逆2-3プルダウンで24コマを作り出すモード)してみたがこれも同じ。つまりVantage-HDと1080P/24出力は相性が良くないという結論は完全に私の早とちりであったのだ。ああ、Vantage-HDよ、すまぬ、すまぬ(笑)。

 もっとも、この挙動はフィルム作品以外の映像に限られ映画作品そのものには見られないそうな。ならば、私も
1080P/24出力を選択するべきか。そして1080P/24出力によって幾分犠牲になる暗部情報をガンマや明るさのパラメーターを弄って回復させるべきか。なんだかもう、いろいろ悩みはつきませんな。

 いちおう、今日から仕事始め。ぽんぽんと2件案内が入る。入居決定にはいたらなかったもののの、新年早々縁起がいいかな?朝食にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯は柔麺1把。夕食はパックのお寿司、正月の残りの数の子、ナスの味噌汁。缶ビールを1本。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『アトランティス』を見る。アトランティス発見までノーチラスや轟天号を思わせるメカ描写に感動させられたのだが、その後が今ひとつ。もろに『ラピュタ』みたいな話になってしまい、はなはだしく興ざめしてしまう。今さら、そんな説教なんか聞きたくありませんよ(笑)。

 ハイビジョン画質はもういつものことだけれどもまったく文句のつけようがなし。ディテールが浮かび上がってくるような細密描写にほとほと感心させられる。AAC5.1チャンネルも音場が広大。ひとつひとつの音の鮮度も高く低音の迫力も十分だ。

 その後日本映画専門チャンネルHDで録画しておいた『友子の場合』を見る。こ、これは映画で見るとつらいギャグだなあ(笑)。それに輪をかけてイタいのが動きにいちいちカートゥーンめいた効果音をつける演出法。まあ、ジム・キャリーの『マスク』みたいなものだ。元のギャグがつまらないから、この演出が物凄くうっとおしく見えてしまい視聴に忍耐を要する映画になっているのである。

 1時間ちょいの短い作品であることがこんなに嬉しく感じられる映画も珍しい。

 この映画はハイビジョン製作の筈であるが、エッジが異様に強調され、また酷くノイジー。奥行き感などにアドヴァンテージは感じられるもののあまり褒められた画質ではない。最初はアップコンバートかと思ったほどだった。ステレオ音声はキレイにサラウンドしてくれる。リアの音場がステレオのように感じられたのびっくりさせられる。

 午前12時過ぎから輸入DVDで『Undersea Kingdom 第6章 The Juggernaut Strikes 』を見る。トランスフォームチャンバーの中で煙に巻かれて苦悶するダイアナ。コーリガンは彼女を助けようと奮闘するのですが逆にディトマーに殴り倒され失神してしまいます。ああ、このままダイアナはトランスフォームチャンバーで3分チンされて教授のようにウンガ・カーンのことをご主人様って呼んだりするのでしょうか。そうなったらダイアナにはやっぱりメイド服を着てもらわないといけませんって、それは関係ない(笑)。

 意外なことにこのピンチを救ったのはビリーでした。モロックからダイアナを助けに行けと促されたビリー、途中で動作を停止しているロボット(ジャガーノート)を見つけましてこっそりアトムガンを拝借。それを構えてウンガ・カーンの部屋へ殴りこんだのであります。「おう、そこまでだ、動くな、ウンガ・カーン」彼はアトムガンで悪漢どもを威嚇します。「おう、そこの、レディをチャンバーから出すんだ」慌ててダイアナをトランスフォームチャンバーから助け出すディトマー、いかにアトムガンを持っているからといって子供相手に何をやっているんでしょう。それにビリーもビリーで、「レディ」とか言っちゃいけませんよ(笑)。そんな言葉遣いをしていたら不良になって「イーストサイドキッズ」の仲間入りですよ。
 トランスフォームチャンバーからよろよろ出てきたダイアナにビリーは「ダイアナ、早く逃げて!僕はコーリガンを守るから」うんと頷きすたこら逃げ出すダイアナ。うーん、いくらこまっしゃくれてると言ってもビリーはせいぜい12~13歳ですよ、そんな子供を置いて逃げ出すのはちょっとねえ。ダイアナはモロックに合流。彼と二人で馬を奪って逃げ出します。わらわらと二人を追う兵士。ジャガーノート隊の戦車も出撃。アトムガンをぼすぼす浴びせたのですが、すべて外れ。ダイアナとモロックは辛くもシャラダの聖なる都市へ逃げ込むことができたのでした。

 この時とうとつに挿入される愉快な場面。今まで完全に忘れ去られていたコミックリリーフのソルティとブリニー・ディープがウンガ・カーンの洞窟で働かされています。彼らはなんと第2話で捕まって以来ずっとこの洞窟で穴を掘っていたのです(笑)。彼らはツルハシででかい石をがんがん叩くのですがこれが硬くってどうにもなりません。「仕方ない、ダイナマイトを使おう」導火線に火をつけてぱっと逃げようとしたのですが何しろ鉄球に鎖で足をつながれているものですから3メートルも離れられない。「うわー、どうしよう、どうしよう」するとソルティが「まて、今、オレがいいアイデア出すから」といって頭を捻り始めたのです。その間にもどんどん燃える導火線。「うー、早く考えた方がいいと思うけどなあ」あせりまくるブリニー。さらにそこにウンガ・カーンの兵士がやってきまして、「こらこら、お前ら、さぼってはいかん。俺が厳しく見張るからきりきり働け」どかっとダイナマイトの上に腰を下ろす兵士。そしてついにダイナマイトが爆発します。ソルティ、ブリニー、兵士は折り重なって失神しているという・・・。長い割にちっとも面白くありませんでした(笑)。

 さて、ダイアナたちを追跡していた兵士が戻ってきてヴィジフォンでウンガ・カーンに報告しようとします。しかしヴィジフォンのスクリーンに映ったのは子供にアトムガンで脅されているカッコ悪いウンガ・カーンでした。しかし、この兵士はそんなことはおくびにも出さず「おい、ウンガ・カーン様が大変だ、みんなで助けに行くのだ」

 さあ、ビリー大ピンチと思いきや抜群のタイミングでコーリガン復活。彼はウンガ・カーンたちを縛り上げエレベーターのドアの隙間に剣をさして動かなくし、上ってきた兵士たちを閉じ込めてしまうのです。「よし、ビリー、逃げるぞ、教授を連れていくんだ」ビリーに無理やりひっぱられる教授、洗脳された彼はこの期に及んで「ご主人様の仕事がまだ残ってる、仕事を仕上げなければ」などと言っております。外に出たコーリガン、ビリー、教授。と、その時一体のジャガーノートが姿を現しました。ビリー、アトムガンを向けるのですがコーリガンにとめられます。「ビリー、アトムガンは人間専用だ、ロボットには効かん」さあ、どうしようとなった時、教授が近くの部屋のドアを開いて「ここに隠れよう」部屋に飛び込むコーリガンとビリー、しかし、教授、なんとドアを閉めて彼らを閉じ込めてしまったのです。「うひひひひ」と笑う教授(本当にそんな風に笑っている)。「これでご主人様のところへ戻れるぞ」

 一方、聖なる都市に逃げ込んだダイアナとモロック。モロックはシャラダにダイアナを「コーリガンと同じ地上人の仲間」だと紹介します。ダイアナはシャラダに「ウンガ・カーンの野望は地表の世界を征服することです。ビリーの父、ノートン教授が彼のタワーを地上へ上昇させる仕掛けを作っているんです」驚くシャラダ。そしてさらに飛び込んできた緊急の知らせ。聖なる都市はジャガーノート隊とその戦車、ウンガ・カーンの兵士たちによって包囲されていたのであります。

 ウンガ・カーンの塔では教授が「うひひひひ」と笑いながら(本当にそんな風に笑っている)、ウンガ・カーンとディマーの縄を解いております。コーリガンはビリーからアトムガンを受け取ってドアを吹き飛ばそうとしたのですがなんとエネルギー切れ。途方にくれるコーリガンですが、ビリーが窓の外を見て「あ、ロープが崖の上まで通じているよ、あれを渡れば脱出できるよ」このロープは風が吹いた時にウンガ・カーンの塔が倒れないようにするためのものですかね(笑)。まあ、そんなことはどうでもよろしい。ビリーを負ぶったコーリガン、脱出のために命がけの綱渡りを始めたのです。

 ところがすぐにウンガ・カーンたちに見つかってしまいます。ウンガ・カーンは「ディマー、奴らにミサイルを浴びせよ」塔の下部からミサイルが発射さます。一発目は外れたのですが2発目の爆風が見事、ロープを切断。コーリガンとビリーは谷底めがけてまっさかさまに落下したのでした。「第7章 The Submarine Trap」に続きます。

 その後だらだらとTV。就寝午前2時半過ぎ。

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2010年1月 4日 (月)

1月3日(日) 清張の家

 福岡県にあります。大変、残念なお知らせである。私、エロの冒険者は1月1日に放送された「大食い選手権 予選 2時間スペシャル」を録画しそこねたのである。たまたまテレビをつけたらやっていたので「げえっ」と驚き慌てて録画を開始したのだが、半分の一時間しか録画できなかったのである。最初、新聞を見てうっかり見落とし「ああ、また前みたいに福岡じゃ予選放送してくれないのだな」と思い込んだのが今回の悲劇に繋がったのであった。もう新年そうそうから悔やむことしきりである。願わくばBSジャパンあたりで再放送してくれないものか。

 そのテレビ東京「元祖大食い王決定戦」がついにDVD化(http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/event/dvd/t/drama/ogui.htmlより引用)。

 『元祖!大食い王決定戦 其の一 -新時代の幕開け-』価格 2,953円(税込) ◆主な収録内容 2005年春 「元祖!大食い王決定戦」関八州大食いの旅 2005年秋 「元祖!大食い王決定戦」信濃越後路爆食対決   ◆司会 中村有志 ◆主な出場選手白田信幸、西川廣幸、山本卓弥、曽根菜津子、泉拓人、岩田ミユキ 他新世代王者の誕生が、伝説の戦士たちの闘志に火をつけた。大食い新時代の幕開けとともに、かつてない熾烈な世代間闘争が繰り広げられる!!

 『元祖!大食い王決定戦 其の二 -新爆食女王誕生-』価格 2,953円(税込) ◆主な収録内容 2006年春 「元祖!大食い王決定戦」新爆食女王誕生戦 ◆司会 中村有志 ◆主な出場選手 曽根菜津子、岩田ミユキ、三宅智子 他伝説の女王赤阪尊子。その後継者の名誉をかけた闘いに美しき怪物たちが挑む!!史上初の女王戦。新爆食女王の産声とともに、女王時代の扉がいま開く!!(引用終了)

 このへんの大会はたしかDVDに録画しておいた筈だから、改めてDVDを買う必要はないか。これが20年前のクラシックな大会だと食指も伸びるのだが、肖像権などの問題があってまず発売不可能であろう。私がVHSで保存している大会で3位になった女の子が後から「私の映像使わないで!」と言い出したなんてこともあったというからなあ。

 さて、本日は休みの最終日。午前9時過ぎに起きてシャワーを浴び事務所へ。日記つけをだだだだだっとやる。その甲斐あって3日分の日記を付け終えたのだが駄洒落が一つしか思い浮かばずその分だけの公開となった。昼から徒歩で天神へ出かける。昼飯は今年初の赤のれん。正月の3日でしかも日曜日、絶対休んでいると思っていたのだが駄目元で行ってみたらなんと営業しているではないか。欣喜雀躍して店内に飛び込み、「お兄ちゃん、あ、今日はAランチやってないのね、んじゃ、餃子四個と小炒飯とラーメンのラーメン定食お願いね、麺はカタ麺で!」久しぶりの赤のれんのラーメンはいつも以上にずるずるびったんであまり美味しくなかった。でものどを鳴らし、目を吊り上げながら一心に麺を啜りこみあまつさえ替え玉までしてしまう。いやあ、満足、満足。

 その後はいつもの通り漫画喫茶。3時間の漫画読みのあとジュンク堂で「トンデモ超能力入門」(皆神龍太郎、石川幹人)を購い徒歩で事務所へ戻る。亀の世話やミクシィへの書き込み、年賀状の返事書きなど。午後5時過ぎに帰宅。

 夕食は昨日に引き続き何にもなし(笑)。数の子、がめ煮をつつきながらビールを飲み大量に余ったゴハンで作られた雑炊を2杯すする。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイでタランティーノの大ヒット作 『イングロリアス・バスターズ』を見る。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語の四ヶ国語を駆使して、緊張感のあるサスペンスを作り上げていくタランティーノの手腕に改めて驚かされる。特に第一章、ハンス・ランダSS大佐がユダヤ人を床下に匿っているフランス人農夫を追い詰めていくあたりのやりとりが圧巻。散々に脅されてついに目線で床下にユダヤ人家族が隠れていることを教える農夫。この場面、農夫と大佐は英語で喋っている。つまり、英語を解さない床下のユダヤ人家族は自分たちが裏切られ、殺されようとしていることが彼らの会話からは分からないのだ。

 農夫を真綿で締め上げるように追い詰めていく大佐。農夫はついに観念して涙を流しながら居場所を教える、このあたりのやりとりがユダヤ人家族には聞こえてはいてもまったく理解できない。こんな心臓が痛くなるような緊張感を味わったのは久しぶりだ。

 この第一章だけでもこの映画がただものではないことが良く分かる。

 その後もドイツ語を喋るイングロリアス・バスターズ隊員が妙なアクセントを疑われ銃撃戦になって全滅してしまったり、じゃあ、仕方ないから片言のイタリア語を喋るブラッド・ピットをイタリア人撮影技師に仕立てて劇場へ乗り込もう、どうせ、ドイツ将校でイタリア語なんか分かるやつなんかいないからへいちゃらよと思ったら、件のラング大佐が見事なイタリア語を披露してみせたり、とにかくこの言語を利用した演出が実に上手い。見ているものを胸がいたくなるほど緊張させると思ったら次に大笑いさせる。この緩急の付け方が自由自在なのだ。

 タランティーノってこんなに上手かったっけ(笑)。

 ハイビジョン画質はクールビューティ。解像度の高さとスキントーン表現の巧みさで私を魅了する。DTS-HDマスターオーディオはこれみよがしの派手なサウンドデザインではないが、銃撃戦、劇場の火災などで活躍。静かな場面と大音量の場面のメリハリに優れており、最初のヴォリューム設定に悩むことになる(笑)。

 シャワーを浴びて今度は日本映画専門チャンネルで録画しておいた『地獄の饗宴』 三橋達也が普段の彼のキャラクターに似つかわしくないピカレスクでハードボイルドな男を好演。その彼にまとわりつく団令子の悪女ぶりも好ましい。映画としては展開に無理がありすぎて、あまり高い評価を与えられないのだがこの二人のキャラクターだけで十二分に楽しめる。

 モノクロハイビジョン画質は素晴らしい。ハイライトが気持ちよく伸びており、昼間の場面でも車のボディに反射した光が飽和したりしない。解像度が高く50年近い前の映画とは思えないく奥行き感、立体感を出してくる。

 その後だらだらTV。就寝午前3時近く。

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1月2日(土) 「ゼロの笑点」

 春風亭昇太 新婚旅行にて失踪す!桂歌丸師匠は「あいつはねえ、せっかく結婚できたのにねえ、何やってるんだかねえ」昨日、電話で東京のT子、Y乃に新年の挨拶。Y乃、私が「あけましておめでとう」と言ったら「どうもありがとう」だって(笑)。「いやいや、そうしたらY乃もおじさんにあけましておめでとうって言うんだよ」と教えてやったけれども、何だか、実に心温まる出来事でしたねえ。

 本日は母親の実家の集まりに参加する予定。私は午前9時頃に起き出しシャワーを浴びる。朝飯を食おうかどうしようかと迷っているうちに時間がなくなり結局パス。K太郎を事務所へ連れていって亀の餌やり、温浴を見せる。K太郎、「うー、亀さん、亀さん」と興奮していた。

 午前10時から弟家族の車で出発。心配していた渋滞はほとんどなく1時間20分ほどで到着。先に到着していた親戚の皆さんにやあやあと挨拶し、ガキ共、い、いやお子様たちにお年玉を配る。それから中華、刺身盛の食事会。今年は不況のおりをもろに受けてしまいまして缶ビールが全部第3のビールになってました(笑)。

 飲んで食ってすぐに腹いっぱい。一時間ほどで食事会はオシマイ。後はだらだら話をしたりK太郎と遊んだりする。まあ、ここで重要な話なども出たのであるがこれはまったくプライベートな話なので詳細は一切明かせません。午後3時過ぎに実家を辞去。私と母は弟家族の車で近くの急行停車駅まで送ってもらう。

 西鉄電車に乗り込み40分。薬院駅からタクシーを使って午後4時過ぎに帰宅する。

 どすと疲れて自室に引きこもりまたDVD-A1UDでSACDを聞きまくり。終了後、映像関係のセッティングをやりなおしたりする。午後6時過ぎに夕食となったがもちろん、さほどの食欲はなし。数の子やおせちの残りで缶ビール1本飲んで済ませてしまう。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『築地魚河岸三代目』を見る。主演が大沢たかおだからあまり期待しないで見ていたのだが(笑)、なんだ、この映画意外といいぞ。原作の妻と英二の関係を大胆に改変し、腹違いの兄妹にして、べったべったの古臭い江戸前人情劇に仕上げた点がまずよろしい。あまりにも落語じみたストーリー展開であるのだが、それが逆に私のような人間にとっては心地よいのである。田中麗奈が井原剛に「にいさん」と呼びかける場面は思わず「30年前か!」とツッコミを入れつつも感動してしまったぞ。

 脇を固める伊東四朗、柄本明の存在感もさすがであり、作品全体に重厚な雰囲気を与えている。大沢たかおがちょっとアレだが、2010年公開の決まっている二作目も期待できそうだ。

 ハイビジョン画質はやはりスキントーンの描写に目を奪われる。AAC5.1チャンネルはリストアラーの効能アラタカ、築地城内の音場の広大さに驚かされた。

 その後はお酒を飲みつつ、また「マクロスF」 もう「ミスマクロス」まで来ちゃいましたよ。

 就寝午前1時過ぎ。

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1月1日(金) 「ヤンデレヤンデレ歌うスタジオ」

 こんな駄洒落を考えた私ですが、「ヤンデレ」がどんなものなのか、今ひとつ理解していないという・・・。えー、皆様、あけましておめでとうございます。このエロの冒険者、今年も素晴らしい映画、面白い映画、そんなに素晴らしくない映画、しょうもない映画、クズ映画を見て、見て、見まくる所存でございます。どうか、おつきあいのほど、よろしくお願いいたします。

 そういった口が乾かぬうちにまたDVD-A1U話(笑)。昨日の使いこなし術の一部に間違いがあったのでその訂正である。<昨日の日記より引用開始>この機能を試している時に気がついたこと。AACが5.1チャンネルの場合、DVD-A1UDのサラウンド機能は自動的にキャンセルされ、DTS NEO6 ドルビープロロジック IIxのサラウンドモード選択が表示されない。凄い、頭がいい(笑)。またAAC2チャンネルステレオの時、サラウンド化はもちろん可能だがなぜか、ドルビープロロジック IIxしか選択できない。ブルーレイソフトの2チャンネルステレオにはDTS NEO6 ドルビープロロジック IIxの両方が使用可能。<引用終了>

 問題なのは<またAAC2チャンネルステレオの時、サラウンド化はもちろん可能だがなぜか、ドルビープロロジック IIxしか選択できない。>の部分。何を勘違いしたのか自分でも分からないけれどもAAC2チャンネルステレオ、モノラルの場合でもDTS NEO6 ドルビープロロジック IIxの両方が選択できるのである。

 謹んで訂正をさせていただきます。
 
 そのDVD-A1UDだが、1080P/24から1080i/60出力に戻している。これはWOWOW録画の冒頭、小さな立方体がみょーっと飛んできて「HV」や「HV 5.1」の文字となるあれで、その動きに妙なガタつきが見られたため。またVantage-HDの黒レベルセットアップをオフにして明るさを確保している訳だけれども、どうも補正しきれず微妙な黒が潰れているのではないかという疑惑がぬぐえなかったこともある。Vantage-HDと1080P/24出力は相性が良くないのである(笑)。DVD-A1UDとHD-550を直結すればこの手の問題を回避することはできるだろうが、前にも書いたようにシステムからVantage-HDを外すと肝心の画質の品位が落ちてしまう。

 いろいろ考えた挙句の苦渋の決断なのだ。


 午前9時過ぎに起床。両親に新年の挨拶をしてから朝飯。元旦とは年に一度の朝酒の日なりということで、お屠蘇を二杯飲み、そして缶ビールに切り替える。つまみは数の子、板わさ。缶ビールは缶ビールでも500ml缶だったのでこの時点ですでに結構な酔っ払い(笑)。後はお雑煮。

 フハっとなって自室へ引き上げ元旦の能天気なテレビ番組を眺める。そのうちにうつらうつらなんかしちゃったりしてもう極上の気分。ああ、毎日が元旦だったらいうことはないのに(笑)。午後1時過ぎに事務所へ行きざっとネットのチェック。亀の餌やりなど。

 午後2時過ぎ、末弟家族が来訪。挨拶して第一甥っ子のK太郎にお年玉を上げたり一緒に遊んだり。K太郎、よほど知恵がついてきたと見えて私に向かって「おじちゃん、大好き」などと言う。おお、と目を細めているとK太郎、父親にも「おじいちゃん、大好き」、母親にも「おばあちゃん、大好き」 つまりはみんなにそう言っているのだな、この子は(笑)。

 午後6時過ぎに夕飯。末弟家族が持ってきてくれた肉で焼肉大会。セブンイレブンで買ったおせちもあるよ。ビールをがぶがぶやりつつ食べていたらもう腹いっぱい。あっという間に打ち止めが来てしまった。やはり、寄る年波に牛肉は厳しいですのう。

 飯の後はK太郎の誕生会である。K太郎、クリスマスでケーキを食べ、自宅での誕生会でケーキを食べ、さらに今日、ケーキを食べのケーキ三連荘でたいへんにご機嫌である(笑)。

 午後8時に私は自室へ引き上げWOWOWハイビジョン録画の『アメリカンガール/キットは名探偵』を見る。大恐慌での庶民の暮らしを具体的に描いているのにけっこうヘコまされる(笑)。不況で仕事を失った家族は鶏を買って卵を売って生計を立てるために、鶏が貧乏の象徴となっているのがおっかない。ヒロインの女の子が母親が鶏を飼いだしたのを見て、自宅を下宿屋にして頑張っているのにそれでもどうにもならないところへ追い詰められていると知るあたりはもうこんなおっさんでも胸が痛くなりましたよ(笑)。

 ホーボーの少年たちにかけられていた盗みの容疑が晴れ、真犯人が逮捕され、シカゴへ仕事を探しに行っていたお父さんも帰ってきて、ヒロインの記事が新聞に採用されて、一応のハッピーエンドにはなっているのだが、お父さんはいまだに無職だからなあ、この先、この家族がどうなるのか誰にも分からない。下手をすれば一年後くらいにはこの家族自体がホーボーになっていたりしてって、ファミリー映画でなんてことを考えるのだ。

 このヒロインは新聞記者志望。こういう女の子が長じて「SFシリアル」で主人公の邪魔をするおせっかいな女性記者になるのでしょうな。

 ハイビジョン画質は人物のスキントーンの描写に特徴あり。グラデーションが綺麗に表現されており、非常なリアリティを感じさせる。AAC5.1チャンネルサラウンドは積極的にリア音場を活用するタイプではないが、BGMの品位の高さに唸らされる。

 終了後、ブルーレイ 「マクロスF」にチェンジ。すげえ、すげえと2話分見てしまった。その後は久しぶりのブルーレイ録画『猟奇的な彼女』を1時間ほど。就寝午前1時過ぎ。

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2010年1月 3日 (日)

12月31日(木) ピルの街にガォー

 子供ができない街。なおもしつこくDVD-A1UD使いこなし術 第三弾。WOWOW等のAAC音声の取り扱いについて。ソースダイレクトをオフにして、圧縮音声(AAC、ドルビーデジタル、DTSなど)用の高域・低域補正コンプレスド・オーディオ・リストアラー Restorer96を使用する。5.1チャンネルサラウンドの場合は空間がぐっと広がり情報量もアップ。ソースダイレクト使用時より数段音の品位が上がる印象である。2チャンネル ステレオソースの場合はさらにサラウンドのDTS-NEO6を使用し5.1チャンネル化。こちらの音場も緻密になって前後の移動感は薄いものの、リア音場のリアリティがまして下手な5.1チャンネルをしのぐほどだ。

 これからはWOWOWで録画したハイビジョン映画を見るときはこのコンプレスド・オーディオ・リストアラー Restorer96使用が必須ですな。

 この機能を試している時に気がついたこと。AACが5.1チャンネルの場合、DVD-A1UDのサラウンド機能は自動的にキャンセルされ、
DTS NEO6 ドルビープロロジック IIxのサラウンドモード選択が表示されない。凄い、頭がいい(笑)。またAAC2チャンネルステレオの時、サラウンド化はもちろん可能だがなぜか、ドルビープロロジック IIxしか選択できない。ブルーレイソフトの2チャンネルステレオにはDTS NEO6 ドルビープロロジック IIxの両方が使用可能。

 なんだかやたらに複雑だぞ。でもこういうのを使いこなすのがまた楽しいのですよ(笑)。

 さて、2009年最後の日。午前9時頃てろてろと起き出し、シャワー。事務所へ出て日記つけ。事務所の床にざっと掃除機をかける。窓拭きなどはやらず。だって年末にビル清掃頼んだからもうぴかぴかなんだもーん。それから亀水槽掃除、えさやりなど。

 その後一時間半の大ウォーキング。自宅に戻って昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分の昼飯。あなたにも今年はずいぶんお世話になったねえ。それから自室に籠もってDVD-A1UDでSACDを聞きまくる。ドラムスのブラシワークの表現が素晴らしくなでたりさすったり、叩いたりしている様が見えるようだ。午後4時過ぎから缶ビールを1本。フハッっとなってしばし居眠り。実にキモチがよろしい。

 夕食は業者の方から頂いたタラバガニ半身。ゆでたてでつやつやの白い身を殻からえいえいと穿りだしぱくりとやると、こらまた、美味いねえ、この世の天国だねえ。ビール一缶飲みながらカニ食っていると何か自分が王侯貴族になったような気がするねえって、そんなに大げさなことですか(笑)。

 もうカニだけでお腹一杯になったカニ。げっぷまでカニ臭くなったカニ。後の年越しそばが本当につけたしになってしまったカニ。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『その男ヴァン・ダム』を見る。ヴァン・ダムが故郷の町で郵便強盗? 実際には郵便強盗に巻き込まれたヴァン・ダムが諸般の事情により警察やマスコミに犯人と勘違いされたというストーリーである。かなり奇抜なアイデアで、なかなか見ごたえのある作品となっている。ただ、劇中でヴァン・ダムが「スターになること、スターであり続けることの苦悩」みたいなモノローグを延々やるのはいかにも興ざめ。ヴァン・ダム自身は「やー、おれもスターになっていろんなことがあったなあ」くらいのキモチでやっているのだが、監督の意図は明らかに「落ち目のスターがイッチョマエに悩んでいる」というおかしさを創出することにある。このギャップがあまりに大きすぎて(仕掛けの上手さは認めざるを得ないけれども)ちょっとヴァン・ダムが可愛そうになっちまうのですな。

 ハイビジョン画質はあまり良くない。グレインが残りすぎていて画面がざらざらとしているし、コントラストもハイライトが伸びない地味な映像だ。意図的な画質だと思われぬこともないのだが、こう汚くてはその効果以前に見るのがいやになってしまう。

 AAC5.1チャンネルは最高。前述のコンプレスド・オーディオ・リストアラー Restorer96の効果でAACとは思われないほどのキレのある低音を楽しめる。

 シャワーを浴びて今度はこれまたWOWOWハイビジョン録画の『真木栗ノ穴』を見る。アパートの壁に空いた穴から怪奇と幻想の世界に誘われる主人公というかなりオールドスタイルのホラーである。主演の西島秀俊が万年筆で原稿用紙にしこしこ書いていくという古臭いイメージの作家を演じており、へたをすればトンデモ映画になりかねないのだが・・・、これが意外と面白かったのですなあ。じじむさい(失礼)西島秀俊のイメージを上手く使っているから、この小説家のキャラクターにわざとらしさがない。びっくりするほどハマっているのである。また、途中の艶笑小話めいた展開で笑わせておいて、最後のおちでぱっと怖がらせる展開も巧みだ。

 ハイビジョン画質はHDカメラ撮影(Panasonic HVX200という小型HDデジタルカメラ)のゆえか非常に鮮烈な発色が楽しめる。
ただ黒はしっかり沈んでいるものの透明感がありすぎで、ちょっと不自然。もう少しフィルム的な粘りが欲しかったところだ。

 AACステレオ音声。もちろん、ドルビープロロジック IIxを使用。ステレオとはとても思えぬほどの広大なリア音場に一驚。実際聞いたらみなさん、びっくりしますですよ。

 終了したらもう午前1時過ぎ。カウントダウンも何も見なかった(笑)。その後ぼーっと過ごして午前4時過ぎに就寝する。

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