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2010年3月 5日 (金)

3月4日(木) 東條・東條人

 「クトゥルー神話はトウチョ・トウチョ人の駄洒落で太平洋戦争を予言していたんだ!」「な、なんだってー!」ヤフオクでの販売に備えてLDのダビング続行中。いやあ、本当に様々な種類のLDを買っていてダビングをしているといろいろなことが思い出されて実に懐かしい。例えば「ローリング・イン・ザ・スカイ2 F/A-18 ブルーエンジェルス」 ブルーズがA-4 スカイホークから当時の最新鋭機F/A18ホーネットに機種改変、その訓練と最初の数回のエアショーを追ったドキュメンタリーである。

 ファースト・ソロが離陸直後に見せる車輪を降ろしたままのロール、「ダーティ・ロール・オン・テイク・オフ」はA-4時代だと時としてロール終了後に車輪が滑走路をカスることがあったという(笑)無茶苦茶な技。これがF/A-18だと随分高度を取るようになって(いや、それでも超低空には変わりないのだが)、「ブルーズの芸もヌルくなったもんだのお」と嘆息させられたものであった(エッえらそうに)。

 ただ、その代わり、A-4に比べてエンジン出力が格段に大きくなったため、ダイヤモンド編隊が車輪を降ろしたままループを行う「ダイヤモンド・ダーティ・ループ」などのパワーを生かした新技が追加されたのだが(LDライナーより)

 『ブルー・エンゼル』(『BLUE ANGELS THRESHOLD: THE BLUE ANGEL EXPERIENCE 』 これもブルーエンジェルス。F-4時代のブルーズを追ったドキュメンタリー映画で日本でも75年に公開された。F-4時代のブルー・エンジェルスをたっぷり楽しめる貴重な映画で、国内ではLD、VHSソフトのみの発売だったはず。本国アメリカではDVDが発売されているようだがアマゾンでも中古品の取り扱いしかない。

 だから好きものの人が高値で買ってくれるのではないかと期待しているのだが・・・、あはは、駄目ですか。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、朝飯にコンビニの調理パンとコーヒー牛乳。昼はスパゲティミートソース、アンリミテッドランチの日でもないのに結構な量を食べてしまった。反省、反省。夕食は出来合いのおでん、やきとり、付け合せでキャベツをたっぷり。すこし物足りなかったので冷蔵庫にあった焼き豚をレンジで温めキャベツのたれをぶっかけてつまみにする。博多万能葱刻みをたっぷり振りかけ芥子をつけながら食うとこれが案外にいけるのだ。

 ビール一缶、ゴハンは食べず。〆のコーヒーは如例。

 その後WOWOWハイビジョン録画で『誰も守ってくれない』を見る。容疑者の家族に対するフツーの人々の悪意、これがいつの間にかネット社会の暴走が始まり、ついには薄汚いオタク共の腐れた悪意にすり替わってしまう。このあたりの目線のブレがどうにも理解しがたく、まったく共感できない映画であった。刑事を襲うオタクたちは典型的なオタクファッションで、あからさまな偏見を感じさせ、不快感すら覚えるほど。邦画は未だにこういうステロタイプなオタク像から逃れられないでいるようで、そういった意味ではあの『七人のおたく』の方が余程まし。

 (註 私は『七人のおたく』を評価している訳ではない。むしろ最低映画の一つだと思っているくらいなのだが)

 またあり得ない場面が頻出するのも大きな欠点。いくらマスコミに追われて匿う先がないからと言って家族と別居中の中年男性の刑事が自分のアパートに15歳の少女を連れていくか。それだけでもヒドイのに、少女を親しいカウンセラーの家に連れていき、この時落ち着かせるためといって女性カウンセラーが薬を飲ませる。ありえん、ありえん。未成年で家族の同意もないのに薬を飲ませるなんざ言語道断。人権派の弁護士さんが黙っちゃいないぞ(笑)。

 またあのペンションの場面も疑問だらけ。ペンションの経営者夫婦という第三者がいるところで容疑者でもない未成年の少女にあんな高圧的な取り調べ方をするのか。あの彼氏の扱いも理解しがたい。二人を一緒の部屋に泊めて監視もつけず結局逃げられてしまう。そんなアホな警察がおるか(笑)。実はこの彼氏、少女を気遣うフリをしながらネット仲間と共謀して少女をテレビカメラを仕掛けたホテルの部屋へ誘い込み、ネットでリアル中継しようとしていたという・・・。この仲間がホテルの部屋にカメラを仕掛けて配線をモールで隠すのだ。もう電気工事の人みたいである。

 佐藤浩一の刑事はこの彼氏を捕まえる。「少女はどこだ」「あっちのホテルです」「そうか!」一人で走り出すという・・・(笑)。彼氏捕まえとかんかい、ウソつかれてたらどうするんだ。

 こんなに作劇に齟齬があっては、問題提起もままならぬ。

 ハイビジョン画質はおおむね良好。ただ、スキントーンの描写で諧調推移部分に緑のノイズが出ることがあった。音声はステレオ。十分なサラウンド音場を形勢してくれて5.1チャンネルなみの品位である。

 その後今までちびちび見ていた『或る夜の出来事』を最後まで。ボーイ・ミーツ・ガールの非常にチャーミングな映画であり、定石のストーリー展開が心地よく、またテンポの良い会話が古臭さを感じさせない。ほぼ同じストーリーでリメイクしても十分に現代でも通用するのではないか。

 ちょっと気になったこと。ヒロインと最初に結婚することになっていたプレイボーイ、字幕では結婚式会場であるヒロインの屋敷に「飛行機」で降りるとなっていた。いくら大金持ちの屋敷だからと言って滑走路があるのはおかしいのではと思ったので注意して台詞を聞いてみると、飛行機は飛行機でもオート・ジャイロだったという。まあ、それなら短距離で離着陸できるから大層な滑走路はいりませんわな。ここの訳はもう思い切ってヘリコプターにした方が良かったのではないだろうか。

 モノクロハイビジョン画質はやや不安定。良い場面では透き通るような美しさを見せてくれるものの、数箇所がっくりと画質が落ちる場面がある。

 シャワーを浴びて「ハナシがうごく!―笑酔亭梅寿謎解噺4: 田中啓文」を読む。梅寿が人間国宝!という件に腹を抱えて笑う。そりゃ、いくらなんでもムチャクチャですがな。午前12時過ぎからプロジェクターを再起動させて「ガス人間第一号舞台版」を一時間ほど。中山エミリのコメディエンヌぶりが楽しい。

 就寝午前2時半過ぎ。

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