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2010年2月22日 (月)

2月21日(日) 「アンドロイド坊やは人気者」

 どんな坊やか。大好評を頂いている(ウソ)SFシリアル 『Radar Men from the Moon』のレビューも次章でおしまい。しかし、私の買った「Classic Sci-Fi TV - 150 Episodes 」DVDボックスセットにはまだまだ他のシリーズがある。さらにシリアルではないけれども国内盤DVDの『カルティキ 悪魔の人食い生物』、『顔のない悪魔』、『アボットとコステロの凸凹巨人退治』も控えている。いや、本当に全部見るまでどれくらいかかるのだろう。死ぬまでに間に合うか(笑)。

 このシリアル(連続ドラマ映画)でちょっと考えたネタ。シリアルはその作劇の性質上ミステリーやSF、アドベンチャー、ジャングルもの(笑)にカテゴライズされるものが多いようである(http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_film_serials 参照のこと)。確信はないけれどもシリアルの大ピンチ!次章で解決!というスタイルでなかなか恋愛ドラマというものは作りづらいのではないか。

 私はそこであえて、シリアルの大ピンチ!次章で解決!というスタイルで恋愛ドラマを作ったらどうなるかをシミュレートしてみようと思うのである。

 ああ、恋人が他の女と抱き合っている! 次章へ続く。

 実はその女が病気でふらついたところを支えただけであった(「マクロスF」か)。

 アパートに帰ったら暗闇の中から誰か飛び出してきた、ひいい! 次章へ続く。

 実は恋人と友人たちが開いてくれた誕生日のサプライズパーティであった。

 恋人が不治の病と診断された!次章へ続く。

 実は医者の誤診だった。

 突然の吐き気、妊娠か!次章へ続く。

 実は悪いものを食べただけだった。

 強姦魔に襲われた!次章へ続く。

 実は強姦魔は突然の勃起不全に襲われやられずに済んだのだった。

 あ、あれ、考えた時はもうちょっと面白くなる筈だったんだがなあ(笑)。

 LD決別宣言!プレーヤーはともかくとしてLDソフトを本気で処分しないことには増え続けるブルーレイソフト、録画済みBD-R、REをどうすることもできん。新しいソフトラックを買おうにもそれを置く場所がないのだ!ということで今、BW-800に『ガメラ3』LDボックスの映像特典をダビングしているところであります。

 他に『ガメラ2』LDボックス、『オズの魔法使』の超弩級LDボックス「ウルティメイト・オズ」(輸入版)の映像特典、2枚の「リノエアレース」もの、アステアやジュディ・ガーランドのDVDで買ってない諸作品などをダビング予定。終わったら引き取りに来てくれる中古屋で一括処分だ。しかし、こういう中古屋さんというのは輸入レーザーディスクも引き取ってくれるのかしら。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯は抜いた。夕食に鯛の刺身と出来合いのトンカツ、生野菜たっぷり。ビール2缶、ゴハン2膳。〆のコーヒーは如例。

 それから日本映画専門チャンネルでハイビジョン録画しておいた『ブラック・ジャック 2人の黒い医者』を見る。製薬会社がサタンという細菌兵器を作り同時に治療法を確立して世界を征服!といういささか古めかしい陰謀に苦笑。2005年の作品とはちょっと思えませんなあ。

 また、出崎監督の劇場版と同じくこの作品でもブラック・ジャックの人物像が手塚治虫の意図したものとはまるで違っているのではないかと思う。本来のブラック・ジャックは強いニヒリズムを湛え、またその判断基準は多分に独善的であって決して正義ばかりの人物ではない。このような複雑な人物を今日的な分かりやすいヒーローに再構築する行為にはどうしても違和感を抱かずにはいられないのである。

 ハイビジョン画質はなかなか宜しい。埃やゴミが目立つけれども発色が濃くて絵に力がある。もっとも爆発シーンなどで盛大にブロックノイズが出ていたが(笑)。音声はAAC5.1チャンネル。ダイナミックレンジが狭く音の一つ一つに迫力がない。サラウンドの情報量はなかなかのもの。

 シャワーを浴びてお酒。お供は川口浩探検隊DVD「恐怖の死闘!猛毒ハブ異常大群団の謎を台湾秘境洞穴に見た!!」のコメンタリー。この台湾ロケではとにかく雨が多くて靴がぐちゃぐちゃ。「気持ち悪かったなあ」という言葉に実感が籠もっていて笑う。また探検隊のユニフォームはロケから帰ってきたら洗濯などせずそのまま倉庫に放り込まれる。それを次のロケにも使うものだから大変に「クサかったそうな」洗濯すればいいのだが、忙しくてその暇もなかったらしい。

 蛇ものロケで恒例となっている火あぶり蛇捕獲作戦。聞き手が「現地でもこうやって蛇を捕っているんですか」と聞いたら、当時のスタッフの皆さんが黙り込んでしまったのにも大笑いである。

 その後プロジェクターを再起動させて何か見ようと思ったのだが、急速に眠くなりソファの上で沈没。午前2時過ぎに目覚め、ベッドに入って改めてお休みなさい。

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コメント

 こんばんは。ぼくはかつて予告編集の中で
見た連続活劇(『フラッシュ・ゴードン』
『タイガー・ウーマン』など)にひかれて輸入盤LDを幾つか買いこんだことがありました。

 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の
ボートチェイスのシーンが昔テレビで見たアメリカ映画のワンシーンによく似ていると思ったら、ジョージ・ルーカスが「『ディック・トレーシー』のシリアルからパクッた」みたいなことをコメントしてたので、「これだ」と思いました。昭和40年頃、ぼくがTVで見たのはシリアル版『ディック・トレーシー』(再編集版)のO.A.だったんですね。

> シリアルはその作劇の性質上ミステリーや> SF、アドベンチャー、ジャングルもの
> (笑)にカテゴライズされるものが
> 多いようである

「連続活劇」と呼ばれた所以ですね。因みにミニチュアの完成度は高かったようで、ライデッカー兄弟の特撮はアカデミー賞の候補にも挙がったそうです。候補にとどまって受賞にいたらなかったのは、リアルすぎて特撮だと思ってなかったアカデミー会員が多数いたからだとレオナルド・マルティンが解説していたビデオを見たことがあります。

> 恋愛ドラマを作ったらどうなるか

 すれ違いの連続だったメロドラマがそれに
近いスタイルだったと思います。

投稿: 映画虫 | 2010年2月28日 (日) 02時14分

 すれ違いの連続ですか。それだと視聴者にすぐ飽きられるような・・・。

 もっともフツーの活劇シリアルも車が崖から飛んだり、飛行機が地上へ突っ込んだり、ぼかんと爆発したりの連続ですけどね(笑)。

投稿: エロの冒険者 | 2010年2月28日 (日) 17時55分

> 視聴者にすぐ飽きられる

 それでも、『君の名は』はラジオドラマの
放送時間に女湯をカラにしたそうです。
 ちなみにそのSM版が『君の縄』だとか。

投稿: 映画虫 | 2010年2月28日 (日) 22時26分

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