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2010年2月28日 (日)

2月27日(土) 露出の限界

 オッパイぐらいまでなら・・・。一応、ロシュの限界の駄洒落です。ロシュ博士、あなたの理論をこんな下らない駄洒落に使ってごめんなさい、ごめんなさい。

 例のトヨタの車が急加速して止まらなくなったのよ、オー・マイ・ゴッドおばさん(http://megalodon.jp/2010-0225-0831-05/www.afpbb.com/article/economy/2701135/5392928より引用開始)【2月24日 AFP】23日に行われた、トヨタ自動車(Toyota Motor)のリコール問題を調査する米下院公聴会1日目。この日は元ソーシャルワーカーの女性が証言に立ち、高速道路でトヨタのレクサス(Lexus)を運転中に時速100マイル(約161キロ)で制御不能になり、夫に別れを告げる電話をかけたことを涙ながらに語った。 米テネシー(Tennessee)州のロンダ・スミス(Rhonda Smith)さんは、2006年10月に起きたこの出来事の際、死を覚悟したと証言した。 

新車の「レクサスES 350」で高速道路に合流したところで、スミスさんは突然、時速70マイル(約113キロ)から100マイルへの不可解な急加速を体験した。必死でサイドブレーキをかけ、ギアをバックに入れたが、速度は下がることなく車は高速道路を疾走した。「車が最高速度まで加速していくと思った。次のガードレールに車をぶつけて他の人を巻き込まないようにしなければと考え、神さまに救いを求めて祈りをささげた」と、スミスさんは語った。 

 短距離無線通信規格のブルートゥース(Bluetooth)搭載の携帯電話で、夫に電話をかけたという。「夫にはどうにもできないことはわかっていた。けれども、もう一度だけ声が聞きたかった」と、スミスさんは涙をぬぐいながら語った。 夫へ電話をかけたとき、「神の力が介在し」、車はすこしずつ減速して停止したという。 

 悲劇を回避することができて良かった、というスミス夫婦の安堵もその後の数か月の間に、怒りへと変わっていった。それは、トヨタと安全当局調査官が、2人の主張を冷淡に扱ったからだった。 

 度重なる要望にようやくトヨタが応じたとき、夫妻の怒りはますます高まった。トヨタは、この出来事が所有者のせいだと言ったのだ。「ついにトヨタに書面で返答に応じさせた。受け取った文書は5行の内容で、こう書かれていた。『適切にメンテナンスをしていれば、ブレーキはアクセルよりも常に優位にある』」「それがウソだということはわかっていた。それに、こういったことが起きたのは、ブレーキが適切にメンテナンスされていないからに違いないと、トヨタが文書で返答したことにわたしたちは憤慨した。車の走行距離は、まだ3000マイル(約4800キロ)以下だった」 スミスさんは紛争処理の民間機関「National Center for Dispute Settlement(NCDS)」に問題を持ち込んだ。しかし、その経緯は「完全な茶番」だった。 

 地元のレクサス担当技術者は、1時間の距離しか離れていないにもかかわらず、NCDSの聞き取りに電話で参加し、スミスさんに原因があると証言した。「トヨタが再度、わたしたちをうそつき呼ばわりしたことに、もちろんとても憤慨した」(ロンダ・スミスさん) スミス夫妻はさらに米運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration、NHTSA)に相談した。

 調査員が派遣されたものの、NHTSAもトヨタも真剣に対応しなかったという。そして、2008年に、スミス夫妻はこの問題の追及をあきらめた。「わたしたちの努力で、ほかの人たちが急加速の不必要な恐怖と苦しみにさらされることがなくなればと思っていた。それが失敗に終わったことに気づき、わたしたちの心は深く傷ついています」「しかしこの失敗は、本日、トヨタとNHTSAにも共有されたことでしょう。両者は、思いやりのない対応と人命軽視の姿勢をみせた」「強欲なトヨタよ、恥を知れ。責務を果たさなかったNHTSAよ、恥を知れ」(引用終了)

 いろいろ怪しいとか、あり得ないとか、言われている証言である。フツーのおばさんが160キロオーヴァーの速度で走行していたら、大藪ヒーローじゃないのだからわやわやの運転になりますわな。傍から見ても物凄く危ない運転に見える筈でそのような目撃証言が出てきてもいいのではと思ってしまう。スミスさん自身が「ガードレールに車をぶつけて他の人を巻き込まないようにしなければ」と証言しているのだから事件当時、高速道路上に他の車がいたことは間違いない。

 また、そのような故障を起こした車を売却したというのもちょっと信じられぬ話である。スミスさんはちゃんと中古車の業者さんに「えー、この車は一度暴走したんですのよ、161キロで暴走してサイドブレーキを掛けても、ギアをバックに入れても止まらなかったんですのよ、10キロも走ってようやく止まったんですのよ、死ぬかと思いましたわ、おほほほ」と説明したのか。業者さんはその故障を知りつつ他の人に売却したのか。考えれば考えるほど不思議で納得できないことが増えていく。(二十五日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルが、対象となった車がその後には問題が起きていないことを報道。スミスさんが売却した後、走行距離は三千マイルから三万マイルまで増えたが、所有者は大きなトラブルを経験していなかったという。)

 米道路交通安全局(NHTSA)は26日、トヨタ自動車の急加速問題をめぐる米下院の公聴会で、不具合が起きたと指摘されたレクサスを同局があらためて調査すると発表しており、その結果が注目されるところである。

 まあ、多分何も出てこないんじゃないかと思いますが。

 仕事はまあ、いろいろあった。食ったもの、本日は3日に一度のアンリミテッドランチの日なので膳でラーメン+替え玉。何か今日は非常に美味しかった。その代わり後でえらい下痢になりましたけれども(笑)。夕食は鯵の塩焼き、出来合いの竹の子の天ぷら、ブリ刺身、生野菜。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『インベージョン』を再見。あのウィルスにおかされてアッチの人になったダニエル・クレイグがいい味だしている。「こっちはいいよう、何も心配することはないよう、平和で穏やかで安心して暮らせるよう」とうっとりした表情で喋るその様子が不気味を通り越してある意味こっけいなものになってしまっているのである。これが50年代のモノクロ映画だったら十分に恐ろしかっただろうが、新作映画でしかも二コール・キッドマン、ダニエル・クレイグというメジャーすぎる俳優だとまったく怖いものが感じられないのだ。

 いや、別にこの2人に責任がある訳ではないのだが(笑)。

 ブルーレイの画質はさほどでもなし。トゥルーHD5.1チャンネルは音圧が低くヴォリュームを20ノッチまで上げなければならない。

 終了後、これまた輸入ブルーレイで『G・I ジョー』を30分ほど。やっぱりバカで凄く面白い。なんでみんなこんな素晴らしい映画のワルクチを言えるんだ(笑)。

 シャワーを浴びてお酒。お供はDVDの「ウルトラマン」 後はプロジェクターを再起動させて赤木圭一郎の映画を見ようと思ったのだが、昨晩あまり寝ていないので早めに寝てしまった。はい、おそまつ。

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2010年2月27日 (土)

2月26日(金) 実るほど頭を垂れるフルフォードかな

 ちょっと無理があるか(笑)。昨年の「熱中夜話」収録の折、東京の古本屋で手に入れた「スターログ別冊異星生物240」 (1978/11/01/  復刻版かも知れない。その場合の発行日は1985年4月)を改めて読み直してみると「進め、宇宙パトロール」(「宇宙レンジャー ロッキー・ジョーンズ」)とか「コマンドゥ・コーディ」(「Radar Men from the Moon」)とか、結構な数のSFシリアルが紹介されておりますなあ。中学生の私はこんな記事を読んで「ああ、一体どんな話なのだろう」と胸をときめかせたものですが(笑)、それから30年を経てはや中年となってもこの志(?)を忘れず輸入DVDを買い込んで見ているという・・・。

 このクラシックSF映画に対する一徹な気持ち、一種の美談とさえ言えるのではないでしょうか。まあ、中学生の頃と精神年齢がまったく同じという言い方もできますけれども(笑)。

 「3月3日発売の3D-DVD「戦慄迷宮 3D」が店頭デモ-3Dテレビ/Blu-ray不要のトリオスコピクス方式」(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100226_351590.htmlより一部抜粋) トリオコピクス方式という3D方式は聞いたことがないがはて、・・・「3D映像のDVD収録にあたり、トリオスコピクスという3D方式で収録しているのが特徴。左右の目用に、異なるカラー・エンコードを施した映像を、専用のメガネを介して鑑賞する赤青メガネ(アナグリフ方式)と基本的には同じだが、トリオスコピクスではマゼンタと緑色の組み合わせを採用しており、ブレを抑え、色や質感も向上させているという。DVDの発売元であるアスミックでは「3Dテレビを買わずとも3D映画が楽しめる最高品質3D-DVD」と紹介している。」

 あー、はいはい、お馴染みアナグリフ方式をちょっと改良したものですか。そりゃ、DVDでも、3Dテレビを買わずとも3D映画が楽しめるのは当たり前ですな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドイッチとコーヒー牛乳。夕食はヨコワの刺身、鮭のソテー、生野菜たっぷり。ビール一缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『サブウェイ123 激突』を見る。デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの演技合戦は大変に見ごたえがあるのだが、ストーリーに無理がありすぎ。そんなああた、地下鉄でたかだか20人程度の人質立てこもり事件が起こったくらいで相場ががたがた動く筈がない(笑)。それを利用して相場で大もうけなど不可能なのである。

 このあまりにも大きいストーリー上の欠点のお陰で最後まで乗れず、まったく楽しめない映画であった。

 ハイビジョン画質も平凡。暗い地下鉄構内をもう少しきりっと見せて欲しかった。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。こちらも繊細さに欠け、大味な音場。ブルーレイソフトとしての品位にも不満ばかりである。

 終了後、今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『奇術師フーディーニ~妖しき幻想~』を最後まで。希代の人気奇術師フーディーニとインチキな霊能者のキャサリン・セタ・ジョーンズがフーディーニの母親の遺言を当てるという心霊実験を通して知り合い、お互いが自分の中に内包する「危うさ」を通して惹かれあうというお話。最後の決定的な瞬間にジョーンズがフーディーニに対する思いから実験を放棄するのだが、母親よりもよほど冷静であった娘のベンジーがさも霊と交信したようなフリをして遺言を言い当てるという皮肉な成り行きがよろしい。

 フーディーニとジョーンズの関係を壊すことなく娘を使ってちゃんとサスペンスを盛り込んで見せた演出に感心させられたのであった。

 ハイビジョン画質は不安定。黒が浮いたり全体の色調がセピアに傾いたりする。音声はAAC5.1チャンネル。音の品位はそれほどでもないが、スケールの大きい音場が好印象。

 シャワーを浴びて『カルティキ 悪魔の人食い生物』の続き。さて、マックス、いよいよ毒が脳に回ったのか病室でリンダ相手にぶっそうなことを言い始めます。「オレには力がある。発見の半分はオレのものだ。エレンとジョンはオレを見下していやがる。いつか後悔させてやるぞ」そしてついに看護婦をぶち殺して病室から脱走したのでした。

 警察は犬を使ったりして懸命の捜査を行うのですがマックスはついに彼らの手を逃れてしまいます。

 さて、ジョンは自宅へ招いたロドリゲス教授(ヴィットリオ・アンドレ)とこんな話をしております。「マヤの碑文によれば空に現れて世界を破壊するらしいです。だからカルティキは彗星のことかも知れません」教授は助手の運転する車で帰途についたのですが、途中で何かを思いついたらしく、天文台へ向かうのでありました。一方、ジョンに研究所から緊急の電話が入ります。なんと、あのカルティキの一部が暴れだしたというのです。ジョンは車で研究所へ向かいます。その隙をついて屋敷に侵入したマックス、「にしし」と笑って電話線を切断するのでした。

 天文台に到着した教授、係員に質問します。「西暦607年に天文学的な異変はなかったのですか」これがどんぴしゃり。係員によればその時放射能を発する彗星、アルミノエ彗星が飛来していたというではありませんか。教授は愕然として「そうだ、その彗星こそがマヤの人々が移住せざるを得なかった原因なのだ。まずい、ジョンが研究している怪物を破壊しないといけない。居間に暴れだすぞ」教授は電話しようとしますが、マックスが電話線を切っているので通じません。あせった教授、車で屋敷へ向かうのですが、突然、その彗星が夜空に現れたのです。これに気をとられた教授、運転を誤って車ごと崖からダイブ!即死します。

 研究所へ向かったジョン、偶発的に作動させてしまった放射能発生装置がカルティキを焼き払ったことを知らされます。研究室の中は丸焦げですが、こっちの怪物は死んだのです。しかし、この時教授の助手が到着、彼に彗星のことを教えたのでした。またまた愕然とするジョン、「やばい、研究室の怪物が暴れだす」教授と同じようなことを言って(笑)車で自宅へと急ぐのでした。

 マックスは研究室でもぞもぞ動き出したカルティキに気づくことなくエレンを襲います。「おら、ええやろ、させんかい」「ひーっ」今や脳に回った毒のせいで気が狂っているマックスはとめようとしたリンダをピストルで射殺。なんというヒドイ奴か(笑)。もうエレン、逃げられません、このマックスにあんなことやこんなことをされてしまうのですと思ったら、最高のタイミングで登場したカルティキに食われてしまったという・・・。ちょっと惜しかったですな(笑)。

 カルティキ、今や彗星の放射能の効果か、どんどん分裂して5匹くらいになってます。くらいというのは画面が暗いせいではっきりと分からないからです。どうかご容赦下さい。

 エレン、娘のジェニーとともにカルティキ群に追われることになります。

 一方、ジョンは屋敷を目指して猛スピードで車を走らせております。あせるあまりうっかり警察の検問を突破しちゃった。あ、あっという間に白バイに捕まって牢屋へ叩き込まれてしまったぞ、なんじゃ、そりゃ(大笑い)。彼はカルティキの脅威を訴えたのですが、当然のごとく信じて貰えなかったのです。

 ジョンは説得を諦め看守をぶん殴って脱走します。再び車に乗り込んで猛スピードで走らせます。警察もジープや白バイで彼を追いかけます。そしてついに屋敷へ到着。カルティキのことでジョンをキチガイ扱いした彼らも屋敷で暴れまわっている姿を見ては信じざるを得ません。警察署長は部下達に攻撃を命じます。しかし、ピストルではまったく効果なし。

 そしてここで軍隊が登場。ロドリゲス教授の助手がジョンの命令で出動を要請していたのです。兵隊さんたちは火炎放射器でカルティキを攻撃。今度は効果あり。さしものカルティキたちも焼かれて縮んでいくではありませんか。ジョンはこの時とばかり妻と娘を助けに向かいます。都合よく、いかにもこれを使いなさいと言わんばかりに置いてあった梯子(笑)を使って2階の部屋から妻子を救助。

 この時ひときわ巨大なカルティキが現れてジョンたちを襲おうとしたのですが、上手い具合に梯子が倒れてその上を跳び越すことができたのです。安全なところまでジョンたちが逃げたのを確認した軍隊の司令官は戦車を投入します。塀を突き破って巨大カルティキに迫った戦車部隊は砲身から火炎をごーっ!こっちも火炎放射ですか(笑)。巨大カルティキ、あっという間に炎に包まれてしまいます。

 カルティキたちはようやく死にました。人類は未曾有の危機から救われたのです。ジョンが丸焦げになってしまったカルティキたちを見て「奴らは永久に滅んだ。もう大丈夫だ」と呟いたところでエンドマーク。

 モノクロ、ビスタ・スクイーズのワイド。イタリア語モノラル音声。日本語字幕付。綺麗なモノクロ画面が楽しめます。これで黒つぶれがなかったら完璧な画質だったのですが。

 終了後、だらだらTV。就寝午前2時半のつもりだったけれども眠れず自室へ戻ってさらに1時間半ぼんやりとする。午前4時過ぎに再挑戦、やっと眠れた。

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2010年2月26日 (金)

2月25日(木) 「ジャックとまいうーの木」

 美味しい食べ物を「まいうー、まいうー」と食べ続けたジャックはすっかり太ってしまいとうとう豆の木に登ることができなくなってしまったのです。恒例 4月のWOWOW番組表である。4月1日『プライド』 4月2日『雷神―RAIJIN―』5.1 『弾突 DANTOTSU』5.1 4月3日『バチェラー・パーティ2 最後の貞操ウォーズ』5.1 4月4日『ぼくたちの奉仕活動』5.1 4月5日『グッドナイト・ムーン』5.1 4月6日『ディブは宇宙船』5.1 4月7日『春の雪』5.1 『いとしい人』 4月10日『鴨川ホルモー』5.1 4月11日『危ないことなら銭になる』 『めがね』 『ドロップ』5.1 4月13日『鉄板ニュース伝説』5.1 4月14日『ニュールンベルグ裁判』 『密会』 『ガールフレンズ』5.1 『マルセイユの決着(おとしまえ)』 4月15日『砂の上の植物群』 『ニセ札』 4月16日『猟人日記』 『ラスト・ブラッド』5.1 『BLOOD THE LAST VAMPIRE』5.1 4月19日『ボディヒート/秘められた欲望』5.1 4月20日『デッドマン・ウォーキング』5.1 4月21日『情婦』 『チェイサー』5.1 4月22日『花より男子ファイナル』5.1 『ゼラチンシルバーLOVE』 4月23日『第十七捕虜収容所』 4月26日『恋人よ帰れ!わが胸に』 4月28日『路上のソリスト』5.1 

 未見映画が30本。ブルーレイで見た作品や、見なくても良い作品(例えば『余命一ヶ月の花嫁』とかな)を外したのにこの多さ。いつもながらWOWOWの太っ腹さには驚かされる。『めがね』の放送も嬉しいぞ。日本映画専門チャンネルでは画質が今ひとつだったからな。より鮮明になると思われるこの放送ヴァージョンをBD-Rで保存することができるのだ。

 私はまったくもって鳩山首相が「普天間移設問題はキャンプシュワブの陸上案で行きたいと思います。負担をおかけすることになる沖縄の人々にはWOWOWの無料視聴を持ってそのご苦労に報いたいと思います」と演説して沖縄市民の理解を得ようとしないのか理解に苦しむのだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分。夕食に出来合いのギョーザを4個とスーパーのパック寿司を一人前。ビール一缶飲んで〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『ようこそ ゾンビランドへ』を見る。ゾンビの国と化したアメリカで4人の男女がぐだぐだやるという映画。真面目なゾンビものというより、どちらかというと『ナイト・オブ・ザ・コメット』に近いか。幼い頃に来た思い出のある遊園地で遊ぶことを目的に旅を続けてきたり、いい年した男がお菓子のトゥインキーにはまっていて食料品そっちのけで探したりと、ゾンビと戦うぞ、絶対生き残ってやるぞという真剣さがあまり感じられないのですな(笑)。このゆるさ加減がなんとも心地よく、私好みの映画であった。

 また凶悪なビル・マーレイギャグに大爆笑。公開前なので具体的な記述は避けるが、これはあまりにふざけ過ぎていてフツーの人は怒ってしまうのではないか。

 ハイビジョン画質は非常に滑らかな画調に驚かされた。プリフィルターで微細情報を潰した結果ではなく、あまりに精緻な画質なのでそう見えてしまうのである。女性の肌のスキントーンの描写も素晴らしく、出てくる姉妹2人がすんげえ美人&可愛く思えてしまった。暗部諧調の表現にも隙がなく、夜の遊園地の場面は夢のような美しさであったぞ。

 サランウンドはDTS-HDマスターオーディオ5.1チャンネル。最近のロスレスサラウンドは本当に音の定位が良くなっていて、三次元的な音場を構成してくれる。ちょっと低音が物足りなかったのだが、視聴後原因が判明。なんとサブウーファーの電源ケーブルが外れていたのであった。ああ、せっかくの高品位のサラウンドなのにこれでは台無しだ。なんで見る前に確かめないんだ、俺のバカ。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから国内盤DVDで『カルティキ 悪魔の人食い生物』を見る。ぱあっとピラミッドが映りまして「ここはティカルの遺跡、メキシコシティの南約500キロである。かってマヤの人々はここに高度な文明を築いた。しかし、その彼らは西暦607年に突如としてこのピラミッドをすて北に移住したのだ。この移住の理由は今もって謎である」うーん、いいですな、ゾクゾクしますな。「原住民達はこの地へ決して近寄らない。人々は女神の復讐を恐れているのだ。その女神の名前はカルティキ」どーん、タイトルが出ます。

 火山がどかーんと爆発します。と、よろよろと歩く男が現れた。彼はあっちへよろよろ、こっちへよろよろ。今にも倒れそうな足取りの割に長いこと歩いて(笑)探検隊の野営地にたどり着いたのでした。探検隊の皆さんはびっくり。この男ニエトー(アルトロ・ドミニク)は同じ探検隊メンバーのウルマーとある洞窟を調べに行っていたのです。ニエトーはショック状態にあるようで「カルティキ、カルティキ」とうわ言を言うばかり。ウルマーはどうしたのだと聞いてもさっぱり要領を得ないのです。

 困った探検隊のメンバー、ジョン・フィールディング教授(ジョン・メルベール)、マックス(ジェラルド・ハーター)、ボブ(ダニエル・ダルガス)は件の洞窟へ行ってみることにします。地元民のポーターをたくさん連れていざ出発。意外とあっさりと洞窟について探検を開始です。この洞窟、入り口が四角で、中もいかにもその辺の採石場でロケしましたよという風情。わが国で言うならば大谷採石場みたいなもの。押井監督がいたら『イノセンス』のオルゴール録音しちゃいますよ(笑)。

 さて、この洞窟の中に火山の噴火によって出来たと思しき穴がありました。中をのぞいて見ますとなんと階段があるではありませんか。これは降りてみないと探検隊の名が廃るということでさっそく中へ入ります。どんどん階段を下りていくと、その下にはカルティキの神像を飾ったマヤの神殿があったのであります。この神殿の中央部には深そうな湖があり、しかも何故か放射能反応があるという・・・。また近くでウルマーのものであった8ミリカメラを発見。キャンプへ持ち帰り現像することになりました。

 あいにくウルマーの姿は見つけられなかったのですが探検隊が引き上げた後にカメラが大きくパンして映し出されたのは岩陰の無残なる死体。これがウルマーなんでしょうなあ。

 キャンプへ戻ってさっそく8ミリカメラのフィルムを現像します。そしてテントの中で映写機を使って上映会(笑)。仲睦まじく洞窟へ向かうウルマーとニエトー。件の階段を下りましてあの神殿に到達します。大発見に目を輝かせるニエトーを撮影するウルマー。しかし、いきなりカメラの映像が大きく揺れて恐怖に顔を引きつらせたニエトーがピストルを乱射し始めたではありませんか。どうやら彼らは何者かに襲われたらしい。ジョンたちは改めて洞窟へ向かい、さらに詳しい調査をすることを決意するのでした。

 その夜、テントの中で大喧嘩するジョンとエレン(ディディ・ペレゴ)の夫婦。エレンは激昂してテントから飛び出してしまいます。そのエレンに近づいて慰めついでに口説くマックス(笑)。しかしあっさりと振られてしまうのがあわれ。このマックスに声をかけたのが情婦?恋人?のリンダ(ダニエル・ロッカ)。「あんたなんか相手にされる訳がないわ!」とか言っちゃってます。またボブは地元民の秘密の踊りを覗き見。しかし、うっかり見つかって大騒ぎとなるのですが、まあ、このあとの展開にはまったく関係がないという。エレンはエレンでこの後ジョンとめでたく仲直り。あの夫婦喧嘩もあんまり意味がありません。

 さて、次の日、再び洞窟調査に向かう探検隊。今度は潜水器具も持ち込んであの湖の中を調べようということになります。やるのはボブ。彼はさっそく用意して湖の中へどぼん。底を調査し始めたのでした。その彼の目に飛び込んできたのが無数の人骨。一度はドン引きしたものの(笑)良く見ると人骨の中に古代の金を使った装飾品がたくさんまぎれているではないですか。大喜びのボブ、一度浮上して「凄いお宝だ、オレたちゃみんな大金持ちだ」袋を持って改めて潜水、財宝をあさりに掛かります。

 ところがそうは問屋が許さないじゃなかった卸さない、黒い影が財宝漁りに夢中になっているボブに襲い掛かったのであります。上で命綱を握っていたジョンとマックス、異様な動きに「おい、大変だ、早くひっぱり上げろ」ぐいぐい引っ張りますと果たしてボブが浮かんできた。「大丈夫か、ボブ、しっかりしろ」潜水マスクを捕ったジョンは「しぇーっ」と飛び上がります。なんと、ボブの顔面がどろどろに溶けていたのです。

 そして湖から怪物が浮上。不定形のその怪物はぶにょぶにょと蠢きながら探検隊に迫ります。「わあ、逃げろ!」と、ここでマックスが「財宝を入れた袋を取ってくる」よくいますな、こんな奴。だいたいこんな奴は宝物惜しさに戻ってがけ崩れだの、火山の爆発だのに巻き込まれて死ぬに決まっている。マックスもその例に漏れず怪物に右腕を引き込まれてしまったのです。

 「うぎゃああ、助けてくれ」この悲鳴を聞いたジョンは手斧を取って駆けつけ、怪物に叩き込んだのです。そしてマックスの右腕を怪物から引き剥がすことに成功したのですが、すでに怪物の一部が深く食い込んでいたのでした。

 洞窟の外に逃げ出します。ぶにょぶにょと追ってくる怪物。このままでは早晩やられてしまう。意を決したジョンはガソリンが入ったドラム缶を積んだトラックに乗り込み、怪物につっこませったのでした。寸前で脱出した彼の目の前でトラックが爆発、炎に恐れをなした怪物は洞窟へ引っ込んでしまったのでした。

 何とか怪物から逃れることが出来た。しかし、マックスの病状は深刻です。腕は溶かされてしまい骨だけになってしまっているし、顔にも大きな傷跡が残っております。おまけにお医者さんの話によると腕の細胞が変質しているとのこと。さらに怪物の毒が彼の脳をおかしてしまう恐れがあるというのです。ジョンはマックスを救うために自宅の研究室にマックスの腕から切り取った怪物の一部を持ち込み調査を開始するのでした。

 どこぞの研究室の凄い機械、電子頭脳を使って判明した怪物の年齢が10億歳(笑)、あのマヤの神殿に残されていた碑文 「不死の神が空に現れ世界を滅ぼす」の意味はこれだったのかと驚くジョンであります。そしてさらに研究を続けこの怪物が他の生物と合体して成長することが判明します。

 そのエネルギー源は放射能に違いない。あの湖からも放射能が検出されたではないか。ジョンはまたどこその研究室で凄い機械、ガンマ線発生装置を借用して怪物の一部に放射線を浴びせたのです。すると怪物はじくじくとあわ立ちながら動き始め、そして成長を開始したのです。「思ったとおりだ」と頷くジョン。

 本日はここまで。

 その後だらだらとTV。「悪霊の島」を読むが途中で眠くなってきてダメ(笑)。ぼんやりとTVの画面を見つめるのみという情けないことになった。就寝午前2時半。

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2010年2月25日 (木)

2月24日(水) テッド・パンティ

 テッド・バンディの犠牲者とその遺族の方々に大変申し訳ない駄洒落。えー、この前見た「サプライズ」という番組で、人気のあるペットベスト30というのが紹介されていた。その中でランキングされていたフクロウについて店員が「暗闇の中で音もなく獲物に飛び掛るのです。まるでステルスみたいに」と説明していたけど、君ィ、それステルスの意味を間違えているだろう(笑)。ステルス戦闘機、爆撃機というのはレーダーに補足されにくい航空機であり、音を出さないなどというものではない。ひょっとしたらstealthという英単語の本来の意味である「秘密の, こそこそした, ひそかになされた.行為」のことを言っているのかと思ったが、まあ、それはないな。

 さらにこの店員さん、「ステルスの翼の形はフクロウのそれを参考にしているのです」いやー、それは私も知らんかった(笑)。

 もうひとつテレビネタ。この前の「タモリ倶楽部」は「アゴが軟弱な全人類に告ぐ!軟らかいが偉い?一番硬いつまみ大賞!」 いま流行の「柔らかい食べ物はいけないネタ」である。このプログラムで解説役として登場したのが遠藤顎機能研究所(EGFI): 所長・歯学博士:遠藤憲史氏。しかし、EGFIって略する必要があるのかね。

 この博士が面白くって、劇団ひとりに「セラミックの義歯は硬いものを食べると砕けます」、水道橋博士に(玉袋筋太郎の方だったかな)、「プラスチックの仮歯?間違いなく砕けます」 魚をかんかんに乾燥させた「ピリ辛ますこなみ珍棒」北海道・(有)カネイ出口水産 」を食べる時に「こんな硬いものを食いちぎろうとしてひっぱると顎が外れます」

 差し歯が砕けたり、顎が外れたり、なんだ、硬い食べ物って人間に良くないじゃん(大笑い)。

 また、この博士、現代人の顎がいかに弱体化しているか、イラストを使って説明するのだがこれが「縄文人」→「弥生人」→「現代人」→「未来人」という区別で、いかに何でも大雑把すぎるもの。縄文人は固い木の実を食っていた、だから顎が発達していた、弥生人になると農耕生活となって柔らかいものも食うようになったので顎がほそくなったとか、今さらそんなことを言われてもなあ。

 未来人は柔らかい食べ物のお陰で現代人よりもずっと顎が弱々しく、細くなるというのも、ほら、あれだ、昔の「未来人の学者は頭ばっかりが発達して体が退化する」みたいな予想イラストを彷彿とさせて大変に楽しかったぞ。

 ヤフオク出品のためにクレージーキャッツ映画のLDを整理した。

 『日本一のヤクザ男』『日本一の色男』『クレージー作戦 くたばれ!無責任』『クレージー作戦 先手必勝』『クレージーだよ 天下無敵』『ホラ吹き太閤記』『日本一のホラ吹き男』『空想天国』『日本一のゴマすり男』『クレージーの大爆発』『花のお江戸の無責任』『無責任遊侠伝』『クレージーの無責任清水港』『クレージー大作戦』『クレージーだよ 奇想天外』『クレージー黄金作戦』『ニッポン無責任時代』『クレージーメキシコ大作戦』『若い季節』『日本一の男の中の男』『大冒険』『香港クレージー作戦』『ニッポン無責任野郎』『日本一のゴリガン男』 番外、ハナ肇主演の松竹映画 『運が良けりゃ』 買いも買ったり25枚。しかもね、一枚がなんと6,000円もするんですよ。全部で15万円ですよ。もしタイムマシンがあったらLDを買っていた時代の私に会って「そのうち、DVDのレンタルで見られるようになるよ。もっと待ってりゃ加入料月額500円の日本映画専門チャンネルでハイビジョン放送されるから、いい加減にしておいた方がいいよ」と言ってやりたい(笑)。

 本日は休み。午前9時過ぎに事務所へ出てあれこれ。その後徒歩で天神へ出て例によって例のごとく赤のれんでラーメン+小炒飯、替え玉の昼飯、その後漫画喫茶にて漫画読み3時間。それからジュンク堂を素見。思ったとおり唐沢なをきさんの「ヌイグルメン3」は見つからず。これは明日になるのかな。

 また徒歩で事務所へ戻る。日記付けや亀の世話などして午後4時半に帰宅。缶ビール1本を飲みながら録画の「探偵ナイトスクープ」を見たりする。至福の時間である。安上がりの幸福と笑わば笑え、私は私の道をいくのみだ。

 夕食は出来合いのチラシ寿司、ブリの刺身、昨日の残りの生野菜たっぷり。ビール一缶飲んで〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『壊滅暴風圏 ファイナルカウントダウン』を見る。地球温暖化の影響でNYの上空に大赤斑ができた!そこから竜巻が降りてきてNY中を荒らしまわる。そしてさらに竜巻の中には稲妻が隠れていてビルというビルでばりばり放電。もうわけが分からん(笑)。

 そしてこの危機の解決方法もいい加減。こんなに大被害が出ているのにロケットにドライアイス積んで上空でばら撒けばオッケーというのだから開いた口がふさがらない。こんな映画なら上空の大赤斑を燃料気化爆弾で吹き飛ばすくらいのはったりを利かせないとどうにもなりませんぜ。

 (燃料気化爆弾は巷間で言われているほどの大威力を持つ訳ではなく、またこのような状況下では使用は難しい。でも、いいじゃないですか、インパクトがあれば)

 ハイビジョン画質はなかなかのもの。摩天楼のビル街のエッジが鋭くまた立体感にも富んでいる。音声はAACステレオ。落雷の音に迫力があってカッコいい。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 「温泉鬼ごっこ!美女軍団と目指せ混浴!」という企画で出てきた美女三人のしょぼさに驚愕。やっぱりローカル番組ではこのくらいが限度なのか。ひれひれ酔って午前1時過ぎに就寝。

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2010年2月24日 (水)

2月23日(火) 『青いゆうパック』

 フロリダ半島南の港町キーウェスト。ウェイトレスとして、しがない毎日を送るローラ(ブルック・シールズ)は、飲んだくれ老人サンプソン(バージェス・メレディス)から、46年に沈没したサンタ・クルーズ号に積まれたゆうパックの話を聞いた。

 先日の日記でLD決別宣言をした。今、そのための準備としてLDボックスの特典映像などをBW800にダビングしている。LDプレーヤーのCLD-HF9Gはたしか発売直後(1994年)に買ったからもう16年選手。ベテラン中のベテランである。重くて馬鹿でかいLDを高速でぶん回したり、これまた馬鹿でかいトレイを出し入れさせたりとDVDプレーヤーなどに比べれば機械的負担が大きいのに、良くぞここまでもってくれたものである。

 ということでその貢献と栄誉をたたえダビング後にはヤフオクで売ろうと思っている。このプレーヤーならば相場一万円程度であるから、今の苦しい経済状況にとって大いなる助けになるはずだって、この話の流れなら、「いつまでも手放さないよ、有難う、CLD-HF9G!」ってなことになるんじゃないですかね(笑)。

 ちょっと考えた脈絡のないネタ。どじっ娘萌えの人でもどじっ娘の看護婦さんというのはイヤだろう。へたをすれば命に関わるからだ。今の日本に対するオーストラリアの国家的・国民的感情というのはこういうものに近いのではないかって、何を言っているのか訳分からないよ(笑)。

 唯一、どじっ娘の看護婦さんが成立しうるのはホスピスにおいて。ホスピスならどうせ、○○○○○○○の患者さんばかりだから、少しばかり○○○○○○なことをしても○○○、逆にそのどじっぷりがどじっ娘萌えの患者さんの心を癒して一石二鳥(こういう時に使う言葉ではなかろう)。

 こういうどじっ娘の看護婦さんが揃ったオタクホスピス、いいのではないのでしょうか。

 (註 こういうことを考える奴は疑いようもなく人間のクズです。間違ってもこいつのような人間になってはいけません。分かりましたね、皆さん)

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。まあ朝一で駐車場のゲロ掃除なんかやったけどな。駐車場の中に入り込んできてべえべえげろげろとゲロを吐き散らし、そのまま立ち去るような人物は許しておけぬので、掃除後に呪いをかけておいたからな。今頃口ではなく、肛門からモノを食べるようになっていて、本人はびっくりしていることであろう。食ったもの、昼飯に柔麺一把。夕食はスズキとカンパチの刺身、生野菜たっぷり、カレー。ビール一缶、カレー一皿。スズキの刺身は水っぽくまた、妙にぐにゃぐにゃとしており不思議な食感。不味い訳ではないのだが、何か別の食べ物を食べているような気分となる。たぶん、こういう刺身は昆布締めにすると美味しいのであろう。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『暴風壊滅圏Ⅱ/カテゴリー7』を見る。前編の『カテゴリー6』からCGがさらにパワーアップ。これでロスレスサラウンドがあれば大作映画並み・・・というのはちょっと褒めすぎか(笑)。宗教に毒された人間による旧約聖書を基にしたテロ活動というアイデアが良くストーリー自体も大変に面白い。

 前作とは逆に大都市への通電をストップさせて温度を下げハリケーン+竜巻の大災害を抑えるラストにはややトンデモの香りがするけれども(笑)災害映画としては一級のクオリティ。まさに拾い物というやつである。

 ハイビジョン画質は極めて高解像度。スキントーンの描写のなめらかさに驚かされる。音声はAACステレオ。前述の如くこれがロスレスであったらどんな迫力であったろうか。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「スーパー・サプライズ」 今、福岡で炊き餃子がブーム?ウウーム、オレは食ったことがないけどなあ(笑)。やっぱりオレは遅れているのかなあ。その後だらだら呑みながらテレビを見ていたらいつの間にかソファーの上で寝てしまったようで、はっと気がつくと午前1時過ぎ。ややや、これはいかんとベッドにもぐりこんで改めてハブ・ア・グッド・スリープ!。

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2010年2月23日 (火)

2月22日(月) 「この世で一番大切なことはスティーブン・キングなタイミング!」

 どんなタイミングか。またアマゾンで面白そうなDVDをいくつか発見。まずはSFシリアルの『Zombies of the Stratosphere』(17.49ドル) 『King of the Rocket Men』、『Radar Men from the Moon』に続くロケットスーツ・ヒーローの物語。同じスーツを使いまわしますなあ(笑)。いつもより余計に使いまわしてますなあ。同じくシリアルで『Captain Video and His Video Rangers』(7.98ドル)、『Tom Corbett, Space Cadet』(15.99ドル)、『The Purple Monster Strikes』(15.99ドル)、『Flying Disc Man From Mars ; A Sci-Fi Serial』(15.99ドル)、『Captain America (A Classic Serial)』(14.49ドル)も楽しそうだ。

 変り種としては『1,001 Classic Commercials Collection』DVDボックスなんてのもあるぞ。これは50~70年代のコマーシャルを1,001本収録したもの。これだけの本数があれば中にはきっとアレなコマーシャルもあるに違いない、見つけたら12月のと学会例会で発表して・・・という邪な考えを抱いたのである。値段も14.98ドルとお手ごろであり、これは買わない訳にはいかないだろう。

さらに、『Missile to the Moon - In COLOR! Also Includes the Original Black-and-White Version which has been Beautifully Restored and Enhanced!』 DVDというのも発見。要するにこれは『月へのミサイル』のカラライズ版。あんなしょうもないものをカラーで見てどうなる(大笑い)。すでに輸入DVDでオリジナルモノクロ版を所有し、国内盤DVDも発売されているけれどもネタで買ってみようかな。お値段も9.95ドルだしな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。朝飯はコンビニのサンドイッチとコーヒー牛乳。昼飯は抜くつもりだったのだけれども気が狂っていつの間にか冷やソーメンを作ってずるずる口中に流し込んでいた。しかも三把も。それはいかんだろう。夕食は天ぷら。海老・ピーマン・野菜かき揚げ・カレイなどのネタをばくばくと食う。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ヘッドハンター』を見る。クリスチャン・スレーターの実に有能で親切そうだけどちょっと付き合ってみると押し付けがましく、しつこく、ストーカーも同然だということが直ぐ分かるキャラクター(笑)の作り方はいいのだが、細かいところで納得できない点があまりにも多く、ちょっと褒められない映画であった。

 あの落馬事件はヘッドハントという目的のためにはまったく役に立たないし、それどころかひとつ間違えれば相手に大きな傷を負わせることになる。へたすりゃ死ぬかも知れないのだ。途中であっさりスレーターのアジトが見つかるのも凄く間抜け。それでもここで得た「秘書が買収されている」という情報を逆手にとってスレーターを罠にかけるという展開などがあればまだいいのだが、「あいつは凄いヘンタイだ、おっかねー」で終わってしまう。

 ラストで特殊な液体を飲ませ、主人公が開発した装置でスレーターの居場所がリアルタイムで追跡できるようになるのだが、これもあんまり役に立っていない。その時点でのスレーターに残された選択肢は主人公の「自宅」へいくか、「会社」へ行くかしかない。だからそんな装置を使わなくってもどちらかで待ち伏せしておけばよかったのである。

 登場する警備会社もあんまりお利巧なことはやっていない。業界で高い評価を得ている優秀な会社というフレコミなのだが、クライアントの一大危機に駆けつけるのが一人きりとはどういうことだ(笑)。最初は主人公の話が本当であるか確かめるという作業だから一人でも構わないのだけれども、アジトを発見して相手がとびきりの異常者であることが分かったのである。その時から常に3~4人を護衛に貼り付けてもおかしくないのではないか。

 ハイビジョン画質はややノイジーであり、また時々フォーカスがボケる傾向があった。音声はAACステレオ。音の解像度が高く、やたら細かいところまで聞こえてくる。

 この後ちょっと思いついてプロジェクター HD-550のケーブルを今までBW800に使っていたハーモニクスX-DC10と交換する。前使用機ソニー VPL-VW100は電源ケーブルのコネクターの間口が狭く、根岸の電源ケーブル以外使えなかったのだが、HD-550にはこうしたジレンマがない。間口を広く開けてあるのでほぼ全ての3P電源ケーブルが使用可能なのだ。

 なお、BW800には代わりとしてNEBU銀線電源ケーブルを使用することにした。

 シャワーを浴びて今度は今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『手錠のまゝの脱獄』を最後まで。いや、この名作にケチをつけるのも何だけど、これは囚人護送車から逃げたのであって「脱獄」じゃないよねえ(笑)。『手錠のまゝの逃走』だよねえ。

 この映画で描かれるアメリカというのは非常に野蛮な国で、田舎ではコミュニティを脅かす犯罪者に対してリンチや縛り首による処刑など当たり前。黒人はもちろん人間扱いされておらず、白人であっても脱走した犯罪者であればドーベルマンをけしかけてかみ殺させるのも厭わない。後半に登場する寡婦も迷い込んできた男と暮らすために黒人を沼で溺死させようとする。

 トンデモない奴らである(笑)。

 そんな殺伐とした状況の中だからこそ、あくまで脱走犯を追うという立場を崩さない保安官、自分も同じく獄中にいた経験があるということで町の人間に捕らわれた2人を逃がす、ロン・チャイニー・Jrの存在が救いになっているといえる。そして映画の主要なテーマとなっている白人と黒人の間に芽生える一種の絆。

 逆境における彼らの存在を通して監督が訴えたもの、それはある種の「人間賛歌」ではないか。

 モノクロ・ハイビジョン画質はハイコントラストで解像度が高い。ひょっとしてこれはX-DC10 電源ケーブルの効果か(笑)。AACモノラル音声は台詞のカツゼツが良く小音量でも聞き取り易い。

 午前12時過ぎから輸入DVDで『Radar Men from the Moon #12 Death of the Moon Man』を見る。火花が散ってばったり倒れるコーディ。ダリーとグラバーは「ああ、クラークも、コーディも死んでしまったぞ」と驚きます。と、その時無線装置から聞こえてきたのはレティクの声。「わてはレティク、月の支配者じゃ、コーディ、死んだんか、それはめでたい。お前達はこっちへ来てわてを手伝え」慌ててレティクが基地を構えているヘンリー山の廃坑へ向かうグラバーとダリーであります。

 と、彼らが立ち去った後、むっくり起き上がるコーディ。どうやら彼のロケットスーツがアースの役目をしたので助かったらしい。コーディはまた貴重なものを目にします。それはグラバー、ダリーが忘れていった(笑)光線兵器でした。

 これで地球人たちも光線兵器を手に入れることができたのです。後はレティクやグラバー、ダリーをやっつけるだけだ。

 コーディ、研究室へ戻ってヘンダーソンと今後のことについて話合い。と、そこに電話が掛かってきました。電話の主はあのアルズカフェのバーテン。なんと、グラバーとダリーが店にやってきたというのです。彼らはあと2人の新人を連れており、4人でなにやら悪巧みをしているらしい。コーディ、テッド、直ちに出動します。

 ハルズカフェに到着後、すぐさま起こる殴り合い。もうあんたらこればっかりですな(笑)。新人2人はコーディにぶん殴られて失神。形勢悪しと見たグラバーとダリーは車で逃走します。コーディ、テッドもまた車で追跡。走りながらの銃撃戦となりました。

 そしてコーディの放った銃弾が運転していたダリーに命中。「ぎゃああああ」車は崖から飛び出してまっさかさまに落ちていきました。地上に激突して大爆発です。ついにこの悪漢2人組もその最後を迎えたのでした。

 コーディとテッドは休むまもなくヘンリー山へ向かいます。そこにはすでにヘンダーソンの部下達が荷台に光線兵器を積んだトラックで先回りしています。コーディ、テッドは彼らを待機させておいて廃坑へ侵入するのでした。レティクの「なんや、あいつら、来るのが遅いなあ、お前、ちょっと見てこんかい」と言われた部下がのこのこやってきて、コーディ、テッドと銃撃戦となります。ちなみにこの部下が使っているのはフツーのピストル。月人でも下っ端はこんなのでガマンするしかないのでしょう(笑)。

 光線ピストルじゃないものですから、たちまちやられてしまう部下。これを見たレティクはあわてて炭鉱の奥へ走りこみます。ってあんた、月人の王のくせに部下一人しか連れてこなかったの?レティクはカタパルト上のロケットシップに乗り込み発進させます。

 コーディとテッドは廃坑の外へ出てトラックの2人に「急げ、光線兵器の準備だ」ぴゃーっと飛んでいくレティクのロケットシップ。コーディは狙いを定め光線兵器を発射、見事これをばらばらにしたのであります。ここにようやく月からの脅威に終止符を打つことができたのです。

 さて、ラストはやっぱりコーディの研究室。テッドがルナニウムの力で飛ぶロケットシップの模型を作っております。彼はヘンダーソン、コーディ、ジューンに「さあ、このロケットシップが部屋の中をぐるりと一周して元に戻るよ、さあ、お立会い!」スイッチを入れますと勢いよく飛び出したロケットシップ、なんと窓を破って外へ飛んで行ってしまいます。微妙な空気が流れる中、ロケットシップがやっと戻ってきた。コーディがにやにやしながら「部屋の中を一周するんじゃなかったの」とからかいますと、テッドは「それでも一応戻ってきたでしょ」

 アハハハと笑う一同。大団円でございます。

 その後、ダビングしておいた『ガメラ3』LDの特典映像を編集し、BD-Rに焼く。これでやっとLDを処分することができる。

 就寝午前2時半。

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2010年2月22日 (月)

2月21日(日) 「アンドロイド坊やは人気者」

 どんな坊やか。大好評を頂いている(ウソ)SFシリアル 『Radar Men from the Moon』のレビューも次章でおしまい。しかし、私の買った「Classic Sci-Fi TV - 150 Episodes 」DVDボックスセットにはまだまだ他のシリーズがある。さらにシリアルではないけれども国内盤DVDの『カルティキ 悪魔の人食い生物』、『顔のない悪魔』、『アボットとコステロの凸凹巨人退治』も控えている。いや、本当に全部見るまでどれくらいかかるのだろう。死ぬまでに間に合うか(笑)。

 このシリアル(連続ドラマ映画)でちょっと考えたネタ。シリアルはその作劇の性質上ミステリーやSF、アドベンチャー、ジャングルもの(笑)にカテゴライズされるものが多いようである(http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_film_serials 参照のこと)。確信はないけれどもシリアルの大ピンチ!次章で解決!というスタイルでなかなか恋愛ドラマというものは作りづらいのではないか。

 私はそこであえて、シリアルの大ピンチ!次章で解決!というスタイルで恋愛ドラマを作ったらどうなるかをシミュレートしてみようと思うのである。

 ああ、恋人が他の女と抱き合っている! 次章へ続く。

 実はその女が病気でふらついたところを支えただけであった(「マクロスF」か)。

 アパートに帰ったら暗闇の中から誰か飛び出してきた、ひいい! 次章へ続く。

 実は恋人と友人たちが開いてくれた誕生日のサプライズパーティであった。

 恋人が不治の病と診断された!次章へ続く。

 実は医者の誤診だった。

 突然の吐き気、妊娠か!次章へ続く。

 実は悪いものを食べただけだった。

 強姦魔に襲われた!次章へ続く。

 実は強姦魔は突然の勃起不全に襲われやられずに済んだのだった。

 あ、あれ、考えた時はもうちょっと面白くなる筈だったんだがなあ(笑)。

 LD決別宣言!プレーヤーはともかくとしてLDソフトを本気で処分しないことには増え続けるブルーレイソフト、録画済みBD-R、REをどうすることもできん。新しいソフトラックを買おうにもそれを置く場所がないのだ!ということで今、BW-800に『ガメラ3』LDボックスの映像特典をダビングしているところであります。

 他に『ガメラ2』LDボックス、『オズの魔法使』の超弩級LDボックス「ウルティメイト・オズ」(輸入版)の映像特典、2枚の「リノエアレース」もの、アステアやジュディ・ガーランドのDVDで買ってない諸作品などをダビング予定。終わったら引き取りに来てくれる中古屋で一括処分だ。しかし、こういう中古屋さんというのは輸入レーザーディスクも引き取ってくれるのかしら。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯は抜いた。夕食に鯛の刺身と出来合いのトンカツ、生野菜たっぷり。ビール2缶、ゴハン2膳。〆のコーヒーは如例。

 それから日本映画専門チャンネルでハイビジョン録画しておいた『ブラック・ジャック 2人の黒い医者』を見る。製薬会社がサタンという細菌兵器を作り同時に治療法を確立して世界を征服!といういささか古めかしい陰謀に苦笑。2005年の作品とはちょっと思えませんなあ。

 また、出崎監督の劇場版と同じくこの作品でもブラック・ジャックの人物像が手塚治虫の意図したものとはまるで違っているのではないかと思う。本来のブラック・ジャックは強いニヒリズムを湛え、またその判断基準は多分に独善的であって決して正義ばかりの人物ではない。このような複雑な人物を今日的な分かりやすいヒーローに再構築する行為にはどうしても違和感を抱かずにはいられないのである。

 ハイビジョン画質はなかなか宜しい。埃やゴミが目立つけれども発色が濃くて絵に力がある。もっとも爆発シーンなどで盛大にブロックノイズが出ていたが(笑)。音声はAAC5.1チャンネル。ダイナミックレンジが狭く音の一つ一つに迫力がない。サラウンドの情報量はなかなかのもの。

 シャワーを浴びてお酒。お供は川口浩探検隊DVD「恐怖の死闘!猛毒ハブ異常大群団の謎を台湾秘境洞穴に見た!!」のコメンタリー。この台湾ロケではとにかく雨が多くて靴がぐちゃぐちゃ。「気持ち悪かったなあ」という言葉に実感が籠もっていて笑う。また探検隊のユニフォームはロケから帰ってきたら洗濯などせずそのまま倉庫に放り込まれる。それを次のロケにも使うものだから大変に「クサかったそうな」洗濯すればいいのだが、忙しくてその暇もなかったらしい。

 蛇ものロケで恒例となっている火あぶり蛇捕獲作戦。聞き手が「現地でもこうやって蛇を捕っているんですか」と聞いたら、当時のスタッフの皆さんが黙り込んでしまったのにも大笑いである。

 その後プロジェクターを再起動させて何か見ようと思ったのだが、急速に眠くなりソファの上で沈没。午前2時過ぎに目覚め、ベッドに入って改めてお休みなさい。

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2010年2月21日 (日)

2月20日(土) 「アーノルドは電気羊の夢を見るか」

 政界引退後、アーノルド・シュワルツネッガーは自身が主演するリメイク版『ブレード・ランナー』で映画界に復帰する予定である(ウソ)。ちょっと気が早いけれども3月注文予定の米国盤ブルーレイである。まずは『処刑山-デッド・スノウ』 ナチスゾンビものって『ゾンビの秘宝』か(笑)。それに凄い邦題だな、処刑山って。『運命のボタン』 『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリーの最新作なのだから期待せずにはいられるものか。そしてもう1本、リチャード・ケリー監督作で『サウスランド・テイルズ』 国内盤DVDが出ているけれどもやっぱりブルーレイで見なくちゃな。月に残ったたった一人の男が怪奇現象に遭遇する『ムーン』これも楽しみだ。ラストは『ソウ6』米国盤ブルーレイで予約を見て面白そうだった『Gamer』 

 計5本で送料込みのお値段が124.89ドル。一枚あたり約25ドルということになります。なお、今回、思いがけずも『サウスランド・テイルズ』のブルーレイを見つけてしまったので買う予定だった『ブラボー火星人 ファーストシーズンコンプリートコレクション』DVDは4月のお預けになりましたとさ。

 このホームページ 「素敵な貴方」の新コンテンツ、アニメ 「フューチュラマ エピソードガイド」を一部アップしております。日記に書いた「フューチュラマ」のレビューを一部手直して転載しただけですが、今までばらばらだったものが一箇所にまとまるだけで随分と読みやすくなると自負しております。

 なお、現在アップしているのは第1~第3シーズンのみですがおいおい残る第4シーズン、そして長編版もやっていくつもりです。楽しみにお待ちください。

 (第1シーズン、第2シーズンは見始めたばかりということもあり抜けが結構多い。ストーリー紹介もあまり詳しくやっているとはいえない。これが第3シーズンになるともう私自身が『フューチュラマ』に夢中になっているので全エピソードについて詳しすぎるほどのストーリー紹介をやっている。このテンションで第1、第2シーズンをやり直せば英語版ウィキを凌駕しうるコンテンツとなるのだが、すまん、さすがにその気力はないわ)

 仕事はまあ、いろいろあった。食ったもの、本日は3日に一度のアンリミテッドランチの日なので昼飯に笹丘の喜峰でラーメン+替え玉。久しぶりなのでちょっとスープの甘さが鼻についたか。夕食はすき焼き。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。卵2個を使用。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『暴風壊滅圏 カテゴリー6 前後編』をまとめて。3時間ほどのテレビムービィであるが、CGの出来もそれなりによろしく多数のキャラクターを上手く使って話を進めていく演出もなかなかのもの。3時間超という長時間ゆえの中だるみや、テロリストの正体って結局それかよという首を捻らざるを得ないところがあったけれども、まずは見て損のないプログラムであった。

 ラスト近くの救出劇も面白く同じテレビムービィの『アルマゲドン 2009』とはエライ違いである(笑)。

 ハイビジョン画質は基本の画質こそなかなかのものなのであるが、実写とCG場面での齟齬が気になる。またこれはしょうがないことなのかも知れないが実際のニュースのストックフィルムを使った場面ではジャギーが目立って見づらいことおびただしい。音声はAACステレオ。これは5.1チャンネルでもっと重低音を楽しみたかったですな。

 シャワーを浴びて今度はWOWOWハイビジョン録画の『小森生活向上クラブ』を見る。古田新太の無気力な課長が通勤電車の中で「あたし、もと女優だぁしい、なんかいい女だからぁ、目立つのは分かるんだあけどお、チカンなんか最低よねえええ、何考えているのかしらねえええ、気持ち悪いわねええ」と喋りまくるスーパーウザ女に悩まされ、ついにガマンできなくなってホームから蹴り落としてしまう。幸い、この犯行は露呈せず、味を占めた課長は間違った使命感に取り付かれ(『タクシー・ドライバー』みたいなモヒカン男にそそのかされ)拳銃を入手、世にはびこる悪を退治し始めるのだった。

 このあたりはそう目新しいストーリーではない。面白いのはこの悪人退治に課長の周囲の人々が「挨拶をする駅員さんの話」と栗山千明の○○ん○を媒介として引き寄せられ、あれよあれよと悪人退治クラブ 小森生活向上クラブが結成されるところ。この意外な成り行きに目を白黒させながらも、きっちり殺人を実行していく課長の様子がもうむやみにおかしいのである。

 ただ、後半はあまり感心せず。クラブの会長に祭り上げられて正義?の殺人を続けているもののやはり、いつか捕まってしまうのではないかという獏とした不安がある。この不安を心象風景めいた夢や幻想でごまかしてしまっているのが不味いのである。この映画のメインプロット自体が現実離れしているのだから、こういう処理の仕方をしていてはまったくのファンタジーになってしまい目的のひとつであると思われるブラックユーモアが上手く機能しなくなるからだ。

 ハイビジョン画質はHDカメラ撮影か。あまりにテレビ的画質で私の好みではなし。栗山千明の唇の生々しさだけが良かった(笑)。音声はAACステレオ。BGMの粒立ちが非常に宜しい。

 午前12時過ぎから輸入DVDで『Radar Men from the Moon #11 Planned Pursuit』を見る。ガスにやられて失神寸前のコーディ、なんとか緊急ベルのボタンを押すことに成功します。これでおまわりさんがパトカーで駆けつけドアノブを押さえていた金具を取り去り、ヘンダーソン、ジューン、コーディを助けてくれたのであります。

 これを見たグラバーとダリーは慌てて車で逃走。コーディ、ジューンも車で追跡開始って、これはおまわりさんが乗ってきたパトカーじゃないですか。おまわりさん、パトカーが盗まれたと勘違いして無線で緊急手配を要請したのです。
 グラバーとダリーの車を追いかけるコーディたち。こっちの車を運転しているのはジューンであります。コーディは彼女に「車を並ばせろ、そうしたら僕が催涙ガスを放り込む!」この時代のパトカーにはそんなものが搭載されていたのですか(笑)。コーディ、ガス弾を投げ込もうとしております。ところがその時追跡してきた白バイのおまわりさんがピストル発射。命中はしなかったものの驚いたコーディは催涙ガス弾をぽとりと落としてしまいました。たちまちガスが車内に充満、ジューンとコーディは「わあ、ごほごほ」「きゃあ、前が見えないわ」2台の車はもつれるように道路わきに突っ込み停止します。

 そして車泥棒と勘違いされたコーディ、ジューンはグラバー、ダリーもろとも逮捕されてしまったのでした。

 もっともコーディはすぐに自分の身分を明らかにして釈放されます。そして彼は意外なことにダリー、グラバーの釈放も要請するのです。「え、どういうこと、奴らは殺人犯よ、逃がしてどうするの」とくってかかるジューン。しかし、これもコーディの作戦でした。彼はグラバー、ダリーの後をつけることによって彼らの背後に存在する黒幕、月人の居場所を探ろうとしていたのです。

 そうとは知らぬグラバー、ダリー、警察から釈放されたその足でアジトの洞窟へ向かうのであります。ロケットスーツで上空から彼らを追跡していたコーディ、着陸して洞窟へ忍び込んだのでした。丁度、レティクが部下8人を連れて地球へ到着。別の洞窟で地球攻撃の準備を進めております。

 コーディはクラーク、ダリー、グラバーにピストルを突きつけ「お前達のアジトはここか、もうお前達の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」しかしあっさりとピストルを弾き飛ばされてしまうコーディ。クラーク、「おい、ダリー、グラバー、このあんぽんたんをいてまえ!」

 4人でどったんばったん取っ組み合いですよ(笑)。この騒ぎが無線を通じてレティクに届きます。「なんじゃ、なんじゃ」と無線機に耳を済ませるレティクがおかしい。

 さて、この取っ組み合い、コーディはクラークをとっ捕まえて投げ飛ばします。クラークは大きな機械装置に激突、火花がばちばちっと飛び散って感電してしまうのです。「あー、しーびれちゃった、しーびれちゃった、しーびれちゃったよー」ばったり倒れるクラーク。しかし、その直後、グラバーが同じようにコーディを機械装置に向かって突き飛ばした。激突、そして飛び散る火花!

 「最終章 Death of the Moon Man」へ続きます。
 
 終了後だらだらTV。もちろんキングの「悪霊の島」も読む。

 就寝午前2時半。

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2010年2月20日 (土)

2月19日(金) 「ブロガー火星人」

 これはアメリカで1963年に製作されたSFコメディドラマ 「ブラボー火星人」の駄洒落だからね。か、勘違いしないでよね!こんな駄洒落を書いておきながら何ですが、ワタクシ、オリジナルのドラマを一回も見たことがございません。これじゃいかん、せめてファーストシーズンくらいは見ておくべきだろう、そうなると国内盤のDVDはもちろん発売されていないので例によって米国盤頼りとなる。

 (アマゾンで一本ずつビデオ・オン・デマンドで見られるようだが、ちょっと私のスタイルには合わぬ)

 さっそく米アマゾンで検索してみたところ、ちゃーんとDVDが引っかかってきた。「My Favorite Martian - The Complete First Season (1963)」 22.29ドル。発売元がライノであるから英語字幕は付いていないかも知れないが、まあ、それはなんとかなる。

 このファーストシーズンが面白ければセカンド、サードシーズンと見て行けば宜しい。よしよし、そっちのDVDも検索してみよう。げえっ、セカンドシーズンが37.49ドル?サードシーズンにいたってはご、ご、ご、52.49ドルですか。マーケットプレイスの中古であればセカンドシーズン、サードシーズンがそれぞれ21.94ドル、29.95ドルになるのだけれど、私がそこまで見るまで在庫が残っているかどうか(笑)。

 どうやら「ブラボー火星人」のコンプリート観賞への道は厳しいようである。

 (他に『My Favorite Martian, The Best Of Season 1 starring Bill Bixby and Ray Walston in Special Foil』 29.98ドル というDVDボックスセットも見つけたがこれはファーストシーズン37エピソードのうち、面白い作品を15本収録したもの。外装が豪華であり、また発売元もTimeless Media Group であるから英語字幕やクローズドキャプションが入っているかも知れない。でもやっぱり見るからには全エピソードを制覇したいよなあ)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのハンバーガーとコーヒー牛乳。昼飯は思うところあって抜いてしまう。夕食に海鮮ちらし弁当とざるそば。海鮮ちらし弁当はデパートのなんとか展で母親が買ってきたものだが、いくらはともかく蟹の身がぱっさぱさ。あまり美味しいものではなかった。ビール一缶飲んで〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『アルマゲドン 2009』を見る。いやもう予想通りのチープな作品で冒頭の立体感のまったくないCGの地球にびっくり(笑)。地震が起きると登場人物たちの車に地割れが向かってくるという場面を2回繰り返すアイデアの貧困さ、でも他の場所はまったく被害を受けていないといういい加減さ、政府の御用学者が隕石の衝突で起こった磁場の異常は大したことない、すぐに元に戻ると言っているのに何故かそれを国民に隠そうとする矛盾等々、ツッコむのがバカらしくなってしまうほどのどうしようもない映画でありました。

 ただ、一つ、マリアナ海溝の底に100メガトンの核爆弾をぶち込んで磁場を元に戻すという『地球は壊滅する』みたいなオチだけは気に入りましたけど。まあ、それでもロシアの旧式ディーゼル潜水艦が1万メートルまで潜っていっちゃいかんと思います(笑)。

 ハイビジョン画質は発色に粘りがあって悪いものではない。解像度も高くアラスカの森林のリアリティにはちょっと驚かされた。音声はAACステレオ。リア音場とフロント音場の繋がりが良く前から後ろ、後ろから前の移動音をきっちり表現してくれた。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから輸入DVDで『Radar Men from the Moon #10 Mass Execution』を見る。山崩れに呑まれたコーディ、彼は生き埋めとなってしまったのでしょうか。いいえ、ちゃーんと岩陰に隠れていたので無事です。

 グラバーとダリーには土煙でその彼の姿は見えません。「おい、コーディをやったか」「いや、分からん」と間抜けな会話を交わすのみであります。おまけにコーディに構っている間にロケットシップは無事に着陸していたという・・・。グラバーとダリーは洞窟の基地へ引き上げます。

 その2人を迎えたクラーク、「あほー、何やってんねん、ルナニウム、運ばれてしもうたやんけ、それにコーディが生きとるがな、無線でそう言ってたわ」クラークは月のレティクにこのことを報告します。レティクももうかんかん。「ばかー、地球人に光線兵器を作られたらどないすんのや、もうお前らは頼りにならん。わてが地球へ行って直接指揮をとる!」

 この後、クラークはレティクの到着前にカタを付けておこうというのかグラバー、ダリーにコーディたちを襲うよう命令します。

 さて、そのコーディ、研究室でヘンダーソン、ジューンと話し合い。ヘンダーソンによればルナニウムは無事、政府の原子力研究所へ運び込まれて研究が開始されたとのこと。「遠からず我々の光線兵器を実用化することができるだろう。問題なのは月人の地球侵略開始のタイミングだ、コーディ、奴らがいつ侵略してくるのか聞いていないのかい」

 コーディは頷きます。「そうなのです。月の王、レティクから侵略計画のことは聞きましたが、その時期は分からなかった」「よし、君の最初の月探検のことを詳しく話してくれたまえ、彼らがいつ侵略を開始するかのヒントになるものがあるかも知れない」

 えー、もっともらしいことを言っておりますが要するにこれは#1、#2の映像の使いまわし。この頃からお金や時間がなくなってきたら過去のフィルムを使って「総集編」という手があったのですなあ(笑)。

 最初のレティクとの戦い、テッドと光線兵器を盗み出そうとして失敗、戦車に溶岩攻撃を仕掛けられてほうほうの態で逃げ出すまでえんえん流しまして、結局、侵略開始のタイミングのヒントはどこにもなかったという。コーディは代わりに月人の光線ピストルをヘンダーソンに渡し、研究に役立ててくれと申し出たのでした。

 あ、あれ、こんな光線ピストル、何時の間に手に入れてたんだ。

 この時、また研究所にグラバーとダリーが侵入。だからもうちょっとセキュリティに力を入れようよ(笑)。彼らは研究室のドアに大きな金具をはめ込んで中から開かなくしてしまいます。そして通気口から麻酔ガスを流し込んだのです。そんな悠長なことやってないで毒ガス使ったらいいのに(笑)。

 これでジューン、ヘンダーソンが失神。コーディもなんとか脱出しようとしたのですが、ついに力尽きて倒れ付してしまいます。

 「第11章 Planned Pursuit 」へ続きます。

 この後はスティーブン・キングの「悪霊の島」 就寝午前2時半。

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2010年2月19日 (金)

2月18日(木) あたり前田のフランカー

 2月18日(木) あたり前田のフランカー
 こんなにフランカーが強いのもあたり前田のクラッカー。藤田まこと追悼駄洒落。私にとっての藤田まことはなんと言っても『日本一のゴマスリ男』に登場した怪しげな関西弁を喋る日系二世パイロットのジョージ・箱田である。このアクの強さには大いに驚かされ、また私のそれまでの関西弁に対するステロタイプな印象を覆されることになった。私はあれ以上に凄い関西人というものを今にいたるまで見たことがない。

 謹んでご冥福をお祈りする。

 亀水槽のオートヒーターが故障。このヒーターには簡易的なサーモスタット(水温を設定温度に保つ装置)がついていて26度の水温を保つ仕組みになっているのだが、どうやらこのサーモスタット部分がいかれてしまったらしい。亀たちが普段は水の中に潜っている時間帯なのにやたらに陸場に上がりたがるのを変に思って水温をチェックしたらなんと34度!あわててホームセンターへ行って新しいヒーターを買ってきて事なきを得たが、これが夜中に起こっていたらと思うとぞっとする。サーモスタットがいかれたヒーターはどんどん熱を発し水温を上昇させる。へたをすれば沸騰まではいかなくても水温が50~60度になる可能性もあったに違いない。

 そこまで水温が上がればもはや陸場に避難しても熱から逃れることはできず変温動物である亀は悶死していたであろう。新しいサーモスタット付オートヒーター 150Wは2,700円もしてとんだ出費であったけれども私はそのような事態を避けることができてとっても嬉しく思っているのだ。

 ちょっと気になる米国盤ブルーレイ情報。4月に2D版が発売される『アバター』であるがこのほど3D版ブルーレイの発売が決まった模様。リリース日時は11月だというから随分早い発売である。また12月にはフォックスより「エイリアンシリーズ アンソロジー」ブルーレイが発売される。本家の『エイリアンシリーズ』はもとより、『エイリアンVSプレデター』、『エイリアンズVSプレデター』をも収録した6作品セット。WOWOWでハイビジョン放送された『エイリアン』の画質が驚くほど良かったし、また『エイリアンズVSプレデター』は米国盤ブルーレイですでに所有している。でも高画質で『エイリアン4』を見てみたいという気持ちもある(笑)。これは迷うところだ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分、夕食にケンサキイカ、ハマチの刺身。レトルトのハンバーグ、生野菜たっぷり。ビール2缶、ゴハン一膳。ケンサキイカの刺身がぐにぐにとした官能的な食感で身に甘みがあってすこぶるンまい。そこらへんのスーパーで売っている刺身としては驚異的な美味しさであった。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『ソウ6』を見る。やっぱりDVD-A1UDでは昨日と同じことになってしまうので(怒)、HDMIケーブルを繋ぎ換えてBW-800で見たのである。音声は同軸デジタル経由のため従来のDTSサラウンド。この設定がまたやっかい。BW-800でブルーレイソフトを見ることを想定していなかったのでデジタル出力が工場出荷のままの設定になっていたのだ。この設定だと全てのデジタル出力がビットストリームではなくリニアPCM2チャンネルになってしまうために、ヴァリエがプロロジックⅡの擬似サラウンドにしてしまうのである。これではDTS本来のサラウンドが楽しめず、またサヴウーファーチャンネルも働かない。

 最初、これに気づかなかったので説明書を取り出して読む羽目となった。あー、もう面倒くさいったらありゃしない。

 そしてようやく見ることができた『ソウ6』 いやあ、今回もまたクソのように面白かったですなあ(笑)。旬の保険会社ネタを取り入れて社会風刺みたいなことも試みられているが、これがもう単純、単純。契約の些細な事項をあげつらって保険金を出さず、結果的に人を死に追いやってきた会社役員が逆に「死の選択」を迫られるというお題目はついているものの、本当の狙いはこの分かりやすい悪役をどれだけ残酷に痛めつけるか、なのですな。さんざんに痛い思いをして四つのゲームをクリアしてきた男が保険金を出さなかった人の家族にやられるというオチも強烈で実にスッといたしました。

 来年の『ソウ7』にも期待ですな(どうやら3Dになるらしい)。

 このブルーレイソフトはDVD-A1UDで見られなかったので画質・音質の評価はしない。なお、これまでのストーリーを簡潔に纏めた「ソウ総集編」を収録したブルーレイ、DVDが3月19日に発売予定。どうせ米国盤がDVD-AIUDで再生できないのなら国内盤ブルーレイも買っちゃおうか。

 なお、BW-800での再生だったのに例の黒浮きが発生。これではっきりした。この原因はDVD-A1UDではなかった。スケーラー・映像プロセッサーのVantage-HDが悪さしていたのだ、トチ狂って勝手にセットアップのON/OFFをやってやがるのだ。この動作がメニュー画面に反映されないから罪もないブルーレイプレーヤーを疑ったりしていたのだ。ああ、ごめんよ、DVD-A1UD!

 シャワーを浴びてお酒。お供は昨日に引き続き「志村けん 大丈夫だSP」 柄本明との芸者コント、変なおじさんの出来があまりにも良かったのでこれだけBD-Rに保存することにする。

 就寝午前2時過ぎ。

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2010年2月18日 (木)

2月17日(水) アバターが噛んだ小指が痛い

 『アバター』興行記録樹立記念駄洒落。WOWOWの赤木圭一郎特集、『霧笛が俺を呼んでいる』、『打倒(ノック・ダウン)』、『邪魔者は消せ』、『男の怒りをぶちまけろ』、『俺の血が騒ぐ』 の捕獲に成功。これで先に放映された『紅の拳銃』と合わせて6本。二枚収録のケースに収めてめでたく全三巻の「赤木圭一郎映画全集」の出来上がりって、まだ主演作でも何本他にあると思っているんだ(笑)。(註 赤木圭一郎の映画出演は26本。主演作は17本)本当の「赤木圭一郎映画全集」完成のために他の作品も早くハイビジョン放送して欲しいものだぜ。

 おっと、できれば「拳銃無頼帖シリーズ」からたのまあ。

 とりあえず『邪魔者は消せ』の冒頭20分を見て見たのだが、これがああた、フィルム傷やノイズは多いもののぐっと沈んだ黒と華やかな色彩を両立させた非常に魅力的な画質なのである。これで見る東京のネオン街などは実際たまらないもので、私をつかの間のタイムスリップに誘ってくれるのだ。

 2月注文分の米国盤ブルーレイ 『サロゲート』、『ホワイトアウト』、『ソウ6』、『ようこそゾンビランドへ』、『The Phantom』が到着。発送が米国時間の2月9日であったのにも関わらず日本時間17日の到着。ほぼ一週間で届いたことになる。もう前回とはエライ違いで(笑)しかもしっかりシュリンクパックがされていて箱の中でのがたつきも一切なし。嬉しいねえ、いつもこんな風だと有難いんだけどねえ。

 おまけにアバックのポイントと金券使って差額3,300円で買ったハーモニクス RF-57MkII チューニングベース 二組(34,000円相当)も到着。さっそくブルーレイプレーヤー DVD-A1UDに8枚、プロジェクター HD-550に4枚、ブルーレイレコーダー DMR-BW800に貼り付け、これでブルーレイソフト、WOWOWのハイビジョン放送録画のBD-Rがより高画質・高音質で楽しめるぞと大喜びしたのである。

 ところが良いことばかりではなかった。喜び勇んで楽しみで楽しみで仕方のなかった『ソウ6』をDVD-A1UDで再生しようとしたらトンデモないことになったのだ。ほら、ブルーレイの再生をすると最初にローディングのサイン 「いま、読み込んでまっせ!」が出るでしょう。何かのアイコンがローディングの進み具合によって色がだんだんと付いていったりするアレですよ。フツーは長くても30秒程度で済むのだが、この『ソウ6』はアイコンの一部がモノクロになったままで動かなくなってしまった。
 
 そしてなんと中途半端なアイコンはそのままで画面の中央に小さな四角の映像が映ってその中で本編のメニュー画面の一部が出てくるのである。この奇妙な振舞いに呆れて「不良か!」と叫んだのだが、これをブルーレイレコーダーのBW-800で再生するとちゃーんと動作するという(笑)。どうやらディスクではなくDVD-A1UDの方に原因があるらしい。うーん、困ったなあ、これじゃアマゾンに交換を要求することもできないしなあ。DVD-A1UDのファームウェアアップで改善されたりしないかなあ。

 BW-800でも再生は可能なのだが、生憎とこの機種にはHDオーディオのアナログデコード機能がない。HDMIからのビットストリーム出力はもちろん可能だが、今度はプリアンプのヴァリエにその能力がないという。つまりは同軸デジタル入力によるDTS音声の再生となるのである。せっかく楽しみにしていた『ソウ6』だからできればDTS-HDマスターオーディオで観賞したいのだが。

 本日は休み。午前9時に事務所へ出て日記つけとネットのチェック。あれこれと仕事もする。それから例によって例のごとく徒歩で天神へ出かけ赤のれんでラーメン+小炒飯 替え玉の定食を食う。今日のラーメンは実に美味しい。なぜこの味が毎回出せないのだって、いつもいつも替え玉までしないと気のすまない男が何を言うか(笑)。その後はこれまた例のごとく漫画喫茶で漫画読み3時間。

 終了後、徒歩で事務所へ戻る。カメの世話などして午後5時過ぎに帰宅。前述のごとく輸入版ブルーレイとハーモニクス RF-57MkII チューニングベース 二組が届いていたので缶ビール一本を飲みながら貼り付け作業。少し骨だがこれでぐっと再生画質・音質がクオリティアップすると思うと苦にもならない。

 夕食はヤズの刺身、出来合いの鶏天、葱とたこのぬた、それに炒飯。缶ビールをもう1本飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後ブルーレイの『ソウ6』を見ようとしたのだが、どんなことになったのかは前述の通り。仕方ないのでとほほと呻いてシェーン・アッカー監督の『9』を見ることにする。これはティム・バートンが2006年度アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート短編アニメ 『9』にほれ込み製作を買って出てめでたく長編化されたという映画である。声優陣もイライジャ・ウッド、ジョン・C・ライリー、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマー、マーティン・ランドーとやたらに豪華。

 機械に滅ぼされた人類滅亡後の地球という重苦しい世界観、小切れの布やボタンを使って作られたミニチュアサイズの人造人間たちというユニークなキャラクターを非常に精緻なCGアニメで描いており、この映像だけでも一見の価値があるというもの。ストーリー的にはあの科学者と、人造人間たち、悪魔の最終兵器の三者三様の関係が今ひとつ納得がいかないけれども、映像がその弱さを十分に補ってくれている。

 ハイビジョン画質は黒の諧調が実に深い。トーンジャンプもまったくなく安心して観賞できる画質だ。DTS-HDマスターオーディオ5.1チャンネルは格闘場面において力のある低音が大活躍。こ、これはあまりに凄すぎて逆に映像の雰囲気を損なっているのではないか。

 観賞前にブルーレイプレーヤー プロジェクターに貼り付けたハーモニクス RF-57MkII チューニングベースの効果か、画質が映画を見ている間にもぐんぐん良くなって人造人間たちの布きれのテクスチュアが映画の始まりと終わりではそのリアリティがまるで違っていた・・・というのは言いすぎかなあ、やっぱりオカルトオーディオに毒されているのかなあ。

 まあ、いいや、だいたい私がこの手のグッズを買う時は「騙されないぞ」と身構えている訳ではない。両手を大きく広げて「さあ、私を騙しておくれ!」という気持ちで買っているのだから(笑)。

 その後いままでちびちびと見ていたWOWOWハイビジョン録画の『裸足の伯爵夫人』を見る。エヴァ・ガードナーの貫禄と豪奢なセット、衣装に目を見張らされるが、後半の展開に唖然。めでたく結婚した伯爵が傷痍軍人であっちの方の機能を失っている。肉の飢えにたまらなくなったエヴァ・ガードナーが不貞を働いて妊娠。あげくに伯爵に射殺されるのだ。

 これはまたずいぶんとヒロインをバカにした展開で前半の持ち上げっぷりがウソのよう(笑)。この男性優位の視点は年代を考えてもなお違和感を残し、あまり高く評価できる映画ではなかったようである。

 ハイビジョン画質も今ひとつ。フォーカスがたよりなく全体的にぼんやりとした画調。色彩のキレも悪く発色の濁りが多い。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「だいじょうぶだあSP」デシ男の階段ずっこけ、もう何度見たか分からないネタだが、やっぱり面白い。ひれひれ酔って午前1時過ぎ就寝。

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2010年2月17日 (水)

2月16日(火) 「アントワネットは電気羊の夢を見るか」

 あの時代に電気羊なんてないわよ! 翻訳家 浅倉久志氏 死去。氏の仕事でもっとも印象に残っているのはやはりマイクル・クライトンの「アンドロメダ病原体」か。ドキュメントタッチで書かれた原作を最大限に生かした簡潔で虚飾を排した文章になんとも痺れさせられたものである。学校(小学校であったか、中学校であったか)の図書館から借りて読み、そのあまりの面白さにその後何度も何度も借り出して読み返したものであった。

 「ユーモア・スケッチ傑作展」や「ブラック・ユーモア選集」なども忘れがたい。中でも後者に収録されたブルース・J・フリードマンの「使命」がぴかいちで、おそらくこれの影響で「いちいち細かいオチをつけたがる」という私の性分が形成されたのかも知れぬ。

 謹んでご冥福をお祈りします。

(註 「使命」は当初、「ユーモア・スケッチ傑作展」収録だと思い込んでいたのだが、確認してみると影も形もない(笑)。また私の得意の記憶違いかとおびえつついろいろ調べて「ブラックユーモア選集」収録だと判明したのである。年を取るといろいろ記憶がこんがらがってきて大変なのである)

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニのサンドイッチとコーヒー牛乳。昼飯に袋のうどん(240kcal)、夕食は豚汁に天然ヤズの刺身、出来合いの竹の子てんぷら、豚汁。ビール2缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ラーメン・ガール』 真面目なのは良く分かるのだけれども日本人にとっても曖昧にしな感じられない「日本人の魂」とやらを無闇に有難がるばかりでストーリーがちっとも面白くない。また修行のプロセスもきっちりさせていないのだから、明快な転回点が分からず実にメリハリのない構成になってしまっているのである。

 師匠にラーメンの味を判定して貰う「味勝負」もいっかな盛り上がらずどうやって観客を楽しませようかという観点がまったく感じられない作品であった。

 ハイビジョン画質はあまりにリアリティがありすぎてブリタニー・マーフィーがちっとも綺麗に見えん(笑)。こんなんじゃ、翌年急逝した彼女の魂が浮かばれないぞ。AAC5.1チャンネルは音場の広大さが宜しい。西田敏行の存在感とこのサラウンドだけがこの映画の救いだったように思える。

 その後、今度は日本映画専門チャンネルで録画しておいた『ビルと動物園』を最後まで。堕胎を経て恋人との別れを経験する坂井真紀とビルの窓拭きのアルバイトをしながら将来への道を模索している音大生 小林且弥。ひょんなきっかけで出会い、デートを重ねるようになった彼らは坂井の父親からの厳しい言葉をきっかけに今までなかなか踏み出せなかった新しい世界に足を踏み入れる。

 正直言って、私はこういうストーリーはどーでも良いのである(笑)。この映画の素敵なところは上手く回らないコミュニケーションのぎこちなさを上手く描いて見せたところ。坂井に憧れ、先輩にどやされてデートに誘ったものの上手に会話を続けることのできない小林、父親には愛情を持ちつつもどこかぎくしゃくした関係から抜け出す坂井、このあたりの描写が実に心地よいのだ。

 そんな映画の気持ちよさに比してハイビジョン画質はダメ、ダメ、ダメ。コントラストはとれておらず、ピントも甘い。解像度感がないので実にのっぺりとした平面的な絵になってしまっている。ステレオ音声はBGMの品位で力を見せるのだが、画質がこれではとても挽回することはできなかった。

 シャワーを浴びて後はテレビや読書でてろてろ過ごす。「踊る!さんま御殿」 くわばたりえにちょっとイラッ☆!言っていることは面白いのだが、何せ出たがりのおばちゃんオーラが全身から迸り出ているからなあ。ここまでいくと逆にいやになってしまうよなあ。

 就寝午前2時半。

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2010年2月16日 (火)

2月15日(月) 『水爆と宍戸開の怪物』

 あのレイ・ハリーハウゼンの名作を何故か宍戸開主演でリメイク!液晶モニター ユニットコム UNI-LCD24/Bの導入によって用済みとなった14インチブラウン管テレビ。山田電器なんかで売っている9,800円の奴だ。今、これを事務所へ持ち込もうと思っている。それは何のためか、これから数回にわたって必要となるであろうDVD-A1UDなどのインターネットを利用したファームウェアアップデートのモニターとして使うため。ブラウン管テレビと言ってもさすがにビデオ端子があるのでコンポジットビデオケーブルで接続すればOX。多少場所を取るものの書庫に眠らせておくよりはよほどましであろう。

 ただ、モニターは事務所へ常設することができても肝心のDVD-A1UDの重量が18.9キロですからなあ。こんなものを事務所へいちいち持ち込むのは大変だなあ。前のごとく、アップデートディスクを郵送するとか、せっかくSDスロットがあるのだからこれを使うとか、考えて欲しいなあ。経費削減は分かりますけど、ユーザーのみんながみんな、AVルームにインターネット環境を持っている訳ではないのですぜ。

 まあ、いざとなったら誰かさんにノートパソコンを持ち込んで貰ってって、コラ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼飯は講習会のためにどたばたしていたら食い損ねてしまった。だいたいこの講習会、天神とか博多駅近辺でやればいいものを吉塚なんてマイナーな場所でやるから到着までの時間が読めず途中で飯を食っていたら遅れる可能性があったのだ。朝飯を食っていたからさほどの空腹感はなかったのだが、せっかく吉塚まで出かけたのだからそこらのラーメン屋に入りたかったんだよう。

 夕食はおでんと刺身の盛り合わせ。ビール一缶飲んでおでんを食う。仕上げに昨日の残り飯で作ったお握り2個。昼飯を食えなかったからその分夕食で取り返そうという気分にならないのが我ながら不思議。ダイエットには都合がいいのだが、何かしら40も半ばを越えて自分の生命力自体が衰えているのではないかと危惧せずにはいられない(笑)。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『罪とか罰とか』を見る。ケラリーノ・サンドロヴィッチが成海璃子を主演にすえたコメディである。売れないグラビアタレントの成海璃子がひょんなことから1日警察署長を務めることになって、連続殺人鬼の彼氏と再会したり、奇妙な三人組によってコンビニ強盗事件、同僚のグラビアタレント、マネージャー誘拐事件が起こったりする。

 これだけだとなんともまとまらない映画になりそうだが(笑)、ケラリーノ監督はこれに時系列のトリックを上手く入れ込んだり、細かいギャグをちりばめたりして、おもちゃ箱をひっくり返したようなにぎやかな作品に仕上げている。役者の使い方も上手く、丁度良い具合に切れた奥菜恵の演技に笑わされてしまった。

 成海璃子が署員の名前を覚えきれないからといって渾名で指令を下すシークエンスにも爆笑。口の臭い「歯槽膿漏」や、頭の薄い「すだれ」などは予想の範囲なのだが、「小学生」と呼ばれる署員が本当に小学生というギャグが素晴らしい。

 ハイビジョン画質はハイコントラストで発色も良いがHDカメラ撮影の故か黒に粘りがないのが残念。また高域の強調があり、シャツのガラなどでちりちりとしたノイズが発生していた。ステレオ音声はきっちりとリアに音が回って好印象。BGMの品位もなかなかのもの。

 この映画で唯一つ納得できなかったのは成海璃子のデブさ加減。太った、太ったとは聞いていたけれどもまさかこれほどとは思わなかった。特に前半の私服場面が酷く、走る場面に「ドス、ドス、ドス」という効果音を付けたくなったくらい。足首もやたらに太くてこれはもはやぽっちゃりで済むような問題ではない(笑)。やい、成海璃子、あんた、きっとBMIで25超えているだろ!

 一日警察社長になってからも署長室でざるそばなんか食っている。「食うんじゃない、一ヶ月くらい絶食しろ」と言いたくなったって、それじゃ死んじゃうだろ(笑)。とにかく明日事務所に行って一番初めにやることはパソコンで「成海璃子 デブ」で検索だなと思いましたね。

 その後今までちびちび見ていたWOWWOWハイビジョン録画の『モア・オブ・ミー 3人のワタシ』を見る。子育て、仕事、思い出の木を守ろうとする環境保護活動など忙しくて忙しくて仕方のない主婦が「あー、体がいくつあっても足りないわ」と嘆いたとたん、鏡の中から3人の分身が現れ「母親」「仕事人」「妻」の役を受け持って貰えることになった。あー、楽になったと喜ぶ主婦だが、3人が3人ともどんどん忙しくなりだして家の中は大混乱。

 この騒動を通じて自分の本当の役割を改めて知る主婦という映画なのだけれども、これがヒジョーにつまらん(笑)。家庭内、あとは伐採の危機にある木の周囲など、非常に狭い範囲でごちゃごちゃやるだけなのでもう見ているだけでうっとおしくなってくる。それに何よりイヤだったのが妻の役割を演じる分身で、これが完全な色ボケなのである。色ボケだからもう中年なのにセクシーな豹柄のランジェリーを身に纏いベッドの上でぐねぐね体をくねらせたりする。もう私は途中で頭が痛くなってしまいました(笑)。

 ハイビジョン画質はコントラストに乏しく平板な印象。ステレオ音声も音数が少なく貧乏臭い音場である。CM用と思われる奇妙な暗転が数箇所で入るのでこれはテレビムーヴィーではないのだろうか。

 シャワーを浴びて午前12時過ぎから輸入DVDで『Radar Men from the Moon #9 Battle in the Stratosphere』を見る。失神したコーディ、危うしと思われたのですがこのピンチを救ったのはロケットスーツで飛び上がったテッド。彼は手りゅう弾を上空から落として戦車を攻撃。足止めすることに成功したのです。彼は自分達の戦車に戻りコーディのチューブを元に戻します。あっという間に復活するコーディ(笑)。彼は再び修理に取り掛かります。その間テッドはまた外へ出て戦車を捨てて近づいてきた月人たちと戦うことになります。

 月人たちのレイガンがびびゅーん、テッドの手りゅう弾がどかーん、そうしている間にようやくコーディの修理が完了。テッドを呼び戻して戦車を再スタートさせたのです。ロケットシップの着陸場所に到着するやいなや、すぐに奪取してきたルナニウムを積み込みます。そして地球へ向けて出発だ。この時例の月人は「出発前にわてを解放してくれるんでしょうな」とコーディに尋ねております。コーディ、にべもなく「いや、君には私たちと一緒に来て貰う」「ええー、そんな殺生な、わてがおらんと釜の蓋が開かなくなるって言いましたやんか」 月人、船室に押し込められてしまいます。

 発進するロケットシップ。後は地球へまっしぐらと思いきやそうは問屋が許さないじゃなかった卸さない。月人が暴れ始めたのです。彼はバールのようなものでみんなをがんがん殴って失神させてしまいます。一人残ったコーディと戦う月人。ついに拳銃を持ち出しコーディともみ合いになった!ズドン、銃声が響いて崩れ落ちる月人。彼は誤って自分を撃ってしまったのでした。彼の死体はエアロックから宇宙へ放り出されてしまいます。ヒドイ(笑)。そして月面では残された奥さんが五つを頭に3人の子供を抱えて「おとうちゃん、帰ってきいへん、明日のおコメもないしどないしよ」と嘆いていると(ウソ)。

 レティクは例によってクラークへ連絡します。「クラーク、えらいこっちゃ、ルナニウムが奪われたで」「ええ、それじゃ、地球人、自分達の光線兵器を作りますがな、地球侵略計画が大変やおまへんか」レティクはクラークに命令します。「やつらのロケットシップを着陸させたらあかん。着陸地点で迎え撃て!」

 なんか最初の月探検の時と同じ展開になってますね(笑)。

 さて、例によって出撃するグラバーとダリーの凸凹コンビ。トラックをロケットシップの着陸地点近くに止めて光線砲の狙いを定めております。さあ、ロケットシップが飛んできた。発射だ!外れました(笑)。しかし衝撃でぐらぐら揺れるロケットシップ。コーディはロケットスーツを着てトラック撃破のために飛び出します。このコーディに2発目の光線が命中。コーディ、不時着します。トラックに歩いて近寄りピストルでグラバー、ダリーと銃撃戦となりました。その彼に向かって放たれる光線砲。しかしコーディは大きな岩の後ろに隠れているので効果なし。いらだったグラバーは「ダリー、山肌を狙え、岩石で生き埋めにするのだ」

 光線砲がコーディの頭上に岩肌に命中します。たちまち起こるがけ崩れ。コーディ、あっという間に飲み込まれてしまいました。

 「第10章 Mass Execution」へ続きます。

 その後 スティーブン・キングの「悪霊の島 上」に読みふける。就寝午前2時半。

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2010年2月15日 (月)

2月14日(日) 『文明堂ランナー』

 カステラ、別れた妻は俺のことをそう呼んでいた・・・って訳が分からん(笑)。またブルーレイの『ブレード・ランナー ファイナルカット』を見ている。この駄洒落もその影響である。今回、ちょっと面白いと思ったのが冒頭のVKテストにおけるカメの扱い方。

 ホールデンはレオンに対し「君は砂漠を歩いている。するとカメ(リクガメ トータス tortoise)がやってくる」レオンは「リクガメってなんだ、知らないぞ」ホールデンはこの質問に対しこう答えるのだ。「(水棲)カメ (タートル turtle)は知っているだろう。似たようなものだ」つまり、トータス(リクガメ)とタートル(水棲カメ)を使った一種の言葉遊びになっているのだ。この洒落た台詞は残念ながら日本語字幕(ファイナルカット 米国盤ブルーレイ)には反映されておらず会話の面白さを著しく損ねる結果となっている。

 字幕翻訳は岡枝慎二氏(?)であるが、これがもし、僕らの戸田奈津子先生が担当されていたとしたらどうだろう。きっと、このトータスとタートルの違いを見事に訳してくれるのに違いない。そして分かりやすさを最優先させる戸田奈津子先生のことだから、多分この会話の字幕は以下のようになっていたであろう。

 ホールデン 「君は砂漠を歩いている。するとリクガメがやってくる」
 レオン 「リクガメってなんだ、知らないぞ」
 ホールデン 「ミドリガメは知っているだろう。似たようなものだ」

 そして私のような人間から「2019年の未来社会の話なのにミドリガメはないだろう」と突っ込まれるのだ(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。末弟夫婦がケーキを持ってきてくれたので昼食はそれで済ませてしまう。夕食は刺身お徳用盛り合わせと肉うどん。ビール一缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後やっと戻ってきたブルーレイ 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を2時間ほど。DVD-A1UDとHD550の組み合わせは雨にけぶるダイアゴン横丁を非常に魅力的に見せてくれる。またトゥルーHDのサラウンド音場もより精緻でその複雑さにうっとりしてしまった。

 午後9時過ぎから今度は前述の如く『ブレード・ランナー ファイナルカット』の米国盤を40分ほど。この画質がまた息を呑んでしまうほどの素晴らしさ。ブルーレイプレーヤーやプロジェクターの性能がよほど上がったのでミニチュア等がちゃちに見えるのではないかと思っていたのだが、それはまったくの杞憂に終わった。2019年のロサンゼルス市街のビルや塔が闇の中に浮かび上がり非常な立体感を現出させるためにまったく古臭さがなく、逆に『イノセンス』における択捉経済特区のような退廃した未来都市の雰囲気を感じさせるのである。

 タイレル社社屋の巨大感も素晴らしい。特にスピナーが屋上へ向かう場面ではまるで現実のビルの屋上を使ったのではないかと錯覚させるほどであった。

 午後10時過ぎにシャワーを浴びてお酒。お供はWOWOWハイビジョン録画の舞台公演 「内村光良プロデュース エルダーソルジャース」 5人の奇妙な能力を持った男達が対テロ特殊部隊となるためにかき集められるという前半は非常に面白かったのに後半の爆弾騒ぎで急速に失速してしまう。それぞれの超能力がまったく生かされていないし、また天野ひろゆきの予知の件も明らかな演出ミス。爆弾の起爆装置を解除するためには緑と赤のどちらかの線を切断しなければならないという定番の場面だけれども天野はこれを予知して「緑」と叫ぶ。この直後顎を外して喋れなくなってしまうのだが、フツーこのような状況であれば「緑!」の台詞がが実は「緑じゃない、赤だ」の途中だったなんてことになるものではないですか。

 それなのに顎が治った天野はやっぱり「緑」と言うのである。顎が外れた直後の騒ぎがまったく無駄になってしまっており、見ていた私は激しくズッコケたのであった。

 終了後、プロジェクターを再起動させてハイビジョン録画の『マタンゴ』の続き。マタンゴをついに口にした後の水野久美の毒々しい美貌がハイビジョンの高画質でより一層生々しくなっている。特に濡れた唇の鮮烈な赤にヤラレテしまった(笑)。

 就寝午前1時過ぎ。

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2010年2月14日 (日)

『スクワーム』(『Squirm』 1976)

 『スクワーム』(『Squirm』 1976)

 無数のゴカイがわやわや蠢く気色の悪い映画。蠢くという漢字はまさにこの映画のためにあるといっても過言ではありません(そ、そうか?)どうぞ、皆さんもこのレビューを読んで身の毛のよだつような気色悪さを味わって下さい。

 「1975年9月29日ジョージア州沿岸で発生した激しい雷雨は送電線を切り、数十万ボルトの電流を地中に流した。その後、小さな田舎町フライクリークの住民は身の毛のよだつような怪奇現象を目撃することになる。これはその一部始終である」

 冒頭から大仰なテロップであります(笑)。

 そのテロップどおり荒れ狂う雷雨と強風、ここでタイトルがむわーんと出てまいります。そして強風はついにミニチュアの送電塔をへし折ってしまいました。切れた電線は地面におち、ばちばちと派手な火花を散らします。暗闇の中でゴカイがくわーと暴れ始めました。

 翌朝、台風一過の日本晴れとなります。雷雨で台風じゃないし、第一ここはジョージア州だろうというツッコミは覚悟の上でのボケでございます。さて、暢気にシャワーを浴びておりますのが本作のヒロインでありますジェリー(パトリシア・パーシィ)。彼女は一軒家に母のナオミ(ジーン・サリバン)、妹のアルマ(フラン・ヒギンズ)と三人暮らし。そしてその家の庭ではゴカイ養殖業者の息子ロジャー(R.A.ドウ)が嵐で飛ばされてきた木の枝を片付けております。実は、このロジャー、ジェリーに気がありまして、その関係で何かといろいろ手伝っているという設定です。

 まあ、ジェリーにはまったくそういう気はなく、それどころか州の展示会で知り合ったミックをロジャーのトラックを借りて迎えに行こうとしております。彼を家に滞在させて休暇を楽しもうというのですから、こういうのふつー、デキていますよね(笑)。

 さて、そのミック、バスに乗ってフライクリークを目指しております。ところがバスは途中でストップしてしまいました。フライクリークへの道が雷雨のせいで水没していたのです。慌ててバスを降りるミック。この時、彼が抱えている大きなバック、釣竿、ラケットなどが乗客の皆さんに当たって大迷惑。微妙にイラッ☆とさせられるキャラですな。彼はバスの運転手さんに「森を抜ければすぐフライクリークだよ」と言われて森の中へ入り込むのですが、道はないわ、潅木が邪魔だわ、虫がぶんぶん刺しにくるわ、えらい難行。おまけに深い水溜りにずぼりと嵌ってしまったのです。

 と、「アハハハハ」という笑い声。それは彼を迎えにきたジェリーでした。どうやって、森の中のミックを見つけたのか定かではありませんが(笑)彼女は彼を引き上げトラックへ戻ります。

 町は昨夜の雷雨のせいで停電状態。ジェリーの家も例外ではなく冷蔵庫がストップして食べ物が腐りかけております。そのためナオミから頼まれていた氷を買いにいくジェリーですが、この時待ちきれなくなったミックはあるダイナーに入って、無愛想な女主人に「エッグノック頂戴」「そんな飲み物ないわよ、何、それ」「チョコレートの炭酸割さ」 女主人、不器用にそれを作ります。

 ミック、出されたエッグノックを一口飲んで「うぇええええ」 ばしゃりとコップを倒してしまいました。するとこぼれた液体の中で馬鹿でかいゴカイがうごめいているではありませんか。「しぇーっ、なんじゃ、こりゃ」飛び上がるミック。しかし、女主人はこのゴカイを見ている筈なのになぜか逆切れです。「なにさ、不味いなら不味いって言えばいいじゃない、やっぱり都会のよそ者はイヤだよう」そんな不気味な飲み物出しといてこの言い草はないと思うのですが(笑)。この騒ぎに今までウェイトレスの尻をなでまくっていたセクハラ保安官、レストン(ピーター・マクラーン)が登場。「坊主、よその町にきて、何文句言ってやがるんだ、おととい来な!」とたたき出されてしまいましたとさ。

 「やっぱ田舎というところは恐ろしい」びっくりしてトラックに戻るミックであります。

 さて、いったんジェリーの家に行きまして、ミックをお母さんとアルマに紹介。その後、ゆっくりする間もなく骨董品をたくさん所蔵しているビーズリーさんの家へ行こうということになります。実はミックのこの旅行には骨董品集めという目的があったのです。何か不自然ですが、本当にそうなのだから仕方ありません。文句なら映画作った人に言って下さい。

 この時、台所ですばやくジェリーにキスするミック。やっぱできてんじゃないか、この二人。

 さあ、ジェリーのステーションワゴンに乗って出かけよう・・・、こんな車があるのなら、何もロジャーのぼろトラックを借りることはなかったのではないでしょうか(笑)。そのロジャー、隣家で父親のウィリー(カール・ダジェンハート)と激しく口論しております。不思議に思ったジェリーが事情を聞いてみると、「荷台に積んでいたゴカイがみんな逃げちゃったんだよ、この馬鹿息子がほいほい人にトラックを貸したりするからだ」わあ、飛んだやぶへびだ(笑)。ジェリーは慌てて涙目になっているロジャーを「私たちも逃げたゴカイを探すからそうしょげないで」と慰めるのでした。

 今度こそ出発。ビーズリー家への道中、ジェリーはミックにゴカイについて説明します。「この辺のゴカイはフツーじゃないの、牙があってね、噛むのよ」これを聞いて物凄く嫌な顔をするミックが愉快。

 さて、ビーズリー家に到着して、ドアをノックするジェリー。しかし誰も出てきません。裏口の方も同じ。「おかしいわね、約束していたのにどうしたのかしら」いろいろ探し回るうちに「ヒーッ」ジェリーの悲鳴が響きます。なんと庭の片隅に白骨が転がっていたのです。二人は慌ててあの尻なでセクハラ保安官、レストンを呼びに行くのですが、なんということでしょう、二人が保安官連れて戻ってきた時には問題の白骨が消えてしまっていたのです。保安官はじろりと二人を睨んで、「ジェリー、君はアルマと違ってまともだと思っていたけどな、それから、小僧、こんどやったら誓ってぶち込んでやるからな、覚えとけ」

 この後2人はビーズリーが常連であったバーへ行きます。そこで偶然ロジャーに出会ったのでお詫びのしるしということで釣りに誘うのでした。あ、このバーの主人も骨董好きでミックにいろいろと勧めます。ジェリー曰く「この町の人は異常に骨董を売りたがるの」だそうで。

 2人はいったん家へ戻ってサンドウィッチの昼食。この時サンドウィッチをもぐもぐやっているミックの後ろの壁でゴカイがつらーっと滑り落ちるのですが、2人とも気がつきません。飯を食い終わったミック、「そういえばダイナーでエッグノックを頼んだら中にゴカイが入っていた。あの時トラックから逃げたのか」よせば良いのにもう一度あのトラックを調べようということになるのですなあ。

 2人はこっそりと荷台に近づいて中を調べます。中はゴカイが逃げた後の空き箱だけかと思われたのですが、奥のビニールシートを持ち上げてみると、その下にあったのがやっぱり白骨。「しぇーっ」と飛び上がる2人。しかし、この時ウィリーがやってきます。二人は慌てて逃げ出したのであります。

 さて、約束どおりロジャーと釣りに出かける二人。ロジャーのボートで沼に繰り出します。この時釣りの餌として持っていったのがゴカイ。ミックは慣れぬ手つきでこの気持ち悪い虫を針につけようとしたのですが、「ぎゃあ」、なんとゴカイに腕を噛まれてしまったのでした。この傷を見たジェリーは驚きに目を丸くします。「まあ、ゴカイが肉を食いちぎっている、こんなの信じられない」「ところがあるのさ、こういうことが」唐突に言い出したのはロジャー。「昔、俺が子供のころ、親父と2人で電気を使ってゴカイを地上に追い出す実験をしたことがある。電線にすずめが3羽止まってた・・・じゃなくって、電線で地中に電気を流したんだ。そしたら出てくるわ、出てくるわ、月給取りの昼休みみたいにぞろぞろと」

 ところがこのゴカイたちは異様に凶暴になっていたのです。「ゴカイは俺の親指を食いちぎりやがった」切断された親指を2人に見せるロジャー。「わああ」もう2人どん引きです(笑)。

 この後、怪我の治療を口実にしてボートを降りるミック。ロジャーが釣りをしている間にあの白骨をまた調べようというのですが、息子がいなくっても父親の方はどうするつもりなのだといいたくなります。ミック、また荷台に忍び込みます。白骨を前にしばらく考えるミック。「どうやってこの白骨の身元を調べよう、そうだ、頭蓋骨を持っていこう」こいつ、本当に頭蓋骨を白骨から外して持っていくんですよ(大笑い)。ところが運悪くアルマに見つかっちゃった。アルマは彼が持っていた頭蓋骨を見て怖がるどころか、「え、誰の骨か調べるの、面白そうね、私にも手伝わせて」と言い出したのです。

 一方、ボートの上のジェリーとロジャー。元からジェリーが好きでたまらなかったロジャー、この機会を逃さずやおら立ち上がって、「ええやろ、させんかい」無理やりキスをします。「何すんのよ、やめて」とジェリーはロジャーを突き飛ばしたのですが、彼が倒れたのが例のゴカイの上。ジェリーは恐怖に目を見開きます。ゴカイがもりもりめりめりロジャーの顔面にもぐりこみ始めたからです。「ばべれぶぐれずー」と訳のわからぬ悲鳴を上げたロジャー、ジェリーもろとも水にどぼん、そのままやっぱり「びいればりれみらそみらいだー」と悲鳴を上げながらどこかへ走り去ってしまいました。取り残されたジェリー、呆然とします。

 ジェリーがそんな酷い目に会っているとは知らず、ミックとアルマは頭蓋骨を抱えてうろうろ(笑)。どうやら歯医者へ行くようです。ははあ、歯形のカルテを見てこの頭蓋骨が誰のものであるか調べようというのですな。しかし、歯医者は休み。ミック、しばらく考えてから、「よし、窓から忍び込もうだって」さすが都会の人は無茶なことを考えます。

 うまい具合に鍵の掛かってない窓がありまして、2人はそこから歯医者へ進入。首尾よくレントゲン写真を見つけます。そして件の頭蓋骨と比べてみて、「ウウーム、これはやっぱりピーズリーさんの頭蓋骨だ、でも何でトラックの中にあったのだろう」まあ、これ以上考えても答えは出ません。いったん2人は家へ戻ることになります。

 その頃ほうほうの態で帰宅したジェリー、裸になって、あ、オッパイが見えた!、シャワーを浴びようとするのですが、バルブをひねってもお湯がでません。あ、シャワーヘッドからゴカイがにょきにょき出てきたぞ。まあ、このゴカイたち、あきらめたジェリーがバルブを閉めると何故か元の穴に戻っていってしまうのですが(笑)。

 その後ようやくミックとアルマが戻ってきました。ジェリーはロジャーがゴカイに襲われて森に逃げ込んだままになっていることを話します。そこで2人で彼を探しに行くことになりました。ステーションワゴンを駆ってまずはロジャーの家へ。ひょっとしたら戻ってきているのかも知れないと思ったのですが、代わりに見つけたのはばったりと倒れていた父親ウィリー。しかも胸のあたりからもしゃこしゃ音がしております。ミック、唾を飲み込んでばっとウィリーの胸をはだけると、その目に飛び込んできたのは無数の蠢くゴカイでした。「わああああああ」仰天したミック、ステーションワゴンに逃げ戻ります。

 この時一人、車に残っていたジェリー、バックミラーに一瞬ロジャーの姿が映ってぎくりとさせられるのですが、その直後ミックが戻ってきて車を急発進させたので、そのまんまになってしまいます。この間の抜けた演出が逆に心地よかったりもする訳ですが(笑)。

 ミックは保安官に知らせたのですが、またこのボンクラ保安官がガールフレンドとスパゲティ食っている最中だったのでまともに話を聞こうとしません。頭にきたミック、「もういいです」と叫んでウィリーの養殖場へ戻ります。いろいろ調べていると、どうも貯水室の中が怪しいということになりまして、ドアに耳をつけてきいてみるとやっぱり中からこしゃこしゃというゴカイの蠢く音が。びびったミック、もう中も見ないでジェリーと逃げてしまったのでした。

 ここで頭蓋骨の種明かし。どうやらロジャー、ミックとジェリーの後をつけていたらしい。それであの骨を拾って後でジェリーを驚かせようといたのです。ジェリーはいいます。「そういえばロジャー、何かびっくりすることがあるって得意顔で言っていたわ」どうも行動の意味が分かりませんが、こんなことにこだわっていても仕方ありませんので次、行きましょう、次に。

 家へ戻ってとりあえずディナー(笑)。母親のナオミは様子がどんどんおかしくなっており、目の焦点が合っていません。また、なんでそうなったかという理由も語られないのです(笑)。彼女は不思議な笑みを浮かべながら「ロジャーも招待していたのよ、何でこないのかしら」なんて言ってます。ジェリーは「きっと仕事が忙しいのよ」とごまかして夕食が始まったのですが・・・いきなり庭の木がめきめきと倒れ台所を押しつぶしてしまったのです。幸い、みんな無事だったのですが、ミック、倒れた木の根っこをみて戦慄します。例によってゴカイがむじゃくじゃ蠢いていたからです。彼はガソリンを持ってきてゴカイを焼き払おうとしたのですが、そのちょっとした間にゴカイはみんな消えてしまったのでした。

 ミックはぽんと手のひらを打って、「そうか、分かったぞ、嵐で送電線が切れて地中に電気が流れたんだ。やつらは光を嫌う、だから、引っ込んでしまったんだ」 傍らでジェリーがミック、どうしてそんなことが分かるの?と言いたげな顔をしているのがおかしい。

 ミックは続けて「暗くなると危ない、奴らが襲ってくるぞ、板切れで家の穴をふさがなくちゃ」塞ぐってああた、台所が木の直撃で潰されているんですぜ、素人が僅かばかりの板材使ったところでどうにもなりますまいに(笑)。今のうちにみんな車で逃げたらどうか、あ、そうか、道路が冠水して隣町まで行けないんだっけ。

 ジェリーは近くに壊れた精米所の跡があってそこで板材と調達できるわと教えます。ミック、暢気にも歩いて取りに行くという・・・。そして板材を調達して帰ろうとした時に顔面にゴカイが潜り込んだままのロジャーが出現。彼を窪みの中にけり落としてしまったのです。半ば錯乱しかけているロジャー「けけけ」と笑いまして「彼女は俺のものだ、お前はそこでゴカイに食われるがいいわ」彼は足をくじいて呻いているミックに彼が運んできた板材を投げつけます。これが頭部を直撃してミック、失神します。

 さて、この間アルマはシャワーを浴びようとします。しかし、お湯が出てこないのは姉の時と同じ。たった一つ違っていたのはこのバルブを開きっぱなしにしてしまったこと。このバカ娘のおかげでシャワーヘッドや蛇口からゴカイがうじゃうじゃと這い出してきたのでした。

 とっぷり日が暮れました。2階のバスルームからかすかに聞こえてくるむじゃわじゃという音。アルマは「あ、お湯が出たんだわ」と勘違いして嬉々としてバスルームの扉を開けます。そのとたん部屋いっぱいになったゴカイがむじゃーっ。わあああああ。

 ようやく失神から目覚めたミック。すでに彼の周囲では無数のゴカイが蠢いています。彼は一計を案じてシャツを脱ぎ、木の枝に巻きつけてたいまつを作りました。これでゴカイどもはあっさり土の中に引っ込んでしまうという・・・。ミックは窪みから苦労して這い上がり、ジェリーの家へ急ぐのでした。

 次々とゴカイに襲われる町の人間たち。あのボンクラ保安官だって例外ではありません。留置場のベッドでガールフレンドと励んでいるところを襲われてはい、あの世行き。

 ジェリー、ママが「そういえば裏口の戸開けっ放しだったわねえ」と言い出したのでびっくりして閉めに行くのですが、そこに待っていたのは誰あろう、ロジャー。ジェリーあっという間に捕まってしまいましたとさ。

 ミックが戻ってきました。たいまつで照らしてみると家の床下からゴカイの塊がうじゃーっと流れ出ているではありませんか。「わああ」 家の中に入ってジェリー達を探します。すると部屋の片隅で蠢く塊、それは今まさにゴカイに食い尽くされんとしているママでした。「わあああああ」

 涙目になったミック、それでもジェリーを探さなくちゃいけません。彼はろうそくに火をつけてゴカイたちをかきわけながら二階へ向かいます。と、いかにもここにいますよてな風情で屋根裏部屋に上がるための梯子が降ろされているではありませんか。ミックがそれを登ろうとした瞬間、ロジャーが「がぁ!」ミックはロジャーと戦います。一進一退の攻防が続いた末についにミックが「いつまでも貴様の好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ!」と叫んでロジャーを階下のゴカイの海に叩き込んでしまったのです。

 「うぎいえええ、ぎえええ」と悲鳴を上げながらゴカイの中に沈んで行くロジャー。そしてミックは屋根裏に監禁されていたジェリーを救出します。しかし、もはや家はゴカイで埋め尽くされています。逃げる道は窓の外の木に登るしかありません。2人は窓から木に向かって身を乗り出したのですが、その時往生際悪くゴカイの海から這い上がってきたロジャーがミックの足をつかんだのです。彼は持っていた懐中電灯でロジャーの頭をがんがん叩いてなんとか振りほどき、ジェリーと共に木によじ登ったのでした。

 あっという間に翌朝となります。木の上でいつの間にか眠っていた二人を目覚めさせたのは下から呼びかける電気工事の人の暢気な声でした。「送電線直したからね、電気使えるよ」その前にあんた、2人の人間が木の上で何しているのか気にならんのかね(笑)。

 そしてカメラはゴカイが消え去った家の中へ。汚れきった室内を映し出します。2階の部屋に行って、そこにあった大型トランクがぱたりと開いて出てきたのはなんと、アルマではありませんか。彼女はこのトランクの中に隠れゴカイから逃れたのです。

 彼女が生きていることを知って大喜びで家に駆け込むジェリーとミック。エンドクレジット。

 どうです、本当に気持ち悪いでしょ。こんな映画をこのレビューを書くためにメモまで取りながら熱心に見たんですよ、ワタクシ(笑)。

 カラー・スクイーズのワイド モノラル音声。DVDの画質はとっても綺麗。ゴカイのぬめむめした感じが良く表現されていてとっても嫌(笑)。音質もあのぐちゃぐちゃしたゴカイの蠢きを臨場感たっぷりに再現してくれて、こっちもたまらないくらい嫌。二十世紀フォックスエンターティメントのDVD。国内盤DVDなのでもちろん英語字幕付。

 エロの冒険者
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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2月13日(土) 母さん温暖化を叩きましょう

 エコエコエコエコエコエコン。あんまり上手く行きませんでしたな(笑)。今のところ順調に飼育できているイシガメ二頭であるが、誤算だったのが水換えの回数。とかく水亀という奴は水を汚す。その汚し方は熱帯魚の比ではなく、最低でも3日に一度、理想的には毎日の水換えが必要となるのだ。現在のところ、使用水槽が60センチであるから毎日の水換えも苦にならないが、いずれこれは120センチにアップグレードされる予定である。そうなれば水量がぐんと増え現在の水換え時間10~15分が30分にもなってしまいかねない。もちろん、水量が増えることで水質を保持しやすくなるというメリットもあるが、それでも3日に一度程度の水換えは必要であろう。

 となると水換えだけで週に1時間かかるという(笑)。さすがにそれはツライので120センチ水槽にした時の水換え手順・方法を考えてみた。まず、120センチ水槽を2段の水槽台上部に設置。下部に60センチ水槽を置く。この60センチ水槽に水を貯めておき、水換え時にこれで給水するのである。簡易な外掛けフィルターで回しておけば水質も大丈夫だし、水道水のカルキも薬剤を使わずとも自然に抜けてしまう。水温もヒーターを入れておいて水換え当日にあらかじめ温めておけば今のように電気ポットで沸かしたお湯を使って温度調整という手間も省けるのである。

 そしてこの水槽には水中ポンプを入れておく。何、高価な熱帯魚用の水中パワーヘッドなどいらない。ホームセンターで売っている風呂の残り湯を洗濯機に入れるときに使うバスポンプでよろしい。こうしておけば繋いだホースを上部の120センチ水槽に差し込んでスイッチを入れるだけで給水が出来てしまうのだ。

 120センチ水槽の排水にはもう一台のバスポンプを使う。事務所の水槽設置場所のすぐ横には排水口が設けられているので、いや、これは事務所を造る時、特注で頼んだのでさあ、この排水口にホースで流し込んでしまえば宜しい。というか、これは今でもやっていることだけどね。

 60センチ水槽は現在使っているものを転用、新たに購入するものはもう一台のバスポンプ、亀用ヒーター、外掛けフィルター、ホースのみ。かなりコストパフォーマンスに優れた方法ではないかと自負しているのだが、実際はどんなものなんでしょうなあ。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に久しぶりの王道のラーメン+替え玉。背脂ががっつり浮いたスープは美味しいのだが、細い麺が力負けをしている印象。あれならもうちょっと太くてざっくりとした麺の方が合うのではないか。

 夕食は博多水炊きの名店、水月にて水炊きのコース。本日は葛の会の新年会なのである。新年会だからちょっと贅沢してこんな名店の5700円の水炊きコースにしたのだ、どうだ、まいったか。参加者は私、獅子児さん、ぴんでんさんと彼の愛娘Y嬢。ぴんでんさんたちがちょっと遅れたものの午後7時半まえにはみんな揃って宴会を開始できた。

 出ましたもの、まずは突き出し3品。とり皮、菜の花の和え物、お豆腐。そして笹身と砂ずりの鶏刺し。特筆すべきは砂ずりでざくざくとした歯ごたえがたまらなく心地よい。この後はいよいよ水炊き。まずは鶏の旨味がたっぷり出たスープを塩味で頂く。旨味がぬふーっと鼻に抜けていくので、知らず知らずのうちにだらしない顔になってしまう(笑)。それから鶏、野菜投入、つくね投入という手順でどんどん進んでいく。お酒も最初のビールから黒霧島のボトルにチェンジ。

 このあたりで追加の注文。鶏唐揚げと腿の塩焼きだ。唐揚げは鶏の質が良く臭みがまったくない。そして身が柔らかくジューシー。最近、歯の衰えが著しい(後10年もしたらふがふがになっているのではないか)私としてはこういう鶏が嬉しいのである。塩焼きはとり皮のぱりぱりとした歯ごたえがグッド。柔らかい身との組み合わせでさらに私をにやにやさせる。

 そして最後は定番中の定番。鶏と野菜の旨味がたっぷり詰まったスープで作る雑炊だ。これもさすがのお味であったが、さすがに私のお腹はもう一杯。2杯しか食べられなかったのがなんとも残念。

 さて、この宴会の最中、Y嬢は始めこそおとなしくしていたのだが我々になれてくるに連れて大はしゃぎ。そのさまはなんとも可愛らしいものであったのだが、ちょっとはしゃぎすぎて障子を破ってしまったのであった。慌てて仲居さんに謝ると「ああ、大丈夫ですよ、大人の宴会とかじゃ障子どころじゃなくって桟ごと壊しちゃう人もいるんですから」その言葉どおり桟の壊れた障子があちらこちらにあるという。まったく酔っ払ったオヤヂはいかんですなあ(笑)。

 2時間ほどで宴会終了。ぴんでんさんはこの後カラオケでもと言っていたのだがY嬢が眠いと言い出したので断念、このまま帰宅することになった。お勘定はお一人一万円。さすがにいつもの所とは桁が違います。

 ぴんでんさん、Y嬢、獅子児さんはタクシーで、私は徒歩で帰宅。テレビを見ながらまたちょっと飲んだりして午前1時過ぎに就寝する。

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2010年2月13日 (土)

2月12日(金) 怪文書、怪文書で半年暮らす

 万歳三唱令とか堀江メール問題とか松本サリン事件に対する一考察とか当たり屋注意報とか薔薇十字団とか田中上奏文とか。パナソニックより発売された3D対応プラズマテレビ、ブルーレイレコーダーについて例によって「3Dは流行らん」論を展開しているもの多数。映画館へ行けば見られるものをわざわざ家庭でメガネをかけてみるなど考えられぬというのである。私は「家庭で見られる」というのが3D映画普及に対する何よりの福音になる要素だと思うのだが。

 劇場での3D映画鑑賞はあんがいツライ(笑)。特に私のような眼鏡使用者には眼鏡の二重使用が煩わしくまた一時間も見ていると目が疲れてしまう。あー、ちょっと目を休ませたいなと思っても劇場公開作品で一時停止なんてできる筈もなし(当たり前だ)。そのまま見続けるしかないのである。これが家庭に導入されるとどうなるか、目が疲れたら再生をストップすればいいのだ。「うーっ」とか言いつつ眼鏡を外して目を揉んだりもできるぞ。場合によっては洗顔なども効果的であるかも知れない。ついでにコーヒーを入れてコーヒーブレイクなんてことも可能になるのである(これはちょっと関係ないか)。

 私は正直言って、『アバター』で大変に眼が疲れた。2時間40分の超大作を3Dで一気に見るのはかなり苦行である。これが家庭に導入すれば自分の好きなように再生できる。これだけでも家庭内3Dの価値があると思うのだが。

 ただ、3Dプロジェクターの登場が2年先、我がシステムへの導入は早くても3年先ぐらいになる。それまでは劇場で3D映画を見なければならない。そこで提案、別売りでデラックスな液晶シャッター眼鏡を出して下さい(笑)。キャップ型の帽子にワイドの液晶眼鏡をつけたようなスタイルが宜しい。この帽子をかぶってあごのストラップでしっかり固定すれば眼鏡がずれることはなくなり、大変に見やすくなるであろう。なんだか傍目からみると難波の発明おじさんみたいな珍妙な姿となるが、『アバター』で眼鏡のズレが気になって仕方のなかった私のような人間にはこういう眼鏡が必要なのだ。

 一万円くらいまでだったら出しますから、メーカーの人は真剣に検討してくれませんか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯はひたすらに面倒くさかったのでカップヌードルのシーフード(320kcal)で済ます。夕食は生野菜、冷蔵庫にあった焼き豚をつまみにビール一缶。仕上げにレトルトのタンカレーとやらを食う。タンカレー、カレーソースはそれほどでもないのだが、ごろりと入っている牛タンが妙に美味しい。ざくざくとした歯ごたえがきちんと保たれているのである。〆のコーヒーは如例。

 その後日本映画専門チャンネルHDで録画しておいた『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見る。前作『チーム・バチスタの栄光』が非常に面白かったので、楽しみにしていた作品である。スタッフ・キャストも前作同様に竹内結子・阿部寛主演、中村義洋監督が起用されているのだから、もう面白くない訳がない。

 そして実際の映画はこの少々過剰に過ぎる(笑)期待を裏切ることのない傑作であった。救命救急部の速水医師の不正疑惑を通して、現在の救急医療の危うさを抉り出していく精緻な構成にが素晴らしく、さらにストーリーを超えて現代の日本医療に対する問題提起を投げかけてくる様が圧巻なのだ。疑惑の内容が明らかにされたのちに起こる大火災は映画的なご都合主義なのだけれども(笑)ここにトリアージの方法を導入することで緊迫感をたかめ、さらにリアリティのある救命救急の実態を描写することに成功しているのも凄い。

 濃いキャラクターの面々も実に宜しい。特に気に入ったのが妙な悪役 精神神経科教授の沼田を演じている高嶋政伸。人を食ったような奇妙な冷静さを湛えていた男が、速見医師から意外な告白をされたことでそれまでの仮面を一気に引き剥がされて「がはっ」と喘ぐ、この演技は見ごたえがありましたなあ。

 映画の良さに比してハイビジョン画質はダメダメ(笑)。コントラストが低く色調も冴えがない。また諧調の推移部分に緑のノイズが発生することがあった。音声はAAC5.1チャンネル。音圧が低くサラウンド感も今ひとつだった。

 シャワーを浴びて午前12時過ぎから輸入ブルーレイで『Radar Men from the Moon #8The Enemy Planet』を見る。まあ、例によって光線砲が命中する前にコーディはロケットスーツで、テッドはパラシュートでそれぞれ脱出している訳ですが(笑)。 無事に地上へ降り立つ2人。しかし、その間グラバーとダリーはトラックで逃げてしまっていたという・・・。すごすごと研究所へ戻る2人であります。

 またヘンダーソンがやってきてコーディと話し合いをします。「コーディ、どうもあの光線砲がいけないねえ」「そうですね、あれと同じものを私達の手で作らなければどうにもなりません」「しかし、どうやって」コーディはにやりとして、「また月へ行ってきます。奴らのエネルギー源であるルナニウムを奪うのですよ」

 すぐにロケットシップへ乗り込むコーディ、テッド、ジューン。すでに前回と同じくハンクが乗り込んでおり準備万端整えております。発進するロケットシップ、これまた前回の通りあっさり月へ到着します。

 コーディはロケットスーツに着替えて出発。ええ?月人を捕まえて「ルナニウムの貯蔵場所を聞き出す」のですか、そんな風に上手くいくものですかね。でも、これがばっちり上手くいくという・・・(笑)。見張り役でしょうか、ぼけーっと突っ立っている月人がいたのであります。コーディは上空から襲い掛かって彼の光線ピストルを奪って「やい、死にたくなければルナリウムの貯蔵場所を教えろ」これで月人、がばっと土下座しまして「へえ、へえ、教えます、教えます。わてには女房と五つをかしらに3人の子供がおりまんのや、わてに何かあったら釜の蓋が開かんようになります。どうか、助けてつかあさい」

 彼をロケットシップに連れ帰るコーディ。あ、月人の奴、ロケットシップの中で出された食事を美味そうにパクついているぞ、なんだ、こいつは(大笑い)。コーディは彼の宇宙服を拝借、これで月人の都市に潜入しようという寸法であります。ハンクはロケットスーツを着て彼のサポート役を務めることになりました。

 コーディは月人に化けているとはいえやすやす月面都市に潜入。貯蔵庫監視の月人に「すまん、交代遅れた」なんて行ってます(笑)。交代後、コーディは貯蔵庫の扉の鍵を光線ピストルで破壊。まんまとルナニウムのコンテナをひとつ盗み出すことに成功したのです。ところがこのコンテナが重い、重い。光線砲を奪取した時と同じですな(笑)。

 コーディとハンクは「ヒーッ、重い」「これをロケットシップまで運んでいくのか」 ところがこの時月面戦車がやってきました。どうやら現状報告に来たらしい。あれを使えば重いコンテナをひーひー言いながら運んでいかなくても良くなる。搭乗員が戦車を降りて電話で報告している隙にコーディとテッドが急いで乗り込みスタートさせたのです。搭乗員はびっくりしてまた電話で「えらいこっちゃ、戦車盗まれましたがな、応援よこしてつかあさい」

 すぐに2台目の戦車がやってきてコーディたちを追跡に掛かります。この2台の戦車、同時に同じ場面に映ることはありません。だって、使いまわしなのですから(笑)。

 月人たちは「やれやれ、いてまえ、いてまえ」光線砲をがんがん発射します。命中はしなかったもののの、衝撃でコーディたちの戦車が故障してしまいました。あわてて修理にかかるコーディ。その時間を稼ぐためにハンクはロケットスーツで出動、上空から手りゅう弾攻撃を仕掛けようとします。しかし彼の攻撃前にまた光線砲が発射され、ついに命中。投げ出されたコーディ、この弾みで背中のエアチューブが外れてしまいました。「うわああ、く、苦しい」なんとかチューブを繋ごうともがくコーディ。しかし、その甲斐なくまもなく失神してしまったのです。

 『第9章 Battle in the Stratosphere』へ続きます。

 終了後、録画しておいた「黄金伝説3時間SP」をやる気なくだらだらと見る。就寝午前3時近く。

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2010年2月12日 (金)

2月11日(木) 「怪文書くん」

 おれは、怪文書くんだ、怪文書ランドの王子だぞ。怪文書ランドってどんなところなんでしょうね。<東京新聞 2010年2月10日 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010021001000502.htmlより引用開始>【グアム共同】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移転先を検討する沖縄基地問題検討委員会の阿部知子社民党政審会長、下地幹郎国民新党政調会長らは10日午後(日本時間同)、米自治領・北マリアナ諸島のフィティアル知事とサイパンで会談した。知事はサイパンと同諸島テニアンを念頭に、普天間飛行場の機能や米海兵隊受け入れに前向きな考えを示した。 フィティアル知事は会談後、報道陣に対し、同諸島への普天間機能移転を「歓迎する」と表明。現行の米軍再編計画では海兵隊の訓練地となるテニアンのデラクルス市長も、普天間飛行場について「移設先になり得る」と受け入れに前向きな姿勢を示している。テニアンなど同諸島が与党内の検討では普天間の移設先候補として浮上しそうだが、米政府は難色を示す可能性が大きい。 フィティアル知事は、米自治領である北マリアナ諸島は、防衛・外交に関して米国の意向を無視できないとしながらも、米国が認めるなら普天間機能移転を受け入れたいと表明。「雇用や土地の賃借といった経済的恩恵がもたらされる」と語った。米国にも受け入れについて打診するという。<引用終了>

 
沖縄基地問題検討委員会の阿部知子社民党政審会長といえばご存知、自身のメールマガジン「阿部知子のメールマガジン \^o^/「カエルニュース」第253号 2007/1/19 \^o^/」で「阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。日本の場合、自衛隊は軍隊ではないし、国土保安隊として出発し、防災のたねにも働くことを任務としてきた特別な生い立ちがあるのに、である。」と発言した歴史改変バカ議員。

 自衛隊に対してあからさまなデマを飛ばした議員がこともあろうに
沖縄基地問題検討委員会とやらに所属し、事実上の国防の要とすら言える米軍基地の移設問題に口を出すとはいったい何の冗談であろうか。社民党は国民をよほど愚弄したいのか。

 また、こちらでテニアンを移設基地の候補にしてテニアンの市長も「そら、よかアイデアですたい」と賛同したとしても米軍の意向が伴わなければ何にもならない。米軍は何も「沖縄の人民を苦しめてやるヤンキー、所詮日本は敗戦国、我が米国のいいなりよヤンキー」と考えて沖縄に基地を置きたがっている訳ではないのだ。沖縄が地政学的に非常に重要な位置にあるからこそ、現行同意のとおり、辺野古への移設を求めているのである。それをまったく考慮に入れていない、
阿部知子社民党政審会長、下地幹郎国民新党政調会長らの行動はテキトーな場所を候補地だ、候補地だと挙げて言っておけば最終的にはどうせ駄目だろうけど(笑)私達が何かやったという証を残すことができるのよという程度にしか見えない。

 鳩山首相、こういうのは税金の無駄遣いにならないんですかね。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分。夕食はヤズの刺身にもつ鍋。ビール2缶飲んでさらに仕上げにちゃんぽん麺まで食べたらもう腹がぱんぱん。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ザ・ムーン』を見る。これはイギリス製作のアポロ計画ドキュメント映画。当時の宇宙飛行士たち(もう80歳を超えている人もいるのに、皆さん、矍鑠とされていますなあ)の証言と記録フィルムで構成されており、取り立てて目新しいイメージの映画ではない。ただ、ハイビジョンテレシネされたアポロ船内の記録フィルムが意外に高画質で、この映像だけでたっぷり楽しめる。月面の映像もそりゃ、かぐやのハイビジョン映像には及ぶべくもないが(当たり前だ)十分に鮮明であり、アポロの月着陸に対する印象すら変えてしまうかのようだ。

 ラストの「アポロ陰謀説」に関する元宇宙飛行士たちのイヤミも傑作。「アメリカ人は2人の間でさえ秘密を守れないのに(計画に関わったであろう)数千人の人々が黙っておけるものかね」「我々は6回も月に
行った。なぜ6回も騙す必要があったのだ」

 あはははは、まったくもってその通りですな。

 それからブルーレイソフト 『地獄の変異』を再見。一層ディスクでしかもMPEG2 サラウンドも容量を食うリニアPCM5.1のソフトであるけれども意外なほどに高画質。本編のほとんどを占める暗い洞窟の中とう映像がHD550のハイコントラスト性能を十全に発揮させるのに最適なためであろうか。もっとも、途中で酷いトーンジャンプが出てしまう箇所があるけれども(笑)。

 シャワーを浴びてお酒。お供はDVDの「ウルトラマン 地上破壊工作」 子供の頃はサングラスを外した地底人たちを見て「あの人たちはなぜ、布の切れ端を貼り付けて目を隠しているの?」と思ったもんだよなあ。地底人だから光のない地底に住んでいるから目が退化してなくなったとかぜんぜん分からなかったものなあ(笑)。

 その後プロジェクターを再起動させてハイビジョン録画の『マタンゴ』の続き。ハイビジョンの高画質のおかげであの天本英世のマタンゴ怪人がこの世のものとは思えぬほどに恐ろしい。思えば『マタンゴ』を劇場で見たのが26年くらい昔、西新でやっていたオールナイトだった。『マタンゴ』は5本立てのプログラムのうち確か三番目で、始まった時にはいい加減眠くなっていたのである。それがマタンゴ怪人一発でお目めぱっちり(笑)。劇場内が騒然となったものであった。

 ひれひれ酔って午前1時過ぎ就寝。

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2010年2月11日 (木)

2月10日(水) 「ハイチだヨ!全員集合」

 と自衛隊員が。不謹慎な駄洒落であることは百も承知でございます。呪われた駄洒落スト(駄洒落ばっかり言っている人)の血が私にこんな非道をさせるのでございます。決して私一人の責任ではないのでございます。日本映画専門チャンネルHDの4月プログラムでクレージー・キャッツ映画『日本一のほら吹き男』を放映予定。これ自体はもちろん、嬉しいのだけれどもやっぱりもっとペースを早めてくれえと言いたくなります。何も一ヶ月に2本ずつなんて無茶は言わない。一ヶ月にきっちり一本ずつやってくれればいいのだ。

 アマゾンでまた「後からヴァージョン違いが発売されるだろうから怖くて買えない」マン発見。序は未開封のまま新しいヴァージョンが出てしまった。おそらくまた同じことになるのではないかと思うと買えない。旧バージョンも違った楽しみ方が出来るというものではなく、完全に価値が無くなるやり方だから。

 『序』のDVD発売は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.01 YOU ARE (NOT) ALONE.』特装版DVDが 2008年4月25日、通常版DVD - 2008年5月21日。一方新しいヴァージョン、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.11 YOU ARE (NOT) ALONE.』がDVD、ブルーレイ共に 2009年5月27日である。『序』は未開封のまま新しいヴァージョンが出てしまったって、この人はDVDを買ったまま一年も見ないで放っておいたのか。また新しいヴァージョンが出るだろうから怖くて買えないと言われても・・・、アマゾンでブルーレイ 4,507円、DVD 4,429円の商品なんである。数万する品なら分かるけれども5,000円もしないものを後から「新しいヴァージョンが出るかも知れない」というので買い控える心理は、もう私のような人間にとって、不思議で不思議で不思議で仕方なかったりするのだけれど。

 本日は休み。とはいえ週末の飲み会に備えて節約せねばならずいつものゴールデンコース、赤のれんでラーメン+小炒飯、替え玉の昼食、漫画喫茶で漫画読み3時間は不可能。まんぜんと事務所で過ごすことになった。昼飯も膳でラーメン+替え玉の380円。とほほと呻いて替え玉した後ににんにくをやたらにブチ込んで食った。やたらに暖かく過ごしやすいのだけが救いか。

 午後4時過ぎに帰宅。カップ酒で一杯やりながらWOWOWハイビジョン録画の「内村光良プロデュース エルダーソルジャーズ公演」を見たりスティーブン・キングの「悪霊の島」を読んだりする。午後6時過ぎに夕食。カレイの煮付け、カツオの叩き、鶏唐揚げ、生野菜。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWWOWハイビジョン録画の『デトロイト・コップ・シティ』を見る。久々のワルな役のサミュエル・L・ジャクソンとユージン・レヴィの凄まじいボケのコントラストが楽しく途中何度も大笑いしてしまう。ハードボイルドな映画の雰囲気も私好みで昨日の『カンフーくん』とは大違い(笑)。こういう作品を探してやみくもにWOWOWの映画をジャンル関係なしに見まくっているのだな、私は。

 サミュエル・L・ジャクソンの車の仕掛けにも笑わされたなあ。この車、スイッチ一つで車高がぐいっと高くなる。これをどういう風に使うのかというと、情報屋を金網に押し付けてぐりぐりと車高を上げて拷問するのであった。誰だ、こんな馬鹿馬鹿しい場面を考えたのは(笑)。

 ハイビジョン画質はかなり個性的。ノイジーであり、輪郭の強調も強め。その分、デトロイトのダウンタウンの街並みが非常に立体的に見えるのである。AAC5.1チャンネルサラウンドの品位も高い。低音と高音のバランスが整っており、また前後の移動感も明確だ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 あまり面白い回ではなし(笑)。その後プロジェクターを再起動させてハイビジョン録画の『マタンゴ』を30分ほど。ヨットの木製部品の質感が非常にリアル。あの難破船の不気味さも120パーセントアップ(当社比)だ。

 ひれひれ酔って就寝午前1時過ぎ。

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2010年2月10日 (水)

2月9日(火) 「3Dのおやつは文明堂」

 パナソニック 世界初の3D対応プラズマテレビ、ブルーレイレコーダー、ブルーレープレーヤー発売記念駄洒落(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100209_347900.html)。しかし3D再生対応ブルーレイレコーダーといったら絶対、「3D映像を録画できる」と勘違いする人が出そうだ(笑)。実際は3Dのブルーレイソフトの再生に対応したということであって録画の方には関係ないけれどもその区別をつけられる人がどのくらいるかちょっと心配である。

 また同時に発売が発表された3D対応ブルーレイプレーヤー DMP-BDT900。実売13万円程度のくせして、何気にHDMI2系統出力とか、7.1チャンネルアナログ出力とかハイスペックなのがちょっと腹立たしい(笑)。

 ああ、誕生日である。46歳である。実をいうと私は去年一年間、年を数え間違えて本当は45歳のところを46歳だと思っていた(笑)。だからこの誕生日を迎えても実質的には年を取っていないことになり、例年の如く妙な寂寞感を覚えずに済んでいる。よし、今年もこれでいこう。後一週間ぐらいたったら自分を47歳だと思い込むことにする。そうすれば来年の誕生日も今年と同じく心安らかに迎えることができるのだ・・・こういうのを悪あがきと申します(笑)。

 さて、誕生日には誕生日プレゼントがつきものである。だが、あいにく私には誕生日プレゼントをくれるような人物がいない。ならば仕方ない、自分で自分に誕生日プレゼントということで(笑)ハーモニクス RF-57MkII チューニングベースを二組買うことにした。このオーディオアクセサリーは某アバックで一組約17,000円で販売している。これを二組で34,000円。あれ、いつも買っている店より高いんじゃないのと思われるかも知れないが、ふふふふ、これまでの買い物で某アバックにポイントがついている分を利用するのだ。このポイントを24,000円の金券に換えてさらに年末のキャンペーンで貰った同じく金券9,000円を合わせればなんと差額3,300円で買えてしまうのである。

 手続きが少々面倒くさかったがこの値段でこれまでに何度も買ってその高い効果を熟知しているRF-57MkIIが二組買えるのだ。実にお徳ではないか。到着は在庫があれば来週中くらいか。届いたらさっそく、ブルーレイプレーヤー DVD-A1UDやプロジェクター DLA-HD550に貼り付けて「おおお、発色が良くなった、画面の奥行き感が出てきた、凄い、凄い」と叫ぶのである。ああ、46にもなってこんなに楽しくっていいのであろうか。
 
 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。ちょっと気になったのが近所をうろついていたおっさん。髭ぼうぼうの怪しい容貌をしたおっさんが用もないのに日がな近所をあっちへうろうろ、こっちへうろうろしていたのである。他のアパートの前庭に寝転がったりもしていた。なんだか気味が悪いぞ。

 食ったもの、朝飯にコンビニのサンドウィッチとコーヒー牛乳。昼飯は例によって柔麺一把で済まそうとしたのだが、「いやいや、年に一度の誕生日だ、ダイエットだ、お金の節約だなどとけち臭いことは言わないでどーんといこうじゃないか」と思い直し、素麺三把を冷ソーメンにして、炒めたソーセージを4本つけた。あー、なんという豪華な昼飯か(笑)。夕食はマグロの刺身、豚肉のみそ焼き、ワカメ・玉ねぎの味噌汁、昨日の残り飯を使ってお茶漬け。ビール2缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『あいつはママのボーイフレンド』、『カンフーくん』を続けて。『あいつはママのボーイフレンド』はデブでだらしない女だった母親が一念発起して大変身。ダイエットしてメグ・ライアンになった(笑)。FBIの職員である主人公は3年ぶりにあったママの変身を嬉しく思っているのだが、綺麗になった分、このママが遊ぶ、遊ぶ。息子より若い男を連れ込んでアへアへやっているし、毎晩、玄関前には分かれた元彼のシェフが酔っ払ってやってきて復縁を求めて泣き喚くという(笑)。

 そんなママに今度はアントニオ・バンデラスが近づいてきた。アントニオ・バンデラスというだけでデンジャラスなのに(バンデラスとデンジャラスで韻を踏んで見ました)、実はこの男、貴重なる彫刻を狙う美術品専門の泥棒だったのだ。直ちに監視を始めるFBI。主人公はそんな職場と母親の板ばさみになって大弱り。FBIの上司たちや同僚たちはそんな主人公のキモチをよそに母親の写真を見て「うへへへ、いい女だな」とオヤヂくさく喜んでいたりする。

 このシチュエーションを成立させた時点でもう面白い映画になることは決まったようなものである(笑)。後半の博物館侵入からアントニオ・バンデラスが実はCIAの潜入捜査員であったことが分かる流れにはちょっと無理があるのだが、前半の作りこみが効を奏しきっちりとハッピーエンドに収めてくれるのが嬉しい。
 
 ハイビジョン画質はこってりとした黒が魅力。ちょっと潰れ気味ではあるのだが、この発色には逆らえない。AAC5.1チャンネルはすこぶる高音質。音の定位がきっちりとしていてしかも品位が高いのである。

 『カンフーくん』 いやもう、駄目な映画であろうとは思っていたけれども、やっぱり駄目な映画であった(笑)。完全な子供向けであるのは構わないのだけれども、それにしては悪役の設定が「裏文部省」といういささかこ難しいのはいかがなものか。カンフーくんの活躍に目を輝かせるような子供たちには理解しずらいのではないかと思うのである。かといってこれを理解できるような年頃の子達には映画全体があまりにも幼稚でつまらないだろうし、とにかくねらい目がどこを向いているのか判然としない中途半端な作品だ。

 敵の本拠に乗り込んでからどたばた戦うシークエンスの単調さにも辟易させられたし、こういう日本のカンフー映画は『少林少女』しかり、この『カンフーくん』しかりで碌なものがございません。

 ハイビジョン画質は発色が駄目。しらっちゃけたようなやる気のない色で実に魅力のない画調。AAC5.1チャンネルは派手ではあるもののワンパターンの極み。本当に見ていてしんどい映画でありました。

 シャワーを浴びて後は昨日届いたスティーブン・キングの「悪霊の島 上」に読みふける。

 就寝午前2時半。気持ちが悪いくらい部屋の中が暖かい。

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2010年2月 9日 (火)

2月8日(月) ツイッターが出た出たぁ、ツイッターが出たぁよいよい

 こんな駄洒落を書いている私ですが、実はツイッターがどんなものか実は良く知らなかったりするのであります。あの『プライベート・ライアン』ブルーレイがアメリカで5月4日に発売される模様。気になる音声仕様はDTS-HDマスターオーディオの48kHz/24bit。ハイビットロスレスサラウンドであのオマハ上陸戦を見る、ウウーム、あれだけ凄惨な場面だからなあ、劇場をやすやすと凌駕するであろうこんなスーパーサラウンドで見てもいいの?あまりの音の凄さに擬似PTSD(そんな病気があるのか?)になったりする人も出てくるんじゃないの。

 先日来ヤフオクにモンスターの高級DV-Iケーブル 5Mを出品していたのだが4万円もしたものを5,000円で出したのに、DV-I HDMI変換コネクター(これだって6,000円ぐらいしたんだ)を一個つけたのに結局落札されなかった。さすがにこれ以下の値段では売るだけばかばかしいので、このケーブルをHDMIセレクターと液晶モニター ユニットコム UNI-LCD24/Bの接続に使うことにした。HDMI変換コネクターを付けた側をセレクターに、もう片方をUNI-LCD24/BのDV-I端子へ繋ぐのである。

 今まで使っていたHDMIケーブルが2メートル、これが5メートルになるから余裕がずいぶんと増える。だから今までソファーにおきっぱなしだったセレクターを別のところに固定できるではないか。そしてこのケーブルはすこぶる高品質であるからモニター表示の画質も向上して一石二鳥だ、むししししとほくそえんだのだが・・・、ケーブル自体が非常に太くて硬いので取り回しが想像以上に大変。画質に関しても確かに文字のキレ等は上がっているようなのだが不安定で時々、モニターに映像が出ず、「アウトオブレンジ」と表示されたりするのであった(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にうどん。冷蔵庫にあった袋入りのやつ。お湯で茹でたところに顆粒の昆布だしをブチ込み麺つゆで味付けする。280kcal程度であるが麺がスープを吸って膨らむので満腹感が持続するのだ。夕食は鍋、あんこうだの、鶏肉だの、いろいろ入ったよろず鍋である。ビール一缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『インクハート 魔法の声』を見る。人間には物語を朗読することにより現実化させるという能力、魔法舌を持つものがいる。その能力の持ち主、ブレンダン・フレーザーが誤って呼び出してしまった物語の悪役がさらに世界を自分の都合の良いものに作り変えようとしてフレーザーとその娘を拉致するというストーリー。ヨーロッパの山中に佇む古城の雰囲気の良さや妙に魅力的な悪役たちなど、細かな造りで気が利いており、なかなか面白い映画であった。ただ、ラストのあれはちょっとなあ(笑)。父親と同じ力を持つと分かった娘を利用して最終兵器である「影」を呼ぼうとする悪役に対抗して娘は自分の考えた物語を腕に書いて朗読、すると全てがその通りになるというのはいかになんでもやりすぎというもの。

 それだったらもう何でもできちゃうじゃん!と思ってしまうからである(笑)。

 特筆すべきはブルーレイのハイビジョン画質。恐ろしく透明感のある画質でしかも解像度が大変に高い。諧調の表現がやや荒くデジタルっぽい画調になってしまっているけれども木の葉一枚、一枚に遠近感が感じられる表現力は素晴らしいとしかいいようがないのであります。

 サラウンドはトゥルーHD5.1チャンネル。音圧が異様に低く通常13~14であるヴォリュームを実に23に上げる必要があった。もっともここまでヴォリュームアップすると誠に結構で迫力のあるサラウンド音場が出現しましたが。

 その後、日本映画専門チャンネルで録画しておいた岡本喜八の『どぶ鼠作戦』を見る。話が複雑で誰が日本人で中国人なのか混乱する始末
(笑)。いくら途中でうとうとしたと言ってもこれは酷かろう。ただ、役者たちの存在感はピカイチ。中丸忠雄の無双には凄まじい凄みが感じられるし、佐藤充の開き直りっぷりも見ものだ。ひょうひょうとした加山雄三の演技も面白く、私にとってこの映画はストーリーよりも効した役者たちの上手さで見せる映画であった。

 モノクロハイビジョン画質は秀麗の一言。黒はきっちりと沈んでいないもののノイズの少ない極めてクリーンな画調である。

 午後11時過ぎから輸入DVDで『Radar Men from the Moon #7 Camouflaged Destruction 』を見る。崖から転落したコーディ、素早くロケットスーツを作動させて上昇に転じます。彼はグラバーとダリーを探したのですがどうやら2人は逃げてしまった模様。

 コーディは研究所へ戻りテッドとジョアンに例のハルズカフェに行くと伝えます。もうグラバーとダりーがやってくることはないでしょうが、お客の中で彼らのことを知っている人がいるのではないかと考えたのであります。そのカンは見事に的中。グラバー・ダリーと店で話したことがあるという整備士がすぐに見つかりまして、「そうっすねえ、一度、トラックが故障したとかなんとかで整備工場を紹介したことがありますよ。ええと、あれはそうだ、サウスサイドタウンのベンソンの工場だ」コーディはこの工場へ行ってみることにしました。

 その頃クラークは月のレティクに無線連絡の真っ最中。「レティク様、新しいレーザー砲が完成しましたで。積んだトラックの荷台に上手い事細工しましたさかい(ウェル・カムフラージュド)、誰もレーザー砲があるとは思いまへん。これで地球の兵士訓練施設をいてもうたります」レティク、大いに喜んで「よっしゃ、がんがんいかんかい。これでわしらの地球侵略もなったも同然や」

 出動するグラバーとダリー。

 さて、ベンソンの工場へ到着したコーディ。ベンソンに怪しいお客が来ませんでしたかと聞いております。ベンソンは首を捻って工場の中に並んでいる車やトラックを指差します。「あれとあれは常連さんですわ。ああ、あのトラックが新規でしたな」「ちょっと調べさせて貰っていいでしょうか」「あー、はいはい、どうぞ、どうぞ」 コーディはトラックを調べます。荷台には木箱が満載されているのですがどうもこれが怪しい(笑)。さらに詳しく調べようとした時、なんとグラバーとダリーが現れたのです。どうやらこの2人、故障を口実にこの工場にトラックを隠しておいたらしい。

 たちまち始まる殴り合い。なぜかベンソンまで加わっています(笑)。どったんばったん殴りあった挙句、ベンソンとコーディは失神。グラバーとダリーはトラックで逃げてしまいましたって、コーディが失神しているのだから大チャンスじゃないか。なんでピストルで止めを刺していかないの。

 まんまと2人に逃げられてしまったコーディ。研究所で待機しております。グラバーとダリーがどこかを光線砲で攻撃したらすぐに連絡が来ることになっておりまして、その後にコーディがロケットスーツでトラックの所在を探そうというのです。同時に空港にテッドを待機させております。彼の飛行機には小型爆弾を搭載。ロケットスーツのコーディがトラックを見つけ次第彼に連絡、トラックを爆撃させようという計画なのです。

 そしてまもなく入ってきた知らせ。グラバーとダリーが計画通り兵員訓練施設を光線砲で攻撃したのです。すぐさま出動するコーディ。テッドも飛行機で訓練施設を目指して出発です。

 コーディはたちまちグラバーたちのトラックを発見。正確な位置をテッドに無線連絡します。そしてやってきた飛行機に乗り込んで「よし、私が爆弾を落とす」とか言っちゃって(笑)、後部座席に積んであった爆弾を窓からぽとり。しかし惜しくもトラックを外してしまいました。この爆撃に驚いたグラバーたちはトラックを停止させ木箱に偽装した荷台の扉を開けてってずいぶん簡単な仕掛けだなあ。これでウェル・カムフラージュドとは少々図々しいのではないですかね(笑)。グラバーたちは光線砲を引き出してコーディ、テッドの乗った小型飛行機へ向けて発射。一発目はなんとか交わしたものの、二発目が命中。粉々に砕け散る飛行機であります。

 『第8章 The Enemy Planet』へ続きます。
 
 その後今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『カリフォルニア・スイート』を見る。評価の高い映画であるが、私にとって面白かったのは二組の医者夫婦のいさかいがエスカレーションしていくさま、ベッド上のコール・ガールをなんとか妻の目から隠そうとして奮闘するウォルター・マッソーのいささか垢抜けないコメディ演技というところであろうか。やっぱり私は骨の髄までギャグ、コメディの人なのである。

 ハイビジョン画質はグレインが目立ちすぎるきらいがあるものの、カリフォルニアの陽光の明るさに驚かされる。発色にも透明感がありとても1978年の映画とは思えない鮮やかさだ。

 その後だらだらとTV。就寝午前3時。

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2010年2月 8日 (月)

2月7日(日) 「ゲノムの鬼太郎」 

 鬼太郎、遺伝子じゃ!いろんなところで噂がささやかれていた『エヴァンゲリオン新劇場版:破』DVD、ブルーレイであるがついに正式発表された。DVD、ブルーレイ共に5月26日発売、 価格はブルーレイ版が6,090円、DVD版が5,985円。アマゾンでは26%オフの4,507円となる。 『序』の如く最初にDVDのみの発売でブルーレイはその後長いこと待たされるなどということがないのは誠に重畳。

 公式ブログによると詳しい仕様は以下の通り。

 「収録時間:本編 108分+映像特典 仕様:カラー/AVC/本編1080p High-Def/BD50G/字幕なし 音声(本編):1.日本語(ドルビーTrueHD 6.1ch) 2.日本語(DTS-HD Master Audio 6.1ch) 3.日本語(ドルビーデジタル/2.0サラウンド)音声(映像特典): 日本語(リニアPCM 2.0ch)装丁:特殊BOX付デジパック仕様/解説ブックレット初回生産分特典:劇場上映生フィルムコマ 映像特典:AR台本(2.22ver.)/“破”劇場版特報、予告編・TV-SPOT他予定価格:¥6,090(税込) 」

 ブルーレイ『序』の出来からして今度の『破』ブルーレイもクオリティ的には大いに期待できる。5月26日が待ち遠しいぞ。

 アマゾンのカスタマーレビューでは例によって「公開時に映画館で見られなかった。凄く見たい。でも勿体つけて新ヴァージョンを次々と出してくる汚い商法には絶対のらない。買うのは完結してBOXが出てから」みたいな奴がいてがっかりさせられる。あー、はいはい、分かりましたから、賢いあなたはそのBOXとやらが出るまで2年も3年も待っていればいいのです。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食べたもの、昼飯にマルタイ棒ラーメン一食分、夕食にマグロ、鯛、ハマチの刺身お徳用盛り合わせ。秋刀魚の塩焼き、生野菜、ワカメとしめじの味噌汁。秋刀魚は生だったのだが、旬を過ぎに過ぎているのでもう身がぱっさぱさ。何か別の魚を食っているようであった。ビール1.5缶、ゴハンを一膳。

 その後輸入ブルーレイで『ランボー 最後の戦場』を再見。あー、やっぱりクソのように面白いや、これ(笑)。ランボーが車載の機関銃をだみだみだみと撃ちまくると人間の肉体がぐしゃ、がしゃ、ぐしゃぐしゃと砕けていく様がもうたまらんのですよ。

 終了後、これまた輸入ブルーレイの『インベージョン』を20分ほど。これもやたらに面白いなあ。

 終了後、シャワーを浴びてお酒。お供は「川口浩探検隊DVD 双頭大蛇ゴーグ」のコメンタリーと思ったのだが、実はコメンタリーの特典は「野性の脅威・猛獣編」だけだったという・・・。仕方ないので代わりに「恐怖の蛇島は実在した!!南フィリピン魔の海に異常発生大群団を追え!!」の回を見る。

 このロケでは蛇島(笑)に1トンもの機材を船で運び込んだのだが、その中には川口浩隊長のリクエストでビールがたくさんあったという。どれくらいたくさんだったかというと飲み水と同じくらい。しかも滞在1日目の夜に飲みつくしてしまい、漁師さんに追加の分を運んで貰ったのだとか。
 
 このビールを冷やすための氷もたっぷり(笑)。あんな過酷なロケで体を酷使したのちに飲むきんきんに冷えたビールはどれだけ美味かったのだろうか。想像するだけで生唾飲んじゃいますな。

 もう一つ面白かったのが、海外のロケで必ず着陸する旅客機の映像を出す理由。それは多量の荷物を持ち込むのでその追加料金が半端ではなく、予算をオーヴァーしてしまう。それで苦肉の策として航空会社とタイアップしたためなんだそうな。

 これは今でも全ての海外ロケ番組でやっているのではないか。

 ひれひれ酔って午前1時過ぎに就寝。

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2010年2月 7日 (日)

2月6日(土) ラサールも木から落ちる

 ラサール石井の運動神経を考えたらさして驚くほどのことでもなし。朝青龍の引退、本国のモンゴルで「陰謀だ、外国人力士に記録を破らせないために朝青龍を罠にはめて無理やり引退させたのだ」という声が澎湃として沸き起こっているそうな。なんでもへたをすれば反日運動に発展しそうな気配とか。いや、そんな面倒くさいことをするなら最初っからモンゴル力士を横綱にしないけれども(笑)。それにこうやってモンゴルの方で騒げば騒ぐほど相撲協会も態度を硬化させて「先輩の旭鷲山も暴力団からみの騒動があったし、もうモンゴル力士はいらん」てなことにもなりかねまい。

 そして相撲協会の理事とか偉い人たちが「ロシア人力士も麻薬での不祥事があったし、最近の外国人力士はなっとらん。昔は良かった。トンガ力士とか良く頑張っていた。そうだ、この際もう一度トンガの王様に頼んでトンガ力士を復活させよう!」ということにならないかと密かに思っている訳です(笑)。

 
(いわゆるトンガ騒動は所属部屋のお家騒動の余波で、彼ら自身が望んで廃業・帰国したのではない)

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ。食べたもの、昼飯にマルタイ棒ラーメンを一食分。長ネギのスライスを麺と一緒に煮込むやり方。こうすると葱がとろとろになっていいアクセントになるのである。夕食は鯛の刺身、昨晩の残り飯で作った炒飯、生野菜。ビール2缶飲む。〆のコーヒーは如例。

 その後ブルーレイソフトの『スカイクロラ』を再見。この『スカイクロラ』は米国盤であり収録音声はトゥルーHD、DTS-HDマスターオーディオのロスレス揃い踏みであった国内盤とは違ってトゥルーHD(日本語・英語・ポルトガル語)のみ。画質はともかくとして音質的にはどうしても不満が残ってしまっていた。しかし、それを補ってくれるのがデノン ブルーレイプレーヤー DVD-A1UDの超絶的なデコード能力。トゥルーHDが国内盤DTS-HDマスターオーディオを超えるウルトラサラウンドに変身するのだ。

 ドッグファイト時の移動感、定位が非常に良くなったのでその迫力が倍増。今までほとんど聞き取ることができなかったマスクごしのくぐもった英語による交信もだいぶ分かるようになる。重低音のスピード感もまして鈍重なイメージが一新された。

 DVD-A1UDのデコード能力はそれほどまでに凄いのである。まあ、国内盤DTS-HDマスターオーディオをDVD-A1UDで聞いたらもっと凄くなるのではというツッコミはこの際なしね(笑)。

 シャワーを浴びてお酒。お供はDVDの「川口浩探検隊 
恐怖!ブラジル魔境に人食いピラニア大軍団を追え!逆襲死闘」 本編はもう何度も見ているので(笑)特典のコメンタリーを初体験。普段はこの手の特典にあまり食指が伸びぬ私であるが、このコメンタリーは非常に良かった。探検に参加したスタッフによる裏話が実に面白いのである。あの川口隊長がピラニアに噛まれて大怪我をする有名な場面、川口隊長は気丈にも包帯を巻いておけば大丈夫と言っていたのだが、その夜スタッフのテントに現れて「ごめん、やっぱり病院に連れて行って」スタッフは夜中に車を飛ばして病院へ向かったそうな。

 あー、面白いなあ、いや、川口隊長の傷は結構深かったそうだから面白がっちゃいけないか(笑)。よーし、明日は「双頭大蛇ゴーグ」のコメンタリーを見てみるぞ。

 その後プロジェクターを再起動させて何か見ようと思ったのだが、急速に眠くなってきて断念。就寝午前1時過ぎ。

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2010年2月 6日 (土)

2月5日(金) 「又五郎は猫の森」

 元ネタは「アタゴオルは猫の森」なのですが、どうですか、駄洒落になってますか。2月のお買い物。アマゾンにてスティーブン・キングの「悪霊の島 上」 DVDで『顔のない悪魔』、『アボット・コステロの凸凹巨人退治』。そして1月28日の日記で書いていた通り米国盤ブルーレイで『サロゲート』、『ホワイトアウト』、『ソウ6』、『ようこそゾンビランドへ』、『The Phantom』

 国内版は2月7日の到着予定。米国盤は『The Phantom』が2月9日発売なので出荷がそれくらいになるとしておおよそ23日くらいの到着になりますかな。

 そしてその頃には届いているであろうハイエンド HDMIケーブル Silver Running SILVER SIGNATURE HDMI(ver1.4対応)を使って超絶の高画質で楽しむのだ。ふっふっふ、皆さん、あんたがたは今、僕がうらやましくてならんでしょう(笑)。


 噂の「元祖長浜家」へ行ってきた。開店からそう時間がたっていないのに何故か床がぬるぬるしていたが新しいだけあって総じてオリジナルより清潔な印象。ラーメンそのものは意外なことにスープが美味い(笑)。チャーシューもぱっさぱさではなくちゃんと肉の味がしている。ただ、麺は今ひとつ。腰が強いというよりごわごわで啜る時の食感があまり良くないのである。ならばいつもの固麺よりもっと茹で時間の短い「生」にしたらどないだ?と替え玉してみたのだが、悪い印象がさらに強くなっただけであった。これは麺の固さを普通でオーダーした方が美味くなるのではないか。

 接客はこれまた意外なことにちゃんとしている。席も振り分けてくれるし、麺の固さはどうしますかと聞いたりもしてくれる。お金を払えばちゃんと「ありがとうございました」 これはオリジナルより数段宜しい(笑)。

 基本的に私は元祖長浜屋というラーメン屋にまったく思い入れのない男である。考えてみたら食べたのは去年の1月に来福されたY先生をご案内して依頼である。だからこの近辺でラーメンを食うのであれば店が綺麗(床はぬるぬるだけど)で接客が良く長浜屋と遜色のないラーメンを食べさせてくれるのであればもう迷うことなくこっちにしますな。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。朝飯にコンビニのサンドウィッチとコーヒー牛乳。昼飯は前述の「元祖長浜家」でラーメン+替え玉。夕食は刺身盛り合わせととんかつ2枚、生野菜たっぷり。ビール2缶、ゴハン一膳。食いすぎだが、まあ、とんかつが2枚あったらビール飲んでゴハンを食べなきゃ気がすまなくなってしまいますからな。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ブラザー・サンタ』を見る。あのサンタに不出来な兄がいて何百年もの間(聖人の眷属は不老不死の特典に与れるのである)不遇を囲っている。この兄が一念発起、リストラされそうになる弟を助けて自らが世界中にプレゼントを配るというストーリーはもう最初から分かっているようなものなのだが、ラストの高揚感が実に気持ちよく不覚にも感動してしまった。

 細かいギャグも優れており、特に笑わされたのが「優れた兄弟を持ってしまった人たちのミーティング」である。もちろん、これはアルコール依存症ミーティングのパロディでビル・クリントン(アメリカ元大統領)の弟、シルベスター・スタローンの弟、アレック・ボールドウィンの弟が出席して兄へのコンプレックスを語るのであった。

 ヒロインのレイチェル・ワイズは物凄いコックニーの英語を話しいつもとまるで違ったイメージ。とはいえ、彼女はイギリス出身なのでこのアクセントが本来のものなのだが。

 ハイビジョン画質はこってりした発色が楽しい。シリアスな映画には合わないけれども、このファンタジックでいささか狂騒的な映画にはぴったりなのである。AAC5.1チャンネルは音場全体での移動感の演出が凄い。正面からきたサンタの橇が右リアに突っ込み90度展開、左リアの方へ抜けていったりする。これでもう少し低音の迫力があればさらに良かったけれども。

 シャワーを浴びてからプロジェクターを再起動。今度は今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン録画の『グリーン・カード』を最後まで。居住権やアパートへの入居資格のために偽装結婚した2人の男女だが、係員に疑われてしまい面接を受けることになる。その間、2人は一緒に住んで面接に備えてお互いのことを理解しあおうと試みるのだが・・・。最初は水と油のごとく反発しあっていた2人がこの試みを通じて少しづつ心を通わせ、ついには愛し合うようになるという、あー、恥ずかしいね、見ているこっちも顔が赤くなっちゃうねというお話である(笑)。

 こんな荒唐無稽な話に奇妙なリアリティを与えることができるのがアメリカ、ハリウッド映画の上手さ。しかもロマンチックなエンターティメントのストーリーとなれば邦画はとても適わない。もしこんな話を作ろうとしたら日本人と不法滞在の外国人のカップルとなり、不法移民は国外追放だとなったところで、いや、愛する2人を引き裂くなどけしからんと叫ぶ人権弁護士なんかが出てきたりなんかするのである。そうして映画全体が安っぽい同情論に堕してしまうこと疑いなしであろう。

 ハイビジョン画質は輪郭の強調が目立ったけれどもその分見かけ上の解像度が非常に高い。ニューヨークの摩天楼がくっきりと浮かび上がって見える。AAC音声はステレオ。ちょっと低音がだぶついていたか。

 その後テレビや本をだらだら。あー、早くキングの「悪霊の島」が読みたいよう。

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2010年2月 5日 (金)

2月4日(木) EBE(イーバ)の君はぴかぴかに光って

 もう今の若い人はEBE(Extraterrestrial Biological Entity 要するに宇宙人だな)も元ネタの宮崎美子のCMも知らないだろう。これはもう私のような年期の入ったオヤヂオタクにしか思いつけない駄洒落だな、えっへん!(何も威張るこたぁない)

 朝青龍引退。べろんべろんに酔っ払って男性をスカボコにした暴行事件の任を負っての結果である。このニュースに関して私が思い出すのは春風亭昇太師匠の落語の枕でやっていた朝青龍トーク。見た翌日にこの日記にも書いているが私を除けば誰も覚えておらんと思うので(笑)もう一度やらせて頂くこととする。

 「相撲取りってね、本当に喋らないんですよ、僕ね、一度、双羽黒関のファンの集いの会の司会やらせて貰ったことがあるんですけど、ファンの人一杯いるのにぜんぜん喋ってくれないんですよ、黙ってちゃんこ食べてるだけなの。もう僕一人で喋って大変でしたよ。だからね、朝青龍の師匠の高砂親方もモンゴルまで行って厳しく意見したといっても、相撲取りって口下手ですから、そんな上手いことは言ってないんです。きっとこんなんだったんですよ」

 高砂親方 「朝青龍、駄目じゃないか、ちゃんとしないと」
 朝青龍 「ムスーッ」
 高砂親方 「分かったな、朝青龍」
 朝青龍 「ムスーッ」
 高砂親方 「じゃあ、俺は帰る」
 朝青龍 「ムスーッ」

 彼の引退でこういうネタが聞けなくなるというのは誠に寂しい限りである(笑)。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に柔麺一把、夕食は鯛の刺身、ちゃんぽん半分、出来合いのカツ丼一つ。ビール一缶飲む。カツ丼はスーパーの食料品売り場にあるようなスチロールの丼に入っているあれ。味はそこそこなのだが、丼が特殊な形状をしているために食いにくいこと夥しい。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『将軍の娘 エリザベス・キャンベル』を見る。将軍の娘の殺人事件を通して基地に隠された強大な闇をトラヴォルタとマデりーンが暴いていく。ありきたりな陰謀の話かと思えばさにあらず、軍隊というシステムの中ですり潰されていた親子の関係を主軸に持ってくるという意外な展開で多少分かりにくいところがあったものの、最後まで楽しむことができた。

 しかし、父親である将軍にレイプ事件のことを思い出させるためとは言え、自ら全裸となって大また開きの大の字で地面に貼り付けにされるというのはなあ。この姿で父親・将軍を攻める場面は申し訳ないですけれもちょっと笑ってしまいました。

 ハイビジョン画質は鮮鋭度には欠けるものの暗部の見事な描写で帳消し。AAC5.1チャンネルサラウンドもリアに音が綺麗に回って躍動感に溢れている。

 シャワーを浴びて今度は今までちびちび見ていた日本映画専門チャンネルHD録画の『かぞくのひけつ』を最後まで。非常に上手い人情喜劇である。女癖の悪い父親、その父親に腹を立てながらも浮気をついつい許してしまう母親、同級生の女の子の不可解な(と思われる)態度とセックスをした訳でもないのに膿が出ている己のチンチンに悩む高校生の息子。これに父親の浮気相手が加わって繰り広げられる日常の生活の面白さに幾度となく大笑いしてしまう。カビの生えた古臭い題材でも演出の如何によってはここまで面白くすることができるのである。

 ギャグも私好み。お好み焼き屋で焼いているお好み焼きを使って自分のチンチンの状況を友人に説明する息子。お好み焼きをちんちんの形に切ってその先端部分にマヨネーズをちゅー。「ほら、こんなふうに膿出てんねん」「うわあ、やめてや、食えへんようになるわ」 そして息子は思い悩んだ末にある怪しい薬局を訪ねる。そこの店主が薬を取り出して「ほーら、これならどんな性病でもぴたりと治る。軽いエイズなら2~3日でOKや」なんだ、軽いエイズって(笑)。

 内容の良さに比してハイビジョン画質は大ペケ。随所にジャギーが発生するためとてもプロジェクターの大画面で見れたものではない。仕方なく液晶モニター ユニットコム UNI-LCD24/Bでの観賞となる。24型程度の小画面で見るとジャギーはまったく認められず、それどころかちゃんとハイデフの絵になっているのにびっくり。

 午前12時過ぎから輸入DVDで『Radar Men from the Moon #6 Hills of Death』を見る。ここでちょっと一言。私にはクラークの部下であるグラバーとダリーの区別が正直申し上げまして、ついておりません(笑)。ですからたびたび両人が入れ替わることがありますが、あまり気にしないでお読み下さい。なあに、どっちがどっちでも話の筋にはまったく関係ありませんや。

 救急車から身を躍らせるグラバー、救急車はそのままコーディとテッドの車に突進。でもご安心をというか、いつもの通りというか(笑)、2人は正面衝突の寸前で車から飛び降りています。

 この後グラバーは会社から逃走してパトカーに追われた時に、車から投げ捨てておいたお金の袋を回収、意気揚々とクラークの下へ戻るのでした。クラーク、目を細めまして「おお、こりゃえらい金や、グラバー、ようやった」大喜びしています。

 さて、彼らの次の任務は休火山であるアルタ山を爆発させること。レティクは彼らに核爆弾を火口に投げ入れ火山爆発を起こさせろと命令してきたのです。「今の大気の状態なら、火山が爆発したらすぐに大嵐や。大雨が降って洪水で地球人の都市はめちゃくちゃやで。防衛システムもあぼーんじゃ」

 例によって例のごとくグラバーが部下を連れて出動。核爆弾を小型飛行機の翼下に吊るしまして発進します。そして火山の上空で爆弾投下。見事火口に飛び込んだ核爆弾は大爆発、狙い通りにアルタ山を大噴火させたのであります。そしてレティクの予言どおり地球は大嵐に巻き込まれます。大洪水が起きてもう街中水浸し。

 場面はコーディの研究室へ映りまして、丁度ジョアンとテッドがこの事件について会話しているところ。「やっぱり月人の仕業かしら」「でもアルタ山は休火山だったんだ。あれを噴火させるためには核爆弾でも放り込むしかないだろう、そんなことができたのだろうか」はい、できたんです(笑)。

 ここでコーディが戻ってきます。彼は2人に「犯人が分かったぞ、火山の爆破時刻に飛行機を飛ばしていた奴がいたんだ。それがどうやらお馴染みのグラバーらしいのだ」飛行計画書に記入された住所はもちろん出鱈目だったのですが、グラバーはもう一つの重要な手がかりを残していました。「アルのカフェ」という店のマッチです。コーディは「これが彼の行きつけの店に違いない。ここに行けば彼を見つけることができるかも知れないぞ」こんなものをうっかり忘れていくなんて、グラバー、お前、ちょっとアホだろう(大笑い)。

 さっそくコーディとテッドは「アルのカフェ」へ。店主のアルに「これこれこういうお客はいませんか」と尋ねているところにほら、ほら、グラバーとダリーがやってきたじゃないか(笑)。「ややや、お前たちはグラバーとダリー」「そういうお前達はコーディとテッド」すぐに激しい殴り合いが始まります。しかしコーディ不覚を取って殴り倒され失神してしまいます。そしてグラバーとダリーはその失神したコーディを放っておいてテッドを車に連れ込み拉致したのでしたって、なんでコーディを連れて行かないんだ。前にコーディを誘拐して身代金をとるぞって張り切っていたじゃないか。

 逃走する車。しかしテッドは一瞬の隙をついて車の外へ飛び出します。そのまま崖下に逃げてしまいました。グラバーとダリーは彼の追跡を断念してクラークに連絡します。「こちら、グラバー、また失敗しました。逃走用に別の車をクラーク山に回して下さい」これでちゃんと車を手配してやるクラークのやさしさよ(笑)。

 さて、テッドはそのままどんどん走って逃げてガソリンスタンドの公衆電話からコーディに連絡です。「こちらテッド、何とか逃げ出した、奴らはクラーク山に向かったぞ」この知らせを受けてコーディはロケットスーツで出発です。残されたジョアンは警察へ連絡。

 一方、クラーク山の山中で別の車を待っているグラバーとダリー。コーディを見つけて銃撃戦となります。形勢不利となって逃げ出す2人ですが、崖に行く手を阻まれてしまったのです。一計を案じたグラバーはダリーに「お前、おとりになれ。俺は隠れてコーディをやっつけるから」ダリーを残して茂みに隠れるグラバー。

 そんな企みがあるとは知る由もないコーディはまんまと罠に引っかかってしまいました。手を挙げたダリーに近づくコーディ。グラバーはその彼に向かって大きめの石を投げつけたのです。石はコーディの頭部にゴッ!たまらず崖下へ転落するコーディ。

 「第7章 Camouflaged Destruction」へ続きます。

 その後だらだらとTV。就寝午前2時半。なんだかやたらに寒い。

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2010年2月 4日 (木)

『World Without End』 (1956)

 『World Without End』 (1956)

 未来の地球に迷い込んだ宇宙探検隊の物語。核戦争で絶滅しかけた人類は地下に都市を築いて暮らしており、何故か出てくる女性はみんな美人で探検隊の男達、にやにや。どこかで見たようなストーリーですなあ(笑)。

 警告、警告、このDVDのリージョンは1です。したがって日本国内のDVDプレーヤーでは再生できません。警告、警告。

 シネスコスクイーズのゴージャスな画面がいきなり赤く染まって核爆発。この後地球が映りましてタイトルがでます。そしていきなり人類初の火星探検に出た宇宙船XRM号との連絡が途絶えたという知らせが入るという…。基地は大騒ぎ、駆けつけたクルーの一人、ヘンリー・ハンク・ジェフ(クリストファー・ダーク)の奥さんと子供たちが事情を聞かされてしょんぼり。これを見ていた新聞記者たちが「綺麗な奥さんと賢そうな子供がいるのに、あんなキチガイじみた探検に参加するなんてどうかしているよ」と言うのがおかしい(笑)。

 テレビのニュースもこの事件を伝えております。「エルドン・ガルブリーテ博士(ネルソン・レイ)をリーダーとする人類初の火星探検船XRMが消息を絶ちました。航宙士のヘンリー・ジェフが火星極冠付近に到達せりと通信をしてきたのを最後に連絡が取れなくなったのです」

 えらいことになっとるやないけと思ったら、さにあらず、宇宙船XRM号は無事でした。通信士のハーブ(ロッド・テイラー)によれば火星の磁気フィールドで通信波が遮断されてしまうのだとか。ガルブリーテ博士は「じゃ、火星の周回軌道から抜ければ通信を再開できるな、もう少しで火星の衛星軌道を一周する、そしたら軌道を離脱しよう」

 衛星軌道周回を終了、いよいよ地球へ帰還する時がやってきました。もうジェフなんか大喜び。「あー、おれ、早く奥さんと子供たちに会いてぇ」と叫んでおります。しかし、その願いがかなうことはありませんでした。宇宙船を加速させて軌道を離脱したとたん、巨大な炎の塊が出現。なんだかよく分かりませんが、これに呑まれたXRM号はエンジンが暴走、むちゃくちゃな加速を始めたのです。強大なGによってあっけなく失神する4人のクルーたち。XRMはぐいぐいと加速、とうとう秒速100マイルを突破したのです。その後も加速は続き、ついにはスピードメーターが壊れてしまいました。

 そしてついにどこかの惑星上に不時着したのです。幸いなことにこの地域は大雪で覆われており、これがクッションとなってクルーたちの命を救ったのでした。

 失神から目覚めるクルーたち。いてててと頭をさすりつつ外を見てみると、「わあ、どっかの星だ」「雪だぞ、火星の極冠か」「いやいや重力が地球と同じ1Gだ、それに大気分析器を見てみろ、外には豊富な酸素があるぞ、宇宙服なしで出られるぞ」「それ、なんて、火星?」「馬鹿、だから火星じゃないっての」

 外を探検することになりました。調査してみるとこの周辺には体への悪影響はないものの地球の三倍もの自然放射能が検出されます。またハーブは無線を試すのですが奇妙なことにどの周波数でも空電やノイズすら入らない。「まるでこの宇宙から無線電波がなくなったみたいッスよ」と叫ぶのでした。

 なんか、変だなと思いつつ進むクルーたち。誠に都合の良いことにしばらく行くと雪は消え去り、まるで北米の山の中みたいな雰囲気になります(笑)。途中で洞窟を見つけたクルーたち、こんなところには大概ロクでもないものが出てくるので、よしときゃいいのに、調べに入ってしまいます。その彼らが見たのは巨大な蜘蛛の巣。これまたよせばいいのにその蜘蛛の巣を調べに行っちゃうんだなあ。そしてはい、皆様の期待通り登場しましたのが巨大蜘蛛。非常にぞんないな作りでしかもぴくりとも動かない、洞窟の天井の穴から助監督さんが監督さんの合図でクルーたちに向かってぽいと投げたように見える等々、気になる点がありますがそんなツッコミは無粋というものです。「おお、巨大蜘蛛じゃないか」と素直に驚いて見せるのが「大人の粋」ってなものですぜ。

 さらにもう一匹の巨大蜘蛛が出現。クルーたちは持ってきていたピストルを乱射し、一匹を射殺、もう一匹を撃退します。なんとか危地を脱して洞窟の外へ逃げ出すクルーたち。「ひあああ、酷い目にあった。くたびれたから今日はここで野営しよう」ということになりました。

 しかし、その野営中に次の苦難が待ち構えていたという・・・。彼らの野営地に夜陰に乗じて忍び寄ってきた五つの影。それは毛皮をまとった原始人?でした。彼らはクルーたちに襲い掛かります。しかし、クルーたち、勇敢に反撃し、やっぱりピストルで一人を射殺、残りを追い払ったのでした。この原始人に首を絞められたガルブリーテ博士、「うー、凄い力だったなあ、ピストルなかったらイチコロでやられていたぞ」原始人の死体を調べてみたらびっくり。指は鉤爪で、一つ目だったという、みんな飛び上がって「わあ、キモチわりー!」いったい、何者なのでしょうか、この原始人たちは。

 その答えは意外に早く判明しました。翌日、彼らは墓地を発見するのです。そしてその墓石に刻まれていたのは英語。しかも日付が一番新しいもので2188年!ガルブリーテ博士は叫びます。「ここは地球だ、未来の地球なのだ、我々の宇宙船があまりにスピードを出しすぎたせいで、時間の壁を破って200年以上も先に進んでしまったのだ。エランド博士の説は正しかったのだ」

 これを聞いてジェフはがっかり。「はあ、奥さんと子供100年以上前に死んじゃったのか」

 それはともかくとしてなんで地球がこうなっちゃったのかと言えば、そりゃもちろん核戦争に決まってます。地表の自然放射能の値が高かったのも、核戦争のせい、そしてあの原始人たちは放射能によって生まれたミュータントだったのです。ここまでお約束やってくれるとワンパターンを通り越して嬉しくなってしまいますね。

 ミュータントたち、再び探検隊を襲撃。今度は数が多くてとても敵いません。ピストルの弾もあと30~40発ぐらいしか残っておらず、このままでは殺されてしまいます。思い余ったクルーたちは昨日のとは別の洞窟を見つけて逃げ込んだのでした。するとこの洞窟の奥にはいかにも扉ですよ、これがすっと上にスライドしますよという風情の金属の壁が!みんな驚いてこれを調べるうちに、今度は洞窟の入り口が同じような金属の壁にふさがれてしまったのです。閉じ込められたと思ったのですが、すぐに洞窟の奥の壁が思ったとおりスライドして近代的な通路が現れたのでした。

 「こりゃ、入れってことですな」クルーたちはガルブリーテ博士を先頭に「おじゃましまーす」通路に入ります。しばらく進んでいくうちにテーブルが置いてある小部屋に出ました。ここでいきなり渋い男の声で「武器を置きなさい、そうすれば先へ進めます」テーブルの上にみんなのピストルを置きますと、いかにも未来風な衣装の男が出てきて、「こちらでございます」大きな会議用テーブルが置いてある部屋に連れて行かれて「ここでお待ちください」

 ほどなくやっぱり未来風な衣装を着た年配の人たちが入ってきてテーブルに着きました。一番えらそうな人が「私はティメック(エバレット・グラス)である。ここのリーダーだ」と自己紹介。ガルブリーテ博士も「私たちは1950年代からやってきた火星探検隊です。どうやら事故で時間を超越してしまったようなのです」それを聞いたティメックの側近が「それはエランド博士の理論によるものですな」ガルブリーテ博士はびっくりして「エランド博士をご存知なのですか」「そりゃ、もう、あの博士は偉人ですから」

 なんてことのない会話のようですが、これが後につながる重大な伏線になっております・・・、なっているかな、なってるだろうな、なってればいいな。

 ティメックは探検隊にさらに詳しい説明をしてくれました。「現在は2508年だ。地球はハルマゲドンで滅んだ、我々は放射能を恐れて地下へ移住したのだ。残った人間たちは、ほれ、あのような化け物になってしまったのだ。わしたちはあれらをビーストと呼んでおる」

 ティメックは続いて「君らを賓客として歓迎する」と言い出します。「そして部屋を用意したから、そこで500年分の旅の垢を落としてくれたまえ」この部屋には完全自動のシャワーつき。シャワー室に入るだけで完全に温度調整されたお湯が出てくるというすぐれもの。これだったら垢落とし放題ですよ(笑)。

 おまけに部屋へ案内してくれたティメックの娘ガーネット(ナンシー・ゲイツ)というのがナイスバディの超美人、探検隊に面会に来た科学部女性アシスタントのエルダ(スタンリー・フレイザー)も超美人、給仕をしてくれるディーナ(リサ・モンテル)もツンデレ風の超美人。「うへへへ、未来世界も捨てたもんじゃない」と男たちはニヤニヤ。しょうがねえなあ(笑)。

 ちなみにディーナ、彼女の出身はなんと地表。まともな人類の唯一の生き残りなんだとか。これも伏線になっているような気がしますね。

 さて、ジェフ、ガルブリーテ博士にこんなことを言い出します。「彼ら、エランド博士の理論を知っている訳ですよね、これに彼らの進歩した科学を合わせたら時間をさかのぼることが可能になるんじゃないすか」妻子を思う彼のキモチに打たれながらも、ガルブリーテ博士は首を振って「あまり期待しないほうがいい。仮に彼らが時間をさかのぼる方法を発見していたとしても、あんな状態になった宇宙船をどうやって離陸させるんだ」「そうっすね、やっぱり駄目っすかね」とがっかりするジェフであります。

 さて、一晩ゆっくり休んで、ガルブリーテ博士はティメックとのモーニングミーティングに出席します。

 ガルブリーテ博士はティメックに「宇宙船を修理したい、いや、元の時代に返ろうなんて思っていません、この地球を探検したいと思います、あ、ビーストたちに対抗するための武器もよろしく」と頼むのですが、あっさり拒否されてしまいます。どうやらこの地下世界の人たち、よほど核戦争で懲りたようで武器だの、争いだに盲目的な恐怖を抱いているようなのであります。

 さて、この間にガーネットと急速に仲良くなっていったのが、ジョン・ボーデン(ヒュー・マーロウ)。ガーネットは地下世界の男たちにはない彼のたくましさにすっかりほれ込んでしまったようで、日夜デートを重ねるようになりました。これを面白く思わないのが、モリース(ブルース・コールマン)。彼はどうやらガーネットに心を寄せていたようで、親密になっていく二人を見て激しく嫉妬の焔を燃やしていたのです。

 そんな彼を完全無視して(笑)、今夜はちょっと外へ出て満月を見るお月見デート。突然、ガーネットがこんなことを言い出しました。「私が読んだあなたたちの時代の本は間違っているわ」ジョン、びっくりして「え、どういうこと」と聞き返しますと、「だって、あの本にはこんなロマンチックなシチュエーションだったら、男は女に迫るって書いてあったんだもの」ジョンは苦笑して、「ふふふ、5世紀たってもやっぱり女は女だな」とにやにやしながら彼女にキスをするのでありました。

 えー、この後、さらにディーナとハーブができてしまいます。

 さて、ガルブリーテ博士はディーナからさらに詳しい地上世界の話を聞きだします。ビーストはたまに生まれる普通の人間の子供を殺したり、放逐したりするのだとか。ごく少数だけ手元に残し使役に使っているというのです。ディーナはここから逃げ出してきたのであります。これを聞いたジェフは「やっぱり地表へ出なくちゃ駄目です。この地下都市にいる子供は何人だと思いますか?たった、14人ですよ、大人は2,000人もいるのに。しかもみんなひょろひょろのやせっぽち、もやしっ子だ。もう次の世代になったらここの人間は滅亡してしまうのに違いありません」

 ガルブリーテ博士はウウームと唸って「だがなあ、モリースが反対するからなあ」ここでジョンがわははと笑って、「あいつはしょうがない奴ですよ、オレとガーネットのことを嫉妬して、なんでもいちいち反対しているんですよ」みんな、大爆笑。でもこの会話をモリースが盗聴していたという・・・(笑)。彼は激怒して、ティメックにご注進。「あいつらは武器を持って外に基地作るって言ってますよ、このまま放っておいたら私ら、奴らに武器で占領されて奴隷にされちゃいますよ」

 この後、ガルブリーテ博士とクルーたちは委員会相手に地表進出作戦を提案します。「武器を使ってビーストどもを殲滅した後、地上に基地を作ります。その周囲には電磁柵を張り巡らせるので何者も侵入できませんから、安全に暮らすことができます。太陽の光を浴びれば子供たちも丈夫に育つことでしょう」

 でもモリースの注進のおかげでティメック、あっさりと拒否。そしてモリースは調子に乗って「そんなことは余所者のあんたらに言われなくってもウチの科学者が解決します。それに武器よこせって、あんたら、それで俺たち征服するつもりだろ!」ティメックは重々しく頷いて「モリースが正しい。とにかく我々は協力しない」ってことになっちゃった。

 ガーネットは委員会終了後、ティメックを説得しようとします。「私はジョン・ボーデンを愛しています。モリースはそれに嫉妬してあんなことを言うのです。彼と仲間たちは優しくて賢い人たちです、きっと私たちを幸せにしてくれるわ」ウウームと考え込むティメック。この様子を知ったモリース、こうしちゃいられないってんで次の作戦を開始。彼はクルーたちのピストルを保管しているジェームズの頭をぽかり。撲殺して彼の部屋からピストルを持ち出したのです。そしてそれをジェフのベッドの下に隠しちゃったって、何か、中学生のエロ本の隠し方みたいですけど(笑)。

 これでクルーたちをジェームズ殺人、武器強奪の罪で捕らえようというのです。まんまと騙されたティメックたち、クルーたちに「あ、日没後2時間後にここから追放ね」と言い渡してしまうのでした。「むひひ、これでガーネットはオレのもの」とほくそ笑むモリースですが、そうは問屋が許さないじゃなかった、卸さない。

 ジェフのベッドにエロ本じゃなかった(笑)ピストルを隠そうとしていたところをディーナに見られちゃったんですなあ。彼はディーナを襲って石で頭をごっ!昏倒させて逃げ出します。幸いたいした怪我でなかったディーナから真相を聞いたティメック、クルーたちを釈放、同時にモリース逮捕を命じます。

 逃げるモリース、例の洞窟から地表へ逃げ出した、追っ手は追跡を断念、やったー助かったぞと思ったモリースですが、わらわらと出現したビーストたちによってたかってズッタンタンのギッタンタンにされてしまいましたとさ。

 ティメックはクルーたちに謝罪、そして地表進出作戦へ全面的に協力することを約束します。

 着々と進められる準備、ピストルを作らせてみたのですが、銃身の強度がなくて弾を撃つと破裂してしまいます。その代わりにロケットランチャーを作ることになりました。弾もたくさん作って、さあ、出撃だ。

 ピストルとロケットランチャーでビーストどもを虐殺しながら進むクルーたち。いかに凶悪なミュータントといえどもこれはちょっと酷いのではないか(笑)。そして途中、ディーナと同じ境遇の人間を助け出します。ディーナを呼んできて通訳させると、「洞窟の中にこもっている。彼らにはリーダーのナーガがいる」と言うではありませんか。

 しかし、この洞窟を攻撃するのは難しい。「オレが偵察に行ってきます」と飛び出したジェフは多数のビーストに追い回されあまつさえ、彼らの投げた槍が背中にぐさーっ!幸い命に別状はなかったのですが、これではうかつに近づけません。

 ここで一計を案じたジョン、次のような言葉をディーナに通訳させるのです。「やい、卑怯者の臆病ものめ、出てきて私と一対一の勝負をしろ」洞窟の中から返ってきたのが「いやだ、卑怯なのはそっちではないか、あんな変な武器を使いやがって」(ディーナ通訳)。ジョンは決心してピストルを投げ出します。「おれは斧一つで戦う、それでいいだろう」

 ようやく納得したナーガ、洞窟から出てきてジョンと戦うのですが、あれ、ジョン、いつの間にか手斧の他にナイフ持っているぞ、二刀流になっているぞ、これはちょっとずるいんじゃないか(大笑い)。彼は手斧でナーガを幻惑しつつ、ナイフでさくさくさっくさく。弱ってきたナーガに「いつまでもお前たちの好き勝手にはさせん、正義は必ず勝つ」と叫んで手斧を彼の頭にめり込ませたのでした。

 親玉が倒されてしまったので、あっさりと逃げてしまうビーストたち。

 その後すぐに地表基地建設がスタート。地表の人類も地下都市の人々も一緒に仲良く働いています。弱々しかった地底都市の子供たちも陽光の元で元気いっぱい遊んでいます。ジェフは学校を開いて地表の人類の子供たちに言葉を教えたりしています。

 この光景を満足げに眺めているジョン、ガーネット、ティメック。エンドマーク。

 カラー・スクイーズのワイド仕様 モノラル音声 英語字幕つき。画質・音質も高いレベルを誇っており買ってそんのないソフトだと言えます。『Satellite in the Sky』(1956年)とのダブルフィーチャー。ワーナー・ホーム・ビデオのDVD。

 エロの冒険者
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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『未知空間の恐怖/光る眼』(『village of the damned』 1960年)

 『未知空間の恐怖/光る眼』(『village of the damned』 1960年)
 
 古典SFの名作であります。カーペンター監督のリメイク(95年)も面白かったけれどもこのオリジナルにはとてもかないません。デヴィッド・キャラダインのドラキュラとベラ・ルゴシのドラキュラを比べるようなものです(そ、そうか?)。

 穏やかな田舎の村ミドウィッチ、草原が広がり羊がのんびりと草を食んでおります。トラクターも走り回って畑を耕しているところ。この村に大きな家がありまして、住んでいるのがゴードン博士(ジョージ・サンダース)。彼は奥さんの実兄で陸軍将校のバーナード少佐(マイケル・グイン)に電話を掛けます。彼が久しぶりに妹に会いにくるため買い物を頼もうとしたのですが、その電話の最中にぱたりと倒れ伏すゴードン博士。

 病気の発作か、心臓麻痺かと思われたのですが、なんと、村中の人々が同じ状態に陥っているではありませんか。道端で多くの人々が倒れています。運転中にそのまま失神したのか、電話ボックスに突っ込んでいる車もいます。冒頭でトラクターを走らせていたおじさんも運転席に突っ伏しており、運転手を失ったトラクターはぐるぐる回ってついに立ち木に激突。雑貨屋件電話交換局では水道の蛇口が開けっ放しになってじゃーじゃー水があふれ、こっちの奥さんは、ああ、危ない、アイロンがドレスの上でぶすぶす煙を吹いているぞ。どうやらアイロン掛けの最中に倒れてしまったらしい。

 いきなりゴードンと話ができなくなったバーナードは当然ながら心配になり、上司に許可を貰ってミドウィッチまで様子を見に行くことになります。

 車を飛ばすゴードン。途中で顔見知りのお廻りさん、ゴビー(ピーター・バグハム)が自転車で走っているのに出くわします。「おお、こらゴビーはんやないですか、自転車とはお珍しいですな、いつもはバスつこうてはるやないですか」ゴビー、「そのバスが来ませんねん、だから様子を見に来たのだす」 そこからいくらもいかないうちに二人はバスを発見。なんとバスが路肩に突っ込んでおります。ゴビー、「ああ、こら大変や、助けなあかん」バスに近寄ったのですが、途中で彼もまたふらふらと倒れてしまったのです。

 仰天したバーナード、ただちに上司に連絡、軍隊の出動を要請するのでした。

 軍隊はミドウィッチ周辺を封鎖します。そしてガスマスクをつけた偵察員を派遣、この不思議な現象の効果範囲を探ろうとしたのですが、ありゃりゃ、この人も倒れちゃった。あわてて体に巻いていたロープを引っ張って引きずり戻すと意識を回復したのですが、「あかん、これじゃ、絶対近寄れん、ガスマスクも効果あらへんって、いったい全体何がおこっとんねん」とバーナードを嘆息させます。

 ならば空から偵察じゃ。ミドウィッチ上空へ飛来した偵察機のパイロット、地上を見下ろして「ああ、人間がぎょうさん倒れてますわ、でもそれ以上細かいことはここからじゃわからしまへんなあ」じゃあ、高度を下げようということで、偵察機、そろそろと降りていくのですが、ある高度を境にやっぱりパイロットも失神。そのまま地上へ激突してしまったのです。「ああ、こっちも駄目か」と頭をかきむしるバーナード。

 ところが近くで倒れていた牛が何の前触れもなく息を吹き返したではありませんか。同じように目を覚ますミドウィッチ村の人々。あ、つけっぱなしのアイロンが原因で火事になり、失神していた人が丸こげになったんじゃないかと心配した皆さん、どうかご安心下さい。ちゃんと目を覚ました奥さんが水を掛けて火を消しましたから。まあ、その代わりにドレスが台無しになりましたけど(笑)。

 その後すぐに軍隊が村に入りいぶかしげな顔をしている村人たちを検査します。とりあえず異常はなし。しかしこの怪現象は放射能などによるものかも知れない。その場合、影響が直ぐにでるとは限らないから村人を経過観察しなければならないということになって、ゴードン博士がその任を負うことになりました。

 そしてあの怪奇現象から二ヶ月たったある日、ゴードン博士は妻のアンセア(バーバラ・シェリー)から思いがけない知らせを聞くことになります。なんと彼女が妊娠したというのです。「うちらの結婚遅かったから、子供はできひん思うとった。アンセア、でかしたで」大喜びのゴードン博士であります。

 ところが、村の女たちがみーんな妊娠していたという・・・。ゴードン博士のようなケースはまれで、処女なのに妊娠しちゃったとか、旦那が一年の出張でいなくなったのに妊娠しちゃったとか村は大騒ぎ。ついには自殺未遂をする妊婦まで出てくるしまつ。そんな中、村のドクター ウィラース(ローレンス・ナイスミス)は不気味な事実をゴードンに告げるのでした。「みんな妊娠2ヶ月やで、みんな、あの失神事件の時に受胎したみたいや」「なんやて、それじゃ、わての子供じゃないっちゅうことかいや。いったい何が起こっとるんねん」

 不安のどん底に叩き込まれるミドウィッチ村であります。夜な夜なパブにミドウィッチの男が集まってくらーい顔で「いっそみんな死産だったらええのに」いや、それでは映画が終わってしまいます(笑)。

 それから十月十日が立ちましていよいよ赤ちゃんがおぎゃあとお生まれになります。妊娠中、あれほど不安がっていたアンセアもこの授かりものに大喜び。おまけに、近所の八五郎さんから「昔から親に似ぬ子は鬼っ子などと申しますが、額の辺り、眉毛の辺はお父様そっくり、口元鼻つきはお母様に生き写し。総体を見渡したところは、先年お亡くなりになったお祖父さまに瓜二つ、長命の相がございます。『栴檀は双葉より芳し』『蛇は寸にしてその気を現す』 わたくしもこういうお子さんにあやかりたい、あやかりたい」と誉められたりして、「うち、産んでよかったわ」と涙ぐむのでした。ゴードンとアンセアはこの子をデヴィッドと名づけます。

 他のお子さんたちもぞくぞくお生まれになる。ドクターは彼らを診察して、「髪の毛、つめの形がえらい違うわ、それに成長が早すぎまっせ。それに目つきもなにか気になりますわ」なるほどどこかフツーと違う赤ん坊たち。そして奇怪な事件が起こります。赤ん坊にミルクをやろうとしたアンセア、うっかり温度を測るのを忘れて熱いまま与えてしまったのです。ぎゃあと叫んで吐き出したデヴィッド、奇妙な目つきを致します。これに操られるかのように熱湯に腕をつけるアンセア。

 幸い、悲鳴を聞いて駆けつけてきた乳母やゴードンに抑えられて軽い火傷を負っただけで済みましたが、怪奇な現象はこれで終わる筈もありませんでした。

 ぐいぐい成長する赤ん坊たち、もはや、赤ん坊ではなく、幼児になっております。彼らは異様な知能の高さを発揮し、ゴードンとバーナードが与えた東洋のからくり箱をたやすく開けてしまいます。おまけに一人の子供が何かを知るとその知識は他の子供たちにも伝わるようなのです。テレパシーで知識を交換し合っているということでしょうか。そしてあの操る能力はさらに高くなっており、からくり箱を奪って逃げようとしたいたずら小僧を金縛り状態にし、箱を戻させたりするのです。

 3年後、立派な少年少女に成長した子供たち。しかし彼らの存在はいまやミドウィッチ村にとって悩みの種でした。彼らにちょっかいを出したほかの子供が奇妙な事故に会うようになっていたのであります。しかも彼らはどうやら人間の心が読めるらしく、それでますます嫌われていたのでした。

 これをたいそう心配しているのがバーナード少佐で、彼はゴードン博士に「あの子達には高い知能があるわ、でも底意地悪いでー、何するかわからへんし、危険や」ゴードン博士はもう反論。「そんなアホなこといいないな、あれも人間や、真心で接すればそのうち心を開いてくれるわ」

 二人の意見は平行線をたどるばかり。そのまま二人はロンドンで行われた防衛会議に参加します。そこで報告されたのはこの不気味な失神、妊娠事件はミドウィッチ村だけではなかったということ。オーストラリア北部の町でも失神事件は発生し30人の子供が誕生したというのです。そして不可解なことにみんな誕生から10時間以内に死亡していたのでした。あるイヌイットの村では10人の子供たちが誕生。しかし、黒髪の親から金髪の子が生まれるのはタブーだということで全員殺されます。そしてソ連では二件が発生していました。そのうちの一件は他と同じように死亡したのですが、残る一件の子供たちは生存。政府機関によって高い教育を受けているそうであります。

 会議に出席していたカーライル博士(キース・ピオット)この子供たちは突然変異ではないかと主張します。またスミス教授(ジョン・スチュワート)は別の天体から特殊なエネルギーが放射されたのだという説を提示。感官諤々の議論となるのでありました。

 この種の議論に決着がつくわけもなく、業を煮やしたバーナード少佐、「あの子達は早急に隔離せえへんとあきませんな」しかし、やはりゴードン博士が反対して、「あんた、そんなことしたら科学上の重大なチャンスを失ってしまうがな。子供たちの脳は集団知能ですねん、一人が知ればその知識は残り全部の子のものとなる。これを上手く利用すれば戦争や飢饉・疫病をなくすことだって夢じゃおまへんのや」

 ゴードンは村の一軒家に子供たちを集めて集団生活をさせることを提案します。そして彼自身が子供たちの教育にあたると言い出したのでした。バーナード少佐はなおも反対したのですが、このゴードン博士の案が採用されることになったのであります。

 懸命に子供たちを教育するゴードン。しかし、その努力は報われませんでした。彼らのパワーは日に日に増大し、デヴィッドは「前は駄目だったけど、今なら飛行機まで力を届かせることができますよ、お父さん」と非常に不気味なことを言い出します。

 そして決定的な事件が起こりました。村人 エドワード・ポールの運転する車が子供たちの一人を危うく轢きそうになったのです。何も怪我は無かったのですが、子供たちの怒りが爆発。光る目でエドワードを睨みつけると、操られた彼は車に再び乗り込んで発進。そのままレンガ塀に激突してしまうのです。車が爆発してもちろん、エドワード死亡。

 村でこの事故に関する裁判が開かれます。一部始終を目撃してアンシアが証言台に立つのですが、どうやら子供たちに操られたらしく、肝心の部分の記憶がありません。結局、この裁判は子供を轢きそうになったショックで錯乱したエドワードがレンガ塀に激突したということで決着します。しかし、これに納得いかなかったのがエドワードの兄、ポールでした。彼は立ち上がって叫びます。「弟はこのくそ餓鬼どもにやられたのや、この人殺しめ」

 ポールの怒りは収まらず、家からライフル持ち出してきたのであります。彼らは歩いている子供たちにライフルの狙いを定めます。これを見て仰天したゴードン博士は彼に走りより、「あかん、銃やら持ってきて何するつもりやねん、やめなはれ、やめなはれ」ポール、しぶしぶと銃を降ろしてその場を立ち去ろうとしたのですが、子供たちがそうは問屋が許さないじゃなかった卸さない。彼らの目がぴかーっと光ります。そして操られたポール、自らライフルの銃口を喉もとに当ててズドン。頭をふっ飛ばしてしまったのです。

 さらにバーナード少佐にロンドンのレイトン将軍から恐ろしい知らせがもたらされます。ソ連が核砲弾であっちの子供たちが暮らしていた村を攻撃したというのです。村はすっかり子供たちに操られ、軍隊で鎮圧しようとしても同士討ちをさせられる。ならば遠距離から警告なしで村ごと消滅させるしかないというソ連の苦渋の選択だったのです。

 そしてパブで飲んでいた村人たち、その中の一人が酔ってメートルを上げ、「あいつらの思い通りにさせたらあかん、みんな殺されるで、やられる前にいてもうたれ!」「おお、いてもうたれ、いてもうたれ」10数人がたいまつを手に子供たちが住んでいる屋敷へ向かいます。しかしソ連の軍隊さえころりとやられてしまった相手に暴徒が敵うすべもなし。先頭に立っていた一人がデヴィッドの光る目にやられ硬直します。この時落とした松明の炎が彼の体に燃え移ってしまいました。熱さに目を白黒させるこの男、しかしデヴィッドの力で動けません。とうとう生きたまま丸こげになってしまいました。

 この光景を目撃したバーナード、あまりの凄惨さに息を呑みます。そして我慢できなくなった彼は子供たちの家に突入、今の行為を問いただすのです。「あれは人殺しじゃ、おまえら、なにしてけつかる!」デヴィッドは涼しい顔で答えます。「法律は我々を守ってくれません。外国の仲間が殺されたことを知っています。我々はなんとしても生き延びなければなりません。どんな犠牲を払ってでも、あなたにも邪魔はさせませんよ」子供たちの目がぴかーっ。バーナード、硬直してしまいます。

 もっともこれは子供たちの警告でした。まもなく元に戻るバーナード。その時、ゴードンの家にふいにデヴィッドが現れました。彼は驚くゴードンに「お父さん、攻撃を避けるため我々は出発します。繁殖可能になるまで隠れるのです。ですから、お父さん、脱出と隠れ家の手配をお願いします。だまそうとしても無駄ですよ」

 ゴードン、これで決意を固めた様子。彼らが怪物になるのを放っておいたのは自分だ、もうこれ以上彼らの好き勝手にはさせん。ゴードンはアンシアとバーナードをロンドンに行かせるのでした。そして彼はダイナマイトを使った時限爆弾を用意、これで子供たちを吹き飛ばそうというのです。

 子供たちの屋敷へ赴きます。でも普通なら考えを読まれて爆弾の存在を察知される筈ですが、そうはなりません。何故ならゴードンは「レンガの壁」という言葉を一心不乱に考えることで心を読まれることを防いでいたのです。彼が何かを隠していることに気がついた子供たち、目をぴかぴか一斉に光らせて思考を探ろうとします。この攻撃にゴードンが考えているレンガの壁がぐらぐらとゆれ、ヒビが入り始めました。心理障壁の揺らぎを崩壊するレンガの壁にたとえた秀逸なヴィジュアルイメージです。

 車でロンドンへ向かっていたアンシア。言いようのない不安を覚えて車をUターンさせます。

 耐えるゴードン、あと一分だ。さらに激しく揺れるレンガの壁、ああ、ついに崩れて爆弾が見えた。はっとする子供たち、その瞬間、セットしておいた時刻になってダイナマイトがよー、ダイナマイトがよー、大爆発。その炎を見たアンシア、全てを悟って絶叫するのでした。

 燃える屋敷。その中から怪奇な目が子供たちの数だけ飛び出してきて・・・エンドマーク。

 ソ連軍が謎の子供たちを村ごと核砲弾で蒸発させてしまうというあたりに時代を感じさせますなあ(笑)。私、そういうの大好きです。

 モノクロ ビスタのスクイーズ・ワイド画面。モノラル音声。画質に不満はありません。黒も良く沈んでおり端正なモノクロ画面になっております。台詞の通りも良く大変に聞きやすいものです。ワーナー・ホーム・ビデオの国内版DVD。もちろん日本語字幕付。『続・光る眼/宇宙空間の恐怖』(『Children of the Damned』  1963)とのダブルフィーチャー。

 エロの冒険者
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

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2月3日(水) 「アセンション・プリーズ」

 オリオン星のいわれ話してあげたくて、あなたの住む街まで、アセンション・プリーズ、トンデモと言われてもなぜかもう止まらない、あなたの胸にまっすぐ、アセンションプリーズ。ちなみに前半はオリジナルの歌詞そのまま。「そうか、あのテレビドラマは40年も前からアセンションのことを予言していたんだ!」「な、なんだってー」

 久々にブルーレイメディアの価格情報。TDK 録画用ブルーレイディスク BD-R 25GB 1-4倍速ホワイトワイドプリンタブル 50枚スピンドル BRV25PWB50PK が7,780円。一枚あたり155円!50枚はいかに何でも多すぎるという向きにはTDK 録画用ブルーレイディスク BD-R 25GB 1-4倍速ホワイトワイドプリンタブル 20枚スピンドル BRV25PWB20PK もあるぞ。こっちも3,180円で一枚あたり159円だ。BD-REだっていつの間にかまた安くなっているぞ。TDK 録画用ブルーレイディスク BD-RE 25GB 2倍速ホワイトワイドプリンタブル 20枚スピンドル BEV25PWA20PKなら3980円で一枚あたり199円だ。BD-REはスピンドルじゃダメ、ケースがついてないとイヤン、イヤンという向きにはこっちをどうぞ。TDK 録画用ブルーレイディスク BD-RE 25GB 2倍速ホワイトワイドプリンタブル 20枚パック BEV25PWA20K、ケースが付いている分多少割高だが、それでも4,280円、一枚あたり214円だ。

 2層50GBもTDK 録画用ブルーレイディスク BD-R DL 50GB 1-4倍速対応 ホワイトワイドプリンタブル 10枚入り 5mmケース BRV50PWB10Sなら4,880円。一枚あたり488円だ。BD-R一層×2のお値段とはいかないけれどもそれでもようやく単価500円を切るまでになってきたのである。

 クー、この安さ、もう泣けてくるなあ(って泣くこたぁない)。

 本日は休み。午前9時過ぎに事務所へ出て日記付けとネットのチェック。保険代理店から電話。あれこれ話し合って明日、保険料の支払いをすることに決定。その後徒歩で天神へ。例によって例のごとく赤のれんでラーメン+小炒飯、替え玉の昼食。いい加減飽きてきているのだが、それでも毎度毎度寄ってしまうのはなぜなのだろう。それからこれまた例のごとく漫画喫茶で漫画読み3時間半。「蒼太の包丁」23巻を見つけたのだが、これはどうせ買うからということで読まず。だがこれが大誤算。漫画喫茶を出てからジュンク堂に行き23巻を買おうとしたらなんと置いてない。他の本屋も見てみたがことごとく入荷しておらず、ついに手に入れることができなかったのだ。発売日は1月29日の筈なのに一体どうしたことなのだと天を仰いで嘆息する。

 がっかりしてまた徒歩で事務所へ戻る。亀の世話、ミクシィへの書き込みなどやって午後4時半に帰宅。疲れがどっと出て30分ほどうつらうつらする。

 夕食はだるま鯛の刺身、出来合いの牡蠣フライ、鶏から揚げ、きんぴらごぼう。それに節分ということで太巻きがついた。ビール2缶飲んで太巻き食べたらもう腹いっぱい。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『ブラッド・パラダイス』を見る。ブラジルで能天気に楽しんだ欧米の旅行者たちが臓器密売組織の罠に掛かって酷い目に会うという映画。欧米は長いことブラジルからいろんなものを搾取してきた、今度は俺達が搾取する番じゃ!という背景があるものの、要するにブラジルへ来て「酒、女、ビーチだ」と浮かれている旅行者たちが生きたまま臓器を切り取られるのを見て日ごろ仕事や人間関係のストレスに苛まされ100年に一度の不況でろくすっぽ旅行にも出かけられぬみなさんが溜飲を下げるという趣向でありますな(笑)。

 また、この旅行者たち、どこかブラジルをなめている風があって、ビーチで薬を盛られ現金、カード、パスポート、携帯を盗まれたのにも関わらずなぜか地元の青年の案内に唯々諾々としたがって密売組織のアジトである山中のコテージへ連れて行かれてしまうのである。このあたりの馬鹿さ加減もみなさんの優越感をくすぐってさらにストレスを発散させる仕組みになっているのだ。

 ハイビジョン画質はノイジーであるものの暗部の描写に鋭さを見せる。またラストの水中でのおっかけっこも水の透明感が印象的。AAC5.1チャンネルサラウンドもリアの音場が充実しており逃避行での「あー、このままじゃ見つかってしまう」という登場人物たちの恐怖感をリアルに伝えてくれるのだ。

 シャワーを浴びてお酒。お供は録画しておいた「ナイトシャッフル」 本場、北海道なのに激安で売っている蟹というのは絶対おっかないぞ(笑)。わたしゃ、とてもじゃないがそんなものに手を出す気にはなれんって北海道に行きそうもない男がえらそうなことを言っております。

 昨夜、ろくすっぽ寝ていないので急速に眠くなりソファーの上でぐーっ。気が付いたら午前3時過ぎになっていた。慌ててベッドに入って改めてお休みなさい。

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2010年2月 3日 (水)

2月2日(火) パンプス・ブーツの霊長

 靴を履くのは万物の霊長たる人間だけである。ちょっとした昔の話。事務所の入っているビルにあるメーカーの清涼飲料水自動販売機が置かれているのだが、メンテナンスのおっさんに腹を立てていたことがある。空き缶を回収しに来るたびに「空き缶入れの中にミネラルウォーターのペットボトルが入っている、ゴミも入っている、いったいどうなるのか」と文句を言ってくるのだ。そんなもん、知ったこっちゃないやい(笑)。そういうものの始末を含めてのメンテナンスだろうが。これでかなりイラッ☆とさせられていたのである。

 さらにこの頃はまだ空き缶の回収回数が少なくちょっと油断するとすぐ空き缶入れから空き缶が溢れていた。それで慌てて自動販売機に記してあるメーカーの電話番号に空き缶回収の連絡を入れることが良くあったのだが、これでやってくるおっさんがまた不機嫌。直接メーカーに電話を入れられると回収要員である俺達の評価が下がってしまうのだそうな。これも、また「そんなこと、知ったこっちゃないやい」である。さらにおっさん、私に携帯の電話番号を渡して「空き缶回収は私に直接連絡してくれ、そうすれば評価は下がらない」だと。

 もちろん、それからもメーカーにちゃんと連絡していましたよ(笑)。

 いい加減頭に来てメーカーの方に「このおっさんを代えて下さい。でないと自動販売機そのものを引き上げて貰います」と連絡しようとさえ考えたのだが、その矢先、おっさんは他の人に交代したのであった。回収の回数も多くなって今ではまったく空き缶入れが満杯になるなんてこともなくなった。あー、めでたし、めでたし。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に柔麺一把、夕食に鯛の刺身、水炊き。ビール一缶、ゴハン一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイでロブ・ゾンビの『ハロウィーンⅡ』を見る。ロブ・ゾンビの即物的な残酷描写がたまらない。浴室がこれでもかという具合に血だらけになってその中に裸の女がマグロのごとくごろんと転がっている図にはもう大笑いである。思わず、「魚河岸か!」ってツッコンでしまったよ。またヒロインは何故かメイドのコスプレしたままマイケルに追われて森の中を逃げ回る。途中で転んだり、ピザデリバリーの車に助けられたところをマイケルにひっくり返されたりして、だんだんと血まみれになっていくという、ゾンビの大将、あんた、どの線狙っているんですか(笑)。

 ただ、あのシェリル・ムーン・ゾンビ(ロブ・ゾンビの奥さん 今の私にとってシェリルといったら「マクロスF」のシェリル・ノームではなくこの人なのである)とマイケルの少年時代の姿による幻想的な場面は今ひとつ。ロブ・ゾンビは初監督作の『マーダー・ライドショー』でも幻想的な描写を試みているが、これも褒められたものではなかった。こういう場面は彼の資質にそもそも合っていないのではないかと思うのである。

 ハイビジョン画質は黒がずーんと沈んでハイライトのピークはまぶしいほど。それでいて暗部の情報がたっぷりでいささかの黒つぶれもない。暗部にノイズが目立つことがあったけれども、このハイコントラスト、いや、言うならばハイパーコントラストだなで全てを許してしまえるのである。逆に言うならHD550クラスの暗部表現性能がなければこの映画の全てを楽しむことができないのだ。

 サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。ザクッ、ザクッと馬鹿でかいナイフを犠牲者に突き刺す音の凄さに悶絶してしまう(笑)。これは反則だ。

 その後日本映画専門チャンネルHDで録画しておいた『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』を見る。いやあ、この映画は楽しみにしていたのだが、散漫として盛り上がらない凡作だなあ(笑)。何よりいかんのは旭山動物園を日本一に押し上げた生態展示という画期的なアイデアが最初の方で披露されてしまうこと。これはもう完全に使いどころを間違っており、市民運動によって動物園閉鎖が撤回された後にするべきだったのだ。この生態展示のアイデアで夢を語る場面と西田敏行たちが水族館を回って参考にする場面が上手く繋がらないので、何か水族館の展示アイデアをそのままパクッたように見えてしまうのである(笑)。

 中村靖日、前田愛のキャラクターも弱く出す必要性があまり認められないのも大きな欠点。救いは西田敏行、柄本明、六平直政、塩見三省、岸部一徳らの日本を代表するオヤヂ役者たちの存在感のみであった。

 ハイビジョン画質はHDカメラ撮影の故か黒の粘りが不足しており全体的に浮いた画調になっている。AAC5.1チャンネルは大活躍。リアチャンネルで動物達の吼え声が爆発。遠近感の描き分けも見事。

 シャワーを浴びてこれまた日本映画専門チャンネルHDで録画しておいた『にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻』を見る。あの三人組が流れ流れて博多にたどり着き近代ヤクザと対決するというお話である。酒場から飲みのこしのビールを集めてブレンドし、「玄海ビール」として売りさばくカラスのお新と知り合った三人は彼女たちをバラックから立ち退かせ、跡地に兵器工場を作ろうとするヤクザ、企業と戦うのだが・・・、これがすっきりとした勝利で終わらず、失意の心を抱いてまた旅立つというあたりが実に切なくてよろしい。

 終盤、パトカーを奪って中洲近辺にあると思われるお新のバラックから逃走する岡田祐介、パトカーが次の場面で海の中道にワープするという(笑)。中洲、海の中道間は結構な距離があり道路事情の余程良くなった現在でさえ1時間程度は掛かってしまうのに。地方ロケでありがちなシチュエーションであり、福岡の地理を知らない人にはまったく分からないのだが、地元の人間にはやはり気になってしまいますわな。

 ハイビジョン画質は抜けが良く発色も綺麗。ノイズも少なく年代を考えれば非常なる高画質であると言えよう。

 その後読書やテレビ。就寝午前2時半・・・が眠れず自室へ戻って午前4時近くまで粘る。そして再挑戦、やっと眠れた。

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2010年2月 2日 (火)

2月1日(月) エコをかん袋におしこんで

 ポンと蹴りゃ温暖化となく。西日本新聞の食い物オカルト連載 「食卓の向こう側シリーズ 続命の入り口心の出口」 最近は現代人が柔らか食ばかり食べているとの批判に熱心である。とにかく現代人は固いものを食べない、柔らかい食べ物ばっかり食べているので健康に悪い影響が出ているのだという。2010年1月31日朝刊一面の記事ではこの柔らか食によって歯周病が増えていると警告している。だが、例によってその根拠がアレなもの(笑)。とりあえずみょうちきりんな部分を抜粋してみよう。

 (2010年1月31日朝刊一面より引用開始)「ヒトが歯周病になるのは、火を使い始めたときからの宿命」と、福岡歯科大学教授の坂上竜資(50)は解説する。火がなかった時代、ヒトは他の動物と同様、硬い食べ物をそのまま食べた。よく噛むことで唾液の分泌を促し、豊富な食物繊維が自然の歯磨きとなって、虫歯と同時に歯周病も防いだ。それが火を使った調理によって一変。栄養吸収は格段に良くなったものの、代わりに、新たな病を引き受けることになったという。(引用終了)

 火を使うのがいけないのだそうです。もうなんだか、人類に火を与えたプロメテウスを罰するゼウスのようです(笑)。

 (2010年1月31日朝刊一面より引用開始)噛まずに柔らかいものを食べ続けるとどうなるのか。日本歯科大学新潟歯学部が行ったサルの実験がある。ニンジンやリンゴなど、栄養バランスを考えた餌を、片方にはそのまま、もう片方にはミキサーでドロドロにして与え続けた。3ヵ月後、固形食のサルは何の問題もなかったが、ミキサー食の方は歯垢が付いて歯茎がボコボコに。1年半後には歯石が付いて出血する状態になった。柔らか食が多い現代の食卓では、予防がなかなか難しい口の生活習慣病、それが歯周病なのだ。(引用終了)

 いや、流動食しか食べられないという病気の人を除いてそんなに極端な食生活する人はいませんから。また確かに歯周病は近年増えているとされているが、調査方法の厳密化もあって単純には比較できないと言われている。8020運動の推進などにより、残存歯数が増加していることも歯周疾患の増加の原因になっているとも考えられているのだ。そうした要素を無視して柔らかい食べ物ばっかりを食べているから歯周病が増えたというのは牽強付会にもほどがあるというものであろう。

 だいたい柔らか食って何?硬い食べ物って何?硬い食べ物ってのは地鶏か(笑)。我々の年代でも子供の頃から柔らかいものばっかり食べていますけれども。硬い食べ物といったら乾パンとかせんべいとかそんなものしか思いつきませんけれども。豆腐とかヘルシー、ヘルシーって言われて欧米人にも珍重されますけれども柔らかいからやっぱり健康には良くないんでしょうか。

 こんな記事を書くヒトというのは昔の歯磨きのCM「リンゴを齧ると歯茎から血が出ませんか」を知らないのではないか(笑)。

 翌2月1日の同記事にもかなりトンデモなことが書かれていた。この件に関しては後日改めて批判の俎上に乗せることとする。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に柔麺一把。夕食に鯵の叩き、砂肝の炒め物、生野菜、鯖の煮付け。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後日本映画専門チャンネルで録画しておいた『にっぽん三銃士 おさらば東京の巻』を見る。四十代の戦中派、三十代の戦後派、二十代の戦無派と思想も、職業も、年令も全く違う三人がとあるバーで出会って意気投合、何がなにやら分からぬ大騒動を引き起こすというアイデアは面白いのだが、バーの場面が長すぎましたな。また新宿騒乱の影響で連れ込み宿が満員、「相部屋をお願いします」というシチュエーションにはいかに何でも無理があると思うのだが(笑)。

 ハイビジョン画質はなかなかのもの。発色が自然でスキントーンの描写に冴えを見せる。ただ、画面サイズがスタンダードなのはどうしてなのだろう。

 その後輸入DVDで『Radar Men from the Moon #5 Murder Car』を見る。セスナに乗り込んだコーディ、ジョアンにパラシュートを付けさせます。怖がる彼女を後ろから「おら、早く降りろ」と蹴飛ばしたコーディ(ウソ)、自分もロケットスーツを作動させて脱出します。無人となったセスナはそのまま地上めがけてまっ逆さま。激突して粉々になってしまいました。

 戻ってきたグラバーから報告を聞いて苦い顔をするクラーク。「なんや、また失敗したんかい、こら、月に連絡せなあかん」このレティクへの報告というのが「あきまへん、また失敗しました、もう金あらしまへん、テロ活動ができません」という(笑)。当然ながら激怒するレティクであります。「あほー、何してけつかんねん、こっちの準備は進んでいるのや、今さら作戦を遅らせることなどできひんわ。金はお前達で調達せんかい」

 あー、どっちもセコいなあ(笑)。

 しぶしぶある会社の金庫破りをするグラバー。ところが前回の銀行強盗に引き続き今回もおまわりさんに見つかっちゃった。この人は前歴が銀行強盗でその腕を見込まれてクラークに雇われたらしいのですが、ぜんぜんダメじゃないですか(大笑い)。彼は部下とともに車へ乗り込み逃走します。しかしすぐにパトカーで追跡されてピストルで散々に撃たれついに崖下へ転落してしまったのです。これで部下は死亡、グラバーも怪我をしてつかまってしまいます。

 コーディはヘンダーソンからこのニュースを聞いて大張り切り。「このグラバーというのはこの研究室に度々忍び込んできた奴に違いない。こいつを尋問すれば月人の地球での企みが分かるぞ」ただ、グラバーが収容されている医療刑務所で尋問する訳にはいきません。どうした弾みでこの話が漏れてしまうかも知れないからです。こんな物凄い話が外にばれてしまったら国中が大パニックになるでしょう。

 そこでヘンダーソンの手配によりグラバーは秘密の医療施設に移されることになります。そうすれば尋問のし放題だというのですが・・・そうは問屋が許さないじゃなかった、卸さない。クラーク、ダリーもこの移送計画の情報を手に入れていたのです。そしてダリーはグラバーの乗った救急車を待ち伏せし、まんまと彼を奪い返してしまったのでした。ダリーとグラバーは救急車で逃走、途中で仲間のサムと合流しますが、すでにこの時無線による救急車の緊急手配が開始されていました。サムの車の無線で警察本部の指令を聞いておりますと、なんと聞こえてきたのがコーディの声。「あー、コーディですが、その救急車と同じ方向へ向かっています。見つけたら通報します」

 ダリー、これでぽんと手を打って「おい、グラバー、お前はサムと一緒に行け。俺は救急車を使ってコーディに一泡ふかせてやる」えー、具体的にどうするのかといいますと、道路でコーディの車を見つけたら救急車をぶつけてやるということなのですね。

 はたして、向うからやってきたのはコーディとテッドの車。ダリーはアクセルを踏んで急加速するとさっとドアから外に飛び出したのです。彼の狙い過たず正面衝突するコーディの車と救急車。どちらも崖下へ転落します。

 『第6章 Hills of Death』へ続きます。

 シャワーを浴びてお酒。プロジェクターを再起動させてハイビジョン録画の『かもめ食堂』を再見。私は一体この映画を何回見れば気が済むのでしょうかねえ(笑)。

 就寝午前1時過ぎ。

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2010年2月 1日 (月)

1月31日(日) 「ホワイトカラーさんが通る」

 ハイハイハイ ホワイトカラーさんが通る 忙しい心をふりまきながら 一応念のために書いておくけれどもこれは「はいからさんが通る」の駄洒落ですからね、ええ。2月の日本映画専門チャンネルHDの目ぼしい番組を上げておく。『ジェネラル・ルージュの凱旋』5.1 『トウキョウソナタ』 『どぶ鼠作戦』 『ワルボロ』5.1 『三等重役』 『猫と庄造と二人のをんな』 『流転の海』 『男の世界だ』 『続サラリーマン忠臣蔵』 楽しみは『続サラリーマン忠臣蔵』か。これはもちろんBD-Rにて保存するつもり。

 今月はクレージーキャッツの映画が放映されないけれどもキモチを強く持って(笑)3月を待とうではないか。

 さて、昨日の亀話の続き。ミクシィのあるコミュでロシアリクガメの飼育法についてある獣医師からのサジェスチョンを見つけた。興味深いので抜粋・転載させて頂くことにする(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1330336883&owner_id=4540962)

 ロシアリクガメは他のリクガメに比べかなりクセがある。リクガメの中では一番安価なのだが出回る量に比べ生存率が圧倒的に低い。

 ヘルマンやギリシャのように保温していても毎日食べる種類ではないし過度な保温も必要無い。オスはさらに特殊であって、メスを追いかける時以外はあまり動かず食事も週に1,2回か、空腹を訴えた時に与える程度で良い。一ヶ月くらいぱったり食べなくなったらまた急に食べ始めたりするそうで、食生活は野生のサイクルに近いそうな。

 このサイクルでも痩せないのがいいオス、痩せてくるような個体はは病院へ。このサイクルは固体によってかなり違うのだが、2~3年飼えば大抵把握出来るのではないかとのこと。(抜粋・転載終了)

 うちのロシアリクガメの生活サイクルを考えても頷ける部分が多い。まあ、食う時期は毎日食うけどな(笑)。ぱったり食べなくなるのは冬眠でなくロシアリクガメ特有の生態現象なのであると分かったのは大きな収穫であった・・・いやいや、その前にウチのリクガメはオスか、今までチンチンを出したことがないのでメスの可能性が高いと思っているのだが。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、本日は制限なしのアンリミテッドランチの日なので昼飯は膳のラーメン+替え玉(〆て380円なり)。今日の膳、スープの出来がことのほか良くこれならば500円出しても惜しくないと思わせる味であった。あ、この500円というのは替え玉の金額を含まないので勘違いしないように。夕食はマグロ、鰤の刺身、ソーセージと目玉焼き、父親が法事で貰ってきた弁当などなど。ビール2缶飲んでゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後輸入ブルーレイで『クリフハンガー』を再見。今回のブルーレイによる観賞でなぜ私がこのあまり出来が宜しいとはいえない映画を妙に好むのか、その訳が分かったような気がする。とにかくジョン・リスゴーをはじめとする武装強盗団の面々がとにかく嫌な奴らぞろいでそいつらが最後にスタローンに殲滅される。このカタルシスがなんとも心地よいのであるな(笑)

 どのくらい嫌な奴らかというと、
救助隊のヘリコプターを遭難者を装っておびき寄せパイロットを射殺する時は、直前まで警告しようとするマイケル・ルーカーを押さえつけ、もう助けるのが間に合わないのが明白になった時点で解放、パイロットの名前を呼びながら必死で走る彼を嘲ったりする。さらにマイケル・ルーカーを始末しようとして「さあ、ドリブルで相手を抜いた、シュートだ」と訳の分からぬことを言いつつ執拗に蹴りまくる奴もいる。リーダーのジョン・リスゴーからして強盗団の中までしかも愛人である女をあっさりと射殺するのだ。ねえ、本当に嫌な奴らでしょう。

 こんな奴らがスカボコにされるのがたまらないのですな。なんというか、外人レスラーの卑怯な反則に耐えて耐えて耐え抜いた力道山が空手チョップで逆襲、見事フォール勝ちを収めたようなって、なんだ、ずいぶんたとえが古いね(笑)

 ハイビジョン画質は時折、輪郭の強調が気になるものの、引き換えに得られた高解像度が素晴らしい。山が立体的に見えてその高さが実感できるのである。冒頭の女落下場面は本気で怖かったぞ(笑)。5.1チャンネルサラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。LDのドルビーデジタル(笑)とは比べ物にならない情報量。前後を移動するヘリコプターのローター回転音の定位もばっちりだ。また重低音も迫力たっぷりでこんな音を聞いているともっとレベルの高いサブウーファーが欲しくなるという・・・。

 シャワーを浴びてお酒。お供はやっぱり「スライドショー」 久々に見た「愛の銅像物語」に大爆笑。就寝午前12時過ぎ。

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