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2010年4月23日 (金)

4月22日(木) 『ユニセックスからの物体 X』

 物体Xは女性にも男性にも変身できます。月刊HiVi 5月号。巻頭特集は100インチシネスコカーブドスクリーンを入れるために引っ越したというAVマニアの紹介。10畳のワンルームマンションをそのままシアタールームに仕立てた豪華な専用室。すげえなあ、羨ましいなあとため息をついていたのだが、記事を仔細に読んでいくとちょっと怪しいところが(笑)。

 「以前は12帖のリビングでAVシステムを組んでいた」これはいいのである。「家族と同居していた頃はアナモフィックレンズに触られて位置が変わらないようにカバーを掛けて対策していた」うーん、レンズを弄ったりするということは、お子さんのことなのかな。するとこのワンルームマンションはセカンドハウスなのかなと思ったのだが、「寝るときは普段は台所に押し込んである折りたたみベッドを出してくる」「食事は外食なのでスペースに不自由はない」ということはセカンドハウスではなく、ここに住んでいるのだ。

 昔は家族で住んでいて今は一人暮らし。部屋見取り図にも「1LDK独身貴族専用シアター!」というキャプションが付けられている。ひょっとしたらこの人は<ここから完全な想像。想像と言っても妄想に限りなく近いもの>AVをやりすぎて奥さんから三行半を突きつけられて家を出る羽目になったのではないか。そしてどうせ家を出るならもっと徹底的にやっちゃえということでこのシアタールームを作ったのではないか。

 まあ、アナモフィックレンズを触る家族をお子様限定にしたからこういう想像をしてしまうのであって(笑)、ご両親・ご兄弟と考えればなんてことはないのですがね。独身の男性が実家を離れて少々奇矯な一人暮らしを始めただけということになりますから。

 仕事はまあ、いろいろあった。これでオシマイ(笑)。食ったもの、昼飯にゴハン一膳とソーセージの焼いたの4本。ゴハンは炊き上がり後19時間経過だがまだまだ美味しく食べられるぞ。夕食はカツオの叩き、ネギトロ、餃子、生野菜、豚肉とゴーヤの炒め物。ビール2缶、ゴハンを一膳。〆のコーヒーは如例。

 その後レンタルブルーレイの『フォース・カインド』を見る。アプダクト事件を題材に取ったフェイクドキュメンタリーというか、フェイクの事件をフェイクの実際の映像(笑)を交えつつ、ミラ・ジョボボボボボボボビッチ主演で再現してみせたというややこしい映画である。アプダクト事件にまつわる奇妙な出来事を心理学者の狂気によるものではないかと思わせつつ、真相をぼかして観客に真偽の判断を任せるという構成が上手い。

 でもなんですな、これだけ手を尽くして映画にしても結局アプダクト事件というのはミョウチキリンなものであるというイメージから逃れられないですな。ディテールを攫えば攫うほどその奇妙さが増幅されハイストレンジケースにカテゴライズされても不思議ではないほどで、やっぱり円盤が光線を使って人を屋内から攫うなんて真面目な顔で言われたら、「あんた、アホか」と言われるに決まっていますからな。

 ミラ・ジョボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボビッチが寝室で口述していたテープを聞き返してみると、突然彼女の悲鳴が聞こえる場面では飛び上がるほど驚いたが、その後に聞こえてきたものがいけない。「アンドレ、カンドレなんとか」って宇宙人語(後からシュメール語であることが明らかにされるが)かよ!「たけしの超常現象スペシャル」かよと大笑いしてしまった。

 ハイビジョン画質はなかなか高品位なのであるが、この前見た輸入ブルーレイ『ディファイアンス』あたりと比べるとどうしても見劣りしてしまう。森の木々の立体感などまったく敵わないのである。サラウンドはDTS-HDマスターオーディオ。スピード感のある低音がグッド。催眠治療で被験者が絶叫する場面の迫力がたまりません。あまりヴォリュームを上げると近所の人から何事かと思われて通報されることでしょう。

 その後今までちびちび見ていたWOWOWハイビジョン映画の『ホルテンさんの初めての冒険』を最後まで。冒険とはこれまた大げさなタイトルで(笑)、実際は列車の仕事一筋に人生を過ごしてきたホルテンさんが定年退職。それをきっかけに今まで接点のなかった人との出会いや、奇妙な出来事に巻き込まれるという映画である。

 ヨットの商談のために友人に会いに空港へ行ったら行方が分らずえんえんとたらい回し。挙句に誘導路でパイプに火をつけたために拘束され肛門検査までされてしまったり、路上で寝ていた老人の目隠しドライブに付き合ったら老人が突然死したりとさりげないけれどもくすくす笑えるようなエピソードの羅列が実に楽しい。

 ハイビジョン画質は秀逸。コントラストが高く雪原の白さが目にまばゆいばかり。暗部も綺麗に沈んでおり安心してみていられる。音声はAAC5.1チャンネル。列車の走行音などここまで聞かせる必要があるのかと思われるほど音の情報量が多い。

 シャワーを浴びてお酒。プロジェクターを再起動させてWOWOWハイビジョン録画の『ガメラ対バルゴン』を30分ほど。そのあまりの画質の良さに「どうして東宝特撮はこの画質が出せないんだ、ゴジラ、完璧にガメラに負けとるぞ」と叫んでしまう(ウソ)。

 就寝午前1時過ぎ。

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