« 3月25日(木) ブルーシャトーは遠くにありて想うもの | トップページ | 3月27日(土) 「指圧に慣れれば彼女は」 »

2010年3月27日 (土)

3月26日(金) SWATは遠くにありて想うもの

 と犯罪者が。ようやくSFシリアル 『Zombies of the Stratosphere』の輸入盤DVDが到着。発送が現地時間の3日だったから3週間以上掛かったことになる。同時に発送されたブルーレイの方は3月10日、つまり約一週間で到着したというのにこの違いは何なのだろうと箱を開けてみたら、「どしゃー、また某国の某空港で水没だよ、ジャケットが水を吸ってぐにゃぐにゃだよ」・・・なんてことはなかった。その代わりDVDがケースの中で留め具から外れてからから鳴っていたという(笑)。当然ながらディスクの裏は傷だらけ。

 ブルーレイソフトなら直ぐに交換(というより新品代替品の要求だな)を申し入れるところだが、まあ、『Zombies of the Stratosphere』ですからな、酷いノイズが入るとか、場面が飛んでしまうなどということがない限り、傷だらけでも一向に構わないのです。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯に昨日と同じ丸天、生卵入りうどん。がすがすと一味唐辛子を掛けてはふはふやると意外なほどに美味しい。夕食はマグロの刺身、大根・玉ねぎ・油揚げの味噌汁。牛丼。ビール一缶飲んで〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイで『フォークリスマス』を見る。ヴィンス・ボーン、メリー・ウイザースプーンのカップルが濃霧のためにクリスマスのバカンスへいけず、仕方なく双方の離婚した親、つまり四つの家を渡り歩きクリスマスを祝うハメになるというロマンチックコメディ。ヴィンス・ボーンの方は父親が極端なマッチョで、母親はヴィンス・ボーンの幼馴染と濃密なラブシーンを見せ付ける。メリー・ウィザースプーンの家族ははっきり言ってみんな色ボケという双方共に困った家族で、2人は散々な目に会うのだが、このクリスマスをきっかけに自分達の関係を見つめなおすことになるというお話である。

 これも一種の「クリスマス・キャロル」の物語なのだが、まあ、とにかくアメリカの濃い家族関係をこってこてに描いていて、これはもう大阪人情喜劇の如し(笑)。濃密なカルピスを飲まされたようで、あまり私の好みには合わなかったようだ。

 ハイビジョン画質は良好なのだが、DVD-A1UDのエンハンサー、シャープネス高域・中域を一杯に上げた例の設定では登場人物たちの肌がもう汚い、汚い。女性陣などもう気の毒なくらいでメリー・ウィザースプーンも10歳ぐらい老けて見えてしまうのであった。まさに「見えすぎちゃって困るの」状態であります。

 サラウンドはドルビートゥルーHD。音圧が低く通常より4ノッチ上げる必要があった。台詞の定位がとても良く、BGMの品位も素敵に高い。

 その後WOWOWハイビジョン録画の『リプリー 暴かれた贋作』を見る。1時間ほど見て残りは後日と思っていたのだが、あまり面白いものでついつい最後まで見てしまったのである。死体の扱いなど、現実的に見ればすぐばれてしまう穴だらけの映画なのであるが、人間の弱さ、強欲さ、狡さを積極的に使っていく脚本・演出にぐいぐい引っ張りこまれてしまう。キャラクターもみんな魅力的で特に主人公リプリーが恋する貴族のお嬢様、エロイーズを演じたジャシンダ・バレットが抜群に良い。彼女を希代の悪女に設定することで割と古風なストーリーに現代的なスピード感を付与し得ているのである。

 ただ、ちょっとファック描写が激しすぎましたな(笑)。観客にあんなにバコバコファックのお嬢様がいるものか、このお嬢様は少し怪しいぞというイメージを与えるのがちょっと早すぎるのであります。だから仕掛けが早期にバレてしまい、ラストのサスペンスが損なわれてしまっているのですな。

 ハイビジョン画質は良好。暗部の描写に物足りないものがあるけれども、街並みの立体感などなかなかのもの。ただ、ディテール、輪郭を思いっきり強調している今のセッティングだと一部で斜めの線にジャギーが発生することがあった。ソースダイレクトの1080i出力とはちょっと相性が悪いのかも知れない。

 音声はステレオ。サラウンド感に不足はなく、また重低音も意外なほど迫力があった。

 シャワーを浴びて午後11時過ぎから輸入DVDで『Zombies of the Stratosphere #1 The Zombie Vanguard 』を見る。タイトルが出てぐいーんと飛んで来る砲弾型のカッコいい宇宙船。中には3人の愉快なおじさんじゃなかった、宇宙人たちが乗っているようであります。あれ、次の場面ではこの宇宙人が水中で梯子を上り下りしているぞ、一体これは何なのだろう。

 さて、オープニングが終わっていよいよ本編の開始であります。砲弾型宇宙船が猛スピードで飛んでおります。その機影は合衆国レーダー網にキャッチされておりまして、直ちに今回の作品のヒーロー、ラリー・マーティン(ジャド・ホールドレン)の研究所へ連絡されます。この時彼と一緒にいるのが盟友ボブ・ウィルソン(ウィルソン・ウッド)、紅一点のスー・ディヴィス(アリン・トゥーン)、そして防衛局のお偉いさん、スティール(クレイグ・ケリー)。ラリーは宇宙船をロケットスーツ(出た、出た、出ましたよ)で追跡することを決意します。

 一方、その宇宙船、モランコ丘に着陸、レーダーの追跡を逃れます。それを聞いたラリー、ロケットスーツを身に着けてしゅぱーっ、大空に舞い上がったのでした。

 宇宙船の着陸場所にトラックがやってきます。乗っていたのは2人の地球人ギャング。ロス(ジョン・クロウフォード)とシェーン(レイ・ボイル)であります。そして宇宙船から偉そうな宇宙人が降りてきました。彼は宇宙人の部下、シェーンに「宇宙船から荷物ば降ろしやい、トラックに積んで洞窟に運ぶったい」

 荷物を降ろした宇宙船、また離陸してどこかへ飛び去ってしまいました。ラリーは宇宙船を追う事が出来なかったのですが、例のトラックを発見。急降下してトラックの屋根にヘッドスライディングで着陸します(笑)。何か怪しい奴が屋根に乗っかった!びっくりした偉そうな宇宙人は「木の枝ば使って叩き落さんね!」わざと木立を縫うようにして走るトラック。偉そうな宇宙人の狙い通り木の枝に叩かれてトラックの屋根から転落してしまいます。ラリーは再び離陸して後を追おうとしたのですが、なんとロケットスーツのスイッチが故障。トラックを見失ってしまったのです。

 ラリーを叩き落したトラック、いったん停車。そこには別の乗用車に乗った部下が待っていました。偉そうな宇宙人は「おいとロスはこれからハーディング博士の研究室にいくばい。トラックはそのまま洞窟に向かいやい」博士の屋敷についていきなり研究室へ乗り込む偉そうな宇宙人とロス。ハーディング博士はびっくりして「お前はロス、一体ここで何をしているのだ、それにこの偉そうなおっさんは誰なんだ」偉そうな宇宙人、偉そうに名乗ります。「おいの名前はマレックス(レーン・ブラッドフォード)、火星人たい。おいは博士の助手のシェーンとロスにコンタクトしてこの機会ば狙っとったと」

 いきなり火星人が家にやってきてパニック状態のハーディング博士。ま、そりゃそうなりますわな(笑)。

 マレックスは「あんたはおいたちの計画ば手伝ってもらうけん」ハーディング博士は「なんで私が君たちの手伝いをしなくちゃならんのだ」にやりとするマレックス。「ほー、よかとや、そんな口ば聞いて、おいは知っとうとぞ、あんた、原子力技術ば敵国に売りよろうが。それば政府にチクッたらどげんことになるかねえ」博士はがっくりして「はい、分りました。手伝わせて頂きます」だって(笑)。「それで具体的に何をすればいいんですか」

 マレックスは持参した星図を広げます。「火星の軌道は太陽から遠すぎる、だけん、もう火星の生態系が駄目になりようと。それでいっそ、地球の軌道と取り替えようやないかということになったったい」「えーっ!」仰天する博士。「おいの計画は地球に大水爆を仕掛けてこの軌道からはじき出すこったい」「そんな、それじゃ、地球は壊滅するじゃないですか」「あんたたちは火星に来ればよか」

 「大水爆の資材は火星から運んで太平洋の海中基地とある洞窟に隠してある。あんたにはウラニウムや鉄を調達してほしか。あ、この研究所も大水爆の組み立てに使わせて貰うけんね」

 場面はその洞窟へ移りまして、火星人の部下が大水爆用の資材が入っていると思われる箱を運んでおります。洞窟の隅に梯子がありまして、これが水中へと降りていくようになっております。火星人は箱を担いで水中へ。なんでも火星は空気が薄いので水中でも30分は行動可能なんだそうで。うわー、本当に素もぐりだよ、役者さんも大変だなあ。

 この水没した洞窟から秘密の梯子を使って別の部屋にいけるようになっているのですな。その部屋に資材を隠しているのであります。

 さて、洞窟にマレックスが戻ってきました。彼はシェーンとロスを呼んで「新しい任務たい。ハーディング博士によると本日、ウラニウム輸送列車が近くば通るげな。お前達は人数を集めてパラルタジャンクションで列車ば襲ってウラニウムを奪うったい」マレックスは誰が作成したか知りませんが鉄道路線図を2人に見せて説明します。終了後、シェーンに命じて路線図を燃やして証拠隠滅というさすがに火星人、やることにそつがありません。

 この後ようやくラリーの再登場。ボブにスイッチを修理して貰ってまた大空へ舞い上がります。彼はなんと、トラックの屋根に発信機をくっつけていたのです。その電波を追ったラリーはすぐにトラックと洞窟を発見。潜入するのでした。えー、この時洞窟には誰もいません。幾らなんでも無用心と思われます(笑)。ラリーは好き勝手に部屋の中を調べ回り燃やされた紙を発見。研究所に持ち帰って赤外線識別機に掛けると鉄道の路線図であることが判明したのです。スーが「パラルタジャンクションとゴメスサイティングに印がつけてあるわ、ここで何か起こるのよ」

 彼らは二手に別れて現地へ向かうことになります。パラルタジャンクションにはボブとスー、ゴメスサイティングにはラリーが向かいました。

 ところが大変なことになってしまいました。パラルタジャンクションではすでに列車が奪われていたのです。それを防ごうとしたボブ、何しろ相手が4人もいるものですから多勢に無勢、ぶん殴られて失神してしまいます。シェーンたちはその彼を手錠で貨車の屋根に拘束してしまったのでした。列車はスピードを上げて驀進します。機関士が窓から顔を出しました。この人はギャングたちによって脅されているのでしょうか。

 ラリーはスーから事情を聞いて追跡を開始。たまたま駅においてあった戦車、何でも農家の皆さんがトラクターに改造しようとしていたらしい(笑)。これに乗り込んで猛スピードで列車の後を追うラリーです。このあたりの迫力、低予算のシリアルとはとても思えないもの。リパブリックもやる時はやるんです。

 ギャング達は追ってくるラリーに気づいて「わあ、大変だ、逃げろ」列車からみんな飛び降りてしまった。根性のない奴らですなあ。ラリーは戦車を列車に併走させて、乗り移ります。貨車の屋根に登ってボブの手錠を外したのですが、列車はそのまま暴走を続けて降ります。このままでは次の駅に突っ込んでしまうということで、鉄道工夫がポイントを切り替えてしまいました。その先の線路は途中で途切れてしまっています。列車は猛スピードで突っ込み轟音と共に脱線してしまいました。転げ落ちる貨車、続きます。

 その後録画しておいた「タモリ倶楽部」などをだらだら見る。就寝午前2時半過ぎ。

|

« 3月25日(木) ブルーシャトーは遠くにありて想うもの | トップページ | 3月27日(土) 「指圧に慣れれば彼女は」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3月26日(金) SWATは遠くにありて想うもの:

« 3月25日(木) ブルーシャトーは遠くにありて想うもの | トップページ | 3月27日(土) 「指圧に慣れれば彼女は」 »