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2010年3月15日 (月)

3月14日(日) ノームなら乗るな、乗るならノームな

 妖精だって酒を飲みたい時があるさ。Silver Running SILVER SIGNATURE HDMIケーブルの導入以来、プロジェクターでハイビジョンの映画を見るのが楽しくて仕方がない。昨日など午前2時過ぎまで『マッケンナの黄金』を見て、「うひゃあ、ハゲタカの目玉の生々しさといったらないね、あんまりリアルすぎて生卵食えなくなっちゃうよ」とか、「うわあ、あの岩肌のごつごつした感じ、こんなの見たことないよ」、「げえ、あのライフルの銃身の金属感は凄いなあ、本物じゃないの」と不道徳な喜びに全身を震わせていた(笑)。

 もう1日4時間くらい見てもまったく平気という状況になっており、はっきり言ってあぶない領域に突入しかかっているのではないかと思う。昔、小林信彦の『唐獅子惑星戦争』でヤクザの大親分が『スターウォーズ』に大はまり。アメリカからフィルムを取り寄せて毎晩寝る前に2回見ているというギャグがあったが、現在の私はこれに近いものになっている。でもあちらはギャグ、私の場合はリアルなのだ。幾らなんでもこれはちょっとやばいと思うのであるが、いったん、プロジェクターを起動させて映像が出てくるともう抗えぬ。ふらふらとソファーに座って「ふわあ、凄い画質」だと呟いてしまうのだった。

 Silver Running SILVER SIGNATURE HDMIケーブルはこのように一人の人間を廃人に追い込みかねないほどの性能を持っているのだ。ああ、こわや、こわや。

 仕事はまあ、いろいろあった。鳩の糞害に悩まされた物件に日曜日というのに業者さんに来て貰ってネット張り。私はその傍らで糞掃除(笑)。午前中いっぱいかかってようやくネット張り終了。これで鳩のヤローももうこの物件に進入できなくなった訳だ、ざまあみろ、鳩、ぐわははははは、げはははははは。業者さんもどうもお疲れ様でした。

 食ったもの、朝飯にコンビニのサンドイッチとコーヒー牛乳。昼飯に柔麺一把。夕食は母親が出かけていたのでコンビニ弁当。豚の焼肉弁当みたいなので済ませてしまう。本日から人間ドックのために禁酒フェイズに入ったので、お茶だけでガマンする。弁当は思ったより美味しかったけれども量が決定的に足りぬ。食い終わってしばらく考えた後、卵かけゴハンでさらに一膳食べてしまった。まあ、焼肉弁当が750kcal、卵かけゴハンがだいたい300kcalだから合計1,050kcalぐらいなので、食べすぎにはなっていないのだが。なお、ヴァイタミン補給のために白菜の漬物を多めに食べたことも記しておかねばなるまい。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『96時間』を見る。娘を救う、目的をその一点に絞り猛進するリーアム・ニーソンが実にカッコ良い。虚飾を廃したアクションもスマートでこれはセガールあたりの泥臭さとはまったく別種のもの。いや、セガールの泥臭さも嫌いではないのですよ(笑)。たまにはこういうアクションも見たいということなので、決してセガールをけなしている訳ではないので勘違いしないように。福岡の人間である私だって豚骨ラーメンばっかり食っていたら、たまには醤油や塩ラーメンを食べたいとおもう、その気持ちと一緒なのですって、訳分らんわ!

 あの名士宅の地下で行われていた処女奴隷娘オークションはちょっとイメージが古すぎたか。セリに掛けられる処女たちに今時、アラビア風のカッコをさせても仕方あるまい。やっぱりここはメイドとか猫耳とか近代の風俗を取り入れるべきでありましたな。

 ハイビジョン画質は良好。パリの街並みを俯瞰したショットの解像度の高さにびっくり。何か昔の立体写真のようだ。また奥行きの表現も素晴らしい。リーアム・ニーソンの眼窩のくぼみ方がただごとじゃないのである。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。ピストルの発射音やパンチ・チョップの打撃音が異様にリアル。あの打撃は本当に痛そうだ。

 その後、今までちびちびと見ていたWOWOWハイビジョン録画の『クレムリン・レター~密書~』を最後まで。あまりにも人物関係が入り組んでいるため、見ているうちに混乱してくる。実際、ネットで拾った詳細な粗筋を読んでもこの混乱を解消することはできない。トリッキーで非常に巧みな映画であるのは分るが、受容体たる私の頭脳があまり巧みではなかったというお粗末(笑)。

 ハイビジョン画質はあまりコントラストを強調していないおとなしい絵。人物のスキントーンの描写に優れており、各キャラクターに血肉を与えてくれる。音声はモノラル。台詞の押し出しの良さに特徴あり。

 シャワーを浴びて国内盤DVDで『アボット・コステロの凸凹巨人退治』の続き。さて、家政婦のポリーの下で働かされることになったアボットとコステロ。あの喋るハープが「こんなチビデブに出来る仕事があるもんか」と憎まれ口を叩いてポリーに物置に入れられてしまうのがおかしい。この後3人は牛乳で乾杯。一口飲んだコステロが「これはヘンリーの乳だ。ヘンリーもここにいるのか、お姫様もヘンリーも助けなくちゃ」ポリーはそんなコステロに「逃げたいのなら手伝ってあげましょうか」と言っております。この人も元は攫われてきた村娘ですからあわよくば一緒に逃げようと思っているらしい。

 さて、その頃地下牢ではアーサー王子が姫の本当の身分を知らないまま自作の歌を捧げたりしております。「ダーリン、君だけが僕の全て」とか歌っちゃってどうものんきなもの。そこへやってきたコステロ、この歌を聞いて踊りだします。このミュージカル場面が終わって2人に夕食を配るコステロ。姫は「まあ、コステロじゃないの」とびっくり。彼女はコステロに隣の素敵な殿方、つまりアーサー王子に「私の本当の身分を教えないで、私自身を見て欲しいの」と頼みます。アーサー王子も、王子で「あ、君は牛といたコステロ君だね。頼みがある隣の素敵な女性に僕の本当の身分を知らせないでおくれ」だって。何だかなあ(笑)。

 この後、2人はみんなのはからいで中庭でデートであります。お互いの姿を初めて見た2人は「あー、なんて素敵なお方」「おー、なんて美しい女性だ」と大盛り上がり。また「夢は必ず叶うのよー」と歌いだしたのであります。この光景をうっとりと見つめるコステロ。その気になりましてポリーとダンス。ポリーは彼より頭二つ分背が高いのでお世辞にも合っているとは言えませんが、コステロ実に楽しそう。

 翌朝、鶏の世話をするアボットとコステロ。アボットが「金の卵を産む鶏を探すのだ」と鶏の尻をトンカチで叩いて回っている間、鶏の餌作りにせいを出すコステロ。「僕は農家の育ちだからこんなのは得意中の得意さ」というコステロですが、おいおい、君、何を混ぜているんだ、それは火薬じゃないか(笑)。

 さて、この後巨人が戻ってきまして「さあ、朝飯を持って来い」 彼はどうやらまたあちこちから奪ってきたと思しき宝石の袋を抱えております。アボットは欲に目がくらんだらしく「きょ、巨人さん、私が宝石を金庫に入れておきましょう」一方、コステロは巨人のためにオムレツを作り始めますが、なんとフライパンの上で卵がぱんぱん破裂します。あの餌に混ぜた火薬のせいでしょうか。破裂した卵を全身に浴びた巨人は激怒。「卵が食えなくなってしまった。代わりにお前を食ってやる」コステロの頭から塩をぶっかけます。そして彼を串に縛り付けてコンロの上でぐるぐると回し始めたのです。うわあ、コステロの丸焼きだ(大笑い)。あんまり美味しくなさそうだぞ。

 と、その時慌てた様子のポリーが飛び込んできて「巨人様、王子たちが逃げ出してしまいました」 本日はここまで。

 その後前述のごとくプロジェクターを再起動。午前2時過ぎまで『マッケンナの黄金』を見ていたのである。就寝午前2時半。

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